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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2008/06 | 07
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もし全てが「逆流」を始めたら…?
 4日の日経平均は226円40銭高の1万4435円57銭、TOPIXは23.03ポイント高の1439.47と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは117、RSIは53、25日線かい離はプラス2.9%でした。今日下落したおかげで、テクニカル指標の方は、まだ少しの余裕含みです。出来高概算は26億4000万株、売買代金は2兆7590億円でしたが、場が活況づいてきた割には不満が残るボリュームでした。

★急に電話が増えてきた…
 急に忙しくなってきました。これまで、相談を受けて強気をいっても相手にされなかった人が、急に元気になってきました。電話の声にも弾みがついてきましたよ…。一人や二人でなく、仕事の邪魔になるくらいですから、だんだん心配になっています。昔から、調査分析畑を歩いてきましたから、人が強気になればなるほど弱気になっていくという、いやな性分がでてきます。テレビの解説のお兄ちゃんも「新値更新は間違いありません…」なんて、のたもうておられる。な~んか、いやな感じ。最も、心配するほど、個別株は上がっていませんけどね。テレサテンではないですが、しばらくは、流れに身を任せてみますか…。

★やはり米国がドル安是正に動いた…
 さて、昨日もドルの流れは強気に変わっているんじゃないか、と書きました。やはりドルの下落を見て、米国の金融当局がドル価値の防衛をするような発現をにおわしてきました。そのためには、金利の引き上げも辞さない…という事ですから、米国の緊急避難的利下げは終わった、と宣言したようなものです。為替は、この発言に敏感に反応して、わずか一日で105円台に戻してきました。
 また、昨日の発言で注目されるのは、世界的な価格上昇にドル安が関係していると認めたことです。おそらく、ドルリンクの国の経済が乱れ始めて事を意識したものでしょう。このまま、ドル安を放置したら新興国の経済もおかしくなって、唯一がんばっている輸出もダメージを受ける…と、計算したんでしょう。そうなると、昨年8月以降続いた流れは、全て「逆流」を始めることになります。

★全てが「逆流」を始める…?
 最近の動きをみても、昨年ジャパンパッシングといわれ、日本株の先物を売って、新興国の株を買うような取引がされていましたが、今度は、反対向きになってきます。最近も、中国やインドなど新興国が安いのに、以前、売られていた、韓国、台湾、日本など、米国への輸出依存度が高い国の株が買われていることには注意が必要です。

 さて、問題は、今緩み始めた原油価格の動向です。全てが「逆流」するなら、原油価格も下落することになるはず。そのヒントになるのも、新興国の動きです。ベトナムやアルゼンチン、南アフリカなど、BRIC’sに次ぐ、成長国としてはやされた国の経済がおかしくなっている、と以前書きました。米国ドルと通貨をリンクさせていたために、国内のインフレが昂進。金融引き締めを強化したために経済がダメージを受けています。そのため、海外から流入した資金が流出をはじめ、通貨が暴落する国もでています。以前、新興国ブームの時に、経常収支の赤字の国に一生懸命投資していると、第二のタイバーツの通貨危機みたいなことがおきて、やけどしますよ…と書いて、顰蹙を買いました。でも、今、VISTAに投資した人のファンドはどうなっているんでしょうかね。新興国に関してはちょっと注意してみたほうが良いかも知れません。

★新興国は投機筋に疑われないように外貨の溜め込みに走るのでは…
 問題は、ベトナムなどの惨状を見て、他の新興国、特に経常収支や貿易収支の赤字国について、ベトナムのようになるんじゃないかと、疑われることです。1997年のアジア通貨危機は、タイバーツの暴落をきっかけに、被害が広がっていきました。今回も同様なことが予想されます。当時に比べると、投機筋の手元にある資金は比べ物にならないくらい大きいですから、一つ間違えば、世界的な叩き合いが始まるかもしれません。そうなると、疑われそうな国は、国内の金融を引き締め、輸入を抑えることで、貿易黒字の増加を図らねばなりません。そうなると、輸入の大きな部分を占める原油に影響が出ないはずはありません。

 原油に関しては、強気の意見が多いのですが、今後の新興国への見方の変化とそれへの対応から、資源価格が下落しないまでも、将来需要が減少するかもしれないことを考えると、大きく上がることはなくなるのではないでしょうか。勝手な解釈ですので、信じてもらう必要はありませんが、原油先物の価格が先に行くほど下げているのは何を意味するんでしょうか…。

★原油下落ならハイテク株が浮上…?
 「動、反動の原則」に従い全ての流れがかわるのなら、インフレを懸念して売られてきた、ハイテク株が浮上する番。このところ、米国のSOXX指数がしっかりしてきているのは、これを先取りした動きかも知れません。ただ、注意したいのは、資金の配分が、サブプライムローンショックが発生した、昨年8月以前のポジションに戻ったら、とりあえず移動は完了になるということ。

 個別の銘柄については、敢て書くことはありませんが、今の強い相場が定着すれば、低PER、低PBRものへと物色範囲が拡大…。次は株価が安いことが買い材料になって、全体相場が「ジ・エンド」ということになるのでしょうか。とにかく、VISTA諸国の動きから目を離さないようにしたいものです。
 


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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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