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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2009/07 | 08
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気になる中国市場…でも決算発表の中味は確実に好転してきた
 30日木曜日の日経平均株価は51円97銭高の1万165円21銭と続伸、TOPIXは6.58ポイント高の936.94と、10日続伸して終わりました。出来高概算は19億4600万株、売買代金は1兆5000億円とやや増加していますが、自動車株やハイテク株など値嵩物に買いの矛先が回ったことから売買代金の増加が目立ちます。

★鉱工業生産指数は5四半期ぶりに改善したが、気になるのは中国市場
 昨日は中国株急落ショックが世界の市場を駆け巡ったという感じでした。欧州市場は冷静に受け止めたものの、原油市場は在庫の増加も加わりバレル当たり3ドルを超える下落。中国の景気が変調するかもしれないとして銅をはじめとする金属市況も軟化…。頼みの中国がおかしくなっては…と、安全指向が強まりドルが買われる、と、資金の流れが一時期逆を向きかけました。今日の東京株式市場もこんな地合を受けてのスタートでしたが、寄り付き前に発表された鉱工業生産指数は2.4%の増加。ほぼ市場予想通りだったものの、4ヶ月連続して上昇しています。また、4-6月の四半期の数字は8.3%の上昇と5四半期ぶりに改善しました。前1-3月期が22%を超える下落でしたから、大幅な改善になります。

 寄り前から大きなプレゼントをもらった株式市場でしたが、一部自動車株や部品株に買い物が入ったほかは、先物、現物ともに大きな動きは無く、ひたすら中国市場の動向を見極めたいとのムードが強く、前日引け値をはさんで小動きに推移していました。後場に入っても、中国市場の動きにあわせて小動きの展開でしたが、引けにかけては、上海市場が上げに転じたことや、為替が95円台に押し戻されたこと、GLOBEX米国株先物市場が50ドル近く上昇したことを受け、先物買いが増加。これに引っ張られる格好で日経平均、TOPIXとも上昇して終わりました。

★日経平均サイコロは11勝1敗…でも値上がりは値下がりを下回っており、体制は調整過程
 大型株の寄与度が大きいTOPIXの上昇が目立ちますが、昨日の日産自動車、ホンダのサプライズ決算に加え、今日は富士通や三菱電機などが増額修正するなど、主力企業の予想を上回る決算が続いたことから、今期の決算には糊代があるとして、見直し買いが入っているようです。明日は決算発表前半戦のピークを迎えますが、期待値を上回る内容に、海外投資家からも日本株を見直す動きが始まってきたようです。

 ただ、今日の上げで日経平均サイコロはとうとう11勝1敗という、超加熱ゾーンに入ってきました。まだ、騰落レシオやRSIは加熱信号を出していませんので、先物との裁定取引により指数だけが先行して上がっている…と見ておくべきでしょう。むしろ、中小型株の出遅れが目立ってきましたので、決算発表の一巡後は、再度テーマ株を中心に物色される流れに戻るものと思われます。まあ、当分は決算発表の内容に一喜一憂する展開が続きそうです。

★予想通り業績増額修正に進んできた日本調剤…
 さて、業績割安株として継続して注目し、直近レポートでも取り上げた日本調剤ですが、本日決算発表を行い通期の利益見通しを従来の12億7000万円から13億5100万円への8000万円ほど上積みしてきました。これだけでEPSを10円ほど押し上げてきます。今日は1785円高値引けになっていますが、決算発表は引け後…。明日はちょっと楽しいことになりそうですね。何度売り買いしたか分かりませんが、この日本調剤は、政府の医療費抑制政策から、ジェネリック薬の使用を増やすとう流れに企業方針をあわせています。既に、製薬メーカーを買収し、自らジェネリック薬を供給できる体制作りをやってきましたが、これまではこの投資負担が利益を圧迫していました。しかし、投資負担が一巡したほか、この製薬会社がフル稼働を始めており、利益に貢献し始めました。

 大手ドラックストアもジェネリック薬への進出を進めていますが、自社で生産する能力を持たず、同社の調剤薬局は仕入れコスト面でも他社を圧倒することになります。すでに、同業他社との提携で、ジェネリック薬を供給する話も進んでおり、製薬子会社の連結業績への寄与度はますます向上してきそうです。政府の取り組みイカンでは、期末の再増額修正もあるかもしれません。直近分は1600円近くの注目ですから値幅効果が発揮されるのはこれからが本番…。しつこいようですが、しばらくは追っかけさせていただきます。メガチップスも同じ。

 さて、企業業績の回復の第一段階はコスト削減を受けた減収増益からスタート、としてきましたが、昨日発表のホンダは販売台数が前四半期に比べ増加に転じていました。ハイブリッドの格安版投入効果もあると思いますが、他社も含め在庫の減少は進んでおり、収益回復も案外早そうです。このところ、中国や東南アジア景気の回復を受け、樹脂など化学品の需要に変化がおきているほか、電子部品も新型アイホンの投入などから上昇に転じるなど、一気に、収益環境が変化する可能性のある企業が増えてきました。いまのところ、日々発表されるものをフォローするので手一杯ですが、決算発表終了後は、現在の環境と照らし合わせて、再度業績内容を吟味し直す必要がありそうです。

 まあ、当面はこれまでに注目してきた銘柄のフォローと処置に重点をおいて、新規銘柄はあらためて選別する事にしましょう。今は、時間をかけても相場が逃げることはありませんから…。

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小粒の悪材料が続いたものの、底堅さを見せた米国株…レンジ相場で過熱感を解消
 おはようございます。今日も朝から家の周りはせみ時雨。雨上がりで、またせみが増えたのか、心なしか音量が上がったような気がします。夏まっさかり…ですか。

 さて、昨日の米国株は、中国市場の急落を受け、景気の先行きへの警戒感が高まったほか、中国の景気減速懸念が商品需要を後退させるとの思惑から原油や金属市況が軟化。これを受け資源株が売られるなど全般に冴えない展開で、主要指数は続落して終わっています。
 
 またこの日は前日に続き5年債390億ドルの入札が行われましたが、応札倍率は昨年9月以来という1.92倍に低下。今晩行われる7年債入札への懸念が強まり、株式市場の手控え気分を強めさせています。中国景気への懸念を強めた原油市場では、この日、週間在庫統計が発表されましたが、市場予想の150万バレル減少を裏切る515万バレルの上昇となり、原油在庫は3億4780万バレルまで積み上がってきました。当面、在庫減少につながる材料に乏しいことから、価格面での圧迫材料になるとして、エクソンやコノコなど、資源株が売られています。さらに、中国関連として建機大手キャタピラーも売られ、ニューヨークダウを押し下げました。

 この日は、他にも6月の耐久財受注が市場予想(0.6%減)を上回る2.5%減になったほか、ヤフーとマイクロソフトとの提携内容を期待(マイクロソフトから前受け金が得られる…)はずれと受け取られ、ヤフーが10%を越える下落となるなど、細かな悪材料が相次ぎ、終日さえない展開で、一時は9014ドル付近まで売られました。ただ、毎日の恒例行事で引け際に買い物が入り、レンジ内に収まって終わっています。以前から書いていますように、現在は、高値で持ち合いながら過熱感を解消する調整過程。昨日の下落でニューヨークダウのサイコロは9勝3敗に低下していますが、まだまだ過熱感はぬぐえません。やはり、先週土曜日書きコミで説明したチャートの丸印くらいまで調整がつづくのでしょうか。でも、ニューヨーク市場の値上がり銘柄数は1000を越えていますから、基調は強いと思っていいようです。

 29日の米国株
 ニューヨークダウ 9070ドル72セント -26.00ドル (0.29%)

 NASDAQ総合指数  1967.76ポイント -7.75ポイント (0.39%)

 S&P500        975.15ポイント  -4.47ポイント (0.46%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 10185円 +75円

              (円建て)  10145円 +35円


 米国株は小幅続落したものの、CME日経平均先物は、小幅高で帰ってきました。リスク回避の高まりからドルが買われましたが、中国への懸念から円はドルに対し弱含み95円台前半の取引になっています。本日の日本株も昨日に続きハイテク株優位の展開になりそうですが、決算発表の内容によって個別に乱高下する流れか。中国市場の動き、GLOBEX米国株先物、為替、債券など外部環境を見ながら先物リードの小動きの展開になりそう。当面は、日本も過熱感の解消待ち…。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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