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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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毎日書きたくないけど、先物市場の偏った手口に不信感を持つ当局者はいないのか?
 23日木曜日の日経平均株価は69円78銭高の9792円94銭、TOPIXは2.11ポイント高の908.69と、ともに7日続伸して終わりました。出来高概算は22億6300万株、売買代金は約1兆4000億円でした。前日比ではやや増加したものの、相変わらずの薄商い…。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは97、RSIは47、25日線かい離は約1.9%と巡航速度の数字…。

 9連敗の後の7連勝…。米国のインテルとゴールドマンザックスの決算発表以来、潮目が変ってしまいましたね。昨晩の米国株は、銀行の惨憺たる決算発表が相次ぎ、流石のニューヨークダウもお辞儀して終わりましたが、IBM、インテル、アップル…と続くハイテク企業の好決算はNASDAQ総合指数を11連騰させています。今日の日本株は、米国株の流れを受け、ハイテク株が堅調に推移したほ6か、6月の貿易収支が昨年3月以来の高水準になったことを好感。輸出株中心に買われています。内需株の寄与度が大きいTOPIXに比べ、ハイテク株の影響が大きい日経平均の上げ幅が勝ったことをみても、輸出ハイテク株の流れだったことが分かりますね。

 ただ、日経平均の終日の動きについては、今日も一言書かねばなりません。米国株が高安まちまち、CME日経平均先物も小幅高と相場的には中立要因。一方で、円は93円台半ば…。ドルが売られているほか、債券もしっかりだったため、円高懸念が強く残り、前場中は前日引け値をはさんで冴えない展開が続いていました。しかし、いつものように昼休みに入ると、まずシンガポールの先物市場で、日経平均先物が上昇を開始。また、為替市場では、円が突然売られ94円台に軟化。後場に入ると、これを受け、お約束どおり外資系証券からまとまった先物買いが入り、裁定買いも手伝い日経平均は急騰。一時は9861円まで上がっていました。しかし、その後は、債券先物市場が上げはじめ、今度は「債券先物買い・株先物売」のロング・ショートポジションが入るとともに、株式市場では現物と先物とのサヤが逆転。裁定解消売りがでて、急速に上げ幅を縮小する…というややこしい動きをしています。

 なんだか、毎日同じことを書いているような気がします。昨日の日経平均先物の出来高は7万4130枚。そのうち、ダントツに多いニューエッジの買いは1万3489枚…。次のUBSの買いが7444枚ですから、ニューエッジの突出振りが目立っています。UBSの次はGSの3496枚ですから、上位2社の多さが目立ち、この2社だけで全体の30%近くを占める商いになっています。昨日も、今の先物市場の姿が果たして正常なのか…という疑問を呈しましたが、この数字を見て不自然さを感じなかったらおかしいし、なんらの手も打たない大証の態度にも不自然さを感じます。もし、この両社の商いが共通の意思を持って行われていたら、明らかに株価操作の疑いがあるとみなされても仕方が無いとおもうのですが…。大証は何らかの調査を行われたのでしょうか。それとも外資系証券は治外法権で何でもあり…なのでしょうか。この2社が突出した商いを続けている状態はかなり長きにわたっていますが
、なんらのコメントも出てこないのは不思議で仕方がありません。こんな少数・特定の投資家の意思で動きが左右される市場なんていまどき新興国の市場でも無いのではないでしょうか。

 まあ、「じゃあ止めるよ」といって、取引を止められたら手数料ががた減りして大証も困りますから、少々無茶をやっても文句をいえないんでしょうけど…。早いとこ何とかしないと、投資家は皆逃げていきますよ。
  
 毎日、毎日先物や、裁定取引の文句ばかり書いても仕方がありませんが、このところ日経平均とTOPIXの間のNT倍率が記録的なところまで拡大してきましたから、今度は、日経平均先物売りのTOPIX先物買いのロングショートポジションが組まれ、これに絡んで折角戻りに入った日経平均採用のハイテク株が売られる…など、ファンダメンタルと関係の無いところで株価形成が行われるんでしょう。何とかしないとね~。

 ただ、こちらは指数なんか無視してやっていますのでまったく関係ありません。このところ、鉄道関連など野村證券から出てくる資料で株価が動くケースが多くなってきましたが、今日は、スマートグリッド関連の資料を公表。電線株などの関連株が賑いました。昨日の世界的な鉄道敷設関連やスマートグリッド関連は、このコーナーが注目し続けてきたテーマでもありますし、最近の株式レポートでも関連株を多く取り上げておきましたので、今日も、メガチップスや京三製作所などが大幅に値上がりしていましたね。野村さまさまです。大手証券が詳しい資料を提出し、相場観をリードしていくやり方は往年の シナリオ営業を彷彿とさせますが、外資が好き勝手なことをやるなら国内証券だって往年の力を取り戻すために昔の営業法を取り入れてもおかしくは無ないでしょう。どんどんやったら良い…。もっともどこかから「何をやっているんだ」と説明を求める天の声が聞こえてくるんでしょうけどね。天の声を向ける先が違うような気がしますが…。

 ただ、シナリオ営業であろうが何であろうが、ちょうちんが着くことは、大衆投資家がテーマ性に着目しているからに他なりません。ただ株価だけが、仕掛け筋の存在で動く株とは、テーマ性があるだけましです。昨日も日本で生まれた色々なシーズの話を書きましたが、最近のテレビを見ても、介護の補助ロボットや障害者の衰えた機能を補助する器具が次々に開発されています。その中にもモーターが組み込まれているようです。日本電産が東洋電機の買収を試み、会社の反対で断念しましたが、今後電機自動車だけでなく、鉄道などさまざまな分野でモーターの利用が拡大する…という読みがあったようです。大きなワッカが回転して原油をくみ上げる様子はおなじみの風景ですが、中国ではリニアモーターを使い上下動で原油をくみ上げる方式が普及を始めています。すでにこんな分野でも、モーターが活躍しはじめているんですね。

 昨日も、既存のものと置き換わる形で新しい技術が普及していく…と書きましたが、原油採掘の現場で起きている回転から上下動への変化もそれを裏付けるものです。

 そろそろ、外出しなければなりませんので続きは又にしますが、新しく生まれるニーズを満足する企業には大きな株価の成長が待っています。また、新たに開拓する市場が無いようにいわれている日本でも、新技術を投入した介護機器で新たな成長分野が開けてきています。日本経済は決してボトルネックに陥っているのではありません。それを邪魔している「何か」が今の日本にある、ということが問題なのです。今回の選挙で解決されるとは思いませんが、一歩近づくことだけは間違いないことです。今度の選挙には、久しぶりに出かけて一票を投じるつもりです。でも、投票所にいくって何十年ぶりかな~。

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ニューヨークダウ下落、NASDAQは11連騰…金融安定評価相場から景気回復先取り相場へ移行?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、不良債権の増加などから冴えない決算を出した金融株が売られる一方で、アップルやイーベイなどハイテク企業が予想を上回る決算を発表して買われるなど、決算の内容をめぐって明暗の分かれる展開となりました。銀行大手ウェールズファーゴの決算で商業用不動産融資の悪化など不良債権が大幅に増加したことや、USバンコーポなどこの日発表された銀行株の決算がいずれも市場予想を下回るものになったほか、不良債権の増加など資産内容の悪化が確認されたことを嫌気し、ニューヨークダウやS&P500は8営業日ぶりに反落して終わっています。一方、市場予想を上回る決算発表が続くハイテク企業やソフト企業が多いNASDAQ総合指数は11営業日連続の上昇となっています。

 米国では決算発表がたけなわになっていますが、レバレッジを効かせたディーリング益で好決算を記録したゴールドマンザックスやJPモルガンに比べ、リスクを取れなかったモルガンスタンレーなどとの業績格差が目立つなど、金融業界での勝ち組と負け組みの差がはっきりと出てくる内容になりました。ただ、勝ち組と言われる銀行でも、不良債権の増加など資産の劣化は着実に進行しており、ディリング益が減少すれば、マイナス面が一気に表面化するリスクをはらんでいます。一方、ハイテク企業を中心に業績回復の動きが始まっており、大手調査会社の集計では、S&P500採用企業の既発表分で事前予想を11%以上上回っている、といい、景気敏感株優位の展開になりつつあります。

 以前から、米国株は金融危機の安定化を反映した上昇第一ラウンドから、景気底打ち・企業業績の回復を反映した上昇第二ラウンドに移行。指標はニューヨークダウやS&P500からNASDAQ市場に変化する…と予想してきましたが、どうやらその兆候がはっきりしてきたようです。

 さて、昨日もニューヨークダウはテクニカルな関門に差し掛かっており、いったんは小幅調整する可能性がある…と朝の書き込みでも指摘しました。昨日書いた上値抵抗線のほかにも下落中の52週株価移動平均線が覆いかぶさっており、ここは嫌でも上値抵抗を意識せざるを得ないところ。既に上昇トレンドに転換したNASDAQ市場とことなり、ニューヨークダウは依然下降トレンド内の動きを続けており、当面の正念場に差し掛かっています。ただ、この上値抵抗ラインを突破し、再び、本来の下降バンド内に復帰すると、上下の幅は2000ドルありますから、一段の上昇が期待できることにもなります。ここしばらくは、決算発表次第で明暗を分ける動きが続きそうですが、そろそろ総論的な景気の変化を示す経済指標の発表がまたれるところ…。

 22日の米国株
 ニューヨークダウ 8881ドル26セント -34ドル68セント (0.39%)

 NASDAQ総合指数 1926.38ポイント  +10.18ポイント (0.53%)

 S&P500   954.07ポイント  -0.51ポイント (0.05%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9810円 +80円

             (円建て) 9755円  +25円 


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は小幅高で帰ってきました。為替市場では、円の対ドル相場は93円台なかばで、昨日と変らない水準で、相場的には中立。本日も先物優位の展開は避けられず、為替、債券、GLOBEXをにらみながら、先物筋の動きを注目するうっとうしい相場展開が続きそうです。ただ、昨日の鉄道、農業、環境など個人を中心にしたテーマ株物色の流れは本日も続くものと予想され、各論ではにぎやかな相場になりそうです。アップルの東芝へのフラッシュメモリー大量発注などハイテク株への関心が高まりそうですが、米国でもフィラデルフィア半導体指数(SOXX)が上昇するなどしており、昨日に続き、電子部品株が賑うことになりそうです。まあ、大崩れしない限りあまり指数の動きを気にしても仕方が無いと思うのですが…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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