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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2009/10 | 11
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海外株安や為替の円高転換から、先物筋に売り崩される…
 昨日から家の前でまたわけの分からない工事をやっている。削岩機やミニシャベルが穴をほりまわり、騒音を撒き散らしている。今日も終日騒音を撒き散らしていた。やっと終わったと思ったら、工事ででた廃材を電動カッターで細かく切っている。もう5時間以上続いているが、これが一番神経に障る。イライラしていたら吐き気までし始めた…。そんなもん、ハンマーで叩いたらすぐ割れるだろう。ご近所の工事だから文句も言えない。相場も悪いし、この二日間、ストレスが溜りっぱなしだ…。

 28日水曜日の日経平均株価は137円41銭安の1万75円05銭、TOPIXは6.68ポイント安の888.80と、ともに続落して終わりました。出来高概算は18億1950万株、売買代金は1兆3505億円と、ともに前日比では減少しています。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは85、RSIは62、25日線かい離はマイナス0.3%と、とうとう25日線を下回ってしまいました。26日にRSIが88の加熱サインを出したとき、たいしたことはないだろう…と高をくくった書き方をしましたが、後から見れば立派に危険信号を出していたわけです。いつも、自分の気持ちほど当てにならないものは無いなどと書きながら、勝手解釈した結果がこれです。大いに反省しなければいけませんね。単純な指数ほど、素直に信じなければいけません。

★過剰流動性減少への恐怖が市場を萎縮させた?
 さて、世界の株式市場が米国の政策変更が近いのではないか…と、動揺しています。輪転機を回しまくってドル紙幣を印刷し、世界中に散布。これが過剰流動性となって新興国をはじめとする世界の株式市場や商品価格を押し上げましたが、米国の政策変更とともに、ドルが米国内に回帰するかもしれない…と、市場がちょっと疑っただけで、これだけの変化が出ています。あれだけ元気が良かった上海やインド、ブラジルなど火が消えたようになってきました。今日の日本株も、ホンダの決算増額修正と言うサプライズ材料がありましたが、全体を引っ張るにはいたらず、一方で、為替が強含み91円に接近したことから、外資系証券からCTAと思われる先物の売りが増加。引けにかけても弱含み。結局、続落して終わっています。

★FRBは出口戦略を市場に打診…答えは「NO」のようだが
 FRBとしては、自分たちが考えていた以上に景気の回復ピッチが早く、早急に超金融緩和の「超」を取る作業に入りたい、と感じ始め、マスコミを使って市場にちょっとサインを送ってみた…というところでしょう。市場の反応について、米国金融当局がどう感じたかは知るべくもありませんが、予想外に反応が大きかったのは間違いないでしょう。 市場が注目している、新規住宅取得の支援措置についても、「13ヶ月間延長し、だんだん絞り込んで、最後には廃止する…」と、連銀関係者に語らせ反応をみましたが、市場は早すぎる…と「NO」という答えを返しています。解説では、米国の経済の先行き懸念から下げた…といいますが、むしろ、FRBは先行きに自信を持ったからこそ、出口政策に取り組む姿勢をにおわしたということでしょう。バーナンキFRB議長は日本のバブル崩壊への対処策の失敗を研究し尽くしているといわれますので、まさか「偽りの夜明け」にだまされることは無いと思いますが、出口政策を市場に打診し始めた…ということは大きな変化ですから、今後の景気実態には大いに注意を払わなければなりません。

★ドル高は財政資金調達円滑化の環境作り?
 ただ、ちょっとひがんだ見方をすれば、前回の巨額の財政資金調達の折にも、ドルが高くなった記憶がありますが、今回も過去最大の資金調達にあわせるように、金利が上昇。入札が近くなるとともに、金利上昇にあわせてドルが上昇しており、海外の投資家が米国債を買いやすいような環境作りが行われた可能性があります。明日の夜7年債310億ドルの入札が終われば、再び、ドルが軟化し、再び、新興国株や商品が買われる…ということになりますが、果たしてどうか?

★景気回復の真偽は温度計である金利で判断
 FRBが肌に感じていると言われる景気の回復感は、奈良の片田舎に居る身では分かりようがありませんが、景気には金利という体温計がありますから、当面は、金利の動きを見ながら判断していくことにしましょう。昨日は、3.5%台まで上昇していた10年債金利は、2年債の入札がうまく行ったことから3.4%台に軟化していますが、入札終了後も上昇傾向をたどる、となると景気回復の可能性がかなリ強まって来ることになります。今、もっともリスクが高い金融商品は債券それも長期債だと思われますが、昨日も書いたように、最近金利が上昇した、ということは債券売りが増加したことの裏返しの減少でもあり、いま、市場には潤沢な待機資金があることになります。でも、今みたいに株価の高いときには買いに出てきませんから、多くの投資家が高いキャッシュ比率を抱えて、押し目を待っている状態と考えることができます。そんな時に深い押しが入るものでしょうか。

 一部に、もう今年の株価は高値をつけ、今から悲惨な下げが来る…と予想する米国のアナリストがいるようですが、そんな急落するほど上げてもいないし、投資家心理が一段の上昇を確信するほどの天井圏特有のメンタル的な特徴も出ていません。やはり、11月は勝負の月になりそうな感じがします。

 まあ、会員のかたから弱気の話が増えてきましたので、あえて理詰めで相場を見つめなおしてみました。もう、ややこしい電話をしてこないでくださいね。

★13週線が下落に転換…上値圧迫強まり、下値は26週線を意識へ
 さて、昨日もどちらに向いていくかわからない25日線の支持力は落ちており、当面、26週線(昨日9975円に位置)がめどになりそう…としてきましたが、今日25日線を切っただけでなく、下落率が拡大し始めたことが気になります。また、これまで、ともに上昇している13週線と26週線の間に挟まれ右肩上がりの動きをしてきましたが、一時的に13週線を上回ったものの、昨日再び、レンジ内に押し戻されたほか、13週線は週末の1万284円から昨日は1万273円に低下。13週線が下降に転じ、株価を圧迫する動きになったことは要注意です。

 中期的な指標では、日経平均の週足サイコロは6勝6敗、RSIも54と過熱感はなく、深押しは考えにくいところ。当面は26週線を下値支持として下値探しの動きになるのではないでしょうか。昨日も書きましたように、11月は、米国で下落要因が重なりますので、弱含むかもしれませんが、以前から買いてきたように、この押し目が年内最後の買い場になるはずです。何時ごろ…という質問が一番困るのですが、日経平均日足の一目均衡表をみると、11月10日に雲のねじれがあり、変化するとすればこのあたりか…?

★気学でも11月は「陰」から「陽」への転換点
 占いの話を書くと、嫌な顔をされますが、この欄で紹介したようにこれまで、的確に相場を見通してきたはずです。9月~11月は、年盤の「9紫火星」と相性の悪い月が続くので、しばらくは重たい動きが続くとしてきました。ただ、12月の「四緑木星」から、2月の「二黒土星」にかけては、相性が好転しますから、相場的にはかなり期待が持てるはずです。まさに、11月は、陰から陽への転換点になると思いますが、果たしてどうか。ファンダメンタルとあわせながら注視していきたいと思います。

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再び債券との綱引きが始まった米国株…IBMの自社株買い倍増が市場を支えた
 おはようございます。
 米国株は、金融当局の超低金利政策の修正への懸念から戸惑い商状を強めています。昨日の米国株は寄り付き前に発表されたS&Pケース・シラー住宅価格指数(8月)が主要10都市、20都市とも前月比で1%以上上昇。前年比では下落傾向が続くものの、対前月比では4ヶ月連続で上昇したことを好感。反発して始まりました。ただ、コンファレンスボードの消費者信頼感指数(10月)が、市場予想を大幅に下回ったことを嫌気。一時前月比でマイナス圏に落ち込む場面がありましたが、IBMが自社株買いの枠を92億ドル(9月末の自社株買いの残り42億ドルに、新規に50億ドルを追加)に拡大したことを好感。ニューヨークダウは小幅に反発して終わりました。
 
 ただ、予想外の消費者信頼感指数の悪化から、消費財関連株が売られたほか、中国検索大手百度の10-12月期売り上げ見通しが市場予想を下回ったことから10%以上下げたことなどから、NASDAQ市場での利食い売りが増加。結局、NASDAQ総合指数とS&P500は3日続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は19億9627万株と前日比でわずかに増加。騰落状況は値上がり1053、値下がり1977となりました。

 この日は、2年もの国債440億ドルの入札が行われましたが、ドルが前日に続き堅調に推移していることや、弱い景気指標が出たことから債券市場が堅調に推移。入札は順調に消化されました。応札倍率は3.63倍で07年8月来の倍率になったほか、海外中央銀行の応札状況をみる間接入札比率は、過去の平均42.6%を上回る44.5%に達しました。入札が順調に進んだことで、債券市場の見直しが進み、株式市場から資金が流出したことも、株価にマイナスに作用したようです。

 米国株は再び、債券市場との綱引きが始まりましたが、今晩は5年債410億ドル、明日は7年債310億ドルの入札が実施される予定で、入札をスムーズに実施するため、ドル高基調を維持する動きが続くかもしれません。このため、資源価格の軟調な動きが続き、欧州市場など他の株式市場で資源・エネルギー株が売られ株価の足を引っ張っています。昨日も書きましたように、当面は、財政資金調達後の金利状況が焦点になります。米国内では、株価が動きを止めたことで、先行き強気と弱気の意見が対立し始めており、今後発表される景気指標によっては相場が波乱することも予想されます。特に、金融当局が金融政策変更のタイミングを探るため、政策変更をにおわし市場の反応を見る動いを始めており、これも市場の警戒感を強めそうです。ただ、金融当局が政策変更を意識する背景には、景気が予想を上回るスピードで回復しているとの見方が内在していると見られ、景気敏感株にはマイナスの話ではないと思われます。いずれにしても、今後の株価を決定するのは債券市場の動き…。財政資金調達終了後の為替、金利の動きが焦点に。当面は、25日線か13週線を意識した展開。ドル安が世界の株価上昇を支え、新興国などに流入したドル資金が再び、米国債購入資金として米国に還流する構図が崩れると、これはちょっと問題です。

 27日の米国株
 ニューヨークダウ 9882ドル17セント +14ドル21セント (0.14%)

 NASDAQ総合指数  2116.09ポイント  -25.76ポイント (1.20%)

 S$P500    1063.41ポイント  -3.54ポイント (0.33%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万160円 -90円

             (円建て)   1万150円 -100円 


 米国株は、高安まちまち。CME日経平均先物は、続落し1万100円台に軟化して帰ってきました。また、為替はドル、円がユーロに対して上昇したものの、ドル対円では米国金利の低下から円が買われ91台後半の取り引きになっています。円が強含んだことや日本のハイテク株との連動性が高いNASDAQ市場が安かったことから、日経平均先物が売られており、今日の日本株も手がかり材料難から先物に振られやすい展開になりそうです。いまだに景気対策の詳細も示されませんので、日本経済は碇の切れた船が大海を漂流しているような状態…。海外投資家からも日本経済の先行きを懸念する動きが強まり、日本が第二のリーマンになるなどという非見識な見通しを出す投資家も出てきています。そろそろ、民主党政権も日本経済の進むべき方向性や経済活性化の具体策を示す時期に来ていると思うのですが。世界の株式市場が弱含んでいるだけに、海外ヘッジファンドなどの日本叩きが懸念されます。今日も耐える一日か?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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