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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2007/12 | 01
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日本から奪われた「夢」と「ロマン」を思い出させる大納会
 今年の相場も残すところ2日間の立会いのみ。最後の気力を振り絞って行きましょう。
 さて、26日の日経平均は100円95銭高の1万5653円54銭、TOPIXは12.44ポイント高の1508.47と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは101、RSIは51、25日線かい離は1.3%でした。出来高は13億株台、売買代金は1兆4400億円台と、売買エネルギーは細っています。騰落レシオが100の大台に乗せてきました。まだ余裕はありますが、警戒ゾーンの120に近づいていますので、数字からは目が放せません。騰落レシオの上昇は物色範囲が拡大しているということでもありますので、いよいよ年末相場らしくなってきました。
 1月中旬が転換点かな…と思っていましたが、このピッチで騰落レシオがあがると、時期が早まるかもしれませんね。

 しかし、「四海波静か」ではありませんが、為替、株式ともいたって平穏な動きです。先物も振り回すような動きはありませんし、国内投資家だけでやる相場がこんなに静かなものになるという証明みたいなものですね。これまでの日本市場が如何に海外投資家から振り回されてきたかが良くわかります。それだけに、休み明けが、また怖い。このところ、先物と現物のサヤが拡大した状態が続いていましたので、かなり裁定取引が入っていたはずです。このところの日経平均の戻しは裁定取引の現物買いによるものもかなり大きいはずです。

 海外年金などのファンドが期末の評価上げを狙い先物を買ったり、12月末に設定する投信が先回りして先物買いをするなど、先物が買われやすくなっています。そのため、サヤが開きやすい状態になっていますので、裁定取引が入り、かなり残がつみあがっているはずです。
 年が明けると、原油代金決済や決算期末の決済資金用のドル需要が剥げ落ちてきますから、再びドルが売られやすくなってきます。

 円高は日本経済にとってマイナスですから、株が売られやすい地合に転換してきます。そうなると、再び「小鬼」どもが動き始め、先物を売り叩くことを始めます。そうなると、現物と先物のサヤが詰まって、最低解消売りが出て再び株が下がる…というストーリーでしょうか。機械的に動いてくるだけに、年明けの為替相場が大きな鍵を握ってきそうです。

 それにしても、予想したように物事が運ぶことほど腹の立つことはありません。今の市場は、システム売買が主力になり機械的に動いてきますから、仕方の無いことでしょうが、何でも数字だけで判断してしまうことには大きな抵抗があります。昔の日本株には夢やロマンがありました。環境や再開発などで企業が変身するという大きな夢を描き、株価が大変身していく…。
 しかし、今はどうでしょう。少し上がれば、証券取引監視委員会から「何故こんな株を買うのか」、「根拠は何か」、と問い合わせは来るは、投資家は5年先、10年先を夢見て株を買っているのに、ファンドなど資金力の大きいところが「PERから見て割高だ…」などと、数字を並べ立てて空売りに回ってくる…空売りできない場合は、大株主から株券を借りてきて相場を売り崩す…。こんなことが、ずっと続いてきました。

 その結果、数字ばかりがのし歩くおもしろくない非人間的な株式市場になってしまいました。だったら、少々リスクを冒しても、夢やロマンを買える海外市場に資金をシフトしたいと思うのは当たり前でしょう。

 昔、特定ポストと言うのがありました。日本を代表する企業が割り当てられていましたが、大発会では特定ポストの最初の銘柄から順番に値付けをし、一年の始まりの気分を高めていきます。また、大納会では、同じように、一銘柄づつ、引け値をつけていきますが、一つ値がつくたびに取引所内から拍手が沸き、段々盛り上がっていって、最後の平和不動産の値がつくときは一年が終わる、として大歓声が沸いたものです。私達も特定ポスト銘柄の値がついていくたびに、一年間の苦しかったこと楽しかったことが甦り、胸が熱くなったことを覚えています。―まさに、日本全体が将来の夢に燃えていた時代でした。

 ところが、今はどうでしょうか。すべてコンピューター化され、機械だけが値を刻み、11時になったら手締めをして「はい終わり」。感慨も何もあったものではありません。なぜ、日本から「燃えるもの」が無くなってしまったんでしょうか。今の株式市場の動きをみるにつけ、いつも考えさせられてしまいます。日本全体が、もう一度夢を見られる仕組みづくりが望まれます。

 また、とりとめのないことを買いてしまいました。でも、今の上げが裁定取引に引っ張られてあげていることは確か。年明けに爆発する時限爆弾を抱え込んでいるようなものです。だから、システム売買と関係のない、高進捗率ものや、2年間売られてきた中小型株、新興市場株をねらいなさいと言い続けています。海外の割安株狙いのファンドは、リスクの上昇した新興国を避け、日本株を拾い始めていますよ。

 とにかく、大事なことは、万が一の時に挽回が効く銘柄を買っておくこと…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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