大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2009/05 | 06
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債券、為替、商品…市場外要因で動き出した米国株
 おはようございます。昨日はやはり書き込みができず、失礼しました。おかげさまで、息子の手術も無地に終わり、しばらくは術後の療養になりそうです。まだしばらくは、病院通いになりそうですが、来週中には片がつきそうです。

 さて、昨日の米国株は、企業業績というよりは、債券や為替、商品など市場外部要因に影響された一日で、最終的には、月代わりを控えた買戻しや月末の評価上げを狙ったドレッシング買いも手伝い、続伸。ニューヨークダウは8500ドルの大台を回復して終わっています。WTI原油先物はこの日も上昇し66ドル台にはいったほか、ドルの下落を映し、金価格も1オンス980ドル台に上昇。1000ドル大台に接近しています。また、銅、鉄、石炭、ガスなどの価格も上昇、商品価格の代表的なインデックスCRB指数は5月月間で14%も上昇。1974年以来最大の上げとなり、株式市場もこれを反映。エネルギー株や原材料株のほか、輸送需要の増加を予想し、鉄道株も上昇。さらに、長期金利が低下したことを受け、地銀株やカード関連、不動産リートまで広範に買われています。この動きは出来高面にも現れ、商いは19億株に迫る勢いになっていました。

 この日は、ミシガン消費者信頼感指数の確報値が発表され、速報値の67.9は68.7に上方修正され、8ヶ月ぶりの水準に上昇しています。市場予想の68.0も上回りました。また、同日発表されたシカゴ購買部協会の5月景況指数は事前予想の42.0を下回る34.9になったほか、前月の40.1を下回る予想外の結果になりました。雇用が前月の31.8から25.0に悪化したほか、新規受注が同42.1から37.3に低下するなど、悪化が目立ちましたが、市場は、自動車産業の影響が大きい中西部の特殊な事情によるものとして消化。大きな下落要因にはなりませんでしたが、債券市場では買いの要因とされ、価格上昇(金利は低下)につながっています。

 商品市場は景気回復にともなう需要を先取りする方向で上昇傾向を強めています。ただ、中国などは銅や鉄鉱石など原材料の手当ては早めに終えているほか、現実には鉄鋼需要が伸びず需給調整を行っている状態。果たして今の状況が、実際の需給を反映したものかどうかにはやや疑問が残ります。むしろ、米国株が安定したことにともない、世界から還流していた資金が、再び有利な運用対象を求めて、ハイリスク、ハイイールド資産に向かい始めている、とみた方がいいのでしょう。昨年、原油価格を押し上げた店頭市場を使った価格操作構造はまだ健在ですので、ちょっと投機の行き過ぎが懸念されます。現在のドル安には、米国経済の回復可能性がリスク投資を加速している面と財政悪化など米国への信頼が揺らぐ不信感が背景になっているという「2面性」があり、何かが起きると、ドルへの見方が一方的になるという怖さが内在しています。投機マネーの動きには、なにか危ういものを感じます。

 株価は、大方の予想を裏切り堅調を続け、ニューヨークダウの月足は3ヶ月連続の陽線になりました。株価が下落を始めた一昨年10月以来、3ヶ月連続陽線は初めてで、基調の変化を感じさせます。6月はファンド勢の中間決算時期に当たり、ドレッシング的な商いも加わり堅調に推移するものと思われますが、問題は、最近の商品市況の動き…。決算の益出しのため乱高下するような動きになれば、株価への影響も避けられません。6月は、オバマ景気刺激策が4月から稼動し始めて3ヶ月目にはいるため、なんらかの効果が数字となって現れ始める時期でもあり、市場もこれを期待して動き始めるものと思われます。

 ちょっと読みが難しいのですが、3月半ばに底入れして、上昇3ヶ月目に入りますから、いずれにしても6月中旬は警戒した方がいいのかもしれません。チャート的にも、ニューヨークダウは8500ドルの大台を回復したものの、依然、昨年5月高値からの上値抵抗線の中の動き。下値圧力は消えていません。6月月代わりからは「半身の構え」で、指数を見ながら慎重に対処してきますか…。

 29日の米国株
 ニューヨークダウ  8500ドル33セント  +96ドル53セント (1.15%)

 NASDAQ      1774.33ポイント  +22.54ポイント  (1.29%)

 S&P500     919.14ポイント    +12.31ポイント  (1.36%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9550円 +40円

             (円建て)  9540円  +30円


 くどくど書きすぎてしまいました。書いている間に、自分が血圧の薬をもらいに病院に行く時間になってしまいました。帰ってきたら今度は、子供の病院に行かねばなりません。日本株のことは、帰ってから書きますので悪しからず…。

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まだら模様の米国経済指標。そのなかで上昇する原油価格…判断が難しくなる景気の先行き
 昨晩は息子の手術の打ち合わせで奈良市内まで出かけていて書き込みが出来ませんでした。今日が手術ですので、多分、今晩の書き込みも出来ないかもしれません。ことがことですから、しばらくの間はご容赦!今晩の分は明日の朝、米国株とあわせて書きます。

 おはようございます。
 昨日の米国株は、7年債の入札が順調にいったことから、財政資金調達への懸念が後退。長期金利が低下(価格は上昇)したことから、買い安心感が戻り反発して終わりました。また、原油価格が在庫の減少から一時は65ドル台に上昇これを受けて資源株が買われたほか、一連の経済指標が予想を上回る数字になったことも株価の上昇を支援しています。

 この日発表された新築一戸建て住宅販売件数(4月)は35万2000戸。前月に比べ0.3%増になりました。2ヶ月ぶりに微増になったものの、市場予想の36万戸を下回り、一時は株価の足を引っ張る局面もありました。前年同月比では34%減となっており、不振が続いていることを暗示しています。ただ、在庫が30万戸を割れるなど将来の変化を暗示する指標もありました。また、同日発表された4月の耐久財受注は前月に比べ1.9%増となり、市場予想の0.5%増を大幅に上回るとともに、前月の2.1%減からプラス圏に浮上してます。変動の大きい輸送機器を除いた数字は0.8%の増加。前月の2.7%減から好転しています。通信機器や機械、組み立て金属製品の伸びが寄与したようです。また、出荷状況では半導体が前月の3.2%減から34.4%増に急増したことが目立ちました。

 昨日の米国株は、資源価格の上昇や長期金利の低下が株価を押し上げましたが、前日の下げ分を埋めるにはいたらず、上値の重さを感じさせます。昨日も指摘した昨年5月高値以後の高値を結んだ上値抵抗ラインが頭を押さえているためですが、このラインを突破するためには明確な景気底打ちあるいは好転のサインが必要です。昨日発表された、耐久財受注は数値のブレが大きく信頼性は薄いのですが、通信機器や機械、組み立て金属製品の受注好調が統計的にあらわれとぃるほか、半導体の出荷額が急増しているなど製造業の好転を示す内容が出てきています。最近、アップルの投資判断が格上げされましたが、統計数字をみても通信機器の受注好調があり、半導体の出荷急増も何かの関連性があるのかもしれません。まだ、一部にさした燭光かもしれませんが注意してみていく必要がありそうです。当面は、好転のサイン待ちで、25日線(もしかしたら13週線に置き変るかも…)と、上値抵抗線のはさまれた高値波乱の動きが続きそうです。

 28日の米国株
 ニューヨークダウ 8403ドル80セント +103ドル78セント(1.25%)

 NASDAQ     1751.79ポイント  +20.71ポイント (1.20%)

 S&P500     906.83ポイント   +13.77ポイント (1.54%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9515円 +65円 

             (円建て)  9510円  +60円


 米国株は反発、CME日経平均先物は小幅高で帰ってきました。為替市場では、米国債の格下げ懸念が薄まったことや、日本の投資家の海外投資が増加したとの統計がしめされたことから円が全面安となり円は1ドル97円に接近する動きになっています。本来なら、円安を好感して先物の上げ幅も大きくなっていいはずですが、一方で資源価格が上昇しており、これは日本経済にとってマイナスの材料。CMEが伸びを欠いたのもこれを受けてのものかもしれません。一昨日も指摘しましたように指数的には大きな伸びは期待できず、当面は各論相場で乗り切っていくことになります。昨日も値上がり銘柄数は、値下がり銘柄数を大幅に上回っており、全般的には出遅れ銘柄を循環物色する流れになっているようです。ただ、そのなかでも、冷静に将来性を見つめる目は生きており、将来性の無いものや業績の低迷が続くものを売却し、テーマ性に沿ったもの、今期業績の展望が開けたものに積極的に乗り換える動きも強まっているようで、「二極化」の動きが警戒されます。

 当面は原油価格の上昇に関連した資源株に加え、代替エネルギー関連、原発関連のほか、金価格の上昇を受けた都市鉱山関連などに注目か…。米国の耐久財受注の内容を受けた、電子部品株も注目。指数的には、今日も、為替の動きとGLOBEXの米国株先物に振られやすい展開…か。

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米国の長期金利が急上昇。債券保有リスクの増大から、流出した資金はどこへ?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、事前予想を上回る中古住宅販売統計が発表されたものの、長期金利が急上昇したことを受け、景気への悪影響を懸念した売りが増加。結局、急反落して終わりました。また、GMの債務の株式転換交渉が不調に終わったこと、FDIC(米連邦預金保険公社)がまとめた、第一四半期における経営に問題のある銀行の数が過去最多の305行(資産額2200億ドル)に達したこと、遺伝子組み換え穀物開発大手モンサントの業績見通しが市場予想に届かなかったことなども市場に失望感を誘い、GMは20%を超える下落になっています。

 米国では、現在1000億ドルを超える財政資金調達が行われていますが、2年物の国債には予定を上回る応募があり入札金利も予想を下回るなど順調に消化されました。ただ、今後さらに国債が増発されるという懸念が強く10年国債を中心に売られ、金利は昨年11月以来の3.71%まで上昇。昨年12月の金利の底(2.07%)からみると1.6%以上の上昇になっています。10年国債と2年債の利回り格差は2.95%ポイントに達し、03年8月に記録した2.74%ポイントを上回り、これまでで最大になっています。

 すでに、住宅金利などへの波及が始まっており、この日発表された22日までの住宅ローン申請指数(22日まで)で30年もの住宅ローン金利は、前週に比べ0.12%上昇し、4.81%になっています。まだ前年同期では1%以上低い水準ですが、利用者は早速反応。借り換え申請は週間で18.9%も減少しています。住宅ローンの借り換え件数の減少は、住宅ローン担保証券(MBA)に影響し、国債の売り要因になるだけに、債券市場の先行きに懸念を持つ投資家が増えています。

 この日は、悪材料が折り重なった感じで下げていますが、過去最大規模の財政資金調達が実施されていることから、市場が神経質になりすぎているところもあります。これから、5年債券、10年債などの募集がありますが消化状況や応募者の内容をめぐって、さらに思惑が対立しそうです。ただ、昨日急落したものの、出来高は前日並みの13億株台にとどまっており、パニック的な売りにはいたっていないようです。2年債と10年債の金利格差は2003年8月以来とのことですが、その後、米国株も大幅な上昇につながっています。長期債を持つことへのリスクの高まりが、好転してきた経済指標とマッチして資金の乗換えが進んだためと思われます。今回も同様な動きになるかどうかが注目されますが、それだけに明確な実体経済好転のサインがほしいところです。

 株価は、25日線を意識した攻防に入っていますが、以前指摘した昨年5月高値から引き下げた上値抵抗ラインが、依然株価を圧迫し続けています。日経平均が上昇する25日線と下降する200日線にはさまれてこう着状態にはいったときの状況と良く似ています。とにかく、ここは実体経済の好転サイン待ち…。

 27日の米国株
 ニューヨークダウ 8300ドル02セント -173ドル47セント(2.05%)

 NASDAQ     1731.08ポイント  -19.35ポイント (1.11%)

 S&P500     893.06ポイント   -17.27ポイント (1.90%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9380円 -50円

            (円建て)   9375円 -55円 


 米国株は急落したものの、CME日経平均先物は小幅安で帰ってきました。また、大手格付け会社ムーディーズが米国の格下げは無いと発表したことを受け、ドルが買い戻されたことから、円相場も95円台で帰ってきており、今日の相場環境としては中立とみなすことが出来ます。日経平均が当面の抵抗ラインである200日線を抜いたことで、強気が増加するものと思われますが、一方で、昨日米国市場で銀行株が売られていることから、金融株への売り圧迫が懸念されます。為替が95円台で安定すれば、米国でハイテク株が買われた流れを受け、輸出関連株が買われることになりますが、いずれにしても大きな動きは望みにくいかもしれません。今日も、GLOBEX米国株先物を見ながらの神経質な展開になりそうです。市場エネルギーの減少から裁定解消売りの影響拡大にも注意が必要。今日も引き続き、新興市場と中小型材料株…か。

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米国株は直近の景気実態を知りたがっている…?
 27日水曜日の日経平均株価は127円96銭高の9438円77銭と反発、TOPIXは9.08ポイント高の892.85と続伸して終わっています。出来高概算は21億7200万株、売買代金は1兆2420億円と前日比でやや増加はしたものの、重要イベントを控え、見送り気分は強く市場エネルギーは盛り上がってきません。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは113、RSIは51、25日線かい離はプラス3.8%でした。騰落レシオの水準と25日線かい離の拡大が少々気になります。

★米国株は最新のデータを好感
 さて、「米国株の写真市場」の通り、本日の日本株は反発して終わりました。米国では、3月のS&Pケースシラー住宅価格指数が事前予測を下回ったものの、より最近の状況を示す5月の消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回ったことから、これを好感してあげています。住宅価格指数も下落率だけ取り上げれば縮小してきているわけですからそれなりに評価することは出来ます。ただ、消費者信頼感指数の現況の伸びはたいしたことはないのに、期待値の方が大きく伸びたことが、指数の押し上げに寄与しています。3月の株価の底を挟んで、消費者心理を表す指標は大きく変化しているように思いますが、やはり株価の上昇が心理面で大きな安心感をあたえたようです。それだけに、実際に株価が反転した4月以降、経済の実態面がどう変化しているかが今後の焦点になってくるわけです。

★関心は最新の実体経済
 その意味では、昨日発表されたシカゴ地区連銀の全米活動指数(4月)のほうが評価できるのかも知れません。今回の数値では生産や消費の落ち込みが急減速したほか、雇用も改善するなど、生産活動が改善する兆候を示しています。4月の数値はマイナス2.06前月のマイナス3.36から改善したものの、2007年8月以来20ヶ月連続でマイナス圏の動きが続いています。ただ、3ヶ月移動平均でみると、4月はマイナス2.65、3月のマイナス3.26から改善しており、1月が当面の景気の底だったことを暗示するような数値を示しています。有力エコノミストが米国に集まり会談した中で、昨年末が景気の底だったのではないか…とする意見があったようですが、図らずも、全米活動指数の数値がこれを証明するような結果になっています。もちろん、数値の底打ちが景気の急回復を暗示するものではありませんが…。

 今晩は、中古住宅販売件数が発表になりますが、むしろ景気の実態面を見るには、明日発表される4月の耐久財受注の方が注目されます。事前予想は0.4%の増加と、3月のマイナス0.8%から一気にプラスに転じるとの強気の予想になっていますが、4月の株高に踊らされてエコノミストが強気に数値をはじいた可能性もあり、期待を裏切ることも考慮に入れておかねばなりません。朝も書きましたように、今週は重要な経済指標の発表が相次ぎますが、昨日発表されたケースシラー住宅価格指数のように強気に予想したものが、逆に悪化した…というケースもでてきます。強気にみて織り込んでいただけに期待を裏切る数値が出たときの失望感は大きなものになることも想定しておかねばなりません。別に、弱気を書いているわけではなく、今の株価位置がそれだけ好悪材料に反応しやすい微妙な位置にいることをリスク要因として考えておくべきだ、と考えているからです。

★一日の値幅はじょじょに縮小…だが、頭押さえの200日線は本日突破
 今日の日本株についても、海外投資家の買い(買い戻しなのか、新規の買いなのか、それとも裁定残の積み上げげなのか…不明)が入るものの、上値では利食い売りがでて頭を押さえられる展開が続いています。昨日も日経平均は150円弱の小幅なレンジの動きでしたが、今日も、上下幅はわずか80円幅にとどまっています。指数的には完全にこう着状態に陥っている感じです。今日は、ずっと頭を押さえられてきた200日移動平均線を引け値ベースでも上回ってきましたので、本来なら強気がモット増えてもいいのですが、やはり気になるのは米国の動き…。機関投資家としては、一生懸命買わない材料を探しているとしか思えませんね。それだけに、米国の景気指標の目に見えた好転が必要になるのです。それも生産面の…。これからみても、まだしばらくは米国次第の相場が続くことになりそうです。

★日経平均週足のRSIが危険ゾーンの80に近づいた
 さて、物色の方向性としては、新興市場や材料含みまたは出遅れ感のある中小型株が買われていますが、日々ベースの騰落レシオが危険ゾーンの120にじわじわ近づいていることに加え、このところ、日経平均週足のRSIが危険ゾーンの80に近づいています。昨日がすでに79ですから、このまま強調相場が続くと、今週末にはデッドゾーンの80を越えてくるかもしれません。過去、週のRSIが80近いところから下向きに転じると、日経平均も調整に入る確率が高かっただけに、この動きには注意が必要です。日経平均の戻り高値は11日の9503円ですが、これを抜くと一旦は調整に入ることを想定していていいのかも知れません。

★銘柄選定は敗者復活のチャンスがあるものを…
 それだけに、銘柄選定に当たっては、敗者復活戦が期待できるものでなければなりません。昨日書いたような今後の成長テーマに絡んだもののほか、前期、今期と連続増益の期待できるものなどが対象になります。このところ、レポート銘柄として紹介しておきましたメガチップスは本日も続伸し1700円に迫ってきましたが、まだまだこれからの相場。ただし、1700円抜けからは売り場探しに変えます。また、同じく海水淡水化関連の酉島製作所も、再度、買いに転換した銘柄。環境の劣悪なところで使うポンプでは世界有数のメーカーで世界の水メジャーからも一目置かれる存在。前回は1400円抜けを売り方針としましたが、これは52週株価移動平均線の圧迫が予想されたため。やはり押さえ込まれましたが、連続増益の実力が罫線的な節値で押さえ込まれているだけ。1370円の急所を割り込めば新規の買いが入り、52週線突破へ向けての上昇が始まります。

★今の相場の基本はエスカレーター相場
 今の相場は一気に上昇していく相場ではありません。将来性では抜群のGSユアサでもステップ、ステップを押さえながら上昇しています。まだ不透明感が漂う以上、相場は一気に屋上までいけるようなエレベーター相場ではなく、一階上がるごとに乗り換えるエスカレーター相場になるのが当然。次の階に近いところで、変な乗り方をしたら、次の階で待たされることになります。場合によっては、グルッと反対側に歩かされて、途中で目移りして買わないでもいい商品を買わされる羽目にもなりかねません。だから、ちゃんと次の乗り口に行くまで、他の商品には目移りしないようにしなければなりませんね。

 まあ説教じみた話はこの辺にしておいて、やはり、日経平均RSIの79は、ちょっと許せない数字…。米国株次第というところはありますが、そろそろ控えめな行動をして、13週線が上がってくるのを待つところか?

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今週の米国株は経済指標への過剰反応に注意
 おはようございます。
 連休明けの米国株は、予想を上回る住宅価格の下落があったものの、消費者心理の大幅改善を示す指標が発表されたことを好感。消費財関連株が買われたことから、5立会日ぶりに急反発して終わりました。また、大手銀行がアップルや一部銀行の投資判断を引き上げたことや資源価格の上昇を受け、エネルギー株が上昇したことも株価の伸びに貢献。連休前見送り気分が強まり10億株程度まで減少していた出来高は13億株台まで回復しています。

 注目のS&Pケース・シラー住宅価格指数は主要20都市で前月比2.2%の下落、前年同月比では18.7%の下落となりました。アナリストの事前予想の前月比2.0%減、前年同月比18.4%減をそれぞれ上回り、住宅価格の下落が続いていることを確認させました。09年第一四半期を通した全米の住宅価格指数は前年同月比で19.1%下落、統計開始以来最大の落ち込み幅を示しました。06年第2四半期からの下落幅は32.2%に達しています。

 またこの日発表された5月の消費者信頼感指数(コンファレンスボード)は、54.9。アナリスト予想の42.0を大幅に上回るとともに、前月の40.8(上方修正)も上回りました。単月では03年4月以来の6年ぶりの大幅な伸びになりました。現況指数が前月の25.5から28.5に小幅改善したうえ、期待指数が同51.0から72.3に急増したことが指数の伸びにつながりました。また、この日発表されたシカゴ連銀による全米活動指数は-2.6.前月の-3.36から改善したものの、2007年8月以来20ヶ月連続してマイナス圏が続いています。ただ、3ヶ月移動平均でみると4月は-2.65.前月の-3.26から改善しており、景気が1月に底を打った可能性があることを示しています。

 昨日の米国株は、住宅価格の下落スピードの鈍化や消費者心理の改善、全米活動指数の改善などを交換し急反発。ニューヨークダウはこの4日分の下げ幅をほぼ埋める勢いでした。あらためて25日線が下値の支持線として生きていることを示す結果になりました。また、アップルの上昇にによりNASDAQ総合指数も急騰。25日線、5日線をともに上回ってきました。一時、25日線を下回り、先行き懸念がもたれていましたが昨日の上げで解消された格好です。今晩、GM債権者との株式交換交渉の期限を迎えますが、今のところ大幅な進展は見られていないようで、破産法申請の可能性が強まっています。市場は楽観的に見ているようですが、債務残高や事業規模からみた影響力はクライスラーとは比べものにならず、市場が予想外の反応を示すこともあるかもしれません。

 また、今日の消費者信頼感指数が市場予想を上回った時に見せた反応にあるように、これから発表される各種経済指標に対しても、市場が必要以上に大きく反応する可能性があります。事前予想は強めに出されていますので、これを下回ったときのマイナスの反応も計算に入れておく必要があります。今晩は4月の中古住宅販売統計が発表されますが、前月比では2%のプラスと、前月のマイナス3%から大幅な改善を見込んでいるだけに、注意が必要です。いずれにしても、ここしばらくは指数の発表やGMの動向をめぐり、ボックス圏の相場が続くことになりそうです。

 26日の米国株
 ニューヨークダウ  8473ドル49セント +96ドル17セント(2.37%)

 NASDAQ     1750.43ポイント  +58.42ポイント (3.45%)

 S&P500       910.33ポイント   +23.33ポイント (2.63%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9505円 +165円

             (円建て)  9495円 +155円


 本日の日本株は、米国株の急反発、CME日経平均先物高を映し、強含みに推移しそうです。為替が相変わらず94円台後半の円高圏で推移しており、米国のハイテク株高の動きを素直に反映しづらくなっています。結局、主力株は先物に影響されますます動きがつらくなってくるかもしれません。ただ、米国株の反発で下値懸念が薄らいだことで、今日は個人資金の動きが益々活発になってきそうで、新興市場や中小型材料株が値を飛ばすことになりそうです。今日の日経でも日本車輌を例に鉄道業界の受注環境の好転について振れていましたが、昨日書いたような受注環境の明るい企業が個別に値を飛ばすことになりそうです。今期も連続増益ながら、下落中の52週線に押さえられ、伸びを欠いている酉島製作所がどこで切り返してくるか…を注目しています。

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値上がり銘柄数が1000を超えていても調整相場というんでしょうか…穢れた指数は当てにならない
 入院中の息子に会いに奈良市内まで出かけていました。今週末に手術を控えていますので何かとあわただしくなっています。少々疲れ気味ですが、これから書き込みをします。遅くなってごめんなさい。

 さて、26日火曜日の日経平均株価は36円19銭安の9310円81銭と小反落したものの、TOPIXは0.77ポイント高の883.77と続伸して終わりました。出来高概算は19億3000万株、売買代金は1兆2400億円と、ともに減少。出来高は20億株を割り込んでいます。寄る辺となる米国株がお休みとあっては、手がかり材料難で身動きがとれないというところでしょうか。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは111、RSIは58、25日線かい離は2.7%でした。

 全体的には、昨日の地合を引き継いだ格好ですね。日経平均が安く、TOPIXが高いのは、為替の円高を嫌気して輸出株が売られる一方で、内需株というより相対的に出遅れ感がある不動産株や倉庫株、好業績の小売株などが買われた影響でしょう。また、今日も北朝鮮が東海岸でミサイルを2発発射したようで地政学要因が浮上。先物に売りがでたほか、米国株唯一の手がかりであるGLOBEX市場で、ダウ平均はプラスになったりマイナスになったりと不安定な動きを続け、これに沿って先物が売買されるのものですから、終日神経質な動きが続いていました。一時期は100円以上下げる場面もありましたが、先物価格が現物価格を下回る状態fが続き、裁定解消売りから下げ幅を拡大したようです。このところ、裁定解消売りで下げるときの値幅がだんだん拡大ししてきたような気がしますが、出来高が20億株を割れるなど市場エネルギーが縮小してきており、それだけ、裁定解消売りの影響が大きくなってきているのでしょう。ちょっと、注意しておきたいところです。

 また、日経平均の動きをみると、確かに200日線で頭を押さえられ重たい感じになっているんですが、今日の動きをみると9231円と9379円との間の狭いレンジの動き。良くみると、オプションの権利行使価格の9250円と9350円を中心にした動きになっています。このゾーンを下回ると先物の買いが入り、上回ると先物の売りが入ってくる…ということで、来月のスーパーSQを意識した動きが始まっているのかもしれません。どうしても先物の動きにあわせて、裁定取引が関係してきますから、日経平均も狭いレンジの動きになってくることになります。

 非常に面白くない動きですね。だから以前から裁定取引という背後霊に取り付かれた日経平均やTOPIXはファンダメンタルとは関係の無い動きになるので、投資妙味がなくなってくる…と書きました。良く、日経平均は上がるのか、下がるのか?と質問を受けますが、答えは裁定業者やオプションをやっている人に聞いてくれ…といっています。正直、日経平均の上げ下げを予想しても無意味だと思います。昨日も書いたように、経済の中心が海洋国から大陸国に変り、エネルギーも化石燃料から自然エネルギーに変化。動力も内燃機関からモーターに変化するなど、まさに革命的な変化が世界で起きているときには、淘汰されるものと、進化して行くものとが混在してきます。

 そんなときに、全体をひっくるめた指数で判断して意味があるのでしょうか。実際、世界の需要があらゆる分野で縮小するなかで、鉄道関連や造水関連、農業、電池、原発などの分野が受注を増やしています。そんな成長分野が全体を示す指数の動きをみていえ判断できるのでしょうか?むしろ、過去の成長企業が多く、歴史においていかれることから、むしろ指数が成長を反映しなくなってくる…との見方もできます。これからは、あまり指数に関して云々しないほうが良いと思います。そんなことは、年金など機関投資家の人に任せておけばいいのです。実際、これからの成長企業は、規模が小さいことから彼らは組み入れも、日常のカバーも出来ないのが実体。彼らの眼鏡にかなわない将来の成長企業が今の市場にはたくさん放置されていることを知るべきです。

 時代の変化を見越し、米国のシリコンバレーには成長企業のシーズを求めて世界中の投資家が殺到しているといいます。目端の利く人はすでに、将来の成長分野に向かって動き始めていることを理解すべきでしょう。何度も書いてきましたが、米国の黄金の60年代を支えた重厚長大産業が成長力を失い、エレクトロニクス産業が台頭。IBMやインテルが生まれたあと、時代はマイクロソフトやGOOGLEに移っていったときと同じ変化が始まろうとしています。経済学者は次の世代は中国の時代だ…と、口をそろえていいますが、果たして本当にそうでしょうか。自国で技術開発をせずにひたすら他国の技術を盗むことに汲々としている国に、果たして、次の時代の世界のニーズを支える産業を生み出すことができるものでしょうか。そのシーズを抱えているのは、やはり、日本や米国、ドイツなどの先進国しかありません。なにか、ピントが外れているような気がして仕方が無いのですが…。

 たいそう横道にそれてしまいましたが、今の相場の基本は次世代の成長産業、企業を見つけ出すことにつきます。今日の相場でも、テーマに沿った株は個人を中心にいずれもしっかりしています。値上がり銘柄1014に対し、値下がり銘柄553…これが、日経平均36円安が示す相場のじったいでしょうか。昨日も書きましたが、大量生産、大量消費の時代はすでに終わり、これからは生活の安全、安心、快適さを追求する時代…私もまだ良く分かりませんが「生活の質」を追求する時代に変っていくんではないでしょうか。明日から、また米国株を見ながら、どたばたすることになりますので、今日は自戒の気持ちを込めて、これからの相場の考え方を書いて見ました。片道一時間をかけての病院通いの疲れと、早く書かなければという焦りの気持ちで、頭がハイテンションになっています。読みにくければごめんなさい。

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米国市場の休場で、今日は先物次第の動き…か?主力株より個別の材料株の押し目狙い
 おはようございます。
 昨日の米国市場はメモリアルデーのために、休場。欧州市場もロンドンが休場。ドイツフランクフルトが0.30ポイント安の4913.45と小反落、フランスのCAC40 種平均指数は18.19ポイント高の3236.16でしたが、いずれもロンドン、米国の市場休場を受け閑散商状でした。
 
 本日の日本株は、欧州市場と同様に手がかり材料のないまま、昨日と同様に為替やGLOBEX米国株先物をみながら先物に影響されやすい展開になりそうです。ただ、個人を中心にした材料株や新興市場株物色の流れは今日も続くものと思われますが、後場からは、今晩の米国株やS&Pケースシラー住宅価格指数(3月)や5月の消費者信頼感指数の発表などを意識し、見送り気分の強い展開になりそうです。個人中心の材料株物色も資金の回転が速いため、乗り遅れると次に順番が回ってくるまで待たされることも出てきます。今期も連続増益が期待できるものや、環境、鉄道、農業、米国景気刺激策関連などの関連株で、5日線または25日線へのかい離修正をしているものを狙うといいいでしょう。

 GLOBEX先物市場で、日経平均先物はドル建てが9350円(大証先物終値比+10円)、円建てが9400円(同+60円)で推移。同じくニューヨークダウは50ドルを超える上昇があったあと、現在は約20ドル高程度で推移しているものの、上げ幅を縮小しつつあります。また、為替は94円台後半の取引で、北朝鮮の核・短距離ミサイル実験から95円台に押し戻された昨日と異なり、再び94円台に買い進まれています。相場環境としては「可もなし付加もなし」というところで、それだけ、先物に影響されやすくなりそうです。裁定取引の動きに注意。

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明日までは「鬼の居ぬ間の洗濯」だが、以後は、景気指標をめぐって乱高下へ
 週明け25日の日経平均株価は121円19銭高の9347円00銭、TOPIXは7.12ポイント高の883.00と、ともに反発して終わりました。出来高概算は20億株、売買代金は1兆2400億円と週末に比べ減少。週明けの手がかり材料難も手伝い、見送り気分の強い展開になりました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは102、RSIは66、25日線かい離は2.2%でした。物色範囲が拡散していますので、なかなか騰落レシオが落ちてきませんね。

★鬼の居ぬ間のなんとやら…だが、買い気の強さは予想以上
 さて、今晩の米国市場はメモリアルデーで休日…。「鬼の居ぬ間のなんとやら…」ではないですが、エコポイントで売り上げが増加した家電量販店や自動車メーカーが一段の自動車用鋼板の値下げ要求を見送ったことから鉄鋼株が買われるなど、手がかり材料が出た業種が買われたほか、相対的に出遅れになってきた不動産関連が個別に賑わいをみせていました。一時、北朝鮮の2度目の核実験や短距離ミサイルの発射実験によるゆさぶりがあったものの、物色意欲を削ぐところまでは行きませんでした。

 むしろ、GLOBEXの米国株先物でダウが30ドル以上上げて始まったことを好感。地政学的要因で円相場が95円台に軟化ししたことをみて先物市場に買い戻しなどが入り、結局、反発して終わっています。北朝鮮の核実験の話がでたあとは、先物が売られ、現物価格を下回る状態が続き、裁定解消売りから上げ幅を急速に縮小する局面もありました。このところ、先物筋の間でも売り買いが交錯しており、強弱感が対立していることが分かります。

★200日線の上値意識は続く
 ただ、チャート面では相変わらず200日線を意識した展開が続いています。先週末の200日線の位置は9429円。一日に20円ちょっと下落してきますから、今日の位置は9400円の飛び台。高値が9402円ですから、今日の高値も200日線を意識していたことが分かります。日経平均株価は、完全に下落中の200日線で頭を押さえられ、一方、上昇中の25日線で下値を支えられる…という状態で、きれいな「三角持合」状態に入っています。相場格言でも「持ち合い離れに付け」といいますが、GM問題、円高傾向、北朝鮮問題と不透明材料が山積みになる中で、果たしてどちらに放れるのか…。米国株も、ストレステストと銀行の増資が一巡し、目標を見失った感じになっていますので、次の、ステップに移る手がかり材料待ちになっています。

★米国長期金利の上昇が財政悪化ではなく、景気上昇を意識していたら…
 ちょっと話が横道にそれるかもしれませんが、このところ、米ドルの暴落説がまたささやかれ始めました。今週から始まる1000億ドルを超える財政資金調達を意識してのものでしょうが、なにも、財政上場が悪化するのは米国だけに限った事ではありません。日本だって、欧州だって、今、一生懸命景気刺激策を実施している国はどこでも財政事情が悪化しています。そんななかで米国だけを取り上げて財政事情を云々するのはどうなんでしょうか。ちょっと話の筋が違うような気がします。結局、ドルが下落しながら他の通貨も下落し、大きくみると対して動いていなかった…ということになりそうな気がするんですが…。

★ドルって本当に暴落するの…?
 また、円・ドルのチャートを見ても、95円割れのところに26週移動平均線が控えており、これがドルの下値を支える感じになっています。先週一時的に93円台に入りましたが、週末には、再び26週線上に復帰しており、当面は95円をはさんだ動きになりそうです。一部には、財政赤字の拡大が、長期金利を押し上げている…とする意見もあるようですが、上昇理由の一つにしか過ぎません。このところ、社債の発行が増加しているように、景気の底打ち感が強まってきたために、企業の資金需要が増加。むしろこちらの面から長期金利が上昇している…とみるべきでしょう。景気の好転が背景になった金利上昇が主とすれば、ドルが暴落する…という論理は通用しなくなるような気がするんですが。むしろ、世界的な貿易決済通貨としてのドル需要が高まる…ということはかんがえられないのでしょうか。ちょっと、勝手な解釈かも知れませんが、円高論が増えれば増えるほど、反対に解釈したくなってきます。

★市場の関心は米国の景気指標に…予想と実績で上下に波乱も?
 まあ、それだけ市場の関心が米国の景気動向に向かっている…ということなんでしょうが、今週は、月末最終週になり、米国でも住宅関連をはじめとする需要な経済指標が発表されてきます。明日の晩の3月のS&Pケースシラー住宅価格指数をはじめ、中古住宅販売、新築住宅販売など住宅関連をはじめ、4月の耐久財受注など生産面の重要指標も発表されます。いずれも、アナリストの予想は前月を上回っており、予想を下回る数字が出れば失望感から売られ、予想を上回れば期待感から買われる…ということになり、出てくる数字により市場が振られやすくなってきます。

★一見手当たり次第に買ってはいるが、テーマ株は順調に上昇中
 インデックスに絡む銘柄を買っていると、どうしても米国の動きと先物、裁定取引の影響を受けてしまいますので、今週は、あまり近づかない方が無難かも知れません。ただ、このtころ外資系証券が建機株を中国などの内需刺激策を手がかりに買い推奨していますが、むしろ、注目すべきは米国の方…。以前から、米国に営業基盤をもつ酒井重工業や加藤製作所を注目してきましたが、このところじわじわ水準を切り上げて来ています。また、今期も増益が予想されるとして、先週号のレポートで注目したメガチップスが本日大台代わり、水関連の酉島製作所は現在52週線との攻防戦に入っていますが、ここを突破すれば再び2000円大台挑戦への道が開けそうです。このほかにも、農業関連のクボタや井関農機など農業関連、木村化工機など原発関連など、環境や農業などテーマに絡んだものは指数に関係なく上昇しています。ここでは、オバマ景気刺激策や人類の生存にかかわるテーマのほか、オバマ大統領とロシアが進めるランドブリッジ構造、東南アジアやインド、中国、欧州など世界で進む鉄道網の建設ラッシュに関係する銘柄を押し目、押し目で狙うようにしたいものです。

 欧米中心経済の変化は、輸送手段の面でも船舶から鉄道へ…という変化を促してくるものと思われます。大量生産、大量消費を背景に成長してきた大企業は、先進国の消費が縮小し、中国やインドなど量産国が登場する中で、果たしてこれまでと同様な成長を持続できるものでしょうか。まず、投資家それぞれが、新しい時代に成長できるテーマを見つけること先決だと思います。鰯の頭も信心から…。

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英国債格下げの動きが、株安、ドル安、債券安のトリプル安につながったが…
 おはようございます。
 子供が入院中で、昨日の書き込みが出来ずに失礼しました。連日の病院通いで少々疲れ気味です。

 さて、昨日の米国株は、3日続落の後を受け、押し目買いから反発して始まりました。しかし、英国債の格下げ余波から、米国債の格下げ懸念が強まったことや、GMの社債保有委員会が債務の株式化案を拒否する方針と伝えられたこと、3連休控えであることから引け間際から利食い売りが増加。結局、米国株は4日続落して終わりました。ニューヨークダウは25日線を下値にした動きですが、このところNASDAQ総合指数が、25日線を下回る状況が続いており、ちょっと気になっています。

 米国では、来週、1320億ドルの財政資金調達を予定。財政事情の悪化から、スムーズな消化に懸念が持たれ、長期債を中心に下落。10年債は昨年6月来最大の下げとなり、金利は3.45%まで上昇。2年債券との金利格差は2.56%まで拡大。昨年11月以来の水準になっています。この金利上昇も株価を圧迫しました。また、米国の財政事情の悪化懸念は、ドルの下落基調を強め対ユーロでも、金融危機が深まった3月中旬の安値を下回る1ドル1.4ユーロ台に軟化。反動で原油や金価格が上昇するなど、再び、ドル安ヘッジの動きが強まっています。

 米国株は4日続落となりました。ドル安や債券安、株安とトリプル安状態になっていますが、3連休控えで市場参加者は少なく、出来高は急減しています。米国債の格付け引き下げについては、可能性はあるものの、世界的な影響を考えると、S&Pやフィッチが否定しているように現実的には引き下げが実施されるのは考えにくいところでしょう。このところ、米国株が堅調になっているところから、投機筋の動きが活発になっており、市場を動かすための材料として、誇張して流されている感じがします。景気が厳しい状況を迎えている欧州にとって、ここでのユーロの急騰は景気へのマイナス要因となり、今後何らかの措置が採られて来るものと思われます。

 以前から書いているように、米国株は3月中旬からのわずか2ヶ月間で、ほぼ一年分を上げたわけですから、次のステップに移るには、ここでの日柄調整は自然な動き。週のRSIなどテクニカル指標も超加熱状態にありましたから、しばらくは冷却期間が必要です。ただ、悪材料としては大きいのですが、相場の反応は小幅にとどまっており、基調はかなり強いといえそうです。26週移動平均線は8000ドルの少し上で横ばい状態となり、株価の下値を支えていますが、一方の、13週線は対応点の状況からみて、来週あたりから上昇ピッチを早め、近々、日本と同様にゴールデンクロスを示現する可能性が強く、中期的な買い方針に変化はありません。このところ、ここまで相場をリードしてきた金融株の下落率が他の業種を上回っていますが、これも相場の主役交代の兆候だと思われます。

 来週は、26日にGMの債権者との交渉が最終期限を迎えますし、住宅関連の重要な指数も発表されますので、相場的には益々動きがつらくなってきますが、調整も3週を経過しており、発表される指数次第では、何らかの動きが出てくるかもしれません。値幅調整なら日柄は少なくて済みますが、高値波乱の日柄調整なら時間がかかることも仕方が無いか…?

 22日の米国株
 ニューヨークダウ 8277ドル32セント  -14ドル81セント (0.18%)
 
 NASDAQ     1692.01ポイント   -3.24ポイント   (0.19%)

 S&P500      887.00ポイント    -1.33ポイント   (0.15%)



 週末22日の日経平均株価は38円34銭安の9225円81銭、TOPIXは5.56ポイント安の875.88と、ともに続落して終わりました。出来高概算は20億5000万株、売買代金は1兆3000億円と、ともに前日比では減少。週末を控え見送り気分が強まったことを示しています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは102、RSIは66、25日線かい離はプラス2.2%でした。本日も値上がり銘柄数は580を越えており、個人を中心にし物色意欲が強く、なかなか指数の改善につながってきません。

 米国株の3日続落やCME日経平均先物安を映し安く始まった後、為替が1ドル93円台まで買い進まれると、先物の売り圧力が強まり日経平均は下げ幅を拡大しています。ただ、為替が94円台を回復し、GLOBEX米国株先物が上昇に転じるとともに先物に買戻しが入り、一時は小幅プラスに転じるなど、為替やGLOBEXなど外部要因に振り回される動きとなりましたが、週末でもあり手仕舞い売りがかさみ、結局、続落して終わりました。

 相変わらず主体性の無い相場が続いています。先物の影響がますます強まっていますが、昨日も終日、先物価格が現物を下回る動きが続き、裁定解消売りが株価の頭を押さえる動きが続いていました。裁定買い残高は2月には2100億円台まで減少していましたが、いつの間にか9600億円台まで増加。1兆円に接近しています。どうしても現在の相場を昨年3月のときと比較したくなりますが、このときも、上げのスタート時の裁定残1兆5000億円台は、6月ごろには3兆円台まで増加。これがエネルギーとなり先物の売り叩き→裁定解消売りとなって、株価のきゅらくにつながりました。このところ、欧州からの買いが話題になっていますが、裁定買い残の増加と関係はないのでしょうか。以前なら、証券会社別の売買手口が公表されていましたので、インデックス銘柄に偏った手口が見られれば裁定取引をしていることが分かったんですが、肝心なところが公開されていませんので、ちょっと歯がゆい思いがします。

 3月相場の下げが海外に比べ少なかったのは、裁定残が少なかったから…というのが本当のところ。もし、今くらいの残高があったら7000円の大台は簡単に割り込んでいたはずです。ちょっとこの点が気になりますね。日本株に対する見方は両極端ですが、世界屈指の景気敏感市場としての捉え方は、世界の投資家に今日の考え。それだけに米国経済の見方が大事になるのですが、もし米国の景気が底打ちするなら、世界の中で一番割安なのは日本株。反対に、米国景気の後退がまだ続けば、世界一割高なのは日本株…。最近の裁定買い残の増加が後者の考え方をとる投資家の仕掛け的な動きでなければいいのですが…。

 結局、日本も米国同様日柄調整…ですが、以前から書いてきたように、これからの主役は中小型株。作日も小型株指数はほぼ前日比で変らずで終わっています。米国経済はどうなるのか、日本経済は…と、数字をにらみながら動けない機関投資家とくらべ、大きく崩れなければいいや、と積極的に買いに走る個人…と相場は再び二極化の様相を示しています。まあ、来週も引き続き、好業績の中小型材料株を攻めることにしましようか。

 ちょっと疲れ気味と取材不足で、我ながら何を書いているのか分からなくなりました。はっきりしていることは、まだ、新規の材料待ちの調整相場(主役交代相場)が続いていること…。流れが決まるまで無理はしない方がいいようです。

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休載のお断り
 本日は都合によりお休みいたします。明日朝の書き込みで、本日分まで含めて書きますので、ご容赦!

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景気の底バイに苛立ちを募らせる米国株…サプライズ期待
 おはようございます。
 昨日の米国株は、英国債格下げの余波を受け欧州株が下落したことや、週間新規失業保険申請件数が増加傾向にあることなどを嫌気し、続落して始まったあとも買い手がかり材料のないまま、下値圏で推移。結局、3日続落して終わりました。前日公表された4月FOMC議事録で、成長率見通しが下方修正されたことが、この日も尾を引き、この日発表された他の経済指標も、アナリスト予想を下回っている、というだけでネガティブにとらえるなど、市場心理が少しずつ弱気に傾いていることが懸念されます。

 この日発表された16日に終わる新規失業保険申請件数は63万1000件。ほぼアナリストの予想(63万件)通りで、前月からは1万2000件減少しています。受給者総数は7万5000人増え、666万2000件と過去最高水準を更新しています。また、4週間移動平均は62万8000件で、前週の63万2000人からは減少しています。また、同日発表されたフィラデルフィア地区連銀製造業業況指数は-22.6。エコノミスト予想の-18を下回ったことからネガティブに反応していますが、指数は、2月の-41.3を底に、-35.0(3月)、-24.4(4月)と、3ヶ月連続改善傾向にある点は評価していいのではないでしょうか。

 また、同じく、4月のコンファレンスボード景気先行指数は+1.0。2008年6月以来、初めてプラスに転換しています。アナリスト予想の+0,8も上回りました。項目別にみても、対象となる10項目のうち項目が改善しています。改善項目が悪化を上回るのは、1年半ぶりのこと。

 株価は、景気が底バイ状態に入ったことは認めながら、明確な上向きを示すサインが出ないことに苛立ちを募らせている感じがします。昨日もいくつかの経済指標が発表されていますが、景気の状況が改善されつつあるにもかかわらず、アナリスト予想を下回っている…とか、申請件数が60万件もあるという水準自体が問題だ…など、少々、無茶な見方が先行してきたようです。本来は、もっと冷静にトレンドを評価すべきときだと思うのですが、株価が、これまでの上昇スピードを失ったことへの不満でもあるのでしょうか。一度、どすんと下げて不満組を振るい落とすような動きが出ても良いとおもうんですが…。

 チャートでみると、昨日は、日本株と同様に25日線を意識して下げ止まる動きになっています。ダブルトップ型の天井を形成することが懸念されますが、昨日の安値8221ドルは、13日の安値8208ドルより、まだ上にあり、パターンの完成には至っていません。当面は、13日安値を下回るかどうかが注目されますが、GMの「Dデイ」(29日か?)が近づいており、全般的にはますます手が出しにくくなってきそうです。まあ、もうしばらく様子見…ですが、この日曜日が「新月」で相場の変化日に当たっており、変化がでるとすれば今晩か、週明け…。なにか、サプライズが出てくるかもしれませんね。心構えはしておきましょう。

 21日の米国株
 ニューヨークダウ 8292ドル13セント -129ドル91セント(1.54%)

 NASDAQ     1695.25ポイント   -32.59ポイント(1.89%)

 S&P500     888.33ポイント    -15.14ポイント (1.68%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9130円 -150円

             (円建て)  9120円  -160円 


 米国株は3日続落、CME日経平均は150円安で帰ってきたほか、海外市場で円は94円割れ寸前まで買い進まれ、現在も94円台前半の動きが続いています。今日の日本株も手がかり材料のないまま、為替、GLOBEX米国株先物をみながら弱含む動きになりそうです。特に、円高懸念が強まっており、輸出企業のドル売りが加速するようなら94円台割れも予想され、輸出企業の株価の圧迫材料になるものと思われます。このところ、日本株の買いを進めている欧州筋が今日も買いを入れて来るかどうかが焦点ですが、このところ残高が増加傾向にある裁定解消の動きが懸念されます。今日も個別の材料株…か。昨日も書いたように、日経平均の25日線と200日線のサンドイッチがどちらに放れるかを見極めるところ。

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25日線と200日線のサンドイッチで、三角持合を作り始めた日本株
 折角退院していた長男が再入院、近々、手術することになり朝から病院にいきっぱなしでした。今日の相場を詳しく見ていませんので、今日は簡単に書いておきます。

 21日の日経平均株価は80円49銭安の9264円15銭、TOPIXは4.86ポイント安の881.44と、ともに反落して終わりました。出来高概算は20億3000万株、売買代金は1兆3200億円と、減少傾向が続いています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは106、RSIは61、25日線かい離は2.8%でした。指数を見るかぎり調整中の相場という感じですね。

 今日は米国株が安いうえ、為替も94円台で推移…ときては、見送り気分が強まらざるをえませんね。頼りは景気の先行き…となっているのに、米国では4月のFOMCで成長率見通しの引き下げと失業率の上方修正が行われ、市場にはミニショックが走った、という感じでしょうか。コメントの中では、景気はいい方向に向かっている、といってるんですから、あまり神経質になることはないんですが、何しろ、日米とも手がかり材料難。買い気だけは強いので悪材料がでても小幅しか下げませんが、だんだん動きが小さくなってきています。そろそろ何か、プラスのサプライズ材料がほしい時期に来ています。

 日本株の場合も米国株の振幅が小さくなったことから、方向感がつかめなくなり上げ下げとも小動きになってきました。これを、チャートでみると、下値は上昇中の25日線で支えられ、上値は下降中の200日線で押さえられる…という格好で頭が切り下がり、全体的なパターンは三角持合を形成する動きになっています。これでは、全体が動けなくなるのも当然ですね。この綱引きがどちらに放れていくのか…それが読めないから、こんなはっきりしない相場になっています。

 また、もう一つ読みが難しくなってきたのが為替。これまでは米国株が上がると、リスク指向が高まりドルが売られ、他の通貨が上昇する…というパターンをたどってきました。しかし、米国債に格下げの話が出始めたころから、傾向的にドルが弱含み始めています。一方、複雑になってきたのはドルだけでなく、景気の悪化が予想されるユーロが乱高下し、今日は、S&Pが英国債を格下げし、これまで高かったポンドが急落するなど、主力国の通貨が揺レ動いています。また、日本円は、ムーディーズが国債の格上げを行いましたから、品質だけからみたら円が安定しているわけで、円の独歩高が始まっています。これだけ、外部環境が変化すると、ちょっと落ち着いて相場を張る…という感じではありません。だから、ますます、見送り気分が強まる…ということになります。

 これまで、一日おきに、プラスとマイナスを繰り返してきた米国株もついに昨日規則性を失いました。続落したわけですから綱引きは下向きに…ということでしょうか。まあ、あと10日もするとGMの命運を占う「Dデイ」が来るわけですから、無理する必要も無いでしょう。まあ、しばらく様子見といきましょう。
 また今から病院にいきますので、この辺にしときます。もともと、しばらくは「ダメ」といってきましたから、こんなところでご勘弁!
 

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FOMC議事録が利食い売りを加速…数字は下方修正だが、見通しは楽観的
 おはようございます。
 昨日の米国株は、欧州株高や原油価格の上昇を受けたエネルギー株の上げで、一時は前日比で110ドル以上急反発する局面がありました。しかし、引け近くに公表された4月のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録で景気の先行き見通しが下方修正されたことを嫌気。結局、続落して終わっています。また、一昨日成立した、消費者ローン業者への過剰な延滞金利の是正などの規制強化措置が、個人消費に水を差す…としたことも、株価の足を引っ張りました。

 この日公表された4月のFOMC議事録のなかで、今年のGDP成長率はマイナス2.1%~マイナス1.3%、失業率は9.2%~9.6%になるとの見通しが示されました。いずれも1月の見通し(成長率-1.3%~-0.5%、失業率8.5%~8.8%)を下方修正しています。ただ、景気の現状については「緩やかな改善が見られた…」としており、状況が改善に向かっていることを示しています。市場は、数字の下方修正に敏感に反応した格好ですが、景気の回復の足取り強化に向けて国債の買取の増額などにも振れており、市場は過剰に反応しすぎたような感じがします。

 ニューヨークダウは一時8600ドル近くまで上昇する局面がありましたが、高値圏で戻り売りを浴びて押し目を作っているところに、FOMC議事録が公表され、失望感から利食い売りが増加したものと思われます。このところ書いてきたように、市場は新しい相場に移行するための新たな手がかり材料を求めており、好悪材料に敏感な状況が続いています。昨日も、ここまで相場をリードしてきた金融株の下げが大きく、主役交代の可能性を強めています。昨日も書いたように、ここは相場の過渡期とみて、まずは流れを見極める姿勢が必要かと思われます。

 20日の米国株
 ニューヨークダウ 8422ドル04セント  -52ドル81セント (0.62%)

 NASDAQ     1727.84ポイント    -6.70ポイント  (0.39%)

 S&P500     903.47ポイント     -4.66ポイント  (0.51%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9320円 -10円

             (円建て)   9300円  -30円  


 米国株は続落、CME日経平均先物は小幅安で帰ってきたものの、為替は対ドルで94円台の円高となっており、今日の日本株の圧迫材料になりそうです。このところ、日本経済の回復やポジション調整の日本株買いを進める欧州勢の買いから、輸出関連株を中心に底堅い動きを続けてきましたが、平均的な輸出採算レート95円を下回る状態が継続するようなら、彼らのストーリーにも狂いが生じることも想定されます。また、このところ、裁定取引にともなう買い残高が1兆円に近づき、解消売りが市場を圧迫するようになっており、市場の不透明感が増し、売買代金の減少が進むと市場への影響が懸念されます。新型インフルエンザの患者が東京圏でも発生したため、関連株物色に再度火がつく可能性もありますが、基本的には、米国市場の方向感が定まるのを見極めるところ。

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悪材料に対して「したたかさ」を見せた日米株式市場
 20日水曜日の日経平均株価は54円31銭高の9344円64銭、TOPIXは6.54ポイント高の886.30と、ともに続伸して終わりました。出来高概算は20億6000万株、売買代金は1兆3700億円と、減少傾向。市場環境が不透明なことから、物色エネルギーは縮小気味です。また、日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは107、RSIは63、25日線かい離は3.8%でした。サイコロジカルラインが再び75%を超えてきましたね。騰落レシオも110に近づいており、なにか状況が急変しそうな感じになってきました。

★悪材料に対して「したたかさ」を見せた日米株式市場
 さて、寄り付き前に発表された1-3月期のGDP成長率は年率マイナス15.2%。オイルショックの後遺症がでた昭和49年を上回り、過去最大の景気後退になりました。輸出、個人消費、設備投資など、ほぼ全ての項目がマイナスになるという凄まじさでした。まあ、この数字は覚悟していたことですから、市場は大きなショックとは受け止めず、むしろ、景気の底が1-3月期になるとして、輸出株を買いに回る…というしたたかさを見せています。したたかさ、といえば米国も同様。4月の住宅着工件数は、事前の関連数字から、もしかしたら…という期待がありましたが、蓋を開けてみれば、過去最悪の数字…。振れ幅が大きい集合住宅の数字が下ぶれしたため、マイナス幅が拡大しましたが、週間住宅ローン申請件数の新規住宅取得用ローン申請がプラス傾向を続けていることでも分かるように、戸建住宅の着工件数は3月に比べて、1万7000件も増加。市場はこの数字の方を評価しています。結局、商業用不動産価格が下落し、銀行への悪影響をもたらすとの、ウォールストリートジャーナルの記事から、銀行株が売られ反落して終わりましたが、3月以前なら期待を裏切る数字として、100ドルとか200ドルとか下げても不思議ではないものです。

 その意味では、日米とも相場の基調の強さが目立った一日のように思います。ただ、同時に上値の重さも目立ちました。ニューヨークダウは75ドル幅、日経平均株価は88円幅とともに小動きに推移しており、下値は硬いものの同時に上値を買いあがる材料も無いため、小動きにならざるを得ない…という状況です。この動きになる可能性が強いことは以前から指摘してきたことですが、日本では決算発表が一巡。米国でもストレステストを終えた銀行の増資が実施されたことで、どちらの市場も材料で尽くし感がでています。新規の手がかり材料待ち…というところですね。昨日の住宅着工件数の発表は、いいきっかけになると思ったんですが、次の相場に移行するにはまだ日柄が足りないのかも知れません。何せ、日米ともほぼ一年分の上げ幅を2ヶ月で達成したんですから、さらに一段高するにはそれ相応の材料が必要です。

★全体はぼやけても個別のテーマ株はしっかり
 ただ、今日の動きを見ても、新型インフルエンザ関連も、滋賀県で患者が発生したことで再び動意づいてきましたし、原子力関連、自動車の燃費規制強化の前倒し実施、世界的な鉄道網建設など個別のテーマに沿ったものがそれぞれ動き始めており、全体的な動きが鈍っても各論では面白い相場が続きそうです。直近のレポートでは、原子力関連で、三菱重工業や木村化工機を取り上げ、水関連で酉島製作所の決算が確認できたことから、再び注目株として取り上げたほか、連続増益株として、メガチップスを取り上げましたが、いずれも順調に値幅を伸ばしています。

 当面は各論でしのぐことになりそうですが、あまり長い間持合が続くと、下値に振られる懸念が出てきますので、全体の指数の動きを見ながらいつでも降りられるか、または、中期に保持しても大丈夫なものを選別することが大事になります。今回のレポートでは、金融相場の到来を展望した流れと、環境、連続増益を重視した銘柄選択に努めました。ちょっと、先が読みづらいだけに、株価の位置と万が一の時の回復力を持ったものを選ぶことですね。

★海外投資家は日本の4-6月期以降の回復を買っている?
 さて、このところ、欧州系の買いが目立っているといいます。東芝の売りに見られるように売り玉の買い戻し…だ、と醒めた見方をする関係者もいますが、一方で、世界の景気が底打ちから回復に向かうなら、世界の中で一番の景気敏感市場は日本…という見方をする投資家もいます。このところ、すでに、台湾や韓国という世界景気の敏感市場が先行してあげていますが、米国の景気に底打ち感が出るなら、もっともメリットを受けるのは日本…ということになります。だったら、今のうちに日本株を買っとけ…ということですね。今日の朝も書きましたように、外資系証券では、1-3月が日本の景気の底で、4-6月期から、輸出を主導に成長率は回復する…という見解を取っています。今日、円が95円台半ばまで買われたにもかかわらず、輸出型企業が崩れなかった背景を考える必要があります。

★怖いのは、待っても待っても米国の景気刺激策の効果を示す指標が出ないとき
 すでに海外投資家は、日本の景気回復を買い始めている…という見方も出来るのです。米国だって状況は同じ。ここまでは、銀行が次々と破たんして、その影響で企業も破たんして…と最悪のシナリオを織り込みにかかり、政府の公的資金注入や不良資産買取プログラムの実施で、銀行はつぶれない…という安心感が生まれ、ここまで戻してきました。でも景気は一体どうなっているの…確か、オバマさんが景気対策も売ってくれたはずだが、その効果は…と、思い出したのが現在の相場状況だと思われます。それだけに、今は、それを確認する裏づけ数字が欲しいところ。それが何時までたっても出てこなかったら、失望して下がる…ということになります。だから、今は、待つところなのです。

 このところ「弱気に変ったのか…」という問い合わせを受けますが、レポートでもこのブログでも、今回の強気相場は連休まで…と以前から書いてきたはずです。その後は主役交代で新たな相場が始まるとしてきました。レポートも2週連続で現在のポジションを維持して見送り方針…としてきましたが、直近号から攻めに転じてきていることを分かってもらいたいものです。とにかく、米国の景気が全て。期待を一身に集める中国だって米国向け輸出が回復しないと、思ったような経済成長は達成できません。それだけに、ここから出てくる米国の景気指標が注目されるのです。

 昨晩は順番どおり安かったですから、今晩の米国株は「高い」ということになりますが、果たしてどうか?

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過去最低まで減少した住宅着工も冷静に受け止めた米国市場
 おはようございます。
 昨日の米国株は、4月住宅着工件数が過去最低水準になったことを嫌気し、反落して始まったものの、ヒューレッドパッカードが予想を上回る決算を発表したことから、再びプラス圏に浮上。その後は小動きに推移していましたが、引け近くに、大手調査会社が商業用不動産価格の下落を発表したことから金融株を中心に売られ、結局、ニューヨークダウとS&P500は反落して終わりました。ただ、ハイテク株に好決算発表が続いたことから、NASDAQ総合指数は小幅続伸して終わっています。ニューヨークダウは昨日で、12日間連続で一日置きに上げと下げを繰り返す動きが続いています。

 この日発表された4月の住宅着工件数は前月比で12.8%減少し、45万件と過去最低水準になりました。また、着工許可件数も前月比で減少し、49万4000戸になっています。市場予測は着工件数が52万戸、許可件数が53万戸で、いずれも予想を大幅に下回り、住宅底入れ期待に水を差す結果になりました。ただ、着工件数の減少要因が集合住宅(前月比3万戸減)で、主力の戸建住宅は、前月比1万3000戸増の37万3000戸だったことから、市場の評価は分かれ、株価的には大きなマイナス材料にはなりませんでした。

 また、この日発表された、ヒューレッドパッカードの決算は市場予想通りだったものの、2009年通期の見通しを会社はEPS3.76ドル~3.88ドルと予想。アナリスト予想の3.71ドルを上回りました。また、半導体メーカー、アナログ・デバイセズが発表した2~4月期決算は、調整後のEPSが21セントとなり、市場予想の9千セントを大幅に上回っています。

 この日のニューヨークダウは、住宅着工件数の過去最低水準への下落という悪材料があったにもかかわらず、終日の値動きが75ドル幅にとどまるなど、底堅い展開になりました。ただ、金融株が悪材料に関して敏感になっていることが気になります。一方で、ハイテク株の予想を上回る決算発表が続いており、製造業を中心に底堅さが目立つようになってきました。まだ、急騰後のテクニカル指標の過熱感が残っており、当面は、高値波乱が続きそうですが、来週になると、GMの再建計画の採取期限を迎えるため、ますます動きがつらくなってきそうです。GM側では、労組や債権者団体との交渉が進展しないことから、交渉期限の延長を申請する動きもあるようですが、クライスラーと同様に連邦破産法適用申請の可能性が日増しに強まっており、市場への不透明感も増幅されそうです。規模からみて、クライスラーのケースと同様に見ることにはリスクがあり、当面は、新しい流れが見極められるまでリスク回避の姿勢を重視した方がよさそうです。昨年5月の高値から引きおろした上値抵抗ラインは依然として生きていますので、当面は、慎重姿勢で…。

 19日の米国株
 ニューヨークダウ 8474ドル85セント -29ドル23セント (0.34%)

 NASDAQ     1734.54ポイント  +2.18ポイント   (0.13%)

 S&P500     908.13ポイント   -1.58ポイント   (0.17%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9345円  +45円

             (円建て)   9330円  +30円


 米国株は高安まちまち、CME日経平均は小幅高、為替は96円をはさんだ小動きの展開で、日本に帰ってきました。本日は、1-3月期のGDP発表を控えていますが、NHKでは朝の放送で、昭和49年のオイルショック直後の-13.1%減を上回る、過去最悪の減少幅を予想しています。ただ、外資系証券などは、前期が最低となり、今4~6月期からは回復軌道にのると強気の見方をしており、数値の発表が悪材料出尽くしになる可能性もあります。ただ、決算発表の一巡で、手がかり材料も少なくなっており、当面は、為替やGLOBEXをみながらの神経質な動きになることも仕方がないところでしょう。基本的に強気方針を維持しながら、米国株の出直りと物色の方向性を見極めるところ…。

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米銀の相互「褒め合い」の思惑は…?今晩の住宅指標次第で主役交代が実現か?
 19日火曜日の日経平均株価は、251円60銭高の9290円29銭、TOPIXは20.05ポイント高の879.76と、ともに急反発して終わりました。出来高概算は23億2000万株、売買代金は1兆5100億円と、ともに前日比で増加しています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは109、RSIは59、25日線かい離は3.4%でした。なんだか、物色意欲ばかり強くて、なかなか指数が思ったところまで下がってくれませんね。

★お互い「ほめ殺し」をする米国銀行…裏には増資成功への思惑
 さて、昨日の米国株は順番どおりプラスで終わりました。これで立会い日数にして11日間一日おきにプラスとマイナスを繰り返しています。手がかり材料が無くなり、市場が材料に敏感に反応するようになっているのは、分かりますが、昨日の金融株の動きは一体なんだったのでしょう。銀行が他の銀行の評価上げをお互いにやり、まさに「ほめ殺し」の状態…でした。朝も書きましたが、なにか意図があるとしか思えませんね。ストレステストが終わり、資本不足の銀行は次々に増資を発表していますが、普通株を引き受けてもらいやすい環境を作らないと増資は成功しませんから、お互い「ほめ殺し」をやることになったんでしょう。なにしろ、昨年は、CDSや社債を買って、片方であらぬ噂を流し、空売りして狙った相手の株価を売り崩し、ベアスターンズを破たん寸前まで追い込み、リーマンブラザーズは破たんさせられ、メリルリンチやシティでさえ、一時は標的にされ破たん寸前まで追い込んだ…という儲けるためなら、何でもする連中ですから、やることなすこと信じられません。

 政府の規制が強まる…と懸念する向きが日本でもあるようですが、大体、自分たちが商売をやりやすいように、じっくり時間と金をかけ、議員を抱きこんで、政府の規制が及ばないように法律まで改悪し、やりたい放題やってきたんですから、規制を強化することは、本来、もとに戻すことですから、規制の強化でも何でも無いはずです。昨日は、ゴールドマンザックスとモルガンスタンレー、JPモルガンと、今回の危機の原因を作った銀行が公的資金を返済し、政府の規制を排除しようとしています。自由にやりたい…というのは分かりますが、いい加減な格付け機関と組んで、リスキーな証券化商品を海外にばら撒き、世界中を危機に落とし込んだ総括をしないままに、彼らを野放しにすればまたいずれ同じことを繰り返すことになるんでしょう。

 昔、政府が破たんしかかったとき、銀行に助けてもらった…という負い目から、米国政府はウォール街に頭が上がらないという状態が続いてきましたが、果たして、オバマ大統領が、彼らを檻の中に閉じ込め、飼いならすことができるかどうか…産軍複合体の押さえ込みも含めて、これこそ、命がけでとり組まなければならない問題でしょう。まあ、とにかく、農耕民族には理解できない人種です。

★昨晩の米国株の上げは割り引いて考える必要。注目すべきは別物
 と、いうわけで、昨日の米国株の上げは割り引いて考える必要があるかも知れません。ただ、このところ書いてきたように、現在の米国市場は、銀行の破たん危機克服の第一ラウンドから、次のテーマに移行する過渡期にあります。自分なりに勝手に推測して、次のテーマはオバマ景気刺激策…と決め込んでいますが、4月の小売売上高の中の建設資材の売上増加に続き、昨日は、住宅関連用品
小売のローズが売り上げ、利益ともアナリストの予想を上回る数字を達成。また、今月の米住宅建設業者指数が2ヶ月連続して上昇。ほぼ8ヶ月ぶりの水準になっています。住宅政策はオバマ政権の主要な施策の一つ。これまで、住宅所得控除の拡大などの優遇措置を講じたほか、住宅金利も過去最低水準に張り付くように押さえ込んでいます。4月から5月にかけての景気指標に目だっていいものが増えてきましたが、今回の指数もこれを裏付けるものになるのでしょうか。

 特に、米国経済のガンになってきた住宅関連指数が下落率が減速したり中古住宅販売が一時プラスに転じるなど、改善状況が目立ってきましたが、ここにはっきり底入れのサインがでてくると、米国の状況は大きく変ってきます。その意味では、今晩発表される4月の住宅着工件数の動向は大きな意味を持っています。すでに、週単位の住宅ローン申請指数では、このところ新規住宅建設用ローン申請が前週比でプラスになる週が増加。ここにきて、米国の長期金利に上昇圧力がかかり始めたことから、低金利のうちに住宅ローンを利用しようと駆け込み的な需要が発生する可能性もでてきています。住宅を巡る環境は大きく変化し始めた、と言えるのではないでしょうか。

★米国経済回復を前提に日本経済回復を予想するアナリストたち
 これに、景気刺激策として実施される高速道路。橋梁の補修や箱物のメンテナンス、高速通信網の整備など多くのインフラ整備事業が加わったら…。今の段階では、夢物語かもしれませんが、兆候がトレンドとして定着したころには相場的には終わりになります。これで、米国経済が立ち直ればメリットを受けるのは日本。今日外資系証券のエコノミストが、米国経済の回復を前提に日本のGDPの来期からの急回復を予想。景気は2月に底打ちしているかも知れない…など、頼もしい発言をしていましたが、景気回復の恩恵にあずかれるのは一握りの企業…としていました。まさに同感。以前から、米国で出来ないものを、米国で生産している企業に注目とし、スマートグリッドに必須の超電導技術を持つ住友電工を株式レポートやこのコーナーで取り上げてきましたが、すでに4桁大台代わりを達成しています。

★環境対応車の前倒し導入を示唆するオバマ大統領
 そんななかで、オバマ大統領が、新たな政策として、環境対応車の導入を前倒しで実施する方針を出しています。現在、1ガロンあたりの走行距離25マイルのものを、2016年までに、35マイルに引き上げようというもので、従来、2020年の達成目標としていたものを4年前倒しで実施することになります。果たして今の米国の自動車メーカーの技術力で達成できるものでしょうか。結局、対応車を生産できるメーカーの現地生産を強化させて対応するしかなくなり、日本からの米国内への進出を促すことになるんでしょう。完成車は米国で作っても、部品は日本からの供給になるはず。それも、高率燃費車となれば、自動車部品の主力はエレクトロニクス製品…。面白くなってきましたね。ただ、米国の困ったところは最新鋭兵器に日本の技術を導入しながら、一旦自分たちが使うと、ブラックボックス化し、供給企業には守秘義務を課し、他の民生品に転用させないこと。これを、自動車でやられたら日本のメーカーも堪ったものではありませんね。期待しながらも、米国の運用の仕方からは目が離せません。
 
★焦点は今晩の住宅着工件数
 株価の話がおざなりになりましたが、今、一番大事なことは「ポスト銀行株」が何になるか…。ちょっと話が発展しすぎた嫌いがありますが、変化を示す兆候が増えてきたことは重要視しなければいけません。さて、日経平均は、昨日下の窓を、今日、上の窓をそれぞれ埋め、離れ小島状態を解消しました。まだ自立性がなく、米国株次第ですが、順番から行けば、今晩は安くなる番。ただ、いまのところ、GLOBEX市場では高くなっていますので、そろそろ流れを断ち切る時期か?このところ指摘した、抵抗ラインがしっかり機能しているようですので、次に、上昇波動に乗れば、次のポイント9875円を目指すことになります。それもこれも米国株次第…。米国株が何時銀行株離れが出来るか…。やはり、今晩が焦点になりそうです。

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銀行が銀行を持ち上げ、好材料続出…増資環境作りに狙い。注目すべきは住宅関連指数の好転
 おはようございます。
 昨日の米国株は、一部銀行への投資判断の引き上げや住宅関連用品小売のローズが予想を上回る利益を計上したことを好感。前週末の終値を上回るスタートになった後、アナリストによるゴールドマンザックスの業績見通し引き上げ、ロンドン銀行間取引金利の低下など、銀行関連に好材料が相次いだことから上げ幅を拡大。結局、大幅反発して終わっています。これで、11立会日連続で、一日おきに上げと下げを繰り返しています。この通りなら、今晩の立会いは安くなるのですが、何故こんな現象がおきているのでしょうか…?(一部証券会社の市場関与率が高くなっている、といいますが、このあたりと関係があるのでしょうか)

 この日は、銀行への好材料が相次いでいます。シティのアナリストが、バンク・オブ・アメリカ(BOA)の増資が順調に進んでいることから、増資の成功を予想。これに続き、ゴールドマンザックス(GS)が、投資判断の引き上げを実施。さらに、GS、JPモルガン、モルガンスタンレーの3行が、不良資産買い取りプログラム(TARP)からの公的資金450億ドルの返済申請を実施。このほかにも、銀行のアナリストが他の銀行の業績見通しを上方修正するなど、銀行への好材料が続出しています。

 2月後半から3月にかけては、銀行が他の銀行の投資判断引き下げや「為にならない話」を流し、さらにCDSを使った投機的な商いで、金融危機を加速しましたが、現在は、この逆の現象。お互いが他の銀行の好材料を出し合い、好投資環境を演出しているような感じさえします。この背景には、市場の懸念材料になっている増資を成功させたい…という動きでもあるのでしょうか。なんだか、すっきりしませんね。

 そんなことより、注目されるのは5月の米住宅建設者指数が2ヶ月連続して上昇し、8ヶ月ぶりの水準になったこと。全米住宅建設業協会が発表したところによると、5月の数字は16。前月の14から2ヶ月連続して上昇しました。この指数を受け、住宅関連アナリストは、「3年に及ぶ住宅市場の低迷が終わりに近づいた可能性がある」と分析しています。以前から、指摘してきたオバマ景気刺激策が効果を発揮し始めた兆候かも知れません。

 ニューヨークダウは、結局、25日線に接近したところから反発しましたが、出来高をともなっていないのが不安材料。一部、銀行の投資銀行部門の市場関与率が高まっていることが注目されていますが、ここから、新規資金を巻き込んでさらに一段高を演出できるかどうかは不透明。やはり、新たな相場に移行するためには、新規の材料が必要。その意味では、5月の住宅建設業者指数が上昇したことは明るい材料。今晩、4月の住宅着工件数が発表されますが、この辺が新たな材料につながる可能性も…。

 18日の米国株
 ニューヨークダウ 8504ドル08セント  +235ドル44セント (2.85%)

 NASDAQ      1732.36ポイント   +52.22ポイント   (3.11%)

 S&P500       909.71ポイント   +26.83ポイント   (3.04%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9375円  +295円

             (円建て)  9365円  +285円 


 米国株は、金融株やエネルギー株の上げを受け、急反発。CME日経平均先物も300円近い上げになって帰ってきました。また、米国株が上昇したことから、円が売られ、対ドルでは96円台に軟化しています。94円台の円相場に半パニックになった昨日とは打って変わった相場環境になり、本日は先物の買い戻しなどから堅調相場が期待されます。昨日は連休空けにつけた上げの窓(9017円)埋めを」達成しましたので、本日は下げの道中で9278円から空けた窓埋めが目標になりそうです。ただ、主力投資家は、明日、1-3月期のGDP発表を控えていることや、めまぐるしく変化する投資環境から見送り姿勢を強めるものと思われ、買戻し一巡後は、再び材料株主導相場に戻ることになりそうです。今日も引き続き、GLOBEX、為替をみながらの神経質な展開に。

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いまは、オバマ景気刺激策の「現実買い」相場のスタート待ち
 週明け18日の日経平均株価は、226円33銭安の9038円69銭、TOPIXは21.94ポイント安の859.71と、ともに反落して終わりました。出来高概算は21億株、売買代金は1兆3300億円と、週末に比べてともに減少。見送り気分の強い展開でした。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは97、RSIは56、25日線かい離は0.9%でした。指数的には調整途上…。先週末の日経平均週足のサイコロは8勝4敗、RSIは64と、加熱感は出ていません。

 しかし、驚きましたね。新型インフルエンザですが、休みの間に爆発的に増えて、130人に達し、いつのまにか世界で4番目に多い発生件数になってしまいました。ニュース番組でも感染を心配した人たちが、薬局などにマスクを買い求めに殺到する様子を伝えています。また、町内でも手洗いやうがいを励行するようにと、注意を喚起する放送が流れるなど、大変な騒ぎになっています。兵庫から大阪へと広がっていていますが、今、住んでいるところは一つ山を越せば大阪ですから、奈良県内まで広がってこないか、心配せずにはいられません。

★新型インフルエンザ関連一色の相場に
 さて、おかげで日本株は、新型インフルエンザ関連株一色…という感じで、繊維株が無差別でかわれたほか、紫外線殺菌装置を扱う岩崎電機まで買われるという有様で、無差別買いになっています。主力株が「円高ウィルス」の攻撃を受けて、総崩れの状態ですから、個人資金が一斉に買いに走ったという感じですね。ただ、鳥インフルエンザのように強毒性ではありませんから、あまり大騒ぎするのもいかがなもんでしょうか。興奮するのは桝添厚労大臣に任せておけばいいでしょう。―それにしても、同大臣は、同じ北九州市出身ですが、この地域の欠点である「おっちょこちょい」の性格だけはどうしようもないようです。人のことは言えませんが…。

 あまり調子に乗ってちょうちんを付けたくないテーマではありますが、ダイワボウのように新型インフルエンザが国内で発生した折に急騰したときに、950万株を超える空売りが入り信用取り組みが急接近したものがあり、テーマとは放れて取り組み仕手株に発展するものが出てくるものがあるだけに、馬鹿には出来ません。もっとも、ダイワボウの場合、どこやらのファンドの資金が入っていましたので、先週までの売り残につなぎ売りが入っていないとも限らず、額面どおりに受け取ることは出来ないところもありますが…。まあ、近づかない方が無難か…。

★新型ウイルスより怖い「円高ウィルス」
 相場的に怖いのは、新型ウィルスよりも、「円高ウィルス」。直近のレポートでも当面の為替について解説しておきましたが、欧州の経済成長率がマイナスになり、また、米国国債の格付け引き下げの話がでるなか、円の独歩高が続いています。日本だって、20日に発表される1-3月のGDPは前期よりもさらにマイナス幅が拡大する可能性があり、新型インフルエンザの経済への影響が懸念されることなどを考えれば円が買えるような状態ではないはずです。でも、海外から続いた勢いで円を買っているほか、どうも、CTAなど海外の荒っぽいファンド連中が、「円買い・株売り」のロングショートポジションを仕掛けている気配が見えます。

 引けにかけて、株価はやや戻し9000円台を回復して終わり、円相場は引け間際に95円台をつけていましたが、これは、ムーディーズが大方の予想に反して日本国債の格上げを実施したことから、様子を見るためポジションの解消をしたものと思われます。とにかく、逆相関で動くものなら何でもロング・ショートポジションを組んで引っ掻き回しにきますから、とにかく、わずらわしい存在です。先物を売るおかげで、現物と先物のサヤが逆転し、裁定解消売りがでて日経平均の下げ幅を拡大した…という側面も見逃せません。彼らが手がけるいろんな手法の取引がドミノ倒しみたいに連関していきますので、しばらくなりを潜めていたシステム取引に注意を払わなければならなくなりました。出来高が減少すればするぽど、裁定解消取引の影響が大きくなりますので、ここしばらくは、現物と先物とのサヤから目が離せなくなりそうです。

★チャート的には95円割れは岩盤だが、日本国債の予想外の格上げが…
 まあ、わずらわしい話を書いても仕方がありませんが、この95円割れの水準は、1月6日につけた円の戻り安値94円62銭の頭を叩いたチャート上の急所に当たります。3月に円が買われたときも、この水準を上回る93円52銭をつけた後、再び円安方向に動いています。今日も、この1月安値水準の頭を叩いた後押し戻されていますが、今回は、この95円割れの水準に26週移動平均線が通っていることが抵抗力を強めることになっています。米国債に格下げ懸念がある一方、日本国債の格上げが実施されるなど、円高の推進要因があり、チャートどおりには行かないかも知れませんが、当面は、95円をはさんで持ち合う動きに移行するのではないでしょうか。

★当面は下値模索の動きだが、新たな下値ライン形成で下値は硬い?
 ちょっと全体の相場が読みにくくなっていますが、これについては先週も書いたように、現在は相場の主役が交代する時期にあたっており、それにともなう調整の動き…とみておけばいいでしょう。今日は、瞬間的に9000円の大台を割り込んだものの、9017円から空けた窓もしっかり閉めましたし、先週末に指摘した昨年10月、11月、今年1月の戻り高値をそれぞれ結んだ上値抵抗ライン(先々週、上抜けたことで下値抵抗ラインに変化?)を上回って終わっており、下値の強さを示しています。当面は、このラインを中心にもみ合うことになりそうですが、日本株には自律性がなく、やはり、問題は米国株の動き。今日も、GLOBEX先物は一時期91ドルも下げる局面があり、日本株の売りを加速しましたが、引けにかけては下げ幅を縮小しています。

★今は、オバマ景気刺激策の「現実買い」相場のスタート待ち
 とにかく、米国株の場合は業績の悪い銀行株ががんばりすぎて、PERが割高になっていますし、中国株もPER20倍の壁を前に足踏みの動きに入っており、ともに、新たな材料が必要な段階に入っています。日本株の場合も、米国株の出直り待ちの側面がありますから、当面、もたもたした動きが続くのも仕方がないところでしょう。以前から書いているように、米国株の次のテーマはオバマ景気刺激策の「現実買い」相場。そのためには、景気刺激策が実際に効果を及ぼし始めた…という数字が必要。休むも相場…か。

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相変わらず、一日おきに上げ、下げを繰り返す米国市場…強弱感の対立がエスカレート?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、鉱工業生産指数の低下幅の縮小を好感し、高く始まったものの、政府金融当局関係者が複数の米銀トップが交代する可能性があることを示唆。前日買われた銀行株が一転して売られたことから、反落。これにWTI原油が弱い石油需要見通しが示されたことから軟化し、エネルギー関連株が売られたこともあり、結局、反落して終わりました。米国市場は、相変わらず一日おきに上げと下げを繰り返していますが、好悪材料に対して市場が敏感になり、先行きの強弱感が対立しているように感じさせます。当面は、相場の過渡期とみて、物色の方向性を見極めるようにしたいものです。

 この日発表された4月の鉱工業生産指数は、前月比で0.5%の低下。6ヶ月連続の低下になりましたが、低下幅は前月の1.7%減から大幅に縮小しています。前年同月の12.1%減からみても、改善基調が明確になってきたようです。特に製造業は前月の2.1%減から0.3%に減少幅が縮小。在庫調整が進捗し、企業が減産度合いを緩めつつあることが分かります。このほか、4月の消費者物価指数は前月と変らず、変動率はゼロ。食品とエネルギーを除いたコアの指数は0.3%の上昇で、市場が懸念していたデフレの兆候は見られていません。また、5月のミシガン大消費者信頼感指数も昨年9月のリーマンショック時の水準に回復するなど、米国の景況感は急速に改善しているようです。

 昨日の下落で、ニューヨークダウは週間で300ドルを超える下げになりました。戻り高値から大きな陰線をつけましたので、目先の天井感を強めています。とくに、これまで相場をリードしてきた金融株が波乱色を強めており、昨日の動きをみても金融株の影響が大きいS&P500の下落率の大きさが目立っています。RSIなどテクニカル指標の加熱感もでていましたので、当面は、次の上昇ラウンドへ向けての調整過程に入っていると考えるべきでしょう。4月の鉱工業生産指数でも製造業の改善傾向が一段と鮮明になっており、次のラウンドではオバマ景気刺激策の評価が始まってくるものと思われます。今後は、すでに13週と26週線がゴールデンクロスを達成し、1月の戻り高値も上回り、上昇トレンドへの転換を明確にしたNASDAQ総合指数の動きが注目されます。

 15日の米国株
 ニューヨークダウ  8262ドル64セント -62ドル68セント(0.75%)

 NASDAQ      1680.14ポイント  -9.07ポイント (0.54%)

 S&P500       882.88ポイント  -10.19ポイント (1.14%)


 米国株は鉱工業生産指数の低下幅縮小やミシガン大消費者信頼感指数の回復など経済指標の好転を好感したものの、これまでの上昇をリードしてきた金融株をめぐって強弱感が対立し方向感を見失った格好になっています。金融株を買いすぎた反動で、S&P500のPERから見た割高感が出ていることも市場の警戒感を強めています。日本株の場合も、決算悪が表面化するなか、米国市場の動きに翻弄され方向感を見失いつつあります。また、ユーロ圏のGDP成長率のマイナス幅が拡大し、ユーロが売られ、ドル・円が買われる一方、対ドルでは円が買われるなど円独歩高の様相を示しており、ハイテク株が買われる米国の相場を素直に反映しづらくなってます。昨日の海外市場で円は94円台に入っているほか、CME日経平均先物も大証終値9270円を100円近く下回る9175円の取引となっており、週明けの相場への影響が懸念されるところです。昨日朝の書き込みでも示しましたように、当面はディフェンシブ系の銘柄を重点に手がけることになりそうです。

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意外な強さを見せた日本株。来週は息を吹き返したディフェンシブ系に注目か?
 週末15日の日経平均株価は、171円29銭高の9265円02銭、TOPIXは18.99ポイント高の881.65ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高概算は23億6500万株、売買代金は1兆4820億円と、ほぼ前日並みの商いで見送り気分の強い展開になりました。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは103、RSIは63、25日線かい離はプラス3.6%でした。なかなかすんなり指数の調整をしてくれませんね。それだけ、買い気が強い相場ということでしょうか。

 今日は、米国株は小反発、CME日経平均先物は横ばいで帰ってきましたので、寄付きからは、米国の相場を映し、ハイテク株や銀行株が買われました。ただ手がかり材料が無く、為替の動きとGLOBEXの米国株先物が指標となりましたが、94円台を試すと見られていた為替が、一時96円台に押し脅されたり、後場からGLOBEXの米国株先物が上げ幅を拡大したことから、昨日売った先物筋の買い戻しが入ったことから引けにかけ上げ幅を拡大して終わっています。また、みずほフィナンシャルグループが大型のファイナンスを発表したものの、下げなかったことから、出遅れ感のあったディフェンシブストックに買いが入るなど、物色範囲を拡大して終わっています。

★張り付いた円相場
 ちょっと意外な動きでしたね。円高が進行すると思っていましたので、ハイテク株は頭からはずしていたんですが案外強い動きで変われていました。ドイツのマイナス成長もあり、欧州通貨が軟化。今日は94円台にトライするかと思ったんですが、結局、95円台の壁も破れず、押し戻されています。ただ、96円どころではまとまった円買いのポジションがあり、それ以上の円安にも進めず、狭いレンジでの動きになりました。どうも、円相場の動きが読みにくくなっています。日足をみると、円安方向を」支えるラインを切っていますし、昨日、今日の動きを見ても、4月28日の急所である95円60銭の関門付近で上下しており、一気に円安方向に振れにくくなっています。ただ、円高方向に動いたとしても、94円台半ばには26週移動平均線がありますし、さらに上には3月19日につけた急所93円50銭があり、一気の円高は進みにくいものと思われます。そうなると、どうしても輸出株は買いづらくなりますから、流れは、ふたたび鉄道や薬品、電力などディフェンシブ系の銘柄に向かうことになりますが、来週は果たしてどうか…。為替が来週の相場の鍵になりそうです。

★今晩でてくる鉱工業生産指数が日米株価のキーポイントに
 さて、それで注目されるのが今晩発表される米国の4月鉱工業生産指数。日本株との連動性が高い指標ですから注目する必要があります。3月に入って、雇用や生産など製造業をめぐる動きは様変わりになっていますが、この動きが鉱工業生産指数にどう反映されてくるか…。同じ4月の小売売り上げ高は、期待を裏切るものになりましたが、製造部門も冴えないとなると、ちょっと米国経済の先行きが心配になってきます。これまで、出てきた、ISM製造業景況指数や製造業新規受注などの数値をみると、在庫が減少しこれを積み増すための生産が回復。雇用関係でも製造業の雇用数の減少はペースダウンしてきました。それだけに、実際の生産活動がどうなっているかを見るためにも、今回の指数は重要になります。内容によっては、為替や株価に大きな影響を与えることも予想されます。先日来、高値圏で景気敏感株が集まるNASDAQ総合指数が長大陰線を引いていることが気になる…と書いてきましたが、この答えが今晩の鉱工業生産指数で出てくるものと思われます。

★日経平均は上、下に窓が開いたままの離れ小島状態
 さて、日経平均は週足では陰線になり、なんとか週のサイコロで売り信号が出るのを避けることが出来ました。ただ、連休明け以降の日経平均を日足で見ると、1日の9017円から窓を開けて上げ、最近では、水曜日に9278円から、窓を開けて下げ、いわゆる「離れ小島」状態になっています。今日も上値で空けた窓を埋めにいったものの、高値は9272円までで、窓埋めには6円不足。昨日の下げでも安値は9052円…。こちらも1日に空けた窓埋めに35円の不足。現在も離れ小島状態はそのまま。なにか、大きな材料が出てこないと、目先の天型を形成してしまう可能性もあります。以前から、米国は週足移動平均線くらいまで、日本株は25日線くらいまでの調整があるかもしれないとしてきましたが、米国は5日線に押さえられて頭が段々きり下がっていますし、日本株も離れ小島に加え、為替で円のじり高が予想される…では、ちょっと慎重にならざるをえないところでしょう。

★為替に変化が無ければディフェンシブ系に変化か…?
 ちょっと来週の相場が読みにくいのですが、日本株の場合、13週と26週のゴールデンクロスが今週達成されましたし、米国ではオバマ景気刺激策が動き出していることから、中勢的な強気方針に変化はありませんが、日足ベースではちょっと心配…というところでしょうか。来週は、業績も「まあまあ」、25日線も上向いてテクニカル的にもよくなってきたディフェンシブ関連に的を絞ってみましょうか。

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金融株に好材料、一方でハイテク株にも押し目買い…次の相場の主役候補の綱引き続く
 おはようございます。
 「上げ」と「下げ」を一日おきに繰り返している米国株ですが、昨日は順番どおり、上昇。小反発して終わりました。寄り前に発表された9日までの新規失業保険申請件数は、予想の61万件を上回る63万7000件に増加。前週を3万2000件上回ったものの、クライスラー破たんによる工場の閉鎖という特殊要因があったことから市場は冷静に受け止め、高く始まっていました。また、格付け大手ムーディーズがバンク・オブ・アメリカの銀行格付けを引き上げ方向で見直す方針を明らかにしたことや、銀行間貸出金利が低下したことを好感し、銀行株が買いなおされたことや、ソフトウェア大手CAの第一四半期決算が予想を上回るものになったことから、ハイテク株の押し目にも買いが入るなどし、ほぼ終日プラス圏で推移しています。

 ただ、新規失業保険申請件数の予想外の増加を株式市場は冷静に受け止めたものの、為替市場ではドルが売られる要因になったほか、原油や金価格を押し上げるなど、他の市場ではヘッジ的な動きを強めています。

 米国株は、利食い売りが先行し調整色を強めていますが、今年1月の戻り高値の頭をはたいたことなど、テクニカルな節目では押し目買いが入るなど、しっかりした基調は継続しています。ただ、ここ数日の立会い中、5日移動平均線に接近すると売られる展開が続いており、上値が重くなり始めテいることも事実…。市場全般は3月初旬から続いてきた上げ相場のスピード調整という認識では一致していますが、目先的な下値支持線を切り込むなどテクニカル的な弱気のサインも見えます。ストレステスト後、物色の手がかり材料が無い状態になっており、当面は、材料待ちの展開か…。

 15日の米国株 
 ニューヨークダウ 8331ドル32セント +46ドル43セント (0.56%)

 NASDAQ     1689.21ポイント  +25.02ポイント  (1.50%)

 S&P500      893.07ポイント   +9.15ポイント   (1.04%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9140円 +10円

             (円建て) 9125円  -5円   


 米国株は小反発して帰ってきたものの、CME日経平均先物はほぼ横ばい状態。為替も対ドルでは95円台の取引で、本日の日本株には順風とはいえません。さらに週末控えでもあることから、見送り気分の強い展開になりそうです。本日も、為替やGLOBEX米国株先物の動きを見ながら先物に影響されやすくなり、裁定解消の影響を受けやすくなってきそうです。当面、5月1日の9017円から空けた窓埋め、25日移動平均線(昨日で8931円)、未整理ポイントの8915円のゾーンが下値めどになりそう。米国の動きを反映して金融株が目先的に反発しそうですが、為替の95円台が定着しそうなら、業績がいいのに出遅れてきたディフェンシブストックに見直し買いが入ることも予想されます。今日から始まるエコポイント制度も家電量販株のの後押し材料。ただ、今は、日米とも物色の方向感が変る大事な時期。じっくり相場を見極めることも必要です。

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小売売上高に失望するのではなく、変化の兆しを見出そう
 ほとんど書き込みが終わっていたに保存していなかったためにデータが飛んでしまい、書き直したので遅くなりました。病院にもいかねばなりませんので本日は間単に書きます。 

14日木曜日の日経平均株価は246円76銭安の9093円73銭、TOPIXは26.09ポイント安の862.66とともに大幅反落して終わりました。出来高概算は23億2100万株、売買代金は約1兆5900億円と、ともに減少しています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは98、RSIは53、25日線かい離は1.8%でした。指数の整理は順調に進んでいます。今週はどうやら安く終わりそうですが、おかげで週足サイコロが9勝3敗の売り信号を出さなくて済みそうです。

 今日は米国の4月の小売統計の予想外の減少で、世界中の株価が安くなってしまいました。結局、米国経済の足元がぐらつくとこんな結果になると、分かっただけでも良かったのではないでしょうか。米国がしっかりしているから、投資資金が海外に出て行けるということです。中国もインドもロシアも、結局は米国から出て行った資金のおかげで上がっていた…ということですね。ただ、この小売売上高については注意してみる必要があります。アナリストが予想を立てたのは4月ですから、株価の上昇の勢いに幻惑され資産効果について過大に評価した可能性があります。市場は予想と食い違うとして下落しましたが、現実には、3月のマイナス1.2%から4月のマイナス0.4%へと、減少率は縮小しています。状況は改善しているんですね。

 これは今回の株価に関しても同じこと…。景気は依然として悪化しているのに、底打ちからVj字型の回復をすると予想した早とちりの投資家もかなり参加していたはずです。そういう人たちが、統計数字をみて、「話が違うじゃないか」として降りたのが昨日の米国株だった…ということです。今回の調整は、金融崩壊が政府の対策により避けられる…との安心感に変化し3月以降の上昇相場になりましたが、これがストレステストの公表とそれに続く増資の実施で、一段落し、次の相場のテーマを求めて動き始めてきたときにおきています。つまり、上昇第一ラウンドから第二ラウンドに移行するための調整だと見ることも出来ます。

 次のテーマは、早とちりの投資家が考えたように、やはり「景気」。しかし、その景気はいまだに冴えないわけですから、関心事は景気対策に向かっていくはずです。そこで注目されるのはオバマ景気刺激策ですが、これはスマートグリッドや自動車・石油業界の圧力で衰退した鉄道網の再生という理想の部分と、50年間放置されてきた高速道路・橋梁という社会インフラの整備という現実的な部分に分けられます。特に公共工事の部分は、2000件を超える案件が議会の承認を得て、入札にかけられ動き始めているのですが、これが景気に同影響してくるのか…。この兆候をつかむことが大事になります・。

 今日の朝の書き込みで、4月の小売売上高の項目で建設資材が前月のマイナスからプラスに転換しているが、この意味を考えなさい、と書きました。早速、質問が来ましたが、オバマ公共工事と関連付けて考えると、何がおき、どうなろうとしているかは容易に想像できるはずです。マクロの数字がダメだからと、大騒ぎするのではなく、項目のなかに変化の兆候が無いかを探すことの方が今は大事なのです。詳しくは書きませんが、以前から、銀行株の次の指標株が建機大手キャタピラーになる、と書いてきたことが分かっていただけるものと思います。日本の企業だって、加藤製作所や酒井重工業は米国に基盤をおいて建機を扱っていますので何らかのメリットを受けてくるはずですね。

 ちょっと時間がなくなってきましたので、焦って書いていますので、分かりづらければご容赦。当面の日本株については、以前から書いてきたように、9300円近くは「吊り天井」状態になったところで簡単には突破できないところ。ただ、昨年10月以後の高値を結んだ抵抗ラインは4週間もんで突破しているので、このラインが下値抵抗ラインに変化しているはず。当面、このラインを下値抵抗線と考えておいて差し支えはありません。米国の場合も、中世的な相場の変質を考えると、当面は、25日線ではなく、13週線を抵抗線と考えるところ…。気学的には状況がよくなるのは来週始めから…。

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確かに小売売上高はマイナスサプライズ…でも、建設資材の売上増加は何を暗示
 おはようございます。
 昨日の米国株は、寄り付き前に発表された4月の小売売上高が予想を下回る結果になったことから、景気の先行きに対する懸念が台頭。利食い売りが増加し、ほぼ終日安値圏で推移しました。また、有力経済紙ウォールストリートジャーナルが「オバマ政権が、金融界の報酬体系の見直しを検討している…」と伝えたことで、金融株の下げ幅が拡大し、結局、ニューヨークダウは大幅反落して終わりました。ニューヨークダウは、このところ一日おきに上げ、下げを繰り返すという動きを繰り返しています。

 この日発表された4月の小売売上高はアナリストの前月比変らずの予想を覆す0.4%の減少になりました。自動車・部品を除いた数字も-0.5%と消費の弱さを示したほか、3月の数字が-1.2%に下方修正されるなど、アナリストの予想を2ヶ月連続して下回っています。GDPの7割近くを占める個人消費が、マイナスを続けたことで、景気の早期回復を期待する投資家の投資意欲を削いだ格好になっています。またこの日も、数社が増資計画を発表しており、市場の需給関係の悪化を懸念する動きが続いています。

 米国株は、株価の伸び悩みが鮮明になったことから、悪材料に敏感になり利食い先行の動きになっています。これまで、全体をリードしてきた銀行株の下落率が6%を上回っていることも、市場の警戒感を強めています。昨日は、小売売上高の予想外の悪化から景気の先行きに対する警戒感が増幅。特に、景気敏感株が多いNASDAQ総合指数の下落率が大きくなり、25日株価移動平均線を下回っています。天井圏で他の指数にはない長大陰線をつけており、景気面で何か変調がでたことを暗示している動きがあるのか懸念していましたが、いち早く25日線を下回った動きをみても、ちょっと注意が必要かも知れません。以前から指摘しているように、物色の主役が変化するとすれば、利用する移動平均線は、日々線では無く、週単位の移動平均線になるかもしれません。(起きぬけでまだ検討していませんので、今日の夕方でも書きます)

 昨日朝の書き込みでも、ニューヨークダウで1月28日の戻り高値8375ドルの頭を叩きに行く可能性を指摘しましたが、あっさり達成してしまいました。これで、目先的には一反発期待できるのですが、問題は次に何を買うか…。まだ市場では物色の方向感が定まっていませんので、当面は、オバマ景気刺激策が具体的な指標になって出てくるのを待つことになるのでしょうか。そういえば、今回発表された小売売上高のなかで、建設資材の売り上げが大きく伸びていたのは何を暗示しているのでしょうか。やはり、先行して調整が進むNASDAQの動きが注目されます。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ 8284ドル89セント -184ドル22セント(2.18%)

 NASDAQ     1664.19ポイント   -51.73ポイント (3.01%)

 S&P500      883.92ポイント   -24.43ポイント (2.69%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9110円  -250円

             (円建て)  9085円  -275円 


 米国株は大きく反落、シカゴ日経平均先物も大きく下落して帰ってきました。小売売上高の予想外の減少で米国株が下落。安全資産買いの一環で、ドル・円、金が買われています。ただ、円、ドルの関係では、一部英国紙が米国債の格下げに言及したことから、その影響が残っているほか、昨日の米国市場でチャート面の急所であった95円60銭の節を切ったことが影響し、円高が進んでいます。今日は日本市場でも94円台にトライする動きがでそうで、これまで市場をリードしてきた輸出企業が売られることが想定されます。ただ、押し目買い意欲は強いことから、業績面でも堅調でかつ株価的にも出遅れ感のあるディフェンシブ企業に物色の矛先が向かうことも予想されます。全体的にはやはり、8915円の未整理ポイントを取りに行くことになるんでしょうか。本日も、為替市場とGLOBEX米国株先物次第の展開。裁定解消取引がちょっと気になる…。

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主役交代で気迷い感を強める日米市場
 13日水曜日の日経平均株価は41円88銭高の9340円49銭、TOPIXは3.32ポイント高の888.75と、ともに小反発して終わりました。出来高概算は23億9000万株、売買代金は1兆6170億円と、全体に慎重姿勢が強まり市場エネルギーは減退しています。また、日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは103、RSIは61、25日線かい離は4.7%でした。指数的にも中途半端な状態が続いています。

★底堅さを示す株式市場…でも指標の米国がふらふらで方向感は出ず
 日米とも、というより、米国市場が物色の方向性を見失っていることから、日本も、方向感のない展開で終わりました。為替が一時95円台に入ったほか、GLOBEXで米国株が安くなると先物が売られ全体が弱含み、円が96円台に押し戻され、GLOBEXが高くなると買いが入り高くなる…という、漂流相場でした。ただ、買い気だけは旺盛ですから、相場は下押ししてきません。今日の日経平均安値は9278円ですが、これは1月の戻り高値9325円の頭をはたいたもので、ここでの下げ止まりはセオリーどおり。もう一段下の25日線(今日は8917円に位置)まで調整することになるかどうかは米国株次第ですが、最近の押し目買いの強さは、市場に新規資金が入ってきていることを思わせます。

★金融相場のはしり…?
 テレビの相場解説を聞いていると、若い記者が盛んに業績の悪さを手がかりに、こんなに上がるのはおかしいと、まくし立てています。相場が底をつけた3月初旬ころも同じようなことをいっていましたから、弱気につられて投げた人は泣くに泣けない状況になっているんじゃないでしょうか。もう少し、相場経験の豊富なベテランを配してもらいたいものです。いうまでもなく、株価は業績や需給関係などいろんな要素を反映して動きますが、全て「将来の…」というカッコつきの要素であることは見逃されがちです。特に、現在は、世界的な金融危機を反映して、安全資産の国債や金などに膨大な資金が移動した後でもあります。また、金融危機が終わったかどうかは、意見の対立があり、政府の介入で危機はしのげる…と先読みした投資家は、逆に、安全資産と思ってきた国債が、赤字国債の増発による需給関係の悪化や景気の改善による金利の上昇(債券価格は下落)でリスク資産に変ると判断。2月くらいから資金を株式市場にシフトし始めていました。

★気迷い感を強める機関投資家
 でもこの動きをした人は、まだ一部。年金や投信などの新年度の運用方針は債券を重視する…としていましたから、最近の株価の上昇でポートフォリオ内の株式の比率が上がりすぎて、当初決めた運用比率まで落とさなければなりませんから、売りを出している…というのが現在の姿でしょう。しかし、ここにきての、日米の景気指標の好転はまさに予想外の出来事…。株式の組み入れ比率を上げるには運用会議を経て、役員の決済をもらわなければなりませんから、益々、相場に乗り遅れる…という結果になっていきます。テレビで解説している記者さんたちは、こんな状態のファンドマネージャーのところに取材に行くんですから、まともな答えが返ってくるはずはありませんね。

★安全資産のつもりで買った国債で膨大な含み損
 業績発表の真っ最中ですから、業績が気になるのは分かりますが、需給関係も株価の構成要素の一つであることを忘れてもらっては困ります。それも、危機の規模が大きかっただけに、安全資産の中に逃げ込んでいる資金は、膨大なものがあります。ちなみに危機が深刻化した昨年12月に米国10年国債は金利が2.04%まで低下しました。皆が争って国債を買った結果ですが、現在、その金利は3.39%まで上昇(価格は下落)しているのです。12月に天井を買った人の損失は膨大なものになっているはずですね。ここにきて、米国政府の財政資金調達が始まり、また、景気も底打ち感を強めており、債券を持つことは益々値下がりリスクを抱えることになってきます。だから、債券市場から滲みだした資金が、株を買ったり、あるいは世界の高金利通貨に向かったり、また、原油をはじめとする国際商品に向かい始めたりしているわけです。一般的に、米国経済がダメだから、資金が海外に流出しドル安になっている…という解説を聞きますが、実際は、米国が大丈夫だから安心してリスク資産に投資しようという動きが強まってドル安が起きている…と見るべきではないでしょうか。

★債券市場の資金が還流したら、受け皿は限られる
 そうなると、債券市場から株式市場への還流が起きてきますが、債券市場のワンロットといえば100億円単位。それだけの資金が株式市場に還流してくれば受け皿になる企業も限られたものになってきます。また、分散されたにしても、成長型の企業に入ってくれば急騰することになってきます。これが「金融相場」の構図なのですね。最近、新日鉄や三菱重工などを書き始めたことで、話が違うじゃないか…とお叱りを頂戴しますが。金融相場が起きる可能性はずいぶん前から書いてきたはずです。業績ばかりに重点を置きすぎると、肝心な需給関係の変化を見逃してしまいます。だから、金融相場がまだ「思惑」のうちに買っておかねばなりません。本格的に始まってしまうと、何が起きるかは、1980年代後半の過剰流動性相場が証明しています。1980年台後半のウォーターフロント相場では、「鉄が水に浮き、木の葉が沈む…」といわれたものです。

 まだ今のところ、景気の見通しをめぐって金利自体も綱引き状態ですが、じりじり上昇していることから見ても勝負の帰趨は明らか…。そのうち、痺れを切らした機関投資家が、100万株単位で買いの手を振ってくる時期も近いのかもしれません。でもインテリの方が多いですから、やはり景気の状況が目に見えてよくならないと動かないかも…。よほどちょんまげつかみがお好きなようで…。自分の金だったらとても、今みたいな運用はしないでしょうが…ね。

 今日は相場が方向性を見失い、調整気味に推移していますので、ちょっと先を見て書いてみました。賛否両論、いろいろあるでしょうが、私なりに市場に聞いたらこんな答えが返ってきた…ということでご勘弁…。

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ポスト金融株を求めて調整が進む米国株
 おはようございます。
 昨日の米国株は、FRB議長の住宅や銀行に関する前向きな発言やバンクオブアメリカの中国建設銀行株売却を好感し、高く始まったものの、新株発行をともなう増資の増加が、一株あたり利益の低下など希薄化につながるとの懸念が台頭。マイナス圏に転じるなど荒っぽい動きになりましたが、引けにかけ、WTI原油先物がバレル60ドル台を回復したことを受け、石油株が買われニューヨークダウは反発して終わりました。ただ、金融株の下げの影響を受け、S&P500 やNASDAQ総合指数は続落して終わっています。

 バーナンキFRB議長は、経済や銀行の先行きに関し楽観的な見通しを述べましたが、これまで住宅や景気の先行きについて、慎重な見方を繰り返してきたグリーンスパン前FRB議長も講演の中で、ケースシラー住宅価格指数の下落率鈍化などを受け「住宅市場は回復の入り口に立っている…」など景気に対し前向きの発言を行っています。これまで景気に対し、厳しい見解を繰り返してきた同氏の発言の変化は市場に大きなインパクトを与えそうです。また、半導体大手インテルの最高経営責任者が4-6月期の受注が予想より拡大している…との発言もでてきており、米国の景気状況が急速に改善していることが分かります。

 ただ、米国の金融・経済が安定、株式市場も上昇してきたことで、安全資産への逃避でドル買いを進めてきた投資家の資金が他の有利な運用先を求め、海外へと流出を開始。円・ドルが売られ始めましたが、対ドルでは円高が進行しており、日本経済にとっては痛し痒しの状況になっています。

 昨日も、ニューヨークダウは上げと下げを一日おきに繰り返してる…としましたが、予想通り昨日はプラスになりました。注目の銀行株については続落しており、やはり、主役交代が進み始めているようです。これまで悪材料に対して鈍感だったにもかかわらず、最近は、敏感に反応するようになっており、市場のセンチメントが変化していることを感じさせます。まだ、金融株の先行きに対する迷いが残っているようですが、さらに一段安すれば、資金は新しい流れにシフトしていくことになります。現在はその過渡期と捉えるべきでしょう。当面、NASDAQの25日線接近がポイントになりそうです。ニューヨークダウは、安値から引き上げた線と直近高値を結ぶラインが下値抵抗線として機能し、昨日の反発につながったものと思われますが、一旦は1月28日の戻り高値8375ドルの頭を叩きにいってもおかしくは無いものと思われます。とにかく、ここはポスト金融株が何になるのかをしっかり見極めることが大事。

 12日の米国株
 ニューヨークダウ  8469ドル11セント  +50.34ドル(0.60%)

 NASDAQ       1715.92ポイント   -15.32ポイント(0.88%)

 S&P500        909.35ポイント   -0.89ポイント (0.10%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9360円 +40円

             (円建て)  9330円  +10円 
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は小幅高で帰ってきました。ただ、ニューヨークダウの上昇が原油価格の上昇を受けた資源株におうところが大きいことや、対ドルで円高が進行していることは、本日の市場の懸念要因になりそうです。米国株自体が方向感を見失いかけていることや、決算発表が続いていることを考えると、本日の日本株も為替の動きやGLOBEX米国株先物の動きを見ながら先物に影響されやすい展開になりそうです。特に、円相場については、95円台にトライするような動きが出ることも予想され、本日の波乱要因になりそうです。ただ、すでに、13週と26週移動平均線のゴールデンクロスが達成されており、基本的な押し目買い方針に変化はありません。

 引き続き原発関連や電池関連の押し目買い…と、金融相場を展望しての成長テーマに絡む大型数量株に注目。

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米国市場は主役交代の時期に入ってきた…?
 12日の日経平均株価は153円97銭安の9298円61銭、TOPIXは15.02ポイント安の885.43と、ともに反落して終わりました。出来高概算は25億2200万株、売買代金は1兆6440億円と、ともに急減しています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは108、RSIは63、25日線かい離は+4.5%でした。デイリーベースですが、昨日で13週移動平均線と26週移動平均線がゴールデンクロス(GC)しています。今週よほど大きく崩れない限り、GCが完成したままで終わるでしょうから、中期的な強気方針になんら変更はありません。

 今日は週明けの米国株が反落して帰ってきたばかりでなく、97円台の円高…というおまけまでついてきましたので、終日さえない動きでした。また、GLOBEXの米国株先物もダウが一時は50ドル近く下落するという状態で、先物先行で売られ、ほぼ底這い状態。その中を、好決算を発表した企業に買い物が集まったほか、環境関連の材料株(今日は原発関連)に短期資金の買いが入るなど個別色の強い展開でした。今日は、株式レポートで一環注目中の木村加工機が48円高の924円と再び高値を更新してきています。やはり、これからのテーマに沿った株は強いですね。

★主役交代の時期に来た米国株
 さて、先週発表された「ストレステスト」の結果について、信用していいものかどうかの議論が米国で活発になっています。査定の根幹になっているルールをどんどん変えていってのこの結果ですから、誰もまともに信用している人はいないでしょう。景気がさらに落ち込むようなら、そのうちまた、「増資、増資…」といって大騒ぎする時期がくることになると思います。ただ、市場は以前からストレステストの内容を注目し、政府のリークもあり株価に織り込んできていますので、正式に発表されたことで、当面は「材料出尽くし」になるのは当然のこと。先週から、物色の流れが変化するときは、全体相場の下押しをともなう…また、金融株は主役の座を降りる…とも書いてきました。昨日の動きはまさにこの動きと思われます。今晩以降の米国市場で金融株がどう動き、何が飛び出してくるかが注目されます。今の米国市場は主役交代という大きな転換に立っているものと思われます。

★ポスト金融株は…?
 問題は、今日の朝も書きましたように「ポスト金融株」が何になるのか…ということ。以前から、米国の株価指標は景気情勢を反映しやすいNASDAQ総合指数に変る、と書いてきましたが、昨日もNASDAQ総合指数の下落率はわずかに0.45%。S&P500の2.15%、ニューヨークダウの1.82%を大幅に下回っています。またダウ採用銘柄のなかでも、IBMやインテル、ヒューレッドパッカードなど、景気敏感型企業はいずれもプラスで終わっており、金融株との好対照をなしています。

 オバマ景気刺激策の評価不足を指摘してきましたが、著名な投資家のソロス氏も世界中で同時進行的に進む景気対策が一定の効果をもたらしている…と発言。今後、米国で動き始めた景気刺激策の評価が始まります。日本型の公共工事に加え、風力や原子力、太陽光など多種の電源を結び、電力の効率的な配分を行おうという「スマートグリッド」も動き始めます。自然エネルギーをもとにした電源を造るだけでなく、これを結びコントロールするソフトの開発など、大手ソフト開発企業だけでなくベンチャー企業も一斉に参入を狙って動き始めるなど、米国に新しい産業の芽が育ち始めています。こんな「うねり」は、株価の中に織り込まれているのでしょうか?この関連企業を含むのがNASDAQ市場…。いままさに文化や価値観の変化が問われていますが、この変化を担うのは、大手企業や既存の勢力ではなく、新しい勢力…。やはり、これからの米国株の指標はNASDAQに変化していくのではないでしょうか。

★日本株。昨日の変化日は当たっていた…?
 昨日は、子供の急な入院で書き込みが出来ませんでしたが、先週から「日曜日が満月で相場の変化日に当たる…」とし、金曜日か月曜日の動きが注目されるとしましたが、やはり、昨日の十字っぽい線は変化を暗示していたようです。昨年10月の戻り高値9601円、同11月高値9521円、1月の高値9325円と、この高値を結んでできる上値抵抗線下で日経平均は約4週間もみ合い、先週このラインを突破してきました。ただ、このゾーンが吊り天井状態になっているのも確か…で、欧州勢などがこのゾーンで利食い売りを多く出しているのも、このシコリゾーンは抜けないと思ってのことかもしれません。ただ、今まで4週間も頭を押さえてきたラインですから、これを抜けたことでこのラインが下値支持線に変化している可能性もあります。今週は、この下値ラインの支持力を試す展開になりそうです。

 25日線は8892円どころに位置しており、下値リスクはこの辺までと思われますが、以前から(自分勝手な計算法を使って申し訳ありませんが)8915円のポイントが未整理のままになっており、ここまで下がってくれると、次に上昇したときの押し幅が少なく済む…と、勝手な思いを持っています。でも、計算通りに動いていたら世話はありませんね。米国株はこのところ、上げと下げを一日おきに繰り返していますので、今晩は高くなる番ですが、果たしてどうなるか、また「金融株」は立ち直ってくるのか…このあたりが見ものです。

 まあ、今週いっぱいは、個別の材料株…。主力株は来週からというところでしょう。

 病院へ行かなければなりませんので、少々焦って書いています。分かりにくかったらごめんなさい。

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米国の調整はセオリーどおり。物色の主役交代に備えよう
 おはようございます。
 こどもが急に入院することになり、昨日の書き込みは出来ませんでした。また、レポートに関しても大半は完成していながら銘柄選定の途中で中断しております。完成次第発信いたしますので、購読者の方は、今しばらくお待ちください。

 さて、週明けの米国株は、GM経営者の発言で連邦破産法11条の適用申請の可能性が強まっていることや、一部銀行の新株発行計画が株式の希薄化を増すなど、懸念材料が出たことから、最近買われた金融株を中心に利食い売りが増加。売り先行で始まったあとも、安値圏での動きが続き、結局、大幅反落して終わりました。

 この日は、先日のストレステストの結果増資の必要が無いと評価された、キャピタル・ワン・ファイナンシャル、USバンコープ、BB&Tの3行が公的資金の返済用に大型の増資を実施すると発表、これを機に、最近2ヶ月間上昇してきた金融株に利食い売りが増加。ニューヨークダウ採用銘柄ではAMEXが8.3%、JPモルガンが約8%、AIGが5.5%下落したほか、破たん懸念が強まった…とされるGMが10.5%も下落するなどし、ダウの足を引っ張りました。ただ、IBMやインテルなどハイテク株はプラスで終わっており、景気敏感株の強さが目立っています。

 先週も書きましたように、ニューヨークダウは、下降バンドの上限ラインを上回ったものの、昨年10月高値から引きおろした上値抵抗ラインに直面し、上値圧迫が強まっていました。当面、抜け出した下降バンドの上限ラインが下値抵抗ラインに変化しているかどうかの見極めが大事になります。また、これも先週書いたことですが、ストレステストという市場の最大関心事を通過したことで、金融株への「禊(みそぎ)」は終了し、市場は新たな物色対象を求めて動き出してくる…としました。この際、市場は一旦調整し、次の流れへと移行していきますので、昨日の動きは自然の流れ、と思われます。

 株価指標を見ますと、下落率ではS&P500(2.15%)、ニューヨークダウ(1.82%)、NASDAQ(0.45%)の順になっており、金融株の影響が大きい順になっています。PERで見た割高感も指摘されていますが、これは金融株が買われすぎたため…。全体の出来高を見ても急減しており、見送り気分の強いなか、買われすぎた金融株が売られた…ということで、市場は冷静さを保っています。このブログでは、以前から禊が終わった金融株の相場はやがて、オバマ景気刺激策関連へと移行する…と書いてきましたが、NASDAQの堅調振りを見る限り、この動きが強まってきそうです。ここは、下値の抵抗力と景気敏感株のなかで何が指標株(キャタピラーだと思うのですが…)になるかを見極めるところです。

 11日の米国株
 ニューヨークダウ  8418ドル77セント  -155ドル88セント(1.82%)

 NASDAQ      1731.24ポイント   -7.76ポイント (0.45%)

 S%P500       909.24ポイント    -19.99ポイント(2.15%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9395円  -55円

             (円建て)  9360円   -90円
 (大証先物終値 9450円 )          


 米国株は大幅反落して終わりましたが、これは、今後の主役の変化を象徴するものと思われます。
本日の日本株は、米国株が反落したうえ、株価下落にともなうリスク逃避で円とドルが他通貨に対し上昇。対ドルでも円が上昇し1ドル97円台に入っており、相場の方向感が見定めにくくなっています。本来なら、米国市場の動きを写し景気敏感方のハイテク株に物色の矛先を向けたいところですが、円高が邪魔するため、これも難しく、当面、見送り気分が強まるかな、個人主導の短期値幅取り相場が表に出てくる可能性があります。

 日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは116と、交通信号としては黄色信号が点滅したままの状態。原子力関連、電池関連などの環境関連材料株のほか、金融相場を展望し、新日鉄や三菱重工業などの大型株もねらい目に…。

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市場の見方を「もしかしたら…」から、「多分…」に進めた4月の雇用統計
 おはようございます。
 昨日の米国株は、ストレステストによる「禊(みそぎ)」を終えた安心感や雇用者数の減少が予想を下回った4月の雇用統計の発表を好感。金融株が買われたほか、景気底打ちを思惑した資源価格の上昇を受けた資源株などが買われ、反発して終わりました。ニューヨークダウは再び8500ドルの大台を回復しています。

 この日発表された4月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は53万9000人の減少。失業率は8.9%となり前月の8.5%からさらに悪化し、1983年9月以来の水準になっています。非農業部門の雇用者数は前月の69万9000人減から、大幅に改善しましたが、これは、政府部門が公共的な調査にともない一時的な雇用を増やし、7万2000人増になったことが影響しています。ただ、民間部門だけを見ても、雇用者数は69万3000人減から61万1000人減に改善しており、政府の一時的な雇用増という特殊要因を除いても雇用状況に変化がおきていることを示す結果になりました。アナリストによる事前予想は、非農業部門の雇用者数が59万人、失業率8.9%でした。

 雇用統計の改善を受け、エコノミストの間でも「景気が最悪期を脱しつつある…」との認識が強まっています。ゴールドマンザックスのロイドCEO(最高経営責任者)も年次会合の中で「景気は最悪期を脱した模様だ」とコメント。さらに「危機の終わりが見えてきた。投資家は、回復のことを話題にし始めた」と市場のセンチメントの変化にも言及しています。今回の雇用統計数字は、今まで「もしかしたら…」と考えていた市場関係者の景気に関する認識を、「多分…」と一歩先に進める「ミニサプライズ」を与えたのかもしれません。

 米国株は、前日比での高安を繰り返しながらも、着実に下値を切り上げています。1月の戻り高値をいち早くクリアしたNASDAQに続き、S&P500が銀行株の切り返しに支えられ高値に接近。一番出遅れていたニューヨークダウも1月2日の戻り高値9034ドルを目指して動き始めています。すでに13週線が上昇に向かい、26週線も対応点と同水準になったことから、今後は横ばいに転換。下方圧力は減少してきます。昨年10月高値からの抵抗ラインも突破しつつあり、来週からはニューヨークダウの上昇率が高まるかもしれません。

 米国景気の底入れ感が強まったことから、企業の間に原材料の在庫を積み増す動きが強まっているといいますが、供給側の資源産出企業は価格低下から産出量を抑制中。需給バランスが壊れ資源価格が上昇する可能性が強まっています。物色対象も一次産品関連や素材などに移行してくるかもしれません。(そうなると、ハイテク株にはマイナスとなって、シナリオが狂ってくるのですが…)

 8日の米国株
 ニューヨークダウ  8574ドル65セント  +164ドル80セント(1.96%)

 NASDAQ      1739.00ポイント   +22.76ポイント (1.33%)

 S&P500       929.23ポイント    +21.84ポイント (2.41%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9540円 +80円

            (円建て)  9515円 +55円

 週末大証先物終値  9460円

 
 米国の雇用統計は市場に「ミニサプライズ」をもたらし、株価は反発して終わりました。非農業部門の雇用者数減少数に注目するのか、失業率の上昇に注目するのかで、市場の先行きの見方に違いが出てきますが、債券市場や金市場は失業率に、株式市場や商品市場は雇用状況の改善にそれぞれ注目しているようです。ただ、安全資産として買われた債券には、財政赤字拡大による需給悪化と景気状況の改善による価格低下(金利は上昇)圧力が増しており、いずれ、株式市場への資金還流が強まるものと思われます。また、アナリストの間でも、今後政府の景気刺激策から、住宅や建設部門の雇用増が期待できるとの見方が強まっており、市場の流れもこれを反映したものにシフトしてくる可能性があります。
 
 CME日経平均先物は、9540円と週末の日経平均終値を上回る取引となっていますが、日本株もこれまで頭を押さえていた上値抵抗ラインを上回っており、来週は上げ足に弾みがついてくるかもしれません。米国の物色動向の変化があるかどうかが、来週の焦点。

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米国市場では需要イベント通過で、主役交代が接近…きっかけは「何」?
 なんか、頭が連休モードから抜けきらないうちに、もう休みになってしまいます。今週は決算数字にも目を通すこともせず、宿題ばかりがたまってしまいました。なんとか早く通常モードに戻らなくては…。

 8日の日経平均株価は47円13銭高の9432円83銭、TOPIXは9.42ポイント高の895.35と、ともに4日続伸して終わりました。出来高概算は28億6500万株、売買代金は1兆9280億円と、週末にもかかわらず高水準の商いを維持しました。また、日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは109、RSIは65、25日線かい離は7%でした。サイコロと25日線かい離が「黄色信号」発信中というところでしょうか。日経平均の週足サイコロは8勝4敗、RSIは昨日までで67と、まだ余裕含みですが、来週高いとサイコロは9勝3敗の危険信号を出してきます。今週日曜日が「満月」の変化日になっていますが、変化があるとすれば今日か。来週月曜日…。どんな感じになるのかな?

★重要なイベント通過ととらえるべきストレステスト結果発表
 さて、朝からストレステストの結果待ちで、パソコンの画面に釘付けでしたが、蓋を空けてみれば、ほぼウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズなど有力紙が報じた通りでしたね。市場の関心が異常に高かったので、変な反応を防ぐためにも内容をリークして市場を安定させておかねばならなかった、ということでしょう。中身については、諸説紛々で、出てきた数字を額面どおりに受け取っている人は誰もいないと思います。AIGが大きな損失を出していますがこのカウンターパートで上げた利益を付け替えたり、性懲りも無くレバレッジをかけてあげた利益を決算に計上したうえ、時価会計ルールをひん曲げて適用したり…で、本当の所は「どうなの…?」て、感じですね。

 特に、これから調べてみたいのは、SIVなど簿外になっている資産が果たして評価の対象になったのかどうか。実質的な「飛ばし」状態になっているので、ここの動きによっては「第二の山一證券」が誕生するかも…。なんだか、日本のバブル崩壊後の出来事をなぞっているような感じがしないでもありません。そうなると、今の景気回復の兆候は…。日本では景気回復は間違いない、として慌てて財政再建に着手し、景気をさらに冷え込ました…という苦い経験があるだけに、オバマさん、注意してくださいよ。日銀の、白川総裁が「偽りの夜明け」と米国で警告を発したらしいですが、一応、当時の失敗の責任を感じてはいらっしやるようですね。

★冷徹な株価の「先見性」は信頼してみよう
 状況は変りつつはありますが、簿外に潜む爆弾はまだ撤去されてはいないと思われます。住宅価格や商業用不動産価格が回復しないと着実に損失は膨らんでいきますし、株価や消費が回復しないと、ローンの損失も膨らんでいきます。その意味では、今後の関心は益々資産価格の動向に移っていくことになりそうです。まあ、株価の「先見性」というものは冷徹なもので、とりあえず目を瞑っておこうというような手抜きはしませんから、よほどの政策的な失敗が無い限りは、株価が予想する方向へ動いていくことになるものと思われます。

★主役交代のビックサプライズは「何時」、そして「何」
 とりあえず、今回のストレステストの結果発表は、内容を精査する…というより、通過すべきイベントの一つ…と市場は見ていたのではないでしょうか。実際、ここまでの相場上昇を引っ張ってきたのは金融株でした。ただ、今日の重要なイベントを通過したことで、今後は主役交代が必要になってきます。その意味では、今晩の雇用統計が重要な意味を持ちそうです。これまで、発表されてきた各種経済統計で雇用の項目が4月に入り好転しているものが多くありました。最近発表された、失業保険申請件数でも4週間の移動平均では4週連続して減少するなど、4月にはいっての状況の改善ぶりが目立っています。問題は、財政状況に苦しむ公的部門の状況がどうなっているか…。これが大きな変化がないとすれば、かなり期待できる数字が出てくるものと思われます。

 先日から、書いてきたように、4月に入り、個人の給与所得からの減税が始まっているほか、高速道路や橋梁の補修を柱とする公共工事も案件の集計や承認が終わり、一気に2000件以上の工事が動き出してきます。一方、グリーンニューディールの柱になる「スマートグリッド」に関する案件も動き始めます。市場の関心はこれまで、金融に向かっていましたが、次は、景気を意識した展開に入っていくのではないでしょうか。日本流の株の見通しでは、一旦、全体が下落することで主役の交代が起きるのですが、テクニカルな状態をみると「深い押し」が入るような状況ではありません。そうなると、なにか主役交代を促すような「ビッグサプライズ」が必要になります。

 日本では2006年1月に個人中心の新興市場や中小型株相場から、大型主力株への劇的な変化がありましたが、このときの「ビッグサプライズ」はライブドア事件…。あまり大げさなことを書くと馬鹿にされますので、この変にしときますが、とにかく、重要なイベントを通過したことで、相場全体は次のステップに移行する段階に来ていることだけは確か…。そのきっかけが何になるか…、そして、それは何時か…。まさに「神のみぞ知る」ということですが、今まで弱気していた回りの人が、一人、二人と強気に転換していくなかで、なにやら、毎日背筋が寒くなっていきます。ここからは、何か「落し穴」は無いのか…にも注意を払わなくてはいけなくなりそうです。また、人から嫌われるな~。

 さて、この辺にしといて、早速、次のレポートの銘柄探しでもやってみましょうか。そういえば、以前皆さんにご提案した上昇中の25日線に下落して値固めをしている銘柄を買う…というのは実行されましたか。今日新値をとった木村加工機や古河電池などがいいタイミングで拾えたはずですし、先日から案内していたジェネリック薬関連の銘柄(実は、日本調剤)も同じパターンからのスタートになっています。パソコンを使って探してみてはどうですか…。

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事前報道を100億ドル上回った要求増資額への反応が気になるが、雇用統計数字によっては市場の関心が変化することも…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、失業保険申請件数の減少を好感し高く始まったものの、この日発表されるストレステスト結果への警戒感が強いなか、30年もの国債入札の不調や大手銀行による通信株の投資判断格下げを機に利食い売りが増加。結局、反落して終わりました。

 日本時間の6時から発表されたストレステストの結果は、検査対象になった19行のうち、10行に対し746億ドルの増資を求めるものになりました。必要増資額はこれまで市場で伝えられた650億ドル程度を、上回るものになっています。増資を要求された銀行と増資額は次の通り。
 バンク・オブ・アメリカ(339億ドル)、シティ・コープ(55億ドル)、フィフス・サード(11億ドル)、GMAC(115億ドル)、キーコープ(18億ドル)、PNCフィナンシャル(6億ドル)、リージョンズ(25億ドル)、サントラストバンク(22億ドル)、ウェールズファーゴ(137億ドル)。
 
 これに対し、モルガンスタンレーは50億ドル、ウエールズファーゴは60億ドルの増資計画を公表しています。

 また、この日発表された、5月2日までの週間失業保険申請件数は、市場予想の63万5000件を下回る60万1000件。前週の63万5000件から3万4000件減少しています。トレンドを見る4週移動平均は62万3500件で、前週の63万8250件から減り、4週連続の減少となっています。

 この日は、市場の関心が引け後に発表されるストレステストの結果に集中し、材料に敏感な相場展開になりました。寄り付き段階では、失業保険申請件数の減少を好感して高く始まったものの、JPモルガンが通信大手ATTとべライゾンコミュニケーションの投資判断を「ニュートラル」に格下げしたおとをきっかけに、ハイテク株全般に売りが広がったほか、追加増資が噂されるウェールズファーゴなどが大幅に下落。結局、ニューヨークダウは8500ドルの大台を割り込んで終わっています。特に、景気敏感株が多い、NASDAQ総合指数の下落率が大きかったことには注意が必要です。このところ、他の指数に比べ、動きが鈍かっただけに、この動きが何かを暗示している可能性も否定できません。

 ニューヨークダウについては、昨日朝の書き込みで、昨年10月高値から引きおろした上値抵抗ラインに接近しており、正念場にある…としましたが、やはり、売り圧迫が強まり下押しました。引け値では5日移動平均線を維持して終わっており、押し目買い意欲の強さを暗示していますが、まだ、26週線が下降しているだけに、目先の調整懸念はぬぐえません。公表されたストレステストによる要求増資額は市場予想を100億ドル上回るものになりましたが、今晩の市場で、この材料を織り込むことになります。また、今晩、4月の雇用統計が発表になります(多分、いい数字が出る…?)が、これを機に、市場の関心が銀行問題から景気対策に移行できるかが次のポイントになります。「ポジティブサプライズ」に期待したいところです。

 7日の米国株
 ニューヨークダウ 8409ドル85セント -102ドル43セント(1.20%)

 NASDAQ     1716.24ポイント  -42.86ポイント (2.44%)

 S&P500     907.39ポイント   -12.14ポイント (1.32%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  9320円  -50円

             (円建て)  9285円   -85円
 

 米国株は神経質な動きを繰り返し、結局、反落して終わりました。ストレステストの結果、市場予想を100億ドル上回った必要増資額は、これから始まる日本市場から評価が始まります。ただ、CME日経平均先物はしっかりに終わっているほか、為替市場では円安が進行。対ドルで再び99円台に軟化していますので、ハイテク株の買戻しを中心に案外底堅い展開になるかもしれません。懸念材料は今日がオプションに絡むSQ日にあたっていることと、週末に当たっていること。今晩の雇用統計や、ストレステスト評価をめぐり、手仕舞い売りが増加する懸念も…。昨日、当面の抵抗ラインを上回ったことで押し目にも限界があります。当面、GLOBEXの米国株先物を見ながら、ストレステストの結果評価を探るところか…?今日は、来週以降の米国市場の物色動向の変化を展望し様子見でも良いか。

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プロフィール

大仏さん

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国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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