大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
12 | 2008/01 | 02
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実力の上げ…それともドレッシング…?
 31日の日経平均は247円44銭高の1万3592円47銭、TOPIXは26.20ポイント高の1346.31と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは85、RSIは41、25日線乖離はマイナス4%弱でした。出来高概算は24億株、売買代金は約3兆円でした。短期の指数はちょっと熱を持ち始めてきましたね。

★やっぱり月末の「ドレッシング」…かな?
 さて、今日の相場は気迷っている人が多いようでした。米国では予定通り、FRBが0.5%の利下げを実施。声明文でも「景気のためなら何でもやる…」というニュアンスの文章を載せたものですから、みんな強気になって買い、一時は200ドル以上も上げていました。しかし、またまた出ました「モノライン」ではないですが、格付け会社フィッチがモノライン大手FGICの格下げを実施。他格付け会社がモノライン最大手のMBIAの格下げを実施する可能性があると伝えられたあたりから利食いが急増。結局、ニューヨークダウは安く終わってしまいました。

 しかし、格付け会社は熱心に仕事をしてくれますね。危機が起こる前は、今彼らがジャンク級に格下げしている金融商品を最高ランクに格付けしていたんですよ。それを信じて、世界の金融機関が証券化商品を買ったんですから、普通ならどの面さげて格付けなんかしているんだ、といわれても仕方が無いと思いますよ…。よそから、高い格付けをもらったモノラインが、格下げを受けた同業者の顧客が発行する債券の格下げを実施。暗に自分のところの保証を受けるように嫌がらせをする動きもでています。

 こういうところに、今回の金融危機の根っこがあるような気がするんですが…。どうも、欧米の厚顔無恥なやり方にはついていけません。なぜ、格付け会社が訴えられないか不思議で仕方が無いんですが、何か、特殊な力があるんでしょうかね。住宅ローン会社→証券化商品→SIV→モノローンと、次から次に波及していきますが、こんな調子でドミノ倒し現象が続くと、米国経済が耐えられなくなる懸念が出てきます。

 ただ、格下げといっても一段階程度。当事者のモノラインは別に公的資金を導入しなくても「市場資金さえ円滑に調達できるなら問題は無い」といっていたんですが、格下げが実施されるとそうも行かなくなってきます。一番規制しなくてはいけないのは、格付け会社の勝手格付けです。どの会社も客観的にみて納得いく格付け判断基準で運用してもらわないと、迷惑をこうむるのは投資家です。当局も、一度は格付け会社の責任を追及してもいいのではないでしょうか。

 また横道にそれてしまいました。今日の相場ですが、モノローンへの資本注入があったことが好感されているといいますが、香港など海外市場は高安まちまちの動き。また足元のGLOBEXはNASDAQ100が二桁の下落、S&P500先物も安くなっています。こうしてみると、日本株の高かった要因は日本独自の材料によるものです。それでは、何か好材料はあったのでしょうか。円が高いのに輸出関連株が高いという変則な動きがあり、結局、月末のドレッシング買いの影響が大きかった、ということなんでしょう。海外要因に大きなものが無いとすれば、明日は、ドレッシングがはげて安くなるんでしょうかね。このところ、日経平均の日足をみると、高安を一日おきに繰り返しています。資金の回転がそれだけ速いということですが、順番では明日は安い日。もしあたったらこんなもんで相場が動いている、と腹立たしくなってきそうです。

★チャートのチェック
 図は日経平均の月足チャートです。株式レポートの直近号で使ったものをそのまま使いました。
analytic.gif


 2003年に底打ち以来の下値抵抗ラインCを切り下値めどが無い状態になりかかりましたが、04年、05年の持ち合い場面で形成した下値支持線Bと底値形成時に作った「三尊底」の肩を結んだラインAの2本の抵抗ラインが株価を支える格好になり下げ止まりました。当面、ラインAを下値支持線と見て値固めする動きになると思われますが、当面の戻りめどは、06年6月安値の1万4200円前後になりそうです(図中のa)。また、Cラインが上値の抵抗ラインに変化していることから、大きく戻る場面があったとしても、Cラインへの接近場面が戻り売り目標になると思われます。当面は、25日線がいる1万4100円台と06年6月安値付近がめどになりそうです。

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据え置き、0.25%、0.5%…FRBさん、どれが正解?
★お詫び… 
昨日は日経平均の高と安を間違え、文章内でも「映す」を「移す」と変換ミスしたりと、このところミスが続いています。急いで、載せないといけないと焦って、読み直しができていません。ご迷惑をおかけします。

 さて30日の日経平均は133円83銭安の1万3345円63銭、TOPIXは8.62ポイント安の1320.11と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは76、RSIは37、25日線かい離はマイナス6%でした。出来高概算は23億株、売買代金は約2兆7000億円と、昨日を上回ってきました。いまのところ指数的には「可もなし不可もなし」というところです。

★サブプライム損失発表第二ラウンド入り…?
 昨日のニューヨーク株は100ドル近く高かったし、CMEの日経平均先物も大阪を上回っていたんですが、寄り前に発表された鉱工業生産指数が事前予想を下回った(1.6%→1.4%)ことや、ニューヨークの引け後に発表されたヤフーの決算が減益になり、時間外取引で売られたことなどを嫌気して安く始まりました。いつもどおり、日本安→韓国安→香港安と連鎖し、これを見た先物筋がまたまたいたずらを始めてくれました。

 今日は、UBSの損失拡大報道があったほか、サブプライムローンをもとにした不透明な証券組成や決算対策で疑義があったとして、14社にSECや検察庁が調査に入った、とも伝えられています。(不正が立件されると、今回の危機も山場を越えた…ことになると思いますが)
 また、みずほグループのサブプライム関連損失が1700億円から3000億円に拡大、台湾でも銀行や生保などが総額3000億円近いもち高があり、すでに200億円を越える損失が発生している、とも伝えられています。これだけ、並べ立てられてよく130円安くらいで済みましたね…。すべて場中のことですから、市場が知らないはずはありません。その意味では、かなり抵抗力が出てきているということなんでしょう。しかし油断せずに市場の反応だけは見ていく必要がありそうです。

★関心事は利下げ幅…
 先物筋も、これだけ悪材料があるんだからと、「近々債券保証会社(モノライン)への格下げが実行される…」とか、証券レポートに「FRBが金利を据え置く…」と書いていたなどの話を流して売りたたき。裁定解消売りを誘発して一時は200円以上下げて終わっています。のちほどこのレポート会社の問い合わせると、金利据え置きなんて一言も書いてないとわかったそうです。やはり、うその情報を流して売り叩こうとしていたんでしょう。こういうのは監督庁の好きな「風説の流布」には当たらないんでしょうか…。だから、やることが片手落ちだといっているんです。
 ただ、今晩のFRBの利下げについては「据え置き」から、0.25%、0.5%まで予想が錯綜しています。かなり、先食いしていますから、市場予想と異なるとちょっときついことになるかもしれません。先物筋も心配になったのか、先物を買い戻して、ポジション調整しており、先物の引けは1万3420円と現物を80円近く上回って終わっています。ここは、回答をもらうまで動けないところですね。

★そろそろ市場の変化に耳を貸そう…
 ただ、ここまで金利が下がってくるとそろそろ新しい動きが出てくることになるかもしれません。問題児だった住宅金融最大手カントリーワイドの業績も悪いなりに前期を上回る業績を上げています。また耐久財受注も市場予想を上回ったし、消費者信頼感指数もよかったようです。株価もなんとか持っていますね。何かが変わり始めているのかも知れません。このところ、景気敏感指標であるLME銅市況がしっかりしてきました。米国の景気との相関関係もあるだけに注意を要します。

 FRBにしてみれば、これだけ改善傾向がでているなら利下げなんてしないでも…という感じになりそうですが、しなければ市場からお仕置きをうけるだけに、もしかしたら0.25%でお茶を濁すことになるかもしれません。それでも相場が強gばったら…。

 昨日も書きましたが、弱気で見ていたら変わろうとしている「何か」を見落とすことになるかもしれませんよ。明日は久しぶりに、チャートでもいれて相場を考えて見ましょうか…。

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本当にジャパンパッシングなの…?真実を見極めよう!
 29日の日経平均は390円95銭安の1万3478円86銭、TOPIXは35.70ポイント高の1328.73と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは78、RSIは39、25日線かい離はマイナス5%になりました。出来高概算は21億株、売買代金は概算2兆5000億円でした。

 なかなか落ち着いた相場になりませんね。寄り付きは米国次第、よってからは、香港やアジア株の動向をみながら…同時にシカゴのGLOBEXも見ながら…
 日本株の独自性がまったく失われていますね。最近のマスコミの論調をみているとまた被害者妄想の「自虐論」が展開されています。海外で、異質と扱われたレアケースを針小棒大に扱って記事を掲載しています。一時期にしろ、新聞記者を経験したものとしては、裏がわかるだけに、もう少し大勢の意見を反映した記事を載せてくれないかな…と思います。新聞社にとっては、今の日本は株が下がって困っているんですから、みんなを元気付けるような明るい話は無用…。「そうなのか、そんなに日本は変わり者扱いされているのか…」と落ち込むような話がニュースになるのです。困ったものです。

 昨日、NHKで在日米国商工会議所の活動を追った特集をやっていましたね。日本のおかれている困難な立場を冷静に分析。日本がいまだに旧態依然とした縦割り行政に依存しているところに問題がある…と、解説していました。解決策が提示されていたところに番組の価値があります。
 また最近、こんな記事が乗っていました。大手の船会社の社長が海外ファンドに株を買ってもらおうと、訪問したら、日本株は用がないと、けんもほろろに扱われた話が一面で取り上げられていました。10社も20社も回ってすべてで、そんなあしらい方をされたんでしょうか…。それとも、一社だけでそういうことがあって、面白かったので新聞記者に話したら、「それはニュースだ」、といって面白おかしくかかれたんでしょうか。どちらなんでしょうかね。

 よく地震が起きた時に、路面が地割れしているところを移しますが、よく見ていると、たまたま一箇所ひび割れしているところを、上から移したり、下からなめるようにうつしたり、はたまた角度を変えて移したり、していることがよくあります。画面をみているほうは、あちこち地割れして大変なことになっているんだな、と錯覚してしまいます。

 日本株の下落率が際立っているのは、日本パッシングだとして、叩かれていますが、2003年の底打ち以後、昨年まで海外投資家は38兆円もかいこしているのです。また、衆院選での自民対象後でも20兆円以上買っているんです。よく、海外市場と比較するときに、2006年を基準にしますが、これなら確かに日本株は他の市場に劣ります。しかし、2005年を基準にすると、日本株はS&Pの上昇率を上回っていたんです。おまけに、流動性の点からいっても数百万株単位の商いをこなせるのは日本市場しかありません。ヘッジファンドの損失は巨額でしたから、大きな資金を作るのに中国やインドなどちんけな新興市場で換金売りすることはできません。だから、日本株が集中的に売られたわけです。

 彼らだって成長性が高い小松やキャノン、島津など代表的な国際優良株を売れば、なぜそんないい株をうるのか…と責められることもあるでしょう。そんなときに、言い訳として「日本は…」と話すと、マスコミが、「おー、悪い話しだ」と食いついてくるのです。

 冷静に考えても、新興国が6%や10%で成長しているのにたいし、日本の優良株は対前年比で20%以上も利益成長するところもたくさんあります。そんな企業がいる国がなんでジャパンパッシングされるんでしょうか。そろそろ、冷静な議論が必要なところにきていると思うんですが…。

 よく言われることですが、日本の輸出の3分の1は資本財や海外で製品を作るのに不可欠な部品類からなるといいます。これがゼロになると、世界でものづくりができなくなるともいわれています。だから、製品輸出がゼロになっても、3分の1以下に輸出黒字は減らないといわれています。株価が下がるたびに、これでもか、これでもか…と悪材料を並べ立てられますが、それだけだめな国なのに、なぜ円は安くならないのでしょう。また、そんなだめな国の商品なんか誰も買いませんからいまごろは大貿易赤字になっているはずですね…。

 またわけのわからないことを書いて…としかられそうですが、何かいまの日本経済に対する論調はおかしいと思い、こんなことを書いてみました。昔の相場巧者は「目の前に悪材料を見て、弱気になるな…」と戒めています。皆さんが見聞きしているニュースは、特殊なケースを針小棒大に取り上げられたもので、真実はその後ろのほうにあるかもしれません。あなたが、日本株のファンドマネージャーで、世界有数の船会社の社長が訪ねてきたら、門前払いをしますか…?

 さて、株価は昨日も書いたように、しばらくは底練りの段階。2月の欧州銀行の決算発表までは金融波乱も小休止。それに変わって2月上旬にかけては、四半期決算に関心が移ります。また、裁定取引にかき回される構図も変わりません。今日こんなことを書いたのも、皆さんに冷静に日本株を見てもらって、日本株を再評価してもらい、買いの板を厚くしてもらいたいからです。板が厚くなれば裁定取引の影響もなくなります。今、一番大事なことは、日本人が日本の経済のことをよく知ることです。話題重視主義のマスコミに踊らされてはいけません…。

 相場については、昨日の記事を読んでください。

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泣き虫ブッシュのイタチの最後っ屁に注目…
 週明け28日の日経平均は541円25銭安の1万3087円、TOPIXは51.74ポイント安の1293.03と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは68、RSIは34、25日線かい離はマイナス8%でした。出来高概算は21億株、売買代金概算は2兆6000億円と、エネルギー的には今ひとつ盛り上がりにかけました。
 
 今日は原稿依頼があり奈良市まででかけていました。先週末のニューヨークが安かったので今日は大したことはないだろう、と高をくくってでかけていましたが、帰ってみるとなんと500円以上も安く、1万3000円の大台維持も危ない状態でした。出来高からみたら、投げ商いではないようで、どうせ先物、裁定がらみだろうと調べてみたら、いろいろ話が流されていたようです。

★今時流の悪材料は、やはりヨーロッパのものを流さなくては…
 どうせくだらない話を流すなら、震源の米国がらみの話を流せばいいのに、今の流行は仏のソジェン絡みが受けると思ったのか、不正取引の関係で欧州のヘッジファンドのうち最大10本が損失が出て解約停止になった、などと伝わっていました。前場中に500億円を越えるバスケット売りがでたあといろんな話が流されて、先物の売りたたきがあったようです。みんなニューヨークの動向や月末商いを意識して手控えていますから、先物売→現物とのサヤ縮小→裁定解消売りという、いつものストーリーで下がったんでしょう。

 先週末の上げ分をはいてしまった格好ですが、週末の上げが先物ショート筋の買戻し→現物とのサヤ拡大→裁定買いで上がっていた、と考えると、別に腹も立ちません。だから「賽の河原の石積み」と書いてきたんです。今回のレポートでも、本当の勝負は先物のショートポジションの手仕舞いと空売りの買戻しが一巡してから、としました。今日は、米国株安→日本株安→中国株安→インド株安と伝染していますし、GLOBEXもNASDAQ100、S&P500とも、大幅安になっていますので、今日の動きは仕方がありません。

★ブッシュさん!一般教書演説で今年はどんな迷惑を与えてくれますか…
 GLOBEXの先物安は、今晩行われるブッシュ大統領最後の一般教書演説を意識し、景気対策の金額は1500億ドルでは足りないよ…と、いっているようなものです。去年の演説では、トウモロコシを原料にしたバイオエタノールの生産量増加を高らかに打ち上げ、世界の穀物インフレに火をつけてくれましたが、果たして今回はどんな失政を打ち出してくれることやら…本当に、この大統領はどうしようもない人です。

 まあ、もしかしたら、景気対策に2000億ドルプラスアルファーなんていってくれるかもしれませんから、じっくり話を聞いてみましょう。それにしても「戊子」の干支では、経済、政治など多方面で見通しがつけにくくなるなか、たいしたことも無い政治家が実力を過大評価されしゃしゃり出てきて、道を踏み誤らせやすい、という卦があるといいますが、どうも内外の様子をみているとその気配が濃厚になってきました。

 とにかく、今日はカレンダーから見ても一番動きがつらいところ。明日、未整理になっている1万3059円のポイントを押さえて反転してくれれば1万4000円近くが見えてきます。レポートでも触れましたが、ニューヨークダウの週足はまだ上昇トレンドをかろうじて維持しています。ここからの押し目は玉を細くして仕込んでみたいところ。(しばらくは下値確認の動きがつづくので、全力投球はだめ…)

 日経平均週足サイコロは3勝9敗、RSIは21。欧米がふらふらしていなければ無条件で買いに出たいところだ。 
 

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本当の勝負は、売り方の買戻しが一巡した後…
 週末25日の日経平均は536円16銭高の1万3629円16銭、TOPIXは60.32ポイント高の1344.77と、ともに大幅続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは69、RSIは37、25日線かい離はマイナス5%でした。出来高概算は26億株、売買代金は約3兆円でした。値幅が出た割には、エネルギーは伴っていませんね。

 今週の月、火あたりが年前半の山場になりそうとしましたが、今週の週足は下値から1050円も影を残し、「たくり足」で終わりました。目先の底が入った可能性が強まっています。米国の方では、難航すると見られていた減税や設備投資減税で政府と議会の調整がつき、30,31日のFOMCでは追加利下げの可能性、モノローン救済案もほぼ決定と、矢継ぎ早に対策が打ち出されています。「遅すぎる…」と各国から非難されましたから、「とことんやったれ…」という感じでしょうか。

 昨日のニューヨークも最初は政府の対策に疑心暗鬼でしたが、引けにかけては「もしかしたら…」という感じになって急速に上げて終わっています。米国株の売りは、年末から9%近く増加していますから、まだ、本格的な買戻しが入ったとは、いえません。欧州、アジアとみんな返してきていますから、ショート筋としてもこのままにしていたら、損失が拡大しますので、今晩あたりはショートカバーから大幅高なんてこともあるかも…。GLOBEX市場では、S&P500、NASDAQ100とも、二桁近く高くなっていますから、案外、なきにしもあらず、という感じでしょうか。

 このパターンが先行してでてきたのが今日の日本市場です。ニューヨーク高を受けてしっかりに始まり、時間とともに上げ幅を拡大していました。現物と先物のサヤが詰まり、裁定解消売りがでても、どこかから実需の買いが入っていたのでしょう。相場が崩れないために、先物のショート筋は買い戻しを強めていました。どうせ昼休みには、また売り仕掛けをしてくるだろうと見ていたのが、これも空振り…。他のアジア市場も上げ幅を拡大してくる、GLOBEXも一向に下がらない…。結局、これは大変だ、としてみさかいなく買い戻したのが今日の引けにかけての相場です。

 インデックスがらみの主力株が強かったことをみても、先物のあせった買い戻し→現物と先物のサヤ拡大→裁定取引のインデックス銘柄買い、という形になって日経平均の上げ幅を拡大したのでしょう。また、NT倍率の接近も話題になっていましたが、TOPIXの上げ率が大きかったことを見ても、TOPIX先物買い、日経平均先物売りの裁定取引が入った可能性もあります。多分、裁定買い残はまた膨らんだはずですから、なにかあるとまた裁定解消売りで大きく崩れる可能性がでてきます。早く、個人投資家が戻って相場の厚みを増さないと、いつまでもいたちごっこになってしまいますね。

 とにかく、強烈な「たくり足」をつけたことで、目先は反発しそうです。もどりのめどですが、いくつかあげておきましょう。まず25日銭ですが、いまのところ1万4430円どころにあります。これから勢いづいて下がってきますので、まず、これに接近したところ。それよりも、一番可能性が高いのは、06年6月安値の1万4045円に近づいたところ、と思われます。本来、抑えるべきだった1万3900円割れのポイントが未整理になっていますので、このゾーンを押さえに行くはずです。

 これから決算発表が相次いできますが、08年3月見通しを抑えすぎると、09年3月決算の減益を織り込みにかかりますから、また、売り方に口実をあたえることになります。とりあえず、今は、米国の「景気対策への期待感」と売り方の「買戻し」が上げの原動力…。双方が剥げ落ちたときに、新たな材料が出てくるかが課題です。国内要因を見る限り、小沢民主党と自民党との不毛の論議が続いていますので、大きな期待をもちすぎると「肩透かし」を食う可能性がでてきます。相場の勢いのよさは、実需の買いというより、売り方の買戻し…それが途切れたら、動きは鈍ってきます。やはり、1万4000円抜けかな…。その上の1万4730円のポイントまでいかないかなあ…。

 ひさしぶりにチャートブックでも買って、銘柄チェックでもしてみようかな…。

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再び指標株に返り咲くか…新日鉄
 24日の日経平均は263円72銭高の1万3092円78銭、TOPIXは34.52ポイント高の1284.45と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは60、RSIは23、25日線かい離はマイナス9%でした。出来高概算は26億株と、エネルギー的にはもうひとつというところですね。とりあえず、2日戻しました。明日も陽線で終わって「赤三兵」で終われるか、また、一昨日の陰線を抜け出せるかが焦点になりそうです。今週の立会い最終になりますので、売り圧迫が強まりそうですが、本当の強さを試されるのは明日ということになりますね。まだ、陰線の中ですから下降トレンドが続いていることを忘れないでくださいよ。

★評価が分かれた米国の景気対策 
それにしても、米国株の乱高下はひどいものがあります。今回のFRBや政府の対策には批判が多く、市場は頼りにならないと見て、大きく下落していました。しかし、本当のところはわかりませんが、債券保証会社(モノライン)への、公的資本注入の噂が出たことや、問題含みのベアスターンズが、銀行株の格付けを引き上げたことから、金融株を中心に変われ、結局、300ドル近く上げて終わっています。ハイテク株が多いNASDAQに比べ倍以上の上昇率ですから、金融株の上げの影響が大きかったことがわかります。

 ブッシュ大統領は、公的資金による資本注入には賛成ではなかったはずですが、大丈夫なんでしょうかね…。今のところ、GLOBEXでは、S&P500、NASDAQ100とも、高いようですから、うまくいけば…「赤三兵」完成なんてことになるかも…。いやいや、まだ変な色気は出さないほうがいいでしょう。

★中国企業の対外投資解禁で日本企業は大丈夫…?
 昨日あんまり長く書きすぎて、お叱りを頂戴しましたが、今の日本の株価の低迷には、「自主性の無さ」が影響していることは間違いありません。海外の金融関係者が1500兆円の個人の金融資産に目をつけて、食いつくしてやろうとしていることは間違いありません。だから、投資の勉強をして、彼らにだまされないようにすることが大事なんです。新興国市場といってもてはやしていますが、今回、サブプライムローンがらみの損失が伝えられた中国銀行は、タイムリーなディスクローズ(情報開示)もせずに、いきなり立会いを停止してしまいました。後で「そんなの関係ねー」とおざなりな説明をしていましたが、海外のまともな投資家に残したイメージは相当悪いものになったはずです。

 今日の、情報では、中国は外貨減らしの一環として、企業の対外投資を解禁したといいます。国内で変な金の使い方をしないで、海外から高い技術でも買い取って来い、ということでしょう。日本企業の足元に何かがひたひたと押し寄せてきているような感じがします。株価が安いことが、M&Aの火付け役にならなければいいのですが…。

★再び指標株に返り咲くか…新日鉄

 さて、まだ戻りだして二日目ですが、今日は新日鉄が商いを伴って動き出してきました。空売りの買戻しも手伝っていると思いますが、25日線も上回ってきましたので、ちょっと注意が必要です。「THELOB STOCK REPORT」直近号でも、米国市場が休みになる、月曜と火曜が絶好の買い場になる、として新日鉄を注目企業のひとつに取り上げました。このところ、ミタルスチールのアジア特に中国での動きが活発になってきましたので、新日鉄としても、再び株価意識を強めざるを得ないとうところです。600円安値までありましたが、今日は高値76円までつけてきており、ちょっと目が離せなくなりそうです。25日線の上向き転換が必要ですが、今日の終値付近には、お化けのように下降中の13週線が覆いかぶさってきています。目先はまさに正念場。明日、週足で13週線を抜けてくれば、26週線がある710円くらいが期待できそうです。(52週線まで戻れるかどうかは、自身がありませんが…)。とにかく、全体にとってもここからの一段の戻りには一点突破の主役が必要。チャートが壊れていない新日鉄と住金に乞うご期待…!

 明日の課題は、21日の下げであけた1万3320円からの窓埋めとその後の伸び。それと、赤三兵の形成、一昨日の長大陰線からの脱出。米国次第の相場ですから、決して中途半端なところでは買わないようにしたいですね。

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株価立ち直りのため、日本の問題点を洗い出してみては…
 23日の日経平均は256円01銭高の1万2829円06銭、TOPIXは29.98ポイント高の1249.93と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは55、RSIは7、25日線かい離はマイナス12%でした。出来高概算は25億株、売買代金は約2兆9000億円でした。

 正直いっていまいち…という動きでしたね。一昨日、米国の立会い開始前に、0.75%の利下げを発表するだろと書きましたが、やはり、そのとおりに発表してきました。おかげで、アジアからヨーロッパまで一息つかせてもらったという感じです。でも、GLOBEXの先物市場では、S&P500、NASDAQ100とも、ほぼ昨晩と同じぐらい下げて取引されています。私ごときが予想したとおりになったわけですから、そんなもの市場ではとっくに「織り込み済み」というわけでしょうか。

 市場にとっては「TOO LATE TOO LITTLE」(あまりに遅すぎ、あまりに小規模すぎる)ということで、早くも、28日の一般教書演説での景気対策の追加や31・31日のFOMCでの0.25%~0.5%の利下げ催促に動き始めたようです。昨日あたりの専門家(?)といわれる人の論調を聞いてると、インフレ懸念があるのだから、実際の利下げはFOMC後になるだろうというような解説をしていましたが、今、どんな顔をしているのでしょうか。個人消費に関係があるのは、住宅価格だけでなく株だって同じ。日本の家計に占める預金の比率が高いように、株式や投資信託の比率は日本の数倍に達します。これが減少したら、財布の紐は一気にしまります。そのことは、2000年はじめのITバブル崩壊時に証明済みですから、今回のFRBも「ヤバイ」と思ったんでしょう。

 新聞でも、インフレ対策を後にしても景気対策を優先する、と言っていますから、おそらく徹底的にやることになるんでしょう。市場では、「金利が下がるからドル安につながる…」と常識的な予想をしていますが、利下げで米国経済の景気後退懸念が払拭されるなら、それはむしろドル高要因になるんではないでしょうか…。とにかく、日本の場合、株券は海外から握られていますから、国内要因だけでは動きづらい。もし、米国株が立ち直るなら、国際分散投資の比率維持から、日本株を買い増ししなければいけませんし、これ以上さがるようなら、益出しだけでなく、ポートフォリオ調整から日本株のウェートを落とさねばなりません。早く国内投資家がリーダーシップを握れるようになってもらいたいものですね。

 それにしても、日本に集まっているたちの悪い投機家の連中はなんとかならないものでしょうか。今日も、せっかくいいムードであげているのに、相場をつぶしにきていました。前引け近くから、債券先物が高くなっていたのでおかしいな…と思っていたら、昼休みの間にシンガポールで先物を崩し、後場が始まってみれば、先物売り、裁定解消売りがでてきて、あっというまに昨日の引け値に近いところまで売り込まれていきました。確かに、GLOBEXは安かったのですが、香港もインドも大半のアジア市場は高かったわけですから、明らかに、腕力を使った売り崩しの動きです。今日の新聞でも、売りのヘッジファンドに激励の電報が届いた…などというけしからん記事がでていましたが、別にがんばってもらわなくてもいいのに…。このことには、ずいぶん前からこのブログでも問題あり…と書いてきました。

 欧米市場でやったらすぐに逮捕されるような株価操作まがいのことをしても、日本ではそのまま通ってしまいます。中国やインドでは、まだ先物市場が整備されていませんから、自然に「売り屋」が日本に集まる構図になっています。先物の倍率も欧米市場より高いですから、少ない資金で大きな相場がはれます。さらに具合がわるいことに、買っても儲からないから、売りで儲けるヘッジファンドにはがんがん資金が流入しています。それなりに、流動性がある市場でないと動けませんから、ますます、日本に集まってきます。欧米市場が高いのに日本だけが安い…というのは、こんなわけのわからない資金が今の日本市場を牛耳っているからにほかなりません。「これだけ無茶をやっているのに、なぜ当局は規制をしないのか」…。

 耐震偽装問題ではすぐにがちがちに規制し、日本経済をだめにしてくれたのに、相手が外人(害人)さんだったら、相手に遠慮して注意もできない…てか。まさに今の日本の問題点を濃縮したような出来事です。度しようも無くなるほど増えた赤字国債、崩壊寸前の年金問題、世界に類を見ないくらいに低下した食料自給率…すべて、アメリカさんのいうことを聞いてきた結果だろう。年金崩壊、社会保険崩壊がマスコミで喧伝されているが、そのうち公的管理ではどうしようもない…となって、民間に委譲。米国の大手保険会社が乗り込んできて、数百兆円という資金をいいように使う…もうすっかり、シナリオが出来上がっているんじゃないか?

 まさに、これからの日本の課題は、阿部さんが唱えた「戦後レジユーム」(対米追随主義)からの脱却。歴代の政権は、毎年、米国から寄せられる「対日要求事項」を実行すればよかった。しかし、それを無視して中国に近づき、反米色を出した歴代総理はどうなった…。まさに、今の日本の問題は、日本独自の方向性を打ち出して、大きく枠組みが変わろうとしている世界のなかで生き残る道を探ること…。アメリカからにらまれることを覚悟して、それができるの…小沢さん、福田さん、政治家の皆さん…。

 日本株の建て直しには、米国からの独立しかありませんよ。

 また馬鹿なことを書いてしまいました。詳しくは昨日までの2日間に書いてきましたから、いまさら書くこともありません。これだけ大きなサプライズをもらいながら、1万3000円台を回復して終われない…、昨日の陰線のなかを抜け出すこともできない…。それが今の日本株の実力です。政治家や官僚の皆さん、そろそろ目線を国民の方に向けてもいいんじゃないですか。もし、本当に、年金や社会保険を民営化するようなことになったら、ムシロ旗どころではすまなくなるかもしれません。もっとも、本当のことがわからないようにうまくマスコミ操作して、自然体を装ってやるんでしょうけどね…。書いてて、いやになってきた。

 とにかく、昨日も書いたように、日本株はテーブルの上に着地しました。ここを突き破って下にいくのは相当なエネルギーを要します。日経平均の週足RSIは17まで低下、サイコロも3勝9敗と中期指標も買い信号をつけています。そろそろ、資金の一部を投入してもいいところにきている、と思いますよ。

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まずTOPIXがテーブルに届いた。次は日経平均が着地…?
 22日の日経平均は、752円89銭安の1万2573円05銭、TOPIXは73.79ポイント安の1219.95と、ともに大幅続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは52、RSIは11、25日線かい離はマイナス14%と記録的な数字を出してくるようになってきました。PERはとうとう13倍台。日経平均の週足RSIは昨日で20、週足サイコロは3勝9敗で、中期指標も買いサインを出してきました。

★インドも中国もウィークポイントが表面化してきた 
サブプライムローンの損失が中国まで拡大した、と大騒ぎになり、今日は、香港、上海が大崩れ、インドも韓国も台湾も…アジア株式はまさに総崩れの状態です。さすが、世界の消費のラストリゾート米国の面目躍如というところですね。世界をささえているのは「軍事力」だけではないよ、ということでしょうか。まあ、一番肝心なときに米国市場が休みになっていたので、昨日、今日は思惑ばかりが先行して大荒れ相場になりました。特に、香港を含めた中国市場の崩れ方がひどいですね。もともと、銀行株がリードして上がってきましたから、ここがアキレス腱になるともろい。8月にはニューズウィークが「中国の銀行がサブプライムがらみの金融商品を1000億ドル(約10兆円)買っていることは報道されていましたから、いつかは出てくるだろうとは思っていました。

 また、採算の悪い国有企業を中心に貸し込みを行なった分が「不良債権化」していましたので、この分もいつかは損失処理しなければならなかった、ということです。子会社などに不良債権を移し、いわゆる「飛ばし」といわれるごまかしをやっていた、といわれていますから、いよいよ、欠点が表面化してきたということでしょうか。まあ、これから本当の経済力が問われることになりそうです。

 また、このブログでも、インドは怖いよ…と書いたことがあります。同国は大きな経常赤字を抱え込んでおり、外資の引き上げに弱い体質をもっています。最近の株安で、欧米の投資家が資金を引き上げ、反動でルピー安が進みはじめています。通貨防衛するなら、金利を引き上げなければなりませんが、やりすぎると、景気に水を差し、10年前にアジア通貨危機の引き金を引いた「第二のタイ」になるかもしれません。

 つまり、今回のサブプライムローン危機をきっかけに、これまで目をつぶってきた瑕疵があぶりだされてきた可能性もあります。今、世界の投機筋は投資機会を狙って鵜の目鷹の目ですから、もしインドが目をつけられたら怖いことになります。

 今の、世界同時株安には今言ったようなリスク要因もありますので、よく頭に入れながら事態を見据えることが大事です。

★TOPIXが先行してテーブルの上に届いた…? 
さて、日本株ですが、世界の「売り屋」さんが、全員集合という感じで叩きまくってくれています。つい先ごろ、1万3000円台でリスク限定ファンドのノックイン価格の話をしたばかりですが、そのとき、1万2000円台にもあるので、仕掛けてくるかもしれない、としていました。1万2632円にノックイン価格があったようですが、今日は、これを売りくずすのに注力していたようです。わずか、10分くらいの間に1万5000枚も売り物が出るような激しさで、結局、売り崩され下値に突き抜けてしまいまいました。あとは昨日と同じで、裁定解消売りはでるは、信用の投げはでるは…で、ごらんの結果です。

 現物市場が死に体なのに、先物市場は大活況。投機化していても、何の規制もかからない…なんか変ではないですか…大証さん!そのうち現物市場からみーんな遠ざかって市場が機能しなくなるよ…。

 とにかく、今日、TOPIXは2004年から2005年にかけて持ち合ったテーブルの高値1226ポイントに届きました。日経平均の下値めどに、同じくテーブルの高値1万2195円を上げておきましたので、一足先に、TOPIXが届いたことになります。また、底打ちの時に形成した「逆三尊型」の肩を結んだラインがこのあたりにあることも底値感を強めています。普通なら重要な買いのポイントにきたことになります。今晩のニューヨークがGLOBEXの状況から見て、ただではすまないことがわかっていますから、ちょっと買いづらいのですが、長期投資なら明日の突っ込みは打診買いを入れてみるポイントではないでしょうか?

★単純平均の底割れは日本経済の底割れを暗示…?
 それと、もうひとつ気になることがあります。以前から単純平均の話をかいてきましたが、一昨年2月に高値をつけたあと、下げ続け、昨日までに高値から44%の下落率になっています。さすがに、下落ピッチは鈍ってきましたが、最近の安値は311円。2003年3月のバブル崩壊後の最安値が308円ですから、今日の値段によっては、安値を更新する可能性があります。そうなると、日本株の下降トレンドはまだ続いていることになり、デフレ経済から脱却できていないことを内外に示すことになりかねません。このコーナーでは、指数売買でかさ上げされている日経平均やTOPIXは当てにならないので、実態をみるには単純平均を使うように…と書いてきました。それが、バブル崩壊後の安値を更新した、となるとちょっとまずいことになります。

 政治家や官僚、マスコミの人も日経平均ばかりで論じますが、一番上場企業の実態をあらわす単純平均は、日本がバブル崩壊後の苦境よりも、もっとひどい状態になりつつあることを暗示しているのです。ちょっと建築確認の運用を緩めれば、内需が動き始めるのにそれもしない…。日経平均が単純平均の下落率に追いついてからでは、もう遅い。おそらく日本は立ち直れなくなっていることでしょう。

 知り合いの建築士さんによると、確認申請で官庁の担当者ともめたとき「それでは、確認は遅れることになるよ」と堂々といったそうです。つまり、確認をおろすのが、官僚の裁量行為になってしまっているということ。いうことを聞かないと確認はおろさないということでもあります。こんなことばかりやっているから、内需がガタガタに壊れてしまった。でもせっかくつかんだ権力は話さない…日本は滅びるわけだ…。


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やはり肩透かしを食らったか…
 週明け21日の日経平均は535円35銭安の1万3325円94銭、TOPIXは47.76ポイント安の1293.74と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは56、RSIは16、25日線とのかい離はマイナス10%。200日線とのマイナスかい離もとうとう20%を越え、指数的には陰の極を暗示するところまできました。

 週末に、米国の総合経済対策発表では「肩透かし」を食らう可能性も…と書きましたが、案の定、利下げを伴わない経済対策では何の意気も無く、市場は「不合格」の判定をしました。FRBとしては、市場が3連休に入るときに発表しても…という、気分だったんでしょうが、結局、口先介入で終わってしまいました。「一応、発表はお聞きしました…でも、具体的にやるのはまだまだ先の話なんでしょう。そんなことより、即効性がある利下げはなぜしなかったんですか?」とでも言いたげな相場つきでした。

 それはそうでしょう。連休明けにはバンクオブアメリカの決算発表が待っていますし、そこでどれだけ巨額の損失が出てくるかもわからない…。「対策を評価するにしても、それからだろう」ということでしょう。それに、追い討ちをかけるように、格付け会社が信用保証会社(モノライン)への格下げを実施したものですから、損失拡大の範囲が、あた広がったとして、今日の下げの一因にもなっていました。

 今日は、先週末に切り替えした分だけ弾みがついて下げた…という感じでした。期待に反して米国株が下げたことでの失望売り、市場センチメントが弱気に傾いたことにつけこんだ売りたたき、先安とみた機関投資家のヘッジの先物売りが立て続けに出たことで、裁定解消売りもかさみ下げ幅を大きくした、ということでしょう。

 おまけに、今日は悪材料も多く流されていました。都心のマンション販売が4ヶ月連続してマイナス、先ほどの信用保証会社の格下げ、バンクオブアメリカが買収すると決めた住宅ローン最大手、カントリーワイドファイナンシャルの買収を見直す、との報道。中国銀行がサブプライムローン関連で巨額の損失を計上する…など。これでは、相場が持つはずはありませんね。買収見直しや中国銀行の件は、休み明けの米国市場にも影響しそうです。休み明けの米国株式市場が開く前に、少なくとも0.75%の利下げを発表しなかったら、ニューヨーク株も無事ではすまないでしょう。

 こんだけ、大変なことになっているのに、国会では、ガソリン税をめぐって通すの通さないので、不毛の議論が続いています。民主党にしてみれば、解散にさえ追い込めばいい…ということなんでしょうが、今は、超党派で経済に立ち向かわなければならないときなのですよ。面白おかしくヤジの飛ばしあいをしている場合ではないように思うんですが…。

 今は、世界的な信用収縮懸念が日ごとに強まっているとき。世界の賢人が集まるダボス会議でも、今回のクレジットクランチが話題に上りそうですが、これを機会に「国際強調体制」が組まれると、ちょっと大きなインパクトになるんですがね…。とにかく、先週末の安値を下回ったことで、下値は1万3000円を割り込んだ、2003年の底から1万8300円までの上げ幅の半値押し水準まで節値が無くなってしまいました。指数的には、いいところまで来ているのですが、過去の例を見ると、RSIが10台をつけた後、もう少し下げたところから相場は出直っています。

 もう一押しのところですが、世界の金融市場自体が瀬戸際に追い込まれていますから、ここからは突然、政策がらみの材料が飛び出してくる可能性が強まってきます。日米とも「売り」はたまりにたまっていますから、好材料がでると急反転する可能性があります。今日の相場も、これだけ悪材料がでたのに500円くらいの下げなら、結構強いくらいに思っておけばいいでしょう。明日は、「満月」で最近では相場が変化しやす苦なっています。乞う、ご期待!

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日本の政治家や官僚は、米国政府の迅速な対応を見習え!
 週末18日の日経平均は77円89銭高の1万3861円29銭、TOPIXは11.06ポイント高の1341.50と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは62、RSIは27、25日線かい離はマイナス7%でした。

 大変な一週間でしたが、本当にお疲れ様でした。今日はニューヨークダウが300ドル以上も安く、みんな「もうだめだ」と思ったことでしょう。元気付いたのは先物業者と裁定業者だけ、というところでしょうか。昨日も、先物が現物価格を下回って終わっており、今日は安くなるだろうとは覚悟していましたが、まさかニューヨークの大幅安までおまけがついてくるとは…。

 昨日は、メリルリンチの評価損が予想を上回ったことや、住宅着工件数が低調になったこと、バーナンキFRB理事長が議会証言で景気の低迷を認めるなど、悪材料が山積みになっていましたね。おかげで、年初来の下落幅は1100ドルを超えましたが、こうなると問題になるのは、逆資産効果による個人消費への影響。ただでさえ、住宅値下がりで個人消費がやばくなっているときに、株価まで下がって、個人消費の足を引っ張ったんでは、景気は持ちません。本当にリセッション(景気後退)に突っ込んでいくことになります。

 さすがに、米国の当局者はどこかの国の馬鹿な政治家とちがって、市場の出すサインのことをわかっていらっしゃる。市場に催促される格好で、ブッシュ大統領は本来なら28日の予算教書で発表する予定だった「総合景気対策」を、今晩前倒しで発表する、と市場へ回答しました。場合によっては、緊急利下げがセットになる可能性もあるようです。内容はべつにして、こういう迅速な対応が米国の強いところですね。

 おかげで、先物市場でショート筋の買戻しが入り、日経平均は下値から一気に500円近く戻して終わりました。道中で先物を使ったヘッジ売りも出ていて、裁定解消売りが随所で見られましたが、空売りの買戻しや長期投資家の買いが入っていたんでしょう。今日は、裁定解消売りがでてもずるずると下げることはありませんでした。裁定取引は中立要因だと言われますが、本来今日みたいなのが正常な姿のはずです。ただ、またそのうちに買い板がなくなってずるっずるっと下がるときがくるんでしょうけど…。

 とにかく、ブッシュ大統領の発表する景気対策がどういうものになるのか、これに利下げがくっつくのか…、はたまた、ヨーロッパがからむようなビッグサプライズがでるのか…、それとも、カタスカシが…。いずれにしても今晩のニューヨークの反応次第。

 ただ、このところ連日「強気相場は総悲観…」の話を書いてきましたが、200日線とのマイナスかい離20%、週足RSI10台、信用評価損率20%超えなど、やはりセオリーどおりのところで変化がでました。今日は、ごちゃごちゃ書きませんが、底値圏で最も信用できないのは自分の気持ち…。今回もやはり数字は正しかった…ということですね。

 昨日も書いたように、戻りのめどは25日線。よくても13週線どまり。ちなみに、いま25日線がいるのは1万5000円をちょっと割り込んだところです。それと、あと一言…「日本の政治家ども、ちっとは米国の政治化を見習え。」株価の下落はサブプライムローン危機のせいだけじゃなく、税収の増加を図るため国民をだまして所得税を引き上げ、官僚の民間関与を強めるために耐震偽装問題を口実に建築確認審査を厳格化、景気が腰折れになろうとしているときに消費税引き上げを論議する…とても正気とも思えない政治家・官僚のおろかさを売っているということを自覚しろ。

 建築確認の遅れも「そのうち正常化するだろう」とのほほんとしているが、倒産は増加、企業の生産にも影響がでてきた。すべてを元に戻す代わりに罰則を強化すれば、なんとか勢いだけは取り戻せるだろう。せっかく、取り戻した規制の力を倒産が増えたくらいで手放せるか…てか。

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米国株には先見性が無いのか…?
 17日の日経平均は278円94銭高の1万3783円45銭、TOPIXは28.07ポイント高の1330.44と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは61、RSIは30、25日線かい離はマイナス8%。出来高概算28億株、売買代金概算は3兆2700億円でした。

 今日はちょっと緩めてくれた、という感じですね。25日線かい離、200日線かい離、RSI、騰落レシオなど、昨日の短期指標は異常な数値を出していましたね。週足ベースのRSIも、昨日は19。この数年なかった数字を出していました。往々にして、こういうときに潮目が変わるものですが、何しろ日本株は自律性を欠いています。米国次第ではどう変わるかわかりませんからね。
 今日も、先物筋はおかしな動きを繰り返していました。為替が円安になっていましたから、当然、先物の買戻しが入り、それとあわせて裁定買いが入り日経平均は200円以上、上げていましたが、しかし、中国市場が安いのと後場から追証が入らなかった信用取引の処分売りが出ることを見越して、当然のように先物を叩いて裁定解消売りを誘発。相場を売り崩しにいきましたが、昨日の安値近辺から先は売り崩せなかったことから、今度は一転ショート筋の買戻し狙いに切り替え、引けにかけての急騰相場を演出しました。もちろん、現物市場の上げのエネルギーは裁定買いなんでしょうがね…。

 シカゴのGLOBEXでS&P500 、NASDAQ100がともに高く推移していますから、何とか引けまでは持った…という状態でした。ただ、引けでは先物価格は現物を下回って終わっていますから、大きな変化がなければ、明日はまた裁定解消売りがでて安くなる…ということでしょうか。今日、日足では昨日の安値とほぼ見合うような形(ちょっと不十分?)で毛抜き底もどきをつけていますので、目先、ちょっとした反発が出るかも知れません。真空地帯をもどりますから勢いがありますが25日線や13週線までいけばバシンと叩かれますから、ちゃんと戻りのめどを見ながらやらないと、「ちょんまげ」をつかむことになります。

 とにかく、指数がらみの銘柄はどうしても裁定取引の影響を受けてしまいますので、あまり近づきたくはありません。また、信用期日の真っ只中ですしね…。

 とにかく、当面は米国次第…。事前の予想に届かなかったとはいえ、インテルの決算は50%以上の増益でした。ITサイクルは昨年の秋ごろから上向きになっているといわれており、これから、ハイテクがらみでいろいろ材料が出てくるかもしれません。また、悪い、悪い、と言われる金融機関だって四半期で数千億円の損失を計上しながら、最終損益は赤字になっていません。いったい、どれだけの収益力を持っているんでしょうか…。市場は、損失の拡大→資本の欠損→融資の縮小という最悪のシナリオを織り込みにかかっているようですが、本当にそんなことがおきるんでしょうか…。

 先日、発表された失業率の5%乗せにしても、また統計上のミスで改定される可能性もあります。どうも、アメリカという国は信用できません。株式市場は、本来もっと先見性に富んだもののはず。米国で住宅販売が落ち始めてのは一昨年の2月から、それからまもなく住宅価格の下落も始まっています。そのころからサブプライムローンのことやSIVのことも言われていました。それでも、株価は下がっていませんでしたね。

 ところが、今になって実際の損失額を見て株価は下げ始めました。相場的にいえば「現実悪」を織り込んでいるわけです。それでは、「先行き危ないことになるよ…」という警告はなかったのでしょうか…。日本のバブル崩壊に先行する1990年の下げは強烈なものでした。特に、3月15日の急落はほとんどの銘柄がストップ安するような強烈なものでした。

 その強烈な下げが暗示したように、その後の日本の低迷振りは株価が先見したとおりになりました。それでは、米国の株にいま市場が警戒しているような「経済が破滅するようなもの」がおきることを暗示するような下げがあったのでしょうか。市場では、ドル本位制の終わりまで言い始めています。その割には、それを暗示するだけの強烈な下げがきていません。「今がそれだ…」といわれれば、なんとも言いようがありませんが、現実に実態悪が出ているのに将来悪を織り込んでいるというのは理屈に合いません。

 私見ですが、この2年間の米国株式市場の動きは、今回の問題がそれほど深刻なものにならないと、暗示しているのではないでしょうか。もちろん、バブル崩壊末期に、山一證券が倒産したように、今から現実悪の一番きつい場面が出るのかもしれません。ただ、そうなっても、もう底は浅いし、日柄もさほどかからない…と見るのが正しいのでしょう。

 もちろん、実際に目の前で悪いことがおきる「現実悪」を売るときが相場的には一番つらいところ。だから、昨日も書いた「総悲観のなかから強気相場が生まれる…」ということになる。昨日、大型株が天井を打った昨年7月に底をつけたグループを探しなさいといっておきましたが、どうでしたか…。とにかく、ほんとの上昇波動が終わるには、まだ2年以上日柄が足りない…。

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和製英語になった「官製不況」…内需をつぶした為政者達
まあ大変な一日でしたね。お疲れ様でした。
 さて、16日の日経平均は468円12銭安の1万3504円51銭、TOPIXは47.83ポイント安の1302、37と、ともに4日続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは59、RSIは24、25日線かい離はマイナス11%。出来高概算は30億株、売買代金概算は3兆5000億円と、今日はエネルギーも膨らんでおりかなりの投げが出ていたことがわかりますね。かなり、きつい下げなんですが、張り付いてみていても、バシーンと叩いたという感じを受けません。まだ、投げきっていないんでしょうかね…。これだけ下げたんだから、短期指標はもっと低下してると思ったんですが、まだまだでした。せめてRSIが10台に入ってこないと…。

★現物市場が弱れば先物市場も死ぬ 
それにしても、よく下げます。売りのほうでは、単純な「投げ」商いだけでなく、追証が入らなかった信用たて玉の処分売り、下げを見て怖くなった機関投資家の先物ヘッジ売りとそれに刺激された最低解消売り…気がつけば、1万3500円。下げの目標値だった1万3900円割れははるかかなたになっていました。これが、最低解消売りの怖さですね。以前から、何度も書いていますが、裁定業者にとっての関心はPERでもPBRでもなく、増益も減益も関係ありません。まとまった先物の買戻しが入り、現物と先物の鞘が開けば裁定買いが入り残高が膨らむ…反対にヘッジ売りが入り鞘が縮むと解消売りがでてくる…まさに蟻地獄みたいなものです。本来なら、現物の買いで吸収できるので裁定取引は中立要因だといわれるのですが、これだけ、市場参加者が少なくなってくれば解消売りを吸収できず、株価は大きく崩れます。

 裁定業者はしてやったりと思っているかもしれませんが、裁定解消売りは、あくまで時価で売れての話し。買い板が無いところに解消売りを出せば現物の損失が拡大し、利ざやが確定できないということにもなります。そろそろ、現物市場があっての先物市場であることを業者も認識し、マナーの悪い商いをしないようにしなければなりませんね。とにかく、裁定取引が絡んでいる以上は、下値のめどが算定できないことは前にも説明したとおりです。このほかにも、投信がらみの「ノックイン」の売りなども、1万3000円台から1万2000円台にかけてたっぷりありますので、売り方としては順番につぶして下のほうに行けばいいだけ…。

 東証の方も新しいデリバティブ取引を導入するようですが、そんなことをする前に現物市場を立て直すことをしないと、ますます日本株の沈下は激しくなっていきますよ。

★個人消費と輸出に火がついたら放っては置けない
 さて、やはり焦点は米国市場。市場の関心は金融問題から景気に移っていますので、輸出企業や小売業の動向に注目が集まっています。昨日の発表ではクリスマス商戦が数年ぶりの不調になったほか、輸出の動向をみるインテルの決算が事前予想に届かなかったとして、景気の先行きに暗雲が立ち込め、ニューヨーク株は急落しました。2000年のITバブル崩壊のときも、個人消費に影響が及んだときから、FRBは本格的な金融緩和に動きました。

 今回も、FRB当局は認めませんが、昨日秘密裏に会合が行われたようです。GLOBEXの先物市場が崩れていますので、もしかしたら、ニューヨークの立会いが始まる前に0.5%の緊急利下げがあるかもしれませんね。
 ただ市場の反応はだいぶ違いました。0.5%の利下げで日米の金利差が縮小するので、「円買いだ」ということで、為替は1ドル105円台に突入。株価も売られるという悪循環になっています。

★海外で喧伝される行政の馬鹿さ加減
 これに対し、内閣の閣僚からは、空虚な言葉が飛び交っていますが、何か対岸の火事みたいな雰囲気…。本来、円高になれば内需関連が買われるはずなのに、利権と支配力を強めたい官僚と政治家によってゆがめられた建築基準法によって内需もパー…。対岸の火事みたいな話をしているような悠長な事態ではないだろう。

 海外の新聞で日本の景気は「官製不況」それもローマ字を使い「KANSEI FUKYOU」と紹介されているのを知っているのか…。要するに馬鹿にされているんだよ…。景気が無茶苦茶になりかかっているのに、消費税上げの論議をし、個人所得が伸びないのに保険料を引き上げる、株価が下げているのにもかかわらず、証券優遇税制廃止論議をする…海外の投資家は「日本の為政者は気が狂っているんじゃないか…」と真剣に思っている節がありますよ。昨日も冗談半分で株価を下げたがっている関係者がいるんじゃないか、と書きましたが、こんな行動をみると疑いたくもなります。もしかしたら、米国からの「対日要求事項」の中に。日本株をもっと下げて、われわれ白人をもっと儲けさせろ、なんて書いてあるんじゃないでしょうね。今の体制派といわれる連中はまったく信用できない。

★ジョン・テンプルトンいわく…
 また、ぼやきになってしまいました。大体、このゾーンが下値めどだと考えていますが、場合によっては、2003年安値7607円から、この間の高値1万8300円までの上げ幅の半値押し1万2950円前後が出るかもしれません。ただ、200日線とのマイナスかい離が2001年以来の20%に近づいていることや、日米欧の協調利下げなんていう「超ウルトラシー」がでてくる可能性もあることから、市場が急変する時期が近づいていることも確か…。「強気相場は総悲観のなかから生まれる…」という、世界最高のファンドマネージャー、ジョンテンプルトンの言葉をもう一度かみしめてください。

 

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株価の下落は日本に何を催促しているの…?
 3連休明け15日の日経平均は138円16選安の1万3972円63銭、TOPIXは27.38ポイント安の1350.20と、ともに3日続落、1万4000円の大台を割り込んで終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは60、RSIは26、25日線乖離はマイナス8%になりました。短期の指数としてはいいところまで来たという感じです。

★中期指標の買いサインを待ちたい…
 週間ベースではRSIが24まで落ちていますが、サイコロがまだ4勝8敗で不十分。今週安くても変りませんので、もう少し下値模索が続きそうです。ただ、200日線とのかい離はマイナス17%近くまで開いてきました。過去、マイナス15%越え、大調整でマイナス20%越えがターニングポイントになってきましたので、状況次第では何時反転してもおかしくないところまではきています。

 それにしても、タイミングが悪い。昨年七月にかけて鉄鋼、海運、造船など大型数量株が物色されましたが、これから信用期日を迎えようという時に、悪材料が続出してきます。先行して調整に入っていた中小型株が下値抵抗力を強めていたところですから、一気に場のムードを悪くしてしまいました。あれだけ好材料が相次いだ三菱重工でも、とうとう一株当たり純資産を割り込む始末です。

 先週末、下値めどなどを検討して書き込み、1万3900を割り込んだところか…?などと書きましたが、あっと言う間に近くまで来てしまいました。今日の下げの原因ですが、今晩のシティグループの決算発表を控え、場中から変な話がずーと流れていて、売り崩したいと思っている筋が多いな、という感じは持っていました。案の定昼休みの間に、先物の売り崩しが入り、1万4045円の一昨年七月安値を切ったあたりから、ストップロスの先物売りのオンパレード。後はいつもどおり裁定解消売りがでて、日経平均はあっさり1万4000円の大台を割りこんでしまった、というところです。

 確かに、米国の経済誌がゴールドマンザックスのアナリストの「JPモルガンやシティグループ、メリルリンチなどこれから決算を発表するところの損失額がさらに増加し1120億ドルを越える」との予想を掲載した、というニュースは伝わりました。しかし、以前からいくでも言われてきたことですから、裏にはこのニュースに便乗して売り仕掛けに動いたところがある、ということでしょう。

 チャート面ではここを切ったら、売り物が出てくるというポイントが幾つかあり、今日の1万4045円もその一つでした。売り屋としては、売り崩しにかかるのは当然ですが、流言を流して市場のセンチメントを悪化させるようなフェアでないやり方が横行しています。先物市場が現物市場を振り回し、投機化しているのですから、本来なら何らかの規制措置が出てもおかしく無いのですが、やっている中心が外資系ですから、当局は何もいえない…。だからますますかさにかかって無茶をやる…。

 一度、欧米の監督極と打ち合わせする必要があるんじゃないでしょうか。日経平均だけみていると対して下げていないように見えますが、単純平均でみると下落率は40%近く…。とても、調整とはいえない状況になっています。単純平均はこのままほっといたら日本経済は大変なことになりますよ、と警告を発しているのに、当局は「景気は緩やかなスピードで拡大を続けている」などとバカな発言を繰り返している…。結局、ヤッターマンじゃないですが「お仕置きだベー」と、さらに株価の下落に見舞われる…ということになる。

 とどのつまりが、2003年ごろのように、資産価値が半分以下になった日本株がごろごろして、中国やオイルダラー、欧米のはげたかファンドが再び飛来し、超割安状態になった日本企業を買いあさり、また、門外不出の極秘技術を持ち去っていく、ということに成るんでしょうか。
 最近、被害者意識が強くなりすぎていて、サブプライムローンで痛めつけられた欧米の投資家連中が、バブル崩壊後に日本の資産を買いあさって大もうけしたテクニックをもう一度使おうとしているのではないか、と思うようになってきました。

 日本のバブル崩壊が、欧米から仕掛けられたものであることは明らかですが、今回もなにやら同じようなニオイがします。ついこの間放映された「バブルでゴー」を見られた人もあるかもしれませんが、なんだか臭い…。

 馬鹿な話を書いてしまいました。詳しいことは週末に書きましたので、今日は勝手なことを書かせてください。

 ただ、皆さん方に知っていて欲しいのは、大型数量株が天井を売った七月を底に出直ってきている中小型株が増えている点です。相場にかじりついてみていると弱気になるばかりですから、一度ちょっと離れて、チャートブックでもチェックしてみてはどうですか…。意外なことに気づくと思いますよ。ここからの悲観は無用です。

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株価の下落は日本に何を催促しているの…?
 3連休明け15日の日経平均は138円16選安の1万3972円63銭、TOPIXは27.38ポイント安の1350.20と、ともに3日続落、1万4000円の大台を割り込んで終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは60、RSIは26、25日線乖離はマイナス8%になりました。短期の指数としてはいいところまで来たという感じです。

★中期指標の買いサインを待ちたい…
 週間ベースではRSIが24まで落ちていますが、サイコロがまだ4勝8敗で不十分。今週安くても変りませんので、もう少し下値模索が続きそうです。ただ、200日線とのかい離はマイナス17%近くまで開いてきました。過去、マイナス15%越え、大調整でマイナス20%越えがターニングポイントになってきましたので、状況次第では何時反転してもおかしくないところまではきています。

 それにしても、タイミングが悪い。昨年七月にかけて鉄鋼、海運、造船など大型数量株が物色されましたが、これから信用期日を迎えようという時に、悪材料が続出してきます。先行して調整に入っていた中小型株が下値抵抗力を強めていたところですから、一気に場のムードを悪くしてしまいました。あれだけ好材料が相次いだ三菱重工でも、とうとう一株当たり純資産を割り込む始末です。

 先週末、下値めどなどを検討して書き込み、1万3900を割り込んだところか…?などと書きましたが、あっと言う間に近くまで来てしまいました。今日の下げの原因ですが、今晩のシティグループの決算発表を控え、場中から変な話がずーと流れていて、売り崩したいと思っている筋が多いな、という感じは持っていました。案の定昼休みの間に、先物の売り崩しが入り、1万4045円の一昨年七月安値を切ったあたりから、ストップロスの先物売りのオンパレード。後はいつもどおり裁定解消売りがでて、日経平均はあっさり1万4000円の大台を割りこんでしまった、というところです。

 確かに、米国の経済誌がゴールドマンザックスのアナリストの「JPモルガンやシティグループ、メリルリンチなどこれから決算を発表するところの損失額がさらに増加し1120億ドルを越える」との予想を掲載した、というニュースは伝わりました。しかし、以前からいくでも言われてきたことですから、裏にはこのニュースに便乗して売り仕掛けに動いたところがある、ということでしょう。

 チャート面ではここを切ったら、売り物が出てくるというポイントが幾つかあり、今日の1万4045円もその一つでした。売り屋としては、売り崩しにかかるのは当然ですが、流言を流して市場のセンチメントを悪化させるようなフェアでないやり方が横行しています。先物市場が現物市場を振り回し、投機化しているのですから、本来なら何らかの規制措置が出てもおかしく無いのですが、やっている中心が外資系ですから、当局は何もいえない…。だからますますかさにかかって無茶をやる…。

 一度、欧米の監督極と打ち合わせする必要があるんじゃないでしょうか。日経平均だけみていると対して下げていないように見えますが、単純平均でみると下落率は40%近く…。とても、調整とはいえない状況になっています。単純平均はこのままほっといたら日本経済は大変なことになりますよ、と警告を発しているのに、当局は「景気は緩やかなスピードで拡大を続けている」などとバカな発言を繰り返している…。結局、ヤッターマンじゃないですが「お仕置きだベー」と、さらに株価の下落に見舞われる…ということになる。

 とどのつまりが、2003年ごろのように、資産価値が半分以下になった日本株がごろごろして、中国やオイルダラー、欧米のはげたかファンドが再び飛来し、超割安状態になった日本企業を買いあさり、また、門外不出の極秘技術を持ち去っていく、ということに成るんでしょうか。
 最近、被害者意識が強くなりすぎていて、サブプライムローンで痛めつけられた欧米の投資家連中が、バブル崩壊後に日本の資産を買いあさって大もうけしたテクニックをもう一度使おうとしているのではないか、と思うようになってきました。

 日本のバブル崩壊が、欧米から仕掛けられたものであることは明らかですが、今回もなにやら同じようなニオイがします。ついこの間放映された「バブルでゴー」を見られた人もあるかもしれませんが、なんだか臭い…。

 馬鹿な話を書いてしまいました。詳しいことは週末に書きましたので、今日は勝手なことを書かせてください。

 ただ、皆さん方に知っていて欲しいのは、大型数量株が天井を売った七月を底に出直ってきている中小型株が増えている点です。相場にかじりついてみていると弱気になるばかりですから、一度ちょっと離れて、チャートブックでもチェックしてみてはどうですか…。意外なことに気づくと思いますよ。ここからの悲観は無用です。

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世界中の売り屋が無法地帯の日本市場に集合…?
 週末11日の日経平均は、277円32銭安の1万4110円79銭、TOPIXは23.78ポイント安の1377.58と、ともに続落して終わりました。
日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは66、RSIは27、25日線かい離はマイナス7%台でした。今日はSQだった所為で出来高は24億株台、売買代金は3兆円台と増加しています。

 「下にー、下にー」の大名行列が続きますね。下値のポイントが次々破れ、下値めどが立たなくなってきました。昨日も、SQでは日経平均採用銘柄1銘柄当たり10万株を超える売リ物が出る、としましたが、予想通り安く始まりました。また、来週にはメリルリンチやシティグループの決算発表があるほか、3連休もあり、ヘッジ売りもでるので安くなるだろうとしましたが、案の定でした。

★もしかして世界中の売り屋さんが日本市場に集合してる…?
 先物が弱含むので、どうしても現物と先物のサヤが詰まり裁定解消売りが出やすくなります。裁定取引で問題になるのは、現物と先物のサヤだけ。PBR、PERが割安かどうかは関係ありません。市場参加者が少なく、買い板が薄くなっているときは、はっきりいって何処まで下がるか分かりません。おまけに、投信がらみのややこしい動きも絡んできましたので、逆張り投資家がたくさん出てこなかったら、ズルズルと下値にいってしまいます。とにかく、ややこしいデリバティブ(派生商品)がらみで、身動きできなくなってきました。

 外資系のデリバティブ業者は,少々無茶な商いをしているようです。本来、欧米の市場でやれば、違法とみなされる行為でも、日本の場合制度が不十分ですから、お上からは何もお咎めが無い。だからますます、図に乗って仕掛けてくる…。いま、売りで儲けるヘッジファンドにはどんどん資金が流入しているといいますが、日本なら、流動性など問題はないし、何より当局が何にも言わない。だから、どんどん売りで仕掛けてくる…。一種の無法地帯ですね。世界の中でも、突出して日本株だけが下げているのは、政治、経済、企業経営、法制度などにつけこまれるものがたくさんある、ということでしょう。もしかすると、世界の売りで儲ける投機家は全部日本に来てやっているんではないでしょうか。

 市場の不備をついてくる、ということは、裏返せば日本に不備を是正するように迫っている、ということでもあります。この問題に取り組まなかったら、とことんやられることを覚悟する必要があります。1997年のアジア通貨ショックのきっかけを作ったタイ・バーツの二の舞に日本がならないことを祈るばかりです…。残念ながら、政治家や官僚がやっていることは、不備を助長することばかりですが…。

 とにかく、市場参加者が少ない時の裁定取引やデリバティブの怖さは自覚しておいてください。

★あえて下値めどを算定… 
さて、そんなことを書いておいて、下値めどを模索するのはナンセンスというものかも知れませんが、そろそろチェックしておく必要がありそうです。まず、06年6月のザラバ安値1万4045円、がポイント。これを切ると、戻り売り相場に転換しますので、まずこのポイントに注目してください。その後は、自分の計算法で申し訳ありませんが、1万3900円を少々割りこんだところ。上昇過程で未整理になっていましたので、多分このゾーンを中心に変化してくるはずです。

 それでは、そのゾーンも切ってしまったら…。実はこのゾーンから下は、自民党の衆院選大勝の急騰ゾーンになりますので、節値らしい節値がありません。環境が悪ければ04年高値の1万2195円まで、節値が無い状態になってしまいます。このゾーンでも、PERは13倍台ですから、成長力を失った日本株なら妥当な水準といえなくもありません。最も、その前に日銀は利下げをするでしょうし、米国でも何らかの対策が打ち出されているでしょうから、流れは変っていることでしょう。最悪の場合で、1万3900円ゾーンと見ておいて、下回ればまた考える…ということでいいでしょう。

 テクニカル指標をみると、日経平均の週足サイコロは4勝8敗、RSIは昨日で26まできており、指標的には陰の極に近づいています。ここからの弱気は禁物ですよ。

★下げ相場でも威力を発揮した「高進捗率銘柄」 
さて、どんなに好業績でも指数採用銘柄はダメとして、中小型の好業績、高進捗率銘柄を買うように…と一貫して主張してきました。レポートでもそれを忠実に実行してきましたが、この下げ相場でもけがをせずに値上がり益を積み重ねています。数日前にも、最近取り上げた銘柄をこの欄で紹介しましたね。TBK、マンダム、酉島製作所、日本光電工、JSRを確か書いたと思います。最近の下げ相場のなかでも好調を持続しており、今日は酉島が68円高で戻り新値を更新、日本光電工も55円高で終わり、マンダムは105円高の3030円と高値引けしています。

 地合が悪い中でも、いいものは買っていこうという動きは続いているのです。指数がらみの銘柄は、とにかくややこしいデリバティブがくっついており、扱い方が難しい。しかし、好業績、高進捗率銘柄は先行き業績増額修正がでることが分かっており、いまさら売り込むバカもいません。また、ここにくるまでに、徹底的に売られており玉関係がすっきりしています。ここから買えとは言いませんが、例えば、TBKの場合は、レポート注目後一気に300円ほど上昇したあとの調整場。上昇中の13週線とのかい離修正が最終段階にきているほか、進捗率からみてまだ5%ほど増額修正の余地をのこしています。早ければ、来週辺りから、動き出してくるんじゃないかと思っています。

 新興市場でも、良い物は買っていこうという動きがでています。全体は創弱気のムードですが、変化は確実におきていますよ。相場巧者の言葉じゃないですが…「下げ相場では好材料を探せ。そして好材料が全く無かったら買い出動しろ」。果たして今はどういう状態なんでしょうか…?3連休の間にじっくり考えてみてください。

 


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大発会の急落は、やはり、賽の河原に住む鬼の仕業だった…
 10日の日経平均は211円05銭安の1万4388円11銭、TOPIXは22.93ポイント安の1401.36と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは73、RSIは28、25日線かい離はマイナス6%台。出来高概算は19億株台、売買代金は2兆4000億円台でした。指数的には高水準で踏ん張っていた騰落レシオが70台に低下してきたことが評価されます。RSIも20台に入ってきました。指数的にはいいところに来ているんですが…ね。

 今日は、新事業の立ち上げのコンサルで、午前中経営者の方と会っていたので、十分相場がみれませんでした。もしかすると、何か材料的な面で、見落としがあるかもしれませんが、その辺りはご容赦を…。

 さて、以前から、今の相場を「賽の河原の石積み」相場といってきましたが、やはり、大発会の急落は鬼の所為でしたね。昨日発表された、1月4日現在の裁定買い残は2000億円以上減少していました。先週は、4日1日だけの立会いだったので、相場が裁定解消売りで崩されたことがこの数字ではっきりしました。年末にかけて、こきざみに上げた相場が、裁定解消売りの一撃で、全て崩れてしまった、という格好です。

 今日もそうですね。明日の寄付きがSQになりますが、ロールオーバーするにしても、先物が安くなってもらわないと困ります。そこで、武藤日銀副総裁の物価上昇懸念発言と、それを受けた円の反発につけこみ
先物を売却。サヤが詰まって日経平均は引けにかけて下げ幅を拡大した、というところでしょうか。昨日は米国も高い、為替は110円台の円安、GLOBEXの米国株先物も高い、と株高のお膳立てはできていたのですが、結局、先物業者のご都合で相場が動いてしまうことになってしまいました。

 まあ、どうしようもないですね。上げれば裁定買い残が増えるし、そのあとは、解消売りで下げる…。ファンダメンタルは全く無視された動きになるので、投資家は嫌気がさして売却する…。その分、余分に下げる、という最悪のパターンです。今日も引けねベースでは安値更新ですね。「裁定取引は、相場には中立要因」という教科書的な文言が、空虚に響いてきます。市場参加者が多くて、板の厚いときにいえる言葉で、今のようにいたが薄い状況では、弊害ばかりが目立ってしまいます。

 明日の寄り付きはSQですが、日経平均採用銘柄1銘柄につき、10万株程度の売り物が出るといいます。投信や年金などの長期投資家が買い向かって吸収してくれればいいのですが、今晩のNY市場でまた何か悪材料がでてくるとひとたまりもありません。

 日本株全体は、底値模索の段階に入っているのは間違いありません。問題は、物色の方向をどう絞り込むか、です。いつも書くことですが、一昨年2月に天井をつけ、2年間売られ、玉の整理が充分効いている中小型株や好内容新興市場株なのか、つい最近まで、海外投資家や機関投資家が買って、手垢まみれの主力株を買うのか…の選択ですね。最近の動きを見ればおのずと答えはでてくると思いますよ。

 とりあえず、明日のSQを通過すれば、動きやすくはなるものの、三連休明けの15日夜には米国シティグループの決算発表がまっています。思い切った償却をして、悪材料出尽くし感を出してくれれば、あく抜けになるのですが、そうじゃなかったら…。
 
 今回のクレジットクランチの共犯の1人である格付け会社ムーディーズは、昨日、破産が噂されたカントリーワイドファイナンシャルが蘇生した(サブプライムローンより格上の)アルトAの評価下げを実施しています。なんだか、カントリー社はどんどん追い込みをかけられているみたいですね。まさかスケープゴートにするつもりではないんでしょうか。山一證券の倒産ではないですが、何かごっついのが出ると、いろんな対策が打ち出せますしね。なかなか、悪材料の種はつきません。

 ここしばらくは、難しい展開が続きそうですが、これからの新しい世界の潮流にあった株は少しずつ下値を切り上げにきます。目先の数字ばかりを追いかける欧米型投資が減少し、将来の成長性を買うアジアやオイルダラーの買いが増えるのは、個人投資家にとってはプラスの変化です。成長性の観点から見ると、M&A、省エネ、新素材、環境、代替エネルギーなど、有力テーマはたくさんあるんですよ…。

 日経平均型を買うのもいいですが、もし、より日本経済の実体をあらわしている単純平均(約40%の下落)に近づくような動きになれば、まだここから倍の下げを経なければなりません。実体を反映しない、指数離れの投資方法をお勧めします。

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構造計算プログラムの試行利用が始まった…
 9日の日経平均は70円49銭高の1万4599円16銭、TOPIXは21.23ポイント高の1424.29と、ともに2日続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは82、RSIは30、25日線かい離はマイナス5%でした。出来高概算22億株、売買代金概算は2兆8000億円でした。

 今日は、昨日のニュヨークが250ドル近い下落になり、主力株を中心に売り物が出て、ヤリ気配で始まるものが多く、日経平均は200円以上下げて始まりました。しかし、円高がそれほど進まなかったことや、銀行株、建設株など内需株中心にしっかりしていたうえ、場中に「米国政府が緊急経済対策を発動する…」という話が伝わると、先物に買戻しがはいったほか、それに刺激され裁定買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大して終わっています。今日は、外部材料に助けられた…という格好ですね。

★国土交通省ががんばった…? 
ただ、米国株安、円高の逆風のわりには270円安というのは、頑張った方です。何か下値から買い物が入っているということではないでしょうか。以前から、日本経済は、建築確認の遅れが足を引っ張っている…としてきましたが、政府だってバカじゃないから、何か対策を出してくるはず…。だから、内需株が注目されるかもしれない、と書いてきました。マスコミであまり大きく報道されませんでしたが、昨日、国土交通省は遅れていた「構造計算プログラム」の試行利用を始めると発表しています。これで、遅れていた構造計算確認申請事務が進むとしています

 昨日も書きましたが、今の日本経済で市場の大きなボトルネックになってきた問題が一つクリヤーされたのです。今日早速、外資系証券会社が建設株の評価上げを実施していましたが、もしかしたら、この低迷相場の突破口になるかもしれません。建設資材、住宅資材など、需要の減少を嫌気して売られてきたものが、生き返るかも知れませんね。建築確認が予想以上のスピードで進み始めたら、品物不足なんてことも起こるかもしれませんね。(ちょっと言いすぎか…)

 セメント、建設、デベロッパーなど関連業界のほか、工事の減少で融資でも問題が出ていた銀行も買いなおされるかも知れません。いまのところ、この試行がどの程度の効果を及ぼすかは分かりませんが、「知ったら終い」というのが相場の世界…。とんでもない安値まで売り込まれ手いるものが多くあり増すから、お年玉で狙ってみるのも一方か…?

★米国もサブプライムローン危機対策は待ったなし
 米国も、昨日の株価の下げは金融当局にとってもショックのはず…。色々問題はあっても、利下げ幅を拡大せざるを得ないところです。ただでさえ、雇用の伸び悩みで、景気後退懸念がでているのに、ここで株価が下がったら、逆資産効果で個人消費に水を差してしまいます。結局、打てる手を全て打たなければならない状態に追い込まれそうです。

 これ以上下げて、昨年3月の1万2000ドルちょい割れのところを切ると、ストップロスの売り物が出て、とんでもないことになりかねません。住宅金融大手カントリーワイドファイナンシャルが破産申請するなど、このところ噂で波乱することが多くなっており、まだ予断は許しませんが、そろそろ、流れが変る時期が近いくらいは、思っておいたほうがいいでしょう。ダメだダメだ、といわれている米国企業ですが、最近のドル安で輸出企業の業績はとんでもなく良くなっている可能性もあります。みんな、銀行の決算ばかり見ていますが、もともと、自己資本は厚いですし、資本に欠損がでても、海外から資本導入する、という新しい道も開けているのです。

★「中間反落」か「大天井打ち」かの見極めが重要
 いくら現物市場に資金が流れたといっても、まだ債券市場には膨大な投資資金が釘付けになっています。長期金利の低下で、米国でもイールドスプレッドはマイナス状態mまま。株式は歴史的な割安状態にあるのです。大天井を打ったというような論議もありますが、それにはまだ日柄が足りません。足りない以上、現在は、金利上昇にともなう「中間反落相場」と見るのが自然の見方。中間反落後ので直り相場は、中小型株が主力。昨年から相場は波乱していますが、好業績中小型株に的を絞って選別したレポート銘柄は、マンダム、酉島製作所、日本光電工、TBK,本日のJSRと、好調を持続しています。

 次の出直り相場では、反発銘柄と新値取り銘柄は、区別してかからねばいけませんよ。とにかく、今年は大転換の年。何時になるかは分かりませんが、期待感をもって相場を見ていきましょう。

 
 

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海外で報道される生活保護行政のお粗末…崩れる日本のイメージ
 8日の日経平均は28円12銭高の1万4528円67銭、TOPIXは10.35ポイント高の1403.06と、ともに5日ぶりに反発して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは81、RSIは22、25日線かい離はマイナス6%でした。出来高概算は21億株、売買代金は2兆6300億円と、ともに昨日分を上回っています。RSIと移動平均かい離が買いゾーンに入っていますね。とりあえず、1万4500円を中心に底値模索の動きがはじまってきたようですね。

★裁定取引の影響が続く…
 ただ、相変わらず、現物と先物のサヤが詰まると裁定解消売りが出て、一気に30円近く押してしまうような状態で、買い板が薄く市場参加者が少ない様子がわかります。早く投資家が安心して買える状態にならないと、裁定解消売りの影響ばかりが目立って振り回される状態が続き「賽の河原の石積み相場が」つづくことになります。まだ、20億株を超える裁定買い残がありますので、爆弾だけは充分にあるという感じです。

 世界中がニューヨークの写真相場みたいになっています。昨晩のニュヨーク市場も大引けにかけて、先物の買戻しが入り急速に戻して、わずか20分くらいでプラスに転換しましたが、今日の相場も場中は、現物と先物のサヤが接近した状態が続き、サヤが詰まるたびに日経平均が下げ幅を拡大する、という流れでした。しかし、上海やインド、台湾など海外市場が高かったことや、GLOBEX先物市場で、S&P500やNASDAQ100指数が高くなっていたことを受け、先物の買戻しが入り、裁定買いにリードされる格好で日経平均は小幅に反発して終わっています。

★米国の重要イベントが続き、不透明感を増幅 
 まだまだ、自立性を回復したとはいえませんね。来週15日には、今回の最大の焦点であるシティグループが決算発表をしますから、まだヒト波乱も二波乱もありそうです。
 ブッシュ大統領は「景気はえらいことになりそうだ…」というのに対し、ポールソン財務長官は「景気対策を急ぐ必要はない」と、正反対のことを言っています。どうも政権内の統一が取れていないようですね。
 当面、来週15日からは、銀行の決算発表があり、28日にはブッシュ大統領の一般教書発表、月末のFOMCと重要イベントが相次いできますので、しばらくは振れの大きい相場が続くことに成りそうです。

★上昇トレンドキープの米国株…トレンドが壊れた日本株… 
 ただ、ニューヨーク、日本とも、明確な底入れ型を作っていません。だらだらと下値を切り下げるパターンなので、どこかで大きな波乱足が出るかもしれません。チャートを見ると、ニューヨークダウは下値支持線が生きており、まだ上昇トレンドを維持しています。支持線の状況から見て、1万2000ドルを超えたところが下値めどになりそうです。
 ただ、日本株の場合は、2003年からの上昇相場の下値を支えてきた支持線を先週、切り込んできています。このままの状態だと、このラインが上値抵抗ラインに変ってきますので、早急にライン上に復帰することが大事になります。上値が重いのも、案外この辺りに関係がありそうです。

★欧米の報道を通じ崩れる日本のイメージ
 ただ、日本の場合はあまりに不透明要因が多すぎます。建築確認の遅れは、不動産開発業者や中小建築業者の倒産を誘発、資材や住宅関連部材メーカーの生産縮小につながり、熾烈な国際競争を繰り広げるメーカーの生産工場の立ち上げ遅れにつながる、など影響は日本の国際競争力にも及んでいます。にも、関わらず政府は「そのうち良くなる」で済まそうとしている…。おそらく、今期末決算では、住宅関連や設備投資関連企業の減額修正が多発するはずです。

 一方で、貸し金業規正法を強化したため、建築確認の遅れで工事が減少。資金繰りに困った業者は、貸し金業者に駆け込ことになるが、規制が強化されて、資金調達が出来ず結局、万歳することになる…。愚かな政策のため、犠牲になった業者の倒産情報が毎日新聞紙上に載っています。政治家や官僚は、この実態が分かっているのか…。

 経済循環で景気が下降するのは仕方が無いが、人為的になされた完成不況では、倒産するヒトもたまったものではありません。今の、株価の低迷をサブプライムローンなど外的な悪材料のせいにしていますが、中小企業がばたばたと倒産し、一向に個人所得も増えない。当然、消費も伸びない…。福祉はどんどん切り捨てて、生活保護を打ち切られたヒトが自殺したり、悲惨な生活に追い込まれるヒトが増えている…。

 悪いことに、こんな悲惨な状況が欧米のマスコミで写真付きで大きく取り上げられているのです。こんな記事を見たら、果たして安心して日本株をもてるのでしょうか。国内でくだらない政争を続けている間に、海外ではマスコミを通じ、日本の悪いところばかが報道されていると言う事実を今の政治家や官僚はどうかんがえているのでしょうか。

 今の日本株売りには、日本への失望感があることを為政者はよく自覚して欲しいものです。

 

 

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いつまで続く「大名行列」
 週明け7日の日経平均は190円86銭安の14500円55銭、TOPIXは19.2ポイント低下し1392.71と、ともに4日続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは89、RSIは27、25日線かい離はマイナス5%でした。かろうじて1万4500円をキープしましたね。でも相変わらず、「下にー、下にー」の大名行列が続いていますね。

 また、週足サイコロは4勝8敗、RSIは31になりました。過去の統計では、週足サイコロの4勝は分岐点になりやすくなっています。ポイントは、RSIの20台入りですが、明日が「新月」で、変化日に当たっていますので、明日の安いところからは、何か変化が出てくるかもしれません。ポイントはやはり、米国の動き、ということになります。週末の政府の景気対策の検討に対し、市場は無視して終わっていますので、まともな参加者が市場に戻ってきて、現在の株価にどういう判断を下すかが注目されます。

★日本のバブル崩壊対策が危機克服のお手本に…
 サブプライムローン危機は、いまやクレジットクランチに発展し、出口が見えなくなっていますが、ここにきて、日本のバブル崩壊後の金融市場と現在の米国をダブらせて考える動きが出てきました。日本の金融当局は株価の下落に対し、金利引き上げと引き締めの強化という最悪の選択を行い、事態を悪化させました。また、銀行の自己資本の中に株の評価益が入っていたために、株価の値下がりで自己資本が減少。自己資本比率維持のために、貸し渋りや貸しはがしをしなければならなくなり、極端な信用収縮をもたらしました。

 結局、公的資金の投入により自己資本比率を上昇させ、市中への資金供給を増やし、なんとかバブル崩壊から立ち直ってきたわけです。しかし、このために、15年という途方も無い時間を費やしてしまいました。市場が警戒しているのは、米国でも同じことが起こるのではないか、ということです。日本の政策失敗という反面教師がありますので、おそらくFRBと米国政府は、これをなぞる政策を続けると思われます。つまり、徹底した利下げの実施と、金融機関への自己資本の注入です。

 すでに、オイルダラーや政府系投資機関(SWF)、ファンドからの出資受け入れが始まっています。これまでなら、米国経済に影響を与えるような金融機関への海外からの投資には、政府が抵抗したはずですが、今回は全く抵抗がありません。それだけ、事が大きいので、政府も安全保障への考え方を変更せざるを得なかったということでしょう。

★米国金融機関の経営体力を信じてみよう
 ただ、日本の金融機関と大きく異なるのは、米国の金融機関の利益率の高さと、自己資本比率の厚みです。実際に、資本注入するに際しても、日本のように丸々抱え込んでしまうようなことはありません。今回の、危機で金融機関が貸し渋りや貸しはがしをやって米国景気に悪影響を与えるというのは、心配のし過ぎではないでしょうか。

 市場が懸念しているのは、米国経済が日本のバブル崩壊の二の舞になること。それだけに、市場の関心は日本のバブル崩壊対策で一番効果的だった「公的資金の導入」。この切り札が何時切られるかにあります。2000年のITバブル崩壊では、利下げのタイミングが送れ、個人消費に影響がでました。その後、徹底した利下げを行い、住宅バブルを生み出す元になったのですが、その時の教訓で、「迅速性」が一番であることは、十分分かっているはずです。

 インフレ懸念がありますが、とりあえず一番怖いのは不景気の中の物価高(スタグフレーション)ですから、その中に突っ込んでいくより、インフレの方がまだまし…ということになるんでしょう。また、上手い具合に失業率が5%台に上昇してくれました。景気への悪影響が懸念されるようになって来ましたから、公的資金投入の時期が近づいたのかも知れません。

 米国政府にとって、選挙を前にしているときに、雇用の好調でなんとか持っていた個人消費にヒビが入ると、選挙戦は大きなマイナスになります。また、株価の下落も逆資産効果から個人消費の足を引っ張ります。今月から、ブッシュ大統領最後の任期の予算教書や一般教書の発表がありますが、その中で、どんな対策が打ち出されてくるか、いずれにしても政策がらみの材料が出てきやすい地合になってきます。

★内需の弱さはバブル崩壊時に「自然淘汰」から逃げたため
 日本株については悲観論というより、世界から無視されているという疎外感が目立ち始めていますが、ここまでバカにされたら、少しはかわろうという動きはでてくるはずです。今日、日立グループの株が動いていましたが、充電3社のなかで一番立ち遅れていたリストラを期待した動きのようです。原材料価格の上昇や飽和状態の消費マーケットという悪環境のなかでは、競争力の無い企業はつぶれるしかありません。だから、生き残りを模索するために業界が動き始めるのです。そのうねりは、必ず年内におきてきます。

 今更言うのもなんですが、何故、日本の内需がここまで冴えないものになったのか…。バブル崩壊後、政府や金融機関が痛みを怖がり、本来市場から退場していただかなければならない企業を生かしてしまったことです。そのために国内で過当競争が起こり、利益率が上昇しないという状況が残ってしまいました。それが今逆風が吹き出して、無理やり再編させられる方向に動き出す、ということになります。これから来る再編は、自然淘汰のときよりも痛みを伴うかもしれません。しかし、今、国内で企業再編をやっておかないと、これから市場開放を進めたら、経営体力のないところは叩き潰されてしまいます。

 今の日本が生き残る術は、海外からのヒト・モノ・カネの投資を導入し、経済を活性化することしかありません。このことを考えても、今年の日本株は業績と並んで企業の再編がテーマになってきます。

 また、資源価格の上昇などマイナス要因が、今度はこの問題を解決しょうという企業対応を生み出し、新たなうねりがでてきます。

 新年の占いでも書きましたが、今年は「昨年起きた悪いことが増殖するものの、これを剪定して見通しをあかるくする」という動きが出てくる年でもあります。米国の政策対応、日本の内需再編、資源高への対応など、マイナス面のなかから起こる「プラス対応」に目を向けるときです。  

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波乱相場が幕開け
 新年明けましておめでとうございます。大変な一年になりそうですが、頑張って儲けていきましよう。

 さて年明けの「大発会」ですが、完全に空振りに終わりました。下落率は4%を超えましたが、戦後の大発会では2番目に大きな下げ幅ではなかったでしょうか…。まあ、大変な幕開けでしたね。

 さて、1月4日、大発会の日経平均ですが、616円37銭安の1万4691円41銭、TOPIXは63.97ポイント安の1411.91と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは89、RSIは27、25日線とのかい離はマイナス5%に拡大しています。これだけ、下げたのに、移動平均かい離以外は買いサインを出してくれません。出来高概算は14億株台、売買代金は1兆8000億円台で、ともにボリュームアップしており、投げがでたことを暗示しています。時価総額をみると、半日で軽ーく20兆円ほど吹っ飛ばしてくれました。

★円高は仕掛けられた…? 
それにしても、相場環境は変わりすぎです。年末には為替が1ドル107円台から114円台にはいっており、それに合わせ輸出企業が買われていました。新年に入ったとたんに1ドル108円台ですから、あまりといえばあんまりな変わり様…。レポートやこのブログでも、年が明けたら円高に転換するかも…とは書いてきましたが、まさかこれほどとは…。

 日本は、28日で経済活動がほぼ終了しますが、それまでには、輸入代の決済や外貨建て投資信託の設定などからドル需要が盛り上がります。しかし、28日以降は、経済活動が停止しますから、ドルの需要は激減。その感激をついて投機筋に円買いを仕掛けられたようです。おまけに、原油価格は1バレル100ドル乗せ、ドル安ヘッジから金価格は1オンス870ドル台、穀物、非鉄など商品市況は全て上昇…。これでは、インフレ懸念が強まるのも無理はありません。そうなると、為替のセオリーは物価優等生の円を買うということになりますから、円高がますます加速することになります。本来なら、円高下では内需関連が買われることになるのですが、阿部内閣、福田内閣と続けて改革を放置。内需は腰折れ一歩手前にありますから、これも買えない。したがって、内需も外需も売られる、という全面安商状になってしまいます。

 政治家や官僚の方は、市場が改革の継続を要求していることに早く築かねば大変なことになってしまいます。今期も来期も増益が予想されながら、株が下げ続けているのは何故なのか…市場が送るサインにちょっとは耳を傾けて欲しいものです。おそらくそのうち、市場から蹴っ飛ばされる格好で、あれもやります、これもやりますと色んな花火が打ちあがるんでしょうが、政治家は利権を、官僚は権力を離そうとしないためにこけてしまうということに成るんでしょう。

 とにかく、当面は一昨年6月の安値1万4025円がキープできるかどうかがポイント。裁定取引という化け物が絡んでいるだけに、何処まで下がるか予想が出来ません。2年間続けて陰線を引いた、単純平均は高値から35%下落しました。もし、日経平均が後追いして同率下げるようなことになれば、1万2000円を割れることになります。それほど、日本経済の状況は悪くないと思うんですが…。とにかく、原油も穀物も、何もかもがファンダメンタルからかけ離れたところで動き始めています。そろそろ、真剣に規制について考える時期に来ているんじゃないでしょうか。

★干支は今年が重要な変化年になることを暗示…
 さて、今年は「戊子(つちのえね)」、「1白水星」年に当たります。10干、12支、9星気学とも、スタートの位置に戻りました。
 子は一般的にネズミと言われますが、本来は増える、茂る、繁茂する、という意味になるそうです。昨年の「亥」は核の字ににも使われるように、突然大きな出来事が表面化する意味がありました。サブプライムローン危機の勃発はまさに的中でした。

 今年は、昨年起きたいろんな出来事が、さらに増殖し見通しを悪くしていく意味になるようです。特に、経済現象では、見通しを謝り在庫が積みあがり、生産が低迷するなどの影響も考えられる、といいます。あまり、いい卦ではないですね。10干の「戊」の意味は、子と同じで、増殖、繁茂し見通しをますます悪くすることになるといます。ただ、異なるのは、見通しを良くするために剪定をする、という意味を含みますので、状態を改善していくことも期待されるのです。

 また「1白水星」の持つ意味も、水であらゆるものを洗浄し正常化する、という意味がありますから、10干12支、9星気学とも新たなスタートを暗示する星回りに成っていることには注意する必要があります。そのためには、どうしても剪定や正常化のための痛みを甘受しなければなりません。それが何処なのか、何時になるかは今の段階では想定できませんが、大きな変化点が待っていることだけは確かです。

 いまさら占いなど…と言われそうですが、まあ眉毛に唾をつけて読んでみてください。その大家曰く、「この星回りでは、偽者や軽佻浮薄な政治家が多く登場し、道を誤らせやすい」ということ。どこやらの党でいろいろと画策されておられる御仁…この大家の言葉を肝に銘じて、くれぐれも日本の踏むべき道をあやまらせないようにお願いしますよ。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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