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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2008/12 | 01
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視点を変えれば相場の見方も変わる…
 今日も電話が長引いてしまいました。
 今日の質問は「来年はどんな年になる…?」。分かるわけはありませんよね。多分、占いのことを聞いてきたんじゃないかと思います。今年は「一白水星」で、全てを水に流して無に帰する…白は死に装束の白ということでしたが、まさにその通りの展開でした。また、干支は「戊子(つちのえのね)」で、草木が生い茂り先行きの見通しが困難になるものの、鎌で切り払い見通しをつける年になる。また、俺が俺がという政治家が、でしゃばってきて政治を混乱させる…」という見通しでした。このブログでも、昨年末に書きましたが、まさかの当たりになってしまいました。

 来年は「己丑(つちのとのうし)」、九紫火星年になります。今日の電話はこの説明が長くなってしまいました。詳しくは、近々、株式レポートの方で解説。その後、タイミングを見てブログの方でも書くつもりでいます。ただ、九紫火星は、天変地異や社会不安が増大し、暴動などが起こりやすくなる、ということですが、今年の世界情勢を考えてみると、「納得」ですね。でも大事なのは干支の方。興味があるひとは調べてみたらどうですか。気学とはだいぶ違う答えになると思いますよ。

 こんな話がでてくるというのも、年末が近づいてきたこともあるんでしょう。
 
 さて、週末5日の日経平均は6円73銭安の7917円51銭、TOPIXは2.86ポイント安の786.02と、ともに小幅続落して終わりました。出来高概算は19億株、売買代金は1兆4000億円と、ともに低水準。日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは93、RSIは40、25日線かい離はマイナス6.3%でした。
 本日は英国(1%)とECB(0.75%)の大幅利下げがあり、為替への影響が心配されましたが、なんとか92円台を維持していたことや、GLOBEX市場で米国株の先物が堅調に推移していたことで、しっかりでしたが、今晩、米国の雇用統計の発表を控えていることや、週末控えでもあることから、引けにかけてポジション調整の売りなどが入り小幅安で終わりました。今週は週はじめから利食い先行で始まりましたが、終わってみれば、週足では、きれいな「三角持合」を作りにかかってます。米国でビッグスリーの救済問題というビッグイベントを控え、動きが取れなかったこともありますが、それよりも、次から次と打ち出される政策に対する「期待感」と、逆落としに落ち込んできた景況感の悪化という「現実悪」の間で、綱引き状態になっている、と見たほうがいいのでしょう。

 とにかく、欧米で出てくる景気指標はどれもこれも数年来とか数十年来、過去最大…というものすごい悪い数字で、これだけ短期間の間に何もかもが収縮するというのは、まさに未体験ゾーンの動きです。結局、米国の「消費バブル」が収縮するということへの「恐怖心」が予防的な生産縮小につながり、景況感を悪化させているような感じです。耐久消費財の代表の自動車販売も、これまでなら、これだけガソリン価格が下がれば、のど元過ぎればなんとやら…で、回復するのですが、今回は違います。「危機だ、危機だ」と周りが大騒ぎし、大恐慌の再来だ…と書きたてられたら、買うものも買えない、というものでしょう。おそらく、今回の景気の悪化には「ムード」が支配している部分がかなり大きいのではないでしょうか。

 米国政府の必死の努力で、こと金融面にかんしては、起債市場が動き出し、住宅ローン金利が急低下するなど危機の峠を超えた感じがします。金融崩壊の恐怖さえ乗りきり、住宅価格に底打ち感が出、株価の底値が確認できたら、消費者心理は一気に変化してくる可能性があります。これまでにも、危機が起きるたびに、米国消費がゼロになるかのうような、論議が巻き起こりましたが、今回の危機下でも、価格のダンピング商品や食料品の売り上げはそれほど落ちてはいません。アナリストが指摘するほど、米国の消費者の購買意欲は落ちていないのではないでしょうか。

 住宅に関しても価格に底打ち感が出てくれば、堰を切ったように買い物が出てくるかもしれません。手放しで楽観視しているわけではありませんが、現地の実際の状況を見聞きすると、なんだか周りばかりが大騒ぎしているような気がして仕方がありません。ビッグスリーの問題も、今回の金融危機が引き金を引いたのかもしれませんが、直接的な原因は、大型車販売というふるい経営モデルにこだわりながら、明らかに失敗しているにもかかわらず、イタズラに6兆円もの累積損失を抱えてきたという、経営の失敗にあることは明らかです。本来淘汰されているにもかかわらず、生き残ってきた企業の存在そのものを、金融危機が問うた、ということだと思います。現実に、破たんしたとしても、他の自動車メーカーが事業を継続することになりますので、一時的な影響があってもショックは長引かないのではないでしょうか。むしろ、そちらの方が、米国経済にとっては良い様な気がするのですが…。

 あまりに楽観的なことを書きすぎていることは承知の上ですが、そろそろ、悲観的な見方を修正することも必要だと思いますがいかがでしょうか…。とにかく、今は日米とも、悲観と期待感の間で身動きが取れない状態。25日線から頭を押さえられながらも、下値からの買い圧力も強まり、三角持合を形成しています。ここでは、悲観に傾けば下へ…期待感が勝てば上へ…という状態ですが、悲観論なら掃き捨てるほどあります。でも楽観論となると、なかなか無いのが現実。でも昨日から書いているように、膠着していた金融市場自体に動きがでています。個人消費だってムードが先行していますから、どこでどう変わるか分からない。来週からは、少し視点を変えて事象を見てはどうでしょうか。
 

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欧米先進国の利下げで、ますます増幅する円高圧力…日銀の強硬姿勢は変わらないのか
 おはようございます。
 昨晩の米国株は、英国やECBの大幅利下げを好感して始まったものの、相次ぐ弱い経済指標の発表や、主要企業のさえない業績見通しを受け、反落して終わりました。注目のビッグスリ救済問題の公聴会が始まりましたが、再建策の具体的な審議には時間が必要と見られ、今のところ相場的には中立要因のように思われます。
 ただ、強気の業績見通しをだしていた半導体大手のAMDが市場予想を大幅に下回る25%の減益予想を出したことから、メルクやデュポンなど主力企業への業績懸念がつよまり、下げを加速。一時は300ドル以上下げる局面もありました。原油価格の一段の下落(1バレル43ドル台)も、シェブロンなど資源株の売りを誘っています。また、10月の製造業新規受注が2000年7月以来の減少率を示すなど、経済指標の悪化も引き続き株価の足を引っ張っています。
 やはり、下落する25日線の下方圧力には逆らえなかったようですが、目先的には三角持合いのパターンを形成してきました。期待感と現実悪のつなひきですが、持合がどちらに離れるか注目されます。

 4日の米国株

 ニューヨークダウ 8376ドル24セント  -215ドル45セント (-2.51%)
            レンジ 8631~8259ドル  372ドル幅 

 NASDAQ     1445.56ポイント -46.82ポイント (-3.14%)

            レンジ 1500~1426ポイント 74ポイント幅

 S&P500   845.22ポイント  -25.52ポイント (-2.93%)
          レンジ 875~833ポイント  42ポイント幅

 CME日経平均先物  7800円  -80円(大証比)


 相変わらず米国株は乱高下のきつい動きがつづいています。英国、ECBが大幅な利下げに踏み切ったことで、次は米国のFOMCが焦点になってきました。ECBが予想を上回る0.75%の利下げを実施したことで、米国の政策金利が0.25%に引き下げられる可能性が強まってきましたが、それを受け為替市場では円高が進行。1ドル92円割れも視野に入ってきました。日銀は、15日間連続で市中から資金を吸い上げ、政策金利の維持に執着していますが、その動きが今後円高をさらに加速し、国内にデフレ色を強める結果になってきます。CME先物は小幅安にとどまっていますが、今日、91円台に入るようなことがあれば、輸出株が一段と売られることもあるかもしれません。日経平均は、ファーストリテーリングなど、一部指数寄与率の高い、銘柄の上昇で支えられていますが、このタガが外れると、ちょっと心配な点もあります。ディフェンシブと個別材料株の押し目買い方向に変化なし。買値はシビアーに。


 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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