FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31



見送り気分が強まる中で、日経平均、TOPIXとも大台割れ…投機筋の出方が心配
 1日木曜日の日経平均株価は154円59銭安の9978円64銭、TOPIXは13.72ポイント安の896.12と、ともに続落して終わりました。出来高概算は18億1000万株、売買代金は1兆2100億円と、相変わらずの薄商い状態が続いています。日経平均は7月27日以来の1万円大台割れ、TOPIXは同17日以来の900ポイント大台割れとなり、世界が景気回復傾向を示すなか、日本株の不振ぶりがますます目立ってきました。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは72、RSIは39、25日線かい離はマイナス3.5%と、短期のテクニカル指標は良い感じになってきましたね。

★今日から相場の神様は出雲へお出かけで不在に
 さて、いよいよ今日から10月…。毎年書いているようですが、昔の言い方では「神無月」になります。この時期になると相場の方も冴えませんが、全国八百万の神様たちが出雲に集まるため、こう呼ぶのだそうです。相場の神様も出雲にお出かけになり、ゆっくり来年の相場のことでもお考えになられるのでしょうかね。この時期、出雲の方では「神在り月」と呼ぶそうですが、千と千尋の世界では無いですが、まあ、ゆっくり温泉にでも入って骨休めしてきてください。今年は、年初から暴落し、3月から8月まで株価が上げると、大忙しでしたでしょうから…。

★日本の閣僚の発言を海外はどんな受け取り方をしているのかな~
 さて、相場の神様がおられなくなったからでは無いでしょうが、外国人投資家の方々が、日本株のいたぶりを始めてくれました。海外投資家が日本株の売り仕掛けをしてくる可能性があることは、以前から指摘してきたことですが、円高による業績下方修正懸念、世界と肩を並べて行ってきた景気刺激策の全面見直し、相次ぐ閣僚からの不穏当発言…まさに、売り崩してくださいといわんばかりの条件を整えてくれています。日本国内では、閣僚の不穏当発言は「またか…」で済みますが、これが海外に伝わると、深刻な影響を与えてきます。JALの再建計画の見直しに際して、前原国交相が「深刻な状態…」などと発言したため、JALのカードが使えなくなるなど、海外企業が破たんを懸念して取引に制限を加えたり、停止するような動きも発生。昨日、慌てて、「何かあっても、政府が全面支援する…」と否定する緊急会見を行っています。

★日本だけが、景気刺激策を中断しているみたいだが、景気は大丈夫?
 おそらく、補正予算の見直しについても海外への伝わり方は、全面ストップに近い受け取り方になっており、今のこの重大な時期に景気対策が滞って、日本経済は大丈夫なのか…と海外投資家が心配しても当然だと思われます。このところ、マニフェスト実現のための予算を1兆円確保した、1.5兆円確保した…という発表がなされていますが、その分、景気刺激効果が失われていることと、同じ…と海外の投資家が受け取っていることを政府関係者は自覚しないといけないと思います。100日間は蜜月期間…として、大目にみるというようですが、今の日本経済の状態は、とても100日も待てるような状態ではありません。そこに、金融の部門がぐらぐらしているわけですから、海外投資家ならずとも、日本経済について懸念して当然でしょう。海外投資家は、円の水準が上がり含み益が確保さえましたので、益だしの売りを出していますが、問題は、景気の先行きへの期待感を失い国内投資家が売りに回ったとき…。

★海外投資家の見方が心配
 今日、日銀短観が発表され景気が企業業績が回復傾向にあることが示されましたが、相場の方は無反応。むしろ、想定為替レートが平均94円台のほうを気にして、むしろ売りの材料になっています。どうも、国内のファンダメンタル要因の変化を背景に、海外投資家が日本株のポジションを減らす動きや、むしろ積極的に売り崩そうという動きもでてきたようです。今日もかなり、裁定解消売りがでており、日経平均の下げ幅が大きくなっていますが、裁定買い残の1兆5000億円の破壊力は、中型爆弾クラスはありますから、彼らが本気で崩しにきたら下値めどは立てられなくなります。日経平均の予想PERは現在も40倍近くありますし、予想EPS自体が円高で減額修正懸念があるわけですから、ファンダメンタル面からの下値めどが立てづらくなっています。

 結局、海外要因頼みと、テクニカル面に頼ることになりますが、中期的な下値めどの13週線も既にはるかかなた…。当面、当初から想定してきた26週株価移動平均線(昨日9790円)の下支え効果に期待するしかなくなっています。短期のテクニカル指数は底値ゾーンに近づいているものの、週単位では、日経平均の週足サイコロは7勝5敗、RSIは54と、まだ整理未了感は免れません。

★投資対象のボラティリティが低下する中で、下落し始めた日本株は狙われないか
 政権に不慣れ…とは、いうものの、政権運営の未熟さがリスクにつながり始めました。鳩山総理も、あれこれパフォーマンス的なことをやるのはいいですが、そろそろ、目先の景気対策をどうするか…具体的な政策を開示する必要があると思うのですが。海外投資家は、世界の景気がどんどん回復していく中で、日本経済だけがどんどん落ち込んでいく姿を予想し始めたのかも知れません。世界の株価や商品相場は踊り場を向かえ、ボラティリティが小さくなっていますので、下向きに動き始めた日本株は、絶好の運用の場になります。11月末の決算まで2ヶ月を切ったヘッジファンドにとっては、絶好のターゲット…。

★目先の景気対策への声明が必要になっているのでは?
 以前から、警戒的に書いてきたことを繰り返しただけですが、なんだか最近のガイジン売りを見ていると、杞憂に終わると考えられなくなってきました。円相場も現在は90円台に押し戻されていますが、円高が進行する過程で抵抗した91円の壁がなかなか突破できずにいますので、こんな状態が続けば、投機筋も再び買い仕掛けに動いてくる可能性もあります。どうも新政権が出来たばかりだから…という、変な甘えから、脇が甘さがもろに出ている感じがしますが、当面の政権の課題が景気対策にあることは、どの政権になっても同じこと。理想の実現は、景気が安定軌道に乗ってからにしてもらえば結構…。景気対策用の補正予算を減らすことに、精力を費やしている間に、立ち直りかけた景気の足腰は再び弱り始めています。

 実際、目先の景気対策はどうするんでしょうか。為替を円安にするだけでも、海外景気の立ち直り分を国内に還元できるのに…。正直、最近は日本株以外の投資対象も考え始めています。新分野が育ち始めている米国は魅力的だな~。一度、シリコンバレーの見学でも言ってみるか…。それが無理なら、どんな企業がどんな事業を行っているかデータでも集めてみようか。それにしても、日本という国は何でこんなに、政治と行政が経済の足を引っ張るのか!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



米国市場は、経済指標に揺れ動いたが、ハイテク株の強さが際立った日
 おはようございます。
 米国経済は、金融危機対策・自動車業界てこ入れの第一段階を終え、次の景気回復・雇用増加を主眼とする新会計年度入りを控え踊り場を迎えているようです。このところ発表される景気指標もまだら模様になり、判断の分かれ目になるポイントに差し掛かり、足踏みしている状態が窺えます。ただ、トレンドとしては回復傾向をたどっていることは確かですし、雇用には結びつかないものの、製造業を中心に在庫循環がうまく作用してきました。これに新財政年度に入り未執行の35兆円の景気刺激が加わるとき、何がはじまるのでしょうか。ここでは、単発的な経済指標に一喜一憂するのではなく、トレンドを重視した投資をおこなうことが大事になります。
 
 昨日の米国株は、このような経済情勢を色濃く反映した相場になりました。朝方発表された9月のシカゴ地区連銀購買部協会景気指数(PMI)が、予想を下回ったことから急落してスタート。このところの上げをリードしてきた金融株や素材、工業株などに利食い売りの動きが広がり、一時、ニューヨークダウは130ドルを超える下落幅に達しました。その後、ハイテク株を中心に買われ急伸したNASDAQ市場の動きを受け、IBMやインテルなどが買いなおされ、ニューヨークダウも一時はプラス圏に浮上する場面があったものの、金融株などの下落には抗しきれず、結局、続落して終わりました。ユダヤ教の休日明けで、ニューヨーク市場の出来高は18億株近くまで急増。最終四半期に向けて、銘柄の入れ替えなどが活発に行われたようです。

 この日発表されたシカゴ地区購買部協会景気指数(PMI)は46.1.前月の50.0から下落するとともに市場予想の52.0も大きく下回りました。新規受注が前月の52.5から46.3に、生産が52.9から47.2にそれぞれ低下したことが影響しました。エコノミストには、何故こんなに落ち込んだのか分からない…と言う意見もあったようですが、在庫をみると前月の27.1から38.9に増加しており、在庫の積み増しが一巡したことが、生産の低下につながった…という見方も出来るのではないでしょうか。ただ、新規受注が落ち込んだことには、注意が必要。在庫の増加がどの業界(例えば自動車?)で起きたかの内容が知りたいところです。まあ、今回の落ち込みは、在庫循環の過程で起こったと見ておけばいいのではないでしょうか。

 また、雇用統計の先行指標として注目される給与計算サービスADP社の全米雇用指数(9月)によると、民間部門雇用者数は25万4000人の減少。前月の27万7000人減から、減少数は鈍化しましたものの、市場予想の21万人減を上回り、明日発表の雇用統計への懸念を強めました。

 ニューヨークダウは一時25日線を下回りましたが、結局、上昇中の25日線に支えられ値を戻して終わっています。一方、NASDAQ総合指数も一時下げ幅が拡大しましたが、25日線まで下落せずに値を戻し、5日移動平均線を上回って終わっています。第一段階の上げの主役が多いニューヨークダウの弱さと、業績が急回復しているハイテク企業が多いNASDAQ市場との強さの違いが明確になってきました。後者の下落率は0.08%とほとんど横ばいにとどまっていますが、金融株・ディフェンシブ株売りのハイテク株買いというポジション調整が行われていることも予想されます。主力3指数がマイナスになるなか、フィラデルフィア半導体株指数は、0.9%の上昇で終わっていることは注目されます。米国株は、高値波乱を続けながらも、確実に新しい流れを指向し始めた、といえそうです。

 30日の米国株
 ニューヨークダウ  9712ドル28セント -29ドル92セント (0.31%)

 NASDAQ総合指数 2122.42ポイント -1.62ポイント(0.08%)←下落率小さい

 S&P500   1057.08ポイント -3.53ポイント (0.33%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万65円  -45円

              (円建て)  1万15円  -95円 


 米国株は続落、CME日経平均先物円建ては1万円大台割れ寸前で帰ってきました。世界的な景気回復感からリスク選好がつよまりドルが軟化。円相場は89円台後半の取引になっています。米国で再び出口論が活発になり、金利の上昇懸念が強まったために、その分円買い圧力が弱まったといえそうですが、投機筋が、新政権の介入にたいする姿勢を試す動きはまだ終わっておらず、円の先高観は依然強いといえそうです。今日も外部環境を受けた先物次第…という相場になりそうですが、昨日引け間際に買ったドレッシング分の投げも出そうで、今日も軟調な展開になりそうです。裁定買い残が増加に転じており、今日は解消売りも懸念されます。1万円の攻防戦…。米国の流れに素直につくべきだとおもうのですが。景気刺激用の予算がどんどんカットされていますが、景気への配慮はどうなっているんでしょうか?ちょっと、日本株は様子を見たほうがよさそう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ