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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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反発スタートも、重要イベント控えで買い気続かず反落…テクニカルは7月安値時に届く
 おはようございます。

 昨日の米国株は、アジア、欧州株が反発したことや、新規失業保険申請件数(~21日)が予想を上回る減少になったことを好感。買い先行でスタートしました。ただ、第二四半期GDP改定値の発表を控えていることや、今晩主要国の中央銀行総裁を集め開催されるカンザスシティ地区連銀シンポジウムでのバーナンキFRB議長の講演内容を確認したいということから見送り気分が強まり、引けにかけ値を消し、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は6973万株減の10億4443万株。騰落状況は値上がり1064、値下がり1928と、約3分の2の企業が値下がりしています。

 この日発表された新規失業保険申請件数(~21日)は47万3000件。前週の50万4000件から3万1000件減少するとともに、市場予想の49万件も下回りました。トレンドを見る4週移動平均は、3250件増の48万6750件。需給者総数(~14日)は前週比6万2000件減の445万6000件でした。

 この日は、ドルがやや軟化したことや、米国雇用関連指数が改善したことを好感し、非鉄や原油など資源価格が堅調に推移。欧州株はこれを好感し上昇。米国株も素材株が買われたほか、景気敏感株の運輸株も蚊wれました。ただ、景気の先行きに対する警戒感は根深く、引けにかけては半導体・同製造装置関連や耐久消費財、アパレルなどが値を下げています。個別ではデルが買収価格を引き上げたストーレージ機器メーカー3PARが続伸したほか、ゴールドマンザックスが利益見通しを引き上げたボーイングなどが上昇していました。

 欧州と米国の間では、景況感の対立が目立ち始めています。米国が、「偽りの夜明け」に対する警戒感を強め、一段の金融緩和を模索するなか、欧州ではフランスやドイツが、景気を後回しにしても財政赤字の削減を優先すべき、と再び財政の出動を意識する米国へのけん制発言を行っています。日本が「偽りの夜明け」に騙され、金融政策を引き締め気味に運用した結果、本格的なデフレに突っ込んでいった反省を踏まえた米国と、あくまで教条主義にこだわり財政赤字を優先する欧州(ドイツ、フランス)との景気政策をめぐる対立が続き、先行きの不透明要因を増やしそうです。

 ニューヨークダウは、反発して始まったものの、景気の先行きへの警戒感は解けず、5日移動平均線に届いたところから急速に上げの勢いを失い、下落に転じ、安値を更新するとともに、1万ドルの大台も割り込んで終わっています。ただ、この日の下げで25日線とのマイナスかい離幅が4%を超え、7月安値時に並んできたほか、簿りんジャーバンドのマイナス2シグマに届いてきたことから、目先的に値固めに向かう公算もでてきました。まだ、RSIの水準に不満は残りますが、注視してみておきたいところです。週足で52週線を回復して終われるかどうかが、今晩の焦点。

26日の米国市場
ニューヨークダウ  9985ドル81セント -74ドル25セント (0.72%)

NASDAQ総合指数  2118.69ポイント -22.85ポイント (1.07%)

S&P500  1047.23ポイント -8.10ポイント (0.77%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 8840円  -50円

          (円建て)  8835円  -55円

米国10年もの国債金利  2.4808%  -0.0585%

WTI原油 73.36ドル  +0.84ドル

GOLD  1237.7ドル  -3.6ドル


 米国株は反落。CME日経平均も大証先物価格を55円下回り、8835円で帰ってきています。円相場は、海外ではドルが軟化し、対ユーロが107円30銭台と円安になったものの、対ドルでは84円40銭台と小幅な円高になっています。国内に帰ってからは、対ユーロが107円30銭台、対ドルが84円30銭台と、対ドルが小幅な円高で始まっています。今日は、円相場が安定しているものの、米国で債券価格が高値を更新しているほか、CME日経平均先物安もあり、債券先物買い・株先物売りの裁定取引が売り圧力になってきそうです。ただ、昨日のCMEの安値は8815円でしたので、下げも限定的なものにとどまりそうです。重要な経済指標の発表を控えた週末でもあり、後場からはヘッジの先物売がでることも予想され、先物中心に強弱感が対立する動きが強まりそうです。小型株の動向に注意。

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中国株の急騰で蚊帳の外になった日本株…?
24日の日経平均は38円29銭安の1万3540円87銭、TOPIXは6.82ポイント安の1307.57と、ともに小反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは116、RSIは55、25日線かい離はプラス3.4%でした。出来高概算は15億7000万株、売買代金は1兆9000億円台で、2兆円割れとさえない展開です。

★想定通り値固めが進む米国株
 ニューヨーク株は予想通りボックス上抜けの値固めの動きです。モノライン大手のアンバックが予想を上回る損失を計上してきましたが、相場は信用不安は悪材料として寄せ付けないようになって来ました。ファンドなど資金運用の担当者にもだんだん強気の発言が目立ってきましたね。以前、「強気相場は総悲観のなかで生まれ、懐疑の中で育ち、安心感のなかで熟成し、幸福感のなかで消えていく…」という相場格言を紹介しましたね。強気相場は一応、総弱気の中で生まれましたが、現在はまだ「懐疑」の段階。ショート筋の売り玉はまだ残ったままですので、どこかで、安心感につながる材料が出て、踏まされることになるんでしょう。とにかく、ニューヨークは想定どおり、下値固めが進んでいます。

★てこ入れで急反発した上海市場…でも大事なことを忘れてはいけません
 さて、2日にわたって、中国のことを書きました。直近号の株式レポートでも、中国株を取り上げ変化のときが近い…としてきましたが、さすがに、3000ポイントを割り込み、わずか半年で半値以下になったんでは社会不安が心配だ…として、やはり、中国政府が動いてきましたね。時価総額が大きく株価への影響が大きい石油精製会社(ペトロチャイナなど)には、補助金を出し(詳しくは昨日の分を参照)、ファンドマネージャーには株を売らないように圧力をかけ、大口の売りは場にさらさずに市場外でクロス処理しろ…ときて、昨日は印紙税を0.3%から0.1%に引き下げてきました。事前予想では、売りの印紙税率はそのままにして、買いの印紙税だけを引き下げる案があったようですが、さすがにこれは片手落ちだとして見送られたようです。

 まあ、なりふりかまわない対策ですね。割高感も解消されていましたので、今日は一時は9%近くも上昇したようです。もっと戻すという観測もあるようですが、ここからは、もうなんとも言いません。もともと、今回株価が下落した根本原因は「金利の上昇と窓口規制による金欠病」だったはず。8%を越える物価上昇は社会不安を招くとして、引き締めに転換したはずですね。こんなところで、株価をあげたら、消費が伸びて物価の上昇率が加速する可能性もあります。どこかで、ソフトランディングする方向へ持っていくんでしょうけど、金融緩和ができるのら本格的な立ち直りも期待できるのですが、また、物価上昇率が加速するようなら利上げを進めなければならなくなります。難しい舵取りですね。
 まだ、一波乱も二波乱もありそうです。

 
★暫定税率国会接近…やけくそ解散があるかも

 さて日本株も予想通りの調整です。海外投資家の買戻しか新規買いか分からない買い物が入っていましたが、どうも、中国にあれだけ派手な動きをされると、どうしてもあっちのほうに目が向いてしまいますね。おまけに、月末には例の石油の暫定税率の問題が控えています。また、上げる方向で強行採決をするようですが、4月はじめと今とでは、原油価格の水準が違っています。税率がもとに戻ったら、3月末よりも価格が上がった…では、国民は納得するんでしょうか。

 自民党の道路族は強行採決しても大丈夫…一年で一般財源化するという福田首相の意向を無視するような動きもある、といいます。福田首相は場合によっては解散も…という話が流れていますが、道路族は解散なんてできないと強がっている、といいます。しかし、最近、周辺には「俺にできないと思っているのか…」と、解散権の強行も匂わせているといいます。山口県の補選の結果もにらんでいるようですが、こんな状態では株の売買は見送りせざるを得ないということでしょう。でも、もし、内閣改造だけでなく、解散に踏み切った場合、もしかしたら政界再編があり「衆参のねじれが解消できるのではないか…」として、株価が急騰する可能性だlって無いとは言えません。注意してみていきたいですね。

★じわじわと増えてきた裁定買い残…出来高がなければ爆弾に…
 このところ、裁定買い残の増加に注意するように書いてきましたが、昨日発表された数字はとうとう3兆円にのせてきました。やはり、日経平均がここまで上昇してきた功労者は裁定取引だったようです。薄商いになってきましたので、そろそろ解消売りに注意したほうがよさそうです。上海が急騰し始めると、また「夢よもう一度」と「日本株売り、新興国市場買い」のロング・ショートポジションをとってくる可能性もあります。ただ、下値抵抗力ができてきましたから、せいぜい下げても13週線どころまででしょう。ただ、来月中旬に向けヘッジファンドの中間決算がらみの動きがでてきますので、また荒っぽい動きが出る可能性もあります。
 
 しばらくは、ヒットアンドウエーの短期勝負で望んだほうがよさそうです。昨日紹介したジャパンフーズが今日新値をとってきました。そろそろ、何か材料が出てくるかも知れませんね。来週月曜日が決算発表だったと思いますが、今期予想EPS200円乗せなんてことになったら…このところレポートでもしつこく書いてきただけに、楽しみなことです。

 明日は、旬な話題で「メタンハイドレート」のことでも書いてみましょうか。

 

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米国って金融危機は悪化しているんじゃないの…?
週末7日の日経平均は432円62銭安の1万2782円80銭、TOPIXは39.78ポイント安の1247.77と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは86、RSIは38、25日線かい離はマイナス4.9%。下落幅の割には、出来高、売買代金とも微増でした。

 操作ミスなのかどうか分かりませんが、今日もまた原稿がどこかへ飛んでいって行方不明です。さすがに、気力が萎えてしまい、時間を置いて書き直しました。次からは、ちゃんとどこかにメモってから、ボタンを押すようにします。二日続きでマイッタ!

 
 さて、一昨日の記事で、2番底取りの動きに入った、と書きましたが、昨日急騰したので、正直「あれっ」と思っていましたが、やはり、下げてきました。米国の崩れが原因ですね。昨日の立会い中こそ、政府系住宅金融会社に資金投入する噂や民主党が住宅部門のてこ入れ法案を提出する、ということで、世界中の株価が高くなりました。しかし、これも、ニューヨークマンハッタンの爆弾爆発の一事ですべて帳消し…。「9・11」の悪夢再来か、とばかりにドルが売られ、石油が急騰。前日無視していた、住宅金融会社のデフォールト、ヘッジファンドの格下げなどが気になりだしたばかりでなく、景気から、金融機関の損失拡大懸念などが一気に噴出し、大幅安してしまいました。

 ニューヨークダウが2003年からの上昇トレンドを支える下値支持線上にあることは何度も書いてきましたが、昨日の下落でこのラインを下回ってきました。明日の引け値で、ライン上に復帰してこないと、来週から「プッツン」した投資家が投げてくる可能性がでてきます。今晩が焦点になりそうです。金利先物市場では、次回のFOMC(公開市場委員会)で0.75%の利下げが行われる確率は80%近くに達していると予想していますが、今晩出てくる雇用統計の数字によっては、今晩の寄り付き前に利下げしてくる可能性も残されています。ニューヨークもいよいよ正念場に差し掛かってきた感じです。

 日本株も2番底取り…なんて書いてきましたが、ニューヨークの底が抜けたら、日本だってどうなるか分かりません。中国だって、デッドラインは4000割れと言われていますが、米国が本格的に景気後退に入ったら、ちょっと怖いことになるかもしれません。中国は、昨年11%を越える成長をしましたが、内容をみると初めて個人消費の伸びが輸出の伸びを上回ったといいます。これを支えたのが、株高ですから、もし4000を割り込むようなことになると、消費にも逆資産効果が及ぶかもしれません。弱気になる必要はありませんが、注意してみていくに越したおとはありません。

 
 一度、米国の状況を見てみますと、サブプライムローンの延滞増加に始まった金融危機は、CDOやRMBS、SIVなど耳慣れない商品や組織が登場。住宅価格の下落とともに、金融機関の損失額が拡大しただけでなく、影響はモノラインの経営危機に波及。さらに、モノラインが保証をしていた地方債まで下落。地方自治体の資金調達にまで影響が及ぶようになってしまいました。さらに危機は拡大。消費者ローンからM&Aに利用されたLBO融資にまで波及。不良債権化する範囲がどんどん拡大しています。日本のバブル崩壊とは違うという米国の金融当局者でしたが、これまで比較的ゆったり構えていたバーナンキFRB議長が、「金融機関は資本を取り込めるうちに取り込んでおけ」と発言するようになって来ました。

 結局、損失の拡大から自己資本が減少した金融機関が融資審査を厳しくするなど、「貸し渋り」の動きが始まり、景気に影響が出始めたからでしょう。まったく日本と同じですね。同議長としても、利下げや資金供給を増やして景気や金融危機を乗り切ろうとする金融政策だけでは手のうちようがなく、結果として、政府に「公的資金の投入や公共投資の拡大による景気刺激」を求める発言になったものと思われます。昨年8月に問題が表面化して7ヶ月を経過しますが、事態は改善するよりも、悪化の一途をたどっているようです。不良債権の範囲がサブプライム、ALT-A、プライムローン、消費者ローン、不動産担保融資、LBO融資へと拡大していることが気がかりです。

 ただ、相場的に見ると、危機の裏側はチャンスでもあります。今の状況は、いつ政策的な対応がでてきてもおかしくない状況にあります。1929年の大恐慌以上の金融恐慌がくるといっている筋も多く、市場にはショートポジションがたまりこんでいます。反転したらすごい上昇エネルギーになりますね。
ファンダメンタルと相場とは別物ですので、ここからの動きは注意してみていく必要がありそうです。

 米国株は、S&P500とNASDAQは1月安値に急接近、ダウのほうも支持線を割れる寸前のところにあります。日本株も、いまだに日銀総裁を決められない「政治不信」が海外投資家の手を鈍らせています。下値支持線は、1月31日の書き込みで使った日経平均月足の、逆三尊底(1月31日書き込み参照)の肩を結ぶライン。これも今ぎりぎりのところにあります。

微妙…微妙…微妙…。今晩のニューヨークがカギを握る。ビビルことはありませんので、昨日も書いたように空売りの多い優良株と高進捗率銘柄のリストを作り、安いところを狙いに行けば、報われます。


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本当にジャパンパッシングなの…?真実を見極めよう!
 29日の日経平均は390円95銭安の1万3478円86銭、TOPIXは35.70ポイント高の1328.73と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは78、RSIは39、25日線かい離はマイナス5%になりました。出来高概算は21億株、売買代金は概算2兆5000億円でした。

 なかなか落ち着いた相場になりませんね。寄り付きは米国次第、よってからは、香港やアジア株の動向をみながら…同時にシカゴのGLOBEXも見ながら…
 日本株の独自性がまったく失われていますね。最近のマスコミの論調をみているとまた被害者妄想の「自虐論」が展開されています。海外で、異質と扱われたレアケースを針小棒大に扱って記事を掲載しています。一時期にしろ、新聞記者を経験したものとしては、裏がわかるだけに、もう少し大勢の意見を反映した記事を載せてくれないかな…と思います。新聞社にとっては、今の日本は株が下がって困っているんですから、みんなを元気付けるような明るい話は無用…。「そうなのか、そんなに日本は変わり者扱いされているのか…」と落ち込むような話がニュースになるのです。困ったものです。

 昨日、NHKで在日米国商工会議所の活動を追った特集をやっていましたね。日本のおかれている困難な立場を冷静に分析。日本がいまだに旧態依然とした縦割り行政に依存しているところに問題がある…と、解説していました。解決策が提示されていたところに番組の価値があります。
 また最近、こんな記事が乗っていました。大手の船会社の社長が海外ファンドに株を買ってもらおうと、訪問したら、日本株は用がないと、けんもほろろに扱われた話が一面で取り上げられていました。10社も20社も回ってすべてで、そんなあしらい方をされたんでしょうか…。それとも、一社だけでそういうことがあって、面白かったので新聞記者に話したら、「それはニュースだ」、といって面白おかしくかかれたんでしょうか。どちらなんでしょうかね。

 よく地震が起きた時に、路面が地割れしているところを移しますが、よく見ていると、たまたま一箇所ひび割れしているところを、上から移したり、下からなめるようにうつしたり、はたまた角度を変えて移したり、していることがよくあります。画面をみているほうは、あちこち地割れして大変なことになっているんだな、と錯覚してしまいます。

 日本株の下落率が際立っているのは、日本パッシングだとして、叩かれていますが、2003年の底打ち以後、昨年まで海外投資家は38兆円もかいこしているのです。また、衆院選での自民対象後でも20兆円以上買っているんです。よく、海外市場と比較するときに、2006年を基準にしますが、これなら確かに日本株は他の市場に劣ります。しかし、2005年を基準にすると、日本株はS&Pの上昇率を上回っていたんです。おまけに、流動性の点からいっても数百万株単位の商いをこなせるのは日本市場しかありません。ヘッジファンドの損失は巨額でしたから、大きな資金を作るのに中国やインドなどちんけな新興市場で換金売りすることはできません。だから、日本株が集中的に売られたわけです。

 彼らだって成長性が高い小松やキャノン、島津など代表的な国際優良株を売れば、なぜそんないい株をうるのか…と責められることもあるでしょう。そんなときに、言い訳として「日本は…」と話すと、マスコミが、「おー、悪い話しだ」と食いついてくるのです。

 冷静に考えても、新興国が6%や10%で成長しているのにたいし、日本の優良株は対前年比で20%以上も利益成長するところもたくさんあります。そんな企業がいる国がなんでジャパンパッシングされるんでしょうか。そろそろ、冷静な議論が必要なところにきていると思うんですが…。

 よく言われることですが、日本の輸出の3分の1は資本財や海外で製品を作るのに不可欠な部品類からなるといいます。これがゼロになると、世界でものづくりができなくなるともいわれています。だから、製品輸出がゼロになっても、3分の1以下に輸出黒字は減らないといわれています。株価が下がるたびに、これでもか、これでもか…と悪材料を並べ立てられますが、それだけだめな国なのに、なぜ円は安くならないのでしょう。また、そんなだめな国の商品なんか誰も買いませんからいまごろは大貿易赤字になっているはずですね…。

 またわけのわからないことを書いて…としかられそうですが、何かいまの日本経済に対する論調はおかしいと思い、こんなことを書いてみました。昔の相場巧者は「目の前に悪材料を見て、弱気になるな…」と戒めています。皆さんが見聞きしているニュースは、特殊なケースを針小棒大に取り上げられたもので、真実はその後ろのほうにあるかもしれません。あなたが、日本株のファンドマネージャーで、世界有数の船会社の社長が訪ねてきたら、門前払いをしますか…?

 さて、株価は昨日も書いたように、しばらくは底練りの段階。2月の欧州銀行の決算発表までは金融波乱も小休止。それに変わって2月上旬にかけては、四半期決算に関心が移ります。また、裁定取引にかき回される構図も変わりません。今日こんなことを書いたのも、皆さんに冷静に日本株を見てもらって、日本株を再評価してもらい、買いの板を厚くしてもらいたいからです。板が厚くなれば裁定取引の影響もなくなります。今、一番大事なことは、日本人が日本の経済のことをよく知ることです。話題重視主義のマスコミに踊らされてはいけません…。

 相場については、昨日の記事を読んでください。

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再び指標株に返り咲くか…新日鉄
 24日の日経平均は263円72銭高の1万3092円78銭、TOPIXは34.52ポイント高の1284.45と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは60、RSIは23、25日線かい離はマイナス9%でした。出来高概算は26億株と、エネルギー的にはもうひとつというところですね。とりあえず、2日戻しました。明日も陽線で終わって「赤三兵」で終われるか、また、一昨日の陰線を抜け出せるかが焦点になりそうです。今週の立会い最終になりますので、売り圧迫が強まりそうですが、本当の強さを試されるのは明日ということになりますね。まだ、陰線の中ですから下降トレンドが続いていることを忘れないでくださいよ。

★評価が分かれた米国の景気対策 
それにしても、米国株の乱高下はひどいものがあります。今回のFRBや政府の対策には批判が多く、市場は頼りにならないと見て、大きく下落していました。しかし、本当のところはわかりませんが、債券保証会社(モノライン)への、公的資本注入の噂が出たことや、問題含みのベアスターンズが、銀行株の格付けを引き上げたことから、金融株を中心に変われ、結局、300ドル近く上げて終わっています。ハイテク株が多いNASDAQに比べ倍以上の上昇率ですから、金融株の上げの影響が大きかったことがわかります。

 ブッシュ大統領は、公的資金による資本注入には賛成ではなかったはずですが、大丈夫なんでしょうかね…。今のところ、GLOBEXでは、S&P500、NASDAQ100とも、高いようですから、うまくいけば…「赤三兵」完成なんてことになるかも…。いやいや、まだ変な色気は出さないほうがいいでしょう。

★中国企業の対外投資解禁で日本企業は大丈夫…?
 昨日あんまり長く書きすぎて、お叱りを頂戴しましたが、今の日本の株価の低迷には、「自主性の無さ」が影響していることは間違いありません。海外の金融関係者が1500兆円の個人の金融資産に目をつけて、食いつくしてやろうとしていることは間違いありません。だから、投資の勉強をして、彼らにだまされないようにすることが大事なんです。新興国市場といってもてはやしていますが、今回、サブプライムローンがらみの損失が伝えられた中国銀行は、タイムリーなディスクローズ(情報開示)もせずに、いきなり立会いを停止してしまいました。後で「そんなの関係ねー」とおざなりな説明をしていましたが、海外のまともな投資家に残したイメージは相当悪いものになったはずです。

 今日の、情報では、中国は外貨減らしの一環として、企業の対外投資を解禁したといいます。国内で変な金の使い方をしないで、海外から高い技術でも買い取って来い、ということでしょう。日本企業の足元に何かがひたひたと押し寄せてきているような感じがします。株価が安いことが、M&Aの火付け役にならなければいいのですが…。

★再び指標株に返り咲くか…新日鉄

 さて、まだ戻りだして二日目ですが、今日は新日鉄が商いを伴って動き出してきました。空売りの買戻しも手伝っていると思いますが、25日線も上回ってきましたので、ちょっと注意が必要です。「THELOB STOCK REPORT」直近号でも、米国市場が休みになる、月曜と火曜が絶好の買い場になる、として新日鉄を注目企業のひとつに取り上げました。このところ、ミタルスチールのアジア特に中国での動きが活発になってきましたので、新日鉄としても、再び株価意識を強めざるを得ないとうところです。600円安値までありましたが、今日は高値76円までつけてきており、ちょっと目が離せなくなりそうです。25日線の上向き転換が必要ですが、今日の終値付近には、お化けのように下降中の13週線が覆いかぶさってきています。目先はまさに正念場。明日、週足で13週線を抜けてくれば、26週線がある710円くらいが期待できそうです。(52週線まで戻れるかどうかは、自身がありませんが…)。とにかく、全体にとってもここからの一段の戻りには一点突破の主役が必要。チャートが壊れていない新日鉄と住金に乞うご期待…!

 明日の課題は、21日の下げであけた1万3320円からの窓埋めとその後の伸び。それと、赤三兵の形成、一昨日の長大陰線からの脱出。米国次第の相場ですから、決して中途半端なところでは買わないようにしたいですね。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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