FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2008/12 | 01
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



皆が目を離している隙に、相場は「二極化」の動きを強めている…
 12月1日月曜日の日経平均は115円05銭安の8397円22銭、TOPIXは7.35ポイント安の827.47ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高概算は15億株、売買代金概算は1兆1000億円と、ともに急減しています。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは95、RSIは38、25日線かい離はマイナス0.1%と、引け値ベースで25日線を回復できずに終わっています。

 さて、週明けで手がかり材料難とは言え、ボリューム面ではひどいことになってきました。売買代金は危なく1兆円の大台を割り込むところでした。金融がきつくなっているために、裁定取引も出来ない状態で、出来高の減少が目だっています。GLOBEX市場での米国株先物も小幅安のままで大きな動きがありませんので動きようが無いというところですね。11月の新車販売台数が27.3%も減少するという悪材料がでていたのですが、これにも反応していません。相場の世界では、「陰」極まりて静、静極まりて後、「陽」生ず…とありますが、悪材料にも反応しなくなってきたということは、甘く考えると「静」の段階に入ってきたのかも知れませんね。
 
★GMなどビッグスリー問題が終わらないと手が出せない…
 ただ、今週は、米国ビッグスリー救済問題が山場を迎えるだけに、政府が国民の非難を覚悟で資金援助するハッピーストーリーになるのか、破産法の適用による再建を目指す「ハードランディング」の道を選ぶのか…の、重要なイベントを控えていますから、動きたくても動けないというのが本音でしょう。オバマ次期大統領はビッグスリーの救済を大統領選挙の公約に掲げていましたから、市場はある程度「救済」を前提に織り込んでいます。
 
 ただ、ここにきて、経営に失敗した一般企業の救済を国が行うことへの国民的な抵抗が強まっており、なんらの責任(株主責任)を問うこと無しに救済することが難しくなってきました。マスコミの論調も、ハードランディングを予想し始めており、株式市場としても反応が読みづらくなっているというのが現実でしょう。中には、リーマン破たんと同様のショックがおきるのでは…との予想もありますので、明日の再建計画の提出、4日、5日の両日に開催される公聴会など、事態の推移を見守るしかないのでしょう。場合によっては、具体的な救済策はオバマ新大統領が誕生する新年まで持ち越される可能性もあり、株式市場の懸念材料としてここ当分頭を押さえる材料になるのかもしれません。

★相場の「二極化」はますます顕著に… あまり先の読めないことを云々しても仕方がありませんが、相場の流れはずいぶん変化しているような気がします。以前から、ディフェンシブ業種や外人が売却して需給関係が好転している内需株や中小型の企業が面白いと書いてきましたが、皆さんは、チャートのチェックをして見られましたか?
輸出株や資源株、素材株などの主力株はいまだに13週、26週線の下方に位置していますが、一部ゼネコン株や薬品、卸売り、電鉄、電力・ガス、通信などは、週足移動平均線も上向きに転じ、チャート的には押し目買いに変化しています。
 
 どちらをポートフォリオに持っているかで相場観も大きく異なってきますね。先週末で、チャックしてみましたら、中期線の100日線が上昇しているものは、東証一部だけで80銘柄を超えています。この中には、最近、鳥インフルエンザ関連で上げているダイワボウや特殊東海ホールディングス、大王製紙などの紙・パルプ株、シモジマなど、最近、話題になったものが多く含まれています。いずれも、軽量級ですが、このところ、電鉄や電力など内需型の重量級も顔を見せており、物色範囲が拡大してきたことがわかります。

 マスコミで紹介される株式関係者のコメントは、どうしても主力株を中心に取り上げられますから、弱気の意見が多くなりますが、現実には、安値から倍や3倍になったものが出てきたり、移動平均線とのプラス乖離が拡大しすぎて、反落懸念のあるものまで出てきているのです。3003年の底入れのときも、数ヶ月先行して底入れ反転したものが多くありました。この点からみても分かるように、すでに流れの変化は始まっているのかもしれません。

 もちろん市場が本格的に立ち直るには、主力株がボリュームをともなって上げないことにはだめですが、そのときは、景気の先行きに回復の兆しが見え、債券市場から株式市場に資金がシフト。金融相場にならないと動きません。まだ現状では、その兆しはありませんので、今ある流れが継続することになります。このブログでは、日経平均などのインデックスを見ていると相場の実体は分からない…といい続けてきましたが、現実に、「二極化」が目立ってきました。 

 このところ、鳥インフルエンザ関連、IT機器から希少金属を回収する「都市鉱山関連」など個別の材料株を物色する動きが出てきており、投機好きな個人資金が市場に回帰する兆候も見えてきました。人の言うことではなく、自分の目で実際の相場がどうなっているか…確かめることが大事ですよ。

 それにしても、日本の政治家や官僚さんたちは、日本が沈没しかかっているのに、何をやっているのかな~。

 
 
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト





プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ