大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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ボーナス資金を当て込んだ投信設定が40本超え…最近の円安も先物買いも正体は?
 県内の中小企業経営者の方からお呼び出しがかかり、ちょっと出かけておりましたので、書き込みがおそくなりました。また、出かけますので、今日は簡単に済ませたいと思います。

 週末31日の日経平均株価は、191円62銭高の1万356円83銭と3日続伸、TOPIXは13.32ポイント高の950.26と11連騰して終わりました。出来高概算は24億株、売買代金は1兆7430億円と大幅に増加して終わりました。日経平均、TOPIXともサイコロは11勝1敗の加熱ゾーンにあります。騰落レシオはまだ110以下の水準ですが、RSIはすでに危険ゾーンの80ラインを超えてきています。今後は週足のサイコロとRSIの動きに注目です。

 さて、米国株はインテルとゴールドマンザックスの決算発表を機に立ち直り、最近は、住宅関連指数や失業保険需給者総数の減少など、景気指標の改善が株価の揚げ足を早めています。以前から、金融危機が一巡した第一段の上げから、第二段の上げに向かうには景気指標の改善が必要になる…としてきました。まさに、最近の状況はその通りの動きになっています。また、米国の写真相場と揶揄されてきた日本株も決算発表を機に、独自性を強めて動いてきました。

 アナリストやマスコミ関係の皆さんから、「悪い、悪い」と前宣伝されてきましたが、蓋を開けてみると赤字幅の縮小、黒字転換、増額修正などが相次ぎ、機関投資家もちょっと様子がおかしい…として、慌てて買い出した…というのが最近の状況ではないでしょうか。このコーナーや株式レポートでは早い段階から、決算予測の前提になった前年度末の状況と比べ、為替、原材料価格、株価上昇による株式含み損の減少…など収益環境が好転していることを強調してきましたが。確かに、売上高は減少しているものの、為替差益が出たり、原材料コストの低下が利益を押し上げたり、有価証券の含み損の減少が収益を押し上げた…との発表が増えています。

 前回、株価が底打ちしたときも、2000年ごろから、国内企業は系列の枠を超える事業再編を実施。従業員を削減するなど徹底的なコスト圧縮をしたほか、高付加価値部門への事業集約化を進めるなど血のにじむような努力を払ってきました。その結果、企業収益は「減収増益」に転じ、まず一株当たり利益の好転から株価上昇がスタート。その後、世界的な需要拡大を受け、売上高が増加に転じると、損益分岐点が大幅に低下していますから、利益は急増。「増収大幅増益」となり、株価は一層上昇するというパターンをたどっています。

 株式の解説を聞いていると、利益は上がっていますが「売り上げがね~」という記者さんが多いようですが、企業経営者の血のにじむような努力を馬鹿にしたような発言で聞いていて腹がたってきます。話は横道にそれますが、彼らが3月初旬と6月中旬に解説していたことを、もう一度VTRをまわして再生してみては如何…。それでも人前で、偉そうに解説できるなら、どうぞ…という感じですね。そんなことは、いつものことですからどうでもいいんですが、まさに、いまこの収益回復パターンが始まってきた感じです。問題は、売り上げ増につながる需要の回復があるかどうか…。この点に関しても、景気刺激策の需要の先食いだ…と、したり顔の解説が続いています。

 だから、一段の上昇には景気指標、それも米国のものの改善が必要…と考えています。それだけに、今晩の米国のGDP発表は注目されますが、オバマ大統領は、海外訪問の際に、あまりの過剰な期待はいけないよ…と、釘を刺すような発言をしていますので、ちょっと注意をした方がいいかもしれません。

 さて、長いスパンの話はいいですが、最近の動きはどうなんでしょうか。最近は、先物の出来高が増加しています。一部、先物業者ががんばっていましたが、このところ簡単に動かせないようになっていました。不思議だな~と、何度か書いてきましたが、確かに、業績面の好転を好感して上がっているところはありますが、どうもそれだけではないような気がします。その答えが、今日分かったような機がしましたが、なんと、今日だけで投資信託の募集の締め切り本数が40本を越えているということです。ボーナスシーズンを当て込んで、投信の設定をしたようですが、何でこんな高いところで設定する必要があるのか…毎度疑問に思ってしまいます。また、泣かされる投資家が出てくるんでしょうね。投信を売った方には毎年毎年手数料が入ってきますから結構なことですが…。年初来高値に進んできたところを買わされた投資家の方は…。本当に何時までたっても自分だけがよければ良いという体質は改まりません。銀行さんもそのうち投資信託専門のクレーム処理室の設置が必要になるかも(網既にあるかも…)知れませんね。

 また話がそれそうですが、結局、この大量設定にともなう外貨の手当てが最近の円安を、また、インデックス型の投信が先物による手当買いを実施した可能性があります。最近、裁定買い残が急増していますが、投信などが先物買いによる手当てを進めた結果、現物と先物のサヤが拡大するケースが増えた、という見方も出来ます。ちょっと注意して相場を見たほうがいいかもしれません。以前から、日経平均株価のポイントとして9875円付近を上げ、次のポイントとして1万356円を書いておきました。本日このポイントを押さえに来ましたので、目先的に波乱するする可能性がでてきます。個人的なポイントの計算の仕方ですので、あてにはならないかもしれませんが、自分では「いわしの頭も信心から…」で、結構頼りにしているところです。日米とも、サイコロは超過熱状態…。押し目買い方針には変りはないものの、いかにも買いに出来くいのも本音。

 来週はちょっと注意してかかることにしましょう。それではそろそろ出かけます。


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出遅れていたニューヨークダウが1月高値を更新…企業決算、経済指標の改善が株価を後押し
 おはようございます。今日も朝からせみ時雨…。目覚まし時計よりも早く泣き出すから、少々寝不足です。

 さて、昨日の米国株は、前日の下落要因だった中国上海市場が反発したことや、予想を上回る企業決算が出たことを好感。ニューヨークダウは年初来高値を上回る9250ドル近くまで買い進まれるなどしましたが、引けにかけては利食い売りが増加し、上げ幅を縮小して終わりました。また、この日は、過去最大の1150億ドルの財政資金調達の最後の発行分、7年債280億ドルの入札が行われましたが、応札倍率は2.63倍と市場予想を上回るものとなり、資金調達懸念が薄らいだことも株価の上げを支援したようです。

 この日発表された週間新規失業保険申請件数(~25日)は前週に比べ2万5000件増加し、58万4000件になりました。市場予想の57万件を上回ったものの、傾向をみる4週移動平均は8250件減少し55万9000件に改善。また18日までの受給者総数は5万4000件減と3週連続で減少し619万7000件になりました。この日の上昇分には、雇用状況の改善も寄与しています。

 この日の株価は、中国株の反発、雇用指数の改善、財政資金調達状況の好転など市場外部要因が好転したほか、GEの投資判断引き上げ(GEキャピタルの経営改善…)や生命保険大手メットライフ、カード大手マスターカードなどの予想を上回る決算、モトローラの赤字幅縮小など決算発表の内容を好感していました。いち早く年初来高値を更新していたNASDAQ総合指数、S&P500に比べ出遅れていたニューヨークダウ30種平均も、この日1月第一週の戻り高値9175ドルを上回り、上昇トレンドに復帰しています。このところ、アナリスト予想を上回る好調な企業決算に加え、住宅関連指標、雇用関連指数などに改善の兆候が見られ始め、景気後退に陥っていた米国経済に改善の兆候が見られ始めました。雇用の先行きが厳しいため、消費の復活は望むべくもありませんが、株価の上昇による資産効果は、少なからず消費を刺激する効果を表してくるものと思われます。先週土曜日の書き込みで、「大きなトレンド転換を起こした可能性がある」と示しましたように、米国株は下降バンドの上限を目指す動きに入ったようです。

 30日の米国株
 ニューヨークダウ 9154ドル46セント +83ドル74セント (0.92%)

 NASDAQ総合指数  1984.30ポイント +16.54ポイント (0.84%)

 S&P500     986.75ポイント +11.60ポイント (1.19%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  10345円 +145円

              (円建て)   10305円 +105円


 米国株は大幅反発、CME日経平均先物も続伸し1万300円台で帰ってきました。米国株の上昇でリスク選好が強まり、ドル。円は軟化。円は1ドル95円台半ばに軟化して帰ってきました。昨日は外部環境が悪かったにもかかわらず、自動車大手のサプライズ決算の影響で高く終わりましたが、今日も、同じ地合を受け継ぎ先物リードで世界的な株価からみた出遅れ感の修正を行うことになりそうです。ただ、中国金融当局は、不動産や株価の投機的な動きを抑制するため、融資内容を厳格にチェックする方針を出しており、本日の中国株がどう反応するかが焦点になりそうです。米国債券市場で株高にもかかわらず長期債の価格が上昇(金利は低下)しており本日も債券先物市場との関係が気になるところです。指数は加熱、全体は順風というおかしな状況になっていますので、資金投入は慎重に…。今日も中国市場、GLOBEX、為替の動きに注目。それにしても先物業者の行儀の良さは一体どうしたのかな?

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気になる中国市場…でも決算発表の中味は確実に好転してきた
 30日木曜日の日経平均株価は51円97銭高の1万165円21銭と続伸、TOPIXは6.58ポイント高の936.94と、10日続伸して終わりました。出来高概算は19億4600万株、売買代金は1兆5000億円とやや増加していますが、自動車株やハイテク株など値嵩物に買いの矛先が回ったことから売買代金の増加が目立ちます。

★鉱工業生産指数は5四半期ぶりに改善したが、気になるのは中国市場
 昨日は中国株急落ショックが世界の市場を駆け巡ったという感じでした。欧州市場は冷静に受け止めたものの、原油市場は在庫の増加も加わりバレル当たり3ドルを超える下落。中国の景気が変調するかもしれないとして銅をはじめとする金属市況も軟化…。頼みの中国がおかしくなっては…と、安全指向が強まりドルが買われる、と、資金の流れが一時期逆を向きかけました。今日の東京株式市場もこんな地合を受けてのスタートでしたが、寄り付き前に発表された鉱工業生産指数は2.4%の増加。ほぼ市場予想通りだったものの、4ヶ月連続して上昇しています。また、4-6月の四半期の数字は8.3%の上昇と5四半期ぶりに改善しました。前1-3月期が22%を超える下落でしたから、大幅な改善になります。

 寄り前から大きなプレゼントをもらった株式市場でしたが、一部自動車株や部品株に買い物が入ったほかは、先物、現物ともに大きな動きは無く、ひたすら中国市場の動向を見極めたいとのムードが強く、前日引け値をはさんで小動きに推移していました。後場に入っても、中国市場の動きにあわせて小動きの展開でしたが、引けにかけては、上海市場が上げに転じたことや、為替が95円台に押し戻されたこと、GLOBEX米国株先物市場が50ドル近く上昇したことを受け、先物買いが増加。これに引っ張られる格好で日経平均、TOPIXとも上昇して終わりました。

★日経平均サイコロは11勝1敗…でも値上がりは値下がりを下回っており、体制は調整過程
 大型株の寄与度が大きいTOPIXの上昇が目立ちますが、昨日の日産自動車、ホンダのサプライズ決算に加え、今日は富士通や三菱電機などが増額修正するなど、主力企業の予想を上回る決算が続いたことから、今期の決算には糊代があるとして、見直し買いが入っているようです。明日は決算発表前半戦のピークを迎えますが、期待値を上回る内容に、海外投資家からも日本株を見直す動きが始まってきたようです。

 ただ、今日の上げで日経平均サイコロはとうとう11勝1敗という、超加熱ゾーンに入ってきました。まだ、騰落レシオやRSIは加熱信号を出していませんので、先物との裁定取引により指数だけが先行して上がっている…と見ておくべきでしょう。むしろ、中小型株の出遅れが目立ってきましたので、決算発表の一巡後は、再度テーマ株を中心に物色される流れに戻るものと思われます。まあ、当分は決算発表の内容に一喜一憂する展開が続きそうです。

★予想通り業績増額修正に進んできた日本調剤…
 さて、業績割安株として継続して注目し、直近レポートでも取り上げた日本調剤ですが、本日決算発表を行い通期の利益見通しを従来の12億7000万円から13億5100万円への8000万円ほど上積みしてきました。これだけでEPSを10円ほど押し上げてきます。今日は1785円高値引けになっていますが、決算発表は引け後…。明日はちょっと楽しいことになりそうですね。何度売り買いしたか分かりませんが、この日本調剤は、政府の医療費抑制政策から、ジェネリック薬の使用を増やすとう流れに企業方針をあわせています。既に、製薬メーカーを買収し、自らジェネリック薬を供給できる体制作りをやってきましたが、これまではこの投資負担が利益を圧迫していました。しかし、投資負担が一巡したほか、この製薬会社がフル稼働を始めており、利益に貢献し始めました。

 大手ドラックストアもジェネリック薬への進出を進めていますが、自社で生産する能力を持たず、同社の調剤薬局は仕入れコスト面でも他社を圧倒することになります。すでに、同業他社との提携で、ジェネリック薬を供給する話も進んでおり、製薬子会社の連結業績への寄与度はますます向上してきそうです。政府の取り組みイカンでは、期末の再増額修正もあるかもしれません。直近分は1600円近くの注目ですから値幅効果が発揮されるのはこれからが本番…。しつこいようですが、しばらくは追っかけさせていただきます。メガチップスも同じ。

 さて、企業業績の回復の第一段階はコスト削減を受けた減収増益からスタート、としてきましたが、昨日発表のホンダは販売台数が前四半期に比べ増加に転じていました。ハイブリッドの格安版投入効果もあると思いますが、他社も含め在庫の減少は進んでおり、収益回復も案外早そうです。このところ、中国や東南アジア景気の回復を受け、樹脂など化学品の需要に変化がおきているほか、電子部品も新型アイホンの投入などから上昇に転じるなど、一気に、収益環境が変化する可能性のある企業が増えてきました。いまのところ、日々発表されるものをフォローするので手一杯ですが、決算発表終了後は、現在の環境と照らし合わせて、再度業績内容を吟味し直す必要がありそうです。

 まあ、当面はこれまでに注目してきた銘柄のフォローと処置に重点をおいて、新規銘柄はあらためて選別する事にしましょう。今は、時間をかけても相場が逃げることはありませんから…。

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小粒の悪材料が続いたものの、底堅さを見せた米国株…レンジ相場で過熱感を解消
 おはようございます。今日も朝から家の周りはせみ時雨。雨上がりで、またせみが増えたのか、心なしか音量が上がったような気がします。夏まっさかり…ですか。

 さて、昨日の米国株は、中国市場の急落を受け、景気の先行きへの警戒感が高まったほか、中国の景気減速懸念が商品需要を後退させるとの思惑から原油や金属市況が軟化。これを受け資源株が売られるなど全般に冴えない展開で、主要指数は続落して終わっています。
 
 またこの日は前日に続き5年債390億ドルの入札が行われましたが、応札倍率は昨年9月以来という1.92倍に低下。今晩行われる7年債入札への懸念が強まり、株式市場の手控え気分を強めさせています。中国景気への懸念を強めた原油市場では、この日、週間在庫統計が発表されましたが、市場予想の150万バレル減少を裏切る515万バレルの上昇となり、原油在庫は3億4780万バレルまで積み上がってきました。当面、在庫減少につながる材料に乏しいことから、価格面での圧迫材料になるとして、エクソンやコノコなど、資源株が売られています。さらに、中国関連として建機大手キャタピラーも売られ、ニューヨークダウを押し下げました。

 この日は、他にも6月の耐久財受注が市場予想(0.6%減)を上回る2.5%減になったほか、ヤフーとマイクロソフトとの提携内容を期待(マイクロソフトから前受け金が得られる…)はずれと受け取られ、ヤフーが10%を越える下落となるなど、細かな悪材料が相次ぎ、終日さえない展開で、一時は9014ドル付近まで売られました。ただ、毎日の恒例行事で引け際に買い物が入り、レンジ内に収まって終わっています。以前から書いていますように、現在は、高値で持ち合いながら過熱感を解消する調整過程。昨日の下落でニューヨークダウのサイコロは9勝3敗に低下していますが、まだまだ過熱感はぬぐえません。やはり、先週土曜日書きコミで説明したチャートの丸印くらいまで調整がつづくのでしょうか。でも、ニューヨーク市場の値上がり銘柄数は1000を越えていますから、基調は強いと思っていいようです。

 29日の米国株
 ニューヨークダウ 9070ドル72セント -26.00ドル (0.29%)

 NASDAQ総合指数  1967.76ポイント -7.75ポイント (0.39%)

 S&P500        975.15ポイント  -4.47ポイント (0.46%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 10185円 +75円

              (円建て)  10145円 +35円


 米国株は小幅続落したものの、CME日経平均先物は、小幅高で帰ってきました。リスク回避の高まりからドルが買われましたが、中国への懸念から円はドルに対し弱含み95円台前半の取引になっています。本日の日本株も昨日に続きハイテク株優位の展開になりそうですが、決算発表の内容によって個別に乱高下する流れか。中国市場の動き、GLOBEX米国株先物、為替、債券など外部環境を見ながら先物リードの小動きの展開になりそう。当面は、日本も過熱感の解消待ち…。 

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上海市場が急落し為替、GLOBEXも急変…海外市場が揺れているのに日本株は先物リードで上昇
 29日水曜日の日経平均株価は25円98銭高の10113円24銭と反発、TOPIXは0.23ポイント高の930.36と、続伸して終わりました。出来高概算は19億4500万株と前日比ではやや増加したものの、20億株割れ。売買代金も1兆4000億円台とうす商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは10勝2敗、騰落レシオは110、RSIは74、25日線かい離はプラス4.6%でした。サイコロの加熱振りも目立ちますが、騰落レシオとRSIも危険ゾーンに近づいています。目先はちょっと過熱気味になってきましたが、週足ベースではサイコロが7勝5敗、RSIは66と、過熱感はありませんので、押し目買い基調は続いています。

 さて、今日の朝の書き込みでは1万円大台を割れたら一波乱ありそうと書きましたが、終わってみれば、結局、大台は割れず高く終わりました。先物の売りしかけも入ったようですが、大台割れを待っている買い物が予想以上に多く、先物筋が大台を割れる前に買戻しをいれたほか、断続的に先物に買いが入ったようです。今日は、CME日経平均先物も安く、円は1ドル94円割れ寸前、GLOBEX米国株先物市場も、終日安く推移する…と、相場環境としては決していいものではありませんでしたが、結局、今日も先物筋の思うままになったようです。ただ、今週に入ってからは、債券先物との裁定など強引な手法が影を潜めているようですが、何かあったのでしょうか…?

 まあ月末接近でドレッシング期待もありますし、投信の設定もあるし、米国ではハイテク企業を中心に好決算も相次いでいるし、日本株も押さえておかなければ…でも現物で買うのは何だし、とりあえず先物で買っておきましょう、という消極的な買い物が多かったんではないでしょうか。上値までは追いませんから、高いところでは目先筋の売り物に押されて上げ幅を縮小して終わっています。

 でも、ちょっと外部環境を無視しすぎているんじゃないでしょうかね。中国政府が、金融機関に対し、融資について、不動産投機や株式投機に流れないように配慮するよう指示したほか、しばらくやっていなかった1年物国債売却による資金調節を始めたことから、今日の上海市場は一時7.7%も下落。これを嫌気して、GLOBEX米国株先物が9000ドルを割り込むなど、外部環境が急変しています。今晩このままいくと、心配なのが円相場…。すでに上海の下落を意識して、円は1ドル93円98銭まで買われていますので、ちょっと明日の動きが懸念されます。

 中国株については、すでに今月の初旬に1年もの国債による金融調節の再開が報じられており、警戒すべきだったにもかかわらず、市場は無視して上げていましたので、この欄ではバクチ場になっていると懸念を表明していました。もちろん、成長市場としての中国を無視するわけではありませんが、政策に逆らうようになっては行きすぎです。米国の投資家のジムロジャーズ氏も警戒感を表明していました。ただ、このままどんどん下がることは無いと思います。世界中の投資家が、中国を成長市場として認めており、押し目は積極的に買いに出てくるはずです。ロジャーズ氏も押し目は買う、と表明しているようです。まあ、PERから見てバブリーな状況になったばかりですから、本当の狂乱相場はもう少し後になって出てくるはずです。

 まあ、私は怖くて手が出せませんから、できるだけ国内株で中国株の代替が出来るようなものを探しますがね。とにかく、目先は中国市場の動向がカギ。米国と中国は昨日も書きましたように運命共同体(割れ鍋と綴じ蓋)宣言をしましたから、中国市場の下落は米国株にもストレートに響いてくるはず…。今晩の米国株の動きが注目されます。

 それによっては、明日の先物筋の動きが懸念されます。とにかく、この2~3日あまりにもお行儀が良すぎます。今日も仕掛けの絶好のチャンスがいくらでもあったのに…。まあ、今晩の米国が波乱して、明日先物業者が何もしなければ、もしかしたら、当局からお呼び出しがあって「あまりお行儀が悪いと、お仕置きするよ…」ぐらいいわれたのかも知れません。もっとも、それくらいで大人しくなってしまうような玉ではありませんが…。いざとなったら、本国に泣きついて日本に圧力をかけるくらいは平気でやってくるでしょうから。

 とにかく、日経平均のサイコロ10勝2敗、ニューヨークダウ10勝2敗、NASDAQ11勝2敗…ここで強気して買いにいく人の気が知れない…。

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2年10ヶ月ぶりの住宅価格の反転も、消費者心理の悪化に打ち消された…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、5月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が2年10ヶ月ぶりに改善し、住宅価格の底入れが近いことを暗示しましたが、冴えない企業決算やコンファレンスボードが発表した7月の消費者信頼感指数が事前予想を下回ったことから、景気の先行きへの警戒感が強まり、利食い売りが増加。一時ニューヨークダウは9000ドル大台割れ寸前まで売り込まれる局面がありました。ただ、引けにかけてはハイテク株やヘルスケア関連が買われ、NASDAQ総合指数は続伸して終了。ニューヨークダウやS&P500は下げ幅を縮小しておわっています。株価の下落や予想を下回る消費者信頼感指数の低下は、リスク回避の指向を強め、ドルが買い戻されるとともに、金や原油などリスク資産の下落につながっています。一方で、10年もの国債金利はやや低下しました。

 この日発表されたコンファレンスボードの消費者信頼感指数(7月)は46.6。前月の49.3から低下し、アナリスト予想の平均値49.0も下回りました。2ヶ月連続の低下。雇用項目で、「就職困難」とするものが前月の44.8から48.1に上昇するなど、雇用情勢の悪化を受けて、現況指数が前月の25.0から23.4に悪化したほか、将来への期待指数も前月の65.0から62.0へと悪化。雇用情勢の悪化が消費者心理への圧迫を強めていることが示されました。

 また、同日発表のS&Pケースシラー住宅価格指数(5月)で、主要20都市は前月比で0.5%の上昇。前月の0.6%低下から反転するとともに、アナリスト予想(0.5%低下)を大幅に上回るものになりました。前年比の下落幅は17.1%下落になったものの、下落幅の縮小は4ヶ月連続。主要20都市のうち17都市で前年比での改善がみられました。同指数の上昇は2年10ヶ月ぶりということです。

 この日の株式市場は、消費者信頼感指数の予想外の低下を受けミニショック状態を呈しました。高値警戒感が強かったところに出てきた悪材料で、市場心理に冷や水をかけた格好になりました。ただ、好調なハイテク企業の決算やヘルスケア関連のエトナの投資判断の引き上げなどから、全体的な下げ幅は限定的なものになっています。ニューヨークダウ30種も一時は9007ドル安値まで売られましたが、引けにかけ反転し、結局、5日線を支えに横ばい圏を維持して終わりました。サイコロジカルラインで米国株を見ると、ニューヨークダウは10勝2敗、NASDAQ総合指数は11勝1敗で、いずれも加熱ゾーンにあり、目先的な調整が必要な段階に来ています。昨日も書きましたように、テクニカル的には、先週段階で新たな局面入りしており、深押しの懸念はありませんので、当面は日柄調整というところでしょうか。このところ無視されたままの住宅関連指数の再評価が始まるか…?

 28日の米国株
 ニューヨークダウ 9096ドル72セント  -11ドル79セント(0.13%)

 NASDAQ総合指数  1975.51ポイント +7.62ポイント(0.39%)

 S&P500    979.12ポイント  -2.56ポイント (0.26%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 10065円 -15円

              (円建て)  10020円 -60円


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は10020円と反落して帰ってきました。リスク選好の低下から円がドルやユーロに対して買い戻され、1ドル94円台前半に強含んでおり、今日の相場は波乱含みの展開が予想されます。昨晩指摘しましたように、NT倍率の拡大による、日経平均先物売りとTOPIX先物買いの裁定取引が予想されるほか、日経平均先物の下落から1万円大台割れの状況になるとオプションがらみの動きから、先物が一段安する可能性もあります。決算発表も気になると心ですが、今日は先物取引の動きに注意が必要か…?先物の下落から裁定解消売りの影響が懸念されますが、このところ、押し目買い意欲が強く、売りを吸収できるようになってきたことは安心材料です。日本株も米国と同様にガス抜きの段階。

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米中戦略対話は、大恐慌後の経済ブロック化の再現にならないか…?
 28日火曜日の日経平均株価は1円40銭安の10087円26銭と、10日ぶりに小反落しましたが、TOPIXは1.93ポイント高の1967.89と、10連騰して終わりました。ただ、高値警戒感が強く、出来高概算は18億株、売買代金は1兆2580億円と売買エネルギーは急速にしぼんでいます。また、日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは103、RSIは63、25日線かい離はプラス4.6%でした。

★日米ともにガス抜きの段階…
 さすがに、サイコロの9勝3敗(75%)乗せは投資家の姿勢を慎重にさせたようですね。後2日間は下手に上げるとその分サイコロは加熱しますので、まあこんなふうに、お茶を濁す感じで週末くらいまで行けばいいんでしょう。米国株のほうもこのところ動きが鈍くなってきましたが、ニューヨークダウやNASDAQのRSIは70台を越え、加熱ゾーンに近づいています。日米ともガス抜きが必要なところに来ていた、といえるんでしょう。当面は、過熱感の解消待ち…というところでしょうか。そんなに時間はかからないと思いますよ。

★出遅れ内需株を物色するも持続力は「?」
 さて、今日は海外株高、CME日経平均先物高、95円台の為替…と、昨日に続いての輸出関連株買いの地合でしたが、蓋を開けてみると主に買われたのは、金融株を中心にした内需株。輸出ハイテク株が決算発表を控えていたため、買いづらい…との判断が働いたものでしょうが、すかさず外資系証券が銀行株を見直すレポートを出し、出遅れ感のあった内需株にシフトしてきました。最近も、NT倍率の記録的な拡大から、TOPIX先物買いの日経平均先物売りの裁定取引が組まれる可能性がある…と書きましたが、もしかしたら、やってきたかもしれませんね。長続きはしないものと思いますが、注意して見ておくに越したことは無いと思います。

★環境の好転を反映し始めた企業決算
 ただ、決算発表を見ると、第一四半期が悪いのは分かりきったことですが、キャノンがデジタルカメラの生産計画を上方修正し、決算見通しも円安方向を前提に増額修正。コマツも、第一四半期は前期比で90%を越える減益になったものの、通期見通しは増額するなど、市場環境の変化を受けて、決算を見直すものが増えてきたことは明るい材料といえそうです。米国経済最大のガンだった住宅産業に変化の兆しが出始めており、そのうち、見送り姿勢を決め込んでいる機関投資家も否応無しに引っ張り出されるような時が来ることになるんでしょう。

★大丈夫か…米中運命共同体構想は大恐慌時の過ちを繰り返すことにならないか
 まあ、米国、日本とも関門を突破し、一段高を狙える位置につけていますので、押し目は買い向かっていいんですが、ちょっと外部要因に気になるところが出てきました。総選挙に関しては、以前も書き書きましたように、民主党が勝っても政権は長続きせず、早い時期に再度選挙が実施され、そのときに真の政界再編が実施されるものとかんがえています。政治問題は、まだしばらくは波乱要因として市場を圧迫して来そうです。

 それより気になるのが、今米国で開催されている米中戦略対話…。冒頭、オバマ大統領は「米中が21世紀を作る…」と高らかに宣言しています。マスコミでも騒がれているように、米中のG2で世界を仕切っていく…という事のようです。しかし裏返して見れば、財政赤字を抱えドル札を刷りまくり、世界にばら撒いている米国…。そして、そのばら撒かれたドルをひたすら買い支え通貨を安く維持し、米国市場に輸出する中国…。中国の場合、輸出の比率が高すぎ、これを落とすことは国内景気に悪影響を招き、国民の不満がエスカレートするという、事情も絡んでいます。いま、一生懸命内需の刺激を行っていますが、GDPの40%近くを占める輸出に取って代わるほどの成長を内需には期待できず、通貨安政策を続けざるを得ない…という状況。

 要するに、利害関係が一致する米国と中国が経済ブロックを作ることで、今の不況を乗り切っていこう、ということのようです。ドル安にすることで、中国から安いコストで仕入れた部品を米国で組み立て輸出すれば、景気刺激にもつながります。一方、中国元とドルは半固定状態ですからお互い今の関係を持続することが出来ますね。そのしわ寄せは、同じく、米国に輸出してきたEUと日本に来るわけで、ユーロ高、円高になり、輸出競争力を削がれることになります。

★米国の保護を離れ、真剣に日本の針路を考えるときが来た…
 考えすぎ…といわれそうですが、このブロック化の動きは、1930年代初頭の大恐慌の時代にもありました。世界はいくつかの経済ブロックに分かれ、お互いが通貨の切り下げ競争を実施。輸出の拡大で国内の雇用を確保しようという「近隣窮乏化政策」が繰り広げられ利害の対立から第二次世界大戦にすすんでいく原因になったものです。実際に、米中が運命共同体化し、米国のマーケットが閉じられたら日本経済の受けるダメージは大きなものになるため、日本としては米国に変る新たなマーケットを開拓するか、輸出に頼らなくてもいいように内需を開拓するする必要に迫られています。日本は、いま選挙に浮かれていますが、下手をするとマーケットが閉じられるかもしれないという大きなリスクをはらんできたことを忘れてはなりません。

 ただ、米国も勝手なことをしようとしていますが、日本も米国への主要な資金供給国であることは分かっているはず。輸出などで差別的な扱いを受けた場合に資金の引き上げを実施すれば、米中ともに困ることになります。にもかかわらず、あえて米中によるG2支配を宣言するというのは、日本は押さえ込めば何とかなる…という発想があるのかもしれません。これからの政権政党は、ブロック化する世界経済の中でいかに日本の成長を維持し、プレゼンスを高めていくか…という大きな役割を担わされます。防衛問題一つをとっても内部対立がある民主党に、これから流動化しようとしている世界のなかで舵取りをすることは出来ません。やはり、強力な政策集団が生まれるまで、政界再編を繰り返すしかないのでしょう。

 なんで今頃こんなややこしい話を…といわれそうですが、既に通貨の切下げ競争みたいなものは世界で始まっています。これがブロック化につながっていった場合には、ブロック間対立が醸成されていく懸念をはらんでいます。今回の米中の動きは、今後このブロック化の動きを加速しかねないものでもあります。今後、EUは加盟国の増加を図り、市場規模を拡大するものと思われますが、日本はどうしようというのでしょうか…。米中間の経済関係が深まれば深まるほど日本の役割は増すはずなのですが、もし、円高という競争力の減退で追い込まれていったら…。目先の株価のことを考えるのもいいのですが、ちょっと先のことを考えると今からの日本の進むべき方向や、物色対象が見えてくると思うのですが…。なんとか政権を…と躍起になっている先生方、あなた方の肩にのしかかってくるものは、「官僚政治の打破」とか「安心して暮らせる日本」などという、甘っちょろいものではありませんよ。

 調整待ちの間、ちょっと最近気になることを書いてみました。

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米国景況感は着実に改善…ニューヨークダウは需給の因縁場に
 おはようございます。
 週明けの米国株は、一部保険会社や大手家電量販の冴えない決算から、反落して始まったものの、立会時間中に発表された6月の新築一戸建て住宅販売件数が8年ぶりの大幅増になったことを好感。住宅株やこれまで同市場の低迷が収益の足を引っ張ってきた金融株が買われたことから、引けにかけて急進し、結局、ニューヨークダウは3日続伸して終わりました。

 米国株の上昇は、リスク資産への投資を促し始め、高金利通貨買いからドルが下落。原油価格は2年ぶりに9連騰し、一時1バレル69ドルをつけたほか、ドル安ヘッジとしての金価格も上昇しています。一方、安全資産として買われてきた米国10年債は、景況感の改善や今週から始まる1150億ドルの財政資金調達を嫌気して軟化。昨日は3.77%まで金利が上昇し、6月10日につけた3.936%に近づいています。まだ、景気の先行きをめぐり強弱感の対立があり、債券と株式は綱引きを続けていますが、このところ金利の上昇傾向が定着(価格は下落傾向)。債券保有リスクが高まり始めています。あぶりだされた資金の行方が注目されるようになってきました。

 この日発表された6月の新築一戸建て住宅販売件数は前月に比べ11%の増加。年率換算では、38万4000戸となり、5月の34万6000戸を大幅に上回り、3ヶ月連続して改善。伸び率は2000年12月以来のもので、市場予想の35万2000戸も大幅に上回っています。週間住宅ローン申請指数をみると、このところ30年もの住宅ローンの金利がじわじわと上昇。借り換えが一服する一方で、新築住宅建設用ローン申請が増加傾向にありましたので、この数字には意外性はありませんが、長期金利の上昇基調の定着が新築住宅建設需要の駆け込み的な増加を促している可能性もあり、今後の住宅購入関連指数の動きが注目されます。

 米国株は、週末に分析したように新たなゾーンに入り堅調に推移しています。ここから一気に下降バンド内の上値抵抗ライン(土曜日朝の書き込みのチャート参照)に突っかけるか、それとも、一旦は下値支持線を確認に来るのかの分岐点に差し掛かっています。現在の9000ドル付近は、昨年10月から今年1月にかけ約3ヶ月もんだゾーンであり、一気に上抜けられるかは疑問。業績の株価に与えるインパクトも減少してきており、当面は9000ドルをはさんだもみ合いに移行するのではないかと思われます。指数的な過熱感も目立ってきましたので、目先は、慎重に構えたいと所です。

 27日の米国株
 ニューヨークダウ 9108ドル51セント  +15ドル27セント(0.17%)

 NASDAQ総合指数  1967.89ポイント  +1.93ポイント (0.10%)

 S&P500     982.18ポイント  +2.92ポイント (0.30%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  10175円 +95円

              (円建て)   10125円 +45円


 米国株は小幅高、CME日経平均先物は1万100円台に乗せて帰ってきました。米国株上昇によるリスク選好の高まりから、ドル・円が売られたほか、円はドルに大しても軟化。95円台前半の取引になっています。ユーロに対しても軟化し135円台の取引になっており、昨日に続き、輸出株主導の流れになりそうです。昨夕、民主党のマニフェストが公表されており、関連株が物色されそうですが、既に先食いした部分もあり上値に関しては大きなものが期待できないかもしれません。今日も、決算発表を見ながらの個別物色の流れと、昨日10万枚近くまで膨れ上がった先物市場の動きが市場を振り回すことになりそうです。また、昨日の海運株にみられるように、予想を下回る決算を出したものは容赦なくたたき売る動きもありますので、決算発表ものは慎重に対処したいところです。

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決算発表が始まった…でも前提は流動化しており予想は信じられない
 週明け27日の日経平均株価は144円11銭高の10088円66銭、TOPIXは7.78ポイント高の928.26と。ともに9連騰して終わりました。出来高概算は20億7400万株、売買代金は1兆3862億円と、前週末を下回っており、主力投資家は依然として見送り姿勢を持続しているようです。また、日経平均サイコロは9勝3敗、騰落レシオは110、RSIは62、25日線かい離は+4.7%となりました。

★サイコロジカルラインが加熱ゾーンに入ったが…?
 日経平均の9連騰は実にバブル相場に入っていた1988年2月以来のこと。サイコロジカルラインは7月13日の2勝10敗から一気に駆け上がり、加熱ゾーンに入ってきました。ただ、底値ゾーンから一気に情下したサイコロジカルラインのケースでは、押し目買いになりますので、ここでは機械的な適用はしない方がいいでしょう。25日線が目先の警戒ゾーンの3%を上回っていますが、底値からの急速な立ち上がりですから、7%をめどにしてもいいかもしれません。とりあえず、騰落レシオとRSIの動きを注目し、全ての指数(特に日経平均週足のRSI、サイコロの売り信号発信)が売り信号を出すくらいまでは、順張りでいいんでしょう。

★出来高をみているとやはり先物の一人相撲か? 
さて、週明けで手がかり材料難とはいいながら、週末の米国ではニューヨークダウは高く、CME日経平均先物も1万円大大台乗せ…。為替も1ドル94円台後半で落ち着いた動き…。おまけに、今日の日経朝刊では、「日立が上場子会社5社を完全子会社化」、おまけに、中国が消費刺激策として実施している家電購入補助の上限を撤廃する…と、サプライズな記事が2本。まるで、電機株を買え、といわんばかりのながれでしたね。これだけ、お膳立てが揃ったら、日経平均は上がらないはずもなく、今日は、寄付きから先物にまとまった買いが入り高くスタート。1万円大台乗せでは、同価格のコールオプションを売った筋がヘッジの先物買いを出したりしたことから、裁定買いも誘発し、日経平均は年初来高値を7円ほど更新しています。ただ、引けにかけては先物の利食いから、上げ幅を減じて終わっていますが、薄商いにもかかわらず裁定解消売りがでても大きく値崩れしなかったのは、押し目待ちの指値が結構入ってきているんではないでしょうか。いずれにしても、今日も先物業者と目先筋の一人相撲で終わった感じですね。
 
★日経平均の目標は1万2200円…?
 さて、以前から、上げの三ヶ月を経過する6月初旬は要注意…。その後の調整日柄は週足で4週~5週としてきましたが、今回の立ち直りは想定どおりの流れをたどっています。また、そのとき書いたことは、「2003年と2005年の各上昇相場を引き合いにし、踊り場形成後には、踊り場形成前の上昇幅が、次の出直り相場後に出てくる…」としました。本日高値を更新したことで、この流れも当たりそうな感じになってきましたね。3月をスタートにした相場は、7021円から10170円まで、約3150円上昇しています。17日安値が9050円ですから、同じ幅を当てはめると1万2200円という数字が出てきますが、果たしてどうか…?

 このコーナーでは、以前から、3月のザラ場安値6994円を基点に1万1300円前後が期待できるとし、昨年3月17日安値1万1787円付近を目標値として掲げてきましたが、ほぼ、さきほどの目標値(1万2200円)とも整合性がとれており、このゾーンを当面の警戒ラインとしてみておけばいいでしょう。このゾーンに来たときに、短期、中期の各テクニカル指標がどういう数字になっているかで、次の行動を考えたらいいでしょう。

★全ての予想の前提が流動化しており、信じられるのは実績だけ
 ただ、ファンダメンタル分析を中心にするアナリストやマスコミ関係の人には、まだまだ弱気が多いようです。今日から決算発表が本格化してきましたが、先週末の日経平均の今期末予想EPS(一株あたり利益)は240円…。PERは41倍ですから、どこから見ても立派な割高市場です。でも、来期は大手証券の予測ではEPSは500円台に拡大する…とのことですから、1万円大台はPER20倍ということになり、これ以上買うと割高になlってしまうので、決算発表を見ながら、「現実の厳しさに、期待感の行き過ぎが修正される…」としています。でも、アナリストが予想を立てる前提そのものはどうなのでしょうか…。また、円高論や米国景気低迷論が支配的になっているときに経営者側から強気の見通しが出てくるものでしょうか…。もしかしたら、実際の景気とアナリストや企業経営者の予測との間にかい離が生じてきているかもしれません。もし、相場がそれを織り込んでいるとしたら…。

 第2四半期決算がピークを迎えている米国では、S&P500の採用企業のうち、これまで発表を終えた企業のうち8割近くがアナリスト予想を上回っているといいます。日本でも多くの企業が前期末に今後発生する可能性のある損失を前倒し計上していますので、内容的に冴えないものでも赤字幅が減少したり、黒字幅が拡大するなどの成果が見えるものが出てきそうです。この動きは、今後、期を追って強まっていきますが、そのときに欧米経済のファンダメンタルが変化してくれば、業績の変化率もそれにつれて拡大してくるはずです。

 今の、世界経済は、予想の前提そのものが流動化していますから、必ずしもアナリストや企業側が発表する数字は絶対的なものではありません。唯一信用できるのは実績数字だけ…。投資家それぞれが、実績数字を見ながら、今後の予想を立てていくことになりますが、それぞれの投資家がかけている眼鏡(弱気なのか、強気なのか…)によって、先行きの見通しも変ってきます。だったら、全ての人の思惑が寄せ集まった株価を信じるしかないと思いますが…。

 2002年後半から、2003年、2004年と企業業績がどのように変化していったか…以前にも書きましたが、再確認しておく必要がありそうです。ただ、当時と違うことは、世界的な規模の消費バブルが沈静化していること…。現在は、極端な落ち込みのところから立ち直ろうとしているところ。でも、同時に立ち直ってきたら与えるインパクトは相当に大きいはず。米国の住宅ばかりに目が行っていますが、先週の日経夕刊では米国株式の時価総額が380兆円増加した…という記事がでていました。家計の中に組み込まれている株式や投資信託の比率はかなり大きなものがありますから、株価上昇からの資産効果も期待できるかもしれません。

 土曜日の書き込みで、ニューヨークダウが2000ドル幅の下降バンド内に戻った、とかきましたが、米国株も案外このあたりを織り込み始めたのかも知れません。決算発表を前に、発表内容を見るときの留意点を書きましたが、一人で全部をカバーできるわけもなし、結局、決算発表の乱高下は見送って、後の相場にかけるのもいいかもしれません。それにしても、決算発表が始まったとたんテーマ株がおとなしくなってしまいましたね。 日本調剤、新日本空調、サカタのタネ、いずれも経過良好…。

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米国株は高安まちまち…日本株は決算発表本格化で来週は個別株が乱高下か
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたマイクロソフトとアマゾンの冴えない決算を嫌気して反落して始まりました。その後、ミシガン大消費者信頼感指数(7月)が前月水準を下回ったものの、アナリスト予想は上回り、景況感の改善が進んでいることが示されたことや、原油価格がフォードの好決算や景況感の改善を受けて1バレル68ドル台に上昇したことを受けてエネルギー関連株が買われるなどしたことから、引けにかけて上伸。結局、ニューヨークダウやS&P500は続伸して終わりました。ただ、マイクロソフトやアマゾンの減益決算の影響が残ったNASDAQ総合指数は13営業日ぶりに反落して終わっています。

 この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(7月)は、66.6。前月の70.8を下回り3ヶ月ぶりに悪化しました。消費者期待指数が前月の69.2から63.2に悪化するなど、所得や雇用面で先行きに対する悲観的な見方が強まりました。ただ、アナリスト予想の平均値65.0は上回っています。また、商務省が発表した第2四半期の空家率は2.5%。第1四半期の2.7%から改善し、2006年第3四半期以来の水準に低下。住宅状況が改善に向かいつつあることを示しました。

 また、この日は、米国トラック輸送2位のコンウェイが決算を発表。EPSは54セントを計上しましたが、アナリスト予想を4倍以上上回るもので、米国の景況感の好転から荷動き状況が改善されているとして、市場は好感しています。また、保険持ち株会社チャグが通期の業績見通しを増額修正したことも保険会社全般の買いにつながりました。

 analytic.gif
 
 今週、ニューヨークダウは本来の下降バンド内に復帰し、2000ドル幅のバンド上限を目指すことになる…と書きました。上の図は、直近の株式レポートから引用したものですが、これまで色んな抵抗線をクリアしながら上昇してきていることが分かります。市場最高値をつけたあと、約2000ドル幅の下降トレンドを描きながら下落してきましたが、昨年のリーマンショックで、この下降バンドを下方突破していました。その後の出直り過程では、過去の高値を結んだ上値抵抗線、本来の下降バンドの下値支持線などが抵抗ラインとして株価を押さえてきましたが、チャートに示したように、今週の上げで、再びバンド内に復帰しています。

 まだ、下降トレンド内の動きですから警戒するに越したことはありませんが、このバンドの幅は2000ドル以上ありますから、この範囲内では強気方針に転換したといえそうです。当面、内部にある上値抵抗線まで一気に行くのか、それとも、バンドの下限ラインが下値抵抗に変ったのかを確認しに行くのかが分かりませんが、下値に新たな支持線が出来ており、この支持線と、バンドの下限ラインが交錯するところ(図中に○で示したゾーン)がポイントになりそうです。(図はクリックすると拡大されます)

 24日の米国株
 ニューヨークダウ 9093ドル24セント  +23ドル95セント(0.26%)

 NASDAQ総合指数  1965.96ポイント  -7.64ポイント (0.29%)

 S&P500     979.26ポイント  +2.97ポイント (0.30%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  10085円  +145円

              (円建て)  10035円  +95円


 米国株は高安まちまちで終わりましたが、CME日経平均先物は、10000円大台を回復して帰ってきています。特にドル建ての日経平均は6月の戻り高値水準を既に上回ってきており、先行きの円高予想が強まれば欧米からの買いの勢いも強まりそうです。為替は、対ドルで94円台後半の動きになっており大きな変化は無いものの、来週の相場は、10000円大台挑戦の動きから堅調な展開が予想されそうです。昨日夜も書いたように、来週からは企業決算が本格化してきますが、先物筋の荒っぽいやり方が個別株に波及。予想を下回る業績を出した企業が徹底的に売り叩かれるような展開も予想されます。本来なら引き続きテーマ株を物色したいところですが、決算発表日と内容を事前に確認しながら手がけないと、発表される数字いかんでは手痛い目にあわないとも限りません。手放しの強気は止めたほうがよさそうです。

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景況感対立の行方が、債券市場と株式市場の綱引き勝負に決着をつける…
 週末24日の日経平均株価は151円61銭高の9944円55銭、TOPIXは11.79ポイント高の920.48と、ともに8日続伸して終わりました。出来高概算は25億9400万株、売買代金は1兆6100億円と、8連騰ともなると流石に増加に転じてきました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは104、RSIは53、25日線かい離は+3.4%…。一応巡航速度ですが、25日線かい離の3%越えは、青信号の点滅というところでしょうか。9日連続安のあとの、8連騰…。あと一日上がれば騰落日数では追いつきますが、果たして下落幅も埋めきれるか…。来週の課題になりますね。

 相場環境は最高の状態でスタートしたんですが、終わってみれば、昨日の宿題として残っていた今月2日に9869円から空けていた窓埋めを達成できずに終わっています。派手に動いた感じがしますが、昨日の高値9861円をわずかに2円上回っただけ…という状態。日足罫線では「毛抜き」みたいな格好になっていますから、来週の動きがちょっと気になります。しかし、あと3文が埋められないとは…。「窓埋めさえ出来ない」、「1万円の大台さえ回復できない」となると、目先筋の動きが変化。債券先物がするすると上げはじめ、一時は日経平均と債券先物が同時に上昇するという奇妙な状態になっていました。債券先物の上昇時には、株の先物が緩み、裁定解消売りが出る場面もあったようですが、今日は出来高がありましたので、下落にはつながらないで済んだようです。

 それにしても、今の状況を象徴するような動きですね。先日から、金利の動きを注意するように書いてきましたが、まだ、景気の先行きを懸念する投資家が多く、債券を運用対象にしているようです。特に手元資金の豊富な地銀に債券を買うところが多いようですが、米国では、今月10日の3.27%を底に金利は上昇に向かい、昨日は3.71%まで挙げてきています。企業業績が予想外に良い事や景気指標の改善、金融当局者の「緩慢な改善過程に入った…」など、景況感の改善を受け金利が上昇に向かっているものと思われます。一部に、財政状況の悪化や来週から始まる過去最大の財政資金調達(1150億ドル)を意識して、金利が上昇している…とする向きもありますが、景況感の改善が金利上昇の背景にあるとしたら、債券を持つリスクは大きくなってきます。

 昨日、10年国債金利が3.71%に上昇(価格は下落)する一方で、株式市場の出来高が15億近くに増加したことをみても、安全資産として資金が逃避していた債券市場から資金が流出し始めた…とする見方も出来ます。景気の先行きをめぐっては、投資家間の見方が大きく異なっており、それぞれ資金の投入先は違っていますが、まだ、先行きの弱気が多く、債券市場には巨額の投資資金が眠ったままの状態。ところが、株価は一方的に上がっていきますし、景況感の改善とともに債券を持つリスクは急速に高まってきています。いまのところ、米国10年債の直近金利の高いところは6月の4.01%ですが、これに近づくとともに債券市場からの資金の流出が始まり、株式市場の需給関係が大きく改善してくる可能性があります。ここからは、景況感が全て…。改善すればするほど債券保有のリスクは高まってきますよ。

 一部に原油や非鉄、穀物などが面白くなる…としきりに言う筋がありますが、一昨年から昨年にかけあれだけ大きな相場を出し、シコリ玉がたくさんあるのに果たして思うような相場が出るのでしょうか。まず需給関係の整理が第一のような気がするんですがね。その意味では、徹底的に叩き売られ玉関係の整理がすっきりしている株式の方が魅力があるように思うのですが。まあ、来週以降米国の債券市場がどう動いてくるかをみていればある程度株価の動きも予測できるはずです。

 さて、その米国株ですが、朝も書きましたように、因縁場の上値抵抗ラインを抜け、本来の下降バンド内に戻ってきました。下降バンドとは言え、幅は2000ドルありますから、結構なものですよ。当面、上抜いた抵抗線が下値支持線に転換しているかどうかを確認する下げが出るかも知れませんが、このラインが固まればあとはしめたもの…。2000ドルくらい上にある下降バンドの上限に向かって動き出すはずです。いよいよ、面白くなってきました。

 日本株は、来週から4-6月期決算の発表が本格化してきます。当面は増収総益を」期待することは出来ませんが、減収増益に転換するところや、減益幅の縮小が評価されるところが増えてくるはずです。特に株価の上昇で、前期決算で一兆円を越えていた株式の評価損が減少するだけでも収益の改善効果が出てくるはずです。まあ、だめもと…で見ていきましょうか。ただ、業績感応相場に移行すれば、テーマ株物色がやりにくくなってきますので、今週のような派手な動きはなくなるかも…。業績面で評価できる日本調剤、酉島製作所、来期まで展望して原子力関連の新日本空調などに注目か?

 先物筋の皆様、来週はちょっと緩めてくださいね。それと、大証さま…こんなに関与率が高く、ほとんど株価操作と同じような状態になっていても問題はないのでしょうか。手数料だけ落としてくれればそれでいいんでしょうか。

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中古住宅販売統計がサプライズ効果…ニューヨークダウは関門突破
 おはようございます。
 昨日の米国株は、予想を上回る企業決算への期待感と高値警戒感が交錯。前日と変らない水準で始まったものの、スリーエムの決算が市場予想を上回ったほか、今四半期の見通しを増額修正したことから、全般に買い気が戻り株価は上伸。その後、6月の中古住宅販売が3ヶ月連続の増加になっただけでなく、在庫も減少する…というサプライズをともなう指標が出たことを好感し、住宅建設関連から資源関連まで買われ、ニューヨーク市場に上場する株の82%が上昇するという全面高商状になりました。出来高も14億株に接近しており、久しぶりに中味をともなう上昇になりました。ニューヨークダウは今年1月来の9000ドル大台回復、NASDAQ総合指数は12営業日連続高となり2000ポイントの大台に大手をかけてきました。

 この日発表された6月の中古住宅販売件数は前月比3.6%増加し、年率489万戸になりました。アナリスト予想の484万戸を上回り、2004年以来の3ヶ月連続になっています。また、在庫は前月比0.7%減の382万戸になっています。米国の住宅販売では新築よりも中古住宅の販売の方が規模の大きさから注目されますが、販売が増加するとともに、在庫が減少するというパターンが定着すれば、やがて下落中の販売価格にも影響を与えてくるものとして、市場は注目しています。この日は、これを受け、S&P500に採用された住宅建設株全てが上昇するという、サプライズ効果をもたらしました。

 また、同日発表の週間失業保険申請件数(~17日)は、前週比3万件増の55万4000件になりました。市場予想の55万件とほぼ同水準になっています。また、11日に終わる週の需給者総数は622万5000件となり前週から8万8000件の減少になっています。傾向をみる4週移動は56万6000件となり前週の58万5000件から減少。申請件数の増加傾向に歯止めがかかりつつあることをしめしています。

 株価は、市場予想を上回る企業決算に加え、中古住宅販売件数の増加・在庫の減少というサプライズ指標の登場、週間失業保険申請件数の受給者総数の減少定着化などを交換し、揚げ足を早めてきました。ニューヨークダウも懸念されていた上値抵抗線をわずか一日の調整で突破。経済指標のサプライズ効果が発揮されています。昨日の上げで、ニューヨークダウは本来の下降バンド内に復帰したわけですが、このバンドの幅は約2000ドルあり、次の上値抵抗線に到達するまでは強気相場が展開されることになりそうです。ただ、既に上昇トレンドに復帰したNASDAQ総合指数と異なり、ニューヨークダウは依然ダウントレンド内の動き…。次の焦点は昨年11月第一週につけた戻り高値9711ドルを更新して、上昇トレンドへ復帰できるかどうか…。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ  9069ドル29セント  +188ドル03セント (2.12%)

 NASDAQ総合指数  1973.60ポイント  +47.22ポイント  (2.45%)

 S&P500       976.29ポイント    +22.22ポイント (2.33%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  10010円  +230円

              (円建て)  9960円   +180円


 米国株は大きく反発、CME日経平均先物も1万円の大大台に接近して帰ってきました。また、株価の上昇でリスクテイクの動きが強まりドルが売られた一方、米国で債券が売られたことから日米金利差が拡大するとして、円は95円台に売られています。週末要因を除けば、相場環境としては申し分の無い状態で、本日も強気相場が続くことになりそうです。日米とも今後の焦点は債券市場の動き…。米国では景気回復期待から債券市場が軟化し、一方で、株式市場の出来高が増加し始めており、債券から株式への資金シフトがおき始めている可能性を否定できません。本日の日本株も基本的な流れは同じ。先物の買戻しに加え、債券先物の軟化から、株先物との裁定取引が増加。これが裁定買いを誘発し、指数を押し上げる動きも予想されます。基本的に昨日の流れを引き継ぐ格好ですが、為替の95円台が定着すれば輸出関連の一段高も…。(不安要因は、昨晩発表されたマイクロソフトとアマゾンの決算がいまいちだったこと。GLOBEXの動きには注意…)。

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毎日書きたくないけど、先物市場の偏った手口に不信感を持つ当局者はいないのか?
 23日木曜日の日経平均株価は69円78銭高の9792円94銭、TOPIXは2.11ポイント高の908.69と、ともに7日続伸して終わりました。出来高概算は22億6300万株、売買代金は約1兆4000億円でした。前日比ではやや増加したものの、相変わらずの薄商い…。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは97、RSIは47、25日線かい離は約1.9%と巡航速度の数字…。

 9連敗の後の7連勝…。米国のインテルとゴールドマンザックスの決算発表以来、潮目が変ってしまいましたね。昨晩の米国株は、銀行の惨憺たる決算発表が相次ぎ、流石のニューヨークダウもお辞儀して終わりましたが、IBM、インテル、アップル…と続くハイテク企業の好決算はNASDAQ総合指数を11連騰させています。今日の日本株は、米国株の流れを受け、ハイテク株が堅調に推移したほ6か、6月の貿易収支が昨年3月以来の高水準になったことを好感。輸出株中心に買われています。内需株の寄与度が大きいTOPIXに比べ、ハイテク株の影響が大きい日経平均の上げ幅が勝ったことをみても、輸出ハイテク株の流れだったことが分かりますね。

 ただ、日経平均の終日の動きについては、今日も一言書かねばなりません。米国株が高安まちまち、CME日経平均先物も小幅高と相場的には中立要因。一方で、円は93円台半ば…。ドルが売られているほか、債券もしっかりだったため、円高懸念が強く残り、前場中は前日引け値をはさんで冴えない展開が続いていました。しかし、いつものように昼休みに入ると、まずシンガポールの先物市場で、日経平均先物が上昇を開始。また、為替市場では、円が突然売られ94円台に軟化。後場に入ると、これを受け、お約束どおり外資系証券からまとまった先物買いが入り、裁定買いも手伝い日経平均は急騰。一時は9861円まで上がっていました。しかし、その後は、債券先物市場が上げはじめ、今度は「債券先物買い・株先物売」のロング・ショートポジションが入るとともに、株式市場では現物と先物とのサヤが逆転。裁定解消売りがでて、急速に上げ幅を縮小する…というややこしい動きをしています。

 なんだか、毎日同じことを書いているような気がします。昨日の日経平均先物の出来高は7万4130枚。そのうち、ダントツに多いニューエッジの買いは1万3489枚…。次のUBSの買いが7444枚ですから、ニューエッジの突出振りが目立っています。UBSの次はGSの3496枚ですから、上位2社の多さが目立ち、この2社だけで全体の30%近くを占める商いになっています。昨日も、今の先物市場の姿が果たして正常なのか…という疑問を呈しましたが、この数字を見て不自然さを感じなかったらおかしいし、なんらの手も打たない大証の態度にも不自然さを感じます。もし、この両社の商いが共通の意思を持って行われていたら、明らかに株価操作の疑いがあるとみなされても仕方が無いとおもうのですが…。大証は何らかの調査を行われたのでしょうか。それとも外資系証券は治外法権で何でもあり…なのでしょうか。この2社が突出した商いを続けている状態はかなり長きにわたっていますが
、なんらのコメントも出てこないのは不思議で仕方がありません。こんな少数・特定の投資家の意思で動きが左右される市場なんていまどき新興国の市場でも無いのではないでしょうか。

 まあ、「じゃあ止めるよ」といって、取引を止められたら手数料ががた減りして大証も困りますから、少々無茶をやっても文句をいえないんでしょうけど…。早いとこ何とかしないと、投資家は皆逃げていきますよ。
  
 毎日、毎日先物や、裁定取引の文句ばかり書いても仕方がありませんが、このところ日経平均とTOPIXの間のNT倍率が記録的なところまで拡大してきましたから、今度は、日経平均先物売りのTOPIX先物買いのロングショートポジションが組まれ、これに絡んで折角戻りに入った日経平均採用のハイテク株が売られる…など、ファンダメンタルと関係の無いところで株価形成が行われるんでしょう。何とかしないとね~。

 ただ、こちらは指数なんか無視してやっていますのでまったく関係ありません。このところ、鉄道関連など野村證券から出てくる資料で株価が動くケースが多くなってきましたが、今日は、スマートグリッド関連の資料を公表。電線株などの関連株が賑いました。昨日の世界的な鉄道敷設関連やスマートグリッド関連は、このコーナーが注目し続けてきたテーマでもありますし、最近の株式レポートでも関連株を多く取り上げておきましたので、今日も、メガチップスや京三製作所などが大幅に値上がりしていましたね。野村さまさまです。大手証券が詳しい資料を提出し、相場観をリードしていくやり方は往年の シナリオ営業を彷彿とさせますが、外資が好き勝手なことをやるなら国内証券だって往年の力を取り戻すために昔の営業法を取り入れてもおかしくは無ないでしょう。どんどんやったら良い…。もっともどこかから「何をやっているんだ」と説明を求める天の声が聞こえてくるんでしょうけどね。天の声を向ける先が違うような気がしますが…。

 ただ、シナリオ営業であろうが何であろうが、ちょうちんが着くことは、大衆投資家がテーマ性に着目しているからに他なりません。ただ株価だけが、仕掛け筋の存在で動く株とは、テーマ性があるだけましです。昨日も日本で生まれた色々なシーズの話を書きましたが、最近のテレビを見ても、介護の補助ロボットや障害者の衰えた機能を補助する器具が次々に開発されています。その中にもモーターが組み込まれているようです。日本電産が東洋電機の買収を試み、会社の反対で断念しましたが、今後電機自動車だけでなく、鉄道などさまざまな分野でモーターの利用が拡大する…という読みがあったようです。大きなワッカが回転して原油をくみ上げる様子はおなじみの風景ですが、中国ではリニアモーターを使い上下動で原油をくみ上げる方式が普及を始めています。すでにこんな分野でも、モーターが活躍しはじめているんですね。

 昨日も、既存のものと置き換わる形で新しい技術が普及していく…と書きましたが、原油採掘の現場で起きている回転から上下動への変化もそれを裏付けるものです。

 そろそろ、外出しなければなりませんので続きは又にしますが、新しく生まれるニーズを満足する企業には大きな株価の成長が待っています。また、新たに開拓する市場が無いようにいわれている日本でも、新技術を投入した介護機器で新たな成長分野が開けてきています。日本経済は決してボトルネックに陥っているのではありません。それを邪魔している「何か」が今の日本にある、ということが問題なのです。今回の選挙で解決されるとは思いませんが、一歩近づくことだけは間違いないことです。今度の選挙には、久しぶりに出かけて一票を投じるつもりです。でも、投票所にいくって何十年ぶりかな~。

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ニューヨークダウ下落、NASDAQは11連騰…金融安定評価相場から景気回復先取り相場へ移行?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、不良債権の増加などから冴えない決算を出した金融株が売られる一方で、アップルやイーベイなどハイテク企業が予想を上回る決算を発表して買われるなど、決算の内容をめぐって明暗の分かれる展開となりました。銀行大手ウェールズファーゴの決算で商業用不動産融資の悪化など不良債権が大幅に増加したことや、USバンコーポなどこの日発表された銀行株の決算がいずれも市場予想を下回るものになったほか、不良債権の増加など資産内容の悪化が確認されたことを嫌気し、ニューヨークダウやS&P500は8営業日ぶりに反落して終わっています。一方、市場予想を上回る決算発表が続くハイテク企業やソフト企業が多いNASDAQ総合指数は11営業日連続の上昇となっています。

 米国では決算発表がたけなわになっていますが、レバレッジを効かせたディーリング益で好決算を記録したゴールドマンザックスやJPモルガンに比べ、リスクを取れなかったモルガンスタンレーなどとの業績格差が目立つなど、金融業界での勝ち組と負け組みの差がはっきりと出てくる内容になりました。ただ、勝ち組と言われる銀行でも、不良債権の増加など資産の劣化は着実に進行しており、ディリング益が減少すれば、マイナス面が一気に表面化するリスクをはらんでいます。一方、ハイテク企業を中心に業績回復の動きが始まっており、大手調査会社の集計では、S&P500採用企業の既発表分で事前予想を11%以上上回っている、といい、景気敏感株優位の展開になりつつあります。

 以前から、米国株は金融危機の安定化を反映した上昇第一ラウンドから、景気底打ち・企業業績の回復を反映した上昇第二ラウンドに移行。指標はニューヨークダウやS&P500からNASDAQ市場に変化する…と予想してきましたが、どうやらその兆候がはっきりしてきたようです。

 さて、昨日もニューヨークダウはテクニカルな関門に差し掛かっており、いったんは小幅調整する可能性がある…と朝の書き込みでも指摘しました。昨日書いた上値抵抗線のほかにも下落中の52週株価移動平均線が覆いかぶさっており、ここは嫌でも上値抵抗を意識せざるを得ないところ。既に上昇トレンドに転換したNASDAQ市場とことなり、ニューヨークダウは依然下降トレンド内の動きを続けており、当面の正念場に差し掛かっています。ただ、この上値抵抗ラインを突破し、再び、本来の下降バンド内に復帰すると、上下の幅は2000ドルありますから、一段の上昇が期待できることにもなります。ここしばらくは、決算発表次第で明暗を分ける動きが続きそうですが、そろそろ総論的な景気の変化を示す経済指標の発表がまたれるところ…。

 22日の米国株
 ニューヨークダウ 8881ドル26セント -34ドル68セント (0.39%)

 NASDAQ総合指数 1926.38ポイント  +10.18ポイント (0.53%)

 S&P500   954.07ポイント  -0.51ポイント (0.05%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9810円 +80円

             (円建て) 9755円  +25円 


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は小幅高で帰ってきました。為替市場では、円の対ドル相場は93円台なかばで、昨日と変らない水準で、相場的には中立。本日も先物優位の展開は避けられず、為替、債券、GLOBEXをにらみながら、先物筋の動きを注目するうっとうしい相場展開が続きそうです。ただ、昨日の鉄道、農業、環境など個人を中心にしたテーマ株物色の流れは本日も続くものと予想され、各論ではにぎやかな相場になりそうです。アップルの東芝へのフラッシュメモリー大量発注などハイテク株への関心が高まりそうですが、米国でもフィラデルフィア半導体指数(SOXX)が上昇するなどしており、昨日に続き、電子部品株が賑うことになりそうです。まあ、大崩れしない限りあまり指数の動きを気にしても仕方が無いと思うのですが…。

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今日も先物、明日も先物…? 目を向けるべきは新たな需要創出株
 22日水曜日の日経平均株価は71円14銭高の9723円16銭、TOPIXは5.03ポイント高の906.58と、ともに6日連続上昇して終わりました。出来高概算は20億8700万株、売買代金は1兆3180億円と、相変わらずの薄商い。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは103、RSIは43、25日線かい離はプラス1.1%でした。株価は連騰していますが指数的には過熱感は出ておらず、順風状態になっています。

★今日も先物。明日も…?
 米国株は高かったものの、93円台の円高を嫌気し、CME日経平均先物はわずか10円高で帰ってきました。今日は、先物が小幅安でスタートし、全般頭の思い動きでしたが、環境関連が続伸したほか、野村証券が鉄道ビジネスに強気の資料を発表。日本信号の投資判断を引き上げたことから、京三製作や近畿車輛、東洋電機製造など鉄道関連が軒並み買われるなど、テーマ色の強い展開となり、個別株は結構賑わいを見せていました。一方、GLOBEX米国株先物安や円高基調の継続から、先物筋の売りが溜っていたところに、昨日と同様に後場から買い仕掛けが入り、日経平均は急伸。一時は100円近く上昇する局面がありました。

 このところ、為替やGLOBEX、債券市場の動きを絡めた先物の動きに注意するように書いてきましたが、この日は、後場に入り債券先物が下落…。同時に、株の先物にまとまった買いが入り、これが先物の踏みを誘って日経平均が上伸しています。結局、今日も先物市場間の裁定取引の影響を受けて高かった、ということですね。でも、その操作をやっているのが一部の外資系証券会社ということですから、果たして今の株価が大衆のさまざまな思惑を反映して動いているものかどうか…。ちょっと疑問に思ってしまいます。本来、先物は現物市場のヘッジを目的に誕生したはずですが、最近は、先物の売買事態が目的化してしまっています。

★先物と現物市場間にある不公平感の是正を
 先物が本来の現物のヘッジという目的と離れてくると、レバレッジの比率が高く、少ない資金で大きな売買ができる先物と現物との間には不公平感が生まれてきます。今のように、少数の投資家が手がけるデリバティブが現物市場を振り回している今のような株式市場の状態で、果たして経済や政治などの将来の思惑を織り込めるものかどうか、極めて疑問に思わざるを得ません。東証や大証も自分らが儲ける事ばかり考えないで、そろそろ個人投資家を育てるためにも制度改革に取り組む必要があるのでは無いでしょうか。それにしても、米国のいうとおりに良くぞこんな大きな倍率を(操作がしやすい)単純平均方の日経平均先物に採用したものと、つくづく情けなくなります。

 まあ、ほっておいても個人投資家はどんどん指数銘柄から離れていきますから、そのうち、指数銘柄はボックス圏を上下するばかり…。指数外の銘柄は、どんどん上がって行く…という時代が来るかもしれません。そうなったら、「お宅の会社を日経平均の採用銘柄にします」と要請があったら、企業側から「とんでもないことをしてくれるな…」と、断られることもあるのでは…。
 
★指数外のところで始まっている新たな需要開拓相場
 まあ、このところ先物の話ばかり書いていますから、ついプッツンしてしまいました。ただ、今の相場は、指数を見ていても分からない各論相場。なんだか分けの分からない流れになっているような感じがしますが、井関農機や京三製作所、明電舎、GSユアサが次々と新値を更新しているように、新しい時代の潮流を映し出した動きが、インデックス外のところで進展していることは間違いありません。昨年の穀物や非鉄の上昇を受け世界的な規模で食料安全保障への取り組みが強まっていますし、省エネの動きは、自動車依存の輸送形態から鉄道依存へと変化。国内でも、ロボットメーカーが続々と誕生し、掃除ロボットや監視ロボットなど暮らしの豊かさや安全を保証する製品を投入しはじめたほか、介護や福祉の面でも力仕事を介添えしたり、失われた機能を補う機能部品が登場。また、ES細胞を使った再生医療の登場など、ほんの10年前には考えられなかった変化が始まっています。

 いずれもまだ揺籃期にありますが、これからじょじょに既存の産業を侵食しながら成長を遂げていくことになります。ただ、世界的な過剰消費の是正から経済のパイは縮小したままですから、これらの成長分野は既存産業と置き換わる格好で成長するため、現状に甘んじている大手企業がやがて淘汰の憂き目を見ることになります。これが、既存の主力企業で構成された指数が当てにならない理由でもあります。米国のダウ工業株30種のなかで、唯一残っているのはGEだといわれていますが、同社の業容は時代の変化に応じて常に変化してきています。果たして、既存のインデックス採用銘柄にこの変化に即応できる企業が何社あるか…。

★新たな需要を生み出す企業は夢とロマンに満ちている
 ごちゃごちゃ書いてもややこしいだけですが、今の世界では、まさに長期経済循環を押し上げる技術革新の時代が始まっているのです。成長のシーズ(種)がどんどん生まれているのですが、今の尺度では将来の成長性など図れるものではありません。それだけに、株価に思惑が作用してきます。「思惑」という言葉が悪ければ、「夢とロマン」と言い換えても差し支えありません。まさに、新産業に関連する株は理想買いの段階に入っているのです。わずか2年ほど前、GSユアサをレポートで書いたとき、何でこんな株…といわれましたが、いまや出世街道まっしぐら。700円台のコマツ製作所、500円台のトクヤマ、200円台の近畿車輌など、みんなレポートに書いたときには「何でこんな株」と非難されたものでした。でも、その後の株価は…。

 時代が大きく変化しようとしているときに、指数なんか「云々」していてはなにも分かりません。人や車が通ることで発電できる装置、ナノ単位の泡を溶かし込んだ水で作ったかまぼこがなかなか腐らない、解凍しても新鮮さが失われない冷凍法、小川やパイプ内を流れる水流を利用して発電する小水力発電、刺しても痛く無い注射針…などなど、今、日本の企業では物流など多方面に影響を与える技術が次々に開発されています。バクチ場に化した中国など新興市場を成長性があるとして持ち上げる海外のファンドマネージャー。民主党が政権をとったら改革が継続される…と、小泉さんと民主党を同等に見る海外マスコミ…。彼らは本当に日本の変化を知っているのでしょうか?恐らく、日本で起きている変化など、何も知らないと思いますよ。

 大きな潮流が表面化して業績に反映されだしたら、PERがROEが…と、わけの分からない数字を持ち出して格付けだ…投資判断の引き上げだ…ともったいぶったやり方をしてくるんでしょう。とにかく、世界的な過剰消費が元に戻るまでは、既存企業の過剰な生産力は削減されないといけません。しかし、世界経済が縮小均衡に向かう中で、成長できる企業は自ら新たな需要を開拓できるところしかありません。いま、その需要を生み出すシーズが世界のあちこちで生まれています。

 要は各論相場!

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米国企業決算発表は、市場予想を上回るものが続出…しかし、ニューヨークダウはテクニカル面の正念場に
 おはようございます。
 昨日の米国株は、建機大手キャタピラーの第2四半期決算が、減益ながらも市場予想を大幅に上回る数字を出したことを好感。続伸して始まりました。また、バーナンキFRB議長が議会証言のなかで「景気安定化の兆しが見られる…」と述べたことも好感されています。ただ、経営危機の渦中にあるノンバンク大手CITに破たん懸念が依然残っていると伝えられたことから、一時は、マイナス圏に沈む場面もありました。しかし、その後、アップルや製薬大手メルクなどが次々と市場予想を上回る決算を発表したことから、引けにかけては買いなおされ、結局、ニューヨークダウは過去2年間の連続上昇日数としては最長の7連騰して終わりました。

 株式市場では企業決算が次々と発表されていますが、これまでのところ発表企業の60%以上が市場予想を上回る決算を発表し、企業業績が順調に回復していることを示しています。これまでのところ、米国内を主要マーケットとする企業は人員削減などの合理化が奏功し、減収増益のパターンが多いようですが、キャタピラーやアップル、IBMなどのように海外市場を取り込んだ企業の場合、増収増益に転じる企業もあり、新興市場の成長力を取り込んだ企業の回復力が目立っています。米国の商務長官も、輸出を景気回復の原動力にしようと発言するなど、今後、米国の輸出傾斜が目立ってくるかもしれません。米国の企業決算の内容は、そのままこれから発表される日本企業の決算でも手がかりになるもので、国際展開している企業の業績回復が先行する可能性を示しています。
 
 米国株は順調な回復振りを示しています。ただ、FRB議長が金融緩和の出口論に関し、当分ゼロ金利状態が続くことを示唆。また、デフレ懸念が依然残ることから、債券へのニーズが高まっており、投資資金がリスク資産の株式に還流していないことが、出来高の増加につながらない原因になっているようです。ニューヨークダウは、一昨年8月安値、昨年1月、3月、7月の各安値を結んだ上値抵抗線に到達しており、このライン突破のためには出来高の増加が課題になってきます。当面、企業業績とならび、景況感の一段の改善を暗示する指標が増え、債券市場の価格下落リスク(金利上昇)が増加することがポイントになりそうです。いよいよ目先の正念場に来た感じです。

 21日の米国株
 ニューヨークダウ  8915ドル94セント +67ドル79セント(0.77%)

 NASDAQ総合指数  1916.20ポイント  +6.91ポイント (0.36%)

 S&P500       954.58ポイント  +3.45ポイント (0.36%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9725円 +75円

              (円建て)  9660円  +10円


 米国株は連騰したものの、CME日経平均先物は10円高とわずかな上昇で帰ってきました。FRB議長が米国の高い失業率がしばらく続き、景気回復の足を引っ張る懸念がある…と議会証言したことから、安全資産としてのドル・円が買われ、対ドルでも円高が進み93円台半ばに上昇したことや、衆院解散が実施された政局リスクを嫌気し、先物が伸び悩んだものと思われます。昨日は、先物筋のリードで日経平均は大幅高して終わりましたが、今日は、円高やCME日経平均先物が伸び悩んでいることから、昨日と一転して冴えない展開が予想されます。指数的には先物業者の思惑次第という展開ですが、衆院が解散されたことで、しばらくは政局は中立要因。また、企業業績の発表の本格化までには間がありますので、当面は、個人資金優位の展開で、各論相場が展開されそうです。ただ、あくまで業績感応相場に移行するまでの幕間つなぎの動きと思われ、基本は、業績増額修正期待がある企業の押し目を拾うところと予想します。その意味でも、米国の企業決算は大いに参考になるのでは無いでしょうか。

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薄商いのなか、今日も先物主導だったが、ハードルは越えた…
 週明け21日の日経平均株価は256円70銭高の9652円02銭、TOPIXは23.26ポイント高の901.55と、ともに5日続伸して終わりました。出来高概算は20億5000万株、売買代金は1兆2900億円と、市場エネルギーは一向に盛り上がってきません。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは92、RSIは39、25日線かい離はプラス0.4%でした。25日線を回復するとともに3本新値も陽転しています。今日も、結局、薄商いの中で先物に振り回された一日でした。

★やはり今日も先物先行の日 
今日の朝も書きましたように、米国株高、CME日経平均先物高、為替の安定基調…と、3連休明けの相場環境は良好な状態でのスタートになりました。ただ、衆院解散を控えて見送り気分が強かったほか、海外市場で一時円が94円台後半まで売られた分の買戻しがあり、円は93円台に上昇。すると、途端に先物市場ではまとまった売りが入り、あとはいつものように裁定解消売りから日経平均が伸び悩む展開になり、益々、見送り気分を強める結果になってしまいました。しかし、引けにかけては、前場中に売った分の買戻しか何か分かりませんが、まとまった先物買いが入り、今度はこれが裁定買いを誘い、引けにかけ現物も急伸して終わっています。ほぼ、同じ時間帯から円が94円台に軟化していますから、もしかしたら、「円売り・株先物買い」のポジションでも組んだのかもしれません。

 このところ、全て出来高が勝負…。商いが伴わなかったら先物次第でどうにでも動く…としましたが、今日もそんな感じの相場になっていましたね。ただ、指数には振り回されたものの、出遅れ株をしっかりかっていこうという個人投資家の意欲は旺盛で、このところ調整基調にあった環境関連株や米国の景気先行き懸念で売られていた資源・商社などの景気敏感株を買うなど、結構、リスクを考えながら、逆張りでやっているみたいです。小回りの効く個人投資家ならではの動きです。まあ、こんな感じでやっておけば、はしごをはずされても怪我は少ないと思います。

★テクニカルでは、抵抗線をクリア
 さて、中味に問題があるにしても、今日の日経平均の上げで、25日線(今日現在9615円)を回復しましたし、先週末に指摘しました、13週線(9440円どころ)、52週線(9510円どころ)を上回ってきました。また、下落過程で「下げの3空」状態になっていましたが、今日の7日に9619円から空けた窓も埋めてきました。一気に、上に行ってもらいたいところですが、折角、届いた25日線は、まだ下落基調。また、52週線もかなり強力な下落圧力を持っており、3本新値の陽転と上昇中の13週線回復の2点で上昇力を維持できるか…ここからは、プラスとマイナスのエネルギーの対立になります。それだけに、裁定解消売りを押し返すだけの出来高がほしいのですが、現状は…。結局、為替やGLOBEX、債権先物などとの兼ね合いで先物に振り回される状態が続きそうです。

★個別株も買いポイントに来たものから反発へ
 ただ、指数を云々しても仕方がありませんが、今日の朝も書きましたように、ここまでの調整で、上昇中の25日線に接近したり、上昇中の13週線に接近して買い場を迎えているテーマ株も結構ありました。今日の朝も、移動平均線に接近しているものを狙うように…と書きましたが、値上がり上位に顔を出した明電舎は先週末に13週線とのかい離修正を終えていましたし、GSユアサも週足では中途半端な調整ですが、日足をみると、このところ75日線で下げ止まる動きをしていました。わざわざちょんまげをつかみに行かなくても、ポイント、ポイントを捉えて買いに入れば今の相場は案外採りやすいはずです。ただし、資金の足は速いですから、利益は確実に懐に入れながらやらねばなりません。以前から、今の相場は「エスカレーター相場」ですから、途中で飛び乗っても、上の買いに着いたら一旦は下りて次のエスカレーターに乗り換えねばなりません。その乗り換える階が、日々線だったり週足だったりするわけです。パソコンを使ってスクリーニングすれば簡単に抽出できますよね。要は各論相場…ということです。

★解散が決まり、8月いっぱいは真空地帯
 さて、いよいよ、解散総選挙になりました。官僚の口車に乗せられて国民生活をおとしめた自民党政治もしばしのお別れです。激動する国際政治の中で、日本は、国際社会に対し、防衛問題や憲法問題で明確な意見を求められているんですが、外交や防衛、憲法問題で意見の統一が図れない民主党で果たしてこれからの日本を運営できるのでしょうか…?おそらく、新政権が誕生しても、結局、意見の統一が図れず四分五裂して政界再編へ進むのかもしれませんし、それこそが民主党の小沢元代表の狙いなのかも知れません。まあ、来年早々には再度の解散があるかも知れないことぐらいは覚悟しておいた方がいいと思います。ただ、相場的には総選挙まで40日も間をおいてくれたことで、プラスに作用してきそうです。

★8月はもしかしたら年内最後の売り場かも
 以前から、2003年や2005年の上昇相場を例にして、6月中旬から始まった調整は4~5週程度。その後は、上昇第一波と同幅の上げがあるとし、1万1600円から2000円を目標に出来ると書いてきました。(日経平均の目標値を云々しても仕方が無い…と書きながら、申し訳ないことですが)
どうやら、スタートを切ってきたのかもしれません。占いの話を書くと、いつもお叱りをこうむるのですが、8月の「八白土星」は、年の「九紫火星」とは相性の良い星回り。9月からは、3ヶ月にわたって相性の悪い星回りになりますから、8月の高いところは売っておかねばなりません。そういう意味でも、今月の対処の仕方は重要な意味を持ってきます。

 もしかしたら、年内最後(12月は相性が良いのですが…)の利食い場になるかもしれません。まあ、嫌われるような話はおいておいて、ここからの押し目は積極的に買いにいくところ。当面は業績が主になりますが、8月の公示後は選挙情勢を見ながら民主党の政策を織り込む相場か…。麻生景気刺激策が動き出しているが、農地の整備や植物工場の設置関連で土木建設株なんかも面白いかも…「八白土星」は再建の星。建設の星でもあるしね。とにかく、一ヶ月勝負と割り切って望むところか…。

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過熱感無き新値更新…マスコミのミスリードにも注意が必要
 おはようございます。
 週明けの米国株は、商業金融ノンバンクCITへのつなぎ融資が決まったことから倒産の危機は遠のいたとの観測が広がったことや、堅調な景気指標が発表されたことから企業業績への期待感が高まり、終日プラス圏で推移。引けにかけ一段高し、結局、6日続伸して終わりました。この日は、先週問題含みの決算発表したバンクオブアメリカやシティの投資判断が引き下げられ下落する一方、投資環境が変化してきたとの観測から、バンクオブアメリカが建機大手キャタピラーの投資判断を「買い」に引き上げるなど、業績の先行き見通しをめぐって明暗が分かれました。

 また、CITに関しては主要な債権保有者の間で協議が行われ30億ドルのつなぎ融資が決まり、同社取締役会もこれを承認したことを好感。同社株は上昇して終わっています。(同社の破たんに際しては、中小商業者の資金繰りへの影響が大きいとして、市場は懸念しています。しかし、すでに公的資金の導入を終えており、国民感情を考慮すると政府の追加支援は困難な状況になっています。また、つなぎ融資の資金はサラ金並の高金利になっており、果たして十分な延命効果を発揮するかどうか、市場の判断も分かれています。)

 この日発表された民間調査会社コンファレンスボード(CB)の米国景気先行指標(6月)は前月比0.7%の上昇。アナリスト予想の0.5%上昇を上回り、3ヶ月連続の増加になりました。調査対象になった10項目のうち7項目が上昇しており、景気後退の減速期待が強まりました。また、6月までの今年上半期の上昇率はプラス4.1%となり、昨年下半期のマイナス6.2%からは大幅に改善しています。
 
 米国株は、景況感の改善や企業業績への期待感から上げ足を速めていますが、出来高の増加をともなわず、クールな高値更新になっています。今回の上昇の発端は、金融株アナリストの主力行の評価上げと、先週流されたニューヨーク大学ルービニ教授の米国経済への楽観的な談話でした。ただ、アナリストの分析の中で、銀行の業績向上の原因について、米国景気の先行きに期待が燃えない結果、社債や地方債の発行が増加し、これによって銀行の手数料が増加する…としたことや、ルービニ教授の発言についても、後に否定発言が出されるなど、マスコミにリードされたものであることには注意が必要です。

 主要3指数はいずれも年初来高値を更新しており、強気相場が戻ってきたことは確かですが、一方で、ニューヨークダウは52週移動平均線に接近してきたことや高値からの下落過程で形成した下降バンドの下限にも到達しており、テクニカル的には大きな節値に届いています。新値更新後は一服する傾向がありますので、今週は小幅調整の場面も出るかもしれません。

 20日の米国株
 ニューヨークダウ 8848ドル15セント +104ドル21セント(1.19%)

 NASDAQ総合指数  1909.29ポイント  +22.08ポイント(1.20%)

 S&P500    951.13ポイント    +10.75ポイント (1.14%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9650円 +270円

              (円建て)  9595円  +215円 


 さて、連休明けの日本株ですが、昨日の休みの間も海外市場は堅調に推移。アジア、欧州、米国とも続伸しており、日本株の出遅れが目立ってきました。CME日経平均先物は先週末の終値9395円を大幅に上回る9600円に接近して終わっています。為替のほうも94円台前半で安定した動きとなっており、相場環境としては良好。ただ、本日は、衆院が解散される予定で、政局リスクが頭を抑え見送り気分が強まるか…。このところの日本株は、CME日経平均先物の終値を大幅に下回るケースが多く、先物筋の動向次第という点は否めません。海外経済紙は民主党=改革とする捉え方(実情を把握していない?)から、政権移転を歓迎する記事を掲載しており、海外投資家の日本株買いの姿勢が高まれば、先物筋の弱気姿勢も変化するか…?いずれにしても出来高の増加が全て…。

 ただ、以前から書いてきたように、背後霊を背負った指数の当てっこをしても無意味。ここからは、業績を意識した各論相場に的を絞るべき…。先週までのもたつきで、25日線付近まで下落して買い場を迎えている中小型株が結構出てきていますよ。

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今週の米国株は3月来の上げ…金融危機一巡(?)から、景気底打ち・業績回復を先取りする相場へ
 お詫び 昨晩は暑気あたりかなにか分かりませんが、体調不良で書き込みが出来ませんでした。一昨日書いた九字護身法が、わが身に跳ね返ってきたんでしょうか…。

 さて、昨日の米国株は、冴えない決算と予想を上回る住宅関連指標とが交錯。前日引け値をはさんで冴えない展開が続いていましたが、引けにかけ買い上げられニューヨークダウは5日続伸しておわったものの、金融株の影響が大きいS&P500はやや弱含んで終わっています。
 この日は、前日大幅に上げた反動で利食い先行で始まりましたが、前日引け後に発表されたIBMの年間見通しの上方修正を織り込む動きが強まり、ハイテク株が買われて上昇。その後、金融部門の不振で、利益が半減したGEの決算が発表されると一時マイナス圏に落ち込むなど、神経質な動きを繰り返しました。

 米国では主力企業の決算発表が続いていますが、この日は、すでに発表を終えたゴールドマンザックスやJPモルガンの優等生組に対し、問題児とみなされているバンクオブアメリカとシティグループが発表。いずれも、最終利益は黒字を計上したものの、シティは子会社スミスバーニー売却益を除くと実質赤字…。バンクオブアメリカの場合も、メリルリンチの買収効果や保有株式の売却益が利益を押し上げるなど、中身の薄いものになっていました。また、景気低迷の影響も増大し、貸し倒れ引当金が、シティで前年同期比約80%増、バンクオブアメリカが同2.3倍に拡大するなど、今後の経済情勢によっては、先行きが懸念される内容となり、黒字を計上したものの、株価は小幅安で終わっています。

 またこの日は、総合電機大手GEも決算を発表しました。最終利益はEPS0.26ドルと市場予想の0.24ドルを上回ったものの、売上高は前年同期比17%減の390億8000万ドル、純利益は同47%減の26億7000万ドルと、冴えない内容になりました。原発建設を手がけるエネルギー・インフラ関連を除き、全部門が不振となりましたが、特に、GEキャピタルを中心にする金融部門の不振が収益の足を引っ張りました。

 一方、同日発表の住宅着工指数(6月)は前月比3.6%のプラス。2ヶ月連続して増加しました。年率率で58万2000戸となり、市場予想の53万戸を上回っています。戸建てが前月比14.4%増と、2004年12月以来の伸びになったことが貢献しました。また、許可件数は8.7%増の年率56万3000戸となり、至上予想の52万戸を大幅に上回っています。これを受け、KBホームなど住宅建設株などが買われていました。

 今週の株式市場は、ゴールドマンザックスやインテル、IBMなど主力企業の予想を上回る決算を受け、反発。初旬の雇用統計ショックによる下落をカバーする動きになりました。ハイテク株が多いNASDAQ総合指数がいち早く年初来高値を更新。ニューヨークダウも6月12日につけた高値8799ドル(ザラ場は11日の8911ドル)に迫る動きを見せています。S&P500も上昇し、6月12日の戻り高値946ポイント(ザラ場高値は15日の956ポイント)に迫っています。ただ、決算内容をみると、貸し倒れ損失の増加や国内売り上げの減少など、内需の弱さが目立っています。一方、IBMやアップルなどのように外需依存度の高い企業の検討振りが光っています。NASDAQ指数がいち早く高値をとってきたのもこの動きを反映したものと思われ、当面、米国でも輸出ハイテク株やオバマ景気刺激策に関連した企業の優位が続くものと思われます。上昇第一弾の金融危機一巡から、景気底打ち・企業業績回復を移した上昇第2弾へ(内需の弱さが足を引っ張り上昇力は弱い…)。

 17日の米国株
 ニューヨークダウ 8743ドル94セント  +32ドル12セント (0.37%)

 NASDAQ総合指数  1886.61ポイント  +1.58ポイント (0.08%)

 S&P500     940.38ポイント   -0.36ポイント (0.04%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9535円 +155円
             
              (円建て) 9495円  +95円


 今週の米国株は、3月以来の大幅な上昇で終わりました。また、CME日経平均先物も、米国では9500円付近で堅調に終わるものの、日本に帰ってくると先物筋に抑えられてさえ無い展開になるという状況が続き、世界の株価のなかでの出遅れ感が目立ってきました。昨日は、米国株の続伸を受け堅調に始まったものの、3連休控えで買い物が続かず、伸び悩んで終わっています。ただ、値上がり数は1000を越えており、全体的には強い相場。この日も、先物が株価(というよりは指数)の伸びを抑えたことが分かります。ただ、連休控えで、先物筋も動きは鈍く、出来高も大幅に減少。一昨日ほどの破壊力は無かったようです。

 来週は、米国株の堅調、CME日経平均先物の上伸、為替の1ドル94円台への軟化という、好環境を受けスタートすることになりますが、休み明け早々に、衆院解散と自民党の両院懇談会というビッグイベントがあり動きはつらくなりますが、解散後は、8月末に総選挙の結果がわかるまでは、少なくとも政局は中立材料。来週から始まる、決算への感応度を強めていくことになります。米国と同様に海外依存の高いハイテク企業のほか、キリンとサントリーが火付け役になった企業再編の動きも、大きなテーマに発展しそうです。来週からの相場は、一時的な霧の晴れ間から、強調相場になるかもしれません。

17日の日経平均株価は51円16銭高の9395円32銭、TOPIXは6.04ポイント高の878,29と、ともに続伸して終わっています。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは88、RSIは36、25日線かい離はマイナス2.4%でした。日経平均週足サイコロは7勝5敗、RSIは57になりました。ただ、13週株価移動平均線が9476円、52週線が9448円にあり、来週の課題はこの二つの線を上回れるかどうか…にかかってきます。先物筋は、この線を手がかりに売り圧力を強めるかもしれませんが、本筋は指数を云々することではなく、個別株の動向を追うこと…。米国株の動きを参考にしながら、新興市場、中小型株を追撃…。

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NASDAQが新値更新へ…米国は、再び景気回復先取り相場へ
 おはようございます。
 昨日の米国株は、ノンバンク大手CITの経営破たん懸念はあるものの、JPモルガン、IBM、グーグルなど主要企業がいずれも予想を上回る決算を発表したことから、買い気が強まり上昇に転換。引けにかけては有力経済学者が金融危機の最悪期通過や年内リセッション終焉見通しを発表したことから株価は急伸。結局、4日続伸して終わりました。ニューヨークダウは8700ドル台を回復。金融危機後の戻り高値(引け値ベース)8711ドル(6月12日)に迫ってきました。

 この日、発表された主な経済指標
 
 ・建設業者指数(7月)は17。前月の15から上昇し、市場予想の16も上回る。南部の改善状況    が目立つが、北東部の弱さが目立つ。

 ・フィラデルフィア地区連銀製造業景況指数(7月)はマイナス7.5。前月のマイナス2.2から悪    化し、市場予想のマイナス5.0も下回った。

 ・新規失業保険週間申請件数(11日まで)は4万7000件の減少の52万5000件。アナリスト予想  の56万5000件を下回る。また受給者総数(~4日)は627万3000件となり市場予想の685   万件を大幅に下回る。

 主な決算発表(4-6月期)
 
 ・JPモルガン  前年同期比36%増。EPSは0.28ドルとなり、市場予想の0.04ドルを上回る

 ・グーグル   前年同期比19%増。EPS5.36ドルとなり、予想の5.08ドルを上回る。

 ・IBM      EPS2.32ドルとなり、予想の2.02ドルを上回る。引け後に通期見通しを発表。従          来予想のEPS9.2ドルを9.7ドルに引き上げ。

 ニューヨークダウ、S&P500はともに4日続伸。NASDAQ総合指数は7日連騰となり、6月11日につけたザラ場高値1879ポイント、引け値1862ポイントをともに上回り、年初来高値を更新してきました。ここに来て、NASDAQが再び騰勢を取り戻してきたことで、米国株が景気回復を先取りし始めたことが分かります。この日は、ニューヨーク大学のルービニ教授の、前記の発言が急伸のきっかけになりましたが、引け後に発表されたIBMの通期見通しが市場予想を上回ったことで、時間外取引でも上昇。市場全体の業績への期待感を強める動きになっています。主力企業の決算が好調になったものの、これからシティやモルガンスタンレーなど、経営力の弱い金融機関や、キャタピラーなど景況感の改善の恩恵を受けていない企業の決算が発表されることから、一本調子の上昇は期待できませんが、NASDAQの新値更新は、今後、景気敏感株への市場の傾斜を一層強めてくるものと思われます。ニューヨークダウの新値更新後は一服の動きも…。

 16日の米国株
 ニューヨークダウ 8711ドル82セント +95.61ドル (1.11%)

 NASDAQ総合指数  1885.03ポイント  +22.13ポイント(1.19%)

 S&P500     940.74ポイント   +8.06ポイント (0.86%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9495円 +165円

             (円建て)   9430円 +100円
 

 米国株は続伸し年初来高値に接近、CME日経平均先物は9400円台で帰ってきました。円は、米国景況感の悪化指標がありドルが強含んだことから円も買われ、93円台後半の動きになっています。今日も昨日に続き、相場環境は良好ですが、CIT問題、3連休控えなどから、実需資金の買いは気体出来ず、先物に振られやすい展開に…。米国のハイテク企業の業績改善は目覚しく、日本でも昨日に続き、自動車部品や輸出ハイテク企業を中心に個別物色する動きが強まりそうです。ただ、関連企業であっても、インデックス採用銘柄の場合、最低解消売り(裁定買いの場合は上昇要因だが…)の影響を受けることも予想され、避けたほうがいいかも…。

 問題は、自民党執行部が両院議員総会の開催を拒否する構えを見せており、成り行きによっては、党分裂の懸念もあり、今日は見送り姿勢を強めることになる可能性もあります。ここは、長期的な視点で、新興市場、中小型成長株指向を強めるのがベスト。全体は、為替、GLOBEX、先物、債券の動き次第…。

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何が心配なのか…殻に閉じこもったまま、一向に出てこない長期投資家
 16日木曜日の日経平均株価は74円91銭高の9344円16銭と3日続伸、TOPIXは5.88ポイント高の872.25と、反発して終わりました。出来高概算は22億7800万株、売買代金は1兆3890億円と、相場環境が良かったにもかかわらず商いは一向に盛り上がってきません。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは88、RSIは31、25日線かい離はマイナス3.28と、いずれも買い信号一歩手前で、中途半端な足踏み状態…。

 米国株は、景気改善指標と企業業績の堅調が揃い踏みとなり、大幅高。CME日経平均先物も9500円台、為替も94円台の円安…。まさにベストな相場環境で、今日の相場に期待した関係者も多かったものと思います。しかし、終わってみれば今日の日経平均高値はCMEの終値にもとどかず、出来高も昨日とほとんど変らずの状態でした。まあ、3日続伸し、値上がり数も960を超えているわけですから、強い相場だったことは間違いありませんが、物足りない気持ちで一日を終えた投資家の方が多かったんではないでしょうか。

 今日の朝の書き込みでも、環境的にはいいのですが、現物買いの資金が入って出来高が増加しないと、また、先物筋に引っ掻き回されることになる…と、懸念しましたが、どうやら、自民党のごたごたは強まるし、よく考えたら来週の月曜日は休場で3連休になるし、無理することは無いというlことで、買いを見送った人が多かったようです。また、このところ、懸念材料としてあげていた米国商業金融大手CITの救済交渉がまとまらず、どうやら明日にも連邦破産法の適用申請をして経営破たんするようだ…と伝えられたことも、見送りの理由になったようです。

 分けの分からないレバレッジ運用に走り自滅したリーマンブラザーズと異なり、CITは米国内の中小商業者約100万社と密接な関係を築いて、ファイナンスの手助けをしてきただけに、破綻した場合の中小企業者への影響は計り知れない…といわれています。政府としては直接救済は出来ないものの、CITバンクを通してGMAC救済で採ったやり方を適用するつもりだったようですが、どこでどう狂ったのか、破たんの道を選ぶようになったようです。資産規模は680億ドルくらいですから、金融システムに大きなダメージを与えるほどのものにはならないと思います(CDOを組成して販売している点が懸念材料)が、大手金融機関が相手にしない中小企業事業者向けのファイナンスを手がけてきただけに、米国経済の底辺にダメージを与える可能性もあります。ただ、直接的な影響は大きく無いとみたのか、GLOBEXの米国株先物は昨日の大きな挙げの利食い程度の下げ(30~50ドル程度)にとどまっています。

 ただ、日本市場では、新規の買いが入らなかったことから、「CITが破たんしたら大変だ~リーマンくらいの危機になる」という話が流れ、先物が軟化。日経平均は9500円手前からユーターンし、あとは昨日の夕方書いたことと同じ展開で、日経平均だけが値を消していきました。だから、どうでも操作できる指数は信用できない…というのです。まさに、待っていたように先物売り→現物と先物が逆ザヤ→裁定解消売り→日経平均下げ幅縮小という、お決まりのコースをたどりました。

 まあ、テクニカルでみると、9500円という水準は、上げの道中の5月11日に9503円で目先天井を形成。また、高値からの下げの過程での6月23日に9511円で一旦底をつけて、いずれも罫線的な急所を形成した重要ポイントでもありました。当然、先物筋もこのポイントを見ていまし、CIT破たんという願っても無い弱気材料が出ましたから「それ叩け…」てなもんでしょう。まあ、やりたい放題ですね。実際の相場は、値を消された日経平均とは違った堅調な相場なんですが、誰も彼も指数しか見ていませんから、値を消していくにつれ気分的に落ち込んでいきます。早く、新規資金が入ってきて、裁定解消売りの玉くらい簡単に吸収できるようにならなければいけませんね。

 昨日も書きましたように、債券市場に逃げ込んだ資金の行方がポイントになりますが、米国では、企業業績と景気改善指標が平行して出てきており、安全資産として購入した債券を持つリスクが高まっています。日本でも、デフレになる…などとして債券に資金を移してそれで良し…と、していますが、日本でも景気の状況が中期的に改善傾向にあることは確かだし、来年はIMF予測でも、先進国中の日本の成長率は市場高くなる予想がでており、考えようによっては、今の債券市場はバブル状態になっているといっても過言ではありません。いずれ、堰を切ったように株式市場に流れ込んでくるはずです。株式市場の本当の立ち直りはその時…。ついこの間は景況感の好転から、債券市場から資金がチョロっと漏れましたが、あれくらいの漏れでアノ相場が出たわけです。

 なにか、まだかまだかというムードが強いようですが、景況感が変れば嫌でも債券市場から資金があぶりだされてきます。ちなみに、昨日発表された米国の鉱工業生産指数(6月)で、大幅に改善してきましたが、この最大要因が公益事業が前月のマイナス1.3%から、プラス0.8%に増加したことです。つまり、景気刺激策が具体的な数字になって出てきたわけですから、今後の景況感に大きな変化をもたらしてくるはずです。そうなったら、債券市場は安全地帯どころか、火事場になります。日本だって状況は同じ。カネをかさずに、手持ち資金が金庫からあふれそうな金融機関は債券運用を増加させており、そのうち…。果報は寝て待て…という言葉もありますよ。業績重視の各論相場の方向に変化無し。

 まあ、今日の朝も書きましたように、米国株の状況は一変しました。再びNASDAQ主導型の相場展開になりそうですが、ニューヨークダウも13週移動平均線を回復してきましたので、押し目も浅くなるものと思われます。問題は、先物業者の理不尽な売り圧力にさらされる日本市場。今日のように良い環境にもかかわらず、13週線さえ回復できずに終わっています。「やはり、グッドバイ・インデックスを実行すべきでしょうかね!」。
 背後霊~退散。臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前…エーィ!(九字護身法)

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米国では景況感と企業業績の改善が同時進行するベスト環境…日本は現物資金が回帰するかどうかがカギ
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日引け後に発表された予想を上回るインテルの決算を好感し、大幅続伸してスタート。その後、景気後退の鈍化を示す経済指標が発表されるなど株価を後押しする材料が相次いだことから、ほぼ終日株価は上伸。結局、大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高も13億7400万株と前日の10億株割れから盛り返したほか、値上がり数も2782(値下がりは289)に達するなど、ほぼ全面高の様相を呈しました。

 この日、発表された6月の鉱工業生産指数は前月比0.4%の減少。市場予想の0.6%減を大幅に上回り、過去8ヶ月間で最低の減少率となり、景気後退ピッチが急速に緩んでいることが分かりました。主な項目のうち公益事業が前月の1.3%減から0.8%増に浮上(前年同月は3.9%減)したことが、主な理由ですが、景気刺激策が効果を挙げ始めたサインと受け止めることも出来ます。また、同日発表の7月のニューヨーク州製造業景況指数はマイナス0.55となり、判断の分かれ目になるゼロにあと少しのところまで改善してきました。前月のマイナス9.41から大幅に改善するとともに、市場予想のマイナス5.0も大幅に上回っています。新規受注が前月のマイナス8.15からプラス5.89に、出荷がマイナス4.84からプラス10.97にそれぞれ改善したことが貢献したようです。ただ、先行きの見通しを示す業況判断は前月の47.81から33.99に低下していることには注意が必要です。

 この日は、株価を追い上げるように好材料の発表が相次ぎましたが、同時に前回開催されたFMOC(連邦公開市場委員会)の議事録が公表されています。この中で、第4四半期の実質成長率見通しが4月のマイナス2.0%-同1.3%から、同1.5%-同1.0%に上方修正されたことも好感されました。

 景気回復の腰折れを懸念していた株式市場は、ゴールドマンザックスとインテルの決算発表を機に大きく転換したようです。特に、インテルの予想は景気敏感株全般への期待を強める結果になり、大手銀行によるシスコシステムズなどハイテク企業の投資判断格上げなどが相次ぎました。また、これまで発表された4-6月決算の数字がアナリスト予想を20%近く上回っているとの調査会社の推計があったことも、市場心理を好転させています。

 このところ米国株立ち直りの条件として、ニューヨークダウの13週株価移動平均線回帰と三尊天井の谷を結ぶ上値抵抗線の突破を挙げてきましたが、昨日の上げで、当面の課題を突破しただけでなく、ニューヨークダウは前月29日の高値8529ドル、NASDAQ総合指数は同30日高値1861ポイント、S&P500は同29日高値の927ポイントをそれぞれ上回り、目先波の下降トレンドに変化を起こしています。まだ出来高が薄いため、今後発表される主要企業の決算内容によっては乱高下する動きが予想されますが、下値抵抗ラインが切り上がったことで、当面深押しのリスクは減少したものと思われます。いよいよ8月相場へ向けてのスタートでしょうか?

 15日の米国株
 ニューヨークダウ   8616ドル21セント +256ドル72セント (3.07%)

 NASDAQ総合指数  1862.90ポイント  +63.17ポイント  (3.51%)

 S&P500        932.68ポイント   26.84ポイント  (2.96%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9575円  +285円

              (円建て)   9515円  +225円


 米国株は3日連続高、CME日経平均先物は9500円台を回復して帰ってきました。米国を中心に景況感の改善と、企業業績の好転が平行して始まっており、株式市場にとっては非常に明るい材料。米国株高から、リスク選好が高まり、ドルが軟化。つれて円も94円台に軟化しており、相場環境としては最高の状態です。世界の景気敏感株として、ハイテク株を中心に海外投資家の評価も上がりそうなものですが、懸念材料はファンダメンタルと関係無しに売り圧力を強める先物業者の動向。今日も、寄り付き段階では、昨日の買戻しから高くスタートするものと思われますが、現物の買いが伸びなかった場合は、また先物や裁定解消売りに振り回される展開にならないとも限りません。米国の景況感の改善から債券市場に逃避していた資金のリスクが高まっており、当面、この資金の行方が注目されます。株式市場への還流があれば先物の影響を減らすことが出来ますが、見送り姿勢を強められると…。総選挙までの日程があまりに長すぎる…。自動車部品、電子部品などパーツメーカーが面白そう。

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折角のインテル効果も、強引な先物売と裁定解消売りでお釈迦に
 15日水曜日の日経平均株価は、7円44銭高の9269円25銭と小幅続伸したものの、TOPIXは2.20ポイント安の866.37と、反落して終わりました。出来高概算は22億株、売買代金は1兆3280億円と、相も変らずの薄商い状態…。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは86、RSIは32、25日線かい離はマイナス4.2%でした。すんなり調整してくれればいいのに、途中で変な戻し方をするので日柄ばっかり食ってしまいますね。

 さて、日本株は昨年のようにだんだん離れ小島になってきました。米国では懸念された企業業績が予想外に堅調、GLOBEX米国株先物は一時130ドルも上昇、アジアの株式市場はほとんど続伸、為替は93円台後半で推移…相場環境としては、抜群に良いような気がしたのですが、終わってみれば日経平均は小幅高、仕掛け的な金融株売りのおかげで、TOPIXは反落して終わりました。寄り付きこそは、米国株の流れを受け、インテル関連株が買われるなど、好調なスタートを切ったのですが、朝から、気持ちが悪かったのが債券先物の動き…。株が高いにもかかわらず値上がりしていましたので、おかしいなと思っていたら、全体が伸びないと分かったころから先物にがんがん売り物が出てきて、下落。先物価格が現物価格を下回り裁定解消売りが出てきて下げ幅を拡大しています。

 今回の下落について、不思議なくらい裁定解消売りの影響を指摘するところはすくないようですが、今日発表された先週10日までの裁定買い残は8876億3300万円。先週1週間で1143億円も減少しています。先週の日経平均は結構きつい下げになりましたが、この数字を見ると裁定解消売りが影響していたことがよく分かります。以前から、裁定取引の影響は無視できなくなっていると書いてきましたが、現物市場の見送り姿勢が強まり、板が薄くなればなるほど解消売りの影響が強まってきますから、今後も注意しなければなりません。またどこかで、買い残を積み増すような動きも出て来るでしょうから、ますます、プログラム売買の影響が強まってきそうです。

 昨年の動きをみても、証券会社のディーラーや商品投資顧問(CTA)、海外先物業者らがデリバティブ売買の比率を高めれば高めるほど個人投資家が市場から離れていく…という流れが出来ていますので、最近の動きも、そんな感じになってきたのかも知れません。今日も、「債券先物買い・株先物売」、「(最近上がった)不動産・金融株売り・(最近売られていた)海運・資源株買い」、公募株を安く買うために値決めが近い株を売り叩く…など、ファンダメンタルとはまったく関係のない売買が幅を利かせていました。折角、インテルが市場予想を上回る決算を発表し、日本も同様に良くなるだろう…とファンダメンタル面から買いに行っても、ファンダメンタルとは関係のない裁定解消売りからインデックス採用銘柄から売られ、値を消してしまっています。これでは、個人が離れていくのは仕方がありませんね。

 株の解説を聞いていると、選挙が…、マニフェストが…などといいますが、ファンダメンタルとは関係のない商いが力を持ちすぎ、個人投資家が離れていることも影響しているような気がするのですが…。米国でもデリバティブ商いについて改革の検討が始まっているのに、日本ではいまだに話としても上がってきません。世界の色んな市場で規制論議が強まり、腕力で強引に相場を動かせるのは日本ぐらいしか無くなり、どちらかといえば質の悪い投資家が日本に集まるようになっている気がします。先日、外資系証券会社がGSユアサの売り推奨をしましたが、市場から意外な感じで受け取られました。でも最近、大型の公募増資が発表されましたが、もし、この売り推奨と公募増資の内定の間になんらかの因果関係があった場合、インサイダーのような問題は起こってこないんでしょうか。それとも、外資系証券なら問題にならないような特別ルール(何をやっても、お構い無し)でもあるんでしょうか…。

 国内の個人投資家の個別銘柄への関与率が高くなれば、間髪をいれずに調査が入るのに、GSユアサのケースでは何もないのでしょうか。なんだか割り切れ無いものを感じます。そろそろ、治外法権みたいな証券行政は止めた方が良いと思うのですが…。個人投資家を市場に呼び戻すなら、少なくとも、機会均等、売買の平等、不正の排除はしっかりやるべきだと思うのですが…。また、賽の河原の石積み相場が始まらなければいいが…と願うばかりです。

 まあ、裁定買い残も直近ピークから2000億円近く減りましたから、破壊力はその分減少しています。ただ、先物の影響力は日増しに強まっていますので、益々、一部の業者の思惑次第で動く…という傾向を強めそうです。だから、結局、個人投資家は指数売買と関係のない新興市場株、中小型に行くわけです。多分、プログラム売買が盛んになればなるほど、最終的にはこう着状態を強めてレンジ内を上下する無機質な相場になっていき、成長性のある新興市場や中小型株との格差が開いていくことになるんでしょう。そのうち、指数売買のおかげでファイナンスもうまくいかなくなり、指数銘柄からはずしてくれ…と会社側から要請があるような時期も来るじゃないでしょうか。

 ぼやきまわっても仕方が無いことですが、やはり、総選挙の結果が分かるまで40日以上あるというのは長すぎる…。この間、自民党自体が割れる(総選挙後には民主党も分裂するでしょうが…)可能性もあるため、「株式投資と政局は関係無い」とはいえなくなっています。

 当面の株価の動きについては、日米とも上値抵抗線と下値抵抗線(26週線)との間に挟まれたレンジ相場になって行く…と書きましたが、大体、そんな感じで行くんでしょう。とにかく、来週くらいをめどに、買いタイミングを探る方向に変化無し…。米国株が13週移動平均線を上回れるか…GLOBEX上げかたが大きいだけに、今晩は要注目。

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意外と良かったインテルの決算…でもCIT救済問題が重石に
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日急反発した地合やゴールドマンザックスの四半期ベースとしては過去最高決算を映し堅調にスタート。その後発表された経済指標の中身をめぐり強弱感が対立。前日引け値をはさみ神経質な動きが続いていましたが、引けにかけてはインテルの決算を意識した買いが入り、結局、小幅続伸して終わりました。好決算を発表したGSは0.2%の上昇と材料出尽くし感がでたものの、好決算は他の銀行の評価上げにつながり、アナリストによりバンクオブアメリカやシティグループ、JPモルガンの業績見通しが引き上げられ金融株全般が買われています。また、堅調な小売売上高を受け、消費関連株が物色されたほか、天然ガスの上昇を受けエネルギー関連株も買われるなど、全般的に業績への期待感を強めた流れになっています。

 この日発表された小売売上高(6月)は0.6%の増加。5月の0.5%増に続き、2ヶ月連続の増加になりました。市場予想の0.4%増も大幅に上回りました。自動車・部品が前月の0.7%増から2.3%増に増えたことが寄与しました。尚、自動車・部品を除く増加率は0.3%増で、市場予想の0.4%増を下回り、市場の強弱感の対立をあおりました。

 また、この日発表されたジョンソンアンドションソンの4-6月期決算は為替の影響などがあり、前年同期比で5%の減益になりましたが、医薬や消費者向け製品需要は底堅く、一株あたり利益は1.15ドルと市場予想の1.11ドルを上回っています。また、注目の半導体世界トップのインテルもこの日決算を発表。売上高は80億ドル、EPSは0.18ドルとなり、市場予想の72億7253万ドル、EPS0.16ドルをともに上回っています。

 米国市場は本格的な決算発表シーズンに入りましたが、スタートはいずれも市場予想を上回る卦超なものとなり、順調な滑り出しといえそうです。商業金融大手CITグループの経営不安問題が重石になってはいるものの、公的資本注入など一連の措置で大手銀行の経営状況が改善していることは市場に安心感を与えてきそうです。商業用不動産融資の損失拡大など懸念材料はありますが、今後の決算発表で、業績的な立ち直りが確認されれば市場のムードは、景気回復期待に回帰する可能性も出てきます。S&P500 採用企業の4-6月期業績は35%の減益予想ですが、今回の発表で減益幅をどこまで詰められるかで、全体的な割安感が戻ってきます。当面、これから出てくる決算内容と出来高に引き続き注目。

 堅調な企業決算が発表されたものの、市場の警戒ムードは強く、ニューヨーク市場の出来高は9億7900万株と再び10億株を割り込んできました。米国株の続伸で債券市場が軟化しており、今後、資金流入も予想されますが、そのためにはCIT経営問題など解決すべきハードルも多く残っています。また、昨日、好材料が相次いだものの、株価の上伸を欠いたのは、チャート面の上値抵抗線の存在(昨日の書き込みで解説)うぃ意識した面もありそうです。当面、26週線を下値に、2本の上値抵抗線を上限とするレンジ相場が続きそうです。

 14日の米国株
 ニューヨークダウ30種  8359ドル49セント +27ドル81セント(0.35%)

 NASDAQ総合指数   1799.73ポイント   +6.52ポイント (0.4%)

 S&P500         905.84ポイント    +4.79ポイント (0.53%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9365円 +115円
             
              (円建て)  9315円  +65円


 米国株は小幅続伸、CME日経平均先物は9300円台を回復して帰ってきました。また、米国株高を受けてリスク許容度が増したことから、ドル円が売られ、円は93円台後半の円安水準で帰ってきており、本日は、しっかりの動きになることが予想されます。金融株や消費関連株が買われた流れを受け、金融セクターや小売関連株が注目されますが、予想外の好決算を計上したインテルの流れを受けエレクトロニクス関連が買われることも…。ただ、政局を意識し見送り気分が強まることも予想され、当面は9440円どころに位置する52週線を意識した狭いレンジ内の動きになりそう。昨日、悪材料が発表されたにもかかわらず予想外の切り返しを演じたGSユアサや明電舎など材料株の動きと、一旦は崩れかかった中小型、新興市場株の動きが焦点に。(でも、米国と同様に、だんだん業績感応を強めていく流れに変化は内容に思うのですが…)今日も為替、GLOBEXを見ながら、先物主導の展開…。          

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米国金融株の上げで世界株安に歯止めはかかったが、先食いした分は大丈夫?焦点はインテルの決算
 14日火曜日の日経平均株価は211円48銭高の9261円81銭、TOPIXは16.15ポイント高の868.57と、ともに10日ぶりに反発して終わりました。出来高概算は22億3000万株、売買代金は1兆4780億円と、低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは2勝10敗、騰落レシオは92、RSIは40、25日線かい離はマイナス4.7%と、短期テクニカル指標としては仕切り直しの格好ですね。

 日本株は米国株次第…としてきましたが、昨日の米国株は8000ドル大台割れのリスクがあったにもかかわらず、著名な女性金融アナリストによるゴールドマンザックスの投資判断引き上げ、また、同氏のテレビでのバンクオブアメリカ割安発言、金融セクターの15%程度の上昇可能性発言に助けられ、急反発。円も1ドル93円付近に押し戻されたことから、CME日経平均先物も上伸して帰ってきました。これを映し、今日の日本株も、先物の買戻しから急反発して始まり、裁定買いなどが日経平均株価を押し上げました。また、米国で金融株が買われた流れを受け、銀行株や証券株が買われたほか、最近売られてきた景気敏感株にも買戻しの動きがはいるなど、物色対象まで米国の流れを引き継ぐ展開になりました。ただ、現物投資家の見送り気分は強く、昨日の下落分を埋めることはできませんでした。

 米国株の反発のおかげで、世界中の株価が反発した…という感じですが、世界経済の鍵を握るのが米国経済の動向…というのがよく分かると思います。その米国では、今晩、金融株の代表であるゴールドマンザックスと景気敏感株代表のインテルが四半期決算を発表してきます。ゴールドマンザックスについては、くだんのアナリスト女史が市場予想のEPS3.48ドルを上回る4.65ドル台を出してくる…と、市場予想を大幅に上回るご託宣を発表しており、昨日はこれを先食いして金融株は上昇しています。実際に発表になったとき、市場の反応は材料出尽くしで売られるのか、それとも割安…としてさらに買い進まれるのか…昨晩上げただけに判断が難しくなっています。

 何故、ゴールドマンがこんなに儲かる…という疑問がありますが、説明では、地方や企業の社債発行が増加したことで発行手数料が増加したことや、住宅関連商品の売買で大きな収益を確保、値付け業務にともなう手数料の増加などが挙げられていますが、多分、主力はトレーディング収益の増加では無いかと思われます。前期決算では、レバレッジを効かせた債券売買で大きな収益を上げたことで、市場予想を上回る利益を確保しましたが、今回もかなりレバレッジを聞かせたトレーディングがあったといいます。他の銀行などは、金融危機の原因を作ったともいわれるレバレッジ運用に慎重だと言われますが、同行は10倍を超える突出したレバレッジで運用を行っているといい、政界からの非難の対象にもなっているといます。簿外の債務を考えるとなりふり構ってはおれないというのが、本音のようですが、社員に対し高額のボーナスを支払う方針を明らかにするなど、政権と対立する姿勢も多く、今後、何らかの軋轢が政府との間で発生しないとも限りません。

 まあ、結果は、今晩分かりますが、問題は、半導体の世界トップメーカーインテルの決算。液晶テレビの売れ行き好調など事業環境は様変わりしつつあり、市場も、かなり良い数字が出てくるものと期待しています。これまでのところデジタルカメラ用メモリーカード大手のサンディスクの投資判断上げなど、ハイテク株への評価は高いのですが、今後の株価は実際の業績が付いてきているかどうか…。これまでも、インテルの決算発表を機に、相場の流れが変ったケースも多く、今晩最大の注目点は、同社の決算が事前予想をどれだけ上回ってくるか…。市場の関心が、景気の底打ち感から企業業績に移っているだけに、大きなポイントになってきます。

 今日の朝も、ニューヨークダウのチャートについて解説しましたが、昨日の上げで、三尊天井の谷を結ぶ上値抵抗線に近づきましたし、8386ドル付近にある13週移動平均線にも、あと50ドルに迫ってきました。いずれも強力な上値抵抗線ですから、これを抜くには「ビッグサプライズ」が必要…。好材料が出現することを期待したいのですが、一方で、商業金融大手CITの破たん懸念が高まり、この一日二日中にも連邦破産法を申請し、破たんするのではないか…という動きがでています。政府による直接救済には慎重で、子会社のCITバンクを通じた救済措置などを検討しているようですが、果たして時間切れにならないのかどうか…。同行と取引のある中小企業は100万社に達しているといい、同社が破たんした場合の影響は大きなものがあります。

 以前から書いているように、底値は近いと思われるものの、まだ不透明のままに放置された問題(金融機関の不良資産問題など)は多くあります。当面は、先に示した2本の上値抵抗線と8000ドル付近にある26週移動平均線との間で、レンジ相場を形成しに行くのではないでしょうか。ただし、この間、好悪材料に大きく反応し、一日の動きは乱高下を強める可能性も出てきます。今月中に買い場が到来するものと考えていますが、現状ではまだ底値が確認できないため、慎重に対処せざるを得ない状態です。

 一つの指針は、日経平均週足サイコロが3~4勝に低下すること、同RSIが20台をつけたところ…になるのでしょうか。まだ少し早い…か?日米とも、ポイントは26週線または日経平均週足ボリンジャーバンドの中心ライン…。ここからの基本は値動きよりも業績に。

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薄商いのなか、米国株は急反発…テクニカルな関門を突破できるかどうかが焦点
 おはようございます。
 週明けの米国株は、有力銀行アナリストがゴールドマンザックスを買い推奨するなど、金融セクターへ全般への強気見通しが示されたことを好感し反発してスタート。その後、一部ハイテク株への買い推奨があったことなどから、押し目買い気運が強まり終日高値圏で推移。結局、大幅反発して終わりました。株価が金融株を中心に切り返したことから、一時、米国の景気先行き懸念を映し、3.26%と最近一番低い金利水準に落ち込んでいた10年国債金利が3.35%に反転。リスク許容度の高まりからドルが売られるなど、米国景気への不信感から変化していた軟化していたリスク商品の動きに変化がおきています。

 昨日は、6月の米財政収支が6月としては過去最大の943億2000万ドルに拡大。2009年会計年度(08年10月~09年6月)の累計赤字も前年同期の2858億5000万ドルを大幅に上回る1兆860億になるなど、経済の先行きに対する懸念材料が発表されましたが、有力銀行アナリストメレディスホィットニー氏が、ゴールドマンザックスの投資判断を「BUY」に引き上げたことや、同氏がテレビ出演の際、バンクオブアメリカが資産価値からみて割安…、また、金融セクターが15%程度の反発が期待できる
…などとコメントしたことを好感。金融セクターを中心に押し目買いが入りました。

 ニューヨーク市場は値上がり数が2500を超え、ほぼ全面高商状になったものの、出来高は11億8900万株と相変わらず低水準が継続。株価が8000ドルの節値に近づき、売りが手控えられるなか、株価が急伸した…というところでしょうか。以前から指摘してきたように、ニューヨークダウは、4月中旬のもみ合い場面にきていたほか、52週株価移動平均線にも接近。チャート的な節値に来ていました。また、先週までに、昨年5月高値と同8月高値を結ぶ下値支持線(弱いが…)に到達していたことも、押し目買い気運を強めたものと思われます。
 
 昨日の戻りで、ヘッドアンドショルダーの左右の谷を結ぶ上値抵抗ラインに届いたほか、13週移動平均線(先週末8384ドル)に接近し、当面、この二つの抵抗線を上抜けるかどうかがポイントになってきます。先週末も指摘しましたように、今週は企業決算や中国の経済指標など重要な指標が発表されますが、出来高が増加しない以上、好悪材料に反応して乱高下する動きは避けられないものと思われます。まだ、13週線は上向きトレンドを維持していますので、早期にライン上に復帰することが課題になります。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ 8331ドル68セント  +185ドル16セント (2.27%)

 NASDAQ総合指数 1793.21ポイント  +37.18ポイント (2.12%)

 S&P500     901.05ポイント     +21.92ポイント (2.49%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9315円  +275円

              (円建て)  9260円   +220円 
 

 米国株は急反発、CME日経平均先物は9300円付近まで反発して帰ってきました。また、米国株の反発を受け、ドルが売られたものの、円にたいしては93円台に軟化して帰ってきました。米国株が一アナリストの投資判断によって上昇したことには不安定感を感じるものの、円の軟化は下落を続けてきた日本株にとっては好材料。昨日は、衆院解散を思惑した先物の売りによって相場が売り崩されましたが、本日は先物の買戻しや裁定買いにより、10日ぶりに反発する可能性もでてきました。米国の流れを受けて金融株や業界再編をめぐる株が物色されそうですが、総選挙が8月末まで先延ばしにされたことで手控え気分が強まることは必至。材料株の復活を期待したいところですが、昨日、GSユアサが大型のファイナンスを発表したことで、需給悪化懸念から売られることも予想され、主役不在状態になることも予想されます。海外投資家の中には、新興市場や中小型株を売り、大型株へシフトする動きも見られるなど、全般的に潮目の変化が起きているのかもしれません。昨日も書きましたように、ここからは、業績重視…。

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麻生総理、念願の解散権をついに行使へ…相場は総選挙後を模索へ
 週明け13日の日経平均株価は236円95銭安の9050円33銭、TOPIXは20.08ポイント安の852.42と、ともに9日続落して終わりました。出来高概算は23億5700万株、売買代金は1兆4600億円と、週末に比べ増えたものの、低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは2勝10敗、騰落レシオは87、RSIは33、25日移動平均線かい離はマイナス7%でした。日経平均サイコロ、マイナスかい離は底値ゾーンに、RSIは底値が近いことをそれぞれ暗示してきました。騰落レシオも急低下していましたが、底値ゾーンに近くなってきたことを示すものの、これまで拡大してた物色範囲が狭まり、個人の物色意欲が減退していること示しています。物色対象の変化がおきるかもしれませんね。

 さて、麻生首相も、サミットでの冷たい扱いや、都議選のぼろ負けでようやく政権持続をあきらめたようですね。首相になって、組閣もしたし、サミットにも出たし、景気対策もやったし…と、短期間に首相として大体の職務を果たしたんですが、唯一、解散権の行使だけを実行していませんでしたので、党内の反対を押し切り任期切れを待たずに解散することに決めたようです。まあ、全部やったんですから、満足されたことでしょう。最後の最後は、官僚のサボタージュにあい、サミットで赤っ恥をかかされましたが、外務省の皆さんも、民主党政権への備えをしないといけませんから、レイムダック状態の首相のお守りどころでは無いということでしょうか。

 8月30日の総選挙では、民主党政権が誕生することになるんでしょうが、今の陣容を見ると政治家の集団というより専門家の集まったテクノクラート集団という感じが強いので、果たして、激変する世界の中で、しっかりした舵取りが出来るのか…ちょっと頼りない感じを受けないでもありません。まあ、今日あたりの動きは、いまだにマニフェストも出ていない状況では、政権交代があってもどうなるか読めない…ということで、とりあえず手持ちのポジションを解消しておこう…と言う動きが先行したようです。これまで相場をリードしてきた、中小型株や新興市場の下げが特にきつかったようですが、値段も関係無しに投げが入った銘柄も多かったようですね。このことについては、週末の書き込みで「全体相場の安定があっての中小型株・新興市場相場…」と書き、円への投機的な動きがあるため、週明けは危ないかも…としておきました。

 実際、シカゴIMM通貨先物市場(7日現在)で、円ロングのポジションは前週の円ショート1047枚から、1万7117枚の買いに急変しており、何らかの投機的な動きが始まったことを暗示しています。今日も、GLOBEXで米国株先物が下落すると、円買いを仕掛け、一時は92円01銭と、台割れ寸前まで円高が進行。これを嫌気し、先物の仕掛け的な売りが急増。たびたび、現物と先物のサヤが逆転。裁定解消売りがでたことも日経平均の下げ幅を拡大することになりました。以前から裁定買い残の動きには注意するように書いてきましたが、だんだん威力が発揮されつつあるようです。心配なのは、全体の地合が悪化するとともに、これまで個人投資家を中心に買われ、信用買い残が増加していることです。先週発表分では、1兆5000億円を超えていますから、裁定残と合わせると2兆5000億円の売り圧迫があることになります。この辺は、懸念要因として頭に入れておく必要がありそうです。

 株式レポートやこのコーナーでは、6月後半から7月相場は冴えないものになるとして、慎重に対処してきましたが、先週末の週足の日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは58に低下しており、調整がかなり進んでいることを暗示しています。また、今日の分でも、短期指標は底値ゾーンに入ってきました。そろそろ、次の相場に備えて動く時期を探る展開に来ているものと思われます。ただ、相場のムードとしては、今週が最悪のものになるかもしれません。米国のほうでも、追加的な景気刺激策の見送りは良いとしても、金融機関の決算や株価形成に関しておかしな噂が流されていますし、FRBの運営姿勢に反対する議員が、調査の動議を提出。まだ解決されていない金融危機に孤軍奮闘しているバーナンキFRB議長のの再任に黄色信号が点っていることなど、懸念材料が増え始めました。

 今週は、ゴールドマンザックスやインテル、GEなど米国を代表する企業の決算発表があり、失望と期待の繰り返しから株価も乱高下しそうですが、果たして株価が安定し、再びリスク選好が高まるか…今週は大きな鍵を握ってきそうです。先々週末の書き込みで、ニューヨークダウのチャートを添付して解説しましたが、そのときも書きましたように、ニューヨークダウは高値と安値が切り下がるダウントレンドからまだ抜け出していませんので、一つ間違えると安値を更新する可能性が無いではありません。個人的には、今後景況感がさらに改善され、株価も上向きに転じるものと思っていますが、相場観の中には可能性の一つとして、心にとどめています。当面、米国株次第の動きには変化はありません。 

 よく、日経平均の下値めどは…と聞かれますが、裁定解消売りが続けば下値めどなど立てられるものでは無いことは昨年の相場でよく分かったはずだと思うのですが…。今週は、耐えて、流れを見極める時期…。医療費削減で成長が期待される日本調剤が本日1800円台に乗せてきました。地合に流され引けは緩んでいますが、まだまだ押し目は狙えそう。ここからは、とにかく業績に的を絞っていくことが大事。

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米国株は高安まちまちの動きだが、二極化への芽が出てきた…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、ミシガン大消費者信頼感指数(7月・速報値)が予想を下回る数字になったことや、石油会社の慎重な業績見通しを受け、景気の先行きに慎重な見方が増加。株価は終日マイナス圏で推移しました。引けにかけては、大手銀行が、ソフトウェア業界などの投資判断を引き上げたことから値を戻したものの、結局、ニューヨークダウ30種平均、S&P500は反落して終わりました。ただ、ハイテク株の比率が高いNASDAQ総合指数は続伸して終わっています。ニューヨーク市場の低調な商いは昨日も続き、出来高は9億2200万株と再び10億株の大台を割り込んでいます。一方で、10年もの国債金利は再び3.3%を割り込んでおり(価格は上昇)、リスク回避の動きから株式市場から資金が流出している可能性をうかがわせます。

 この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(7月・速報値)は64.6。前月の確報値70.8から低下するとともに、事前予想値の70.2も大幅に下回りました。期待指数が前月の69.2から60.9に低下しており、引き続く資産価格の下落から消費者心理が急速に冷え込んでいる状況を示し、市場の失望感を誘いました。一方、ゴールドマンザックスが、法人の発注が増加するとしてハードウェアやソフトウェア業界の投資判断を引き上げるとともに、アップルの目標株価を引き上げたことなどから、ハイテク株全般に買いが広がるなど、業種間格差が広がりました。

 米国株は今週も調整色を強め、ニューヨークダウやS&P500は4週連続の陰線になりました。来週からの本格的な決算発表を控えて、慎重な見方が広がっています。アナリストの事前予測によると、S&P500 の構成企業の第2・四半期決算は35%の減益。続く第3・四半期も21%の減益となっており、6月までの株価の上昇が行き過ぎだった、として、市場は割高感の是正が必要と判断しているようです。それだけに、来週以降発表される企業決算で4-6月期の実績と7-9月期の予想がアナリストの事前予想とどれだけかい離しているかが焦点になってきます。その意味では、昨日のGSによるコンピューター、ソフトウエア業界の投資判断格上げの動きはプラスの材料として評価されます。

 ニューヨークダウは、予想通り4月のもみ合いゾーンを意識して下げ止まりの動きを示しています。ただ、依然として、下落中の5日線を意識して高値が切り下がっており、下値リスクが払拭されたわけではありません。当面の下値とみていた13週線を割り込んだだけでなく、同線が上値圧迫を強めており、早急に移動平均線上に復帰する必要があります。当面、26週線を下値めどとしますが、市場の不安心理を払拭するには、市場予測を上回る決算や景気の明確な好転サインが必要。来週は大きなポイントになりそうです。

 10日の米国株
 ニューヨークダウ 8146ドル52セント -36ドル65セント (0.45%)

 NASDAQ総合指数  1756.03ポイント +3.48ポイント (0.20%)

 S&P500      879.13ポイント  -3.55ポイント (0.40%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9285円 +35円

             (円建て)   9215円  -35円
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は、小幅安で帰ってきました。7月に入り世界的にリスク回避の動きが強まり、ドル、円が買われるとともに、安全資産としての米国債に資金が還流。日米とも株式市場の出来高減少が目立ってきました。日本株の場合、米ドルに格下げ懸念や準備通貨の多様化論議というウィークポイントを抱え、どうしても円高圧力がかかり気味で、この日も一時91円80銭をつけるなど、円高が株式市場の圧迫材料としてのしかかってきそうです。政局が混迷を極め、政治面からの為替対策が望みづらいことから、来週も薄商い状態が続き、先物やシステム売買の影響を受けることになりそうです。ただ、これ以上の円高は、底打ち感を強めてきた日本経済にとってマイナスになるほか、デフレへの逆戻り懸念も深まるため、金融当局や政策当局から何らかの策が打ち出され、急な転換が起きる可能性もあります。まあ、いずれにしても米国株次第の方向は変りません。来週も、今週と同じような小型株を中心にしたもぐらたたき相場になりそうですが、これも市場全体が安定していればこそ…のこと。週単位のテクニカル指標が何時買いサインを発するかがポイント。

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え!7月に入って高く終わった日が無いの…?来週の決算発表(米国)が転機に
 週末10日の日経平均株価は、3円78銭安の9287円28銭、TOPIXは1.41ポイント安の872.50と、ともに8日続落して終わりました。出来高概算は20億5900万株、売買代金は1兆4168億円と、相変わらずの薄商い状態…なんですが、今日はオプション決済に絡むSQ日ですよ。SQに関係する分が出来高で2億900万株、売買代金で2179億円ありますから、実商いは…。まあ、悪材料(というより不透明材料)だらけですから、動くに動けないというところでしょうか。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは96、RSIは32、25日線かい離はマイナス4.9%。騰落レシオを除き、「そろそろですよ…」という感じになってきましたね。

 それにしても、今日も値上がり数は833、値下がり数は749…これでは、騰落レシオは落ちてきませんよね。一体、誰が買っているんだろうか、という感じですが、値上がり上位を見ると出来高が10万株にも満たないうす商いものが多くあり、とにかく、色んなものに味付買いをしておき、食いつきのいいものを来週仕掛ける…という感じでしょうか。とにかく、相場環境に関係なく、バタバタと商いしなければならない事情のある資金が動き回っているようです。昔の仕手だったら十分な資金計画をし、時間をかけて「仕込み」→「仕掛け」→「仕上げ」というステップで仕手株を育てることをやったんですが、最近はそんなかったるいことはやってられない…ということで、あっちこっち食い散らかして回っています。このやりかたなら、別に企業の内容や将来性、玉の分布状況…など、綿密に調べなくてもいいですしね。でも、失敗した玉は確実に増えていきますし、投げたら自分で自分の首を絞めることになるし…先に待っているのは「地獄」しかないんですがね。相場の世界では、仕掛けた人は、必ず最後にはやられる…というのがセオリーですよ。これは、体験談でもありますが…。

 さて、いきなり、脱線して始まりましたが、相場が日柄整理に入っていることは以前から書いておきましたので、いまさら解説する必要もないと思います。でも、7月に入って一日も高く終わった日が無い…というのもすばらしい。まさに、真綿で首を絞めるとはこういう下げ方をいうんでしょうか。まあ、景気がもしかしたら2番底をとりに行くかもしれない、もしかしたら、企業決算は期待はずれかもしれない、あさっては東京都議選、総選挙は何時になるか分からないが、自民党が下野したあとの日本の政治は…と、色々悩んでいたら、原油や金、高金利通貨からいきなりリスクマネーが撤退をはじめ、円がいきなり91円台をつけた…。今から決算予想を立てるときに「それはないだろう」というのが、今週の正直な投資家の感想でしょう。まともな神経なら動けないのが当然ですね。結局、それが市場エネルギーの減少になって現れたということでしょう。

 ただ、先行きがまったく見えなかった昨年とは異なり、今は、景気や企業業績、株価の見通しで強弱感が対立するようになっています。弱気論が支配的となり、買い方が不在になった昨年と違い、押し目買いの勢力が存在するようになっていますから、急落することがなくなっています。この点でも、相場の質は改善しているのです。なんだか、ちょっと相場が「上がらなく」なると、すぐに弱気論が頭をもたげてきて、「それみたことか…」みたいな記事が紙面を飾るようになりますが、ここでは冷静に経済環境の変化を抑えておくべきでしょう。

 マスコミの報道テロには辟易としますが、先日のアルコアの決算でも、赤字幅が予想を下回ったことよりも、売上高が減少していることをことさら重要視して解説していました。コスト削減努力についても軽視したような発言がありましたが、日本企業の業績が立ち直った2003年前後の様子をみると、企業業績の回復過程は、「減収、減益」から、コスト削減努力を経て「減収、増益」となり、景気回復とともに「増収、大幅増益」と変化していきました。現在の、景気低迷期にどれだけ企業体質の強化に取り組んだかで、増収期に入ったときの増益率が異なってきます。この流れを重視するなら、コスト削減で結果を出している企業について、軽視するような発言をするのはいかがなものかと思いますが…。この解説者、それまで大弱気をいっていましたので、発言との整合性をとるためには、けなさざるを得なかったのかもしれませんが…。

 とにかく、今、相場にとって、企業業績が重要な鍵を握っていることは間違いありません。今日の朝も書きましたように、アルコアの経営トップが、中国や米国の景気刺激策のおかげでアルミの需給関係が改善した…また、自動車向けも回復し始めたと話していることは、今後の企業業績を考える上では大きな意味を持ちます。まあ、答えは来週になったら分かることですからこれ以上は書きませんが…。テクニカル指標もそろそろ「買い場近し…」を暗示してきましたので、来週の相場は、もう少し期待感を持って望みましょうか。もっとも馬鹿な政治家どもの問題はありますが…。

 このところ、相場に関しては流してみてきましたが、来週からはちょっと真剣に見て行きたいと思っています。そういえば、一貫注目中の日本調剤が今日大台代わりをし、高値引けしてきましたが、そろそろ業績評価の相場がはじまるかな…?

 今日はくだらない与太話をぐだぐだ書きすぎました。また来週もがんばりましょう。

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米国の投資家は、決算数字を見ないとどうにも動けない…いまのところアナリスト見通しを上回る企業が多いのですが…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日発表されたアルミ大手アルコアの決算や、寄り前に公表された新規失業保険週間申請件数(7月4日まで)が予想を下回る数字になったことなどを好感。高く始まりましたが、30年国債の入札倍率が前回よりも低下し財政資金調達への懸念が高まる一方、アナリストによるゴールドマンザックス(GS)の買い推奨など好悪材料が交錯。前日引け値付近を上下していましたが結局、小幅続伸して終わりました。GSの投資判断引き上げを受け、前日安かったS&P500もこの日は反発して終わっています。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数は、前週(61万7000件)に比べ5万2000件減少し、56万5000件になりました。市場予想の60万5000件を大幅に下回りました。また、同日発表の卸売在庫・売上高(5月)は、在庫が前月比0.8%の減少となりました。アナリスト予想の1.0%減は下回ったものの、9ヶ月連続の減少となり2007年8月来の水準まで落ち込んでいます。また、売上高は自動車などの売り上げ増から前月比0.2%の増加となり、「変らず」とのアナリスト予想を大幅に上回りました。

 またこの日は、バンクオブアメリカのアナリストが、ゴールドマンザックスを買い推奨しましたが、4-6月期の業績が、トレーディング収入や値付け業務の拡大で大幅に向上することを挙げています。以前から、ニューヨーク市場の出来高に占める一部証券会社の関与率の高さが話題になっていましたが、図らずも証明されることになりました(引け間際に急騰する不自然な商いがよくありましたが…、まさか、株価操作見たいな動きがあったんではないでしょうね)。一部の投資銀行に値付業務をたよらなければならないほど、今のニューヨーク市場は流動性が無くなっているんでしょうか。

 米国株は小幅続伸の動きとなりましたが、ニューヨークダウの立会い中の値幅はわずか83ドルと小動きに推移しています。また、出来高は10億600万株と再び減少しています。株価は続伸したものの、上値は5日線を意識して売られており、まだ不安定な状態を脱したわけではないようです。ただ、アルコアの経営トップが、中国や米国の景気対策により、アルミをめぐる需給関係が好転していることを認めたように、公的な景気刺激策が企業決算に影響を与え始めたことが分かります。昨日も書きましたように、焦点は来週から本格化する米国主要企業の決算…。サプライズが続けば、低迷脱出の契機になるかも。当面は、4月に約一ヶ月もんだ8100ドル付近での値固めか…。

 9日の米国株
 ニューヨークダウ  8183ドル17セント  +4ドル76セント (0.06%)

 NASDAQ総合指数  1752.55ポイント  +5.38ポイント (0.31%)

 S&P500     882.68ポイント  +3.12ポイント  (0.35%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9385円 +75円

              (円建て)  9340円 +30円


 米国株は小幅続伸、CME日経平均先物は9300円台を回復して帰ってきました。為替市場では、米国の経済指標や株価の上げを受け、ドル・円が売られたものの、対ドルでは円は92円台後半の動き。また、他の通貨に対しても大きく売られたわけではなく、円の上昇期待が強いようです。現在は、決算の集計時期に当たりますが、前期の数字は実績として変化はないものの、見通しの策定に当たってはマイナス材料となり、予想が低く出てくることは避けられません。当面、為替の動きに一喜一憂することになりそうです。今日の相場も、為替やGLOBEXの米国株先物を見ながら神経質な展開になることは避けられませんが、引けにかけてはポジション調整の先物の買戻しからしっかりに終わる可能性もあります。今日も超低位株を中心にした個人資金(?)のもぐらたたき相場か…?

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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