大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2006/12 | 01
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少し長いが、新年の展望を書いてみた
投資家の皆さん、一年間ご苦労様でした。良いお年をお迎えください。
さて、大納会の日経平均は1円02銭高の1万7225円83銭、TOPIXは2.16ポイント高の1681.07と4日続伸して終わった。日経平均サイコロは10勝2敗、RSIは81.9。騰落レシオは129.3とすべて警戒信号発信中。
 今年も一年が終わった。株価が回復しないままに大納会を向かえた人、値上がり株を抱えてゆったりとした気分で納会を迎えた人など悲喜こもごもの一年だった。これで4年連続の陽線で終わり、少なくともバブル崩壊の後遺症から抜け出したといえそうだ。
★世界経済の成長はまだ続く
 世界的な投資不足を取り戻す「大投資ブーム」が始まっている。資源の開発、代替エネルギーの開発、社会資本整備という国家レベルの投資に加え、企業レベルでも更新投資から能力増強投資まで活発な設備投資が続いている。これまで、発展途上国にもなっていなかった国も、資源高に支えられ「成長国」の仲間入りをしようと動き出している。世界全体が大きなうねりとなって右肩上がりの成長をはじめた。一時は、発展途上国の成長は先進国の衰退につながるといわれたが、現実には互恵関係でともに成長を遂げている。活発な投資は経済先進国からの生産財輸出を刺激。それが設備投資を刺激し経済成長を促すという先進国共通の成長形態を促している。先進国の成長はひとえに、世界の投資の伸びにかかっている。その投資を支えているのは資源価格の上昇だ。インフレ防止のために、資源価格は安いほうがいいというような論調があるが、もし大幅に下落するようなことがあると世界の経済はマイナスの影響を受けかねない。新年の資源価格からは目を離せない。
 ただ、1980年代前半から続いた投資の減少を僅かこの3~4年で埋めることは不可能。投資ブームはまだまだ続く。発展途上国が成長をとげるには外資の導入が不可欠。そのために工業団地、水、電力、道路など産業インフラの整備が不可欠。ベトナムもカンボジア、バングラディッシュなどインドシナ諸国でも活発な投資が始まった。中国は、国内産業の高度化が進み、労働集約産業の海外移転がはじまった。投資ブームは広がりを見せている。この流れで、メリットを受ける産業、企業はどこか?
★電子部品に光が当たるか? 
また、新年はマイクロソフトの新OS「VISTA」が発売され、購入が手控えられていたパソコン需要に火がつく。また、電力ケーブルを使った新通信システムPLCが動き出す。最近の電力株の動きはそれを先取りしたもの。電子部品に新たな相場の芽が出てくる。
 それと、しつこくいっている「M&A」。毎日上げるお経みたいなもので、もう聞き飽きたという人も多いが、海外投資家の怖さを本当に知ることになるのは来年から。湯浅某という弁護士がマスコミに登場しているが、彼が三菱地所によるロックフェラービル買収で米国側にたっていたことは余り知られていない。そんな人物がなぜ日本に帰ってきているのか…。M&Aの株式取得交渉では弁護士の立会いが不可欠。これからは米国にいるより日本にいたほうがビジネスチャンスは多い。テレビで馬鹿な格好をしているのも名前を売るためだとしたら、安いものだ。ほかにも、海外で活躍していた弁護士の帰郷が目立つ。
 先日経営統合した阪急と阪神だが、早速、阪神の資産の切り売りが始まった。誰も責めないが、来年以降、海外投資家が同じことをしたら、国内の人はどういうのだろうか。
★リスクはないか
 資源価格の下落とならび、怖いのは孤立化したイスラエルの動きだ。米国がイラクから撤退するということにでもなれば、本気でイランの核施設を攻撃しかねない。米国の中東への影響力がなくなることは、イスラエルにとって国家存亡の危機につながる。イスラエルが米国のネオコングループをたきつけて、イラク攻撃をさせたというが、肝心なネオコンが米国では崩壊状態。支えが無くなれば、本当に何をしでかすかわからない。イランを中心にするイスラム原理主義の浸透を懸念する湾岸産油国の団結の動きはあるものの、イランとの融和派も力を持ちつつある。新年も、波乱の構図は続く。さらに、資源高を背景に産出国での利権を巡る部族間対立が続発する可能性も大きい。
 50年周期の経済循環波動があることを唱えたコンドラチェフは、波動の上昇期の特徴として「国際紛争の多発」を挙げた。まだまだ、一方通行にはならない。ならないから、儲けるチャンスも多く出てくる。

 今回は来年を展望してみたが、とにかく日経平均の目標は、200日株価移動平均線からの買い利率が20%をこえたところ。現在は、まだ7%にもたっしていない。新年の相場に大いに期待して、今年の筆をおこう。
良いお年を!
 

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来年の備えで部品株を仕込もう!
本日の日経平均は1円66銭高の1万7224円81銭、TOPIXは1.96ポイント高の1678.91と3日続伸して終わった。日経平均サイコロは10勝2敗で変わらず、RSIは83.6と加熱信号発信中。騰落レシオは126.74とやや低下したが、これも警戒信号発信中。
★乱高下する新日鉄
 「もう順張りでかえるのはこの株しかないのか」という感じだ。今日は買い気配で始まり、高寄りしたあとは一転して急落。次は急騰して新値を更新。結局、終わってみれば34円高の677円。出来高は4億2000万株近く。全体の出来高が17億6800万株だから、全体の4分の1を新日鉄だけで締めた格好だ。一昨日、新日鉄仕手化宣言をしてから、予想通り上下の振れがきつくなってきた。これだけ煽られたら、本当の株好きが集まってくる。おそらく、一昔前の仕手株相場を楽しんだ投資家も市場に戻ってくるのではなかろうか。他の株の動きが冴えないだけに株価をみていて久しぶりにわくわくする。こう思うのは私だけではないはずだ。全員参加型の相場になってきただけに、ここからは全体に及ぼす影響が大きい。個人投資家保護などというもったいぶった理由で変な規制をかけ、市場を冷やさないようにしてもらいたいものだ。罫線的には700円台まで節値が無い。ここからは取り組み仕手株に!
★鉱工業生産指数の中身をよく見て
 今日、鉱工業生産指数が発表された。事前予測を下回り、一時は全体の足を引っ張る場面もあったが、内容的には依然過去最高水準を続けている。リード役は輸送用機械と電子部品・デバイスだ。自動車と携帯の好調が背景にあるが、やはり今後注目されるのは、電子部品だ。携帯はワンセグタイプの発売、自動車向けが増加しているが、来年はこれにマイクロソフトの新OS「VISTA」発売によるパソコンの販売増という効果が加わる。先ごろ、サムソン電子がパソコン増産に備え半導体の製造を増加させると発表された。自動車が良いというだけで世界中が大増産。中国では場違い筋まで自動車業界に参入してきた。今度は、パソコンか?世界中がこんな状態になったら不足するのは部品だ。特に日本の電子部品の欠品率は100万PPMといわれ、欠品は100万個に一個という優れもの。どこかの国のように電源をいれても作動しないという代物とは違う。来年は、部品企業の囲い込み(M&A)が始まる。
 つき足チャートで長い期間を見てみなさい。ハイテク株は次のスタートへ向けてのジャンピングボードにたっていることがわかりますよ!


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始まった「揺さぶり」。仕手株の表情を見せ始めた新日鉄
 本日の日経平均は53円96銭高の1万7223円15銭、TOPIXは4.5ポイント高の1676.95と、ともに続伸して終わった。日経平均サイコロは10勝2敗、RSIは79.9.騰落レシオは134.62と加熱ゾーンに入った。本日当面のポイントになると書いておいた1万7254円を抑えた。高値が1万7260円だから、ほぼ計算どおりの動きだ。ニューヨーク株高に支えられたところはあったが、ハイテク株から、出遅れ内需株まで幅広く買われていた。当面のポイントを抑えたので、明日同動くかが焦点。欧米のファンドマネージャーはクリスマス休暇に入っており、薄商いのなかで色んな仕掛け的な動きが出て来るので予断は許さない。上に走れば、次のポイントは1万8073円だが、果たしてどうか?ちょっと冷やしたいところだが、そうも行かないのでは…。
★予想通りの波乱に入った新日鉄
 「野中の一本杉」に育った新日鉄だが、昨日書いたように「振れ」が出てきた。信用取り組みは予想通り、売り残が急増。信用取り組みは、買いが9456万株、売りが4501万株。信用取り組みはなんと2.1倍になり、立派な仕手株に育った。今日はいきなり窓を開けてスタートし、一気に662円まで行き、次は急降下。窓を閉めると、結局1円高で終わった。「この動きなんですね。本当に仕手株らしくなってきましたよ。」多分、今日の増加分には繫ぎ売りが入っているものと思われるが、今日は株価の動きをみて本気で売ってきた投資家が多かったはずだ。「海外から鉄鋼の安値品が入ってきているのに、こんな株価がしていいはずが無い」といい、株価が「振れる」と、「やはり俺は正しかった」と売りたたきにくる。こんな感じの投資家の売りを飲み込んで株価は育っていく…。ここから先は、素人は近づかないほうがいいかもしれない。昔、日韓大陸棚開発で大相場になった日本石油を思い出す。
★買収したいが金がかかるようになった!
 新日鉄の話ばかりで申し訳ないが、今日の株価で算出した時価総額は約4兆4000億円。過半数の株式を取得して経営権をとるためには約2兆2000億円の資金が必要になってくる。最近だけで200円は上がった勘定だが、これだけで時価総額は約1兆3300億円増えた。株価が1000円にでもなれば、時価総額は約7兆円。買収するには3兆5000億円の資金が要る。こうなると、いくら三角合併でも、そう簡単にはいかなくなる。新日鉄にしてみれば「してやったり」というところだ。まだ来年になってみないとわからないが、高株価を維持するだけの材料はまだまだ豊富にある。場合によっては、高株価を使い新日鉄が他社を買収することも可能になる。買収したい側からみれば、今の株価の動きはまさに困ったもの…。
 これで、高株価政策成功の範例ができた。これから、この政策に追随する企業がたくさん出てくる。独立系企業で高い市場シェアを持つ企業は要注意。正月休みの間に銘柄研究でもしてみたら、いいお年玉がもらえると思いますよ…。

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新日鉄相場の背景にあるものを知れ!
 本日の日経平均は76円30銭高の1万7169円19銭、TOPIXは7.58ポイント高の1672.45とともに反発して終わった。
 権利・配当落ち日に米国市場の休みが加わり、終日さえない展開が続いたが、鉄鋼株が商いを伴って新値を更新し続けていたことから、先高感が強まり、先物を刺激。まとまった買い物が入ると同時に、日経平均の採用銘柄に買い物が入り相乗効果で指数を押し上げた。
★鉄鋼株の動きは来年のM&A相場の規模を暗示?
 それにしても鉄鋼株の人気はすさまじい。物色範囲は高炉株から周辺銘柄まで広がりだした。きっかけは、造船用後鋼鈑の値上げの記事。トン当たり6万円になる勘定だが、これでまた大きな利益が転がり込む。新日鉄750円説を出したのはついこの間のことだが、すでに200円近く上がったことになる。週足のRSIなども加熱しっぱなしだが、今日あたりの動きをみると、他に買うものが無いから、デートレーダーの連中も乗っかってきたという感じだ。一日で5%も値上がりするのだから、完全に仕手人気化している。明日信用取り組みが発表されるが、おそらく大量の空売りを飲み込んでいるはずだ。株価の背景にある高株価政策を知らなければ値動きだけを見て空売りしたくなるのも当然だ。ここ数年、テキストを勉強するような「くそ面白くも無い相場」が続いてきたが、久しぶりに取り組み仕手株が生まれるかもしれない。その意味ではようやく日本らしい市場が戻ってきたのかもしれない。
 わけのわからない株が上がると、証券取引監視委員会からすぐに手口に関する問い合わせが入るということでは、本当に株が好きな投資家は市場に近寄ってこない。昨年末の問答無用の需給相場と時を思い出してもらいたい。個人投資家は嬉々として市場に臨んでいたはずだ。表面では奇麗ごとをいっているが、最近の動きをみるとインサイダーの存在を疑わせるような動きをする株はいっぱいある。体制派の投資家なら何をしてもいいが、個人が自分の相場観で動いたら調べられるでは株式市場は死んでしまう。金融当局はもっと勉強して、市場をもっと魅力のあるものにすべきだろう。
★鉄鋼株相場の暗示するものは?
 私はなにも仕手株愛好者でもなんでもない。市場を魅力的なものにしていろんな価値観から株価が決まるようにすべきだ、といってるだけだ。それはそれとして、新日鉄がいくら高株価政策をとっても投資家がついてこないと相場にはならない。大相場になるには、それだけの背景が必要になる。これについては以前から書いてきた「M&A」の存在だ。世界の資源の川上はすべてグローバル企業に抑えられ、ユーザーが交渉力を強めるには、川中、川下と大きくなるしかないのが実情だ。これまでは、原材料の奪い合いだったが、来年からは世界的に好調な自動車や電子部品の世界で奪い合いが始まる。パーツを傘下におさめていないと、製品が作れなくなるリスクも発生する。だから「M&A」なのだ。今の鉄鋼株の相場の背景には、川上産業の統合とグローバルな業界再編の動きがある。鉄鋼株の大相場にみんながのっかつて来る裏には大きなテーマが横たわっていることを知るべきだ。一日に動く値幅が大きくなってきたのでここから先は、ゆさぶりが多くなってくる。怖い人は、来年のテーマをじっくり仕込んでおけば、必ず報われる。日本は、世界のものづくりを支える高度な生産財を供給する国であることを再度認識すべきだ。


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ぼろ株だってM&Aの対象だよ!
本日の日経平均は36円79銭高の1万7047円83銭、TOPIXは4.29ポイント高の1671.30とともに続伸して終わった。日経平均、TOPIXともサイコロジカルラインは10勝2敗で危険信号が点滅中。RSIは77.5、騰落レシオは115.81とこちらは注意信号が点滅中。
★チャートの因縁場を抜けられるか? 
 日経平均は1万7000円の大台固めに入ってきた。今日当たりはデイトレーダーが活発に動き、仕手っぽい株も動き始めた。ようやく面白くなってきた。手放しで強気になりたいところだが、日経平均は最大の急所に差し掛かっている。チャートを見ると、バブル崩壊後の出直り相場で日経平均は高値と安値を結ぶ平行トレンド内を動いてきたが、現在はトレンドの上限にきている。昨年一時的に抜け、4度にわたり下値を支えたが、世界株安でこのラインを下回り、現在はこのラインが上値抵抗ラインになっている。抜ければ1万9000円台が見えてくる。ここは今年最大の正念場だ。
★どうにも止まらなくなったM&Aの流れ
 今日、新日鉄が612円まで高値をつけてきた。引けはさすがに利食いに押され小幅高に終わったが、罫線的には塔婆型に近いパターンをつけてしまった。海外投資家がクリスマス休暇に入ることもあり、とりあえず益出しをしておこうということか。その代わり矛先は、住金など他の鉄鋼株に波及、黒埼播磨など関連株にも波及し、鉄鋼株が「野中の一本杉」のような相場つきになってきた。新日鉄がブラジルの鉄鋼会社を買収するとの話がでたほか、ミタルスチールが買収の矛先をメキシコにのばしたことも、世界的な鉄鋼再編の思惑を強めた。これまで、防戦一方だった新日鉄も韓国、中国、ブラジルと囲い込みをはじめており、株式の争奪戦が始まりそうな勢いだ。もう「M&A」の流れは止められない。このところ、国内でも連日「m&A」の話題は尽きないが、今日は、旭光学とHOYAとの合併が報じられてきた。これで、光学メーカーで単独で生き残ったのはキャノンだけになってしまった。もう、「M&A」の流れは誰にも止められない。来年になると、再編型だけでなく、資産の有効活用に不熱心な企業や浮動株が多く株主対策に不熱心な企業も狙われてくる。最近のM&Aは再編型が中心だが、来年は1980年代初頭に米国で流行った資産切り売り型のM&Aも始まる。低位株だが含み資産をもっている株が今の市場にはごろごろしている。銀行だって見方によれば含み株とみれないことはない。土地持ち企業よ!お宅は大丈夫?

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福井総裁が市場にサプライズをもたらした?
本日の日経平均は234円高の1万7011円、TOPIXは21.61ポイント高の1667.01と、ともに急反発して終わった。
★久しぶりのサプライズ
 目先は調整と思わせた昨日の引け味だったが、意外や意外、急反発し一気に1万7000円を突破してきた。ひさしぶりの「サプライズ効果」が出た。あれだけ利上げに執念を燃やしていた福井日銀総裁だったが、昨日の会見では景気見通しから強気の発言が影を消してしまった。市場は来年1月も利上げは無いと判断し見切リ発射的な買いが殺到。先物の買戻しも入り、株価全体を押し上げることになった。日銀では、輸出や設備投資の好調が個人消費に波及し、景気全体を押し上げる、と期待していたが、波及効果は出ないし、反対に設備投資に減速の兆しがでるなど、ことごとく日銀の予想を裏切る結果になっている。福井総裁がしおれた顔で会見をしたのも無理はない。おかげで、ユーロ―円が最安値を更新するは、債券市場では金利が急低下するはで、大荒れの一日だった。このブログをお読みの方には、日本の景気は世界にリンクした輸出と設備投資以外はだめといってきたが、はからずも短観の結果が示すことになった。しばらくは、鬼の居ぬ間の洗濯相場が続くことになるか。ただ、クリスマス休暇を控えて海外投資家が利食いしてくる可能性もあるし、無茶したら昨年と同じ目に遭うとの学習効果もあり案外冷静な相場つきになりそうだ。日経平均の次のポイントは1万7254円付近。ことし4月の高値を抜けば、次は1万8093円付近が急所にある。
★どうにも止まらなくなった新日鉄
 750円目標を唱えた新日鉄が今日16年ぶりに600円の大台をつけた。膨大な空売りを飲み込んでいるが、いよいよ信用買い残が増加に。個人投資家が買いついてきた。高株価政策が進行中で好材料が小刻みにでてくる、としたが、今日は「今年の粗鋼生産が過去最高に迫る」という観測記事が日経一面に掲載された。なにか、変ですね~。相場が止まりそうになると、好材料がでてきます。無理やりにも高株価がほしいようですね。余りの勢いのよさについていけない向きは、新日鉄の関連会社を買い始め、三晃金属などがあげていましたが、市場筋によると、新日鉄自身が一部関連会社の株式を買い増しているといいます。裾野が広がってきましたね。年末になっていよいよ面白くなってきました。
 中小型株を買って一年間何もいいことがなかった個人投資家ですが、少しは日の目を見るかもしれません。最近、中小型株が謂われない下げをしていましたが、一部海外ファンドが貸し株を利用して売り崩したという話もあります。この勢いで全体が上がれば彼らの買戻しで、意外高する銘柄も出てくるかも知れません。おかしな売られ方をした銘柄をチェックしてみたらどうですか。
13日に注目した新日本空調(1952)が、いよいよ離陸へ。

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調整は予定通り!中国の水・環境問題に次の投資チャンス!
本日の日経平均は185円23銭安の1万6776円88銭、TOPIXは19.92ポイント安の1645.40と、ともに反落して終わった。日銀政策決定会議は予想通り利上げを見送った。しかし、タイの投機資金流入規制による株価の暴落、日興コーディアル証券の粉飾決算疑惑などが重なり利食いが優勢になった。昨日の解説で「今日はどっちにしても売られるかもしれない」としておいたが、結局、その通りになった。やはり指数の加熱には逆らったらだめ。それより、日興さんの決算は大丈夫なの、「第二のエンロン」事件で上場廃止なんていらないよ。下手をするとまた粉飾探しで魔女狩りが始まるかもしれない。これは「想定外」だよ。
★第二のアジア通貨危機は無いが、気になる! また、タイの動きがおかしい。1997年のアジア通貨危機を連想したのだろうが、昔と今とは大きく違う。当時は外貨準備高が少なく、資本を海外からの借り入れに依存していた。またタイバーツが割高になっていたところを投機筋に狙われ、売り崩された。それがきっかけになって、資金がいっせいに引き上げバーツは暴落。経済が無茶苦茶になった経緯がある。しかし、今はこれに懲りて外貨準備が十分に積み増されている。むしろ、事前に投機を抑制しようと言うところだろう。ただ、株価への影響は免れない。お金は規制を最も嫌うので、資本の流出がはじまるかもしれない。株価の位置が高いところにあるだけに、十分注意してみておく必要がある。
★中国の環境悪化がビジネスチャンスに!
 さきごろ、中国、インド、米国、日本など石油の大量消費国が集まり会議を持った。消費国側でエネルギーの大量消費になんらかの対策を施そうということだ。代替エネルギーの開発や省エネ、エネルギー効率の向上などを目指し、石油の使用を減らそうということのようだ。しかし、会議の様子を見ると、世界一エネルギー効率の良い日本に「技術を出せ」といってるように聞こえる。代替エネルギーとしてエタノールの使用が増えているが、これから食糧危機がこようというのに、穀物を使ったエネルギーでもないだろう。結局、省エネや有害物質をださない化石燃料や原子力の利用に進まざるを得ないだろう。
 最近の日経で中国の水事情が振れてあったが、実際の状況はひどいものという。上海に行ったときにコンビ二に水のペットボトルが山積みしてあったが、今から考えると納得がいく。最近のレポートで「オイルタンカーがウォータータンカーに変わる日」と、冗談めかして書いたが、案外本当になる日が近いのかもしれない。中国政府の命題は国民に安全な環境を提供することに変わった(そうしなければ、体制を維持できなくなる…)。第11次五カ年計画でも、20兆円の予算を投入して環境対策に努めるという。すでに世界の環境危機メーカーやソフト企業は中国に殺到。縄張り争いを繰り広げている。でも、中国に最も近く、環境対策で世界一の実績を残したのは日本だ。排煙脱硫脱硝装置、汚水浄化装置などで世界有数の技術を持っている。環境装置の有力メーカー荏原やタクマにはしつこい外人買いが続いている。また、米国では民主党が実権を握りつつあるが、この党が好きなのが環境問題。これも後押し材料だ。中国の計画は今年が初年度で、まだ具体的には動き出していない。環境対策は焦眉の急となっており、早ければ来年から20兆円のお金が動き出す。M&Aと並び、来年の有力テーマになろのではないか。過熱感がとれるまで、腰を落ち着けて関連株を調べてみてはいかが…。

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大胆に日経平均の目標値を算定してみた!
 本日の日経平均は47円80銭高の1万6962円11銭、TOPIXは7.92ポイント高の1665.32と、ともに6日続伸して終わった。「強いですね~。」ついこの間まで「日本株なんてだめだ」といっていた海外投資家がせっせと日本株を買いに来ている。今日、米国のある投資顧問会社が日本株の運用会社54社にアンケートを実施したところ、88%が強気していたそうだ。「怖い、怖い…」。米国の資金運用では、投資顧問の運用姿勢は逆張り指標になっていることをご存知かな…。「投資顧問が強気したら売れ」と…。テクニカル指標をみると、日経平均のサイコロは9勝3敗、RSIは91.6とともに警戒ゾーン、騰落レシオは117.35とこれも注意信号。明日、日銀が「利上げ見送り」を発表し、1万7000円をクリアーしたら、とりあえず「好材料で尽くし」でいったん利食い。万が一利上げしたら、今まで織り込んだ分を全部吐き出さねばならない、というところか。どっちにしても目先狙いなら、前の高値抜けはセオリーどおり売り、を実行するところか。いっとくけど、弱気じゃないよ。前週での週足サイコロは8勝4敗で注意信号だが、これから5週間上がっても9勝3敗の売り信号にはならない。また、RSIも63ポイント台で中立ゾーン。まー、「果報は寝て待て」でもいいんじゃないか。
★ちょっと早いが、大胆に日経平均を予想してみると… 今頃から、日経平均の目標を算段してもはずれるにきまっているが、過去の例からいうと、日経平均の200日移動平均線からの20%以上の乖離がでるまでは上がる。今後、上昇ピッチが早まってくるので読みづらいが、大体、1万9000円以上がでてきそうだ。黄金分割係数や波動計算をしてみると1万9800円どころに目標が固まってくるので大体その辺りか…。
そんな馬鹿なと言われそうだが、今の日経平均のEPSは約860円。大手証券がいうように、来期も8%くらいの利益成長が期待できるなら、予想EPSは930円くらい。1万9800円を930円で割ると、PERは約21.3倍だ。去年の末はこれ以上に買ったんだから、これくらいは許してくれるだろう。馬鹿な予想をしてしまったが、だから「強き方針は変える必要が無い」といっている。ただ、年をはさむと為替の状況が変わる。物色対象も変化してくることは頭に入れておいてほしい。来年のテーマ「M&A」がらみをチェック。
★またまた出ました新日鉄の好材料 新日鉄の高株価政策を予想しておいたが、今日ブラジルの鉄鉱石産出会社と安定供給の契約を取り付けたというのがでてきた。それに刺激され、株価は584円高値まであり580円とまたまた続伸して終わった。この会社、一体どんだけ好材料を用意しているのだろうか…。この分だったら期末の業績の増額修正は半端なものじゃないかもしれないな。買収されないように、しゃかりきになって時価総額を引き上げにかかっている。最後は国内の鉄鋼会社同士の合併なんて、ことも…。今、買いたくても高所恐怖症で変えない投資家が、そろそろビルから飛び降りようとしている。前回の波動では250円台から200円上げたところで調整に入った。今回は370円をスタートにして、すでに200円以上あげた。高株価政策や仕手株作りでは、目先ばたばたする人は相場に乗ってもらいたくないもの。そこで、ふるいにかけることになるのだが…。そういえば「ふるわれて落ちる人にはなりたくない」とどこかのお好み焼きチェーンの大将がいっていたけどね…。


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「ニフティフィフティ」相場の背景を学ぼう!
本日の日経平均は85円11銭高の1万6914円31銭、TOPIXは5.58ポイント高の1657.40とともに続伸して終わった。日経平均サイコロは9勝3敗、RSIは89.2とともに警戒ゾーン、TOPIXサイコロは10勝2敗と加熱ゾーン、騰落レシオは113.2と加熱ゾーン(120以上)入り一歩手前。終日1万7000円の大台を意識した展開だった。日銀短観が発表されたが、予想通り堅調な数字になった。相場的には織り込み済みとして、一時は値上がり幅を縮小する場面があったが、結局、1万6900円台を維持して終わった。来週早々に日銀の政策会議を控えているが、「年内利下げ無し」は完全に織り込んだ格好だ。来週、PER20倍を海外投資家が許容するのか…。 週末は全体指標の週間足をじっくりチェックしてみよう。
★米国の「ニフティフィフティ」相場の再来か? 今日もトヨタやキャノンなど国際優良株が人気化した。マスコミなども1960年代末から1970年代初めにかけてニューヨーク株式市場で起きた国際優良株が集中的に買われた「ニフティフィフティ」相場を意識したコメントが出るようになった。
 単に集中的に買われたからネーミングされたわけではない。これは立派な経済現象だった。当時はニクソン大統領だったが、ベトナム戦争や原油価格の上昇により国内は強烈なインフレに見舞われ、大統領は物価の統制令を発動。国内に営業基盤を基盤を持つ企業は苦しい経営を強いられた。一方、海外に展開していた、ビッグネームの企業はこの措置で大きなメリットを受け、突出した利益を計上するようになった。結果的に、好業績の国際展開企業だけが集中的に買われる結果になったわけだ。翻って今の日本経済を見ると、消費の弱さが目立ち国内景気はぱっとしない。しかし、5%台で成長する世界経済は、世界に生産財を供給する日本企業を潤し続けるという構造になっている。これを供給できる企業だけが好業績を満喫できるというわけだ。輸出関連株と関連設備投資株が買われる背景はこの点に尽きる。業績のさえない国内関連株には容赦ない海外投資家の売りがでているが、彼らは日本の国内景気の展望を明るくみていないようだ。基本的に売られすぎのものは水準訂正するが、ここからは、リバウンド銘柄と本流銘柄とは、はっきり区別しなければならない。
 マスコミも簡単に「ニフティフィフティ」相場というのはいいが、何故、そういう相場展開しなるのか背景を個人投資家に説明する必要があるのではないか。「生産財供給での日本の実力を過小評価することなかれ!」

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「曲がりや」の格言は正しかった!
本日の日経平均株価は136円27銭高の1万6829円20銭、TOPIXは12.66ポイント高の1651.85とともに続伸して終わった。日経平均の日足サイコロは9勝3敗、TOPIXは10勝2敗でともに加熱ゾーン入り、RSIは89.7ポイントで指数的には赤信号がともりだした。
★やっぱり相場は曲がり家の反対に動いた!
 米国の強い経済指標(小売売上高の増加)で円が売られ、日銀の年内利上げも遠のいた―ということで、自動車など輸出関連株が買われるという非常に分かり易い相場になり、個人も活発に動き始めたようだ。その段階でのテクニカル指標の加熱ゾーン入りだ。騰落レシオは109台と黄色信号だが、もう少し物色範囲が拡大すると一気に赤信号の120台を超えてくる。新規買いは押し目を待ったほうがいいか?週単位では過熱感はなく、強気方針は堅持したい。
 先週の金曜日、「曲がりやが動いた」とのタイトルで書いた。海外投資家が日本株の動きの悪さに辟易として、動きの良い新興国など海外に資金を移した。だから、流れが変わり日本株が上がるとしたが、予想通りの展開になってきた。実際、日本株は上昇し、インド株は急落した。米国株ももたもたしている。米国の金利次第では、ドルペッグの国はみんな落ちる。まさに「ざまをみろ」だ。外人投資家といったら、100%の確率でもうかっているように錯覚しがちだが、やることは一般の投資家と同じことが証明された。日本の投資家達、もっと自国の市場に自信を持ちなさい。大仏さんは、一貫して輸出と設備投資関連を主張しているが、今週の相場はまさにご託宣どおり。ただし、伸ばした爪はいつかはつまねばならない。わけのわからない株が動き出してきたら、流れが変わる前兆。
★来年は繊維と不動産に注目か?
 このところ、藤田観光など含み株の動きが変わってきた。今日はクラボウや大東紡など綿紡株が値上がり上位に顔を出してきた。気学では来年は二黒土星。この星の持つ品物の意味には布とくに綿布などがあるという。このコーナーでは、来年のテーマM&Aの関連として含み株を上げているが、繊維関連株はこの筆頭。戦後、繊維不況のなかで、地方の多くの企業を吸収合併し、今のクラボウや東レ、敷紡などの大手企業が出来上がっている。これらの企業には、昔吸収した繊維会社の土地がたくさん残っている。この含み利益がものすごい。有効活用したり売却するだけで多くの利益を企業にもたらす。海外投資家は何も生み出さない資産を放置している企業は許さない。そこで、株券を買って「いちゃもん」をつけるということになる。大して業績も良くない綿紡株の外人持株比率が上昇していることは、何を意味しているのだろう。そういえば、二黒土星の土の意味には「空き地」も含まれていた…。


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日経平均は、いよいよ正念場へ!
本日の日経平均は55円15銭高の1万6692円、TOPIXは2.47ポイント高の1639.19とともに続伸して終わった。
 米国FOMC(連邦公開市場委員会)が予定通り金利の据え置きを決定、日本の金融市場でも年内利上げは無いとみた投資家がポジション調整の動きを強め、長期、短期金利とも低下。為替も円安にふれたことから、輸出株を中心に買われていた。
★月足の抵抗ラインを抜いて、年末高へ挑戦できるか? 
 さて、日経平均はいよいよ正念場に差し掛かってきた。月足チャートで過去の高値を結んだ抵抗ラインが目前に迫ってきた。10月高値の折には見事にこのラインで頭を抑えられた。海外投資家は日本で調達した資金で日本の株と債券を買っているという。当面、円相場が安く推移すると見たためだろう。需給面ではプラスに作用しそうだ。問題は、日銀短観の結果。もし強い数字が出てくると、年内利上げ論が再燃しかねない。「利上げは無い」ことを前提に最近のポジションが組まれているだけに、反対に転んだら怖い。なかなか、抜けなかったチャート上での急所に差し掛かっている折だけに注意が必要だ。もし抵抗ライン突破となれば、一気の上昇も期待できる。「昨年末相場の再来なるか」。繰り返すが、日銀短観が最大のポイント。
★予想通り輸出株主導相場に!
 新日鉄について「買いにくい相場は高い」と解説したが、本日早くも切り返しに入ってきた。証券会社では、素材関連株のPER15倍台からみて割安だということらしい。今年度末のEPSが増額修正され50円以上になれば、750円という株価が見えてくる。これまでは、業界関連で高株価政策を実施してきたが、そろそろ幹事証券筋も動き出してきそう。個人投資家が営業マンにせかされて買いついてくる―という筋書きか?ちょっと揺さぶりがきつくなってくるかもしれない。それより、輸出関連が面白くなりそう。液晶メーカーの国際カルテルの話がでてきたが、それだけ価格の低下に悩まされているということ。利益を確保するには、部品を含めていかにコストダウンを図るか。だ。カルテルをやめさせられたら、今度は真剣にコストダウンに取り組まねばならない。有力な部品メーカーを取り込んだ効率化が課題になる。やはり、ハイテク株の業界再編は避けられない。チャート的には三角持合を離れてきたアルパイン、円安でKOAが面白そう。また外資系証券が底値を拾い続けてきた荏原が動き出した。原子力関連の東芝がらみで新日本空調の動きが変わってきた。
 
 阿部さんの言ではないが、日経平均にとって明日は「再チャレンジ」の日だ。

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本流を作り始めたM&A相場
本日の日経平均は109円79銭高の1万6637円78銭、TOPIXは8.75ポイント高の1636.72とともに続伸して終わった。後半に出遅れ株が買われ、物色範囲が広がった。久しぶりに指数をチェックしてみると、日経平均の騰落レシオは97で過熱感はないが、RSIが79.2で警戒信号一歩手前。TOPIXはサイコロジカルラインが10勝2敗で警戒ゾーンに入った。日足の窓も埋めたし、とりあえずは一服してもいいところか。
大型株のリード役を果たした新日鉄も今日は一休み。サイコロも加熱したしというところだが、日足で短期間に過熱した相場は押し目買いが鉄則。9月高値の513円の頭をたたくような局面があれば絶好の買いチャンス到来。
★マルハとニチロの経営統合は素材産業の経営統合と同じ
 マルハとニチロが経営統合を発表した。両社の売上を合わせると1兆円企業の誕生になる。鉄鉱石や銅、石炭など川上資源を産出する企業はM&Aが続き、現在では大手メジャーにすべて抑えられ、価格支配力は供給側に移った。資源のユーザーである素材メーカー側も合従連衡により規模を巨大化。価格交渉力を強めようとしている。この流れは川中、川下へと移り、大きなM&Aの流れへと進んでいく。
 今回の水産会社同士の合併も基本は同じ。飽食の中国など漁業資源への需要が増加する一方で、資源を保有する国や組織は支配力を強化しようと動きだしている。日本漁船の拿捕に見られるように、北方領土周辺でのロシアの動きは明らかに漁業資源を経済的な武器として使おうとする意図があるようだ。川上で資源の囲い込みが始まった以上、調達を有利に進めようとするユーザー側も調達を有利に進めるには規模を追求するしかない。川上の動きは他の資源と同じように川下へと広がっていく。川上を押さえたら、次はユーザーへと巨大化の流れは進んでいく。今日食品株が全般的に高かったが、この流れを予感しているとしたら面白い。連日のようにM&Aの話が出始めたが、米国でも大型のM&Aの話が出たら全体が上がる。テーマとしての巨大化が始まった。

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ハイテク株相場の裏に合従連衡あり?
 本日の日経平均は110円17銭高の1万6527円99銭、TOPIXは11.63ポイント高の1627.97とともに反発して終わった。事前予想を下回る機械受注統計の数字を受けて、日銀の利上げが遠のいた(本当?)との観測がでたほか、米国雇用統計の数字が良かったこともあり、為替市場で円安が進行。日本株も高くなった。今日も先物主導の展開だが、現物と先物とのサヤが大きいままに推移していたので、「先物売り―現物買い」の裁定取引がだいぶ入ったようだ。今日の上げ分はちょっと割り引いて考えておいたほうがよさそうだ。
★予想通り「新日鉄」が飛び出してきた
 来年のテーマであるM&A関連のリード役、新日本製鉄が飛び出してきた。本日は高値573円まであり、570円と続伸して終わっている。株式持合いなど安定株主作りが一段落したので、次は株価を上げて時価総額を増やし、M&Aされにくいようにする作業が始まる、としてきた。先日は宝鋼製鉄集団(中国)、ポスコ(韓国)との資本提携に続き、「今度はポスコと鉄鉱石の共同購入を行う」ときた。「壮大なM&A相場が始まる」で、高株価へ向けて人気を煽る好材料が小出しにされてくる、と書いたが、その通りの動きになってきた。決算期末へ向けては、業績の増額修正がでてくるのだろうが、それまで一体いくらの好材料が準備されているのだろうか。チャート的には、700円台まで節値がないだけに空恐ろしい感じさえする。短期的には一気に過熱感がでたが、中期指標はまだまだ。相場の勢いに押されて一般投資家が買いにくい間はこの相場は上がり続ける…。
★ハイテク株の背景には何がある?
 日本経済が「輸出と設備投資」に支えられた構造に変化は無い―として、国際展開力のある企業を狙えと書いた。今日は円安も手伝いハイテクオンパレードになった。一方で水産株がM&Aで買われていたが、ハイテク株の背景にもM&Aの流れがある。重化学や鉄鋼など「重厚長大産業」は、経営統合や事業統合を実施し、川上部門での価格支配力を強め、個別でも経営体質を強化してきた。新日鉄の借入金の減少など損益分岐点比率の低下はすさまじい。一方、ハイテク株は円高を乗り切り、経営に自信をつけ、90年代末はITバブルの好調で儲けた時期もあった。なまじ、いい時期があっただけに、今回の長期不況では、経営体質の強化に乗り遅れた面は否めない。このことは、三洋電機の借入金推移を見れば一目瞭然。一度、新日鉄と比較して見るといい。
 ハイテク株のグローバル競争は激しく、せっかく多くの研究開発費をつぎ込んでも回収する前に、価格が暴落してしまうのが実情。今後、市場の確保や商品や技術開発での共同化などが増加し、さらに経営統合につながっていく。次は、ハイテク株に合従連衡の動きが始まる。
 いよいよ、来年相場を先取りする動きが始まってきた。


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数字に一喜一憂するな!
 本日の日経平均は55円54銭安の1万6417円82銭、TOPIXは6.43ポイント安の1616.34とともに小幅反落して終わった。
 懸念されたスーパーSQは無事に乗り切ったが、次は7-9月のGDP改定値の発表。午後2時過ぎには機械受注の発表。GDPは下方修正、機械受注は事前予想を大幅に下回る、と全く良いとこなし。今晩のには米国の雇用統計の発表では動けるはずも無い。日経平均株価の変動幅はわずか106円という小動きに終始した。
★急浮上した年内利上げ説 
 また金融市場では短期金利が上昇、18日、19日に開催される日銀政策会議での利上げを改めて織り込み始めた。「利上げは来年」として市場が先走りした分を改めて織り込んでいるところだ。政府や欧米の政策当局からは「上げるな」、同じく為替に関係する金融担当者からは「上げろ」の大合唱。果たしてどちらに転ぶのやら…。これでだけ世界の注目を浴びたら日銀当局者も「大満足」だろう。ほうっておいても金利は自然に上昇していくと思うのだが…。世界の動きをみると日本から資金を調達しているのは、投機筋だけではない。低金利の円資金を活用した住宅ローンなど海外の金融と直接リンクした部分もある。無理に上げて、為替に大きな変動が起きると(多分、無いと思うが…)海外の金融政策にも影響を与えてくる。世界同時株安の引き金を引いたのは日銀の一連の金融政策の変更(量的金融緩和の解除、ゼロ金利解除)だったことは記憶に新しい。ただ、日銀のタカ派的な発言が続いてもマーケットは大きな反応をしていないので、ある程度織り込み済みになっているということか。
★指標の中身を見よう
 今日、10月の機械受注統計が発表された。市場の事前予想(6%台の伸び)に届かず、失望感がでていたが、中身を見ると、民需は前年度比で1.2%落ち込んだものの、外需は対前月で36.8%、前年同月比で37.6%と高い伸びを示している。だめだと言う前に、この点に注目すべきだろう。投資家の中には、新聞の見出しだけみて判断してしまう人が多い。たとえば、先日、「日本の鉄鋼輸出の数量が減少した」という記事がでた。株価が上昇しているため、空売りした人もあったのではないだろうか。しかし、よく調べると金額ベースでは増加している、ということもあるのだ。海外との競合で汎用鉄の輸出を絞り数量は減少しても、自動車・造船用鋼鈑、油送用パイプなど高付加価値品の輸出は落ちず金額ベースでは増加する、という構造を日本の鉄鋼業は持っている。
 新聞は常にセンセーショナルなものだけを目だ立たせる。見出しにだまされて、中身の検討を忘れると、怪我をするだけではなく、せっかくの儲けるチャンスも逃してしまう。先日のコメントでも書いたように、日本の輸出は世界景気の拡大と直接リンクしたもの。今回の数字は図らずも、そのことを裏付けたようなものだ。このことと、最近の海外投資家の「内需株売り、輸出株買い」の動きを照らし合わせてみれば、今後の方向感はおのずとわかるはずだ。

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そろそろ年末の餅つき相場か?
 本日の日経平均は102円08銭高の1万6473円36銭、TOPIXは7.6ポイント高の1622.77とともに続伸して終了。TOPIXのサイコロジカルラインは本日で9勝3敗と注意信号がともった。
 先物、オプションの動向を気にしながらの一日だった。明日は先物・オプションの決済日だが、裁定買い残高は4兆3000億円台、先物もロールオーバーが遅れ気味では、気にせざるを得ないというところか。外国人投資家の大幅買い越しに気を良くした先物買いに、先物の買戻しが入ったほか、オプションで弱気のポジションを取っていた投資家が先物にヘッジ買いを入れるなどし、日経平均は一時1万6500円の大台を回復していた。今日の足型は、窓を開けての星。ミニ「宵の明星」になっており、上昇一服の動きがでるかも。(中期指標には加熱感は全く無いので基本的な強気方針に変化なし)
 米国で強い経済指標がでて金利が上昇すると、世界の株式市場はシュンとなり、上昇したのは英国やシンガポールなど僅かな市場だけ。このところ外国人買いが増えているのも、新値圏に出てリスクの高い市場より、出遅れ感の強い日本市場に資金を移したほうが安全という考えもあるようだ。物色の中心は大型株でいつでも逃げられる「流動性」を重視したもの。中・小型株まで広げていないのは、まだ本腰ではない証拠か。米国で住宅ローン申請件数が増加するなど、心配された住宅部門に底入れの兆しが出てきた。底入れとなれば長期金利が上昇に転じる。世界の株価は大丈夫か?為替はどうなるのか?読みが難しくなってきた。
 それでも物色意欲は強い。短期の利ざや稼ぎを狙った目先筋の動きも大分良くなってきた。そろそろ、年末恒例の「もち代稼ぎ」の相場が始まるか…。PERやPBRから見た割安株が市場にはごろごろしている。当面は企業価値の修復相場。リバウンド狙いは日足より、週足の移動平均線に注意。下っていればそこで頭はたたかれる。目標値は13週、26週が位置するところ。世間では史上最高のボーナス支給が言われるが、地方のプータローには関係ない。ガンバロー!

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何をビビッているの?
 本日の日経平均株価は105円52銭高の1万6371円28銭と3日ぶりに反発。TOPIXは16.28ポイント高の1615.17と反発して終わった。NT倍率は、10.14とさらに低下。円高に刺激され、金融株など大型株が物色されTOPIX優位の展開になった。日経平均もかなり頑張ったが、上値になると、オプションや先物などデリバティブがらみの小細工がでてきて日経平均はどうしても頭が重くなってしまう。今日は、景気動向指数が発表されたが、一致、先行とも堅調な数字がでて、ちょっとしたポジティブサプライズを市場に与えた。
 それにしても、日本人投資家の自信の無さはどうかと思う。昨年末や年初の高値を買いついて、いまだに水面にさえ浮かびきれない状態では仕方が無いところか。ポジションが悪ければどうしても物事が悪く見えてしまうのだろう。
 今日IMFの専務理事が2007年の世界経済の成長率を下方修正するといっていたが、それでも成長率は4%台の後半。中国の高成長に続き、インド、ベトナム、タイ、インドネシアと東アジア経済圏は急拡大。中東経済圏も膨大な石油収入を背景に、投資が拡大中。いずれも国内の社会資本整備や設備投資が主体。日本の輸出や設備投資は、これらの国の成長と密接にリンクしている。米国の経済が減速するから、「日本経済はだめ」という意見がある。しかしよく考えてみると、1960年代に世界全体の40%以上を占めていた米国のGDPは、現在20%を切り16%台。「輸入のラストリゾート」という側面があるが、世界経済への影響は以前ほど大きくはない。世界は多極化しつつあり、米国を過大評価するのはいかがなものか…。
 原油価格が反発を始めており、資源国への資金還流がまた始まる。資金は投資となって、輸入を通じて先進国を潤す。ビビルことは無い。物色の方向は決まっている。リバウンド取りと順張りで買う銘柄を間違えると悲劇が待っている。



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壮大なM&A防衛策がスタートした?
 本日の日経平均株価は37円83銭安の1万6265円76銭と小幅続落。TOPIXは8.85ポイント安の1598.89と6日ぶりに反落して終わった。
今日はNY株高という援護射撃があり、ハイテク株を中心に高く始まったが、重要な経済指標の発表を控えていることで手控え気分が強く、また裁定取引の解消にともなう現物売りが断続的に出てくることから、結局、続落して終わった。後場に入り前場中に買われたハイテク株が急速に値を消したが、株取引の終了後、為替市場で円が急騰。114円台に入ってきた。まさか、引け後に円高になることを知っていてハイテク株を売っていた…なんてことは無いよね!最近、不透明な商いが多くて疑い深くなってしょうがない。
 それにしても新日鉄の快進撃がとまらない。株価は540台に乗せ、1990年以来の高値圏に出てきた。世界最大の鉄鋼メーカー、ミタルスチールが火をつけた世界的な規模の鉄鋼再編は、日本の鉄鋼メーカーに飛び火。M&Aをやられてはたまらないと、新日鉄は大型の自社株買いを実施。さらに、系列企業や取引金融機関に買い増しを依頼。果ては、商売敵の国内鉄鋼メーカーにまで及ぶという凄まじさだった。その後株価は高値もちあいを続けていたが(頼んで株券をもってもらったのに、まさか下げることはできませんから…)、宝幸製鉄やポスコとの資本提携の発表を機に動き始めてきた。安定株主作りはとりあえず終了し、M&A防衛策は次のステップに移行したということか…。
 次は「時価総額の膨張作戦」だ。株価を上げるために好材料を出していくことだが、資本提携発表はその第一弾。期末の業績増額修正も予想されるが、来年5月の三角合併解禁へむけ、どんな好材料が準備されているのか…。長期足でみると700円近くまでフシ値はないようだが…。
 

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曲がり屋が動いた?
 本日の日経平均株価は18円19銭安の1万6303円59銭で4日ぶりに小幅反落。一方でTOPIXは2.84ポイント高の1603.59と6日続伸して終わった。
 日経平均とTOPIXのNT倍率は10.13に縮小。為替の円高転換とともに、内需株の逆襲が始まったようだ。寄り前の外国人投資家の売買動向は差し引き1700万株近い売り越しで、寄り前から先頭意欲をそぐような動きだった。ただ、TOPIXの6日連騰と歩調を合わせるように、日経平均も6日連続の陽線となり、押し目買い意欲が強いことをうかがわせた。寄り付きの外人売買動向も売り越しだったが、売り買いともボリュームアップしており、流れは確実に変わりつつあるようだ。
 それにしても、「曲がり家には向かえ」とはよく言ったものだ。世界的な株高に乗り遅れた日本株は、パフォーマンスでは、湾岸産油国の市場と並んで悪かった。輸出・設備投資の好調で企業業績が伸び、結果として雇用者所得が増加。続いて個人消費が伸びるとして、外国人投資家は金融株や流通株を仕込んで待っていた。しかし、「下期の企業業績の伸びは鈍る」との企業側の発表で意気消沈。そこに、海外市場が活況を呈してきたため、あわてて日本株を売って海外市場に資金をシフトした、というのが最近の外人売りの状況なのだろう。底値圏にある日本株を投げ、新値街道にある海外株を飛びつき買いする―まさに素人然とした商いのやり方だ。相場格言に「悋気商い慎むべし」というのがあるが、まさに「やっちゃった!」というところだろう。そのうち海外株が調整したら、今度は「日本株が出遅れだ」ということで、自分たちが投げて動きのよくなった内需株を買いに来るのだろう。ただ内需株は13週、26週とも移動平均が下降中。戻ってもいったんは頭をたたかれる。
 相場巧者は常に振り子の振れた反対側を狙うもの。世界経済の拡大と直接リンクした輸出関連株と設備投資の好調はまだまだ続く。「曲がり家」には向かおう。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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