大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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最近の変化に、ファンドの事情が絡んでいないか…?
 【おしらせ】
 カテゴリーに「チャート解説」を増やし、今日から書き込みしています。ニューヨークダウの動きを書いていますので参考にしてください。市況分析のようにデイリーではなく不定期になりますが、注目株なども取り上げて行きたいと思います。

 さて、週末30日の日経平均は214円07銭高の1万4338円54銭、TOPIXは27.51ポイント高の1408.14と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは117、RSIは62、25日線かい離はプラス2.8%でした。出来高概算は25億株、売買代金は2兆9500億円と、3兆円の大台に迫ってきました。テクニカル面はまだ少し余裕がありますが、少々無茶のしすぎかもしれません。この調子では、月初めまでに相場を出し切ってしまうかも知れませんね。

★日米とも、パッシングの買戻しが株価押上げへ
  やはりドルが強くなってきました。昨日のニューヨークでは、1ドル105円87銭をつけて、目先の節値を払ってきました。また、ドイツの小売売上高が落ち込むなど、EUでそろそろ高金利とユーロ高の弊害が出始めています。このあたりを、かぎつけたのか、ユーロも弱含んで来ました。

 ユーロ安、原油安になりましたが、いわゆる、金融危機時の米国売りポジションの反対売買みたいな動きになりました。おかげで、株式が買いなおされ、ニューヨークダウもは連騰になりました。今日の日本株は、月末のドレッシング買いに加え、投信設定に絡んだ動きもあったようです。為替の105円台の円安をみて、今日は寄付きから輸出関連株が高かったですから、多分、投信の方は現物株を買えず、とりあえず先物で手当てしたんではないでしょうか。

 場中の動きを見ると、前場は「債券先物売・株先物買い」の裁定取引があったようですが、昼からは、株が大幅高しているにもかかわらず、債券先物が上昇。裁定筋が債券先物を買い戻し、手仕舞いをしたような動きがありました。当然、株の先物に売りが出ていたはずですが、どこかが、売り物を吸収し、全体への影響が出なかったようです。この辺が、投信が先物を使って手当てをしたのではないかという根拠ですね。

 また、日本株の場合も米国と同じで「日本売りポジションの解消」が出ていました。金融危機時の「円高」が円安に、日本経済売りで売られた輸出関連株が買い戻される…という構図です。昨日も解説しましたように、ドルの再評価がいつまで続くかがポイント…になります。昨日、今日の株高は、ちょっと政策的な匂いがしないでもありません。5月は、一部ヘッジファンドの中間決算月でもありますから、月末に近づいて、原油や為替、株がばたばたと、それまでとは反対の動きを示し始めたのは、気にいりません。もし、中間の益だしやドレッシングが絡んでいたら…。

★次の戻りのポイントは…
 気にしても仕方がありませんので、自然体で見ていきましょう。さて、上がってもまだ、弱気の意見が多いようで、非常に結構なことですが、「買いたい弱気」ではかないませんね。来週も円安が続いてくると、乗り遅れを気にした機関投資家の買いが入ってきますから、株価は上昇…。6月4日の変化日は「下向き」ということになってしまうのですが、果たしてどうか。

 今日の相場も一見して、非常に強そうでしたが、高値は1万4366円で、残念ながら、5月16日のザラバ高値1万4392円を上回ることはできませんでした。一気に、上回っておれば、強気で押し目買いができるのですが、来週、上回るのを確認しないと、穴倉からでることは危険ですね。流れ弾にでも当たったら大変なことです。当面、強気に見た場合、次のポイントは昨年11月22日安値の1万4669円付近…。レポート銘柄の大氣社や近畿車輛、デサント、ソラン、三菱重工など、利が乗った玉も多いので、来週はいったん利食いをかけても良いかもしれませんね…。

★ランドブリッジ構想をひとくさり…
 さて、近畿車輛をはじめ、車両株が動き始めました。先日、双日が中東から車両の大型受注をした、と発表されましたが、これから、世界で鉄道輸送が見直されてきそうです。ロシアの「ランドブリッジ構想」は、先ごろ紹介しましたが、東南アジアや中国、ロシア、中東で、鉄道建設ブームが起きています。もし、これを全部つないだら、極東から欧州、中国→東南アジア→中東→アフリカ(または欧州)という、一大輸送網が完成します。もし、ベーリング海峡にトンネルを掘ってアラスカとつなげば、南北アメリカ大陸とも鉄道輸送が可能になります。

 そんなことできるわけが無い…と思うかも知れませんが、ランドブリッジ構想には米国の大手金融資本も関心を示しているといいます。皆さんも、お気づきでしょうが、最近、自動車工場が東北のほうに集中し始めました。ここでできた製品を船でウラジヲストックに運び、ここからシベリア鉄道経由でロシア東部や欧州に運べば、船での運搬にくらべ、コスト、期間が大幅に削減できます。私見ですが、最近の動き時は、将来の輸送方式の変化を見越した動きがあるように思えてなりません。すでに、大きな変化がおき始めているのです。

 米国や英国はこの計画に関心がないようなそぶりをしていますが、もしこれをやられると海洋支配を中心に成り立ってきた米英の支配体制が崩れる危険もあるのです。私が日本の先行きを心配するのは、もし、内陸国の間で、鉄道を結び合おうという動きが出てきたとき、海洋運送に頼る日本は大丈夫なのでしょうか…。

 こんな大きな話をするまでもなく、もっと目先で考えても、国内の運送業者さんは燃料価格の高騰に頭を抱えています。だったら、最寄の貨物ヤードまで運び、あとは鉄道輸送すれば運送コストは大幅に安くなります。モーダルシフトという考え方ですが、これだけ、原油が上がってくると、否応なしに実行されてくるはずです。これが本格的になれば、コンテナが足りない、貨物車両が足りない、貨物ヤードの整備もしなければ、物流ソフト、列車の時間管理も…と、いろんな需要が生まれてきます。

 鉄道関連は将来は成長産業になると、信じ込んでいるのですが…いかがなものでしょう。アジアの国の間では鉄道の幅が異なりますが、日本のある建設会社は国と共同で、自動的にレール幅が調節できる車体の開発に取り組んでいます。本当に、鉄道網で国が結ばれたら、思考方法も変わってくるような気がするのですが…。 
 

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上値抵抗ラインを意識したニューヨークダウ
抵抗ラインを意識したNYダウ…?】
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 耐久財受注の好調など、景気の底堅さを映して、ニューヨーク株は3日続伸しました。ただ、昨晩の様子は少々様子が異なります。以前から、年初3ヶ月にわたり株価の頭を押さえてきた支持線Aの存在は解説してきました。4月中旬、このラインを上回り、あらたにラインAを下値支持に、ラインBを上値抵抗にするボックスを形成しに行きましたが、「(債券買い、ドル売り、資源買いの)米国売りポジション」の解消が一巡。インフレ懸念の高まりを受けた利下げ期待の収縮で、株価は再び、Aライン以下に押し戻されてしまいました。

 下値支持線としては力に欠けますが、とりあえず、下値支持力を持つラインCで下げ止まり、ドルの反発などを受け切り返しに入ってきました。ただ、昨晩は高値1万2726ドルまであったものの、上値抵抗ラインAに接近したことや、5月中旬の安値に到達したことで、目標達成感がでたようです。かなり、上ひげを残して終わっていますので、ちょっと目先の動きが懸念されます。

 ドル・円相場が105円80銭をつけるなど、ドル高方向に動き始めており、これを好感すれば再びAライン上に復帰することもありそうですが、押さえ込まれた場合は、再びCラインまで売られ、ボックス形成に移り、好材料待ちとなるか…?ファンダメンタル面の支援がなくCラインを切った場合は、さらに下の支持線を目指す(可能性は薄いと思いますが…)こともあるかも知れません。

 昨晩の足はちょっと気になります…。

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為替市場で攻防戦が始まった…?
29日の日経平均は415円03銭高の1万4124円47銭、TOPIXは31円94銭高の1380.63と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは108、RSIは60、25日線かい離はプラス1.5%でした。出来高概算は19億株、売買代金は2兆3390億円でした。

★安易なちょうちん筋が踏まされた…?
 「え、1万4000円台の引け…それって何…?」。今日お出かけしていて、一日相場を見ていなかった投資家なら、こう言いそうな相場でした。別に、ニューヨーク株が暴騰したわけでなく、解散総選挙が決まったわけでもなく、日銀が利下げをしたわけでもありません。昨日の相場で、「債券先物買い・株先物売り」の鞘取り商いを仕掛けていた筋が、単に反対売買をしただけのこと…。ただ、ちょっと違っていたのは場中に複数の大口投資家から8000枚の大量の先物買いが入ったこと…。おかげで、昨日の相場で、先物筋にちょうちんをつけて先物売りをしていた連中がしっかり踏まされることになりました。

 実に、したたかですね。中途半端な売り玉がたまったと見たら、すかさず腕力で「踏み」を仕掛けてくる…。中途半端な気分では、足元をすかされてしまいます。さすが、世界のダマシ、だまされの世界を泳ぎわたって入るだけのことはありますね。今日は、何か変に感心してしまいました。日本の、投資かも、CTA筋が使っている証券会社にちょうちんをつけておけば儲かる…という安易な気分で相場を張っていたんではないでしょうか。下手に昨日の安値を売っていたら、今日の引け値で500円近くやられていますから、「痛い」では済まされないはずです。やはり、債券市場、海外市場、GLOBEXの状況など、幅広く情報を収集したうえ、自分の相場観をもって、相場に対処しないといけませんね。

★為替市場は分岐点にきた…
 なにか、今日の動きをみて、「まだまだ日本の投資家は甘ちゃんだな~」と、思った次第です。変に感慨に浸っていても仕方がありませんが、今原稿を書いている時点で、為替は再び105円台に乗っけてきました。ECB(欧州中央銀行)幹部の発言を受けユーロが緩んだことを受けたものだと思いますが、FRB幹部の口からもインフレ抑制優先の話が出始めましたから、ドルが強含んできたものと思われます。株式レポートでも、円・ドル相場は2年サイクルで強弱を繰り返しているが、95円を境にドルが強含む展開に入ったことが考えられる、と少し前に書きました。ただ、その条件が105円台の抵抗ラインを突破すること。ここの、抵抗力は輸出企業のドル売りなどがまとまって控えており、大きな関門になっています。それだけに、突破すると一気にドルが上伸し、108円台を目指すことになります。

 これだけ、原油価格が上がると、米国経済のファンダメンタルを云々する前に、実際の原油購入用のドルの調達が必要になってきます。それも先高感が強まれば強まるほど、備蓄量を増やそうとし、つれて、ドルへの需要が高まるはずです。コーンをはじめとする穀物需要についても同様なことがいえます。だから、ドルへの実需が高まるはず…と見ていたのですが、なかなか、105円台の壁が破れませんでした。ここは、要注意ですよ。突破してくると、投機筋の動きは一気に転換してきます。

 国内的にも、円安でインフレ懸念がさらに強まり、債券も下落をはじめ、インフレ代替としての株式の需要はさらに高まってくることになります。裁定業者が鞘取りをしながらも、株の上値を追い、一方で、債券の下落を促しているのも、ちゃんと根拠があるんですね。ここは、本当に正念場…。日本の景気は米国の景気後退を映して落ち込む、為替は円高になる…という、見通しで債券市場には株式から離れた資金が大量に眠っています。これが、いっせいに動き出したら…(すでに動き始めていると見るのですが…)。 以前から、ミニ金融相場が来る…と、レポートでもこのブログでも主張してきましたが、ここからの為替の動きが答えを出してくれると思います。じっくり、見ていきましょう。


★100%以上の増益率が約80社…
 わけの分からない話はいい加減にして、そろそろ、新しい銘柄選定を始めようと、企業の増益率を調べて見ました。今期100%の増益率を越える企業は、東証一部銘柄だけでなんと79社もありました。50%以上の増益率なら140社弱。前期に悪かった反動はあるのでしょうが、原材料高、円高、米国景気の後退など、経営環境に悪材料が並びたてられているときの予想です。円高が円安になったら…米国景気が後退しなかったら…投機が剥げて原材料が下落したら…この時、企業業績は一体どうなるのでしょうか。最近、海外投資家が口とは裏腹に日本株を買い続けています。

 本当に自分がほしいものがあり、皆もそれを狙っているとしたら、あなたはなんと言いますか。この商品は傷がついている…少々汚い…品が悪い…と。それに納得して、他の人が買いを降りてくれたら「やったー」というもんでしょう。私も同じ事をしますね。「日本は新興国に比べて成長力が無い」、「政治が不安定だ」…と。しかし、成長が劣る分、日本企業はこれまでの成長の果実を内部にたっぷり溜め込んでいるんですね。今だったら、成長の果実を実体価値の数分の一の資金で手に入れることができるんですね。株式投資のやり方は、成長というフローを追いかけるものと同時に、企業価値という静的なものを重視する手法もあることを忘れないでください。デフレ時代は企業価値は下がる一方でしたが、インフレ時代には増加するばかりです…。

 時代の変化に早く気づいた人の勝ちですよ…。

 今日の高値付近の1万4000円台には、1万4097円に急所があります。ニューヨークもなかなか日足の陰線を抜け切れませんので、目先は、ちょっと注意したほうが良いかもしれません。なにしろ、CTA筋から手を返されたら…今日、8000枚も買った玉は買い戻しでは無いでしょう…?


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WTIも債券先物も、ちょっと、やり過ぎとちゃうの…?
 28日の日経平均は183円87銭安の1万3709円44銭、TOPIXは19.56ポイント安の1348.69と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは105、RSIは44、25日線かい離はマイナス1.3%でした。出来高概算は20億株、売買代金は2兆2900億円でした。株価だけはどんどん下げますが、テクニカルな指標の整理は一向に進みませんね。

 
 昨日の25日線での止まりは、結局、頭押さえのラインになってしまいましたね。なーんか、だんだん、ついこの間のようなデリバティブだけが空中を飛び交う、つまらない相場になってきました。原子力や農業、電池関連が個別に売買されていますが、あまり指数が波乱すると、結局、足をひっぱられてしまいます。直近のレポートでも目先はテーマ株でお茶を濁す相場、としましたが、やはり、裁定業者と商品投資顧問会社(CTA)らの無茶商いで引っ掻き回されています。国内の個人投資家もミニ先物でちょうちんを付けに行きますから、どうしても一方通行になりやすくなりますね。

 それにしても、相場の動きは荒っぽい。昨日のWTI原油も引け値では大幅安のバレル128ドル台で終わっていますが、引け後の商いではすかさず132ドル台に戻しています。昨晩のニューヨークも、原油価格が急落したところから上昇しています。引け後にWTIが戻したことを受けて、果たして、今晩のニューヨークがどうなるか…。GLOBEXは小安く推移していますので、ちょっと心配ですね。

 昔、証券会社にいたときから、商品の動きがすさまじいことは知っていましたが、まさに、跳梁跋扈しているという感じですね。これまでは、資金力も無かったので、大した影響力はありませんでしたが、通常のファンドでダメ、ヘッジファンドでもダメといった資金が、「商品は儲かっているらしいじゃないか…」と、資金を投入したものですから、変に力をつけて今みたいな腕力相場になってしまいました。自分にとって都合の良い材料を取り上げて、腕力で仕掛けてきますが、月末控えで国内の大口投資家が動けませんので、しばらくは波乗り相場が続くことになりそうです。

 とにかく、馬鹿みたいに「債券先物売り・株先物買い」またはその反対のロング・ショートポジションで来ますから、債券先物の動きを見ていると、あらかた株の動きも想定できるという、動きとしては単純な相場つきです。
ただ、腕力にものを言わせて、相場の流れを強引に作りに来ますし、それにより、裁定取引が刺激され、現物市場の振幅も大きくなってしまう、特徴があります。ついこの間までは、裁定買い残は2兆円割れ寸前まで行っていましたが、現在は、3兆3000億円台まで、膨らんでいます。結局、日経平均が1万4300円台まで戻ったのは裁定買いのおかげだった…ということになりますか…。ということは、下げるときも裁定解消売りがリードすることになりますね。なにしろ、先物に一時期に大口の売り玉をぶつけてきますから、すぐに、先物と現物のサヤが逆転。解消売りを誘発することになります。

 一番心配していたパターンになってきました。以前から、上昇中の13週株価移動平均線が下値めどと書いてきましたが、今はまだ1万3400円どころ。もし、ここまで下げてしまうと、1万3500円のところにある仕組み債がらみのオプション玉が原因になり一段安するという図式らしいですが、そろそろ、ファンダメンタルを反映しながら動く相場になってほしいものです。一日、債券先物の動きと、日経平均の先物と現物のサヤばかり見ていたんでは疲れて仕方がありません。今日も、特段のことがあったわけでも無いのに、債券先物は133円99銭から134円78銭まで、今日も一円近く乱高下しています。もともと、債券市場は流れを映しながら動くもので、一日、一時間単位でファンダメンタルが変わるものでもありません。それが時間単位で動く…異常としか言いようがありませんね。

 愚痴みたいなことを書いても仕方がありませんが、とにかく、ここは過熱感の解消待ち。昨日も、書いたようにインフレ懸念を映し、新興国の為替や経済がおかしくなり始めました。相対的に日本株のファンダメンタルが再評価されることになるはずなのですが、何しろ、先物や商品投資顧問業者にとって、日本市場は、流動性に富んでいるだけでなく、何をやっても起こられない無法地帯。米国やヨーロッパでやれば相場操縦でお叱りをこうむることも日本では、「なーんにもなし」。だから、性質の悪いのが集まってくる…。取引所や金融庁のお偉方、証券市場の「国際化」と「無法地帯化」をはきちがえたら「あきませんよ」…。


 6月4日の変化日まで長~いなあ~…。それまで、何とか無事でいてよ。レポート直近号で取り上げた原子力関連の穴株、今日の悪地合のなかでもしっかりに終わった。PER10倍以下の割安感に注目が集まるか…?

 今日はあまり書くことも無かったので思いつくままに書きました。読みづらかったらごめんなさい。

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ドル安もいい加減にしないと、新興国がおかしくなる…
 27日の日経平均は203円12銭高の1万3893円31銭、TOPIXは24.07ポイント高の1368.25と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは8勝6敗、騰落レシオは114、RSIは44で終わりました。25日線とのかい離ですが、今日現在の25日線の位置は引け値と同じ1万3893円です。これを、押さえられた…とみるか、回復した…とみるかで、状況は違ってきますね。先週末から今週の寄り付きで、1万3925円から窓を開けていましたが、今日の高値が1万3931円ですから、とりあえず窓は占めた格好。ちょっと微妙…という感じですか。出来高概算は15億6000万株、売買代金は1兆7800億円と、ともに減少しており、見送り気分が強かった様子が分かります。
 外人さんの顔色を見ないと、独自では動けない市場になってしまったんでしょうか。

★個人投資家はテーマ株物色を強める
 昨日大幅に下げた反動で、今日は買い戻しからしっかりに始まりました。しかし、寄付きから債券先物市場の方は、プラスになったり、マイナスになったりで、方向感がまったくつかめませんでしたね。前引け間際に、債券先物がするすると高くなっていましたから、昼から株が売られるんじゃないか…と心配しましたが、後場からは一転して債券先物はマイナスに、株の先物に買いが入って現物も急反発。窓埋めを達成しています。出来高をみても、まだ見送り気分が強いことが分かりますが、値上がり上位には、飼料、農薬、農機具などアグリ関連、電池、石炭など環境、資源関連など、今風のテーマをしっかり押さえた銘柄が買われており、その意味では個人を中心にした物色意欲は戻ってきていると、思うのですがいかがなもんでしょう。

 まあ、全てl今晩のニューヨークがカギを握っています。グリーンスパンさんがまた、サブプライムがらみでいろいろ言っていますし、株が下がったことで、また金融危機を蒸し返すような話もでています。この辺を映して今晩のニューヨークがどう反応してくるか…シカゴのGLOBEXでは、S&P500 、NASDAQ100とも小高く推移していますので、期待してみてみましょう。後場から債券先物売り・株先物買いをやった、CTA筋も、GLOBEXがしっかりだし、為替も103円が割れそうで割れない…とりあえず、昨日のポジションは解消しておくか…という事だったんでしょう。

★ドル安で新興国経済が危ない
 さて、今日は、韓国がどうも為替市場でウォンの買い介入をやったようです。昨日も少し触れましたが、どうもドルリンクの国がおかしくなり始めました。ドルリンクを守るためには、米国が利下げをしたら、自国も利下げし通貨価値を維持しなければなりません。ただでさえ、一次産品価格が上がっているときにこんなことを続けていたら国内のインフレに火がついてしまうのは明らかです。

 先だって、第一次、第二次オイルショック後の動きを調べたら…と書きましたが、本当に同じような状態になってきました。当時もドル安でしたが、一次産品価格の上昇も現在と同じ。リンクを守るための利下げが国内インフレに火をつけ、その後は、物価沈静のために金利を大幅に引き上げざるを得ず、結果、景気が影響を受けています。昨日もベトナムの例をいいましたが、同様な図式で金利が急騰。結果、株式市場は暴落することになっています。同様な国は、中南米のアルゼンチン、中東湾岸諸国、インドなどが同様な状況に陥る可能性が強まっています。中国だって、物価はだんだん手がつけられないような状態に近づいています。

 そうなってくると、新興国の株式をもつことは、今後一段安のリスクをこうむることにもなりかねません。一方、日本のことを考えると、ついこの間まで(現在も…?)デフレに悩まされており、物価上昇への柔軟性があります。また、長い間のデフレ時代に企業の損益分岐点が大幅に引き下がっていますから、原材料価格の上昇にも耐久力があります。先進国のなかでみても、物価に関しては優等生の国でもあります。少々我田引水的な話になるかもしれませんが、インフレ時代の株式の逃避先としては、最も適しているのではないでしょうか。

★ブッシュ大統領の「最後っ屁」を警戒
 つい先日までの、「ジャパンパッシング」のポジション作りで、新興国に置かれた資金はかなりあるはず。その資金が値下がりのリスクにさらされているとしたら…。これから何が起きてくるかは、容易に想像がつくはず。ドル安定化の」要求はこれから、世界的に強まってきます。ブッシュ大統領もやめる前にひとつくらいは世界のためになることをやってもらいたいものですね。いや、もしかしたら、念願の世界平和への敵、イランに軍事侵攻し、原油価格をバレル300ドルくらいにしてやめるのかな…。

 核開発に関してイランは無実だったと、IAEAからお墨付きをもらっているのに、いまだに敵視し続けているブッシュ政権ですから、それくらいのことはやりかねません。ただ、米国嫌いの国があつまり、米国包囲網がどんどん広がっているという国際情勢の変化は無視できません。ブッシュ後の世界の枠組みを作ろうと世界が動き始めているのに、いまだに、米国の顔色を伺わないと何もできない日本。株のことも大事ですが、日本の将来を誤らないためにも、政治家さんたち、しっかり考えてくださいよ。

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手がかり無しの相場で、再び動き始めた小鬼たち
 週明け26日の日経平均は322円01銭安の1万3690円19銭と3日ぶりに反落、TOPIXは32.51ポイント安の1344.18と、続落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは114、RSIは40、25日線かい離はマイナス1.3%になりました。出来高概算は18億株、売買代金は2兆円と、ともに減少しました。RSIが順調に整理し40%になってきました。これまでの例にならうと、20%台がポイントになりそうです。もう少し、いやな目にあわせてもらいましょうか…。


★「賽の河原」の小鬼が動いて、積み石を壊した…
 さて、週末のニューヨークダウは145ドル安、アジア株は全面安、円相場は103円割れ寸前、週末の原油価格はバレル132ドル台…おまけに今晩のニューヨーク市場はメモリアルデイで休日ときては、相場のほうは見送らざるを得ませんね。案の定、板が薄くなったのをみて、先物業者、裁定業者、商品投資顧問(CTA)など、日本市場の小鬼どもが動き出してきました。先週にかけて、裁定残を積み上げてきましたから、ここを先途に一気に解消に動いてきました。あらたに、債券先物買い・株先物売のロング・ショートポジション作りをやったところも多く、日経平均はほぼ一方通行で下げてしまいましたね。

★再びボックス圏に推し戻されたNY市場 
前回の株式レポートで、「日本売り」「米国売り」ポジションの解消第一ラウンドが終わり、いったんは反動の動きがでるかもしれない…としましたが、ドルを改めて売る動きが強まり、原油など商品価格に飛び火しました。市場の関心が、クレジットクランチ(信用収縮)から、インフレのほうに移りましたから、これまでのように債券安(金利上昇)→株高と言う具合にいくかどうか…。本来、金利と株価は逆相関でうごくものですから、相場のファンダメンタルが変化していないかどうか見極める必要がありそうです。

 もともと、ニューヨークダウについては、26週線の状況や1万3059ドルの上値抵抗ラインの強さから
下押し懸念があることは指摘してきましたが、週末の下げは、少々行き過ぎです。数ヶ月もかけて抜け出したボックス相場のなかに、再び、ひきずりこまれてしまいました。結果、また、1万2800ドルラインを上値抵抗線として意識することになりますから、本格的な出直りには時間がかかるかもしれなくなりました。株価が、もたもたすると、忘れていたはずのいやなこと(サブプライムローン)問題を思い出してきますから、これに絡んだ悪材料が出てくるたび売られる…ということにもなりかねません。直近の、レポートでは、月内見送り方針を書きましたが、ボックスに押し戻された以上、可能性は別にして、3番底は意識しておいたほうが良いでしょう。

★ここからの下落で、「逆三尊底」の完成を期待
 日本株についても、同様です。以前から、底打ち型は「逆三尊」ですから、1月安値の1万2500円台を意識した安値がでてもおかしくは無いと考えてきました。最も、この安値を切ってしまうと「逆三尊底」は完成しませんので、当面は、13週移動平均線が押し目のポイントになる、としてきました。13週線は対応点の状況からみて、しばらくは上昇しそうですから、下値抵抗ラインとして十分機能してきます。今のところ、1万3500円台にありますから、明日、このラインで株価がどう反応してくるか、大いに注目されます。まあ、いまのところは、ガス抜き相場と思っておけばいいでしょう。


★ドル安の弊害が拡大
 ただ、問題は為替の状況です。ドル安の影響で、ドルペッグ制を採用している湾岸(GCC)諸国や中南米、東南アジア諸国がひどい目に合わされています。ただでさえ、物価が上がっているときに、米国の金利低下に合わせて金利を下げたものですから、国内のインフレ率が急上昇。物価抑制のため高金利政策を採用せざるを得なくなってきました。ベトナムが良い例ですが、わずか一日で公定歩合が5.5%も引き上げられ、預金金利は12%の上限規制も取っ払われています。おかげで、資金は預金へ大移動し、株価は急落することになっています。

 この図式は、ドルとの連携が強い中国でも同じ。気をつけないと、ベトナムと同じ道を歩いてしまう可能性もあります。最近、新興国の株を売って日本に資金をシフトする動きもあるようですが、もしかしたら、この辺を読み始めたのかも知れません。原油価格の高騰も、元をたどればドル安から派生しています。そろそろ、何とか手を打たないと、世界経済への影響がさらにひどくなる可能性もありますね。
 
 理屈はどうでも良いのですが、直近のIMM通貨先物取引の、取り組みをみると、円、マルクの対ドルのロングポジショんが急増しています。先週まで、ショートが多かった対ユーロもロングに転換しています。ただ、今日の相場をみてもドルは対円で103円を割り込んできません。インフレ懸念が強まっており、FRBが利下げの打ち止めをするのでは無いか…という思惑が下値を支えています。ちょっと、こう着状態に陥るかもしれませんね。

 とにかく、ニューヨーク市場が開いてみないと、何にも分からない。明日一日、小鬼どもに振り回されるのを覚悟しておかねばなりませんね。ただ、うまくいけば逆三尊底が完成するかもしれないという楽しみはありますが…。

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「日本売り」へのバッシングが今日も続いた…
 週末23日の日経平均は33円74銭高の1万4012円20銭と続伸、一方、TOPIXは2.98ポイント安の1376.69と、反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは126、RSIは56,25日線かい離はプラス1.2%でした。出来高概算は22億株、売買代金は2兆4500億円でした。

★ボックスに押し戻されたニューヨーク株は…?
 今週は、米国株の下げが急で、日本株も調整含みの週になりました。もともと、全体に過熱感がありましたから、「丁度良いお湿り… 」なんていいたいところですが、それを決めるのは今晩のニューヨーク市場。 ニューヨークは再びスタート時に作ったボックス圏に押し戻されていますから、早いうちにもう一度ボックス上限のライン上に戻らないと、元の木阿弥になってしまう可能性があります。今晩のニューヨークは、ちょっと注意してみてみましょう。昨日の日足の格好が長大陰線の下のほうにしがみついたような状態になっていますから、ちょっと頭から押さえつけられると「ズルッ」といってしまう可能性があります。

★インフレ懸念が強まる中で売りが続く債券市場
 さて、今日に日本株は、債券市場につきます。昨日も、インフレ懸念が強まっているのに長期債を持っているなんて信じられない…と書きましたが、予想通り、債券は今日も売られました。債券先物は高値135円43銭から、安値の133円93銭まで、瞬間1円50銭も急落しています。米国は終わりだ…日本経済は円高でお釈迦だ…と、して、安全資産(?)の債券を買いまくったのはついこの間で、確か141円台まで値上がりしていたはずです。もしちょんまげをつかんでいたら、7円やられているわけですから、運用担当者は気が気では無いはずです。先物で売りつないだりしているはずですが、それがまた自分の首を絞めることになっています。

 今日のところは、米国の方で原油価格が下落(昨日も指摘したとおり、仕手筋の玉はずしのための買いあおりだった…?)したので、インフレ懸念は収まりましたが、このところ書いていますように、諸物価の高騰には構造的な部分があるだけに、再び、インフレ懸念が強まることは必至です。しばらくは、債券ホールダーや日本売りポジションをとった投資家はいじめられることになるんでしょう。

★窓埋め完了から見送り気分が強まる
 株のほうですが、投信の設定などがあり、出遅れになっている内需株や薬品株などが買われていました。先行株は利食いにあいさえない動きでしたね。週末ですし、ニューヨークももうひとつしっくり来ない…で、さすがに様子見気分が強まりました。日経平均は一時期景気よく上がっていたんですが、今月20の下げ局面で1万4121円から空けた窓を埋めたあたりから、元気がなくなり、値を消して終わっています。買いあがれないのはどうしてもニューヨークが気になるということでしょう。仕方が無いですね。

 ただ、米国株が大崩しないことを前提に考えると、債券→株式の流れは来週もかわらないものと思われます。ヘッジファンドや裁定業者、CTAなど目先筋の動きがありますから、目先というか一日の立会いの中で波乱することはあるでしょうが、投信や年金など長期の運用資金がインフレ対応のファンド作りを進めるため、底堅い動きはかわらないものと、思われます。決算発表で、内容がいいのにPERが10倍とか12倍などで放置されているものの割安修正が来週以降のターゲットになるんではないでしょうか。

★日経新聞を見て驚いた…!
 それにしても、今日の日経朝刊を開いてみてびっくりしました。昨日、欧米の精油所の現況や日本との使用原油の違いを書きましたが、同じような記事がでていました。日経さんでも同じようなことを考えている記者さんがいるということですね。惜しむらくは、これが株買いの材料になる…として、関連業界について書いてもらえればパーフェクトなんですが…。

 とにかく、今晩のニューヨークに注目。そして、PERやPBRで兆超割安になっている企業をスクリーニングで抽出して来週狙ってみてはどうですか…それでは良い週末を…!

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やはり「ミニ金融相場」…?
 22日の日経平均は52円16銭高の1万3978円46銭、TOPIXは9.58ポイント高の1379.67と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは129、RSIは53、25日線かい離はプラス1.2%でした。出来高概算は23億株、売買代金は約2兆5000億円でした。

★再びボックス圏に引き戻されたニューヨークダウ
 さて、一夜明けてみればニューヨークダウは220ドル以上の大幅続落。当面の抵抗ラインだった1万2800ドル前後の下値抵抗ラインもあっさりと割りこんでしまいました。「おい、おい、話が違うじゃないか…」という感じですね。原油価格の上げに加え、FOMCの議事録で、利下げへの抵抗が強かったことから、金利低下気運が一気に後退したこと、証券化商品への格付けで、ムーディーズにコンピューターミスがあった疑いがでるなど、昨日はいろいろあったようです。そうなってくると、本当に今の金融市場は大丈夫なのか…という疑いがでてきて、とりあえずリスク資産は圧縮しておこうということなんでしょう。それにしても、ちょっと売られすぎです。週末に、下値支持線を上回って終わらないと、ちょっと時間が必要になってきますから、いやですね…。今のところ、CMEのGLOBEXでは、S&P500、NASDAQ100とも、小高くなっていますから、なんとかがんばって支持線を回復するように期待しましょうか。 


★日本は「ミニ金融相場」…?
 米国や欧州、アジアは総崩れですが、日本は逆行高になっています。一時は、世界の株価が上昇しているのに日本だけが下がっていると、やきもきしたものですが、今は、日本だけ上がっていても良いんだろうか…という感じです。このことからも分かるように、「ジャパンパッシング」のときの新興国株買い・日本株売りのポジション解消がまだ終わっていなかった…ということなんでしょう。また、このところ、海外の先物業者や商品投資顧問(CTA)を中心に、「債券先物買い・株先物売り」のロング・ショートポジションの積み上げが続いていましたが、今日は、日銀の買いきりオペから、長期金利が上昇したことを受け、解消売りに動いてきましたね。

 今日の債券先物市場では高値135円91銭から、安値134円80銭まで1円以上値下がりしました。これをみて、債券の現物市場でも投売りが増加しています。以前から、書いてきましたように、債券市場には「日本売り」のポジション作りで債券の買い玉がたまっています。日本経済は景気後退でどんどん落ち込んでいくというポジションですね。その点では正しいのですが、これだけ原油価格が上がり、国内のインフレ懸念が強まってくれば、長期金利は当然のように上昇(債券価格は値下がり)していきます。私に言わせれば、こんなにインフレ懸念が強まっているのにいつまでも長期債を抱いているほうがおかしい…。

 まだ、こんなかったるい投資家がかなりいますから、今後も債券の売りが続きます。売った資金が向かうのが大型株です。それも、できるだけ素材に近いところ…。だから、先日から鉄鋼と造船株の動きに注目するように欠いてきました。株式レポートの先週号で取り上げた新日鉄も今日は一時プラスになり大引けは2円安の692円としっかり、直近号のレポート銘柄の三菱重工業も本日は20円高の517円と続伸して終わっています。債券市場にとっては、「インフレ懸念」という新たなリスク要因が出てきています。サブプライムローンショックは「大恐慌」に次ぐくらいの恐怖をあたえ、大きな資金の受け皿として、債券市場に資金をシフトさせました。

 おそらく、値下がりのリスクにさらされている債券は私たちが想像しているよりも多いはず。「ミニ金融相場」の出来上がり方をよく理解しておくことが大事ですよ。


★決算対策で焦る投機筋…
 それにしても、原油市場はちょっとスピード違反みたいな気がします。今月から来月にかけてヘッジファンドやCTAの中間決算が絡んでいますから、短期の成果を出さなければならないという事情はあるんでしょうが…。先日も投機筋が、英国の電子取引所(ICE)をつかって相場の上げを演出している話は紹介しましたが、今日も場中にバレル136ドル台をつけにいっていました。理屈はいろいろつけているようですが、要は上げのスピードが早くなり値幅も大きくなったときは相場の転換が近い…ということでもあります。今回の上げは、ゴールドマンザックスの年内140ドル説が口火をきりましたが、投機筋にとっては、短期で儲けられるところは原油市場しか無かった、ということなんでしょう。

★欧米の「やらずぶったくり商法」はいい加減に…投資の重要性を思い起こせ
 変化点は近いと思われます。ただ、今回の上げでは、欧州でのディーゼル燃料の硫黄酸化物の含有規制強化があり、欧米の精油所では対応できず、ディーゼル燃料の供給が減少する…から、原油が上がるという話がありました。大体、これまで欧米各国は硫黄分の少ない高品質の軽質油を使ってきましたから、精油所の脱硫装置は十分ではありませんでした。規制が強化されるのが分かっていても、装置をつけるのをしてきません。、儲ければ良いんで、投資なんかとんでもない…というのが今の欧米の石油会社の姿勢です。供給ができなくなるのも当たり前ですね。

 でも、日本は少しでもコストの安い原油を使おうと硫黄分の多い重質油を使ってきましたので、精油所での脱硫装置の設置が行き届いています。今後、日本のこの技術は海外でも注目されてくるはずです。今のうちに関連会社を調べておけば、何かの役に立つはずですよ。
 とにかく、今の資源価格の高騰の責任の一端は、1980年からの一次産品価格の下落の間、開発や保守への投資を怠ってきたことにあります。米国は1980年ごろに300を超えていた、精油所は現在150台へと半減しています。これだけ需要が増えているのに増設しようとはしません。この際、儲けるだけ儲けようということのようですが、今、米国でおきていることは原油価格の上昇が早すぎて製品価格が追いつかず、作っても儲けがでないという構図になりつつあります。天に向かってはいた唾が自分の顔にかかりだした…ということでしょう。

 また、原油の井戸の保守の仕方もしらないで国有化を進め、井戸に水が入ったりして生産力が落ち始めた油井も多いといいます。資源ナショナリズムなどと格好いいことを言って、金のなる井戸を奪ってみたものの、話がちがうという状況も生まれてきているようです。ここでも、投資不足が表面化しています。世界的な規模で、投機が加速しているのも、結局、投資不足による余剰資金が生み出したことでしょう。ちょっと世界中が「強欲」になりすぎているんじゃないでしょうかね。

 まあ、週末のニューヨーク株の水準に注目…ということで、今日はおわりましょう。 

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「満月」の変化日は今回も当たった…
 21日の日経平均は233円79銭安の1万3926円30銭、TOPIXは29.75ポイント安の1370.09とmともに続落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは120、RSIは50、25日線かい離はプラス1.2%でした。出来高概算は23億6400万株、売買代金は2兆5800億円でした。テクニカル指標の整理は順調ですね。特に、RSIと25日線かい離が良いピッチです。出直りにはそんなに時間はかからないと思います。

★マスコミが強気するとろくなことは無い…
 やはり、賽の河原で石積みをしている子供の邪魔をしに、鬼ども(裁定業者)があらわれました。でも、以前と違ってよってたかって…という感じではありませんね。今日はニューヨークが大幅安し、為替は円高、原油はバレル130ドル目前…という「米国売り」、「日本売り」ポジションが復活してきましたから、株が下がるのは当然…。昨日も書いたように、相場の頭打ちを予想して、裁定業者や商品投資顧問業者らは、債券先物買い・株先売りのポジションを作ってきましたから、今日みたいな日は徹底的に叩いてくるはずです。ただ、決算月をひかえているほか、いつ流れが変わるか分からないという怖さがありますから、攻めきれないのも事実。
 
 以前から指摘しているように、米国は壁になっている12月安値1万3059ドルをどうしても引け値で上回りきれない。日本は、TOPIXが上値抵抗ライン(昨日分参照)に差し掛かり、日経平均は騰落レシオが140に接近して危険信号がチカチカ…ボリンジャーバンドは上値を圧迫…。こんなときに強気すれば、えらい目にあうのは分かりきったことですね。自分の気持ちがいくら強気になったって客観指標に逆らえば必ずしっぺ返しをくらうものです。なにしろ、世の中で一番信用できないものは「自分の気持ち」です。変にこねくり回して開発された投資技術よりも、多くの人が一番使っている簡単な指標が一番相場の分岐点を示してくれるものです。

 それに従えば、上向きになっている25日線とのかい離は1.2%まで来ていますし、40割れがポイントになるRSIも50まできています。週足のRSIもまだ50%台ですから、中期の押し目買い方針は変わりません。ニューヨークについても、当面は、1万2800付近と1万3059ドル付近のボックスになると、予想しておきました。昨晩、またきつい陰線をつけましたので、当面この陰線の中の動きを続け、米国売りポジションの変化を待つことになるんでしょう。ついこの間、テレビの株式番組の若手の解説者が強気を言っているから怖い…と書いたばかりですが、本当にマスコミっていうのは良いか悪いかの両極端にならないと、記事にしてきません。

 一時期、地方紙の経済記者をしましたが、これから危なくなりそうだ…なんて記事を書いても「没」…。でも、新安値まで売られて、証券会社の株価ボードの前で投資家が頭を抱えるようになると、大変なことになった記事にしてください…とくる。マスコミにとってはニュース性が全て。昔、証券会社に入ったときに、普通紙が一面で株式市場のことを取り上げたら必ず流れが変わる…と、教えられましたが、実際に記者をやってみてそのことが良く分かりました。始末が悪いのは、なまじインテリっぽい記事を書かれますから妙に説得力がある…。これまで新聞記事で脅されてソン切りした人を何人見てきたことか…。影響力のある仕事をしているんですから、もう少し、責任のあるコメントをするか、相場の勉強をしてもらいたいものですね。

★悪地合のなかに、次の相場の芽を探そう…
 また、脱線してしまいました。ただ、最近の相場については、これまでに何度も解説してきていますので、ここで繰り返す必要は無いと思います。ただ、昨日、冒頭部分から謎賭けみたいな記事をかきましたが、要は騰落レシオが低下するということは、物色される銘柄が絞られてくるということ。特に、大型主力株が一億株を超える出来高をこなしてくるなど、これまでとは違う動きがでてきています。だから、この変化に注目してくださいと、書いたわけです。今日、全体は、ドスンと来ましたが、三菱重工業はプラスで終わりましたね。新日鉄も安かったものの、大引けは今日の高値付近で終わっています。

 最近、景気の長期循環が上向いた…ということから、一次産品価格は上がり続けることを前提に相場観を組み立てるように、と書いてきました。原材料価格は上がり続けるわけですから、ここから先は価格支配力が強い「川上産業」が絶対有利…。消費者に近い川下産業になるほど、板ばさみになって利益が少なくなってきます。このことを、投資指針のなかにインプットしておくことが大事です。もっとも、川下産業の場合、価格支配力を強めるために、合併や同業他社の買収により、マーケットシェアを高めていく、という動きもでてきますが…。その意味では、これからの日本株は結構面白くなると思うんですが…。

 さて、ソランの次として紹介しておいた大氣社が今日も高値を更新してきました。今週は、日経平均はさえなくても、先週未消化になっていた好業績株の再評価があるとしておきましたが、やはりその流れはつづいていました。同じく、業績高進捗率銘柄としてレポートで取り上げ、このブログでも紹介しておきましたニチモウがやはり今日新値を更新してきました。このところ、25日線に支えられて上に生きたそうな動きでしたが、150円台で取り上げたものを、さらにここから、となると、ちょっと抵抗がありますね。一見、仕手株のように見えますが、ちゃんと、業績の変化を踏まえた動きになっていることは理解しておいてください。

 当面は、各論相場で散発高になるものと思われますが、注意したいのは、素材がらみの主力株からは意外高するものが出てくるかもしれません。明日は、注目株が決算を発表しますが、今年の出背株になるかどうかは明日の発表にかかっています。なんだかわくわくしますね…。でもこけたら、明日はお叱りの電話かな…?


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今日は「満月」の変化日…下を向いたが、明日からは…?
 問い合わせの電話が多くて、書き込みがおくれました。ご容赦1
 20日の日経平均は109円52銭安の1万4160円09銭、TOPIXは4.41ポイント安の1399.84と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは136、RSIは58、25日線かい離
はプラス3%でした。出来高概算は24億株、売買代金は2兆4000億円と、じわじわとボリュームアップしてきましたね。騰落レシオが136%…物色範囲が拡大してきたとみるか、それとも物色範囲が拡大しすぎて過熱感があるとみるのか…?どうしたらいいのかわからないまま、今日の出来高上位のベスト3の新日鉄、三菱重工、住金はいずれも1億株超え…判じ物ではないですが、この二つの事象を組み合わせれば次の相場の答えがでてくるはず…。

★昨日の続き… 昨日、小難しいことを書いてお叱りをこうむりましたが、書いたことは大変大事なことです。1980年ごろから世界の景気は下降してきました。この間、景気をリードしてきたのは、日本や欧米など経済のサービス化が進み、比較的資源の使用が少ない国。おまけに、ITを活用して、徹底したコスト管理や仕入れ管理をやりましたから、景気が良くなっても一次産品の価格を押し上げるほどの需要はありませんでした。でも今の世界経済、特にものづくりをリードしているのは、効率的な生産ができない新興国。ここしばらくはこれらの国が世界経済をリードしていくわけですから、資源価格は上昇するもの…と、腹をくくって相場に臨むことです。

 いま、中国やベトナム、アルゼンチンなど新興国で国を揺るがすような物価上昇がおきてますが、すべて、長期の景気循環がかわったことからおきています。早くデフレ発想から、インフレ発想に投資の基本ベースを切り替えたほうが得ですよ…。

 上がることを前提にすれば、次は産出量や生産量を増やす動きが始まります。それによりまた新たな技術の需要が生まれてくるのですから、マイナスの材料をプラスに転化することを考えておいたほうがいいと思いますよ。最近、商品の問い合わせが増えてきましたが、「上がる」と答えておけば、あと10年は大丈夫でしょう。相場的には価格支配力が強い川上産業に重点をおいた投資が必要になるかも知れません。 

 ★やはり日米とも重たいな~
 ニューヨークダウは1万3059ドル付近の壁、日本はボリンジャーバンドのプラス標準偏差の壁が重たいとかいてきました。また、先週末も20日が「満月」の変化日になるので、月曜日に高ければ要注意…としました。やはり、ニューヨークは高値が1万3136ドルまであったものの、引けでは1万3028ドルと、抵抗ラインに押さえ込まれて終わっています。日本も想定どおりの押し目になりました。下値については、最近どこかでかきましたので、探してみてください。また、このところ、日経平均を上回る好調ぶりを示していたTOPIXもちょっと動きが鈍ってきました。

 チャートの話になります。TOPIXの月足を10年前からみてもらいたいのですが、2003年からの底打ち付近では「大きな逆三尊底」を形成しています。このときの肩を結んだラインがありますが、このラインが丁度1400ポイントを上回ったところにあります。これまで、調子にのって金融株や不動産株を買ってきた連中も、このラインに接近してしまっては、ちょっと上値を買うのは苦しくなります。抜けるのをまってからでも遅くありません。だから、目先はどうしても日経平均型にシフトすることになってしまいます。一度、TOPIXの月足チャートを見て、ラインの信頼性を検証してみてください。

★やはり始まった「ミニ金融相場」…
 このブログでは、以前からこの相場が立ち直るときは、ブラックマンデーの後と同じで、債券市場から株式市場への資金移動で主力株中心の相場になる、と書いてきました。今日の大型鉄鋼、造船の動きはこれを彷彿とさせるものです。レポートでも、先週号でミニ金融相場の指標株として新日鉄を取り上げ、直近号では三菱重工業を取り上げました。今日の出来高の1位と2位を占め、予想通りの展開になりました。今のところ、長期金利の上昇は一服していますが、そのうち円安が進み、一次産品の価格がさらに上昇すれば、インフレ懸念から長期金利が一段と上昇。景気不振から債券市場に逃げ込んでいる資金がいやおう無しにあぶりだされてきます。

 まだミニ金融相場は始まったばかり。個人投資家も近々、参戦してくるはずです。これで資金力をつけたら、そこからはじめて、雑株へのシフトが始まります。ここしばらくは、金利の動きをよく見て置いてください。長期金利が上昇(価格は下落)し始めたら、次の仕掛けのチャンスです。

 今週は、加熱調整とともに先週の決算発表で消化し切れなかったものの再評価相場が始まる、としておきました。直近のレポートもこれを指針に銘柄選定し、前週に続き大氣社(1979)をとりあげておきました。このブログでも、ソラン(9750)に続く銘柄として紹介しておきましたね。今日は1400円の大台代わりを演じ一時は96円高までありました。このほかにも、低PER・低PBRものが買われていましたね。日経平均の動きはさえなくても、買われる物はしっかり買われています。目先は各論相場で望むことです。

 決算がらみではこの22日に発表する企業に注目しています。すでにレポートでは240円台から取り上げていますが。第三四半期までの進捗率が137%あった株ですから、よほどのことが無いと減益になることはないでしょう。大台替わり寸前ですが、なんとか、はずし場を提供してもらいたいものです。

 今日は、質問が多くてしゃべりすぎで頭がつかれて、文脈がみだれています。言いたいことを、皆さんの賢明な頭で理解してください。 


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「米国売り」「日本売り」ポジション作りが増え始めた…?
 週明け19日の日経平均は50円13銭高の1万4269円61銭と反発、TOPIXは8.38ポイント高野1404.25と6日続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは129、RSいは68、25日線かい離はプラス4.2%でした。出来高概算は22億株、売買代金は2兆4000億円でした。今日は新日鉄が久しぶりに出来高1億株の大台を超えてきました。相場に一本芯が入りだしたようですね。

★原油高の原因を勘違いしている米国政府… 
 海外で商品絡みの動きが活発になってきましたね。米国の備蓄の一時停止、サウジアラビアへの増産要請、商品取引への規制強化など、供給面を増やしながら、投機的な動きを封じていこうというものです。大体、OPECは需給関係は十分バランスしているから、増産なんかする必要はないという立場ですから、どこまで本気で増産するか分かりません。おそらく米国政府のほうから、増産を飲まなかったらイスラム教シーア派の侵攻に対して、ガードしてやらないとか、最新兵器を売らないぞ…くらいの脅迫的な動きはあったのかも知れません。この辺は投機筋も読みきっていますから関係無しに原油買いにはしり、また時間外取引でバレル127ドル台を回復してきています。

 もともと、ブッシュ政権は市場への介入を嫌っていますので、今回の措置も結局民主党に押し切られてやった…ということなんでしょう。ただ、日経でも伝えられていましたが、ロンドンの電子取引所の取引まで監督範囲を拡大したことは、もしかしたら影響が出てくるかも知れません。NYMEXなど米国内の商品先物取引所は、監督官庁の目が光っていますのでどうもやりにくい。そこで、最近では、ロンドンの電子取引所を使って仕掛けをしていただけに、規制が動き始めると果たしてどうなるのか…。まあ、それまではやりたい放題できるわけですし、米国政府に人材を送り込む、ゴールドマンザックスが堂々と、原油価格200ドル説や年内140ドル説を言うわけですから、投機筋にとっては政府のお墨付きをもらったようなものです。

 だから、強気で行けということなんでしょう。でも、今の原油の上昇原因は需給関係では無いはずです。原油価格が110ドル付近まで下落していたときは、通貨市場でドル相場が持ち直していました。ドル・円でみていると分かりにくいのですが、最近またドルに対してユーロが盛り返してきました。ドル売り(米国売り)が再燃しかかっているんですね。そうなると、また、原油買い・株先物売り、債券買いのポジションが作りが再開される可能性があります。結局、原油高はドルの不安定さから起きているんですね。第一次、第二次オイルショックだって、結局はドルが下落して、手取り収入が減った産油国が初めて結束して価格を引き上げたことが原因です。

★ブッシュ政権はインフレ促進志向…?
 穀物価格の上昇につながることが分かっていて、あえてトウモロコシを原料にしたバイオエタノールに首を突っ込み、国内の需要が増加しても精油所の数を増やさない、中東やアフリカの紛争をあおるような行動ばかりとる、など、ブッシュ政権のやっていることはインフレを刺激しようとしているようにしか思えません。この政権はな~んか変です。そんなに、無理しなくても、景気の長期循環が上向きに転換していますから、物価は自然に上昇していきます。また、丸紅経済研究所の柴田明夫所長が指摘するように、30億を超える大人口を持つ新興国がいっせいに「ものづくり」による経済成長をやっているわけですから原材料価格(一次産品価格)が今後も上がらないはずはありません。この上昇は、同氏が指摘するように、経済がサービス化するまで続くはずです。

★景気循環論の書籍を読んでみたら、何かが分かる…
 物価上昇は世界経済のなかにしっかりインプットされました。ということは、金利も長期の上昇過程に入ってきたことになります。これから、約50年の景気循環のうちの半分の上昇期のあいだは金利が上がる続けることになります。今回のサブプライムローン問題は、一次産品価格が長期にわたって下げ続け、同時に物価下落を反映して長期金利も下げ続けたあと、金利が上昇期に入った初期におきています。金利が上昇期に入ったのに、低下していくことを前提にした商品設計をしたわけですから破綻することは明らかでした。今回の金融危機は、こういう時期に起きた、ということをしっかり認識しておくことが大事です。

 また、小難しいことを書きやがって…としかられそうですが、「何かが違う」と考え、オイルショック後に書かれた「経済大国の盛衰」(篠原三代平著)など景気循環論の本を引っ張りだして読んだ結果、長期の景気波動が上向いた、という認識を強めたわけです。この認識をもつかどうかで、銘柄選定の方法が大きく違ってきます。ここからの、経済は面白いものになりそうですよ。

★目先は投機筋の日本売りポジションの増加が心配
 さて、難しいことを買いてしまいました。とにかく、米国株の戻りを支えてきた「米国売りポジションの解消」が止まってきました。今晩もユーロに対しドルが売られ、原油が上昇するなら、今晩のニューヨークはちょっと心配になってきます。日本株の動きについてはボリンジャーバンドのプラスの標準偏差が抵抗ラインになっていることを先週末にかきました。今日の動きをみてもこのことが分かるはずです。いよいよ明日が「満月」の変化日にあたります。どちらに転ぶか…米国次第ですが、先物筋が原油買い、債券先物買い・株先物売という「日本売り」ポジションを作っているのは少々気になりますね…。

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いまさらかもしれないが、ガルブレイスの「大恐慌」を読み直してみよう…
週末16日の日経平均は32円26銭安の1万4219円48銭と、5日ぶりに小反落したものの、TOPIXは3ポイント高の1395.87と、連騰して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは121、RSIは66、25日線かい離はプラス4.2%でした。騰落レシオが警戒信号の120をオーバーしてきました。出来高概算は22億7000万株、売買代金は2兆6100億円と、週末の手控え気分も手伝い、減少しました。週足のRSIがいくらの数字を出してくるかが焦点になります。

★節値に近づいたニューヨークダウ…
 「原油が落ちればニューヨークダウが上がる…」では、ないですが、相変わらず、ロングショートポジションを主体にした、システム売買をやっているようです。昨日はほぼ高値引けで終わってきました。ニューヨークに関しては、以前から1万3059ドルを中心にした高値抵抗ラインがあることをおしらせしてきました。このラインの上で引けたら基調転換になります。それまでは、1万2800ドル付近を下値とし、1万3059ドル付近を上限にするボックス相場。ここにきて、第一四半期のGDPが予想外に堅調だったユーロが持ち直し、ドルが売られるという格好になり、「米国売りポジション解消」の一角が崩れかかっています。

 昨日も、強かったものの1万3000ドルの大台には乗せ切れませんでした。最も、ここには7日につけた約200ドル幅の陰線がありますので、この寄付きの1万3010ドル付近はどうしても売り圧迫が強まってきます。今晩のニューヨークがどう動いてくるか…観察しておきましょう。

★日本株はスピード調整
 さて、日本株ですが、終日、浮いたり沈んだりの相場を繰り返していましたね。場中では1000枚単位の先物売がでていましたが、早乗りしてきた連中が利食いをかけたんでしょう。債券先物が株価が高いにもかかわらず上昇するなどちぐはぐな場面が多くありましたが、おそらく、早めに仕掛けた筋がロングショートポジションの解消をする一方、実需の買いも入りだしており、相場全体がこう着状態に入った、というかんじでしょうか。このあたりのことは昨日も詳しく書きましたので、参照していただければ…と思いますが、やはりボリンジャーバンドの標準偏差のプラスラインはかなり意識しているようです。今週休まずに突っ走った流れが来週どう変わるのか…。今日安くて、月曜も安ければ20日の「満月」の変化日後は上…ということになりますが、ちょっと我田引水かも…。

 とにかく、決算発表後のテーマはなにになるのか…休みの間にじっくり考えて見ましょう。まだまだ、日本株はアメリカ離れはできません。

★しかし、人間は馬鹿なことは繰り返す…
 日米の株価ばかりみていると、状況はすっかり改善したように見えますが、米国FRBのバーナンキ議長は警戒の手を緩めませんし、慎重な発言も相次いでいます。まだまだ、今の米国の金融情勢が気になるんでしょう。同議長は1929年の株価大暴落に端を発した「大恐慌」の研究者としても知られていますが、ちょっと考え方を知りたいと思い経済学者の亡きガルブレイス教授が書いた「大恐慌」という本を引っ張り出して読み始めました。

 なんと、その第一章のところから同じようなことがでてきました。1920年代の後半は、投資信託の成長期で、さまざまなパターンの投資信託が売り出されただけではなく、レバレッジを利かした投資を」やったり、投資信託が投資信託を買うという、まさに、現在のCDOが作られたのと同じようなことが起きています。すべてレバレッジを使っていますから株価が下落に向かい始めると損失も急速に膨らみました。それが、さらに株価の下落を加速した、ということになります。投資信託が投資信託を買う場合、証券取引委員会の規制がうるさいですから、これを逃れるような脱法行為も考えられたようです。現代では、帳簿上別勘定扱いになるSIVを使って損失隠しをやりましたね。

 当時、カリスマとも言われた商品設計の腕利きがGS証券にいたようですが、後ほど、議会の検証委員会でたっぷり議員から油を絞られています。そのときの、質問では、会社型のファンドを一株いくらで売り出したのか…という質問に対し、この設計者は100数ドルで売り出した、と証言。現在、価格はいくらなのかとの質問にたいしては1ドル数十セント…、と回答した、といいます。じつに100分の1近くまで下落したことになります。

 大恐慌の底の深さはこういうところにもうかがい知れますね。当時の金融商品設計の先端技術をつかって開発された投信ブーム、当局の監視の目をそらすためにやられたごまかしのテクニックなど、結構共通するものが多くあります。まだ、読み始めたばかりなので、今後どういう流れになって行くのかは分かりませんが、いきなり、現在と共通するできごとが出てきたことには正直驚きました。

 バーナンキ議長がどこまでも慎重になる気持ちが少しだけのぞけたような気がしました。

 久しぶりにチャートブックを買いに行って、業績と罫線のチェックでもしてみようかな…
 


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「米国売り・日本売り」ポジションの解消が継続するかが相場のカギ
 15日の日経平均は133円74銭高の1万4251円74銭、TOPIXは19.83ポイント高の1392.87と、ともに4日続伸して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは117、RSIは68、25日線かい離はプラス4.8%でした。騰落レシオと25日線かい離がちょっと「黄色っぽく」なってきました。出来高概算は24億4000万株、売買代金は概算2兆9500億円と、もう少しで3兆円に乗るところでしたね。ニューヨークは高いし、為替は105円台に入るは…で、相場環境は絶好調という感じですが、そろそろ眉毛につばをつけながら見ていかねばなりませんね、何しろ、これまで、皮肉みたいに「相場が上がるのはおかしい」なんていっていた、若手の相場解説者が「どうもちがうようですね…」なんて、強気みたいなことを言いはじめましたからね。「危ない、危ない…」

★目先筋は方向転換…?
 さて、相場のほうは、予想通りの上昇ですから、何もいうことはありません。惜しむらくは今週いっぱいは休んでくれて、来週からかな…なんて思っていましたので、ちょっと意外な感じでした。ただ、ちょっと気になっていたのは為替の動きです。前回のレポートでも為替は2年サイクルの円安ゾーンにはいるかもしれない…とはしましたが、問題は105円の関門を抜けてさらに安くなること、と書いておきました。それだけ、105円台の関門がきついわけです。

 予想通り、今日は再び104円台に押し戻されてしまいましたね。当分、105円台をはさんだ綱引きが続くことになりそうです。ただ、ドル・円というより、日・米でみると、前の「米国売り」ポジション形成の時、円高の進行を予想して、シカゴの通貨先物では、まだ5万枚近い円の買い越しポジションが残っていました。また、円高進行は輸出頼みの日本経済にはマイナスですから、CMEでも日経平均先物の売りポジションも積みあがっていました。もちろん景気にとってマイナスなら金利低下要因ですから、債券も買われます。特に、機関投資家や銀行筋が資金の持って行き場がなくて、債券市場に移した資金は大変なものです。

 ところが、「米国売り」どころか、事態が一気に急変し「米国買い(戻し…?)」になったものですから、米国売り、日本売りのポジションをとった人にとっては、まさに屋根まで上ってはしごをはずされたようなもの…。最近の長期金利の上昇は、この人たちが債券を投げたことによるものです。ただ、債券市場の1本は100億円単位ですから、この資金をどこに持っていくか、という問題がでてきます。そこで、株式市場に資金をうつしてくるわけですが、そのとき買われる株はやはり大型株ということになります。資金の単位が大きいですから、どうしても中小型株は受け皿になりにくい…ということです。

★日本売りポジションの解消が続くかどうかがカギ…
 以前から、次の出直り相場は「ミニ金融相場」になる、と書き、直近のレポートでも新日鉄(5401)を指標株として取り上げました。今日は、値上げ交渉がうまく進んでいるという話も手伝い、急騰してきましたね。何も自慢話をしたいわけではありません。問題は、今回のポジションのゆがみに目をつけて仕掛けた筋がどうも一部降りた感じがあります。

 まず、ドルが売られたこと、そして、株が高いにもかかわらず、債券先物が買われたことです。おそらく、今回仕掛ける過程では、「債券先物売り・株の先物買い」のロングショートポジションを作ったはずですから、今日は、市場でその解消をしたはずです。その結果、債券先物が上昇した、ということでしょう。多分、流れができてきましたので、そえなりに相場はあるのでしょうが、仕掛け本尊が抜けたら要注意です。日本売りのポジションが明日行こう変化するかどうか、しっかり見極めることが大事です。テクニカル指標は黄色信号ですし、私が一番頼りにしてる週間のテクニカル指標では、RSIはまだ60台で余裕があるものの、サイコロは9勝3敗になっていますので、それなりに警戒するにこしたことはありません。

★ボリンジャーバンドが手がかり…?
 また、それでは、何故今日方向転換してきたんでしょうか。最近の動きをみると、テクニカル指標のボリンジャーバンドにしたがって素直に動いているように思えます。今日も、日経平均の高値は1万4352円でしたが、ボリンジャーバンドの1標準偏差上のラインが丁度この値に適合します。これまでの例ならここからお辞儀しにいっていますので、早めに利食いに動いたのでしょう。まあ、どうなるか分かりませんが、手放しの強気は慎みたいものです。

★実証できた「高進捗率」銘柄投資…
 さて、「業績感応相場」などと、勝手にネーミングして好業績株の待ち伏せ作戦を展開してきましたが、日本合成やTBK、酉島製作所などレポートと同時にブログでも紹介したものがヒットしました。また、最近でもレポートと同時に取り上げておいたソランが好業績を背景に急騰、また、海外の鉄道ブームを受け絶好調として紹介しておいた近畿車輛も、今日ストップ高をつけてきました。銘柄選定にあたり、徹底的に進捗率にこだわりやってきましたが、これで、有効性が証明された格好になりました。今期業績をみると近畿車輛の例をみるまでもなく、相当押さえ気味に発表されていますので、また「進捗率」投資が役に立ちます。なかには、今回の日本カーバードや日本光電のように、こけるもののありますが、待ち伏せのやりかたとしては、いい成果を残せたものと思います。ひとつの投資のやりかたとして、参考にしてみてください。

 さて、明日からの相場がちょっと読みづらくなってきました。決算発表はとりあえず今日で終わりましたが、何しろ数が多すぎて、未消化で終わっているものも多くあります。明日は、これが課題になりますが、おそらく短時間で織り込んでしまうと思われ、深追いは禁物です。定石どおりなら、ボリンジャーバンドの中心線付近への下落があってもおかしくありませんから、ちょっと注意したいところです。勢いだけで走ってくれると良いんですが…。

 

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米国売りポジション解消第二ラウンド入りか…?
 14日の日経平均は164円82銭高の1万4118円55銭、TOPIXは12.99ポイント高の1373.04と、ともに3日続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは115、RSIは60、25日線かい離はプラス4%でした。出来高概算は22億株、売買代金は概算2兆8000億円と、急激に膨らんできましたね。

★何をそんなに急いでいるの…?
 今週はじっくり調整してくれると思っていたんですが、中間決算を控えたヘッジファンドや商品投資顧問(CTA)、欧州系金融機関など、それぞれ台所の事情を抱えたところが、日本の金融市場を中心に攻めにきています。このところ、相場のカギになるのは「米国売りのポジション解消の動き」と書いてきましたが、このなかには、「日本売りのポジション」も含んでいました。米国売り=円高ですから、日本経済にとってはマイナス。だから、為替先物市場では、円ロング(買い)のポジションが、債券市場では景気後退=債券買いのポジションがそれぞれつみあがり、CMEでも、日経平均先物の売りがつみあがったままです。

 米国では、金融危機は峠を越えたといいますし、日本では企業物価や消費者物価が上昇し、金利が上昇しやすい状態になっています。にもかかわらず、金利低下や米国売りのポジションがそのまま残っているんですから、投機筋にとってはここに目をつけて仕掛けない手は無い…という事ですね。以前から、米国売りポジションの解消第一ラウンドは目先の投機筋が降りたことで終了し、次の機関投資家らのポジション解消に向かう第二ラウンドに移る「端境期」にある、とかいてきましたが、やはり、待つことはせずに一気に仕掛けてきた感じです。

 今日も、債券先物市場では、CTAなどの大口売りが出たことで価格は急落(金利は上昇)しました。一部の銀行筋は慌てて中期債を中心に投げてきたようです。このところ、欧州系の銀行が先物の買いで勝負をかけてきているようですが、このなかで、債券先物売り=株先物買いのロングショートポジションが組まれ、裁定取引を誘発して日経平均現物の値段も押し上げた、ということです。原油価格の最高値更新など、外部環境が悪いなかでの、上昇ですから、あくまでも踏み上げを狙った需給優位の相場…。決算対策が終われば、これまでとは反対のポジションを作りに来る可能性もあります。

★「米国売り」・「日本売り」ポジション解消第二ラウンド入りか…? 
値動きに踊らされず、テクニカル指標とくに週単位を重視して冷静に相場をみることが大事です。もっとも、まだ余裕は十分にあるのですが…。とにかく、逆三尊底からの中期出直り相場に入ってきました。株式レポートでも、このブログでも、次は機関投資家などの大きな資金が債券から株式へ移動し、「ミニ金融相場」が実現するかもしれないと書いてきました。直近のレポートでも、新日鉄を取り上げ、ミニ金融相場の指標株になるかもしれないので、注目するように、と書いておきました。引け値では600円の大台は回復できなかったものの、ザラ場中には01円をつけています。明日で、決算発表はピークを過ぎてきますが、もしかしたら、次は、理屈抜きの需給相場になるかもしれません。

 「業績感応相場」の例題として取り上げたソランは今日、 761円高値までつけましたから、すべて利食いになりました。次は、明日決算発表する大気社(1979)ですが、今期も強気の数字をだしてくれるかどうか…。出してくれれば、すべてOK…。
 とにかく、これで、業績感応相場が当面お休みしたら、次は何に行こうか考えねばなりません。下値不安がなくなった以上、BPSなどから見て割安になった株の修正相場に行くか…。急いで、検討してみましよう…。

 

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天変地異に食料高騰…昔なら、一揆が続発
13日の日経平均は210円37銭高の1万3953円73銭、TOPIXは17.26ポイント高の1360.05と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは106、RSIは61、25日線かい離はプラス3%でした。出来高概算は19億株、売買代金は2兆3300億円と、前日からは増加しました。

★やはり強かったニューヨークダウの下値支持線
 「原油買い・ドル株売り」という米国売りポジションの解消がニューヨーク出直りのポイントになる、としましたが、昨日の米国ではWTI原油と火付け役になったヒーティングオイルの市況がともに下落し、結果的に株が買われてダウは120ドルの大幅高になりました。中国内陸の工業都市である成都が地震のダメージを受けたことで、原油の需要が減る…とでも思ったんでしょうか。よく分かりませんが、むしろ、米国株が下げそうで下げないこと、なかなかテクニカルな急所を切らないことから、いったんは利益の確定に動いた…というところが、本当のところでしょう。

 レポートでも、このブログでもニューヨークダウの下値支持線のことを書いてきましたが、やはり、何度も抜けられなかった関門を四苦八苦しながら抜いただけに、下値抵抗力もかなり強いようです。上値には1万3059ドルの抵抗線があり、何度か突っかけたものの、抜け切れず、結局、いったんスタートラインまで戻った、という感じです。相場の説明をするときに良く使う例えですが、ハイジャンプをするとき、バーの手前でいったんしゃがみますが、これにより、ジャンプ力が増して、バーをクリヤーできるのです。今は、まさにこの時期なんですね。

 しゃがもうとしているときに、肝心な地面が軟弱では反発力が弱まってしまいます。だから、下値支持線の強さが大事なんですね。まだ、米国売りのポジションは残ったままですから、次に上昇を始めるときは、この買戻しや債券市場からの資金移動が上昇エネルギーになって株価を押し上げることになるのです。原油タンカーや石炭や鉄鉱石を運ぶドライカーゴの市況は堅調を続けており、世界の景気減速は思ったほどのものに成らない可能性もあります。今日、中国の四川大地震を受けてコマツなど建機株が上昇していましたが、ここにヒントがあります。

★天変地異と食糧難…昔なら、反乱が多発していてもおかしく無い中国
 中国では、昨年から大雪や大洪水、地震…と天変地異が続いています。一方で、食料価格は前月比で20%を超える上昇。生活の不満は急速に高まっています。また、株価は、政府が何とかしてくれるという甘い期待とは別に半値に下落し、自殺者もでる騒ぎになっています。さらに、中国元の上昇で、労働集約的な製品を扱う輸出企業から倒産が増加…大学をでても就職先が無い…と、社会的な不満と不安がたかまっています。

 王朝時代の中国ならいまごろ、○○の乱などという、一揆が起こっていても仕方が無いところです。今回の、地震に際して、温家宝首相がいち早く被災地に飛んでいったのも、国民の不満を高めたくないという思惑があったんでしょう。おそらく、今の中国は、私たちが考えている以上に、国民的不満がつみあがっているものと思われます。そうなると、今後も、経済の成長率を落とすことはできません。失業率を増加させないぎりぎりの成長率は9%台といわれますが、もし、輸出が減速するなら、この分を消費や固定資本投資、公共投資などで補わなければ成りません。

★地方開発は共産党政権持続のための課題…?
 特に、地域間格差が問題になっていますので西部大開拓や東北地区(旧満州)地区の開発などを積極的に進めなければ成りません。また、人口の多くを占める農業にもしわ寄せが行っていますので、食料の増産と絡めて農業政策も進めねば成りません。中国政府の目は常に国内に向いていますので、今後は、国民の不満の矛先をずらすためにも、いままで書いたような対策を推し進めねば成りません。以前、コマツの5000円説を言って笑われたことがありますが、これだけのことをやって中国中を掘り返したら、米国のキャタピラーも日本のコマツ、日立建機、コベルコなど、建設機械を作っても作っても足りないということになるんじゃないでしょうか。

 今の中国は、まさに一触即発の状態といっても過言では無いかもしれません。もしかしたら、中国ビジネスも株と同様にヒットアンドウエーの勝負かも…。

 さて、馬鹿話が長くなってしまいました。昨日、ヘッジファンドやCTA(商品投資顧問)の話を書きましたが、今日の日経でも同じようなことを書いていましたね。結局、あの記事の通りなんでしょう。ただ、株の世界のゆったりとした運用者と違って、商品の世界の人たちは、とにかく「はしかい」。全力投入、全力撤退…で来ますから、とにかく相場が荒っぽくなります。その人たちが、これまであつかったことのない大きな資金を手にしたんですから、為替にしても株価にしても荒っぽくなるのは当然です。

 こういうときは、目先の動きも大事ですが、グランドデザインを描いて、先の方をみながら動くことが大事です。原油でも終わったと見ていると、取り組みをみて踏み上げを演出するなど、とにかく隙を突いて動いてきますから、目先を見ていると方向感を失ってしまいます。日本株は、当分は米国株次第ですが、先週つけた陰線はちょっと強烈ですから、そう簡単に切り返すのは難しく、当面は13週線まで押すのが良いのかもしれません。そろそろ、決算後の相場を考えなければいけませんが、全体に安心感が出てくれば、次は、PBRなど企業の実体価値を見直す相場が始まるのかも知れません。

 ちょっと落ち着いて、先のことを考えてみたいと思います。

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当面はニューヨーク市場の動き待ち…
週明け12日の日経平均は88円02銭高の1万3743円36銭、TOPIXは1.03ポイント高の1342.79と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは105、RSIは59、25日線かい離はプラス1.7%と、過熱感は解消の方に向かっています。ただ、週明けで手がかり材料難ということもありますが、出来高概算の15億9000万株、売買代金の2兆円はいただけませんね。

 さて、週末のニューヨークは120ドル安、為替は102円台ときては、今日はもう大幅安は覚悟…という感じでしたね。ところが、終わってみれば日経平均はプラス…。円高だったはずなのに気がつけば、いつの間にか103円台の円安になっていました。特別に、材料は無かったようですが、ドル売りのポジションが積み上がっていましたので、ちょっと仕掛けてみたら予想外の反応で買戻しが入り、円安になった…ということのようです。また、うまい具合に、株価は上昇中の25日線にぶつかったところで、仕掛け場としては絶好のタイミング~。先物に買い物が入り株価が上昇した、ということです。

 出来高を見る限り、浮ついた上げのような気がしますが、場中では現物と先物とのサヤが逆転する場面もあるなど、結構、解消売りがでていたはずですが、相場の方は崩れませんでした。おそらく下値での買い板が厚くなってきているんでしょう。その点では、押し目買い意欲はかなり強くなってきているとみて良いようです。(残念ながら、上値を買いあおってくれるほど奇特な人はいませんが…)

 まあ今日のところは良かった…という感じでしょうか。とりあえずドルが買われたことで、GLOBEXの先物ではS&P500 とNASDAQ100ともに、こぢっかりに推移しています。日本株の場合はまだ「自律性」はありませんので、どうしてもニューヨークの動きが注目されますが、週末にかけての下げで、重要な下値支持線(ボックス相場の上限)に届きました。突き抜けて、再びボックス相場のなかに引きずり込まれるか、値固めしてこの支持線をジャンプ台にさらに上値を目指すかの分岐点に差し掛かっています。今の、最大の注目点はニューヨーク株の動向です。

 ニューヨークが再び上昇に向かうには、為替のドル高転換、原油価格の下落がポイントになってきます。今回のWTI原油の上昇は、在庫が高水準に積みあがるなか、原油価格が上がりすぎて儲からなくなったため、精製会社が設備稼働率を落とし、製品を作らなくなったことがあります。そのため、灯油やジェット燃料など中間留分が品薄状態になり、価格が急騰。これが原油価格をおしあげるという変則的な動きになっています。いずれ、是正はされるのでしょうが、どこで転換してくるか…。ちょっと読みが難しいのですが、今週くらいが山になってきそうな感じがします。今週一週間は我慢の週でしょうかね。

 上げの原因が異常ですから、どうせ、ヘッジファンドや商品投資顧問(CTA)が、中間決算を前にした台所の事情で動いているものと思われます。月の後半にかけては、結論がでるでしょうから、相場の方も落ち着きを取り戻してくるはずです。

 
★日本市場は決算発表真っ只中…
 日本では、前3月期決算と今期の見通し発表に一喜一憂する展開が続いています。新光経済研究所が9日現在でまとめた前3月期決算は経常利益段階で5.4%の増益。6期連続の増益は確実なようです。ただ、今期の見通しとなると、慎重な見方が多く、7期ぶりに減益になりそうです。実際、一時期1000円に乗るのではないかといわれていた日経平均の予想EPSは、先週金曜日現在で839円まで、低下。PERも16倍台まできていますから、ちょっと上値を買いあおると言うわけには行きません。当面は、四半期ごとの内容をみながら「牛歩」の上昇をたどることになるんでしょうか…。

 ただ、個別では状況が違います。4月14日に、業績変化率の大きい銘柄としてソラン(9750)を紹介しておきました。先週決算発表をしましたが、予想通り前期決算は散々な状態。しかし、今期は予想EPSが倍以上の64円台に拡大してきました。PERは10倍そこそこでしたので、今日は一気に買いなおされて高値685円までありましたね。株式レポートでもこのところ連続して書いてきましたので、購読者の方は安値を拾われた方が多いと思います。

 今は相場環境が悪いので、できるだけ好材料が出そうな株を先回りして買い、好材料がでたら売る…。思惑はずれなら投げて次の銘柄を探すというヒットアンドウエー戦法がベストです。ソランと同様な材料で注目されるのが大氣社(1979)です。先日、業績の増額修正を発表しましたが、最終利益は株式の評価損を計上して、減益になっていました。15日に決算発表をしますが、事前予想通りなら、今期の予想EPSは70円以上に倍増してくるはずです。東南アジアへの日本の自動車業界の進出が背景になっていますので、そんなに簡単に下方修正されることはないと思います。予想通りになるかどうか、乞う、ご期待…というところでしょうか。
 


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場違い筋に引っ掻き回された…
 週末9日の日経平均は287円92銭安の1万3655円34銭、TOPIXは31.19ポイント安の1341.76と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは112、RSIは62、25日線かい離はプラス1.2%でした。出来高概算は20億株、売買代金は2兆4800億円ですが、オプションに絡む売買がありますので、実商いは大したことはないと思われます。陽線を11本も続け絶好調だった3本新値も、今日、陰転してしまいました。先週末で日経平均の週足サイコロは9勝3敗の加熱信号。日足のRSIも警戒信号の80%超え、騰落レシオも警戒ゾーンの120%超え…やはり、テクニカル指標に逆らうとろくなことはないですね。おかげで今日はしっかりと叩かれました。

★場違いの商品筋にかき回された日本市場
 さて、「米国売り」のポジション解消第一ラウンドの終了で、相場は当面、下値探しに入ることは先週から書いてきました。また、連休中の5日が「新月」で相場の変化日にあたっていることも、今週の警戒材料として取り上げておきました。さらに、次の上昇相場に向かうには、ここで「逆三尊底」を形成する必要があるとも書いてきました。だから、この下げ相場に対しては違和感はまったくありません。

 加えて、裁定買い残が積み上がってきましたから、動きが変われば次は解消売りがでて下げる…とも、しました。まさに、今日の下げがそれでしょう。昨日は、ちょっと焦って書きすぎたので、あれこれ抜けていたのですが、昨日の日経朝刊でヘッジファンドの特集がありました。来月、ヘッジファンドは中間決算を迎えますが、昨年から「買い」で行ったファンドは総やられになりました。それならと、方針転換して、売りに回ったファンドも多いと聞いています。また、投資家のほうも、運用成績の悪かった買い専門ファンドから資金を引き上げて「売り」専門に移したところが多くあった、といいます。しかし、3月17日のFRBのベアスターンズ救済策発表後、流れは「売り」から「買い」に転換。ファンドは損失をこうむることになりました。

★またまた隙をつかれた…
 この状態で、今から中間決算を迎えるのですが、どうなるかは、賢明な皆さんなら想像はつくでしょう。そこで、なんとか運用成績を挽回しようと、いろんな動きがでてくるのです。多分、原油やヒーティングオイルの不自然な上げもその一環でしょう。また、今日の、日本でも、相場を振り回すような荒っぽい動きがありました。債券先物が一日に80銭も上昇しています。商品投資顧問(CTA)が仕掛けたといわれていますが、海外株安や円高の進行を見て、いつもの「債券先物買い、株の先物売り」をまとめて仕掛けてきたようです。ところが、債券先物市場では、先日の「米国売り」ポジション解消のとき。債券価格が急落しましたので、それをヘッジしようとして、機関投資家など債券のホルダーが先物を売っていた分が積み上がっていました。

 今日、大きな動きになったのは、結局、この売り玉が踏まされた…ということですね。実にうまい具合に隙をついてきます。小さなマーケットのなかで機敏に動くCTAですから、債券や株の関係者はとてもじゃありませんが動きについていけません。なにしろ、このCTAのところに資金が流れ込んでいますから始末が悪い。だから、中旬はきついですよ…と書いてきました。今日も、「債先買い。株先売り」のロング・ショート取引が、株の現物と先物のサヤを縮小させ、解消売りを誘発して下げ幅を拡大した、ということです。米国市場が、新たな波動に入るまで、しばらくいじめられることになるかもしれません。ただ、以前のように下値めどが立たないときと違って、先高感がでていますから、下値では買い物が入り大崩はないものと思われます。

★次の変化日は「満月」の20日…
 下値めどについては昨日も書きましたので、読み直していただければ分かりますが、すでに、13週線、75日線が上向きに転じていますので、両移動平均線に接近したところから、市場ムードも変化してくるはずです。現在、発表中の決算ですが、とにかく慎重というか、なんというか、今期の見通しがあまりに低すぎます。結果、予想ベースのPERが上昇していますから、がんがん上昇する、というパターンにはなりにくく、四半期ごとの決算推移を見ながら割高感を是正していくという、カタツムリの歩みみたいな相場になるのかも知れません。

 とにかく、つぎの変化日は20日の「満月」…。ちょっと間があるのが気になりますが、ここからは絶好の押し目買いポイントになるのは固い。

 原油価格が派手に上昇していますが、OPECだって馬鹿じゃない…。前の第一次、第二次オイルショックでやりたい放題に価格を引き上げた結果、世界の景気が不況に突っ込み、原油価格が急落し収入が激減。赤字国になってえらい目にあった学習効果は生きているはず。ブッシュ大統領が原油の増産を要請しましたが、現在の問題は量の問題ではなく、投機の問題。調子に乗っていると、政治が動くかもしれませんよ…。

 休みの間に、銘柄でもチェックしてみてはどうですか。13週移動平均線が上向きになっていて、かい離修正が進んできたやつが狙い目になりますよ。まあ、来週いっぱい辛抱しましょうか。


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日米とも想定内の下げ…。日本株は逆三尊底形成へ…
 依頼原稿の打ち合わせがあり、書き込みが遅れてしまいました。
 さて、8日の日経平均は159円22銭安の1万3943円26銭、TOPIXは20.33ポイント安の1372,95と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは122、RSIは75、25日線かい離はプラス3.6%でした。出来高概算は18億7000万株、売買代金は2兆2400億円と、前日比で減少しました。

★相場の神様がちょっとばかり「怒った」…?
 「ニューヨーク株は3段上げに突入…」など、強気の活字が躍り始めたとたんのニューヨーク株の200ドル安…。やはり、相場の神様は「皮肉屋」さんでした。普段はおとなしくにこやかな表情をしているのですが、変な動きをすると、途端に「夜叉」の顔になり投資家に牙を向いてきます。昨日の書き込みでも、これまでの上昇相場を支えてきた米国売りのポジション解消の動きが一巡したから、注意したほうが良いと書きました。また、1万3059ドルという、関門を抜け切れませんでしたから、再度、ボックス相場の上限まで、下値調べも…としましたが、わずか一日でそこまで来てしまうとは…。

★よく分からない原油の上げ
 昨晩の引け値近辺は、下値抵抗ゾーンですから、下値を固める動きが出てくるものと思われます。GLOBEXの先物市場も堅調に推移していますので、当面、この近辺で、もたもたしながら過熱感の解消を図るんでしょう。ただ、原油価格の動きがどうも読みきれません。1バレル123ドル台に入ってくると、相場は新しい波動に移行し、150ドル付近を目指すことになるのですが、今回の動きは投機的な」動きが優先していると思いますので、果たしてチャートどおりに動くのかどうか…。VLCCのタンカー市況はインドや中国向けの就航が増えているので、需要はあると思いますが、今回のWTI上げのリード役は米国のヒーティングオイルの急騰。需要期を過ぎているのに、何故こんなに上がっているのかが分かりません。

 昨日の、直接的な上げは、ゴールドマンザックスのレポートで200ドルへの上げも…に影響されているものと思われますが、米国内では、国内需要を10%減らそうという法案があるほか、消費者もガソリンの高騰に辟易として、消費をおさえようという動きもあります。どうも、需給関係と離れたところで、相場が進んでいるような気がしますが、おそらく、ヘッジファンドの決算対策が絡んで強引な仕掛けをしてきているんではないかと思います。

★ドルのユーロ優位の展開はまだ続いているのに…?
 以前、今後は、円、ドル、ユーロの三すくみの相場が始まる…としましたが、ドルは円に対しては弱いものの、ユーロに対しては強含み、ユーロは円に対しては弱含みという、ややこしい相場展開になっています。4月末のIMM通貨先物市場のポジションをみても、ユーロ・ドルは2万1300枚の売りこしになっていましたが、ドル・円は5万5000枚の買い越しになっており、これまでの円、ユーロ対ドルの構図は崩れています。今回のWTIの上昇をドル安と説明していますが、これは円に対してのものでユーロに対しては強含んでいます。だから、ドル安が原油高につながっているというのは、ちょっとおかしい。やはり、今回のドル売りポジションの解消で損失をこうむった投機筋の仕掛けと、見るほうが良いのではないでしょうか。

 とにかく、他の商品も上昇しましたが、これまでの勢いはまったくありません。あくまで、原油だけが突っ走っているという感じです。持続性には問題あり…とみますし、来週にはヘッジファンドの中間期末の解約申込期限を迎えますので、その辺までの相場ではないかと思われます。


★日本株の「逆三尊底」形成の条件は…?
 さて、日本株も予定通り、調整気味の動きに入りました。昨日はRSIが80を越えて警戒信号を出しましたし、今日は騰落レシオが120%をこえて、同じように警戒信号を出してきました。株価も素直に反応し、お辞儀をしてきましたので、これで「逆三尊底」つくりに入った、と言えそうです。ずるずると下のほうに言ってしまったんでは何にもなりませんので、次は、1月22日の安値1万2572円を切らないことが条件になります。まさか、切るようなことはないと思いますが、当面の下値めどとしては、4月21日の戻り高値1万3739円付近、下げがきつければ4月7日の1万3485円まで、と思っておけばいいでしょう。

 ただ、今日の相場をみればわかるように、主力株が休めば、すかさず中小型株や新興市場が物色されてきます。それだけ、市場の物色意欲が強くなっているということですね。昨日も書いたように、現在の相場の位置づけは、米国売りポジション解消の第一ラウンドから第二ラウンドに移る端境期。債券市場には、まだ米国売りで買い付けた大量の資金が眠っています。ここで、米国の景気の腰の強さや世界景気の堅調さがはっきりすれば、債券価格が下落し、眠っている資金があぶりだされてきます。ミニ金融相場の本番はこれから…。それまでは、決算発表を見ながらの出入りの激しい相場展開がつづきます。以前進捗率で紹介した日本カーバイド(4064)が、本日199円で終わってきました。出来高はまだ100万株以下。今期はもしかしたらEPSは31円になるかも…。レポートの注目値は166円ですが、値幅効果はここからが本番。来週月曜日が決算発表ですが、早くも先取りの買いが入ってきたようですね。しばらくは「待ち伏せ…人気化したら、即、売り」のヒットアンドウエー戦法で…。

 今日は、じっくり相場を見る時間がなかったので、わけの分からないことを書いてしまいました。ご容赦!

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抜けた~、抜けたぞ、2月高値。次は「逆三尊底」に挑戦だ…
 連休明け7日の日経平均は53円22銭高の1万4102円48銭、TOPIXは15.89ポイント高の1393.28と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは8種4敗、騰落レシオは117、RSIは82、25日線かい離はプラス5%でした。出来高概算は21億株、売買代金は2兆6000億円と、市場エネルギーは拡大傾向にあります。週足サイコロが9勝3敗の警戒ライン入りしたのに続き、今日は日足のRSIが82%と加熱ゾーンに入ってきました。

 
★2月高値を上回り、本気の押し目買いに変化した…
 さて、今日のハイライトはなんと言っても、2月11日の戻り高値1万4105円を上抜いてきた事ですね。これで、ここから押し目を作ると「逆三尊底」が完成してきます。ニューヨーク高に助けられた側面はありますね。日本株のほうは、自律的に上がる材料を持ちませんから、どうしても米国株次第というところがあります。その米国の株価は、ほんとうのところは、新しいボックス相場形成に動いています。直近のレポートでニューヨーク株の動向について書いたばかりなので、詳しいことはかけませんが、目先的には昨年12月18日のザラ場安値1万3059ドルを中心にしたラインが上値抵抗ゾーンを形成しています。日本が休日の1日、2日の相場で、高値は大きく上回ったものの、引け値ではこのライン以下に押さえ込まれて終わっています。一昨日の88ドル安はこの抵抗ラインのきつさを嫌気したものでしょう。当面、引け値で、このラインを上回ることが次の1万3800ドル台を目指す条件になります。

★米国売りポジション解消の「端境期」…?
 それでは、何故、このラインで押さえられたのでしょうか。先週末くらいから、ちょっと相場の状況が変わってきていました。これまでの株価の上昇は、「米国株売り」のポジション解消によるファンダメンタルの変化が背景になってきました。つまり、金、原油の下落、ユーロの下落など、反対売買によるものが大きそうです。ところが、ここに来て、ユーロ、金、原油、国際商品などが反転し始めてています。たとえば、ユーロは13週線まで下落して、転換点にきていましたし、原油価格も先の高値110ドルに接近し、買いゾーンに入っていたことから、目先筋が買いに転換してきました。

 そうなると、これまで株価の戻りを支えてきたファンダメンタル面に狂いがでてきます。おそらく、先週までのポジション解消をした筋は商品ファンドやヘッジファンドなどの目先筋が中心で、ファンダメンタルを重視する機関投資家などは、米国経済の現実悪を見て、まだ「米国売り」のポジションを崩していないものと思われます。その意味では、やがてポジション解消の第2ラウンドがくるはずで、このときの相場が一番伸びが大きいと予想しています。

 米国売りのポジション解消は第一ラウンドが終わり、次に移るための端境期に入ったのではないでしょうか。ニューヨークダウは、1万1700ドル~1万2800ドルのボックスを抜け出したばかりですが、このボックスの上限が、いまや強力な下値支持線に変わっており、下げても小幅にとどまるものと思われます。まあ、日米とも調整してもたいしたことはないでしょう。むしろ、その後の相場の方が楽しみです。

★国際分散投資の日本株のウエート上げ…?
 それにしても、主力株の強さには驚きました。600円付近で強力な抵抗帯を形成していた、新日鉄があっさり、620円台をつけてきました。これで、テーブルの上に乗っかってきましたので、大台割れはないかも知れません。主力株全般は、昨年売った分の単なる買戻し相場か、と思っていましたが、予想外の腰の強さです。欧州などからのバスケット買いが活発に入っているようですが、もしかしたら、米国株の上昇により、国際運用に占める日本株のウエートが下がりすぎ、バランスを回復するため、日本株のウエートを増やしているのかも知れません。そうでないと、減益株をしつこく買う説明がつきません。これからは、あまり色眼鏡で相場を見ないほうが良いかもし知れませんね。

 とにかく、今日、2月の戻り高値を抜いたことで、口先だけではない押し目買いができるようになりました。当面は、テクニカル指標が加熱していることもあり、業績に重点を置いて、小すくい作戦で行きましょうか…。

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やはり、歯車の逆回転がはじまった…
 2日の日経平均は282円40銭高の1万4049円26銭、TOPIXは31.29ポイント高の137.39と、ともに急反発して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは118、RSIは66、25日線かい離はプラス5.3%でした。出来高概算は17億株、売買代金は2兆3400億円と、前日とほぼ変わらず。ニューヨーク株の大幅高に尻を蹴っ飛ばされて上がった…という感じでしょか。

★今日は「相場雑感」
 さて、予想通り歯車が逆回転し始めましたね。ドルはユーロに対し上昇、原油価格は1バレル110ドル台に下落、金価格も1オンス840ドル台に下落…反対に、株価が上昇し始めました。また、昨日も書いたように、上海市場も今日5%近い上昇になっています。つい先ごろまでの「恐怖と猜疑心」に満ち満ちた市場のムードは一変してきました。まだ、金融機関の損失計上が続いていますので、「いやこんなはずはない。金融危機はまた再発する…」と、気持ちはぐらつきながらも、ドル売り、株売り、債券買いのポジションを持ったまま投資家はまだ多く残っているはずです。

 今日も、ニューヨーク株高をみて、慌てて「債券先物売り、株先物買戻し」と、ポジションの巻き戻しに動いたし筋も多かったようです。まだ、今の相場について単なる綾戻しだ、と思っている人も多いようですね。先週末の主力株や輸出株の信用取り組みをみると、売り残が急速にふくらみ、新日鉄の取り組みは1対2と急接近しています。チャートからみて、600円に壁がありましたが、今日、600円を越えてきました。どうやら、売り方の踏みが入ってきているようです。

 以前から、歯車が逆転して、踏み上げ相場が始まる…としましたが、どうやらその動きが始まってきたようですね。世界的に、信用崩壊への恐怖が大きかっただけに、債券市場や株の売りにつぎ込まれた資金は相当大きな規模になっているはずです。売り方はまだ、利が乗っているはずですから、これくらいの動きでは浮き足立つことはないでしょうが、そろそろ、背中がむず痒くなってきたんじゃないでしょうか。どこかで、いっせいに踏まされるような動きがでてくると思います。

 当面の相場状況については、昨日も詳しく書きましたので、今日はくどくど書きませんが、自分なりに「やはり相場は先見性を発揮していた…」と、変に納得したものです。ただ、残念なのは、今週中に、2月27日の高値1万4105円を上回らなかったことです。出来高が増えていないことをみても、おそらく新規資金はそれほど入らず、先物中心の展開だったんでしょう。先物は、高値が接近してくれば、それ以上は買いあがってくれませんから、どうしても新値の手前でお辞儀することになってしまいます。今週高かったことで、日経平均のサイコロは9勝3敗の危険信号を出してきました。

 来週は、週末にSQを控えますし、6月のスーパーSQの一ヶ月前という、関門を迎えます。また、ヘッジファンドの中間決算を控えた解約期限を中旬に迎え、どうしても動きがつらくなってきます。だから、今週中に新値をとっておいてほしかったわけです。もし、2月高値を上回らないままに調整に入った場合、強力な「逆三尊底」のパターンにはならず、下降トレンドが続くことになってしまいます。抜いた場合と抜かない場合では、こちらの気持ちの持ちようがずいぶん違ってしまいますね。週明け後に抜いてくれればいいですが、4日間の連休の間に何が起きるか分かりませんしね…。

 でも、歯車が逆回転したらしたで、また困ったことになります。買いでやられたヘッジファンドには、最後の資金で、ドル売りや商品買い、債券買い、日本株売りなんてポジションをとった連中も多くあったはずです。相場が裏返しになったわけですから、完全に「往復びんた」をかまされたわけで、もしかしたら立ち直れないところも出てくるかもしれません。前回は、買いで言っていたヘッジファンドのぶん投げで日本株は急落しましたが、今度は逆になる…かもしれないなんていう、甘い観測はだめでしょうか…。「だから、お前は甘いんだ」と、また香港の先生からお叱りが飛んできそうです。

 実際、引かされ玉のなかで、そろそろ減益幅が拡大する、という発表がでそうなので切っとかねばならないな…と思っていたら、今日の引け後に利益が半分になると発表してくれた。今日は、4連休前の金曜日…企業が悪材料を出すのは決まって金曜日…それも連休を控えていたら理想的な発表日。「あ~あ、やられた…」。「だから、お前は甘いんだ…」。また、来週は臍をかまねばいけないな。連休中の5日が新月で変化日にあたっています。今日こんなに高かったのに、休みの間に変化日が来る…。いやな感じです。

 とにかく、相場の流れは確実に変わりました。もともと、今回の相場は中間反落だ…と言ってきましたが、過去の上昇サイクルからいってもあと2年は上昇相場が続くはず…。今回の株式レポートはちょっと書き方が難しくなりそうですが、個別企業の足は今週でずいぶんと変わったはず…。今期決算の事前増額修正を発表した企業も、まだ今期の数字は発表していません。来週は、このあたりをターゲットに銘柄選別をしてみましょうか…。

  

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FRBの金融政策を読みきれず気迷う市場…
 5月1日の日経平均は83円13銭安の、1万3766円86銭、TOPIXは12.55ポイント安の1346.16と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは109、RSIは68、25日線かい離はプラス3.6%でした。出来高概算は17億株台、売買代金は2兆2700億円台と急減。他のアジア市場が休みでは、動きようがないというところでしょうか。

★利下げにどう反応したらいいか良いのかわからない市場
 さて、昨晩のFOMCでFFレートの0.25%下げがきまりました。開催後の会見でバーナンキ議長は「今後、何かがないと利下げはしない…」とコメントしています。これまでは、流動性の供給のためには積極的に利下げする…という方針を出していますので、私の感覚としては、利下げは当分しないよ…というように受け取けとりました。ただ、市場の反応は千差万別で、まだ利下げが続く、と判断した投資家も多く、債券が上昇(金利は低下)したり、ドルが売られる動きもでていました。市場は、判断を迷っている…という事でしょう。

 ただ、景気がこれ以上悪化する、という表現は無かったように思えますから、FRBとしては政策の軸足をインフレ意識の方に切り替えた…とみるのが、正解ではないのでしょうか。結局、今日の金利低下、円高は、FOMCを前にとったポジションの解消だったような気がします。つまり、ドルの復権が始まったのではないでしょうか。昨日も、著名投資家のバフェットさんの投資姿勢の変化を勝手な推測で書きましたが、もしかしたらこれと同じ動きが始まってくるかもしれません。

 ドル高、商品安、債券安、株高の流れです。株式レポートでも数号前からこの可能性を指摘し、原油価格は120ドルを手前に調整に入るかもしれない。もしかしたら、調整幅は大きいものになるかもしれないとしました。ヘッジファンドなども来月から年後半の運用に入りますかが、もしかしたら、運用方針をがらりと変えてくるかもしれません。今回の、FOMCはもしかしたら、資金運用者にとっては分水嶺になる可能性もあります。原油価格はがんばっているじゃないか…と言われそうですが、原油価格の10倍が地相場として動いてきた金価格は1オンス860ドル台まで、おちてきています。

 ドル価値の下落のヘッジとして買われてきたのに、何故こんなに安くなってきているんでしょう。もし、大勢の流れが変わったとして、投資家がこの動きに追随したら、原油価格は金価格の10分の1ですから、80ドル台に下落することになります。単なる数字の遊びかも知れませんが、実際の需給関係からみて、投機で20~30ドルはかさ上げされているといいますから、これが剥げると、やはり80ドル台の数字がでてきます。これはこれで、また逆にファンドが損失をこうむって大変なことになるんですが…。今日のバイオエタノールへの、食用穀物の利用を制限しょうという動きも大きな変化ですよ。

★いろんなものが逆回転を始める…
 いろんなものが、変化し始めた…という実感があります。これまで、円ドル相場の長期足をみると、円高とドル高がほぼ2年サイクルで繰り返すというパターンができています。もしかしたら、先日の95円から新しい動きが始まっているのかもしれません。商品価格の下落、円安という流れになったら、株式市場では何が買われてくるんでしょうか。また、円が安くなるなら円資金はどこへ向かっていくんでしょうか。

 先だってから、相場は先に売られ、先に底をつけたものから順番に買われ、最後まで踏ん張って変われていたものが大崩することで相場の流れが変わってきます。以前から、中小型株を勧めてきましたが、海外投資家や国内投資家がいち早く売って下げたグループです。内容のいいものは、昨年の9月や11月、1月と順番に底打ちし右肩上がりに転換しています。この時期は、ジャパンパッシングとして買われたインド株や中国株が天井をつけた時期に符合します。そうなると、これから狙うべきは、最後の最後に底をつけたもの…ということになりますが、さてそれはどういうグループでしょうか。

ヒントだらけの文章になっていますから、考えてみてはどうですか。


★ゴールデンクロスを考える
 さて、日米とも値固めがすすんでいます。たがて、新しい上昇相場が始まるものと思いますが、昨日話題になlっていた話に、25日線と75日線のGC(ゴールデンクロス)があります。ただ、開発者のグランビル氏に言わせると、まだ本物のGCではありません。最近、マスコミなどでも都合の良いように解釈するきらいがあるので、困ります。自分それぞれの解釈の仕方ですから、何が正しいか、間違っているかについて結論をだすつもりはありません。

 ただ、定義通りに適用したらどうなるか、という問題です。昨年10月後半にも、25日線が75日線を上回りGCができたと騒がれました。しかし、グランビル氏の法則では、下降中の長期線を短期線が上回っても、結局、長期線の方向(下落)に引き込まれてしまうことが多いといいます。昨年10月後半のGC(?)はまさにこのパターンになりました。

 本当のGCになるには、上昇または横ばいの長期線を短期線が上回ること…です。現在は、まだ75日線がくだっていますので、GCは「ダマシ」になる可能性もあります。ただ、これまで、03年5月末、05年6月末に、後の上昇相場につながる重要なGCが完成していますが、このときも、現在のように、75日線が横ばいになろうかな…というところを25日線が上回って完成しています。だから、底値から立ち上がるときのGCは後になってみないと分からないことが多いのです。ただ、大事なことは75日線がもしかしたら上向くかもしれないという「読み」なのです。今回も、以前は一日に20円とか30円落ちておいた数字が、一日8~9円とピッチが急速に落ちています。現在のままで株価が推移すると、横ばいになり時期も早そうです。今回は、もしかしたら、真正のGCができる可能性が高くなっています。

 プロの方から言わせれば勝手な解釈をするなと言われそうですが、もしかしたら、今回は本物かもしっれませんね。新しい上昇相場が始まるとすれば、新しい流れは当然これまでとは物色対象が異なってきます。前段に何故くどくどと、ややこしいことを書いてきたきたか、これで分かっていただけると思います。なにか、大きな変化が起こりそうな気がする…。 


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
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