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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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え!7月に入って高く終わった日が無いの…?来週の決算発表(米国)が転機に
 週末10日の日経平均株価は、3円78銭安の9287円28銭、TOPIXは1.41ポイント安の872.50と、ともに8日続落して終わりました。出来高概算は20億5900万株、売買代金は1兆4168億円と、相変わらずの薄商い状態…なんですが、今日はオプション決済に絡むSQ日ですよ。SQに関係する分が出来高で2億900万株、売買代金で2179億円ありますから、実商いは…。まあ、悪材料(というより不透明材料)だらけですから、動くに動けないというところでしょうか。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは96、RSIは32、25日線かい離はマイナス4.9%。騰落レシオを除き、「そろそろですよ…」という感じになってきましたね。

 それにしても、今日も値上がり数は833、値下がり数は749…これでは、騰落レシオは落ちてきませんよね。一体、誰が買っているんだろうか、という感じですが、値上がり上位を見ると出来高が10万株にも満たないうす商いものが多くあり、とにかく、色んなものに味付買いをしておき、食いつきのいいものを来週仕掛ける…という感じでしょうか。とにかく、相場環境に関係なく、バタバタと商いしなければならない事情のある資金が動き回っているようです。昔の仕手だったら十分な資金計画をし、時間をかけて「仕込み」→「仕掛け」→「仕上げ」というステップで仕手株を育てることをやったんですが、最近はそんなかったるいことはやってられない…ということで、あっちこっち食い散らかして回っています。このやりかたなら、別に企業の内容や将来性、玉の分布状況…など、綿密に調べなくてもいいですしね。でも、失敗した玉は確実に増えていきますし、投げたら自分で自分の首を絞めることになるし…先に待っているのは「地獄」しかないんですがね。相場の世界では、仕掛けた人は、必ず最後にはやられる…というのがセオリーですよ。これは、体験談でもありますが…。

 さて、いきなり、脱線して始まりましたが、相場が日柄整理に入っていることは以前から書いておきましたので、いまさら解説する必要もないと思います。でも、7月に入って一日も高く終わった日が無い…というのもすばらしい。まさに、真綿で首を絞めるとはこういう下げ方をいうんでしょうか。まあ、景気がもしかしたら2番底をとりに行くかもしれない、もしかしたら、企業決算は期待はずれかもしれない、あさっては東京都議選、総選挙は何時になるか分からないが、自民党が下野したあとの日本の政治は…と、色々悩んでいたら、原油や金、高金利通貨からいきなりリスクマネーが撤退をはじめ、円がいきなり91円台をつけた…。今から決算予想を立てるときに「それはないだろう」というのが、今週の正直な投資家の感想でしょう。まともな神経なら動けないのが当然ですね。結局、それが市場エネルギーの減少になって現れたということでしょう。

 ただ、先行きがまったく見えなかった昨年とは異なり、今は、景気や企業業績、株価の見通しで強弱感が対立するようになっています。弱気論が支配的となり、買い方が不在になった昨年と違い、押し目買いの勢力が存在するようになっていますから、急落することがなくなっています。この点でも、相場の質は改善しているのです。なんだか、ちょっと相場が「上がらなく」なると、すぐに弱気論が頭をもたげてきて、「それみたことか…」みたいな記事が紙面を飾るようになりますが、ここでは冷静に経済環境の変化を抑えておくべきでしょう。

 マスコミの報道テロには辟易としますが、先日のアルコアの決算でも、赤字幅が予想を下回ったことよりも、売上高が減少していることをことさら重要視して解説していました。コスト削減努力についても軽視したような発言がありましたが、日本企業の業績が立ち直った2003年前後の様子をみると、企業業績の回復過程は、「減収、減益」から、コスト削減努力を経て「減収、増益」となり、景気回復とともに「増収、大幅増益」と変化していきました。現在の、景気低迷期にどれだけ企業体質の強化に取り組んだかで、増収期に入ったときの増益率が異なってきます。この流れを重視するなら、コスト削減で結果を出している企業について、軽視するような発言をするのはいかがなものかと思いますが…。この解説者、それまで大弱気をいっていましたので、発言との整合性をとるためには、けなさざるを得なかったのかもしれませんが…。

 とにかく、今、相場にとって、企業業績が重要な鍵を握っていることは間違いありません。今日の朝も書きましたように、アルコアの経営トップが、中国や米国の景気刺激策のおかげでアルミの需給関係が改善した…また、自動車向けも回復し始めたと話していることは、今後の企業業績を考える上では大きな意味を持ちます。まあ、答えは来週になったら分かることですからこれ以上は書きませんが…。テクニカル指標もそろそろ「買い場近し…」を暗示してきましたので、来週の相場は、もう少し期待感を持って望みましょうか。もっとも馬鹿な政治家どもの問題はありますが…。

 このところ、相場に関しては流してみてきましたが、来週からはちょっと真剣に見て行きたいと思っています。そういえば、一貫注目中の日本調剤が今日大台代わりをし、高値引けしてきましたが、そろそろ業績評価の相場がはじまるかな…?

 今日はくだらない与太話をぐだぐだ書きすぎました。また来週もがんばりましょう。

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米国の投資家は、決算数字を見ないとどうにも動けない…いまのところアナリスト見通しを上回る企業が多いのですが…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日発表されたアルミ大手アルコアの決算や、寄り前に公表された新規失業保険週間申請件数(7月4日まで)が予想を下回る数字になったことなどを好感。高く始まりましたが、30年国債の入札倍率が前回よりも低下し財政資金調達への懸念が高まる一方、アナリストによるゴールドマンザックス(GS)の買い推奨など好悪材料が交錯。前日引け値付近を上下していましたが結局、小幅続伸して終わりました。GSの投資判断引き上げを受け、前日安かったS&P500もこの日は反発して終わっています。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数は、前週(61万7000件)に比べ5万2000件減少し、56万5000件になりました。市場予想の60万5000件を大幅に下回りました。また、同日発表の卸売在庫・売上高(5月)は、在庫が前月比0.8%の減少となりました。アナリスト予想の1.0%減は下回ったものの、9ヶ月連続の減少となり2007年8月来の水準まで落ち込んでいます。また、売上高は自動車などの売り上げ増から前月比0.2%の増加となり、「変らず」とのアナリスト予想を大幅に上回りました。

 またこの日は、バンクオブアメリカのアナリストが、ゴールドマンザックスを買い推奨しましたが、4-6月期の業績が、トレーディング収入や値付け業務の拡大で大幅に向上することを挙げています。以前から、ニューヨーク市場の出来高に占める一部証券会社の関与率の高さが話題になっていましたが、図らずも証明されることになりました(引け間際に急騰する不自然な商いがよくありましたが…、まさか、株価操作見たいな動きがあったんではないでしょうね)。一部の投資銀行に値付業務をたよらなければならないほど、今のニューヨーク市場は流動性が無くなっているんでしょうか。

 米国株は小幅続伸の動きとなりましたが、ニューヨークダウの立会い中の値幅はわずか83ドルと小動きに推移しています。また、出来高は10億600万株と再び減少しています。株価は続伸したものの、上値は5日線を意識して売られており、まだ不安定な状態を脱したわけではないようです。ただ、アルコアの経営トップが、中国や米国の景気対策により、アルミをめぐる需給関係が好転していることを認めたように、公的な景気刺激策が企業決算に影響を与え始めたことが分かります。昨日も書きましたように、焦点は来週から本格化する米国主要企業の決算…。サプライズが続けば、低迷脱出の契機になるかも。当面は、4月に約一ヶ月もんだ8100ドル付近での値固めか…。

 9日の米国株
 ニューヨークダウ  8183ドル17セント  +4ドル76セント (0.06%)

 NASDAQ総合指数  1752.55ポイント  +5.38ポイント (0.31%)

 S&P500     882.68ポイント  +3.12ポイント  (0.35%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9385円 +75円

              (円建て)  9340円 +30円


 米国株は小幅続伸、CME日経平均先物は9300円台を回復して帰ってきました。為替市場では、米国の経済指標や株価の上げを受け、ドル・円が売られたものの、対ドルでは円は92円台後半の動き。また、他の通貨に対しても大きく売られたわけではなく、円の上昇期待が強いようです。現在は、決算の集計時期に当たりますが、前期の数字は実績として変化はないものの、見通しの策定に当たってはマイナス材料となり、予想が低く出てくることは避けられません。当面、為替の動きに一喜一憂することになりそうです。今日の相場も、為替やGLOBEXの米国株先物を見ながら神経質な展開になることは避けられませんが、引けにかけてはポジション調整の先物の買戻しからしっかりに終わる可能性もあります。今日も超低位株を中心にした個人資金(?)のもぐらたたき相場か…?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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