FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2008/12 | 01
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



悪材料でも反発した米国株…住宅市場の変化に期待
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、欧州株が総じて安くなったことや、11月の雇用統計が市場予想を大幅に上回る前月比53万人減となったことを嫌気し、一時は260ドル近く続落する局面がありました。ただ、引けにかけてはGSEの住宅債券の買い上げや、住宅差し押さえの停止措置検討など政府の住宅市場活性化策への期待感が強まり、引けにかけ急騰して終わりました。

 米国株は引け近くになると、それまでの動きと反対の売買が行われ相場が急変するという動きが続いています。昨晩の動きも、雇用統計の悪化で売ったものを、引けにかけて買い戻した…というもので、市場環境が日々めまぐるしく変化することから、オーバーナイトのポジションを持ちたくない投資家が多いことを示しています。ただ、米国では欧州市場の大幅利下げを受け、次回FOMCでFRBが大幅な利下げに踏み切るとの観測が強まっており、株価の下値を支えているようです。金利先物市場では、FRBの0.75利下げ確率を80%近く織り込んでおり、前日の56%から、さらに増加してきました。日銀の金融政策に変化が無いとすれば、いよいよ米国の金利が日本の政策金利を下回ることになります。市場は住宅市場の変化を読み始めていますが、米国は昨年9月から利下げを続けてきましたが、そろそろ効果が現れるころではないかと思われます。最近の株式市場の底堅さの裏に何があるかを考えるときがきているのではないでしょうか。

 5日の米国株
 ニューヨークダウ 8635ドル42セント +259ドル18セント (+3.09%)
            レンジ 8686~8118ドル  568ドル幅 ←なかなか振幅が縮まらない

 NASDAQ    1509.31ポイント  +63.75 (+4.41%)
            レンジ 1510~1404ポイント 106ポイント幅

 S&P500    876.07ポイント +30.85ポイント (+3.65%)
            レンジ 879~818ポイント 61ポイント幅

 CME日経平均先物 8015円 +215円


 米国の金融市場では底辺で何らかの変化がおき始めているようです。ただ、テクニカルでは、週はじめにつけた長大陰線から抜け切れず、せっかく上向いていた25日線も下降に転じています。対応点も戻り高値ふきんにあり、当分25日線は低下しますので、下向きの圧力に変化はありません。ますます、三角持合型が強まっていますので、まだ日本株についても「決めうち」のポジションを持つことにはリスクがあります。来週も米国株次第ですが、金融市場で、日米短期金利の逆転が円買い材料になり、市場を圧迫しないかが気になります。週明け相場の注目点は円相場になりそうです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

視点を変えれば相場の見方も変わる…
 今日も電話が長引いてしまいました。
 今日の質問は「来年はどんな年になる…?」。分かるわけはありませんよね。多分、占いのことを聞いてきたんじゃないかと思います。今年は「一白水星」で、全てを水に流して無に帰する…白は死に装束の白ということでしたが、まさにその通りの展開でした。また、干支は「戊子(つちのえのね)」で、草木が生い茂り先行きの見通しが困難になるものの、鎌で切り払い見通しをつける年になる。また、俺が俺がという政治家が、でしゃばってきて政治を混乱させる…」という見通しでした。このブログでも、昨年末に書きましたが、まさかの当たりになってしまいました。

 来年は「己丑(つちのとのうし)」、九紫火星年になります。今日の電話はこの説明が長くなってしまいました。詳しくは、近々、株式レポートの方で解説。その後、タイミングを見てブログの方でも書くつもりでいます。ただ、九紫火星は、天変地異や社会不安が増大し、暴動などが起こりやすくなる、ということですが、今年の世界情勢を考えてみると、「納得」ですね。でも大事なのは干支の方。興味があるひとは調べてみたらどうですか。気学とはだいぶ違う答えになると思いますよ。

 こんな話がでてくるというのも、年末が近づいてきたこともあるんでしょう。
 
 さて、週末5日の日経平均は6円73銭安の7917円51銭、TOPIXは2.86ポイント安の786.02と、ともに小幅続落して終わりました。出来高概算は19億株、売買代金は1兆4000億円と、ともに低水準。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは93、RSIは40、25日線かい離はマイナス6.3%でした。
 本日は英国(1%)とECB(0.75%)の大幅利下げがあり、為替への影響が心配されましたが、なんとか92円台を維持していたことや、GLOBEX市場で米国株の先物が堅調に推移していたことで、しっかりでしたが、今晩、米国の雇用統計の発表を控えていることや、週末控えでもあることから、引けにかけてポジション調整の売りなどが入り小幅安で終わりました。今週は週はじめから利食い先行で始まりましたが、終わってみれば、週足では、きれいな「三角持合」を作りにかかってます。米国でビッグスリーの救済問題というビッグイベントを控え、動きが取れなかったこともありますが、それよりも、次から次と打ち出される政策に対する「期待感」と、逆落としに落ち込んできた景況感の悪化という「現実悪」の間で、綱引き状態になっている、と見たほうがいいのでしょう。

 とにかく、欧米で出てくる景気指標はどれもこれも数年来とか数十年来、過去最大…というものすごい悪い数字で、これだけ短期間の間に何もかもが収縮するというのは、まさに未体験ゾーンの動きです。結局、米国の「消費バブル」が収縮するということへの「恐怖心」が予防的な生産縮小につながり、景況感を悪化させているような感じです。耐久消費財の代表の自動車販売も、これまでなら、これだけガソリン価格が下がれば、のど元過ぎればなんとやら…で、回復するのですが、今回は違います。「危機だ、危機だ」と周りが大騒ぎし、大恐慌の再来だ…と書きたてられたら、買うものも買えない、というものでしょう。おそらく、今回の景気の悪化には「ムード」が支配している部分がかなり大きいのではないでしょうか。

 米国政府の必死の努力で、こと金融面にかんしては、起債市場が動き出し、住宅ローン金利が急低下するなど危機の峠を超えた感じがします。金融崩壊の恐怖さえ乗りきり、住宅価格に底打ち感が出、株価の底値が確認できたら、消費者心理は一気に変化してくる可能性があります。これまでにも、危機が起きるたびに、米国消費がゼロになるかのうような、論議が巻き起こりましたが、今回の危機下でも、価格のダンピング商品や食料品の売り上げはそれほど落ちてはいません。アナリストが指摘するほど、米国の消費者の購買意欲は落ちていないのではないでしょうか。

 住宅に関しても価格に底打ち感が出てくれば、堰を切ったように買い物が出てくるかもしれません。手放しで楽観視しているわけではありませんが、現地の実際の状況を見聞きすると、なんだか周りばかりが大騒ぎしているような気がして仕方がありません。ビッグスリーの問題も、今回の金融危機が引き金を引いたのかもしれませんが、直接的な原因は、大型車販売というふるい経営モデルにこだわりながら、明らかに失敗しているにもかかわらず、イタズラに6兆円もの累積損失を抱えてきたという、経営の失敗にあることは明らかです。本来淘汰されているにもかかわらず、生き残ってきた企業の存在そのものを、金融危機が問うた、ということだと思います。現実に、破たんしたとしても、他の自動車メーカーが事業を継続することになりますので、一時的な影響があってもショックは長引かないのではないでしょうか。むしろ、そちらの方が、米国経済にとっては良い様な気がするのですが…。

 あまりに楽観的なことを書きすぎていることは承知の上ですが、そろそろ、悲観的な見方を修正することも必要だと思いますがいかがでしょうか…。とにかく、今は日米とも、悲観と期待感の間で身動きが取れない状態。25日線から頭を押さえられながらも、下値からの買い圧力も強まり、三角持合を形成しています。ここでは、悲観に傾けば下へ…期待感が勝てば上へ…という状態ですが、悲観論なら掃き捨てるほどあります。でも楽観論となると、なかなか無いのが現実。でも昨日から書いているように、膠着していた金融市場自体に動きがでています。個人消費だってムードが先行していますから、どこでどう変わるか分からない。来週からは、少し視点を変えて事象を見てはどうでしょうか。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

欧米先進国の利下げで、ますます増幅する円高圧力…日銀の強硬姿勢は変わらないのか
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、英国やECBの大幅利下げを好感して始まったものの、相次ぐ弱い経済指標の発表や、主要企業のさえない業績見通しを受け、反落して終わりました。注目のビッグスリ救済問題の公聴会が始まりましたが、再建策の具体的な審議には時間が必要と見られ、今のところ相場的には中立要因のように思われます。
 ただ、強気の業績見通しをだしていた半導体大手のAMDが市場予想を大幅に下回る25%の減益予想を出したことから、メルクやデュポンなど主力企業への業績懸念がつよまり、下げを加速。一時は300ドル以上下げる局面もありました。原油価格の一段の下落(1バレル43ドル台)も、シェブロンなど資源株の売りを誘っています。また、10月の製造業新規受注が2000年7月以来の減少率を示すなど、経済指標の悪化も引き続き株価の足を引っ張っています。
 やはり、下落する25日線の下方圧力には逆らえなかったようですが、目先的には三角持合いのパターンを形成してきました。期待感と現実悪のつなひきですが、持合がどちらに離れるか注目されます。

 4日の米国株

 ニューヨークダウ 8376ドル24セント  -215ドル45セント (-2.51%)
            レンジ 8631~8259ドル  372ドル幅 

 NASDAQ     1445.56ポイント -46.82ポイント (-3.14%)

            レンジ 1500~1426ポイント 74ポイント幅

 S&P500   845.22ポイント  -25.52ポイント (-2.93%)
          レンジ 875~833ポイント  42ポイント幅

 CME日経平均先物  7800円  -80円(大証比)


 相変わらず米国株は乱高下のきつい動きがつづいています。英国、ECBが大幅な利下げに踏み切ったことで、次は米国のFOMCが焦点になってきました。ECBが予想を上回る0.75%の利下げを実施したことで、米国の政策金利が0.25%に引き下げられる可能性が強まってきましたが、それを受け為替市場では円高が進行。1ドル92円割れも視野に入ってきました。日銀は、15日間連続で市中から資金を吸い上げ、政策金利の維持に執着していますが、その動きが今後円高をさらに加速し、国内にデフレ色を強める結果になってきます。CME先物は小幅安にとどまっていますが、今日、91円台に入るようなことがあれば、輸出株が一段と売られることもあるかもしれません。日経平均は、ファーストリテーリングなど、一部指数寄与率の高い、銘柄の上昇で支えられていますが、このタガが外れると、ちょっと心配な点もあります。ディフェンシブと個別材料株の押し目買い方向に変化なし。買値はシビアーに。


 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

市場に出てきた微妙な変化を嗅ぎ取ろう
 このところ、胃の痛みがひどくなってきました。中小企業経営者の集まり向けに、株式レポートを発行していますが、「株はどこまで下がる…」の質問ばかりです。ずいぶん以前から、負け組みの海外投資家が腐るほど持っている輸出型やインデックス採用型の主力株はダメ…。したがって「日経平均やTOPIXなどの指数を見ていると相場の実体は分からない…」と、目にタコが出来るくらい書いてきたのに、電話がかかるたびに同じ説明の繰り返し…。胃も痛くなりますよね。内需型の個別株に絞って銘柄選定してきたので、成果は上がっているはずなのに、ソニーはシャープは、トヨタは…と言われても、私は関係ありません…。 まだ痛いので、病院に行ってみようかな…。

 さて、4日木曜日の日経平均は79円86銭安の7924円24銭、TOPIXは10.31ポイント安の788.88と、ともに反落して終わりました。出来高概算は20億2000万株、売買代金は1兆5000億円と、低水準ながら、低下株を中心に物色しようという動きが強まってきました。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは100、RSIは44、25日線かい離はマイナス6.4%でした。

★GM危機に対する免疫が出来た…?
 朝の書き込みで、GLOBEXの動き次第…としましたが、いくらアジアが強くても米国株の先物が安くては主力株は買えません。昨晩も書いたように、ニューヨークダウは月曜日につけた長大陰線と下落に転じた25日線の下方圧力を受けており、そう簡単に上にいけるような状態ではありません。おまけに、今日はGMとクライスラーを事前に関係者の間の調整をして一旦破たんさせ、その後に救済する、というスキームを議員が考えているというニュースが伝わり、ますます、頭を重くしてしまいました。あらゆるケースを想定して救済方法が考えられているものと思いますが、敢てリークして市場の反応を見る…という事も考えられます。まあ、意外と冷静な反応だったのではないでしょうか。

 税金を投入して私企業を救済する…ということですから、そんなに短兵急に答えが出るはずはありません。議会公聴会で、経営者の証言を聞き、再建策を精査して、国民の反応を見極めて…と、これから踏まなければならないステップが多くあります。大体、時代の流れがエコカーに向かっているのに、大型車にこだわlって販売不振になり、債務超過が6兆円になるまでほって置いた経営者に本当に再建できるものか、疑問です。

★救済しても、自動車業界の革命的な変化についていけるか
 すでに、世界の自動車業界は、ハイブリッドから、さらに電池や燃料電池をエネルギーにした電気自動車にステップアップしようとしています。つまり、「内燃機関」から「電動モーター」への転換です。自動車メーカー自体がエレクトロニクス産業に変化しようとしているのに、ついていけるのでしょうか。これは、単に米国だけの問題ではありません。日本のメーカーでも、この転換がうまくいかなければ、米国自動車業界と同じ道を歩まなければならない会社もでてきます。部品メーカーもこれまでの駆動装置にくわえ、エレクトロニクスによる制御技術が必要になってきますから、今後、従来の部品メーカーに加え、電子部品メーカーの囲い込みが始まってくるのではないでしょうか。モーターを中心に事業を展開する日本電産が、東洋電機製造などのモーターメーカーを買収している意味合いを考えるべきでしょう。船だって将来はモーターが主力になる時代が来るといわれています。

★米国金融市場にでてきたいくつかのサイン 
 ながながと書きましたが、正直、一時的に助けてもらっても、これからの急激な変化についていくのは容易ではないということです。今日の市場の反応をみても、「どうでもいいや…」という感じになってきました。あまり、関りあいたくは無いですね。
 そんなことより、今日は悪い景気指標が発表される中でも、注目されるものがいくつかありました。朝もかきましたが、米国で、30年もの住宅ローン金利が前週比で0.52%低下。1990年以来、最大で5.47%まで低下してきました。一時期は、財政悪化懸念から長期金利が上昇し、住宅ローン金利が低下しない…と頭を抱えていましたが、GSEの住宅関連資産の買い上げ実施が決まり、ローン金利が急低下してきました。

 おかげで、新規住宅購入ローン申請は前週比で40%も増加、加えて、住宅ローンの借り換え申請指数は過去最大の伸び率を示しています。大きな変化が出始めましたね。財務省は、GSE2社を通し、住宅ローン金利を4%くらいまで低下させたい…としています。なにかが起きようとしていますね。また、これまで債券を発行しても引き受けてが無かった市場でしたが、政府が債券発行の保証をおこなったことで、起債件数が増加し始めました。金融機関の資金調達機能がわずかですが、再起動し始めた、といえますね。

★「まだ」か「もう」かの判断を迫られる段階に
 「えらいことだ、えらいことだ」、「上がった、下がった」、「GMは大丈夫か…」と、心配している間に、まだ不完全ながら信用機能は、回復しはじめているのです。まだ兆候の段階ですが、市場は変化を敏感に感じ取ります。欧米市場では、これまで散発的にしか買われてこなかった、ディフェンシブストックにまとまった買いが入ってくるようになりました。下値に対する「安心感」が出てきたから買いにきているんですね。この状況を、「まだ」と判断するか、「もう」と判断するかは各自の自由です。

 ただ、以前から、流れは内需系ディフェンシブとして、株式レポートで一貫注目してきた、エービーシーマートやニトリ、不二製油などは、新値をとりましたし、ニトリは本日で1000円幅を超えてきました。輸出株や主力株にこだわっていたら、この流れの変化は、読みきれなかったはずです。別に、自慢話ではありませんが、それだけに、米国金融市場の変化が「まだ」なのか「もう」なのか…の判断が大事になるといっているのです。

 財政赤字の拡大による米国の破滅やドルの暴落論などが、飛び交っていますが、それは市場が落ちついてからの話。いまから考えることではありません。「陰謀説」や「破滅論」みたいなものが、マスコミをにぎわしています。テロリストの暗躍や反政府運動の高まりも、経済を覆う不安心理につけこんだものです。ここでは、ムードに流されるのではなく、冷静に流れを見極め、変化がおきそうな兆候が出たら、人よりも早く行動する…ことが大事。悪いことばかり考えていたら、見えるものも見えませんよ。

★現実的な問題は、月曜日の長大陰線抜け
 ただ、現実的にはニューヨークダウが、早く、月曜日の長大陰線から抜け出すことが重要。抜け出せば、25日線の上にも出るし、25日線も上向いてきます。一つだけ心配なことが…。米国の金利先物はFOMCの0.75%利下げの可能性を60%も織り込んでいます。その通りになったら、米国のFFレートは0.25%…。日本の政策金利を下回ってしまいます。これでは円高になるしかありませんよね。気がつけば、円は、先進国の中で一番金利が高い通貨になり、デフレ不況は深刻化、輸出株がさらに売られ金融不況の嵐の中に突き落とされる…何度も書いていますが、世界で一番危険な国は、日本ですよ。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国住宅金利急低下。欧米とも、ディフェンシブストックを中心に買い気が戻る…? 
 おはようございます。
 
 昨晩の米国株は、ISM非製造業総合指数が市場予測値(42.0)を大幅に下回る過去最低水準の37.3に低下したことや、11月のADP全米雇用報告で民間雇用が25万人減少するなど、景気の先行きへの不透明感が増幅し、一時は200ドル近く下げる場面もありました。ただ、住宅金利の大幅低下を受け、住宅ローン申請件数が過去最大の増加を示すなど、住宅関連指標の好転や、ポジション調整の買戻しなども加わり、引けにかけて急騰。続伸して終わりました。

 住宅金利の低下は、ローン借り換えなどに好影響を与えてきましたが、米国財務省は、GSE2社を通し住宅ローン金利の低下を促す政策を検討するなど、住宅価格のてこ入れへの具体的な動きも示しています。昨晩の買いは食品やディフェンシブストックが中心ですが、景気悪化への抵抗力の強い企業を買おうという投資家の積極姿勢が戻ってきただけでも、市場心理が好転してきたと言えそうです。ただ、二日連続の反発となったものの、チャート的には、週明けにつけた長大陰線のなかでの動きで、売り圧力がなくなったわけではありません。また、課題になっている25日線が再び下降に転じ、昨晩もダウ30種の頭を押さえているだけに、目先は警戒するところに来ています。

 3日の米国株
 ニューヨークダウ 8591ドル69セント +172ドル60セント (+2.05%)
            レンジ 8624~8234ドル 390ドル幅

 NASDAQ    1492.38ポイント +42.58ポイント (+2.94%)
            レンジ 1498~1414 ポイント 79ポイント幅

 S&P500    870.74ポイント  +21.93ポイント (+2.58%)
            レンジ 873~827 ポイント  46ポイント幅

 CME日経平均先物  8175円  +135円 (大証比) ←修正しました


 米国では金利低下効果がようやく現れてきたようです。まだ、金融危機は去ったわけではありませんが、一つの兆候として評価すべきではないでしょうか。欧米とも一段の金利低下が続く予想ですが、米国の短期市場金利は次回FOMCで0.75%の利下げ実施予想が60%近くになり、FF金利の0.25%への低下を予想しています。一方、日銀は0.3%の政策金利へのこだわりをあらわにしていますので、米国の金利は日本を下回り、結果として円高圧力がますますかかってくることになります。欧米市場とも、ディフェンシブストックへの傾斜が強まっているようですが、日本株の場合、輸出企業への売りバイアスがかかってきますので、全体への悪影響が強まってきそうです。

 今日は、CME高や為替の落ち着きから、ディフェンシブストックを中心に、続伸する展開が予想されますが、昨晩もかいたように、騰落レシオの上昇が気になるところです。米国市場も25日線にタッチするなど微妙な位置にきており、GLOBEXの米国株先物の動きを見ながら、神経質な動きが続くことになりそうです。騰落レシオが120超えになると、物色銘柄の絞込みが始まる可能性もありますので、追っかけ買いは慎重に…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

物色範囲が拡大…絞込みが始まれば取り組み仕手株の登場も
 電話が長引いて書き込みが遅れました。危機が長引いているせいか、闇の勢力や米国金融資本の陰謀説などが飛び交っており、「来年はドルの暴落や金の高騰がある」とか、「米国がドルの新札を発行して、実質的な対外債務の圧縮を考えている…」とか、いろいろいってきます。決まって「本当か…?」と、きますが、それほどの大物でもなし、世界の経済を揺るがすような情報が入ってくるはずもありません。市場に満ち満ちている「不透明感」と「未知の体験」が、こんなことを言わせているのでしょうが、そろそろ冷静に物事を判断する時期に来ているんじゃないでしょうか。
 
 ややこしい質問が相次ぎましたので、血圧が上がり頭が痛くなってきました。なにか、とんでもないことを書きそうです。

 さて、3日水曜日の日経平均は140円41銭高の8004円10銭、TOPIXは12.07ポイント高の799.19と、ともに反発して終わりました。出来高概算は17億1000万株、売買代金は1兆3100億円と、ともに低調なままです。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは106、RSIは39、25日線かい離はマイナス5.3%。騰落レシオが100を上回ってきました。

★物色範囲は拡大したが、絞込みの時期も接近
 物色範囲が拡大していることを示していますが、輸出株や資源、海運などの景気敏感株はいずれも下落。一方で、小売や食品、薬品、電鉄などディフェンシブ業種に物色の矛先が回ってきました。今週は電鉄や紙パルプなど大型系のところに回ってくるとしましたが、予想通りの展開です。ただ、騰落レシオが警戒ゾーンの120台に接近していますので、近々、仕手系の方に銘柄の絞込みが始まることを前提に考えておいた方がいいかもしれませんね。

 会員向けの株式レポートでは、内需系を中心に注目株を取り上げてきましたが、11月のはじめから取り上げてきたニトリ(9843)やエービーシーマート(2670)が、今日も新高値をとってきました。ファーストリテーリングの新値更新に見られるように、景気の低迷を反映し、個人の消費は低価格品に向かっていますが、ただ安かろうだけではなく、ファッション性や機能性を低価格の中に取り込む工夫をした企業に個人消費が向かっています。レポート銘柄もこの観点で選んでみましたが、ともに全体相場に逆行して値幅を重ねています。

★取り組み仕手株が登場の可能性も
 これと並んで重視したのが「仕手性」です。株式市場が低迷してくると、お化けのような仕手株が育ってきます。それをきっかけに、複数の仕手株が育ってくるのですが、このときに、景気や株式市場の方向性が見えてくると、仕手株との比較感で主力株が買われるようになってきます。この流れを重視して、11月中旬から取り上げた鳥インフルエンザ関連のダイワボウです。業績の増額修正などの材料もあり、すこしずつ人気化していましたが、このところ一気に値を伸ばしてきました。今年1月の高値375円に接近するにつれ、信用の取り組みが厚みを増し、先週末では買い879万株に対し、売り955万株と売り買いが逆転。取り組みも厚みをましています。鳥インフルエンザは中国、インドネシア、ベトナムなどで、鳥から人に感染。人から人への感染も時間の問題といわれており、思惑材料としては十分なものを持っています。もう少し、揺さぶって売り込みを誘うような動きが出るかもしれませんが、久しぶりに取り組み仕手株として人気化してくるかも知れません。レポートでの注目値は270円台ですから、こんなところはとても入れませんが、300円飛び台で踊り場を作りましたので、この辺ならいいかもしれませんね。

 とにかく、市場では弱気が蔓延。3市場の信用残も売り買いの差が2000万株に接近。個別でも、低位株がちょっと上がったぐらいで空売りが入ってくる、という状態です。ディフェンシブ株買いが一巡したときはちょっと取り組み仕手株に注意した方がいいかもしれませんね。

★なんか原発関連が変
 それと、このところ主力株のなかで、三菱重工業が意外な強さを示しています。どこかの証券会社が売り推奨をしていましたが、思ったほど下げません。25日線が上向いており、かつ株価は移動平均線上にあります。原子炉用の容器の世界トップメーカーの日本製鋼もおんなじ様な動きをしています。もしかしたら、原発がらみで何か動きが出てくるのかもしれません。とにかく、化石燃料に依存していたのでは、温暖化ガス削減のノルマは果たせません。手っ取り早いのは、原発を作って火力発電所を減らせば、効果的に削減できます。米国も本格的に削減に取り組むことになりましたし、どうやら中国も本気のようです。そうなると、案外、世界中で原発建設ラッシュが始まるかもしれません。三菱重工業の異常な強さはこのあたりを読み始めているのではないでしょうか。ちょっと原発関連を力を入れて調査してみたいと思っています。

 今日は、テーマ別に考えて見ましたが、全体感は、とにかく米国が落ち着かないことにはどうしようもありません。昨日は、予想通り押し目買いが入りましたが、とにかく、政策に関しては次から次へと打ち出されていますし、金利も急ピッチで低下してます。効果に関しては若干のタイムラグがありますので、すぐには出てこないでしうょうが、少なくとも政策への期待感が押し目買いになって出てきたことは確かのようです。今晩の米国株がどう動くか…。下値が固まってくれば、日本にも新規資金が入り、流れは変わる…。安全パイを重視する投資家にとっては、今はそれを見極めるときと言えそうです。

 今日は時間に追われて書きましたので、ちょっと中身が無いかもしれません。参考にならなかったらごめんなさい。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は反発したが、米国の自動車販売統計は悲惨な結果…
 おはようございます。
 
 2日の米国株は、欧州株式市場が原油価格の安定などを好感し、石油株や金融株を中心に値を戻したことを好感。FRB議長の追加的な金融危機対策の可能性なども手がかりに、高く始まりました。しかし、米国内の11月自動車販売台数が各社軒並み30%から47%減少(前年同月比)と大幅に減少したことを嫌気して、前日終値近くまで売られたものの、引けにかけてはGEの配当維持姿勢を好感したことや、ポジション調整の買戻しなどが入り、反発して終わっています。
 
 昨日、予想しましたように、下値では政策期待の買いが入りますが、上値では景気悪化を売るという膠着相場の様相を強めています。改善の兆しがあった25日線も、対応点が9000ドル台に上昇。再び下落トレンドに変化する可能性が出てきました。当面、下値を固めながら、次の材料を待つ流れとなりそうですが、注目のビッグスリー救済については、政府や議会関係者から救済が必要との発言はあるものの、ぃっぽうで、時間をかけて是非を判断する…としており、結論は年をまたぐ可能性も出てきました。ここ当分、8000ドルをはさんで神経質な動きが続くことは避けられないようです。

 2日の米国株
 ニューヨークダウ 8419ドル09セント +270ドル (+3.31%)
            レンジ 8437~8143ドル  294ドル幅

 NASDAQ    1449.80ポイント +51.73ポイント(+3.7%)
            レンジ 1450~1399ポイント 51ポイント幅

 S&P500    848.81ポイント  +32.60ポイント (+3.99%)
            レンジ 850~817ポイント 33ポイント幅

 CME日経平均先物  8075ドル +195ポイント (大証比)


 米国株は下値固めの動きをはじめたようですが、依然、下値リスクは残したままの状態です。本日は、CME市場での日本株の先物高に支えられて反発の動きが期待できるものの、米国市場での国内メーカーの11月新車販売台数はトヨタの約34%減少を始め、軒並み二桁減となっており、為替市場での円高止まりとあわせて、株価の上値を抑える要因となりそうです。
 
 今市場が一番望んでいることは、下値リスクがなくなること…。米国の8000ドル大台が固まり下値不安が薄れたら、国内投資家の物色意欲も高まってきます。昨日は全面安のなかで、材料株も下押ししましたが、売り込む動きが出れば仕手化する可能性も出てきます。いまのような、先行き不透明な時期になると、野中の一本杉のような仕手株が育つこともあり、このところ逆行高してきた材料株は要注意ですよ。これまで、主張してきた物色方向に変化無し。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国市場の流動性低下から、日本市場への売りの集中を懸念
 12月1日火曜日の日経平均は、533円53銭安の7863円69銭、TOPIXは40.35ポイント安の787.12と、ともに大幅続落して終わりました。出来高概算は18億8000万株、売買代金も1兆4000億円と、増加に転じています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは96、RSIは35、25日線かい離はマイナス6.6%でした。

★PKOが終わり、株高が用無しになった米国株…
 日米とも、気刻みに積み上げて来た値幅が、25日線に届いた途端、ガラガラと崩れてしまった,という感じですね。欧州で、製造業のPMI指数が過去最低水準に落ち込み、米国ではISM製造業景況指数が1982年水準に逆戻り、米国の大手経済研究所が昨年12月から景気後退局面に入ったことを確認するなど、景気の悪化が加速。これを嫌気して、WTI原油や非鉄市況が急落しています。また、12月に入り、小康状態にあったヘッジファンド問題が再燃。運用資産一兆円規模の大手ヘッジファンドが解約を停止したことから、他のファンドへの解約申込が増加。これが、株価の下落に拍車をかけた…との、観測もでてきました。さらに、11月末はミューチャルファンドや機関投資家の決算が集中していますから、月末にかけての5連騰は、これらの投資家の評価上げを狙ったドレッシング商いによるもので、月代わりしたことからPKOの必要が無くなり、急落した、というものです。

★流動性が低下した米国から、流動性が確保されている日本市場に換金売りが集中…?
 ただ、日米とも出来高は薄商いが続いており、以前のように暴力的な売りが出てくるという状態ではなくなってきました。今日の朝も書きましたが、野村や大和などの大手証券が健在で、大量の玉の処理がスムーズにいく日本と異なり、マーケットメイクで重要な役割を果たしていた、投資銀行が商業銀行に次々と衣替え。大量の玉を自らのリスクで受け、流動性を確保してきたマーケットメーカーが不在になっていますから、米国では、買うときも売るときも、玉を細かく分けて板を見ながら処理しなければならず、まとまった売り注文や買い注文が入ると、株価が乱高下するという状態になっています。

 むしろ、日本のほうが、市場の流動性が高くなっており、今後、海外の金融機関や投資家が年末のポジションや自己資本比率を意識してリスク資産を処理する場合、日本市場に集中してくる懸念があります。おまけに、日銀さんが0.3%の金利維持に執念を燃やしている一方、FRBは一段の利下げや量的金融緩和に言及。欧州も一段、2段の利下げの可能性に言及していますから、当然、海外との金利差は縮小。反動で円高が進行する…という、日本経済にとっては大変な事態が定着しかかっています。海外投資家にとっては、円高の進行で日本株の損失は軽減されますから、ますます日本株を処理したくなるのも当然でしょう。金融機関の決算が集中する今月は、ちょっと要注意と言えるかもしれません。

★通貨の切り下げ競争が始まっているのに、何で日本だけが円高を維持…の不思議
 もっとも、日本は円高にして海外投資家の株式売却に貢献。国内的には、株価の下落で金融機関の自己資本比率を低下させ、国内金融を逼迫させ、景気の足を引っ張る…という、高邁な自己犠牲の精神を発揮しています。中央銀行から資本注入を受けている海外の金融機関に比べると、むしろ日本の金融機関のほうが危ないかも知れません。また、どこかの銀行を海外に身売りさせようという計画がすすんでいるのでしょうか…?

 これ以上書くと、女子高生のスカートの中をのぞいた、といって新聞沙汰になるかも知れませんから、やめますが、そろそろ円高に歯止めをかけないと、日本経済を再びデフレの渕に追い込んでいくことになるかもしれません。

 
★米国株次第…期待と現実悪のはざ間でこう着状態か
 とにかく、日本株の行方は米国株次第…。このところ、出来高が急速に減少していますので、流れは変わりつつあるかもしれませんが、当面、下値では政策への「期待感」からの買いが、上値では景気への「警戒感」からの売りが出ることが予想され、こう着状態に入りそうです。今日が、ビッグスリーの再建策提出の期限ですが、何とか助けてもらおうと、小型車への転業、人員整理、海外生産工場の縮小、役員報酬の削減などを盛り込んでいるようですが、株主責任を問うこと無しに、税金を投入することを米国民が容認するのかどうか…。結局、時間をかけながら来年へと持ち越されるのではないでしょうか。

 8000ドル付近での押し目買いが入るかどうか…。米国株価の一段安は年金の支払い額の減少で、国民生活にも大きく影響するだけに、対策は次から次へと出されるはず…。でも、そろそろ、銀行間の資金やり取りや市場向けの資金貸し出しが増えた…などの、実績が欲しいところですね。

 いずれにしても、日本市場は、材料株相場へシフト。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

マーケットメーカーの不在で株価の振れが大きくなった米国市場
 おはようございます。
 
 師走相場は月初めから波乱のスタートになりました。5営業日連続上昇し、先高感を強めていた米国株ですが、週明け早々から、大幅反落して終わりました。欧州市場で、ユーロ製造業PMI(販売担当者景況指数)が過去最低の35.6ポイントに下落。ドイツ、フランス、イギリスなど主要構成国の指数も過去最低に下落したことから、景気の先行きにたいする悲観的見方が広がり、原油や非鉄価格が大幅に下落。これを受け、資源株や金融株が売られ急反落しました。昨晩の米国株も欧州株安の流れを引き継いだほか、11月のISM製造業景況指数が1982年来の水準に落ち込んだことから、景気敏感株や金融株などが広範に売られ、全面安になりました。
 
 欧米市場ともに景気の悪化に対し神経質になっていますが、株価は、かなりの景気悪化局面まで織り込んでいるものと思われます。ただ、大手の投資銀行が姿を消したため、大口の機関投資家の売買に向かうマーケットメーカーが不在の状態。板が薄くなっているため、大口の売買が入ると、株価の振幅が大きくなる…という、欠陥が生じています。昨晩の大幅下落も、出来高は少なく、先週の上昇分の利食いが出たものと思いますが、自らのリスクで買い向かう投資家がいないため、下げ幅が拡大したものと思われます。投資家心理は政策への期待感から、上値は追わなくても下値は買う…という方向に変化しており、当面、今晩以降の動きが注目されます。

 1日の米国株
 ニューヨークダウ 8149ドル09セント -679ドル95セント(-7.7%) 
            レンジ 8827~8141ドル  686ドル幅
 NASDAQ     1398.07ポイント -137.50ポイント (-8.95%)
            レンジ 1496~1398 98ポイント幅

 S&P500    816.21ポイント  -80.03ポイント (-8.93%)
            レンジ 888~818ポイント 70ポイント幅

 CME日経平均先物  7760円 -640円(大証比)


 世界的な景気低迷を映し、WTI原油は1バレル49ドル台に下落しています。また、欧米市場の波乱を受け、円は93円台に上昇してきました。本日は、円高の進行やCMEでの先物大幅安を受け、大幅安で始まることは仕方がないところでしょう。主力株を中心に売られて始まるものと思われますが、昨晩も書きましたように、個人投資家を中心にした材料株物色の流れができつつあり、売り一巡後の反応が注目されます。GLOBEX市場の米国株先物の動向を見ながら、今日も神経質な展開が続きそうです。米国株の基調は変化していると思われますので、あまり値幅の振れに一喜一憂しないことが大事になりそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

皆が目を離している隙に、相場は「二極化」の動きを強めている…
 12月1日月曜日の日経平均は115円05銭安の8397円22銭、TOPIXは7.35ポイント安の827.47ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高概算は15億株、売買代金概算は1兆1000億円と、ともに急減しています。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは95、RSIは38、25日線かい離はマイナス0.1%と、引け値ベースで25日線を回復できずに終わっています。

 さて、週明けで手がかり材料難とは言え、ボリューム面ではひどいことになってきました。売買代金は危なく1兆円の大台を割り込むところでした。金融がきつくなっているために、裁定取引も出来ない状態で、出来高の減少が目だっています。GLOBEX市場での米国株先物も小幅安のままで大きな動きがありませんので動きようが無いというところですね。11月の新車販売台数が27.3%も減少するという悪材料がでていたのですが、これにも反応していません。相場の世界では、「陰」極まりて静、静極まりて後、「陽」生ず…とありますが、悪材料にも反応しなくなってきたということは、甘く考えると「静」の段階に入ってきたのかも知れませんね。
 
★GMなどビッグスリー問題が終わらないと手が出せない…
 ただ、今週は、米国ビッグスリー救済問題が山場を迎えるだけに、政府が国民の非難を覚悟で資金援助するハッピーストーリーになるのか、破産法の適用による再建を目指す「ハードランディング」の道を選ぶのか…の、重要なイベントを控えていますから、動きたくても動けないというのが本音でしょう。オバマ次期大統領はビッグスリーの救済を大統領選挙の公約に掲げていましたから、市場はある程度「救済」を前提に織り込んでいます。
 
 ただ、ここにきて、経営に失敗した一般企業の救済を国が行うことへの国民的な抵抗が強まっており、なんらの責任(株主責任)を問うこと無しに救済することが難しくなってきました。マスコミの論調も、ハードランディングを予想し始めており、株式市場としても反応が読みづらくなっているというのが現実でしょう。中には、リーマン破たんと同様のショックがおきるのでは…との予想もありますので、明日の再建計画の提出、4日、5日の両日に開催される公聴会など、事態の推移を見守るしかないのでしょう。場合によっては、具体的な救済策はオバマ新大統領が誕生する新年まで持ち越される可能性もあり、株式市場の懸念材料としてここ当分頭を押さえる材料になるのかもしれません。

★相場の「二極化」はますます顕著に… あまり先の読めないことを云々しても仕方がありませんが、相場の流れはずいぶん変化しているような気がします。以前から、ディフェンシブ業種や外人が売却して需給関係が好転している内需株や中小型の企業が面白いと書いてきましたが、皆さんは、チャートのチェックをして見られましたか?
輸出株や資源株、素材株などの主力株はいまだに13週、26週線の下方に位置していますが、一部ゼネコン株や薬品、卸売り、電鉄、電力・ガス、通信などは、週足移動平均線も上向きに転じ、チャート的には押し目買いに変化しています。
 
 どちらをポートフォリオに持っているかで相場観も大きく異なってきますね。先週末で、チャックしてみましたら、中期線の100日線が上昇しているものは、東証一部だけで80銘柄を超えています。この中には、最近、鳥インフルエンザ関連で上げているダイワボウや特殊東海ホールディングス、大王製紙などの紙・パルプ株、シモジマなど、最近、話題になったものが多く含まれています。いずれも、軽量級ですが、このところ、電鉄や電力など内需型の重量級も顔を見せており、物色範囲が拡大してきたことがわかります。

 マスコミで紹介される株式関係者のコメントは、どうしても主力株を中心に取り上げられますから、弱気の意見が多くなりますが、現実には、安値から倍や3倍になったものが出てきたり、移動平均線とのプラス乖離が拡大しすぎて、反落懸念のあるものまで出てきているのです。3003年の底入れのときも、数ヶ月先行して底入れ反転したものが多くありました。この点からみても分かるように、すでに流れの変化は始まっているのかもしれません。

 もちろん市場が本格的に立ち直るには、主力株がボリュームをともなって上げないことにはだめですが、そのときは、景気の先行きに回復の兆しが見え、債券市場から株式市場に資金がシフト。金融相場にならないと動きません。まだ現状では、その兆しはありませんので、今ある流れが継続することになります。このブログでは、日経平均などのインデックスを見ていると相場の実体は分からない…といい続けてきましたが、現実に、「二極化」が目立ってきました。 

 このところ、鳥インフルエンザ関連、IT機器から希少金属を回収する「都市鉱山関連」など個別の材料株を物色する動きが出てきており、投機好きな個人資金が市場に回帰する兆候も見えてきました。人の言うことではなく、自分の目で実際の相場がどうなっているか…確かめることが大事ですよ。

 それにしても、日本の政治家や官僚さんたちは、日本が沈没しかかっているのに、何をやっているのかな~。

 
 
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ