大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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裁定取引で上がったものが、裁定解消で下がっただけ…
 週明け31日の日経平均は294円93銭安の1万2525円54銭、TOPIXは30.85ポイント安の1212.96と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは87、RSIは49、25日線かい離はマイナス2.5%。出来高概算は18億3000万株、売買代金は約2兆1000億円と、先週末とほぼ変わらずでした。月末で投資家が動けない中で、一部の「叩き屋」さんに良いようにやられた、という感じの相場でした。どうせ海外の先物筋でしょうが、人が動けないときに、その隙をついて仕掛けてきます。人が目を離しているときに、こそこそといたずらをする「悪がき」に似たようなところがありますが、当局の人もいっぺんはお灸を据えておいたほうがいいんではないですか…?

★もう、いい加減に腐れ元本の償却は済んだだろ~ 
 そんなにこだわって書くことではありませんが、とにかく「煩わしい」だけの存在です。さて、今日は、週末の上げ分を帳消しにしてお釣りがくる下げになりました。週末のニューヨークが4日連続安になったことで、再び、金融機関の決算に対する不安感が出てきています。週末にも書きましたので、もう書く必要も無いと思いますが、昨年8月にサブプライムローンショックが表面化して、もう3四半期すぎました。大体、20%~30%ずつくらい償却してきたはずですから、3回分もやれば当初の腐れ元本はかなり償却できているんじゃないでしょうか。これ以上、日数がかかるとすれば、完全に紙くずになるまで償却する、ということですね。中には、優良なローンとも組み合わせてあるはずですから、ゼロになるというのはちょっと考えずらいところです。まじめに償却していれば今四半期で終わると考えるのは甘いのでしょうか。

★それでも信じたい、株価の「先見性」…
 もっとも、値下がりは他の金融商品まで波及していますから、本当にしんどくなるのはこれからfだ、と脅す評論家も多くいます。とにかく、何がいくらあって、どれだけ値下がりし、どれだけ償却がすんだか、の情報だけでもしっかりと開示してもらたいものです。ただ、個人的には、週末にも書いたように、かなりの部分は織り込んでいると思うのですが…。甘いといわれるかもしれませんが、株の「先見性」には信頼を置いています。昨年8月以降に起きたことは、米国本土を襲ったハリケーン以上の破壊力を示しました。でも、株は、それほど下げていません。日本が10年以上かけた対策を、わずか数ヶ月で済ませようとしていることを市場が評価しているのかもしれません。以前から、相場が立ち直ったあとはブラックマンデー後と同じような需給相場がくるという考えは今も変えていません。

★中国の投資家は実際どうなっているの…?
 問題は、金融機関の損失開示が遅れている欧州と株価の下落がきつくなってきた中国です。この二つは、まだ相場には織り込まれていませんから、成り行きによっては相場観の組み立ての変更を迫ってくるかも知れません。チベット問題の対応に見られるように、中国という国は何か事があると、情報を遮断してきます。今回の株価の下落について、以前ほど話が流れてこなくなりましたが、すでに高値からの下落率は40%を超えており、目いっぱい買っていたらただで済むわけはありません。
ネットでは、自殺者が多く出ているとの話が多く書き込まれている、といい、実際には大きな社会不安を生み出している可能性もあります。ただ、中国政府としては、大多数の国民が困っている物価上昇を抑制するため、高金利政策を続けざるをえず、一歩間違えると、株価の一段の下落と、投資家の不満を買ってしまう可能性もでてきます。

 以前にも書きましたが、中国の個人投資家は株高は政府が主導してあげている…と盲目的に信じ、それこそ年金や不動産など自分の全財産のすべてをつぎ込んだ人も多いといいますから、実際に、何が起きているかが懸念されます。前にも書いたように中国元への切り上げ圧力は増しており、それを充てこんで海外から投機資金が流入。それがさらに物価上昇に拍車をかけ、物価抑制のために政府が金融引き締め策を強化。金利上昇を嫌気して株価がげらくするという悪循環を招いています。しかし、政府としても、社会不安を助長するような株価の下落は放置できず、いずれインフレを放置しても株価対策をしなければならない事態に追い込まれるものと思われます。

★裁定取引で上がったものが、裁定解消売りで下がっただけ…でも… 
経常赤字が増加するインドも基本は同じ。新興国については、ちょっと注意したほうがよさそうです。 余計な話が長くなってしまいました。株の話ですが、週末にも書いたように裁定取引がやはり悪役になりました。25日線に押さえられていましたし、米国も安い、上海、香港、インドも安い…ときては仕掛けざるを得ないということでしょう。そのために、先だってから裁定の買い残を積み上げてきたわけです。今日は、先物から売り崩すとともに、主要30社の株を売りたたき、全体のムードを悪くして、悠々と裁定解消売りを出していましたね。以前からインデックス採用銘柄はどんなに業績がよくても、反対にどんなに悪くても関係ない…と書いてきましたが、今日の新日鉄の下げっぷりをみていると、改めてそれを感じさせられました。

★とにかく、焦点は米国株
 また「賽の河原の石積み」が始まりましたね。新日鉄に注目してみた自分が馬鹿みたいです…。(もういい加減に分かれよ…。)結局、裁定買いで上がった相場が、裁定解消売りで下がった…という事なんでしょう。しかし、せっかく相場ができかかっていたほかの銘柄が崩れてしまいました。デリバティブ取引は、どこか情報が遮断された絶海の孤島でやってくれ。愚痴っても仕方がありませんが、週末にも書いたように、今の最大の焦点は、ニューヨークダウがも右肩上がりの上昇支持線を維持できるかどうか。今晩がポイント。それしだいで、世界の株価が決まってきます。 

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今日の上げは、ドレッシングか、実力か…月初に転換点が来る…?
 週末28日の日経平均は215円89銭高の1万2820円47銭、TOPIXは17.37ポイント高の1243.81と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは90、RSIは50、25日線かい離はマイナス0.5%でした。出来高、売買代金ともそれほど増えていませんので、先物の影響が大きいものと思われます。今日はテクニカルな面から株価を見てみましよう。

★実力の上げなの…?
 今日は国内投信が2本設定される予定だったことと、期末接近でドレッシング商いが予想されたことで、どこかで高くはなるだろうという観測はありました。ニューヨーク株が安かったし、北朝鮮はミサイルの発射を行うなど、足を引っ張る材料がありましたので、どうなるかと思いましたが、予想どおり後場から仕掛けが入り、日経平均はあれよあれよという間に上昇。1万2800円台を回復して終わってきました。まだ、短期のテクニカル指標に加熱感はありませんが、今日の段階で25日線は1万2893円どころまで降りてきていますから、1万2900円台に乗せ切れなかったのは、25日線を意識したためでしょう。
 
 25日前の対応点はまだ1万3000円台ですから、来週中くらいは25日線の下降が続き、下方圧力が強まるものと思われます。月曜日は月内最終商いになりますから、ドレッシング商いから高くなるか可能性が強いのですが、やはりポイントは今晩のニューヨーク。昨日も解説したように、昨晩のニューヨークは押し目買いと戻り売りが交錯する動きで、結局、引けにかけては金融株に対する不信感から売られ安値引けに近い形で終わっています。25日線が横ばいから上向きに転じていますから、今晩、25日線を意識して反発できれば来週の相場につなぐことができます。もし、ズボッと下に行ってしまうと、ちょっといやな事になりますね。
 以前から書いていますように、ニューヨーク株は月内の2日の立会いで上昇トレンドに復帰できるかどうかの微妙なところにいます。今のところ、大きな材料が出てこないので、小康状態になっていますが、来月はじめになると、雇用統計など重要な経済指標が出てきますので、再び、波乱商状になるかもしれません。だから、下値支持線より上に行っておいてほしいわけです。こればかりは、予想できませんから、今晩のニューヨーク株にがんばってもらうしかありません。

★月初めはターニングポイントになるかも…?
 日本株だって、安心することはできません。株価が1万2000円台にいることで、金融機関の財務状況が悪化しています。月曜日にお化粧買いでがんばって1万3000円台に入れれば、大分状況は変わってくるんでしょうがね…。皆さんもお気づきだと思いますが、最近株が戻るとともに、裁定買い残が増え始めました。今日は前場こそ先物売から解消売りが出ていましたが、後場からは一転先物に仕掛けてきな買いが断続的に入り、つれて裁定買いが入り日経平均が上昇しています。最近、株価が下がるときでも大崩れしなかったのは、裁定残が少なかった所為もありますね。

 ここに来て、残が増加し、月初めの経済発表時期が接近。中旬以降は日米の決算発表シーズンに入ります。日本の決算でも、事前予想と大きく異なる決算数字になるときは事前に発表しなければなりませんから、この辺もちょっと心配な点です。別に弱気を書いているわけではありませんが、来週からはそろそろ注意したいところです。先週はやはり「満月」付近が変化日になりましたが、来週は4月の6日日曜日が「新月」で変化日にあたります。そうなると、立会い日としての変化日は4日か7日。

 根拠の無いことで脅すなと言われそうですが、日柄的には丁度良いところ。来週の高いところは慎重に構え、次の決算発表に備えた仕込み場探しに切り替えるべきだと思いますが…果たしてどうか?


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サブプライム被害者のデモは政策発動に影響しないのか…?
 27日の日経平均は102円05銭安の1万2604円58銭、TOPIXは11.11ポイント安の1226.44と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは92、RSIは40、25日線かい離はマイナス2.5%でした。出来高概算は16億7000万株、売買代金は1兆9200億円と、市場エネルギーは相変わらず低水準に推移しています。「ニューヨークこけたら、皆こけた」というところでしょうか。耐久財受注が落ち込んだことや、オラクルの決算内容が悪かったことで売られたようです。また、引け後には、山ほど悪材料が出てきています。

★米国の住民ストは公的資金投入の足を引っ張りそう…
 メリルリンチとUBSの損失が拡大し、欠損がでるとリサーチ会社が予想。ECB(欧州中央銀行)のトリシェ総裁が、今の金利は適正だ、と発言しドルが下落(円高)、格付け会社がモノラインFGICの格下げを実施。米国議会がベアスターンズ買収に関して、FRBやJPモルガンから意見聴取…と、細かいのが出てくるわ出てくるわ。でも、一番困ったのは、サブプライムローンを借りて破産の危機に瀕している市民が、ベアスターンズに大挙押しかけて「証券会社を救済するまえに、サブプライムローンの被害者を救済しろ」とデモをかけたことです。ただでさえ、公的資金の投入が急がれるときに、こんな反対運動が起きてくると、政府の姿勢が鈍ってしまいます。

 選挙を前にしている微妙な時期ですから、こんなところで変に住民運動が盛り上がって公的資金投入のタイミングがずれてしまうと、ちょっとまずいことになります。注意して、経過を見守りたいところですね。ただ、これだけの悪材料を前にしても、GLOBEXの米国株先物は前日比変わらずのところで行ったりきたりしています。今のところは心配ないと考えているんでしょうね…。

★ニューヨーク株はテクニカル指標の修正待ち…? ニューヨーク株は昨日も解説しましたように、25日線とのかい離修正待ちの段階にあると思われます。すでに、上向いてきていますから、基調は強いものと思われます。昨日も、下値から100ドル以上戻すなど、押し目買いの姿勢は強いようです。先日の、1万2600ドル台の高値でRSIやモメンタムなど短期指標は加熱寸前まできていましたから、当然といえば当然の調整でした。大雑把にみると、25日線付近から反発して、ボックスの上限である1万2800ドル台に突っかけていくというところでしょうか。ただ、この関門はかなりきついので、本当の反発力を試されるのはこのあたりになります。一気に抜けて、1月末の1万2840ドル高値を抜いてくると、当面、下降トレンドの終止符が打たれることになります。それまでは、あまり無理をしないで、外部環境をじっくり見ておくことでしょう。

 日本株についても基本は同じ。先週の初めに買った分をいつ利食うかのタイミング探し…ですね。今日の4時から、福田首相が暫定税率の問題で記者会見をやるようですが、事前の相場の反応は鈍いので、大した話ではないのでしょう。もしかしたら、民主党と解散を交換条件に話がまとまったのかな…と淡い期待をもちましたが、もしそうなら今頃株価は大幅高しているでしょう。とにかく、当面は、米国株次第の流れは変わりません。

★ちょっと気になる「新日鉄」の動き…
 ただそのなかで、ちょっと気になるのが新日鉄(5401)の動きです。当初、25日線までだろうと思っていましたが、腰折れすることなく予想外にしっかりしています。25日線は517円前後ですが、今日の引けは519円で上回っています。米国の鉄鋼需要は意外と強く市況は軟化する兆しが見えませんし、アジアの需要も堅調に推移しています。米国の需給関係は需要が3割くらい上回っているともいます。もしかしたら、もう一度「鉄」が突破口になるのかもしれません。また、住金も天然ガスのパイプライン敷設の大型工事が続いておりシームレスパイプの需要が落ちる気配もないようです。なにか、主役があれば相場全体が活性化してきます。ちょっと注意してみておいたほうが良いかもしれません。当面、13週線が590円近くにいますから、この辺がターゲットになると思われますが、下げの道中でも600円のところで、つり天井みたいな抵抗帯を作っていますので、当面は1割取りが安全策でしょう。

 今日は朝から依頼原稿書きと、高進捗率銘柄のリスト作りをやっていたが、4月にはいえば必ずこのリストが生きてくるものと思います。あとは、来年度も好調な企業をピックアップするだけ…。今は、あまり相場にかじりついて見てないほうが良いかもしれませんね。

 

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株価は「先見性」を無くしてしまったのか…?
 26日の日経平均は38円59銭安の1万2706円63銭、TOPIXは5.43ポイント安の1237.55と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは87、RSIは46、25日線かい離はマイナス2%でした。決算期末で見送り気分が強く、出来高概算は15億7000万株、売買代金は1兆7800億円と、ともに今年最低でした。

 力のない相場つきでしたね。配当落ち分の105円を入れると実質は60円以上プラスの相場ですが、もうひとつ焦点が絞りきれていません。死んだと思っていた資源価格が上昇し、一方で、米国では住宅価格が二桁の下落。連邦預金保険公社(FDIC)は銀行の破綻に備えて人員強化を図るなど、不透明材料が満ち満ちています。ただ、金融危機が最悪期を脱したのではないか…という期待感もあり、昨晩のニューヨーク市場はしっかりに終わっています。昨日も書いたように、ボックスの上限に近づいていますので、ここからが本当の勝負どころになります。昨日株価がしっかりに終わったことで、25日前の対応点を時価が上回ってきましたので、近々、25日線が上昇に転じてきます。何か、全体を後押しするような好材料がほしいですね…。

★企業の海外展開力は円高を克服する…?
 今日から実質新年度入りしているんですが、一向に買い気が盛り上がってきませんね。普通なら、新年度からの運用の玉手当てもかねて、買い気が盛り上がってくるんですが、投資家は誰も動けない、という感じです。円高や米国の景気後退で来年の企業業績が減益になる可能性があるし、かといって、成長減速が予想される新興国にも資金は持っていけない…となっては、様子を見るしかない、ということなんでしょうか。でも、本当にそんなに落ち込むんでしょうか。昔の日本なら、輸出基地は国内が主力でしたから、円高はもろに影響してきました。しかし、いまでは生産の過半が海外にある企業が大半です。

 もし必要なら、海外工場の生産比率を上げて、通貨情勢を見ながら第三国に輸出する方法もあります。また、今、日本国内にある生産基地は、海外に生産移転できないような高技術の最先端商品を作っています。大きな世界シェアを持つような商品が中心ですから、輸出価格を引き上げることが容易なものが多いはずです。また、中東、東欧、アジアなどの発展途上国の成長エンジンは社会資本整備が中心になっており、そんなに大きな落ち込みがでるとは思われません。

★経営者の弱気の「裏」は…?
 景気対策の必要性から、政府は企業に給与の引き上げを要請。労働組合側の賃上げ要求を強めています。経営者側としては、海外で激しい競争にさらされていますから、できれば人件費は抑制しておきたいのが本音。そのために、「悪くなる」、「円高は困った」の大合唱になっているんでしょう。来年3月期はもしかしたら二桁の減益になるかもしれない、といっていますが、案外、それほど落ち込まないことも考えられます。米国の金融危機だって、今日の日経を見れば分かるように、日本が10年以上もかかってやったことを、わずか数ヶ月というスピードで対応を進めています。また、5月の2日から、現金のばら撒きもはじまり、この分だけでGDPを0.7%引き上げるという推計もでています。

 なにより、景気の先行指標であるニューヨーク株が下がっていないことを、どう考えるか…ということです。いろんな可能性を考えて、これからの動きを見ていくことが大事です。その場、その場の状況でころころ意見を変えるような評論家の意見を聞いていると、真実を見失ってしまいます。自分なりの仮説を立て、それを立証するような動きがでてくるかどうかを追跡調査してみてください。
 ただ、日本の内需は、馬鹿な政治家や自分たちの権益を守ることに汲々としている官僚らのおかげで足を引っ張られ低迷するのはやむを得ないところです。しかし、原材料価格の上昇、団塊世代の退職によるマーケットの収縮など、内需企業には逆風が吹いており、これから生き残りを図るには、国内マーケットのシェアを拡大するしかありません。おそらく、新年度には、内需企業の生き残りをかけたM&Aが加速してくるはずです。

★株価は「先見性」をなくしたの…? 
こうしてみてくると、日本経済が悪くなるからこそ出てくるテーマもあるのです。日本の銀行にとっても、M&Aへの融資は新しい収益源を提供することになります。国内に競争相手の多い産業はねらい目になると思いますよ。それまでは、「高進捗率」銘柄投資がベスト。どの株も、13週、26週線が上向きになり、かつ株価はその上にいます。新値をとっていける銘柄はこういうのしかありません。

 今日は新年度入りを控え、来年度の相場のテーマを展望してみました。1929年の「大恐慌」よりも事態は悪い、と言われている米国株ですが、何故下がっていないんでしょう。米国株は「先見性」を失ってしまったんでしょうか…。そうでないとしたら、私たちはどう振舞ったらいいんでしょうか…。

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株は上がったが、他のアジア市場に負けるのは何故…?
 25日の日経平均は265円13銭高の1万2745円22銭と大幅反発、TOPIXは18.83ポイント高の1242.98と、5日続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは90、RSIは46、25日線かい離はマイナス2%でした。今日は権利付最終日で配当取りなど、買いがだいぶ勝ったようですね。それと、ちょっといやですが、裁定取引の買いがだいぶ積み上がってきているようですね。先物の買いが大分入っていましたから、現物とのサヤが開いて裁定買いが入っていたようです。日経平均は確かに上がっていますが、裁定買いの影響が大きいと思いますよ。新年度入りし、ディーラーが動けるようになったら、また解消売りで悩まされることになるんでしょうか…。

★他のアジア市場に比べると上昇率が低すぎる…
 ただ、指数的にはまだまだいけるというところでしょうか。日経平均の週足サイコロは今週高くてもまだ4勝8敗ですから、短期、中期ともGOサインが出たままです。また、ニューヨークのおかげで今日、日経平均の3本新値は陽転しました。2月27日の陽転が大ダマシに終わりましたので、今回は…と期待したいところです。相場の神様が「行け…、行け…」と言ってきますね。こっちに言わせれば、先週初めが買い場だ、といってきたのに何でここから買うの…?という感じです。おそらく、この辺から4月はじめにかけて、「買え~、買え~」というささやき声が聞こえてくるんでしょう。でも、これまで見送っていた投資家が買うと、相場の神様は突然阿修羅のような表情に変わって、いじめに来るんでしょう…。

 実際、香港、インドなど他のアジア諸国に比べると、反発力はもうひとつでした。やはり、政局の混乱というウィークポイントを抱えていますから、どうしても買いに腰が入りませんね。このまま、4月に入ると、不動産登録税など暫定税率が引きあがるものが出てきますので、資金コストの上昇を嫌う海外投資家は資金の引き上げにかかるかもしれません。
 
 今日の相場でも、出来高、売買代金ともそれほど増えていません。物色動向を見ても、最近まで買われてきた好業績中小型株の動きが止まり、鉄鋼や海運、商社など主力株が買われています。結局、新規の資金が入らずに市場内の資金が行ったりきたりしているというのが今の相場ですね。主力株の場合、ほとんどが下降中の25日線の下にいます。戻りのめどは25日線になりますが、今日の新日鉄が25日線にワンタッチして押し返されていますね。海運株などは、まだ余裕があるようですが、果たして、下向きの25日線を突破して移動平均線の方向を変えるだけの力があるかどうか。明日以降の動きが注目されます。

★ニューヨーク株の上限は1万2840ドル付近
 それと、ニューヨーク株の動向です。昨晩は高値1万2687ドルまでありました。ドルが戻し、商品は下落してインフレ懸念は緩み、中古住宅の販売戸数は予想に反して増加。良いこと尽くめで株価も上昇しています。GLOBEXの先物も二桁の上昇ですから今晩のニューヨークも期待大というところでしょうか。でも、まだ、米国の金融危機の根本的な問題は片がついていません。当然、利食い場を探しているはずです。ニューヨークダウの日足をみると、2月の1日に1万2841ドルで高値をつけ、その後同27日にも1万2815ドルで高値をつけています。大きな動きをみると、1万2840ドル台と1万2000ドル割れ水準でボックスを形成しています。昨晩の高値からみるとまだ150ドルほど余裕がありますが、ここからボックス上限に近づいたところはかなり売り圧迫がきつくなってくるはずです。

 ファンダメンタルでは4月になると雇用統計など重要な指標が発表されますが、今週と来週の初めは真空地帯。ここでは、まず利食い場をさがすのが賢明だと思われます。あとは、押し目をまって、決算を意識した投資法に転換。高進捗率銘柄の押し目を拾い、決算発表で増額修正が発表されたら、「売る」だけです。ニューヨークは、2月1日の1万2841ドルを上回ると、下降相場と別れを告げることになります。まだ、下降相場の中にいるということを忘れてはいけません。じっくり相場を見させていただきましょう。

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間違っているかもしれないが、中国について考えてみた…
 週明け24日の日経平均は2円48銭安の1万2480円09銭と小反落したものの、TOPIXは4.11ポイント高の1224.15と、4日続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは87、RSIは41、25日線かい離はマイナス4%でした。出来高概算は16億株、売買代金は1兆7800億円と、閑散状態でした。

★証券会社のディーラーが動かなければ市場は平穏…
 週末のニューヨーク市場がお休み、為替も大きな動きが無いでは、動きが取れませんね。朝からいきなり法人企業統計の景況感の悪化が伝えられていましたが、すでに市場は先行して円高で痛めつけられていますから「織り込み済み」で済ましてしまいました。また、明日が権利付き最終商い日で、証券会社のディーラーも動けませんから、最低取引や先物の影響も少なく、今日みたいなおとなしい相場になってしまいます。証券会社のディーラーが先物や裁定取引を通して相場に悪影響を与えていたかが良く分かりますね。

 日経平均も終日小動きでしたが、先週末にも書いたように、やはり1月22日の安値1万2572円が頭叩きになりました。今日の高値が1万2582円ですから、はっきりと意識していたことが分かります。GLOBEXの先物はS&P500 、NASDAQ100とも高くなっていますので、今晩の米国株に対する懸念は少なくなっていますが、やはり、心配だとして、引けにかけて先物で売りつないだところがあるようで、裁定解消売りがでて小幅安で終わっています。

★米国よりも中国が心配
予想通りの動きなので、あまり書くこともありませんが、やはり、心配なのは中国株の動向です。資源株が国際商品の下落を受けて売られていることもありますが、印紙税の引き下げの噂や投資信託の組み入れ比率の引き上げ要請など、政府の介入思惑があるにもかかわらず、指数の4000がだんだん遠ざかっています。

 チベットの暴動は少数民族問題に火をつけたかもしれませんし、物価の上昇は市民生活を圧迫しており、だんだん社会不安が増大する気配が見えていいます。こんなときに、株価の下落で財産を失った、なんてことになったら…。なにしろ、証券取引口座は日本の人口を上回る1億6000万口座を上回っているといいますから、ここがつぶれたら、経済問題だけですむことではありません。米国よりも中国の方を注目しておくべきでしょう。サブプライムローン問題が発生したあとも、踏ん張っていただけに、海外からいろんな資金が入っているはずです。その資金が、引き上げたらどうなるか…。

★いずれ元の大幅切り上げの決断を迫られる…?
 中国政府は預金準備率や預金金利などを過去に例がないほど引き上げていますが、その一方で、輸出代金を政府が買い上げる介入政策をいまだに続けています。片方で引き示しながら、もう片方から市中にカネをばら撒いているわけですから、結局、引き締め策はザルになっています。これ以上、物価が上昇するようなら、いずれ大幅な元の引き上げに追い込まれるはずです。インフレを続けても輸出の増加にこだわるか、通貨の切り上げで物価を抑制し、社会不安の沈静化に努めるか…いずれ中国政府は選択を迫られるはずです。そのとき、中国の労働集約型の輸出型産業は強烈なダメージを受けてくるはずです。

 米国のサブプライムローン危機の問題は、ベアスターンズの破たん処理が決まったことで一山超えた感じです。次は、4月の投資銀行の決算発表が焦点になります。ヨーロッパの銀行も含め、相当ヤバイと言われていますが、もしもの場合は、世界中の銀行やファンドに奉加帳をまわしても、また公的資金を投入しても解決する、という方向はみえています。まだテクニカルな要因から、日本株が影響をうけることがあるかもしれませんが、大体、年前半に勝負はつくとおもわれます。

 問題は中国です。内陸部の開発などで、固定資本投資が伸びていますので大きな落ち込みはないと思います。また、オリンピック景気に湧く北京ですが、全体に占めるGDPは3%程度といわれており、祭典が終わっても影響は小さいでしょう。でも、元の切り上げで輸出部門がこうむる打撃は大きいはずです。縫製や生活用品など利ざやの小さい商品をを製造・輸出する企業は、つぶれるところも出てくるはずです。社会不安を抑制しようと思ったら、ここまでやらなければならなくなります。難しいですね~。

 だから、中国のことが心配なんです。ただ、投資の観点からみると、中国の労働集約的な輸出型産業も、中国本土から追われることになるんでしょう。かつての日本の中小企業がそうだったように…。
中国から企業がどんどん出て行けば、繊維の機械や工作機械、工場団地形成のための建設機械がまた売れる…。津田駒、島精機、コマツなどなど、日本の資本財はまだまだ売れる。

 とにかく、4月にはいるまでは真空地帯。戻り売り銘柄(主力株)と、順張りの買い銘柄(高進捗率株)の区別はしっかりとつけておきたい。目先の動きは、週末の書き込みを参照!


 

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商品相場急落の本当の意味は何だろう…か。
 週末21日の日経平均は222円13銭高の1万2482円57銭、TOPIXは23.74ポイント高の1220.64と、ともに3日続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは87、RSIは34、25日線かい離はマイナス4.6%でした。出来高概算は18億株、売買代金は2兆円割れ…と閑散状態。今晩のニューヨークが休みでは、動きようがないですね。

 さて、日経平均の週足サイコロは今週安ければ2勝10敗とここ10年位の間で最低の数字を出すところでした。でも、逆に言えばこういうときが買いのチャンスだったはず。株式レポートでは先週号で今週の月曜日か火曜日が買い場になる、と書いておきました。でも、主力株は避けて、高配当ものか、業績の高進捗率ものを狙うように…としましたが、第三四半期の進捗率が約110%あり増額修正が必至のカゴメ(2811)は今日も順調に値を伸ばしています。またこのところ、新たに注目を始めたデサント(8114)も進捗率は125%に達しているほか、大手商社による株の買い増しも進んでいます。あまり出来高のない株でしたが、今日は10万株を大きく越えてきました。第二の近畿車輛を狙っているのですが果たしてどうか…購読者の方、乞うご期待。

★上昇トレンド入りには時間が必要か…?
 とにかく、今週の上げで、日経平均は週足で止め線をつけました。このところ、高値と安値を切り下げる下降相場になっていますが、当面は、1月22日の安値1万2572円をクリヤーすること。あと、100円もありませんので、来週月曜日が気になりますが、なんとか自力で抜いてもらいたいものです。また、戻っても13週移動平均線で頭を抑えられる動きがつづいていますが、ポイントは、2月27日の高値1万4105円を上回り、上昇転換を確認すること…。下降中の25日線、13週線をクリヤーしなければいけませんので、今のように投資家の買い姿勢がもどらないようでは、時間をかけるしかありません。多分、今日の上げでも裁定取引の買いが絡んでいたように思われますので、また、裁定取引に振り回される相場がくるかもしれません。

 米国の方では根拠のない話を流して空売りするような行為を取り締まろうという動きがでているようですが、日本では外資系は治外法権(間違っていたらごめんなさい…)。なにしろ板がありませんからちょっとした噂で株価は大きく振れてしまいます。インデックス採用銘柄を買っていたら、いつまでもシステム売買の餌食になりますよ…。

★商品価格の急落は金融機関の資金回収が原因なのか…?
 さて今週は商品市況が大荒れになりました。120ドル一直線とみられていたWTI原油先物が100ドルを割れ、ドルヘッジで変われたはずの金も急落、穀物、非鉄なども下落。LMEの鉛は週間で2割以上も下落しています。国際商品の代表指数であるCRB指数は、今週、1959年に算出を始めて以来の下落率を記録しています。そのため、レバレッジを利かして買っていた筋ではポジションが悪化したところが多いはずです。市場では、ヘッジファンドに資金を回していた金融機関が回収に動いたとか、増し担保を要求されポジションを回収してキャッシュポジションの上げに動いた、とかいう解説がありました。

 一部には規制強化の話も出ていたようですが、果たしてそれだけなんでしょうか…。先週から今週にかけての金融当局が出したクレジットクランチ対策は、効果のほどは別にしてすさまじいものでした。また、一時期、ひびが入ったといわれていた国際協調体制も、日米欧の協調利下げ説や協調介入説がでてくるなど、修復された気配がうかがえます。投機筋にとっては、もしかしたら本気でドルの建て直しに動いてくるのでは…?という恐怖心が芽生えていたことは確かです。もともと、景気の裏づけ(実需)なしに思惑だけで買っていた投機相場ですから、根拠が崩れたらもろいのは当然ですね。

 もしかしたら、金融商品の見直しが始まる前兆なのかも知れません。実際まだ何も変わっていませんし、悪化の方向をたどっているのかも知れません。しかし、米国の実質金利がゼロからマイナスに変わるなど、資産価格を刺激するような大きな変化が今週起きています。今は、兆候のかけらもないかもしれませんが、変化はすでに始まろうとしているのかも知れません。皆が一番強気になっていた商品相場に頭をぶった叩くような変化がおきたことの意味はよく検討する必要があります…。

 心配していた米国株は昨日の戻りで、再び上昇トレンドの支持線上に復帰してきたのかも知れません(これは休みの間に検証してみますが…)。ここからは相場観の再構築が必要になりそうです。相場が上下するたびに強気を言ったり弱気を言ったりする無責任なテレビ出演者などの意見は参考にせずに自分の知識を搾り出して相場観を組み立ててみてはどうですか…

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ニューヨーク株は上がったけれど…
 19日の日経平均は296円28銭高の1万2260円44銭、TOPIXは32.67ポイント高の1196.30と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは89、RSIは27、25日線かい離マイナス6.6%でした。出来高、売買代金とも前日と変わらずで、株価は動いても買い気は弱いままです。

★ニューヨーク株の急騰で、再び上昇トレンドの支持線上に復帰…?
 昨日のFOMCは0.75%の利下げをして終わりました。同時に公定歩合を同率引き下げ、金融機関への資金供給をスムーズにする配慮もしています。市場は1%をよんでいましたので、一時期は緩む場面もありましたが、証券会社の決算が事前予想ほど悪くなかったため、買い戻されほぼ高値圏で終わっています。おかげで、世界中の株式市場が「一息つけた…」という感じですね。先週のレポートから、今週前半が買い場になると書いてきましたが、予想通りになりました。昨日も、ニューヨークのチャートの解説をし、ちょっと動きがおかしいと書きましたが、やはり大きく動いてきました。今週末のチャートを見ないと分かりませんが、また、下値支持ラインの上に出てきたようです。ここで、踏ん張って、もう一段高してもらうと、再び上昇トレンドに復帰できます。ただ、残念ながら週末のニューヨークは3連休になりますから、明日は利食いから緩んでくるかもしれません。こういうめぐり合わせの悪さも今の相場にはありますね。とにかく、勝負は今週最終立会日の株価…。

★地獄の釜のふたが開いているのに、不毛の政争を続ける馬鹿な政治家たち…
 日本の方は予定通り(?)民主党が自民党の日銀総裁案を否決してくれて世界の投資家から嘲笑されてしまうことになりました。世界の金融が大混乱に陥っているのに、日本では中央銀行総裁の人事が政争の具になっている…。今日で福井総裁が退任したあと、世界の金融安定化のための調整はどうするんでしょう。今日、日本株が伸び悩んだのも、円高の進行が日本経済の足を引っ張る懸念があるからですね。民主党の山岡国対委員長が「代行で十分役割は果たせる…」と、とぼけたことをいっていますが、近いうちに、EUと協調した利下げ対策も必要になってくるというのに…。今の政治家の馬鹿さ加減には腹立たしさも通り越して、ただただあきれるばかりです。

 そのうちにガソリンの暫定税率の問題も時間切れになり、25円下がることになるんでしょうが、実際に下がったときに起こる混乱は、予想を上回るものになるはずです。予想もしない問題が次々に起きてくるはずですが、政治家の皆さんはどう対処されるのでしょうか。どうせ誰も責任を取らないんでしょうから「関係ない」で済ませてしまうんでしょう。福田さんもそろそろ決断して、衆院の解散・総選挙を実施するときに来ていると思いますよ。もう一度、出直して、政党の組み換えを行えば、自然と参議院とのねじれも解消できるはずです。自民党の幹部の間では、3分の2の多数をもったまま、人気いっぱいまで引っ張るつもりのようですが、そんなことをしていたら、本当に国が滅びてしまうかもしれません。今、選挙をやって一番怖いのは、官僚の言うなりに動いている族議員や、大物幹部の人たちだけでしょう。無茶をやってきたので、もしかしたら落とされるかもしれないと、思っているはずです。だったら、解散せずに時間稼ぎをしようということなんでしょう。

 福田さん、支持率が10%台になっても解散しないんですか…。

★「日本株が上がるはずが無い」とこだわるショート筋
 とにかく、今の日本にとっての最大のリスクは政治。ここがなんとかならないと前に向いて進まないのは明らかです。あまり政治の話にのめりこんでも仕方ありませんが、今日の相場を見ていても、ショート筋はまだポジションを解消していないようです。それどころか、「債券先物買い、株の先物売り」の裁定取引を仕掛けていたようです。それが、裁定解消の現物売りを誘って日経平均も伸び悩んでいました。なんとか下げようと、英国やアジアの金融機関で、あそこの損失が拡大した…、ここの経営が危ない…と、変な噂を流しまくっています。ニューヨークが過去2番目の上げ相場になり、内心ひやひやものですが、円高の進行をかんがえると日本株があがるはずはないと、考えているんでしょう。

 もしかしたら、売り方が浮き足立ちはじめたのかも知れません。今晩のニューヨークが一段高し、売り方を一斉に踏ませるような動きがでると、日本でも本格的なふみ上げがでるかもしれません。日本株に関しては、本気で弱気になっている節が見られるので、踏みあげたら予想外の相場が出るかもしれません。もっとも、米国株ががんがん上に行くという保証はまったくありませんが…。

 どっちにしても、今日のところは、止まるべき所で止まった…ということで、良しとしておきましよう。休み明けは、リバウンドものと順張りで買う銘柄の区別をはっきりさせて動くことが大事です。

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台風の目のなかの一日。明日からは…?
 18日の日経平均は176円55銭高の1万1964円16銭、TOPIXは13.98ポイント高の1163.63と、ともに4日ぶりに小反発して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは82、RSIは21、25日線かい離はマイナス9%でした。出来高、売買代金とも増加せず、相変わらず力のない相場が続いています。今日は、台風の目の中に入ったような無風状態の一日でしたね。

★FOMCでの利下げ幅待ち…
 今晩のFOMC(公開市場委員会)開催を控え、身動き取れない状態が続いています。昨日のニューヨークは、200ドルほど突っ込んだあと、JPモルガンなど金融株が買いなおされて反発しています。ただ、景気敏感のNASDAQ市場は安く、安値更新寸前のところにいますね。ダウだけで判断するのは難しいのですが、このところ、流動性供給の第2弾を発表したときにつけた400ドル高の長大陽線のなかで、動いています。昨日も、寄り付き付近まで下がったところから押し目買いが入っています。ここでなんとか踏ん張ってくれると、流れはかわってくるんですがね…。

★米国体制派の理解できない動きの裏は…?
 今晩のFOMCでは、利下げは必至だと思いますが、幅は0.5%~1.0%の範囲を予想する人が多いようです。もし1%利下げすると、政策金利は2%。だんだん引き下げ余地が少なくなってきました。ちょっと金融のほうに対策の比重がかかりすぎているような気がするんですが…。金融界や議会から相当公的資金導入の圧力が高まっていますが、ブッシュ大統領は「とんでもなく高い給料をもらっていた連中のために、なんで税金を投入しなければならないんだ…」と、徹底抗戦の構えのようです。大統領の交代まで待っていたら、手遅れになってしまうかも知れませんが。むしろ、それを望んでいる勢力が多いこともあるでしょうね。

 詳しいことは書きませんが、世界の警察や基軸通貨国の立場は米国が望んでなったものではありません。この際、いろんなくび木から解き放たれて自由になりたい、という勢力があるようです。最近の米国の金融当局の発言を聞いても敢てドル安に誘導するようなものがふえています。中東情勢も最近では米国抜きで物事が進み始めました。結局、世界からかき集めた資金を、EUや中国、インド、ロシアなどに投資し、経済を成長させ新しい政治的な極を作ってきたのがこれまでの米国の政策でした。おかげで、世界経済は「多極化」し、米国はいつでも内にこもれるようになってきました。

★米国金融も心配だが、中国の投資家はどうなっているの…?
 とにかく、今の混乱のなかから、何か新しいものが生まれようとしているのだけは確かです。ただ、目先的には、中国の方が心配になってきました。上海の総合指数は利上げを嫌気して今日も安く、高値からの下落率は40%に達してきました。チベットの混乱から、オリンピックのボイコット問題が浮上してきたこともマイナス材料です。全人代も終わりましたので、そろそろ株価へのてこ入れをしなければいけない時期にきています。少数民族問題で動揺しはじめたときに、株の損失拡大で人民が動揺し始めると、中国自体がオリンピック開催どころではなくなります。

 一部には、投信など資金運用機関に対し、資産の70%まで株を買うように圧力をかけた、という話も伝わっています。ついこの間まで、中国の株ブームをあれだけ伝えていたマスコミから、このところ、株関係の話が一切流れてきません。もしかすると、破産者や自殺者がでるなどの、社会的な不安が生まれ始めているのではないでしょうか…。このところ米国向けの輸出も急減しているといいますから、実際の、経済や社会情勢がどうなっているか知りたいものです。ちょっと記憶はあいまいなのですが、以前知った数字では確か証券取引口座は1億6000万を突破したはずです。ここがおかしくなると、チベット問題どころではないですね。チベット問題も大事ですが、経済への直接的な影響ではこちらのほうが上。マスコミさん、ちょっと調べてみてくださいよ…。

 とにかく、米国は悪いながらも方向性や処方箋が見えてきました。ここからは、実態悪に惑わされないようにしなければいけません。ブッシュさん、こんなところで頑固になっていると、歴史上最もおろかな大統領になってしまいますよ…。
 

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日米金利が逆転から拡大へ…一段の円高懸念
週明け17日の日経平均は454円09銭安の1万1787円51銭、TOPIXは43.58ポイント安の1149.65と、ともに急落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは77、RSIは21、25日線かい離はマイナス11%になりました。RSIと25日線かい離は「そろそろ行っても良いよ…」という感じですが、サイコロと騰落レシオがまだ足を引っ張っていますね。

 よく下げましたね。米国では金融危機がクライマックスに達したようです。債務の証券化という錬金術を編み出して時代をリードしてきた証券大手、ベアスターンズが、度重なる格下げと破綻の噂でついに行き詰まり、大恐慌以来という特別融資を受けるにいたりました。また、FRBから同証券への融資を仲介したJPモルガンが買収することも決まりました。FRBは海外への影響を懸念して、公定歩合の0.25%引き下げと新しい融資手法を発表しています。ただ、市場は金融不安がここまできたか…と、解釈し、利下げ幅が拡大されるのは必至とみてドル売り・円買いを強め、一時は95円台まで買い進まれました。

★悪の象徴の市場からの撤退は何を意味する…?
 JPモルガンでは、ベアスターンズが破綻して、手持ちの証券を売られたのではたまらない…というのが買収の理由といいます。買収価格は一株2ドルといいますから、先週末の価格の15分の1という安値です。証券化は今回の危機が落ち着いてからも、まだまだ成長性の高い分野。これで、証券化のノウハウが手に入るなら安いものですね。今回のクレジットクランチは証券、金融の壁を越えた再編を促し、米国ではさらに強力な金融コングロマリットが誕生してくるはずです。転んでもただでは起きない米国金融資本の底力をこれから見ることになるんでしょう。

 これで、今回の危機の象徴的な存在だった住宅金融最大手のカントリーワイドと証券化ビジネスのリーダー、ベアスターンズの後始末がすみました。まだ、ヘッジファンドの整理がありますが、象徴的な存在だった2社の処理がすんだことを、「始まり」とみるか「終わりが近い」とみるかで、今後の相場観の組み立てがちがってきます。166億ドルの債務がデフォールトにかかlっていたカーライルグループのヘッジファンドも解散することで話がつき、手持ちの証券はすべて融資先から差し押さえられた、といます。案外早いピッチで破綻整理がつづいているようですね。あとは、証券価格が安定し、住宅価格が底入れすれば「めでたし、めでたし」ということになるんですが、果たしてどうなるか。

★日米の金利が逆転している…?
 ポイントは、明日行われるFOMCでの利下げ幅。このところ、実質金利がマイナスになったときの消費行動の変化に注目するように書いてきました。過去、米国では実質金利がマイナスになlったところから資産価格の上昇が始まっています。現在のFFレートは3%。2月の消費者物価上昇率は2.5%ですから、実質金利は0.5%になります。つまり、0.5%以上引き下げられたら米国はいよいよマイナス金利の世界に入っていくわけです。過去の経験則のように、果たして、資産価格に影響が与えられるか、ここからが本当の勝負どころです。

 実質金利のことですが、このところ日米の金利が逆転したという話があります。日本の短期政策金利は現在0.5%ですが、2月の消費者物価の速報値はマイナス0.4%だったので実質金利は0.9%になります。実質金利を米国と単純比較すると、確かに、日本の金利が高いことになります。もし、米国が明日のFOMCで、シティバンクがレポートで予想した1%の利下げが実施されると、日米の実質金利差は、なんと1.4%に拡大することになります。今日、円がとんでもなく勢いづいて買われたのも、このことを織り込もうとしていたわけです。だから、日銀さんが反省しなければいけません。

★日本株下落の責任の一端は日銀の金融政策の失敗
 06年3月に量的金融緩和を解除して以来、ずっと実質金利が高いままに放置するだけでなく、利上げをにおわしてきました。その間、建築基準法や消費者金融、金融商品取引法などを次々と成立させ、規制を強化。金も物も回らない状態にし、内需を締め上げておきながら、実質金利は高値のまま…。経済が持つわけはありませんね…。経済の実態を反映しない日経平均を見ていても実態は分かりませんが、単純平均株価は日銀が量的金融緩和を解除するという蛮勇を振るう1ヶ月前の2月に天井を打ち、その後2年以上も売られ、下落率は47%にもなっています。

 単純平均株価は、日銀の政策が間違っていたことを見事に読みきっていたわけです。日銀は、現在でもまだ利上げに意欲をみせています。これ以上実質金利を引き上げて、世界最強の通貨にでもなろうというのでしょうか、それとも日本経済を破滅のふちに追い込もうとしているのでしょうか…。その大失態を犯した福井総裁を再任しようという動きがでています。もういい加減にしてほしいですね。今の円高をとめようと思ったら、介入ができない以上、実質金利を引き下げることしかないはずです。そんなことを今の日銀ができますか…?日本株下落の原因を海外投資家の売りだ…と、人事みたいに言っていますが、本当の犯人は高い実質金利を放置した日銀と、規制強化で内需の活性化を」妨げた政治家と官僚であることを、理解すべきでしょう。

★株価は金融緩和から引き締め期の過渡期に到達
 また、ややこしいことを書いた、としかられそうですが、実は、ここが一番大事なところなんです。日銀が最後の追加的な量的金融緩和をやlったのが03年の3月。その翌月から日経平均は上昇を開始しています。この間、リストラで企業の業績が回復し、資金需要が増加して市場金利が上昇を始めています。この動きを、みるかぎり、04年後半から06年前半にかけての株価の持ち合い時期は、金利が低下期から上昇期に移る過渡期だったために起きています。今回の株価下落で、この需要な過渡期のところまで株価が下落してきていることになります。つまりスタートラインまできたということです。ここから下に行くためには、世界恐慌に突入するなどそれなりの理由がいるのです。

 日経平均は40%近く下げているのに、震源地の米国はまだ20%も下げていません。相場が先見性をもつものなら、まして恐慌を想定しているのなら、もっと大きく下げていても良いはずです。これから、下げるのかも知れませんが、悪材料が表面化してしまっているのに、これから織り込みにかかる、というのも相場論的にはおかしな話です(もっとも私が知らない悪材料があるのなら、話は別ですが…
)。基本的な強気方針を崩したくない理由は、ここにあるのです。そうなると、国内金融情勢が変化した振り出しに戻った日本株は強気で考えるほうに分があると思うのですが…。

 それにしても、何故米国株の下落率は少ないんでしょうか…?

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日本株の値下がりが企業決算を傷つけることはないのか…?
週末14日の日経平均は191円84銭安の1万2241円60銭、TOPIXは22.64ポイント安の1193.23とともに続落、新安値を更新して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは80、RSIは24でした。25日線かい離はマイナス7.6%。RSIと25日線かい離は買いゾーンに入ってきましたね。

★企業の持ち合い株や自社株買い、金融機関の持ち株は大丈夫…?
 まあ、まともな投資家はまったく動けない状態になっていました。今日はメジャーSQでしたので、叩き屋さんたちは、ちょっとはおとなしくしてくれるかと思ったんですが、円が再び100円割れ、GLOBEXは、S&P500、NASDAQ100とも二ケタ台のマイナス、海外市場も全部安いときては、じっとしていることはない…ということで、しっかりと売り崩してくれました。決算対策を急ぐ金融機関や機関投資家は、来週になるとどうなるか分からないとばかりに、先物でヘッジ売りを出し、全体は下げてしまいました。おかげで、日経平均は04年4月の高値1万2163円に、あと4円のところまで下落、TOPIXは1200ポイントを割り込み、ともに株価は2004年当時の水準に逆戻りしてしまいました。

 今度の決算は大丈夫なんでしょうか…。円高のことばかり気にしていますが、M&Aを防ぐために持ち合った株式や自社株取得で買った株、金融機関の持ち株の値下がりなどで、損がでたり、自己資本が減少することはないんでしょうね…?これだけ、下げてくるとちょっと心配になってきます。米国にバブル崩壊からの立ち直りのノウハウを教えます…なんてえらそうなことを言っていたら、日本だってバブル崩壊の入り口に引き戻されてしまうんじゃないですか。

★上海が崩れだした…資金が米国に戻り始めたとしたら…
 それに、上海市場がとうとう4000を割り込んできました、いつも大騒ぎするマスコミが取り上げませんが、結構、ひどいことになっているんじゃないでしょうか。なにしろ、何も分からない素人同然の個人が年金や貯金をはたいて株を買っている、という状態です。「国が株を高くしてくれる…」と真剣に考えている連中ばかりですから、これ以上下がって損失が拡大すると、社会不安が増大する可能性もあります。昨年のGDP成長率11%台のうち、4%以上を個人消費が占めていて、それをささえていたのが「株高」ということですから、ここで株がこけると中国経済への影響もでてきます。

 
 とにかく、今までの世界の好景気や資産高は、米国が金融テクノロジーを駆使して世界中から集めた資金を再投資して作り上げられたもの、この歯車が逆回転をはじめたら、何が起きるかは容易に想像できることでしょう。同じアジア経済のなかで「低成長の日本株を売り、高成長のインド、中国株を買う」という、裁定取引も組まれた…といいますから、このギヤが逆回転しだしたのが今の状態です。昨年から大人気のインド投信を購入した人は値下がりと為替差損で40%近くもやられているということです。サブプライムローンに始まった金融危機は資金の引き上げという事態を通して、世界に拡散し始めました。最悪のことは考える必要はないと思いますが、震源地の米国での対処方法を間違えると、ちょっとこわいことになるかもしれません。

★ニューヨークの抵抗ラインはどこ…?
 さて、日米とも、底値からの支持線を割り込み、相場の波動が大きく転換しています。支持線が上値抵抗線に変わり、これを意識し始めたら、下降トレンドに移行する分岐点にきています。
(Microsoft Word -1.pdf

 上の図は、直近の株式レポートで使ったニューヨークダウの月足です。2003年からの下値支持線Bを切ってきたことが分かります。ただ、図中四角で囲んだところは、数年を賭けて作った抵抗帯ですが、これを突破するために04年、05年、06年の3年を要していますので、抵抗帯としての力はかなり強力なものと思われます。当面、この抵抗帯付近で下値を探すことになりますが、図中に示したDラインが、10年近く下値を支えてきていますので、このラインへの接近場面が下値ゾーンになるのではないでしょうか。直近のレポートでは、1万1000ドル付近としてしめしておきました。果たして、テクニカルな見方が通用するような甘い金融危機なのか…。

★単純平均と小型株指数の粘りに注目 
今度、個人向けのレポートを発行することになりましたので、このあたりもしっかり分析してみたいとおもっています。ただ、昨日までの動きをみていると、日経平均やTOPIXが安値を更新し続けているのに、単純平均は、まだ安値を下回っていません。また資本金別でも大型株の下落が激しいのに、小型株指数はがんばっています。以前から、割高に変われた指数売買銘柄が全体の下落を追う格好になるかもしれない…。単純平均の40%近い下落率を考えると1万1000円台がでてもおかしくないと書いたことがありますが、どうやら現実のものになってきたようです。

 とにかく、昨日も書いたように、来週の半ばが勝負…。

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飛ぶ鳥を落とす勢いだったヘッジファンドが墜落寸前に…
13日の日経平均は427円69銭安の1万2433円44銭、TOPIXは39.26ポイント安の1215.87と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは86、RSIは34、25日線かい離はマイナス6.4。出来高、売買代金とも前日比でほぼ変わらずでした。
 「やっぱり…か」という感じの相場でしたね。今日は、あれこれ書き込みしなくても、昨日のを読めば分かる…というところでしょうか。今週号のレポートを貼るのが一番簡単だと思っていろいろやって見ましたが、結局、できず。もうこの年になると、ネットのことはわからない…。

★下値支持線を切ったら、結局、こうなる 
 さて、昨日も「米国は政策発動が一日遅れた…」と書きました。そのため、これまでの上昇トレンドを支えてきた支持線を切ってしまったので、このラインが上値抵抗ラインに変わってしまった、としました。昨晩のニューヨークダウは、高値が1万2300ドルまでありましたが、引けて見ると、結局この抵抗ラインの下で終わっています。早く、ライン上に復帰しておかないと、本格的な3段下げに入ってしまう可能性がありますね。GLOBEXの先物市場ではS&P500、NASDAQとも二桁の下落になっており、今晩が気になるところです。

★相次ぐヘッジファンドの凍結―政府は規制の強化へ
 それにしても、なんか米国は無茶苦茶になってきましたね。今日出た悪材料では、カタールがドルペッグ制を離脱する(正式に否定)、資金運用大手カーライルグループのヘッジファンド、カーライルキャピタルの資産差し押さえ懸念、オランダのヘッジファンドのグローバル・オポチュニィティの凍結などが出てきました。やはり、ヘッジファンドが弱ってきました。12日までにデフォルト宣言された資産総額は166億ドルにもなっている、といいます。こういうのが、どんどんトリプルAの優良金融商品をぶん投げてきますから、良い悪いに関係なく金融商品の価格が値下がりしていきます。

 一説では、米国連邦機関の発行した資産担保証券(RMBS)の残高は4兆ドルに達しているといますから、昨日発表された2000億ドル程度の買い入れでは「焼け石に水」までも行きませんね。市場はこの辺をちゃんと読みきっています。多分、世界中の金融機関が持っているでしょうから金融機関から売られるのは当然ですね。困ったものです…。米国政府では、格付けの手法の見直しや格付け理由の開示など、規制を強める方向で動き始めたようですが、400兆円だけでなく、今後消費者ローン、M&Aに使われたLBOローンなど、つぎつぎと問題がおきてきます。一体総額でいくらになるんでしょうか。すべて野放図な規制緩和がもたらした結果です。やはり、公的資金を入れないと問題は解決しないかも知れませんね。

★やはり、100円割れを仕掛けてきた… 
また、今日はドルも売られました。今はどうか分かりませんが、1ドル100円丁度と、100円割れ寸前まできています。昨日もこのことは書いていたはずです。直近のレポートでも投機筋の円ロングポジションからみて90円台に入ることが予想されるとしておきました。ここまでは予想通りの展開で意外性はありませんが、ここから注意したいのは、米国の消費者物価と短期金利の関係。今晩消費者物価が発表されます。おそらく前月の2.5%を上回るものになるでしょうが、そうすると、18日のFOMCで0.5%の利下げが実施されると米国の実質金利はマイナスになってきます。

 こうなるといろんな状況が大きく変化してきます。資産価格の下落にも歯止めがかかってくるかもしれません。そしたら、今回の問題の一部が好転…ドルへの評価が上がりドル高が再燃する…というストーリーだって無きにしもあらず…です。

 レポート直近号でも、来週がポイントになる、と書いてきましたが、ここからの動きは注意してみていく必要があります。よく「どこまで下がる…」という質問を受けますが、現状は日柄の問題。日柄が満ちたときに株価がどこに位置しているか…ですね。

 今日の動きをみても、円高になったので輸出関連株を中心に再度売られ、悪材料もたくさん出ているし、久しぶりに仕掛け見ようか、と叩き屋さんたちが先物を売ってきました。当然のように裁定解消売りがでて下げましたが、買い残の絶対水準が低いので、急落するとこまでは行かない…という感じでだらだらと下げました。また、決算対策の売りを出さなければならない機関投資家や金融筋は、板が薄くて売れないので、とりあえず先物で売りつないでおこうと売ってきました。結果、これだけの下げになった…ということです。

 インデックス銘柄はまだどたばたしていますが、ほかの株をみていると、売りがとまっており、もう相場的には枯れきlっているという感じです。以前から、日経平均やトピックスという指数は、システム売買の対象にされて割高に買われているので、いずれ単純平均なみに売られたら1万1000円台もあるよ…と書いたことがありますが、やはり、単純平均の下落率を追っかけてきましたね。

 とにかく、来週が勝負とみていますので、高進捗率銘柄と高配当ものに的を絞って仕込みに行きましょう。来週の19日ごろかな…。(長くなって書けなかったが、今日、上海が4000を割り込んだ…ちょっと検討してみる必要があるかも…)

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「サプライズ」の評価は今晩のニューヨークで…
12日の日経平均は202円85銭高の1万2861円13銭、TOPIXは19.98ポイント高の1255.13と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは85、RSIは37、25日線かい離はマイナス3.4%。出来高概算は20億株、売買代金は2兆4000億円と、大騒ぎになった割には盛り上がっていませんね。

★流動性供給への市場の評価は…?
 ビッグサプライズが飛び出してきましたね。欧米の中央銀行が協調して市場にお金を注ぎ込むことになりました。このところ書いてきましたように、証券化金融商品の値下がりは、高格付け商品にまで波及。トリプルA評価のRMBSの価格が元本の40%近くにまで値下がりしていた、ということですから、評価損の拡大から、金融機関の自己資本の減少額が拡大。「貸しはがし」や「貸し渋り」をせざるを得ない状態に追い込まれていました。

 融資を受けているほうは、返済を迫られるは追加融資は得られないは…で、手持ちの優良物件を手放さざるを得なくなり、それがまた証券化商品や地方債の値下がりを招くという、負の連鎖が始まっていました。これを断ち切るには、金融機関に十分な流動性を確保してやらなければなりませんから、今回の措置になったのだと思われます。RMBSが担保になったのは評価できますが、格付け機関が格下げを検討しているものは対象にならないといいます。元本の40%くらいまで値下がりすれば、いくら馬鹿な格付け機関もほとんどの商品に対し格下げの検討を行っているはずですね。また、実際に融資の判断をするのは金融機関ですから、果たしてヘッジファンドなどに資金が回っていくかどうかは?です。

 そんなことをするよりも、会社により評価の基準が異なる格付け機関に対し、もっと透明性のある評価をするように義務を化したほうが良いと思うのですが…。まあ、ビッグサプライズから一夜明けた世界の株式市場は至って冷静に今回の措置を評価…。アジア株も引けにかけだんだん熱がさめていっているようですね。上海のほうはインフレ懸念から金利が上がることを怖がってマイナスに転じています。お膝元の、GLOBEXもマイナスになっており、今晩の反応が気になるとことです。本当なら、下値支持線を切ったときにやってほしかったですね。ちょっと、遅かった感じです。

★「日本はもうどうでもいいや…」状態になりそう
 さて、日本株のほうですが、今日の寄り付きは何だったのか…と言わんばかりの相場つきでした。昨日も今週から来週はじめにかけてが需給面では一番悪い時…だとしました。今日の寄り付きは、ジャパンパッシングで売りたてていた連中が慌てて買い戻したんだと思いますが、1万3000円の大台を回復したら、多分、決算対策の売りが相当数出ていたんでしょう。結局、引けにかけて値を消しています。ずっとのぞきに来ておられるかたはお分かりでしょうが、1万3059円のところに、重要なポイントがありました。下落してきたときも、下げのポイントになったところですね。今日の高値が1万3070円台ですから、このポイントで曲がることになってしまいました。

 また、為替にしても、重要な下値抵抗ラインを次々に突破して101円台をとりに行っていますから、このラインがすべて上値抵抗ラインに変わっています。特に、ここ数年何度も変化してきた103円台の抵抗ラインは強力で、結局、102円台に押し戻されています。円に集中してきた投機筋のポジションから考えて、いずれ100円割れにトライすることになるんでしょう。

 世界の金融界が大変なことになっているときに、日銀総裁の選任が政争の具に使われている…。今日の日経の「JAPAIN」の記事を、政治家さんたちは自分たちのことを非難されているのだと、真剣に呼んでほしいものです。文字通り、日本が痛みを与えていることを猛省すべきです。
 今年の占いの話で、「戊子(つちのえね)」は、実力もない馬鹿な政治家が、「俺が…俺が…」とでてきて、政治を混乱させ日本の行く道を踏み誤らせる…という卦だと、説明しましたが、まさにその通りになってきましたね。もっとも、同じ卦のなかに、草木が茂りすぎて見通しが悪くなったところを、刈り取って見通しを良くする…という卦もありますから、こちらのほうに期待したいものです。

 あまり占いの話に深入りしてもいけません。とにかく、トリプルAランクのRMBSが40%近くに値下がりしているなら、日本の金融機関の手持ち証券の評価も下がっているはず。場合によっては、穴埋めの株の益だしを増やさないといけないかも知れません。だから、今週は少々のことがあっても頭は重いはず。やはり、いろんな動きをするのは来週がポイント。

 流動性の拡大につづいては、来週18日のFOMCの利下げ幅がいくらになるかがポイント。株価が戻したので、緊急利下げは遠のき、予定通り18日に実施されるかもしれません。問題は利下げの幅。市場が安定すれば0.5%でお茶を濁し、波乱すれば0.75%か…。

 不透明材料が多く、まだまだ日本株は動けない…。
 


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ジャパンパッシングの後始末で上がった…?
 11日の日経平均は126円15銭高の1万2658円28銭、TOPIXは10.76ポイント高の1235.15と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは80、RSIは40、25日線かい離はマイナス5%。出来高概算は23億7000万株、売買代金は2兆5000億円と、このところ連日漸増しています。

 
★利下げ観測がつかの間の小休止をプレゼント…?
 「つかの間の小休止…」というところでしょうか。昨晩の米国株は下げ続けています。ニューヨークダウとS&P500はまだ、1月22日のザラ場安値は切っていませんが、景気敏感株が集まるNASDAQ市場は、いち早く安値を更新しています。景気への不安が高まっているほか、金融株が下げ止まらず、クレジットクランチ(金融収縮)への懸念がますます強まっています。

 昨晩は、大手証券の中では一番最初に系列ファンドが破綻したベアスターンズに再び信用不安説が流され、下げに拍車がかかっています。やはり、長期の支持ラインを切った相場は弱いですね…。金融市場の問題はますます悪化の度合いを強めていますし、株価の下落ピッチが早まったことで、個人消費への逆資産効果も懸念されるようになって来ました。景気の70%を占める個人消費にひびが入ったら、景気の落ち込みはもっと厳しくなってきますから、FRBとしても対策を急がざるを得ません。

 今日、日本株が、出直る原因になったゴールドマンザックスの「FRB緊急利下げ予想」も、こんなところから出てきたものでしょう。利下げ幅の予想も0.5%から1.0%まで幅広くあるようです。インフレを重視すれば0.5%、金融市場のてこ入れを意識すれば0.75%、ビッグサプライズを市場に与えたいなら1.0%、というところでしょうか。今のところ金利先物市場は90%の確率で、0.75%を予想しているようです。とにかく、次の利下げで、実質金利ゼロの世界が実現しますが、これで住宅価格の下落に歯止めがかかるか、消費が盛り返してくるか、今までの利下げよりも期待を持って見ることができそうです。ただ、今回のクレジットクランチの問題は利下げだけでは解決がつきません。最終的には、政府による追加景気対策と公的資金の投入を引っ張り出すまで、市場から催促されることになりそうです。株価が立ち直るまでにはもう少しの値幅と日柄が必要なようですね…。

★ジャパンパッシングの買戻し…?
 さて、先日から今月は決算期末の特殊月なので、需給面ではいろんな変化が出やすくなる、としました。仕組み商品で損失を抱えた金融機関からの穴埋めの売りもでているものと思われますが、今日当たりの動きをみると、昨年11月ごろのジャパンパッシングの後始末が始まった感じがあります。当時、「成長市場のインド、中国に比べて日本株は成長面で見劣りがする…」として、日本株売り、新興国市場買いの裁定取引を組んだヘッジファンドが多かったようです。このとき、あちこちから株券を調達してきて売却していますから、決算期末までに買い戻して、返済しなければなりません。その期日は、来週20日ごろと言われていますので、全体相場が安値を更新したらいったん買い戻すのがセオリーですね。

 今日は、利下げの話まで飛び出してきましたので、買戻しを急がないと、全体がリバウンド相場に入ったらえらいことになります。今日、円が高いにもかかわらず輸出関連株が高かったのは、この操作が入っていたのでしょう。そういえば、このところ日本株の下落率の割りに、新興国市場の下落率が大きかったのは、このジャパンパッシングにからむ裁定取引の解消が行われているからではないのでしょうか。特に、ヘッジファンドの米国の資金繰りは窮屈になっていますので、ポジションの解消を急いでいるのかもしれません。だから、買い戻したら「終わり…」ですね。

 多分、本当の買い場は来週の後半にくるのではないでしょうか。次の、安い局面は、配当取りと業績の高進捗率銘柄の待ち伏せ買いのチャンス。「果報は寝て待て」。買いのタイミングはテクニカル指標が暗示してくれます。中期では、日経平均の週足サイコロは3勝9敗、週足RSIは18と、ここ数年来なかったような陰の極の数字をだしています。あとは、短期指標がサインを出してくれるのを待つだけ…。

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米国の金融界は危険ゾーンに足を突っ込んできた…?
 週明け10日の日経平均は250円67銭安の1万2532円13銭、TOPIXは23.38ポイント安の1224.39と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは83、RSIは33、25日線かい離はマイナス6.5%でした。出来高、売買代金とも微増ですが、このところ少しずつ増加傾向をたどっているのが気になります。

★最後まで踏ん張ったインド、中国が心配…
 また、「下にー、下にー」の大名行列が始まりましたね。今日は、1月22日のザラ場安値1万2572円を下回り、2番底への期待は完全に打ち砕かれてしまいました。おまけに、せっかく陽転していた三本新値も今日は陰転し、結局だましになりました。今日は、アジア各国も全面安。一番評判が高かったインドと上海の株がともに大きな下落率を示しています。日本はむしろ、下落率では低いほうですね。環境は最悪ですが、日本株の場合、もともと売られてきたほか、裁定取引の残高も2兆円割れ寸前のところ、先行きの円高進行が予想され海外投資家からみたら慌てて売る必要もない、という状態になっています。ただ、インドや中国株は最後の最後まで踏ん張っていただけに、ヘッジファンドなどの介入も多く、投げ商いになったときの怖さが残っています。

 今日上海市場では、2月25日につけた安値4182を割り込んできました。4000ポイントを割ると個人投資家の狼狽売りが出る可能性もあり、そろそろ注意をしたほうがよさそうです。なにしろ、今回の調整は主原因が米国のクレジットクランチ(信用収縮)ですから、始末が悪い…。

★価格の下落は、クズ商品から、優良商品に波及中―緊急な歯止めが必要
 なにか、世界中がゆったり構えているような気がしますが、当初、破綻しても仕方のないような屑商品だったサブプライムローンから始まった金融危機ですが、ぐるりと回って、いまやプライムローンや地方債など安全性が高いと思われていた商品価格が下落。消費者ローン、M&AのLBOローンへと、どんどん広がりを見せています。金融機関が、まさかこんな商品が値下がりするはずはない…と考えてきた商品の値下がりが始まっているのです。

 短期の資金を調達して、それを自転車操業でやりくりして長期の商品で利ざやを稼ぐという、信じられない運用手法をとってきたヘッジファンドですが、金融商品価格の値下がりで自らの自己資本が傷ついた大手金融機関が、ヘッジファンドへの融資をストップ。また返済を迫ったことから、優良商品の投売りに走り、それが優良商品の価格をさらに押し下げる、という負の循環が始まっています。非常に危険な兆候です。おそらく、高格付けを頼りに、世界の金融機関やファンドなどが買っているはずですから、今の流れが続くと、再び、金融機関の損失計上が始まることになりそうです。

 サブプライムローン関連商品をヘッジ売りすることで巨額の利益を上げたゴールドマンザックスですが、今度の決算発表ではLBO融資やプライムローンなどこれまでとは異なる商品の損失を計上するのではないかといわれています。有力ファンドには、投売りされる債券などを買うところもあるようですが、すべてを買い支えることはできません。先日、FRBのバーナンキ議長が「金融機関は自己資本を調達できるなら、できるだけ多く取り込んでおけ…」と発言していましたが、結局、今の状況を見越した彼の「悲鳴」だった、ということでしょう。

 今日、住宅金融大手カントリーワイドにSEC(証券監視委員会)や地方検事局が不正の内定を進めていると伝えられましたが、裏返して、考えると、公的資金投入の下準備を始めた、ということでしょう。今日、半官半民の住宅関連金融会社「ファニーメイ」も今のままならいずれ政府のてこ入れが必要になるとも言われています。もう状況はまった無しになっています。政策頼みとは、情けない話ですが、現状では震源地に動いてもらうしかありませんね。利下げだけでは一時的に戻っても、結局、根本的な解決にはなりません。どういう手が打たれてくるか、じっくり見物させていただきましょう。

★円に仕掛けてきな商いの動きが…
 さて、日本株の下値めどや対処法は最近のレポートで書いていました。今週号でも、日経平均とニューヨークダウのめどと、買いに入る次期を示しておきました。ここでは、まだ書けませんが、購読者の許しを得て、為替の面で注意喚起をしておきます。
 これまで、輸出依存体質や政治面の弱さから、日本円の上昇は限られてきましたが、先週に賭けてIMM市場で、円ロングのポジションが急増し、2月末の7万枚が先週4日に9万4000枚に急増。先週のうごきからみておそらく10万枚を越えてきているのではないでしょうか。この10年以上、101円台が大きな壁になって円高は進みませんでしたが、この異常な増え方をみると投機筋が、101円台の壁突破に向けて動き始めた可能性があります。

 なにしろ、壁が大きいだけに突破したときの威力はすごい。おそらく輸出業者のドル投売りも含めて、一気に円高が進むのではないでしょうか。ユーロの上昇率からみても、円の上昇率の低さが目立っており、仕掛けるには絶好のチャンスと思われます。円が急騰したとき、株式市場でどう対処するのか…今日は早速円高メリットを受ける電力株や食品株が買われていましたね。しおれてしまうのではなく、変化はチャンスと捉えて対処することが大事です。

 とにかく週明けのニューヨークダウがどう動くのか。GLOBEXは小安く推移していますが、なんとか立ち直ってもらいたいものです。

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米国って金融危機は悪化しているんじゃないの…?
週末7日の日経平均は432円62銭安の1万2782円80銭、TOPIXは39.78ポイント安の1247.77と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは86、RSIは38、25日線かい離はマイナス4.9%。下落幅の割には、出来高、売買代金とも微増でした。

 操作ミスなのかどうか分かりませんが、今日もまた原稿がどこかへ飛んでいって行方不明です。さすがに、気力が萎えてしまい、時間を置いて書き直しました。次からは、ちゃんとどこかにメモってから、ボタンを押すようにします。二日続きでマイッタ!

 
 さて、一昨日の記事で、2番底取りの動きに入った、と書きましたが、昨日急騰したので、正直「あれっ」と思っていましたが、やはり、下げてきました。米国の崩れが原因ですね。昨日の立会い中こそ、政府系住宅金融会社に資金投入する噂や民主党が住宅部門のてこ入れ法案を提出する、ということで、世界中の株価が高くなりました。しかし、これも、ニューヨークマンハッタンの爆弾爆発の一事ですべて帳消し…。「9・11」の悪夢再来か、とばかりにドルが売られ、石油が急騰。前日無視していた、住宅金融会社のデフォールト、ヘッジファンドの格下げなどが気になりだしたばかりでなく、景気から、金融機関の損失拡大懸念などが一気に噴出し、大幅安してしまいました。

 ニューヨークダウが2003年からの上昇トレンドを支える下値支持線上にあることは何度も書いてきましたが、昨日の下落でこのラインを下回ってきました。明日の引け値で、ライン上に復帰してこないと、来週から「プッツン」した投資家が投げてくる可能性がでてきます。今晩が焦点になりそうです。金利先物市場では、次回のFOMC(公開市場委員会)で0.75%の利下げが行われる確率は80%近くに達していると予想していますが、今晩出てくる雇用統計の数字によっては、今晩の寄り付き前に利下げしてくる可能性も残されています。ニューヨークもいよいよ正念場に差し掛かってきた感じです。

 日本株も2番底取り…なんて書いてきましたが、ニューヨークの底が抜けたら、日本だってどうなるか分かりません。中国だって、デッドラインは4000割れと言われていますが、米国が本格的に景気後退に入ったら、ちょっと怖いことになるかもしれません。中国は、昨年11%を越える成長をしましたが、内容をみると初めて個人消費の伸びが輸出の伸びを上回ったといいます。これを支えたのが、株高ですから、もし4000を割り込むようなことになると、消費にも逆資産効果が及ぶかもしれません。弱気になる必要はありませんが、注意してみていくに越したおとはありません。

 
 一度、米国の状況を見てみますと、サブプライムローンの延滞増加に始まった金融危機は、CDOやRMBS、SIVなど耳慣れない商品や組織が登場。住宅価格の下落とともに、金融機関の損失額が拡大しただけでなく、影響はモノラインの経営危機に波及。さらに、モノラインが保証をしていた地方債まで下落。地方自治体の資金調達にまで影響が及ぶようになってしまいました。さらに危機は拡大。消費者ローンからM&Aに利用されたLBO融資にまで波及。不良債権化する範囲がどんどん拡大しています。日本のバブル崩壊とは違うという米国の金融当局者でしたが、これまで比較的ゆったり構えていたバーナンキFRB議長が、「金融機関は資本を取り込めるうちに取り込んでおけ」と発言するようになって来ました。

 結局、損失の拡大から自己資本が減少した金融機関が融資審査を厳しくするなど、「貸し渋り」の動きが始まり、景気に影響が出始めたからでしょう。まったく日本と同じですね。同議長としても、利下げや資金供給を増やして景気や金融危機を乗り切ろうとする金融政策だけでは手のうちようがなく、結果として、政府に「公的資金の投入や公共投資の拡大による景気刺激」を求める発言になったものと思われます。昨年8月に問題が表面化して7ヶ月を経過しますが、事態は改善するよりも、悪化の一途をたどっているようです。不良債権の範囲がサブプライム、ALT-A、プライムローン、消費者ローン、不動産担保融資、LBO融資へと拡大していることが気がかりです。

 ただ、相場的に見ると、危機の裏側はチャンスでもあります。今の状況は、いつ政策的な対応がでてきてもおかしくない状況にあります。1929年の大恐慌以上の金融恐慌がくるといっている筋も多く、市場にはショートポジションがたまりこんでいます。反転したらすごい上昇エネルギーになりますね。
ファンダメンタルと相場とは別物ですので、ここからの動きは注意してみていく必要がありそうです。

 米国株は、S&P500とNASDAQは1月安値に急接近、ダウのほうも支持線を割れる寸前のところにあります。日本株も、いまだに日銀総裁を決められない「政治不信」が海外投資家の手を鈍らせています。下値支持線は、1月31日の書き込みで使った日経平均月足の、逆三尊底(1月31日書き込み参照)の肩を結ぶライン。これも今ぎりぎりのところにあります。

微妙…微妙…微妙…。今晩のニューヨークがカギを握る。ビビルことはありませんので、昨日も書いたように空売りの多い優良株と高進捗率銘柄のリストを作り、安いところを狙いに行けば、報われます。


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今日の突然の上げの背景は…
 せっかく書いた記事が操作ミスで全部どこかへ行ってしまいました。書き込み画面がちょっと変わっただけで、こんな調子です。失望と落胆のままに再度、書き込みにきました。今度失敗したら、書くのをあきらめます。正直、頭にきた!

 6日の日経平均は243円36銭高の1万3215円42銭、TOPIXは23.64ポイント高の1287.55と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは98、RSIは43、25日線かい離はマイナス1.9%。出来高、売買代金ともやや増加しましたが、見送り気分の強い展開でした。

★抵抗力がついてきた…米国株 
昨日の法人統計を受けて、どうなることかと思いましたが、今日は、ニューヨーク高とアジア株高に助けられて上昇したという感じです。肝心なニューヨークですが、モノライン大手アンバック救済策の評価が分かれ終日ふらふらした展開でした。先日、ニューヨークダウのチャートについて解説しましたが、まさに昨日の動きは、「下がったら買われ、上がったら売られる」という典型的なパターンになりました。そろそろ、何かサプライズな材料が出てこないと、だんだん上値が重くなってきて、ズルッといったら…。

 ただ、抵抗力はかなりついています。昨日だけでも、モノラインの救済策への失望、住宅金融のソーンバーグの大口債券者JPモルガンによるデフォールト宣言、いまや恐怖の大王と化した格付け会社S&Pによる有力ヘッジファンドKKR関連会社の大幅格下げ…など、悪材料はかなりあったんですが、なんとか相場は持っています。これからでてくる雇用統計などの景気指標によって本当の強さがためされることになりそうです。(あ~、なんかさっき書いたことと全然違うことを書いている…)

★金利水準が金融界の景色を変える…
 何かが水面下で変わり始めているのかも知れません。たとえば、昨日発表された数字のなかで、住宅ローンの申込が増えたということがありました。このところ、長期金利が急低下していますから、当然住宅ローン金利も低下しています。だったら、今のうちに借り換えでもしておこうかという動きがでてきた、ということです。最近、ゼロ金利の世界になると、金融界の景色が変わってくる、と書きましたが、これなんかは良い例でしょう。これから、もしまた何かがおきると、FRBは利下げをしますが、今度やれば実質金利はゼロからマイナスの世界への入ってきます。
 こうなると、人々の行動には大きな変化がでてきます。今のうちに高額商品を買っておこうか…、株でも買ってみようか…という具合です。これだけ悪材料がでているのに、崩れそうで崩れない相場は「何か」を感じ取っているのかも知れません。どちらに行くのか分かりませんが、何か大きな変化が近づいているような気がします。市場が発する「兆し」を読み取るように最新の注意を払ってみることが大事です。

★先物筋は今日の上げに懐疑的…?
 さて、今日の日本株は、「海外株の上昇を受けて上がった…」とありますが、アジア全体が上がるのは、ちとおかしい…。どうやら、米国で、モノライン救済に「公的資金」が導入されるとの噂が流れたようです。昨日書いたばかりの話ですが、GLOBEXの反応を見ても小高いだけで、中途半端な反応しかしていません。先物筋も一応買い戻しはするものの、もし、本当ではなかったら、明日は売られる…として、「債先買い、株先売り」の裁定を組んでしのいだようです。本来なら、株が上がれば債券先物は安くなるはずですから、先物筋は半信半疑ということなんでしょう。ということは、ショートポジションをまだそのままにしていることになります。昨日の記事で「先物筋が売っている銘柄が面白い」と書きましたが、ますます確信を強めました。好業績の島津なんかも、まだ信用の売り買いの取り組みは逆転したままですね。結構、こんなのがありますから、決算期末に向けて、借り株の返済のための戻し相場がでてくることになりそうです。

★水面下で動き出した「高進捗率」銘柄
 今日は、次のレポートの締め切りが近づいているので調べ物をしていました。第三四半期の通期見通しに対する進捗率の調査ですが、あるわ、あるわ…第三四半期の段階で通期の数字を達成しているのに、増額修正をしていない企業、通期見通しを増額修正したのに、第三期半期の進捗率が8割~9割を越えているやつ…面白いのがたくさんあります。今度のレポートで、面白いのをリストアップしてみようと思いますが、実は先週号で、進捗率銘柄投資を勧めたとき、例題に使ったカゴメですが、早速、戻り新値をとってきました。カゴメの第三四半期の進捗率は109%に達しているのです。この状態で、経済環境に大きな変化がなければ、決算発表では大幅な増額修正が期待できます。最新号で注目した日本写真印刷が今日4520円と戻り新値に面を合わせてきましたが、これも、高進捗率銘柄の一角。

 米国が…、先物筋が…と気をもむのも良いですが、わけの分からないときは、ちょっと相場を離れて、次のことを考えてみることです。いまなら、貸し株を使って売り叩かれた株や今の高進捗率銘柄のリストを作って、波乱したときに安値を拾いに行くことです。

 とにかく、しばらくはニューヨークがすべてのカギを握ることは間違いありません。


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疑心暗鬼をよぶバーナンキ議長の言動…
 5日の日経平均は20円22銭安の1万2972円06銭と小反落、TOPIXは1.75ポイント安の1263.91と続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは90、RSIは38、25日線かい離はマイナス3.7%でした。出来高概算は20億株を割り込んでおり、見送り気分の強い展開になっています。

★悪材料がでても叩きに動けないのは何故…?
 昨日も書きましたが、とにかく米国の景気指標を見ないと、売りも買いも動けないという感じです。外部環境を見ると、今日の法人企業統計は設備投資、企業業績とも予想を上回るマイナス幅に転落。上海もきつーい下げになっている、と結構な悪材料がそろっているのですが、仕掛けてきません。法人企業統計の悪化は、GDPの下方修正要因になりますから、一部のショート筋が「債券先物買い、株先物売り」を仕掛け、裁定解消売りがでて崩れる場面がありました。ただ、売り崩すところまではいきません。完全にこう着状態に入ってきました。見方によっては強い…といえるのかも知れませんが、方向感を与えるような手がかり材料がないから動きようがないということなんでしょう。それだけに、方向感を与える材料が出たときが怖い…ということです。

 また、バーナンキ議長の最近の一連の弱気発言を警戒している感じもあります。「利下げ継続で景気配慮を続ける…」は良いのですが、「中小金融機関のなかから破綻するものもでてくるかもしれない」ときて、昨日の講演会では「まだまだ住宅事情は悪くなる…だから金融機関は資本を取り込めるだけ取り込んでおけ…」ときました。
 
 何故、こんなに弱気の発言を繰り返すのか…誰しも疑問に思うのは当然です。判じ物ではないですが、事態はまだ悪化する→資本不足が起きる→金融機関が破綻する→「国民の皆さん、大変なことになりますから、金融機関が破綻しないように税金を投入させてね…」ということではないのでしょうか。これは、ショート筋にとってはきついですね。どうやら、FRBは公的資金投入の根回しをはじめたのではないでしょうか。すぐにはできないでしょうが、民主党の候補者が決まって、共和党のマケイン候補との一騎打ちが始まるころには、事態をみてやるかもしえません。もちろん、その前には不正なことをした関係者の「逮捕」をしなければなりませんが…。

★もうひとつは期末要因…? 
 昨日の書き込みで、ニューヨークダウのチャートのことを説明しました。下値支持線を切るとえらいことになる…としましたが、昨日は1万2000ドル割れ寸前までいって、やはり引けにかけて戻して終わっています。まとまるかまとまらないか分からないモノライン救済策を手がかりにしていますが、もしこのラインを切ると、当局が何をやってくるかわからない…という怖さがあり、ショート筋としてもいったんは手仕舞わないといけないということなんでしょう。何とか、この支持線をキープしている間に、事態が好転してもらいたい(無理か…?)ものです。

 さて、日本株ですが、昨日、日経平均は戻り相場の途中につけた安値
(2月12日、1万2923円)を下回っています。これで、1月22日につけた1万2570円台に対する2番底取りの動きに入ったことが確認されました。

 いまさらですが、ここからが本当の勝負どころ。叩きやサンたちもここで攻めないと意味がありません。でも、なかなかですね…。どうも動きたくても動けないという感じです。日経の相場表を見てみると、逆日歩銘柄の多いこと…。叩きやさんたちは貸し株をつかって売り叩いていますから、独自に株券を借り出してきたものは、決算期末には返済しないといろいろ問題が起きてきます。そうなると、どこかでは「買戻し」が必要になってきます。どのあたりを売っているかは調べてみないと分かりませんが、ひょっとすると買いの手がかりになるかもしれません。
輸出関連などに多いと思いますが、短期小掬いで行くなら面白いかもしれませんね。

★始まった…日本経済のウィークポイントの改善
 以前からこのコーナーでは、団塊の世代の退職、少子化…で国内マーケットが縮小しているのに、同業の数が多すぎる…だから合従連衡などで企業の数を減らさないといけない…と書いてきました。今日の日経3面で、日本企業が真剣にこれに取り組みだしたことが書いてありました。やっと動き出した、という感じです。国内で同じような会社が同じ商品を売るために薄利多売競争をして低収益に甘んじている間に、海外から特定の分野ではガリバーみたいな企業が上陸してきて、叩き潰されてしまう…これが日本企業のアキレス腱でした。これを克服して、国内で大きなシェアを握り利益率の高い経営ができれば、海外でもっと競争力を高めることができるのです。海外の大手企業はみんな国内の同業を飲み込み、またいらないものを他社に売却して強力になってきたのです。

 やっと日本企業が動き始めました。国内で淘汰が始まってきたことは、日本経済にとって非常に良いことです。バブル崩壊後、政府は本来淘汰されるべき企業を温存してしまったために、人、もの、金の経営資源の再配分ができず、新産業が育たなかった、という負い目を追ってしまいました。でも、結局、市場から淘汰を迫られることになってきました。乳業、紙パルプ、食品などまだまだ同じようなことをやっている会社はおおくあります。電気で進み始めたことは、必ずたの業界にも波及します。去年から言い続けてきた、内需株はM&Aで注目される…が、やっと実現しそうです。

 これが始まれば日本株はアメリカ離れができることになる…が。


 

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強気も、弱気も、米国の景気指標が気になって動けない…
 4日の日経平均は10銭高の1万2992円28銭と横ばいだったものの、TOPIXは5.49ポイント安の1265.66と、4日連続安で終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは98、RSIは48、25日線かい離はマイナス3.7%。出来高、売買代金とも、低調でした。ニューヨークは小幅安、円は103円台に押し戻された、となっては先物筋もよほど動きにくくなった、と見えますね。香港が安く始まったら、それを口実に売り仕掛けし、裁定解消売りから下落。次は、上海が安いといっては仕掛けて行きますが、徹底的に叩こうという執念が見られませんね。
 
★指数は底値圏を暗示。叩きやさんは、相場の急変を懸念…
 案外、気づきませんが日経平均月足のRSIは10台までおちています。これは日経平均が安値をつけた2003年4月の少し前の状態です。ここからの押し目は買えば良いということなんですが、大底のときは10台が入って、さらに下げて底入れしています。最後の締め上げに耐えられるかどうか…。ただ、いつ流れが変わってもおかしくないところには来ているんですね…。

 今週は、米国で週末の雇用統計、6日のISM非製造業景気指数など重要な景気指標の発表が続きますので数字によって株価が波乱するようなら利下げや景気対策の積み増しなどが発表される可能性もあり、無理はできない、というところでしょう。事態が悪くなるほど、ひっくり返ったときが怖い、というのは相場の常ですから…。叩き屋さんたちもこの辺のところは十分わかっていますから無理はしないということなんでしょう。
 ただ、板が薄くなっていますので、裁定解消売りが出たときの影響が大きいのは困ったものです。

★下値支持線の攻防が続くNY市場
 さて、昨日のニューヨークダウの安値は1万2161ドルでした。やはり、上昇トレンドを支えてきた下値支持線から反発しています。市場の方は、完全にこのラインを意識しているようですね。週足で見ていきますので、週末の足でこのラインを切ったら、ストップロスの売り物が大量にでてきて悲惨なことになるはずです。

 下値支持線の信頼性には賭けていますが、もうひとつ気になるラインがあります。04年はじめから06年半ばにかけ、緩慢な上昇バンドを作りましたが、このときの上値抵抗ラインが、今回は下値支持線として機能してきました。しかし、このところ、株価はラインを下回っただけでなく、このラインを上値抵抗線として意識し始めた感じがします。下値では、長期の支持線で下カゲを残すものの、上値では、中期ラインを上値抵抗として意識し上カゲを残す、という動きです。
 この意味では、今は非常に微妙な位置にいると言えなくもありません。あまり、テクニカルなことに拘泥しても仕方ありませんが、このところ、金融危機がまた拡散しはじめた感じがします。

★カギは週末の雇用統計… 
 以前から、書いてきたように、まだ今期の減益は完全に織り込まれていませんから、ここからは景気に重点を置いて見ていくようにしたいものです。特に、個人消費に影響が及ぶかどうか、ですが、すでに銀行などの金融機関では融資審査の厳格化や貸し出し制限、カード利用制限など貸し渋りが始まっており、個人消費に影響が及ぶのが必至の情勢になっています。それだけに、今週末の雇用統計が重要になってきます。米国でも、固唾を飲んで見守っているんじゃないでしょうかね。

 先月は、「満月」の22日が相場の変化日となり、株価は出直りましたが、次は、今週末の土曜日が「新月」でやはり相場の変化日。金曜日かそれとも月曜日か…雇用統計が発表されるのが金曜日の夜…いやだな~。

 日経平均の下値抵抗については、1月31日の書き込みを見てください。




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やっぱりニューヨーク株次第…
 2月が逃げて、去る3月がやってきました。順番から言うと、4月は死んじゃった…ということになるんですが、なんだか、らしくなってきましたね…。

 いきなり変な話から入りましたが、おひな祭り3月3日の日経平均は610円84銭安の1万2992円18銭、TOPIXは53.13ポイント安の1271.15と、ともに三日続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは96、RSIは49、25日線かい離はマイナス3.7%、出来高概算は21億株、売買代金は2兆4700億円でした。

★引け間際の仕掛けは思惑がらみ…?
 つかの間の息抜きはもう終わったのでしょうか…。立会い日数で14日もかけて稼いだ日経平均の1000円幅をわずか3日で無くしてしまいました。今回もまた原因は米国発…。生保大手AIGの巨額損失計上に加え、バーナンキFRB議長が議会で「中小銀行から破綻するものがでるかもしれない」と発言。為替市場では、一気にドル売りが進み、円は102円台に入ってきました。日本経済にとって最悪のシナリオで動き始めています。株価が持つわけはありませんね。

 今日も、ニューヨーク安を受け、現物、先物とも急落して始まっています。いわゆる、ドスン…と落ちて、後は小動きでしたが、引けにかけて債券の先物が急に上昇。同時に株の先物に売りが入りだし、引け間際にまとまった解消売りでも出たんでしょう…。日経平均は1万3000円を割って終わってきました。引け間際に売り仕掛けが入ったようですね。大引けを1万3000円割れで終わらしたかった仕掛け筋がいたようです。これで、今晩のニューヨークが安ければ、明日は、一段安に持っていける、と思ったんでしょう。

★結局、「賽の河原の石積み」だった戻り相場
 どうせ、投信に絡んだ動きなんでしょうが、もういい加減にしてもらわないと、株式市場からみんな出て行ってしまうんじゃないでしょうか。まさに「賽の河原の石積み」ですね。14日もかけて、死んだ子供が石を積んだのに、鬼が出てきて3日で壊してしまいました。また、一から石の積みなおしです。そのうち、石を積む子供もいなくなって、鬼の仕事もなくなってしまうことでしょう。

 まあ、買い手がいなくなれば、相場の方は、先物とインデックス採用銘柄だけが上下する非常に分かりやすい相場になり、それ以外の銘柄は毎日、「出来申さず」というすばらしい時代がくることでしょう。取引所はそろそろ、無茶する連中を何とかしたほうがいいと思うんですが…。

★戻りのめどは予想通り…、では下値は…自信なし
 さて、株式レポートと1月31日のブログで今回の株価の目標が06年6月安値1万4045円付近になることは、案内してきましたね。やはり、ここでの抵抗力は強く、結局押し戻されてしまいました。下値は、1万3054円にポイントがあります。今日はこの付近で底値模索をしていましたが、結局、売り崩されてしまいました。当面は、先日の安値1万2570円付近が下値目標になるんでしょうが、ポイントは、この1万2570円の安値を支えた抵抗ラインを切らないこと。

 日経平均は03年に底入れ(?)したあと、「逆三尊」底をつけて上昇していきました。この肩を結んだラインが今回の下値支持線です。これを切れば、つぎは、04年4月の1万2163円、次は、1万1285円…と下値目標が落ちていきます。輸出がだめなら、景気を支える何モノもない…という日本経済の体質が問われてきます。おそらく、新日銀総裁の最初の仕事は、利下げになるかも知れません。サブプライムローン問題などは、すべて日銀の金融政策変更のあとに起きていることに注意すべきです。

 そうなると、為替関係者が予想するように一気に円高が進むというのも考えにくいのではないでしょうか。シカゴIMMのドル対円の取り組みを見ると、モノローン対策が進んだことを好感して、円ロングのポジションが1万枚以上減少したのに、円ショートは5000枚以上増加していました。結局、FRB議長の「ドル安誘導発言」を受けて、このショート筋の巻き戻しが起きたのが、昨日今日の動きでしょう。

 とにかく、ニューヨーク株の動きを見ないと分かりませんが、為替が落ち着けば株価も落ち着いてくると思われます。ただ、ニューヨーク株も2003年来の下値支持線を首の皮一枚で維持している状態。これを切れば、為替、商品、株価などむちゃくちゃになってしまうかもしれません。週明け早々、米国では重要な景気指標の発表が続きます。
 それ次第でどうでも動きますので、安易な発言はしないようにしておきましょう。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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