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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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4日続落したものの、下げ幅は限定的…ハイテク株の見直しが続く
 おはようございます。
 2016年のオリンピック開催はブラジルに決まりましたね。鳩山首相まで引っ張り出した石原東京都知事でしたが、都民の「熱烈歓迎」」の後押しが無く惨敗…。これで東京都議選、衆院選、オリンピックと3連敗…。老兵の引き際が近い…とか。

 さて、注目の米国雇用統計(9月)で、非農業部門の雇用者は26万3000人の減少。前月の20万1000人減から減少幅が拡大するとともに、市場予想の18万人減も上回りました。
 これを受けた、昨日の株式市場ですが、前日の大幅下落時にゴールドマンザックスが雇用者数の減少幅を当初の20万人減から25万人減に修正するなど、事前に織り込んでいたこともあり、市場は冷静に反応。主要3指数とも4日続落となったものの下げ幅は小幅にとどまりました。雇用統計の悪化からリスク許容度が減退しドルが上昇したことを受け、原油価格が下落したことを受け資源株が売られ、低金利状態が長引くとの観測から金融株も売られていました。ただ、前日のように全面安商状とはならず、騰落状況は値上がりと値下がりの比率はほぼ1対2の割合でした。

 アイフォンの成長性が大きいとしてアップルコンピュータの投資判断が引き上げられて上昇したほか、パソコン産業の成長性が持続する…として、インテルの投資判断が引き上げられるなど、ハイテク株への評価が上がっています。以前から指摘してきたように、米国市場では、金融株主導から、ハイテク株を中心にした成長株指向へと着実にシフトする動きが始まっているようです。

 この日発表された雇用統計(9月)で、非農業部門の雇用者数の減少幅は、前月水準、市場予想ともに上回りました。また、市場予想通りだったものの失業率は9.8%に上昇。1983年6月の10.1%以来の水準に悪化してきました。製造業の減少幅は前月の6万6000人減から、5万1000人へと改善傾向が続いているものの、今回は小売の悪化からサービス業の減少幅が6万9000人減から14万7000人減に、州政府のの財政悪化などから政府雇用で減少幅が1万9000人減から、5万3000人減にそれぞれ拡大した事が影響しています。製造業の順調な改善振りが目立っています。

 また同日発表の製造業新規受注(8月)は、0.8%の減少。前月の1.4%増から低下するとともに、市場予想の0.3%増を下回る結果になりました。輸送機器のうち非国防航空機が前月の98.1%増から42.6%減に落ち込んだ(ボーイングの影響か?)影響が大きく、輸送機器を除く受注は、0.4%増と前月の0.6%減から増加しており、実質は堅調な無いようだったことが分かります。

 米国株は、4日続落となりましたが、このところニューヨークダウは、8月につけた山に届くと小反発する動きをしており、昨日の下ヒゲで目先はアク抜けした感もあります。当面、3月安値と7月安値を結ぶ下値支持線を維持できるかが焦点になりますが、日本株はこのラインを切ってから下げ幅を拡大しているだけに、来週はテクニカルが焦点になりそうです。このところ書いているように、経済指標がまだら模様になっているのは、財政年度移行にともなう刺激策の一時的な停滞がもたらしているものと思われます。最近の経済統計で、景気刺激策抜きの景気の腰の弱さが分かりましたので、低金利の持続、11月で終了する新規住宅取得支援策の持続検討など、性急な出口政策の模索が修正される可能性も出てきます。先高方向に変化は無く、当面は買い場探し…か。

 2日の米国株
 ニューヨークダウ  9487ドル67セント -21ドル61セント(0.23%)

 NASDAQ総合指数  2048.11ポイント -9.37ポイント(0.46%)

 S&P500   1025.21ポイント  -4.64ポイント (0.45%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9735円 +5円

             (円建て)  9695円  -35円


 米国株は4日続落したものの、下落幅は縮小。CME日経平均先物は、9700円割れで帰ってきました。円相場は、昨日、米国雇用統計発表直後、88円台に上昇したものの、再び89円台後半に押し戻されたことから、先日の88円20銭台との間で2点底を形成した格好になっており、来週は円安の下限を探る動きが出るかもしれません。目先的にやや相場環境が好転する可能性もありますが、チャート的には3段上げを終えた形になっており、大きな反発は望みにくいところ。また、国慶節明けの上海市場の動きも気になる…。オプションのSQを来週末に控えており、結局、デリバティブに振り回される展開か。先物筋が週末大幅な売りこしになっており、この買戻しから堅調なスタートが予想されるものの、後は先物次第…。前政権景気刺激策見直しから、予算執行のカットが続いており、景気腰折れのリスクが増加。当面は、政権の出方待ち。年内に継起刺激実施まで踏み切れるかどうか。米国とは違うリスクが日本株にはある。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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