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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2023/09 | 10
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週末の米国株は、企業業績の好悪が明暗を分け、主力3指数は高安まちまちで終了。週間では主力3指数とも3週続伸の強基調。
おはようございます。

22日の米国市場動向
ニューヨークダウ     3万5677ドル02セント    +73ドル53セント(0.21%)
NASDAQ総合指数     1万5090.20ドル      -125.49ポイント(0.82%)
S&P500          4544.90ポイント      -4.88ポイント(0.11%)
CME日経平均先物     2万8730円         -140円
10年物国債金利      1.636%          -0.066%
ニューヨーク原油     83.76ドル         +1.26ドル
GOLD          1793.10ドル        +11.20ドル
ドルインデックス     93.61           -0.16 

 週末の米国株は高安まちまちの終了。週間では主力3指数そろって前週から続伸。強い基調を維持しています。 朝方は、前日の弱い決算を受けインテルが売られたものの、原油価格の上昇を受けたエネルギー株の上げから、ニューヨークダウは前日引け値水準でしっかりに始まりました。寄り後に発表されたカード大手AMEXの決算が予想を上回って買われると、好決算銘柄が買われて上げ幅を拡大。寄り後まもなくこの日の高値3万5765ドル(前日比162ドル高)をつけていました。ただ、この日行われた南ア中銀主催のオンライン会合で、パウエルFRB議長が「インフレ高進が来年まで続く可能性がある」とし、「長期の緩和策の縮小に向かっている」と発言したことを嫌気。急速に上げ幅を縮小し、昼頃にこの日の安値3万5533ドル(同70ドル安)をつけていました。ただ、パウエル議長が「来年にはパンデミックによる高インフレが緩和される可能性があり、まだ、利上げすべきでない」と発言したことが好感され、引けにかけ、好業績のユナイテッドヘルスグループやAMEX高を受け金融株が買われたこともあり引けにかけ上げ幅を回復。反発して終わりました。ただ、金利の上昇傾向や利益警告を出したSNSのスナップチャットの下げがハイテク株の足を引っ張り、NASDAQ総合指数とS&P500は反落して終了。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1672、値下がり1615と騰落あい半ば。NASDAQ市場は、値上がり1956、値下がり2555と売りが優勢。SNS情報で株を売買する個人投資家の売買が盛り上がり出来高は前日比9億株増と60億株近い商いに増えています。NYダウ採用30種は、値上がり15、値下がり15と騰落同数。好決算のAMEXが5.42%上昇。単独で指数を63ドル分押し上げ。同社の上げが波及し、JPモルガンが1.35%、GSが1.65%、それぞれ上昇。2社で指数を59ドル分押し上げ。ユナイテッドヘルスグループが1.56%上昇するなど7社が1%超え上昇。一方、決算をミスったインテルが11.68%下落。単独で指数を43ドル分押し上げ。売り上げが予想を下回ったことを嫌気しハネウエルが3.17%下落。単独で指数を47ドル分押し下げ。消費関連のディズニーが1.12%、マクドナルドが1.23%下げるなど6社が1%超え下落していました。

 主力3指数は高安まちまち。週間では主力3指数とも前週に続き、そろって1%超えの上昇になるなど、業績を背景にした基調の強さが目立ちます。金利の上昇を受けたNASDAQ市場への影響が気になりますが、パンデミックの影響でコンセンサスが引き下がっており、週明けの決算動向がポイントになりそう。当面、主力3指数とも強気相場が続きそう。

米国株は高安まちまち。円は、ドルが対ユーロで売られた流れを受け、113円40銭台、対ユーロは132円10銭台に上昇。CME日経平均先物は大証終値を140円下回る2万8730円で帰ってきました。レンジは、2万8420円~2万8990円。昨日の日本株は、日経平均、TOPIXとも反発。朝方予想しましたように、75日線、13週、26週の各移動平均線が下支えとなり、先物の買い戻しを呼び反発しています。週間では日経平均、TOPIXとも前週から反落。中国・恒大集団のデフォルト懸念、総選挙での与党不利予想、原材料高や中国景気懸念からの企業業績への不安に付け込んだ海外投機筋の先物売買に振り回されました。週明けから決算発表が始まりますが、ガイダンス(先行き見通し)に関心があるまり。決算プレーが横行しそう。商いが薄く先物の影響が強まることから週明けも波乱含みの動きか…。


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昨日の米国株は、強い雇用や中古住宅販売から長期金利が上昇する中、企業業績の好悪が明暗を分け、高安まちまちで終了。バリュー優位の流れから、S&P500が最高値更新。
おはようございます。

21日の米国市場動向
ニューヨークダウ    3万5603ドル08セント    -6ドル26セント(0.02%)
NASDAQ総合指数    1万5215.70ポイント    +94.02ポイント(0.62%)
S&P500         4549.78ポイント      +13.59ポイント(0.30%)
CME日経平均先物    2万8625円         -105円
10年物国債金利     1.702%          +0.042%
ニューヨーク原油    82.50ドル         -0.92ドル
GOLD         1783.70ドル        -1.20ドル
ドルインデックス    93.75           +0.20  

 昨日の米国株は高安まちまち。強い景気指標を受け10年債金利が1.7%台と今年3月末の1.776%以来の水準に上昇。リスク許容度が低下するなか、今後発表される企業業績の伸びが注目されます。
 朝方は、昨日ニューヨークダウが最高値を更新したことを受け、ポジション調整の売りが先行。昨日引け後に発表されたIBMが予想を下回る決算を受けて売られたこともあり、ニューヨークダウは89ドル安と反落してスタート。IBMが大きく値を崩すなか昼前にこの日の安値3万5442ドル(l前日比167ドル安)をつけていました。ただ、新規失業保険申請件数が新型コロナ禍以降の最低水準になるなど景気の底堅さが認識されたほか、前日好決算を発表したテスラやヒューレッドパッカードなどハイテク株が買われたこともあり、WEB主力株や消費関連株が買われ引けにかけ下落幅を縮小。引け前に一時プラス圏(3ドル高)に浮上する場面があったものの、IBM下げの影響が大きく3日ぶりに小反落して終わりました。この日は、NYダウに続きS&P500が過去最高値を更新。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1547、値下がり1735と、売りが優勢。NASDAQ市場は
値上がり2261、値下がり2243と、騰落半々。NYダウ採用30種は、値上がり13、値下がり17。消費関連のナイキが2.35%、ホームデポが1.78%、それぞれ上昇。2社で指数を67ドル分押し上げ。WEB主力のマイクロソフトが1.69%上昇。6社が1%超え上昇し、指数を下支え。一方、期待外れの決算になったIBMが9.56%下落。単独で指数を89ドル分押し下げ。原油価格の下落を受けシェブロンが1.25%、景気敏感のキャタピラーが1.0%、ダウが1.05%それぞれ下落。5社が1%超え下落したものの、IBMの突出した下げが目立ちました。

 主力3指数は高安まちまち。金利上昇を受けバリュー系の動きがよく、NYダウ、S&P500 が先行する流れに…。このところ好調な業績を受けグロース系も堅調に推移しているものの、金利上昇が逆風になる可能性も…。当面、企業業績を見ながら個別重視の流れになりそう。S&P500 の増益率は35%→33.7%に小幅に低下。

 米国株は高安まちまち。金利上昇を受けドルが買われたものの、対ドルは中国・恒大集団のデフォルト懸念を受けリスク回避で買われ113円90銭台に、対ユーロは132円40銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は大証終値を105円下回る2万8625円で帰ってきました。レンジは2万8415円~2万9285円。本日の日本株は下値を模索する動きになりそう。週末を控え昨日売仕掛けした先物筋の買い戻しが予想されるほか、米国市場でSOX指数が上昇。インテルが引け後の決算で売られておりSOX指数の上げが反映するかは難しいところだが、日経平均13週、26週線や75日線が下支えとして機能しそうで、引けでは維持できるか…。引き続き、米株先物や中国株の動きを受けた先物筋次第の展開。


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本日の日本株は、中国・恒大集団のデフォルト期限が明日に迫る中、香港株安、米株先物安を受けた先物への仕掛け的な売りから、3日ぶりに反落して終了。
 不透明材料が出てくると、すかさず先物筋の売り攻勢が強まってきます。今日から、資産の処分が決まらないまま中国・恒大集団の取引が再開されましたが、二けたを超える下落に…。昨日発表された半導体製造装置大手ASMLの決算が予想に届かず売られ、日本の半導体関連に売りが波及。このほか日本郵政の売り出しに応じる換金売りの話や、総選挙での与党苦戦の話まで流れていました。もともと、原油価格の上昇による企業業績圧迫懸念や、悪い円安への警戒感が強まり、売り買いとも手控えられていたところに、先物への仕掛け的な売りが出てくると、板が薄いだけに裁定解消売りが出てきて、吸収できないままに急落するというパターン。もっとも10月初めからの上げパターンは、買い仕掛けと裁定買いが相まって上がったので、何とも言えませんが…。要するに8月末以来、先物筋の独り相撲が続いているということでしょうか。

 本日の日本株は朝方は、米市場での金利上昇を嫌気した半導体関連やハイテク株安を嫌気した関連株売りから、日経平均は103円安の2万9152円とCME日経平均先物終値(2万9300円)を下回ってスタートしました。寄り後は、香港市場の下落や米株先物安でも2万9000円大台をキープして推移していましたが、後場に入ると前述したような不安材料が次々と流れてくるとともに先物に断続的な売りが増加。売りと同時に円が上昇しており売り仕掛けのようでしたが、これに刺激され裁定解消売りが出され吸収できないまま下げ幅を拡大。引け近くにこの日の安値2万8688円(前日比566円安)をつけていました。中長期投資家不在の状態が続いていることから、板が安定せず値動きが荒くなっているようです。

 日経平均終値は、546円97銭安(1.87%)の2万8708円58銭、TOPIX終値は、26.86ポイント安(1.32%)の2000.81ポイントと、ともに3日ぶりに反落。NT倍率は14.43倍→14.35倍に低下。日経平均先物への売り仕掛けから、NTショートの売買が増加。75日線に抑え込まれた格好で、下落しており、NTショートから日経平均に売り圧力が強める懸念も…。出来高は、7589万株減の10億4191万株、売買代金は2611億円減の2兆4488億円と、ともに減少。薄商いが続いています。騰落状況は、値上がり323、値下がり1786と、売りが優勢。

 日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは47%→49%(TOPIXは47%→53%)に、それぞれ上昇。日経平均25日線乖離率は、+0.27%→-1.34%に低下。200日線(2万8793円)も切ってきました。当面、75日線(2万8534円)が意識されてきそう。騰落レシオは81%→73%に低下。底値ゾーンの80%割れに入ってきました。下値が気になるところですが、2万8600円台で13週線が26週線を上抜けるゴールデンクロスをつけており、した座麻恵効果が期待されるところですが、先物リードになっているほか、裁定買い残が1兆円以上残っており、先物筋の売り仕掛けが吸収できなければ、ちょっといやな感じも…。

 昨日、今回の上げ相場は10月初めの「新月」から始まっており、昨日の「満月」が気になる…としましたが、まさかこんだけ下げるとは…。結局、月足のゾーンB上限まで行ったものの、ゾーンCには入れないまま、ゾーンB内まで押し戻された格好。半導体関連に立ち直ってもらわないと相場の柱がなくなる…。やはり決算がポイントになりそう。


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昨日の米国株は、予想を上回る企業業績発表が続き、既発表の好業績株も見直し買いされ、ニューヨークダウは過去最高値を更新し続伸。金利上昇を嫌気したNASDAQ総合指数は小反落。
おはようございます。

20日の米国市場動向
ニューヨークダウ     3万5609ドル34セント    +152ドル03セント(0.43%)
NASDAQ総合指数     1万5121.67ポイント    -7.41ポイント(0.05%)
S&P500          4536.19ポイント      +16.56ポイント(0.37%)
CME日経平均先物     2万9300ドル        +20円
10年物国債金利      1.660%          +0.021%
ニューヨーク原油     83.87ドル         +0.91ドル
GOLD          1784.30ドル        +13.80ドル
ドルインデックス     93.61           -0.12   
  
 昨日の米国株は高安まちまち。主力3指数ではニューヨークダウが他の指数に先駆けて最高値を更新していました。 朝方は、寄り前に決算を発表したベライゾンが通期見通しを上方修正したことから、決算発表への期待感が強まり買いが先行。既発表の好業績株も買われ、ニューヨークダウは続伸してスタート。この日決算を発表した保険大手アンサムなどヘルスケア関連企業の予想を上回る決算を受けユナイテッドヘルスグループや医薬品など関連株が幅広く買われて寄り後も上げ幅を拡大。昼すぎにこの日の高値3万5669ドル(前日比212ドル高)をつけ8月16日に付けた過去最高値(3万5631ドル)を抜き、過去最高値を更新していました。高値更新に伴う益出し売りに、一時上げ幅を縮める場面があったものの、その後も鉄道貨物予想のCSXの好決算、引け後発表のテスラ決算への期待感から引けにかけて買われ上げ幅を回復へ。VIX指数は0.21ポイント下げ15.49ポイントに低下。

 ニューヨーク市場の騰落状況は値上がり2241、値下がり1044(NASDAQ市場は、2566-1878)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上がり23、値下がり7。ユナイテッドヘルスが、2.62%上昇。単独で指数を70ドル分押し上げ。好決算の通信大手ベライゾンが2.41%上昇。景気敏感のキャタピラーが1.52%、ダウが1.18%、シェブロンが1.31%、それぞれ上昇。メルクの1.99%高など10社が1%超え上昇し、指数の上げを支えました。一方、マクドナルドが1.26%下落したほか、GSが1.04%下落。

 主力3指数は高安まちまち。昨日引け後に好決算を発表していた動画配信のネットフリックスが投資判断の下げで下落したほか、WEB主力株の決算発表前にポジション売りが出たことでNASDAQ総合指数は小幅に下落したものの、騰落状況は値上がり数が上回っており基調的な強さは、他の指数と変わらず。金利が上昇したことも嫌気された格好ですが、これから決算を発表するWEB主力の増益率が金利上昇を上回れるかがポイントに。この日発表されたベージュブック(地区連銀経済報告)が「著しい価格の上昇」を問題視しており、インフレヘッジ色の強い銘柄が注目されそう。

 米国株は高安まちまち。円は、ユーロに対しドルが売られた流れを受け、対ドルは114円30銭台で横ばい、対ユーロは133円10銭台に下落。CME日経平均先物は、大証終値を20円上回る2万9300円で帰ってきました。レンジは2万9205円~2万9490円。本日の日本株は、神経質な動きになりそう。2万9500円が戻りの節目として意識されており、米株先物の動きを受けた先物筋がカギを握ってきそう。日経平均の予想EPSは漸増しており、売り仕掛けはしにくいところ。昨日の米市場で、原油在庫の減少を受け原油価格が84ドル台に乗せており、再度、エネルギー関連に戻るか。


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本日の日本株は、米株上昇を好感して買われ続伸したものの、中国不動産企業の債務不履行やテクニカルな目標接近から上げ幅を縮小して終了。
本日の日本株は、小幅に続伸。朝方は予想を上回る企業業績を好感して上昇した米国株の流れを受け、買いが先行。SOX指数が連騰したことからは値がさハイテク株が買われたほか、CME日経平均先物終値(2万9390円)にさや寄せする先物買いとそれに伴う裁定買いがソフトバンクグループやユニクロがなど指数寄与度の高い銘柄が買われ、日経平均は170円高の2万9385円とCME終値と同水準で始まりました。その後も先物に買い戻しとみられる買いが入り上げ幅を拡大。前場半ばにこの日の高値2万9489円をつけていました。ただ、2万9500円という大きな節目に近づいたことや、中国の不動産企業がドル建て社債の償還ができず債務不履行になった…と伝わったことが嫌気され、売りが増加。為替がやや円高に振れたことも嫌気され次第に上げ幅を縮める展開に…。引け近くには上げ幅を7円まで縮める場面もありました。ソフトバンクとユニクロで日経平均を76円分押し上げています。

 日経平均終値は、40円03銭高(0.14%)の2万9255円55銭、TOPIX終値は1.10ポイント高(0.05%)の2027.67ポイント。NT倍率は、14.42倍→14.43倍に小幅上昇。日経平均先物の13週線と26週線がゴールデンクロスしており、NT倍率が上げやすい流れに…。出来高は1.25億株増の11億1780万株、売買代金は2690億円増の2兆7099億円に増加。騰落状況は、値上がり790、値下がり1280と売りが優勢。
 日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗に、ともに上昇。日経平均RSIは46%→47%(TOPIXは、47%→49%)に、それぞれ上昇。25日線乖離率は、日経平均、TOPIXとも25日線上を回復。騰落レシオは86%→81%に低下。銘柄を絞り込むような動きに…。明日からしばらくは値下がりの大きな数字が落ちていきますので、RSIの上昇ピッチが速まってきそう。今回の相場は6日の「新月」付近から上げ始めましたが、今晩は「満月」…どう反応してきますか??

 日本株は、個別も指数も短期筋に支配された格好。今日は、欧州系証券が先物の下げに合わせて裁定解消売りを出したことが、上げ幅の縮小につながりましたが、日替わりで裁定買いと解消売りが繰り返されるような状態です。まあ、米市場が上げ足を速めてきており、先物売りをためていたCTAにつながる欧州系証券は、このところ買い戻しに入っており、米国市場が出直りに入ってきたことから買い戻しを始めたようです。相変わらず、中長期投資家は動けないようですが、結果、個別でも短期筋が日替わりで海運株やレーザーテックなどの人気株を手掛けており、出遅れて入っていくと、ひかされる可能性が大きくなってきます。

 一方、休み休みながら水準を切り上げている息の長い上昇銘柄もあり、少し視点を先において「含み益」を作るような感覚で相場に臨んだ方が良いような気がしますが…。ポストコロナ、エネルギー関連、ハイテク株、政策関連などいくつかのテーマ株の間をあるご売買が渡り歩いているような感じです。サプライチェーンの目詰まりが起こしている原材料価格の上昇が日本企業に与える影響が読めない、選挙の結果も気になる…、市場再編を控え長期の運用体制が組めないこともあり、市場が短期志向を強めざるを得ないということでしょう。指数は、米株を受けた砂金のの次第、個別は、上げ下げしながらでも水準を切り上げているものを押し目ではいっておけば、そのうちアルゴが上値を買ってくれるんではないでしょうか。ウエザーニュース、INPEX,長野計器、野村総研などがそんなタイプか…。日経平均三本新値は陽線3本目、TOPIXは陽線4本目…と強気相場が継続中。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。




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