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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2007/12 | 01
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日本企業の持つ「成長の果実」って、評価されないのかな…?
 週末21日の日経平均は225円40銭高の1万5257円、TOPIXは11.64ポイント高の1469.20と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは83、RSIは40、25日線かい離はマイナス1%でした。前場中はニューヨーク高や海外市場高を受けて堅調に始まったものの、3連休を前にした先物筋のポジション調整から、一時は1万5000円を割り込むなど、相変わらず重苦しい相場展開が続いていました。ただ、サブプライムローン絡みで、大きな評価損を計上すると見られる米国メリルリンチがシンガポールの投資会社テマセクから、資本を導入する、と伝えられ、先物に買戻しがはいり、全体は戻して終わりました。

 どうなんでしょうか…。10日が「新月」で変化日になった、として、次の変化日は24日の「満月」。この日が休日ですので変化日は21日か25日になる、としたんですが、今日のこの上げは「変化日」になったんでしょうか。来週に入っても続けてあげてくれないと、変化日にはなりませんが、果たしてどうか…。ベアスターンズの予想通りの決算悪、中国の金融引き締め強化など悪材料があるなかでの上昇ですから、もしかしたら…。まあ、期待してみておくことにしましょう。来週は、下落途上にある25日線との勝負になりそうです。こんどこそ、上回って移動平均線を引き上げてほしいものです。

 それにしても、ひどい相場です。政府や日銀、経済評論家などは、日経平均を引き合いにして景気を論じていますが、その下落率は19%台。確かに、たいしたことはありません。
 しかし、ジャスダック平均は今日1700割れで、2年ぶりの安値に落ち込んでいます。東証一部の単純平均も昨日新安値を更新し、昨年2月からの下落率は約36%に達しています。また、東証一部で株価純資産倍率(PBR)が0.5倍を下回っているものが93社(昨日現在)もあります。東証2部のPBRは1倍を下回っています。ジャスダックの配当利回りは、長期債金利を大幅に上回る2%台に乗せています。まさに異常な数字がぞろぞろと並んでいるのです。

 株価が景気のバロメーターであるとすれば、この数字は何を暗示しているのでしょうか。土地や株の含み益、強力な国内販売網、技術開発力、ブランド力などの価値を持った企業が、実体価値の半値以下に放置されているのです。土地や株などの資産価値が下落していくと、市場は読んでいるんでしょうか。中には、PBRが0.1倍台という信じられない数字の企業もあります。いくらジャパンパッシングといったって、それほど日本はひどくはならないでしょう。今の状態のままで、株式を買占め、会社を解散させると、投下資本の倍以上の利益を上げられる企業がごろごろしているのです。私が、海外ファンドくらいの資金力を持っていれば、買収→解散と言うのをやってみたい気がするのですが…。

 海外のファンドマネージャーは、新興市場ばかりに目が向いていて、自然に成長株志向が強くなっています。8%、9%という成長からみたら、日本の成長率は見劣りするのは当たり前です。しかし、日本企業にはこれまでの高度成長期の果実がいっぱい詰まっていることには気づいていません。この意味では、勉強不足といえるのかも知れません。

 しかし、来年に入り、世界の経済が減速し成長株投資が出来なくなった時、日本企業の中に溜め込まれた成長の果実に目が向かないはずは無いでしょう。いま、世界の中央銀行はサブプライムローン危機を乗り切ろうと市場への資金供給を増やしています。来年になり、危機が一巡したときに、次の起きるのは過剰流動性の問題です。しかし、成長が減速した新興国に資金を投じるのはリスクが大きいため、これまでとは異なる投資基準が使われることになるんではないでしょうか。

 巨額の不動産や株式、現金を持ちながら経営資源として有効活用していない企業は、不動産の有効活用や売却により増配などの収益機会がでてきます。こんな可能性を持った株が、100円台という「バカ安」な株価で放置されているのです。これまではやされてきた、中国も北京オリンピック後の成長には疑問符がつき始めています。辣腕ファンドマネージャーなら、来年の投資基準がこれまでどおりでいいとは思っていないはずです。新年のキーワードは投資テーマの変化になりそうな気がするのですが…。あまりにも我田引水的でしょうかね…。


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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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