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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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インテル効果を台無しにした投機筋の売りしかけ…うまくいくかな?
 14日水曜日の日経平均株価は、16円35銭安の1万60円21銭、TOPIXは7.06ポイント安の894.34と、ともに反落して終わりました。出来高は金融株などの出来高急増もあり、21億8659万株、売買代金も1兆4875億円と、ともに前日比で増加しています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは78、RSIは41、25日線かい離はマイナス0.8%でした。だんだん25日線の下落圧力が強まってきたようですね。そろそろ、政府の方も株価意識を強めないと、海外投機筋から食い物にされますよ。

★ヘッジファンドに対する「杞憂」
 昨日の日経夕刊トップのヘッジファンドの記事を見たとき、イヤーな感じがしたんですが、やはり、バタバタ動き始めてきましたね。以前から、彼らは、11月末の決算を控えて実績作りを急がねばなりませんから、買いから入る余裕はなく、弱みを見せている市場を叩きに来る可能性が強い…として、政権交代のごたごたで景気対策が一時的空白期に入るほか、ドル安(=円高)のデフレ圧力で、景気の2番底懸念がある日本市場が狙われる可能性がある…と書いてきました。かなり大きな玉を売買しても日本市場ならこなせますから、まさに彼らにとってはうってつけの市場。昨年マスコミ等を使い「ジャパンパッシング論」などをはやし、日本株を売り叩いたことは記憶に新しいところです。おまけに、新政権は「株式投資は金持ちがやるもの…」などという旧態依然とした考え方の○○党を政権内部に取り込んでおられるため、臨機応変の対策が打てないことも、やりたい放題が出来る可能性があります。また、なにより、相当な無茶をやっても取引所から何も言われなかった、という経験もありますしね…。

 昨年も今頃から、売り崩しに来ていますから、まあ、あまりなめて罹らない方がいいかもしれません。海外の景気が回復傾向にあり、インデックス採用銘柄にもハイテク株中心に業績改善余地があり、昨年とは地合が異なりますが、あまり荒れると手控え気分がつよまり板が薄くなり予想外の安値が出ないとも限りません。今日も、日経平均株価は16円くらいの下げで済んでいますが、実態はファーストリテーリングだけで30円以上押し上げていますから、一部の寄与率の大きい銘柄を除くと、実際の下げ幅はモット大きなものになっていたはずです。

 今日も、朝のうちは昨日の米国の地合や、予想を上回るインテル決算を好感してしっかりに始まったものの、昨日の海外市場で、ドルが主要通貨バスケットに対し、14ヶ月ぶりの安値に落ち込んだことから、後場に入り、投機筋がドル売り・円買いの仕掛けに動くとともに、先物にも売りを出すという売り仕掛けにでてきました。円は一気に一円近く動いたため、で直りかけたハイテク株も売られて日経平均は反落する…という、いつものコースをたどってしまいました。先物と現物のサヤが逆転するシーンがかなりありましたから、裁定解消売りも結構出ていたはずです。また、今日も25日移動平均線(今日現在1万137円)に近づくと、売り物が増えるという状態で、だんだん売り仕掛けに弱い状態が出来つつあるのは気になります。以前から書いているように、指数を云々するのは今日の動きを見ても分かるように無意味なんですが、8月に高値をつけた中小型株の下落が大きくなっており、場味を悪くして信用の投げが出るような局面になれば、ちょっと心配です。

★これ以上の円高は日本市場を隘路に追い込んでしまう
 日本株については、海外経済回復を取り込めるもの以外はダメ、と書いてきましたが、ここから円高が進むようだと、ここまでだめになり、完全に隘路に入り、投機筋の格好の餌食にならないとも限りません。なぜ、日本だけがこんなに世界の流れと異質な方向を向いているんでしょうか…。まあ、杞憂に終わると思いますが、25日線を回復して、かつ同線が上向きに転じるまでは総論的には日本株を強気したくないかんじです。ただ、このところ、政府筋から仕切りと円高容認論を言い訳がましくけん制したり、介入をにおわすような発言や、年初にも第二次補正予算を組んで景気対策を行うなどの発言が出ていますから、あまり慎重になりすぎることも危険です。為替にしても、ドル安いより輸出が増加、一方で消費が抑制され貯蓄率が上昇するなどファンダメンタルの改善がすすんでいるほか、出口論の検討で利上げの思惑もつよまっており、一方的に売り込むこともリスクが大きくなっています。結局、色々動いてみたけど、たいしたことは無かった…ということで、終わりそうなきがするんですが…。

★インテルの好決算→JPモルガンの決算発表…次の相場の主役を占う需要な局面へ
 まあ、日本株の心配はこれくらいにしておいて、今日の朝も書いたように、インテルの決算は予想を上回るものになりました。また、大容量通信の時代に備えたシスコシステムズのM&Aは、米国経済の新しい幕開けを感じさせます。日本では、インテルの好決算を、材料出尽くしみたいな扱いをしていますが、GLOBEX市場では主要3指数とも急伸。ニューヨークダウは80ドルを超える上げになっています。今晩は寄り前にJPモルガンの決算発表がありますが、金融界では勝ち組なので、数字によってはインテルの上昇を今晩の相場につなげ、さらに加速する材料になる可能性もあります。ただ、以前から書いているように、今後は、景気敏感株が主役の相場に移行しますので、注目すべきは、JPモルガンやさらに翌日発表のゴールドマンザックスが新値をとり主役に踊りでるほどのパワーが残っているかどうか…。それによっては方向感を訂正しなければなりませんが、おそらくそうはならないものと思います。主役交代は粛々として進んでいくと思います。

 今晩は、また決算発表以外にもFOMC議事録も公表されますが、内容イカンによっては為替に影響が及ぶ可能性もあります。まあ、日本株に関しては米国株がしっかりしている間は大崩れの心配はありませんので、基本的な物色対象はこれまで書いてきた流れと変りません。酉島SS、京三SSはこの相場でもしっかり…。メガチップスは大幅安で終わっていますが、同社の月足をみて支持線の状況を見れば良い買い場になっていることが分かります。それにしても、米国の通信業界で起きている変化は面白い…。強烈な陣取り合戦が始まりだしたようです。日本の部品供給メーカーが受けるメリットもかなり大きなものになりそう…。

 (今日は電話が長引き、思いつくままに書いていますので、ちょっと極論を書いているかもしれません。ヘッジファンドのところはやや割り引いても良いとおもいます。)

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J&Jの売り上げ減に失望…しかし、インテルの予想を上回る決算で引け後の取引は急伸
 おはようございます。
 企業決算への期待感を強めている米国株式市場ですが、昨日は寄り前に発表された健康関連用品大手ジョンソン・アンド・ジョンソンの第3四半期決算の売上高が市場予想に届かず、前年同期比で減少したことを嫌気し、売り先行でスタートしました。また、注目されていた医療保険改革法案が上院財政委員会で可決し、成立へ向けて一歩前進したことから保険大手エトナやユナイテッドヘルスグループなど医療保険株が下落、有力金融アナリストがゴールドマンザックスの投資判断を中立に引き下げたことから銀行株が売られるなど、金融関連株の下落も目立ちました。一方、ドルの下落やOPEC(石油輸出国機構)の石油需要見通し引き上げを受け、原油価格が上昇したことを受け、資源株が上昇、指標の下支え役を演じ、結局、ニューヨークダウとS&P500は小反落。ハイテク株が多いNASDAQ総合指数はシスコシステムズが発表した通信機器メーカーの買収を好感し、反発して終わりました。

 また、この日引け後に発表された半導体大手インテルの第3四半期決算は、売上高が94億ドル、EPSが33セントになりました。アナリスト予想の売上高90億6156万ドル、EPS28セントをともに上回っています。また、第4四半期の会社側予想は売上高101億ドルのプラスマイナス4億ドルと引き続き好調な見通しを示しました。これを受け、GLOBEX市場では、ニューヨークダウが70ドル以上上昇、NASDAQ100、S&Pとも急伸して取引されています。

 この日発表されたジョンソンアンドジョンソンの第3四半期決算は、売上高は150億8000万ドルで市場予想の152億2000万ドルを下回りました。ただ、純利益は前年同期を1.1%上回る33億5000万ドル(EPS1.2ドル)を確保。アナリスト予想のEPS1.13ドルを上回りました。会社側は2009年決算の通期のEPS見通しを4.54ドルー4.59ドルと、従来見通し(4.45-4.55ドル)から引き上げています。

 この日は、金融関連に悪材料が相次ぐ一方、インテルの好決算、シスコシステムズの通信機器メーカースターレットネットワーク買収などハイテク株に好材料が続きました。ジョンソンアンドジョンソンの決算内容は悪いものではありませんでしたが、昨日も書きましたように、後ろ向きの利益確保から、売上増加→利益拡大を期待する方向に転換しているため、売上高が予想に届かなかったJ&Jの決算に失望したものと思われます。ただ、利益面では市場予想を上回るとともに、通期の見通しも引き上げており、市場の失望感は大きなものにならなかったようです。一方、インテルの決算とともに、注目されるのがシスコシステムズのM&A。アイフォーンやブラックベリーなど新しい携帯端末向けの映像電送などデータ通信の増加を展望した買収で、通信分野での新たな成長に対応した動きで、今後、他の競合企業でも囲い込みの動きが活発化してくる可能性があります。米国の経済のパイの拡大は期待すべくもありませんが、パイの中身は金融から新しい成長分野へと移行しつつあり、今後の投資では、この変化を重視することが大事になります。相場は確実に、成長性を重視した第2ステップに入りつつあるようです。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ 9871ドル06セント -14ドル74セント (0.15%)

 NASDAQ総合指数  2139.89ポイント  0.75ポイント (0.04%)

 S&P500    1073.19ポイント -3ポイント (0.28%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万75円 -15円

              (円建て)  1万55円  -35円   


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は小幅安で帰ってきました。ドルは主要通貨のバスケットに対し14ヶ月ぶりの安値を更新してきましたが、対円では小幅な円高の取引になっています。市場環境としては中立ですが、引け後発表のインテル決算を受け、GLOBEX市場で米国株が急伸しているほか、日経225も上昇に転じており、今日の日本株はハイテク株を中心に堅調な展開が予想されます。また、昨日、ドル安を受け金価格が1オンス1069,70ドルと、8日につけた最高値1062.70ドルを上回っており、引き続き産金株や都市鉱山関連株が注目されます。このブログでは日本のパーツ業界の強さを書いてきましたが、今日の日経「大機小機」欄でも世界のものづくりを支える日本の資本財の強さについて触れていました。まったく同感です。内需転換も大事ですが、今は大競争時代を生き残るための資金稼ぎを優先する時。とにかく世界の景気回復を取り込める企業しか買えない。これまで書いてきた物色の方向感に変化なし。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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