大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ニューヨーク株高の背景は?
 25日の日経平均終値は193円01銭高の1万7429円17銭、TOPIX終値は16.07ポイント高の16.07ポイント高の1703.41と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは84、RSIは48。
日経平均は1万7500円をはさんで上下約300円幅のレンジ相場を続けている。

★ビッグなマイナス材料が無いのでしばらくはレンジ相場か?
昨年の今頃は、日銀の初の利上げというハンマーパンチが世界の金融市場に炸裂し、すべての銘柄が大名行列(下にー下にーと掛け声をかけて通ったという)になってしまった。しかし、今年の場合は、円高へのぶれや新興市場の波乱などジャブ級のパンチしかなく、先物業者も下へは引っ張れないようだ。今日は、ニューヨーク市場初の1万3000ドル台乗せというエポックメイキングがあったうえ、他の市場も堅調に推移していたので、さすがに売り崩せなかったようだ。場中には、先物と現物のサヤがつまり裁定解消売りが出る場面もあったが、実需の買いが入っていたのか、これまでのようにガタガタと崩れることはなかった。個人が高値を買いついた新日鉄など鉄鋼株が切り返したのも、市場に安心感を与えたようだ。ただ、新日鉄は25日線が下降しており、明日以降の戻りで25日線を上回り方向転換させるだけの買いパワーが戻るかどうかが焦点になる。まあ、目先的な動きと、大きなテーマに沿った動きと、どちらが本物かじっくり見極めることだ。

★ニューヨーク高を支えたのは世界景気の拡大
 以前から、「世界景気の拡大が先進国の景気を支える」と主張してきた。ニューヨークダウは新値を更新したが、これに寄与したのは海外売上比率の高い企業だ。国内準拠の企業はむしろ足を引っ張っている。日本でも、業績好調群は、海外展開や輸出企業向けの部品会社、輸出の生産を支える設備投資関連企業だ。EUであれ、米国であれ、日本であれ、景気を牽引しているのは輸出と設備投資という構図に変化はない。ここにきて、原油や非鉄、穀物など一次産品の価格が再び上昇し始めた。この動きが、産出国への資金流入を促し、工業化への道を歩ませる。これでメリットをうけるのが生産財を供給する先進国という構図だ。これが分かっていないと今の株価は理解できない。国内準拠型企業はマーケットが縮小するなかで、販売競争が激化。結局、体力の奪い合いから統合による市場支配力の強化に進まざるをえないことになる。荘でなければ、人員削減など徹底的な合理化により競争力を強化するしかない。だから、以前から、国内関連はM&Aと言ってきた。
 ニューヨークダウの1万3000ドル乗せは、様々な示唆を日本株に与えてくれる。少々難しいかも知れないが、この構図を良く理解して、銘柄選定をすべきだろう。


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今日は、ちょっと趣向を変えて見た
 25日の日経平均は215円61銭安の1万7236円16銭と続落、TOPIXは18.82ポイント安の1687.34と反落して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは85、RSIは42。RSIと騰落レシオの下落ピッチが早まってきた。
 
★「無茶が通って道理が引っ込む」不条理相場…
 市場は決算発表以外には関心が無い、という感じだ。良ければ飛びつき買い、悪ければ叩き売り。そんなやり方が厭だという人は見送り姿勢を続けている。市場に厚みがないために相変わらず先物業者がやりたい放題をやっている。来月に決算を控えたヘッジファンドの仕業だろうが、日本の株式市場は彼らの私設市場に成り下がった感じさえする。また、市場そのものにしても、数字ばかりを追っかけて、株式市場に一番大切な「夢とロマン」がなくなっている気がする。最近、新興市場の株を何分の1かの値段で投げて、市場から去る人がふえているという。一部の裁定業者や先物業者だけがやりたい放題をやって市場を荒らされ、PBRが半分以下になっても下げ止まらない…。無茶が通って道理が引っ込んだんでは、それは逃げていきたくなるよね!
 昨日も書いたが日本の投資家がもっと国内の企業に自信を持たなくてはいけない。株価というのは、利益と金利で決まるもの。世界一金利が低い超優良国の日本の株価を4%や6%などという金利の国と比較し、PERが20倍台で高すぎるという論法は通用しない。この議論がアナリストの間から全く出てこないのは不思議でしょうがない…。どうせ、株価が上がりだしたら、自分達が割高と言ってきた説明を正当化するために持ち出してくるんだろうがね。とにかく、日本の投資家は自信を取り戻して、自国の市場に望むべきだと思うが…。いかが…。

★日経平均チャートってどんなになってるの?
chart

 上は、株式レポートで使った日経平均チャートだ。少し前の分で申し訳ないが、2003年の底値以来の動きをみたものだ。これまでにも何度か説明したが、目に訴えたほうが良いと思い掲載した。
 図をみれば分かるように、日経平均は大底以後の高値と高値を結んだAラインと大底から引き上げた平行トレンド内を動いている。このなかで、特に、Aラインに対する株価の動きに注目して欲しい。バンド内にあるときはAラインが上値抵抗ラインに、抜けたときは下値支持線に変化している様子が読み取れるはずだ。現在は、2月のミニ世界同時株安で折角抜けていたAラインを下回ってしまっている。そのごは、Aラインが上値抵抗ラインに変化し、ずっと株価の頭を押さえ続けている。
 このブログでもAラインを上回ることが最大課題になると書いてきたが、この図をみれば何故頭が重たいか良く分かるはずだ。当面は、このライン抜けと、続いて下値支持線に変化したことを確認することが本格出直りのポイントになる。目先は、D,Eラインで形成されるバンド内を動いており、このバンドから下に抜けないことが課題。また、Bラインの存在は意外と気づいていない人が多いが、図に見るように強力なラインとして存在している。もし、D,Eで形成されるバンドを下回れば次の下値目処になる重要な線だ。
 毎日同じことを書いても仕方がないので今日はちょっと趣向を変えてみた。参考になれば幸いだ…。

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米国も原発建設で日本の軍門に下った?
24日、日経平均の終値は3円60銭安の1万7451円77銭と小反落、TOPIXは0.53ポイント高の1706.16と小反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは92、RSIは47になった。RSIが40台に入ってきた。
 今日はニューヨーク株が反落して終わったものの、ハイテク株の決算に好調なものが多かったほか、新興市場の反発、昼休みの間に機関投資家の買い決めクロスがはいったことから先物買いが入り反発した。今日は新興市場の反発がエポックだったが、昨日までのジャスダック市場のテクニカル指標を見ると、サイコロジカルラインは1勝11敗、RSIは18と陰の極を暗示するような数字になっていた。まだ、割高感はのこるものの、これだけのテクニカル数字をみると、いったんは買いをいれても良いところだろう。一部市場もRSIが40台に入ってきており、もう少しというところだ。ニューヨーク株については、昨日発行したレポートでいったん下げる場面があるとしたので、ここでの下げは意外なものではない。指数も加熱していたし、いったんは調整しても良いところ。ただ、サイコロなどは短期間で加熱しており、この押し目は買いに分がある。

★安部総理の訪米で日本の原発建設の支援が決まる
 今月26日から安部総理が米国を訪問する。従軍慰安婦問題などがあり必ずしも歓迎ムードとは行かないが、まあ就任挨拶と思っていけば良いだろう。従軍慰安婦への発言にしても、安部訪米が決まった後で騒ぎ出しており、中国や韓国政府が日米の必要以上の接近に対しクサビを打ち込んでおこうとロビイストを動かしたものだろう。そんな政治的なことより、ブッシュ大統領が、安部総理との会談で「再開された原発建設に関して日本の支援を要請する」と伝えられた。安全な原発建設には二本の技術が必要と認めたものだろう。これで、日本の原発関連メーカーに大きな可能性が開ける。今日の相場では、とりあえず材料出尽くし見たいな感じで、小安く終わっているが、日足チャートを見ればわかるように、日立、東芝、三菱重工の原発御三家はいずれも25日線を意識して終わっている。近々、反発に転じてくるはずだ。
 先日の中国・温家宝首相の日本への省エネ・環境対策での協力要請など日本の技術力の見直しが始まっている。こんな日本の企業を何故評価しないのか私には分からない…。大手証券が格下げするなかでも、馬鹿みたいに造船・重機株を進めてきたが、今は全体が低迷しても三井造船、佐世保重工(ともにレポート銘柄研究で注目)は今日も高値を更新している。そろそろ、日本の企業の実力を見直してみたらいかが…。
 中国の第11次5カ年計画では5年間で20兆円の資金が投入される。あのプライドの塊の中国が、日本の環境技術に頭を下げてきたことを考えると日本企業に落ちるお金は大きい…と、考えるのが当たり前。
 
 最近、1-3月に大量に買った欧州系の売りが話題になっているが、良く考えてみると、思惑どおり買って値上がりしたものの、ポンドやユーロがそれ以上に値上がりして儲けになっていないのが実情。その間、自国通貨よりもっと強い高金利や有資源国通貨の国の株価が上昇しており、短期の運用成果を求められるヘッジファンドなどが乗換えを図っているものと思われる。つまり、前から言っている「負け組み」が乗換えを始めたわけだ。ここで実行することは「曲がり屋には向かえ」だ。
 狙う株は、日本株しかない。


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米国の決算発表にヒントが…
 23日、週明けの日経平均は2円75銭高の1万7455円37銭と小幅続伸、一方、TOPIXは4.44ポイント安の1705.63と反落して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは92、RSIは55。

★なにか日本独自の悪材料が潜在しているのか?
「日本の株式市場は一体どうしたの?」とでも言いたくなるような相場付きだ。前場こそはニューヨークダウの史上最高値更新を受けて高く始まり、1万7600円台に乗せていたが、やはりというかいつもどおりというか、前場と後場の休憩の間に先物業者の仕掛けが入ったようだ。S&Pが日本国債の格付けを引き上げてくれたのはありがたいことだが、先物業者はこれで円が買われる→円高→株安とストーリーを作り、売り崩しに動いたようだ。
 ただ、問題はかなりまとまった買い注文を場にさらしておいて、寄り付き前に注文を取り消し、一転して売りに回ったというから、やり方としては卑怯この上ない。買い注文をみて、強気になったところを足払いをかけられるわけだから、弱気が倍化され売りスピードが加速する結果になってしまった。
 上海が高くても関係ない…、インドが上昇しても関係ない…、韓国が過去最高値を更新しても関係ない…。気になるのは業績だけ、という感じだ。注目されていたHOYAが決算を発表したが、増益なのに事前の予想に届かなかったといって売られ、今期も最高益を更新することが確実な新日鉄も売られるという具合だ。典型的なのが電子部品のKOAだ。前期の業績をさらに増額修正する立派な決算を発表したが、第一四半期の見通しを減収減益に予想したため、結局、売られて終わった。こうなることを一番心配していた。最近の低迷相場のなかで、かなり織り込んでいたはずだが、実際にこういうケースがでてくると市場は持たないようだ。
 困ったもんだ…。株価の形成要因は業績だけでは無いはずだが、市場の投資尺度は業績だけに偏ってしまっている。このままでは、市場が壊れてしまうし、行儀の悪い先物業者から壊されてしまう。監視する立場の当局はそろそろ「行儀が悪いよ!」くらいは言っても良いのではないか。世界の動きに逆行する日本市場には、何か自分の知らない悪材料が潜在しているのではないか、と真剣に考えたくなる。

★米国の企業決算に次のヒントがある…?
 ニューヨークダウがNASDAQに比べ格段に強い。好決算銘柄が多いためだが、中身を見ると、原油価格の上昇で潤った石油メジャー、M&Aの手数料で儲けた証券会社・銀行、キャタピラーなど海外への輸出で潤った企業など、あまり国内の要因とは関係ないところが好調だった企業が多い。国際展開力の強い企業がダウ平均採用銘柄に多いことが関係しているようだ。一方、ヤフーやAMD、消費関連などは不振を続けている。それと、先週末の急騰は、住宅ローンの不履行が懸念されていた金融関係企業や住宅建設減少の影響を受けると見られていた建設機械のキャタピラーが増益だったことで、市場は意外と住宅不振の影響がでていないとして「サプライズ」な材料と受け取ったようだ。
 日本の構造も基本的に米国と同じ。IMFは今年も世界経済は5%近い成長が続くと予想している。つまり、世界の景気拡大と関連した企業しか儲けられないということだ。今回の米国の決算ではっきりしてきた。
 内需がらみはリストラしないと利益は上げられない、輸出企業は市場支配力を持つ企業しか利益を挙げられないという構図が浮かび上がってきた。これから株価の2極化が強烈に進むことになりそうだ。

徹底したテーマ株の押し目買い!

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株価の形成要因は業績だけじゃない…
 20日の日経平均終値は80円62銭高の1万7452円62銭、TOPIXは3.14ポイント高の1710.07と、ともに小幅反発して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは90、RSIは60と、まだまだ動くには中途半端。
 
★機関投資家はいつまで見送り姿勢を続けるのか…
 米国は過去最高値更新、円は118円台後半、中国は小反発、環境はまあまあなのに、国内投資家は動けない。ファンドマネージャーが相場観で大きなストーリーを描けば、仕込める銘柄はたくさんあるはずなのに、業績をみるまでは動けないということか…。新年度入りで、ファンドの手元にはキャッシュが積み上がっているのに…。自分独自の相場観を建てて果敢に仕込んでいくという、積極運用ができないようだ。決算発表を見て、業績の裏づけのある銘柄を横並びで仕込んでいこうということか。これなら、運用でこけてもだれからも文句を言われない。大手のファンドマネーシャーは人よりも運用成績を上げるにはどうしたら良いか、もっと勉強する必要がある。
 これまで、株式レポートやこのブログ、証券関係者へのアドバイスを通し、造船・重機株、重電株を一貫注目してきた。三井造船については、大手証券会社が業績に疑問ありとして格下げするという、ことがあったが、ふたを開けてみると、増額修正して経常利益は3.4倍になった。
レポートやこのブログでは、そんなことはありえないとして継続推奨してきたが、組織力をもって調査した結果の「格下げ」では余りにお粗末とはいえないか。最近、三井造船の材料はひっきりなしにでてくるようになった。もう少し、日本の造船・重機業会の現状や実力を把握して投資判断をして欲しい。あまりにお粗末だ。同じく、原子力関連の東芝、グループリストラ・原子力関連の日立も値を伸ばしてきた。これから、株価の2極化がはじまるとともに、国内企業の第2次のリストラがはじまってくる。余り業績に振り回されないほうが良い。

★新聞を読もう
 昨年末、今年の相場の見通しとして、「自動車や電子部品株の囲い込みが始まる」と書いたのを覚えておられるだろうか。昨日、自動車工業会の会長がいみじくも同じ発言をしていた。欧米、中国、インド、韓国、タイなど世界各国で自動車が生産され、ものすごい販売競争が繰り広げられている。しかし、その競争も部品の供給が途切れたら負けになる。競争に勝つためには、いつでも安定的に部品が入ってくる体制を作らねばならない。そのためには、メーカーの系列に組み込んでしまうしかない。だから、シェア争いが激しくなればなるほど、部品会社へのM&Aが進むことになる。もし、自社に部品を供給している会社が乗っ取られたら、企業にとって命取りになる。自工会の会長はこのことを心配している。世界的な自動車メーカーの再編とともに、次は、部品メーカーの再編が始まる。この状況は、電子部品でも同じ。中国や新興工業国は、高付加価値産業の育成を最大課題と考えている。産業の高度化だが、それを支えているのが電子部品。その最大最強供給企業は日本に集まっている。新聞を読んで業績のネタばかり探すのも良いが、日経は同時に200数十万人の人が読んでいる。だから大切なのは、記事の裏と内容を発展させて考え、人と違う投資行動をとること。そう考えると、業績と関係ナシに買える銘柄はたくさんある。お粗末なプロに負けるなんて恥ずかしいぞ…。



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ここからは指数重視。一番信用できないのは「自分自身」
19日の日経平均終値は295円36銭安の1万7371円97銭、Topixは23.78ポイント安の1706.93と、ともに急反落して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは96、RSIは51。とにかく今はテクニカル指数の好転待ちというところだ。

★針小棒大の噂に惑わされるな!
 しかし、よくこれだけ悪材料を引っ張りだしてきたもんだ。朝方は、海外年金の売り玉と思われるものが大型株中心に出て、地合を悪くしたところに、円が117円台に突入。そうこうしているうちに、イランのウラン濃縮活動が確認され、その次は、中国が第一四半期のGDP発表時間を変更したといって、「利上げだ。元切り上げだ」とくる。またまた、日銀の利上げまで言われ始めるという始末だ。極め付けが、上海市場の5%を超える下げ…この程度の下げで済んだのは奇跡?としか言い様が無い(実際は今の相場が強い証でもある)。大げさに書きすぎたが、折角、裁定業者が相場を下げようと一生懸命に流している話だから、ちょっとは乗ってあげないと気の毒…。好きにやってろ…。
 中国国家統計局は引け後に第一四半期のGDPを発表していたが、11.1%という二桁の伸びだった。インフレ率は2.7%。利上げが実施されても不思議じゃない数字だ。ただ、国民皆投資家になっている現在、裁定業者が流しているような市場をぶち壊すような利上げはできようが無い。下手すると暴動が起こる。また、「元切り上げ」にしたって、まだ国内の構造改革が終わっていないのでやれるわけが無い。困るのはウォルマートなど低価格品を中国で生産している米国企業でもある。日銀の利上げにしたって、景気の腰折れ懸念があるのにできるわけは無いし、今のように金融市場が波乱状態になっているときにやればどういうことになるかは日銀自身が知っている。昨年4月、今年2月の世界同時株安はいずれも日銀の金融政策の変更のあとに起きている。3回目の引き金を引くだけの度胸は今の日銀には無い。裁定業者は自分らが儲けるために、針小棒大で悪材料を作り上げる。まあ、あまり右往左往しないで、どっしり構えて相場を見ておくことだ。

★波乱局面で一番信用できないのは自分自身。ここからはテクニカル重視で!
 今日、日経平均は安値1万7219円まで下げて、やや戻して終わっている。このブログをずっと読んでいる人なら、この数字が以前書いた屈折ポイント1万7254円に対応していることが分かるはずだ。また、上げの道中で空けた窓も閉めた。外部要因に大きな変化が無ければ、あとは指数の買いゾーン入りを待つところだ。
 今日のように急落すると、ドンドン下にいってしまうような気がして鳥肌が立ってしまう御仁もおられるようだが、あまり相場を見ずにテクニカル指標を注目。自分の気持ちではなく数字に従って動くようにしたほうが良い。上海が下げ、他のアジア市場も下げているので、多分、米国もビビッてさげるのだろうが、新値を更新したあとだけに、ここでの下げは当然…と思うぐらいの余裕が欲しい。とにかく、日本株が本格出直りにはいるには、2003年10月高値と04年4月高値を結んだラインを上回ることが最大条件。

 無茶苦茶な相場だが、一貫注目中の三井造船と佐世保重工がともに新高値(ともにレポート注目株)。含みの片倉工業が2200円引け。どこかで、含みが再浮上する。テーマ株の突っ込み買い。

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円安のなかで、「超優良国」日本の資産ダンピングが起きている
18日の日経平均終値は139円88銭高の1万7667円33銭、TOPIXは15.60ポイント高の1730.71と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは60。指数は、なかなか、明確な売り信号も買い信号も出さない。ちょっと時間がかかるかな?

★いつまで続く「こんなもん」相場
 以前から、2進1退の相場が続く、としたが、このところずーとこんなこう着状態の相場が続いている。外部環境は、「海外株高」、「円安」と絶好調に推移しているのだが、日本株は見送り商状だ。弱気も強気もどちらも腰が入っていない。なまじ、前期の業績が良いだけに売り込むこともできない。しかし、米国の景気の先行きを考えると、強気もできない、という具合だ。だから、横ばい相場になってしまう。ただ、冷静に考えると、海外の株が高いということは、世界の景気拡大に変化はない、ということだ。以前から書いているように、日本の景気をリードしているのは世界の景気拡大とリンクした「輸出」と其の生産を支える「設備投資」。この構造に変化はない。米国の景気減速を見越して、企業業績見通しが慎重になるのは、昨年も同じ。ただ、昨年は決算発表をはさんで株価が下落。経営者の慎重な見方を早めに織り込んだ。しかし、結果的に企業業績は二桁増益になった。今回も経営者の慎重な予想の可能性は同じ。ただ、昨年と同じことを相場は繰り返さない。すでに3月、4月の相場でもたもたしながら其の可能性を織り込んでいる。ということは、決算発表が本格化すると悪材料出尽くしで株価は高くなる、と見るがはたしてどうか…。不定期船比率の高い商船三井が事前予想に反して増益に転換するなど、再び世界の荷動きが活発になっている。景気が悪化するのに荷動きが活発になるはずが無い。そろそろ、気持ちを切り替える準備をしたほうがよさそうだ。

★日本の資産を見直そう…
 海外で円安が進むのに、海外投資家の株や企業、不動産など日本の資産を買う動きが止まらない。一方の日本の投資家は、単に金利差を取れるからと、小利を求めてせっせと海外にお金を持ち出している。しかし、ちょっと考えてみよう。世界最大の債権国であり、巨大な貿易黒字を稼ぎ出し、資本収支も貿易黒字を上回る、という超優良国の日本。何故、売られるんだろうか…。単純に考えると、「海外に比べ、金利が安いから…」ということになる。しかし、金利が低いのは、世界の国との間で金融政策の時差が生じているからに他ならない。いずれ、海外が金融緩和に移行するとき、日本は金融引き締めを続けなければならない時期が来る。其のとき何が起こるかは説明をするまでも無いはずだ。世界のなかで、一番優等生の国の通貨が安いということは、海外の投資家からみると超優良国の資産がダンピング状態になっているということでもある。だから、円安にも関わらず、海外投資家は日本の「資産」を買っている。5年先か10年先になるか分からないが、金融政策のズレが今と逆になり、強烈な円高がきたら、世界中の資金が日本になだれ込み、強烈な円高と過剰流動性によるバブルが発生する。そのとき、日本人が資産を買おうと思っても海外投資家に買い占められて何も残っていないだろう。海外のしたたかな金融資本は5年~10年サイクルで考え資産を拡大してきた。彼らが今の資産を拡大するには、すでに中国やロシア、インドなど世界各国に巻いた種を育てねばならない。だから米国経済がどうなろうとも世界経済(金融資本が資本を投下した国)の経済は成長させなければならない。今の世界経済を考える場合、この図式を理解していないとよくわからない。円安のなかで、欧米の金融資本が何を進めているか、日本人なら十分理解しておこう。だから、株は上がるし、買う株は輸出につながるもの、より資産性の強い株ということになる。
 毎日の、膠着相場に嫌気がさしてきた人も増えてきたので、今日はあえて大きな相場観を書いた。連休明けをにらんでそろそろ腰を上げてはいかが…。

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決算発表が怖くて動けない投資家、やりたい放題の裁定業者!
やっと子供が退院した。明日からはもう少し腰を落ち着けて相場を見ることができそうだ。ただ、肩に力を入れてみるほどの相場でもないが…。
 とにかく、17日の日経平均終値は100円85銭安の1万1527円45銭、TOPIX終値は9.69ポイント安の1716.11と、ともに反落して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは86、RSIは57。指数的にはエネルギーの低下を暗示中。

 ニュヨーク株は大幅高、CMEの日経平均先物も大幅高、為替は1ドル119円台後半。「これだけお膳立てしてもらっても上昇できない日本株って何?」と言いたくなる相場付きだった。昨日も「中身が無い」と書いていたように、結局、今日も先物に振り回された一日だった。現物市場が決算発表を控えて身動きが取れないなかで、外資系裁定業者のやりたい放題が続いている。今日も海外高を受けて高く始まったが、昨日先物を買った向きが利食いに動いたほか、昼休みのうちにまた売り決めのバスケット売りがでて後場に対する期待感をぶち壊した。昼から、先物に売り仕掛けが出ていたようだが、そのあと「北朝鮮の核施設の回りでおかしな動きがある…」という話が流されていた。もし意図的に流した話なら、実にけしからん。個人の投資家が一つの銘柄を纏め買いすると、すぐに取り次ぎ証券会社に問い合わせが入るらしいが、外資系証券会社は何をしようとお咎めナシでは、日本の市場から個人投資家は皆出て行く。そろそろ治外法権はなしにしてもらいたいものだ。
 先物で株式市場を売り崩し、片方で債券を買ってサヤを抜く…。このところ、小型株や新興市場の下げがひどいが、ひょっとすると、新興市場・小型株売り、大型株買いなんていう裁定取引をやっているのかもね…。新興市場のPERが24倍を超え、1部市場の20倍を上回っており、裁定取引を仕掛けるにはチャンスだと思うが…。とにかく、何かやっているんだろう。以前にも、決算発表が終わるまではどうしようもない…としたが、どうやらそんな感じになってきた。とにかく、ポイントは今期の見通し。早く、決算発表が終わって心置きなくテーマ株買いをやりたい。しばらくは、愚痴を書くことが増えそうだ…。


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今日の上げは本物?
こどもの入院で書き込みができない日が続いている。夜書けばいいのだが、実際に相場を見ないままに書くのは不誠実というものだろう。今日も、これから病院に行かねばならない。簡単に書き込んでおこう。

 本日の日経平均は264円35銭高の1万7628円30銭、TOPIXは20.10ポイント高の1725.60と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは56。

 先週末はG7が開催された。きっと円安への非難が集まるだろうと、外資系証券は先物売、債券買いのヘッジポジションを取っていたが、結局何にも出ず。しかたがなく、先物を買い戻し、債券売りのヘッジ解消をやったら「こうなった」というところだ。中身は全くナシ…。
今晩のニュヨークが下がると、「元の木阿弥」に逆戻りか?
ポイントは米国の企業決算発表。今週から本格化するが、大手のリサーチ機関の予想では、S&P500採用企業で3,4%の増益。14四半期続いてきた二桁増益も終わると予想している。一方で、長期金利は上昇中だ。3.4%増益は長期金利の水準を下回る。過去、金利上昇を無視した相場にはかならずあとでしっぺ返しが来る。最近は金利と株価が平行して上昇していた。チャート的には、日米とも世界同時株安時につけた長大陰線の寄り付き近辺を狙いに行く動き。まだ。上げ余地は残していると思うが、気になるのは米国の企業業績。増益鈍化を市場が嫌気すれば、株価が波乱することもありそう。そうなると、日本の経営者のメンタル面が影響を受け、今期見通しが消極的になってくる。来月には、欧米ヘッジファンドの決算を控えており、叩かれる可能性も…。まあ、これは最悪のコースだが、今言った材料はすべてみんなが知っていること。多分、上下動のなかで織り込んでいくことになるのだろう。結局、前からいっている「二進一退」相場が続くことになるのだろう。
 関心があれは、長大陰線の寄付きがいくらか、日本と米国で確認しておいたら良い…。
 本筋は、テーマ株。温家宝首相が日本に懇願した「省エネ・環境保全」関連、含み、原子力、アイホーンなどテーマは豊富。邪魔するのは決算発表。割高だなんだといわずにテーマ株を仕込むこと…。本日、片倉工業が引け新値、東芝も新値更新。三菱重工、日立もこれから…。
 気になるのは、25日線が頭から覆いかぶさってきた「新日鉄」…。

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やはり「こんなもん…」相場が続いている!
 子供の入院や手術やらで、書き込みが途切れ途切れになり、申し訳ない。まだしばらく続きそうなので、ご容赦願いたい。ただ、以前から「相場はしばらくこんなもん…」といってきたが、やはり全体は小動きで「こんなもん…」相場になっているようだ。
 さて、久しぶりで相場を見たような気がするが…。本日の日経平均は5円38銭高の1万7670円07銭、TOPIXは3.32ポイント高の1739.01と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗の五分。騰落レシオは108、RSIは57。指数的には中立ゾーンが続いている。
 
★方向感がつかめない相場!
 以前から「外部環境次第の相場」といってきたが、外部環境に大きな動きが無ければ動きようが無いということか?今週末に為替動向を占うG7が、先物にからむSQというイベントを控えては動きが取れないということか…。頼みのニューヨークも8連騰と2001年のITバブル全盛期以来という絶好調ぶりだが、上げ幅は小幅にとどまっている。週足を見ればわかるが、世界同時株安につけた週足長大陰線の寄り付き付近に来てもたもたしており、もしかしたら、もう一回下値を覗きに行くかもしれない微妙なところにいる。為替も円対ドルを見ていたら分からないが、他の通貨に対し、円とドルが沈んでいるという格好だ。米国は景気の減速から利下げが予想されているほか、日本円は、金利の絶対水準が低いから仕方が無い。これから、4月に入り、また外債投資型のファンドがたくさん作られるだろうから、もう一段の円安が進むのか。だったら、円安でメリットを受けるハイテク株を…ということになるが、米国景気に減速懸念があれば経営者がどんな決算見通しを出してくるか分からない。結局、手詰まりになってしまう。かといって、業績の裏づけが無いテーマ株を買う勇気も無い…。決算発表が始まれば、刺激材料がでてくると期待する人もいるが、先行き不透明の中では良い数字が出てくるわけは無い。結局手詰まりになってしまう…。なーんか、レポートの直近号と同じことを書いているような気がする。レポートでは、「テーマ株が決算で売られたところを買おう」と書いたのだが…。
 
★業績への失望がテーマ株を復権させるいろいろ理屈はあるだろうが、みーんな結局去年の4月高値を意識しているんだよね!引っかかると怖いから。でも、新聞をみると、海外のファンドはみんな「日本の土地持ち企業を買う」といっているのに、何故、株価が上がらないの…。まさか、業績から見て割高な株は変えないなんて馬鹿なことをいっているんじゃ無いでしょうね。いつものことだが、彼らは、誰かが猫の首に鈴をつけないと動けない人種。これまで、このブログでしつこく書いてきたテーマ群はまだみんな株価的には未完成…。業績が怖くて一服した東芝・日立に変わり、業績好調の三菱重工が動き出してきた。予想通りだ。中国・温家宝首相の来日以降、中国経済の最大課題である環境対策も受注ベースで動き出してくる。また、5月からは「三角合併」も解禁になる。さらに、新年度入りで、企業の新OS搭載パソコンの購入も始まる。携帯へのGPS機能搭載などいろんなものが動き出す。株価はこれを好感する。どうも、業績ばかり、注目される。それも、目先。しかし、テーマ株の理想買いは数年先の業績を買っている。一貫して推奨してきた荏原は5割以上の上昇率だが、取り上げてからの数ヶ月で業績動向は大きく変化している。中国など海外受注が増えれば、さらに業績は向上する。理想買いの面白さは業績の変化率とともに株価の倍率を買う所にある。目先の業績への失望感とともに、テーマ株が復活する。レポートでは無いが「じっくり、ゆっくり」だ。

 レポート直近号の企業研究銘柄、本日も新値更新…。3月3週号の企業研究銘柄佐世保重工(410円割れ注目)が、本日470円と新値更新。経過良好。


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鮮明になった「素材」から「加工」への変化
 先週末は子供の入院騒ぎでブログの書き込みどころではなく、失礼した。今日も病院通い。次は転院で手術ときた。もう勘弁して…。
 さて、本日の日経平均は258円98銭高の1万7743円76銭、TOPIXは21.02ポイント高の1738.16と、ともに急反発して終わった。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは110、RSIは69だった。今日の上げで三本新値が久しぶりに陽転した。4週間位1万7500円を頭にしてもたついていたが、どうやら動きが出てきた。ただ、まだ一目均衡表の雲の中にいるので、本格的に強気をするのは抜けてからにしたほうがよさそうだ。

★やはり海外から…
 「米国の雇用状況が好調で、景気の底堅さが確認された」、「為替が119円台の円安水準で固まってきた」、「海外市場が上昇基調」など、海外要因のプラス材料が手がかり材料にされて、一気に上伸してきた。しかし、先週と比べると景色はどこが変わったの?という感じだ。先物市場で米国株が高かったし、多分今晩の米国も高いだろうという感じで、円安関連を買った、というところか。また、新年度入りし、国内ファンドの手元に新規資金が入ってきたはずで、打診買いを入れてきた可能性もある。ただ、出来高、売買代金とも今一。注意しないと、1月ごろに買った海外投資家が、国内ファンド筋の買いに利食い玉をぶつけてくる可能性もある。当面、今回の戻り相場では、2月末の週足長大陰線の寄り付き1万8219円付近を目指すことになると思われるが、問題は来週からぼちぼち始まる3月決算発表。企業経営者が、米国景気の減速や為替の円高を予想すると、今期決算予想で良い数字が出てくるわけは無い。したがって、前期決算は大幅増額修正だが、今期は横ばいとか小幅な増益しか出してこない可能性もある。そうなると、増益なのに売られることも考えておかねばならない。ただ、評論家諸氏も同じことを言っているので、そうならないことも考えられる。だから、今の相場を見通すことは難しい。私はテーマ株買いを主眼にすえているので、ひたすら決算発表が終わることを待っておく。

★やはり本物!素材から加工型への転換。
 「新日鉄」と「東芝・日立」の動きを見ておくようにとアドバイスしてきた。今日これだけの好環境のなかで、新日鉄は安く、一方の東芝、日立は高く終わってきた。特に東芝は連日の高値更新で、今日は17円高の873円で終わってきた。「これから東芝が日立の株価を追いかける」と書いたのはつい最近のことだが、予想通りサヤが詰まってきた。そろそろ、同じ原子力関連の三菱重工も動き始めるかもしれない。とにかく、素材から加工へは新しい流れとして定着してきそうだ。おなじ加工型産業の荏原も今日は43円高の685円と新値を更新して終わった。レポートで最初に取り上げたのは昨年の11月410円台だったが、その後何度も注目してきた。このブログでも、中国の第11次5ヵ年計画に引っ掛けて何度も書いてきたはずだ。ここに来て、11日に中国の温家宝首相が来日する。経済問題の話があるるが其の中でも省エネや環境保全で日本の協力を求めてくるのは必至。これが、荏原の株価を刺激している。今はまだ理想買いの段階だが、ひょっとすると同首相の来日が材料出尽くしになる可能性もある。新規買いは要注意だ。とにかく、ここからは、決算悪で売られたテーマ株をしこしこと拾うことに徹底したい…。

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原発関連は「理想買い」の段階。
 本日の日経平均は52円67銭安の1万7491円42銭、TOPIXは9.80ポイント安の1720.72と、ともに3日ぶりに反落して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは99、RSIは65だった。日経平均の上下幅は僅かに100円しかなく、見送り気分の強い一日だった。指数が加熱しかかっていたので今日は良いお湿りだったというところか?今晩のニュヨークの動きがポイントだが、週末にイースター休暇を控えており、たいした期待もできないというところか…。

★やはり抵抗ラインを意識しているか?
 1万7500円台に入ってくると、途端に動きが鈍ってきた。ニューヨーク高、円は118円台後半ということで、相場環境的には申し分なかったが、やはり仕掛けきれない。レポートでは詳しく説明しているが、このゾーンには2003年の大底打ち以来の抵抗ラインが通っている。抜ければ2万円近く、抜けなかったら2進1退で時間をかけて抵抗ライン抜けに挑戦する、といった大事な位置にいる。もたもたするのも仕方が無いところだ。当面は「サプライズ」の材料待ち。そのうち、レポートで使ったチャートを掲載したいと思うが、関心がある人は週足チャートで、2003年底打ち後の最初の高値と次の高値を結び、その線を延長してみれば分かる。抑えられたときの株価の動き、このラインを抜けた後の動きをみれば、このラインがどれだけ重要なものであるかが分かるはずだ。今、時価はこのラインを抜けたか抜けないかという微妙なところにいる。

★広がりを見せる原発関連
 原子力発電所関連人気が広がりを見せている。今日も日立と東芝が新値をとった。ともにレポートで上がる背景をじっくり書いた銘柄だ。東芝は同じ原子力関連の栗田工業とともに、レポート直近号の注目株としても取り上げている。原油価格の上昇や地球温暖化の影響で、クリーンエネルギーとしての原子力発電へのニーズが高まっているが、すでに、燃料ウランの奪い合いが始まっており、やがて原発建設ラッシュが始まりそうな勢いだ。米国では、20数基の建設計画が示されている。これまで日本勢は国内の建設だけに限られてきたが、海外有力企業との提携や買収を通じ海外進出への足がかりもつかんでいる。新たな収益源が従来部門に上乗せされた格好だ。今日は、三菱加工機などプラント関連へも広がりを見せ始めた。このコーナーでも一貫注目してきた荏原も今日新値をとり、600円大台乗せを果たしている。
先行した造船・重機関連は現在エネルギー充填中だが、移動平均線との乖離修正が終われば、本命の三菱重工とともに、またで直ってくる。
 何度も書いてきたが、今日の新日鉄の動きと、日立・東芝の動きをよく比較して見ることだ。素材から加工への流れは着々と進んでいる。新日鉄に関しては、M&A部分でいくらかさ上げされていたかが読めない。だからしばらくは業績に見合う株価がいくらなのかを模索しなければならない。気の短い投資家は乗換えを始めている。流れの変化をしっかりと見極めることが大事だ…。
 株は「理想買い」の時の値幅効果がもっとも大きい。


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外部環境の追い風で株価は続伸…でも大丈夫?
 本日の日経平均は300円04銭高の1万7544円09銭、TOPIXは26.20ポイント高の1730.52とともに大幅続伸して終わった。日経平均サイコロは9勝3敗と警戒信号を発信。騰落レシオは93、RSIは70と、ともに上昇ピッチが早くなってきた。
 
★外部環境に振り回されっぱなし。先物次第の状況は変わらず!
なんか、景気など株のファンダメンタルとは関係ないところで動いているようだ。今日もニューヨーク株が大幅高、アジア株が上昇、為替は一時119円台の円安…という具合で、「円安関連」のハイテク株、宇徳運輸やイーグル工業など「原子力関連」、海外ファンドが買う買うといっている「含み関連株」などテーマ株が広く物色された。おかげで、一目均衡表の抵抗帯である雲のなかに復帰してきた。明日も上がって1万7604円を上回ってくると今度は三本新値が陽転してくる。先日も、ボリンジャーバンドの幅が狭まってきたので、近々上か下かに大きく動いてくる、としたが、どうやら上向きに動き始めたようだ。ただ、何度も書いてきたように、市場外部要因次第というところがあり、為替か、海外市場がおかしくなると、また先物に振り回されることになる。とにかく、この辺が日経平均にとっては正念場。三本新値も陽転し、株価も大底以来の上昇バンドの上に復帰してくると万々歳だ。
 
★国際情勢に甘い観測は禁物
でも、そんなにうまくいくものなの?米国株の上昇は、領海侵犯で拿捕された英国兵問題が話し合いで解決しそうだ、という噂で原油価格が下げたことが背景になっている。レポートの直近号でも原油価格について書いたが、60ドル台半ばは、重要な抵抗ライン。ほっといても変化が出たはずの位置だ。それに、相変わらず、サブプライムローンの延滞率は上昇しているという。ニューヨークダウは、昨日、先日の戻り高値を抜いたので、戻り売りも出やすくなる。週末にイースター休暇を控えており、今晩のニューヨークがどう出てくるか…。できるだけ、買いポジションを持たずに休暇に入りたいと思えば利食い。世界同時株高の流れに乗りこの際、攻めまくってやろうと思えば買いにくるのだろう。ただ、これも世界同時株高に乗ろうという動き。企業業績や景気が上向いてきたという話ではない…。どうしても、ファンダメンタルの弱さが気になる。やはり、ここからはテーマ株物色が正道。よみラン、片倉工業、藤田観光の含み関連の株価がしっかり。原子力関連の穴株として注目してきた新日本空調(1952)が本日引け新値。東芝、日立も経過良好。造船・重機関連は買い場探し。あと2~3日で三菱重工業の25日移動平均線の上昇角度が上がってくる。再出直りの時期は近い…。



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先物の目くらましに惑わされるな!
 本日の日経平均は215円64銭高の1万7244円05銭、TOPIXは21.83ポイント高の1704.32と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは86、RSIは51。

★まだまだ、先物の動きに振り回されている…
 子供が緊急入院し、書き込みが遅れた。朝からばたばたしていたが、ニュヨークも高いし(中身は全く無いが…)、今日は大きな動きも無いだろうとみていた。しかし、帰ってみると、昨日の下げ分を全部埋めそうな勢いで上げていた。ニューヨークの上昇で小高く始まり、インドが切り返したことで安心感から先物が上昇、為替が118円台に入ったことで、先物の買戻しも含め一段高した、というところ。昨日の動きとは全く逆回転の動きだ。ただ、残念なことに下げ分を埋めきることはできなかった。この辺が今の相場の弱いところだ。ニュヨークの上げについても上げ分の3分の2近くがM&Aの材料が出た一社に負うところが大きい。果たして明日はどうなることやら…。先物業者の方々って、昨日も今日も、目先の材料で右往左往して疲れないのかねぇー。
 とにかく、今の相場は、2003年の大底以来、右肩上がりの上昇トレンドを形成してきた、バンドのなかに押し戻された状態。上値を取っていくにはかなりのエネルギーが必要だ。しばらくは、2進1退の動きを余儀なくされるのだろう。昨日の日銀短観ではないが、来期の見通しに対し、経営者の見方はかなり慎重になっている。調査が、ちょうど米国経済がサブプライムローン問題にゆれているときに実施されており、米国経済はお先真っ暗→わが社の製品も売れなくなる、とのマイナスの影響を受けている。そんな状態のなかででてくる、2008年3月期見通しがバラ色のものになるはずが無い。市場は、それを織り込み始めている。米国は、「大きな利下げ余地」という切り札をもっており、そんなに、心配することも無いし、米国以外の新興国経済の発展で恩恵を被る業種もたくさんある。昨日も言ったように、素材から加工へという流れがけいせいされつつあるかもしれない。今日も、新日鉄(素材の代表)と日立・東芝(加工の代表)が同時に上げたが、相場の新鮮さと力強さは巧者のほうが上だ。流れの変化をしっかり見極めることが肝心だ。

 これからじっくり研究してみるが、今後の、電力株、金利敏感株の動きは要注意。金利は長期の上昇過程に入ったが、まだ、金融緩和状態の相場から、業績反映相場へ移行する時に出る「中間反落」がまだおきていない。電力株が天井をつけるようなら、早い時期に「中間反落」がでてくる。株の教科書通りに行動することが大事だ…。
 今日は、疲れた…。



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新日鉄と日立相場のせめぎあいの裏にあるものは?
 本日の日経平均は259円24銭安の1万7028円41銭、TOPIXは31.12ポイント安の1682.49と、ともに反落して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは84、RSIは44。サイコロ以外は安全圏に近づいてきた。
 
★雲を下回った!
 主力投資家は総見送りの状態だ。外部の材料に引っ掛けて先物業者が右往左往している。寄り付きは、日銀短観の数字が悪化したにもかかわらず強気で買って上昇。しかし、午後になってインドが急落すると、今度は急に弱気になり先物に売り攻勢。いったん下げ始めると、無視した日銀短観が気になりだし、景況感が悪化した鉄鋼や小売を売るという状態で、しまいには全面安になってしまった。相場観もなにもあったものじゃない。場当たり主義丸出しだ。おかげで、また下値の算定をしなくてはならなくなった。今日、一目均衡表の雲も下回ってしまったので、ちょっとややこしくなりそうだ。当面は、26週線が1万6940円どころ。52週線が1万6800円どころ。まあ、この辺までといいたいが、そのまえに最近の安値を結んだ下値支持線が近づいており、とりあえずこのラインは切って欲しくないところだ…。とにかく、国内の手がかり材料が無いことがつらい。米国もイースター休暇が近づいており、本気に取り組めない。原油も為替も先が読みづらく相場観もたてにくい…。「休むも相場か…」。テクニカル指標の改善が著しいので、当面は買い場探し。

★「新日鉄」と「日立」。バトンタッチの意味は?
 新日鉄の動きが悪くなってきた。ミタルスチールの会長さんから、「新日鉄へのM&Aは無い」とのご託宣を得て、その上げ分をはいでいるところだ。EPS水準が高いのでそんなに深押しは無いだろうが、市場人気の面からは圏外に置かれることになりそうだ。
 そんなことより、鉄が沈み、重電が浮いてきた流れをどうよむかと言うことだ。今日発行したレポートでもこの点を詳しく解説した。簡単にいうと、「素材」から「加工」へのシフトだ。素材価格の上昇で恩恵を受けてきた企業群から、素材を加工して製造する企業群への利益の移転がはじまるかもしれない。原油価格の状況次第では、また振り出しに戻るかもしれないが、相場の流れから言えば「加工産業へのシフト」を想定すべきだろう。今月から新年度に移行し、新OS「ビスタ」搭載のパソコンが売れ出すかもしれない。また携帯へのGPS機能搭載も始まる。高水準の受注がありながら、鋼材価格の上昇で十分な利益を出せなかった工作機械や造船なども収穫期にはいるかもしれない。
 今それだけ重要な変化点にあることを忘れてはいけない。だから無理をするなと言っている…。新日鉄と日立の動きの裏には、素材と加工のせめぎあいがある。結果を見極めて動いても遅くは無い。とにかく、外部要因が不透明すぎる…。
 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
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