大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ドル安ってほんとうにだめなの…?
 家内の父親が、急逝し、九州まで帰省していました。今日から復活です…。

 さて、4年に一度、うるう年の29日の日経平均は322円49銭安の1万3603円02銭、TOPIXは28.82ポイント安の1324.28と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは111、RSIは60、25日線かい離はプラス0.5%でした。出来高概算は、19億7000万株、売買代金は2兆3600億円と、ともに増加していますが、売買代金の増加ベースからみて、値嵩株が中心に売られたことが分かりますね。

★予想通りの展開でした
 休止している間に派手に乱高下したようですが、これまで、愛読していただいている人は、この間の相場は十分に理解できたはずですね。株式レポートでもチャートをつけて詳しく解説し、1万3900円から、06年6月のザラ場安値1万4045円付近が転換点になることは、案内していました。原油価格や非鉄市況の上昇、ドル安も直近のレポートで解説しておきましたので、おそらく、ご迷惑をおかけした方はいないと思われます。ただ、私自身にとって意外だったのは、日経平均の三本新値が27日に転換値の1万3972円を上回り、陽転したことです。目先的に、強気相場に入ったことになりますから、ちょっとチャートの見方を修正しなければいけないかも知れません。当面、25日線の状況を見ておく必要があります。

★米国の要人の発言の裏を読め! 
 ニューヨークが下げにはいっているのに何を言ってるんだ…と言われそうですが、これについても3週前につけた長大陰線の寄り付きに近づいているから、転換するかもしれないと解説しておいたはずです。この調整には、まったく違和感はありません。ちょっと戻せばすぐに強気、下げれば今度は弱気をのたまう証券関係者が多いようで、今日の下げや円高をみて、一段安する、とどこやらの証券会社の人が弱気を行っていました。正直、疲れないんですかね…。それと、恥ずかしくないんですかね…。私ら一匹狼の投資家と違って大きな看板をしょっているんですから、もう少し自分の言動に責任を持ってもらいたいものです。

 さて、バーナンキFRB理事長が、金融危機を防ぐためなら政策発動する準備がある…と、発言していました。まだまだ利下げをするよ、という合図だと思いますが、おかげで、ドルは全面安。円は、当面の円高の上限とみていた104円台に入ってきました。おかげで、輸出関連株は全面安。せっかく、輸出の社内レートを見直したばかりだというのにご苦労なことです。ただ、皆さん、FRB議長や財務長官の発言をよく聞いてください。「住宅不況はしばらく続く」、「大手の金融機関は大丈夫だが、中小の金融機関はつぶれるところがでるかもしれない」…こんな弱気なこと前から言ってました…?

★ドル安でも米国は困らない
 ただでさえ微妙な時期に、こんな弱気なことを言って良いんでしょうか。今の米国にとって一番望ましいことは何でしょうか。国内の消費を抑えて輸入を減少させ、一方で、輸出を伸ばして経常収支の改善を図ること…ですね。そのためには、ドル安の方がいいわけです。国内の需要を抑えながら、輸出を伸ばすには、ドルを安く誘導すればいい。原油が上がっているのにドルが安くなったら困るじゃないか、といわれそうですが、油の代金決済はドルです。輪転機を回せばいいわけですから、本音のところでは米国は困りません。むしろ、ドルを安くすることで、輸出競争力は増加しますし、対外的に投資した資本がドル安で増加するわけですから、米国の資本にとっては、むしろ好都合なんですね。

 昨年、日本株を売ったんだって、少々値上がりしても、円が安くなるから、トータルではマイナスだったからでしょう。ここにきて、円高が定着しはじめたら、海外からの買いが増えだした…というところに注目してください。また、米国が輸出に注力するんなら、輸出の相手方の景気がへたってもらっては困ります。結果的に、EU、新興国、日本などへ、「もっと内需を振興して、俺のところからもっとモノを買え!」ということになるんです。米国要人の発言の変化の裏をよく考えなければいけませんよ。

★米国が輸出立国を目指せば日本はメリットを受ける
 でも、米国の輸出となると、アップルのアイホンやインテルのIC、航空機など製品が中心になってきます。そうなると、日本や韓国、台湾などのパーツメーカーの受注が増加することになりませんか…?この仮説が正しいかどうかは、部品メーカーの受注動向を追跡していれば分かることです。ドル安=世界経済の破滅みたいなことを考えている人が多いようですが、米国が金融で生きる道を選び、ドル高政策で世界中から資金を集め、ドル高を生かして世界中に投資。またドル高を使い物を買ってやって世界の経済を活性化してきました。おかげで、米国のものを買えるだけの経済力を身につけました。今度は、ドル安にすることで、そこにモノをうりつけるだけでなく、投下した資本がドル安により増幅してきます。いよいよ、収穫期にはいった、ということです。

 これがうまくいけば、米国経済はまた回復してきます。この辺をヨーク考えて今の相場を見なければいけません。

 帰ってきた早々、またこむつかしいことを書きやがって…と言われそうですが、今後の相場を考える上で、非常に大事なことです。だから、主力株ではないのです。パーツメーカーであり、下値不安が無くなってもどってくる(荒っぽい)個人投資家が狙う「仕手系株」なのです。とにかく、1987年のブラックマンデー後の相場をよく調べてみてください。


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おわび
身内に不幸があり、九州まで帰りますので、しばらく書き込みはお休みします。ご容赦…

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ニューヨーク株は下値値支持線をキープできるか…?
 週末22日の日経平均は、187円82銭安の1万3500円46銭、TOPIXは13.35ポイント安の1321.37と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは113、RSIは50、25日線かい離はプラス1%でした。出来高、売買代金とも前日を上回れず、相場のエネルギーはまだ上向きになりません。日経平均の週足サイコロは再び3勝9敗になりました。しかし、残念だったのは、昨日せっかく上向いた25日線が今日また下降に転じてしまったことです。来週も、ちょっと重たい相場になるかもしれませんね。

★何を怖がっているの…叩き屋さん達
 「根性なし…」という表現がぴったりの今日の叩き屋さんたちの動きでしたね。ニューヨーク株安、円高、台湾をのぞきすべて安かったアジア株…、売り叩くのには絶好のチャンスではないですか。セオリーどおり、後場よりに仕掛けに来たみたいですが、結局、続かず…。もたもたしているうちに、引けが近くなってきた。買戻ししておかないと、今晩の米国で何が起こるかわからない…というところでしょうか。

 とことんやったらいいのに…。最近になって、日経さんでもやっと先物筋の傍若無人ぶりを書き始めました。ただただ、腕力にものを言わしてやっているんですが、これだけ投資家が遠ざかってしまうと、現物との裁定取引もできなくなってきます。売りも、買いも板がなくなれば、裁定を組むことができません。昨年2月のピーク時には、6兆円を越えていた裁定買い残は、2兆3000億円台まで減少しています。この間、サヤ取りするチャンスはたくさんあったはずなのに、何故、裁定が減少してしまったんでしょうか…。結局、裁定業者が無茶苦茶やって、板が薄くなってしまったから裁定が組めなくなったんじゃないの。生かさず、殺さずで、無茶をしていなかったら、もっと裁定取引をやれたのに残念だね。それで、商いができる債券先物を使い始めたわけね…。


★次の獲物は中国…着々と準備は進んでいる
 そのうち、日本では動けなくなって、甘い汁が飲めなくなるけどいいの…?えー、今中国で先物を導入させるように話を進めているから、次は、中国で甘い汁を吸うよ…。
 デリバティブのことをよく知らなかった1988年から、1989年ごろ、海外投資家が日経平均採用銘柄ばっかりがんがん買い込むから、おかしなことをするな~と思っていたら、年が明けたら、とたんに円安に転換、金利が上昇。外資系証券は先物を使って売りたたき、結果的に、現物と先物が逆転した状態が続き、時間をかけて買った裁定がらみのインデックス採用銘柄の売りの嵐が到来。

 日経平均は大崩れし、銀行の株の含み益は一気に無くなり、自己資本が減少。BIS規制で融資ができずに、不動産価格が下落…バブル崩壊で、うっとうしい日本の金融機関が世界から消えた…とほくそえんだのは、誰なんでしょうか。先物の導入→BIS規制の強化と、株価に依存した金融機関の自己資本の弱さを見事についた日本崩壊大作戦とその後の「日本資産買いあさり」計画の大シナリオは見事に成功しました。

 米国が毎年日本政府に寄せる「対日要求事項」に盛られていたといいますが、当時の政府関係者は、言うことを聞いたら日本経済が崩壊する危険性があることを見抜けなかったのでしょうか。東大出の秀才ばかりいるんですから、リスクがあることはわかっていたのか、それとも、言うことを聞いておけば、後々いいことがあるし、自分でも儲けられるなんて考えた人もいるのか…。そういう人が、今、政界、官界のトップに立っている。わけの分からない、政策が良く出てきますが、米国の立場にたってみるとよく分かりますね。いまごろになって大騒ぎし始めた年金問題だって、官の管理はあてにならない→やはり民間にまかせなくては、それも運用技術に長けた米国の金融機関に…この国は誰のためにあるのか…。

 中国の場合も日本と同じ。だまっていると、どんどん話を進められて、日本と同じになっちゃうよ。気をつけてね…。

★やはり焦点は米国株 
 また馬鹿なことを書いてしまいました。株の方ですが、以前から書いているように、今のニューヨークダウはチャート的な正念場にあります。相場のスタート時から下値を支えてきた支持線と、途中で形成したテーブルの天井を結んだ支持線という2本の需要な線が、1万2100~200ドル付近にあります。このところ、このラインまでくると、株価が押し戻される動きが続いています。もし、このラインを切ると、どこかで600ドル安、とか1000ドル安とかが出るかもしれない重要な線です。日米とも三角持合を形成中などと甘いことをいっていますが、もし切ればただではすまないでしょう。だから、逆に投機筋にとっても怖いところなのです。当然このことはFRBも知っていますから、切りそうになったら、大幅な利下げを発表してくるかも知れません。

 いまはそれくらい重要な局面にいるのです。だから、利食いできるものは確実に利食いしておく。安易な買いは手控える…なのです。一見強いように見えますが、NASDAQは後20ドルちょっと下げて終われば、引け値ベースでは安値を更新してきます。S&P500の業績もマイナスに転じています。果たして、相場は企業業績のマイナス分を織り込んでいるのか…。国際商品上昇の背景は、景気が持ち直す、ではなく、金融の波乱→実物資産なのかもしれません。今晩のニューヨークは要注目です。


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「空売り比率が2003年3月以来の水準に…」の意味は…?
 21日の日経平均は377円91銭高の1万3688円28銭、TOPIXは32ポイント高の1334.72と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは123、RSIは51、25日線かい離はプラス2%でした。騰落レシオがとうとうデッドラインの120を超えてきました。RSIや25日銭かい離はまだ加熱信号を出していませんが、騰落レシオの120越えはとりあえず要注意。底値からので直りなので、広範囲に物色され騰落レシオは上昇しやすくなりますが、こんなところで自分の都合のいいように解釈してもしかたがありません。とにかく、セオリーどおり要注意ということで…。

 
 それにしてもけたたましい相場です。昨日は、KKRの材料で叩き屋にしてやられましたが、米国でも、当初は嫌気して売られたものの、やはり、チャートの下値支持線は生きていて、このラインに接近してから急反発しています。米国のクレジットクランチは文字通り「信用収縮」の様相を呈し、あちこちで資金調達ができない、金を貸してくれない…審査が厳しくなったなど、いつかどこかで聞いたような声が増えてきました。このまま、日本のように不良債権地獄に落ちていくのかと思いきや、さすがにアメリカです。

 バフェットさんなど大手の投資家さんたちが、次々と危機脱出の案をだしてきます。また、住宅融資関連の機関も、いろんなアイデアを出すなど、国を挙げて危機を乗り切ろうという動きが出てきます。最後の最後まで、不良債権がいくらあるのかを言わず、どうしようもなくなるまで隠しまくったどこかの国とは大違いですね。確かに、今回の危機は簡単に乗り切れるものではありませんが、今の米国の挙国一致の姿勢は、必ず世界に安心感をあたえてくると思います。変な感情論ということでは無く…ですよ。

 それにしても、叩き屋さんたちは「少々、いたずらが過ぎるようですね」。昨日は、悪材料が出たのをきっかけに、まず債券の先物を買い同時に株の先物を売る、という裁定取り引きを仕掛けました。今日は、ニューヨーク株の予想外の反発で慌てて先物を買い戻し。債券先物を売って裁定を解消。これが裁定買いを誘い、日経平均が反発した、ということなんでしょう。それが証拠に、出来高が膨らんでいません。結局、指数取引で下げて、指数取引で上がった…ということで、叩き屋さんたちの一人相撲だった、ということでした。お疲れさん。こちらは良い迷惑ですが…。

 最近入っている外人買いも、結局はこれまで売り叩いてきた分の買い戻し、というのが本当のところでしょう。インデックス採用銘柄を買っていると生きた心地はしませんね。

 さて、今日の日経の市況欄に「1月の空売り比率が、21%に達した」という記事が出ていました。月間の売買代金に占める比率が2割を超えているということですから、いかに激しく売り叩かれた、かということです。この水準は、2003年3月以来、4年10ヶ月ぶりということです。皆さん分かりますか…?2003年3月…。日経平均が7607円のバブル崩壊後の安値をつけた2003年4月の一ヶ月前のことですよ。また、馬鹿なことを考えているんだろうといわれそうですが、日経平均が嵐のような売りを浴びて、日経平均4000円とか5000円とか言われていたときのことですよ。

 「ジャパンパッシング」「日本経済沈没」などといわれている今とよく似ていませんか…?やはり、数字的なものでエポックメーキングなことがあると、何か変化がおきてきます。この間から、何かが変わりつつある…と書いてきましたが、数字の面でも変化の際にたってきたような気がします。そろそろ色眼鏡で日本株を見るのはやめにしませんか…?



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米国の石油会社は儲けているんだから、精油所の能力増投資をやれ
 20日の日経平均は447円57銭安の1万3310円37銭、TOPIXは42.57ポイント安の1302.72と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは106、RSIは49、25日線かい離はマイナス0.5%と再び25日線を下回ってきました。出来高はほぼ前日と変わらず、で新規資金の流入は無いようです。まあ、短期指標の水準から見て、セオリーどおりの動きですね。

 今日は朝から、例の奈良の食文化について書いていましたが、心配していたように後場から、先物筋がまた仕掛けてきたみたいですね。奈良時代の人が、ウニやナマコ、くらげを食べていたことが分かり、「へー、意外とグルメだったんだ~」と関心したり、「あんな気味の悪いもの、奈良時代以前の一体誰が食い始めたんだ…」と探究心も起こりかけていました。

★忘れちゃだめよ「叩き屋」さんを…
 今日は仕方が無いですね。ニューヨークは安いですし、原油価格は1バレル100ドル乗せ…。日本経済は原油の上げに弱い、ということもありますから、叩き屋さんに絶好の口実を与えた、ということでしょう。アジアも安い、おまけに大手の資金運用ファンドKKRの子会社がデフォールト(債務不履行)を起こしそうで、債権者と協議に入った、と報じられ、「もうどうにもとまらない」状態になってしまいました。当然、買い板は引っ込んでしまいますから、いつものように、先物売り→裁定解消売り→日経平均の急落という、下落の図式になってしまいました。

 だから、「賽の河原の石積み」と書いてきたのです。もっと、日本の株式市場が信頼できるものなら、現物買いの個人投資家が戻ってきて裁定取引の影響はなくなるのですが、なにか起こって買い板が引っ込んでしまうと、こんな相場になってしまいます。

★KKR問題は、今回の危機の本質
 このコーナーでは、高値警戒するように書いてきましたので、意外性はありませんが、下落幅が大きいので、またここからの戻りに時間がかかりそうです。せっかく、25日線が上向きそうだったに、こういうところが相場のリズムが悪い…ということなんでしょう。それに、ちょこっと戻ったら、もう強気論が出てきます。米国の金融危機の構図は何にも変わっていませんね。今日のKKRの件だって、短期の資金を調達して、長期の資金に回して運用する、という、今回の金融危機の根源みたいなことが、引き金になっています。これまで、問題にならなかったことが不思議なことなんです。ほかにも、短期資金を自転車操業的にやりくりしながら、なんとか息を継いでいるところが多いはずですから、まだ、これから出てくると思っておいたほうがいいでしょう。

 すこしづつ、状況は改善されていると思いますが、しばらくは、こんな風に突発的に悪材料が出てきて、揺さぶられることになります。このことは、なんども書いてきましたね。先日から、資源が上がるとかきましたが、再び金融商品(お金)が信用できなくなれば、結局、モノしか信用できない、ということになります。おまけにインフレ懸念が強まり、物価上昇が進むなら、株だってできるだけ「モノ」に近いものを買えば良いということになります。

そろそろ原油価格指標の見直しをやったらどう…なんか変だよ!
 それにしても、米国には困ったものです。今回も、直接的な原因は精油所の爆発事故でした。一体、一年に何回事故を起こしたらいいんだ、というくらい事故を起こしています。そのたびに、原油価格が上昇していますから、米国はそろそろ責任を果たすときがきているような気がするんですが…。米国内にはピーク時300を越える精油所がありました。しかし、原油価格が安い時期に、稼働率を上げ採算をとるため、精油所を閉鎖。現在では半分に減少しています。需要は増えているわけですから、当然稼働率は上昇します。だから事故が起こる。

 本来なら、石油会社は製油能力を増やす投資をしなければいけないのに、一向に投資をする気配はありません。それも、過去最高の決算をあげながら…です。なにか変でしょう。今のアメリカはこんな変なことがたくさんあります。精油所を増やして、国内への供給能力を増やせば、自然と価格は落ち着いてくるのに、それをしません。価格を高く維持したがっているようですね。だから、そこを見透かして、投機筋が仕掛けてくる…。そろそろ、いろんな国が原油高騰に対して、おかしな点を指摘すべきです。

 たとえば、WTIは昔は世界生産の数割を占めていましたから指標としての役割を果たしていました、しかし、今では、産油量はわずか0.8%程度。この売買が、世界の原油価格を決定してしまう…こんなおかしなことをなぜ正そうとしないのか…。なにか、今の世界は変です。早く、アメリカンスタンダードを現代にあわせて修正しないと、大きな矛盾が発生してきます。世界最大の需要家である米国の景気が下向きになろうとしているのに、原油価格が上昇する…。本当は、どう考えたっておかしい。

 今日の朝のTV放送で、過去の動きがこうだっったから、原油価格が頭を打つ時期が近い…とのたもうた証券関係者がいらしたが、経験論に頼っていて大丈夫なの…。

★下値は窓埋めまたは先週の週足の寄り付き付近
 どうでもいいことですが、強気に考えると、当面は、13日と14日の相場で空けた窓埋め、1万3240円がポイントになるんでしょうか。また、先週つけた週足の寄付きが1万3017円ですから、大体このあたりでもみ始めるんじゃないでしょうか。売り方だって世界中の政府が危機克服のために動いているんですから、どこで好材料がでてくるか分からない。だからじっくり腰を落ち着けて売り叩くことはできません。まあ、1万3000割れまで売り込む度胸はないように思うんですがね…。最も米国で何か起これば話は別ですが…。以前から書いているように、今の米国株は最近つけた長い陰線のなかで動いていますので、むしろ怖いのは米国のほう。

 全体的に、買い一巡感がでていますので、今後の値固めの状況をみて、高進捗率銘柄を仕込んでみるところでしょう。

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騰落レシオが110に接近してきた…
 19日の日経平均は122円51銭高の1万3757円91銭と続伸、TOPIXは12.30ポイント高の1345.29と、反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは107、RSIは55、25日銭かい離はプラス2.6%。出来高、売買代金は昨日と変わらずでした。騰落レシオがいよいよ100台に乗っけてきました。25日銭乖離もプラス3%に近づいています。短期的な節値が近いかも知れません。

★弱気と強気が綱引き状態
 終日、強気と弱気が綱引きしているような相場展開でした。為替の108円割れ、消費者物価の7%台乗せによる中国の利上げ懸念など、弱気材料を並べ立て先物筋が売り崩しにきていました。しかし、これまでのように、先物売り→裁定解消売り→日経平均の下落という図式が通用しなくなってきたようです。インデックス銘柄の下値に買い物が這わされるようになって、解消売りをだしても相場が吸収し出したようです。「これはいかん…」と、日本株を売っていた連中が買い戻しに入っている可能性もあります。やはり、基調は変わってきたようです。

 それにしても、米国が休みの相場は静かで結構なことです。もしこの国が無くなったら、今日の相場のように平穏な世界になるのでしょうか…。冗談ですが…。昨日は英国の中堅銀行ノーザンロックの国有化が決まったほか、中東の政府系資金がスイスの銀行の株を買い増ししたなどの話が伝わり欧州市場が金融株を中心に上昇。アジア株も、中国銀行がサブプライムローンの損失にめどをつけたとして、銀行株全般をリードしてあげています。途中、リーマンブラザースの損失が拡大する、という話が伝わりましたが、相場の方は無視してあげています。

 おまけに、中東の政府系資金が米国の銀行株に投資するため、150億ドルもの資金を用意していると伝えられ、日本ではドバイのSWFがソニーのほかにも日本株を買う方針だ、と何か「好材料が噴出した」という感じでした。その割には、上昇率が足りません。主力株が動き出したとたん、新興市場が安くなっており、新規の資金が入っているというより、既存の資金が右へ行ったり、左へ行ったりしている、という感じでしょうか。毎日、出来高と売買代金を書いているのも、実は新規の資金が流入してきているかを見るためなんですね。

★主力株はまだ病み上がり…
 主力株の場合、まだまだ上値での売り圧迫が強く、結果、日経平均が伸び悩むという状態になっています。今日で、3日連続で、上ひげを残して終わっていますね。それだけ、売り圧迫が強いということなんでしょう。たとえば、評論家が注目する新日鉄ですが、確かに、今後値上げで利益が伸びると思われます。何しろ、相手が自動車、造船という飛ぶ鳥を落とす勢いの業界ですから値上げも通りやすいと考えているのでしょう。でも、国内の自動車販売は頭打ち、造船業界も、サブプライム問題を受けてファンドからの新造船発注が減少するなど、受注面にも変化が出始めていますから、かなりの抵抗を受けそうです。だんだん、いろんなことが計算どおりに行かなくなってきています。

 それに、株価のほうですが、昨年11月から今年1月にかけ、600円~700円のボックス相場を続けました。今月に入っての急落で、このボックスを下抜けており、600円のところに大きな重たい壁を作ってしまいました。そんな簡単には突破できないと思われます。よく、観察して、相場につかないと、今の相場はファンダメンタルだけでいくと、思わぬ怪我をしかねません。

 前から書いてきたように、1万3900円付近から、06年6月安値1万4045円付近は罫線的な急所。ここに接近して、騰落レシオが110近くになり、25日線乖離が3%に接近してきた…。やはり、ここは目先の動きをみるところか…。

 欧州、アジアの銀行株の反発、中東SWFの米銀株取得意向を受け、GLOBEXのS&P500とNASDAQ100先物は、急騰しています。今晩の米国株が上昇し、明日の日本株も上昇…。そして騰落レシオが120台乗せ…。こんなことになったらどうしようかな~。
(週間ベースでは、過熱感はないので、押し目買い方針に変化なし)
 

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商品の物色対象に変化が出るか…?
 週明け18日の日経平均は12円84銭高の1万3635円40銭と小反発したものの、TOPIxは1.90ポイント安の1332.99と、続落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは98、RSIは59、25日線乖離はプラス1.6%でした。週明けに加え、今日のニューヨーク市場が休日のため、出来高、売買代金とも週末を下回っています。

★短期的には目標達成感
 主力どころの業績発表が一巡し、完全な手がかり材料難になりましたね。為替も大きな動きはなし。海外市場も香港は安いが、上海は高い、という状態で全般的に高安まちまち…。売り方も、買い方も仕掛ける材料が無いという感じでした。先週も書きましたように、日経平均も先週末下げの道中で空けた窓も埋めていますので、短期的な目標達成感が出ています。また、25日線は、依然、下降トレンドを続けていますので、どうしても下方圧力が強まってしまいます。今日の日経平均の形もちょっと「塔婆型」に近いものをつけていますので、ちょっといやな感じです。

★指数にこだわっていると、動きが読めない
 朝方は、海外から売りの買い戻しと思われる買い物が入っていましたが、その後は先物の買戻しと裁定買いで上げ、一方、先物に利食いがでると、今度は裁定解消売りがでて上げ幅が縮小する…という状態で、相変わらず、先物主導の展開です。やはり、指数採用銘柄はどうしてもファンダメンタル以外の要素で動いてしまいますね。以前から、先行してうられた中小型株や新興市場株の方が動きが良くなる…と書いてきましたが、マザーズなど新興市場のネット関連などがえらい勢いであげていましたね。 日経平均がいくらになるとか、TOPIXがいくらになるとか、予想したって結局指数取引次第でどうにでも変わってしまうということです。(もちろん、市場に厚みが無いということを前提にしてのことですが…)

★金融危機は終わったわけではない…再度、自覚のし直しを
 決算発表も一巡しましたので、そろそろ次の投資方針を考えなければいけません。なんか、全体に変な安心ムードみたいなものが出ていますが、モノローンの救済が急に進み始めたせいかも知れません。ただ、金融危機は、サブプライムローンから「オルトA」、プライムローンへと広がりを見せ、住宅ローン全体へと広がっています。また、消費者ローンでの貸し渋り、M&Aの資金調達難、教育ローン取り扱い機関の格下げなど、住宅以外の分野にも広がりをみせています。

 米国の金融機関の決算発表は一巡したものの、今週からは欧州の銀行が決算を発表してきますが、やはり、かなりの損失を計上するところが出てきそうです。相場は、だんだん叩かれるのに抵抗力をつけてきた感じはありますが、今回の危機の大きさからみて、突発的に悪材料がでてきて下値に振られることが多くなるはずです。だから、基本的に飛びつき買いをしないことです。また、利が乗ったら確実に利益を確定することも大事です。とにかく、まだ危機が解決したわけではないことを忘れてはいけませんね…。

★穀物から非鉄・原油へ回帰…
 それと、今回のレポートでも、ちょっと触れておきましたが、そろそろ、投機筋が、穀物から資源のほうに乗り換える動きが出てくるんじゃないでしょうか。小麦などは、いきなり高よりして急落するような動きがでています。これまでの穀物は、在庫など需給をベースに動いてきましたから比較的読みが楽でした。ただ、これから春を向かえ、作付けや生育条件など天候相場に移行してきます。場違い筋も多く入っていますので、ちょっと市場の動きが読みにくくなりますのでいったんは撤退してくるのではないでしょうか。

 一方、LME非鉄の方では、景気敏感度の高いアルミと銅の動きが急になっています。これが何を読んでいるか…ですね。「米国の景気は底固い…」とみているのか、それとも「米国の景気が後退しても、新興国で埋められる…」と見ているのか。それとも、単なる投機資金の乗換えなのか…。少なくとも需給の裏づけが無い相場は大きくなりませんから、単なる、投機的な動きというのは無いでしょう。
 そうすると、先に書いたどちらか…。

 ここからの商品市況の動きは、これからの物色方向を決める意味合いでも大事になりそうです。WTI原油は死んだふりをしていますが、月足を見ると、新しい上昇波動にはいり、下値を固めている最中。ここから再び動き出せば50ドル幅のバンド内を上下することになる…

 近畿車輛はありがとうございました…です。

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人為的に動かされる指数ばかり見ていては、なにも分からない
 週末15日の日経平均は3円89銭安の1万3622円56銭と小反落したものの、TOPIXは2.45ポイント高の1334.89と続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは92、RSIは49、25日線かい離はプラス1%でした。出来高、売買代金ともほぼ昨日と変わらず…。

 ニューヨーク株安に引きずられて安く始まりましたが、引けにかけては誰か(年金?)が下値から買いものをいれたほか、休みの間にNY株が下げて利下げでもやられてはたまらない…と、先物の買戻しが入り、裁定買いを誘発…結局、日経平均は小安く終わりました。NT倍率が接近していましたので、日経平均売り、TOPIX買いの裁定もあったのか、TOPIXが高く終わっていました。結局、システム売買に引っ張りまわされる構図は変わっていませんね。

 先週の日経平均は、週初高の週末安で大きな陰線を引きましたが、今日発表された週末の裁定買い残は3000億円以上の減少になっていました。結局、解消売りで下げた、ということだったんですね。以前から、上がるときは裁定買い残が増え、次はそれが解消売りになって、下げることになる、だから日経平均やTOPIXを見ていては実際のことは分からない、と書いてきました。せっかくいい銘柄を見つけても、指数採用だったばかりに裁定筋に引っ掻き回されて利益が取れなかったということが、よくありました。だから、以前から、ガイジンや機関投資家が力いっぱい売ってきた中小型の成長株のほうに目を向けるほうが言いと、書いてきたはずです。

★やはり効果的だった「高進捗率銘柄」
 このところ、指数の動きにおびえてばかりですが、以前から「高進捗率銘柄」を丹念に仕込むようにと書いてきました。自分でも、着実に実行し、株式レポートでもそれを基準に銘柄選定してきました。1月21日号で、企業研究で取り上げた日本合成(4201)ですが、理屈ではいろいろありますが、中間期の進捗率は60%を越えていました。原材料高も高付加価値品の販売増でしのげると見ましたので、第三四半期の増額修正は必至とみて、注目。以後、28日号、2月4日号と3週連続で注目し、平均コストは480円くらいでした。実際に発表された数字は飛んでも無いもので、予想EPSは34円台から、54円まで拡大。株価も今日高値661円までつけています。

 なにも、自慢話を書いているわけではありません。このほかにも、1月21日号で注目したBML(4694)(1790円→2095円)、マンダム(4917)、酉島製作所(6363)などもすべて、高進捗率銘柄でした。いずれも、このブログでも紹介したはずですね。このやり方は、今後もまだ通用します。第三四半期分が75%を越えているものは、期末の増額修正の可能性が強まりますので、安くなったら仕込んでおけばいいでしょう。

★底値の時期も注目点
 以前出版された本に、米国の著名ファンドマネージャー、ピーターリンチの「株で勝つ」というのがありました。その中で、いい株は指数の上げ下げに関係なく上昇する…というのがありました。投資家はみんな乱高下する指数におびえていますが、個別の株をよく調べてみてください。昨年、8月を底に右肩上がりに転じているもの…11月を底にするもの…1月が底になるかもしれない株…と大きく、3タイプに分かれるようです。先ほど例題に出した株では、BMLが9月安値、マンダムは7月安値、酉島製作所は11月安値、日本合成は1月安値…という風にそれぞれ異なっています。

 なぜかは、長くなるから書きませんが、最初に底が入った8月という時期を考えてください。機関投資家や海外投資家が、「株は流動性が大事だ…」といって、たっぷり買いついた大型株が天井を打ち、その大型株を買うために、内容のがいいのに売り払った中小型株が底を売って上昇をはじめる…まさに、これが相場の妙です。2003年に日経平均が底打ちする前に、すでに前年の11月くらいから上昇を開始していたグループがあったのです。このあたりの動きを良く考えて見てください。昨年末から、次に相場が出直るときには、市場に流入する資金が少なくなるので、一部の株が仕手人気化する投機色の強い相場になるかもしれない、としました。1987年のブラックマンデーのあと、どんな相場が起こったか自分で研究してみてください。そろそろ指数に振り回される相場から抜け出したほうが言いと思いますよ。

★やはり増額修正になった近畿車輛
 昨日、近畿車輛についてちょいと振れておきました。年間受注を上回る受注残を抱えており、もしかすると、増額修正の可能性があるかも…と書いておきました。今日発表された数字は予想度通りすばらしいもの…。売り上げは10億円の上積みだったものの、経常利益は4億円の増額。予想EPSは13円が17円40銭に増額されました。でも、注目点は、これだけ、増額されているのに通期予想に対する第三四半期の進捗率は、経常利益で86%。75%でいいんですから、期末にはかなりの増額修正が期待できることになります。

 鉄道車両は、航空機と並び、これからの成長産業と見ています。今、東南アジアでは、お互いの国の鉄道をつなごうとしていますが、これが進むと北のシベリア鉄道、南の中国→東南アジア→中東→欧州という、台鉄道網が敷かれ物流に大革命を起こします。日本は鉄道だけではなく、物流のソフト面でもノウハウを持っており、ものすごいメリットを受けてきます。詳しくは、別の機会に述べますが、米国の金融資本も乗り気だけに、実現したらものすごいことになります。

 また、地球温暖化のおかげで、北極海の航行が可能になるなど、これまでの物流ルートに大変革がおきようとしています。当然、港の整備や道路建設などインフラ投資が活発になってきます。こんな状態で、世界の景気が縮小するんでしょうか…。よく考えてください。今、日の出の勢いの新興国は大陸系国家、没落しかかっている英米(日本)は、海洋国家…。「鉄道」と「船」…。どんな答えがでてくるのでしょうか。

 近畿車輛の相場の背景にはこんな大きなものがあることを忘れてはいけません。本当の物流革命はここにあるんですよ…。休みに間に、ちょっと視点を変えて今後の相場を考えてみてはどうですか。
 

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何かが変わり始めている…?
 バレンタインデー14日の日経平均は558円15銭高の1万3626円45銭と大幅続伸、TOPIXは47.09ポイント高の1332.44と、4日ぶりに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは96、RSIは56、25日線かい離は約プラス1%。出来高概算は21億株、売買代金は約2兆5000億円ですが、値幅の割には少ないですね。結局、ミニサプライズの材料に出っくわし、あわてて先物を買い戻した…それに刺激され裁定買いも入り指数だけを押し上げた、というところでしょうか。でも、株価が上がり、一息つけてよかったね…

★出るときゃ、出るもんだね~
 それにしても、これまで悪材料ばかりでてきたのに、何がおこったのか、内外から好材料が飛び出してきました。相場の神様も、苛めてばかりじゃ市場からみんなが逃げ出すから、たまには飴でもなめさせておくか…ということでしょう。冗談はさておいて、今日出てきた指標は確かにサプライズでした。1月の米小売売上高は事前予想の0.2%減を上回る0.3%増。びっくりしたショート筋は買い戻しに走り、一時は200ドル以上も上げていました。

 サプライズは日本でも…。昨年10-12のGDP成長率が、3.7%になり、事前予想の1%台を大幅に上回りました。おかげで、先物の買戻しが入り、あれよあれよと言う間に1万3500円の節値だけでなく、25日線も上回ってしまいました。やはり、今週でしたか…。なにか大きな動きが出そうだ…として、今週はレポートの注目企業は見送りましたが、上に言ってしまうとは…。私にとってもポジティブサプライズでした。最も、永続して注目してきた企業は、結構、値幅を稼いでいるので心配は無いんですが…。

 ただ、問題は伸びを引っ張ったのが、企業の設備投資。今年に入って米国の不況感が強まっていますから、第4四半期も継続するかはちょっと疑問。相場が落ち着いたときに、市場がどう予想してくるかが懸念されますね。

★日米とも戻りの限界を試す動き
 当面、25日線に届きましたので、とりあえずの目標達成感は出ています。目先の急所は、まず窓埋めの1万3665円。次が、06年6月のザラバ安値1万4045円というところですか…。この1万4000円の節値近くに日経平均3本新値の陽転値1万3972円があります。あと、350円上昇し、陽転して終われるか…空売りの買戻しだけではなく、実力が試されそうです。

 今日の日経で信用買い残が増加したことが、話題になっていましたが、それよりもこのところ、個人の現物買いが続いていたほうに関心があります。多分、めったなことでは買いに出てこない大口投資家が出てきているんでしょう。やはり、最後には国内投資家が動かないと、しっかりした相場にはなりません。

 どちらにしても、ポイントは、米国と中国。今日、スイスの大手銀行UBSがサブプライムローンよりも、もうちょっと質のいいオルトAローンで約2000億円の損失を計上しています。症状が拡大している、ということですが、この辺への市場の評価も気になります。悩ましいですね…。

★何かが変わり始めている…
 そのなかで、久しぶりに痛快な話が出ていました。「格下げするぞ、格下げするぞ」と脅され続けている、米国のモノローン大手MBIAの経営者が、証券監督機関に、故意に同社を貶めるような発言を繰り返していたヘッジファンドの経営者に注意を促すように訴えたことです。すでに、1兆円以上の資本導入にめどをつけていますが、今度は、居直って、格下げで脅すS&Pに「いくら増資したらあんたらは満足なのか…」と発言しています。格下げで脅す格付け会社に、資本調達は心配ないとアピールしているんでしょうが、暗にもっとしっかりした分かりやすい格付けをしろ、と圧力をかけているようなものです。

 やはり、何かが変わり始めていますね。昨日も、実質ゼロ金利の世界は様子が変わる…としましたが、為替のほうも、ドルが戻し気味になっています。チャート面でも三段下げを終えた形なので、当座、109円近くまで行くかもしれません。もし、輸出が伸び、個人消費が鈍化するようなことになれば、米国のファンダメンタルは急速に良くなるはずです。為替の決定要因は金利差だけではありませんよ。

 米国のほうは、刑事罰の話が出てきましたので、おそらく最悪の場合は公的資金が投入されてくるはずです。一番悪いところは通り過ぎようとしているのかもしれません。問題は、中国本土市場です。インフレ率が高いので、近々、金利を引き上げる話が出てきています。投資家の手元の状態が悪化していますので、どこかで「プッツン」する可能性もあります。目先は、日米とも戻りの限界を試す動きですが、日本は窓埋め、米国も長大陰線の寄り付きという急所に近づいています。これを、吹き飛ばすだけのビッグサプライズが出てくるかどうか…

 まだ、外部材料頼みの相場から抜け出せません。自立性が戻ったとはいえないみたいですね…。明日、近畿車輛が決算を発表しますが、年間売り上げを上回る受注残が、業績にどう影響してくるか、為替の変動を乗り切れば増額修正もあると思うのですが…。

(今日は、昨日に引き続き、観光の原稿書きに時間をとられ、まとまりの無いことを書いてしまいました。話がとびとびになっていますが、適当に大事なところを拾い出して参考にしてください。ご容赦を…)

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マイナスの話も、角度を変えてみると…
 13日の日経平均は46円34銭高の1万3068円30銭と続伸したものの、TOPIXは0.75ポイント安の1285.35と、続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗と変わらず、騰落レシオは88、RSIは53、25日線かい離はマイナス3%でした。売買代金、出来高ともほぼ昨日並みで、まだまだ見送り気分の強い展開…。

 さて、今日は依頼原稿書きで終日時間をとられていましたので、相場をじっくり見ている時間がありませんでした。なにしろ、「奈良時代の食文化」についての冊子原稿ですから、おおよそ株とは関係ありませんから…。ただ、今日が大発会の中国本土市場が安かったし、GLOBEX先物市場の米国株も安かったので、どうせ大したことは無いだろうと思っていましたが、案の定引けにかけては値を消して終わっていましたね。

 米国では、著名投資家のウォーレン・バフェット氏がモノローン3社に助け舟を出した、ということで、これを好感してニューヨーク株は上げました。ただ、この提案はモノローン会社からは敬遠されています。再保障の話がでたのは、もともと信用力の高い地方債のみ…。証券化商品ではなかったですね。それと、彼がモノローン会社に一体いくらの再保証料を請求したか…ですね。即、拒否されたところを見ると、10%とか15%とかいう法外な料率を要求したかもしれませんね。どっちにしても、明日の米国株は今日先走った分を調整しなければならないかも知れません。
 
 とにかく、今週は、あまり無理をしたくないのが本音。中国株も不安定な動きを続けていますし、ヘッジファンドもこれまで資金を置いていた高金利国から引き上げにかかっています。だいたい、金利が高いといっても、トルコのように大きな経常赤字を抱えている国に資金を持っていくこと事態が無謀。その意味では、資金運用面では正常化し始めたのかも知れません。

 以前から、言っているように、震源地の米国でも金利の低下で、実質金利はゼロに近づいています。そうなると、これまで、モノを買うことを控えていた人が、住宅や高額品を買い始めるかも知れません。また、これまでの不況期と異なり、企業の在庫水準は低くなっています。ドル安効果で輸出が増加するようなら、在庫の積み増しのために設備投資に踏み切る企業も出てくるかも知れません。昨日の日経夕刊で、米国株の上昇業種が変化している、という記事が出ていました。実質金利がゼロに近くなってくると、いろんな変化が出てくるはずです。

 また、中国の景気のことがいろいろ書かれるようになってきました。法改正で賃金コストが上昇するし、税率改正で法人税があがるので中国生産のメリットは薄れる…などの、話が流れています。でも、そうなると、縫製や染色など労働集約的な産業は、海外にでていくか、優遇税制が残る内陸部にいくかしかありません。これは内外企業ともにいえることです。そうなると、中国の周辺国にこぞって出て行くわけですから、受入国や中国内陸部はインフラ整備をやらないと多くの企業に来てもらえません。…これでどこが儲かるのでしょうか。

 また、縫製会社などが海外に展開していく場合、現地の工場で縫製機械を設置しなければなりません。…どこから買うのでしょうか。このことは、傾向として起こっているのではなく、いっせいにおきていることなのです。もし、みんなが同時に同じ行動に走ったら、どれだけの需要がおきてくるのでしょうか。

 また税率変更のことも然りです。外資系企業の税率は15%から25%に上昇しますが、中国国内企業は40%から25%に減少するのです。その分資金余力が生まれてくるのですから、設備投資にまわしたり、資金運用にまわしたり、いろんなことをする余裕が生まれてきます。弱気の話ばかりが流されていて、目を曇らされてしまいますが、ちょっと目線を変えてみると、面白い現象がたくさんおきているのです。

 仮説が正しいかどうかは、これからの企業の受注動向を見なければなりませんが、企業価値を無視した水準まで売り込まれ、来期にはほとんどの会社が倒産するような扱われ方の日本株ですが、このところ、新聞をみると国内企業同士のM&Aが急増しています。チャートの動きで何かが変だ、として先月21日号のレポートで取り上げていた富山化学(4518)にも富士フィルムのM&Aが飛び出してきました。

 少なくとも、株価は好材料を好材料として反応するようになっています。以前から言う様に、指数採用銘柄を買っていると本当の動きは分かりません。みんなが投げきって、需給関係が好転しているときに、好材料がでてくると、株価は極端に反応してきます。

 能書きはこれまでにしておいて、以前から目をつけていた、メガチップスがやっと省エネ型のワンセグ対応の半導体のサンプル出荷を始めてくれました。この企業、任天堂の影が強すぎて、今は実力以下に評価されています。次の成長商品になるかどうか…。ユーザーの評価が楽しみですね…。


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春節明けの中国市場がポイントに
 3連休明け12日の日経平均は4円72銭高の1万3021円96銭と小反発、TOPIXは1.04ポイント安の1286.10と、小幅続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは85、RSIは55でした。出来高概算は21億株、売買代金は概算で2兆3000億円と、週明け早々でエネルギー面ではさっぱりという感じです。

★みんなが勝手なことを言い合って終わったG7

 株式市場に生気が見られませんね。週明けで方向感が見えないことは分かりますが、動いているのは、「叩き屋」さんたちと、先物筋だけという感じです。個人投資家は「もうどうでもいいいや…」というあきらめの境地に近づいているようです。当面の山場のG7が終わりましたが、それぞれ勝手なことを言って、まとまりを欠いたままで帰っていきました。

 ECBのトリシェ総裁は「インフレ懸念が強いのに、利下げ期待なんかもってもらって困る…」、ポールソン財務長官は「(新興国が米国経済の落ち込みをカバーするという)デカップリング論なんて無い」とのたまい、一方で日本からの出席者は「日本のバブル崩壊克服の処方箋は…、公的資金の投入を…」と繰り返すばかり。米国の金融当局に言わせれば「お前にえらそうに言われたくない」ということでしょうか。民主主義国の米国では、そんな簡単に税金を投入することはできません。また、いまのところ、資本調達もうまくいっているんだから、とりあえず様子を見とけばいいじゃないか…ということでしょう。

★高値から30%も落ちた中国市場…大丈夫なの…?
 ただ、今週のレポートでも書きましたが、今週最大の注目点は春節明けの中国本土市場の株価…。石油会社など大手7社の株式売却停止が解禁され、需給関係が悪化する可能性があること、ゴールドマンザックスが中国本土銀行の目標株価下げを実施したこと…、そして、なにより、高値から30%を超える下落をし、今年にはいっていからも28%近く下げており、投資家のポジションが非常に悪くなっていることが上げられます。なにしろ、株価が上昇することは国策だ、と真剣に信じて株を買っている俄か投資家が多いようですから、変な話が流れるといっせいに投げに走る可能性もあります。春節明けで、経済活動が盛り返せばいいですが、対米輸出が頭打ちになるなど、米国経済減速の影響も出ているといいます。13日が春節明けの初商いになりますが、なんとか無事に通過してほしいものです。

★ニューヨーク株もまだタイトロープの綱渡り
 ニューヨークにしても、まだ状況は安定しません。相変わらず、S&PはCDOなどの格下げを続けていますし、昨晩は、大手証券会社がニューヨークの大手不動産業者を資金の返済がないとして、デフォールト宣言した、という話も伝わっています。以前から、チャート面で見て、ニューヨークダウは正念場にある、としてきましたが、昨晩も1万2100ドル付近のもみ合いのあと、WTI原油先物の上昇を受けた石油関連株の上昇に助けられてなんとか、このラインをキープして終わっています。

 まさに、タイトロープをわたっている感じですが、それだけに中国相場の動向が大事になってくるのです。タイミングの悪いことに、ヘッジファンドの解約請求期限の15日も近づいており、相場が下方に振れやすくなっています。もし、米国株が下値支持線を切るようなことがあれば、大きく下げる確率が増してきますので、今週は大事な週になりそうです。しっかり、相場を見ていきましょう。

★打つ手があるのに、なぜ手を打たない…馬鹿か?それとも何か裏が…? それにしても、政府の感覚の鈍さはどうしたものでしょうか。毎日、決算発表がされるなかで、業績の減額修正や赤字転落する企業の多いこと…。それも「建築確認の遅れで、受注量が減少し…」と、多くの企業が不振の理由を説明しています。内需の落ち込みの最大の理由となり、企業側から悲鳴に近い声があがっているのに、政府や官僚はなんら手を打とうとはしません。G7の出席者からみれば、「人のことを言う前に、お前のところを何とかして、内需を刺激しろ…」というのが本音のとことでしょう。

 事態はよくなるどころか、どんどん悪化しています。また、日本企業の国際競争力にも影響を与え始めていますよ。
 昨日久しぶりで、チャートブックを買って、足を見てみましたが、とにかくひどいものです。ここ数年来の安値に落ちている企業が数え切れないほどあります。個人投資家が日本の政治家に愛想をつかして、しらけきっていますから、下手をすると叩き屋がたたくままに、株価はもっと下がるかもしれません。

 そうなると、10年前の悪夢が再来します。株価の下落による銀行の自己資本比率の低下から、再び貸し渋りや、貸しはがしが起こる可能性も無いではありません。米国の金融機関の心配をしている場合ではありませんよ…。日本の政治家さん、官僚さん、いい加減目をさましたらどうなの…!

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合成の誤謬の解消を政治的決断で…
 週末8日の日経平均は189円91銭安の1万3017円24銭、TOPIXは17.94ポイント安の1287.14と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは82、RSIは46、25日線かい離はマイナス4.6%でした。出来高概算、売買代金はほぼ昨日と変わらずでした。

★三連休前、G7前では、何もできず…
 G7、3連休、ヘッジファンド解約期限の接近…と不透明材料がこれだけあれば動けませんね。おまけに、朝から工作機械受注が5年ぶりに落ちこんだ、ときては誰も手が出せない…だから先物のやりたい放題。先物に買戻しが入れば裁定買いが…売りが出れば解消売りが出てくる、今日はTOPIX先物が終日売買停止だったので、日経平均先物に圧力がかかってきました。また、3連休控えなので、何が起こるかわからず機関投資家はヘッジ売りでつないでおく…。

 今日の日経でも書いていましたが、外国人シェアは70%を越えたそうですね。反対に、個人のシェアは20%を大きく下回っています。先物やオプションを使ったシステム売買だけが、市場を行きかう無機質な商いになっています。先物市場は大繁盛ですね。大証さんおめでとうございます。海外投資家にやりたい放題の場を提供して、日本経済を奈落の底に落とし込まそうとしているのに、すばらしい決算をお挙げになってうらやましい限りです。個人投資家は、PERもPBR、配当利回りなど、海外投資家さんが開発なさった投資手法で投資しますが、害人投資家にとってはファンダメンタルなど「関係ねー」。関心があるのは現物と先物の「サヤ」だけ…。これでは個人投資家は逃げていきますよね。現物市場はもう崩壊寸前です。

 とにかく、昨日も書いたように、当面は、なにより、「二番底が確認できるか…」、「底が抜けて、新たな底値を模索する相場に入るか」を見極めることが大事。こんなときに、3連休はちょっとまずいね。今晩のニューヨークが急落したらどうする…? 

★望まれる「合成の誤謬」の解消…政治的な決断を!
でも、今回の「官製不況」を作り出した、政治家さんや官僚さんたちは、「株が上がったり下がったりするのは当然だ…」として、平気で消費税の引き上げ論議をする…。今度のG7に集まる世界の金融当局者さん、日本の政治家や官僚に「あんたら気が狂っているの…?」て、言ってくれませんか…。今日を含めて、決算発表をしている企業の発表内容をみると、内需関連、特に建築確認が絡むところの決算は惨憺たるモノで、赤字に転落したり、収益予想が半分になったりする企業が続出しています…。

 事態は改善しているというが、再開発や新工場建設、大型マンションなどの案件は相変わらず低迷したまま…。厳しい国際競争にさらされて、タイムリーに製品供給しなければならない輸出企業も認可の遅れで、機会損失がどんどん増えている。政府や官僚は国際企業にどう謝るの…?本来は、もっとマスコミに「なんとか早期に改善しろ」とつっついてもらいたいのだが、なにしろ規制強化は「不祥事」から始まっており、面と向かって元に戻せとはいいにくいところがあります。

 でも、今は政治的英断でこの合成の誤謬を解消しなければ日本経済は持たないよ。今度のG7以降の課題になるのは、米国の景気後退分をどう埋めていくか…。中国や日本、EU、中東など多くの対米黒字を抱える国には、内需振興圧力が強まってくる。いうことを聞かなければ、その国の近くで何か軍事的緊張状態がおきてくるのがこれまでの常です。中東が勝手なことをいうなら、「イランのイスラム原理主義が浸透してきて産油国の王政をひっくり返すよ…」なんてことはやりかねません。この手法は、先のオイルショック時にも使われています。

 最終的に「利下げに」よる内需振興圧力が強まってくることになります。まさか、日本政府は、そのときのために建築基準法の緩和をキープしているんじゃないでしょうね(そんなに気の利いたやつはいねーよ)。

 とにかく、「下にー、下にー」の大名行列は続きそうです。昨日も書いたように、ニューヨークダウは、チャート面で一番大事な支持線の攻防戦に入っています。このラインを切ると、どこかで600ドル安とか700ドル安するような局面が出てくるかもしれません。米国の株価には、まだ、「もしかしたら景気は減速ていどですむんじゃないか…」という甘い見方が残っています。この甘さを払拭するまでは本当の底ははいらないんじゃないでしょうか。

 あまり、好きではありませんが、すべては政策が握る…ということでしょう。ショート筋の頭をバシーンとぶん殴るようなウルトラビッグサプライズがでてこないと、ちょっとこの急場をしのぐことはできないように思います。

 今日は、余計なことを書いてしまいました。せっかくレポートで3週連続、注目してきた日本合成(4201)がストップ高したので自慢話でも書こうかと思ったのに、また、いつものように理屈ばかりになってしまいました。 


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最大の焦点は二番底の確認…
 7日の日経平均は107円91銭高の1万3207円15銭、TOPIXは6.67ポイント高の1305.08と、ともに3日ぶりに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは79、RSIは43、25日線かい離はマイナス4%弱でした。出来高概算は23.7億株、売買代金は2.7兆円でした。

★高かったのは、明日のSQにからんだ先物筋の動き…?
 ニューヨーク株は相変わらずモノローンの格下げがらみの話でもたもたしていますね。また、引け後に発表されたシスコシステムの業績が事前予想に届かず、時間外取引で株価が急落。おかげで、GLOBEX市場でもS&P500、NASDAQ100の先物が終日マイナス圏で推移し、何度も先物の売り仕掛けを誘発していました。中国の方が「春節」で長期休暇に入りましたから、向こうでばたばた動いていた連中が日本にきてややこしい動きをしています。明日の寄付きがSQですから、自分らの都合でいろいろ仕掛けていたみたいですね。

 シカゴの日経平均先物が安くなっていましたので、今日もだめかな…と思っていましたが、途中から先物の買戻しが裁定買いを誘発して高くなって行きました。高くなったところでは先物にまとまった売りが出され、今度は裁定解消売りで下げるという、荒っぽい動き…。しかし、どこかから(年金?)現物の買い物が入り、先物で売り崩せないとみると、一転して買戻しが優勢になり、結局、高く終わりました。いったん
1万3000円の大台を割ったあと、200円以上たくって終わっています。普通なら、目先の底が入る足なんですが、何しろ明日寄付きのSQが絡んでいますから、正直信用のできる足ではないでしょう。やはり、ニューヨークの動きを見ないと、判断しづらいですね。

★英、米、欧で高まる強調利下げ思惑(日本も参加…?)
 ただ、昨日は、欧州株が高くなっていました。米国と同様に不動産バブルの崩壊に苦しむ英国は、今晩、0.25%の程度の利下げを実施するものと思われますが、関係者が伝えるところによると、インフレファイターを自認するECB(欧州中央銀行)のトリシェ総裁は、インフレリスクも高いが、景気減速リスクも高まっている、として将来の利下げに含みを持たせる発言をしたといいます。昨日の上げは、多分このあたりを好感したものでしょう。域内のスペインやドイツなどでも不動産価格の下落で米国と似たような状況が生まれてきており、同総裁も最悪のパターンになるまえに動く時には動くよ…というサインを市場に送ったのでしょう。

 日銀の岩田副総裁も各国の中央銀行が協調して、市場に流動性を供給する必要がある、と発言。なにやら、国際協調利下げの匂いもしてきました。そうなってくると、先物筋もそういつまでも売りポジションを持ったままではいられない、ということでしょうか。

★当面の焦点は日米株式の2番底取りの有無…
 とにかく、昨日も書いたように、ここからは米国の景気が最大のポイント。景気が腰折れになると、影響は中国にも及びます。レポートでも振れましたが、チャート的には、ニューヨーク株は半年戻し達成後の調整局面にあります。また、底値からの、右肩上がりのバンドの下限が1万2100ドル割れのところにありますので、これをキープできるかどうかがかぎになります。このラインを切ると、ストップロスの売り物がまとめて出てくるはずですから、FRBとしても、そろそろ何か「口先介入」くらいはやっておかないといけないところです。

 とにかく、日米とも、今は2番底取りの大事なところ。底が固まらず、さらに底値を模索することも十分に考えられるところです。春節休暇の間に、株価をしっかりしたものにしておかなければ、春節明けの中国市場の反応が怖い…。すでに日本の下落率を上回ってきていますから、世界の金融市場を安定させるためにも、ここ数日の動きが需要になります。相変わらず、叩き屋は動いていますし、資金的にも潤沢にもっているだけに本気で動かれると、ちょっとまずい…。

 明日は、約290社が決算発表をしてきます、どちらかといえば、中身に自身の無い企業が多いだけに、ちょっと売りたたきの動きがきつくなるかもしれません。今晩のニューヨークが何とか踏ん張ってくれるように祈るばかりです…。

 今は、業績の高進捗率企業のリストを作って次の相場に備える時期です。さすがに、強気の私も今回は「二番底が入る!」と言い切る自信はありません…。

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サディスト化する格付け会社―格付け基準の客観化を急げ
 あちこちから今日の相場について問い合わせや、解説原稿の依頼があり、書き込みが遅れてしまいました。

 さて、6日の日経平均は646円26銭安の1万3099円24銭、TOPIXは57.07ポイント安の1298.41と、ともに大幅続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは76、RSIは43、25日線かい離はマイナス5%と一気に拡大。200日線とのマイナスかい離も再び20%を超えてきました。出来高概算は25億株、売買代金は2兆8000億円でしたが、引け間際に株数が増加しており、かなりまとまった売り物が出ていたことがわかります。引け間際に、先物価格が現物を下回る状態が続いていましたので、解消売りがまとめて出ていたんでしょう。

★下落原因が「景気後退」に変化したことに注意
 それにしても、昨日のニューヨークは強烈でしたね。ほぼ半値戻しに接近、チャート的な急所にも差し掛かっていましたので、注意するようにとしてきましたが、いきなりでした。直接的には1月のISM非製造業景況指数が大幅に悪化したことが、響きました。米国の雇用を支えてきた非製造業がおかしくなると個人消費が影響を受けて、景気が落ち込む、と市場が見たのでしょう。また、消費者信頼感指数も前週のマイナス22から同33に落ち込みましたが、この落ち込み幅は1993年11月以来14年ぶりということです。

 こんな記録尽くめの数字が並んだことで、米国はすでに景気後退に入ったんじゃないか、と見たようです。それに拍車をかけたのが、すっかり世界経済のサディストになった格付け大手S&Pです。モノラインの格下げ可能性を示唆しただけでなく、実行されると、モノラインが保証している証券類が値下がりする…。そうなると金融機関の含み損が拡大するので金融機関の格下げをしなければならなくなる、と示唆したことです。結局、また元に戻ってしまうことになります。昨日、金融株の下落率が大きかったことをみても、S&Pの示唆の影響が大きかった、と思われます。

★格付け機関が再び金融機関の格下げに関心
 自らの格付けミスで、リスクの高い証券化商品を世界中にばら撒いた責任はまったく取らず、最近では、市場が一番嫌がる格下げを片っ端からやってきます。そのたびに市場が動揺しているわけですから、そろそろ、何らかの手を打つ時期に来ているんじゃないでしょうか。ある格付け機関は格下げしたが、別の格付け会社は最高ランクを与えたままにしているということが、よくおきています。結局、誰が見てもわかるような客観的な基準では行われていないということなんでしょう。

 サブプライムローンがらみの疫病をばら撒くときに、最上級の格付けをする、という大失態をやらかしたんですから、今回だって、間違った判断基準で動いている可能性がないとはいえません。世界を揺るがすような問題になっているのに、米国内から格付け会社の責任を追求する動きが出てこないことも不思議なことです。アメリカという国自体が総力を挙げて何かやっているんじゃないか、という陰謀論的なかんぐりもしたくなります。

 とにかく、今回の指数で最も怖いことは、景気に後退懸念が出てきたことです。証券化商品で大きな含み損を抱えているときに、景気が後退し、貸出先が倒産したり、債務不履行に陥るようなことになれば、不良債権が増加。「貸し渋り」「貸しはがし」など、1990年代の日本が経験したことと同じ事態に陥る可能性がでてきます。だから、景気後退が怖いのです。それが、おき始めたかもしれない…だから、市場が敏感に反応したわけです。あまり、軽く考えないほうがいいかもしれませんね…。

 すでに、米国の消費を支えている消費者ローンでは支払不能に陥る人が増加。ローン会社の不良債権償却額が急増しています。また、最近では審査の厳格化と並んで、カードの利用額制限を半分にするなど、新しい動きが出始めています。格付け会社が「サディスト」だ、といいましたが、米国経済を落とし込むのも浮上させるのも彼らのさじ加減ひとつで決まってしまうという怖さもあるのです。だから、判断基準に「客観性」が必要なのですが、今のところ各社が自由に格付けする勝手格付けが横行しているのが実情です。

★解決策は協調利下げと公的資金の投入!
 少し、長く書きました。米国の景気後退が経済指標から見えましたので、今後の流れを理解してもらうために敢て書きました。今、一番大事なのは、金融機関やモノラインが資本不足に落ちらないようにすること…。景気刺激策をとるのも間違いではありませんが、公的資金を投入して証券化商品の値下がりをとめること、そして、同じように公的資本を金融機関や保証会社に投入して、金融市場の資金の流れをとめないようにすることが一番急がれます。

 日米とも、株価が「二番底」取りに移行するであろうことは指摘していましたので意外感はありませんが、米国景気に後退懸念がこんなに早くでてきたことは「計算外」のこと。これから、欧州の方でも不動産バブルの崩壊でやばい国が出てきますし、金融機関の含み損拡大の話も飛び出してきます。再び、FRBの利下げに関心が移りますが、いまのままではいたちごっこが続くだけ。日米欧の協調利下げなど、サプライズを与えないと、ここからの市場との試合に勝つことはできないような気がします。

 今日の下落の説明ができませんでしたが、前から書いているように、裁定取引で上がった相場は、個人が戻らなければ「解消売り」で下げる。今は、それが起きているだけ。なにしろ、裁定取引や、オプション、債券先物、市場の流動性など、叩き屋が動けるインフラが整っているところは日本しかありません。しばらくは、日米ともサディストが市場を跋扈することになりそうです。なんとか、2番底はキープしてほしいですね。


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7日、8日の決算発表のピークは「叩け、叩け」の大合唱か…?
 5日の日経平均は114円20銭安の1万3745円50銭、TOPIXは9.24ポイント安の1355.48と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは87、RSIは52、25日線かい離まマイナス1%でした。出来高、売買代金とも昨日を下回っており、エネルギー的にはもうひとつでしたね。

★順番どおりの株価安
 いいお湿りになりました。このところ、「赤(上昇)」、「黒(下落)」を交互に繰り返していますが、今日は予定通り(?)黒になりました。ニューヨーク市場が、AMEXに対する格下げ実施を嫌気して下落したことや、アジア株式市場が全般に安かったことから、例によって先物市場から売り崩しにかかり、後はいつもの裁定解消売りがでて下げた…というところです。ただ先物が下げたところでは、どうやら買戻しも入っていたようで、現物と先物のサヤが拡大し、裁定買いが入り日経平均が買われる場面もありました。

 昨日も、案内しましたように、直近のレポートでは、7日、8日に集中する決算発表に注意し、内需系企業の場合は、発表前に高いところがあればいったん手放しておくのも良い、と書いておきました。
 まず、ニューヨーク市場が高値から、直近安値までの押し幅の半値戻しに近づいていたほか、過去の高値、安値を結ぶ上値抵抗ラインに近づいていることから、売られる可能性があること
 また、日本市場には売り屋といわれるショート筋が集まっており、決算内容の悪いものや減額するものが出てくると、徹底的に叩かれる可能性があること…などを、理由としてあげておきました。

 今日の動きは、まさに「叩き屋」さんたちの独壇場。大した数字の変化でもないのに、売りたたきにきます。東証一部では、アルパインが18%、三菱レーヨンが17%、ヤマハが15%など、それぞれ極端な安値まで売り込まれています。こんな極端な動きは、いまや四半期に1度の恒例行事になってきました。7日、8日になると、昨日も案内したように、県行く基準法の改悪と原材料高でダブルパンチを受けた内需系企業の決算が発表になってきますから、赤字にでもなろうものなら、例え低位株でも徹底的に叩かれることになりそうです。

★アナリストはもっと正確な事前予想を出せよ!だから、決算発表になるといやになるんですね。よく「事前予想を大幅に下回ったから…」と、売られた株についていわれますが、誰がそんな事前予想を出したんですかね…。アナリストとか言われる人たちが出しているんでしょうが、企業の広報担当者に会いに行くと、電話一本かけてきて勝手な予想を出してくる、とぼやいていました。そんな頼りにならない連中の出した予想で本当に株価が作られているんですかね。

 少なくとも、自分の足で訪問して、在庫や生産の状況、輸出企業であれば輸出ヤードにどの国向けのものがどれくらいあるか、伸び率は…など、自分で確かめて予想を立てろといいたくなってしまいます。地方の企業なんかを訪ねてみると、広報担当者は非常に喜んでくれて、取って置きの材料を教えてくれますよ…。(これは私の経験談ですが…)

★進捗率、進捗率、進捗率…これがすべて 
また、寄り道をしてしまいました。とにかく、今週は叩き屋さんにいじめられることは間違いないですね。このコーナーでは、以前から、業績進捗率の大きいものを狙うようにと主張してきました。任天堂関連のメガチップス(6875)も、レポートの一貫注目企業でしたが、昨日発表された第三四半期の進捗率は81%に達しています。75%で通期見通し通りですから、少なくとも6%近くは増額修正されることになります。

 今、発表されている数字で上がった下がったと一喜一憂する前に、毎日発表される決算データを見て進捗率を算出。リストアップし決算期末に備えることをしておくべきでしょう。今年に入って、株価は不振ですが、進捗率をベースに選定した注目企業は、マンダム、TBK,ユニチャーム、日本光電、冶金工など、逆行高したものが多くありました。

 とにかく、全体は米国株次第。半値戻しを終えていますので、今後は、一段高して売り方を踏みあげさせるか…、それとも2番底取りに向かうかの分岐点にあります。強気を基本において、好業績ものをじっくり仕込んでいきましょうか…。ちょっと為替の面で気になりますが、通期の売り上げを越える受注残を抱えている上、中東からの追加受注も入った近畿車輛(7122)の動きが気になる…(レポート先週号で注目済み)

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前回はずばり的中の変化日「満月」、木曜日の「新月」は大丈夫…?
 週明け4日の日経平均は362円54銭高の1万3859円70銭、TOPIXは27.86ポイント高の1364.72と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは91、RSIは48でした。25日線かい離はマイナス1%になってきました。出来高概算は20億株、売買代金は約2兆6000億円でした。

★気学では今日から「戊子・一白水星」年入り
 さて、今日は「春分」。気学上では今日からが新年入りになります。昨年起こったややこしいことが、今年さらに繁茂して見通しが悪くなる…。また、実力もないはったりだけの政治家が「俺が…俺が…」としゃしゃり出てきて、本来踏むべき道を踏み誤らせやすい年になる。だから、剪定をして見通しを良くしなければならない―という「卦」が出ています。今の政界をみていると、世界中で大変なことになっているのに、国内的なことでおかしな政争を繰り返している…つなぎ法案とかいう場当たり的なものを持ち出して、「俺が考えたんだ」とばかり、得意げにしている自民党の幹部もいるようです。

 なんだか、「卦」のとおりになっているようですが、早いとこ誰かがまともな政治家が出てきて、ばっさばっさとややこしい枝を切り落とし、見通しを良くし、そして国家百年の大計を示してもらいたいものです。

★株価が言わせてる…?強気の発言
 さて、株のほうですが、以前にも指摘したように、毎日、赤黒を繰り返しています。今日は上昇する赤の番でしたが、週末のニューヨーク高、アジア株高、モノラインへの金融界あげての救済策検討など、好材料が重なり予想通り上昇しました。
 先物の買戻しと、裁定買いが主力になってあげているわけですから、また、どこかで上げた分を剥ぎにくるんでしょう。ちょっと、あげてくると、今までの弱気の論調が引っ込み、金融相場だとか、1万5000円目標だとかいう景気の良い言葉が踊るようになって来ました。ただ、今週の株式レポートでは、「今週は売り場探し」の週としておきました。

 今回の戻りのめどとしている一昨年6月ざら場安値1万4045円に近づいているほか、ニューヨーク株も過去の高値と安値で構成する抵抗ゾーンに入ってきます。日米とも、買い方の力が強ければ一気に抵抗ゾーンを突破して「売り方」を総ふみ上げに持ち込みことができるのですが、まだそこまで体力は回復していないものと思われます。売り方も、最後の防衛線と考えて抵抗するでしょうから、かなりきつくなるんではないでしょうか。

 特に、日本の場合、7日、8日は決算発表のピークに入ってきます。決算内容に自信の無い会社が、発表企業の多いところに紛れ込んで、ドサクサ紛れに発表しようとしますから、ちょっと注意が必要です。官製不況の原因になった建築確認の遅滞で受注が減少した企業が発表してきます。悪いことに、原材料価格による利益圧迫がくっついてきますから、黒字がいきなり赤字になったり、大幅な減収減益になることも予想されます。だから、内需型のものは今週の高いところはいったん処分するのも一方です、と解説しておきました。

★鬼より怖い「変化日」が近づいている… 
テクニカルでみても、明日、あさってと高ければ、日経平均のサイコロは9勝3敗の売り信号を出してきます。また、7日は「新月」で相場の重要な変化日にあたります。前回の「満月」の変化日は、日経平均が1万2000円台をつけた1月22日…。当たるか、当たらないか…結果は過ぎにわかります。以前からポイント計算では1万3900円ところに未整理のポイントがあり、そのポイント付近が戻りのターゲットになる…としてきました。今日、あと9円のところまで来ていましたね。今晩のニューヨークが高ければ、そろそろ我を忘れる人も出てくることでしょう。

 株だけは戻っていますが、海外情勢は何にも変わっていないことをよく自覚しておくことが大事です。安値で注目しておいた日本冶金工やユニチャーム、日立、この欄でも紹介したマンダム、酉島製作所などが順調に値幅を重ねています。売り方と買い方の力関係を観察しながら、今週は、これらの玉の利食い場を考えて見ましょうか…。

 それにしても、これだけ上がってきてから、「金融相場」だ「1万5000円だ」といい始める人って、ドンだけー。

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売り方が神経質になってきた…実質金利ゼロの世界が変化を生む…?
 2月1日、週末の日経平均は95円31銭安の1万3497円16銭、TOPIXは9.45ポイント安の1336.86と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは88、RSIは43、25日線かい離はマイナス4%でした。市場エネルギーは出来高概算21億株、売買代金は約2兆6000億円でした。昨日より少し下回っていますね。

 さて、「一月、行っちゃった。二月逃げちゃった。3月、去っちゃって、4月は死んじゃった…」といいます。年初の足の速さを茶化し手行ったものですが、ついこの間正月を迎えたと思っていたら、本当に1月は行っちゃいました…。世界経済は難問山積みで果たしてどうなることか。せいぜい、4月に死なないようにがんばって儲けましょう。

 今日は、頼まれた本の原稿書きで時間をとられ十分相場を見ることができませんでしたが、大体、昨日予想したとおりになりましたね。ニューヨーク株は大荒れに荒れて、上下400ドル以上がぶりましたが、日本株は昨日の段階で織り込んでいた…というのか、投機筋が無視した、というのか、200ドル以上もあげているのにシカゴの先物はわずかに50円高程度の上げでした。円が1ドル105円台に入っていましたので、日本株は安いだろう、という読みがあったのかもしれません。

 ただ、米国の動きを見ていると、ショート筋がかなり神経質になっているのがわかります。このところ、出てくる景気指標はどれもこれも悪いものばかりですが、一方で、金融株や住宅関連株、モノライン株まで上げ始めています。売り方にしては気持ち悪いですね…。昨日は、格付け会社がモノラインの格付けを引き下げる、と発表し、売り方は元気付き200ドル以上下げました。しかし、モノライン最大手MBIA社長が資本導入に成功したこと、最高ランクの格付け維持に自身があることを発表すると、今度はいつせいに買い戻しに入り、200ドル以上上げるという「ジェットコースター」相場になりました。

 市場の関心はモノラインに移っていますが、モノラインについては公的資本の導入も噂されており、市場は少々懸念しすぎているんじゃないでしょうか。それよりも、今回の利下げで、物価上昇分を差し引いた実質金利は0.6%に低下。もし、また、0.5%引き下げると、ほとんど実質金利はゼロになってきます。それ以上、下げ余地がないとなると、今度は、住宅投資をしてみようとか、買い控えていたものを買ってみようとかいう動きが始まる可能性があります。ここにきて、住宅関連がしっかりし始めた背景にはこの辺の読みがあるのかも知れません。

 以前から、市場の変化を読むよう書いてきましたが、すでにその変化が始まっているのかも知れません。世界中で売り屋が闊歩し、ショートポジションがつみあがっていますから、兆候が顕在化したら、ショートポジションのまき戻しで、とんでもない急騰相場になるのは、昨日のニューヨークが証明しています。当面の動きは、昨日も書いたように1万4000円抜けがポイントになりますが、まだ、二番底をとっていませんので、いずれ下値調べがあるはずです。個別でみても、25日線への接近でお辞儀する銘柄も増えています。

 当面は各論に相場が移行しそうですから、25日線との兼ね合いをよく見ながら銘柄選別をすることが大事になります。まだ全体は、病み上がりで中期の週足移動平均線も下向きのままですから、深追いすると押しつぶされる可能性があります。今晩のニューヨークが続伸できるかがかぎになりますが、とりあえず、以前の安値に突き当たっており、ここは罫線上の急所。利食いから底値確認の動きが出る可能性もあります。

 ここは、企業決算の発表内容でもじっくりチェックしながら、次の相場に備えてみたらどうでしょうか。コマツの決算の内容なんて非常に面白いものでしたよ。死んだと思われた「デカップリング論」がもしかしたら生きていたなんてこともあるかもしれませんよ。利ざやの薄い商売は中国でできなくなりますから、周辺諸国にでていくか、まだ税金面で優遇されている内陸に入っていくかしかありません。だったら、道路を作ったりするインフラ投資はまだまだ活発になる…。

 



 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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