大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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週末の日本株は3連休控えで商いは盛り上がらなかったものの、米株高の流れを受けた主力株の堅調に支えらえれ、日経平均、TOPIXとも続伸して終了。
 注目の10月第一週が終わりました。9月後半の先物買い戻しの仮需相場から、実需買いの上げ相場にスイッチできるかが焦点でした。その先駆けになるのか、9月第4週の海外投資家(現物)は、10週ぶりに2017億円の買い越しになりました。例年通り10月~12月にかけての買い継続につながるのか、大いに注目されます。(先物の方は相変わらず、おかしな動きが続いていますが…)10月の北朝鮮リスクを承知のうえで買ったのでしょうから、本気の買いと思っていいのかもしれません。レポートでも、例年通り海外投資家が買いに来るかどうかで、米国が軍事力で北朝鮮を抑え込むかどうかがわかる…としましたが、今のところは武力衝突には至らないと読んでいるのでしょうか。来週木曜日発表の投資主体別売買動向が注目されます。

 ただ、ちょっと心配な点も…。今週の日経平均は週間で1.64%上昇。一方、TOPIXは0.74%と上昇率は半分以下。海外投資家が本気で買いに来るなら、TOPIX100採用銘柄などをまとめ買いしてくるはずですが、全体の出来高もTOPIXの上昇率も今一つでした。米朝間の緊張を材料に売り仕掛けした投機筋は、突然浮上してきた「解散・総選挙」を受け買い戻しを急ぎましたが、この踏み上げであっさり2万円を挟んだ持ち合いの壁を突破。これを見て、トレンドフォロー型のヘッジファンドが動いた可能性もあります。昨日も書いたように、裁定買い残の増加の勢いが強く、相場全体に先物買いが先行していることを示しています。今日の相場をみても、日経平均への指数寄与度が最も大きいファーストリテーリング1社で日経平均を42円も押し上げており、何か、思惑的な感じがしないでもありません。レポート8月27日号で、今回の下落相場は、海外投機筋の売り仕掛けで下げており、立ち直りは4月底のように、投機筋の踏み上げになる…として、ファーストリテーリングを注目しましたが、ちょうど10%の上げになっています。まあ、来週の投資主体別売買動向を見て判断をしても遅くはないはずです。

 本日の日本株は、昨日の米国株が急伸したことを受け、買い先行でスタートしたものの、3連休前のポジション調整の売買もあり、尻すぼみの動きに…。ただ、ユニクロが外資系証券の株価目標の引き上げを受け終日堅調に推移。指数は底堅い動きとなり、5日続伸して終わりました。終日レンジは、2万0659円~2万0721円で、62円幅の狭いレンジのの動き。米国で規制緩和期待から銀行株が買われた流れを受け、保険や銀行、その他金融などが堅調でした。
 結局、日経平均終値は62円15銭高(0.30%)の2万0690円71銭、TOPIXは、4.67ポイント高(0.28%)の1687.16ポイントの終わり。出来高は、前日比8000万株増の14億5979万株、売買代金は、同2803億円増の2兆2743億円と増加しましたが、この内1469億円が任天堂1社分。騰落状況は、値上がり954、値下がり959と、ほぼ半々。

 今日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは84%→83%に小幅に低下。25日線かい離率は、+3.06%→+3.155%に拡大。RSIの警戒ゾーン入りが気になります。騰落レシオは、119%→117%に低下。かだかさ上げ的な動きも残っており、物色の方向感は出ていません。先週は、TOPIXの週足MACDが買いシグナルを出しましたが、今週末で日経平均の週MACDが買いシグナルを出してきました。
 米国市場でもバリューかグロースかの味方の相違がありますが、日本でも、東証マザーズ指数の調整色が強まっているほか、このところ大型株指数の上昇率が小型j株を上回るようになっており、昨年末から続いてきた小型株球威の流れに変化が出てきたのか注目されます。週明け相場は、北朝鮮の動きにもよりますが、物色の方向感が出るかどうかが焦点になりそう。詳しくは、月曜日発信のレポートで解説します。
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来週のFOMCや新興国懸念を受け、リスク回避の売りから全面安。主力3指数とも大幅続落して終了
 おはようございます。 今日の朝も冷え込み、前の空き地は霜が降りて真っ白…。そこで、鳥がいっぱい土をつついています。餌を探していると思われますが、もう「渡り」に備えて準備を始めているんでしょう。まだ寒いですが、季節は着実に春に近づいています。

 さて、朝目覚めて、NY市場を見たら、まさに「目が点」に…。ニューヨークダウは、318ドル安。昨年6月20日の353ドル安以来の下げ幅でした。下落率は1.96%と昨年の2.3%には及びませんでしたが、この時も、新興国(欧州高債務国)への懸念があったほか、QE縮小懸念が高まり、縮小開始時期を巡って不透明感が増幅。そこに、強い経済指標が出てきて、一気に、縮小懸念が高まり株価が急落したものです。今回も、新興国懸念が背景にあるほか、FRBは新興国に配慮して政策(QE縮小)を変更することはない…と宣言していることも、不安を高めているようです。

 QE縮小に関しては、FRBの事前の根回しなどから相場にはほぼ織り込み済みですし、あらかじめFOMCの日程も決まっていたことですから、それほど懸念するような材料ではないように思われます。ただ、直近レポートを送付する際の案内文で、月内にいったんは換金しても…と書いたときに、根拠としたポイント(会員の方は、案内文を参照)は、市場にとっては織り込み不足になっていました。まあ、行き過ぎた期待感の修正局面にある…とみておけばいいでしょう。昨年6月の時も、まもなく底入れ反転しています。

 ただ、手放しの強気もできません。QE縮小と同様に、期限付きの悪材料が中国で起きています。レポートで述べるつもりですが、この対処の仕方によっては中国の企業金融が一気に窒息する可能性もあります。いまのところ、救済的な動きは出ていないようですが、月末までにこの処理がどう推移するか…。政府も、この処理の影響については十分承知しているはずですから、何らかの措置を講じるものと思いますが、来週は、この一点に注目が集まりそうです。今回の新興国不安の根っこは、アルゼンチンのデフォルト懸念だけではないように思いますが…。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5879ドル11セント -318ドル24セント(1.96%)
 
 NASDAQ総合指数 4128.17ポイント -90.70ポイント(2.15%)

 S&P500 1790.29ポイント -38.17ポイント(2.09%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4945円 -495円

 米国10年物国債金利 2.7350% -0.0380%

 ニューヨーク原油 96.64ドル -0.68ドル

 GOLD 1264.50ドル +2.0ドル

 ドルインデックス 80.45 -0.02  


 昨日の米国株は、新興国懸念からリスクオフの動きが強まり、アジア、欧州株が下落したことを受け、売りが先行。続落スタートになりました。この日は主要な景気指標の発表はなかったものの、週明けに予定されているFOMCの影響が読み切れず、売りを先行させる動きが強まり、終日値を下げる展開になりました。前日引け後に好決算を発表したマイクロソフトが買われたほか、予想を上回る決算だったプロクターアンドギャンブルが上げるなどしましたが、週末を控えていたことからリスク資産を処分する動きが強まり、引けにかけ一段安。結局、主力3指数ともに大幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億3882万株増の9億1833万株に増加。騰落状況は、値上り431、値下がり2726とほぼ全面安商状。VIX指数は、ヘッジ的な動きも強まり、32%近く上げ、18.14に急伸していました。

 ダウ30種は、値上り3、値下がり27。好決算のマイクロソフトが2%、P&Gが1.2%上昇。製薬大手メルクも0.7%上昇。一方、新興国経済への懸念から、GEが3.4%、スリーエムが3.3%、キャタピラが2.6%それそれ下落するなど、輸出企業の下げが目立ちました。下落銘柄のうち1%以上下落したものが23社に達し、指数を押し下げています。業種別で上昇したのは、P&Gの上げを受けた非耐久消費財の1業種のみ。一方、貴金属、ギャンブル、アルミ、産業資材、海運などが下落上位。
 NYダウは、4日続落。売りが加速し、一気に75日線まで下落してきました。年初来の下げでは出来高をともない最大の陰線をつけてきました。これまで、強気を維持してきた投資家の心理面に大きな変化が出てきたことを示しています。この日の下げで、サイコロは3勝9敗に、RSIも過去相場が反転した水準まであと一歩のところにきました。下値めどや今後の展望については明日発信のレポートで解説します。

 米国株は大幅続落。円は、リスクオフの対象として買われ、対ドルは102円30銭(一時、101円98銭)、対ユーロは139円90銭台にそれぞれ急伸。これを嫌気し、CME日経平均先物は国内終値(1万5440円)を495円下回る1万4945円と急落して帰ってきました。レンジは1万4930円~1万5490円。出来高は11万484枚に急増。過剰な先高観はほぼ解消されてきたのではないでしょうか。週明けの日本株は、海外株安や円高、CME安を受け、急落スタートになりそうです。詳しくは、レポートで解説しますが、先日、冗談半分で、韓国が米軍の増派を受け入れ、思いやり予算までつけたことから、為替に関して何らかの裏取引があったのでは…とかきましたが、その後のこの円高…。まさかね~。
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IMFの世界成長率上方修正を好感して上昇スタートも、ポジション調整の売りからNYダウは軟調…NASDAQ総合指数は高値更新、NY市場の値上がり数は下落の倍とNYダウとは異なった動きに
 おはようございます。 

 タイの混乱はますますエスカレートし、政府は「非常事態宣言」を発令しました。反政府派の活動が過激になっているほか、爆破や銃撃などが起こり治安が悪化していることに対処する方針です。来月2日の総選挙をひかえ不在者投票が始まることから、妨害活動を防止する狙いもあるようです。ただ、反対派の動きや、治安部隊の取り締まりが過激になった場合、国民の安全を名目に軍部がクーデターを起こす可能性もあり、予断を許さない状況になってきました。治安の悪化から物流網が被害を受けた場合、日本企業への影響も懸念されます。国王の調停が先か…、それとも軍隊の介入で一気に沈静化を図るか…。今回の対立の背景には、発展を享受している都市部と発展に取り残された農村部の対立、という側面もあり、根本的な解決には時間がかかりそうです。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6414ドル44セント -44ドル12セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 4225.76ポイント +28.18ポイント(0.67%)

 S&P500 1843.60ポイント +5.10ポイント(0.28%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5815円 +25円

 米国10年物国債金利 2.8250% -0.002%

 ニューヨーク原油 94.99ドル +0.62ドル

 GOLD 1241.8ドル -10.1ドル
 

 ドルインデックス 81.08 -0.08

 3連休明けの米国株は、アジア、欧州株が堅調に推移したことや、IMFが世界景気見通しを上方修正したことを受け、買いが先行。高寄りして始まりました。朝方発表のジョンソン・アンド・ジョンソン、ベライゾンなどの決算が予想を上回ったことも買いを誘い、ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の高値1万6520ドル(前週末比62ドル高)を付けていました。ただ、前週末のSQに関連する持ち高の調整や、ウォールストリートジャーナルが報じた次回FOMCでのQE追加縮小観測を警戒した売りが入り昼にかけ下落幅を拡大。昼過ぎにNYダウはこの日の安値1万6316ドル(同142ドル安)をつけています。その後は、アルミ大手アルコアへの投資判断上げや、ダウケミカルへの大手ヘッジファンドの投資など個別株に好材料が続いたことから引けにか下落幅を縮少していました。結局、ニューヨークダウは反落して終わったものの、NASDAQ総合指数は戻り高値を更新して反発<S&P500は反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比1億3934万株減の7億5271万株。騰落状況は、値上り2037、値下がり1086。VIX指数は、3.5%上げ12.87に上昇。

 ダウ30種は、値上り12、値下がり18。コカコーラが1.6%上げたほかは、シェブロンが0.9%上げるなどいずれも1%以下の小幅な値動き。一方、この日決算を発表したトラベラーズやベライゾンが、予想を上回る決算だlったものの売りに押され、各1.7%、1.3%下落。J&Jも決算は予想を上回ったものの、今期の弱気見通しを嫌気して1.0%下落するなど6銘柄が1%超え下落。ニューヨーク市場全体では値上がり数が値下がり数の倍近くに達したことと異なる動きをしており、先週末のSQに関連するポジション調整が影響した可能性も…。
 NYダウは反落。一時、大きく下げる局面がありましたが、13日の安値形成時と同様に25日線への接近場面から反転。投資家は当面の下値支持線を25日線とみていることがわかります。当面は、この付近でもみ合い、明確な買いシグナルが出るのを待つ展開になりそうです。NASDAQ総合指数は、この日も戻り高値を更新。着実に2000年のITバブル高値奪還へ向けて歩みを進めています。NYダウ、S&P500と異なり、先週、MACDがシグナルラインを突破し、買い信号を出したことも投資家を強気にさせたようです。想定通りの展開になってきました。

 米国株は高安まちまち。円は、QE追加縮小観測を受け下落する場面がありましたが、米株安を受け上昇。株式市場が下落幅を縮めるとともに、再度売られる、という不安定な動きとなり、結局、対ドルで104円30銭と前週末水準、対ユーロは、142円40銭と小幅な円安。CME日経平均先物は、国内終値を25円上回る1万5815円で帰ってきました。レンジは1万5570円~1万5900円。本日の日本株は、日銀会合の決定待ちで小動きに始まりそうですが、昨日の相場で、追加緩和を先食いした動きがあり、政策据え置きになった場合、後場から波乱する動きがあるかもしれません。このところ、陰線と陽線が日替わりででる現象があり、今日は陰線の順番になっていることも懸念材料。CMEの出来高が増加し、下値が1万5570円まで下げていることも、売り仕掛けが入った場合に目標値にされてきそうです。引き続き、新興市場や2部市場などの個別株相場に変化はありませんが、そろそろ買い疲れ感も出てきましたので、買いに関しては、新年更新後に一服している銘柄を狙う方が無難な気がします…。今日は、日銀会合の結果待ち。今年の相場は、上がったり下がったりしながら年末には上がっていた…という動きを想定。基本は徹底した逆張り。

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先物筋の仕掛け的な動きに乱高下したものの、小幅続伸して終了…海外投機筋の利確の動きを懸念
 今日は、決算発表の前半戦の山場でした。レポート関連も、黒田電気、日東電工、野村不動産などが発表しました。想定通り増益決算を発表しましたが、出色だったのがタダノ。9月17日号の500円くらいから、継続して注目してきましたが、最大の注目点は米国市場を開拓していたことと、国内建機市場では、安売り競争に参加せず、徹底して高付加価値品に注力。利益率を重視する経営を続けてきたこと。米国のトップが使い込みをするというハプニングはありましたが、大型ハリケーン禍で、高所作業者の需要が拡大したほか、レポートでも触れたように、米国で進むシェールオイル、シェールガス掘削に絡むこと。掘削井は高く組み上げる必要がありますが、この時にも、同社の作業車が使われているそうです。また、同社の輸出比率は46%に達しますが、1ドルにつき1円の為替変動で、1.3億円の利益の変化がありますが、9月中間期段階の想定為替レートは80円。一方、12月末のレートは、87円台ですから、単純計算で9億円くらいの為替差益が出る勘定になります。

 今日発表された第3四半期の決算では、内外の需要をうまく取り込んだことから、売り上げは前年同期比25.5%増、最終利益は292%増という強烈な数字になりました。また、通期の最終利益は、当初予想の47億円から55億円に8億円増えており、ほぼ想定通りの結果になりました。ただ、第4四半期にかけても円安方向にあることから、通期の利益はさらに増額修正される可能性も強まっています、第3四半期の最終利益の進捗率は90%を超えていることを見ても、確率は高そうです。米国の資源開発ブームはまだこれからがピークになるほか、国内でもアベノミクスによる需要増加が予想され、来期の見通しも明るくなっており、さらに一段高が予想されます。まあ、今回は、はまったな…という感じです。同様な想定をした銘柄がまだありますから、これに関してどういう答えが出てくるかが楽しみですね。

 さて、今日の相場は、米国株安やCME日経平均先物安から、朝方は予想通り、先物売りが先行。前日終値を56円下回る1万1057円と安寄りして始まりました。ただ、対ユーロで円安が進んだことから。売り一巡後は、主力株を買う動きが強まり、日経平均はプラス圏に浮上したものの、対ドルで円が買われたことを嫌気。一転して先物売りが増加し、裁定解消りがかさみ下落幅を拡大。昼過ぎには、この日の安値1万1007円(同106円安)をつける場面もありました。しかし、欧州市場が開く2時近くになると、円が91に近づき、これとともに先物の買いが増加。一転して株価は反発に向かい、結局、日経平均は24円71銭高の1万1138円66銭、TOPIXは5.58ポイント高の940.25ポイントと、ともに続伸して終わりました。出来高は、前日比6億株強増加し、37億4892万株、売買代金は2兆2788億円と、ともに増加。立会時間中の波乱含みの動きを見ても、月末にともなう処分売りがあったことを思わせます。騰落上昇は、値上がり838、値下がり734でした。

 今日の終値での、日経平均サイコロは7勝5敗、RSIは61%、25日線かい離は+4.7%。騰落レシオは139%と低下しています。今日の朝も、「CMEレンジ上限が1万1185円をつけており、先物筋の目標にされるのではないか…」としましたが、やはり買いあがっていましたね。今日の高値は1万1190円…。見事にCMEレンジ上限と符合しています。まあ、やりたいようにやっている…という感じですが、日中にこれだけ相場が波乱するというのは、先物筋に動きに変化がある、とみたほうがいいのかもしれません。東証が発表する数字を見ると、昨年、11月、12月と4400億円も買い越しながら、1月4日の発会は26億円の売り越し、第二週は1032億円買い越したものの、第3週は77億円の買い越しに縮小。第4週(1月21日~25日)は235億円の買い越し…。今年に入って縮小傾向にあります。もしかしたら、ポジションの縮小に入っているのかもしれません。相場のほうは、非常に判断が難しくなっていますが、今の指数は、安値玉を抱え込んだ、海外先物筋次第の相場…。それが読みづらいから、徹底して各論にこだわってきたわけです。とにかく、指数への関心は、あと200円に迫った2010年4月高値1万1339円を抜くかどうか。抜けばいったん調整が考えられますが、抜けなければ、まだ下降トレンドの中にとどまることになります。

 まあ、正念場に近づいているわけですが、指数が上昇している一方で、RSIが下落傾向にあるなど、心配な点もあります。まあ、ど安値で買って含み益を持っているものは持続。道中で買いついた分は、いったん利確でもいいのかもしれませんね。わからない時は、無理することはありません。
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年末最終商いは市場参加者少なく閑散商い…ダウは資源株高で小幅反発
明けまして、おめでとうございます。本年も一歩先を読む投資情報をお届けできるよう頑張って参ります。

 31日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1577ドル51セント +7ドル80セント(0.07%)

 NASDAQ総合指数  2652.64ポイント  -10.24ポイント(0.38%)

 S&P500  1257.64ポイント -0.24ポイント (0.02%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 1万230円 +20円

          (円建て)  1万210円 変わらず

 米国10年もの国債金利  3.288%  -0.09%

 WTI原油  91.38ドル  +1.54ドル

 GOLD  1421.40ドル  +15.50ドル (年間上昇率約30%)

 ドルインデックス  78.99  -0.53


 昨日の米国株は、欧州主要市場が全面安となるなか、軟調にスタート。市場参加者が少ない中、年末最終商いでポジション調整の動きが交錯し、振れの大きい相場展開になりました。一時は、欧州株安を嫌気して下落幅を拡大。一時、ニューヨークダウは40ドル近く下落する局面もありました。ただ、債券市場でもポジション調整から債券を買い戻す動きが強まり、ほぼ、終日金利が低下。これをみてドルを売り、高金利の新興国通貨や金、原油を買う動きが増加。資源・エネルギー株が買われ、ダウは急速に値を戻しプラス圏に浮上。小高いまま取引を終えました。ただ、WEB2.0関連で株価が急伸したF5ネットワークシステムやアップルなど主要企業の動きが冴えなかったNASDAQ総合指数、S&P500は小幅続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比8510万株増の5億9169万株。騰落状況は値上がり1583、値下がり1388。
 
 業種別の上昇上位は、業績の好調が伝えられたラスベガスサンズなどのギャンブル株がトップ。貴金属、アルミ、非鉄など資源株が続きました。移動体通信、金融、エネルギー、医薬、証券などもしっかり。一方、値下がり上位には、家具、玩具、装飾品、レジャー用品など年末商戦を終えたグループが売られたほか、ネット関連、ハイテクハード製造などが冴えない動きでした。個別では、この日もM&A関連が人気になり、薬局チェーンによるメディケア処方箋業務買収が伝えられた保険会社ユニバーサルアメリカンファイナンシャルや、ソニーやウォルトディズニーによる買収思惑が報じられた大型映画館向け映写システム設計のアイマックス、不動産・損保のフレモントミシガンインシェアコープなどが上昇。新年相場でもM&A人気が続きそうな動きを示しました。

 ニューヨークダウはこの日も5日線に支えられ堅調な動きを続けましたが、すでに5日線は下降に転じており、年明けに発表される景気指標の状況によっては25日線へのかい離修正の可能性も残しています。ただ、債券市場が方向感を見失うなか、ニューヨーク市場の大型株指数の堅調さが目立っており、債券市場から株式市場への資金移動がゆっくり始まっている可能性が強まっています。このところの資源価格の上昇(インフレ要因)や大型株への資金移動を嫌気してか、中小型株中心のラッセル2000の動きが冴えないことも注意したいところです。年末のポジション調整による、一時的な動きとみたいのですが、新年の債券市場、商品市場の動きイカンでは、相場観の組み立てを考え直す必要が出てくるかもしれません。まあ、直近レポートでも、米国の投資家動向で最近にないくらい強気が増加しており、一旦は「ひんやり」する局面もあるかもしれない…としておきましたが、当初、予想通り1月に良い買い場を提供してくれるかどうか…。新年も頭と勘をクリアーにして、人の先をいけるよう頑張りましょう。
今年もよろしくお願いします。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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