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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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相変わらずの膠着相場…日本でも金融株の弱さが目だってきた
 ちょっとややこしい案件を処理していましたので書き込みが遅れました。急いで書きます。
 週末23日の日経平均株価は、15円83銭高の1万282円99銭と小反発したものの、TOPIXは6.57ポイント安の902.03と続落して終わりました。出来高概算は19億9100万株、売買代金は1兆4060億円とほぼ前日並の水準を維持しました。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは87、RSIは81、25日線かい離はプラス1.6%でした。
 終日値幅が少なくなった所為か、RSIがいきなり80をオーバーして、警戒ゾーンに入ってきました。ただ、騰落レシオや25日線かい離など他の指標は警戒サインを出していませんのであまり気にする必要はなさそうです。週のテクニカルな状態を見ると、サイコロは7勝5敗、RSIは62と落ち着いた状態ですから、まあ、中期指標が加熱するまでは強気しておいて大丈夫でしょう。

★テクニカルな壁突破への動きが続く
 それにしても、今日の日経平均の終日値幅は93円幅。相変わらずのこう着状態です。市場でも変動率の少なさが話題になっているようですね。決算期を控えて大手機関投資家が見送り姿勢を強めている、とか、海外投資家の動きが鈍っているなど、解説が加えられているようですが、あまり、チャート面での解説は加えられていないようです。このコーナーでは、日米とも、2004年から2005年半ばにかけて1年半にわたって持ち合い相場を続け、強力な抵抗帯を構成しているゾーンに入ったので、そう簡単に上にはいけない…。ただ、世界的な回復が下支えするので、下にもいけず、結局、厚い板に錐で穴を開けるように「二進一退」のじり高相場になるとしてきました。

★指数はもたついてもテーマ買い意欲の強さは健在
 ここでは、上値の重さを嘆くより、下値の固さに感心する方が先だと思うんですが…。ただ、一時の50円幅に比べ、変動幅は100円近くになってきました。裁定取引を一生懸命やっていたBNPパリバがデリバティブ取引の二週間停止処分になりましたので、裁定取引がない分動きが鈍るかもしれませんが、最近では、個別に好業績が期待できるものを先回りして買おうという動きも強まってきました。このコーナーでも一貫して注目してきました日本調剤が本日一時170円高していましたし、見ず関連の酉島製作所が1600円に大手をかけ年初来高値に進んできています。また、このところ続伸していた新神戸電機や本日業績の増額修正を発表した三洋電機に刺激され、関東電化や宇部興産、明電舎など休憩中だったリチウムイオン電池関連が一斉に動き始めています。これまで先行していた戸田工業は高値972円まであったものの、今日は一服しましたが、他の関連株に割安感を与えたことは確かでしょう。東芝の決算をみるまでもなく、原子力関連の受注も増加しており、決算内容をみながら、再びテーマ相場に入っていきそうですね(もう少し先…11月後半か?)。

★25日線をばねに、天井破りのジャンプが続く米国株 
 まあ、日本株の指数を見ていると、憂鬱になってきますが、個別では結構、動いているんですね。会員さんの話を聞いても、なかなか「二進一退」の意味が分かってもらえないようですが、ニューヨークダウを見ると、25日線をステッピングボードにして、何度もジャンプしては押し返されている様子が分かります。そして天井にぶつかるたびに上値がきりあがっており、壁には確実にヒビが入っています。頭が割れるか、それともステッピングボードの25日線の支持力が弱くなる前に、壁を突破できるかどうかが勝負ですが、果たしてどうか…。

★1ドル92円に大手…米国経済の再評価の可能性?
 今日の朝も書きましたが、米国経済の見直しが始まってきたんではないでしょうか。米国株が戻し、経済も安定してきたので、ドルキャリー取引を利用して、新興国市場の株や商品を買ってみたものの、あまりに買いすぎて通貨高から経済の状況がおかしくなりそうな新興国(例えばブラジル)も出てきました。一方、肝心の足元である米国経済は、決算の蓋を開けてみれば、S&P500採用銘柄の8割近くが増額修正するなど、予想外にいい内容。おまけに、オバマ政権では追加的な景気刺激策にも言及している…。これは、ちょっと見直したほうが良いんじゃないか…というのが最近の投資家の感想ではないでしょうか。

 そんな単純なものではない。昨日、来週1250億ドルの資金調達を実施する…と伝えられたことから、買い付けのためのドル手当てでドルが上昇している…という説もあります。ただ、決算発表をみると小売関連が予想外にしっかりしており、個人消費に変調の兆しが出ています。エコノミストはどうしても住宅価格下落による逆資産効果に目が移り勝ちですが、米国の家計資産では、有価証券も結構高い比率を占めており、株価上昇による資産効果もある程度個人消費を下支えする点を見逃してはいけません。もしかしたら、この二~三日の為替をみていると、米国の再評価が始まったかも知れません。そうなると、新たな資金が市場に投入されてきますから、天井の壁は割れやすくなってきます。

 まあ、みんなが新興国だドル安代替資産だ…と言っているので、天邪鬼に反対の意見を書いてみました。先日も書いたように、米国では経済のパイの中身が大きく変質しようとしています。いち早く、アルプルの株価が過去最高値に躍り出てきた意味を考えるべきだと思うんですが…。とにかく、米国では上昇第一ラウンドをリードした金融・ディフェンシブ株から、景気敏感株へのスイッチが着々と進んでいます。日本株も、その恩恵を受けた所の業績増額が進み始めています。
 
 とにかく、物色の方向感だけは間違えないようにしたいものですね。今週は久しぶりにチャートブックを買って銘柄チェックでもして見ましょうか。ただ、占いでは11月の「五黄土星」まで相性の悪い月が続きますので、もうしばらくもたもたした相場になるかも知れません。まあ、「我慢も相場…」。

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企業業績の好転が米国株への見方を変える…米国経済の再評価が始まるかも?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、欧州市場やアジア株が軟調に推移したことや、新規失業保険申請件数が予想に反し増加したことを嫌気し、続落してスタート。しかし、二日続落し1万ドル大台を割り込んだことから押し目買い気運が強まっていたところに、損保大手トラベラーズが市場予想を上回る業績を発表したことや、政府が収縮時に実施した緊急支援プログラムで損失をが発生しない可能性がある…と発言したことなどを好感。マクドナルド、スリーエム、ATTなど主要企業が次々と市場予想を上回る決算を発表。景気回復が順調に進んでいるとして、買いが増加し、結局、主力3指数とも急反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は13億1500万株、騰落状況は、値上がり2041、値下がり991と、ほぼ前日と逆の騰落状況となりました。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数(~17日)は、53万1000件。前週の52万件から増加するとともに、市場予想の51万5000件も上回り、市場に意外感を与えました。ただ、トレンドをみる4種移動平均は53万2250件と前週から750件減少。7週続けて低下しています。また、需給者総数(~10日)は、592万3000件で前週から9万8000件減少。5週連続して低下しています。短期的には予想外の増加となりましたが、トレンドは順調に減少傾向をたどっていることが確認されました。

 この日は、トラベラーズの好決算発表を受け、金融株から反発。衣料大手Jクルー・グループの通期見通し引き上げから小売関連株が買われたほか、ダウ指数採用企業の好決算発表が続き、同指数の上げ率が他の指数を上回りました。米国株は、以前から書いてきたように、テクニカルな上値抵抗の壁に直面していますが、好調な企業決算を背景に「二進一退」を繰り返しながら水準を切り上げています。いずれ、急伸する局面が来るものと思われますが、ここに来て米国経済の成長を再評価し、ドルが買いなおされる動きも始まっています。新興国市場が急騰しましたが、米国の好調な企業決算を背景に、肝心の足元の米国株の評価不足を市場が意識し始めたのではないでしょうか。目先的にドル安是正の動きから、ドル高・株高というこれまでにないパターンが起きるかも…?

 22日の米国株
 ニューヨークダウ 1万81ドル +131ドル95セント (1.33%)

 NASDAQ総合指数  2165.29ポイント +14.56ポイント (0.68%)

 S&P500  1092.91ポイント  +11.51ポイント (1.06%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万355円  +85円

              (円建て) 1万335円  +65円


 米国株は急反発して1万ドル大台を回復、CME日経平均先物は小幅高ながら1万300円台を回復して帰ってきました。また、為替はドルの見直し買いが強まったことから1ドル91円台半ばで帰ってきています。当面、91円台後半はチャート的な急所に当たっており、さらに円安が進むとは思われませんが、ニューヨーク株で解説したように、米国株の割安感を評価したドル買いが強まると、予想外の円安もあるかもしれません。日本株にとっても久しぶりに方向感が定まりそうな感じになってきました。日経で新日鉄などの赤字幅縮小が報じられたほか、昨日引けにかけての大型輸出株買いの動きに見られるように、日本株のほうにも動意が出てきたようです。当面は、ブルーチップ優位から、個人の中小型株買いへと広がりをみせるのでしょうか…。政府が進めている歳出カットは、国の財政から見てプラスですが、景気から見れば資金供給の減少を意味し相対的にはマイナスに作用します。景気対策の概要が見えるまでは外需株優位の展開が続くのではないでしょうか。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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