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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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米国金融株の上げで世界株安に歯止めはかかったが、先食いした分は大丈夫?焦点はインテルの決算
 14日火曜日の日経平均株価は211円48銭高の9261円81銭、TOPIXは16.15ポイント高の868.57と、ともに10日ぶりに反発して終わりました。出来高概算は22億3000万株、売買代金は1兆4780億円と、低水準の商いが続いています。また、日経平均サイコロは2勝10敗、騰落レシオは92、RSIは40、25日線かい離はマイナス4.7%と、短期テクニカル指標としては仕切り直しの格好ですね。

 日本株は米国株次第…としてきましたが、昨日の米国株は8000ドル大台割れのリスクがあったにもかかわらず、著名な女性金融アナリストによるゴールドマンザックスの投資判断引き上げ、また、同氏のテレビでのバンクオブアメリカ割安発言、金融セクターの15%程度の上昇可能性発言に助けられ、急反発。円も1ドル93円付近に押し戻されたことから、CME日経平均先物も上伸して帰ってきました。これを映し、今日の日本株も、先物の買戻しから急反発して始まり、裁定買いなどが日経平均株価を押し上げました。また、米国で金融株が買われた流れを受け、銀行株や証券株が買われたほか、最近売られてきた景気敏感株にも買戻しの動きがはいるなど、物色対象まで米国の流れを引き継ぐ展開になりました。ただ、現物投資家の見送り気分は強く、昨日の下落分を埋めることはできませんでした。

 米国株の反発のおかげで、世界中の株価が反発した…という感じですが、世界経済の鍵を握るのが米国経済の動向…というのがよく分かると思います。その米国では、今晩、金融株の代表であるゴールドマンザックスと景気敏感株代表のインテルが四半期決算を発表してきます。ゴールドマンザックスについては、くだんのアナリスト女史が市場予想のEPS3.48ドルを上回る4.65ドル台を出してくる…と、市場予想を大幅に上回るご託宣を発表しており、昨日はこれを先食いして金融株は上昇しています。実際に発表になったとき、市場の反応は材料出尽くしで売られるのか、それとも割安…としてさらに買い進まれるのか…昨晩上げただけに判断が難しくなっています。

 何故、ゴールドマンがこんなに儲かる…という疑問がありますが、説明では、地方や企業の社債発行が増加したことで発行手数料が増加したことや、住宅関連商品の売買で大きな収益を確保、値付け業務にともなう手数料の増加などが挙げられていますが、多分、主力はトレーディング収益の増加では無いかと思われます。前期決算では、レバレッジを効かせた債券売買で大きな収益を上げたことで、市場予想を上回る利益を確保しましたが、今回もかなりレバレッジを聞かせたトレーディングがあったといいます。他の銀行などは、金融危機の原因を作ったともいわれるレバレッジ運用に慎重だと言われますが、同行は10倍を超える突出したレバレッジで運用を行っているといい、政界からの非難の対象にもなっているといます。簿外の債務を考えるとなりふり構ってはおれないというのが、本音のようですが、社員に対し高額のボーナスを支払う方針を明らかにするなど、政権と対立する姿勢も多く、今後、何らかの軋轢が政府との間で発生しないとも限りません。

 まあ、結果は、今晩分かりますが、問題は、半導体の世界トップメーカーインテルの決算。液晶テレビの売れ行き好調など事業環境は様変わりしつつあり、市場も、かなり良い数字が出てくるものと期待しています。これまでのところデジタルカメラ用メモリーカード大手のサンディスクの投資判断上げなど、ハイテク株への評価は高いのですが、今後の株価は実際の業績が付いてきているかどうか…。これまでも、インテルの決算発表を機に、相場の流れが変ったケースも多く、今晩最大の注目点は、同社の決算が事前予想をどれだけ上回ってくるか…。市場の関心が、景気の底打ち感から企業業績に移っているだけに、大きなポイントになってきます。

 今日の朝も、ニューヨークダウのチャートについて解説しましたが、昨日の上げで、三尊天井の谷を結ぶ上値抵抗線に近づきましたし、8386ドル付近にある13週移動平均線にも、あと50ドルに迫ってきました。いずれも強力な上値抵抗線ですから、これを抜くには「ビッグサプライズ」が必要…。好材料が出現することを期待したいのですが、一方で、商業金融大手CITの破たん懸念が高まり、この一日二日中にも連邦破産法を申請し、破たんするのではないか…という動きがでています。政府による直接救済には慎重で、子会社のCITバンクを通じた救済措置などを検討しているようですが、果たして時間切れにならないのかどうか…。同行と取引のある中小企業は100万社に達しているといい、同社が破たんした場合の影響は大きなものがあります。

 以前から書いているように、底値は近いと思われるものの、まだ不透明のままに放置された問題(金融機関の不良資産問題など)は多くあります。当面は、先に示した2本の上値抵抗線と8000ドル付近にある26週移動平均線との間で、レンジ相場を形成しに行くのではないでしょうか。ただし、この間、好悪材料に大きく反応し、一日の動きは乱高下を強める可能性も出てきます。今月中に買い場が到来するものと考えていますが、現状ではまだ底値が確認できないため、慎重に対処せざるを得ない状態です。

 一つの指針は、日経平均週足サイコロが3~4勝に低下すること、同RSIが20台をつけたところ…になるのでしょうか。まだ少し早い…か?日米とも、ポイントは26週線または日経平均週足ボリンジャーバンドの中心ライン…。ここからの基本は値動きよりも業績に。

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薄商いのなか、米国株は急反発…テクニカルな関門を突破できるかどうかが焦点
 おはようございます。
 週明けの米国株は、有力銀行アナリストがゴールドマンザックスを買い推奨するなど、金融セクターへ全般への強気見通しが示されたことを好感し反発してスタート。その後、一部ハイテク株への買い推奨があったことなどから、押し目買い気運が強まり終日高値圏で推移。結局、大幅反発して終わりました。株価が金融株を中心に切り返したことから、一時、米国の景気先行き懸念を映し、3.26%と最近一番低い金利水準に落ち込んでいた10年国債金利が3.35%に反転。リスク許容度の高まりからドルが売られるなど、米国景気への不信感から変化していた軟化していたリスク商品の動きに変化がおきています。

 昨日は、6月の米財政収支が6月としては過去最大の943億2000万ドルに拡大。2009年会計年度(08年10月~09年6月)の累計赤字も前年同期の2858億5000万ドルを大幅に上回る1兆860億になるなど、経済の先行きに対する懸念材料が発表されましたが、有力銀行アナリストメレディスホィットニー氏が、ゴールドマンザックスの投資判断を「BUY」に引き上げたことや、同氏がテレビ出演の際、バンクオブアメリカが資産価値からみて割安…、また、金融セクターが15%程度の反発が期待できる
…などとコメントしたことを好感。金融セクターを中心に押し目買いが入りました。

 ニューヨーク市場は値上がり数が2500を超え、ほぼ全面高商状になったものの、出来高は11億8900万株と相変わらず低水準が継続。株価が8000ドルの節値に近づき、売りが手控えられるなか、株価が急伸した…というところでしょうか。以前から指摘してきたように、ニューヨークダウは、4月中旬のもみ合い場面にきていたほか、52週株価移動平均線にも接近。チャート的な節値に来ていました。また、先週までに、昨年5月高値と同8月高値を結ぶ下値支持線(弱いが…)に到達していたことも、押し目買い気運を強めたものと思われます。
 
 昨日の戻りで、ヘッドアンドショルダーの左右の谷を結ぶ上値抵抗ラインに届いたほか、13週移動平均線(先週末8384ドル)に接近し、当面、この二つの抵抗線を上抜けるかどうかがポイントになってきます。先週末も指摘しましたように、今週は企業決算や中国の経済指標など重要な指標が発表されますが、出来高が増加しない以上、好悪材料に反応して乱高下する動きは避けられないものと思われます。まだ、13週線は上向きトレンドを維持していますので、早期にライン上に復帰することが課題になります。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ 8331ドル68セント  +185ドル16セント (2.27%)

 NASDAQ総合指数 1793.21ポイント  +37.18ポイント (2.12%)

 S&P500     901.05ポイント     +21.92ポイント (2.49%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9315円  +275円

              (円建て)  9260円   +220円 
 

 米国株は急反発、CME日経平均先物は9300円付近まで反発して帰ってきました。また、米国株の反発を受け、ドルが売られたものの、円にたいしては93円台に軟化して帰ってきました。米国株が一アナリストの投資判断によって上昇したことには不安定感を感じるものの、円の軟化は下落を続けてきた日本株にとっては好材料。昨日は、衆院解散を思惑した先物の売りによって相場が売り崩されましたが、本日は先物の買戻しや裁定買いにより、10日ぶりに反発する可能性もでてきました。米国の流れを受けて金融株や業界再編をめぐる株が物色されそうですが、総選挙が8月末まで先延ばしにされたことで手控え気分が強まることは必至。材料株の復活を期待したいところですが、昨日、GSユアサが大型のファイナンスを発表したことで、需給悪化懸念から売られることも予想され、主役不在状態になることも予想されます。海外投資家の中には、新興市場や中小型株を売り、大型株へシフトする動きも見られるなど、全般的に潮目の変化が起きているのかもしれません。昨日も書きましたように、ここからは、業績重視…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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