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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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円安好感相場…月内最終で換金の買戻しも相場を押し上げ?
 野暮用で出かけていました。今から急ぎ書きます。まあ、週末に予測したとおりですので、慌てることはありませんが…。
 さて、週明けの日経平均株価は、79円63銭高の1万362円62銭と続伸、TOPIXは8.69ポイント高の910.72ポイントと反発して終わりました。出来高は17億3035万株、売買代金は1兆2332億円と、ともに前週比では縮小しています。また、日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは93、RSIは88、25日線かい離はプラス2.3%でした。25日線はふらふらした方好感の定まらない展開ですが、今日は6円ほど上向いて終わっています。日経平均は25日線上にとどまっています。

★今週はドル相場と米国の金利に注目
 さて、週末にはドルが予想外の強含みの相場となり、原油や、金、商品価格が下落。米国株は資源株安や景気先行型の運輸株が売られ、ちょっと市場は気迷ったまま終わった…という感じでした。ただ、全体が弱含む一方で通信関連などテクノロジー株が堅調となり、NASDAQ総合指数は他の2指数の半分程度の下落率で終わっています。確かに、成長の中味が変りつつあることが確認できました。問題は、ドルが強含んだ理由。今晩から過去最大規模の政府資金調達が始まりますから、債券市場では、株安にもかかわらず10年債金利は上昇。市場は巨額の財政資金調達が続くことから、米国の金利が上昇に転じるとして、金利差の縮小に注目(日米は金利差の拡大)して、ドルが買いなおされた側面もあります。為替市場の見方も、金利差やファンダメンタル、需給関係などいろんな側面に注目して変化しますので、今週からの米国の金利とドル相場の行方が焦点になってきそうです。

★為替市場にはドル売りポジションが積み上がる
 今日は、中国で外貨準備の多様化の論文が発表され、一時、多少として名指しされたユーロや円が買われましたが、長続きはせず、円は再び92円に接近して来ています。まあ、これだけ、ドル紙幣を印刷しまくり世界上にばら撒き、しばらくは景気や金融の状況から利上げはしない…というんですから、ドル需給の緩和した状態が続き、トレンドとしての「ドル安」は続くのかもしれませんが、相場はその局面、局面で違う側面を手がかりにしながら動きますので、今晩から始まる資金調達がうまくいかず、金利が上昇するような場合は、ドルが予想外に上昇(円安の進行)することも可能性がないとはいえません。IMM為替先物市場では、まだ、円で3万枚以上、ユーロでも3万6000枚以上のドル売りポジションが残っていますのし、新興国通貨に対してもドルの弱気のポジションがつみあがっていますので、今週は為替が最大の焦点になってくるんではないでしょうか。

★日本株は円安歓迎
 さて、今日の日本株は週末の米国株安を映し弱含んで始まりましたが、円相場の92円台いりを好感した輸出株買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大。また、月内最終商い日でもありましたから、益出しの動きも強まり、先物やここまで売られてきた金融株に買い戻しが入り、ひさびさに、日経平均、TOPIXが揃って上昇しました。相変わらず、ボラティリィティの小さい相場ですが、内容をみると、結構、面白い物がありました。まず、中国の4年間40兆円規模の高速鉄道計画で川重が車輌を受注した…と伝えられ鉄道関連が一斉蜂起。また、韓国勢が太陽電池・リチウムイオン電池の設備投資を強化。世界シェアの獲得に動き出したことが伝えられ、今日は電池関連も買われていました。

★過当競争懸念がでてきた電池業界…儲かるのは部材供給メーカー
 やはり、世界的な規模で電池への参入会社が増えてきましたね。ただ、韓国の計画をみても恐らく電池本体のシェアを高めようと言うもののようですが、太陽電池は液晶パネル製造の技術が生かせるものの、リチウムイオン電池に関しては、基礎研究は追いついているんでしょうか。海外の電気自動車参入企業を見ても、日本からの電池購入が目立っているように思うんですが…。ただ、参入企業が増加することで、今後、電池メーカーは海外企業とのガチンコの価格勝負にさらされることになります。このコーナーでは、電池そのものを組み立てて販売するメーカーの評価を高くしていませんが、電池を構成する素材やパーツのメーカーに対しては高い評価を与えてきました。これらの素材やパーツには長年の研究の成果が詰まっており、新規参入メーカーは一から基礎研究をするより、日本の素材・パーツメーカーから購入した方が早いということになります。結局、素材・パーツメーカーは電池への新規参入が増えれば増えるほど儲かるという格好になってきますから、価格競争にさらされる組み立てメーカーとは収益構造が様変わりになってくるはずです。まあ、どうなるかは、今後の株価が証明することになるんでしょう。それにしても、電池メーカーにとっては嫌なニュースでしたね。

 まあ、今日は日立や東芝の決算好調のなかに原発受注の拡大もありましたので、木村加工機など原発関連も上げていました。久しぶりのテーマ株物色でしたが、今週末に決算発表の前段のピークを控えているだけに、これまでのように調子こいて買うことが出来ないのが残念です。

★当面は輸出関連中心の流れ…それだけに為替が重要 
 とにかく、今週は米国株と買わせ次第…。今日買い戻された金融株にしても、米国や中国で自己資本積み増しの政府からの要望が強まっており、日本でも、増資による需給悪化懸念は終わっていません。決算発表などで上がったところは、またあらためて売りなおされることになるんでしょうね。なんやかんやといっても、結局、海外の景気回復を取り込めるところしか、現在の日本経済の状況では成長出来ません。政府は雇用の増強に努める…と意気込みますが、肝心の採用側には何の手も加えられていませんので、このままでは、カネをばら撒いただけで、徒労に終わってしまう可能性もあります。もし、このまま、米国の金利が上昇するようなことになったら、ドル固定になっている新興国にも金利上昇が波及し、景気が腰折れになる可能性もでてきます。まあ、堅い話かもしれませんが、ちょっと、今週は米国の金利に注目してみましょう。

 一貫注目中の、酉島製作所が新値更新、日本調剤も一時は125円高、京三製作所も動意づいてきました。また、みずほ証券から2段階格下げの憂き目を見たメガチップスも値固めは順調に進んでいます。13週線と26週線のサンドイッチになっていた、日経平均も13週線から100円近く離れてきました。「二進一退」相場はまだ継続中。

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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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