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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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金利上昇懸念とドルの上昇が市場を圧迫…目立つテクノロジー株の強さ
 おはようございます。
 昨日の米国株は、市場予想を上回る好決算や好調な中古住宅販売統計など好材料が続いたものの、タカ派で鳴らすフィラデルフィア連銀総裁の早期利上げ発言から、利食い売りが増加。結局、主力3指数とも反落して終わりました。
 この日は、マイクロソフトやハネウェル、アマゾン・ドットコムなど主力テクノロジー企業が市場予想を上回る決算を発表しています。市場が注目していたマイクロソフトの7-9月期決算は、売り上げが129億2000万ドル(前年同期比14%減)、利益が35億7000万ドル(同18%減=EPS 0.40ドル)となったものの、売り上げ、利益ともアナリスト予想(売り上げ123億1000万ドル、EPS 0.32ドル)を上回りました。OSウィンドウズ、ゲーム機X-BOXの売り上げがともに予想を上回ったことが、要因。
 ただ、景気状況を反映する鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェの決算が予想を下回ったことから工業株が売られたほか、利上げ懸念を受けドルが急伸したことをから原油価格が軟化。エネルギー株が売られ指数を押し下げました。結局、ニューヨークダウは再び1万ドルの大台を割り込んで終わってます。ニューヨーク市場の出来高は12億7700万株と前日比で4000万株近い減少。騰落状況は値上がり736、値下がり2284と、ほぼ前日と反対の数字になっています。

 この日発表された中古住宅販売(9月)は、前月比9.4%増の年率557万戸。市場予想の535万戸を大きく上回り2007年7月来の水準になりました。住宅価格の下落傾向は続き、前年比で8.5%下落しているものの、下落率は過去一年間ではもっとも少ない水準でした。

 analytic(月)
 さて、米国株は予想通り足踏み状態が続いています。このコーナーでは、日米ともチャート的な上値抵抗帯に差しかかっていることが頭を重くしている…としてきました。図はニューヨークダウの月足ですが、2000年のITバブル崩壊後の1万ドル大台付近の数年間の持ち合いで抵抗帯を形成。2003年からの出直り相場では、この抵抗帯突破に2004年から2年の日柄を要しています。突破後は、このゾーンが下値抵抗帯として機能して来ましたが、昨年のリーマンショックの強烈な売りエネルギーで一気にkの下値抵抗帯を下方突破しています。

 今年3月から急速な戻りに転じましたが、現在はこの抵抗帯に到達し、頭を押さえられているという現状です。このゾーンは上げの道中でも、下げの道中でも上値抵抗、下値支持として強力に機能してきましたので、今回も、突破するには、リーマンショックに近いようなプラスのサプライズ材料が出現して一気に突破するか、2004年からの2年間のように時間をかけて突破するしかありません。現状では、プラスのサプライズ材料の出現は望むべくもありませんし、また期待する必要もなく、当面は日柄をかけながら突破する2004年・05年型を想定しておけば良いのではないでしょうか。ただ、以前から指摘しているように、需給関係に影響を与える動きが出れば話は別です。景気の回復感が本物になり金利上昇リスクが拡大。債券市場から株式市場への資金流出が始まれば案外早い時期の突破があるのではないでしょうか。こおからは、良い金利上昇を期待したいものです。それとともに、テクノロジー株の底堅さが目立っていますが、米国でおき始めているネット革命は無視できない流れになりそうです。米国経済のパイは縮小しても中味は変りつつありますよ。当面は個別優先。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ 9972ドル18セント -109ドル13セント (1.08%)

 NASDAQ総合指数 2154.47ポイント -10.82ポイント (0.50%)

 S&P500   1053.80ポイント  -4.00ポイント (0.38%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万255円 -35円

              (円建て)  1万240円  -50円


 米国株は「2進1退」の予想通り、昨日は反落。CME日経平均先物は、米国株の大幅安にもかかわらず、円安を好感し、下げ幅は小幅にとどまりかえってきました。為替は、米国金利上昇懸念による日米金利差拡大を意識し、1ドル92円台の取引になっています。来週から、日本市場でも決算発表が本格化しますが、事前の決算修正が相次いでおり、決算発表で大きく筋書きが狂うということはなさそうです。米国株解説で使ったチャートは日経平均でも同様なパターンとなっており、当面はこう着状態が予想されます。ドルが強含んだことで、資源価格や金価格が軟化。当面の物色範囲も世界景気回復の恩恵を受けるグループに限られるのかも知れません。来週から発表される決算もので、通期見通しの明るいもの、通期見通しが控えめでも進捗率の高いものが狙い目…か。しばらくは各論相場。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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