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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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どんどん大きくなる裁定解消の影響力…ついに13週線に届いた!
 8日水曜日の日経平均株価は227円04銭安の9420円75銭、TOPIXは20.59ポイント安の888.54と、ともに6日続落して終わりました。出来高概算は21億2800万円、売買代金は1兆4460億円と、前日に比べやや増加したものの、依然、低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは101、RSIは40、25日線かい離はマイナス4%でした。サイコロ、RSI、移動平均線かい離…なかなか良い調子で整理が進んでいます。

 今日は朝からギブアップしていましたので、病院に血圧の薬をもらいにいったり、読みかけの本を読んだりと、ゆっくりすごさせてもらいました。途中で、相場の状況をチェックしましたが、どれもこれも弱気のオンパレード。上がらない理由や、これからさらに下げる理由が理路整然と並べ立ててあります。さぞかし、怖くなってみんなが投げまくっているんでしょうと思いきや、引けの出来高をみると21億2800万株…。まあ、米国株は急落、先物は安い、おまけに円は94円割れ寸前まで買い上げられては、上がる方が不思議でしょう。

 これだけ薄商いになってきたら、先物やシステム売買の影響が強まり株価が下押す局面がありうる…と週初めに書きましたが、どうやらそんな展開になってしまいました。商品先物業者が資金を引き上げているとか金融機関が売っている…などの解説がありましたが、円がこれだけ高くなれば、当然日本経済にとっていいはずはありませんから、彼らにとっては絶好の攻めのチャンス。「円買い・株先物売り」、「債券先物買い・株先物売り」を仕掛けてきますから、株の先物に売りが集中。現物との間が逆ザヤ状態になりますから、裁定解消売りが出て、日経平均の下げ幅を拡大した…ということでしょう。また、金融機関の売りも、最近高値で買いついた分を、9500円を割り込んできたことで、慌てて先物でヘッジ売りしてきた、ということなんでしょう。

 海外では、商品先物取引委員会が原油取引のヘッジファンドの持ち高を公表する規制を発表し、原油下落の一因になった、といわれますが、日本では何をしようが、どれだけ関与率が上がろうが、何にもいわれませんから、こんなおいしい市場から彼らが引き上げるわけはありませんよね。もし何かいわれたら、本国の政府に泣きつけば、日本のSECくらいはすぐに黙らせてくれますしね…。もう欧州や米国では無茶をやりすぎて、規制が強まってきますから、そこそこの市場規模があって無茶が出来るのは日本ぐらいしかありません。なにか、徹底的に食い物にされそうな気がするのは私だけでしょうか。

 「先物をやりましょうよ」と欧米の政府から声をかけられている中国ですが、日本がどんな目にあったか知っているだけに、ぬらりくらりと逃げているようです。最近の外資系証券の投資格付けにしたっていきなり2段階も評価を上げたりと、ショッキングな格付け変化がよくありますが、事前におかしな商いは無かったんでしょうかね。彼らが、米国でやってきたことを考えると、素直に信じられないところがあります。日本の政府や金融当局は、欧米で起きた金融危機を対岸の火事みたいに考えている節が見受けられますが、その金融危機が、1929年の大恐慌を繰り返さないために設けられた安全弁を一つずつ取り外し、規制の及ばないところで好き勝手やったところで起きた、極めて用意周到・確信犯的なものだったことを忘れてはいけません。

 特に、レバレッジを効かせた資金運用が危機を増幅したわけですが、最近の米国銀行の決算を見ても、いまだに懲りずにレバレッジを効かせて債券などの運用をしたところほど、良い決算を出しています。いまだにレバレッジ運用を経営の柱にしているわけですから、まったく何の反省もしていないということが分かります。また、最近では、高額報酬を与えて人材を確保するなど、オバマ政権の方針とは逆の動きをするなど、相変わらず、収益至上主義の姿勢も変りません。まさに、何も無かったような傲慢な経営ですが、簿外に大きな含み損を抱えたままの状態で、一つ間違えば、元の木阿弥になりかねない経営状況でもあります。だから、無理しているのかも知れませんが…。オバマ政権も早く彼らを「座敷牢」に閉じ込めてしまわないと、また何かしでかすかも知れません。

 今回の郵政問題のごたごたも、米国の大手銀行が関係しているといわれ、麻生さんが変節したのも、小泉さんが色を変えて郵政民営化派の引き締めを図ったのも、竹中氏のテレビ出演回数が増えたのも、大手新聞による西川擁護・鳩山叩きの論陣が張られたのも…どこやらにあるGHQの命令などという、噂も飛び交っています。なぜ、なにもいえないんでしょうかね。ハニートラップにはすぐに引っかかるは、女性問題やカネにまつわるスキャンダルをどこやらの情報組織に押さえられて何もいえなくなっている政官財の方がいかに多いことか。一度、ガラガラポンで全部そう入れ替えとのはできないんでしょうか…。真に国民の幸福や(アメリカではなく)日本の国益を考えた政治体制は出来ないんでしょうか。そろそろ、米国の信託統治領から独立してほしいものです。でも、気概のあるひとは中川さんみたいに、つぶされてしまうしね~。

 先物業者のやりたい放題から、話が脱線しましたが、この流れは以前から口をすっぱくして書いてきたこと。ただ、今日の、引け値で13週の株価移動平均線を下回ったのはちょっと行きすぎか…?まあ週末の引け値で13週線を維持できれば「良し」としておきましょう。とにかく、ここからは指数の整理状況を観察しながら動くことが大事…。今晩のニューヨークが安くなれば、またマスコミさんの弱気テロが始まりますから、流されないようにしなければなりません。今日は、取り上げて書くこともありませんでしたので流しましたが、とにかく、裁定取引やロングショート取引という背後霊を背負ってしまった日経平均やTOPIXという指数への過大な期待は禁物。基本は中小型、新興市場を中心にした各論相場。とにかく、業績感応相場への備えを!

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景気回復と企業業績への懸念のはざ間で、下値模索を強める米国株
 おはようございます。
 昨日の米国株は、第二次景気刺激策の必要性をめぐる論議から、景気回復が予想より遅れるとの観測が強まり、反落してスタート。その後も安値圏で推移していましたが、ガソリン在庫の増加を懸念しエネルギー関連株が売られたほか、調査会社によるIT投資の減額予想を受け、マイクロソフトやグーグルが売られるなど、引けにかけ売りが拡大。結局、安値圏で終わりました。

 昨日も書きましたように、米国では3月からの4ヶ月にわたる株価上昇に見合うだけ、企業業績が回復しているのか…との懸念が強まり、これから発表される4~6月期決算への不信感が強まっています。昨日も、資源価格の下落を受け資源・エネルギー関連株が下げたほか、ハイテク株など景気循環株も売られるなど、ほぼ全面安商状で、ニューヨーク市場の値上がり数はわずか660銘柄(値下がり数2251銘柄)にとどまっています。ただ、出来高は11億株台と前日とほぼ同水準で、投げ商いになった、という感じではないようです。

 米国株は調整4週目に入っていますが、株価上昇が勢いを無くすとともに弱気が増幅。企業業績に対する強弱感が対立しています。ただ、景気の急落とともに、企業も在庫や人員削減などコストの圧縮にいち早く取り組んでおり、これまで発表された企業決算を見ても、利益率が上昇していた企業も多かったように思えます。一部投資会社でも、企業業績はアナリスト予想を上回る…として、積極的な買いを進めるところもあります。大体、先ごろ発表された景気刺激策の大半がまだ執行されていない状態であるほか、検証も行われていないときに、第二次景気刺激策の話が出てくるほうがおかしいと思われます。とにかく、決算発表の結果が全ての鍵を握ってくるものと思われます(個人的には、ISM景況指数で輸出向け受注が増加するなどしており、ハイテク企業を中心に、業績が上振れしてくるものと考えていますが…)。

 さて、ニューヨークダウについて、三尊天井の可能性が強まっていることは、このところ指摘してきたことですが、昨日の急落で安値を下回り、その可能性をさらに強めることになりました。下値めどの算定がしにくいことは先週末の書き込みでも指摘したところですが、当面のポイントとしては、4月中旬に持ち合った8130ドル付近が壁になってくるのではないでしょうか。今晩、アルコアの決算が発表されますが、やはりポイントは中旬から本格化するインテルやGE、大手銀行などのもの…。まだ、時間がありますので、下値波乱の動きがあるかもしれません。このところ、一部投資銀行の自己売買部門のマーケットシェアが異常に高まっていることも懸念材料。

 7日の米国株
 ニューヨークダウ 8163ドル60セント  -161ドル27セント (1.94%)

 NASDAQ総合指数  1746.17ポイント  -41.23ポイント (2.21%)

 S&P500      881.03ポイント    -17.69ポイント (1.97%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9590円  -50円

             (円建て)  9540円  -100円  


 米国株は急反落、CME日経平均先物も9500円台半ばで帰ってきました。また、為替市場でも、リスク回避の動きから円が上昇。1ドル94円台の取引になっています。日本株も米国と同様に、決算発表までの真空地帯にあり、手がかり材料難の状態。日経平均25日移動平均線も昨日小幅ながら下降に転じており、戻り売り圧力が強まりそうな状況になってきました。円が94円台にはいってきたことで、今日の相場は手詰まり状態になり、ますます先物の影響が強まりそうです。人気の小型株についても動きは限られたものになりそうです。以前から書いているように、現在は、13週線までの値幅調整になるか、日柄をかけて13週線に接近するかの分岐点…。無理をするところではないように思われます。目先は好業績内需株や輸入関連株が物色されそうですが、基本は見送り…。決算発表ものに的を絞って銘柄選定をする待ちの時期だと思うのですが。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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