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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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日米の株価を比較してみたら、日本の方が強そうだった…?
 おはようございます。
 昨日は、急な会合があって出かけ、その後「ちょっと一杯…」というお決まりのコースになり書き込みができませんでした。皆さん、相場の方では相当お悩みのようで…。

 さて、米国の株式市場は独立記念日の振り替え休日でお休み。欧州の株式市場は手がかり材料が無いまま、小動きに推移。高安まちまちの動きになりました。ただ、原油価格が引き続き下落。1バレル65ドル台に下落したことを受け、資源株が下落。これを銀行株などのディフェンシブ株が埋めるという格好になっています。米国の予想外の雇用者数の減少は、景気回復への期待感をくじき、揚げ足を早めていた原油価格にも影響を及ぼしています。WTI原油先物は、ボリンジャーバンドの下値抵抗の下限にあり、上昇傾向が続くか、一段下落するかの微妙な位置に来ています。相場の行方によっては、週明けの米国株に影響を及ぼすだけに動向が注目されます。

 analytic20.gif
 さて、図はニューヨークダウの週足ですが、史上最高値をつけた後、2本の太線にはさまれた下降バンド内を動いてきました。しかし、昨年9月のリーマンショックを機にこのバンドを下方に突破。以後、下げ足を速め、6400ドル台まで下落しています。米国政府の必死の努力により金融が小康状態を取り戻すとともに、株価も戻り足を早めていきましたが、丁度、底打ちから3ヵ月後の6月初旬には、本来の下降バンドの下限まで戻りました。チャートでは、これまで下値を支えてきたラインを切ると、これが上値抵抗ラインに変化しますから、この欄でも反落懸念を書いてきたわけです。株式レポート(異業種交流会向けに限定発行…)には、上記のチャートを示してきましたので、分かりやすかったものと思いますが、このコーナーでは文字だけで説明しましたので分かりにくかったものと思います。

 問題は先行きですが、チャートを見ればわかるように、高値からの下落過程では、いまだに、高値と安値が切り下がる…という下降トレンドがいまだに続いています。今回の戻り相場で年初の戻り高値を更新していれば、下落トレンドに終止符を打つことができたわけですが、残念ながら更新はできず、依然、下落基調は続いたままです。現状では、右肩上がりの支持線が引けないため、移動平均線に頼らざるを得ませんが、当面の下値抵抗線と考えてきた13週株価移動平均線(週末8380ドル)も下回ってきました。ただ、13週線の上昇はしばらく続きますし、下値には26週線も控えていますので、大崩れすることは考えにくいと思われます。

 以前から書いてきたように、下落トレンドを脱するには、1月6日のザラ場高値9175ドルを抜くか、本来の下降バンド内に復帰するしかありませんが、下降バンドの抵抗力はかなり強いと思われ、しばらくは、移動平均線の支持力と上値抵抗線の下落圧力にはさまれ、レンジ内の動きに移行すると予想されます。それだけに、ここから発表される経済指標が明確な景気回復のサインを出すこと。また来週から本格化する企業決算で割安感が出てくることがカギになります。

 週末に発表された雇用統計では悪い面ばかりが取り上げられていますが、製造業の雇用者数の減少はこのところ継続していますし、同日発表の製造業新規受注も市場予想を大幅に上回り、生産が回復していることも示しましたので、週明けの相場では製造業を再評価する動きが出てくるのではないでしょうか。

★日本株について
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 さて、日本株についてもニューヨークダウと同様に大きな関門に差し掛かっています。このコーナーでは、5月後半から「上げの3ヶ月を経過する6月初旬からは、4~5週間程度の日柄調整に入るのではないか…」と書いてきました。また、一昨年10月と昨年6月の戻り高値を結ぶラインが上値抵抗線として意識されてくるとして、調整懸念を書いてきましたが、今週末まで3週続けて調整気味に推移してきました。
 
 米国株と同様に下値が気になるところですが、米国株と根本的に異なるのは高値と安値が切り下がる下落トレンドをすでに抜け出していること。また、9300円前後で形成したテーブルを抜けだしており、このゾーンに強力な下値抵抗帯を形成している点です。各国の自動車購入支援策や家電購入の補助措置を受け、日本の部品輸出が回復していることなどを反映したものと思われます。米国とは明らかに下値懸念の度合いが異なりますが、問題は、強力な上値抵抗ラインをどう突破してくるのか…。以前から書いてきたように、日柄的には調整3週を経過。来週から、再来週が焦点になってきますが、まだ、13週線(9418円)とのかい離が残っており、この2週の間に一旦下ぶれする可能性もあります。

 とにかく、日本株も上値抵抗線を突破するための「サプライズ」な材料が必要なのは確か…。やはり、米国と同様に今月末から本格化する企業の4-6月期の決算発表が焦点になるか。それまでは、上値抵抗線の圧力で上値が切り下がり、下値は9300円ゾーンで支えられるという、狭いレンジ内の動きか…?

 なんだか、米国より日本株の方が見通しが明るいような気がするんですが…。ちなみに、週末3日の日経平均終値は60円08銭安の9816円07銭、TOPIXは3.40ポイント安の920.62と、ともに続落して終わっています。出来高概算は18億7000万株、売買代金は1兆3540億円と、ともに急減。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは117、RSIは43、25日線かい離はマイナス0.02%でした。日経平均の週足サイコロは6勝6敗、RSIは70と、中期的な過熱感は解消の方向にあります。

 週末は商品先物ファンド(CTA)の連中も、独立記念日のお休み入りで手仕舞いが中心になり、日本株はしっかりに終わりました。今週は為替や債券先物などとのプログラム売買、裁定取引で徹底的にやられましたが、個人資金はどこ吹く風でテーマ株を追っていました。まあ、来週もこんな感じの相場が続き、だんだん業績感応相場に入っていくんでしょう。
(今日使ったチャートはいずれもクリックすると拡大されます)

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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