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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2008/10 | 11
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はじめてワイドショーに学んだ…金融安定化法案の「影」
 7日火曜日の日経平均は317円19銭安の1万155円90銭、TOPIXは21.44ポイント安の977.61と、ともに続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは55、RSIは27、25日線かい離はマイナス14%でした。出来高概算は29億6000万株、売買代金は2兆5270億円でしたが、出来高が急増。セリングクライマックス的な動きがでましたね。25日線かい離、騰落レシオは明らかに売られすぎゾーン入りを暗示しています。

★NYはテクニカルな下値めどへの到達で逆張り投資家が買い出動
 昨日、今日と、ほぼ半徹夜状態で海外相場とにらめっこでしたが、流石に、昨日のニューヨークはシビアな切り返しをしましたね。米国には逆張り投資家も多くいて、買いのチャンスを狙っていたようですが、以前から9500ドルが下値めどとみられていましたので、一気に買いに出てきたようです。このブログでも、ニューヨークダウは1波動約2400ドルの幅で下げ、3段下げに入ると1万ドル割れがありうる、としてきました。直近レポートでは牧野式チャートを使い9300ドル付近を指摘しています。今日の朝も書きましたが、8月11日の戻り高値1万1933ドルを基点にした3段下げのめどは9533ドル。昨日、ニューヨークダウが反転した安値9525ドルと見事に対応しています。

★安定化と流動性供給の努力が続く…
 通常、三段下げは下落幅が大きくなりますので安心は出来ませんが、米国以外の国々で色んな安定化の取り組みが始まっており、事態は確実に改善の方向に向かい始めているようです。今日の戻りの直接の原因はオーストラリアの中央銀行が、大盤振る舞いの1%利下げに踏み切ったことが、10日のG7の「協調利下げ」思惑につながったようです。また、中国では相場に厚みを持たせる信用取引の導入が決まり、米国では、金融安定化法に続き、短期のファイナンス手段であるコマーシャルペーパーの買い上げにより企業に資金を供給しようということも検討され始めました。

 また、今回の金融危機の到来を早くから予想していた投機家ジョージソロス氏が早くかCDSの清算市場をつくろるように提言していましたが、これも、検討され始めました。まだ、安定化策は始まったばかりですが、時間が経つにつれ各界のエキスパートからさまざまな案が寄せられるようになっており、今後、もっと有効な策が打ち出されてくる可能性もあります。市場は性急な答えを望みますが、実務では、ステップを踏みながらそれを補完する格好で、有効な対策が積み重なっていくものです。

★たまにはワイドショーもまともな報道をするんだなー
  すでに対策は動き始めているのですから、ここは冷静に見守るところでしょう。ただ、今日は一つ勉強させてもらったことがあります。日ごろは、ワイドショーなどマスコミの報道は逆張り指標としか考えていませんが、今日、某テレビのワイドショーで「スクープ」として金融安定化法案について解説していたものは、目からウロコでした。金融安定化法案が否決される前と後では修正案が加えられ、100ページから400ページに増量されたことは報道されていました。しかし、中身についてはほとんど国内では報道されていませんでした。何故、こんなに市場が突っ込むほど評判が悪いのだろうか…と不思議だったんですが、米国では「ふざけた法案だ」とマスコミでも批判的に報道されているようです。

 例に挙げられていたものは、「おもちゃの矢にかけられた危険税を廃止する」、「消費税を国が2年分肩代わりをする…」など、およそ金融安定化とは程遠いばかばかしいものが、たくさん盛り込まれているといいます。とくに、消費税の肩代わりは、ブッシュ大統領やチェイニー副大統領の選挙区と共和党の地盤が弱いフロリダ州などで実施されるといい、明らかに選挙を意識したものになっているそうです。まったく、ふざけています。事の重大性がまったく分かっていないといっても過言ではありません。

★肝心なことを知らされない国民…江戸時代の封建制と何も変わらない
 それよりも、もっとふざけているのは国内のマスコミです。米国の金融安定化法案が世界や国内の関心事になっているのに、こんなふざけたものが盛り込まれているという批判的な記事は、一切報道されていません。以前から、日本のマスコミの報道姿勢は疑問に思ってきましたが、どうも意図的に都合の悪いことは知らせない…報道しない、ということのようです。これでは、江戸時代の「よらしむべし、知らしむべからず…」と同じです。腹立ちついでに書きますが、福田さんの時、米国から今回の金融危機乗り切りの資金を日本が出せ…という要求があり、福田さんは自ら辞職することで、先延ばしした、という話があります。米国からは、あらためて麻生総理に要求しなおされたようですが、恫喝的な動きも多分にあlったようです。

 福田政権下の渡辺金融大臣は、日本の外貨準備の1兆ドルを使ってくださいと、とんでもないことを言ったようですが、麻生政権で大臣になれなかったのは、実質的にはこの問題による「更迭」だといいます。この要求については、私自身記憶にないのですが、どこか報道したのでしょうか…?されていたら、とても無事にはすまないでしょう。麻生総理がどう逃げるか、また、どれだけ削減するか、本との腕の見せ所ですね。もしかしたら、解散で時間稼ぎをする手も…。もしかしたら、根こそぎなくなるかも知れないものに国民の財産をつぎ込むなど、まともな神経では出来ないはずです。

 とにかく、やはり米国は日本の資産に目をつけてきました。気持ちよく協力すれば良いのでしょうが、将来の日本に備える重要な資金です。マスコミが報道してくれないなら、国民がしっかり監視していないと、政治家や官僚は影で何をやるかわかりません。日本にとっては新たな危機といえそうです。

★想定したほどの反発力がなかった日本株
 株価については、今晩のニューヨークの動きによりますが、目先的に底値模索の動きに移行しそうです。今日の朝の書き込みでは、「朝方は売られ急落するかも知れないが、その後は切り返しの動きに入る可能性がある…」として、強気を打ち出しましたが、一時は108円安まで戻したものの、韓国や台湾のようにプラスに転じるところまでは行きませんでしたね。新日鉄やコマツなどはもっと男性的な底入れ型を示すかと思いましたが、想像した形とはちょっと異なりました。やはり、日本の場合は、円高と景気が足を引っ張っているようです。

 とりあえず、リバウンド取りを念頭に置きながら、明日移行の相場を見ていきましょう。

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三段下げの下値めどに届いた…今日の相場は要注意!
 6日週明けのニューヨーク株式市場は、アジア市場から欧州市場へ株安が拡大。世界同時株安の懸念が強まったため、換金売りの動きが強まり、ニューヨークダウは急落。一時は800ドル安と過去最大の下げ幅を更新しています。欧州主要4カ国とECBによる緊急会議が合意を見なかったことに失望したほか、ヘッジファンドの破たん懸念、空売り規制の撤廃接近などの懸念材料が重なり、下げ幅を拡大したものですが、根底には、さきごろ決まった「金融安定化法案」に続く、対策を市場が催促しているとの見方も出来ます。

 ただ、昨日の動きを見ると、安値9525ドルをつけた後、引けにかけて430ドルもどし、10000ドルの大台を割ったものの、9955ドルで終わったことは評価できます。個別の銘柄を見ても捨て子線で終わっているものも多く、目先的に反発する可能性も出てきました。CMEの日経平均先物は、1万95円(大証先物比415円安)で終わっており、寄り付きは大幅に売られて始まるかもしれませんが、米国株の引け味に注目する投資家も多いはずで、押し目買いからかなり戻す局面になることも予想されます。今日は寄り付き付近の動きに惑わされずに、相場の動きを見極めることが需要になります。

 追記)
9月30日の記事で、ニューヨークダウが3段下げに移行した可能性があり、10000ドルの大台割れもある、予想しましたが、会員の方から、下値めどについて質問がありました。直近のレポートでは、牧野式チャートを使い、9200~300ドルもありうるとしていますが、質問は、30日の記事についてのもので、下げ波動が約2400ドルとしたことに関連したものと思われます。一段下げ、2段下げはほぼ、その幅で下げてきましたが、今回の三段下げは8月11日の戻り高値1万1933ドルを基点に始まっていますので目標値は1万1933ドル-2400ドル=9533ドルになります。

 昨日のニューヨークが安値9525ドルから反発したのは、恐らくこれを意識したからではないでしょうか。テクニカル的にも一旦反発してもおかしくないところに来ています。ただ、9月30日の記事でも指摘しているように、これまで規則的に動いてきた「下げの平行トレンド」を下放れており、これまで下値支持線だったラインが上値抵抗線に転換しており、反発したとしても上値は限られたものになることに注意してください。9月30日に掲載した週足を参考にしてください。
 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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