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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2008/12 | 01
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今回のイスラエルはちょっとしつこい…米国新政権発足前に対イラン戦に米国を巻き込む狙い…?
 ちょっと外出していて、今帰ってきました。いろいろややこしい相談を持ちかけられます。これから書き込みをしますので、ちょっと遅くなるかもしれません。

 さて、週明けの日経平均は7円65銭高の8747円17銭、TOPIXは8.19ポイント高の854.77と、ともに3日続伸して終わりました。出来高概算は12億4000万株、売買代金は7412億円と、ともに薄商い状態です。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは115、RSIは59、25日線かい離は4%でした。騰落レシオが警戒水域の120%に近い115%まで上昇してきました。6月ごろの水準ですから、半年振りに警戒域に近づいてきました。このところ、下値不安が薄れたことから、低位株を中心に物色範囲が拡大しており、このあたりが指数の押し上げにつながっているんでしょう。25日線とのかい離、サイコロジカルラインも警戒域に近づいていますので、指数の動きには気を配っておいたほうがよさそうです。
 
★車載用電池では太陽電池の二の舞にはなるな
 さて、今日は、「損保3社の経営統合」と「車載用リチウムイオン電池量産前倒し」という大きな材料が出てきました。TOPIXの指数が日経平均を上回っているのをみても、損保株が再編期待で買われたことが分かりますし、太陽電池・リチウムイオン電池関連が広範に買われ、市場を活気付かせました。特に悪材料もなかったため、投信設定を目当てにした買いもはいるなど広範囲に物色されています。太陽電池では、ドイツ政府の支援や巨額のファンド資金を巻き込み一気に急成長したQセルなどの後塵を拝することになってしまいましたが、車載用バッテリーでは、シェア競争に負けまいという日本メーカーの意気込みが伝わってきます。

★民間ががんばっても「官」が足を引っ張る構図を何とかしないと…
 ただ、太陽電池のときも、結局は、規制が邪魔になり、不況競争で海外勢に遅れを取ることになってしまいましたが、車載用バッテリーでは公的な規制で足を引っ張られることはないのでしょうか…。政治的なごたごたが続いている間に、官僚どもはいろんな規制を設けてしまっていますので、いまさらながら心配になってきます。また、太陽電池の生産競争では原料シリコンの調達力が勝敗を分けましたが、車載用電池の鍵を握るのはやはり希少元素のリチウムの調達力…。中国は自国で産出するため優位に立てますが、大半はアルゼンチンやボリビア、チリ、ブラジルの4カ国で埋蔵量の80%以上を占めるといいますが、調達ルートは確保されているのでしょうか。今回の自動車危機の次に来るのは、電気自動車とハイブリッド車の普及競争になるといいますが、折角、民間が世界のシェアを確保しようとがんばっているのに「官」が足を引っ張るようでは、国内の主要企業が海外に移転するリスクもでてきます。

★麻生さん日本農業のブラックホールを知らないな… 
また、これから力をいれようという農業分野だって規制だらけ…。農業会議なるわけの分からない組織(農業もろくすっぽやっていないような不動産屋まがいの人物がトップを務めるところもあるそうな…)が、農業参入時だけでなく、水利権まで押さえていてわずか数十センチの農業用水路の問題まで口を出してくる…。一方で、耕作者もいないような中山間部の畑を農地改良と称して土木工事を実施。その後は誰も耕さず、雑草が生え放題…というケースも多く見受けられます。こんな分野に、先進的な経営手法を持って企業が入り込んでいっても多くの妨害を受けるだけ…結局、農業分野から撤退する…ということにもなりかねません。郵政民営化であれだけ、強引な手法をとった小泉首相も結局農業分野には手を付けられませんでした。

 株式市場は、将来に対する大きな夢を描いて企業を買いに行きますが、日本の場合、縦割り行政の中で、各省庁の利権が複雑に入り組むだけでなく、地方の有力者の利権も絡み、参入をより複雑にしています。今では、農産物の直売所は安全な野菜の供給元として一定の評価を得ていますが、発足当初は、今よりモット安い価格を生産者が自由につけて売っていました。そこに、農業団体からクレームがつき、価格を青果市場のセリ値を基準にするよう迫られた、という笑えない話も多くあります。こんな実体が山のようにあるのに、麻生さんが言うように簡単に農業の強化なんかできるのでしょうか。

 将来に水をかけるような話をしたくはありませんが、実際に、地方の経済記者として活動してきたときに経験したことですから、いくら国が旗を振っても、投じた資金はスポンジに吸い取られるようにどこかに消えていくはずです。まず、あれこれ旗を掲げる前に、あらゆる分野に自由に参入でき、かつ自由に活動できる基盤を作ることの方がさきのはずです。電気自動車の普及を、ガソリン業者は黙って指をくわえて見ているでしょうか。麻生総理も、小泉総理でさえサジを投げた農業分野の闇の部分をもっと改革することからはじめないと何にもなりません。

★今回のイスラエルはちょっとしつこい…。周辺地域の反応もきつそう
 とにかく、後残すところは明日半日…。日本株は順調に戻しています。前から書いているように9500円前後の壁を伺い、米国もニューヨークダウで9600ドル付近を目指す展開にあります。ただ、明日の午後から、日本は5日間休みになります。中東のほうでは、米国の政治空白を狙ってイスラエルがガザの空爆を強化。中東周辺地域の緊張が高まっています。また、トルコも国境を越え、イラクのクルド人自治区の攻撃を始めました。オバマ政権に移行すると、米国の産軍複合体への圧力が強まりますから、現政権のうちに、イスラエルによるイラン空爆を実行しようという動きがあります。どうも攻撃の仕方が、しつこいようでこれまでとは違うような感じがします。やはり、一旦は手をすかせて長期の休日に備えるのが良いと考える人が多くなりそうです。テクニカル指標も警戒ゾーンに近づいていますので、新規の買いは「大発会」後でも…。ちょっと押しが深くなってきた、ダイワボウは1月高値の375円がポイント…。
 

  

 

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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