FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2008/10 | 11
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



与謝野発言で、日銀利下げの可能性が強まる…?
 28日火曜日の日経平均は459円02銭高の7621円92銭、TOPIXは37.57ポイント高の784.03と、ともに5営業日ぶりに反発して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは58、RSIは33、25日線かい離はマイナス22%でした。また、出来高概算は31億6000万株、売買代金は2兆1700億円でした。出来高の増加ぶりが目立ちましたね。

★今日の反発のほんとの理由は…?
 さて、マスコミさん流に言えば、「何で戻したんだ…。7000割れで終わっていれば、明日の記事作りが楽なのに…」という所でしょうか。でも、本当に今日の戻りの理由はなんでしょうか?GLOBEX市場の米国株先物の動きを見ながら神経質な動きをしていましたが、香港など海外株が上昇したことも好感。また、中川財務・金融大臣が「空売り規制」を前倒しで実施する…と、発言したことから買戻しが入り、それにタイミングを合わせるように公的年金の買いが入り、株価を押し上げた…という解説があります。しかし、どれがきっかけとなって上がったかは、ちょっと判断に苦しみますね。

★為替は日銀の協調利下げ同調を読んだ…?
 ただ、注目されるのは円相場が一気に3円近く急落したことです。
 以前から、株価の安定には、日銀の姿勢がポイントになる、と書いてきましたが、昨晩は、米国のFOMC(公開市場委員会)の開催を前に、ECB(欧州中央委員会)のトリシェ総裁が、利下げの可能性をにじませる発言をしています。また、ワシントンポストも「世界の中央銀行が追加利下げに踏み切る…」との記事を掲載。日銀の利下げの有無が注目されていましたが、今日、与謝野経済財政担当大臣が「日銀が利下げすることは、国際協調の証になる…」と発言。俄かに、国際協調利下げに日本も同調して利下げする可能性が強まってきました。

★市場立ち直りの鍵は、日銀が量的緩和まで戻ったとき…
 為替の急反転をみても、日本の利下げを為替市場が先読みしたからではないでしょうか。まだ、安心は出来ないものの、GLOBEX市場の反発のしかたは大きく、単にアジア株が下げ止まったから、ということへの反応とは違うような感じがします。ここ数日、円高ピッチが鈍っていましたので、日銀の出方をみているのかな…と感じていましたが、今日の与謝野大臣の発言で、日銀への利下げ圧力がかなり強まったものと思われます。ただ、世界市場の安定には、日銀の利下げだけでは不十分であることはこれまでにも書いてきました。これまでのやり方だと、一応は、世界に協調するふりをしていますが、実質的には金融をタイトな状況にして、金利を維持しようとしてきており、せっかく利下げをしても、流動性の面でタイトな状況を続けられたら意味はありませんし、恐らく、それをするものと思われます。

 多分、今回、国際協調利下げが実施されても、日銀が流動性を絞れば意味はなく、市場へのインパクトも長続きしないかもしれません。米国のドル紙幣増発を促し、世界に流動性を供給するには、日銀の流動性供給が絶対に必要。本当に今の相場に強気になれるのは、日銀が「量的金融緩和」の段階に踏み込んだ時だと思われます。

 今日の相場の動きだけから、勝手に利下げを判断するのは無理があるかもしれませんが、為替の反応を見る限り、もしかしたら…と思わせますね。ちょっと、目先の反発に期待が持てそうな感じになりました。ただ、意地を通して、利下げをしなかったら、次にはモット厳しい円高バッシングが待っています。

 しかし、日銀が利下げをしたからといって、ヘッジファンドやミューチャルファンドの換金売りが止まるわけではありません。ただ、国際協調利下げを好感して株価が上昇すれば、換金売りの数量もその分減少してきますので、市場への売り圧力も減ります。多分、新規の買いや買戻しも入るでしょうから、市場へのインパクトも薄れてくるはずです。

 まずは、米国FOMCの動向と日銀関係者の発言に注目か…。今日の朝もこの一日二日がかぎになる…としましたが、果たして、明日新月の変化日が、文字通り変化点になるかどうか…。まずは、乞う御期待というところですね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



今晩から始まるFOMC…日銀の協調利下げが市場安定化のカギ
 おはようございます。27日の米国株は、海外株安の流れを受け、続落して始まりました。ただ、場中に新築住宅販売戸数が市場の事前予想を上回る前月比2.7%増になったことや、ECB(欧州中央銀行)トリシェ総裁の再利下げ示唆発言などがあったことを好感し、前日比でプラスに転換するなど荒っぽい動きを繰り返しました。ただ、いつも通り、引け際30分の売りが出て、一気に300ドルあまり急落…。結局、続落して終わっています。引け値ベースでは安値を更新、5年ぶりの安値圏に入ってきました。

 引け際の売りも、ヘッジファンドやミューチャルファンドの解約にともなう売りといわれ、ファンダメンタルとは関係の無いところで進む実弾売りをどうコントロールするかが、課題になりそうです。

 27日の米国株

ニューヨークダウ 8175ドル77セント -203ドル18セント (-2.42%)
           レンジ 8599~8143ドル 456ドル幅

NASDAQ     1505.90ポイント  -46.13ポイント (-2.97%)
           レンジ 1574~1503ポイント 71ポイント幅

S&P500      848.92ポイント -27.85ポイント (-3.18%)
           レンジ 893~846ポイント 47ポイント幅

CME日経平均先物  7090円 -70円 (大証比)


 米国株は相変わらず乱高下のきつい相場が続いていますが、好材料、悪材料に素直に反応する動きは生きており、まだ冷静さは残っているように思われます。ただ、ヘッジファンドやミューチャルファンドからの現物売りが、五月雨的に継続しているのが、だんだん市場ムードを悪くしている感じがします。この背景には、レバレッジをかけて膨らませた運用資産の収縮という構造的な要因があり、今のところ打つ手がない状況…。日本株もこの影響を受けているのですが、新興国では、今後先進国の投資資金引き上げから経済の実態面に影響が及ぶ可能性もあり、収縮する世界景気にどう歯止めをかけていくかという問題が出てくるはずです。

 来月15日の緊急金融G7、G20 会議まで、国際協調での動きは無いような感じになっていますが、市場はこの間隙を衝いている感じさえ受けます。今晩から行われる米国FOMCと呼応して、再度国債協調利下げの道を探るか、また、日銀が同調するか…。今日から、明日にかけての動きは目先の注目点になります。日銀が同調しなければ、一段の円高が待っていることを覚悟しなければならないでしょう。ニューヨークダウ、NASDAQの日足が「瀑布型」のパターンを示し、滝の落ち口に位置しているのは気持ちが悪い…。

 とにかく、この一日、二日の日銀の動きが焦点…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ