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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2008/07 | 08
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今、投機筋は、どこで、何をしているの…?
 29日火曜日の日経平均は194円33銭安の1万3159円45銭、TOPIXは19.15ポイント安の1281.64と、ともに反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは81、RSIは53、25日線かい離はマイナス0.8%でした。相変わらず、模様眺め気分が強く、出来高概算は17億2000万株、売買代金は1兆8900億円と、市場エネルギーは減少したままですね。

★悪材料続出の米国市場
 引けにかけて、何とか25日線を回復したいということで、どこかからバスケット買いが入ったようですが、結局、回復できずに終わりましたね。昨日のニューヨークダウの下げっぷりをみれば、手がだせないのは当然でしょう。IMF(国際通貨基金)が米国の波乱はまだこれから…なんて言ってくれたほか、メリルリンチが決算発表が終わったにもかかわらず、また新規に85億ドルの増資をやる…なんて、いったものですから、市場としては、まだ損失が拡大しているのかと疑ってきました。また、地銀2行が先週末に破たんしたこともNYダウの足を引っ張りました。

 これでは、一方的に下がるのも仕方がないですね。週末に破たんした一行は、不動産の大ブームに沸いたカリフォルニア州の銀行ですから、もろに不動産バブル崩壊の影響を受けたようです。米国の預金保険機構がブラックリストに載せている「危ない銀行」は90ほどあるようですが、総裁にいわせると、倒産の確率は18%弱。計算から行けば16行ほど経営破たんすることになります。先ほどの2行を含め、今年は7行倒産していますから、あと、9行ほど「逝く」ことになりそうです。以前危機の真っ最中に大手行にも危ないのがある…と総裁がおっしゃっておられましたが、それが、この9行のなかに入らないことを願うばかりです。

★投機筋がいなくなるとともにエネルギーが細った日本株

 ただ、日本株はこの2行の破たんは織り込んでいましたので、今日は案外、強い相場になるかな…と思いましたが、やはり自立性は回復していません。結局、迫力の無い先物売りに押され、裁定解消売りで下げる、といういつもどおりのパターンになってしまいました。あれだけ腕力で「ぶっ叩き」にきた、先物筋やCTA(商品投資顧問)の連中はどこに行ってしまったんでしょう。米国が変な市場介入をはじめたものだから、原油や穀物と米国株との間でごちゃごちゃやっていたポジションの整理に追われているのか、それとも、本社の法がSECの事情聴取を受けているから「おとなしくしておけ…」とか、いうのでしょうか。彼らがおとなしくなったら、途端に市場エネルギーが細ってしまいました。

 そうしてみると、彼らは相当無茶苦茶やっていたんでしょうね。まあ、当面のうごきについては、週末と昨日と2回書き込んでいますから、参考にしてもらえれば良いと思います。ニューヨークは、直近のレポートでも1万1000ドルに近いところまで2番底をとりに行くかも…としていましたので、だいたいこの辺で値を固めにくるものと思われます。日本株も同様に、2番底取りですが、昨日も書いたように1万3296円の未整理ポイントの整理が必要でした。今日、きっちりポイントを押さえてくれましたので、明日からは少し流れが変わるかも知れません。

★日経平均の下値支持線は…?
 ただ、「どこまで下がる…?」という難しい質問が来ますので、私なりの回答を準備しておきます。これは、県内の企業経営者向けの株式レポートの6月30日号で解説したものですが、これを読んでみてください。以下全文。
 ★チャートのチェック
つき足

 日経平均が日足三尊天井を形成しつつあることはこれまでにも説明してきました。米国株の急落や為替の円高転換により、今週の日本株も不調になることが予想されます。
 日本株はインフレに強い、脱デフレには物価上昇はプラス…など、理屈を並べて強気する意見もありますが、日本株が債券先物やTOPIXなどとの裁定取引でかさ上げされている、という点はあまり注目されていません。最近では、スタグフレーション(不景気の中での物価高)を映して、債券先物と株の先物が同調して動くケースも多く、最低業者のロング・ショートポジションがうまくいかないケースも増えているようです。
 このような状態のとき、米国株が一段安すれば、先物が投売りされることもあるかもしれません。
ただ、日経平均の週足が逆三尊底の形成過程にあり下値めどについては、逆三尊底の最初の谷である1月22日安値1万2572円近くと予想してきましたので、当面は下値調べの段階と考えておけばいいのではないでしょうか。
でも、やはり下値は心配ですから、長期足で検討してみることにしましょう。図は日経平均の大底付近の動きですが、典型的な「逆三尊底」を形成しています。また、3月安値は逆三尊底の肩を結んだラインで下げ止まっていることも分かります。このラインは日本経済が長期の不況から立ち直り、日銀が景気の「踊り場脱出宣言」をしたターニングポイントにも適応しています。3月安値がこのラインで踏みとどまったことには、それなりの意味があったわけです。今回も、このラインの支持力に信頼を置くべきでしょう。ほぼ、1月安値に対応したところにありますから、当面、1万3000円を割れたところから、次の投資方針を決める…というところでしょうか。


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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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