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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2007/12 | 01
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投機が一服し、市場は正常化し始めた…?
 週明け10日の日経平均は31円98銭安の1万5924円39銭、TOPIXは3.25ポイント安の1558.51と、ともに小反落して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは87、RSIは69、25日線乖離はプラス2.7%でした。出来高は18億株台、売買代金は2兆3000億円台と、見送り気分の強い展開でした。

 「ほっと一安心…」というのが今日の感想です。今日高ければ日経平均サイコロは9勝3敗になって「警戒信号」を出してしまいますから、走らなくて良かった…というとことです。これで、明日から3日連続上昇してもサイコロは変わりません。最も、FOMCを控えていては動きようがありませんがね…。どこの話を聞いても、0.25か0.5かという話題で持ちきりです。しかし、良く考えてみるとそんなことに頼らなければならないところが今の相場の弱さをあらわしています。

 いくら利下げをしたって、サブプライムがらみの商品を持っている人には金は貸しませんし、貸しても普通より高い金利を取ります。年末の資金需要期を控え、大変なことですね。ゆったり構えているのはゴールドマン・ザックス(GS)くらいのものですか…。GSだって証券化に取り組んで、海外にリスクを拡散した張本人。てもとにも人のいい投資家に押し付けそこなった証券化商品を持っているんですが、政府にも食い込んでいる「政商」GSのこと。手持ち証券はしっかりと売りつないでおり、被害は最小限に食い止める措置が採られているそうです。

 その元経営者が米国の財務長官でサブプライム対策の音頭をとっているわけですから、最近では、財務長官への風当たりが相当強まっているといいます。GS証券がヘッジを外した時、何かが起きる…ということでしょうか。とにかく、今のままでは、住宅購入者が増えるところまでFFレートを下げねばなりません。2000年のITバブル崩壊対策で利下げをしたときは、1%まで下がって住宅バブルに火がつきました。

 実際、そこまで下げることは出来ませんね。となれば、誰かが損を覚悟で買わないと問題は解決しません。でもブッシュさんは「それはしない」といっているわけですから、結局、市場がそれを催促するために波乱する、ということになってしまいます。そこまで行けば、おそらく大手銀行の一つか二つは消えてなくなることでしょう。

 とにかく、私達が見極めなければいけないことは、「今回の危機が金融というコップの中の嵐で終わり、景気にまで影響が及ばないかどうか」と言う点。利下げですべてが終わるわけではないといおうことです。

 さて、米国株は3分の2戻し、日本株は半値戻しをそれぞれ達成し、いわゆるいいところまできました。これから、外部環境を見ながら次の展開を探ることになりますが、いろんなところで、「正常化」する動きが出始めています。8月の相場急落以降、世界の景気が後退するかもしれないというのに、非鉄市況が上昇したり、世界の消費の20%を占める米国景気に後退懸念があるのに、原油価格が上昇し1バレル100ドルに接近するなど、市況は捻じ曲がった動きをしていました。しかし、銅、ニッケル、鉛など一時は天井知らずの上昇を続けてきたへ鉄市況は惨憺たる状態になlっています。やはり、ヘッジファンドの腕力相場が市場を捻じ曲げていた、と言うことでしょうか。

 為替市場でも状況は同じです。11月に主要通貨に対してとられたドル売りポジションは320億ドルを超えていましたが、最近では250億ドルまで減少。ドル売り圧力は一時に比べると、減少しています。これから、やっと本当の需給関係を反映した落ち着いた相場が始まるかもしれません(多分に甘い観測…)。

 米国に景気後退懸念がある以上、実需筋は買いを手控えますから、市況は現在のところから更に下落することもあるかもしれません。特に原油は…。最後に引っかかったところが投げるまで流れは変わらないでしょう。最近、好業績にも関わらず非鉄や海運、鉄鋼が買われないのも案外この辺りに原因があったりして…。

 とにかく、相場の流れが変われば物色対象も変わってきます。今日、紙パルプ株が業種別値上がりトップでしたが、この業種は来年の「一白水星」の関連業種。もう、来年の先取り相場が始まっているのかもしれませんね。しつこいようですが、高進捗率銘柄の押し目買い。


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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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