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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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米国株は高安まちまちの動きだが、二極化への芽が出てきた…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、ミシガン大消費者信頼感指数(7月・速報値)が予想を下回る数字になったことや、石油会社の慎重な業績見通しを受け、景気の先行きに慎重な見方が増加。株価は終日マイナス圏で推移しました。引けにかけては、大手銀行が、ソフトウェア業界などの投資判断を引き上げたことから値を戻したものの、結局、ニューヨークダウ30種平均、S&P500は反落して終わりました。ただ、ハイテク株の比率が高いNASDAQ総合指数は続伸して終わっています。ニューヨーク市場の低調な商いは昨日も続き、出来高は9億2200万株と再び10億株の大台を割り込んでいます。一方で、10年もの国債金利は再び3.3%を割り込んでおり(価格は上昇)、リスク回避の動きから株式市場から資金が流出している可能性をうかがわせます。

 この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(7月・速報値)は64.6。前月の確報値70.8から低下するとともに、事前予想値の70.2も大幅に下回りました。期待指数が前月の69.2から60.9に低下しており、引き続く資産価格の下落から消費者心理が急速に冷え込んでいる状況を示し、市場の失望感を誘いました。一方、ゴールドマンザックスが、法人の発注が増加するとしてハードウェアやソフトウェア業界の投資判断を引き上げるとともに、アップルの目標株価を引き上げたことなどから、ハイテク株全般に買いが広がるなど、業種間格差が広がりました。

 米国株は今週も調整色を強め、ニューヨークダウやS&P500は4週連続の陰線になりました。来週からの本格的な決算発表を控えて、慎重な見方が広がっています。アナリストの事前予測によると、S&P500 の構成企業の第2・四半期決算は35%の減益。続く第3・四半期も21%の減益となっており、6月までの株価の上昇が行き過ぎだった、として、市場は割高感の是正が必要と判断しているようです。それだけに、来週以降発表される企業決算で4-6月期の実績と7-9月期の予想がアナリストの事前予想とどれだけかい離しているかが焦点になってきます。その意味では、昨日のGSによるコンピューター、ソフトウエア業界の投資判断格上げの動きはプラスの材料として評価されます。

 ニューヨークダウは、予想通り4月のもみ合いゾーンを意識して下げ止まりの動きを示しています。ただ、依然として、下落中の5日線を意識して高値が切り下がっており、下値リスクが払拭されたわけではありません。当面の下値とみていた13週線を割り込んだだけでなく、同線が上値圧迫を強めており、早急に移動平均線上に復帰する必要があります。当面、26週線を下値めどとしますが、市場の不安心理を払拭するには、市場予測を上回る決算や景気の明確な好転サインが必要。来週は大きなポイントになりそうです。

 10日の米国株
 ニューヨークダウ 8146ドル52セント -36ドル65セント (0.45%)

 NASDAQ総合指数  1756.03ポイント +3.48ポイント (0.20%)

 S&P500      879.13ポイント  -3.55ポイント (0.40%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9285円 +35円

             (円建て)   9215円  -35円
 

 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は、小幅安で帰ってきました。7月に入り世界的にリスク回避の動きが強まり、ドル、円が買われるとともに、安全資産としての米国債に資金が還流。日米とも株式市場の出来高減少が目立ってきました。日本株の場合、米ドルに格下げ懸念や準備通貨の多様化論議というウィークポイントを抱え、どうしても円高圧力がかかり気味で、この日も一時91円80銭をつけるなど、円高が株式市場の圧迫材料としてのしかかってきそうです。政局が混迷を極め、政治面からの為替対策が望みづらいことから、来週も薄商い状態が続き、先物やシステム売買の影響を受けることになりそうです。ただ、これ以上の円高は、底打ち感を強めてきた日本経済にとってマイナスになるほか、デフレへの逆戻り懸念も深まるため、金融当局や政策当局から何らかの策が打ち出され、急な転換が起きる可能性もあります。まあ、いずれにしても米国株次第の方向は変りません。来週も、今週と同じような小型株を中心にしたもぐらたたき相場になりそうですが、これも市場全体が安定していればこそ…のこと。週単位のテクニカル指標が何時買いサインを発するかがポイント。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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