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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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麻生総理、念願の解散権をついに行使へ…相場は総選挙後を模索へ
 週明け13日の日経平均株価は236円95銭安の9050円33銭、TOPIXは20.08ポイント安の852.42と、ともに9日続落して終わりました。出来高概算は23億5700万株、売買代金は1兆4600億円と、週末に比べ増えたものの、低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは2勝10敗、騰落レシオは87、RSIは33、25日移動平均線かい離はマイナス7%でした。日経平均サイコロ、マイナスかい離は底値ゾーンに、RSIは底値が近いことをそれぞれ暗示してきました。騰落レシオも急低下していましたが、底値ゾーンに近くなってきたことを示すものの、これまで拡大してた物色範囲が狭まり、個人の物色意欲が減退していること示しています。物色対象の変化がおきるかもしれませんね。

 さて、麻生首相も、サミットでの冷たい扱いや、都議選のぼろ負けでようやく政権持続をあきらめたようですね。首相になって、組閣もしたし、サミットにも出たし、景気対策もやったし…と、短期間に首相として大体の職務を果たしたんですが、唯一、解散権の行使だけを実行していませんでしたので、党内の反対を押し切り任期切れを待たずに解散することに決めたようです。まあ、全部やったんですから、満足されたことでしょう。最後の最後は、官僚のサボタージュにあい、サミットで赤っ恥をかかされましたが、外務省の皆さんも、民主党政権への備えをしないといけませんから、レイムダック状態の首相のお守りどころでは無いということでしょうか。

 8月30日の総選挙では、民主党政権が誕生することになるんでしょうが、今の陣容を見ると政治家の集団というより専門家の集まったテクノクラート集団という感じが強いので、果たして、激変する世界の中で、しっかりした舵取りが出来るのか…ちょっと頼りない感じを受けないでもありません。まあ、今日あたりの動きは、いまだにマニフェストも出ていない状況では、政権交代があってもどうなるか読めない…ということで、とりあえず手持ちのポジションを解消しておこう…と言う動きが先行したようです。これまで相場をリードしてきた、中小型株や新興市場の下げが特にきつかったようですが、値段も関係無しに投げが入った銘柄も多かったようですね。このことについては、週末の書き込みで「全体相場の安定があっての中小型株・新興市場相場…」と書き、円への投機的な動きがあるため、週明けは危ないかも…としておきました。

 実際、シカゴIMM通貨先物市場(7日現在)で、円ロングのポジションは前週の円ショート1047枚から、1万7117枚の買いに急変しており、何らかの投機的な動きが始まったことを暗示しています。今日も、GLOBEXで米国株先物が下落すると、円買いを仕掛け、一時は92円01銭と、台割れ寸前まで円高が進行。これを嫌気し、先物の仕掛け的な売りが急増。たびたび、現物と先物のサヤが逆転。裁定解消売りがでたことも日経平均の下げ幅を拡大することになりました。以前から裁定買い残の動きには注意するように書いてきましたが、だんだん威力が発揮されつつあるようです。心配なのは、全体の地合が悪化するとともに、これまで個人投資家を中心に買われ、信用買い残が増加していることです。先週発表分では、1兆5000億円を超えていますから、裁定残と合わせると2兆5000億円の売り圧迫があることになります。この辺は、懸念要因として頭に入れておく必要がありそうです。

 株式レポートやこのコーナーでは、6月後半から7月相場は冴えないものになるとして、慎重に対処してきましたが、先週末の週足の日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは58に低下しており、調整がかなり進んでいることを暗示しています。また、今日の分でも、短期指標は底値ゾーンに入ってきました。そろそろ、次の相場に備えて動く時期を探る展開に来ているものと思われます。ただ、相場のムードとしては、今週が最悪のものになるかもしれません。米国のほうでも、追加的な景気刺激策の見送りは良いとしても、金融機関の決算や株価形成に関しておかしな噂が流されていますし、FRBの運営姿勢に反対する議員が、調査の動議を提出。まだ解決されていない金融危機に孤軍奮闘しているバーナンキFRB議長のの再任に黄色信号が点っていることなど、懸念材料が増え始めました。

 今週は、ゴールドマンザックスやインテル、GEなど米国を代表する企業の決算発表があり、失望と期待の繰り返しから株価も乱高下しそうですが、果たして株価が安定し、再びリスク選好が高まるか…今週は大きな鍵を握ってきそうです。先々週末の書き込みで、ニューヨークダウのチャートを添付して解説しましたが、そのときも書きましたように、ニューヨークダウは高値と安値が切り下がるダウントレンドからまだ抜け出していませんので、一つ間違えると安値を更新する可能性が無いではありません。個人的には、今後景況感がさらに改善され、株価も上向きに転じるものと思っていますが、相場観の中には可能性の一つとして、心にとどめています。当面、米国株次第の動きには変化はありません。 

 よく、日経平均の下値めどは…と聞かれますが、裁定解消売りが続けば下値めどなど立てられるものでは無いことは昨年の相場でよく分かったはずだと思うのですが…。今週は、耐えて、流れを見極める時期…。医療費削減で成長が期待される日本調剤が本日1800円台に乗せてきました。地合に流され引けは緩んでいますが、まだまだ押し目は狙えそう。ここからは、とにかく業績に的を絞っていくことが大事。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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