大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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「政治三流」の日本にとって、自民大敗は対岸の火事か…
 30日の日経平均は5円49銭高の1万7289円30銭、TOPIXは6.00ポイント高の1705.71と、ともに小反発して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは73、RSIは23だった。
 
★やはり「大敗」した。でも、株価は織り込み済みだった…
 注目の参議院議員選挙が終わった。予想通り自民党の惨敗だった。先日、冗談めかして「獲得議席35」なんて書いたが、当たらずとも遠からずの結果になった。海外の反応が気になったが、寄り付きの外人売買動向は大幅な売りこしにはならず、為替市場も冷静に受け止めていた。以前から、今の日本経済は輸出と設備投資に主導されており、あまり政治動向に左右されることはない、と書いたが、今日のところは大過なく終わった。
 これから、民主党は衆院の解散総選挙を目指して動くのだろうが、総議席の3分の2も持っているのに、解散なんかするはずはない。これから人選を進めて、阿部さんに代わる新しい人材を探すことになるんだろう。むしろ、政権が近くなったことで、寄り合い所帯の民主党の方が分裂の火種を抱え込むことになる。自民党は、政策ごとに同じ考え方を持つ民主党議員と共闘するような新しい動きがでてくるものと思われるが、まさにこれこそが小沢代表が狙う「政界再編」につながるものではないか。勝ちすぎが、次の内部抗争の火種になることは自民党で証明済みだ。政治問題は、まだまだ長くうっとうしく続くことになる。
 
★テクニカル指標は多くが買い信号
 今日は、週末のCME先物安を受けて、予想通り安くはじまった。しかし、次々に発表される企業決算に良いものが相次ぐとともに、買い気が強まっていった。そのうち、GLOBEXの24時間市場で米国S&Pの先物が高く始まったのを見て、週末に売った先物を買い戻す動きがでて、結局、高く終わった。
 昨日から今日にかけて、レポート原稿用に債券、為替、ニューヨーク株、日本株のチェックをしてみたが、どれも大崩れするのは考えにくかった。だから、ニューヨークの動向が分かる明日までには相場の潮の流れは変わるだろう…と書いたが、果たしてどうなるか…。
 またドルと円は枕を並べて討ち死にし、ともに売られてきた。円対ドルの関係ではドルが強かったが、これも調整に入った。以前から、118円台が円の戻りの限界になるとしたが、今日までのところは、予想通りの展開だ。ただ、ユーロに対し、円は一気に10円近く動いている。基本どおりなら輸出株ということになるが、為替をみていると買いづらくなった。注目株の選定にあたっても、なかなか方向感が定まらず、結局、新日鉄や東芝、三菱重工、海運株ということになってしまう。今日の相場が、まさにそれを地で行く展開だった。
 ただ、どの株も、先週末に強烈な陰線や上ヒゲを残して終わっており、すんなり高値を抜かせてもらえるとも思えない。結局、好決算発表物をこすくいでとっていくしかないのか…。
 
中国のオリンピック開催まで一年、ウインドウズビスタが発売されて最初の新学期が米国で始まる、また、日本でも新年度入りで、ビスタ搭載パソコンへの需要が増加する、また、世界の携帯電話販売競争で高機能化が競われ特定用途LSIの販売が増加する…電子部品の在庫調整も最終段階を迎えた。一度関連企業の受注状況を調べてみては?

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増加するリスクプレミアムが相場の流れを変える?
 週末27日の日経平均は418円28銭安の1万7283円81銭、TOPIXは37.47ポイント安の1699.71と、ともに3日続落して終わった。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは69(買い信号)、RSIは28(買い信号)で終わった。他のテクニカル指標にも買い信号をつけるのが増えた。
 海外市場安から大波乱相場になったが、一応200日移動平均線を意識して止まった。また、テクニカル指標も次々に買いサインを出すものがあり、当面、ここからの狼狽売りは避けたいところ…。

★とうとう1ドル=118円台に入った… 
 一番心配していたことが起きた。以前から為替が118円台まで入る可能性があることは書いてきた(18日付け記事を参照)。また、同時に輸出株を中心に売られ、全体が下げる可能性があることも指摘してきた。その面では今日の下げには意外感は無い。ただ、ひとつ、読みきれなかったのは米国の下げだ。新規住宅着工件数の減少、住宅価格の下落、大手住宅建設会社の決算悪、サブプライムローン関連商品の崩落など、どれも織り込み済みの悪材料ばかり。大丈夫だろうと多寡をくくっていたが、まさか欧州の方から悪材料が飛び出してくると思わなかった。日本でも、野村証券やS銀行などがサブプライム関連商品で小幅の損失を抱えたことはディスクローズされたが、今回はドイツの大手銀行から変な噂が流れた。そこで欧州の株価が下げ、逆に米国の市場に波及した、という格好のようだ。
 何が引き金を引いたのかが判明しなかったので、対処法が分からなかったが、震源が欧州ということから広がりが予想以上にあることがわかった。まだ、詳細がはっきりしないので、なかなか、織り込むところまでは行かないだろうが、とりあえず、昨日のニューヨークは下値支持ライン上で止まり、相場全般が壊れるところまでは行かなかったのは不幸中の幸いだった。 米国のサブプライム関連商品の損失は1000億ドル(12兆円)規模になることは、すでにバーナンキFRB理事長が明らかにしている。また、何かあっても金融当局で管理可能としているので、過剰な心配はする必要はない。

★急増するリスクプレミアムが投機資金を淘汰?
 問題は、海外への広がりだ。思いもしないところから巨額の損失が表面化したり、破綻するところが出てくるかもしれない。その懸念を受けて、金融市場でのリスク商品への資金供給のプレミアム価格が急上昇している。M&Aなどの資金を借り出そうとすると、1割くらいの負担が増加するという。ちょっと、M&Aはやりにくくなりそうだ。
 また、株価の急落と資金調達コストの上昇はファンドのリスク対応力を大幅に弱体化した。ドルが急落しているのも関わらず、原油価格も、金価格も下落した。市場は、明らかに投機資金の後退を読んだ。「THELOB株式レポート」では、原油価格が三尊天井を付けに行く可能性があることを示唆しておいたが、今回の調整はその可能性を強めるかもしれない。実需が背景になっているので、大幅な下落は無いが、ちょっと新しい水準を検討して見る必要がありそうだ。
 
 それだけではない。高金利を名目に新興国の債券市場に大きな資金が流れ込んでいるが、昨日の急落で債券を売却する動きが広がり長期金利が急上昇する国が出ている。
 以前から、ファンダメンタルが悪いから高金利になる、として注意を喚起してきたが、とうとうその動きが出てきた。「質」重視の流れが起きるかもしれない。本来、インフレ率が低い国が優等国で、その国の通貨が高くなるのが為替の本質だ、と書いてきた。質が重視されるなら、円はまだ買われても良い。当面、予想通り118円中心のもみ合いになったが、18日のチャートで中期の円安トレンドが壊れるともう一段の円高が起きるかもしれない。
 FXブームとやらで、円さえ売っておけば大丈夫みたいなムードがあったが、117円台をのぞくようだと、個人の投げ商いで円高が急進する可能性もある。 以前から書いているように、たとえ円高になっても、買いの基本は、世界の景気拡大に載っていける国際展開力のある企業。為替差益が剥げても、どうどうと利益を計上できる本当に実力のある企業が変われてくる。通貨が高くなっても、輸出競争力のある企業が業績を伸ばすのは世界で一番強い通貨の欧州企業が証明済みだ。
 たくさん書いてきたが、まだ見極めなければならない事が多くあるが、理屈は抜きにテクニカル指標が買えといったら素直に行動することだ。今晩のニューヨークが支持ラインを維持できたら「御の字」。ニューヨーク株式は急落したが、決して上昇トレンドが壊れたわけでは無いことを自覚して欲しい。

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ここからはテクニカル指標を重視!
26日、木曜日の日経平均は156円33銭安の1万7702円09銭、TOPIXは16.85ポイント安の1737.18と、ともに続落して終わった。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは75、RSIは34まで落ちてきた。
 
★先物に売りたたき。しかし、テクニカル指標は底値ゾーン入りへ 
 なんとか踏ん張ってきた日本株だったが、今日、日経平均の3本新値が陰転した。ちょっと、場味が悪くなるかもしれない。
 円はすべての通貨に対し高くなり始めた。市場が一番気にしている円キャリートレードの巻き戻しが入るかもしれない。参院選が間近に迫ったが、新聞予想では自公の大敗が確実ときた。原油価格も最高値にせまりつつある。サブプライムローン問題は世界への広がりを見せ始めた。加えて、シャープ、キャノンのハイテクの大御所がそろって予想を下回る決算を出した。……これだけ悪材料が揃ったら悲観的にならざるを得まい。売り屋の連中にとっては、まさに、ここは叩きどころ。だから先物を売り叩いて、全体の下げを誘導した。でも思ったほどには売り崩せなかったようですね。
 きのうも、「円高転換で全体が少しうっとうしくなるから、自分の気持ちよりテクニカルな数字を大事にしよう」と書いた。まず、サイコロは4勝8敗であと一日安ければ買いゾーンに到達。騰落レシオも70台にはいりセーフティゾーン入り。特にRSIは34という最近にない低いゾーンまで低下している。最近では、3月の底入れ付近で31をつけた。また、昨年11月の17、同9月の25に近い数字に落ち込んでいる。
 今日、最近の週足の安値を結ぶ下値支持線を切っているので、ヘッジの先物売りも出ているかも知れないが、テクニカルな数字を見る限りは、変に弱気になるより、買い場を探す準備をしたほうがよさそうだ。
 選挙が終われば、本当に政変に発展するのだろうか…?年金問題や複雑化する外交問題、消費税の引き上げ問題など、一つ間違えば泥をかぶりかねない難問が山積みになっている。敢えて、修羅場に飛び込むような気骨のある政治家は今の日本にいるのか…?マスゴミの連中は選挙敗北責任論を煽りたてて、無責任な報道を繰り返すのだろうが、結局、火中の栗を拾うやつは出てこず、安部総裁続投ということになるのではないか。そうなれば、昨日のIMFの成長予測ではないが、素直に日本の成長力を買う相場になるのではないか。
 世界的なドル安の原因の一つに米国の長期金利の低下があるが、原油価格がピークに近づいていること、金利のピークをつけて2ヶ月近く低下を続けていることから見て、そろそろ変化する可能性が出てくる。
 ファンダメンタル、テクニカルなど色んな方面からみて、流れが変わる時期が近づいている。
 物色の方向性については、ちょっと研究してみる必要があるが、当面の下値目処は昨年4月高値の1万7500どころを見ておけば良いのではないか…。ここからの弱気は禁物!
 今日はちょっと短かったが、言いたいことは、「テクニカルな数字を重視すること」だけ。
 
 



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底力を発揮した東京マーケット。今日は「好決算」にすくわれた…
 25日の日経平均終値は143円61銭安の1万7858円42銭、TOPIXは11.96ポイント安の1764.03と、ともに反落して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは80、RSIは39と、だんだんセーフティゾーンに近づいてきた。

★ニューヨークの下げは米国固有の事情 
やはり相場に自力がついてきた。以前から書いているように、日経平均は1万7849円を切ると三本新値が陰転し全体が弱気相場に傾く。今日も、まさに首の皮一枚を残して陰転しなかった。それが今の相場の強さだ。今日もニューヨーク安を見て、狼狽して電話をかけてくる株仲間がいた。確かに、ニューヨークの下げは大きかった。でも中身を良く見てみる必要がある。最近のニューヨークダウはエクソンモービルなど原油高を移した資源株の上げによって押し上げられていた。それが、WTIの反落で下げた。さらに、誰でもが、市場のリスクとして知っているサブプライムローン問題の影響を受け、建設株の決算が悪かった。
 また、化学大手のデュポンも国内建設向けの売上が低下し、悪い決算を発表し売られた。先ごろ、決算を発表したキャタピラーも減益の原因は国内の売上不振…。
 どうですか…。すべてが米国の固有の事情によるものですね。下げ幅だけみてると怖いですが、内容をみると余り大きな影響はないと思うのが常識。ということで、皆の前では強気を吹聴したが、内心は「びくびく」ものだった。前場こそは、円が119円台に入ったことで、「なんでも売れ」というムードだったが、為替が120円台に押し戻されてくると、全体も落ち着き値を戻すのが増えた。うまい具合に、任天堂やホンダ、この欄注目のTCMなどが業績の上方修正を出したこともよかった。また、三越・伊勢丹の経営統合の話も相場に「喝」を入れてくれた。日立や東芝、三菱重工などが最近話題を提供し、主役になっていたことも幸いした。だから、いまの相場には底力があるといえる。

★やはり…為替…。
 ただ、手放しで強気しているわけではない。18日に添付した円ードルチャートを覚えている人は分かるだろうが、円相場は一気に支持ラインBも割り込んできた(18日付け記事を参照)。気をつけないとBラインが抵抗ラインに変わる可能性もある。昨日から今日の動きを見ると、円はほとんどの通貨に対して高くなっている。個人を中心に、高金利通貨に投資している分をひきあげるとちょっとまずいことになる。以前から書いているように、高金利国は経済のファンダメンタルが悪いから高金利だ、ということを忘れてはいけない。通貨が波乱すると、信用が一番大きな円に資金が集まる可能性もある。だから、ずーっと為替に注意するように書いてきた。
 それと、ニューヨークは何とか、下値抵抗ラインのところで踏ん張っているので、何とかこれをきらずにいて欲しい。米国では、S&P500のうち、3分の1近くが決算発表を終えたが、輸出企業を中心に予想を上回る決算を計上したものが多い、ということを忘れてはならない。
 以前から、日本も米国も先進国は輸出とそれに関連する設備投資がらみが景気のけん引役と書いてきた。はからずも、米国でも証明された格好だ。このところを再評価してくれば相場は出直る。兎に角、下げの理由が分かっている下落は怖くは無い。ブラックマンデーやバブル崩壊初期のように何が何だか分からずに下げている相場が一番怖い…。
 日米とも、まだそんなとこまでは行っていない。
 ただ、予想に反してニューヨークが一段安したら要注意。世界の投機資金の源泉は米国から出ている。その足元が下がればリスク許容度が下がり、なんでもかんでも売って撤退しなければならなくなる。其のときも、需給関係からみて注目されるのは日本市場。最近海外で日本株の評価が上がっているのも、案外このあたりを読んだものか…。
 
 日足のRSIが30台に入り、ボリンジャーバンドも下値に届き買い信号を出している。自分の気持ちよりも、テクニカル指標の買い信号の法を信用したほうが良い時期に来たのかな…?
 

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新聞紙面をにぎわせ始めた「日立製作所」
 本日の日経平均は38円39銭高の1万8002円03銭、TOPIXは8.7ポイント高の1765円99銭と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは81、RSIは44だった。参院選投票日まで残すところ後5日。新聞紙上では当落の予想数字が踊りはじめた。なかには、自民党の30台を予想。はやくも衆院解散→総選挙を示唆。選挙関連銘柄を買おう、なんて気の早い予想をする関係者も出てくる始末だ。どうやら、マスコミは安部退陣に向けて世論作りに動いているような気がする。毎度のことだが、体制を批判することがマスコミの価値だぐらいに思っているようだ。本質は「袴(はかま)ごろ(ごろつきの「ごろ」)」なんだから、格好なんかつけなくても良い。
 世界が激変しているなかで、新しい世界潮流に乗るべきグランドデザインも描けないで、「絆創膏を張った原因は何か…」としつこく聞く記者。6カ国会議から日本をはずし、4カ国で極東の安全保障に関わる問題(米国と北朝鮮の戦争終結?)が話し合われようとしているときに、ちまちまと後援会事務所費をごまかす政治家…。世界情勢なんかはどうでも良く、自分達の利権さえ守れれば良い官僚…。激変する世界の中で日本の舵取りをあなた達に任せておいて本当に大丈夫なの…?
 世界がどんどん門戸を開き、景気の拡大を取り込もうとしているときに、日本はますます閉鎖性を強めている(体制派が自らの権益を守るため門戸開放に抵抗しているため?)。このままなら、日本は体制派といわれる連中に「確実」にだめにされる。国民も含め、皆がもう少し世界観をもって物事を見ていかねば国を誤る…。

★為替が120円割れに接近 
 「憂国の士」を気取っても仕方が無い…。せめて、自分の金儲けのほうに一生懸命になろう。さて、予想通り海外でも、円高が進み始めた。今日の高値は120円38銭。もう一声で120円割れが実現する。米国の長期金利も5%を割り込み、金利低下基調を強めた。ここで、福井日銀総裁なり、タカ派の理事辺りが8月利上げを匂わせるような発言をしたら、一発で120円を割り込む。そうなったら、個人のFX投資家や海外投信の購入者はちょっと慌てることになる。そこで狼狽して円を買い戻したら、そこ(119円~118円後半か?)が次の円安のスタートになる。
 基本的な相場の物色の基調は輸出関連株。円高でびびって輸出株を売るような動きも出ているが、今や米国への輸出比率は10%台の後半。EUや中国、アジア、中東、ロシアなどに多極化している。それらの通貨に対しては円はまだ弱い。結局、今期末には為替差益とともに増額修正が発表される。それを期待し、輸出株の買い場を虎視眈々と狙うところ。
 ただ、注意したいのは、韓国、ニュージーランドなどに続き、タイが通貨高の防止策を発動するようだ。また、インドもルピー高抑制のため介入を始めている。為替市場には確実に波乱の芽が生まれようとしている。参院選の結果なんか問題じゃない…。

★鉄に変わり、重電に好材料発表が相次ぐ…
 このブログでは今年の出世株候補に「日立」を上げてきた。このところ、急に新聞紙上に日立の材料が増えてきた。GEとの原発がらみの材料に加え、先日は画期的な静脈生体認識装置。今日は、石炭火力発電で窒素酸化物(NOX)を半減できる画期的な発電ボイラーを開発した。また、今日、電力事業の売上高を前期末の5667億円から2010年3末までに54%増の8700億円規模まで拡大させる、と発表した。以前から、日立はどの分野に「選択」と「集中」をはかり、業態転換を図るかが課題になるとしたが、世界的な電力安全保障の流れに的を絞ったことがはっきりしてきた。次は、新しい方向性にそぐわない会社の整理統合だ。新日鉄に続き、巨大戦艦がようやく舵を切り始めた。株価的におもしろいのはここからが本番だ。

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やはり円高がきた!
週明け23日の日経平均は194円29銭安の1万7963円64銭、TOPIXは18.88ポイント安の1757.29と、ともに反落して終わった。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは83、RSIは43と、指数的には買いゾーンに近づいてきた。週足ベースのRSIは先週末で72とちょっと手が出しづらいところにあった。

★やはり円高がきた!
 週末のニューヨーク株の下落を受け、日本株も安く始まった。かなりまとまったバスケット売りがでたあと、断続的に先物を売り叩くような動きがあったが、結局売り崩せずに終わっている。海外市場が高いなかで、日本株だけを売り崩そうとするのはちょっと無理があるような気がするんだが…。サブプライムローン絡みの金融商品で含み損を抱えたヘッジファンドがワンチャンスを狙って日本株に売りをかけてきたのかな。まあ、当たらずとも遠からず…というところか。ただ、いったん曲がった者が何かやったってうまくいくはずは無い。
 今日でも、徹底的に勝負をかけて1万7849円を割り込んで終われば、三本新値が陰転し、相当市場ムードは悪くなるはずだったが、そこまで徹底できないところが「曲がり屋」の弱さだ。
 
 そんなことより問題は円高だ。先週もチャートをつけて、相場の変化を指摘したが、案の定、120円台をのぞく円高になった。一番心配していたことだ。これまで、円に対してだけはドルは強かったが、これで、すべての通貨に対して売られることになる。うがった見方だが、ドルが世界の通過の中で独歩安することになると、財政赤字のファイナンスに支障をきたし、長期金利が一段高することになる。また、ドル安で米国経済に問題が起きるようになれば(今のところは大丈夫だが…)プラザ合意のような通貨改革に発展するかもしれない。
 米国の植民地として日本は利上げを延期しても、米国への資金還流の道を残すのかも知れないが、サブプライムローン関連で米国の金融機関が1000億ドル(12兆円)の損失が生じる恐れがある、とか、経済成長率を下方修正するようなファンダメンタルの悪材料を市場が放っておくはずは無い。また、米国では来年までに0.25%程度の利下げがあるとの予想が台頭。日本も年内には2回程度の利上げがあるかもしれない状況。場合によっては、一気に0.75%程度の金利差の縮小があるかもしれない状況になっている。これが今の円高の背景にある。これまでとは、明らかに状況が違う。先週末にも指摘したように、円高になれば為替差益を当て込んで買われた輸出ハイテク株を中心に織り込み分を剥ぐ相場が始まる。
 今日も早速寄付きから、それを思わせる相場が始まった。目先は為替の動きに十分注意したい。新日鉄、三菱重工、東芝の御三家の動きは以前から指摘してきたことで、意外性はない。それぞれ、業績増額修正、原発関連(三菱重工は現在2000億円の原発関連売上を将来3倍まで引き上げるという)、フラッシュメモリー・原発関連という、個別の材料をもっている。ただ、輸出株の場合、米国よりも、EUや中国、中東、東南アジアの比率が大きい。それらの地域は円に対しても通貨は強い。結局、対米依存度の低い輸出関連株は買われることになるのではないか。
 とにかく、今晩のニューヨークの反応と為替動向が明日からの相場のキーポイントになる。(7月18日の記事の再読を…)

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来週こそ、2月の長大陰線抜けの実現を!
 一週間のどたばた、ご苦労さんでした。なーんか、ニューヨークとか海外ばっかり元気が良くって、日本だけが取り残されている感じが、ますます強くなってきましたね…。下がっていないだけ「良し」としなければいけないんでしょう。おっと!えらい丁寧な言葉使いに成ってしまった。ガラじゃないので普段の書き方に戻すとしよう。
 
★今週も、2月の長大陰線に閉じ込められ手終わった! 
さて、ニューヨークダウが初の1万4000ドルに乗せて終わったが、これを受けた20日の日経平均は41円36銭高、TOPIXは8.17ポイント高の1776.17と、ともに続伸して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは92、RSIは50だった。まだまだ、どっちつかずの指標だ。海外高に刺激されて今週こそは、2月高値の長大陰線のなかから抜け出せると思ったが、また期待はずれに終わった。週末にかけて、新日鉄、三菱重工中心の大型数量株が動き出したが、代わりに、HOYAの見掛け倒しの決算発表、米国半導体企業の決算悪などハイテク株の足を引っ張る悪材料がでて、日経平均は伸び悩んだ。また止めをさしたのがソニー製パソコンバッテリーの瑕疵だった。日本株が名実ともに新値圏に出るには、大型鉄鋼や造船だけでは無理。
 今日から、決算発表が始まったので、来週は決算感応度を強めた展開になると思われるが、問題は、米国の景気減速懸念とドルの独歩安(円高)だ。FRB議長じきじきに景気減速懸念を議会で証言してしまったから、日本の輸出企業も慎重な見通しを出さざるを得ない…ということか。なんとか、ハイテクの切り返しを期待したい。

★懸念される商品市況の上昇
 内戦が続くナイジェリアやイランの核開発問題など、供給面のボトルネックをはやしてWTIなど原油価格の上昇が目立ってきた。今回は、ガソリン価格とWTI原油先物の連動性が薄れていることが気になる。中国のGDP成長率が12%近い数字をつたほか、インド、アルゼンチン
などBRIC’sやVISTAなど新興国の成長率が目立つので原油価格の上昇も当たり前といえば、当たり前だ。非鉄のなかで、一番景気との連動性が強いLME銅も8000ドルの大台を回復。鉛、スズは過去最高値を更新中だ。
 なにかが変だ。しばらく動きが無かった「金」が動き始めてきた。通常、金価格と原油価格は10対1の関係と言われるが、最近では、金価格が原油に対して割安な状態が続いていた。他の非鉄金属も最近上げ足を速めている。その一方でドルが安くなっている。どうやら市場は、ドルの減価を懸念して、ヘッジの動きに出てきたようだ。ひょっとすると、ちょっと沈静化していた「インフレ懸念」がまたでてくるかもしれない。特に、米国は通貨が安いから輸入インフレの懸念もでてくる。インフレ懸念が強まると、ハイテク株は動きづらくなってくる。
 商品市況と為替の動きから勝手に流れを予測してみたが、そうなると、加工産業よりも、素材など川上産業が再び有利になってくるはずだ。まだ、ながれが決まったわけではないが、米国の金利の落ち着き(インフレ懸念の沈静化)を見て動き出したハイテク株が週末にかけ値を消し、かわって市況高で恩恵を被る鉄鋼など素材型が動き出したことは要注意だ。
 休みの間に、チャートのチェックをしてみる必要がありそうだ。兎に角、来週の焦点は企業の第一四半期の決算発表と今期の見通し。経営物が強気に転換していることを願うばかりだ。

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25%超えの進捗率なら合格…?
 本日の日経平均は100円99銭高の1万8116円57銭、TOPIXは9.35ポイント高の1768.00と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは98、RSIは56だった。
 
 ややこしい相場付きだ。ニューヨークの「引けが安い」からとか、「高いから日本も…」というのは通用しなくなってきた。昨日のニューヨークはまたサブプライムローン関連の悪材料で波乱し、一時は150ドル以上下げていたのだから、もう少し日本も動揺して良いはずだが、やはり、今日もGLOBEXだったのか…。引け後の取引で、S&P500の先物が高くなっており、日本でも寄付きから積極的な買い物が入っていた。なにしろ相手は24時間取引だから、目を離していると相場の流れがガラリと変わってしまう。なにか知らないが、一日パソコンの前に張り付くようになってしまった。
 ただ、相変わらず、物色意欲は強い。「地震被害で原発が一年間使えなくなるなら火力発電が増えて石炭の需要が増える」として、石炭株を物色。同じく、地震被災の自動車部品のリケンの代替として日ピス(6461)に買い物が入るといった具合だ。日米とも金利上昇に一服感がでており、債券市場に逃げていた資金が株式市場に戻り始めたようだ。

★切り替えした鉄鋼株。四半期決算評価相場にスイッチか? 
その典型例が、今日の鉄鋼株の動きだ。今日粗鋼生産量の発表をひかえていたので、朝からなんとなく「ぴくぴく」していた。発表された1-6月の粗鋼生産量は前年同期比で4.3%の増加。もちろん過去最高の生産量だ。そうなると、当然、業績のほうも増額修正されてくるに違いないと、大口資金が鉄鋼株に飛びついた。おかげで新日鉄はあっさりと901円の新値を更新してきた。やはり、大口資金が動くと大型株の動きは様変わりになる。6月18日号の株式レポートで「新日鉄の復活近し」として特集したが、その後一ヶ月もみ合い、25日株価移動平均線の上昇をまって動いてきた。長い間の持ち合いで玉の関係もほぐれているので、いよいよ上場来高値更新から、4桁乗せを狙いに行くことになるか…。ちなみに、6月のレポートでは1060円目標としたが、果たして成るか…。
 それと、鉄鋼株が動き出すと、個別の材料株に値を消すものが増えた。以前から、この相場は「業績への感応度を強めてくる」と書いてきたが、やはり其の流れへと移行しそうだ。明日、HOYAの4-6決算が発表されてから4半期決算発表が本格化する。輸出企業は社内の想定為替レートを115円に設定しているところが多く、増額修正も期待できる。昨日は、インテルが44%も増益しながら増益率が低下したとして、ニューヨークダウ下落の一因になった。

★「進捗率」の評価相場。25%超えなら通期増額修正も
 しかし、日本の場合は、米国の景気後退を想定し、慎重に業績を見積もっている。だから、良い決算結果が出てくる可能性が大きい。明日以降は「進捗率」の勝負。第一四半期で進捗率が25%を超えているものは、通期でも増額修正が期待されるとして変われてくる。参院選との綱引きになるが、長い目では買いに分がある。
 ただ、昨日もチャートまでつけて説明したが、為替のほうがひと波乱きそうな感じだ。ドルがすべての通貨に対して売られる独歩安の状況を示し始めた。今日もドルー円では122円どころまでドルを買う動きがあったが、結局押し戻されている。この122円水準のところに、昨日説明した抵抗ラインAが通っている。このラインが突破できないと見たら、いつか投機筋は円買いを仕掛けてくる。そのとき株式市場がどういう反応を示すのだろうか。宿題はまだ多い…。




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今週の焦点は為替(円高)!
昨日は急用ができて外出したので書き込みが出来ず失礼した。ただ、地震復興関連株以外は大した動きもなしだったので、書いても書かなくっても一緒だったかな…。ただ、今日はショックを受けた人も多かったのではないだろうか。ニューヨークダウは史上初めて1万4000ドルの大台を達成したのに、ふたを開けて見れば日経平均は大幅安で始まっている。
 まあ予想通りといえば予想通りの展開だった…。

 18日の日経平均は201円69銭安の1万8015円58銭、TOPIXは19.46ポイント安の1758.65 と、ともに続落して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは94、RSIは56だった。指数は相変わらず中途半端のままだ。
 
★注目するものが多すぎる?
 ニューヨーク株が新値を更新したと思って安心して、相場に臨んだ人も多かったはずだ。先週末、半導体関連が動き出したので、その辺りに焦点を絞った投資家もいただろう。しかし、インテルの決算が市場予想に届かなかったことや、半導体BBレシオが1を割り込んだことなどから、インテルが立会い外時間取引で売られ、さらにニューヨーク株は高く終わったはずなのに、24時間取引のGLOBEX(シカゴ金融先物市場)では、S&P500とナスダック100の先物が安くなったため、最低業者を勢いづかせてしまった。大量の先物売りから、全体を売り崩し、裁定解消売りもでて日経平均を安く終わらせた…というのが、今日の下げの種明かしみたいなものだろう。地震関連も「行って来い」で終わるものが多かったようだ。注意したいのは、米国株の強さは、日本の株高要因とは大きく異なっている。ニューヨークダウを押し上げたのは、石油・資源関連株とアルコアに代表されるM&A関連株。S&P500やナスダックの上昇率はダウに追いついていない。つまり片肺飛行で上がってきたというのが本当のところだろう。
 米国株の本当の勝負はこれからだ。4-6期の決算発表で企業業績の好調さが分かれば、全体が底上げする動きになるはずだ。インテルの決算はこれから本格化する決算発表を前にして、若干腰砕けの感じがしないでもない。しかし、同じく半導体大手のAMDと熾烈なシェア争いをやっている現状では多くを期待するのは無理だ。とにかく、焦点は輸出企業の決算。

★問題は円相場の動向
 直近のレポートでも、今週の焦点は為替と、書いた。基本は輸出企業を中心に強気だが、為替がちょっとおかしくなってきた。図は円ードル相場の週足チャートだが、先々週まで円安の抵抗ラインになっていたAラインを先週切り込んでいる。今週の動きは、明らかにAラインを上値の抵抗ラインとして意識する方向に変化しており、目先的に円高が進行する懸念が出ている。当面、図にしめした、B,Cラインが円の高値として意識されてくるが、中期の円安トレンドを形成している、E、F両ラインで形成されるバンドが壊れることは無いと思われるので、Dラインまで円高が進むことは無いだろう。当面。あってもCラインとFラインがクロスするところまでか…。
 analytic.gif

 米国の場合、サブプライムローン問題の評価は両極端に分かれつつあるが、日本でもヘッジファンドへの投資を通じて金融機関の業績に影響を及ぼし始めた。為替市場はこの影響がよみきれないことから、米国景気への影響などから利下げもありうる、としてドルの独歩安が進みだした。円の場合、8月後半には日銀の利上げの可能性も強まっている。投機筋が円買い・ドル売りを仕掛けるのは絶好のタイミングになっている。チャートがそれを読み始めた。Aライン上に復帰できなければ、輸出株にとっても厳しい相場になる…。
 だから、今週は「為替が焦点」と書いてきた。


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米国貿易収支の中身を調べよう
 やっと今週の相場が終わった。米国の景気指標とサブプライムローン問題に振り回された一週間だったが、終わってみれば日経平均は12という小幅ながら陽線で終わった。2月最終週の長大陰線の寄付きが1万8219円だから、とりあえず上回ったことになるが、まだ微妙なところ。まだ、この長大陰線のなかに囚われているとの見方ができなくもない。まあ、今晩と週明けからのニューヨーク株次第というところか。米国では投資家の反応は極端から極端へと移り変わっており、大幅高したからといって安心してはおられない。兎に角、日本株も下値支持線をキープできて良かった。

 順番が逆になったが、本日の日経平均は254円81銭高の1万8238円95銭、TOPIXは20.14ポイント高の1783.20と、ともに反発して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは97、RSIは55になった。今日は、米国株さまさまというところ。超大型M&Aがあったほか、一昨日の下げの原因になった小売業の売上で7月以降の回復が期待できる、と明るいニュースが伝わった。また、S&P社がサブプライムローン関連商品の格下げを実施するとしたことも、下げの原因になったが、格下げの対象は半分にとどまると変更したことなどから、株価が回復。それがさらにショート筋の買戻しを誘ったことも上げ足を大きくしたようだ。

★最近チャンボが目立つ米国のメジャー調査会社
 余りにお粗末すぎるよ、S&Pさん。昨日の今日じゃないか…。S&Pが121億ドル。ムーディーズが70億ドル(?)で余りに金額が違いすぎるとおもっていたら、早速S&Pが訂正してきた。この間から、市場予測のメジャーのチョンボが目立っている。投資家は何を信じて行動したら良いの?10日のS&Pの大弱気の予想でショートポジションを取った投資家も多かったはずだ。今日のニューヨークがこれだけ大きな相場になったのも、このときの予測をもとに売った人の買戻しの影響が大きい。また、株が上がったとたん、サブプライムローン問題は大した影響は無い、なんていう解説が載ったりしている。マスコミもいい加減だ。もう少し、信念と慎重さをもった予測を立てるべきではないのか。今日は、あまりのいい加減さに腹が立って仕方が無い。
 
★来週の相場を暗示する米国貿易収支
 兎に角、米国は決算発表がすべて。来週から続々と大手が発表してくる。特に、輸出企業の業績数字がポイントになる。今日米国の5月の貿易収支が発表になっていたが、原油輸入の増加から貿易赤字は拡大していた。ただ、輸出も対前年比で2.2%伸びていた。輸出額としては過去最高の数字だった。以前から、日本も米国も欧州もOECD先進国の景気のリード役は輸出と設備投資としてきた。米国の数字をみればわかるように高水準の輸出の伸びはいまでも続いている。そうなると、これから発表される輸出企業の数字は結構良いものがでてくるのでは無いだろうか。米国については、景気後退を予測するアナリストが多かったので、来週発表されると、予想数値を上回るものが増えてくるのではないか。 これが株価を刺激する。今日の日本株でも、分けのわからない値幅取り狙いだけの株が動いている一方で、ミツミ電機や三益半導体などIT企業が買われていた。米国のSOXXの上伸。2001年のITバブル当時を上回るIT関連企業の売上好調など、米国の動きの影響を受けたものだ。来週は「仕手がらみ」みたいな株ではなく、まともな割安株を攻めていくのが良いだろう。


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テーマ:株式日記 - ジャンル:株式・投資・マネー

とにかくニューヨーク次第
 一日2回も書くのは疲れるな~。何回も書くなら、もう少し短くしないといけないな~。
 さて、本日の日経平均は65円37銭安の1万7984円14銭、TOPIXは4.66ポイント安の1763.06と、ともに3日続落して終わった。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは90、RSIは41だった。
 
 注目の日銀政策決定会合が終わった。当面の政策金利は0.5%のまま維持される。次は、8月22,23日開催分に焦点が移るがこの一ケ月ちょっとではそんなに経済情勢が変わるとも思われない。原油価格も上昇してきたし、企業ではコスト上昇分を値上げで製品価格に転嫁する動きも出始めた。日銀としてはそろそろ本音の部分で利上げを実施したいところだろう。ちなみに、金利先物の状況では、来年3月までに0.25%づつ、2回の利上げを予想しているが、早くしないと2回も上げられなくなっちゃうよ!イベントスケジュールの一つが終わったが、今日から最大のイベント、参院選が始まった。今日の朝も書いたが、自民党の負けっぷりを見る選挙だ。どっちが買っても大勢に影響は無い。世界の景気は拡大し続け、国内マーケットは淘汰が始まるという図式に代わりは無い。ただ
、4-6の半導体や液晶の設備投資関連受注が落ち込んでいる方が気になる。米国の足元はIT関連受注は増加しているということだが、もしこれから発表される企業業績が冴えないものだと、ちょっと厭な局面を見なければならない。なにか、朝書いたことをなぞっているような気がして仕方が無いが、朝心配したように、明日のSQを控えて、またぞろ先物業者のオイタがはじまった。現物の上値に指値の売りを出しといて、市場のムードを悪化させ、先物を大量に売る。皆警戒気分が強くなっているから、結局、あっという間に崩されてしまった。
 また昨日まで、相場をリードしてきた、原発関連も今日の休止火力発電所再開の記事でつぶされ、全体のムードを悪くしてしまった。このことは、今日の朝も書いたところだ。おかげで、直近のレポートで薦めたOKKも一時はストップ高しながら値を消して終わってしまった。
 今日、明日はこんな相場つきで仕方が無い。問題は、下値支持線上にいるニューヨーク株がこのラインを維持できるかどうか。今晩のこのライン上で踏みとどまれれば日本株にも出直りの芽がでてくる。今は、それを見守るところだ。
 RSIは41まで低下しているので、ここでどたばたしてポジションを変える必要はない。

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個別材料株物色から、輸出関連株の業績達成率(進捗率)評価の相場へ
 昨日は野暮用で失礼した。帰宅して一度は書いたが、途中で株価を確認したら、全部飛んでしまった。書き直すだけの根性は残っていなかった。まあ、いいか…。

 さて、昨日はニューヨークに連れ安して200円以上の下げだった。下げの原因は①消費関連企業の業績下方修正②大手住宅会社の4半期決算が上場来初の赤字③S&Pやムーディーズなどの格付け会社がサブプライムローン関連債務商品の格下げないしは格下げの可能性を示唆、などが重なった結果だ。ただ、過剰反応の可能性もあった。4-6決算ではガソリン価格が急騰しており個人消費に影響があることは予想できたし、住宅企業の赤字、サブプライムローンがらみの格下げも予想できたこと。
 決算の注目点は、むしろ輸出企業や設備投資、エネルギーなど業績好調組みの数字のほうだ。これが予想を上回れば全体が買いなおされるし、悪ければいまより極端に売られるかもしれない…。本当の勝負はこれから。
 結果論になって申し訳ないが、昨晩のニューヨークは反発し、ほぼ半値戻しをした。実は昨日飛んでしまった書き込みにも書いていたのだが、為替、日本株、ニューヨーク株とも重要な下値支持線ぎりぎりのところに来ていた(ニューヨーク株についてはあと100ドルほど下値に余裕はあったが…)。昨日の為替とニューヨークの戻しは意外性は無い。
 次は、今日の日本株だが、昨日の下げでRSI(相対力指数)は41まで低下している。為替も、122円台まで押し戻された。明日、SQを控えているので、ごちゃごちゃした動きは出るかもしれないが、全体的に買い戻す動きが出てくるはずだ。ただ、基本は個別株物色の方向に変わりはない。
 今日、参院選が告示され選挙戦がスタートする。この期におよんでも自民不利の材料が出ており、今回の選挙は自民党の「負けっぷり」を争う選挙になる。米国の政府高官は、最悪の場合、自民の獲得議席数は「35」になるとのとんでもない予測をされたらしいが、海外ファンドはいまのところ冷静にも見守っており、売りに出ることはしておいない。35なんて馬鹿なこともないだろう。
 昨日の相場でも、原発や航空機関連など個別材料株はしっかりしていた。一昨日書き込んでおいた新日本空調と日立プラントはともに、大幅高して終わったし、直近のレポートで取り上げた航空機関連のOKK(6205)も500円に大手をかけて終わった。ストーリーは何も壊れていない。そのうち、日本でも4-6決算が発表になってくる。市場の関心は、通期予想に対する「進捗率」を評価する流れに変わる。原発関連も値幅と広がりで過熱感もでてくる。爪をのばすのはいい加減にして、流れの変化に備えるべきだ。日本の輸出企業の社内レートは115円。ユーロに対しては155円。今の水準から見たらどうなるかは一目瞭然だろう。
 日東電工でも取り上げたが、3月の受注が前年比でマイナス、4月は1%プラス、5月は10%プラス、6月は15%のプラス…。
 これをどう評価するか…。そして、この状況は日東電工だけのことなのか…。それはこれからの決算発表が明らかにしてくれる。

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ごめんなさい
 今日は外出で帰宅が遅くなるので、書き込みは明日の朝にします。ご容赦を!

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当面は個別材料株で波乗り相場…
 10日の日経平均は9円31銭安の1万8252円67銭、TOPIXは3.03ポイント安の1789.20と、ともに反落して終わった。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは97、RSIは52だった。

★やはり個別株物色
今日は特に書き込むことも無いが、米国の株価が高くなるにつれ、亜鉛や銅など非鉄市況も強くなり始めた。7月に入って期後半へ向けてのポートフォリオ作りが始まっているので、米国の金利上昇で価格が下がっていた非鉄を組み込み始めたのだろう。一時期ニューヨーク株が危なかったので、債券市場に移し変えていた資金を引き上げ、商品の方に移しているようだ。結果、債券価格が下落(金利上昇)している。市場の関心は4-6月の企業決算と自社株買いに移っているので、当面は無視されるかもしれないが、やはり6月につけた5.2%台に入ってくると、見過ごすことは出来なくなる。しばらくは、商品、金利、為替、株価、景気…と注目するものが増えそうだ。
 ただ、物色意欲は思ったよりも強い。今日も原子力関連、新型航空機関連など個別材料株が大いに賑わっている。それに今日は、日立とGEが原発受注を目指し、米国で合弁会社を作る、ときた。それに選挙対策もかねているのだろうが、2011年に始まる地上波デジタル放送向けの安価な受信機の開発を支援する、と報じられ、関連株が値を飛ばした。主力株はしっかり休憩しているので、しばらくは周辺の中小型株で幕間をつなぐことになるんだろう。ただ、いい加減にしといてもらわないと、昨年の1月みたいに材料も無い株まで扱いだすと相場の質が悪化し、いったんは下げをみることになる。
 余り爪を伸ばさないことが大事だ。今日の日立とGEの提供では、日立プラントテクノロジー(1970)が注目される。日立の意を受けていたのか、すでに米国に原発受注を目的にした事業所を設立し、準備を整えている。レポートで取り上げたが、そろそろ上昇第二ラウンドに入るころだ。同じく、東芝からの原発関連クリーンルーム受注が期待される新日本空調(1952)だが、業績の下方修正で売られチャートが崩れていたものの、再び900円~1000円のボックス圏に復帰してきた、もう少し関連人気が広がると、株価的にも面白くなってくる。
 航空機関連では、炭素繊維が話題になっているが、日東紡(3110)のガラス繊維も旅客機用のトイレで使われており、穴株としての魅力が十分だ。
 昨日発行したレポートの特選株も今日5%近い上げになった。ちょっと早すぎる感じがするが、仕方がない。航空機関連で取り上げたが、四季報の業績評価は結構厳しい。しかし、アジア向けは30%以上のび、欧米向けも二桁の伸び。これは大したことは無いと東洋経済は読んだんだろうが、6月末、製品価格を平均で15%値上げしたことは、計算にいれているのだろうか。8月1日から実施されるが、下半期から業績は飛躍的に伸びてくるはずだ。今年は、こんな感じの会社がたくさん出てくる。新聞(業界紙)に載る材料に飛びつくのではなく、自分で情報を作り出して買うことが大事だ。
 とにかく、米国の株価と債券市場の動きをしっかりみることだ。
 それと、書き忘れそうだったが、昨日のスチールパートナーズへの高裁判断は過小評価しないことが大事。海外ファンドも初めてのことで今は面食らっているが、今後どういう行動をとってくるか…。今の相場が外人頼みになっているだけに細心の注意を払ってみていこう。

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中国が輸出業者への外貨の人民元強制交換措置を撤廃
 週報の銘柄選択に手間取って書き込みがすっかり遅れてしまった。候補に上げていた銘柄が次から次と上げていき、選択をやり直したのが原因だ。まあ、流れは先週末に書いておいた通りだったので、意外性はない。久しぶりに河島英五とZARDのCDを聞きながら書こうと思う。そういえば、二人とも死んでしまったんだな…。
 週明け9日の日経平均は121円04銭高の1万8261円98銭、TOPIXは12.56ポイント高の1792.23とともに反発して終わった。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは99、RSIは54だった。今日で3本新値は陽線2本目。せっかく面白い相場になってきたのに申し訳ないが、日経平均週足のRSIが先週末に72まで上昇している。デッドゾーンの80に近づいているので、今週はそのあたりを頭に入れながらあちこちに目を配りながらやる必要がありそうだ。

★予想通りのテーマ株物色
 先週末にも、今週は個別材料株と円安を映した輸出関連株相場になると書いたが、値上がりトップは原子力関連の木村化工機、そのほかにも国土交通省が提唱した「大都市周辺港付近での40フィートコンテナの通行を自由化する特区構想」を手がかりにした道路株などが個別に買われたほか、電子部品株がオンパレードで買われていた。電子部品や半導体関連が買われる背景は何度も書いてきたので、いまさら説明するまでも無いが、米国のIT関連業界の回復度合いは予想以上。これから日本株の中にも改めて海外ファンドのポートフォリオに組み込まれるものが出てくるだろう。レポートでは最近、ディスコ、東京精密、日東電工と立て続けに取り上げてきたが、いずれも大幅高している。まずは、良かった…というところか。ただ、ちょっと、為替の見通しで円安論者が増えすぎた気がする。もともとの為替の目処を124円~125円としてきたが、6月22日に124円台をつけている。ちょっと、自分を戒めておく必要がありそうだ。10日、11日に日銀の政策決定会合があるが、金融関係者は誰一人として、利上げを予想していない。もし為替を引っ繰り返したいなら絶好のタイミングだ。(多分、それだけの度胸は無いだろうけど…)
 流れは変わらないと見て、用心しながら相場についていこう。

★中国金融当局の動きが気になる…
 先だってから、中国政府の動きが急になってきた。今日中国株が上がった理由は、国営企業の政府持ち株分の売却には政府の認可が必要ということで、売る圧迫が薄れるとして市場は好感した。これはこれで良い。ただ、一方で、気になるのは、国営金融経済研究所の所長が論文のなかで、為替の変動率を拡大することと一段の金利引き上げを主張したことだ。中国政府は、外貨準備を使い海外に投資する機関を設置。また、香港など海外への投資を促す政策を採り始めた。
 それと最近一番気になったのが、1997年のアジア通貨危機以来、輸出業者に外貨を強制的に人民元に交換させるという措置(これが中国の過剰流動性を生み出す一因になってきた)を撤廃することを決めたことだ。これまでの通貨政策が大きく変化しようとしている気がする。もともと、北京オリンピックまでに中国元は完全フロート制に移行するかもしれないと感じていた。一連の措置について、為替市場にどういう影響をもたらすかはまだ分析できていないが、これだけ立て続けにでてくることにたいしては、何か大きな変化がおきるかもしれないと考えておかねばならない。市場全体がリスクを忘れたようになっているだけに、何だか怖い…。
 

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グローバル競争をする企業に政治は関係ない!
 野暮用で書き込みが遅れた。なーんか、「あっ」と言う間に一週間がおわった感じだ。金利や中国市場、選挙、原油価格…と、気になることが多すぎて、主力株は変えない。でも買いたい気持ちは強いので、あれこれ中小型のテーマ株をいらいまくった…という相場付きだった。
 まあ、当初から予想していた通りだったので、意外性は無い。主力株にはじっくり休養してもらってテクニカル指標の過熱感を解消してもらえばいい…。
 さて、本日の日経平均は80円54銭安の1万8140円94銭、TOPIXは8.49ポイント安の1779.67と、ともに7日ぶりに反落して終わった。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは97、RSI(相対力指数)は49だった。特に、RSIの改善が著しい。

★参院選ってほんとに悪材料になるの?
 参院選を前に、「魑魅魍魎」が暗躍している。新党日本から、荒井広幸、滝実両議院が脱退。自民党への復党を視野に動き出したほか、民主党の参院議員が自民党への鞍替えの動きをしめすなど、選挙結果に影響を与えかねない大きな動きが出始めた。政界の裏側で実弾が飛び交っているのだろう。選挙前に、東芝や三菱重工など大型株が新聞の記事を手がかりに人気化したが、どうやら選挙対策の資金作りがあったにかも知れない。選挙前に中小型株が動くと、選挙銘柄とよく言われるが、本当の選挙資金作りは大型株で行われる。下手に中小型株なんか動かしたら、一発で足がついてしまう。やるときは、NTTや新日鉄など、超大型株を使う。多くの人が売り買いする株だったら、そっと入って、そっと出て行っても足はつかない。また、大量に資金を動かし、短期間に資金を作るには、受け皿は大きいほうが良い。変な噂には踊らされないことだ。体制(エスタブリッシュメント)の強さは情報をコントロールする力があることだ。
 まあ、どうでも良いことだが…。さて、選挙で自民党が負けたとして、困るのはどこだろう。もともと、国内産業は、護送船団方式で官僚と政治家が作った規制と馴れ合いで共存を図ってきた。競争の無い村社会だ。だから、グローバル化で急に競争社会に放り込まれて、今困っている。しかし、輸出関連企業はどうだろう。オイルショック、プラザ合意後の円高に見舞われたが、国の手厚い保護を受けなくても、自らの力で、贅肉をそぎ落とし、技術力を向上させることで海外市場を切り開いてきた。政治とは関わり無く、グローバルな競争を勝ち抜いてきた企業ばかりだ。だから、国内の政治が少々変わろうが経営には変わりは無い…。以前から、業績で買うのは輸出関連しかないといい続けてきたが、政治や官僚の保護を受けてこなかったから今の強さがある。海外投資家はこの点を分かっていない。だから、以前、内需株を買うために輸出関連株を売ったりした。選挙が終われば、買戻しに入ってくる。
 なぜなら、米国の足元で、IT関連の業績回復が際立ってきたからだ。米国のITを支えているのは、日本のパーツということを忘れてはいけない。1~2週間はもたもたしても、ハイテク株のウエートを高めてくる。今日の引け後、為替は123円台に入ってきた。
 話は変わるが、今日大林組が、米国子会社を連結対象に組み入れた。同社は、米国の中堅建設会社を買収しているが、これを橋頭堡に米国市場の土木建設需要を開拓する方針のようだ。これは、以前書いたことでもある。日本のゼネコンは建設商社みたいなものだから、海外で活躍する素地はいくらでもある、とした。公共工事の縮小で仕事が減る国内に固執することは無い。海外にいけば、ビッグプロジェクトは腐るほどある。人生と同じだが、窮地に追い込まれたところから次の発展が始まる。だからゼネコンに注目してきた。今回の大林組の取り組みは、まさに、自分が考えてきたことと一致する。
 視野を広げて「ワールドワイド」に将来を考えてみよう。選挙結果なんて、小さい小さい…。

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世界経済の「多極化」の意味を再認識しよう
 5日の日経平均は52円76銭高の1万8221円48銭、TOPIXは5.72ポイント高の1788.16と、ともに6日続伸して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは103、RSIは62だった。薄氷を踏む思いの一日だったが、本日ポイントだった1万8211円を上回り3本新値が陽転した。

★テーマ株買いに浮き立つ個人投資家
 米国は独立記念日で市場はお休みだったが、米国が関係ない市場は平穏で良い。上海は安いは長期金利は1.92%まで上がるは…で、相場環境は決してよくなかったが、個人投資家は、割安とか割高とかファンダメンタルとは関係ないテーマ株物色で、結構楽しく相場を張っている。化米国の投資家が戻ってきたら、テーマとは関係無しに割高だといっては、どこかから株券を借りてきたり、空売りをかましたりで相場をくずしてしまうのだろう。株価の形成要素には業績や企業の実体価値だけでなく、「夢」とか「ロマン」がある。テーマ株はこの夢・ロマンを買う相場なのだ。エネルギー価格が上昇するなか、世界のあちこちで原子力発電所が建設され、日本の製品がドンドン使われる。これが将来にわたって行われ企業業績が上伸する。日本製鋼の炉心プレス製品が世界中に出荷され、一株当たり利益は50円、100円と膨らんでいく…。それが現実の壁に突き当たり、はかなく崩れていく…。これが「理想買い」のパターンだ。
 重電は、世界の原子力発電建設をリードし、それに東芝はフラッシュメモリーの覇権がかかる。三菱電機はメカトロでリード。「選択」と「集中」で出遅れた日立は、これからリストラを重ね変身する。
 造船・重機は、原子力発電に絡むだけでなく、世界の物流を支える航空機で物流に関連。最も整備が急がれる港湾では荷役用の大型クレーンにも関連する。また、世界で石油以上に枯渇が予想される「水」についても海水淡水化装置や汚水浄化装置などを供給。三井造船に至っては、次世代のエネルギー源として開発が始まる「メタンハイドレード」について、運搬方法を研究し、特許を取得している…。造船・重機関連は次から次へと、面白いものが飛び出してくる「おもちゃ箱」のようなものだ。そんな面白い株がラーメン一杯分の値段で買える…。
 
★世界景気は、米国単独の機関車から、「多極化」機関車へ転換
まだ、世界経済は回復を始めたばかり。今までのように、世界のものを借金で買っていた米国中心の経済から、発展地域が世界各地に点在する「多極化」経済に変わった。ロシアなんかは多極化した拠点をすべて鉄道で結ぼうという「グランドブリッジ構想」を打ち出し、米国の財界も賛同している。実現したら、世界の物流に大革命をもたらし、世界経済はさらに拡大する。英米中心の流れは大きく転換しようとしていることを忘れてはいけない。今の世界経済の拡大の背景にはとんでもなく大きいものがある…。
 米国のことは余り気にしないほうが良い。 一方、国内に競合相手がたくさんいて、消費者に頭が上がらなくなった川下産業は、簡単に値上げが出来ない構造になった。だから儲からない…。儲けるためには、競合相手をすべて飲み込んで価格支配力を持たねば儲けられない。
 いま第一次、第二次オイルショック後に米国で起こったことが日本で再現されようとしている。海外に展開できるところは、自由な価格設定ができるが、国内はデフレ状況がつづくという構図だ。だから、海外展開力を持つ企業しか成長を遂げられない。以前から、輸出株は利益成長で、国内株はリストラに取り組むところか、M&A関連といってきたのはこのためだ。
 米国の「ニフティフィフティ」相場を調べろ、と言ってきたが、「説明しろ」と質問があったので敢えて書いた…。後半相場を迎えるに当たり、自戒を込めて書いてみた…。
 (ただ国有地の売却話は、国内再開発関連の復活につながるかもしれない。)

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たまには個別企業の話でも…
4日の日経平均は18円82銭高の1万8168円72銭、TOPIXは0.58ポイント高の1782.44と、ともに続伸して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは106、RSIは64だった。強いのか弱いのか良く分からない相場だ。物色されている銘柄もテーマも予想通りなんだが、何かもうひとつ迫力に欠けている。新日鉄や三菱重工、東芝など数量銘柄が動いていない所為もあるのだろう。今晩は米国市場が独立記念日でお休みだから、明日もこんな感じの相場が続くのだろうが、方向感が出るためには、数量銘柄が動く必要がある。為替、金利の方向感がつかめない間は今のようにゲリラ的な動きで乗り切るしかないか…。

★やはりハイテク…。
 先々週くらいから、手放しの強気を戒めるようなことを書いているので、弱気を書いているように感じている人が多いようだ。よく読めば、わかるように、決して弱気は書いていない。輸出関連株をしっかり買うようにと書いてきた。実際、最近のレポートでも、日阪製作所、ディスコ、東京精密とハイテク株を連続して取り上げ、それぞれ短期で利ざやを取ってもらった。現在は、13週線までもどって頭をはたかれたところだが、今の押し目がまた絶好の買い場になる。13週線が横ばいになったら積極的に買うべきだろう。それでは、何故、東京精密なのか、先日もフラッシュメモリーの世界トップの座争いのことは書いた。当然、300ミリシリコンウエーハの需要が増え、この上に描かれたフラッシュメモリー半導体の欠品検査装置が必要になる。その検査装置の世界トップメーカーが東京精密だ。東芝とサムソンの競争が激しくなるほど、最後は歩留まりの勝負。そうなると検査装置の需要はさらに伸びる。また、フラッシュメモリーのパソコン搭載も始まる。シリコンインゴットをスライスしてウエーハを作るにはディスコのスライス装置が必要になる。
 また日阪製作所はLNG船に必要な熱交換プレートの最大メーカーだ。大型プレートの世界最大のプレス機を持っている。原油価格の上昇で、LNG需要は増加。タンカーも大型化すれば、同社の大型熱交換パネルの需要も伸びるというものだ。
 
★レポート前週号の特選株は「日東電工」
 このブログで主張していることを実行して銘柄選択をしている。前週号では、日東電工を特選株で取り上げたが今日で500円幅近くになってきた。液晶の評価が下がり売られたが、パソコンを中心にこれから様変わりしてくる。同社の月間受注は4月に対前年同月比でプラスに転換。5月は同10%の伸び、6月は同15%の伸び、と着実に受注を伸ばしている。
 米国では、ビスタの売れ行きが冴えないと言われるが、9月から学校が新学期を向かえパソコン需要が高まる。日本でも、企業が新年度に入ったのは4月。これから新年度予算で新OS搭載のパソコン購入が増加する。実際、今日の日経にあったように、半年近く下落してきたDRAMに底入れの兆しが出ている。来年夏の北京オリンピックへ向け、液晶テレビの在庫積み増しも始まってくる。だから、輸出ハイテク株なのだ。
 おまけに、海外投資家は、日本の内需株を買うためハイテク株の持ち高を減らしたことがある。米国でもSOXXのようにハイテク株の受注回復が目覚しくなっており、日本のハイテク株を増やす必要がでてくる。だから、彼らより早く動いておく必要がある。
 直近のレポートでは、画期的なダイヤモンド電着カッティングソーを開発、世界で始めて販売した会社を取り上げた。詳しくは、公開できる時がきたら書くが、切削廃液を大幅削減、処理時間も半分から3分の1に短縮したもの。ワイヤーの使用量にいたっては数十分の1ですむという優れものだ。フラッシュメモリーにも対応できる。会社側では立ち上がりなので5億~10億と、控え目な予想だが、果たしてどうか…。また、ここがおもしろいのは、この分野への進出は初めてで、既存市場を食っていくのではなく、新規事業として売上がオンされるというところだ。ここから、500円幅を見込んでいるが果たしてどうか…。
 余りアナリストなどのいうことに踊らされず、自分で調べたことに自信をもって投資。彼らが買ってくるときにはぶつけていく、くらいの気概を持って相場に望んでもらいたいものだ。

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2月の週足長大陰線を早く抜けろ!
 3日の日経平均は3円60銭高の1万8149円90銭、TOPIXは1.50ポイント高の1781.86と、ともに4日続伸して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは108、RSIは67.39だった。
 
★日米とも、株価はタイトロープ上。落ちるか、渡りきるかの瀬戸際!
 惜しかったね!ニューヨーク高の援護射撃があったから、今日は1万8211円以上で終わり、三本新値も陽転して「めでたし、めでたし」で終わると思ったんだが、そうは問屋が卸さなかった。以前から、2月につけた週足長大陰線の寄り付き1万8219円を上抜くことが条件になる、と書いてきたが、3月中旬からずーとこの陰線のなかの動きが続いている。余りしつこく続くと、結局、この陰線の方向性に引っ張られ下に行ってしまうことになる。
 このところ毎日書いているように、日米とも、ここ数年間にわたり、株価を支えてきた重要な支持線の防衛戦に入っている。ニューヨークは、昨日上伸し防衛したものの、日本は、なかなかキープできるかどうかの微妙なラインにいる。ただ、米国だって決して安心できる動きではない。何かあったらストンと切ってしまう微妙なラインにいる。
 すべてのカギは金利が握る。昨日米国の10年物国債金利はISM製造業指数がプラスになり、景気が予想以上いいにも関わらず、低下し、5%を割りこんだ。このブログでも株式レポートでも、しばらくは米国金利は低下する、と書いてきた。その流れが出てきたようだ。過去、金利が以前の金利のピークを上回ると、2四半期から3四半期にかけ、低下する、というパターンが出来ている。
 本来なら、原油価格が70ドルに乗せてきたのだから、金利が上昇しても良いはずだ。ところが、低下した。昨晩発表された、6月のISM指数は新規受注、生産とも伸びた。しかし、そのなかで雇用が前月の51.9から51.1に落ち込んだ。賃金インフレを警戒する市場は、この点に注目して、インフレ懸念が緩むと、読んだようだ。金利が低下傾向にあることや、日本の利上げが遠のいたことで、大型のM&Aも登場した。すべてが元に戻った…と、思ったのかどうかは知らないが、株価は上昇した。金利が下がった、というよりは、下がって欲しいという願望が先行したという格好だ。今晩の、ニューヨークで原油価格がもう一段上昇するようなことがあると、エネルギー関連株の上昇だけで全体が支えられるか、債券が無反応でいられるか…見ものになる。

★原発関連、環境関連の次は?
 予想通り、東芝を中心にした原発相場が始まった。今日は少々いかがなものか、と思えるようなものまで動いていた。休憩していた、日本橋の金融街構想関連もツカモトの上げから再度火がついたテーマ株を物色しようというところか…。為替、金利の見通しがつきにく以上、主力株は仕掛けにくい。ところが、新日鉄がこのところじりじりと下値を切り上げてきた。動かないから、妙味が無いとして放っておかれたという感じだが、加熱していたテクニカル指標は中期まで改善してきた。鉄鋼業界は会社側予想とアナリスト予想が食い違う最右翼の株。ちかじか発表される第一四半期の実績が予想を上回ると、一気に四桁に突っかけることもあるかもしれない。
 今日の久間防衛相の辞任は選挙には逆風。昨日も書いたように海外投資家の政変嫌いは異常なほどなので、売り仕掛けが入るかもしれない。しかし、誰が考えたって、自民党は勝てない。下がるものなら、とっくの昔に下がっている。今もたもたしているのが、負けを織り込んでいる、としたら、次はやはり決算にらみの相場か。軒並み、想定レートを115~118円に設定している輸出株。今の為替水準はまさに「想定外」。世界景気拡大の恩恵を受ける株が引き続き狙い目。

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今週は、はしごの上には上らないことが大事…
 7月相場入り初日。2日の日経平均は7円94銭高の1万8146円30銭、TOPIXは5.48ポイント高の1780.36と、ともに3日続伸して終わった。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは112、RSIは65だった。先週末の週足ベースの日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは65。なんだかぼんやりとした相場だが、指数的には余裕含みの状態だ。

★日銀短観では経済の強さを再確認?
 今日は3ヶ月ごとに発表される日銀短観の発表日だった。あまり関心はなかったが、事前予想通りしっかりした数字が確認された。ただ、これも予想通りだが、年後半に関しては厳しい見方が多かった。この間から消費者物価指数の4ヶ月連続マイナスなど日銀の利上げを肯定する材料はなかったが、今回の日銀短観結果でやっと錦の御旗みたいなものを得ることができたのかな。今月は10、11日の両日に日銀政策決定委員会を控えているが、ただでさえ分が悪い参院選を控えているので足を引っ張るような利上げはできない。まあ、8月23日が妥当な線かと思うが、金利先物市場はまだ無理だと思っているふしがある(三ヶ月先物はまだ0.7%台にはのせていない…)。米国の景気が目に見えてよくならないと、日銀としては利上げはやりづらい。また、ただでさえ、海外の中央銀行がドル離れを強めようとしているときに、頼みの綱の日本が利上げをしては財政赤字の穴埋めの資金が調達できなくなる恐れもある。
 為替市場では、先週の尾身財務相の「口先介入」で、まだ一方的な円高はおさえられているが、利上げをしづらい環境を読みきったら、また、円売り仕掛けが始まる。次は、関門の125円挑戦になるか…。どうしても、輸出関連に目が向いてしまう。

★相場は二極化が進む…はしごの上には上るな!
 先週のチャートを見てみたが、まさに二極化を絵に描いたような展開になっている。上に行っているのは、週足との乖離修正が必要だし、下げすぎているものは中身が悪くて変えない。勢い、米国からの原発受注を手がかりにして、環境関連を掘り起こしにきたのが今日の相場ということか…。東芝、アーム(日本製鋼)を中心に、バルブの木村化工機、重量物(原子炉)運搬の宇徳運輸などだ。予想通りの展開だが、やはり問題は米国株と中国株。米国株は、以前から指摘しているように、ここ数年株価の抵抗ラインや支持線として機能してきた重要なライン上で値固めを行っている。ここで固めきれば、1万5000ドルが射程圏に入ってくるが、切ればまたしばらくもたもたすることになる。4日に独立記念日を控え読みづらいが、今晩のニューヨークの長期金利と原油価格がカギを握ってくる。
 また、中国もちょっと心配。国営資金運用会社用の大型資金調達計画を発表して以来、冴えない動きが続いている。金利を引き締め気味にしているときの、大量の資金を民間から吸い上げたら金利はさらに上昇する。どうやら、本気でそれを心配しだしたのかもしれない。今日も安いようで、チャートの形は「ダブルトップ」型が濃厚になってきた。
 今月は「二日新甫」。大丈夫とは思うが、月末には参院選が控えている。外国証券の著名なストラテジストは自民党の獲得議席数別の影響度と経済への影響を分析予想した資料を出している。結構シビアな予想がたくさん書いてあった。こんなのを何も知らない海外のファンドマネージャーが読んだら、一荒れくるのは間違いない。今月はできるだけ高いはしごに登るのはやめといたほうが良いだろう。
 下降中の13週、26週線にぶつかってもたもたしている好業績株があるから、その辺をせめてみるのが良いのではないかな…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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