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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2008/12 | 01
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ビッグスリー再生の鍵を握る労組問題でつまずいた救済法案
★またまた反対派がひっくり返した…
 いやはや、驚きましたね。米国ビッグスリー救済法案は、わずか8票が足らず廃案になってしまいました。反対派の共和党議員が提案していた、全米自動車労組の従業員給与を非組合員並みの給与に引き下げる…という点で合意が得られなかったといいます。年金問題と組合問題はビッグスリーのアキレス腱(労組依存で当選したオバマ新大統領にとっても同じ…?)ですから、この点で合意がえられないということは、もしここで生き残っても再生はないということでしょう。労組が自ら選んだ道なら仕方が無いんじゃないですか。あとは、ブッシュ政権が金融安定化法の資金を使う決断をするかどうか、ですが、もともと、この資金を金融機関以外に投入することには反対でしたから、今の段階では自力救済をしなければならなくなった…ということです。

★げたを預けられたブッシュさん
 格付け機関の評価は破たん企業扱いですから、金融機関の融資も受けられません。結局、法的処理に進まざるをえなくなるのでしょうか。以前、ビッグスリーのトップが話していたところでは、ビッグスリーに対する金融機関のリスク資産は30兆円近くあるといいますから、今後の債権処理によっては、巨額の損失をこうむるところも出てくる可能性があります。ブッシュさん、GMは6兆円の債務超過といいますから、担保も無い会社に資金供給する度胸はありますかね~。まあ、お手並み拝見。それにしても、週末にとんでもない鉄砲玉をくれたもんです。

 さて、そのおかげで、今日12日の相場は大荒れでした。日経平均終値は484円68銭安の8235円87銭、TOPIXは35.88ポイント安の813.37と、ともに大幅反落して終わりました。メジャーSQだったこともあり、出来高概算は30億株、売買代金は2兆4800億円と、ともに急増しています。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは89、RSIは55、25日線かい離は-1.2%と、再び25日線を下回ってしました。

 指数的にはまだ余力を残しているんですが、「ビッグスリー救済問題」だけはあなた任せなので、どうなるか予想も出来ません。第二のリーマンにしたくなかったら、何らかの手は打ってくるんでしょうが、今日の朝も書いたように一時的に救済しても、膨大な借入金、金融子会社の不良資産処理、経営負担になってきた退職者年金と賃金をどう処理するか…年内を乗り切っても、再建の前途には暗雲どころか「ハリケーン」がまっています。とくに、労組との問題…。これが簡単に処理できるようだったら、今日、救済法案は成立していたはずですね。まあ、一時的なショックで終わってくれるように願うばかりですね…。こればっかしは読めない。

★救済法案廃案が引き金になり円高再発進
 それと、このところずっと警戒してきた円相場がついに動いてしまいました。恐らく仕掛けるタイミングを狙っていた投機筋は多かったはずです。レポート購読者には警戒を呼びかけていましたので、問題は無かったと思いますが、今日の、「救済法廃案」は絶好の口実を与えてしまいました。世界中がどんどん金利を下げる中で、日本だけが、引き締め気味の運営を続けていましたから、今日の88円台は別に以外ではありませんでした。問題は10月につけた91円台の関門を突破してしまったことで、今度はここが壁になり80円台が定着。さらに円高が進む可能性が出てきたことです。ここで、日銀が金利維持にこだわったら…。今回の波乱で16日のFOMCの利下げ幅が拡大する公算が強まってきましたが、もし協調利下げをしなかったら、日本経済の先にも「ハリケーン」が待っていることでしょう。

★25日線を中心に「先行株」と「主力株」が交代へ

 だから、主力株は怖い…と、書いてきました。円高と市場の不透明感の増幅を前提にディフェンシブと個別の材料仕手株にこだわってきましたが、今日も、鳥インフルエンザ関連のダイワボウは新値を更新しています。波乱相場のなかでも、個人の資金は順調に回帰し始めたようですね。
米国株が堅調になり始めてから、主力株が反発しましたが、大体、昨日までに25日線まで届いてきました。また、先行していたディフェンシブ系のものは、逆に25日線とのかい離が拡大していましたので、かい離修正のため下落していました。もともと、主役が入れ替わるところに来ていたんですね。このブログでも紹介していたエービーシーマートも、今日25日線にタッチしたところで反発して終わっています。

 今後の相場の反応は、ブッシュ政権の対応と何も無かった場合の市場の反応を見なければ分かりませんが、傷が浅くてすめば、引き続き個別の材料株を中心にした流れに戻るはずです。今から、相場を云々しても仕方がありませんから、今晩の結果を見てから考えましょうか。


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ビッグスリー救済法案…共和党議員も及び腰…?
 おはようございます。

 昨晩の米国株は、ビッグスリー救済法案が下院を通過したものの、(上院で60%の議員の賛成を得なければならないため、)共和党議員の反対で成立が危うくなっていることや、週間の新規失業保険申請件数が1982年11月以来の57万3000件に急増したことなどを嫌気し、大幅反落して終わりました。
 ビッグスリー救済問題は、救済を選挙公約として当選したオバマ新政権と市場不介入を原則とする新自由主義共和党議員との対立色を強めています。市場は救済を前提に動いてきましたので、法案通過がならなかった場合、若干のショックは避けられないかもしれません。ただ、前回の金融安定化法案の否決の際、国民的な批判を受けたことから、徹底した反対に及び腰の議員も多く、債務の削減や従業員給与の引き下げなど付帯条件をつけてきています。市場は、先行きを読みづらいとして、債券や原油、金、ユーロ・円買いなどへ資金シフトして様子見気分を強めていますが、反対派議員の姿勢は、前回ほどではなく、今後の条件の詰め方次第では成立の余地も残っているのではないでしょうか。
 テクニカルでみると、ニューヨークダウは、依然、25日移動平均線を維持したままです。対応点がまだ高く、25日線の下方圧力はまだ続いていますが、見方によっては良く耐えているといえなくもありません。現在の水準をキープできれば、来週からは移動平均線も上向いてきます。あまり、日々の動きに振り回されず、トレンドを見ていくようにしたほうが良い次期に来ているような気がするのですが…。

 11日の米国株
 ニューヨークダウ  8565ドル09セント  -196ドル33セント (-2.24%)
             レンジ 8809~8512ドル 297ドル幅

 NASDAQ     1507.88ポイント -57.60ポイント (-3.68%)
             レンジ 1568~1501ポイント 67ポイント幅

 S&P500     873.59ポイント  -25.65(-2.85%)
             レンジ 904~868ポイント 36ポイント幅

 CME日経平均先物  8450円 -240円


 米国株は、景気指標の悪化や大手銀行CEOの業績悪化見通しなどを嫌気して反落しましたが、25日線をキープしたことや、下落幅自体が悪材料や不透明材料の割には小さく、今日のGLOBEXでは、米国での交渉の動きを見ながら神経質な動きが続くことになりそうです。日本株は、CME先物安や91円台の円高を受けて安い展開が予想されるものの、バルチック海運指数ん反発持続、原油高などから関連株への買いや、不透明感の増幅により、個別材料株に個人投資家の買いが回る可能性もあり、指数の動きとは別に、結構値を飛ばすものがでてくるのではないでしょうか。
 でも、やはり円が高くなってきましたね。スイスはゼロ金利に踏み切りましたし、米国も大幅利下げの可能性…。気がついたら、日本は先進国で一番金利が高い国になったりしていて…。国内景気がよくなるはずはありませんよね…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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