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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2008/06 | 07
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アイルランドの国民投票、バルチック海運市況の下落…大きな材料が多すぎる
 「13日の金曜日」の日経平均は85円13銭高の1万3973円73銭、TOPIXは8.43ポイント高の1371.57と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは99、RSIは55、25日線かい離はマイナス0.9%でした。出来高概算はスーパーSQがあったため、31億株、売買代金は約4兆円と、ともに急増しています。

 SQのせいか、米国株が腰折れでおわったからか、それとも日銀の政策決定会合が気になったからか、週末のせいなのか…まったく生気が感じられない相場でした。SQは無事に終わったものの、早速、先物筋が次のポジション作りに動き、債券売り・株先買いなどやったようですから、相場が捻じ曲がってしまいました。値下がりと変わらずの銘柄数の合計は1200を超えていますから実質的には大幅安の相場…。また、ここから三ヶ月指数売買に翻弄されると思うと憂鬱になってきますね。

★ここは日柄の満ちるのを待つところか…
 さて、日経平均やTOPIXは実体を映していないものだと割り切って (でも、政治家や経済官僚の方たちは、かさ上げされた日経平均をもとに、日本の景気はしっかりしている…などと、馬鹿なことを言ってくれるので割り切れないところもあるが…) 考えるしかありませんが、それだけに、騰落銘柄数を使った騰落レシオやRSIなどのテクニカル指標が大事になるのです。日足ベースでは、騰落レシオは99、RSIは55ですから、まだ、基本は調整過程…。週のRSIがまだ62ですから、押し目買いの基調は変わっていません。サイコロが指数売買でゆがめられて当てになりませんから、当面は、騰落レシオとRSIを頼りに見ていきますか…。やはり、日柄からみて、来週19日の「満月」あたりが、変化日になるのかも知れませんね。

★アイルランドの国民投票…、原油価格、為替…気になることが多すぎる
 ドル高が進んで期待した昨日のニューヨークでしたが、一時期は原油価格が予想通り下げ、株価の方も順調にあげていました。しかし、引けにかけ、原油価格が切り返してくると、株価は、するすると値を消し、結局中途半端な上げで終わっています。市場では、在庫の減少を持ち出していたようですが、本音のところはドル高への米国政府の「本気度」を見ているのでしょう。一時期、108円近くまでありましたが、伸びないところをみて原油価格が上げに転じています。

 EUの新条約「リスボン条約」の批准をめぐるアイルランドの国民投票が行われ、今晩開票されますが、否決されると、統合に不満を持つ他の国への影響も予想され、為替が大きく動くこともあるかもしれません。このところ、EU加盟国の経済事情がまだら模様になっていますが、ECB(欧州中央銀行)の引き締め策に不満を持つ国も増えていますので、今度の国民投票の結果からは目が離せません。

 どうも、最近、週末になるといろんなことが起きますので、今日のように一旦は手をすかして、また、来週になったら考えようという投資家が増えているようですね。

★バルチック海運指数も下落、外堀、内堀が埋まる原油価格
 原油価格ですが、NYMEX、ICEとも、証拠金が3倍に引き上げられたそうですが、一向に効き目がありません。今日は、英国のほうから、持ちだか規制の話しまででてきたようですが、果たしてどこまで効果があるか…。原油価格は世界の景気情勢とはかけ離れた商品になってしまったんでしょうか。いくら投機でも、基本は需給関係にあるはずです。そこで、注目されるのが、今日も話題になっていたバルチック海運指数の急落です。

 以前から新興国の経済の波乱から、新興国向けの利用が多いバルチック海運市況に影響が出るだろうとプロの間では予想されていました。昨晩で、4日連続してさげています。結局、荷動きが鈍り始めた、ということでしょう。以前から、新興国の景気に注意するように、書いてきましたが、数字の上でも影響が出始めたのかもしれません。さらに、先日、インドが利上げをしましたが、物価上昇は他の新興国ほどでも無いといいます。市場に流れている話では、財政を圧迫している原油への補助金を減らし、国内原油の上げに踏み切る準備では無いか…ということのようです。価格が上昇して、需要がふえるのでしょうか…。

 なんだか、独歩高している原油は外堀、内堀と、どんどん埋め立てられている感じがするのは、私だけでしょうか。これ以上上がって需給関係を無視したバブル相場になり、破裂したら…個人的には、ソフトランディングで100ドル程度とみますが、投げ商いでハードランディングになったら…。長期投資と称して年金基金の資金なども入っているだけにちょっと心配です。このところ、頭が少しずつ、切り下がってきていますので、注意が必要です。

 とにかく、今の流れを占うには、米国株の状況から目を離せません。最近の米国の日足をみると、5日線で頭を押さえられるパターンが続いており、あまり良い形とはいえません。相場環境の不透明感と金融政策への迷いが相場にのしかかってきているようです。また市場は、政府のドル高方針へも疑問をもっていますので、どこかでドル売りを仕掛け、政府の本気度を試すようなことをするかもしれません。政府ももしかしたら、介入をするかも知れません。とにかく、相場が大きく変わるかもしれない材料が多く、強気、弱気どちらのポジションも取れないのが現実です。

 今日は、昨日まで買われてきた割安株に「往って来い」になっているものが、増えていますので、13週線や25日線など買いを考えるゾーンにきているものをチョイスして、来週の相場に備えることにしましよう。




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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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