
| 懸念材料解消で急反したが上値の重さは変わらず…焦点はFRBの政策 |
おはようございます。気温が上がっているのか、朝から霧が立ち込め、生駒のお山も見えません。もう春なんでしょうかね〜?
さて、市場にとっての当面の懸念材料は、棚上げされたようです。 ギリシャのソブリンリスク問題は、「ユーロ加盟国政府が支援することで原則合意した…」と伝えられ、落着しそうな情勢になってきました。また、今晩行われる予定だったバーナンキFRB議長の議会証言も大雪のため延期され、代わりに準備原稿が公表されることになりました。ただ、ギリシャ問題に一時的に蓋がされたとしても、ポルトガルやもっと負債規模の大きいスペインの債務問題も残っていますから、この問題は解決したとはいえないようです。本来的には長期的な問題と考えておく必要がありそうです。 また、バーナンキFRB議長の議会証言も延期されたとは言え、証言の要旨は公表されますので、その内容いかんでは、再度、波乱の要因になるかもしれません。ただ、FOMCでの政策の現状維持への反対者が初めて出たこと、経済専門誌が政策変更のスケジュールを伝えるなどし、事前にアナウンス効果を高め、市場のショックを和らげるような措置がとられており、現在はそれを織り込みつつあるといえるのかもしれません。
昨日の米国株は、ギリシャ問題が解決に一歩近づいたとの観測から、買戻しが先行し、大幅反発して始まりました。また、バーナンキ議長の議会証言が大雪のため延期されたと伝わると、当面の懸念材料が先延ばしになった、としてさらに買い気がつよまり、ニューヨークダウは一時230ドル以上上昇。1万100ドル台を回復する場面もありました。ただ、高値圏では戻り売り圧力も強く、上げ幅を圧縮したものの、結局、主力3指数とも1%を超える上げ幅で急反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億5380万株増の12億3860万株。好材料の出現に売りが手控えられるなか、買い戻し先行で上げた、という格好でしょうか。騰落状況は、値上がり2385、値下がり666とほぼ全面高商状。
この日のニューヨークダウは、当面の下値支持線に届いていたところに、ギリシャのソブリンリスク問題が解決しそうとの好材料が飛び出し、買戻しなどから急反発しています。また、ユーロが投機筋の買戻しから急伸し、ドルが売られたことから資源価格が上昇。これを受け資源株が上げたことも指数の上げに寄与しました。ただ、以前から指摘してきた、上値の「吊り天井」に接近したことや、目先の抵抗線である5日線に届いたことから売り物が増加。結局、1月末につけた安値を上回れずに終わっています。すでに、13週線や25日線など主要な移動平均線が下降に転じ、下落圧力を強めていることから、当面は、昨年7月安値から引き上げた下値支持線との間でレンジ相場に移行するのではないでしょうか。FRBが金融政策の転換を表明するときが、金融相場から業績相場への転換点になるかもしれません。もう少し、下値固めの推移を見たいところです。
9日の米国株 ニューヨークダウ 1万0058ドル64セント +150ドル25セント (1.52%)
NASDAQ総合指数 2150.87ポイント +24.82ポイント (1.17%)
S&P500 1070.52ポイント +13.78ポイント (1.30%)
CME日経平均先物 (ドル建て) 1万0040円 +100円
(円建て) 1万0020円 +80円
米国10年もの国債金利 3.6330% +0.4100%
WTI原油 73.78ドル +1.89ドル
GOLD 1076.70ドル +10.3ドル
米国株はギリシャ問題の緩和を受け急反発、CME日経平均も当面の懸念材料が払拭されたことで、大証先物終値を上回り、1万円大台を回復して終わっています。事態の好転をみてユーロが買い戻され、円、ドルが売られましたが、対ドルで円相場は依然89円台後半の動き。一時、89円90銭台に軟化していますが、今日の国内市場で90円には居ることが出来るかどうかがポイントになりそうです。ユーロ問題は小康状態を取り戻しましたが、今回のユーロ売りで投機筋は大きな利益をあげたましたが、市場全般に国家債務への懸念が増幅されており、次にどの通貨が狙われるかが懸念されます。PIIGSを考えると、再度ユーロ売りも考えられますが、為替に関して政府が無頓着な円に対する攻勢もないとはいえません。十分注意して流れを見たいところです。
本日は、先物の買い戻しに加え裁定買いも活発化し、反発してのスタートが予想されます。ただ、先行き懸念は強く、投資家の手控えが続く中、為替、GLOBEX米国株先物を見ながらの先物リードの流れには変化は無いものと思われます。今週末のSQへ向けた動きも活発になりそうで、1万円大台をめぐりオプション決済をめぐる先物売買が株価の動きを左右しそうです。指数が堅調に推移しそうですので、各論相場がつよまり、好決算ものが買いなおされる動きが強まりそう。(しばらくは方向感のつかみづらい流れが続くので、全力投球は避けたい)
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| 売られすぎ警戒の先物買戻しで、下落幅を圧縮したが、結局、4日続落… |
急用で外出していました。やっと帰りつきましたので、今から急いで書きます。
9日の日経平均株価は、18円92銭安の9932円90銭、TOPIXは1.44ポイント安の881.57と、ともに4日続落して終わりました。出来高概算は20億7470万株、売買代金は1兆3680億円と、ほぼ前日並の薄商いでした。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは81、RSIは27、25日線かい離はマイナス5.65%でした。今日終値での日経平均25日線は1万527円。だんだん下落ピッチが早まってきました。指数的にはもう一息の所ですが、良いところに来ると変な戻りをして数字を上げてしまいます。
さて、今日の相場ですが、米国株安に加え、円高やCME日経平均先物安など相場環境の悪化が続いていることから売りが先行してスタート。先物の売り攻勢が強まったことから裁定解消売りも多発。一時9860円台まで売り込まれました。その後は、中国株が反発したことや、GLOBEX米国株先物がプラス圏で推移していたことにくわえ、この日で4日続落になることから、売られすぎのリスクが高まったことから先物の買戻しが増加。引けにかけ下げ幅を圧縮して終わりました。ただ、前日引け値付近になると先物売や裁定解消売りがでて株価を圧迫。結局、前日比でプラス圏に浮上することは出来ませんでした。
この日も日経平均は下落して終わりました。テクニカル的には、昨年11月前半の踊り場に到達したことから目先的な買戻しが入ったものと思われます。ただ、強力な抵抗ラインと見ていた200日株価移動平均線(9942円に位置)をキープできずに終わったことは、相場の弱さを暗示しているように思われます。週単位で見ると、13週線はまだ上昇しているものの、26週線は下降を始めており、どうしても上値の売り圧迫が強まる格好になっています。引けにかけ、順調に値を戻しながら、結局、マイナスで終わったのも、26週線が下落に転じ上値圧迫を強めている折から、上値余地(今日現在え1万169円)があまり無いことも、買いあがる姿勢を弱めているようです。
日本株の場合、株価の方向が、為替や海外の景気、海外投資家の動向など、市場外部要因に左右されるだけに、テクニカルな予想が建てにくいことも予想を難しくしています。海外市場は、オーストラリアを訪問していたトリシェECB総裁が急遽ECB理事会に出席することになったことで、ギリシャ救済の何らかの策が打たれるのでは…として、海外株が反発。GLOBEX米国株先物も50ドルを超える上昇になっていることから、リスク資産買いが再燃、円は89円台後半に軟化しており、明日の相場に期待をつなぐ格好になっています。
ただ、日本株にとっては、欧州のソブリンリスクと並んで、明日おこなわっれるバーナンキFRB議長の議会証言も目を離せません。米国の経済の状況から見て、金融政策の手直し(出口政策への着手)はできない、との観測が多いようですが、これまで全員一致で金融政策を決定してきたFOMCが、前回の開催で、利上げを主張した理事がでる、という大きな変化がありました。FRBはいろんな現象を通して市場にサインを送っていますが、今回、全員一致を見なかった、ということは、もしかしたら市場に送るサインだったのかもしれません。明日行われるFRB議長の議会証言で、もし政策変更に言及したとしたら…。そして、そのときの市場の反応は? 「PIIGS」の債務問題ばかりが注目されますが、日本でも米国でも債務の状態が悪化しているのは同じ。市場がもし、米国だって、日本だって危ないじゃないかと思い始めだしたら、米国の国債だって無事で済むはずはありません。FRBとしては、そういう事態にならないように早めに手を打つ必要があります。まあ、なめてかからない方が良いと思います。
当面の米国株については、今日の朝も書きましたように、昨日の下落で、当面の下値支持ラインまで到達。今後は、このラインの下値支持力の強さを試すことになります。GLOBEXの米国株先物を見る限り、このライン上から反発しているように見えますが、まあ、ECB理事会にあまり期待を抱きすぎて、先週末のG7のように肩透かしを食うことが内容にしなければなりません。まあ、とにかく、景気の二番底、FRBの利上げ、中国の金融引き締めによる景気減速、PIIGSのソブリンリスクなど、懸念材料は山積し、市場には弱気が満ち満ちています。こんなときに、相場が大きく崩れるとは考えにくいもの。まあ、今晩以降の米国株の動向をじっくり見させていただきましょう。ただ、日本の場合は、国内投資家が強気にならない限り、指数は、先物業者と裁定業者の思いのまま。あてにはなりませんから、各論で勝負するしかありません。ナントカ、為替が90円台を回復してほしい。
今日は、あまり考えずに書いています。分かりにくかったらごめんなさい。
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| FRBの金融政策手直しへの懸念強まる…中間反落相場はいずれ上がる |
おはようございます。三寒四温といいますが、今日は暖かい朝でした。こころなしか、外で泣いている鳥の声も甲高いようです。春は一歩ずつ近づいているようです。
さて、週明けの米国株は、欧州のソブリンリスクや金融政策の手直し(出口政策への着手)懸念が市場を圧迫し、売り先行でスタート。ユーロが持ち直したことから資源価格が上昇したことを受け、資源株やディフェンシブ株が買われ欧州株が反発したことを好感。一時はプラス圏に浮上する場面がありましたが、10日に開催される議会証言で、FRB議長が出口政策について言及する、と伝えられたことから、景気の先行きへの懸念が高まり、引けにかけ売りが先行。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4億7740万株減の10億8480万株と市場エネルギーは減少。見送り気分の強い展開だったように思われます。また、騰落状況は値上がり1077、値下がり1957と、前週末に続き、売りが優勢でした。
この日は、主要な経済指標や、注目企業の決算発表も無く手がかり材料に乏しい展開。そのなかで、週末に行われたG7で欧州ソブリンリスクへの何らかの対策が打ち出されるとして、週末の市場で引けにかけて急伸した分への失望売りがでて反落しています。米国の金融機関も「PIIGS」に対し債権を抱えているのではないかとの疑念から、金融株が売られています。また、一部有力情報誌が、FRBの金融政策手直しのスケジュールを伝えたことから、10日行われるバーナンキFRB議長の議会証言で、危機対応の超金融緩和策の手直しについて言及されるのではないか…として、早すぎる政策手直しへの懸念が台頭したことも売りを加速する原因になったようです。一方、住宅市場の改善を見込み、モルガンスタンレーが投資判断を引き上げた住宅大手ホームデポや市場予想を上回る決算を発表した玩具大手ハズブロが買われるなど、好材料には積極的に反応しています。
この日の米国株は、欧州ソブリンリスクへよりも、FRBの出口政策着手への懸念を強めていたようです。このところ、昨年3月からの過剰流動性を背景にした上昇相場を支えてきた金融株の下落が目立ってきたことも、政策手直しによる流動性の減少を懸念しているように見受けられます。一方、この日の下落率をみても景気敏感株が多いNASDAQ総合指数の下落率が少なく、相場全般は景気感応度を強めつつあるように思われます。今回の調整は、相場が過剰流動性を背景にした「金融相場」から、景気回復を背景にした「業績相場」へと移行するときに現れる「中間反落」と見るのが正しく、一部に言われている景気の2番底や、1929年の大恐慌時に現れた中間反騰が終わり、さらに下値が切り下がる…というものとは違うものと思われます。当面、下値模索の動きが続くことが予想されますが、上昇時にステップを固めながら上昇していることから、よほどの悪材料でも出ない限り急落する懸念は無いものと思われます。
下値については、先月23日の書き込みでチャートを掲載。このなかで、26週線と昨年7月安値から引き上げた支持線がめどとなる…としましたが、昨日のニューヨークダウもほぼこのラインで抵抗しており、ここで値固めが出来るかどうかが当面のポイントになります。週末の安値を下回らなかったことは、プラスに評価しても良いのではないでしょうか。もう少し、この抵抗線での反応を見たいところです。
8日の米国株 ニューヨークダウ 9908ドル39セント −103ドル84セント(1.04%)
NASDAQ総合指数 2126.05ポイント −15.07ポイント (0.70%)
S&P500 1056.74ポイント −9.45ポイント (0.89%)
CME日経平均先物 (ドル建て) 9895円 −65円
(円建て) 9870円 −90円
米国10年もの国債金利 3.5920% +0.4600% ←FRBの政策手直しを懸念
WTI原油 71.66ドル +0.46ドル
GOLD 1065.70ドル +13.50ドル
米国株は反落、CME日経平均先物も下落し。9800円台の植わり値になっています。一時、買いなおされたユーロも米国株の下落で再び安全資産買いが強まり、円、ドルが上昇。対ドルでも円は一時89円10銭台まで上昇しています。今日の日本株も、為替、GLOBEX米国株先物を見ながら、先物売買にリードされる方向感のない展開になりそうです。200日線への接近から、下値抵抗も強まりそうで、今日は先物の買い戻しなどからやや反発するような動きも期待でできそうですが、上値の圧迫感は依然強く、結局、先物売→裁定解消売りから多いな動きは出来ないのではないでしょうか。このところ、ドルが強含むなかで、シカゴIMM通貨先物市場で対ドルでの円買いポジションが増加しており、円高の進行が懸念されます。政府や金融当局からの何らかのけん制の動きが必要なところに来ていると思うのですが…期待するだけ無理か? 以前から書いているように、指数は裁定取引という背後霊を抱えており意識するだけ疲れる…。大きく崩れなければ良し、として各論で勝負。何度も書きますが、高進捗率銘柄の押し目買いを愚直に続けること…。
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| 方向感のつかめないまま、先物と裁定解消売りで押し幅拡大…懸念は今晩の米国株 |
週明け8日の日経平均株価は105円21銭安の9951円82銭、TOPIXは8.77ポイント安の883.01と、ともに3日続落して終わりました。週明けで手がかり材料が少なく、出来高は190区9660万株、売買代金は1兆2900億円と、ともに前週末に比べ、減少して終わっています。また日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは85、RSIは27、25日線かい離はマイナス5.7%でした。今日終値現在の25日線は1万566円で、下降トレンドが継続中。不透明材料が相次ぎ、模様眺め気分が強まるなか、先物リードで売られた、という格好でしょうか。
今日は、週末のCME日経平均先物が1万円大台を割り込んで終わっていたことや、ユーロ安の進行から円相場が89円台前半の円高になったことから先物の売りが先行してスタート。外部環境の悪化から見送り気分が強まるなか、裁定解消売りなどが出て下げ幅を拡大。先週末の先物ヘッジ売りの買い戻しなどから、値を戻し、一時、前週末比プラスになる局面もありました。しかし、海外株式市場が続落したことや、GLOBEX市場で米国株先物が安く推移していることなどから、後場に入ると再び先物売が優勢となり、日経平均の下げ幅を拡大。結局、昨年12月初旬以来、1万円の大台を割り込んで終わっています。円高を嫌気して輸出株が売られたことや、ドルの上昇を受けた資源価格の軟化で、資源株が売られるなど、業種別にみても、33業種中、上昇したのは電力・ガス、不動産などわずか4業種という状況でした。
★週末の米国株の急反転は、G7での「PIIGS」救済決定への思惑 先週末の米国株は、引けにかけ急速に値を戻し、小反発して終わりました。市場で、「当日開催されるG7で、ギリシャやポルトガルなど国家財政が悪化したPIIGS救済策が示される…」との、噂が流れたことが原因だったようです。ただ、G7終了後何のコメントも出なかったことから、市場には失望感が漂い、ユーロ安が一段と進行。円高が進んだことも嫌気したようです。G7に関しては、共同声明も出されなかったことから、何が話し合われたかについて色んな憶測が飛び交っており、PIIGS救済に関して、IMFの融資や域内有力国による救済融資などが突然飛び出してくるのではないかとして、一段とユーロを売ることには警戒感も強いようです。予想通り円高が進んでも、政府や金融当局からは何のコメントも無く、今晩の米国株次第では、安全資産への逃避傾向が強まり円高が一段と進む可能性も出てきました。やはり、投機筋の機先を制する意味でも、何か一言は欲しかったですね。こういう、ターニングポイントで何の行動もないと、日本政府はやはり円高を容認していると投機筋から見られてしまうんです。とにかく、今のヘッジファンドなどの投機筋はユーロの売り崩しで成功していますから、資金力も豊富で、今。、円が狙われたらひとたまりもありません。
★何故日本だけ、割を食い続けねばならないのか 折角、日本の景気の回復をリードし始めた輸出ですが、これまでは、中国や韓国の意図的な通貨安政策で輸出機会を奪われ、今度はユーロ安でドイツやフランスの輸出企業から機会を奪われることになります。また、対ドルでも円高となり、輸出採算の悪化に見舞われるだけでなく、輸出そのものを奪われることにもなりまねません。世界中が意図的な通貨安を演出し、輸出による景気回復を図ろうとしているのに、何故日本だけが、何もせず、円高のデフレ圧迫にさらされているのか…、なにか、国際会議の席で、日本だけが割りを食う取り決めでもなされているんでしょうか?最近の、動きを見るに付け、なんだか割り切れないものを感じてしまいます。ドイツやフランスなどユーロ主要国の輸出企業は軒並み買われて来る様な気がするんですが…。日本だけが犠牲になる必要は無いはずです。
★元高強制は欧米金融資本が資金を回収するサイン まあ、日本の歴代政府が円高ポイズンを飲まされ続け、長期の不況を甘受させられてきました。結局、欧米資本が大きな資金を入れてきた中国を輸出を中心に経済発展させ、自分たちの富を膨らませるためには、輸出経済の日本が邪魔だった…という事なんでしょう。その中国についても、そろそろ刈り取りの時期が近づいてきたようです。最近、元への切り上げ圧力が凄まじく強まってきました。日本の場合も、彼らが刈り取りする時期には、プラザ合意で強烈な円高を強いられました。資本を投下している国の通貨を大幅に引き上げると、その分彼らの儲けも膨らむことになります。 中国も、このあたりは良く分かっていますから、国民的な反対をあおり、元切り上げに抵抗する動きを強めています。
プラザ合意後に欧米資本の中国投資が急増しましたが、その後の日本経済の動きを見れば、自分たちが資本を投下した国の経済を拡大するためには、輸出競争力のある日本経済を押さえ込む必要があった、ということでしょう。中国に大幅な元高を強い、資金を回収した後、どこに資金を持っていくか…。オリンピックや万博を開催させ、さらに経済発展に弾みをつけさせる、ということを考えると、次はブラジルへの資本投下ということになるんでしようか。そのためには、中国から資金を抜くことが大事…。オリンピックも万博も欧米金融資本にとっては道具のひとつでしかない、ということでしょうか。彼らにとって、日本は、ハイエナが食い散らかした残骸でしかないということ…か。中国が、米国債を大量購入し、軍事力を強化しているのは、資金を回収されることへの対抗策なのかもしれません。一部に、今回のG7で、中国が米国債を売った場合のことを話し合ったという噂がありますが、まさか、亀井大臣がいう、郵貯資金の運用対象拡大と関係があるなんてことは無いでしょうね。また、小沢幹事長不起訴も…。この国は、骨の髄までしゃぶられても分からない「ゆで蛙」状態なのか…。
★下値は52週線か…ユーロが落ち着かないと、次がよめない。 まあ、ぼやいていても仕方がありませんが、株価の方は、当面の支持線だった26週移動平均線もあっさり切り込んできました。次は、昨年11月安値を支えた52週線(先週末に9608円)まで抵抗線がないことになります。日足ベースを見ますと、200日線が9937円にありますから、明日はこの攻防戦になりそうですが、裁定取引という背後霊を背負っていますから、下値のめどは算定しづらいところ。過去のテクニカル指標では、日足ベースではRSIの10台、週足ベースで20台が反転の時の数字でしたが、いずれもまだかけ離れていますので、もう少し時間がかかるのかもしれません。当面、欧州の状況が落ち着かないと、円の反転が望めませんので、相場観が建てづらいという側面があります。ただ市場に溜りこんだドル買いやユーロ売りの残高はかなり大きなものになっていますから、突然のIMF融資の決定やユーロ域内強国による救済が決まれば急反転する可能性もあります。まあ、あまり大きなポジションを作ることなく、様子を見たほうが良いのかもしれません。以前から言っている中間反落だとすると、ある程度の調整日柄が必要。週にRSIが20台に入るのが条件…。
上昇する13週線上にいることが押し目買いの条件ですが、酉島製作所、積水化成、日本調剤など皆頑張っています。本日、大氣社が通期見通しを発表しましたが、営業利益は倍増、最終利益も大幅に増額修正してきました。いまのところ想定どおりの動きを続けています。刈り取りの時期も近そうですので乞うご期待。
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