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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2008/12 | 01
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金融緩和の実施時期が、景気回復のサイクルに影響…
 10日の日経平均は264円37銭高の8660円24銭、TOPIXは16.61ポイント高の834.55ポイントと、ともに3日続伸して終わりました。出来高概算は21億4600万株、売買代金は1兆6320億円と、ボリュームアップしてきました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは90、RSIは56、25日線かい離はプラス3%となり、ついに25日線を回復してきました。指数的にはまだ余力を残していますね。

★リズムがよくなってきた日本株
 上げ相場になるとこんなものですね。米国株が下落しましたので、どうかな…と思いましたが、GLOBEX市場で米国株先物が終日高かったですし、場中には、ビッグスリー救済に関して、政府と民主党の合意がなった…と伝えられたことから、主力株への買戻しが入ったほか、政府による不動産業への救済案がでたことから引き続き不動産関連が賑わい、相場は引けにかけ上伸して終わっています。また、今週末にSQを控えており、これに絡むポジション調整の売買が交錯し、出来高も増加したようです。どうしても破れなかった8500円の壁を破ったことも市場心理を強気にさせたようですね。

★日米とも25日線を回復
 これで、日経平均は、ニューヨークダウに遅れながらも25日線を回復してきました。また、11月28日の戻り高値8518円も上回ってきましたので、下げエネルギーは緩和されています。まだ、25日前の対応点が9600円の戻り高値付近にありますので、まだ25日線は下降しますが、今日。機械受注が減少する…というマイナス材料が出ても、受け付けず、素直に好材料に反応する動きが出ていますので、なんとか、10月15日の戻り高値9601円、11月5日の9521円の二つの戻り高値で形成する上値の関門くらいまでは戻しにかかるのではないでしょうか。

 米国と中国の大型の景気対策、欧州も2兆円規模の経緯対策を実施するということで、荷動きが活発になるとしてバルチック海運指数が動意付いています。今日の海運株の上げもこれを反映したものです。今まで弱気だった人も、全体があげてくると、今まで見えなかったものが見えて強気になり始めた…ということでしょうか。ただ、来週になると、16日にはFOMCがあり。利下げ幅によっては円高圧力がかかってきます。また、米国大手銀行の決算発表も待っています。不透明材料はまだ払拭されたわけではないことを忘れてはいけませんね。

 今日も、つい先日、とうとうと世界経済が破滅に向かっていることを解説してくれて、私の胃を痛くしてくれた方からお電話があり、「レポートのダイワボウが新値をとったな。買っていいか…?」と、きました。「130円も40円も上がった株をここから買う…?」。直近のレポートで、1月高値を上回ったら一旦は下押す、と書いていたでしょう。中まで読んでいないのかな…本当に…。上がれば強気、下がれば弱きでは、何時までたってもダメですよ。そういえば、今日は、12月1日号の近鉄、10月20日号のショーボンド建設が、ダイワボウと並んで新値をとっていましたね。最近のレポートのなかからもう6銘柄も新高値銘柄が出ています。いち早く方向転換しておいて本当に良かった…と、自分では満足していますが、あの相場環境では買えなかったでしょうね…。

★金融緩和サイクルから見れば米国経済が最初に立ち直る…
 また、横道にそれそうですが、今日の朝も書いたように、米国も中国も経済のパラダイムシフトが起きています。米国はオバマ新経済政策で国内のインフラ整備により雇用を増やす方針。中国も、輸出主導の沿海部から開発の主体を、職を失った農民工が多い内陸部に移しています。ともに、輸出を志向しているのではないですね。市場はこれを先取りし始めていますが、米国では、ドル安時期に輸出株が買われ、内需株は叩き売られていました。いま、そちらに資金が流れ始めたわけですから、物色対象は大きく変化していきます。

 日本としては輸出の伸びを期待したいところでしょうが、今回はまず内需の刺激から。現地に進出している企業でないとメリットを受けないような気がします。それと、注意したいのは、景気サイクルの違い。米国はすでに金融緩和に踏み切って1年3ヶ月を経過。景気がピークを売ってから1年経ちます。そろそろ何かの変化が出てくるころですね。

 でも欧州の場合は、本来景気刺激のため金利を緩めるべきところを、逆に引き上げています。実際に利下げをし始めたのは最近ですから、景気サイクルから見て、むしろこれから景気が悪化に向かうと見るのが自然でしょう。中国にしても、利下げを始めてからの期間は短く、当面は景気の下押し圧力がかかると見るべきなのでしょう。日本だって、金利水準は低いものの、2006年以降、引き締め気味の運用が続いてきていますので、そう簡単に景気は立ち直りません。これだけ、景気が悪いのにいまだに引き締め気味の運用が続いています。内需の落ち込みは、輸出の減少ではなく、EUと同じように、金融を締め過ぎた結果、起きたものと見ることも出来ます。

 金融サイクルからみると、最初に立ち直る可能性を持っているのは米国…ということになりますが、果たしてどうか…。米国の財政論議ばかりが、取り上げられますが、日本のバブル崩壊時に100朝鮮の資金が投じられましたが、その後の株価の値上がりや不動産価格の回復で資金回収が進み、実際に損失になったのは10兆円程度だった、といいます。途方も無い数字を並べて世界が末世に向かっているような話が理路整然と並べたてられていますが、なんだか、コンピューターの2000年問題の時と似たような感じがするのはわたしだけでしょうか。嵐が過ぎたら、儲かったのはパニック本を書いた作家だけだった、ということになりはしないでしょうか。

 まあ、感情的な見方に組してよかったことは一度もありません。とにかく、日本株は米国株と為替次第…。とりあえず、日本株の9500円、米国株の9500ドルを目標にしておきましようか。


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米国株は25日線をキープし、一段高期待…日本市場は円高懸念で、再度材料株へ
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、欧州市場が資源株の上昇を背景に堅調に推移したものの、半導体大手TI社や輸送大手フェデックスが世界的な景気後退を踏まえ業績見通しを下方修正したことや、スリーエムに対する投資格付けの引き下げなどを受け、景気の先行きに対する不安が再燃。また、最近の上昇に対する利食い売りなどもあり大幅反落して終わりました。調整入りが懸念されるところですが、チャート的には、11月28日の戻り高値8840ドルを上回った後であり、ここでの利食いはセオリー通り。また前回25日線を回復したときには、すぐに急落し25日線を維持できることができませんでしたが、昨晩は25日線をキープして終わっており、明らかに前回とは異なる動きを示しています。オバマ新政権の景気刺激策の内容が詳細に判明してきましたが、その内容は内需刺激が中心。これまで、景気を牽引してきた輸出から内需への物色対象のシフトが進んでいくのかもしれません。GLOBEX市場では米国株先物は小高く推移しており、このまま25日線を維持できれば、10000ドルの大台付近を目指す可能性もあります。(もっとも、つり天井状態のこの壁を突破するのは生半可なことではありませんが…)

 9日の米国株

 ニューヨークダウ 8691ドル33セント -242ドル85セント (-2.72%)
            レンジ 8934~8651ドル 283ドル幅

 NASDAQ     1547.44ポイント -24.40ポイント(-1.55%)
            レンジ 1602~1538ポイント 64ポイント幅

 S&P500    888.67ポイント -21.03ポイント (-2.31%)
            レンジ  916~885ポイント  31ポイント幅

 CME日経平均先物  8410円 +10円 (大証比)


 ニューヨークダウはいち早く25日線を維持する動きが出始めました。日本株は、先物が堅調に終わりましたので波乱なく始まりそうですが、問題は為替市場…。昨晩のニューヨーク市場でザラ場中に91円台をつけており、昨日買われた輸出主導型企業の株価への影響が懸念されます。引き続き、GLOBEX市場の米国株先物を見ながらの展開になりそうですが、下値不安が無くなれば昨日休憩した材料仕手株や内需系ディフェンシブ株の出直りがあるかもしれません。為替とGLOBEXを見ながら神経質な展開になりそうです。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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