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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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上海市場が急落し為替、GLOBEXも急変…海外市場が揺れているのに日本株は先物リードで上昇
 29日水曜日の日経平均株価は25円98銭高の10113円24銭と反発、TOPIXは0.23ポイント高の930.36と、続伸して終わりました。出来高概算は19億4500万株と前日比ではやや増加したものの、20億株割れ。売買代金も1兆4000億円台とうす商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは10勝2敗、騰落レシオは110、RSIは74、25日線かい離はプラス4.6%でした。サイコロの加熱振りも目立ちますが、騰落レシオとRSIも危険ゾーンに近づいています。目先はちょっと過熱気味になってきましたが、週足ベースではサイコロが7勝5敗、RSIは66と、過熱感はありませんので、押し目買い基調は続いています。

 さて、今日の朝の書き込みでは1万円大台を割れたら一波乱ありそうと書きましたが、終わってみれば、結局、大台は割れず高く終わりました。先物の売りしかけも入ったようですが、大台割れを待っている買い物が予想以上に多く、先物筋が大台を割れる前に買戻しをいれたほか、断続的に先物に買いが入ったようです。今日は、CME日経平均先物も安く、円は1ドル94円割れ寸前、GLOBEX米国株先物市場も、終日安く推移する…と、相場環境としては決していいものではありませんでしたが、結局、今日も先物筋の思うままになったようです。ただ、今週に入ってからは、債券先物との裁定など強引な手法が影を潜めているようですが、何かあったのでしょうか…?

 まあ月末接近でドレッシング期待もありますし、投信の設定もあるし、米国ではハイテク企業を中心に好決算も相次いでいるし、日本株も押さえておかなければ…でも現物で買うのは何だし、とりあえず先物で買っておきましょう、という消極的な買い物が多かったんではないでしょうか。上値までは追いませんから、高いところでは目先筋の売り物に押されて上げ幅を縮小して終わっています。

 でも、ちょっと外部環境を無視しすぎているんじゃないでしょうかね。中国政府が、金融機関に対し、融資について、不動産投機や株式投機に流れないように配慮するよう指示したほか、しばらくやっていなかった1年物国債売却による資金調節を始めたことから、今日の上海市場は一時7.7%も下落。これを嫌気して、GLOBEX米国株先物が9000ドルを割り込むなど、外部環境が急変しています。今晩このままいくと、心配なのが円相場…。すでに上海の下落を意識して、円は1ドル93円98銭まで買われていますので、ちょっと明日の動きが懸念されます。

 中国株については、すでに今月の初旬に1年もの国債による金融調節の再開が報じられており、警戒すべきだったにもかかわらず、市場は無視して上げていましたので、この欄ではバクチ場になっていると懸念を表明していました。もちろん、成長市場としての中国を無視するわけではありませんが、政策に逆らうようになっては行きすぎです。米国の投資家のジムロジャーズ氏も警戒感を表明していました。ただ、このままどんどん下がることは無いと思います。世界中の投資家が、中国を成長市場として認めており、押し目は積極的に買いに出てくるはずです。ロジャーズ氏も押し目は買う、と表明しているようです。まあ、PERから見てバブリーな状況になったばかりですから、本当の狂乱相場はもう少し後になって出てくるはずです。

 まあ、私は怖くて手が出せませんから、できるだけ国内株で中国株の代替が出来るようなものを探しますがね。とにかく、目先は中国市場の動向がカギ。米国と中国は昨日も書きましたように運命共同体(割れ鍋と綴じ蓋)宣言をしましたから、中国市場の下落は米国株にもストレートに響いてくるはず…。今晩の米国株の動きが注目されます。

 それによっては、明日の先物筋の動きが懸念されます。とにかく、この2~3日あまりにもお行儀が良すぎます。今日も仕掛けの絶好のチャンスがいくらでもあったのに…。まあ、今晩の米国が波乱して、明日先物業者が何もしなければ、もしかしたら、当局からお呼び出しがあって「あまりお行儀が悪いと、お仕置きするよ…」ぐらいいわれたのかも知れません。もっとも、それくらいで大人しくなってしまうような玉ではありませんが…。いざとなったら、本国に泣きついて日本に圧力をかけるくらいは平気でやってくるでしょうから。

 とにかく、日経平均のサイコロ10勝2敗、ニューヨークダウ10勝2敗、NASDAQ11勝2敗…ここで強気して買いにいく人の気が知れない…。

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2年10ヶ月ぶりの住宅価格の反転も、消費者心理の悪化に打ち消された…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、5月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が2年10ヶ月ぶりに改善し、住宅価格の底入れが近いことを暗示しましたが、冴えない企業決算やコンファレンスボードが発表した7月の消費者信頼感指数が事前予想を下回ったことから、景気の先行きへの警戒感が強まり、利食い売りが増加。一時ニューヨークダウは9000ドル大台割れ寸前まで売り込まれる局面がありました。ただ、引けにかけてはハイテク株やヘルスケア関連が買われ、NASDAQ総合指数は続伸して終了。ニューヨークダウやS&P500は下げ幅を縮小しておわっています。株価の下落や予想を下回る消費者信頼感指数の低下は、リスク回避の指向を強め、ドルが買い戻されるとともに、金や原油などリスク資産の下落につながっています。一方で、10年もの国債金利はやや低下しました。

 この日発表されたコンファレンスボードの消費者信頼感指数(7月)は46.6。前月の49.3から低下し、アナリスト予想の平均値49.0も下回りました。2ヶ月連続の低下。雇用項目で、「就職困難」とするものが前月の44.8から48.1に上昇するなど、雇用情勢の悪化を受けて、現況指数が前月の25.0から23.4に悪化したほか、将来への期待指数も前月の65.0から62.0へと悪化。雇用情勢の悪化が消費者心理への圧迫を強めていることが示されました。

 また、同日発表のS&Pケースシラー住宅価格指数(5月)で、主要20都市は前月比で0.5%の上昇。前月の0.6%低下から反転するとともに、アナリスト予想(0.5%低下)を大幅に上回るものになりました。前年比の下落幅は17.1%下落になったものの、下落幅の縮小は4ヶ月連続。主要20都市のうち17都市で前年比での改善がみられました。同指数の上昇は2年10ヶ月ぶりということです。

 この日の株式市場は、消費者信頼感指数の予想外の低下を受けミニショック状態を呈しました。高値警戒感が強かったところに出てきた悪材料で、市場心理に冷や水をかけた格好になりました。ただ、好調なハイテク企業の決算やヘルスケア関連のエトナの投資判断の引き上げなどから、全体的な下げ幅は限定的なものになっています。ニューヨークダウ30種も一時は9007ドル安値まで売られましたが、引けにかけ反転し、結局、5日線を支えに横ばい圏を維持して終わりました。サイコロジカルラインで米国株を見ると、ニューヨークダウは10勝2敗、NASDAQ総合指数は11勝1敗で、いずれも加熱ゾーンにあり、目先的な調整が必要な段階に来ています。昨日も書きましたように、テクニカル的には、先週段階で新たな局面入りしており、深押しの懸念はありませんので、当面は日柄調整というところでしょうか。このところ無視されたままの住宅関連指数の再評価が始まるか…?

 28日の米国株
 ニューヨークダウ 9096ドル72セント  -11ドル79セント(0.13%)

 NASDAQ総合指数  1975.51ポイント +7.62ポイント(0.39%)

 S&P500    979.12ポイント  -2.56ポイント (0.26%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 10065円 -15円

              (円建て)  10020円 -60円


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は10020円と反落して帰ってきました。リスク選好の低下から円がドルやユーロに対して買い戻され、1ドル94円台前半に強含んでおり、今日の相場は波乱含みの展開が予想されます。昨晩指摘しましたように、NT倍率の拡大による、日経平均先物売りとTOPIX先物買いの裁定取引が予想されるほか、日経平均先物の下落から1万円大台割れの状況になるとオプションがらみの動きから、先物が一段安する可能性もあります。決算発表も気になると心ですが、今日は先物取引の動きに注意が必要か…?先物の下落から裁定解消売りの影響が懸念されますが、このところ、押し目買い意欲が強く、売りを吸収できるようになってきたことは安心材料です。日本株も米国と同様にガス抜きの段階。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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