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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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サミット、重要経済指標の発表、米国企業決算発表…投機筋も見送り…か
 週明け6日の日経平均株価は135円20銭安の9680円87銭、TOPIXは8.20ポイント安の912.42と、ともに4日続落して終わりました。出来高概算は16億4000万株と2月17日以来の薄商い。売買代金も1兆1400億円と、急減しています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは109、RSIは47、25日線かい離はマイナス1.4%と、25日線がだんだん遠くなってきました。

 さて、今日は日銀の支店長会議があり、地域経済報告が発表されましたが、それによると9地域とも景気に下げ止まりの動きがあると、確認されました。また、5月の景気動向指数も発表されましたが、一致指数、先行指数とも上向き、数字の面でも景気の下げ止まり傾向が確認されています。ただ、市場のほうは、これには無反応…。先週末のCME日経平均先物にサヤ寄せする格好で安く始まったあとは、仕掛け的な商いも無く小動きに推移したままでした。ただ、為替市場では、イタリアのラクイラサミットを控え仕掛けてきな商いがあり、「米国の著名投資家ジムロジャース氏が米国を弱気し、ドルを売るとともに、米国債を空売りしている…」との噂が流れ、円ドルは一時95円24銭までありましたが、結局、95円の抵抗ラインを割ることは出来ず、押し戻されています。

 市場の関心が、ドルを補完する準備通貨に向かっているだけに、米国市場が開く前にドル売りの方向付けをしておこうという投機筋の思惑があったんでしょう。ただ、ロジャーズ氏の空売りについては、米国で景気回復期待が剥げ、債券に資金が向かっている折に果たして、売ったりするものでしょうか…?今週は明日の夜から3日間で総額650億ドルの三年債、10年債、30年債の入札がありますから、このあたりを意識した動きがあるのかもしれません。また、今週は今晩のISM非製造業景況指数の発表、8日にはアルコアの決算発表があるなど、重要な発表が相次ぎますので、投機筋としても一方向にポジションを傾けにくくなっているのも事実です。

 まあ、今日の日本株がドスンと落ちた後、小動きに推移したのも、投機筋自体がまだ独立記念日の休み気分から空けていないことと、連休明けの米国株の様子をみたい、ということで、手を緩めてくれたから…ということでしょうか。ただ、今週末にはオプションがらみのSQを控えていますから、明日からは、いろんな材料をはやして、弱気筋と強気筋が交錯。ちょっと荒っぽい動きになるのか喪知れませんね。また、もうひとつ、心配なのが米国の動きです。ニューヨークダウの下値不安については、土曜日の朝、書きましたので参考にしてもらいたいのですが、懸念されるのはニューヨーク市場の出来高の減少。先週木曜日の出来高は7億株台と、通常の半分以下に落ちこんでいます。米国株の出来高に占めるある投資銀行の占有率が信じられないくらい高いことは、以前、案内したことがありますが、なにか、トラブルがあってこの投資銀行のディーリングが止まった…といい、流動性の面で問題がおき始めていることです。

 米国では、リーマンブラザースの破たん以来、投資銀行は壊滅状態で、彼らが市場で果たしてきた値付業務に問題が生じ、この部分を、一社でカバーしていた…といいます。これが機能しなくなったら、売り物や買い物が直接場にさらされることになり、株価は波乱する可能性が大きくなります。こんなところにも、まだ、リーマン破たんの影響が残っていたんですね。とにかく、WTI原油先物市場の時間外取引で、1バレル64ドル割れ寸前まで売り込まれていることから、週明けの米国株は資源株が売られ続落する…として、GLOBEX米国株先物は一時75ドル下げる局面もありました。こんな状態で、値付けがろくろく出来ないニューヨーク市場が開いたら…ちょっと怖い気がしないでもありません。ただ、ISM非製造業景況指数の事前予想は上昇ですし、韓国サムソンの四半期決算が増益だったことからハイテク株への好影響も期待できますので、まあ、あまり色眼鏡をかけてみることはしない方がいいのかもしれません。でも、米国のニューヨーク市場でさえ、値付業務が困難になっている…というのは、一応頭に入れていた方がいいでしょう。

 さて、今週の日本株ですが、先週も書いたように、主力株は先物やオプションとのプログラム売買で
引っ掻き回されて、ちょっと方向感を探るのは難しい展開が予想されます。ただ、久しぶりに買ったチャートブックをみると、小型株や新興市場の動きはどれも一触即発の状態…。はっきりいって手がかり材料もくそもない(下品な言い方でごめんなさい)という感じになっています。要は誰かが仕掛けたら上がる…という感じでしょうか。待っていればいつかは仕掛けてくるんでしょうが、それとても、全体が安定していたら…の話し。以前から、書いているように、今週から、来週は整理の日柄から見たら、急所になる可能性もありますから、相場の変化に向けていつでも買い出動できる体制を整えておくところでしょう。

 今回の決算の対象になった4~6月期の経営環境は、3月末時点とは大きく異なっています。為替、原材料価格のほか、有価証券評価損の減少など、さまざまな点で変化していますので、当初の見通しとは大きく異なるものがでてきて、正式な決算発表前に業績の増額修正がでてくるものが増えそうです。どうせバクチをやるなら、こういう企業を探してきて待ち伏せするくらいのつもりでやった方が面白いような気がするのですが…。まあ、連休明けの米国株が無難にスタートすることを願っておきましょうか。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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