大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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期待感が悪材料を駆逐した米国市場…
 おはようございます。昨日は、知人との会食で飲みすぎてしまい、日本株の書き込みが出来ませんでした。ご容赦を!

 さて、昨晩の米国株は、10月のケースシラー住宅価格指数が前年同月比で過去最大の18%下落を記録、個人消費に関する弱い指標など景気悪化を示す材料が多かったものの、GM金融子会社GMACへの資本注入により、自動車ローン市場の底割れに歯止めがかかるとの期待感が市場を支配。新年のオバマ新政権への期待感もあり買いが先行し、ニューヨークダウは急反発し8600ドル台を回復して終わりました。

 昨晩の上げで、これまで頭押さえになってきた25日線を上回ってきましたので、目先的にさらに上値を伺う展開が予想されます。ただ、日米とも短期のテクニカル指標が警戒ゾーンに入っており、急伸後は一旦、調整する動きが出ることも予想されます。次は、13週線の下落圧力との勝負になりますが、来週からは13週線が横ばいになる可能性があり、株価が現状を維持できれば13週線に支えれれ、当面の壁である9500~9600ドルを目指すこともありそうです。年明けの為替がポイントに…。

 30日の米国株
 ニューヨークダウ  8668ドル39セント +184ドル46セント (+2.17%)
             レンジ 8675~8487ドル 188ドル幅

 NASDAQ     1550.70ポイント +40.38ポイント (+2.67%)
             レンジ 1550~1517ポイント 33ポイント幅

 S&P500      890.64ポイント +21.22ポイント (+2.44%)
             レンジ 891~870 21ポイント幅

 CME日経平均先物  9070円 +240円 (大証比)


 さて、昨日大納会の日経平均株価は112円39銭高の8859円56銭、TOPIXは4.47ポイント高の859.24と、ともに続伸して終わりました。半日立会いでしたが、出来高概算は8億5000万株、売買代金は5660億円と、終日商いに換算すると増加に転じています。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは115、RSIは60、25日線かい離は4.9%でした。騰落レシオが警戒ゾーンに接近、また、日経平均の週足サイコロが8勝4敗になっており、年初に2週続けてプラス引けになれば9勝3敗になりますので、注意が必要です。以前から、オバマ新政権の就任式がある20日前後を変化点とみてきましたが、テクニカル的にも、新年相場入り後の2週間が、ポイントになることを暗示しています。

 新年の相場については、レポート新年号の作成のため検討を進めています。購読者向けの配信終了後、適当な機会を見て考えをのべるつもりでいますが、来年の「九紫火星」は九星の中で唯一「火」の性格を持つ星回り。この年にには火山の噴火、大火災など火にまつわる災害が増えるほか、社会不安の増大から暴動や紛争が増加するということのようです。また、事業面では、同じ業種のなかでも優劣がはっきりついてくるという、「二極化」が進むとされていますから、優になる企業と、劣になる企業との選別が大事になりそうです。株式市場ではすでに「二極化」の動きが始まっています。

 とにかく、重要なポイントは今の上げ相場がダウントレンドの中の「中間反騰相場」なのか、それとも新しい上昇相場の初期局面に入っているのか…この見極めが来年相場の投資成果を左右することになりそうです。

 

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緊迫度を増す中東情勢…不安材料抱えながらの「大納会」
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、欧州市場が資源価格の上昇を好感した商品株の買いで総じて上昇したものの、ダウケミカルとクウェートとの石油化学合弁事業が解消されたことを受け、関連株が急落したことで3日ぶりに反落して終わっています。また、イスラエルによるガザ地区攻撃を機に中東の混乱が拡大していることから、安全資産へ資金が逃避する動きも強まっています。

 出来高面を見るとパニック的な動きはないものの、今後の事態の推移如何によっては予断を許さないものがあります。テクニカル的には、ダウ平均は現在も25日線を下回った状態ですが、25日前の対応点が11月の底値ゾーンにあるためここしばらくは上昇が継続する予想。ただ、早急に、移動平均線の上に出ないと、25日線が下落に転じた場合、13週線の下落圧力とともに株価が下降に転じる可能性もでてきます。ここ数日の動きはテクニカル的にも注目されます。それだけに、イスラエルを中心とする中東情勢の動きから目が離せなくなりそうです。

 29日の米国株
 ニューヨークダウ  8483ドル93セント -31ドル62セント (-0.37%)
             レンジ 8530~8364ドル 166ドル幅

 NASDAQ     1510.32ポイント -19.92ポイント (-1.3%)
             レンジ 1530~1493ポイント 37ポイント幅

 S&P500     869.42ポイント -3.38ポイント (-0.39%)
             873~857ポイント 16ポイント幅

 CME日経平均先物  8870円 +120円(大証比)


 今日の日本市場は「大納会」…。CME先物高に加え、月末のドレッシング、投信の新規設定による組み入れ期待などから、堅調に推移すると思われますが、一方で、中東情勢の緊迫度の増加から、先行きの警戒感が高まることも予想され、引けにかけ利食い売りなど現金化の動きが強まる可能性もあります。今日も材料株中心の展開になるかと思われますが、日米とも、下落中の13週株価移動平均線付近に株価があり、下落圧力を受けやすいところにいますので、長期の休みに入る現状では上値追いは避けたいところです。
 
※休み中も海外市場の動きは書き込みを続けます。
 

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今回のイスラエルはちょっとしつこい…米国新政権発足前に対イラン戦に米国を巻き込む狙い…?
 ちょっと外出していて、今帰ってきました。いろいろややこしい相談を持ちかけられます。これから書き込みをしますので、ちょっと遅くなるかもしれません。

 さて、週明けの日経平均は7円65銭高の8747円17銭、TOPIXは8.19ポイント高の854.77と、ともに3日続伸して終わりました。出来高概算は12億4000万株、売買代金は7412億円と、ともに薄商い状態です。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは115、RSIは59、25日線かい離は4%でした。騰落レシオが警戒水域の120%に近い115%まで上昇してきました。6月ごろの水準ですから、半年振りに警戒域に近づいてきました。このところ、下値不安が薄れたことから、低位株を中心に物色範囲が拡大しており、このあたりが指数の押し上げにつながっているんでしょう。25日線とのかい離、サイコロジカルラインも警戒域に近づいていますので、指数の動きには気を配っておいたほうがよさそうです。
 
★車載用電池では太陽電池の二の舞にはなるな
 さて、今日は、「損保3社の経営統合」と「車載用リチウムイオン電池量産前倒し」という大きな材料が出てきました。TOPIXの指数が日経平均を上回っているのをみても、損保株が再編期待で買われたことが分かりますし、太陽電池・リチウムイオン電池関連が広範に買われ、市場を活気付かせました。特に悪材料もなかったため、投信設定を目当てにした買いもはいるなど広範囲に物色されています。太陽電池では、ドイツ政府の支援や巨額のファンド資金を巻き込み一気に急成長したQセルなどの後塵を拝することになってしまいましたが、車載用バッテリーでは、シェア競争に負けまいという日本メーカーの意気込みが伝わってきます。

★民間ががんばっても「官」が足を引っ張る構図を何とかしないと…
 ただ、太陽電池のときも、結局は、規制が邪魔になり、不況競争で海外勢に遅れを取ることになってしまいましたが、車載用バッテリーでは公的な規制で足を引っ張られることはないのでしょうか…。政治的なごたごたが続いている間に、官僚どもはいろんな規制を設けてしまっていますので、いまさらながら心配になってきます。また、太陽電池の生産競争では原料シリコンの調達力が勝敗を分けましたが、車載用電池の鍵を握るのはやはり希少元素のリチウムの調達力…。中国は自国で産出するため優位に立てますが、大半はアルゼンチンやボリビア、チリ、ブラジルの4カ国で埋蔵量の80%以上を占めるといいますが、調達ルートは確保されているのでしょうか。今回の自動車危機の次に来るのは、電気自動車とハイブリッド車の普及競争になるといいますが、折角、民間が世界のシェアを確保しようとがんばっているのに「官」が足を引っ張るようでは、国内の主要企業が海外に移転するリスクもでてきます。

★麻生さん日本農業のブラックホールを知らないな… 
また、これから力をいれようという農業分野だって規制だらけ…。農業会議なるわけの分からない組織(農業もろくすっぽやっていないような不動産屋まがいの人物がトップを務めるところもあるそうな…)が、農業参入時だけでなく、水利権まで押さえていてわずか数十センチの農業用水路の問題まで口を出してくる…。一方で、耕作者もいないような中山間部の畑を農地改良と称して土木工事を実施。その後は誰も耕さず、雑草が生え放題…というケースも多く見受けられます。こんな分野に、先進的な経営手法を持って企業が入り込んでいっても多くの妨害を受けるだけ…結局、農業分野から撤退する…ということにもなりかねません。郵政民営化であれだけ、強引な手法をとった小泉首相も結局農業分野には手を付けられませんでした。

 株式市場は、将来に対する大きな夢を描いて企業を買いに行きますが、日本の場合、縦割り行政の中で、各省庁の利権が複雑に入り組むだけでなく、地方の有力者の利権も絡み、参入をより複雑にしています。今では、農産物の直売所は安全な野菜の供給元として一定の評価を得ていますが、発足当初は、今よりモット安い価格を生産者が自由につけて売っていました。そこに、農業団体からクレームがつき、価格を青果市場のセリ値を基準にするよう迫られた、という笑えない話も多くあります。こんな実体が山のようにあるのに、麻生さんが言うように簡単に農業の強化なんかできるのでしょうか。

 将来に水をかけるような話をしたくはありませんが、実際に、地方の経済記者として活動してきたときに経験したことですから、いくら国が旗を振っても、投じた資金はスポンジに吸い取られるようにどこかに消えていくはずです。まず、あれこれ旗を掲げる前に、あらゆる分野に自由に参入でき、かつ自由に活動できる基盤を作ることの方がさきのはずです。電気自動車の普及を、ガソリン業者は黙って指をくわえて見ているでしょうか。麻生総理も、小泉総理でさえサジを投げた農業分野の闇の部分をもっと改革することからはじめないと何にもなりません。

★今回のイスラエルはちょっとしつこい…。周辺地域の反応もきつそう
 とにかく、後残すところは明日半日…。日本株は順調に戻しています。前から書いているように9500円前後の壁を伺い、米国もニューヨークダウで9600ドル付近を目指す展開にあります。ただ、明日の午後から、日本は5日間休みになります。中東のほうでは、米国の政治空白を狙ってイスラエルがガザの空爆を強化。中東周辺地域の緊張が高まっています。また、トルコも国境を越え、イラクのクルド人自治区の攻撃を始めました。オバマ政権に移行すると、米国の産軍複合体への圧力が強まりますから、現政権のうちに、イスラエルによるイラン空爆を実行しようという動きがあります。どうも攻撃の仕方が、しつこいようでこれまでとは違うような感じがします。やはり、一旦は手をすかせて長期の休日に備えるのが良いと考える人が多くなりそうです。テクニカル指標も警戒ゾーンに近づいていますので、新規の買いは「大発会」後でも…。ちょっと押しが深くなってきた、ダイワボウは1月高値の375円がポイント…。
 

  

 

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米国市場はクリスマス休暇が継続中…でもGMAC救済には「YES」の反応
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、まだクリスマス休暇中の関係者が多く、全般に薄商いの状態が継続。一日の値幅は約70ドルと小動きの展開でした。そんな中、金融子会社GMACが、FRBにより銀行持ち株会社への移行が認められたGMが買われたほか、UAE(アラブ首長国連邦)が顧客向けに減産を通知したと伝えられ資源株が上昇するなどし、薄商いながら小幅続伸して終わりました。
 市場はまだクリスマス気分から抜け切れませんが、来週からは実質新年相場に向かい、オバマ新政権の政策を先取りする動きが強まりそうです。米国ではクリスマス前後に買った株は1月に利食いできる確率が高い…というアノマリーがありますが、(問題含みながら)GMACの銀行持ち株会社移行が認められたことで、当面の懸念要因も払拭。来月20日の大統領就任式へ向け、ミニラリーが出るかも知れません。(その後はちょっと心配ですが…)
 とにかく、目先は13週移動平均線の上抜きがポイント。

 26日の米国株
 ニューヨークダウ 8515ドル55セント +47ドル07セント(+0.56%)
            レンジ 8533~8461ドル 72ドル幅

 NASDAQ    1530.24ポイント +5.34ポイント(+0.35%)
            レンジ 1532~1518ポイント 14ポイント幅

 S&P500    872.80ポイント +7.38ポイント (+0.85ポイント)
            レンジ 873~866ポイント 7ポイント幅


 米国株はクリスマス休暇の延長で薄商いとなり、来週相場の参考にはなりませんでしたが、市場が当面、GMの経営危機が遠のいたと判断したことは週明けの相場にはプラスに作用しそうです。CMEの日経平均先物は8815円と、週末の日経平均終値を約80円上回って終わっており、週明けの相場は堅調なスタートが予想されます。週末の日経平均終値8739円は最近12週間でもっとも高く、来週は、10月と11月の戻り高値9500円前後を狙う動きが出るかもしれません。年足陰線は免れないものの、年末にかけての上昇は、来年相場への期待感を抱かせるものになりそうです。
 この休み中に、年を越すための枕(銘柄)選びをしてみては…。



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海外投資家がいないおかげで、伸び伸びと相場を張っている個人投資家
 26日の日経平均は140円02銭高の8739円52銭、TOPIXは10.56ポイント高の846.58と、ともに続伸して終わりました。出来高概算は11億2000万株、概算売買代金は6700億円と、昨日に続く超閑散商いになっています。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは103、RSIは66、25日線かい離はプラス4.5%でした。25日線は8366円と前日に比べ20円近く上昇、ピッチを早めています。短期指数の温度が上がっているのが気になりますね。

★夢を買う相場は今日までか…?また今晩から負け組みが参加してくる
 さて、海外投資家がいない相場は平和ですね。なんだか個人投資家がのんびり相場を張っているような気がします。なんだかわけの分からない取引が横行する裁定取引も、主力株が電子化にともなう売買の停止で出来ません。おかげで、将来の「夢」を買う相場が短期間にしろでてきました。これで、海外投資家が動き出してくると、「現実の収益から見たら株価は買われすぎだ…」とか「市場が手がかりにしている材料は、収益化するには時間がかかる…」とか、数字を並べてけなし、最後には「SELL(売り)」推奨などと並べ立て相場を崩しに来るんでしょう。それも、売り推奨する前に事前に売っておくなど、インサイダーまがいのやり方で…。海外の投資家がこれまで何をやってきたかは、犯罪の摘発や訴訟が急増している今の欧米の状況を見ていれば、分かります。今晩から、米国市場が開きますので、またうっとうしい日々がはじまりますね。

★材料株相場のけん引役はエネルギー蓄積中
 脱線する前に、話を今日の相場に戻しますと、これまで、GSユアサとダイワボウが先導役となり個別の材料株を引っ張ってきましたが、ここからは横への広がりが大事になる…としました。今日は電池の製造機器メーカーやリチウム電池の溶媒を扱うメーカーなど広がりを見せてきました。水準が低いので、ここから売りが入って仕手人気が強まれば、全体が活性化していくのですが、もし、次が育たなければ再び先導株へと戻っていきます。ダイワボウの取り組みは売り買いが約1900万株で拮抗していますが、GSユアサは売りが増加するいっぽうで、買い残は減少し売り買いが逆転しました。今週のもみ合いで、もっと取り組みは厚みを増しているでしょうから、周辺株が伸びなければ、どこかで急伸することになるんでしょう。なんとか、個人投資家の資金を市場にひきつける役割を果たしてもらいたいと思います。

★海外投資家と国内機関投資家は全治三年…まだ治療の1年目
 さらに、今日は年末にかけ3本の投信の設定が予定されていますから、組みいれがありそうなところを先回りして買う動きもでるなど、個人投資家の積極姿勢が目立ちました。先日も書きましたように、ライブドアショックで個人好みの銘柄が、個人投資家保護の名目で、全て叩き潰されて以来、海外投資家と国内機関投資家による主力株上昇が続きました。その買い上げ資金の主体は、米国の資産バブルで膨らませたヘッジファンドなどの資金…。ロットが大きいのと、デリバティブを利用するため指数採用銘柄がもっとも多く売買されています。指数を売買することで、日本経済を売買したわけですが、その主役の連中が今回の金融危機で引っかかってしまいました。

 ヘッジファンドの連中は法的な手段を講じて何とか解約をとめているものの、これから投資銀行の資産査定や簿外資産の連結化などで財務状況がはっきりしてくれば、否応無しに清算を迫られますので、日本でも彼らが手持ちしているものは、まだまだ売られることは覚悟しておかねばなりません。この点で、日経平均やTOPIXの大きな上昇を期待することは出来ないわけです。いま、株式関係者の間で、来年の株価見通しが話題になっていますが、押しなべてさえないものが多くなっています。何故かは、今の説明を読めば分かるはずですね。

★無理やり変えられた個人投資家主導の流れ…ここから復権へ
 ライブドアや村上ファンド、楽天など、いわゆる体制派ではない連中があちこちの株を買占め、あまつさえ、体制派の牙城であるTBSにまで手を出したら、黙ってはおられませんね。そこで引き抜いた伝家の宝刀、脱税摘発です。このやり方は、誠備の加藤某が演じた仕手株つぶしのときと同じ手段。
当時、加藤が手がけた銘柄は、資金調達を内定している企業が多く、取引先や系列会社などを通し、浮動株を吸い上げる操作をしていました。株価が上がりやすくなっていたところに、いきなり介入してきて株価を急騰させたため、ファイナンスが次々に見送りになるという事態になった、といいます。株式市場に企業が上場するのは、資金調達のためですから、その目的を損なうということは、まさに体制への挑戦というほかはありません。その結果が、脱税での摘発でした。

 話はまだ続きます。その後仕手株は総崩れになりましたが、ある日突然、大手経済紙が大手電機メーカーに関する記事を一面トップで取り上げ、その後一気に流れは主力株へとシフトし、個人投資家は蚊帳の外に置かれることになってしまいました。なんだか、2006年のときと似ていませんか。ただ、今回は仕掛けた体制派といわれるところがもっとも傷つく結果になりましたけど…。

★負け組みとともに低迷する指数…ここからは負け組みが買えない株が主役
 とにかく、今回の金融危機でレバレッジを利かして儲けるという欧米の投資銀行の手法は完全否定され、自己資本の10倍も膨らませて作ったポジションは否応無しに縮小されます。その風船のなかに入っている株は、風船が縮むのと同様に売られなければなりません。それでも、株式市場が死ぬわけではありませんから、「大回り3年」を経過したところに流れが向かって行くのです。大損をして挽回を狙う人や株価水準をみて新規に資金を投入してくる人など個人資金が主役に返り咲いていくのです。だから、来年の相場は、発行株数が少ない中小型ものが主役になりますから、資金量の大きな投資家は入ってこれません。主力株に行っても海外のファンドから売りが出てきますからパフオーマンスは悪く、最終的に、個人で賑う中小型ものを買いに来る…ということになるんでしょう。

 この流れを、抑えておく必要があります。今ある、来年の相場の見通しは、主力株を中心に立てられていますから、これを信じていると利益を上げ損なってしまうことになるかもしれません。もっともこのストーリーはあくまでも米国の金融市場が安定していることを前提にしたもの。金融機関の資産の査定もせず、とめどなくお金をつぎ込むようなことをしていると、1929年の再来につながってしまいます。以前書いたように、現在の安定状況がダウントレンドの中の中間反騰局面か、それとも、新たな上昇相場の基点に立っているのか…。この答えがまだ出ていないことを忘れてはいけません。

 今晩の米国株をみて、次の流れを考えてみましょう。 

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海外投資家と機関投資家のノイズを除いたら相場の実体が見えた…?
 25日クリスマスの日経平均は、82円40銭高の8599円50銭、TOPIXは9.03ポイント高の836.02と、ともに反発して終わりました。出来高概算は9億9800万株と、半日立会いを除けば05年5月以来、売買代金は概算5833億円と前日の半分に減少。03年12月25日以来、まる5年ぶりと、ともに記録的な薄商いとなりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは99、RSIは63、25日線かい離は3%でした。25日線は再び上向きに転換、引け間際の上昇で、13週移動平均線を上回ってきました。

★外人のノイズを取り除いたら、相場の本質が見えた…
 米国は今晩、欧州は今晩と明晩とクリスマス休日にはいるため、海外投資家の売買が薄く、こんなうす商い状態になってしまいました。結局、個人資金が前面に出てきますから、勢い値動きのいい、個別材料株へと物色の矛先が向かっています。今日の出来高トップがジーエスユアサで三位がダイワボウ…。両社で1億株を超える商いをやり、全体の1割を占めました。海外からのノイズを取り除いたら、実際はこんな相場だった…、というのが実感ですね。個人投資家は個別の材料株で結構がんばっていた、ということです。以前から、「海外投資家の手垢がついてしまった主力株を見ていると相場の実体は分かりません」と書いてきましたが、やはり、相場の基調は強くなっていました。

 昨日、国土交通省からJR東海にリニア新幹線の調査事業の認可が下りましたが、早速市場は反応し、古川電工など電線メーカーやセメントなど関連株が買われています。個人投資家の買い意欲は結構強いようですね。違った意味で安心しました。2025年までに東京と名古屋を40分で結ぶリニア新幹線を走らせるということですが、実際に工事に入れば関連メーカーに大きな経済効果が生まれます。自己資金でまかなうということですから、系列会社に大きなメリットが出てきますね。これから、折にふれ買われることになりそうです。

★リスクを避けるためにリスクの高いところに行く不思議さ
 個人的には結構面白い相場が続いているような気がするんですが、専門家や大手の投資家の意見を聞くと弱気ばかり…。正月休みの間に何が起きるか分からないし、景気も悪化するばかりだし、安全資産の債券に資金をシフトしておこうということのようです。10年物の長期国債が2%を割り込んでいることを見てもわかりますが、大体、債券自体がバブっているという考えはないのでしょうか。今回の景気対策の財源用にいずれ赤字国債の発行が現実のものになりそうですが、果たして、大量発行なんかになったら債券が暴落するなんてことになるかもしれません。実際、株においておくよりもリスクが高いかも知れません。米国のファンドマネージャーでも気の効いたひとは、債券から株式へのシフトを実行しているといいます。

★今は個人投資家だから儲けられる相場
 結局、扱っている資金が大きいため、主力株でしか運用できないところに彼らの「機動性」の無さがあるのです。でも、以前から書いてきたように、内需型やディフェンシブ型の中小型株には新値をとっているものが増えてます。大手の投資家は資金量の関係からどうしても発行株数の少ない中小型株は買えないという弱点があります。そのため、発言が主力株を基準においたものになりますが、相場が「二極化」してしまっている以上、彼らの発言から相場の実体をつかむことは出来ません。現在は、主力株が戻り一服…。先行した内需・円高関連グループが移動平均線とのかい離修正段階にあるため、丁度端境期にかかったような状態になっています。中途半端な状態ですから、材料仕手株の動きが目立っているということでしょう。
 
★休憩中の業種を狙え
 また、円相場が年末のドル需要の増加を映し90円台に入っていることも、内需・円高のディフェンシブグループを手がけにくくしています。ただ、90円台にあるものの、チャート的な関門である91円80銭の壁を破れませんので、年明けに再び円高になる可能性があります。そのときが今休んでいる先行グループの出直りのタイミングになると思われます。今すべき作業は、主力株の動きを嘆くのではなく、先行グループの株が、上昇中の13週線や25日線とのかい離修正を終えたものをピックアップ。為替の80円台入りをタイミングとして仕込みに入ることをすべきでしょう。

 今の相場は資金量の少ない個人投資家だから儲けられる…という意識を持つことが大事です。取り留めのないことを書きましたが、今日はクリスマスですから、あまりややこしいことを書いても嫌われるだけですね。いやなことを忘れて、好きな人と楽しい時間をすごしてください。メリークリスマス!

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FRBのクリスマスプレゼント…GMACの銀行持ち株会社への移行承認
 おはようございます。
 昨晩の米国市場は、クリスマスイブのため短縮取引となり、終日見送り気分の強い展開になりました。週間失業保険申請件数が、前週から3万件増加し、26年ぶりという58万6000件に増加、個人消費支出が5ヶ月連続して減少するなど景気の弱さを示す経済指標が発表されたものの、市場はほとんど反応せず、原油価格の下落を受けた航空機株の上昇などから、6立会日ぶりに小反発して終わりました。欧州市場も短縮商いで小動きの展開でしたが、クリスマス休暇で立会い再開日は29日、米国も25日がクリスマス休暇で、立会い再開は26日となるなど、欧米市場は動きを止めることになります。
 市場参加者も少なく、昨晩の動きはあまり参考になりませんが、ニューヨークダウは25日線を上値の抵抗線として意識しはじめており、13週線の下落圧力とともに、注意が必要です。ただ、注目のGM救済に関して、FRBは難航していたGMの金融子会社GMACの銀行持ち株会社への移行を、株主構成の是正などを条件に承認しています。これにより、間接的な形でのGM救済が一歩進んだことになり、休み明けの市場へのクリスマスプレゼントとして、市場の反応が注目されます。

 24日の米国株
 ニューヨークダウ 8468ドル48セント +48ドル99セント (+0.58%)
            レンジ 8498~8416ドル 82ドル幅

 NASDAQ    1524.90ポイント +3.36ポイント (+0.22%)

           レンジ 1527~1516ポイント 11ポイント幅

 S&P500    868.15ポイント +4.99ポイント (+0.58%)
           レンジ 869~861ポイント 8ポイント幅

 CME日経平均先物  8630円 +80円(大証比)


 欧米市場のクリスマス休暇入りで、海外投資家の動向がつかめず今日の日本株も見送り気分の強い展開になりそうです。ドルの年末需要の強さを受け、円が90円台を維持しており、主力株にも大きな変動はないと思われ、CMEの先物高にサヤ寄せする格好で、薄商いながら堅調なうごきになるのでしょうか。今日はFRBが発表したGMACの銀行持ち株会社移行の承認に市場がどう反応するか…と、信用規制強化を受けたダイワボウを中心にする個別材料株の動きが焦点になりそうです。
 いずれにしても、日本株も正月休みモードに入っていきそうです。

 

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値動きを追わず「テーマ性」の追求を…
 今日はクリスマスイブ…。巷では派手に飾りつけたイルミネーションが輝き、クリスマスソングが流れ人が忙しく歩いていますが、例年と異なり、プレゼントを持った人の数は心なしか、少ないように感じます。テレビのワイドショーもいろんな特集を組んでクリスマス気分をあおっていますが、派遣契約を打ち切られ、自殺まで考えている失業者の話題を扱った後で、クリスマスの特番を流す無神経さ…。真実を伝えようとしないマスコミの無節操さが如実に現れ、違った意味で面白いものがありました。なぜ、こんなひどいことになってしまったのか、自らの自戒を込めて、米国とそれに追随する日本の官僚、政治家、財界人の分析でもやってみてはどうですか。ただ、いつものように、言いっぱなしで終わるのではなく、きちんとした結論を出して欲しいものです。マスコミが「真実を伝える…」という本来の仕事をすれば、日本はもう少しましな国になると思うのですが…。

 さて24日の日経平均は、206円68銭安の8517円10銭、TOPIXは21.73ポイント安の826.99と、ともに急反落して終わりました。出来高概算は15億3000万株。売買代金は概算1兆700億円と、今年最低になりました。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは96、RSIは60、25日線かい離は2.1%でした。今日高いと、サイコロジカルラインは加熱信号を出すところでしたが、米国の続落のおかげで何とか加熱せずにすみましたね。

 今日は、年内受け渡しの最終売買日でした。もうちょっと盛り上がってもいいかと思いましたが、全般的に利食い先行の動きになりました。とにかく、何が起きるか分からないから、利益だけは確実に手に入れておこうということでしょうか。最近動いたものは全般に安く終わっています。ただ、先週も書きましたように、今の相場は、先行したグループが移動平均線とのかい離が拡大し、かい離修正が必要なところにいていましたし、後追いの主力株は25日線という当面の目標値に到達していたため、物色難に陥る可能性がある…としてきましたが、最近の動きがまさにその状態。好取組材料株が動いたのも、この間隙を埋めるというかんじでしょうか。明日もこんな感じになるんでしょうが、週末から来年を意識して何が買われてくるか注目されますね。

★だんだんきつくなってくる13週線の下落圧力
 ただ、先週から指摘しているように、日米とも13週線の下押し圧力が強まっています。やはり、今週に入って13週線の圧力に負けて下押す展開になってきました。短期の25日線を下支えとして期待したいのですが、昨晩のニューヨークダウは25日線を下回ってきましたので、ちょっと注意が必要です。日経平均の25日移動平均線は、今日現在8337円にありますが、一昨日上向いたのに、今日は横ばいになっており、下支え効果が薄れるかもしれません。日米とも、短期線の下支え効果と下降中の中期線の下押し圧力とのせめぎアイが焦点になります。やはり、あと2~3週間もみ合って、中期線の改善を待って上昇するのがベストシナリオ…か。

★大きなテーマを背負った「理想買い」銘柄か…
 明日までは、利食い先行になりそうですが、やはり出直り相場は好取組材料株ということになりそうです。今日の朝の書き込みでもダイワボウとGSユアサについて触れましたが、ともに4000万株を超える商いをこなし、出来高三位と四位をしめています。それだけ、買い付きが多いということですが、ダイワボウについては、朝の書き込みでも06年8月の戻り高値494円を上抜いたことにより、一旦利食うのがセオリー。かなりきつい下げをしましたが、安値は440円台。引けは50円台で終わっていますが、これは同じ06年10月最終週と11月第一週につけた455円・456円の戻り高値を意識したもの。まだ強気筋の押し目買いが続いていますね。

 別に買い推奨しているわけではなく、レポートで取り上げた関係上動きを解説しているのですが、特にこの銘柄に注目しているのは、仕手人気ではありません。例えば、ダイワボウは来年国民の安全を脅かすことになるかもしれない鳥インフルエンザ対策に有効な商品を持っています。また、GSユアサは今後「内燃機」から「電動モーター」に置き換わる自動車産業の将来を担う自動車用バッテリーの有力メーカーという大きなテーマ性を持っています。いつも説明しますが、相場には「理想買い」と「現実買い」という段階がありますが、夢を買う理想買いの段階が一番大きな相場を作り出します。この二つの銘柄は大きなテーマを背景に「理想買い」の段階に入っているかもしれないから注目しているのです。

 逆に、オバマ新大統領が余り熱心でない「原子力関連」は、このところ動きがおとなしくなっています。こちらについては、オバマ大統領が望むと望まないとにかかわらず、温暖化ガス削減の有力手段として、受注が拡大しますから、再度どこかでは注目してみようと思っています。このように、相場のほうは、すでに来年に向けて動き出しているのです。単に仕手人気だけが手がかりではないことを理解しておかないと、相場の規模を見損なってしまう可能性もあるのです。

★ライブドアショックから来年1月で「大回り3年」を経過する
 来年の相場見通しがぼちぼち出てきましたが、どれもこれも弱気の話ばかりです。でも、今書いたように、新しい経済を先取りする動きは出ています。また、昨年高値を取ったばかりの主力株を見ていると分かりませんが、いわゆる中小型の雑株といわれるグループは来年1月で、天井をつけてからの整理期間が3年を経過します。第一次のリストラでは主力株に出遅れましたが、3年にわたる株価の低迷でリストラを進めた企業も多くあるはずです。需給面の整理も進んでいるはずですから、新年はこちらの方から面白い株が出てきそうです。以前にも書きましたが、「九紫火星」の年は、ビジネスが好調と不振とに「二極化」しやすいといいます。これを前提に考えると、流れが読めてきますね。

 とにかく、あと2~3週間なんとか、横ばいで踏ん張って欲しいものです。

  

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欧米市場は出来高も半減…総見送り状態だが、材料仕手株の広がりに期待
 おはようございます。
 昨晩の米国市場は、第3四半期GDP確定値は事前予想通りだったものの、11月の新築・中古住宅販売数が過去最大の落ち込みになったことから、景気の先行きに対する懸念が広がり、5立会日連続で下落しました。トヨタの赤字転落が「予想外」と受け止められ、自動車業界の先行き対する懸念が拡大。GMやフォードが売られ、住宅株、資源株なども売られています。ただ、実質的にクリスマス休暇に入っており出来高は急減しています。欧州市場は高安まちまちですが、ロンドン市場は先週の平均出来高11億2000万株が今週は約5億8000万株に半減しており、欧米市場の参加者が少なくなっている様子が分かります。

 ただ、NASDAQ市場は25日線も上向き、これが株価を支える格好で堅調さを維持しているものの、ニューヨークダウは、25日線を切り込んできており、先週から指摘してきた下降中の13週株価移動平均線の圧力が強まっていることが分かります。薄商い状態で、今週の動きには信頼を置けませんが、
引き続き懸念材料として、注目する必要がありそうです。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ 8419ドル49セント -100ドル28セント (-1.18%)
            レンジ 8604~8391ドル 213ドル幅

 NASDAQ    1521.54ポイント -10.81ポイント (-0.71%)
            レンジ 1548~1512 ポイント 36ポイント幅

 S&P500    863.16ポイント -8.47ポイント (-0.97%)
            レンジ 880~860ポイント 20ポイント幅

 CME日経平均先物  8565円 -175円 (大証比)   


 今日はクリスマスイブ…。若い人は「株」どころではないかも知れませんね。欧米市場もすっかりクリスマス気分で、出来高も先週から半減する…という状態です。海外投資家の動きが止まり、日本株も引き続き見送りがちの展開になりそうですが、CMEの日経平均先物が、週末の終値を200円近く下回って帰ってきており、今日は下げ先行の展開になりそうです。トヨタの赤字転落は、海外マスコミでもマイナスサプライズと受け止められており、自動車産業の先行きに対する懸念材料になっています。為替市場は90円台に入っており、主力株が買われやすい環境ですが、果たして「トヨタショック」が完全に織り込まれているのか…。今日は、それを試す展開になりそうです。

 主力投資家は不在状態で、引き続き材料株が主役になりますが、指標株として取り上げた、ダイワボウとジーエスユアサはともに堅調に推移しています。ジーエスユアサは高値引けとなったものの、ダイワボウは500円大台を変えた後波乱足で終わっています。これは、06年8月の戻り高値499円を上回ったことによる利食いがあったもので、大台代わりを達成したことで強弱感が対立しやすいポイントでもあります。信用買い残が増加に転じており、一旦は「振るい」が必要なポイント…。どちらにしても先高方向に変わりはないものと思われます。今日からは日本も正月休みを意識した動きに入りますから、ますます材料株が動きやすい展開に…。この2銘柄を指標株として、横への広がりを期待したいところです。

 

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クリスマスウィークに入り、薄商い…景気敏感株が売られ先行き懸念は根強い
 おはようございます。
 週明けの米国株は、特別な経済指標の発表もなく、堅調なスタートになりましたが、欧州株安や景気の先行きに対する警戒感が強く、資源株や金融株、景気敏感株などが売られじり安。一時は200ドル以上下げる局面もありました。ただ、引けにかけては、押し目買いも入り値を戻したものの、結局、4立会日連続下落して終わりました。クリスマスウィークに入り、薄商い状態が続いていますが、ニューヨークダウは、この4日間の下げで、FRBによるゼロ金利突入で上げた分を全て帳消しにしています。
 
 ただ、このところ「短期線と中期線のせめぎ合い…」と指摘して来ましたように、この日も、25日線に達した時点で押し目買いが入り値を戻しており、市場が25日線を意識している状況が分かります。しかし、上値では下降中の13週線が頭を押さえていることも事実…。この綱引きがどちらが勝つのか…何かサプライズな好材料の支援が欲しいところですが、短期線と中期線を比較すると、中期線のトレンド力の方が強く、当面、注意して流れを見て行きたいところです。昨晩も書きましたように、中期移動平均線の状況が改善される2~3週間後まで、なんとか今の水準を保ってくれればOK!VIX指数(恐怖指数)は下落中なので、期待しても良いのかな…。

 22日の米国株
 ニューヨークダウ  8519ドル69セント -59ドル42セント (-0.69%)
             レンジ 8601~8372ドル 229ドル幅

 NASDAQ     1532.35ポイント -31.97ポイント(-2.04%)
             レンジ 1563~1503ポイント 60ポイント幅

 S&P500      871.63ポイント -16.25ポイント (-1.83%)
             レンジ 887~857ポイント 30ポイント幅


 米国株は4日連続の下落となり、景気の先行きへの警戒感が強まっている様子が分かります。特に、トヨタの決算が赤字に転落する予想になったことは、米国ビッグスリー再建への懸念材料として市場が受け取る可能性もあり、注意が必要です。CME日経平均先物は、トヨタの決算予想などを嫌気し、8615円引けと、昨日の日本株を100円以上上回って終わっており、休み明けの相場への影響が懸念されます。トヨタをはじめとする自動車各社の厳しい決算予想は、今後、鉄鋼や機械など関連業界の減産体制の強化につながる可能性もあり、製造業を中心に再度業績悪を織り込みに行く可能性も出てきます。日本株も米国と同様に、下降中の13週移動平均線に到達しており、売られやすい位置にいるだけに、ここからの動きは注意したいところです。
 為替市場では、ドルが買い戻される動きにありますが、今回のドル安局面で株式市場も、原油市場も反応しなかったことを見ても、相場の基調は好転していることが分かります。もしかしたら、株を枕に年を越せ…の相場格言が生きてくるかもしれません。ディフェンシブと円高関連、それと材料仕手株の流れに変化はないか…?



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バベルの塔、エンパイアステートビル、ブルジュ・ドバイの共通項は…?
 週明け22日の日経平均は135円26銭高の8723円78銭、TOPIXは14.29ポイント高の848.72と、ともに反発して終わりました。連休のはざ間でもあり見送り気分が強く、出来高概算は15億9000万株、売買代金は概算1兆2300億円と、薄商いになっています。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは101、RSIは68、25日線かい離は4.6%でした。

★テクニカル指標に注意
 今日は、米国政府がGMとクライスラーに対し、174億ドルの金融安定化資金を「つなぎ融資」として拠出することを決めたことや、円相場が先週に比べ円安気味に推移していることなどを好感。先物に引っ張られる格好で反発して終わりました。ただ、テクニカル指標は急速に上昇しています。騰落レシオが再び100に乗せてきたほか、RSIも警戒信号の80%に接近…。休み明けに高いと、日経平均サイコロは9勝3敗の売り信号を出してきます。先週も、ここまでは改善した25日線に支えられて堅調を持続してきたが、これからは、中期線の13週線に接近してきたので、指標は13週線に変わる…としてきました。
 
★指標は短期から中期へシフト…?
 13週線は13週前の対応点が1万2000円台ですから、しばらくは低下。株価にとっては下落圧力となってきます。先週末の日経平均13週線は8787円ですから、今日の高値でほぼ13週線に届いたことになり、テクニカル的には売りサインが出たことになります。あと、2~3週間現在の水準でもんでもらえると、13週線の状況が改善されてくるのですが、今週はクリスマスウィーク、来週は正月休みを意識した展開になりますから、政治的にも経済的にも材料が出にくく、何とか現在の水準を維持できるかもしれません。ただ、市場参加者が少なく、値が振れやすくなるので、投機筋が仕掛けてくる心配はあるのですが…。

★中期指標はまだ発展途上…押し目買いを暗示
 いずれにしても、日米とも25日線は改善…。しかし、下落中の13週線に近づき要注意ゾーンに入った…ということ。その地点での短期テクニカル指標の上昇ですから、年内は銘柄選別に注意したいところです。ただ、週のテクニカル指標では、日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは30と過熱感はまったくありませんから、基本的に押し目買いの姿勢は崩す必要はないものと思います。ただ、先行したグループは移動平均線とのプラスかい離が拡大してきただけに、反落懸念があり銘柄選別が難しくなってきました。その所為か、材料を無視して、単に株価水準やBPSで安いと見たものを買っている風潮がありますが、これでは相場が長続きしません。基本は先行したしっかりした材料を持つ企業を13週線や下値支持線など買いのポイントを捉えて仕込むのが本筋でしょう。

 今週のチャートを見ると、大手ゼネコンや電気工事株、一部食品株など内需がらみに面白い物が、散見されました。そのなかで、ダイワボウを追えるかな…と思ってみてきた株も、頭をもたげてきてます。これまで、株価が上昇しても信用取り組みが好転しなかったので、なかなか注目株としては取り上げられなかったのですが、もう少し株価水準を切り上げて売り込みを誘えば、仕手化が期待できます。直近のレポートでは、とりあえず2割取りの目標で取り上げましたが、本当の勝負は売り目標にしている株価付近での信用取り組み。まだ、買いが3倍ではちょっと足りません。引き続き注目して、タイミングをみてこのコーナーでも紹介します。とにかく、ディフェンシブ、好取組材料株、円高差益期待株グループと輸出型主力株の違いに着目してください。

★バベルの塔を建てようとすると、天罰が下る…?
 さて、マスコミでは、原油価格の下落が話題になってきました。ものすごい勢いで発展したドバイが、原油価格の下落とともに資金流入が減少。廃墟の町に変わりつつある…と、いつもの皮肉な調子で取り上げていました。世界一の701.04メートルの高さを狙って着工された「ブルジュ・ドバイ」も先行きどうなるか分からない…という状況のようです。どうも昔から、神様というお方は、人間が高い建築物を建てるのをお嫌いなようです。古くはバベルの塔を叩き潰しましたし、新しくは、1931年に竣工したエンパイアステートビルも「大恐慌」が襲い、テナントが何時までたっても埋まらず難渋したといいます。こうみてくると、今回も…か、という感じですね。バベルの塔の崩壊とともに、それまで単一の言語をしゃべっていた民が違った言語を話すようになり四分五裂して、互いに争うようになったといいますが、なんだか米国一極主義が崩壊し、世界多極化が始まる現代になぞらえられる気もしますが、やはり今回の金融危機の後ろには「神の怒り」があるのでしょうか。食料価格の高騰のとき、飢える赤貧国のことを言われたファンドのマネージャーが、他人の飢餓は関係ない、俺たちは、ただ運用成果を上げるだけだ…と言い切っていましたが、もしかすると「人間性」を忘れて利益追求に走った人間への警告なのかも知れませんね。

★WTI急落は、買いすぎた原油のつなぎ売り…?
 話が横道にそれてしまいました。それにしても原油価格の下落は激しすぎます。WTI原油は7月11日に147ドル27セントの高値をつけましたが、この背景にはオリンピック開催に沸く中国が原油輸入を増やしたことがあるといます。中国の場合、沿岸部の水深が浅く、大型タンカーでの原油の積み下ろしが出来ません。また備蓄施設も整っていないため、中型タンカーを多く傭船し、ピストン輸送で下乳を輸入したようです。この過程での景気の崩落で、原油需要も急減し手いるにもかかわらず、タンカーは次々入港してきますから、結局、沖合いに停泊しています。需要がないため荷下ろしができないままに、原油価格は下落しますから、政府としては先物で売りつなぐしかありません。これが原油の下げを加速しているのでしょう。おそらく、現状はこのような状態が、世界中で繰り広げられているのでしょう。

 最大の消費国である米国でも、在庫はどんどん積みあがっていますし、冬場を控えているのに灯油の価格も上がらないという状態で、業界関係者も頭をかしげているといいます。OPECも400万バレルを超える減産をやっても効果がなく、頭を抱えているようですが、この買いすぎた原油の処理が終わらないと、次の上昇はないのではないでしょうか。どこもここも、需給バランスが壊れてしまっていますね。何しろ、米国がレバレッジを聞かせて膨らませた資産は10倍といいますから、これが10分の1にならないと、もとのバランスは取り戻せないことになります。今がどの時点になるのかは知る由もありませんが、生半可なことでは終わらないことは確かです。米国の消費がある程度底上げし、新興国やEU、日本が内需を積み上げてカバーすれば、バランスする位置を引き上げられるのですが…はたして、今の景気刺激の金額で足りるのか…。

 しかし、オイルショックのあとにも、産油国が債務国に転落し、需要が縮小する「逆オイルショック」がおきましたが、つくづく、人間は同じ間違いを繰り返すものだと、変に感心した次第です。まあ、ゆっくり来年の相場を考えることにしましょうか。
 

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つなぎ融資の発表は、資源価格の下落と金融株の格下げで帳消しに…
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、立会い開始前にブッシュ大統領が金融安定化法(TARP)による資金の中から、174億ドルをつなぎ融資することを柱にした救済案を発表。市場はこれを好感して高く始まりました。ただ、立会い中に、WTI原油が32ドル台をつけるなど、下落が止まらないことや、格付け会社S&Pが欧米の主要金融機関12行の格付けを引き下げするか、その可能性がある、と公表したことから、資源株や金融株が売られニューヨークダウは小幅続落して終わりました。ただ、ハイテク株が多いNASDAQ市場はオラクルの決算が事前予想を上回ったことなどを好感し、反発して終わっています。

 GMとクライスラーの年内破たんの危機は、とりあえず避けられたものの、今回示されたつなぎ融資の条件は配当の中止や債務の大幅削減のほか、3月末までに再建のめどをつけることなど厳しいもの。今後、全米自動車労組(UAW)などとの、人員削減や賃金引き下げ交渉など、再建の鍵を握る動きを注視していく必要がありそうです。市場の先行きを示す恐怖指数(VIX指数)は低下傾向にあるものの、まだ40ポイント台をキープしており、まだ予断を許しませんが、25日線の上昇など、テクニカル面の改善は注目されます。ただ、今週の週足が長い上ヒゲをつけたように、中期線の13週線が上値を圧迫しており、当面は、短期線の下支え効果と中期線の上値圧迫との間で、小動きの展開になる可能性があります。実際、クリスマス休暇から、新年相場に入っていきますから、来週からは市場参加者も限られ、薄商いになっていかざるをえなくなりそうです。
 
 19日の米国株
 ニューヨークダウ 8579ドル11セント -25ドル88セント (-0.3%)
            レンジ 8787~8550ドル 237ドル幅

 NASDAQ    1564.32ポイント +11.95ポイント(+0.77%)
            レンジ 1593~1557ポイント 36ポイント幅

 S&P500    887.88ポイント +2.6ポイント (+0.29%)
            レンジ 905~883 ポイント 22ポイント幅


 昨晩の記事で書いたように、日米とも短期の移動平均線から、中期線に関心が移ってきました。日本株の週末の13週線の位置は8787円ですから、来週はこのクリアが日経平均の課題になります。米国の方が13週線への挑戦で先行しましたが、結局押さえ込まれており、来週の日本株が素直に8700円台をクリアできるか…。日本株も米国と同様に短期と中期のはざ間に入り小動きに推移することになりそうです。オプションがらみの動きから不自然な動きをしていたCME日経平均先物は、週末日本株にサヤ寄せする格好で8570円で終わっており、週明けの相場も派手な動きは期待できないようです。当面、今週の地合を受け継ぎ来週も材料株中心の流れになりそうですね。
 

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面子にこだわり「不安の種」を残してくれた日銀
 あ~あ!やっと一週間が終わりました。来週になると、もう年末相場一直線です。今日も、なんだか、株のこととか、来年の景気のこととか、経営のこととか、難しい相談ばかり…。ますます、胃が痛くなってきました。来年からは資金運用一本に絞って、何か新しいことでも始めてみようかと思っています。
(グチを書いていますのでいやな方は読み飛ばしてください)
 それにしても、これだけ社会不安を抱えながら新年を迎えると、「九紫火星」の火の勢いが前面に出てきて、社会的な混乱が広がる…ということになりますが、政治家や官僚、企業経営者の皆さん、非正規労働者の住むところを確保するなど、付け焼刃みたいなことだけでいいんですか。マスコミからも派遣法や労働関連法規の根本的な見直しをしようという話は何故出てこないんですか。非正規雇用は企業にとっては、賃金を固定費から流動費に変えた、もっとも都合がいい制度。都合に合わせて、採用したり契約を打ち切ったり自由に出来、利益を調整できますから、今のままでやってほしいというところ。また、自分たちが非道なことをして起きた社会不安を自治体や国が尻拭いしてくれるんですから、これもまた都合がいいところ…。マスコミも偉大なスポンサー様に都合の悪いことは書かないということですね。

 マスコミという人種は、表面は反権力を気取っていますが、ウラに回れば体制に寄りかかった極めて保守的な存在…。弱いものの味方なんて思ったら大間違いです。一時的に、地方新聞の記者として活動しましたが、汚い話ばかり見聞きしました。大手の新聞社が、つかんだ不正なネタをもとに、ある企業に数十部も新聞を取らせていたなんて笑えない話もあります。また、企業に新聞記事をもっていき、それを没にするのと交換に代理店契約を結んだなんて話も…。カネにまつわる話ははいてすてるほど…。つくずく愛想をつかした…というのが本音です。こんなことを、やっているんですから、そのうちいやでも淘汰されていく業界なんでしょう。皆さんそろそろ真剣に考えないと、第二の井伊大老ですよ…。 いきなり、最初からこんなでごめんなさい。中小企業の社長さんと話していたら、あんまり腹がたってきて、ちょっとおかしくなっていました。

 さて、週末19日の日経平均は78円71銭安の8588円52銭、TOPIXは4.26ポイント安の834.43ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高概算は19億株、売買代金概算は1兆5700億円と、ともにうす商い状態が続いています。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは100、RSIは53、25日線かい離はプラス3.1%でした。

★日銀のエゴが見えた「前後」という表現…市場は「NO」のサイン
 今日は、日銀政策会議の決定待ちと飛び石連休控えで、終日動きの少ない展開でした。前日終値をはさみ、先物の売買次第で上下する、という力のない相場付き。注目の日銀動向は、政策金利を0.2%引き下げ、目標金利を0.1%前後にする、という極めてあやふやな表現…。やはり、「やったな~」というのが第一印象でした。「前後」という表現はゼロから0.1%というつもりで日銀は発表したつもりでしょうが、市場としては、やはり金利を残すことにこだわった、としか受け取ってくれませんでした。一時的に円安に振れましたが、安いところにはすかさず買い物が入り、再び88円台に押し戻されています。CPの買取や国債の買い入れ枠の拡大、など一見、市場の流動性に配慮した格好になっていますが、月の国債購入額を2000億円程度増やして、いったいどんな効果があるんでしょう。また、中小企業金融への配慮は「特記」をつけるだけでよかったんでしょうか。結局、市場は安く終わっていますので、市場は「NO]のサインを出した、ということ…。結局、前回0.2%という変則の利下げをした段階で、今日の結果は見えていた…ということですね。日銀さん、そこまで面子にこだわる…?

★来週も円高が気になるが、投機筋は「介入」を警戒して仕掛け切れないかも…
 まあ、今晩の欧米市場の反応が注目されますね。もっとも、欧米市場もクリスマス気分になっていますから、いまさら日銀が何をしようがポジションを作る気はないということかも知れません。とにかく、日銀さんが0.1%の金利を残してくれたことで、休み明けから投機筋は円買いを仕掛け円ロングのポジションを積み上げに行くかもしれません。ただ、彼らも馬鹿ではありませんから、金融当局がロングポジションがつみあがったところで介入を仕掛けてくるだろうことは読んでいますので、思ったほどの円高にはならないかもしれません。いずれにしても「波乱の種」を残してくれた事だけは確かでしょう。年末のドル手当ての問題もあり、来週も引き続き円高が株価の頭を押さえることになりそうです。

★これまでは日足重視だったが、来週からは週足の動きも参考に
 さて、注目の25日株価移動平均線です。昨日は8312円でしたが、本日は8326円となり、ついに上昇に転じてきました。しばらくは上向きますので、テクニカル的には押し目買いに転換したといえます。不透明材料を抱えたままですが、ここでの25日線の上昇は頼もしいものがあります。ただ、今日の朝も書いたことですが、日米とも下落中の13週線が接近していること。いま9000円付近にありますが、まだあと2~3週間は下落しますので、一旦上回ったとしても、そこは戻り売りとなることも押さえておかねばなりません。これまでは、日足を重視してきましたが、ここからは13週線との兼ね合いも見ていかねばなりません。この線を引き上げるのは、一気に上値に伸びるか、あと2~3週間現在の水準を維持するか、しかありませんので、当面は、13週線の下落圧力がかかる方に重点を置いて相場を考えたいと思います。米国のニューヨークダウも日本株と同様な状態。日足と週足では相場の味方が異なることを忘れないようにすることが大事…。

★来週も「好取り組み」仕手株…?
 したがって、外部環境的にも、内部要因としても不透明感が付きまといますので、主力株はますます動きにくくなります。このところ、材料株相場の流れを予想し、今日の朝も、中心はダイワボウとGSユアサの取り組み株…としましたが、予想通り全体がさえない中ダイワボウが27円高、GSユアサが19円高と続伸して終わっています。ダイワボウは11月17日号の株式レポートで注目株として取り上げすでに200円幅になっていますが、まだ、大きく伸びた局面がなく、ここしばらくは持続する方針で降ります。来週以降、材料株が横に広がることが予想されますので、新しいものにも注目しますが、大事なことは、新年の相場…。大発会に何が商いをともなって上昇するか…。その銘柄が年間を通して主役になる可能性がありますので、その辺を予想してみるのも面白そうです。

 今年も残す立会日はあと6日…。最後の力を振り絞っていきましょう。
 

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クリスマス休暇を控え、市場は「休戦」準備へ
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、欧州市場が比較的堅調に推移したものの、格付け会社S&Pが、家電大手GE社の格付けを引き下げる可能性があることを示唆したことを嫌気したほか、WTI原油先物市場がOPECの大幅原産の報を受けた後も下落を続け1バレル36台に低下したことを受け、資源株が下落するなど、全般的に売り物がかさみ、大幅続落して終わりました。
 
 ゼロ金利突入を好感してあげた16日の上げ分を二日間で相殺するうごきですが、すでに市場はクリスマス休暇入りを意識した相場に移行。10年もの長期国債金利が2%割れに近づくまで買われているところを見ると、休暇中のリスクを分散するために、株式から安全資産の国債に資金をシフトしておこうという動きがあるようです。また、円相場も一時1ドル90円をつけるなど、日銀の政策決定前に手仕舞いしておこうという動きが強まっており、金融市場は、はや、クリスマス休暇入りした感があります。

 ただ、ニューヨークダウをテクニカルで見ると、25日線が上昇に転じ、押し目買いに変化したものの、下落中の13週線が頭を押さえているため、弱気筋の利食いを誘ったものと思われます。短期線は強気を暗示するものの、中期線は戻り売りを暗示…。この点は、株式レポートでも指摘したことですが、何かビッグサプライズが出て、一気に13週線まで上向かせないと、一旦は13週線を上抜いても、結局、下落圧力に負けて下落に転じる可能性があります。まあ、政治も経済もクリスマス休暇でしばし「休戦」ということになるのでしょうか。

 18日の米国株
 ニューヨークダウ 8604ドル99セント -219ドル35セント(-2.49%)
            レンジ 8883~8527ドル 356ドル幅

 NASDAQ    1552.37ポイント -26.94ポイント (-1.71%)
            レンジ 1591~1535ドル 56ポイント幅

 S&P500    885.28ポイント -19.14ポイント (-2.12%)   
            レンジ 911~877ポイント 34ポイント幅

 CME日経平均先物  8835円 +175円 (大証比)
 

 米国株は2日間に渡り大幅に下落しましたが、恐怖指数(VIX指数)は、40ポイント台へ下落。下落リスクが後退していることを暗示しています。恐らく、この二日間の下げは、クリスマス休暇を控えてのポジション調整の動きかと思われます。本日の、日本株は、円が一時期90円台におしもどされたこともあり、これを好感してCME日経平均先物は8800円台を回復。本日も堅調な動きが予想されます。ただ、日本も3連休控えで今日は手仕舞いの売買が増加する可能性もあり、主力株が舞い戻しで反発。内需株の利食い…という動きが出るかもしれません。いずれにしても、ここからは年末にかけ、大きな動きは期待できず、勢い、個別の材料株に人気が集中してくる可能性があります。昨日の、ダイワボウ、GSユアサの動きは特筆するものがあります。今日は、個別材料株の横への広がりを注目してみたいと思います。

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日本政策投資銀行がCP買取へ…これって日銀へのあてつけ…?
 今日は電話もなく、終日、静かなものでした。でも、なんだか知らないが胃が痛い…。どうも、胃が痛むと、その後ろくなことがない…。明日は、日銀さんがどうするか結論がでるが、まさか、何にもしないなんてことはないよね…。これ以上胃が痛くなったら病院にいかなくちゃならないが、行けば即入院の可能性が高い…。頼むから、無茶しないでよ~。

 さて、18日の日経平均は54円71銭高の8667円23銭、TOPIXは0.23ポイント高の838.69と、ともに小幅続伸して終わりました。出来高概算は19億2000万株、概算売買代金は1兆5400億円と、ともにうす商い…見送り気分の強い展開でした。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは98、RSIは52、25日線かい離はプラス4.3%でした。日経平均サイコロと25日線かい離が、要注意になってきましたね。

★手の出しようがなく好取り組み材料株を物色
 まあ、明日、日銀がどんな金融政策を打ち出してくるか、世界の市場が注目していますので、動きようがありませんね。日銀が利下げをすることはかなり高い確率だと思いますが、問題は利下げ幅…。また、CP(コマーシャルペーパー)の買取まで踏み込んで流動性の供給を増やしにかかるのか…ということ。これまでの経過をみると、利下げしないこともありうるかも…。さらに、介入も気になる…ときては、円をさらに買いあがることにもリスクがある…ということで、為替のほうも87円台後半で膠着したままです。結局、輸出株を売り込むことも、内需株を買いあがることもできずで、資金は個別の材料株に向かい、ダイワボウやGSユアサなど、材料含みの信用好取り組み銘柄が散発的に賑わいました。

 ただ、良く分からないのが、米国CME市場での日経平均先物の動き。一昨日は9000円台で終わり、昨晩は8800台で終わるものの、日本に帰ってくると、まずシンガポールで叩かれて、日本でも安くなる…という具合で、CMEの動きの背景が良く分かりません。先物で売っていた連中で、買戻しが遅れていたところがクリスマスの長期休暇を前に買い戻しでもしているのでしょうか。どうも内容が分からないのが気になります。

★25日線の改善が株価を押上げへ
 日経平均は、このところ、きわめて狭いレンジ内の往来相場になっていますが、持ち合い期間が長くなったことで、25日移動平均線の状況がだいぶよくなってきました。今日現在は8312円ですが、前日からの下落幅は2円に縮小。すでに25日前の対応点を時価は上回っていますので、ここ数日のうちに移動平均線が上向いてきます。これが上昇してくれば、株価を押し上げる効果が出てきますので、全体の相場付きも変わってくるはずです。このところ、日経平均の振幅が小さくなっているのは、内需株が買われる一方で、輸出株が売られることで相殺された結果だと思われます。

★悪い話ばかり流さないで、円高で儲かっている企業も、ちょっとは取り上げてよ、マスコミさん
 どうもマスコミの論調は、派遣切りなどを実施している輸出企業が取り上げられがちで、株式市場の方も大変な状態になっているんだな~、と一般の人には思われがちなんですが、原材料を輸入に頼っている企業は、とりあえず円高による差益が入ってくるほか、これから決算期末にかけては原材料の低下効果がでてきて、中には「ウハ、ウハ」の会社も増えてくるはずです。景気の悪化を見越し、合理化を進めていますから、減収でも大幅増益になる企業が増えて来るんではないでしょうか。

 今みたいなときに、儲かっていますからなんていうと、白い目で見られそうなので黙っていますが、決算発表を見たら意外な企業が意外な増益になっていたということも、十分ありうることです。ここから新年の相場は、こんな銘柄を以下に発掘するかがポイントになりそうです。とにかく、明日、日銀さんが、どんな結論を出し、為替市場がどんな反応をしてくれるかで、今、えらそうに予想した物色テーマも絵に描いた餅で終わってしまうかも知れません。

★政策投資銀行をつかって日銀にあてつけ…?
 このところ、日銀の悪口を散々書いてきましたので、今日は自粛しますが、ちょっと面白い話が流れていました。「日本政策投資銀行が年内にCP購入を開始する…」と言うものですが、言わずと知れた政府系金融機関ですね。金融の逼迫で企業が発行するCPの引き受け手がなく、企業金融はこう着状態ですが、このところ、自民党や政府内から日銀に買取してもらえたら…という論調が増えていました。しかし、買取することで何かあったら日銀の資産内容が悪化するので、日銀としてはやりたくない…。延ばし延ばししている間に企業金融はますます逼迫しており、財界からの突き上げも増えていたようです。今日の報道は、日銀がやらないんだったら、政府系金融機関を第二の日銀として、買取させればいいということで起きたもので、日銀にとっては大きなあてつけになります。

 米国では、金融機関に資金を注入しても不良資産の損失が大きく、市中に資金が流れないことから、FRBが自ら、CPや証券化商品を買い取り、資産内容が悪化するリスクを負ってでも資金を市中に流そうと懸命にやっています。でも、日銀は、資産内容が悪化するような危険な商品を買い取ることが出来るか…と、二の足を踏んでいるわけです。日本政策投資銀行のCP買取は、日銀が出来ないなら、とにかく政府系金融機関にやらせて何とか市中に資金を供給しようと言うことで、経済全体から見ればいいことなんですが、本来なら資金規模が大きい日銀がやるべきことです。

 この点でも、日銀が自分の領域を守ることにこだわり、日本経済全体のことを考えていない…と批判されているわけです。今日の政策投資銀行の発表を受け、日銀がさらに頑なに殻の中にこもってしまうのか。自らリスクを抱えて、流動性供給に踏み切るのか…。今回の日銀政策委員会が世界から注目されているのは、量的金融緩和のとき以来ではないでしょうか。

 とにかくここは、入試の結果を待つ受験生の気持ち…。結果がよければ素直に喜べるし、悪い結果が出てくれば、急いで予備校を探すなり、次の行動をとらねばなりません。ただ、少なくとも最近の相場は悪い結果を予想していないような感じがするんですが、何しろ相手は、とんでもない時期に量的金融緩和とゼロ金利をやめ、世界を金融危機に追い込んだ前科を持つ日銀総裁…。何かが起きたときの心構えだけはしておく必要がありそうですね。
 

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円が87円台…日銀の対応待ちで材料株の流れか
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、前日大きく上昇した反動で、小幅反落して終わりました。モルガンスタンレーの決算が市場予想を下回ったことや、景気の先行きに対する懸念が強く、利食いが先行して始まったものの、利下げの効果を見極めたいとの空気が強く、全般は見送り気分が強くなっていました。
 ただ、株価は下落したものの、市場の先行き警戒度を示す恐怖指数(VIX指数)は40%台に低下、まだ水準は高いものの先行きへの警戒感は急速に低下しています。また、これまで、テクニカル的に市場の頭を押さえてきた25日株価移動平均線も時価が25日前の対応点を上回ってきたため、今後横ばいから上昇へと改善することが予想され、押し目買いへと転換してきます。まだまだ、市場心理は「懐疑」の域を抜け切れませんが、状況は確実に好転しつつあるようです。ドル安を警戒し、ユーロへ資金をシフトする動きもありますが、EUが景気を意識して利下げを始めたのは、つい最近のことで、景気の悪化はこれからが本番。加盟各国が財政出動による景気対策を行っていることに対して、EU加盟規約の財政規律を守るように要請しており、十分な財政出動ができず、景気対策が十分に出来ないことが予想されます。むしろ、景気の面でリスクが大きいのはEUの方ではないかと思われます。ここは素直に、テクニカル面が好転してきた米国株を注目すべきでしょう。

 17日の米国株
 ニューヨークダウ 8824ドル34セント  -99ドル80セント(-1.12%)
            レンジ 8961~8778ドル 183ドル幅 ←変動幅が縮小

 NASDAQ    1579.31ポイント -10.58ポイント (-0.67%)
            レンジ 1598~1560ポイント 38ポイント幅

 S&P500    904.42ポイント -8.76ポイント (-0.96%)
            レンジ 918~896ポイント 23ポイント幅

 CME日経平均先物  8815円 +165円 (大証比)

 
 米国株は、利食い売りがあったものの、結構堅調な展開になりました。ただ、前日9000円台を回復していたCME先物指数は日本株にサヤよせする格好で8800円台に下落しましたが、昨日の日経平均の終値8612円に比べ200円近く高い水準で終わっており、今日の日本株への影響が期待されます。しかし、為替市場で、円相場は87円台に急伸しており、今日も輸出型の主力株には逆風となりそうです。今日から日銀の金融政策会議が開催されますが、大勢の見方は0.1%の金利を残す…というもの。これでは、日米の金利差は維持されたままですから、ますます円高圧力がかかるかもしれません。日銀も難しい政策運営を求められそうですが、実質的な量的緩和まで踏み込む可能性もあり、全体的には見送り気分が強まりそうです。不透明感が強まるだけに資金の中心は個人資金。今日も円高増額修正関連と個別の材料株相場が続きそうです。

 

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米国ゼロ金利入りの副作用が日本直撃…円高=需給悪を具現
 中小企業の社長さんの相談に乗っていたら、書き込みが遅れてしまいました。しかし、予想以上に状況は厳しいようですね。受注の減少もありますが、「カネ」が全然回っていないようです。昨日も、超一流企業でも銀行から借り入れするのが難しいと書きましたが、中小企業段階では回るという感じではなく、止まっている、という状態。場物崩壊の後も苦しかったが、今回はあの時以上の逼迫感だと言います。何かが、狂っているんでしょうね。今年の年末は、中小企業にとっては修羅場になるかもしれない…とのこと。一人10万円もする超高級料亭で財界人と会談する麻生さんには、分からないだろうな~。中小企業の社長さん、歯を食いしばってがんばれ~。

 さて、17日の日経平均は44円50銭高の8612円52銭、TOPIXは9.84ポイント高の838.46ポイントとともに小幅反発して終わりました。出来高概算は20億9000万株、売買代金概算は1兆6000億円。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは96、RSIは54、25日線かい離は+3.6%でした。

★やはり円高が日本株の足を引っ張った
 米国のゼロ金利突入で、CME日経平均先物は9000円台に乗せて帰ってきましたので、せめて今日一日くらいは賑うのかな、と思ったら、さっぱりでしたね。米国のゼロ金利政策の副作用としてドル安が進行。結果的に円相場が上昇しましたので、輸出株がさっぱりでした。全体は内需株志向を強めましたが、問題は、海外投資家が実弾売りを出してきたこと…。円相場は一時10月の高値88円10銭に迫る88円22銭までありましたが、明日からの日銀政策委員会を控えて、円高のピークはこの一日二日だろうと読むのは自然の流れ。海外投資家にとっては、この円高は株を処分する絶好のチャンス。この動きが今日の寄り付き前からの大幅な売りこしにつながったんでしょう。円高が進めば海外投資家が日本株を売ってくることは、以前からこのブログでも書いてきました。

 やはり予想したようになって来ましたね。他のアジア諸国は素直に好感していますが、日本の場合は「円高」というアキレス腱と、「流動性に富む」という売りやすさがありますから、どうしても売り物が出てきます。日立建機やコマツといった外人持ち株比率の高い株が前場中は高かったものの、円が一段高した時に売り込まれたことをみても、海外投資家が売り物を出していたことが分かります。やはり、しばらくは、国際優良株といわれる主力株グループには手を出さない方がいいみたいですね。

★日銀は資金供給量を絞り、財務省は消費税引き上げ次期の明記に悪知恵…この国はどうしようもない 問題は、日銀の出方。短期の金利は0.1%~0.2%と、日銀の目標金利を下回っており、何とか戻そうと、市場から資金吸収を続けています。今日一時期、円が前回高値近くまで行ったのも、日銀のこんな姿勢を見て、利下げはないかも知れない…と読んだのかも知れません。おまけに、与謝野大臣は、「利下げをしても企業の借り入れや設備投資に影響を与えるものではない」と、日銀の利下げ見送りを擁護するような発言をしています。どうも、最近の官僚出身の同氏の行動には理解できないことが多すぎます。今の景気後退は全治3年とも言われているのに、麻生首相は、3年後に消費税を上げる…など、とんでもないことをいいました。先日テレビのニュース番組が、この背景には与謝野大臣が「3年後の引き上げを明記しなかったら、閣僚を辞任する…」と、首相を脅したとすっぱ抜いていました。
 結局、消費税の引き上げの確約がほしい財務省の意向を受けて、与謝野大臣が首相に迫ったものですが、日本経済がどうなろうと知ったことではない…とにかく、自分たちの意思を通すことが先決という官僚の意思が露骨に出ています。昨日の続きを書きたくはありませんが、正直、この国はどうしようもない状態に追い込まれてきているようです。まさかと思いますが、いまのようなセクト主義が横行していることを考えると、日銀が利下げしないこともリスク要因として考えておいた方がいいかもしれませんね。

★米国は日本のバブル崩壊後の金融政策をなぞってなんかいない…モット勇気があるよ
 ただ、今日産経新聞編集委員のブログを読んでいると、日銀の通貨供給が2007年の初めから絞り込まれ、現在はマイナスになってきていることがグラフ入りで指摘されていました。ただでさへ、資金供給が絞り込まれているときに、米国の銀行救済などに資金をまわしている国内銀行は、国内に回す資金があるわけはありません。本来なら、日本が輪転機を回して世界に流動性を供給しなければならないのに、反対にインフレを怖がって資金供給をどんどん絞り込んで言っているのが現状。世界の金融危機が深刻化する原因の一端を日銀はおうべきでしょう。結局、その負担をFRBがゼロ金利と量的金融緩和というドル安になるリスクを負いながらやらざるをえなくなったということです。

 日本としては、米国の利下げを手放しで喜べる状態ではないんですね。今日の利下げに関するマスコミの論調を見ていると、日本のバブル崩壊後の金融政策をなぞっている…など、馬鹿な解説をしているところがありましたが、金融当局が証券化商品を買い込んで資産が悪化することを覚悟で民間に資金を供給しようとする姿勢は、資産の劣化を怖がって不良資産の買取に二の足を踏んで、民間に資金を供給できなかった日銀の姿勢とは、根本的に異なっています。ややこしいようですが、日銀が今のような政策を続け、財務省が景気の足腰も定まらないときに、2011年実施を明記したことをたてに、消費税の上げを迫ったら日本経済がどうなっていくのか…。どちらも自分の領分を守ろうとするあまり全体にとって一番不幸な道を歩み始めているのかも知れません。本当に日本経済の先行きが
怖くなってきます。あさって、日銀が良識的な結論を出してくれることを望むばかりです。

★円高=需給の悪化…景気敏感株はとてものことに買えない
 とにかく、今の日本株にとって、円高=需給の悪化という流れがあります。以前から、外人の手垢がついた株はダメと書いてきましたが、今日の動きで図らずも証明されてしまいました。やはり、流れは、円高でメリットを受ける内需銘柄群。先週末に、主力株のリバウンドと先行株の反落がともに25日線に届き、主役が交代する…と書きましたが、今日あたりの動きそのままの動きになりました。25日線接近銘柄として、今日の朝、エービーシーマート、ニトリ、不二製油、BMLを取り上げておきましたが、エービーシーマートの110円高の3590円高値引けをはじめ、いずれもしっかりに終わっています。引けにかけて値をもどしているものもあり明日以降の動きが楽しみです。
 
 とにかく、世界中が景気刺激と輪転機を」フル回転させ流動性の供給をやっても日本だけは別…というのは、今日の説明でお分かりいただいたことと思います。だから、日本では景気敏感方の株は買えません。なにしろ、お上の皆さん方が景気を悪い方へ悪い方へと追いやっておられるのですから…。日銀の大株主にはロスチャイルド系のJPモルガンが入っているといますから、日本経済を追い込んで、再び海外企業に身売りさせろ…と指示が来ている…などと勘繰りたくもなります。

 当分は、材料仕手株、中小型増額修正期待株、ディフェンシブ株の路線を買えるつもりはありません。日銀が量的緩和に踏み切ったら話は別ですが…。
 


 

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ヘリコプター・ベンのサプライズな贈り物…でも円相場は1ドル88円台…
 おはようございます。
 不況になったらヘリコプターを使って金をばら撒けという学説で「ヘリコプター・ベン」の異名をとったバーナンキFRB議長がやってくれました。昨晩開催されたFOMCは、金融政策の目標金利をゼロから0.25%の範囲に低下させる実質的なゼロ金利末策にすると発表しました。景気の落ち込みが日を追って拡大しているため、景気後退に歯止めをかける金融当局の意思を示す目的もあるようです。また、さらに追加的な緩和策に踏み込む用意があるとして、量的緩和をにおわせる文言の盛り込みました。加えて、先ごろ発表した政府機関債の買い入れについても、買取額を増加する方針を出し、住宅金融の流動化を図る方針を示しています。

 まさに大盤振る舞いの方針ですが、それだけ景気の現状が厳しいことの裏返しでもあります。ただ、市場はゼロ金利までは予想していなかったため、この利下げを「サプライズ」と受け止め、正式に利下げ発表があった日本時間の4時半以降、上げ幅を拡大。急反発にニューヨークダウは9000ドルの大台に迫る勢いで終わっています。また、ゼロ金利は他の市場でもサプライズと受け止められ、ドルがユーロや円などの通貨に対し急落したほか、債券市場でも10年もの国債金利が2.36%に急低下するなど、金融市場の状況は大きく変化してきました。

 ニューヨークダウは予想通り1万ドル手前の「つり天井の壁(2000年のITバブル天井時に2年半にわたっても見合ったところ)に向かって動き始めました。この壁を抜けるには、今回以上のサプライズが必要になりますが、同時にリスク回避で国債市場に吸収された資金が株式市場に回帰し「金融相場」的な動きが出るかどうかが焦点になります。恐怖指数(VIX指数)は50%台に低下したものの、まだ高水準。とりあえず、9500ドルを超えてから次の展開を考えましょうか。

 16日の米国株
 ニューヨークダウ 8924ドル14セント +359.61ドル(+4.2%)
            レンジ 8958~8565ドル 393ドル幅

 NASDAQ     1589.89ポイント +81.55ポイント (+5.41%)
            レンジ1589~1526 ポイント 63ポイント幅

 S&P500     913.18ポイント +44.61ポイント (+5.14%)
            レンジ 914~871 ポイント 43ポイント幅

 CME日経平均先物  9040円  +480円 (大証比)


 米国FRBの「サプライズ利下げ」とCMEの日経平均先物の9000円大台回復を好感し、今日の日本株は買い先行から始まりそうです。指数売買の関係から全面高しそうですが、一方で、為替市場で円は88円台に急騰。主力株にはさらに業績悪化のプレッシャーがかかってきました。今日は値動きに踊らされないことが大切です。このところ書いてきましたように、先行して上昇したグループが、上昇中の25日線まで調整し、次の出直りのタイミングを計っているものが多くあります。このコーナーでも注目してきた株式レポートの継続注目株、ニトリ、エービーシーマート、不二製油、BMLなどがその例です。日米とも大台を回復してくると、大きな壁が近づいてきますから、指数に関係した銘柄は敬遠されてくるはずです。物色の方向性を間違えないように…。

でも日銀としては大変な爆弾を投げつけられましたが、これでも面子にこだわるんでしょうかね…。お気持ちお察しします、白川日銀総裁…。

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日銀の頑なな姿勢が、日本の社会不安を醸成するかも
 16日の日経平均は96円64銭安の8568円02銭、TOPIXは18.31ポイント安の828.62と、ともに反落して終わりました。出来高概算は19億3000万株、売買代金概算は1兆3900億円と、相変わらずの薄商いです。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは91、RSIは55、25日線かい離は3%でした。

★円高の進行が懸念材料
 CMEは米国株安にもかかわらず、プラスで8700円台で終わっていたんですが、日本に帰ってきてからはいきなりマイナスで始まってきました。昨日、債券先物売り・株先物買いのロングショート取引があったようですが、この反対売買があったんでしょう。ただ、昨日も懸念材料としてあげた為替が、やはり円高に動いています。おかげで、主力株は総じて安くなってしまいました。ファーストリテーリングなど寄与率の高い銘柄で何とか指数を持たせましたが、実質的にはもっと安かった…という印象です。

★主力株の戻り一巡で、先行株へのバトンタッチがなるか…
 ただ、政府が資金的てこ入れに言及した不動産関連には引き続き買い物がはいlっていたほか、好取組材料株、太陽電池、電気自動車用電池関連などの材料株も個別ににぎわっていました。折角戻ってきた主力株ですが、円高で早速腰を折られた格好ですが、先週末にも指摘しましたように、「下落中」の25日線に届き、テクニカル的には売り場にあった、ということもあります。先行していた、中小型材料株が「上昇中」の25日線にふれるところまで調整しており、ここから切り返しに入れるかが、焦点になりそうです。注意したいのは、雑株のなかで、単純に下げすぎた反動で買われたものは、2番底を確かめに行きますから、新規の買いは注意した方がよさそうです。円高差益関連、原燃料低下による増額修正銘柄、好取組材料株など、しっかりした材料株に的を絞るのが大事です。

★内外の金利差を買う相場になっているのに…
 今日の動きを見ても分かりますように、為替動向が相場の重石になり始めました。今この記事を書いている最中に、円は1ドル90円08銭をつけています。米国の景気が坂落とし的に悪化していく中で、今晩から開催されるFOMCでは0.75%の利下げ可能性が急浮上。実施されると日米の短期金利が逆転する、というエポックメーキングが起きます。市場は、この辺りを読みに言っているんでしょう。ドル対ユーロでもユーロが上昇しており、市場は「金利差」を買う相場になっています。日銀は、前回の利下げの効果を見守る…とか、利下げは景気に対して刺激効果はない…などとして、利下げに抵抗感を示していますが、市場が金利差を手がかりにしている以上、日銀も利下げをしなかったら円高になるのは当然でしょう。

 日銀が金利にこだわる気持ちは分かりますが、こだわればこだわるほど円高が進み、結果、株が下落。自己資本比率が低下した金融機関はますます貸し出しを抑制しますから、景気はさらに悪化。それがさらに株価を下落させ、ますます金融を逼迫させるという悪循環に陥る…というより、陥り始めた…ということができます。とにかく、米国と同じで、機関投資家も金融機関も企業が短期資金の調達に発行するコマーシャルペーパーや長期の社債を買いませんから、日本の超一流の企業さへ資金調達に困るという状況が生まれているようです。日銀が面子にこだわっていたら、日本経済を窒息させる危険性も高まっているんです。

★世界中が輪転機を回しまくっているのに、日本だけが印刷しなかったら…
 欧州も、中国も米国も、とにかく世界中が輪転機を回しまくっているのに、日本だけが金融を占めていたら、何が起きるかは需給曲線を見ていたらはっきり分かるはずです。以前から、このコーナーでは日銀が量的緩和まで踏み込んで流動性を増やさないと、世界の金融危機は止まらない…としてきましたが、このままの政策を続けていたら、円の最高値78円台に突っかけることもあるかも知れません。中川財務長官や麻生首相が、日銀に利下げを求める発言を繰り返していますが、白川総裁は、果たしてどのように受け止めているのか…。日銀によるCPの買取案など企業の資金確保のための案が政府から出されていますが、政治的な圧力に負けて「利下げはするよ」となっても、きわめて公務員的な対応で「でもCPの買取はしませんよ」と来る可能性もあります。

★挙国一致であたらなければならない国難なのに…
 おそらく、今回の金融危機の最後は、各国とも株の買取機関を設置して株価の引き上げにかかるところまで踏み込むのではないかと思いますが、日本の場合も、日銀が大胆な流動性供給に踏み切らなかったら、昭和40年の証券不況時のように株の買い支え機関をつくらなければならないところまで追い込まれることになるんでしょう。とにかく、今の日本には、全てを犠牲にしても「挙国一致」で、国難にあたろうという気概がまったく見られません。政治家は政争に明け暮れ、官僚はイタズラに規制ばかりを増やして経済の活力を削ぎ、自分らの利権を拡大することばかりを考えている。企業だって、黒字にもかかわらず、人件費のカットで利益の確保を図る安易な経営に依存している…。国民だって自分だけ良ければいいだけでなく、政治家が悪いと言いながら、選挙があれば「オラがお国の先生様を…」と、くだらない二世議員や族議員を選んでしまう…。

 これでは、日本がよくなるはずはありません。今、企業は問答無用の人員整理を始めていますが、中身をみると、人道的にもひどいものが多くあります。また、派遣会社にも、経営的に問題があるものも多く、何やかやと名目をつけて派遣社員からお金をとるだけでなく、ひどいピンはねも多い…と聞きます。まさに、米国が何でもあり…の野放図な経済運営をやって、自ら高転びに転んだのと同じ構図が浮き上がろうとしています。あまりの非人間的な行為のため職を失った人が訴訟したり、企業に直談判する姿も報道されます。政府は、不満をそらそうと、住宅の提供や生活保護などで、対応しようとしていますが、派遣や請負の制度そのものに根本的な改革を加えようとはしません。

 非道にあってそれが解決されなかったり、力で押さえ込まれたりするようなら、次に起きることは難でしょうか。ここで書きたくもありませんが、米国では、不況の深刻化で社会不安が増大したときに備え、本来海外向けの軍隊を米国内にとどめ、暴動が起きたときに備えるという、話も聞きます。先日、冬のボーナスが公務員に支給されましたが、民間では、給与の至急もままならない状態でボーナスも出ないという状態です。赤字団体にもかかわらず、給与は民間の1.5倍(派遣社員らと比べると3倍近く)もとり、自らの身は削らない…。民間がやせる思いをしてコストカットしても、官の効率の悪さが相殺してしまう…。民間なら横領事件になる、資金隠しをやっても誰も刑務所に入らない…まさに役人天国です。

★来年の「九紫火星」は暴動がおきやすい星だから心配している…
 円高の話から、とんでもないところまで発展してしまいましたが、来年の「九紫火星」の星は、九星のなかで唯一「火」の性質を持つ星。この年には、暴動や反乱が起こりやすいとされています。だから、今、若者の間で不満が溜まりこんでいることを心配しているのです。日本国内で不況感が強まれば強まるほど、公務員の生活安定振りや高所得が際立ち、一方で、国民の不満が積もっていきます。今、急がなければならないことは不満の根本を解消することで、一時的な対策ではありません。非道がまかり通る経済にしては日本の将来はありません。何を馬鹿なことを書いているんだ…と言われそうですが、これまで、小さな声だった若者の不満が企業側あまりにも非道な行為に、法的に立ち向かおうという姿勢や組織化する動きなど、これまでとまったく違う動きが出始めてことを懸念しているのです。裁判や交渉の中で不満や無力感が増加し、次のステップにエスカレートしたときに何がおきるのでしょう。今の日本はその分岐点にいるような気がします。

 株の話がおざなりになりましたが、以前から書いてきたように、勝負は25日線が上向きになり、株価を放り上げてくれること。ただし、円高のプレッシャーがかかると、上値は限定的。外人買いもなくなり、機関投資家も見送り…。相場の流れは、個人資金が優勢になり材料株相場に入っていくというストーリーになるのでしょうか。
 

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米国市場では国債がバブル状態…賢明な投資家は資金シフトを実行中
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、欧州市場が小動きになったことや、FOMC(公開市場委員会)の結果を見たいとのムードが強く、終日見送り気分の強い展開になりました。ただ、元NASDAQ元会長による巨額詐欺事件やビッグスリー救済に関する先行き懸念から、一時はダウ30種が150ドル以上下げる局面がありましたが、利下げへの期待感から引けにかけ値を戻し小幅安で終わっています。FOMCを前に、利下げを先取りする動きが強まり、債券市場では30年もの国債が史上初めて3%を割り込んだほか、10年もの国債が再び2.5%割れに接近、1ヶ月ものTBがマイナス金利になるなど金利低下に拍車がかかっています。背景には、リスク資産回避の動きがあるようですが、一方で、ユーロ買戻しが強まるなど、再びリスクをとろうという動きがあることも事実。

 債券市場では「史上初」とか、「50年前の水準」とか、「マイナス金利」など、異常な状態がでており、見方によっては債券(財務省証券)がバブル化していると考えることも出来ます。ドル安傾向が強まれば、債券が下落するリスクも高まりますので、相場巧者なら資金のシフトを考えるところ…。このところの、株式市場の底堅さの背景を考えて見なければなりませんね。

 25日線は今週中に改善して(横ばい)きますので、上昇のタイミングを計るところに来ていますが、心配なのは下降中の13週線が接近していること…。なにか、一気に状況を変える好材料が欲しいところです。

 15日の米国株
 ニューヨークダウ 8564ドル53セント -65ドル15セント (-0.75%)
            レンジ 8676~8469ドル 207ドル幅

 NASDAQ     1508.34ポイント  -32.38ポイント (-2.1%)
            レンジ 1544~1491 53ポイント幅

 S&P500     868.57ポイント -11.16ポイント (-1.27%)
            レンジ 884~857ポイント  27ポイント幅

 CME日経平均先物  8770円 +140円(大証比)
 

 今日の日本株は、FOMC、日銀の政策委員会、OPEC総会、米国銀行決算発表を控え見送り気分の強い展開になりそうです。バルチック海運指数が昨晩も5%以上上昇しており、海運株が引き続き買われそうですが、WTI原油先物市場では、1バレル50ドルをつけた後、44ドル台に急落しており、資源株の戻りの足を引っ張りそうです。また、昨晩のニューヨーク為替市場で円は再び90円割れ寸前まで買われており、円高圧力は以前続いています。やはり、ここでの基本は、中小型の材料株。下値不安が薄れてきたことで、低位株の底上げが始まっているようです。主力株に目を奪われずに、投資効果の上がるところに資金をシフトすべきでしょう。

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とりあえず、現状復帰だが、重要イベントが多すぎ…
 週明け15日の日経平均は428円79銭高の8664円66銭、TOPIXは33.56ポイント高の846.93と、ともに大幅反発して終わりました。出来高概算は18億6000万株、売買代金概算は1兆4200億円と、週明けの手がかり材料難のなか急減しています。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは101、RSIは55、25日線かい離はプラス3.86%でした。騰落レシオが再び100に乗せてきましたね。

 今日は、週末に走った「ビッグスリー救済法案廃案」ショックの修復相場みたいなものでしたね。とりあえず、先週木曜日の段階までもどし、これから仕切りなおし…という感じでしょうか。米国政府のビッグスリー救済法案は、ブッシュ大統領がイラクまで靴を投げつけられに行っていましたので、これから内容を検討する…ということで、発表までには時間がかかると、報道官が発表していました。とりあえず、GLOBEX市場の米国株先物も堅調に推移していますので、今日は先物の買い戻しに加え、債券先物売・株先物買の裁定取引も入り指数を押し上げていました。
 
★とりあえずスタート台に戻ったが、心配なのは為替…
 今日の戻しで、とりあえず25日線(15日現在8342円)を回復してきました。チャート的にはきれいな三角持合の離れ足になっており、再び、上値を狙えそうなパターンを描き始めましたね。ただ、今日は、景気の落ち込みをあらためて確認した日銀短観が発表されましたが、これを無視した格好になっています。落ち込み幅は事前の予想通りだったものの、来年3月期の景況感がさらに悪化しており、このあたりはあらためて織り込まなければならないのかもしれません。また、今日は為替が安定していたから…と言っていますが、先週木曜日時点と比べると円高は進んでいます。米国政府が救済に乗り出すと伝えられた米国市場でも、瞬間的に91円80銭くらいまでいったものの、引けにかけては91円台の下の方に押し戻されています。

 91円80銭付近は、今年10月につけた円の高値で、チャート的には急所に鳴っています。これを抜いたために、円はさらに買われやすくなっているのは確か…。今日も90円台の推移になっていましたから、今後のFOMCの結果や日銀の出方によっては、再び80円台を覗くような局面が出ないとも限りません。今日は自動車株や海運株、ハイテク株などが買われていましたが、再び80円台を覗いた場合、大丈夫なんでしょうか。投機筋としても、米国株がしっかりしだして、リスク対応力が増していますから、他の通貨や資産に再び投資するような姿勢を強めています。当面は、ユーロが本命ですが、利下げ思惑が付きまとっており、金融政策に限界がある円が買われやすい地合にあることは確かでしょう。値動きにつられないことが大事ですね。

★今週は重要イベントが多すぎ…
 とくに、今週は、今晩から米国でFOMCが開催されるほか、ゴールドマンザックス(16日)、モルガンスタンレー(17日)が決算発表を行います。また、同じく18日にはアルジェリアでOPEC総会が開催されます。すでに、WTI先物市場では1バレル49ドルをつけ、大幅な減産の可能性を織り込みにかかっています。 さらに、18日からは二日間にわたって日銀金融政策決定会合が開催されます。FOMCの利下げが0.5%~0.75%と幅広いだけに、日銀の出方によっては、為替への影響が気になります。考え方によっては、米銀の決算が悪いことは分かりきったことですから、むしろ市場は利下げの方を好感する、という味方も出来るのですが…。

★不透明なときは材料株…仕手化しはじめたダイワボウ
 どっちにしても、これだけ重要なイベントが控えていては動きは取れません。結局、個別の材料株に向かっていかざるをえなくなります。このところ、材料株の指標株として取り上げています、ダイワボウ(3107)は本日大台代わりを演じ、24円高の410円で終わっています。取り組みもどんどん厚みを増していますね。レポート11月17日号で取り上げてから、すでに大台を二つ変えてきました。出来高も3000万株近くに達しており、だんだん全員参加型に育っています。

★相場は本当に底値模索なのか…見かたを変えれば上昇相場
 ますます面白くなりそうですね。また、今日は日本製紙(11月25日号注目株)、近鉄(12月1日号)も、本日年初来高値を更新してきました。いち早く、内需型と材料株に切り替えた成果が出た格好です。先日も書きましたように、円高と原燃料安は関連企業の業績増額修正にもつながってきます。直近のレポートでも燃料多消費型の食品関連株を取り上げましたが、持合を離れるような動きをしめしてきました。パソコンで、チャートを見ていると、なかなか全体の動きを把握できませんが、チャートブックでも買って、一度、一ページずつめくって個別銘柄の足を見てください。建設株や食品、消費関連、電鉄など、週足陽線を連続sて何本もつけ、かつ13週も26週も上回っているものがたくさんあります。このタイプのものは週足移動平均線が上向いていますから基本的に押し目買い。しかし、主力株は、13週線にも届いていないものがほとんど…。それも移動平均線が下落していますから、下落圧力が強い…。この違いがはっきり分からないと今の相場は読めません。

 まだ占いの話は早いのかもしれませんが、来年は、同じ業種のなかでも好調な会社ととんでもなく悪い会社に二極化するという卦がでています。株価だって同じこと。チャートを一枚一枚めくlるきわめてアナログ的な手法をとらないとこの流れの違いは分かりません。私たちが日ごろ目にし、耳にする株式関係者の意見やコメントは全て、彼らが多く持つ主力株をベースにしたもの。内需や中小型株、材料株を手がける側から見ると、まったく違う見解になるはずです。

 今日は、思いつくままに書いてみましたが、一度、自分の相場観に間違いがないか、全部の銘柄の動きをページを一枚一枚めくりながら確認することをお勧めします。とにかく、今週は重要なイベントが多すぎ…。

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米国政府がビッグスリー救済を示唆…でも、本音では、誰も助かるとは思っていない…
 おはようございます。

 ビッグスリー救済法案廃案のあとを受けた昨晩の米国株は、政府が金融安定化法の援用を示唆したことで落ち着きを取り戻し、寄り付き安から神経質な動きを繰り返しながらも、結局、小幅反発して終わりました。今のところ、救済問題はブッシュ大統領にげたを預けた格好です。この問題は約1兆ドルに達するビッグスリー社債の証券化商品ややCDSを通じ、金融問題化。破たん時にはリーマン破たん時と同様な影響を金融機関に与えるものと懸念されており、政府としても看過することは出来ません。結局、ビッグスリーの金融子会社を金融機関扱いして資金支援するか、FRBが緊急に金融支援するか、少ない選択肢のなかから採ることになるのでしょう。

 ただ、今回の交渉でも明らかになったように、ビッグスリーが競争力を失った最大原因であるUAW(全米自動車労組)の妥協が引き出せなかったことを見ても、一旦は、救済されても、その後の再建が困難なことがはっきりしました。政府が声明を発表したものの、まだはっきりした態度は表明していませんが、市場の先行きを示す恐怖指数(VIX指数)は上昇しておらず、もしかしたら市場はビッグスリーに関して「お前はすでに死んでいる…」と、みなしているのかもしれません。いつも通り、アジア市場が開く、月曜日までには何らかの救済策が発表されるかもしれません。

 チャート的には、ニューヨークダウは25日線をキープして終わっています。具体策が出るまでなんともいえませんが、とりあえず、反発トレンドは維持できていると見ておいていいのではないでしょうか。

 12日の米国株

 ニューヨークダウ 8629ドル68セント +64ドル59セント (+0.35%)
            レンジ 8682~8347ドル 335ドル幅

 NASDAQ     1540.72ポイント  +32.82ポイント(+2.18%)
            レンジ 1543~1478 ポイント 65ポイント幅

 S&P500     879.73ポイント +6.14ポイント(+0.7%)
            レンジ 883~851ポイント 32ポイント幅


 アジア、欧州を駆け巡った「廃案」ショックは、米国政府の救済示唆でなんとか歯止めがかかりました。日本株もCME日経平均先物が8715円で終了し、なんとか事なきをえています。来週の反発が期待されるところですが、やはり気になるのは為替のこと…。昨晩のニューヨークでは、91円台までもどしたものの、今年10月の安値付近が戻りの限界となり、円高方向に押し戻されています。16日のFOMC、16日、17日の日銀政策決定会合を控え、米国の利下げ幅の拡大が思惑材料になりそうです。日銀内部でも利下げの声は上がっていますが、まだ大勢は現状維持…。投機筋にとっては思惑通りの展開で、買い仕掛けが入る可能性もあり、主力株には逆風がふくことになりそうです。昨晩も書いたように、流れは主流株から再び中小型材料株と内需・円高関連株へと回帰するのではないでしょうか。

 引き続き、為替と立会時間中のGLOBEX米国株先物が焦点になりそうです。
 

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ビッグスリー再生の鍵を握る労組問題でつまずいた救済法案
★またまた反対派がひっくり返した…
 いやはや、驚きましたね。米国ビッグスリー救済法案は、わずか8票が足らず廃案になってしまいました。反対派の共和党議員が提案していた、全米自動車労組の従業員給与を非組合員並みの給与に引き下げる…という点で合意が得られなかったといいます。年金問題と組合問題はビッグスリーのアキレス腱(労組依存で当選したオバマ新大統領にとっても同じ…?)ですから、この点で合意がえられないということは、もしここで生き残っても再生はないということでしょう。労組が自ら選んだ道なら仕方が無いんじゃないですか。あとは、ブッシュ政権が金融安定化法の資金を使う決断をするかどうか、ですが、もともと、この資金を金融機関以外に投入することには反対でしたから、今の段階では自力救済をしなければならなくなった…ということです。

★げたを預けられたブッシュさん
 格付け機関の評価は破たん企業扱いですから、金融機関の融資も受けられません。結局、法的処理に進まざるをえなくなるのでしょうか。以前、ビッグスリーのトップが話していたところでは、ビッグスリーに対する金融機関のリスク資産は30兆円近くあるといいますから、今後の債権処理によっては、巨額の損失をこうむるところも出てくる可能性があります。ブッシュさん、GMは6兆円の債務超過といいますから、担保も無い会社に資金供給する度胸はありますかね~。まあ、お手並み拝見。それにしても、週末にとんでもない鉄砲玉をくれたもんです。

 さて、そのおかげで、今日12日の相場は大荒れでした。日経平均終値は484円68銭安の8235円87銭、TOPIXは35.88ポイント安の813.37と、ともに大幅反落して終わりました。メジャーSQだったこともあり、出来高概算は30億株、売買代金は2兆4800億円と、ともに急増しています。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは89、RSIは55、25日線かい離は-1.2%と、再び25日線を下回ってしました。

 指数的にはまだ余力を残しているんですが、「ビッグスリー救済問題」だけはあなた任せなので、どうなるか予想も出来ません。第二のリーマンにしたくなかったら、何らかの手は打ってくるんでしょうが、今日の朝も書いたように一時的に救済しても、膨大な借入金、金融子会社の不良資産処理、経営負担になってきた退職者年金と賃金をどう処理するか…年内を乗り切っても、再建の前途には暗雲どころか「ハリケーン」がまっています。とくに、労組との問題…。これが簡単に処理できるようだったら、今日、救済法案は成立していたはずですね。まあ、一時的なショックで終わってくれるように願うばかりですね…。こればっかしは読めない。

★救済法案廃案が引き金になり円高再発進
 それと、このところずっと警戒してきた円相場がついに動いてしまいました。恐らく仕掛けるタイミングを狙っていた投機筋は多かったはずです。レポート購読者には警戒を呼びかけていましたので、問題は無かったと思いますが、今日の、「救済法廃案」は絶好の口実を与えてしまいました。世界中がどんどん金利を下げる中で、日本だけが、引き締め気味の運営を続けていましたから、今日の88円台は別に以外ではありませんでした。問題は10月につけた91円台の関門を突破してしまったことで、今度はここが壁になり80円台が定着。さらに円高が進む可能性が出てきたことです。ここで、日銀が金利維持にこだわったら…。今回の波乱で16日のFOMCの利下げ幅が拡大する公算が強まってきましたが、もし協調利下げをしなかったら、日本経済の先にも「ハリケーン」が待っていることでしょう。

★25日線を中心に「先行株」と「主力株」が交代へ

 だから、主力株は怖い…と、書いてきました。円高と市場の不透明感の増幅を前提にディフェンシブと個別の材料仕手株にこだわってきましたが、今日も、鳥インフルエンザ関連のダイワボウは新値を更新しています。波乱相場のなかでも、個人の資金は順調に回帰し始めたようですね。
米国株が堅調になり始めてから、主力株が反発しましたが、大体、昨日までに25日線まで届いてきました。また、先行していたディフェンシブ系のものは、逆に25日線とのかい離が拡大していましたので、かい離修正のため下落していました。もともと、主役が入れ替わるところに来ていたんですね。このブログでも紹介していたエービーシーマートも、今日25日線にタッチしたところで反発して終わっています。

 今後の相場の反応は、ブッシュ政権の対応と何も無かった場合の市場の反応を見なければ分かりませんが、傷が浅くてすめば、引き続き個別の材料株を中心にした流れに戻るはずです。今から、相場を云々しても仕方がありませんから、今晩の結果を見てから考えましょうか。


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ビッグスリー救済法案…共和党議員も及び腰…?
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、ビッグスリー救済法案が下院を通過したものの、(上院で60%の議員の賛成を得なければならないため、)共和党議員の反対で成立が危うくなっていることや、週間の新規失業保険申請件数が1982年11月以来の57万3000件に急増したことなどを嫌気し、大幅反落して終わりました。
 ビッグスリー救済問題は、救済を選挙公約として当選したオバマ新政権と市場不介入を原則とする新自由主義共和党議員との対立色を強めています。市場は救済を前提に動いてきましたので、法案通過がならなかった場合、若干のショックは避けられないかもしれません。ただ、前回の金融安定化法案の否決の際、国民的な批判を受けたことから、徹底した反対に及び腰の議員も多く、債務の削減や従業員給与の引き下げなど付帯条件をつけてきています。市場は、先行きを読みづらいとして、債券や原油、金、ユーロ・円買いなどへ資金シフトして様子見気分を強めていますが、反対派議員の姿勢は、前回ほどではなく、今後の条件の詰め方次第では成立の余地も残っているのではないでしょうか。
 テクニカルでみると、ニューヨークダウは、依然、25日移動平均線を維持したままです。対応点がまだ高く、25日線の下方圧力はまだ続いていますが、見方によっては良く耐えているといえなくもありません。現在の水準をキープできれば、来週からは移動平均線も上向いてきます。あまり、日々の動きに振り回されず、トレンドを見ていくようにしたほうが良い次期に来ているような気がするのですが…。

 11日の米国株
 ニューヨークダウ  8565ドル09セント  -196ドル33セント (-2.24%)
             レンジ 8809~8512ドル 297ドル幅

 NASDAQ     1507.88ポイント -57.60ポイント (-3.68%)
             レンジ 1568~1501ポイント 67ポイント幅

 S&P500     873.59ポイント  -25.65(-2.85%)
             レンジ 904~868ポイント 36ポイント幅

 CME日経平均先物  8450円 -240円


 米国株は、景気指標の悪化や大手銀行CEOの業績悪化見通しなどを嫌気して反落しましたが、25日線をキープしたことや、下落幅自体が悪材料や不透明材料の割には小さく、今日のGLOBEXでは、米国での交渉の動きを見ながら神経質な動きが続くことになりそうです。日本株は、CME先物安や91円台の円高を受けて安い展開が予想されるものの、バルチック海運指数ん反発持続、原油高などから関連株への買いや、不透明感の増幅により、個別材料株に個人投資家の買いが回る可能性もあり、指数の動きとは別に、結構値を飛ばすものがでてくるのではないでしょうか。
 でも、やはり円が高くなってきましたね。スイスはゼロ金利に踏み切りましたし、米国も大幅利下げの可能性…。気がついたら、日本は先進国で一番金利が高い国になったりしていて…。国内景気がよくなるはずはありませんよね…。

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もしかしたらオバマ新政権の「理想買い」相場がはじまった…?
 今日の朝の書き込みは、FC2へのアクセスが出来ずに、見送りました。ご容赦!

 11日の日経平均は60円31銭高の8720円55銭、TOPIXは14.70ポイント高の849.25と、ともに4日続伸して終わりました。出来高概算は22億4000万株、売買代金は1兆7660億円と、低位株に買いの手が向かったこともあり、出来高の増加が目立ちます。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは89、RSIは68、25日線かい離はプラス4%でした。指数的には中立ですが、25日線とのかい離拡大が気になります。

 今日は、米国株やCME日経平均先物が堅調だったことから、しっかりにはじまりましたが、GLOBEX市場の米国株先物が方向感が定まらなかったことや、明日がメジャーSQに当たっていることから見送り気分の強い展開になっていました。ただ、明日のSQを意識した先物業者のゆさぶりがあったものの、8500円の下値が固かったことや、米国下院でビッグスリー救済の法案が通過したことを好感。低位株を中心に買い物が入りました。引けにかけては、明日のSQに絡んだ先物買いから上げ幅を拡大して終わっています。

★25日線固めの相場は先高を暗示
 完全に25日線を固める動きになってきましたね。明日になると対応点が大体今の株価水準と同じになってきますから、25日線は横ばいに入ってきます。テクニカル的にはだいぶ状況が改善されてきました。また、世界的な景気刺激策を好感して、原油価格や非鉄などに、下げ止まり感がでていることや、荷動きの活発化を見越してバルチック海運指数も反発し始めています。加えて、米国株の底堅さを受け、リスクをとろうという動きが強まり、ユーロ買いも強まってきました。これを受け、これまで、売られてきた、景気敏感株が買われたことも、日経平均の底堅さにつながっています。

★オバマ新政権の「理想買い」相場
 だいぶ相場の景色が変わってきたんじゃないですか。米国では、現金が一番安全だが、銀行に預けると銀行の倒産が心配…ということで、期間の短い国債に人気が集まり、金利が無しでもいいから国にお金を預かってもらいたいという「大弱気」の人がいる一方、長期国債を売って、株式に振り返る投資家もでてくるなど、強弱感の対立が目立ってきました。大体、極端な動きが出てくるときは、流れが変わる時ですね。昨晩も書いたように、これまで、一日もキープできなかった25日線を、今では下値の支持線としてみるような動きが出てきています。明らかにこれまでとは違う動きが出てきていますね。もしかしたら、オバマ新政権を期待した「理想買い」の段階にはいりつつあるのかも知れません。

 医療改革で薬価の引き下げを狙いジェネリック薬品メーカーが、大容量高速通信網の設置にからみ古川電工が、橋梁・道路のリニューアルを先取りし、コマツや日立建機が、今日当たりは米国に地盤をもつ酒井重工業が買われてくるなど、米国の新経済対策を意識した動きが日本でも始まっています。基本は、売られすぎ、実体価値を下回ったものを修正しようという動きだと思われますが、これも下値不安が薄らいだから起きているものです。まだ、成長性を買うところまで回復していませんから、あまり高値を追いすぎるのは注意したほうがいいのではないでしょうか。

★未解決の悪材料は未解決…とりあえずは「中間反騰」か
 想定どおり、相場のほうは強含んできましたが、うまくいけば、オバマ新政権が誕生する来月後半くらいまでは、中間反騰的な動きが出てくるのではないかと思います。ただ、ビッグスリーの問題は、とりあえず目先の蓋をしたものの、あくまでも一時的な手当て…。まだ、根本的な救済に関しては手付かずになっています。また、CDSで血まみれになっているAIG問題も、隠していた損失が表面化したり、資産の処分がうまくいっていない、損失が日ごとに拡大し、底なし沼的に資金を吸い続けている…など、次期政権に丸投げされる「時限爆弾処理」は多くあり、新政権になったら、予想外の損失や不祥事が表面化してくる可能性もあります。さらに、強引に解約を抑えているヘッジファンドの問題も、今後、資金供給元である旧投資銀行の財務処理に絡み、再び市場の売り要因として出てくるはずです。それも、来年にはいると、新年度に入りますから、その処理がはじまることは念頭においておかねばなりません。

 これまで、強気を書いてきて、それは無いだろうといわれそうですが、前にも書いたように、これから出てくるかもしれない株価上昇が、ダウントレンド内の「中間反騰」なのか、世界的な潮流の変化を受けた新しい上昇相場なのか…の判断が現在まだ出来ない以上、慎重に構えておくに越したことはありません。まあ、当面は、強気で張っていきますが…。

★三菱重工業の相場に関する「勝手」な解釈
 レポート銘柄はどれも順調に値を伸ばしていますが、以前、ここでもちょっと書いた三菱重工が、やはり違った動きをしてきました。「フリーライダー」はダメよ…というのが、今後の日本の課題は、防衛力を強化して自分のことは自分で守りなさい…ただし、原爆は持っちゃダメ、とうのが今後の米国の方針になるかもしれません。できるだけ海外に散らばった軍隊を縮小して、財政赤字の穴埋めをしなければなりませんからね。クリントンさんを国務長官に据えたのも、結局、産軍複合体の圧力を押さえ込みたいから…というのがオバマさんの本音…かも。本気で軍事費の削減を考えているのかも知れませんね。鉄が弱いのに三菱重工が強いのは案外このあたりの動きを反映したりしていて…?

 それと、もう一つは、中国の原発建設。最近も書いたように、米国と中国という環境問題児が、両方とも温暖化ガスの削減に取り組む…といっています。片方で、強烈な景気刺激策をとるのですから、両方をやろうと思ったら、火力発電ではなく原子力発電所の数を増やさなければなりません。それも二つ三つではすみません。恐らく数十という単位になると思いますが、そのときに一番メリットを受けるのは、どこの国でしょうか。このところ、日本の原発関連株がぴくぴくしていますが、案外このあたりと関係しているのでは…。元ゴールドマンザックスの会長だった、ポールソン財務長官は、びっくりするくらいの数中国を訪問していますが、一説にはこれから始まる原発建設のファイナンス利権に絡んだ動きとも言われています。本命は、東芝なのでしょうが、今はフラッシュメモリーで足を引っ張られ、ちょっと手がけづらい…。そこで三菱重工業ということでしょうか。勝手なストーリーを自分で組み立てていますが、案外当たっていたりして…。

 こんなストーリーを勝手に作って、相場の方がうまくいき始めたというのも、ファンダメンタルが変わってきた証拠ではないでしょうか。久しぶりに、年末恒例の持ちつき相場があるかもしれませんね。

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金融緩和の実施時期が、景気回復のサイクルに影響…
 10日の日経平均は264円37銭高の8660円24銭、TOPIXは16.61ポイント高の834.55ポイントと、ともに3日続伸して終わりました。出来高概算は21億4600万株、売買代金は1兆6320億円と、ボリュームアップしてきました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは90、RSIは56、25日線かい離はプラス3%となり、ついに25日線を回復してきました。指数的にはまだ余力を残していますね。

★リズムがよくなってきた日本株
 上げ相場になるとこんなものですね。米国株が下落しましたので、どうかな…と思いましたが、GLOBEX市場で米国株先物が終日高かったですし、場中には、ビッグスリー救済に関して、政府と民主党の合意がなった…と伝えられたことから、主力株への買戻しが入ったほか、政府による不動産業への救済案がでたことから引き続き不動産関連が賑わい、相場は引けにかけ上伸して終わっています。また、今週末にSQを控えており、これに絡むポジション調整の売買が交錯し、出来高も増加したようです。どうしても破れなかった8500円の壁を破ったことも市場心理を強気にさせたようですね。

★日米とも25日線を回復
 これで、日経平均は、ニューヨークダウに遅れながらも25日線を回復してきました。また、11月28日の戻り高値8518円も上回ってきましたので、下げエネルギーは緩和されています。まだ、25日前の対応点が9600円の戻り高値付近にありますので、まだ25日線は下降しますが、今日。機械受注が減少する…というマイナス材料が出ても、受け付けず、素直に好材料に反応する動きが出ていますので、なんとか、10月15日の戻り高値9601円、11月5日の9521円の二つの戻り高値で形成する上値の関門くらいまでは戻しにかかるのではないでしょうか。

 米国と中国の大型の景気対策、欧州も2兆円規模の経緯対策を実施するということで、荷動きが活発になるとしてバルチック海運指数が動意付いています。今日の海運株の上げもこれを反映したものです。今まで弱気だった人も、全体があげてくると、今まで見えなかったものが見えて強気になり始めた…ということでしょうか。ただ、来週になると、16日にはFOMCがあり。利下げ幅によっては円高圧力がかかってきます。また、米国大手銀行の決算発表も待っています。不透明材料はまだ払拭されたわけではないことを忘れてはいけませんね。

 今日も、つい先日、とうとうと世界経済が破滅に向かっていることを解説してくれて、私の胃を痛くしてくれた方からお電話があり、「レポートのダイワボウが新値をとったな。買っていいか…?」と、きました。「130円も40円も上がった株をここから買う…?」。直近のレポートで、1月高値を上回ったら一旦は下押す、と書いていたでしょう。中まで読んでいないのかな…本当に…。上がれば強気、下がれば弱きでは、何時までたってもダメですよ。そういえば、今日は、12月1日号の近鉄、10月20日号のショーボンド建設が、ダイワボウと並んで新値をとっていましたね。最近のレポートのなかからもう6銘柄も新高値銘柄が出ています。いち早く方向転換しておいて本当に良かった…と、自分では満足していますが、あの相場環境では買えなかったでしょうね…。

★金融緩和サイクルから見れば米国経済が最初に立ち直る…
 また、横道にそれそうですが、今日の朝も書いたように、米国も中国も経済のパラダイムシフトが起きています。米国はオバマ新経済政策で国内のインフラ整備により雇用を増やす方針。中国も、輸出主導の沿海部から開発の主体を、職を失った農民工が多い内陸部に移しています。ともに、輸出を志向しているのではないですね。市場はこれを先取りし始めていますが、米国では、ドル安時期に輸出株が買われ、内需株は叩き売られていました。いま、そちらに資金が流れ始めたわけですから、物色対象は大きく変化していきます。

 日本としては輸出の伸びを期待したいところでしょうが、今回はまず内需の刺激から。現地に進出している企業でないとメリットを受けないような気がします。それと、注意したいのは、景気サイクルの違い。米国はすでに金融緩和に踏み切って1年3ヶ月を経過。景気がピークを売ってから1年経ちます。そろそろ何かの変化が出てくるころですね。

 でも欧州の場合は、本来景気刺激のため金利を緩めるべきところを、逆に引き上げています。実際に利下げをし始めたのは最近ですから、景気サイクルから見て、むしろこれから景気が悪化に向かうと見るのが自然でしょう。中国にしても、利下げを始めてからの期間は短く、当面は景気の下押し圧力がかかると見るべきなのでしょう。日本だって、金利水準は低いものの、2006年以降、引き締め気味の運用が続いてきていますので、そう簡単に景気は立ち直りません。これだけ、景気が悪いのにいまだに引き締め気味の運用が続いています。内需の落ち込みは、輸出の減少ではなく、EUと同じように、金融を締め過ぎた結果、起きたものと見ることも出来ます。

 金融サイクルからみると、最初に立ち直る可能性を持っているのは米国…ということになりますが、果たしてどうか…。米国の財政論議ばかりが、取り上げられますが、日本のバブル崩壊時に100朝鮮の資金が投じられましたが、その後の株価の値上がりや不動産価格の回復で資金回収が進み、実際に損失になったのは10兆円程度だった、といいます。途方も無い数字を並べて世界が末世に向かっているような話が理路整然と並べたてられていますが、なんだか、コンピューターの2000年問題の時と似たような感じがするのはわたしだけでしょうか。嵐が過ぎたら、儲かったのはパニック本を書いた作家だけだった、ということになりはしないでしょうか。

 まあ、感情的な見方に組してよかったことは一度もありません。とにかく、日本株は米国株と為替次第…。とりあえず、日本株の9500円、米国株の9500ドルを目標にしておきましようか。


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米国株は25日線をキープし、一段高期待…日本市場は円高懸念で、再度材料株へ
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、欧州市場が資源株の上昇を背景に堅調に推移したものの、半導体大手TI社や輸送大手フェデックスが世界的な景気後退を踏まえ業績見通しを下方修正したことや、スリーエムに対する投資格付けの引き下げなどを受け、景気の先行きに対する不安が再燃。また、最近の上昇に対する利食い売りなどもあり大幅反落して終わりました。調整入りが懸念されるところですが、チャート的には、11月28日の戻り高値8840ドルを上回った後であり、ここでの利食いはセオリー通り。また前回25日線を回復したときには、すぐに急落し25日線を維持できることができませんでしたが、昨晩は25日線をキープして終わっており、明らかに前回とは異なる動きを示しています。オバマ新政権の景気刺激策の内容が詳細に判明してきましたが、その内容は内需刺激が中心。これまで、景気を牽引してきた輸出から内需への物色対象のシフトが進んでいくのかもしれません。GLOBEX市場では米国株先物は小高く推移しており、このまま25日線を維持できれば、10000ドルの大台付近を目指す可能性もあります。(もっとも、つり天井状態のこの壁を突破するのは生半可なことではありませんが…)

 9日の米国株

 ニューヨークダウ 8691ドル33セント -242ドル85セント (-2.72%)
            レンジ 8934~8651ドル 283ドル幅

 NASDAQ     1547.44ポイント -24.40ポイント(-1.55%)
            レンジ 1602~1538ポイント 64ポイント幅

 S&P500    888.67ポイント -21.03ポイント (-2.31%)
            レンジ  916~885ポイント  31ポイント幅

 CME日経平均先物  8410円 +10円 (大証比)


 ニューヨークダウはいち早く25日線を維持する動きが出始めました。日本株は、先物が堅調に終わりましたので波乱なく始まりそうですが、問題は為替市場…。昨晩のニューヨーク市場でザラ場中に91円台をつけており、昨日買われた輸出主導型企業の株価への影響が懸念されます。引き続き、GLOBEX市場の米国株先物を見ながらの展開になりそうですが、下値不安が無くなれば昨日休憩した材料仕手株や内需系ディフェンシブ株の出直りがあるかもしれません。為替とGLOBEXを見ながら神経質な展開になりそうです。

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海外景気対策への「ただ乗り」は許されなくなる…日本も緊急の自律回復措置が必要
 9日火曜日の日経平均は66円82銭高の8395円87銭、TOPIXは5.86ポイント高の817.94と、ともに続伸して終わりました。出来高概算は19億9000万株、売買代金は1兆5058億円と、ともに薄商い状態のままでした。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは93、RSIは51、25日線かい離はマイナス0.2%でした。

★やはり円高が足を引っ張った
 なんでもタダ乗り立国「日本」の実情を、まざまざと見せ付けられるような相場でしたね。米国がオバマ大型景気対策に期待して大幅続伸しましたので、日本も…と意気込んではみたものの、朝方発表された7~9月期のGDP改定値が市場予想の0.9%減を大幅に下回る1.8%減に下方修正され、さらに相場が始まってみると、円相場が1ドル92円台半ばに急騰。折角、買われていた主力株や中国や米国の景気刺激策を意識して買われていた建設機械関連や建設資材株も、次々と値を消して終わっています。「ただ乗り」なんて、不適切な冠をつけましたが、中国や米国が大型公共工事による内需刺激を行うから、日本からの関連資材の輸出が伸びる…という発想そのものがいかがなものでしょう。

★中米の景気対策は国内的な雇用の確保が狙い…日本のためではないよ
 中国は、世界の景気がこんな状態なのに、輸出に頼って景気刺激することは出来ません。むしろ怖いのは、沿海部で職場を失った農民工が内陸に帰った時に仕事が無く、反乱や暴動を起こし社会不安につながることです。そのため、景気対策の主力は内陸部の開発におき、雇用の増加に勤めることにあり、国内企業の収益増の機会を与えることにあります。米国にしても状況は同じ…。税金を使い景気対策を実施するというのに、わざわざ海外企業に収益の機会を与えるようなことをするものでしょうか。一時期はやった「バイ アメリカン」運動ではないですが、保護主義的な動きが強まることは想定しておいた方が良いと思います。

★海外が挙国一致でやっているのに、何で日本だけが…?
 日本だって、景気は急速に悪化していますが、どうも政府や財界の発想のなかに、米国や中国の経済が上昇すれば日本も輸出が回復して景気もよくなると、考えている節が見受けられます。もし、保護主義的な動きが高まり、「ただ乗りはダメ」…日本は日本で景気対策をおやりになったら…と言われたら、どうするつもりでしょう。今、もっとも軽快すべきは、「保護主義的」な動きが高まることです。だから、日本は独自の景気刺激の方途を探らなければならないのに、「政治はごたごた」、「官僚は既得権の拡大に地道を上げ」、「金融機関に資金を流すべき日銀は、0.3%の政策金利の維持に面子をかけている…」。挙国一致で事に当たらないといけない事態がきているのに、当事者のやっていることは、バラバラ。

 米国の株価が上昇し、リスクが減少しているにもかかわらず、何故、円高が進行しているのか…。EUも米国も、ゼロ金利や量的緩和も覚悟で金融政策をすすめており、もしかしたら、日本が先進国の中で一番金利が高い国になるかもしれない…という、冗談めいた話が実現する可能性が出てきたからです。円高が進めば、株安が進行…。自己資本比率が低下して、金融機関はカネが貸せなくなる、
また、金融庁(官僚)が金融機関の融資に口をだしてきてますます融資がしにくくなる。それでも、日銀は金利にこだわり円高が進行する…結果として、日本経済は窒息し、経済が立ち直った海外企業から買収攻勢が始まる…。いつか来た道をたどることになりますね。海外企業は大もうけし、サブプライム損失の一部を取り返す…。

 毎年、米国から送られてくる「年次要望書」の2009年版に、日本の身売りの仕方…としてノウハウが書いてあるのでしょうか。もちろん冗談ですが、先日、どこかのテレビ局が2008年判の「年次要望書」を取り上げてやっていましたが、とにかく、米国の企業が日本で商売をやりやすくするためのことしか書いてありません。要するに、植民地への要望書といっても過言ではありません。郵政の民営化もこの要望書に基づいてなされたものといいます。政府も官僚もこの要望書に基づいて政策立案してれば良いという発想で、自ら政策を立案する能力を奪われてしまっています。そのことは、いまの国内の混沌とした状況を見れば分かるはずです。

★日本国内にやることは無いというが、考えればやることは山ほどある
 一部のエコノミストは、日本には内需を進行する余地は無い…なんて馬鹿なことをいう輩がいますが、団塊の世代が次々高齢化していくのに対応した社会的なシステムは出来上がっているのでしょうか。また、米中という2大環境問題児が、対策に取り組むことをきめたのに、日本の対応はじゅうぶんなのでしょうか。やることは、掃いて捨てるほどありますし、資金だって国民の金融資産をうまく誘導してやれば対応は可能なのに、政策担当者は誰も知恵を絞ろうとしません。また、ぼやきになってしまいましたが、今度の世界的な景気回復対策が国単位で行われている以上、対策は保護主義的な傾向を強めざるをえず、もし日本が国内的な対策を何もしなかったら、取り残されるリスクをはらんでいます。

25日線をはさんだ日米の明暗に注目
 横道にそれましたが、今の日本が内外に大きなリスクを背負っていることを理解していなければなりません。とにかく、米国は先週初めにつけた長大陰線を抜き、かつ25日線も回復してきました。これで、再び9600~9700ドルのつり天井に挑戦する流れにはなりました。しかし、日経平均の今日の高値は8499円…。25日線は8415円ですから、ものの見事に押さえ込まれてしまいました。日本の場合は、十分ではない第二次補正予算さえ先送りしてしまい、現状では自力救済は先延ばしされてしまっています。ここまで書いてきたように、危機前のようにただ乗りが許されれば、景気回復の余地がありますが、もし、面と向かって国内優先を打ち出されたら…。

 もっとも先が読めないのは日本経済です。だから、材料仕手株とディフェンシブ、それと円高と資源安で業績の増額修正が期待できる企業しか上値は終えないと書いてきました。こんなことを書かないといけない日本経済って…。政治家さんや官僚さん、国難だぞ…!

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現実悪売りと政策期待買いの綱引きは、期待感の勝ち…かな?
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、アジア、欧州株の大幅反発を受け、高く始まりました。オバマ次期政権の景気対策の内容が具体化するにつれ、景気悪化の歯止めになると期待する投資家が増加。さらに、ビッグスリー救済に関して繋ぎ融資が決まりそうなことも市場の安心感を誘っています。一時は先月10日以来9000ドルの大台を回復する場面がありました。出来高の増加をともなっていないため、市場参加者が増えた…とはいえませんが、再び25日線を上回ってきたことで、先高感が強まっているようです。米国の景気後退に歯止めがかかるとの予想から、資源株など景気敏感株にも物色対象が拡大しはじめています。景気の「現実悪」売りと「政策期待」への買いの綱引きは、じょじょにですが期待感が上回りつつあるようです。

 8日の米国株

 ニューヨークダウ 8934ドル18セント  +298ドル76セント(+3.46%)
            レンジ 9026~8637ドル 389ドル幅

 NASDAQ     1571.74ポイント  +62.43ポイント (+4.14%)
            レンジ 1583~1536ドル 47ポイント幅

 S&P500    909.70ポイント +33.63ポイント (+3.84%)
            レンジ 918~882 ポイント 36ポイント幅

 CME日経平均先物  8495円 +125円 (大証比)


 米国株は25日線を上回り、トレンド転換を思わせる動きを示してきました。建設機械、建設資材などが上昇し、1950年以来という大型景気対策を先取りする動きをしています。米国株の上昇を受け、リスクが減少したとし、ドルは他の通貨に対し安くなっていますが、対円では円優位の展開が続いています。米国の利下げによる日米金利の逆転を市場が読み始めているのかも知れません。米国景気低落の歯止めを期待し、主力株にも反発の芽が出ていますが、問題は為替の動向…。戻り売り業種と追撃買い業種の区別をはっきりすることが大事です。今日も、GLOBEXの動きを見ながらの展開になると思われますが、ここからのポイントは米国市場で債券→株の資金移動が始まり「金融相場」的な色合いを強められるかどうか…。それによっては主力株の戻り率も大きくなるかも…。

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米国市場の変化は、ダウントレンド内の「逆流」か、それとも新しい潮流か…?
 週明け8日の日経平均は411円高の8329円05銭、TOPIXは26.06ポイント高の812.08ポイントと、ともに急反発して終わりました。出来高概算は18億6000万株、売買代金は概算1兆37700億円と、相も変わらずの薄商いでした。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは93、RSIは46、25日線かい離はマイナス1%でした。指数的には中立状態…。

 週末の米国株は、雇用者数が前月比で53万人も減少したうえ、9月、10月分も大幅に減額修正されたことを嫌気して急落してはじまりましたが、ビッグスリー救済に関して新たなスキームが民主党から提案されたことや、保険会社が予想外の好決算を出したことで、買戻しの動きが強まり引けにかけて急伸して終わっています。ニューヨークダウの一日の変動幅は570ドル近くに達しており、薄商いの中荒っぽい展開が続いています。ただ、先週も指摘しましたように、オバマ次期政権の景気対策の内容が具体化し始めたことや、FRBや財務省を中心にした住宅金融市場へのてこ入れが効果を挙げ始めたことなどを好感し、安値圏では買気が戻り始めたようです。

★具体化しはじめたオバマ次期政権の景気対策…株式市場のテーマになるか
 オバマ政権では、老朽化が目立つ橋梁や道路の補修を中心とする公共投資や環境投資、高速通信網の整備などを行うことで250万人の雇用を創出する…など、景気対策の内容が具体化し始めました。また、これまで、関心を示さなかった温暖化ガスの削減へも取り組む方針を示しており、今後、環境投資の増加やバイオエタノールの強化、電気自動車の普及などが次々と進んでくるものと思われます。これまでは漠然としていた新政権の政策が姿を現してきたことで、投資家としても次の投資戦略が建てやすくなったことは確かです。市場は、まだ気迷っていますが、先週も書きましたように、住宅金利が大幅に低下し、住宅ローンの申請や借り換え申請がが急増していること、これまで機能不全に陥っていた債券の発行市場で起債件数が増加するなど、金融市場が動き始めたことを好感しだしたようです。

★変化し始めた住宅市場のファンダメンタル
 住宅ローン金利はFRBの利下げ措置を受け低下していましたが、金融安定化法の制定などによる財政負担の増加を嫌気して、長期金利が上昇。住宅ローン金利も一転上昇し、これを受け住宅価格の下落幅も拡大する…という状況になっていました。今回は、FRBのGSE債の買い上げによる住宅ローンの流動化や金融機関資産への政府保証の取り付けで、金融機関の信用度が上昇。市場に安心感が戻り、住宅ローン金利が低下するという流れになっています。まだ、住宅価格への影響はわかりませんが、住宅ローンの利用申請の増加は、住宅価格の心理的低下の歯止めとなって、やがて価格に影響を及ぼしてくるはずです。先週末、雇用情勢が悪化したにもかかわらず、株価が急反発した背景には住宅市場の変化を市場が先読みしてきた可能性もあります。

★需要の収縮は、企業の予防的経営抑制から発生…
 今回の、信用収縮は証券化商品の下落による金融機関の自己資本の毀損がありますが、一方では、危機の進化や米国の個人消費の収縮予想を背景に、企業が予防的に行動し、需要が急速に減少したことに、もう一方の原因があります。まさに「気」の部分が萎縮したことが影響しています。しかし、住宅価格の下落が止まると、流れは一気に変わってくる可能性もあるのです。すでに米国では住宅株や金融株の反発が始まっています。危機の規模からみて、一気に改善するとは思いませんが、これまで続いてきた「負」の流れに、逆行する動きが出てきたことは確かでしょう。

★相場は変化しだしたが、下降トレンドの中の「逆流」か、新しい潮流かの見極めが大事
 相場的には新しい流れが出てきたのではないでしょうか。ただ、これが長期的に持続する流れになるのか、大きなダウントレンドの中の「反動」の動きなのかは、まだ結論は出せません。ダウントレンド内の動きとすれば、昨年高値をとった資源株や景気敏感株は「戻り売り」の相場。主役は、まだディフェンシブ型の株ということになります。株式レポートではいち早く、ディフェンシブ型に切り替え、ニトリやエービーシーマート、不二製油などを注目してきましたが、他にも、相場が下値抵抗感を強めることを前提に、仕手系にも注目。ダイワボウを一環注目してきました。この4銘柄は、このブログでも公開しておきましたので、注目している人も多いと思いますが、いまだに上伸し、値幅を重ねています。

★新値買いが儲かるようになってきた…
 材料株相場では、新値,新値と買いすんでいくやり方もありますが、この高値買いが通用するようになっていること自体が市場の変化を暗示しているのではないでしょうか。ただ、忘れてならないのは、日本株は自立性を失っていること…。政治は混迷を極め、日銀の金融政策は景気がこれだけ低迷しているのに引き締め気味に運営されている…国内環境としては最悪の環境にあります。それだけに、米国株など外部要因に左右されることが多くなります。一日の動きもGLOBEXの米国株先物をみながら判断するようにと書いてきましたが、今日の動きはそれを如実に表していました。せっかく円高という大きなチャンスをもらっておきながら、それを生かしきれない政治家や官僚の幼稚さ…。

 16日から始まる米国のFOMCでは0.75%利下げし、政策金利を0.25%にする可能性もあるようです。日銀が0.3%の政策金利にこだわったら、米国の金利が日本を下回る…ことになり、円高圧力賀」高まることになります。市場が、何時ここに注目するか…。無視してくれればいいのですが、FOMCの接近とともに「0.75%引き下げ説」が有力になったときが怖い…。やはり主力株は買えないな…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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