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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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海外株高へのキャッチアップは遠い道のり…25日線の下落圧力に負ける
 3連休明け13日火曜日、日経平均株価は60円17銭高の1万76円56銭、TOPIXは3.57ポイント高の901.40と、ともに5日続伸して終わりました。出来高は18億2045万株、売買代金は1兆3248億円と、前週末のSQ商い分を除いたものとほぼ同水準の商いでした。
 また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは77、RSIは39、25日線かい離は-0.7%でした。指数的にはもう少し厳しいものが欲しかったんですが、とりあえず騰落レシオとRSIは教科書的な底値水準からの出直りに入っています。厳しい局面を経験していませんので、戻り売りを消化しながらの反発になるんでしょうか?

★アナリストの強気転換が気になる…
 さて、米国株のほうはすっかり様相が変ってきた感じです。先週も案内しましたが、「今後1年以内にS&P500が1200ポイントまで上昇する…」と言うアナリストの発言が過激だと言われていましたが、最近では「年内にも…」と論調が変るほど強気が増加しています。企業業績の見通しについても、増額修正に踏み切るアナリストが増加…。今週15日に決算発表を控える検索大手グーグルにについて、発表があるまえに投資判断の引き上げをするアナリストが増加。なんとか、名前を売らなければ…という軽率な動きが出てきています。ちょっと心配な動きではありますね。ただ、アナリストがはしゃぐほど、投資家の方は、浮かれていないようで、出来高面は10億株を割り込み低調なまま…。まあ、市場全般が先走るというような感じではないようですね。結構上がったような感じがしますが、ニューヨークダウのサイコロは6勝6敗…。まだ余裕含みの状態ですね。

★ハイテク株の帰趨を左右するインテルの決算
 まあ当面米国は企業業績が最大の焦点。今晩から決算発表が本格化しますが、まず寄り前にはダウ採用の家庭用品大手ジョンソン・アンド・ジョンソンが発表。市場予想はEPS1ドル13セントを予想していますがこれを上回るかどうかで、今晩の寄り付き後の動きを左右しそうです。また、引け後には半導体大手インテルが決算を発表しますが、同社の業容は携帯電話からパソコン、液晶まで多くかかわっているだけに、実際の受注動向がどうなっているか、また、ドル安による輸出効果がどのくらい出ているか、また、今四半期に対しどんな業績見通しを出してくるかなど、注目点も多く、ハイテク株全般の動きを左右することになりそうです。引け後に発表されますので、内容次第では、明日の日本のハイテク株にも影響してきます。ちなみに、アナリストの事前予想はEPS27セント…ということですが果たしてどうか?つづいて明日は、金融界の勝ち組のJPモルガンが発表してきます。まあしばらくは、米国の企業業績を見ながら一喜一憂する動きが続きそうです。

★米国株はまだ「懐疑」の段階…期待倒れしても押しは浅い
 ただ、さきほども書きましたように、まだ今の相場は「本当に経済は回復しているのか…」という迷いが支配しています。相場の段階から言えば、「相悲観」から、やっと「懐疑」の段階に移ったばかり…。これだけ、気迷い感が支配しているときに相場が大きく下押すことは考えにくいところです。企業業績にしても、まだ合理化などコストカットによる利益確保が主体で、売り上げ増から利益面が飛躍的に膨らむところまではまだいっていない段階。今後、ドル安やアップルの中国でのアイホンの販売開始、クラウドコンピューティングサービスの開始にともなう大容量・高機能ブラウザの需要増、グーグル、マイクロソフト、アップルなどの新OS投入によるパソコン販売の増加など、業容の拡大につながる好材料はまだ業績に反映されていません。さらに、今後、大型景気刺激策の半分近くが実施に移されるほか、雇用対策のために追加的な景気刺激策にもオバマ大統領は言及しています。強気のアナリストは、もろもろの材料を織り込みながら、最終的にはS&P500のEPSが65ドルを超えると予想。S&P500の1200ドル説の根拠にしているようです。まあ、目先的に期待の行き過ぎがあったとしても、企業経営にフォローの風が吹くのはこれからが本番…。来月には、税制の関係で損出しの動きがつよまり一旦は下押す局面が出るかもしれませんが、その辺が最後の買い場になるのかもしれません。

★日本株は25日線の回復と方向転換がカギ
 日本株についても、遅ればせながら動きが出てきました。鳩山首相が海外歴訪中に15ヶ月変則決算による雇用・景気刺激策に言及したことや、前原国交大臣が、羽田空港のハブ化に向けて発言するなど、株価面でも政策が注目され始めました。円相場も、安定してきましたし、まあ、すくなくとも逆風からは開放されそうな感じになってきました。ただ、以前から書いてきたように、下降中の25日線をどうしても意識してしまいます。今日も後場に入っての買い仕掛けで1万100円台まで上伸しましたが、25日線(今日現在1万143円)に接近したところでは、やはり戻り売りを浴びて、上げ幅を縮小しています。はやいところ、25日線を回復し、方向を上向きに変えておかないと、決算発表が始まるとちょっとまずいことになります。当面は、25日線を回復できるどうかが焦点…。

★あくまでも各論重視…世界景気回復を取り込める企業以外は見送り
 ただ指数にこだわっていては、本当のところは見えてきませんね。今日、海外証券が新日鉄や神戸鋼の株価目標を引き上げてきましたが、中国の鉄鋼業会の整理統合強化で日本の製鉄需要が増加する…というのが判断の理由ですが、日本株に対する見方が変化してきそうです。また世界的な省エネの高まりから、日本のパワー半導体需要がふえているほか、アップルのアイホン中国販売開始で、日本の電子部品需要も増加するなど、個別業界で大きな変化がおき始めていることは先週も書いたばかりです。
 日本株の国内経済に限って言えば、新政権のエコカー買い替絵支援や省エネ家電製品のエコポイント制は、来年度予算に盛り込まない…といい、国内的な景気刺激策の具体策をみるまでは動けません。それだけに、世界景気の回復を業績に取り込める企業しか買えないということになり、当面、各論的な物色にしかなりようがないというころでしょうか。

 相場が底堅さを取り戻してきましたので、テーマ株もそろそろ再注目。 レポートで注目してきた酉島製作所、京三製作所、メガチップス、日本調剤…いずれも底固めから反発になってきました。ここからは、2011年決算見通しを重視するところです。

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米国株は続伸したが、市場参加者少なく荒い値動き…今晩のインテル決算が第一のヤマ
 おはようございます。3連休は如何お過ごしでしたか?小生はデジカメ片手に近くの古墳めぐり…。平群の街中をうろうろしていると、思いがけないところに、古墳の入り口がぽっかり口をあけたりしています。そのうち、写真でもアップしてみましょうか…。迷惑かな?

 さて、昨日の米国株ですが、実際はコロンブスデー祝日で、日本と同様に実質的にはお休み状態。ニューヨーク市場の出来高は9億4700万株と、週末に続きうす商いになっています。そのためか、終日値動きの荒い展開になりました。今週から本格化する企業決算への期待感から、続伸してスタート。ニューヨークダウは高値9931ドルと、前月23日につけた9937ドルの年初来高値に接近する場面もありました。ただ、決算への期待感が強いことから、発表後の相場の軟化を懸念し、益出しの動きが増加。一時は、マイナス圏に落ち込むなど、荒っぽい動きを繰り返したあと、結局、ニューヨークダウは3連騰、S&P500は6営業日続伸となったものの、NASDAQ総合指数は戻しきれず、6日ぶりに小反落して取引を終えました。ニューヨーク市場の騰落状況は値上がり1640、値下がり1352となっています。

 この日は、重要な経済指標の発表はなく、終日手がかり材料難の動きでしたが、世界的な株高を受けリスク許容度が増加。ドルキャリー取引が活発化し、ドルはユーロやカナダドルなど資源国や高金利国通貨に対して軟化しました。一方、ドル安を受け原油価格は1バレル73ドル台に急伸、金価格も1オンス1054ドルに上昇しています。この日の高値は1060ドル50セント。8日につけた1062ドルの過去最高値に肉迫しています。

 資源価格の上昇を受け、シェブロンやエクソンなどエネルギー株が上昇し、ダウを押し上げたほか、9月の欧州自動車販売が二桁の伸びになったフォードモーター、15日の決算発表を前にアナリストの目標株価引き上げが相次いだグーグル、第三四半期利益見通しを上方修正した電動工具大手のブラック・アンド・デッカーが、それぞれ個別に買われていました。

 米国株は、じりじりと高値を切り上げていきますが、まだ景気の先行きに対する懸念が払拭できず気迷い感の強い展開になっています。ニューヨークダウは1万ドル大台手前で足踏みの動きを続けていますが、月足をみれば分かるように、1万ドル付近は、2000年~2002年、2004年~2005年にかけて、底固めを行いテーブルを形成したところで、強力な抵抗帯を形成しています。ここを突破するには、日柄をかけるか、大きな資金が一気に投入されるような状況が必要になlってきます。以前から債券市場の動きがポイントになる…と書いてきましたが、米国の景気回復が本物なら、いずれは金利が上昇。債券を持つリスクが高まってきます。一段高にはこれが条件になるのではないでしょうか。

 12日の米国株
 ニューヨークダウ 9885ドル80セント +20ドル86セント (0.21%)

 NASDAQ総合指数  2139.14ポイント -0.14ポイント (0.01%)

 S&P500      1076.18ポイント  +4.69ポイント (0.44%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万105円 +95円

              (円建て)  1万85円  +75円


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物(円建て)は、しっかりに帰ってきました。為替はドル売りが強まったものの、対円では金利差が拡大するとの思惑から一時90円46銭まで円が売りこまれる局面があったものの、25日線に接近するなどテクニカル面から買いなおされ、現在は90円割れの取引となっています。市場環境的には「順」な相場が予想されますが、鳩山首相が変則決算による「雇用・景気対策」の早期実施に言及したこともプラス材料に。以前にも書いてきたように、裁定買い残の減少から積み増しの動きも予想され、相場的には堅調な展開に。先週の地合を受け継ぎ、金など資源関連、海運株(バルチック海運指数は続伸)、ハイテク株などが引き続き注目されます。今晩、引け後にインテルの決算が発表されますが、市場予想のEPS27セントを上回るかどうか…により、日本株の物色の方向感が鮮明になりそうです。今日も先物リード…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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