大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2007/09 | 10
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10月相場はヘッジファンドの動向に注目
 一週間の相場、お疲れ様でした。
 週末28日の日経平均は、46円53銭安の1万6785円69銭と反落したものの、TOPIXは1.47ポイント高の1616.62と4日続伸して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは94、RSIは60でした。昨日に続き、ストキャスティックスなど短期指標は売り信号を発信中。

 ニューヨーク株高の追い風はありましたが、週末と昨日の大幅高という事情がありますから、今日は利食いが先行しても仕方が無いところでしょう。また、テクニカル的に見ても、昨日現在で下降中の13週移動平均線が1万6850円にありましたし、8月中旬の長大陰線の寄り付き1万6791円もありましたから、ここでの売り圧迫が強まるのも当然です。結局、この長大陰線のなかで終わってしまいましたので、まだ、本格的な強気に転じるのは早いのかも知れませんね。
 米国の方は、サブプライムローン禍や短期金融市場の流動性欠如という問題はありますが、当面は悪材料には目をつむり、「利下げ期待」を優先しようという展開。8月中旬の長大陰線の寄付きを上回っています。まだ、今晩の相場を見てみないと、陰線から抜け出せたか、の判断は出来ませんが、GLOBEXの先物市場はS&P500、NASDAQ100とも、小安く推移しており、正式な判断は今晩を待つ必要がありそうです。ドル安、原油高、穀物高などインフレ懸念は強まっており、当面は金融商品よりも現物が優先される展開。

 ただ、これ以上原油価格が上がってくると、省エネや代替エネルギーの使用増加や景気後退による原油消費の減少などマイナス面も目だってきます。冬場の灯油需要の増加期にそなえ原油の増産の話がOPECからおきてくるかも知れません。
 また、以前から指摘しているように、来10月中旬は、11月末のヘッジファンド決算へ向け、解約申し込み期限にあたります。8月のヘッジファンドの運用成績は大半がマイナスだったといいます。8月後半から9月にかけてかなり無理して帳尻合わせに動いていますから多少は挽回したのかもしれませんが、サブプライムローン関連金融商品の評価次第では一荒れ来るかもしれません。問題は、ヘッジファンドに資金を委託している人の考え方次第。だから、10月中旬にかけての金融市場の動きが大事。もし、波乱すれば委託者が弱気になって解約申し込みが増加しないとも限りません。
 来月前半は、いろんな意味で重要な時期になりそうです。

 また、日本株もNT倍率の拡大から、TOPIXが日経平均を追いかける展開が続き、内需株が堅調な動きが続いています。当面、暴落後の戻り高値(8月31日の1万6569円)付近に下落。その後13週線の状況を待って上値慕い―という展開になるのでしょうか。
 とにかく、10月に入ると、第二4半期(中間決算)の発表期にはいります。第一四半期の発表では、期後半に主な売上が計上されるため、期前半は冴えない決算になるのが分かっている企業でも無茶苦茶売られました。欧米のように4半期配当を実施しているのなら四半期決算の発表も意味があるのでしょうが、どうも日本にはなじまないような気がします。投資家ももう少し勉強して、冷静に対応したほうが良いような気がするのですが…。

 単に、売り方に問答無用の売りの口実を与えるだけなら意味が無いように思います。四半期配当を実施させるか、そうでなければ中間と期末の発表だけで良いような気がします。とにかく、来月からは、決算を意識した展開に入ります。今週の戻りで25日線まで到着。とりあえず一番底を確認した銘柄も多いはず。次は、2番底の確認と25日線の上方転換待ち。来週からは国内の決算に注目しながら、欧米のヘッジファンドの動向を注視する、という神経質な動きが予想されます。また、為替市場では期末のドル買い要因がなくなりますので、円高にも注意をする必要がでてきます。

 なかなか、楽して儲けさせてくれませんね。再度、第一四半期に進捗率が高かった企業の先回り買いか…。

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利下げ期待も行き過ぎればしっぺ返しが待っている…
 27日の日経平均は396円48銭高の1万6832円22銭、TOPIXは39.13ポイント高の1615.15と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは95、RSIは62でした。ストキャスティックスなど短期指標が売り信号を発信しています。

 なんで上げたんでしょうね。よく分かりませんが、今日のハイライトはなんと言っても日経平均の3本新値が陽転したことでしょう。これで、今日にも増して「目先」の強気筋が増えてくるんでしょう。また、今日は、TOPIXも今月3日につけた戻り高値1612ポイントを上回ってきました。これで、TOPIXも2番底を確認した格好になります。

 なんだか、相場の景色が急に変わってきました。海外では、サブプライムショックの震源地の米国株が1万4000ドルに接近。個別でも一時は経営危機が噂されたベアスターンズが株式の売り出しで資金調達をすることが好感して買われ、英国でも資金ショートに陥りそうだった住宅金融大手のノーザンロックが当面の危機が過ぎた、として買われています。
 
 なーんか「何かあったの?」という感じですが、決して危機は終わったわけではありません。どちらかといえば、とりあえず小康状態に入っているときに、今度は「利下げ期待」が先走って買われている、という感じでしょうか。まだ、まだひと山もふた山もあると思っておいたほうが良いでしょう。また、テクニカル的には昨日の終値で7月第4週につけた長大陰線(寄り付き1万3851ドル、終値1万3265ドル)の寄り付きを上回ってきました。いよいよ正念場です。長大陰線を上回って、再び1万4000ドルを回復できるかどうか…。まあ、じっくりと見させてもらいましょう。

 さて、日本株ですが、今日は何もサプライズな材料は無かったのですが、朝から記録的な海外投資家の買いが入ったうえ、外国証券が日本の不動産株の格上げをしたものですから、内需株一斉蜂起という感じになりました。このコーナーでも、NT倍率の関係から、目先的にTOPIX型の株が買われる、としましたが、この2~3日の不動産株の動きはちょっと違うようです。一時期、不動産がらみの材料出現がありませんでしたが、ここに来て三井不動産の帝国ホテル株の取得、農林中金の所有する都内のホテルの売却など、首都圏の再開発に絡む案件が浮上してきました。とにかく、今の日本は、再開発でも、国有地の売却でももっと積極的にやって海外から資本を呼び込むことが最大課題。

 また、海外投資家も日本の再開発ブームに目をつけて上陸を始めています。金融取引での日本の地盤沈下が激しいので、政府も今度は本気で金融特区構想を進めてくるかもしれません。本来なら、金利上昇期の不動産は敬遠しなければなりませんが、優良物件を持っているところはこれから逆に注目されてくるはずです。なにしろ、円高で流入してくる資金の受け皿はいまのところ、債券と不動産しかないのが今の日本の実情ですからね。

 さて、以前からボりんジャーバンドの動きに注意するように書いておきました。日足と月足が収縮して近々どちらかに離れる、また、週足は拡散し、株価は下限にあるので上に行く可能性が高い、としてきました。当面は、中心線の1万7200円からみをうかがう動きになるんでしょう。またまた、自分のノウハウで申し訳ありませんが、次のポイントは1万7250円超えのところにあります。この付近にには、26週や52週の各移動平均線が集まっており、当面はこの辺がポイントになりそうです。ただ、13週線は当分下降状態が続きますので、株価が引きづられて下に向かうリスクもあります。個別銘柄でも状況は同じ。移動平均の接近場では、利食いも忘れてはいけません。リバウンドが一巡すれば、13週線付近でもたもたしている、新日鉄や三菱重工業のような主力に資金が移ることもありえます。
 しばらくは循環物色と考えて、進退を早くすることが大事です。

 また、「外人買いだ」とはやされても、黒い目の外人ということが良くあります。9月末という特殊月ですから、期末のお化粧買い、ということもありますよ。深追いは禁物!


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単純平均重視型相場の復調か?
 26日の日経平均終値は34円01銭高の1万6435円74銭、TOPIXは9.19ポイント高の1576.02と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは93、RSIは50でした。
 
 ちょっと様子が変わってきたみたいですね。日経平均は大した上げにはなっていませんが、値上がり銘柄数は1240にもなっています。昨日のニューヨーク市場で住宅統計に悪い数字がでたものの、切り返してプラスで終わったことに下値安心感がでたようです。下値不安がなくなったなら、「出遅れ株を買え」で、今日はトピックスがらみの内需大型株のほか、中小型株や新興市場株が広範に買い上げられ、ストップ高銘柄数は110を超えたといいます。

 このブログでは、次に買うのは1年7ヶ月以上にわたって売られてきた単純平均型の中小型株や新興市場株と書き続けてきました。ずーと売りまくられて、需給関係はからからの状態です。PERで10倍を切るは、一株当たり純資産の半分以下まで売られるは、まさに「理外の理」の状態まで来ている銘柄がたくさんありました。ただ、資金力の大きい機関投資家は、玉が薄すぎて買いに入れません。この種の銘柄を買い支えられるのは個人投資家だけです。ところが、手元の状態は悪いは、マスコミからは弱気の話を嫌というほど聞かされるは…で、手が出せなかったというのが本当のところでしょう。

 しかし、この2~3日は、為替は落ち着いているし、ニューヨークは予想外の強さを見せているし、で、そろそろ打診買いを入れる時期と判断したのでしょう。また、先行して反発した新日鉄や三菱重工業などの主力株が戻り限界の13週移動平均線まできたことも、出遅れ株に物色の矛先を向けさせることになったようです。当面、中小型、新興市場株の戻りがありそうですが、注意したいのは、目先はリバウンド相場ということ。25日線が下降していれば、当面はこの辺りが戻り目処。
 
次の買いタイミングは、25日線が上向きに転じ、株価が接近したところ。しかし、この場合も上に下降中の13週線がいますから、この辺でお玉をおさえられてきます。リバウンド相場では買いに入るときに目標値を決めてかかることが大事です。中期に値幅取りにいくのは、13週線が上向きに転じ、乖離修正がすんでからになりますから、じっくり構えるのはもう少し先の話になりそうです。

 さて、今日考えていて気づいたことがあります。先日、香港と中国本土の株式市場の時価総額が東京を上回った、と報じられました。日本国内の投資家から見切られていますので仕方がないことなんでしょうが、国際分散投資から見たら、やはり大きな変化になります。

 国際分散投資では、世界マーケットに占めるGDP(国内総生産)比や時価総額に比例してポートフォリオを組む、といわれます。そうなると、マネージャーは中国関連のウエートを上げ、日本株の比率をさげるという変更を迫られます。たいがいは、日経平均やTOPIXのインデックス運用ということなんでしょうが、中国が上がれば上がるほど、日本株のウエートを下げなくてはならなくなるんじゃないでしょうか。
 最近、日本株のバスケット売りがでてくるのも案外この辺りが関係しているのかも知れません。

 そうなると、指数の戻りは鈍くなってくるはずです。そうなると、指数をみていると本当の日本株の動きは読めなくなってきそうです。以前から、個人投資家は単純平均を重要視するように、と書いてきましたが、どうやらやっと其の動きが定着してきそうな感じになってきました。
 まずは25日線。次は13週線。その次は、両線の改善(上方転換)をまって、中期値幅取り…。それをやっているうち、わけの分からない上げ方をするものがでてきます。当面は、せんべいを焼くように手返しを早く…。

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NT倍率の修正が始まる…?
 三連休明けの25日、日経平均は89円12銭高の1万6401円73銭、TOPIXは14.76ポイント高の1566.83と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは94、RSIは47ですが、他の短期指標に加熱信号を出すものが出てきました。

 ドタバタ劇を繰り返す政局ですが、やっと福田新政権が誕生しました。国際情勢が激動し、日本の貢献が求められるなか、何の方針もしめせない状態がつづいています。「所詮、日本は米国の財布代わりの国。高邁な理想なんて示せるはずはない」という声が聞こえてきそうな気がします。戦後、米国のトラの威を借りて発展してきた日本ですが、肝心のトラは牙が折れ、有無を言わせず相手を屈服させる体力がなくなっています。すでに、ロシアや中国、中東諸国、EUなどの候補が次のボスの座を巡って権謀術数をめぐらしているのが現在の国際情勢です。
 これまでは、米国が毎年の初めに出してくる「対日要求事項」にしたがって国の運営をしていけば良いというような情けない状況があり、政治家も官僚も自ら日本の国益を考えて行動するという一番大事な規範を忘れています。
 全ての目が米国を向いており、国民を向いていないことが積み重なってきた結果、数々の矛盾が噴出。国内経済は先の見えない「閉塞感」に満ち満ちています。閉塞感を打破するため何かをしようとすると、規則規則で締め付けられた上、官僚機構が総力を挙げてつぶしにくる…。
 良い悪いはべつにして、村上ファンドやライブドアのホリエモンなどのように反体制的な行動を取るものには、最後は国家権力がでてきてつぶしてしまう。スチールパートナーズへの裁判の判決も同様です。
 こんな自由の無い国に投資しようという人はいないはずです。海外の投資家も最近になって「何か日本はおかしい…」と思い始めたようです。
 結局、日本のこの閉塞感は何からうまれているのかを真剣に考え、改善しないと、海外からの投資を呼び込むことは出来ません。
 だから、円高になっても国内に投資するものが無いから「不動産が上昇する」と、書いてきました。今日の業種別の値上がり率トップは不動産でしたね。これまで、どれだけ優良な物件を取得するかの競争だった不動産業界も、「いかに利用価値を上げて不動産価格の上昇につなげるか」という方向に変わり始めており、不動産会社やリートの評価も新たな段階に入ってきた感じがします。
 腕力(資金力)だけで、物件を取得してきたリートや不動産会社はこれから金利上昇や賃料の低下という洗礼を浴びてきます。一方、優良物件や利便性の高い物件をもつところは高い評価を受けるようになってきます。これからは、選別の段階に入っていくのではないでしょうか。
 これから好立地にある国有地が売却されてきて新たな再開発計画も始まってきます。再開発の規模によっては周辺に不動産を所有する企業にも影響が及んできます。これだけ不動産株への評価が下がっているのに、東宝や東映、倉庫株などの土地持ち企業に外資の攻勢が続いている点を注目しなければなりません。
 もう一段円高が進むなら、やはり、含みと不動産か…。

 脱線話が長くなりました。今日の相場は、ちょっと奇妙な動きでしたね。米国株が安いのに、シカゴの先物は高く終わっていました。売りが積もっていましたので、政局も落ち着いたし、いったん買い戻そうか、という感じだったのでしょうか。
 今日の、日本株のほうも、ふらふらしていたものの、結局、高く終わっています。後場から、不動産株や銀行株などが買われTOPIXが上昇したせいもあるのでしょう。日経平均の上昇率に比べ、TOPIXの大きさが目立ちましたが、どうやらNT倍率に絡んだ裁定の動きが背景にあるようです。
 先週末のNT倍率は10.51倍。最近一番倍率が開いた03年9月の10.44倍を上回って終わっていました。裁定業者からみると、「これは開きすぎだから、いずれ縮まってくるだろう」ということになりますから、日経平均売りのTOPIX買いという仕掛けに動くことになります。TOPIXの上げが大きくなれば、現物とのサヤが拡大しますから、今度はTOPIXの先物と現物の裁定取引を刺激しますから、不動産株や銀行株、商社株など時価総額の大きい銘柄が買われることになります。今日の動きはこんな感じのものだったのでしょう。

 個人投資家の市場離れが言われて久しいのですが、自分達の持っているポジションは3分の1や10分の1になっているのに、指数だけは裁定取引の影響で高値圏で動いている…。なにか、今の日本市場は実体を反映していないと思うのも当然でしょう。
 全然儲からないし、市場のほうも何か変。こんなところからは早く脱出して、勢いよく動いている海外に行こう、と思うのも、これまた当然。これも「閉塞感」の一種なんでしょう。

 ごちゃごちゃした理屈は抜きにして、日経平均も為替(円・ドル)も現在は三角持合を形成中。上か下かどちらに離れるかの重要な分岐点にきています。もたもとしている間に、13週の移動平均線がじわじわと下がってきています。押しつぶされて下に行くか、それとも跳ね返して、移動平均線を押し上げるか…。賢明な投資家はそれを注視してる…とは思いませんか。

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日本経済って本当に破滅のふちにむかっているの?
 昨日は個人投資家の方からのご招待で出かけましたので、書き込みが出来ませんでした。朝からパソコンに向かったものの、二日酔いで考えがまとまらずこんな時間になってしまいました。ご容赦!

 さて、昨日の日経平均は101円18銭安の1万6312円61銭と反落、TOPIXは14.77ポイント安の1552.07と続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは86、RSIは45でした。昨日の相場は予想通りでした。ニューヨークが利食い売りから反落、これにともない円相場が上昇しましたので、これを受けた日本株が売られるのはこれまた当然…。
 ただ、NT倍率の上昇に見られるように、TOPIXの下落、特に金融株の下落ぶりが目立ちます。海外の証券化商品への不信感が飛び火した格好ですが、日銀の金利引き上げ延期による預貸利ざや拡大期待の縮小などファンダメンタル部分の影響も大きいようです。また、企業の設備投資は活発ですが、投資資金は、債券や新株の発行など直接資金や内部留保に依存。銀行からの借り入れに頼らない構造ができあがりつつあります。本来なら、預貸利ざやに依存しない収益構造に変わらなければならないのに、構造改革が遅れていることも海外投資家の評価を低くしているようです。
 企業の資金調達手法は大きく変わってきており、この変化に対応できない金融機関、特に地方銀行は、何れ再編の波に洗われることになるんでしょう。

 それにしても、個人投資家の方の弱気は相当なものです。日本は世界の孤児になり、破滅のふちに追いやられるような言い方でした。いろんな評論家のレポート類を利用しながらやられているようですが、どのレポートも日本株はだめ、円は100円になるなどというものでした。不思議ですね…。破滅する日本経済の為替がどうして100円になるんでしょうか。変に煽るのも良い加減にしてもらいたいものです。確かに、目先の状況を考えたら、少々のリスクを冒しても海外に投資するのも一方でしょう。しかし、昨日の日経をよく読まれたら分かるように、日本の中でも大きな変化が始まっています。

 私見ですが、日本の経済は戦後、団塊の世代とともに発展してきました。次々と生まれてくる赤ちゃんのミルク需要に応じるために、次々と乳業会社ができ、赤ちゃん用品や衛生用品メーカーなど同種の生活関連メーカーがたくさん誕生しました。何しろ赤ん坊の数が多いものですから、1社や2社では対応できなかったと言うことでしょう。この子供が、大きくなるにつれ学用品メーカー、家具メーカーが儲かり、塾が成長し、自動車が売れ、アパレルメーカーや化粧品メーカーがたくさん誕生して企業の数はドンドン増えています。団塊の世代関連の消費がそれだけの企業を必要としたということでしょう。

 しかし、今や団塊の世代がリタイヤー時期を迎えていますが、政治や福利厚生の貧しさから、将来への不信感が増大。急速に消費を手控えるようになってきました。また、バブル崩壊後にリストラで一番大変な目にあったのも団塊の世代です。この世代がリタイヤーしたとしても、お金を使うはずがありません。すでに、消費層としての期待は持てなくなっているのです。
 
 しかし、一方の産業界は、団塊の世代の消費に合わせて増加した企業がそのまま残ったままです。団塊の世代という大きな消費が無くなるうえ、少子化が進むとすれば企業数も消費(マーケット)に見合った数に減少しなければなりません。日本は、この部分の対応が遅れてしまったのです。そのため、多くの企業は価格競争にさらされ薄い利ざやで成長することも出来なくなっているのが現状です。いま日本の企業に必要なのは国内マーケットに応じた規模に企業数を減らすことなのです。これが、完成したとき、日本企業は新たな成長期を向かえ、海外での競争力も強化されるのです。国内経済の弱さは、まさに戦後の団塊世代の消費に依存してきた体制がそのまま残っているところにあるのです。

 これまでは、国内マーケットの縮小に対し同業社はお互いに我慢比べみたいなところがありましたが、ここにきて、流通の再編から否応無しに、メーカーも再編を迫られるようになってきました。シャープ・パイオニア、ケンウッド・ビクターなど家電関係の再編が増えてきたのもこの流れに沿ったもの。企業再建に苦しむ三洋電機も、いずれどこかとの統合の道を選ばざるを得なくなってくるのでしょう。
 この流れは、今後、食品や自動車部品、繊維、金融など国内のあらゆる分野に広がっていきます。このようなうねりが始まっている日本株が本当に「だめ」なのでしょうか。本当に、昨年1月の高値から3分の1、4分の1になった株が、まだここから半値になったり3分の1になったりするのでしょうか。

 何をくだらないことを書いているんだ、といわれそうですが、最近聞く日本経済の破滅論に対しあえて苦言を呈したいとおもい書いてみました。

 日経平均は、三角持合を始めていますが、ボりンジャーバンドを見ると、日足と月足は収縮し、近々拡散に移行するような動きにあります。また、週足は拡散状態にあり、近々収縮に向かいそうな状態にあります。どりらかに離れる時期が近づいているということですね。

 なにか、悲観論ばかりが目に付きますが、相場が大天井を打つにはまだ30ヶ月ばかり足りません。これだけ大きな変化があれば、次は物色対象が変わるのがつきもの。1年8ヶ月、40%近く売られ、需給関係が好転している単純平均型の中小型株(新興市場を含む)は、どうなんでしょうか…。21日付けの日経をもう一度よく読んで、今、日本でドンナ変化が始まっているか…よーく考えてみてください。

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米国株高=円安の流れに変化…
 20日の日経平均は32円25銭高の1万6413円79銭と続伸したものの、TOPIXは0.74ポイント安の1566.84と小反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは84、RSIは54に上昇しています。

 日本市場に取っては米国の利下げ効果は一日だけでしたね。「日経平均は高いじゃないか」といわれそうですが、値上がり銘柄数は653、値下がりは975と1000近くありますから、とても強い相場とはいえませんね。兎に角、個人投資家が動いてきません。その中を指数商いに絡んだものだけが上下している、という感じです。日曜日に自民党の総裁選挙を控えているから、とか、まだ米国の投資銀行の決算が出揃っていないからとか、いろいろ理由はあるんでしょう。

 しかし、ここにきて米国株高=円安のシナリオが少し狂い始めているようです。以前、1ドル111円台をつける前、為替は115円後半から、119円のボックスに入ったのではないか、と書きました。しかし、その後の株安でボックスは109円から円の上限だった115円後半のゾーンに移行した感じですが、ここ数日の動きをみても、116円台に入ってもすぐに押し戻されてしまう展開になっています。週足チャートを見ても、最近の下値支持線を切って以来、このラインが上値抵抗になる動きに入ってきました。

 ドルは、ユーロにたいし最安値圏に入り、高金利新興国通貨や資源国通貨に対しても売られ独歩安しています。金価格も昨年5月高値に面あわせする1オンス724ドルまで上昇。ドルの先安を暗示する格好になっています。そうなると、ドルに対しこれから金利が上昇していく円だけが安くなるというのは理屈に合いません。ただ、円の場合は世界一金利水準が低いという状況がありますから、他の通貨ほど一気に通貨高にはなりにくいということなんでしょう。まだ、意見の対立があるようです。だから、以前から言っている、今月末の水準が問題になります。月足の円高支持線を下回って終われば、市場の思惑は一気に円高方向に傾くかも知れません。いまは、まだ微妙なところにいるのです。もし、このラインを維持できなければ、ボックスの下限である109円を取りに行くことになるかもしれません。問題は、そのとき何を買うか…です。個人消費など内需が弱い以上、どこに持っていくかが分からない…。だから個人が動けないということでしょう。

 とにかく、米国のヘッジファンドなどは利下げと株価上昇で一息つけた、と、「鬼の居ぬ間のなんとやら」で、大豆や小麦、石油に日本株の先物売りでひと稼ぎしようとドタバタし始めています。11月の決算という期限付きなので、これから色んな投資対象が波乱してきそうな感じです。特に円高になれば、日本株を売り叩く大きなチャンス。このあたりを、よく頭にいれて相場に望みたいものです。

 ニューヨークダウは良い調子で戻り、過去最高値の1万4039ドルに接近しています。しかし、高値からつけた約600ドル幅の長大陰線の寄り付き1万3851ドルをクリアーしたものの、引けはこれを下回って終わっています。この長大陰線を今週上回って終われるかどうかが、焦点になってきます。いま開かれている、GLOBEXでは、S&P500、NASDAQ100とも小安く推移しており、今晩のニューヨークは利食い売りに下押すかも知れません。

 また明日は月内商いの最終日。中間決算対策から売り物勝ちになるかもしれません。おまけに3連休控えで手控え気分が強まりますから、こんな時にニューヨークが下げて円高になったら、叩き屋の思う壺。

 相場のリード役の新日鉄も下降中の13週移動平均線まであと少しのところに迫っています。米国で格段のことが無いとすれば、とりあえずリバウンド相場の一巡になるかもしれません。
 
 私事のテクニカルで申し訳ありませんが、以前から指摘してきた、1万6415円のポイントを今日押さえました。どちらに行くかはアメリカさん次第ですから、分かりませんが、順風が吹いているとは思えません。

 
 とりあえずリバウンドは一巡。ここからは、移動平均線の状況が変化(上向きか横ばいに転じたもの)してきたものの、選別買いが重要に…。
 

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世界的な金利上昇の渦中で、利下げするドルに「暴落懸念」は無いのか?
 19日の日経平均は579円74銭高の1万6381円54銭、TOPIXは56.63ポイント高の1567.58と、ともに大幅反発して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは79、RSIは56に上昇しました。

 まあものすごい上げでしたね。ニューヨークの大幅高と115円台後半の円安…。まさに、FRBのビッグプレゼントのおかげですね。予想通り利下げに踏み切りましたが、FFレートの下げ幅は0,25%ではなく、0.5%。おまけに、公定歩合も0.5%引き下げました。短期金利を下げて、短期金融市場の資金の流れを良くすると同時に、公定歩合を連続して下げることで、銀行がFRBから資金を取り入れしやすくするという狙いですね。以前の公武下げで、担保にサブプライムローン担保証券の担保差し入れを認めていますので、金融市場への救済策としてはかなり大盤振る舞いになってきました。一部には、FRBはインフレ抑制を放棄した、という見方をとる評論家もいるようですが、それだけ、今回の金融危機が深刻なものだ…ということなんでしょう。本当は「深刻なものだった」と過去形を使いたいのですが、まだ、ヨーロッパの方が片付いていないだけに、まだ過去形を使うことは出来ません。

 とにかく、ひと山は超えたといっても良いんでしょうね。米国の株価が持ち直したんで、リスクの許容度が増した…と、早速、新興国の高金利通貨が買われて上昇しています。株価も上昇を始めています。「ついこの間、高リスク投資について反省したばかりじゃないのか~」と愚痴りたくもなりますが、11月にヘッジファンドの決算を控えており、8月のマイナス分を埋めなければなりませんから、彼らも必死なんでしょう。これから、10月にかけて、市場はますます荒っぽい動きになっていくんじゃないでしょうか。
 
 ただ、EUを初め、中国、インドなど世界の国がインフレ懸念が強まっているときに米国だけが金利を引き下げたわけですから、次に来るのは「ドルの独歩安」。通貨の先安を見越し、各国中央政府が米国債を売り出したら困ったことになります。景気後退懸念からファンドの連中が国債をかいましたから何とか帳尻があいましたが、金利が下がったら下がったで、また困ったことがおきてきます。やはり、アメリカ経済は弱っている…としか言い様がありません。

 原油価格や非鉄など資源価格が上昇していますが、ドルが安くなっていることからドル建て価格が上昇している側面もあります。手放しで喜ぶのもいいですが、次に起こることも予測しながら動かなくてはいけません。次は、ドル安ヘッジの金価格の動きを注目していきましょう。ドル安がドルの暴落になったら、「良かった」ではすみませんよ。

 さて、日本株ですが、「先物の買戻し」や、「債券先物売り・株先物買い」などのおかげで上げさせていただきました。先物先行でしたので、現物と先物の鞘が開き、それがさらに現物買いを誘い上げを加速しました。TOPIXのほうも同じような動きで、寄与度の大きい金融株が値上がり上位にありました。今日の上げは、先物リードと思っておけば良いでしょう。実際、JASDAQなど他の市場の上げはたいしたことはありませんし、一部市場でも中小型株の上げは小幅にとどまっています。個人投資家の動きが鈍いためにこんな動きになるんですが…。早く、米国市場頼みではなく、日本独自の要因で動けるようにならなければいけませんね。

 当面は日経平均でみて、13週移動平均線(1万6900円前後に位置)くらいまでの戻しがあれば良しというところでしょうか。代表株の新日鉄で、同移動平均線は830円前後。ただ、「戻り」といっても米国株次第ですから、何かがあればまた波乱してきます。じっくり構えた投資をするのはもう少し先のことかもしれません。米国株があれだけ高いのにも関わらず、円が思ったほど安くならないのも、ひょっとするとドル離れの兆候が出ているのかもしれません。当面は、短期方針で。


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単純平均下落率と同率の日経平均は1万1500円…?
 週明け18日の日経平均は325円62銭安の1万5801円80銭、TOPIXは33.76ポイント安の1510.95と、ともに大幅反落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは73、RSIは40と、テクニカル的には「まだまだ」という水準です。
 
 さあ今週の相場が始まりました。なーんか景気は良いとの政府や日銀のご託宣なんですが、企業の減額修正は増えてきましたし、設備投資は落ち込んできましたし、消費者金融の会社は倒産するし…。海外では英国の大手住宅金融会社で取り付け騒ぎが起こっているし、オーストラリアでは、中央銀行に資金供給をお願いした金融機関があった、との噂が流れています。「なんだかな~」という感じです。株のほうも今日は325円安で、先週末に上げた分を帳消しにしてお釣りが出るくらいさげています。なにしろ書いて不在で板が無いので先物業者が売れば下がるし、買えば上がるしで、どうにでもなる面白みのない相場になっています。
 
 個別の銘柄を見ても日経平均の採用銘柄は裁定取引の関係がありますから売買がありますが、指数取引と関係の無いところは個人の投げ商いばかりで、ずるずると値を消しているというのが実体です。市場関係者は日経平均やTOPIXだけをみて、まだ高値から16%くらいしか下げていないなどと、いっていますが、実際は本当にそうなんでしょうか。
 
 以前から、個人投資家のポジションは単純平均でみれば分かるといってきましたが、昨年2月の高値からの下落率は37%、調整期間は18ヶ月近くになっています。個人投資家の持っている株は一年半にわたって売られ続けているんですね。この動きは、JASDAQなど、新興市場でも同じ。今日もまた安値を更新しています。JASDAQ市場のPERは16.3倍、PBRは1.52倍、平均配当利回りは1.9%で、いずれも東証一部を下回っています。本来成長市場であり、成長力の衰えた一部市場より割高に買われても良い新興市場がこういう低迷状態ということは、日本の将来に成長力が無い、と市場がみていることに他なりません。

 本当に大丈夫なんでしょうか。調整率37%といってもピンとこないかもしれませんが、日経平均に当てはめてみると、1万1500円まで、高値から7000円近く下げている勘定になります。これを見れば、いかに日経平均が指数取引の影響を受けて割高になっているかが分かりますね。問題は、売られてきた単純平均型の銘柄が日経平均を追いかけて水準訂正するのか…。それとも、日経平均採用銘柄が、単純平均を追いかけるのか…。後者なら、大変なことになります。

 シカゴの日経平均先物には過去最高水準の売り残があるといいますが、輸出ばかりに偏重し、内需振興策を取ってこなかった日本のいびつな経済体質は為替の円高に極端に弱くなっており、売り残の増加はこの隙をついたものだとおもわれます。

 企業がなにかしようとおもっても、色んな省庁が「俺の縄張りを荒らすな」と圧力をかけてきて何もかもうまくいかない。だったら海外でやるしかないと、海外で取り組み成功するというケースもふえています。
 成長期の護送船団方式にいまだに固執。世界は自分達の能力を超える変化をしているのに、それに対応する能力が無いのに、権力風だけは吹かせる。官僚のこんな態度が日本の発展を阻害するようになっています。せっかく、円高になり内需を刺激できる環境が整い始めてのに、制度がついていかないために円高メリットを享受できない日本…。
 
 海外投資家は、そんな日本の脆弱性を売っているのです。FOMC乗り下げ幅がどうだとか、米国の投資銀行決算がどうだとか、サブプライムローン問題がどうだ、とか言う前に、もっと自由に競争できる国内市場を作るほうが大事だと思うんですが…。このままだと、自分達の権威似固執したまま日本は確実に彼らに沈没させられてしまうことになりますよ。本来、官僚を使う立場の政治家諸氏。もっとしっかりしなさい。

 また愚痴を書いてしまいました。今晩のFOMCが焦点になりますが、期待が先走りすぎると反動が怖い。結果を見てみないと分かりませんが、利下げ幅は0.25%にとどめて、公定歩合を大幅に下げ、金融機関への短期資金の流動性を確保する…という方策もあるはずなんですが。このとき市場はドンナ反応をするんでしょうかね。

 とにかく、ポイントは1万5600円割れの未整理ポイント。


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短期金融市場が落ちついてきたのに、0.5%の利下げってあり?
 良いのか悪いのか全く分からない相場ですが、とにかく、一週間お疲れ様でした。来週は、今週以上にややこしい材料が待っていますが、また、がんばっていきましょう。

 さて、週末14日の日経平均終値は306円23銭高の1万6127円42銭と続伸、TOPIXは21.84ポイント高の1544.71と反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは79、RSIは46でした。今日はニューヨーク高と円安、波乱の政局がどうやら福田後継に決まりそう、などから、何とか先週末の水準まで戻して終わりました。それにしても、日経平均の25日株価移動平均線の下方圧力の強いこと…。やはり、なにか、「ビッグサプライズ」が出て、夜離れ高する局面が必要ですね。

 さて、眉毛に唾をつけながら書いてみたいと思いますが、米国のサブプライムローン騒動に沈静化の兆し(?)が出ているといいます。サブプライムローン絡みの金融商品については地雷みたいなものでいつ爆発するかは分からないのですが、短期資金調達のコマーシャルペーパー市場は、5週連続して残高が減少しているといいますが、先週の減少率は82億ドルで先々週の541億ドル減から大幅に減少。短期資金調達市場はかなり落ち着きを取り戻してきたようです。
 ただ、住宅市場に影響を与える資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)の残高も先々週の313億ドル減から、先週は216億ドル減と、こちらも減少率は鈍っていますが、一般のCP市場に比べまだ不信感は根強いようですね。とにかく、米国では、サブプライムローン騒動以来、味噌もクソも一緒という感じで、短期資金調達もままならないという状況でしたから、ちゃんと商品性を見極めようという動きが出てきたことだけでも評価する価値がありそうです。

 また、昨日は、ひょっとすると今回のサブプライム騒動のスケープゴートになるかもしれないと見られていた、住宅ローン最大手カントリーワイドが100億ドルを超える資金調達に道をつけた、と伝えられたことも市場を落ち着かせる要因になりました。まあ、なんやかんや言いながら、着々と手はうたれているようですよ。

 それと、昨日は久しぶりにダウ平均採用銘柄に好材料が相次いでいました。マクドナルドの好決算に加え、GMが年金や保険問題でもめていた件で労組との折り合いがつきそうと伝えられ、格上げがあったことなどから、両者が急騰。ダウ平均も三桁の上げになりました。ただ、NASDAQのほうの上げは今一でしたから、この辺は注意しておいたほうがよさそうです。
 
 と、まあこのように米国の状況はすこしずつ改善してきているようです。その局面で週明けの18日、FOMCが開催されます。0.25%なのか0.5%なのか…。市場は0.5%の利下げを70%織り込んでいるといいますが、グリーンスパン氏がIT不況を乗り切るために連続して行った利下げが住宅バブルを誘発したとして批判を受けたこと、ヘッジファンドなどの救済を目的としたものではなく、あくまで景気対策であることをあらわすには、0.5%は大きすぎるのではないでしょうか?0.25%づつ数回に分けて引き下げ、景気の状況をみるようなスタンスを取るような気がするのですが…、果たしてどうなるのでしょうか。
 
 とにかく、短期金融市場が落ち着いてきただけでも「良し」とすべきでしょう。あとは、18日がリーマンブラザース、19日がゴールドマンザックス、20にはサブプライムローン危機の火付け役ベアスターンズの決算発表を確認するだけ。業績がどの程度傷んでいるか。サブプライムがらみがどの程度あるかなど、この辺で新しい情報がつかめるはずです。
市場は、色んなものを「先食い」していますから、マイナスに反応すれば怖いことになります。
 
 とにかく、ファンドなどは、先月、解約の申し込みに備えて、商品や株などリスク商品を売りまくり手元のキャッシュポジションが積み上がっています。もうちょっとすれば、決算になりますから、あわよくばもう一勝負と考えているはずです、米国の景気に減速懸念があるにもかかわらずWTI原油が上昇し、非鉄市況も上げています。また、高金利通貨の上昇も目立ってきました。ドル安になっていることからみても、米国から資金が流出していることが分かります。

 日本だけは売りから入っているような錯覚を覚えますが、昨日も書いたように海外投資家が好きなファンダメンタルからみたら、日本株は超割安。世界景気の減速がなければ日本株の製造業の成長に影響はありません。米国株が戻れば戻るほど、国際ポートフォリオの日本株の組み込み比率が低下し、問題が起きてきます。そのうち、その辺の修正買いが必ず始まるはずです。

 そのためにも、足元の米国株にしっかりしてもらわねばなりません。来週は、山場を形成してきそうです。じっくりひきつけて、何を買うかを3連休中に考えてみてはどうでしょうか。

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ファンダメンタル重視は口先だけ…?
 昨日は北浜まで出かけ一杯引っ掛けてきましたので帰りが遅くなり書き込みが出来ませんでした。安倍総理の突然の辞任劇で心配された人も多いと思いますが、答えは相場が証明済み。以前から、日本の政治がだめなのは世界の投資家がしっていること。そんなことより投資家の関心は欧米の金融当局の出方…。就任しても、辞任しても無反応では安倍さんは寂しすぎますね。前の人が無茶苦茶やって後始末に忙殺されているうちに、身内と「マスゴミ」から足を引っ張られて何にもしないうちに終わってしまったと、いう感じです。次に誰がなるか知りませんが、内憂外患状態ですから、大変でしょう。米国の顔色ばかりうかがっていると、最後には星条旗の星の一個になってしまいますよ。
 
 米国が勝手なことをするなら、日本は独自の防衛網を構築し、独自の武器を開発し、ロシア、中国と外交を強化する…くらいのことを言える政治家は今の日本にはいないのかな~。北朝鮮と米国が平和条約を結んだら、対中、対ロの最前線は日本ではなくなります。そうなると、日本は「米国の財布」だけの存在になり、どんどん金を吸い上げられるだけに成ってしまいます。それで困るのは中国、ロシアですから、日本もどうどうと両国との外交関係を深める…今はそれしか日本のプレゼンスを高める方策はありません。
 今の政治家のなかで、誰がこれをいえるのか…。ん~いないな~。ということは、やはり米国の財布か~、利用価値がなくなれば、星の一個にしてしまって、日本からの借金をチャラにしてしまえばいいか…なんて、考えているのかもしれませんよ。
 今、「シッコ」という映画が話題になっていますが、日本の医療費や福祉費が無茶苦茶上がりだしたのも、最後には国の医療制度は維持が無理だ…として、民間の保険会社に移行。米国の大手保険会社がどんどん日本に来て、無茶苦茶設けるという筋書きだとか、なんとか…。それに手を貸している政治家や官僚のなんと多いことか。まったく日本はなんとかならないのか~なんて、昨日は愚痴をこぼしま食ってきました。二日酔いするのも無理はないね~。

 さて、13日の日経平均終値は23円59銭高の1万5821円19銭と小反発したものの、TOPIXは5.40ポイント安の1522.87と続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは73、RSIは39でした。
 明日がスーパーSQ、あさってから三連休、週明けには米国のFOMC…これでは動けませんね。おまけに、中小型株や新興市場株には個人投資家の散発的な見切売りが相次ぎ、連日、2~3円ずつ、真綿で首を絞めるような下げが続いています。日経平均やTOPIXは指数売買の対象になっていますから、なんとか指数採用銘柄を中心に値をたまっていますが、実際は、数年前の株価に逆戻りしているものがたくさんでてきています。
 相場の主役が機関投資家や海外投資家に移り、彼らが扱える数量株だけが買われる、という爬行色の強い相場になったためです。
 先日も書きましたが、単純平均株価は昨年2月にピークを売っていらい下げ続け、下落率は40%近くに達しているのです。日経平均やTOPIXをつかって、調整率はたいしたことはないという人もいますが、単純平均でみると、ちょっとした暴落状態になっており、それが今もつづいているのです。これが個人投資家の実態なんですね。

 個人投資家育成のため、ファンダメンタルを重視する投資教育が叫ばれていますが、東証一部銘柄に絞ってスクリーニングしてみると面白いことが分かります。株価純資産で0.5を割り込んでいる銘柄は47、株価収益率が日経平均の半分の8倍を下回っている銘柄が70銘柄、配当率が4%を上回っているのが78銘柄…。こんな割安株がごろごろしていて、中には安値を更新しているものもあります。
 ファンダメンタルを重視するなら、何故こういう銘柄が買われないんでしょうか。株のエキスパートといわれるファンドマネージャーも、結局、外人の顔色をうかがってしか投資できない、ということなんでしょうか。また、政治家のことで書いた話に戻ってしまいそうですね。

 でも、相場的に見た場合は、狙うべきはこちらのほう。昔、株の巧者から教えてもらったことですが、「人の困っているものを狙え…」ということです。それも「まてば上がるだろう」と思っている間はだめ。「どこまで下がりますか?」から、「もう我慢できません」ときて、「もう投げました。すっきりしました…」という所まで行けばねらい目。さあ、果たして今は、どのステップにあるんでしょう。小刻みに下げているところから見ると、「もう我慢できません」という投資家がそろそろと行動し始めた、というところでしょうか。
 次のステップに移ったときが狙い目。だから、以前から「待つも相場」「果報は寝て待て」といってきました。
 値下がりで苦しんでいた投資家がすっきりした顔をしていたら、ちょっと聞いてみましょうか…。(ちょっと怖いけど)

 今日のこう着状態は嵐の前の静けさか…

 



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日米とも目先筋のドタバタ相場が進行中
 11日の日経平均終値は112円70銭高の1万5877円67銭、TOPIX終値は7.17ポイント高の1532.39と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは76、RSIは49でした。昨日に続き、指数的にはまだまだですね。

 急落後のニュヨーク市場は上下にかなりぶれましたが、結局、小幅高。また、NASDAQは続落していましたし、シカゴの日経平均先物も1万5700円と安くなっていましたので、今日は何の手がかりも無しのスタートになりました。相変わらず先物主導の展開で、先物が安くなれば国債の先物が上昇。日経平均の先物が高くなれば、今度は国債が安くなる。トピックスとの関係でも上下し、最後は為替が114円台に近づくと、先物が買われ(買戻し?)るという具合で、株式市場はファンダメンタルとは別の異次元で動いているような感じです。

 以前から、円高になれば日本に還流してきた行き場の無い資金が不動産を買ってくるのではないかと、書いてきましたが、「そろそろ下値でも…」と思っていると、するすると上がってくる。そうなると今度は、何か裁定に絡んだ動きがあるんじゃないかと不安になってきます。
 実際、今日は大手都銀が売られ、片方で地銀が変われるという不思議な商いもありました。これでは、動けませんね。

 だから金持ちけんかせず、で大手の投資家は動いてきません。何度も書いてきましたが、彼らが動くのは、テクニカルで陰の極に入るか、ファンダメンタルで超割安になるかのどちらか…。

 とにかく、市場の関心は18日の米国FOMC。利下げ幅は0.25なのか0.5%なのか…。アナリストの中には、FF金利の下げはせずに、再び公定歩合の引き下げ幅を拡大するのではないか、という市場筋にとっては困った意見も出てきました。それだけ、金利の動きに市場の関心が集まっている、ということでしょう。昨日も書いたように、FRBとしてはやはりインフレが怖い。なにか、さきほど市場に流れた話では、メキシコでパイプラインが爆破事故を起こしたとか何とかで、WTI原油先物が市場外取引で急騰している、という話もでており、ちょっとややこしくなってきそうです。

 市場は、0.5%の利下げを7割がた織り込んでいるといいますから、肩透かしを食ったらひどいことになるかもしれません。だから、軽々しく動くな、ということなんでしょう。新日鉄にしても、三菱重工にしても主役候補はいずれも戻ったところで、下降中の13週線や26週線、25日線で頭を押さえられて動きが鈍ってしまいます。

 FRBの本音としては、とりあえず0.25%引き下げ、景気情勢を見極め、さらに数次に渡って利下げする策を採りたいはずです。一気に、0.5%下げてショック療法をやる方法もありますが、それをやると、先行きの利下げ回数が制約されてきます。雇用統計のなかでも賃金はしっかり上昇しているわけですから、インフレ懸念が収まったわけではありませんからね。とりあえず、もしかしたら、半分かも…という考えは持っていたほうがよさそうです。

 何度もかいてきたように、世界の経済の核は以前の米国単極から、欧州、東アジア、中東、中南米などに「多極化」しつつあり、米国経済が多少スローダウンしても景気拡大を維持できるスケールにたっしています。要は景気が大幅後退して、他の極の足を引っ張らなければ良いだけのこと。1%の短期金利を僅か2年ちょっとの間に5.25%まで引き上げて起きる景気減速なら、利下げを続ければいずれは元に戻るはず…。それくらいの気持ちで米国経済を見ていれば良いのではないでしょうか。

 とにかく、今は動いてもしんどいだけ。テクニカル指標をじっくり注目し、ここぞというときに出動できる体勢を作っておくのが先決です。
 昨日下値のポイントは1万5700円近辺としましたが、最悪の場合は1万4700円どころにも未整理のポイントがあることは忘れないでください。
大きな相場観をもって今の株式市場を見てください。



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8月雇用統計はFRBのケツを蹴っ飛ばすのか?
 週明け10日の日経平均は357円19銭安の1万5764円97銭、TOPIXは31.80ポイント安の1523.22と続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは73、RSIは47でした。指数的にはまだまだですね。

★FRBのケツを蹴っ飛ばした8月雇用統計
 それにしても週末の米国雇用統計。あれは一体なんだったんでしょう。休みの間の解説を聞いていても「意外だった」「驚いた」の言葉ばかりでした。事前予想が11万人の増加でしたが、ふたを開ければ4000人の減少…。アナリストもそれなりの数値データを持って予想していたはずなんですが、これだけ違うというのは後で何か大幅な修正でも出て来るんではないかと思ってしまいます。

 ただ、市場にとってはまさに「ビッグサプライズ」。「米国の景気後退だ」と市場は反応し、株価は急落、ドルは売られ(円高へ)、債券価格は急騰していました。また、景気は堅調だ、と言って、FFレートの引き下げを渋っていたFRBは真っ青…。18日のFOMCでの0.25%~0.5%の引き下げは必至の情勢になってきました。景気後退の阻止ですから、FRBも遠慮なく引き下げが出来そうです。効果を見極めるまでは続くでしょうから、利下げは数回に及ぶ可能性があります。なにしろ、2年くらいで、1%の政策金利を5.25%まで引き上げたんですから、ひずみが出ないわけはありません。また、一気に0.5%も引き下げたからといって即効で効果が出るわけでもありません。しばらく、利下げを続け景気後退の兆候がなくなるのを見極めるしかないでしょう。なにしろ、来年は大統領選挙の年。景気後退で街に失業者があふれている、という状態でバトンタッチというのは、いくら無責任なブッシュ大統領でもできないはずです。
 市場はこれくらいは簡単に読んでくるでしょうから、まあ、弱気筋が考えているほどの下げ相場にはならないのではないでしょうか。また、ドルが安くなったらなったで、米国の輸出企業にはプラスになりますし、あまり何でもかんでも弱気に考えるのはいかがなものでしょうか…。

★弱気材料が出揃った日本株には世界の「叩き屋」が大集合
  ただ、日本株にとっては事情は少々違ってきます。米国の景気後退、円高ときたら日本経済にとっては大逆風。朝から売りがかさみ終わってみれば約360円安…。世界の株式市場のなかでこれだけ悪材料が揃う市場も珍しいですね。おかげで、「叩き屋」が世界から大集合。債券、TOPIXなどあらゆるものと組み合わせて日本株を叩きにきています。シカゴの金融先物市場では日本株の売り玉が過去最高水準までたまりこんでいるといいます。おまけに、テロ特措法という難問を抱え阿部首相は「内閣総辞職」を打ち出してきました。政変まで加わってきましたので、日本株の弱気筋が勢いづくのも無理のないところです。

 でも、今の日本企業は大分状況が変わってきています。先日も記事になりましたが、鉄鋼業界の損益分岐点は60%を切り込んでいます。売上が4割減っても利益が出せる体力が身についています。少々の円高には十分耐えられる体力が身についているんですね。これから先売り込んでいくことは、ファンダメンタルを無視して実力以下まで叩いていこうということですから、リスクは大きくなってきます。また、これだけ危機感が高まってくると、悪材料とともに、政策ベースでも突発的に好材料が出てくることが予想されます。先物市場には干草が山のように積まれていますから、いったん火がついたらどうなるかは明らかです。

 「雇用統計に関するさらに悪い数字が出る」、「サブプライムローンがらみで米銀決算で悪い数字が出る」など、10月に関して弱気の話が飛び交うようになってきました。
 しかし、FRBにとってはこれ以上株価が下がってくると、個人消費が減少する「逆資産効果」にもつながりかねません。これからは、弱気の芽はドンドン摘んでいく方向に変わってきます。ここからの弱気は禁物。相場の先行きをくよくよ心配する前に、次に何が来るかを心配したほうが良いと思いますよ…。1987年のブラックマンデーの時は2ヵ月後の大納会の日が絶好の買い場でした。このときの新日鉄は350円。つぎの年から上昇にはずみがつき13ヵ月後には984円の高値をつけにいっています。
 8月16日から2ヵ月後は、来月の中旬。実践家ではない評論家の人たちが悪材料の続出で株が下がる覚悟をしておいたほうが良い、と予想した時期にあたります。
 次の相場を信じて下げ相場を買うか。評論家の人が予想したとおりになった、と先行きを悲観して売るか…。この差は大きくなりますよ。
 ポイントは未整理の1万5570円付近…。

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総弱気の段階は「終わったの」それとも「先に待ってるの?」
 外部材料に引っ張りまわされた一週間でしたが、お疲れさまでした。
 本日の日経平均は134円84銭安の1万6122円16銭と反落、TOPIXは11.50ポイント安の1557.02と5日続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは78、RSIは58と、まだまだ買いゾーンにはほど遠い数字です。短期的には調整過程ですが、昨日までで、日経平均週足のRSIは34、週足サイコロは5勝7敗ですから、案外調整日柄は短いかもしれません。

 このところ、「果報は寝て待て」とか「休むも相場」、「船酔いしたくない人は陸にあがっとけ」などと言ってきましたが、まあ、アップダウンのきつい相場でした。今週が700円幅の下落、先週は700円幅の上昇、先々週は1000円幅の上昇、4週前は1800円幅の下落…。これでは船酔いするなといっても無理ですね。市場参加者はドンドン減って、今日の出来高はとうとう15億株台まで落ちてしまいました。業績の増額修正や増配をしても売られるようでは、たまったものではありません。
 それだけ、市場が弱気に傾いているわけですが、なにしろ、気迷っている相手がサブプライムローンの証券化商品という大きさも正体も分からない化け物…。おまけに、日本の統治国である米国の景気がどうなるかわからないでは、動けないのも無理はありません。

 今日は、最大の注目材料である米国雇用統計に関して、良すぎると利下げ見送りの材料になるし、弱ければ利下げになり円が買われる…と、「結局、どうなんだ」といいたくなるようなコメントが飛び出していました。また、利下げ幅は市場予想0.5%を下回る0.25%と小幅なものにとどまりインパクトが小さい(だから株はだめということ?)との話が流れました。また、米国の地区連銀の総裁が、住宅価格の低下は長期間にわたり続く。「日本は昔の自民党体制に逆戻りし、改革は遠のく(メリルリンチアナリスト)」、IMFの理事は「世界経済の成長率を下方修正しなければ」などなど…。よくこれだけ、勝手なことを言ってくれるものだと思います。とどのつまりが、最近住宅バブルの犯人扱いされはじめたグリーンスパン前FRB理事長が「今の状況は、ブラックマンデーやLTCM危機の時と、似ている。恐怖が弱気を加速する…」と、とんでもないことを言ってくれました。これだけ、悪材料を並べ立てられても相場の方は反応しないわけですから、結局、市場参加者が少ないということが分かります。

 どんな相場でも動き回って相場を張らなければならない、目先の先物筋だけがばたばたしているという感じです。兎に角、対トピックス、対債券、対為替と裁定をきかせられるものなら何でも使ってサヤ稼ぎをしなければ飯が食えないという連中ばかり、さしずめ、泳ぐのをやめてしまったら死んでしまうマグロみたいなものですかね。ただ、かれらだって、明日なにが起こるかわからないという中で相場を張っているんですから、翌日までポジションを持ち越すことは出来ません。だから、いつも反対売買し、引けにかけて場中とは反対向きの相場になるわけです。
 
 本来なら、現物市場がリードして先物市場が追随するのが本筋ですが、やはり、正常な相場に戻るのは大口投資家が戻ってこられる環境が整わなければ成りません。現状は、まだテクニカルから見ても、ファンダメンタルからみても分からないことが多すぎます。

 米国経済で住宅部門が占めるウエートや雇用に占める住宅関連のウエート(6%程度)からみて、そんなに大きな問題になるのか…、また、サブプライムローンにしても担保が取ってあるうえ、全部が全部デフォールトになるわけでもないので実害は半分以下ですむはずです。

 やはり、グリーンスパン氏が言うように、恐怖の部分が現実悪を拡大しているのかも知れません。ポイントは、欧米の金融機関の決算発表の中身ということになるのでしょう。

 われわれには、中身が分かるはずはなありませんので、ひたすらテクニカル指数が買いサインを出すまで待つことにしましようか…。
「強気相場は総弱気の中から生まれる…」と言いますが、弱気を吹聴しておられる御仁はまだ総弱気にはなっていない、まだ、ものすごい下げが待っている…と、思っておられるのかな。「買いたい弱気」なら、人の迷惑になるのでマスコミでしゃべらないでくれる…。

 週末の足は、なんとか下値支持線上で踏みとどまっていますよ。

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米国景気は「減速」なの「後退」なの?勘違いしてはいけないよ!
 本日の日経平均は98円55銭高の1万6257円ちょうどと反発、しかしTOPIXは0.95ポイント安の1568.52と、続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは78、RSIは69でした。

 ニュヨークは、中古住宅販売や民間の給与支払い件数の伸びの鈍化など、マイナスの経済指標が発表され、安く終わりました。市場の関心はクレジットクランチ(金融危機)から、米国の景気へと移ってきた感じですね。サブプライムローン問題は、住宅市場の足を引っ張り、金融商品への不信感を増幅、消費者ローンにも飛び火しています。消費者ローンまで影響を受けてくると、どうしても米国のGDPの70%以上を占める個人消費への影響が気になってきます。市場が今週末に発表される雇用統計を気にしているのも、雇用の伸びの鈍化→個人消費の減退と結びつくからでしょう。ただ、冷静に考えてみると3年以上にわたってきんゆ引き締めを続けてきた米国ですから、そろそろ金融引き締め効果から消費が減速しても良い時期にきています。また、これまで消費の基盤を支えてきた住宅の値上がり、株価の上昇という資産効果が剥げ落ちようとしていますから、いずれ個人消費は減速に向かうものと思われます。
 注意したいのは、サブプライムローン問題が景気減速の原因ではない、ということです。もともと、FRBが金融引き締めを続けてきたのも、強すぎる個人消費など景気を減速させ、米国経済をソフトランディングさせることにあったはずです。
 この間、リスクを考えない馬鹿な営業手法をとった住宅販売業者が、金利上昇によって、きつーいお仕置きを受けた、というのが今回の危機の本質でしょう。いま一番注目すべきは、米国の景気が減速ですむのか、後退をともなうハードランディングになるのかの見極めでしょう。 減速ですむなら世界経済も大きな落ち込みは無いでしょうが、後退となると、話はべつです。しかし、これに対しては利下げが有効ですので、今の金利の水準からみて十分コントロールは可能です。
 前回のIT不況時もそうでしたが、FRBは個人消費の動向を最も気にしています。米国も日本と同じように出来高が急減し、そのなかで乱高下を繰り返しているわけですが、結局、大きな資金力を持った投資家は、ソフトなのかハードなのかの見極めと、クレジットクランチの景気への影響を見たいということで動いていないのでしょう。
 その隙間を縫う形で、短期の鞘取り業者が日替わりで出てくる好悪の指標でばたばた動いているというのが、相場の実体です。

 この動きを地でいったのが、今日の日本株です。朝方から、欧州経由のまとまった売り物が不動産や銀行、建設など内需関連株に出たのが下げのきっかけ。為替が1ドル114円台に入ったことから、先物を売りたたき、同時に国債の先物を買うという裁定取引を仕掛けていました。しかし、先週水曜日の安値1万5830円台に接近すると、一転して買い戻しに転換。ちょうちん筋の買戻しも入り、引けにかけて上伸。結局、高値引けした、というところでしょう。一時期、300円以上下げる局面がありましたが、裁定解消売りを出したところが、板が無いのでとんでもなく安いところまでいってしまった、というところでしょう。
 国内の投資家が動いていれば、もう少し板が厚くなり解消売りも吸収できるのでしょうが、今のように中途半端なところでは出るにも出られないというのが本音のところでしょう。

 今日新日鉄が中間決算を発表し、増額修正しましたが、来月になり、輸出企業も余り影響を受けていなかったとなると、流れはずいぶんと変わってくるはずです。日本の投資家は世界の経済は米国で持っているような感覚でいるようですが、世界の経済の極は多極化し、それぞれ独自に動き出しているのです。昨日から、NHKがイスラム金融の特集を組んで放送していますが、米国のことなんか関係無しにインフラ整備がものすごい勢いで進んでいます。この動きは、米国の経済とはかかわりの無いものです。EUだって基本は域内の貿易が中心になっています。
 中国も輸出の増勢もすごいのですが、それよりも、社会資本の整備や消費など内需の伸びが経済成長を支えるようになっているのです。
 日本企業は、この多極化した各極にものづくりの基本になる資本財を供給しているのです。そろそろ冷静に、日本経済の実力と世界経済の多極化の意味を知る時期にきているのではないでしょうか。

 米国景気への恐怖心が今の相場の根底にあるようですが、大事なことは「減速」と「後退」とでは、天と地ほどの違いがあるということです。また米国景気の減速は、長らく続いた金利引き上げの結果であって、元に戻せば、また加速させることも出来る代物であることを理解すべきでしょう。今は、大手の投資家と同じく「果報は寝て待て」を実行するところ。先物市場での日本株売りのポジションはかなりたまってきたようですよ。 

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待つも相場
 5日の日経平均は262円02銭安の1万6158円45銭、TOPIXは27.27ポイント安の1569.47と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは81、RSIは50。

 注目のニューヨーク株は、週末の総合対策を好感して100ドル近い上昇になりました。また株高を映し、ドルが買われ1ドル116円台で終わるなど、今日の日本株にとっては最高のお膳立てをしてもらいましたが、終わってみれば260円を超えるマイナス幅。
 「世界中の株が高いのに何で日本だけが…」とぼやきたくもなりますね。確かに、寄り付きだけは高かったんですが、1万6500円から上になると、上値追いが急速に減少。欧州の投資家から銀行や不動産などにまとまったバスケット売りがでると、先物にもまとまった売りがでて、あとはいつもどおり。現物と先物の追いかけっこに裁定解消売りが拍車をかけて下げてしまった…という感じです。
 個人投資家も最近は先物だけ、という人も多いようですから、見送り基調の現物市場を本来、補完市場のはずの先物市場が振り回しています。為替は円高といっても115円台後半。この程度なら輸出企業の業績にも影響はありません。ファンダメンタルでは問題が無いのに一体何を怖がっているんだ…という感じです。
 確かに、明日はECB(欧州中央銀行)の政策会議がありますし、あさっては米国雇用統計、来週以降は、FOMC、日銀の政策決定会合と、重要なスケジュールを控えており、動くに動けないというところですが、条件は海外も同じはず。日本だけが下がる理由にはなりません。9月は中間決算月になりますから、全般に投資家は動きがつらくなってきます。中間決算月という季節要因に加え、政治がどうも総選挙へ向けて動き出したようですので、これも不安要因。どうしても手控えにならざるを得ません。しかし、日銭を稼ぎたい先物筋はばたばた動きますから、どうしても今日のような相場になってしまうのでしょう。
 ただ、新日鉄の増配話しやコマツの増額修正など9月中間決算数字を修正する動きも出始めていますので、そろそろファンダメンタルを意識した動きが出てきそうです。昨日発表された、米国ISM指数も全体的には冴えませんでしたが、輸出受注は好調に推移しており、今のところ世界の景気拡大が変調しているとは思われません。また、アイホンの好調や米国のパソコンの新学期需要の好調などから米国NASDAQ市場の立ち直りも急になってきました。
 
 テクニカル的にも流れが変わるところにはありました。直近のレポートでも3週間前の長大陰線の寄り付き付近、また、今年、3月5日の安値1万6532円付近は戻りの急所になる…と書いておきましたが、予想どおりの展開です。今日の下げで、再び下値支持線を切り込んで終わってきましたので、ちょっといやな感じですが、問題は週末の株価。この引け値が支持線上で終わっていれば問題なし。

 とにかく、先物、オプション絡みのスーパーSQを来週金曜日に控えており、ここしばらくは先物に振り回される展開は仕方がないところ。理屈以上に売り込まれるような場面がでたら買いにでる…くらいの気持ちで押し目を待ちましよう。今日の騰落レシオ80、RSI50は、まだ買いにでるところではありませんよ。ここは「待つも相場」を実行するところ。

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少し長い目で相場を見てみると…
 本日の日経平均は104円46銭安の1万6420円47銭、TOPIXは8.70ポイント安の1596.74と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは81、RSIは49でした。

 ニュヨーク市場が休みでは身動きが取れませんね。「鬼の居ぬ間のなんとやら…」で、週初めはもう少し何とかした相場になると思いましたが、全くこう着状態になってしまいました。為替市場もほぼ横ばい、株式市場は動こうにも為替がどっちにふれるか分からない、週明けのニュヨーク市場がどうなるかわからない…。阿部内閣からまた閣僚が辞任し、閣僚から阿部首相の「任命責任」を問う声があがるなど、政権崩壊への秒読みが始まる…など、まさに株式市場を取り巻く環境は「内憂外患」状態になってきました。投資家の声を聞いても弱気が増えています。困ったもんですね。

★以外に業績が伸びている日本株
 新興市場も東証一部市場も二桁増益のピッチで伸びているのに、市場は全然評価していません。久しぶりに低位株(400円以下)でスクリーニングしてみましたが、経常利益の変化率が50%以上ある企業では52社がでてきました。日本企業の実体は結構良いんですね。
 結局、買っても短期で儲からない、動かないから面白くない、ということが弱気につながっているような気がするんですが…どうでしょうかね。昔、あるファンドマネージャーが新安値をつける株を片っ端からファンドに組み込んでみたら、数年たったらすばらしい投資成果を残せた、という話もあります。一度、条件をハードにしてスクリーニングしてみると面白い株が引っかかってくるんじゃないですか。

★「経済一流、政治は二流」というけれど…。ごたごたは早く解決して! 
 ただ、日本の政治情勢はちょっと困ったもんです。これだけ、閣僚や国会議員の不祥事が相次ぐと、国会議員全体への不信感が増幅され、最終的には、解散して国会議員(阿部さんではなく…)の信認を問わなければならなくなってしまいます。政治のごたごたは、海外投資家が一番嫌うことですし、現状から考えて政変があれば民主党の小沢首班という話もでてきます。その小沢さんが、米国との間でテロ特措法でもめているわけですから、こんなのが日本のリーダーになったら、政治も経済も停滞すると見られても仕方ありません(実際は、民主党の参院選勝利は、自民党に対する批判であって、民主党への付託とは違うのですが)。
 おそらく、自民党、民主党を挙げて阿部退陣を画策することになりそうですから、しばらくもたもたすることは避けられないのかもしれません。

★テクニカルは上昇トレンドに復帰したしかし、テクニカルでみると、米国は上昇トレンドを維持したままですし、ここに来てNASDAQ市場が上昇力を強めてきました。また、日経平均も、一時期、下値支持線を割り込みましたが、2週間の反発で再び支持線上に復帰してきています。現在は、このラインを固める動きに入っています。このラインが固まれば、一般で言われている2番底は浅くなる可能性もあるのです。引かれ玉を持っている人は、株はもっと下がる、と思い、キャッシュや含み利益を持っている人は、株が今にも上がりだすんじゃないかと気が気でない…。立場が変わればこんなに相場観が変わってきます。

 一部に大天井説が流れているようですが、2003年の底打ちからの経過期間はまだ60ヶ月弱。過去の上昇期間の平均値は80ヶ月以上。まだ2年以上の期間を残しているんですね。いまの、下げはあくまで、上昇相場のなかの中間反落局面。深押しがあってもやがて、また一番おいしい上昇場が待っているのです。「何を馬鹿なことを…」といわれそうですが、過去の色んな相場の上昇サイクルで、一番あてになったのは「上昇期間」です。以前から、日柄が足りないといっているのはこのためです。
 
 なんやかんや言っても、目先は今晩のニューヨークダウの動きと為替の出方次第。日経平均先物も、万が一に備えてヘッジ売りがだされているようですが、鬼が出るか蛇が出るか、こればかりは能書きでは説明できません。

 

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始まった米国の市場てこ入れ策の可否
 週明け3日の日経平均は44円16銭安の1万6524円93銭、TOPIXは2.81ポイント安の1605.44と、ともに小反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは84、RSIは45でした。

 いよいよ9月相場のスタートですね。週末には、ブッシュ大統領が住宅ローンに苦しむ個人向けの総合対策を打ち出し、バーナンキFRB議長はアーカンソー州での講演で、「今回の金融波乱が景気に影響するようなら、追加的な措置を採る用意がある」と語り、住宅不振への直接介入と金融市場へのてこ入れの二つの対策が出され、市場は素直に好感して上昇しています。

★良く考えたら、泣き虫ブッシュの対策は本当に有効なの? 
ただ、休みの間に市場は冷静に対策を分析。今回の問題は、サブプライムローンという高リスク商品の債務不履行の問題から、リスクを他の投資家に転嫁する「証券化」への不信感に変わっていること。また、証券化によりリスクがさらに高まった金融商品が世界の投資家のところに拡散していて、実際どの程度まで膨れ上がっているかが読めないという「規模」の問題に転換しているため、米国の国内向けの対策だけで全てが解決できるのか、という疑問がうまれています。

 この反応は、今日の日本株で素直に繁栄されました。法人統計で設備投資が落ち込んだというマイナス材料はありましたが、結局、安く終わり、米国の対策には素直に喜べないという反応になったようです。やはり、米国市場の直接の反応を待たなければいけないということでしょうか。
 それともう一つ困ったことがおき始めています。米国では住宅バブルの犯人探しが始まっていますが、その矛先が、つい先日までカリスマ視されていたグリーンスパン元FRB議長に向き始めました。同議長が、市場を意識して利下げを続けたために住宅バブルが発生した、というものです。この理論が余り高まると、これから市場がハランしたときにバーナンキ現議長が機動的にFFレートを操作しにくくなってしまいます。
 今回の講演でも、利下げをするのは「景気に影響が出そうなとき」と限定的に表現。裏返して言えば、市場の投資家が少々困っても、「景気に影響が出る兆候が無かったら何もしない」ということでもあります。

 今月中旬、またFOMCがありますが、景気の腰が強い場合、果たして市場が望むような利下げがあるのでしょうか…。すでに、市場は利下げを先食いしていますので、もし無かったらちょっとしたショックがおきるかもしれません。先週からおき始めた米国の変化はじっくりと見ていく必要がありそうです。

 運が悪いことに、またカリブ海で大型のハリケーンが発生。メキシコ湾を北上し始めています。また、原油価格が上昇してくると、FRBはますます金融操作がやりにくくなります。慌てずに、じっくり相場を見るようにしたいものです。

★相場の曲がり角はすぐそこに接近…
 久しぶりにチャートブックを買って銘柄チェックをして見ましたが、先週までの2週間の戻りで、下降中の13週線や26週線に接近している銘柄が多くありました。買いに入っても途中で下に引きずりこまれる可能性がありますので、安全策をとるなら移動平均線が横ばいないしは上昇するまで待つのが懸命かも知れません。

 先週も指摘しましたように、今週の課題は3週前につけた長大陰線の寄り付き(1万6800円近辺)を上回ること。ちょうどこの付近には、3月安値の1万6642円があり、チャート面でも急所になっています。二番底になるのか、一点底ですむのか…。今大事なことはこの見極めをすることです。

 
 
 
 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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