大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2008/06 | 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -



日本国債の格上げは「迷惑な話」か「外人買い」のきっかけか…?
 月末30日の日経平均は62円98銭安の1万3481円38銭、TOPIXは0.58ポイント安の1320.10と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは88、RSIは36、25日線かい離はマイナス4.2%でした。出来高概算は18億3000万株、売買代金は約2兆円…。サイコロと25日線かい離はゴーサインですが、肝心な騰落レシオとRSIが落ちてくれません。今日も、日経平均は下げてはいるのですが、値上がり銘柄数は796、値下がり数は816と、ほぼ拮抗した状態でした。好業績物に満遍なく買いが入っていたようですが、投信か外人さんの買いでも入っていたんでしょうか。月末のドレッシングも考えられますので、今日の動きは判断しづらいですね…。個人的には、まだ買い場探しの段階とみていますが、ポイントはやはり週のRSIが低下すること…まだ60台後半ですから、短期指標が買い信号を出しても所詮は戻り売りのサインにしか過ぎません。もっと時間が必要ですね。

★5000ドル説まで飛び出すNYダウ…
 さて、波乱の6月相場も終わりました。明日から、いよいよ年の後半戦に入っていきます。年前半は大荒れでしたが、果たして、後半戦はどうなることやら…。土曜日と日曜日はレポート書きで追われていましたが、どうしても、米国の動きが気になります。またあまり話題として取り上げられませんが欧州の株式市場も底割れ寸前、新興国も…。「金融メルトダウンでニューヨークは底抜けで、5000ドル…いやもっと下があるかも…」。怖い話が飛び交っています。本当に大丈夫なんでしょうか…。休日中にも多くの問い合わせが寄せられましたが、先週のニューヨークダウ660ドル安はかなりショックだったようですね。

★自己金融力を身につけた成長企業
 でも、ニューヨークダウは3月安値を更新、S&P500も安値に超接近、まさに底割れ寸前の動きです。でも、NASDAQ市場は3月安値からの戻り高値からまだやっと半値押し水準を越えたところ…。週末もダウが100ドルを超える下げになったのに、5ポイントの小幅安で終わっています。結構しっかりしているんですね。まだハイテク系企業の業績がしっかりしていることもありますが、金融不振の影響が及んでいないことが上げられます。普通なら、「金融機関が融資姿勢を厳しくしているから、お宅も大変でしょう…」となるところですが、今は、ドルが安いうちに米国の資産や企業を買っておこうという傾向が強く、将来性のある企業の資金調達は苦労しないようです。

 また、新興国も高付加価値産業の育成に取り組んでいますから、それにともなって関連機器の輸出も伸びているようです。自己金融力がついていますし、海外からそれに応じる資本もありますから、ハイテク系は小幅な影響ですむのかも知れません。以前、これから20年以上かけて金利は上昇しますので、長期投資するならこの間のニューヨークダウとNASDAQの動きを調べて見るようにアドバイスしました。どうでしたか…?金利が上昇に転じた50年代後半から80年代初頭にかけ、ニューヨークダウは約20年間700ドルから1000ドルのボックス相場に移行したはずです。しかし、この間、NASDAQ市場は上昇していたはずですね。

 金利が上昇期に転じてくると、それに打ち勝つ利益成長を遂げられる企業しか買われません。それが成長力が高かったNASDAQ市場だったわけですね。まだ、それが始まったとは思いませんが、米国の成長の主軸が金融から、輸出に変わってきたことは確かでしょう。ニューヨークダウは高値から20%の押しになりましたが、この間、AIGは72ドルから28ドルに、シティは52ドルから16ドル台に、GMは43ドルから11ドル台にそれぞれ下落しいます。このほか、ホームデポなど国内消費に依存する企業の下落がきつくなっていますが、米国株が全面安になっていないことが分かるはずです。

★金融機関の融資がきついといっているのは「誰」
 金融部門が悪く、かつ損失の範囲が拡大していることは周知の事実。FRBに救済資金がないのでこれから大型の金融機関の破綻が出てくる…といますが、ベアスターンズのときに、何をしてもつぶさないという姿勢は示したはず。最近、米国の金融機関の融資が厳しくなった、といいますが、成長企業の設備投資用資金などは順調に供給されています。しかし、M&Aをやるから、再開発をやるから、ヘッジファンドの資金を…といっても、金融機関が貸すわけはありません。こういう業種から、融資が厳しくなったという話が出てきています。もちろん、ファンドが破綻する前に資金を引き上げるのも当たり前の話。金融機関の融資は、正常化の方向をたどり始めているといえます。

 ただ、馬鹿な融資に突っ込みすぎたお仕置きは受けなければなりません。これが、米国経済の根幹を揺るがすようなものになるのかどうかは、だれにも分かりません。もし、そうだったら、NASDAQ市場が半値押し程度で済んでいるものでしょうか。やはり、ここから先は冷静な判断が必要になりそうです。

★米国経済の転換点にきたNYダウ
 さて、週末の下げで1万1300ドル台に入り、いよいよテーブルの上限に差し掛かってきました。レポート直近号でこの意味を詳しく説明していますが、ITバブルのピークは米国経済の大きな節目であることは確かです。この崩壊の後にとられた低金利政策が住宅バブルにつながったわけですから、大きな転換点であることは確かです。日経平均が何故7607円で下げ止まったのか…を考えれば、NYダウについてもおのずと答えは出てくるはず…。

★日本国債格上げは、迷惑な話かそれとも外人買いのきっかけになるか
 とにかく、今週は明日が日銀短観、夜になると米国でISM製造業景況指数、3日になると、ECBの理事会があり、それに遅れて米国の雇用統計の発表…。ひとつ間違えると大変なことになります。
 ただ、今日、ムーディーズが日本国債の格上げを発表したことは注意しなければなりません。円高は株にとってはマイナスと考える人にとっては、迷惑な話ですが、ブラジルが国債の格上げから株が上昇し、ベトナムが格下げされたところから、暴落していったことを考えると、もしかしたら、海外投資家に日本株買いのきっかけをあたえることになるかも知れません。なにしろ、ブラジルのときは、世界の株価安に逆行高しましたからね…。

 今日は、原稿書きの量が多すぎて、少々頭が疲れていますので、表現が整理されていません。ポイント、ポイントを押さえて言いたいことをくみとつていただければありがたのですが…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
下げの中身をしっかりと知ろう…
 週末27日の日経平均は277円96銭安の1万3544円36銭、TOPIXは24.11ポイント安の1320.68と、ともに大幅続落して終わりました。日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは82、RSIは34、25日線かい離まマイナス4%…。出来高概算は19億6000万株、売買代金は2兆2759億円でした。指数的にはサイコロと25日線かい離が買いゾーンにはいってきました。できたらRSIの20%台、騰落レシオの60%台がほしいところです。ほぼ、全面安商状でしたが、売買単価の上昇に見られるように、値嵩優良株に投信や年金など実需の買いが入ったようで、なんとか1万3500円台をキープして終わりました。

★またまた出てきた…ゴールドマンのレポート
 さて、昨日も米国市場の悪材料をずらずら並べておきましたが、その分かりきった材料で米国株は急落しています。ゴールドマンザックスのアナリストが、シティグループやGMを売り推奨した、とつたえられたほか、クライスラーの経営破たん説、リビアの原油減産説などが次々と出てきています。クライスラーは、正式に破綻説を否定…。GMもゴールドマンザックスのレポートを否定し、十分な流動性を確保している…と、コメントしています。

 どうも最近ゴールドマンの動きがおかしい。原油価格が下げそうになると、馬鹿みたいな原油価格上昇説を出してきたり、株価が底割れの可能性が強まってくると、今回のようなレポートを出してくる…。大体、シティがおかしくなっているのは市場みんなが知っていること、GMが金融部門だけでなく、本業でも大型車にこだわった経営で失敗していることも、周知の事実。また、株価が、ここ数十年来の安値圏にあるのに、ここから売り推奨をする、ということは、倒産を前提にしているとしか考えられません。だから、その分影響力が大きくなる…。自分たちが拠って立つ市場を大事にしようという意識はないのでしょうか。「政商」と異名をとるだけに、裏に何かあるとかんぐりたくもなります。

★今の米国は「売名」の絶好のチャンス

 米国のアナリストは、売名意欲が強いので、いろんなことを大げさに言うケースが多くあります。ただ、自分の身も大事ですから、ある程度方向や結果が見えた段階で、大げさな言い方をし、ちょっとでも正しかったら鬼の首を取ったみたいに言い、自分の名前を売り込むことをします。今回のことも、多分この類のことでしょう。昔、ある投資顧問会社に席をおいていたころ、米国の著名な金のアナリストという人を招いて講演会を開催したことがありますが、なにしろ中身は自分の自慢話と自分の売り込みばかり…。来場者の話を聞いたら、講師の名前しか印象に残っていないとのことでした。

 日本のマスコミは、米国の事情は知りませんから、悪い話がでてくると飛びつくように記事にする…本当に、マスコミ関係者というのはサディスティックな人ばかり…。読者が楽しくなるような記事を書くのは最低の記者ですから…。だから、今の相場の流れでも、毎日目にすることを額面どおり受け取って悲観的になっていると、大きな間違いを犯すかもしれません。ニュースで必要なのは記者の感想や考えかたではなく、起きた事実だけ。判断は自分でやれば良いことです。

★3月危機とは事情が違う。現実悪売りは相場の末期
 悪い、悪い…と伝えられていますが、FRBは手をこまねいて、シティやリーマン、メリルリンチ、AIGをつぶすのでしょうか。FRBの決意は、3月中旬のベアスターンズ救済で十分証明されているはずです。今週のレポートで会員さんいは案内しましたが、今日の朝も書きましたように、相場はいろんな形で材料を織り込んでいきます。ある技術が出てきた時に、何がなんだか分からないが、どうやらすごいものらしい、として買いに入るのが「理想買い」の段階…。実際に技術が新商品となって収益に寄与し始めたときに買うのが「現実買い」の段階です。

 だったら、悪材料の場合でも同じことがいえるはず。何がなんだか分からないが大変ことになるようだ…として、売るのが「理想売り」の段階…。そして、企業が倒産し、景気は悪化する…と懸念してきたことが実際に目の前におき始めたときに売るのが「現実売り」の段階ということになるのでしょうか。
 目の前に悪材料を実際に見ているので、精神的には苦しいのですが、実際には、理想売りのときにもある程度、織り込んでいるので、現実売りになってもそんなに深い底にはならない、ということになるはずなのですが、果たして、今回はどうなのでしょうか。

 日本株のことを説明すべきなんでしょうが、朝から、あたふたと電話がかかってきましたので、今日は「チャート解説」を書き込みました。もしかしたら、私の知らない悪材料を内包しているのかも知れませんが、田舎で情報集めしている身では知る由もありません。ただ、昔の相場の達人も、目や耳で悪材料を見聞きしても、決して弱気の渕に沈むことなかれ…と諭しています。

★ニューヨークダウの下げは、3社が演出
 ニューヨークダウが下げた、下げたと大騒ぎしていますが、実際には、GM、シティグループ、AIGの3社だけで数百ドルも下げているだけで、他の企業は案外しっかりしています。NASDAQもこのところダウの下げを追っていますが、それでもまだ、3月安値とはかけ離れたところにいます。あきらかに、3月危機のときとは違う…ということを自覚すべきでしょう。

 日本株の場合、先物で相場がかさ上げされていますから、もし、ニューヨークダウが一段安するようなら、意外な安値に売り込まれる可能性が無きにしも非ずです。いずれにしても、日本株はニューヨーク次第。今日の分と13日のチャート解説を参考にして、来週の相場を展望してみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

「現実悪」を売る相場は心情的に怖いが底は浅い…
 多くの悪材料が出ているにもかかわらず、小動きを続けていた米国株は、昨晩、急落してきました。大手証券のアナリストが、シティグループやGMを格下げしたことや、市場でクライスラーが連邦破産法を申請する…という噂が流れたことから、これまで保っていた緊張の糸が「ぷっつり」と切れた状態になってしまいました。ニューヨークダウは358ドル安の1万1453ドルとほぼ安値引け。為替は106円台に突入。ドル安を映し原油価格は1バレル140ドル台に急騰するなど、日本株にとっても最悪の相場環境になってしまいました。

 これで、ニューヨークダウは「2段下げ」に入ったことになり、先行きが懸念されます。ニューヨークダウのチャートについては、6月13日に解説していますが、今日は、もう少し長い足で見てみたいと思います。
ny  dau 30

 図(クリックし拡大して見てください)は、ニューヨークダウの月足ですが、株式レポートの今週号のものを加工したものです。昨晩の急落で、1999年につけたザラ場高値1万1722ドルを下回り、当面の急所に到達しました。

 一段安が懸念されるところですが、チャートに示したように、ここから下のゾーンは、2000年にピークを迎えたITバブル時に3年がかりで形成したテーブルに到達します。大体、1万1300ドル前後がテーブルの上限になりますが、過去の動きをみると、大底からの戻り過程では、このテーブルに近づいたところから揚げ足が鈍り、突破するのに3年を要しています。それだけ、このテーブルの上値抵抗力が強かった証です。しかし、その後、金利低下措置などから、このテーブルを突破。株価上昇は勢いを増し。1万4000ドルの大台をつけることになりました。

 この流れをみても、ITバブルピーク時に形成したテーブルの重要性がわかると思います。前回は上値抵抗ゾーンとして機能しましたが、今回はこのテーブルが下値抵抗ゾーンとして機能してくるはずです。今年、3月の金融危機では市場は1929年の再来を意識して、このテーブルに突っかけましたが、このときは跳ね返されています。このゾーンを突破するには、相当大きな悪材料が必要ですが、「1929年の再来」を上回る大悪材料とは何があるのでしょう…?良く分かりません。

 とにかく、テクニカルに判断すると、1万1300ドル付近はこのテーブルゾーンに入ってきて、かなり下値抵抗力が強まってくるものと思われます。6月13日に書いたチャート解説とあわせて読んでいただければ、分かりやすいと思いますが、そのときの、下げエネルギーの解消点も確かこのテーブル付近にあった、と記憶しています。

 変な強気をするつもりはありませんが、このテーブルを簡単に突破してしまうようなら、これから先の世界経済に待っているものは「真っ暗闇」しかないように思います。そんな悪材料って一体何なのでしょうか。レポートでも解説しましたが、現在は、3月中旬に何がなんだか分からない恐怖心から株を売ったことに対して、懸念していたことが現実の姿をあらわした「現実悪」を売る段階に移行しています。実際に、目の前に悪材料をみているわけですから心情的には今が一番しんどいところ…。しかし、3月の段階で、一部は織り込んでいることも事実…。

 ここはテーブルの下値支持力を信じて見たいと思います。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

四海波静かなのも今だけ…?
 26日木曜日の日経平均は7円60銭安の1万3822円32銭、TOPIXは1.29ポイント安の1344.79と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは85、RSIは34、25日線かい離はマイナス2%でした。出来高概算は18億株、売買代金は約2兆円でした。指数的には買いゾーンに近づいている感じですが、まだ明確な買いサインを出すにはいたっていません。

 
★やはり「玉虫色」の内容だった声明文
 注目の米国FOMCが終わりました。予定通り金利はいじりませんでしたね。景気とインフレ両にらみなら、なにもできないのが当然でしょう。ただ、市場の方は声明文から、当分利上げはないと、読んだようです。一方で、EUのECBからは「7月には上げるぞ…」と脅し文句が飛んできていますから、為替市場ではユーロが、また、強くなってきました。原油価格も在庫が週間で80万バレルも増加しましたから、急落しても良いんですが、ユーロが強くなった分原油が買われ、小幅安で終わっています。

★山積みの不透明材料
 とにかく、為替、商品、株、債券など変動商品について方向感がなくなっています。方向が定まらないし、動きも少ない…ということで、小休止状態になっています。ヘッジファンドの中間決算を控えて、動きを止めているためだと思われますが、相場の外部環境を見ると、イスラエル・EU・米国VSイランの情勢は緊迫度を強めていますし、シリアの具合もおかしい…。金融危機沈静化に必要な国際協調体制にはEUと米国間で対立がある…。6月の証券会社の決算は何とか乗り切ったが、7月にはメリルリンチやシティなど、問題金融機関の決算発表を控えている…。

 ビッグスリーに続き、ボーイングや運輸会社などの格下げが続いている…。昨晩は、ゴールドマンザックスがシティグループの決算発表で9600億円を超える損失が計上されるとして、売り推奨リストに入れるなど、売り叩きにつながる材料は山ほど出てきています。にもかかわらず、動きが止まっているのは、やはり、ヘッジファンドやCTA(商品投資顧問)などの投機筋の決算が影響しているんでしょう。まあ、あんまり弱気の材料ばかり並べ立てても仕方がありませんが、いま並べ立てた材料は全て表に出ているもの…。株価は、かなりの部分織り込んでいると見ておいたほうが良いでしょう。

★気になるのは決算空けのヘッジファンド
 問題は、決算明けで、ヘッジファンドがどう動いてくるか…。強引に腕力で攻めてくるようならちょっといやですね。それも、やるとしたら、米国よりマーケットが小さい日本…ということになります。シカゴのCMEでは日本株の売りが積み上がっている一方、日本では先物の買いが多くあります。ここを叩いて投げを誘えば、CMEの分も利食いになる…という筋書きでしょうか。ただ、裁定買い残が2兆4000億程度しかなく、爆弾の量は不足気味…。全ての小康状態が果たしてどちらに放れるか…。よーく観察して動くことにしましょう。

★日本の弱点を改善しなかったための交易条件の悪化
 さて、円安歓迎ムードがいまだにありますが、先日日経が伝えたように、原油価格の高騰による交易条件の悪化が指摘されています。日本の購買力がどんどん海外に流出しているということですから、国内経済がよくなるはずはありません。EUや米国の交易条件の悪化はそれほどでもありませんでしたが、両地域が資源国の側面を持っていることがあります。それは、別として考えてみると、前のオイルショックの時は、ドルが安くなることで欧州や日本は原油代金の支払いが少なくなり原材料価格の上昇が緩和されました。また、米国や欧州は、産油国への製品輸出価格を引き上げ貿易収支の帳尻を合わせたわけですが、問題は、先日の記事にあるように、日本は輸出価格の引き上げができないという弱みを持っています。国内で競合企業が多いために、下手に製品価格を引き上げると、マーケットをうばわれてしまうという欠点を抱えているのです。

 そのために、日本は海外企業から「高品質な製品を安値で売る」という低収益体質に甘んじていると非難されているのです。だから、早く、国内の過当競争体質を改めて、海外で自由に価格設定できるだけの企業力を身につけなければならないわけです。日本ではいつまでたっても、変な同族意識みたいなものがあって、お互いに傷をなめあっているようですが、そんなことをする前に、同業の数を少なくすることを考えないと、いずれ海外企業から駆逐されることになってしまいます。交易条件の悪化の裏には、こんな日本経済のウィークポイントがあることを知っておいてください。だから、国内企業の場合の最大のテーマは、環境などではなく、M&Aであるべきなのに、そうなっていないから、株が下がり続けているんですよ…。

★13週線の下にもぐりこんだままの株価
 さて、日本株は、順調に調整が進んでいるようですが、ちょっと気になる動きも出ています。ここ数日横ばいの動きですが、気になるのは13週移動平均線の下でもんでいること。今日も、高値は、13週線を上回っていたものの、引けでは押さえ込まれて終わっています。あと1~2週間すると、横ばいから、下向きになりますが、そうなると、下方圧力が強まって来ます。ただでさえ、「三尊天井」が気になっているときですから、こんなとき、ヘッジファンドの連中からおかしなことをされるとひとたまりもありません。まだしばらくは、外部環境がフローの風になりませんので、もう少し、警戒的に相場を見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国の投資家は、金融機関の破綻を意識して動いている…?
 25日水曜日の日経平均は19円64銭安の1万3829円92銭と続落、TOPIXは3.11ポイント安の1346.08と小反落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは88、RSIは38、25日線かい離はマイナス2%でした。出来高概算は19億8000万株、売買代金は2兆1700億円と、やや盛り返しました。騰落レシオもRSIももう少し落ちると強気になれるんですが、落ちそうで落ちないのが困りますね。週足の指数が買いゾーンに入っていれば、強気で対処するのですが、RSIは70%台ですし、サイコロも10勝2敗をつけたあとの調整過程ですから、手放しで強気になれないところが悩ましいところです。

★米国株は金融株の買戻しで何とかなったが、今晩は…?
 さて、ニューヨークですが、一時は100ドル以上下げていたので、ひやひやしてみていたのですが、何とか、引けにかけては戻しつじつまだけは合わせてくれました。やはり、2000年ごろに形成したテーブルの下値支持力はかなり強いようです。ただ、昨日ニューヨークが戻したのは、金融株に空売りの買戻しが入ったもので、全体が戻したわけではないようです。FOMCでは、利上げは見送られるものと思いますが、声明文で何が出てくるか分かりませんので、とりあえず買い戻しておこうということのようです。

 とにかく、今の米国株にはとんでもない量の空売り残があるといますが、その半分が金融株を売ったものだといいます。モノライン、住宅金融会社、投資銀行、証券会社など今の金融機関には何が起こっても不思議ではありませんから、とにかく、空を売ってヘッジしておこうということのようです。自動車など金融部門を持つところもかなり売り込まれているようです。なんだか、3月中旬のころと良く似ていますね。このときには、ベアスターンズの経営破たんは間違いない、としていろんなところが売りをやったようですが、FRBの英断でみんな担ぎ上げられています。市場の噂では、GEのように決算発表は増益を予定していたのに、3月中旬の変化で一気に大幅な損失を計上することになったといいます。

★FRBの声明文に注目だが、中身がない時の株価の反応は…
 ただ、3月中旬のように劇的な変化を起こすような政策対応を今の金融当局が持っているかというと、ちょっと疑問です。証券化商品の損失の拡大、M&A融資や不動産融資の不良債権化など当時と比べると損失のパターンが変わってきているため、今できる「ウルトラシー」としては、公的資金の投入など、一部の限られた手段しかありません。今晩の、声明文では、インフレ対策に重点をおいた論調になるのでしょうが、果たしてどこまで踏み込んだ表現になるのか…。ちょっと判断が難しくなっています。

★日本株も米国にらみで大きく動けず
 とにかく、今晩の米国株の反応を見るしかないと思います。日本株のほうも、先物筋が債券先物とのあいだの裁定取引をやったり、前場に売った先物を、後場には買い戻し、それが裁定買いを誘い日経平均が戻す…という、無機質な相場が終日続きました。ただ、主力株は先物筋に引っ掻き回されてさえない動きですが、相変わらず小物は目先張りの個人投資家の買いに値を飛ばしています。ただ、昨日あたりから、物色にも手詰まり感が出てきたようですね。テーマ関連も物色一巡感がでていますし、今日当たりは、手がかり材料もないままに腕力で持ち上げたという感じのものも出てきました。こうなると、相場の持続性に疑問符が着きますね。

 一方で、中小型の好業績割安株が引き続き物色されています。株式レポートで継続追跡している大氣社が新値をとりましたし、ソランも新値に接近してきました。また、前号と直近号で注目したコード番号8000番台も戻り高値をとってきています。いずれも、今期も増益基調にある割安株。先物に振り回されることなく、順調に値を伸ばしてきています。目先的には、怪我のないように、引かされても挽回できる銘柄に資金を置いておくのがベストでしょう。

 近いうちに、チャート解説でNYダウをやろうと思いますが、1万1000ドルを中心に3年間かかって形成したテーブルを下に突き破るには、ものすごい悪材料が必要です。3月中旬には、1929年の大恐慌を意識して売っても突破することができなかったテーブルですから、支持力を信頼してもいいのではないでしょうかね…。とにかく、今の金融情勢、国際情勢、商品市況など、どれをとっても何が起きても不思議ではないという意識でかかることが大事です。

 今日は、あまり書くことがなかったのですが、米国の投資家は金融機関がつぶれることを前提に動いていることははっきりしています。相当の悪材料を米国株は織り込んでいるわけですから、ここは反対に賭けるほうが勝率が高いような気がするんですが…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

市場は「何か」を懸念している…?
 24日火曜日の日経平均は7円91銭安の1万3849円56銭と小幅続落したものの、TOPIXは1.26ポイント高の1349.19と反発して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは83、RSIは37、25日線かい離はマイナス1.8%でした。米国でのFOMC開催や住宅関連の重要な指数「ケースシラー指数」の発表を控えて、身動きできず出来高概算は16億2000万株、売買代金は1兆7300億円と、ともに急減して終わっています。

★何を暗示する…昨晩の「十字足」
 なにか、動きがとれないままに、株価だけがずるずる下がっているような気がします。底なし沼ならもがけばもがくだけ深間にはまっていきますから、この辺の見極めが大事ですね。さて、ニューヨークダウは小幅安だったものの、ほぼ「十字線」で終わっています。あまり、気持ちの良い線ではありません。頼みのNASDAQ市場は、原油価格の上昇でインフレ懸念が強まり、続落して終わっています。WTIは一時は安かったんですが、ナイジェリアで、ゲリラが石油関連施設を攻撃した…ということで、上昇してしまいました。現地の様子はまったく分かりませんので、報道を信じるしかありませんが、現地のゲリラは武器や資金を渡せばなんでもする…ということのようですから、原油価格を上昇させたい筋が裏で演出していると、かんぐりたくもなります。

★原油上げに対する与太話
 市場で流れている噂では、サブプライムローンで損失を抱えた米国金融資本が、証券化商品と同じような仕組みの原油を組み込んだ商品を作り、損失を取り返そうとしている…そのために、価格をさげたくないブッシュ政権は原油の規制強化に反対している、という話もまことしやかに流されています。世界の経済成長率が下方修正されても、米国や欧州の景気が減速しても、上がり続ける原油価格に不自然さを感じている人は多いと思います。おそらく、当たらずとも遠からずの噂だと思いますが、もし、ここで原油価格が急落するようなことになれば、「サブプライムローン」のような危機が増幅してくる可能性もあります。なにか、世界の経済は「ボトルネック」に入ってしまったようなかんじです。

★中国、米国で始まった小さな変化… 
ただ、先ごろのG8会議で何か決められたのかも知れませんが、あちこちでばたばたした動きが出始めました。中国では、投機資金の流入を監視するため、短期の債務状況をチェックすることを決め、地方政府に通達を出しています。また、米国では、格付け依存の金融システムを改善するための規制案が動き始め、MMFなど比較的安全な資産について、投資にあたり資金運用者の判断を重視し、格付け会社の格付けを不要にすることを決めたようです。

 先週行われたムーディーズのアンバック、MBIAの格下げ、FGICコープとキャピタルインシュアランスのジャンク級への格下げは、今後、それらのモノラインから保証を受けている債券や証券化商品の格下げにつながってきますから、格下げの範囲は数千社の単位まで及ぶ可能性があります。証券取引委員会を中心に、格付け会社依存からの脱却が始まったのは、あまりにも影響が大きくなりすぎたためでしょう。ただ、現実問題として、与信を客観的に判断するには、依然として格付け機関とモノラインの存在で図るしかありませんから、まだしばらくは、格付け機関によるサドマゾショーが展開されることになるんでしょう。

★北朝鮮問題の解決で、現実味を帯びてきたイラン問題
 ただ、心配なこともあります。イスラエルが米国を巻き込んでイラン攻撃をやりたいことは、何度か書きましたが、今度は、EUがイランの域内資産を凍結すると公表しました。米国は「ドル防衛」の立場がありますから、だんまりを決め込んでいますが、EUの今後の出かたでは、イスラム諸国がユーロを売ってくることもあるかもしれません。核開発問題で、イランから譲歩を引き出すための方策だと思いますが、北朝鮮の制裁解除を傍から見ていてもおかしいくらいに焦ってやっていますので、「次はイラン」と市場が考えても不思議ではありません。来年1月の政権交代までブッシュ大統領の任期はまだたっぷりあります。

 北朝鮮に頭を下げさせてまず手柄ひとつ…。次に、イランに核開発を断念させて二つ目の手柄…としたいところでしょうが、ここに手をつけたら中東は火の海となり、イスラエルは姿を消し、米国は中東から追い出されることになりかねません。その、保険が、米国領土沿岸の原油採掘解禁だとしたら…。そして、原油価格の上げの仕上げが中東戦争だとしたら…。何をやっても下がらない原油価格の説明がつくような気がしますが、いかがなものでしょう。荒唐無稽な話につき合わして申し訳ありません。ただ、ことほど、今の状況は変化がおきたら小さなものではすまないということでもあります。

 余計な雑音を除き、チャートだけから判断していくと、13日のチャート解説で説明したようになるのですが、雑音がだんだん大きくなってきているような感じがするだけに、こんな馬鹿な話を書くことになってしまいました。とにかく、国際政治のパワーゲームの加熱、米国金融システムの矛盾拡大など材料が大きすぎて方向感が読めない以上、「休むも相場…」か…?
 全てが、米国次第。昨日のニューヨークダウの十字足は果たして何を意味するか…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ITバブル崩壊時のテーブルに届いたNYダウ
 週明け23日の日経平均は84円61銭安の1万3857円47銭、TOPIXは8.81ポイント安の1347.93と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは81、RSIは43、25日線かい離はマイナス1.9%でした。出来高概算は18億2000万株、売買代金は1兆9460億円と2兆円割れ…。

★なぜ今頃一生懸命仕事するの…格付け会社さん!
 週末のニューヨークダウは220ドル安…。やはり、モノライン大手、アンバック、MBIAの格下げ検討は市場に悪影響しました。この日は、ムーディーズに負けじと、S&PがGM,フォード、クライスラーのいわゆるビッグスリーの格下げを検討していることも伝わりましたから、市場が耐えられるわけはありません。実際に、ビッグスリーの格下げが実施されたら、評価は投資不適格のジャンク級に落ちますから、もし何かあって資金調達が必要になっても、ジャンク級の評価では資金調達に応じてくれるところもなくなりますから、下手をすると「倒産」という憂き目も見かねません。

 220ドル安の意味が分かっていただけると思います。それにしても、格付け会社はがんばってくれますね~。モノライン大手2社の前に、ムーディーズはモノラインのFGICコープとキャピタルインシュアランスの格付けをジャンク級に引き下げています。これでは、保証なんかできるわけはないですね。今日伝わった話では、モノライン大手3社と保証を与えている企業との間で、保証をはずす交渉が始まっているようですが、その金額は1250億ドルといいます。保証が外れたら、価格が暴落しますから果たして交渉がまとまるものかどうか…。

 これから、景気が悪化したり、原材料価格の上昇で企業の経営は苦しくなってきますが、一般企業でもこれから格下げが出まくることになるんでしょうね。今くらい熱心に、サブプライムローンがらみの金融商品の格付け審査をしていれば、こんな大変な事態にはなっていなかったのに…。世界中の金融機関が格付けにだまされて証券化商品というババをつかまされてしまったのに、誰も格付け機関を訴えようとしない…なんだか不思議な世界ですね。

★金融グローバル化推進システムの一角が崩れた…
 とにかく、投資銀行の証券化技術とモノラインの保証、格付け機関の格付け、という一連の流れは、金融グローバル化により英米の銀行が大もうけする根幹を支えたシステム。このうち、モノラインが脱落一歩手前にありますので、このシステムも崩壊への道をたどり始めました。ニューヨークダウ30種の内容を見てみると、下落しているのはAIGやシティ、JPモルガンなど金融機関とGMやGEなど金融部門で大ポカをかました会社。技術追求型の企業は案外しっかりした動きをしています。

★3月中旬の下げと今回は中身が違う

 ダウは一気に3月中旬の安値に接近してきましたが、3月中旬と今回の下げには大きな違いがあります。3月は「1929年の大恐慌の再来か…」ということで、株全部を売りましたが、今回、NASDAQは、まだ半値押しもしていません。結構、しっかりしているんですね。これをみても、今回の下落が金融部門への懸念が原因になっていることが分かるはずです。安値に近づいただけで、大騒ぎしがちですが、NASDAQとダウ30種の強さの違いを理解したうえで、新聞記事などを見たほうが良いと思います。最も、原油価格が一段高し企業業績を圧迫すれば、いずれNASDAQ銘柄も売られることになるんですが…。今のところ、GLOBEXの先物は堅調ですので、今晩のニューヨークはちょっとは違った動きが出るかもしれません。

 原油の産・消会議は、玉虫色の終わり方をしたようで、今日のNYMEXのWTI先物は小高く推移していますが、このところ、一日の売買の高値と安値が切り下がる動きになっていますので、週末の会議や米国政府の沿岸原油の採掘解禁の動きを受けて下値に波乱する可能性も出てきます。週末にも書いたように、今は、どちらにも大きく振れやすい状況…。ただ、以前にも、説明したように、ダウの1万1000ドル台は、2000年のITバブル付近で3年間もみ、テーブルを形成した重要な抵抗帯…。その後、このテーブルを突破するのに3年もかかっています。抵抗帯としてはかなり強力なもので、ここを下につき抜けるには並みのエネルギーでは無理だと思われます。

 1929年の大恐慌再来という、大悪材料で挑んだ3月相場でもこのテーブルを下方突破することはできませんでした。油断してはいけませんが、とりあえず転換点は近いと見て良いでしょう。

★日本株は13週線までの下落を達成
 さて、日本株のほうですが、米国株の急落を受け下落して始まりました。先物のほうに買い残が積み上がっていましたので、この投げも入り急落。これが裁定解消売りを誘発して、現物市場もさげるという、いつものパターンになりました。ただ、以前から、下値めどは13週線と言い続けてきたように、今日は瞬間的に13週線を下回ったものの、大引けでは13週線上で終わっています。まだ、米国市場の動きを見なければなりませんが、大きなポイントに来たことは間違いないところでしょう。

 個別の銘柄を見ても、13週線に接近しているだけでなく、26週線との間でゴールデンクロスしているか、または近々しそうなものが増えていますので、52週線までの戻りを前提にして買えるものが出てきました。一度、新日鉄の13週、26週、52週の関係を見てみてはどうですか…。

 休みの間にも除きにこられた方が多かったようですが、レポートの作成を優先しましたので、書き込みができませんでした。ご容赦ください。ただ、ニューヨークの動向については、6月13日にチャート解説で説明していますので、大体の流れは分かっておられると思っておりました。とにかく今晩のニューヨークがどうなるか…それが全て。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

原油をめぐる環境が変わりだした
 週末20日金曜日の日経平均は188円09銭安の1万3942円08銭、TOPIXは18.86ポイント安の1356.74と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは85、RSIは40、25日線かい離はマイナス1.4%でした。出来高概算は20億株、売買代金は2兆1100億円でした。今週の荒れ模様の相場で指数の調整も一気に進んできましたね。まだ、騰落レシオや25日線かい離には不満が残りますが、RSIが405まで低下、来週の数字によっては買い暗示まで行くかもしれません。今週残念だったのは、19日の満月の「変化日」が下落になってしまったことですね。次は、7月の3日ですが、果たしてどちらに行くことやら…。

★売り仕掛けをしたが売り崩せなかった…
 昨日からの続落ですが、週末で見送り気分が強い中、ヨーロッパの「小鬼」どもがまたぞろ動き始めましたね。最近では疫病神みたいになってきた格付け会社がニューヨークの引け後に、モノライン大手のアンバックとMBIAの格下げを実施、GLOBEX先物が安くなったことで、仕掛けに動いてきました。為替は円安気味、中国市場は反発と、環境面ではちょっと強引な気がしました。でも、債券先物買いと株先物売りをセットにしたロングショートポジションを仕掛け、一方で、まとまったバスケット売りやTOPIXの先物に2000枚の売りを出すなど、切れ目のない売り物を出し全体を売り崩そうとしていました。

★「三尊天井」の形成を狙いに行った…?
 昨日もチャートのことを説明しましたが、もしここで、全体を売り崩し6月13日につけたザラ場安値1万3810円を切ると、日足では「三尊天井型」になり、場のムードは最悪になってしまいます。ただ、後100円というところまでいったものの、結局、崩すことができないで終わっています。円安、中国株高など外部環境が「順」になっている上、原油価格は131ドル台に急落…。おまけに、6月13日の安値付近には上昇中の13週線が控えていますので、1万3900円という水準はどうしても下値抵抗力が強まるところでもあります。結局、小鬼どもは買い戻しに動いて、事なきを得ました。

★証券市場も「治外法権」から抜け出、独立したら…
 それにしても、こんな腕力にものをいわせた株価操作がらみの動きをいつまで放置しておくんでしょうか…。個人が、資金力を使ってやったらすぐに、証券会社に身元照会が入り、次に、「なぜ買っているんですか…」と当局から問い合わせがくる…。そして言うことを聞かなかったら最後には国税が入り相場は叩き潰されてしまう。でも、外資系証券会社なら、何をやっても良い…。おかしいですね。日本から不平等条約は撤廃されたはずですが、いつまで、こんな無法をほっておくんでしょうか…。弱い者には居丈高に強く、強い者には情けないほど弱い…先物の種類ばっかり増やして市場の近代化に取り組んでいると悦にいっている取引所さん、そんなことに地道を上げるより、デリバティブ隆盛の基礎になる現物市場のてこ入れをするほうが先ではないですか…?

★理屈に合わない市場から投資家が逃げるのは当然
 何故、皆が現物市場から逃げ出しているのか、考えたことがおありですか。私たちは、初めて株をするときから、PERやPBR、割安、割高、企業の成長評価などを一生懸命勉強してきました。しかし、今の日本の株式市場では、現物と先物のサヤの伸び縮みや他の市場との反対売買での裁定取引など、ファンダメンタルとは関係ないところで動いています。いや、「動いています」ではなく、強引に「動かされて」いる、というのが実体です。そのなかでは、PERが30倍も40倍も超えた割高株がインデックスの採用銘柄というだけで、上下し、PERが10倍以下の銘柄が安値で放置されています。

 こんな、理屈に合わない相場には投資家は近づいてきません。本当に、市場を活性化するつもりなら、個人投資家が安心して売買できる市場を作ってもらいたいものです。米国では、今回の金融危機の後始末として400人を超える証券関係者が逮捕、基礎されました。米国で無茶をやったら大変ことになりますが、今の日本では外資系と言う看板さえ背負っていたら何をやっても文句を言われません。おそらく、欧米でもかなり「札付き」と言われる連中が日本株をやっているはずです。まず、この点を正常化しないと、市場にいろんな投資家が参加して、多様性のある株価形成がおこなわれるという、市場本来の目的が達成されることはありません。日本の株式市場を悪の巣窟にしてはいけないのです。無茶をやった外資系を日本から追放するくらいのことをやったらどう…!


 日本の政治家や官僚の方々、世界の回転軸が大きく転換しようとしているときに、いつまでも落日の英米の顔色をうかがっていると、落とし穴にはめられてしまいますよ。一度、落ち込んだら骨の髄までしゃぶられて世界一の個人金融資産も巻き上げられ、最後には米国国旗の51番目の星になるかもしれませんよ。

★環境は変化しているが、とにかくニューヨークを見なければ分からない…
 さて、脱線ばかりで申し訳ありません。さて、インドに続き、中国も石油製品の国内価格の引き上げをやりました。3000億円の補助金をつけて農家などの救済をやるようですが、実質的にまだ世界の半値近くといいますから、今後も引き上げていくことになるんでしょう。これで、需要が減ってくれるといいんですが、最近、20万トンクラスのダブルハル(二重船底)タンカーの市況が上昇。中国や韓国が原油輸入を増やしているといいます。中国の場合は、オリンピック用の備蓄を増やしているといいますが、こんな調子で買われると、せっかく低下し始めた価格に火をつけるかもしれません。

 とにかく、ムーディーズのモノライン2社の格下げの影響が今晩どう出るかがポイント。2日続きで1万2000ドルを割り込んでいますから、なにか援護射撃がないとしんどいかもしれません。為替が冷静ですので、何とか大台は維持してくれるものと思います。過去最高の信用売り残がつみあがっているだけに、何かあったら急騰するエネルギーを秘めています。とにかく、これまでにも書いてきたように、相場環境の変化で、どちらに転んでもおかしくないのが今の相場…。

 ニューヨークが高ければ、来週は主力株中心のリバウンド相場。大したことがなければ、今週のような個別材料株の日計り相場が続くことになります。最近注目してきたもので、休養中のものをねらっていきましょうかね…。


 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ソロスさんの警告していることを勉強してみようか…
 19日木曜日の日経平均は322円65銭安の1万4130円17銭、TOPIXは34.04ポイント安の1375.60と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは88、RSIは46、25日線かい離はマイナス0.1%でした。出来高概算は21億株、売買代金は2兆1700億円と、増加しています。「満月」の変化日は下に向いてしまいましたね。ニューヨークダウは瞬間1万2000ドル割れ、欧州、アジアと全滅になっては、流石に日本だけは違う…というわけには行かなかったようです。今日の下落のおかげで、騰落レシオは90を割り込み、RSIも40台に入ってきました。あとは、ニューヨーク株次第…という所ですね。

★今日も流れた弱気の話

 さて、そのニューヨークですが、株価が下がると、マスコミは弱気の話をたくさん流してくれます。米国預金保険公社の総裁は、先日も大手の金融機関のなかに破綻懸念があるところがある…といい、物議を醸しましたが、昨晩は大手行の破綻に備える必要がある、と警告してくれました。また、証券化商品を売りまくって短期間で3500億円の利益を上げ話題になった、ヘッジファンドの経営者は、米国金融機関の損失は160兆円を超える…と記者会見で語った、といいます。次から次と、弱気の話を流してくれますね。アメリカという国は、大声で予想を言って当たれば一躍著名人になりますし、はずせば見向きもされなくなります。方向性が定まったようになると、大言壮語して売名行為をやろうとする人間が増えてきますので、どうしてもマイナスの話しか流れてきません。

★チャートの検証
 1万2000ドルの大台を割り込んだところでは、押し目買いも入ったようで、出来高も増加しているようですが、為替、原油価格など外部環境がはっきりしませんので、なかなか明確な底形が入りません。ニューヨークダウについては、5月末にチャート解説しておきましたが、その際、下値めどは1万2000ドルから1万2100ドルのゾーンか…?としておきました。ただ、環境によっては、一番底取りの可能性がないでもないと、書きましたが、最近のチャートの格好は「瀑布型」という滝の落ち口のような格好を始めていますので、ちょっと警戒しておきたいところです。

 ニューヨークダウを検証してみると、まず、3月の第三週に1万2000ドル割れから大陽線が立っている点が注目されます。大体、この寄り付き付近が転換点になるケースが多いのですが、昨日はこのポイントから切り返して大台を回復して終わっています。また、日足のボリンジャーバンドのマイナス標準偏差のラインに株価が届いたこと。月足のボリンジャーバンドのマイナスラインが1万2000ドル割れ付近にありますので、当面はこのあたりで抵抗するポイントに差し掛かっています。

★強気方針を支える「ボリンジャーバンド」
 まず、為替や原油など外部環境がはっきりしないと、動けない、という感じですが、先日、日本で開催されたG7財政担当相会議の席上で、米国は本気で介入する姿勢を示し、日欧からたしなめられた、といういきさつがあるようです。これまでのように、一気にドル安が進まないのも、もしかしたら本気かもしれない、という迷いが市場にあるようです。だから、全てが中途半端…。そのため、小出しに出てくる悪材料に反応してずるずると下げる…という格好になっています。

 テクニカル的には「届いた…」ということですが、まだ、メリルリンチやシティグループなど問題銀行の決算発表が残っており、本格で直りにはもう少し時間が必要になるかも知れません。テクニカル要因とファンダメンタル面の、マイナス材料との引き合いみたいな格好ですが、これまでの例では、ボリンジャーバンドが有効だったので、ちょっと信じてみたい気もするのですが…。

★日本株について
 さて、大幅安になった日本株ですが、先物市場にまとまった売りがでて、これが裁定解消売りを誘発して下げ幅を拡大したようです。昨日も、溜まりこんでいる先物のロング(買い)ポジションが気になる…と書きましたが、やはり、今日はまとまった売りが出ていました。出来高をみても昨日に比べかなり増加していましたので、解消売りがかなりあった、と思われます。ただ、先週までに解消売りを出し巻くっていましたので、残高は減少。相場を叩き潰すほどのエネルギーはありません。

 ニューヨークと同じように下値めどを算定しておかねばなりませんが、以前から書いてきたように13週の移動平均線がポイント。昨日現在で1万3843円のところにいて、急ピッチで上昇していますので、まもなく接近してくるはずです。これまでのところ、25日線と200日線にはさまれて、小動きに推移してきましたが、13週線の上昇力に支えられて200日線を抜いてくると動きが変わってきそうです。

 また、下値のポイントとして、6月13日の高値1万4041円から空けていた日足の窓が注目されます。今日の安値は1万4069円で、窓埋めまで行きませんでしたが、まず、ここがポイント。また、日足ボリンジャーバンドの中心線が1万4150円付近にありますので、このあたりも抵抗ゾーンを形成してきます。外部材料を無視すれば、下値支持の動きが出るところですが、何しろ、今の世界の株式市場の主役はニューヨークダウ…。ここが底抜けになれば、「日本株は違う…」という理屈は通用しません。

 とにかく、今晩のニューヨーク株がどうなるか…3番底が入るか、それとも2番底か、それとも1番底鳥か…。

★ソロス著「グローバル資本主義の危機」で警告されること
 今日はチャート面の話が多くなりました。中小型好業績割安株を中心にした流れは変わらないと思いますが、気になるのは、今の英米の金融機関の動き…。世界最強の投機家のジョージソロスは、最近、米国金融業への弱気発言が目立ちますが、彼は以前自らの著書「グローバル資本主義の危機」のなかで、独自の世界観や歴史観を披露しているが、そのなかで、銀行や共産主義を例に引いて持論を展開しています。詳しくは、本を読んでもらえば分かりますが、彼の理論にしたがうと、米国の金融機関は絶頂期を超え、たそがれ期を向かえ、やがて突然崩壊する…ということになります。また、表面上でおきていることと水面下で起きていることはタイムラグをともなう…とも書いていますので、もしかしたら事態はもっと悪くなるのかもしれません。ソロス氏の弱気は、ここから発しているのではないでしょうか。

 人の理論ですから、全面的に信用はしませんが、自分なりに検証しなおしてみる必要はあるのかもしれません。また、余計な仕事を作ってしまった…。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

明日は「満月」の変化日…。今回はどちらの方向に…?
 18日水曜日の日経平均は104円45銭高の1万4452円82銭と反発、TOPIXは7.66ポイント高の1409.64と続伸して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは98、RSIは56、25日線かい離はプラス2.1%でした。出来高概算は18億4000万株、売買代金は1兆9890億円と、市場エネルギーは減少しています。

★グッドタイミングで悪材料を出してくれるGS証券…
 原油価格は低下しましたが、ゴールドマンザックスが、今度は銀行の正常化のためにはまだ650億ドルの資金調達が必要、とレポートで書いたことを嫌気しニューヨーク株は下落しています。GS証券は以前は年内に1バレル150ドルになるというレポートを流し、今度は、やっと落ち着いてきたのに、銀行の財務の健全化にはまだ650億ドル(約7兆円)の資金が必要と、いうレポートを流して立ち直りかけた相場の腰を折ってくれました。第一四半期分だけでこれだけだから、これからもっともっと金集めしなければならないよ…といってるわけですから、相場が引いてしまうのも仕方がないところでしょう。日本なら、「少しは自粛しろ」といわれるところですが、自分らだけは何でもありの国ですから、勝手にやっとけ、という感じですか…。でも、無視するわけにはいかないところが、苦々しいところです。

★日本株の当面の目標は…?
 さて、日本株は良く上がりますね。気がついてみると1万4500円の大台がすぐそこに見えています。短期の指標はいずれも過熱信号を出していませんから、多分乗せることになるんでしょう。ただ、上に行けば行くほど出来高が減少してきているのが気になります。値を飛ばしているのは、個別の材料株や仕手をきどる投資家連がやっている銘柄だけ…という感じです。

 6月6日に高値をつけ「離れ小島」を形成したときに1万4489円から窓を開けていますが、当面はこの窓埋めがポイントになりそうです。また、日足のボリンジャーバンドのプラス標準偏差のラインが1万4600円付近にありますから今回の目標はこのゾーンに定めておけば良いのではないでしょうか。さきほども書きましたように、短期のテクニカル指標には過熱感はありませんが、週足ではサイコロは先週の10勝2敗から9勝3敗で以前加熱ゾーンを暗示、RSIは昨日現在74%と、急上昇してきています。
明日が、「満月」で変化日にあたっていますが、果たしてどちらに変化するやら…。

★先行きが読めないための先物買い…大丈夫か…
 あれこれ相場環境を考えながらやる機関投資家やCTA(商品投資顧問)筋としては、諸条件が大きく変動する可能性がある時にまとまったポジションを取ることはできないということでしょう。たとえば、為替については、一応、介入を口にしてドル安に歯止めをかけたものの、米国経済の先行きを考えたら、ドル高の用件である「利上げ」はとてものことにできない。また、ECBが国際協調の枠組みを破って、7月に利上げを実施すれば、ユーロが急騰する(ドルが急落)する可能性がある。しかし、もし本当に米国が介入したら一気に115円付近までいってしまう懸念もある。

 また、それによって原油価格も大きく左右されることになります。一部には、産油国のほうで原油の在庫がだぶつきはじめている…という話も流れていますが、実際の数字は闇の中…。ただ、原油価格のチャートは日足で三角持合をはじめており、近々、上下どちらかに放れそうな足をしています。また、これまで、音なしの構えだった、非鉄では、LME銅やアルミなどが動き出しそうな気配をしています。投機筋も、どちらに動いても良いように、種まきだけはやっているようです。

 とても現物で買うことはできない…だから、とりあえず先物で買っておこう、ということでしょうか。先月からもそうですが、何故だか、先物の買いばかりがつみあがっています。物価優等生の日本はインフレの影響を他の国ほど受けないので、株は安心ができる…というのが理屈のようです。だったら、何故、円が上昇しないんでしょうか。CMEでは、日本株の売りが増加し、日本では先物の買いが増加する…。外資系からも、日本株運用機関が強気…という話がしきりと、流されてきます。

★昔、無知だったためにだまされた…
 おかしいですね…。なにか私たちが知らない特別なテクニックがあるのではないでしょうか。
 1989年のバブル相場の最盛期…外資系証券がインデックス銘柄を馬鹿みたいに買っていましたが、まさか、これが裁定買いの玉で、わずか数ヵ月後には裁定解消売りという、原子爆弾よりも強烈な破壊力になって日本経済を破壊してしまうとは、夢にもおもいませんでした。このとき、外資系S証券は1兆円近い利益を上げ、そのときの運用担当者のM氏は日本経済を破壊した見返りとして、高額納税者のトップにランクされたものでした。

★基本の物色方針は変わらず…
 また、脱線しそうですので、この辺でやめときますが、ようは、インデックスがらみは何をやられるかわからない。だから、ここは基本に忠実に外人が投げて需給関係がすっきりしている、好業績中小型株をやっておくこと…。何かあったときも、立ち直りが早くなる、ということですね。直近のレポートで再注目した大氣社、ソランは本日新値更新。昨日、下値に振られるのを覚悟で注目した宇徳も今日は28円高と反発しています。ソーサー型の底入れパターンが見えてきましたので、ちょっと期待できそうです。また、世界的な物流網整備でメリットを受けるTCMや、守りから攻めの経営に転換した兼松も新値更新まであと一息のところにつけています。

 とにかく、ここは何かあったときのリスク管理が第一…。GLOBEXの数字をみると、米国株はしっかりしていますが、また場中に何がおきるか分かりません。先物の買いがあだにならないことを祈るばかりです…。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

先物筋も迷う現在の相場…
 17日火曜日の日経平均は6円安の1万4348円37銭と小反落したものの、TOPIXは0.29ポイント高の1401.98と、小幅続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは104、RSIは57、25日線かい離はプラス1.6%でした。日経平均は小安かったのですが、値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を上回っており、中小型株や新興市場の好業績銘柄中心に、結構しっかりした展開が続いています。ただ、相場のサイクルが短く、「ちょちょっ」と、つついてはさっと逃げるヒットアンドウエー相場ですから、高いところをいってしまうと、次の出番まで待たされる…ということになります。休んでいるところ、休んでいるところを狙うのが正解ですね。


★原油相場は連日の乱高下…最後のあがきか、それとも一段高…?
 それにしても、原油相場の動きは「すさまじい」の一語に尽きます。昨日は北海油田の火災の噂が流れて、瞬間的に140ドル寸前までいきましたが、引けにかけては134ドル台まで、5ドル下落しています。このところ、立会い中には7ドル程度の乱高下はザラにありますね。典型的な高値波乱の商状で、そのうち下に落ちるんではないかと思いますが、これでは、先物筋もどちらに仕掛けていいか分かりませんね。為替だってEUの記録的な物価上昇で7月の利上げは間違いない、として、ユーロが買いなおされたものの、以前のようにドルが急落しないようになっています。

★先物筋の間でも対立しだした相場観
 いろんな点で、何かが変わっています。だから、先物筋の相場観がそれぞれ異なり、取るポジションも異なるから、以前のように破壊力が無い…。それだけ、外部環境の変化が消化難になっているんでしょう。このブログでは、日経平均の採用銘柄やTOPIXの売買に絡むような企業は、「背後霊」がついているようなものだから、業績が良かろうが悪かろうが関係ない…。サヤや債券先物との絡みでどうにでも変わる…だから、指数売買と関係のない中小型株を攻めなさいといい続けてきました。ようやく、日の目を浴びてきましたね。

★基本は回転商い…割安株の休憩中を」狙え
 ただ、どうしても個人資金が中心ですし、いつ相場環境が激変するか分かりませんから、回転が速くなります。まさに「究極のリスク回避法」である、その日のうちに決着をつけて明日にポジションを持ち越さない…ことを地で行っているような感じです。実際、WTI原油の相場をみていると、明日の相場はどうなるか分かりませんから、こんなやり方もやむをえないのでしょう。しばらくは、こんな感じの相場が続きそうですから、「ヒットアンドウエー」戦法で行かざるを得ません。

 このコーナーで皆さんにも紹介していた大氣社が今日新値をとり、PERが11倍台のソランも休み明けで動いてきました。ともに、直近のレポートで再度手がけてみては…と注目した株ですが、予想通りのうごきになり、感謝…。一方で、原子力関連の穴株として注目した宇徳が、投げ商いにあい、高値から100円押しを達成しました。13週線が近づいてきましたので、500円飛び台まで振られるつもりなら、面白くなってきました。休んでいるところを買って順番待ち…吹いたら売る…。しばらくはこれで行きましょう。

★IT業界に新たな新興国需要…?
 さて、昨日のニューヨーク市場ですが、原油価格が乱高下したものの、結局安く終わったことから、インフレ懸念が弱まった、としてNASDAQのハイテク銘柄が切り返していました。以前から、原油価格が下がればハイテク株…と行ってきましたが、最近のチャートを見ると、ダウとNASDAQでは、相場の強さが違ってきました。ドル安効果から、輸出が絶好調に推移しているほか、新興国でも「原材料価格の高騰に対する仕入れの見直し」や「SCM(サプライチェーンマネジメント)の強化」が始まっており、ハードだけでなくソフト面の受注も増加しているといいます。

 新興国の需要といえば、建設機械、工作機械などが思い浮かびますが、すでに、ITの導入による企業の近代化も始まっている、といいます。NASDAQ市場にはこの種のIT事業を手がける企業も多くあります。中国でも、将来の元切り上げを予想して、労働集約産業では生産の海外移転が始まっています。そうなると、SCMを含め、IT化による国際的な生産体制の構築を進めるところもでてきます。この分野では、どうしても米国がナンバーワン…。この面からメリットを受ける企業もでてくるはずです。

★まず疑うことからはじめよう
 また、原油生産に関しても、これだけ価格が上昇してくると、もっと石油収入がほしくなるのは、当たり前の話し。口では、増産の必要はない、などといっても、ちゃっかりと、世界の掘削リグメーカーのところには大量の注文が入っている…といいます。また、ブラジルもリオデジャネイロ沖で発見した大深度油田の掘削に向けて、関連機器の調達に動き出した、という話もききます。また、価格の低迷で採算が合わなくなり放置されていた油田も界面活性剤や水の注入で自噴力を上げるような対策も始まっているはずです。足りない、足りない、と大騒ぎしても、いつの間にか供給が需要を上回っているのが原油…。オイルショックがおきたとき、欧米中心のローマ報告は、後30年で原油は枯渇する…と良い、世界中がそれを信じました。30年過ぎた今、世界から石油は消えたのでしょうか…?

★温暖化の原因は他にもあるといいますよ…
 いま進んでいる、地球温暖化にしても温室効果ガスとして二酸化炭素が槍玉にあがり、CO2排出権取引といわれるものが始まっています。2兆円という市場規模だそうですが、この主導権を握ったところに落ちてくる「お金」はべらボーなものになります。米国のゴア元副大統領も一枚かんでいるといます。しかし、冷静な学者にいわせると、最近の天候異変の原因は太陽黒点の増加しゅきにはいっていることや、地軸のぶれが大きくなっていることからみて、地球内部のマントルの流れが変化していることなどが原因だ、といい、地球はむしろこれから、ミニ氷河期に入っていく、と指摘しています。

 
 太陽黒点の増加のピークは2011年といいますが、ローマ報告と同様に今から30年後、彼らがいうように地球の温暖化は破滅的な状況になっているのでしょうか…。欧米人の文化は狩猟文化です。自分たちが生きるためには、何をしてでも食料を取らなければなりません。そのために、獲物の修正を分析しつくして、罠を仕掛け、確実にしとめようとします。農耕を基礎とするアジア文化とは根本的に異なるのです。「派出権取引」により、インドや中国などは成長への大きなタガをはめられ、今後成長のための税金を払わねばなりません。ややこしい、取引を考え出した欧米人のふところには大きな資金が転がり込んできます。

★オイルショックの時世界の皆がだまされたこと…
 私の考えが間違っていればいいのですが、オイルショックのときの「大ウソ」を実際に体験したものとして、今回の「排出権取引」には一抹の危惧を抱いています。欧米の文化が「罠」にあることは、日本のバブル崩壊が欧米資本によって演出されたかもしれない…という、後々の分析にもあります。アジアの文化は農耕文化。皆が協力しないと作物は育ちません。「人の良さ」が特色でもあります。過去の歴史をみると、アジア人が何度欧米人の罠にはめられて苦渋をなめさせられたか…。

 なんでこんな話になってしまったんでしょう。そうそう。原油の需給からおかしくなってしまいました。ただ、皆さんにも自覚してもらいたいのは、米国中心の世界観が大きく変わりだし、次のリーダーシップを取ろうと、いろんな勢力が動き出しています。排出権取引の話もその一環…。少々大げさな話かもしれませんが、今からの株式市場を考える場合、大きな世界観・歴史観をもってみないと分からないことが多くあります。これまでの延長線で物事を考えることほど怖いものはありません。

 とにかく、あさって19日が変化日…。気づかない間に日経平均週足のRSIは危険信号の80%に近づいています。明日からは、もっと真剣に相場のことをかんがえてみましょうか…。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

上がるには上がったが、今晩は大丈夫…?
 週明け16日の日経平均は380円64銭高の1万4354円37銭、TOPIXは30.12ポイント高の1401.69ポイントと、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、25日線かい離はプラス1.8%でした。出来高概算は18億8000万株、売買代金は2兆1400億円と、全体的に見送り気分の強い展開でした。週末のニューヨーク株高や108円台の円安に支えられた格好ですが、今晩のリーマンブラザースから始まり明日のゴールドマンザックス、あさってのモルガンスタンレーと米国証券会社の決算発表が相次ぎますので、これをみないと動けないというところでしょうか。ただ、場中に、ゴールドマンザックスの決算内容がそれほど悪くないのでは…という噂が流れ、上げを加速した、というところがあったようです。

★日経平均はあがったが、下げへの備えも十分の先物筋
 今日は、ちょっと相場のことで長電話していましたので書き込みが遅れました。みんな、なんでこんなに上がるの…と、迷っているようでしたね。ファンダメンタルというよりは、先物に引っ張られて上昇した、というところでしょうか。午前中はニューヨーク高、昼からはシンガポールの先物を使った仕掛け商いでしたが、いずれも、「ドン」と上がって横ばいという感じで株価の伸びを欠いています。それよりも、株価が400円近く高いのに、何故、債券の先物が高いのか、のほうが不思議です。下げすぎた反動という解説もありますが、それでも400円近く上げれば、安くなる(金利は上昇)のが普通です。

 やはり、「債券先物買い・株先物売り」のロング・ショートポジションを作りにきた、というのが本当のところでしょう。株価だけは何事もなかったように、景気良くあげていますが、原油価格は、まだ1バレル134ドル台で踏ん張っていますし、ドルに対しユーロを買いなおそうと言う動きもあります。何より、今晩は、現在の最大の問題児「リーマンブラザーズ」の四半期決算の発表があります。証券関係者は、悪いのは当然としても、損失発生の源である第3分類の証券残高がいくらあるかの方に関心を寄せています。これは、他の金融機関でも同様で、ここが減少しないと、今後もずるずると損失計上が続くことになります。

 これによっては、為替が裏返しになったり、原油が急騰したり、株価が急落する可能性だってないではありません。先物筋が債券先物とのロングショートポジションを組んだのも、万が一のことを考えたのでしょう。ただ、世界の金融市場はドルが値を戻したことは、素直に好感しているようです。内心「どの面さげて、介入するなんていっているんだ…」という、腹立たしい思いはあるんでしょうが、とりあえず、ドル高には協力していこうという姿勢ができたようです。

★今晩は、米国のドル高への本気度を試されるかも…
 でも、今晩のニューヨークで何かあったら、米国の本気度を早速試されるようなことになるかもしれません。大体、介入する資金がいくらくらいあるのか…結局、輪転機を回して介入するようなことをやれば、元の木阿弥になってしまいます。一説には、米国は輪転機を回しすぎて、通貨供給量は二桁を超えているという話もあるくらいです。介入の限界を見透かしているわけではないでしょうが、原油のチャートは上にも下にも放れるような足をしていますし、トウモロコシは一段高、大豆は新高値に面あわせ、長らく休んでいた小麦もじわり、と頭をもたげてきています。

 投機筋としては、ドル高の持続性には疑問を抱いているようです。だから、今週の動きが大事になるのです。ドルが独歩高したらしたで、世界の資金が米国に吸い上げられ、ユーロが下落すれば、通貨自体の信頼性がゆらいできます。最近の商品市況の動きはちょっと気になります。

★テクニカルでは案外NYダウの底は近いのかも…?
 ニューヨークダウの動きをみると、週足ではボリンジャーバンドのマイナス標準偏差のラインに届き、下げ止まるような格好をしていますが、はっきりとした底型を示しているわけではありません。ただ、RSIは20~30%の底値ゾーンにありますから、この指標に注目すると、もしかしたら反発する期待も持てます。このように、今の株式市場はシーソーの真ん中に立ってバランスをとっている状態ににています。どちらにでも、振れる可能性があるのです。今晩の、反応を見て、改めて考えて見ましょう。

 それにしても、現物市場がふらふらしているときに、ミニTOPIX先物など3本の先物を上場するなんて、大証への対抗意識があるにしても、正気の沙汰とは思えませんよ…東証さん。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

アイルランドの国民投票、バルチック海運市況の下落…大きな材料が多すぎる
 「13日の金曜日」の日経平均は85円13銭高の1万3973円73銭、TOPIXは8.43ポイント高の1371.57と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは99、RSIは55、25日線かい離はマイナス0.9%でした。出来高概算はスーパーSQがあったため、31億株、売買代金は約4兆円と、ともに急増しています。

 SQのせいか、米国株が腰折れでおわったからか、それとも日銀の政策決定会合が気になったからか、週末のせいなのか…まったく生気が感じられない相場でした。SQは無事に終わったものの、早速、先物筋が次のポジション作りに動き、債券売り・株先買いなどやったようですから、相場が捻じ曲がってしまいました。値下がりと変わらずの銘柄数の合計は1200を超えていますから実質的には大幅安の相場…。また、ここから三ヶ月指数売買に翻弄されると思うと憂鬱になってきますね。

★ここは日柄の満ちるのを待つところか…
 さて、日経平均やTOPIXは実体を映していないものだと割り切って (でも、政治家や経済官僚の方たちは、かさ上げされた日経平均をもとに、日本の景気はしっかりしている…などと、馬鹿なことを言ってくれるので割り切れないところもあるが…) 考えるしかありませんが、それだけに、騰落銘柄数を使った騰落レシオやRSIなどのテクニカル指標が大事になるのです。日足ベースでは、騰落レシオは99、RSIは55ですから、まだ、基本は調整過程…。週のRSIがまだ62ですから、押し目買いの基調は変わっていません。サイコロが指数売買でゆがめられて当てになりませんから、当面は、騰落レシオとRSIを頼りに見ていきますか…。やはり、日柄からみて、来週19日の「満月」あたりが、変化日になるのかも知れませんね。

★アイルランドの国民投票…、原油価格、為替…気になることが多すぎる
 ドル高が進んで期待した昨日のニューヨークでしたが、一時期は原油価格が予想通り下げ、株価の方も順調にあげていました。しかし、引けにかけ、原油価格が切り返してくると、株価は、するすると値を消し、結局中途半端な上げで終わっています。市場では、在庫の減少を持ち出していたようですが、本音のところはドル高への米国政府の「本気度」を見ているのでしょう。一時期、108円近くまでありましたが、伸びないところをみて原油価格が上げに転じています。

 EUの新条約「リスボン条約」の批准をめぐるアイルランドの国民投票が行われ、今晩開票されますが、否決されると、統合に不満を持つ他の国への影響も予想され、為替が大きく動くこともあるかもしれません。このところ、EU加盟国の経済事情がまだら模様になっていますが、ECB(欧州中央銀行)の引き締め策に不満を持つ国も増えていますので、今度の国民投票の結果からは目が離せません。

 どうも、最近、週末になるといろんなことが起きますので、今日のように一旦は手をすかして、また、来週になったら考えようという投資家が増えているようですね。

★バルチック海運指数も下落、外堀、内堀が埋まる原油価格
 原油価格ですが、NYMEX、ICEとも、証拠金が3倍に引き上げられたそうですが、一向に効き目がありません。今日は、英国のほうから、持ちだか規制の話しまででてきたようですが、果たしてどこまで効果があるか…。原油価格は世界の景気情勢とはかけ離れた商品になってしまったんでしょうか。いくら投機でも、基本は需給関係にあるはずです。そこで、注目されるのが、今日も話題になっていたバルチック海運指数の急落です。

 以前から新興国の経済の波乱から、新興国向けの利用が多いバルチック海運市況に影響が出るだろうとプロの間では予想されていました。昨晩で、4日連続してさげています。結局、荷動きが鈍り始めた、ということでしょう。以前から、新興国の景気に注意するように、書いてきましたが、数字の上でも影響が出始めたのかもしれません。さらに、先日、インドが利上げをしましたが、物価上昇は他の新興国ほどでも無いといいます。市場に流れている話では、財政を圧迫している原油への補助金を減らし、国内原油の上げに踏み切る準備では無いか…ということのようです。価格が上昇して、需要がふえるのでしょうか…。

 なんだか、独歩高している原油は外堀、内堀と、どんどん埋め立てられている感じがするのは、私だけでしょうか。これ以上上がって需給関係を無視したバブル相場になり、破裂したら…個人的には、ソフトランディングで100ドル程度とみますが、投げ商いでハードランディングになったら…。長期投資と称して年金基金の資金なども入っているだけにちょっと心配です。このところ、頭が少しずつ、切り下がってきていますので、注意が必要です。

 とにかく、今の流れを占うには、米国株の状況から目を離せません。最近の米国の日足をみると、5日線で頭を押さえられるパターンが続いており、あまり良い形とはいえません。相場環境の不透明感と金融政策への迷いが相場にのしかかってきているようです。また市場は、政府のドル高方針へも疑問をもっていますので、どこかでドル売りを仕掛け、政府の本気度を試すようなことをするかもしれません。政府ももしかしたら、介入をするかも知れません。とにかく、相場が大きく変わるかもしれない材料が多く、強気、弱気どちらのポジションも取れないのが現実です。

 今日は、昨日まで買われてきた割安株に「往って来い」になっているものが、増えていますので、13週線や25日線など買いを考えるゾーンにきているものをチョイスして、来週の相場に備えることにしましよう。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

大手ファンドの清算、原油価格の急反発、インドの利上げ…今日は色々ありました…
 12日木曜日の日経平均は294円88銭安の1万3888円60銭、TOPIXは26.89ポイント安の1363.14と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6種6敗、騰落レシオは96、RSIは47、25日線かい離はマイナス1.4%と、指数の調整は順調に進んでいます。RSIの40台入りは良いですね…。出来高概算は22億株、売買代金は2兆4500億円でした。

 昨日の後場に慌てて買った投資家が投げてきたようですね。このコーナーでは、裁定取引だか、ロングショートポジションだか、ややこしいデリバティブ(派生商品)がからんだものより、PERやPBRでみて割安な中小型株を狙うように…と書いてきましたが、これだけ、下げた相場でも値上がり銘柄は756もあります。先行したものは、売られていますが、大氣社やソランなど、先に行っていたものが切り返しに入っています。次号のレポート銘柄の候補に上げていたサンワテクノス(8137)やユーエスシー(9844)などPERが10倍を割り込んでいる銘柄が個別に買われていました。

★個人投資家の動きが活発になってきた…
 これまでにも書きましたように、個人投資家の買い姿勢が高まってきました。原子力、電池など代替エネルギー関連や地震対策特需がありそうな橋梁関連などテーマ株が買われたことが、個人投資家の買い意欲を刺激しています。将来の夢を買っていますから、現在の業績は関係ありません。この「夢」を買う相場が戻ってきたことは、株式市場にとって非常に明るい材料です。

 これまでは、裁定取引など個別企業の将来への夢や業績など何の関係もなしに、機械的に現物と先物のサヤだけを追いかけている連中が主導権を握り、無機質な相場が展開されてきました。個人投資家が株式市場から逃げ出す気持ちも分かります。せっかく、「夢」を追いかける株式市場本来の姿が戻ってきたのですから、取引所や監視委員会のかたがた、「業績の裏づけの無い株をこんなにたくさんかってどうしたのですか…」とか、証券会社に電話して「お宅の関与率が高いですが、誰が買っているんですか…?」など、口先介入して相場(夢)をつぶすようなことだけはしないでください。

 どうせ、あなたがたのやることなすこと、失敗だらけなんだから、せめて、足を引っ張ることだけはやめてほしいのですが…無理でしょうね。「個人投資家保護のために…」と錦の御旗をたなびかせて、相場をつぶしにくるんでしょう。それを、読んでいる投資家は、彼らから邪魔されないように、バリュー面で割安な株をしこしことやっているようですね。よく探せば、今期が増益で、PERは10倍以下、PBRも1倍を切っている銘柄もありますよ。また、今期の業績予想のベースは1ドル100円、1ユーロ155円で算定していますから、107円、165円なら、輸出企業の予想算出の根拠は大きく狂っていますね…。ちょっと、調査力を生かしてみるところと違いますか…。

★原油在庫の減少に関する勝手な解釈
 さて、米国でいろんな動きが出始めました。まず昨晩は、原油価格が急騰しました。市場予想に反して、原油の在庫が大幅に減少したことが引き金になったようです。米国の原油市場については、たびたび書いてきましたが、私なりの勝手な理屈で考えてみたいと思います。米国の精油所は、安い原油を仕入れ、それをガソリンなど関連商品に精製して売ることで利益をあげています。ところが、最近の、原油高で原料はどんどん高くなる一方、製品価格も高くなっていますが、原油の上昇率には追いついていません。つまり、儲からなくなっていたのです。だったら、「作るな」ということになりますね。

 それが、精油所の稼働率が落ちている原因。また、稼働率をおとすのなら「そんな馬鹿高い原油など買わなきゃ良いじゃないか…」ということになります。だから輸入が減少する…。とりあえず、安値で仕入れた在庫分から使おうか、ということで在庫が減少した…という図式ではないでしょうか…?最近、灯油やデイーゼル燃料、ジェット燃料など中間溜分の価格が上昇しましたが、稼働率がおちておいるから、製品供給量が落ち価格を押し上げた、ということでしょう。

 米国の精油所の数は1980年のピーク時の320箇所から最近は150台まで減少しています。またあれだけ儲けているにもかかわらず、精油能力を増強する投資をしていません。ここに、根本的な米国の石油業界のウイークポイントがあるわけです。この投資をしっかりやっていれば、トウモロコシを燃料なんかにする必要は無かったはず…(もっとも、トウモロコシ農家を丸め込んで選挙の票につなげなければならないし、世界シェアの40%を持つエタノールエンジンの大手、GMを救済しなければなりませんから、やっぱりやったんでしょうね…)。

 まあ、いろりろありますが、原油の輸入が減っていることは良いこと…。いざとなれば、ロッキー山脈の下やニューヨークのセントラルパークの下に眠って入る原油を掘れば良いしね…?

★今晩のニューヨークはどう変わる…?
 毎度の脱線をまたやってしまいました。昨日も書いたように、米国の輸入も減少、中国、インド、新興国はインフレ退治で金利上げ…いまから世界の景気がどうなるかわからないのに、よく原油を買いますね。おまけに、今日は、ドルが再び107円台に入り、ファンドはユーロを売ってドルを買っています。今晩の原油価格は一体どうなるんでしょう…。原油価格が下がっても、ニューヨーク株はさがるんでしょうか…。今日の朝、臨時に書き込みをし、株式レポート今週号の二ユーヨークダウの見通しを掲載しました。日本株については、各論相場とし、総論は13週移動平均線がめど、としてきましたので説明は不要と思います。

 問題は、やはり米国金融機関の決算。世界の金融機関をダマシまくって損失を押し付けた「ツケ」が回ってきています。がんばって払ってもらわないと、今度は「金を貸せ」とすごまれて迷惑をかけられることになるかもしれません。とにかくがんばってください。

★週末の大波乱はやはりファンドの破綻だった…?
 さて、先週末の「原油急騰」「ドル急落」「株価急落」の説明がつかない…と市場でも話題になりました。市場の噂では、大手のファンドが金融機関から清算を迫られて、反対売買をしたのがおかしな乱高下の原因という噂が流れていました。この欄でも紹介しましたが、今日、WSJが伝えるところによると、シティ(またお前か…)の最高経営責任者が創立にかかわった大手ヘッジファンド「オールド・レーン・パートナーズ」の閉鎖が決まった、といいます。これで種明かしができましたね。まだ真偽のほどは分かりませんが、これからも閉鎖や資金回収に追い込まれるファンドが増えるものと思います。

★好業績の好需給株を狙おう…
 だから、指数売買などヘッジファンドに絡むものを持つのがいやなんです。昨年の夏、流動性が無いという理由だけで、日本の好業績中小型株は彼らから徹底的に売られました。だから、彼らの持ち株が少なくなっています。もし何かあっても、全体的な流れに影響は受けますが、直接的な投げに会うことはありません。需給面からも、中小型株のほうが安心感がもてるのです。

 昨日も書きましたように、長期金利はこれから20年以上かけて上昇していきます。そのなかで、にじみ出るように株式市場から資金が出て行くことになります。そのとき、最後まで市場に残るのは、出るに出れない投機マネーと金利上昇に打ち勝つ成長性を維持している企業に投資されたお金だけ…。それを考えると、今からの長期方針が分かるはずです。

 今日は、ある人の要望で、大きな流れを書きました。一匹狼の勝手な遠吠えですから、メジャーな人から見れば「何を馬鹿なことを書いているんだ…」とさげすまれそうです。ただ、「鰯の頭も信心から」という、ことわざがあるように、間違っていても、結果オーライならそれでよし…。

今日は、長文を書いてご迷惑をおかけしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

市場の挑戦を受け始めた米国
 
 ニューヨーク ダウが急落してきました。信用不安の再燃や米国財政事情の悪化、ドルが当面の戻りめどを達成したこと(昨日分参照)などから、ドルが売られたことが原油上昇の引き金となり、株価がうられています。米国政府は、信用不安対策の低金利持続、ドル安対策としての金利引き上げ…のハザマで板ばさみになりつつあります。また、これまで、クレジットクランチで共同歩調をとってきた、EUとの足並みも乱れ始めており、1987年のブラックマンデー前の状況とよく似てきました。学習効果がありますので、再発はしないと思いますが、震源地の米国大手証券の決算発表を控え、市場はかなり神経質になっているようです。

 このところ、新興国を含め、利上げを実施するところが増加。利上げ競争みたいな動きも出始めました。世界の株式市場が動揺しているのは、金利上昇への恐怖に他なりません。以前からかいてきましたように、現在の世界的な株式の調整は、長期の金利の動きが「低下→上昇」に向かったために、起きている軋みであり、米国の信用不安もこの変化を無視したために起きた…という認識が必要です。ここからは、長期的な視点で株価を見ていく姿勢が必要です。

 それでも、目先の「痛み」がきついのは投資家みんなに共通です。今後の、動きなど力の無い私などには予想もつきませんが、直近のレポートで掲載したニューヨークダウの見通しについて、掲載してみます。以下はその全文です。

NYdau30.gif


★ニューヨーク株の下値めどは…?
 ニューヨーク株については、これまでテクニカル面から分析し、1万3000ドル台での上値圧迫、ボックス相場の下限割れから、3番底模索の可能性があることなどを解説してきました。先週の200ドルを越える上昇で、一時期はボックス相場の下限に復帰したのですが、週末の急落で、全てを帳消しにしています。今週の、相場環境がどのように変化するかはわかりませんが、今の状況で予想できる下値を算定してみたいと思います。
 まず、下値支持線Aの存在です。今年、1月と3月の急落を支えたラインですから、信頼性は非常に高いものと思われます。当面このラインを第一の下値めどとすると、1万2000ドル前後がポイントになりそうです。
 次が、昨年5月高値1万1642ドルの急所。高値から延長したラインは、今年1月23日のザラ場安値1万1530ドルを支えただけに信頼性は高くなっています。このラインまで、下がると少々厳しくなりますが、場合によっては一番底を形成する可能性もあります。できるだけ、支持線Aで下げ止まってほしいものです。
 別のテクニカル面でも算定してみましょう。一番底からの戻りは1万2757ドルまででしたが、この後の2番底までの下落幅は約1030ドル。これを今回の戻り高値1万3136ドルから引くと、1万2100ドルが出てきます。計算上はほぼ、支持線Aに対応するものがでてきます。
 先週の引け値1万2209ドルからみると、あまり余裕がないようですが、とりあえず、支持線Aのある1万2000ドル前後を想定してみてはどうでしょうか。
 ただ、ドル売りや原油価格の上昇が続いた場合、一段の下落が予想されますが、その場合の下値めどはどの程度になるのでしょうか。長期足をみると、2000年のITバブル崩壊前後に長期持合を形成した1万1000ドル付近は下値の岩盤と考えることができます。この岩盤を切るには相当な下げエネルギーが必要になりますので、下値支えの信頼性はかなり高いものと思われます。また、エネルギー面から、上下の目標値を探るやり方があります。上げ相場のときに下げのエネルギーが蓄積されるとし、この解消点が下げのめどになるとするものです。チャート内に図示しましたように、1万1300ドル付近に下げエネルギーの解消点がありますが、この水準はITバブル崩壊時に形成したテーブルに対応しています。1929年の「大恐慌」クラスの激震がくれば話は別ですが、当面は、1万ドル~1万1300ドル付近で形成したテーブルの下値支持力を信頼しておけばいいのではないでしょうか。
 いずれにしても、「ドル高」「原油安」「債券安」の相場環境に復帰できるかどうかがカギ。今週は、12日に発表される小売売上高などファンダメンタル面から目が離せなくなりそうです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国の身勝手で、再び苦しむ新興国
 11日水曜日の日経平均は162円31銭高の1万4183円48銭、TOPIXは6.83ポイント高の1390.03と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは97、RSIは53、25日線かい離はプラス0.6%でした。出来高概算は21億6000万株、売買代金は2兆3000億円と昨日からは増加しました。

 相当神経質な相場つきになってきましたね。投機筋もこれだけ相場環境が変化すると迂闊に動けない、という感じでしょうか。昨日は上海市場が預金準備率の引き上げを嫌気して、ストップ安銘柄続出という大荒れ相場になりました。今日も一時は3000ポイントの大台を割り込みましたので、「これは安値更新は間違いない。日本株も嫌気するだろう…」として、先物を売る動きが強まりました。ところが、安値は切らずに、急に切り替えしたものですから、慌てて先物を買い戻し、これが裁定買いを誘発して上がった、というところでしょうか。

 大幅な円安にもかかわらず、海外市場が気になるために買いの手を振らなかったところも、引けにかけては自動車株など輸出系企業を買っていたようでした。先物の買戻しが全体の上げを先導したことは、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っていることや、TOPIXの上げが7ポイント弱にとどまっていることで、分かります。とりあえず、25日線を回復してきましたので、一安心ですが、先物に振り回されている形には変化はありません。早く、外部環境が落ち着かないと、方向感が定まりませんね。まだ、調整の範囲内の動きとみておくほうがいいでしょう。

 
★「介入する」なんて、どの面下げて言ってるの…アメリカさん
 さて、このところ欧米人の身勝手を非難していますが、なまじ、喧嘩が強いだけに、誰も正面きって文句を言い出しません。ついこの間まで、「日本が為替介入しているからけしからん」、「中国は元を不当介入で安値にしている…」と、よその国を非難しているのに、ここに来て、バーナンキFRB議長、ブッシュ大統領がドル高への口先介入をしだし、ポールソン財務長官にいたっては「ドル高にするためには介入でもなんでもするぞ…」と来ました。別に、そんなこといわなくても、これだけインフレ懸念が強まれば長期債が売られ金利が上昇。放っておいてもドル高方向に動くのに…。何をするにしても「凄みをきかせないと」動けないという困った政権です。

 このブログでも「円安」と「原油安」「金利上昇」が当面の相場の方向性になる、としてきました。また、株式レポートでは6月2日号で、チャートつきで1ドル107円~108円を目指すとしましたが、とりあえず、急激な円高に転換したときの分岐点にきましたので、そろそろ、流れに変化が出るかもしれません(円高へのゆり戻し…?)。ちょっと、為替について考えてみないといけませんね。また、ドルが戻すとともに、昨日のWTIも131ドル台まで落ち込んできました。まだ、かったるい年金などの資金がちょんまげをつかんでいるはずですから、再び120ドル台の声を聞いたら、投げ商いが始まるかもしれません。

★他の国際商品の後を追いかけるか…それとも、引き上げにかかるか…原油価格
 「新興国の需要が…」と、解説者の原油強気説が繰り返されますが、いまや新興国は「青息吐息」の状態…。追い討ちをかけるように米国がドル高方針に転換。反動で、新興国通貨は売られますから、ますます、苦境に追い込まれます。「ドル高=金利上昇」という側面を忘れてはなりません。これまでは、ドル安時にペッグを維持するために、米国にあわせ国内の金利を引き下げましたが、今度は、ドル高のおかげで、自国通貨の防衛上、利上げに踏み切らざるをえなくなります。それが、国内景気にダメージを与えるわけです。

 中国も預金準備率を引き上げましたし、ベトナムの再利上げしました。特に、中国では7月から、最低給与額の引き上げが実施されますから、ますますインフレ懸念が強まります。米国だって、市場はすでに金利上昇を読みながら動き始めていますが、短期の金利先物市場では、年内に3回の利上げがある、と予想しています。不動産価格の下落が金融危機の原因といわれ、また企業の膨らんだ借り入れが不良債権の増加につながる…と言われているとき、金利が上昇してきたら何がおきるのでしょう。

 原油に強気をいっていた解説者のかた、新興国や世界最大の原油消費国である米国の景気に暗雲がかかろうとしているのに、それでも強気をいうんですか。もっとも、原油価格が下落することで、インフレ懸念が後退。景気がソフトランディングし、その後、景気が盛り返し、原油需要が回復する、というストーリーはあるんでしょうけどね。

★日本だけは違う…と、ちょっと勝手な意見を言ったりして…
 ただ、日本だけは、ちょっと海外の見方が違うようです。ついこの間まで、デフレで痛めつけられていたわけですから、物価の上昇は「脱デフレ」でむしろ歓迎すべきこと…?また、新興国や米国の景気がおかしくなれば、日本の景気もスローダウンする。そしたら、金利の上昇には限度がある。海外では、本格的なインフレがくるかもしれない、またそれとともに金利の急騰も予想される。日本の金利上昇には限度があるから、株式がダメージを受けることは少ない…だったら、世界の景気が回復するまで日本株でも買っておこうか…ということにはならないでしょうか。

 「我田引水」もここまできたら行きすぎ、としかられそうですが、案外当を得ていたりして…。とにかく、現在は相場環境が変わった後の慣らし運転の時。しばらくは、環境がふれますので、相場も振り回されるのは仕方がないこと…。テクニカル指標をじっとみていて、次に入るタイミングを探るところです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

新興国がこぞって為替介入。アジア通貨危機の再来に注意
 10日の日経平均は160円21銭安の1万4021円17銭、TOPIXは14.34ポイント安の1383.20と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは100、RSIは51、25日線かい離はマイナス0.5%でした。ニューヨーク株は反発したものの、外部材料に不透明感が強く、今日も見送り気分の強い展開になりましたね。好調な機械受注など国内経済の堅調を示す指標がでたものの、やはり、海外情勢が気になるとみえ、終日さえない展開でした。

★総論はOKでもやはり「各論」の動きは気になる…
 「危機は去った…」などと、米国金融業界のトップが宣言してくれましたが、ここに来て、サブプライムローン以外の損失が拡大しはじめました。不動産バブルが発生したカリフォルニア州の大手不動産会社が経営破たんしたほか、地方の弱小銀行、個人、中小企業など米国内で倒産企業が増加しています。銀行の不良資産の中身もこれまでの証券化商品の評価損から景気低迷による不良債権の増加へと、中身が徐々に変わり始めました。

 日本の金融機関だって他人事ではありません。先ごろ、金融庁がまとめた日本の金融機関が抱える証券化商品の総額は約23兆円。このうち、約10%が損失として計上された、といいます。サブプライム関連じゃないから影響ない…と、言っているようですが、米国では、より上位の「ALT A」や「プライムローン」まで、評価の下げがおよんでいるほか、M&A融資や消費者ローンまで証券化され、この分もどんどん資産劣化しています。

 実際の評価は、発行価格の20%とか30%というレベルになっているようですが、10%程度の損失ですまされるんでしょうか…?これから、ずるずると損失が拡大して行くんじゃないでしょうかね。金利が上昇するから、金融株は買いなどと、いう意見もあるようですが、これから金利が上昇して、貸出先もないままに余裕資金を突っ込んだ債券が値下がりしてきます。


 海外からだまされてつかまされた証券化商品の損失に加え、手持ちの債券価格の評価損まで抱え込むと、大丈夫なんでしょうかね。地銀だって、金融庁の調査に対し「内にはありません」などといっておきながら、経営の足元を揺るがすくらいもっていたところもありましたね。まだ、金融庁の管轄外の農林系金融機関もありますから、注意するにこしたことはありません。また、海外ファンドの日本の不動産買いに乗せられて、不動産融資を増やしていたはずです。最近、地方の中堅不動産会社や建設会社がばたばた逝き始めましたが、このへんだって、大丈夫なんでしょうか…。昔、あれだけ痛い目にあっていたのに、同じ事を繰り返す「愚」…。本当に懲りない人たちです。

★次を考えるなら、輸出力が強化された新興国 
 また、経済成長に湧く新興国向けの投資も同じです。外資系証券外社や評論家が理路整然と新興国投資の正当性を説き、マスコミもこれに載って宣伝の片棒を担ぐ。そのムードにのって、投信会社は高い手数料の新興国投信たらいうのをどんどん設定。小さなマーケットに資金を突っ込み、自分から高値を付けに行く…。いま、どういう状態になっているんでしょうか…。

 このブログでも、高金利を求めて海外投資をやっているが、経済のファンダメンタルが悪いから高金利になっている、もし、投機筋が動いたら、外貨準備が無い国はひとたまりも無い…と書いて警告してきました。お叱りのメールもたくさんもらいましたね。最近、うんとも、すんともおっしゃってきませんが、一体どうなさっているのでしょう。今日も、インド、タイ、韓国の中央銀行がドル売り自国通貨買いをやっていたようです。投機筋もこの動きをじっと見ていると思いますが、外貨準備が底をついてきたら、本格的に叩きに動いてくるかもしれません。

 このところ、新興国のことばかり書いていますので、お叱りをこうむるかも知れませんが、新興国の代表の中国も預金準備率の引き上げに踏み切りました。インドもそのうち引き上げを迫られるでしょう。とくに、米国がドル防衛に動き出しましたから、ますます、投機筋から新興国が狙われる可能性が強まってきます。多分、中国は大幅な元切り上げに踏み切らざるを得なくなりますし、インドも利上げせざるを得なくなります。経済的なダメージを考えると、のほほんとしていて良いのか…と、思ってしまいます。今日も上海市場は安く3100ポイント台にきていますが、4月22日の安値が2990ポイントですから、安閑としてはおれないはずです。

 ただ、米国がドル防衛を強化すれば、副作用は多くでそうですが、インフレは沈静化してくるはずです。そうなると、ベトナムやインド、インドネシアなどの新興国はこれまで行われた資本財の投資が生き、通貨安も絡み輸出が増加。国際収支も改善してくるはずです。本当に、新興国投資を考えるなら、今がチャンスではないでしょうか。外資の撤退で、不動産価格など資産価値も低下しているようですから、考えてみる価値はありそうです。今の、新興国の危機は、輸出基地にしようと大量の投資が行われ、国際収支が赤字になったところを投機筋に突かれたもの。次の、成長ステップでは、これが一気に戦力化することをわすれてはいけません。何事も、他人がが良い…という時にはろくなことがありません。特に欧米人が言うと…。今、必要なのは少し長い目でみて投資すること。

★日本株は日柄と値幅整理の段階。13週線と26週線に注目
 さて、悪口はこのくらいにしておいて、やはり、25日線は支えにはなりませんでしたね。今日の引け値は25日線(1万4088円)を下回って終わっています。米国は高かったものの、引け後に発表されたテキサスインスツルメント(TI)の決算が予想を下回ったことから、GLOBEXでS&P500とNASDAQ先物が売られています。欧州、新興国の株安に加え、先物の売りが終日続いたことも頭を重くしました。ちょっと海外情勢を見極めたいですね。原油については放置しておけば下げてくると思いますが、やはり新興国の動きがきになります。特に、今月はヘッジファンドの中間決算月ですから、新興国の損を日本株で穴埋め…なんぞ、やられたではたまりません。

 週末にG7の財務担当相会議を控えていますので、まともな投資家はばたばたしないでしょう。ここは、じっくり相場環境をみきわめるところ。日足のボリンジャーバンドでも中心線を下回っていますから、マイナス標準偏差のところまで落ちる可能性があります。ただ、RSIは51まできていますので、そんなに調整に時間はかからないのではないでしょうか。多分、近々13週線と26週線が交差してきますので、基調は変化してくるはずです。来週、木曜日の19日が「満月」変化日。それまでに、13週線にとどいたら、まず割安株からせめてみることです。5月末に書いたニューヨーク株のチャートを良くみておいてください。昨日の足は決して良いものではありませんよ…。

 待つも相場…。家の前の工事でちょっと神経がおかしくなってきたかな…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

原油の動きよりインドなど新興国の動きに注意したほうが良いよ…
 週明け9日の日経平均は308円06銭安の1万4181円38銭、TOPIXは30.57ポイント安の1397.54と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは110、RSIは50、25日線かい離はプラス0.6%でした。出来高概算は19億3000万株、売買高は約2兆円でした。
 まあ、先週末の原油価格の急騰、ニューヨーク株の急落には驚いたが、為替が落ち着いているし、朝から外人さんも買いこしているしで、とりあえず様子を見ておこうということのようでした。狼狽する動きがありませんでしたので、日本株の基調はずいぶん変わった、と見て良いようですね。


 さて、土曜日はブログを書いたものかどうか迷いましたが、とりあえず顧客優先で株式レポートに注力させてもらいました。もともと、昨年11月22日安値接近場面を相場の転換点と考えていましたので、購読会員の方は違和感は無いと思います。ニューヨークダウおよび日経平均の下値めどや個別銘柄の対処法、押し目買いのめどなどは、詳しく分析して書いておきましたので、直近号を読んでおいてください。

★ビッグサプライズだったが、真相は…? 
週末のニューヨークの動きが特殊要因によるものであることは、皆さんも相場の解説等を通じて理解しておられると思います。ただ、米国の雇用統計で失業率が上昇することは事前予想でも分かっていたはずです。新規の労働者が増えたことが、失業率を上昇させたようですが、20数年ぶりの上昇率になった、ということが市場にとって「サプライズ」な材料になったようです。
 
 それよりも、ニューヨークダウを急落に追い込んだのはやはり原油価格の上昇でしょう。私自身ももしかしたら100ドルくらいまで下落するかな…とみていましたので、正直ショックでした。実際、最近の取引には不透明なところが多く、米国商品先物取引委員会(CFTC)も監督を強化するし、消費国側も在庫などの把握を蜜にやることを決めています。投機を封じようという動きが強まっていたため、CFTCの大口投機家の買いポジションは5月中旬の7万枚超の買い越しから月末には2万6000枚程度まで急減していました。

 当然、価格も下落していますが、そうなると一段安を見込む投資家は売りポジションを取ってきます。在庫の増加など先安感が強まっていましたから、売り残も相当つみあがっていたはずです。そこに、失業率の上昇やECBの利上げ方針からドルが安くなりはじめたばかりでなく、死神「格付け会社」があちこちの金融機関やモノラインを格下げしまくり、金融不安が再燃。ドルが売られた結果、原油が買われ、安易な売りをしていた連中が買戻しを迫られたのが、急騰の要因だ、ということでしょう。どうも、最近は、流れに沿って安易な動きをすると、必ず反対方向にもっていかれるという傾向があるようです。

★VISTA売りがインドに波及…?原油はそれでも上がるの…?
 とにかく、相手にしているのは、自分らの投機の所為で人が飢え死にしても関係ないと言い切る人種…。そんなのが落とし穴やら、熊バサミなど罠を仕掛けているところに好き好んで入っていくことはありません。ちゃんと、ファンダメンタルを押さえて株価を追っていけば、怪我はすくなうなると思います。原油価格についてですが、VISTA諸国の現状については先週も書きました。その際、BRIC’sのなかでインドが怖いと書きました。今日、インドの金融当局はインドルピーの防衛のために買い介入を行いました。資本が国内から出て行くのを阻止することと、投機筋の売りたたきを防ぐ狙いのようですが、投機筋と正面きって戦うだけの手持ちドルがありません。

 そうなると、国内の金利を引き上げて資金が逃げないようにしなければなりません。もちろん、景気にとってはマイナスです。成長期待が強いといわれてきた、VISTA、インドが景気後退の危機にさらされています。当然、原油需要は減少するはずですが、それでも価格は上がるのでしょうか…。原油と同様に景気との関係が深い、銅や鉛、亜鉛など非鉄市況は急落しています。明らかに、原油は「ばばつかみ」の段階に入っています。将来的に、VISTAなどが成長してくることは間違いないことでしょうが、ここしばらくは、国際収支の悪化で痛めつけられそうです。 しばらくは新興国の動きから目を離さないようにしないといけません。

★意外とショックに強かった日本株
 さて、原油がらみの話が長くなりすぎました。日本株については、世界の国がインフレを怖がっているのに、日本では、「脱デフレ」ということで、むしろ歓迎するようなムードがあります。海外からの買いが入っているのも、日本経済が「脱デフレ」からいよいよ、経済が正常化して離陸をはじめるという期待があるものと思われます。意外と、底堅い背景にはこのあたりがありそうです。ただ、問題は米国です。週末の波乱のうらには、大手のファンドが資金返済を迫られ反対売買をした、という話もありますので、米国の金融界の動きは十分注意してみておかねばなりません。米国預金保険公社の総裁が「大手行のなかにも破綻する懸念があるところがある」と発言しています。すでに犯人探しみたいなことがはじまっているようですが、米国の金融危機は総論から各論に移っており、突然、破綻なんてことが無いとはいえません。

 当面の相場については、レポートとの関係があり、まだ今日はかけませんが、以前から言っているように、理想的な買い場は13週線に近づいたところ…。株価が横ばいになって13週線の上昇を待つか、株価の方から13週線を迎えに行くか…。どちらにしても、株価が出直るなら、まずは割安に放置されているものの水準訂正から…

 今日は、何か焦点ボケみたいなことを書いてごめんなさいね。 


 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

基本は強気だが、新興国の状態にも気配りを忘れずに…
 週末6日の日経平均は148円32銭高の1万4489円44銭、TOPIXは3.66ポイント高の1428.11と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは113、RSIは54、25日線かい離はプラス2.9%でした。出来高概算は23億6000万株、売買代金は2兆5000億円と、週末の休日控えで見送り気分が強まりました。今日は、前場まで買われた低位小型株が利益確定の売りにあい、値を消して終わっています。値下がり銘柄が値上がりを大幅に上回っていますので、債券の下落に絡んだ指数商いで値を持たせて終わった…という感じでしょうか。今週は、個人投資家の買いが戻ってきたことで、「善し」とすべきでしょう。

★ボックス内に復帰したNYダウ。追い風の相場環境が続くかが、カギ… 
 昨日ニューヨークは早いとこ、ボックス相場の支持ラインに戻らないとまずい…と書きましたが、みていたわけでも無いでしょうが、原油価格の上昇やECB総裁の金利に対する超タカ派発言など悪材料がありましたが、景気指標の方を好感し、急騰して終わっています。何とか、支持線上に復帰してきましたので、今晩は何とかライン上で値を固めてほしいですね。「債券安」、「ドル高」の株高ファンダメンタルは持続していますが、原油価格が121ドル台から128 ドル台に急反発して終わっていますから、今晩の株価の反応が気になるところです。ただ、昨日も指摘しましたように、NASDAQが戻り新値をとってきていますので、ハイテク中心の新しい流れに注目したいところですが、投機筋が無理やり原油を仕掛けてくると、NASDAQの腰を折られるだけに、まだ半身に構えておくほうが良いのかもしれません。とにかく、今晩のニューヨークに乞うご期待…。

★11月22日安値の関門に来た日経平均
 さて、日本株ですが、とうとう1万4600円台に入ってきましたね。以前から、今度の関門は昨年11月22日安値の1万4669円付近と書いておきました。今日は、1万4601円まであったところから、お辞儀してしまいましたが、11月22日の節値を意識したものか、当座の目標である1万4500円を達成したことによる、利食いなのかまだ分かりません。ただ、今週の上げで、日経平均の週足サイコロは10勝2敗と、中期指標ベースで加熱信号を出してきました。まだ、週間のRSIが50台で押し目買いを暗示していますので、基本的に弱気をする必要はありませんが、そろそろ手放しの強気にはブレーキをかけておいた方がよさそうです。

 また、昨日の解説で主力株が三菱重工から新日鉄に交代するかもしれない…としましたが、やはり、重工が休憩し、鉄が浮いてきました。とりあえずは、25日線に支えられての上昇でテクニカル的な要素が強いのですが、問題は前の700円戻り高値をつけたときに頭を押さえた下降中の52週株価移動平均線。来週は、このライン抜けへの挑戦がはじまりますが、もし、押さえ込まれるようなら、再び重工に物色の矛先がむかう可能性もあります。

 今週は、いろんな株が結構派手に動いた感じがしますが、どちらかといえば、テーマに沿った「ヘチャ株」が動いており、PERやPBRの割安銘柄はまだ相場を出し切っていません。新日鉄と同様に、52週線にぶち当たって、腰を折っているものも多く、ここから、13週ないし26週線への下落または接近場を待って再度仕掛ける局面が来るものと思います。

★悪化する新興国の事情
さて、このところベトナムをはじめとする新興国の動き、特にVISTA諸国としてはやされた国に注意…としてきました。以前にも、インドなどの新興国がはやされているが、経常収支の赤字国をそんなに持ち上げて大丈夫なの…と書き、お叱りの電話を頂戴したこともありました。今日も、ベトナムドンは安値を更新しています。ベトナムの銀行も政府にドン防衛の動きを強めるように促し始めたようです。株価も年初来半値以下になっていますから、今のベトナムの状況はただ事ではありません。成長は必至として、巨額の資金を投じていた投機筋がいっせいに資金を引き上げた結果ですね。

 政府もドン防衛に動かざるを得ませんが、為替市場に介入しようにも外貨準備不足で売るドルがありません。結局、さらに金利を引き上げてドンの価値を上げるしかないと思われますが、これがさらに景気にダメージを与え、投機筋につけこまれることになります。ちょっと先行きが心配されるとこおrですが、ベトナムと同様に成長力をはやされて、投機筋が資金を投入した経常収支の赤字国はほかにも、トルコ、アルゼンチン、アイスランド、南アフリカなどたくさんあります。

 1997年のタイバーツの暴落をきっかけにするアジア通貨危機の二の舞になるかも知れませんので、十分注意して成り行きを見守りたいものです。この国々がいっせいに通貨防衛に動き、影響が波及してきたら困ると、中国、インドが一段の金融引き締めに走ったら…。最近の、米国のドル防衛的な動の背景には新興国の悪化を防ぎたいという狙いがあることは昨日も書きました。VISTA諸国やインド、その他の成長予備国がいっせいに防衛的な動きに入ったとき、それでも、新興国の需要増加で原油価格は上昇する、といえるのでしょうか。また、新興国の経済活性化で好調だといわれる船舶のぬ誤記は悪くならないのでしょうか…。

 たかが、ベトナム一国のことで大騒ぎするな、といわれそうですが、オイルショック後にも、同様なことがありました。このときは、オイルダラーが欧米の金融機関を通じて、うまく還流し大問題にはなりませんでしたが、今回は、産油国自身が自前の銀行を持ち運用をしています。もし、リスクが高い、として、資金を還流させなかったら、何がおきるのでしょう。

 あ~あ!どんどん悪いほうに考えていく。今日も朝から下水道工事。8時間も「がんがん、がらがら」と地響きさせて、おまけに排気ガスの匂いがぷんぷん。発電機の低周波の振動は胃に不快感を及ぼし、なんどかトイレに駆け込んだ…何とかしてくれ。8月まで続くんだよ~。相場観が狂うのが心配だ~。

 個人的なことはどうでも良いが、来週あたりから13週線と26週線がゴールデンクロスをするものが増えてくる。そこから13週線の上昇ピッチが早まってくるので、来週からは、上昇中の13週線に接近してくる株を狙いにいってみては…。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ニューヨークダウとNASDAQの動きの差に注目…!
 5日の日経平均は94円45銭安の1万4341円12銭、TOPIXは6.02ポイント安の1424.45と、ともに反落して終わっています。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは116、RSIは52、25日線かい離はプラス2%でした。出来高概算は25億株、売買代金は約2兆6000億円でした。指数的には、まだまだ余裕含みですね。

 
★105円台回復で、物色意欲も持続…
 さて、昨日は引け後に為替市場で円が104円台に押し戻されていましたので、ちょっと心配しましたが、原油市場の軟化や堅調な景気指標がでてきて、ドルは再び買い戻され105円台後半に乗せてきました。ニューヨークダウは小幅安だったのですが、為替のおかげで、今日も日本市場の物色意欲は衰えず、低位材料株物色を中心に結構な賑わいを見せていました。

 以前から現在の相場は、「円安」「債券安」、「原油安」に支えられている…としましたが、今日は、金融株や資源株などが売られたことから日経平均、TOPIXという指数が売られ、つれて、債券先物が買われていました。そうなると、債券・株の先物裁定取引の解消売りが出てきますので、どうしても指数的にはさえない動きになりますね。ただ、個人を中心に物色意欲は衰えず、低位株を循環物色する動きがますます強まっています。どうやら、相場は佳境に入ってきた感じです。あまり、無茶をやられると相場の寿命が短くなってきますので、業績の裏づけもテーマ性も無いような株が動き出したときは。注意したいところです。
 
 
★新日鉄の動きに注意!
 今日は、相場の柱だった三菱重工が600円大台代わりをし、目標達成感がでてきたところに、新日鉄が動意づいてきました。結果論を言って申し訳ありませんが、今週のレポート銘柄の選定の際に、週内に25日株価移動平均線に接近することから、注目企業に取り上げようかと思いましたが、インデックスが絡んでいるために見送った、という経緯があります。ここで、三菱重工から新日鉄へ、指標株が引き継がれたら、全体相場の寿命が延びてくると思われますので、明日からの新日鉄の動きには注意しておいてください。日経平均的には、昨年11月22日安値という関門を控えて、頭の重い展開が続いていますが、そろそろ何か「サプライズ」な材料がほしいところです。

 
★ダウ安、NASDAQ高に注目…
 さて、米国株の状況がだいぶ変わってきました。ニューヨークダウについては5月30日にチャートをつけて解説。ちょっと心配…とコメントしておきました。やはり、下へきてしまい当面の抵抗ラインとしていたCラインを切ってしまいました。昨日は、高値1万2496ドルまでありましたが、結局、ここから押さえ込まれて安く終わっています。昨日の高値付近がCラインのあるところ。どうやら、これまで下値支持線としてきたのに、これを切ってしまったために、上値抵抗ラインに変化してしまったようです。これで、最悪の場合は3番底をのぞく可能性も出ています。今日のところはGLOBEX先物は小高く推移していますので、なんとか、もう一度、Cライン上に復帰してくれるように祈りたいものです。

 金融株や資源株、消費関連株などの比重が高いことがダウの足を引っ張っているようですが、昨日はダウが安いにもかかわらず、NASDAQは二桁上昇し、このところ堅調さを持続しています。このことは、ダウ採用銘柄とNASDAQ採用主力株の動きを見れば一目瞭然です。アルコアやGEなどダウ採用銘柄は右肩下がりが多いのですが、ハイテク株が多いNASDAQ銘柄は右肩上がりの動きをしているものが増えています。このことは、昨日、「インフレ懸念が沈静化すればハイテク株が見直される…」と書いたことと、符号しますね。 今後の、銘柄選定の参考にしてみてください。 

★気学の暗示する業種が動いている…?
 さて、今年は九星気学では「一白水星」年にあたります。馬鹿な政治家がでてきて、政治が乱れ見通しが悪くなるが、茂った枝などを剪定して見通しを良くする年に当たる…と、年初に書きました。気学の見通したとおり、政治は乱れに乱れ、先行きの見通しはまったく立たなくなってきました。一体どうなるんでしょうかね。そんなことは、どうでもいいんですが、株式投資の方で言うと、「資源」「食料」「飲料水」「液体」「光」「海」などを暗示する、とされ、「紙パルプ」「水産」「食品」「ガラス・土石」「造船」「商社」「非鉄金属」などが注目を集めやすいといいます。なんだか、最近の銘柄をみると、この星があらわすものばかりが動いて入るような気がしますね。

 まさかと、思いますが占いも株もある程度循環論に基づいているところがありますから、一概に否定することもで来ません。嘘か真か、気学に頼ってみるのも面白そうです。もっとも、「一白水星」の暗示するところは経済不況や病気と、あまり良いものはなく、病気転じて薬品が注目される、ということもあるようです。中国や東南アジアで猛威を振るうトリインフルエンザ関連で、ダイワボウやシキボウがねらわれるのでしょうか。商社も注目されるようですが、そろそろ「兼松(8020)」でも注目してみては…前期末でとりあえず借金返済は峠をこし、今期から攻めの経営に転換します。なにしろ、前期だけね借金の4分の一、500億円を返済し塁損をいっそうしたことは、まだ株価に織り込まれていないんじゃ無いでしょうか。
 
 今、家のまん前で下水道工事をやっており、建設機械や掘削機、道路を固める機械類がけたたましい音を上げ続けています。発電機の発する低周波の振動がなにか吐き気を催させ、考えがまとまりません。8月まで続くそうです。「うるさい」と、大声を出したいところですが、間違って第二の平群町の「布団叩きおばさん」にされてはかないませんので、ひたすら我慢します。おいおい、振動で家が揺れてるが大丈夫か…。無事ならまた明日お目にかかりましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

もし全てが「逆流」を始めたら…?
 4日の日経平均は226円40銭高の1万4435円57銭、TOPIXは23.03ポイント高の1439.47と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは117、RSIは53、25日線かい離はプラス2.9%でした。今日下落したおかげで、テクニカル指標の方は、まだ少しの余裕含みです。出来高概算は26億4000万株、売買代金は2兆7590億円でしたが、場が活況づいてきた割には不満が残るボリュームでした。

★急に電話が増えてきた…
 急に忙しくなってきました。これまで、相談を受けて強気をいっても相手にされなかった人が、急に元気になってきました。電話の声にも弾みがついてきましたよ…。一人や二人でなく、仕事の邪魔になるくらいですから、だんだん心配になっています。昔から、調査分析畑を歩いてきましたから、人が強気になればなるほど弱気になっていくという、いやな性分がでてきます。テレビの解説のお兄ちゃんも「新値更新は間違いありません…」なんて、のたもうておられる。な~んか、いやな感じ。最も、心配するほど、個別株は上がっていませんけどね。テレサテンではないですが、しばらくは、流れに身を任せてみますか…。

★やはり米国がドル安是正に動いた…
 さて、昨日もドルの流れは強気に変わっているんじゃないか、と書きました。やはりドルの下落を見て、米国の金融当局がドル価値の防衛をするような発現をにおわしてきました。そのためには、金利の引き上げも辞さない…という事ですから、米国の緊急避難的利下げは終わった、と宣言したようなものです。為替は、この発言に敏感に反応して、わずか一日で105円台に戻してきました。
 また、昨日の発言で注目されるのは、世界的な価格上昇にドル安が関係していると認めたことです。おそらく、ドルリンクの国の経済が乱れ始めて事を意識したものでしょう。このまま、ドル安を放置したら新興国の経済もおかしくなって、唯一がんばっている輸出もダメージを受ける…と、計算したんでしょう。そうなると、昨年8月以降続いた流れは、全て「逆流」を始めることになります。

★全てが「逆流」を始める…?
 最近の動きをみても、昨年ジャパンパッシングといわれ、日本株の先物を売って、新興国の株を買うような取引がされていましたが、今度は、反対向きになってきます。最近も、中国やインドなど新興国が安いのに、以前、売られていた、韓国、台湾、日本など、米国への輸出依存度が高い国の株が買われていることには注意が必要です。

 さて、問題は、今緩み始めた原油価格の動向です。全てが「逆流」するなら、原油価格も下落することになるはず。そのヒントになるのも、新興国の動きです。ベトナムやアルゼンチン、南アフリカなど、BRIC’sに次ぐ、成長国としてはやされた国の経済がおかしくなっている、と以前書きました。米国ドルと通貨をリンクさせていたために、国内のインフレが昂進。金融引き締めを強化したために経済がダメージを受けています。そのため、海外から流入した資金が流出をはじめ、通貨が暴落する国もでています。以前、新興国ブームの時に、経常収支の赤字の国に一生懸命投資していると、第二のタイバーツの通貨危機みたいなことがおきて、やけどしますよ…と書いて、顰蹙を買いました。でも、今、VISTAに投資した人のファンドはどうなっているんでしょうかね。新興国に関してはちょっと注意してみたほうが良いかも知れません。

★新興国は投機筋に疑われないように外貨の溜め込みに走るのでは…
 問題は、ベトナムなどの惨状を見て、他の新興国、特に経常収支や貿易収支の赤字国について、ベトナムのようになるんじゃないかと、疑われることです。1997年のアジア通貨危機は、タイバーツの暴落をきっかけに、被害が広がっていきました。今回も同様なことが予想されます。当時に比べると、投機筋の手元にある資金は比べ物にならないくらい大きいですから、一つ間違えば、世界的な叩き合いが始まるかもしれません。そうなると、疑われそうな国は、国内の金融を引き締め、輸入を抑えることで、貿易黒字の増加を図らねばなりません。そうなると、輸入の大きな部分を占める原油に影響が出ないはずはありません。

 原油に関しては、強気の意見が多いのですが、今後の新興国への見方の変化とそれへの対応から、資源価格が下落しないまでも、将来需要が減少するかもしれないことを考えると、大きく上がることはなくなるのではないでしょうか。勝手な解釈ですので、信じてもらう必要はありませんが、原油先物の価格が先に行くほど下げているのは何を意味するんでしょうか…。

★原油下落ならハイテク株が浮上…?
 「動、反動の原則」に従い全ての流れがかわるのなら、インフレを懸念して売られてきた、ハイテク株が浮上する番。このところ、米国のSOXX指数がしっかりしてきているのは、これを先取りした動きかも知れません。ただ、注意したいのは、資金の配分が、サブプライムローンショックが発生した、昨年8月以前のポジションに戻ったら、とりあえず移動は完了になるということ。

 個別の銘柄については、敢て書くことはありませんが、今の強い相場が定着すれば、低PER、低PBRものへと物色範囲が拡大…。次は株価が安いことが買い材料になって、全体相場が「ジ・エンド」ということになるのでしょうか。とにかく、VISTA諸国の動きから目を離さないようにしたいものです。
 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

相場の「隙」をついてきた投機筋…
3日の日経平均は230円97銭安の1万4209円17銭、TOPIXは17.66ポイント安の1407.44と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは118、RSIは51、25日線かい離はプラス1.45%でした。出来高概算は22億8000万株、売買代金は約2兆7600億円と、ともに前日と変わらないボリュームを持続しています。

★指数とチャートは正直
 昨日の120台の騰落レシオ、3%を超えたかい離率、今週高ければ10勝2敗の過熱サインを出していたはずの日経平均週足サイコロ…また、昨年11月22日安値の接近…やはり、罫線は正直でした。日経平均はこのところ「丸天井(ドーム)型」の天井パターンを描きつつありましたし、TOPIXの月足は、2003年の大底入れ付近で形成した「逆三尊底」の肩を結んでできる上値抵抗ラインに接近してきたので、今週は高値警戒…(THELAB STOCK REPORT直近号記)としましたが、相場は素直な反応でした。ニューヨークも先日チャートつきで説明しましたように、下値模索に来ましたね。

★隙ができていた金融市場とそれをついてきた投機筋
 さて、今日の日経で「CMEで日経平均先物の売りが膨らんでいるが、なぜか分からない…」という、記事がでていました。昨晩になって、英国の大手住宅金融会社から、なんだかわけの分からない動きがでてきたほか、米国に行くと、厚顔の格付け会社S&Pが、メリルやリーマンなど大手証券会社の格付けを軒並み落としてくれました。だいたい、英国の住宅金融会社のトップ交代のあたりから、満を持していたように、ポンド売り、円買いが強まり、さらに米国に行くと、証券会社の格下げを受け、金融不安を煽り立てて、円買い・ドル売りを仕掛け。さらに、先物市場では、債券買い・株売りで一気に相場を売り崩してきました。周到に計画されていたようですね。

 もともと、利下げ方向にあり、金融不安を抱えている英国ポンドは売りの対象になるはずですが、最近の金融危機の落ち着きで、ポンドを買い持ちするポジションが増加していたため、この投げを仕掛けにきたようです。昨晩、気がついたら円が104円台に入っていましたので、警戒していると、案の定ニューヨークが開くと、S&Pが格下げを発表。今度はドルに対して円が買われる、ということで、円は再び105円の関門の下に押し戻されてしまいました。再度、105円台の抵抗ライン上にでないと、相場の立ち直りに時間がかかってしまうことになります。

★継続できるか「安」の3点セット
 以前から、書いていますように、この相場は、「円安」、「原油安」、「債券安」の3つの「安」が上昇の基本要因。今日のように「債券が上昇」すれば、セットになっている株の先物に反対売買の売りがでてきます。最近、のこのこ出てきた出遅れの機関投資家も、「もしかして金融不安が再発したら…」と、先物で売りつなぎに行く…結果がこの相場です。特に、債券先物市場では、最近、一方通行的に売られましたから、債券の売りが溜まっていました。こんなところで円高になれば、金利に先安感がでて、当然、目先筋は踏み狙いの買いにでてきます。結局、とろ~い投資家は、慌てて買い戻して「往復びんた」の損を食らうことになるわけです。その慌てようは、今日の先物市場が、安値133円90銭から、135円73銭高値まで、2円近く動いていることから読み取れるはずです。

 先物筋は実によく玉の動きを読んでいます。腰の座っていない投資家のポジションが一方向に傾いたら、必ず仕掛けに来ます。日経平均の先物の売りも、円高になって、インフレ懸念が薄らげば、株高の前提が崩れる…と読んだものでしょう。ただ、思ったほど、相場は崩れませんでした。本来、先物売に刺激された裁定解消売りがかなりでていたはずですが、誰が買ったか知りませんが、現物の買いにかなり吸収されたようです。
 ドルが安くなっていますが、昨日発表されたISM製造業指数を見ると、新規受注や生産、新規輸出受注など主要な項目は上向いていました。コスト上昇の一項目だけを取り上げてインフレ懸念が強まっている…と警戒感をあおるような書き方をしていますが、生産にかんする項目はどれもしっかりで、金利上昇要因につながります。いずれ、ドルは買われてくるものと思われます。

 それにしても、S&Pは、大丈夫なんでしょうか。最近も非難の対象になっていますが、株価が数十分の1まで落ち込み経営危機が懸念されるモノラインの格付けを最上級にしたり、これまでデフォールトなんか起こしていない安全性の高い地方債の格付けをモノラインの保証を得ていないか保証会社の格付けが低いから…といって格付けを引き下げる…今回の証券会社の格下げも、FRBが何かあれば全力で守ると、ベアスターンズの事件で示しているにもかかわらず、こんな時期に格下げをする…なにか、不自然さを感じないではおられません。そろそろ、分かりやすくなってもらいたいものです。日経さんの今日の記事の答えは、これだったのかも知れませんね。

★日経平均の行方は、ボリンジャーバンドが暗示…?
 昨日は長期の能書きを垂れ、今日は相場のこまごまとした解説をし、退屈させてごめんなさい。これからの動きをみるのに目で訴えて一番わかりやすいものは、日経平均日足のボリンジャーバンド。抵抗線のところで相場が曲がっているのが分かります。それでは、押し目はどこまで…?ボリンジャーバンドの過去の動きを見て、自分で判断してみてはどうですか。

 とにかく、日経平均、TOPIXとも、転換点に近づいていたことは確か…。昨日も書いたように、個人を中心にしたテーマ株物色は、全体の動きとは関係なし…。今日もレポート銘柄から新値更新がでてきました。昨日紹介した株が、良い押し目をつけに来ていますよ…。長くなりすぎたので、今日は自慢話は「無し」にしましょう。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ちょっと長~い先までの面白くない話
 週明け2日の日経平均は101円60銭高の1万4440円14銭、TOPIXは16.96ポイント高の1425.10と、ともに続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは122、RSIは60、25日線かい離はプラス3.3%でした。出来高概算は22億6000万株、売買代金は2兆7800億円と、手がかり材料が少ない月曜日としては、まとまった商いをしています。週末のニューヨークダウは小幅安だったものの、NASDAQが二桁上昇、さらに週明けも105円台の為替が続いたことなど先週の相場環境が続いたこともあり、株価は続伸して終わっています。


 今日はレポート銘柄の問い合わせが多く、応対に時間をとられてしまいました。直近号で木村化工機(6378)を取り上げたためですが、私は投資顧門ではありませんので、助言行為はできませんので、とりあえずの考え方だけ述べて、結論は読者に出していただきました。どうされたんでしょうかね。このところ、三菱重工(7011)など原子力関連や電池関連を取り上げてきましたが、いっせいに花開いてきた感じですね。5月28日のこのブログで、原子力関連の穴株、PER10倍以下のヒントで出しておいた銘柄…木村化工機と同様に値を飛ばしてきました。先週号と今週号と続けて取り上げましたが、基準値が570円台ですから、今日の引け値で、60円幅を超えてきました。重量物運搬の宇徳(9358)ですが、今日の引け値635円でもまだPERは10倍以下…。近畿車輛、ソラン、大氣社に続くブログプレゼント銘柄になるかどうか…。

★債券と株の先物裁定が波乱要因
 さて、内輪話はおいておいて、以前から主張してきた「ミニ金融相場」が進み始めています。今週の相場は、心理的な抵抗ラインである1万4500円や先週指摘した昨年11月22日安値1万4669円が近づいてきますので、高値警戒が強まるとしました。ただ、ミニという接頭語をつけても、金融相場には変わりは無く、債券市場の動きが鍵を握っていきます。今日も、債券先物の動きによって、株価のほうも乱高下していましたね。先週くらいから、先物のロング(買い)ポジションがつみあがっていますし、これが債券先物との裁定でセットになっていますから、債券が買われれば株先物に売りが出るし、債券先物が下がれば、株が上昇する…という不安定要素は残っています。

★大勢観をデフレ発想からインフレ発想へ… 
以前から、長期景気循環が上向いた関係で、長期金利は20年くらいかけて上昇していく、と書いてきました。今の商品市況の動きも、長期の景気循環波動が上向いたことで起きたものです。経済学者の間では、意見がわかれますが、ほぼ50年サイクルで動く「コンドラチェフ循環」と呼ばれるものですが、関心があればこの波が下降から上昇に向かうときどういう現象が現れるか、また何が波を押し上げていくのか、一度調べてみてください。単純に目先の動きだけをみて、相場を云々する人が多いようですが、今は、長期景気循環の上げの初期でこれから、大きな流れに移っていくことを忘れてはいけません。

 このなかで、コンドラチェフは、長期循環が下降にあるときは不況は、長くて、深い…しかし、上昇波動のなかでは、不況は短くて、浅い…と分析しています。原油をはじめとする商品市況の上昇で、これまでコストが合わずに低迷していた新油田開発や既存油田のメンテナンスが動き始めたほか、省エネ、代替エネルギー、原子力発電などがいっせいに動き始めました。これまで、有望だ、とわかっていても手が出せなかった「メタンハイドレート」の開発も動き始めました。農業だって、何とか生産量を増やそうという動きが始まっています。これが、景気押し上げの要因になってくるんですね。おまけに、BRIC’sや新興国が続々成長し、長期循環波動を押し上げるために必要な「新規マーケット」を提供しています。

★米国の長期金利の動きと同調した長期循環
 ちょっと難しい、としかられそうですが、今の株式市場の背後には長期の景気循環が下降から上昇に転じた、という大きな変化があることを知らねばなりません。ちなみに、米国の長期金利の動きを見てください。第二次大戦後の1950年代から上昇をはじめ、1980年ごろに18%台でピークを打ち、以後、2003年ごろまで低下を続けてきました。丁度、50年サイクルの長期波動と適合している、と思いませんか。国際商品の価格だって同じような動きをしています。20年近く下げ続けてきた商品価格ちょっと上がったといって大騒ぎしていますが、長期循環からみたら、まだほんの入り口にしか過ぎません。

 この前の前の長期循環では、英国が覇権を握り、最近の波動では米国が覇権を握りました。今始まったばかりの波動は、どこが覇権をにぎるのでしょうか。すでに米国は、ぼろぼろで覇権を維持する体力は無いように思われます。結局は、EU、東アジア、南アメリカ(ブラジル)、中東湾岸諸国が覇権を競う多極化による「大競争時代」に入っていくのでしょう。この長期循環の視点から、米国のサブプライムローン問題を見ると、長期循環が上向いて金利も上昇期に入ったのに、長期循環が下を向きデフレが続き金利が低下する、という間違った見通しで動いたことに端を発していることが分かります。

 あまりに、長期の話をしてしまいました。この点は、株式レポートや経営者向けのレポートで、数年前から書いてきたこと。経営者にたいしても、デフレ発想を捨てて、インフレ発想に切り替えることを提言。これまで控えてきた銀行借り入れにも、積極的に対応するように進言してきました。株式市場でも、20年以上続いてきた、国債商品価格は安くて当たり前、金利は低下するもの…というデフレ発想を早く捨てないと、相場の流れが理解できなくなります。老婆心ながら、ややこしいことを書きました。

★発想転換すれば出てくる買い対象銘柄
 さて、そうなると、長期の債券をもつことは常に値下がりリスクにさらされることになります。金融機関やファンドは、金利低下を前提にしたポートフォリオの」見直しをせねばなりません。その行き先が株式です。日本株をみると、株価純資産を割り込んだデフレ時代の名残の株がたくさんあります。本格的なインフレとなれば、企業の持つ資産価値が上昇してくるわけですからいずれ、BPS(一株あたり純資産)までは、買われてもおかしくはありません。発想さえ切り替えれば、今からでも変える株はいくらでもあるはずです。

 少々長く書きすぎました。休みの間に、いろんな問い合わせがありましたが、相場の大勢観が分かっていない人が多く、敢て書かせてもらいました。

 では、何を買ったら良いのということですが、ためしに米国の終戦後の長期金利の動きとダウ、NASDAQをそれぞれ、比較してみてください。金利が上昇期に入ったときにダウがどういう動きをし、NASDAQがどういう動きをしたか…これからの長期投資を考えるときに大いに参考になるはずです。

 とにかく、今回の相場は、金利が株式市場のダメージになる(本来は金利と株価は逆相関)くらいまで、需給相場でいくかもしれません。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ