大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2009/11 | 12
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -



想定通りの反発だが、単なるリバウンド相場から抜け出してくるのが「何か…」が焦点
 来年の暦が手に入りましたので、朝から来年の相場や経済について考えていたら書き込みが遅くなってしまいました。

 さて、週明け30日の日経平均株価は、264円03銭高の9345円65銭、TOPIXは28.93ポイント高の839.04と、ともに反発して終わりました。先週急落した分の後始末から、出来高概算は24億6800万株、売買代金は1兆5400億円と、ともに急増しています。また、日経平均サイコロは3勝9敗、騰落レシオは63、RSIは31、25日線かい離はマイナス4.3%でした。まあ、先週末の短期テクニカル指標は全て「GO」サインでしたので、今日の結果はこんなもんなのでしょう。

★ドバイショックは一巡したが、まだ消化すべき材料が多そう
 ドバイショックは、地球を一周。今日は震源地のドバイ市場が6%近い下げに見舞われているようです。ただ、ドバイ首長国の盟主であるUAE(アラブ首長国連邦)が救済にのりだすことや、隣国のアブダビも支援する方向にあるようですから、とりあえず一息ついた…と言うところでしょうか。ただ、デフォールト要請は、ドバイ政府が来月6日までの休日に入る前になされており、実際の債務総額がどれくらいあるのか…など、詳しい情報が伝わっておらず、しばらく思惑に振り回されることになりそうです。 
★新興国投資の選別が厳しくなりそう
 今日も不動産開発会社ナヒールが発行する社債3本の取引中止を要請したことから、後場から円相場が急伸。現在は86円10銭台の取引になっています。今日の日本株上昇を支えたGLOBEXの米国株先物も、一時は80ドル近く上昇する場面がありましたが、このニュースが伝わって以降、上げ幅を圧縮しています。ドバイの支援に乗り出すといわれているアブダビにしても、政府系資金運用会社(SWF)が大きな含み損を抱えているといわれており、しばらくは余波が続くことは覚悟した方が良いでしょう。それと、これを機に投資先としての新興国の選別が厳しくなってきますから、外貨準備が少なく投機筋の攻撃を受けやすいような、ベトナムやインドネシア、旧東欧諸国などは注意した方が良いかもしれませんね。まあ、はやいとこ、ドバイ政府に詳しい事情説明をしてもらうことでしょう。

★買戻しで反発したが、日銀・政府への期待もある…ちゃんとやってくれるんでしょうか
 今日の日本株ですが、週末も書きましたように、中東に貸し込んでいる欧州が反発したことや、UAEがドバイ支援を表明したことから、危機感が後退。先週先物を売った筋の買戻しなどから、急反発しています。ドバイショックの時に、前日の26日安値9325円から空けた窓も埋め、週末の下落分の9割近くをカバーして終わりました。引けにかけ債券取引の中止要請から、円が強含み、上げ幅を圧縮する場面がありましたが、引けにかけては買戻しが入り再び上げ幅を拡大して終わっています。今日は、何度も先物が現物価格を下回る場面があり、かなり裁定解消売りも出ていたはずですが、それを全て吸収して上げており、長期性の資金が動いたことをうかがわせます。

 とりあえず、7月安値を下回らず終わりましたので上昇トレンドは持続したまま。長大陰線をつけた後、長い陽線をつけて切り返すパターンは7月の底入れ時と同じですが、7月は米国経済の指標好転が後押ししてくれていますので、今回は何が支えになるかが注目されます。先週末から始まったクリスマス商戦ですが、ネット販売は35%増と大きな伸びを示したものの、店舗での売り上げは小幅な帯にとどまっており、このあたりの数字に米国株がどのように反応するか…。また、今日戻した背景には、日銀と政府の円高・景気対策に対する期待感が含まれていますが、日銀の白川総裁は講演でデフレに言及したものの、具体的な対策については黙して語らず…、鳩山首相は「大変なことになってきた…」と、深刻な事態に言及しながら、景気対策の規模については2.7兆円を上回る…としただけで、具体策には言及していないという状況…。なんだか、本当に経済のことをわかっているんだろうか…という疑いさえ出てきます。

★中国と米国が温暖化ガスの削減目標を出したのは大材料
 まあ、日銀さんと政府のお手並みは意見といきましょう。ただ、テーマ株にとっては明るい材料も出てきました。環境問題に関しては世界の問題児だった中国と米国が具体的な温暖化ガスの削減目標を掲げたことです。鳩山首相の国連演説で日本が取り組む前提条件として、暗に両国の数値目標の明示を求められていましたから、この面では大きな進展になります。もちろん、鳩山さんが売った喧嘩に両国が乗ってきたんですから、日本としてももう逃げることは出来ません。これで、ようやく世界の環境対策が動き出してきます。長らく休んでいた、環境関連にも復活の動きが出てくるかもしれません。まあ、UAEがドバイ救済に動き出したことよりも、日本株にとっては中国と米国が数値目標を明示したことの方が大きい材料ではないでしょうか。

★日銀・政府の政策待ち、米国のクリスマス商戦、中国の中央経済工作会議…
 まあ、以前から、25日線へ向けてのリバウンド相場の可能性は書いてきましたから、あらためて目標値を明示する必要も無いでしょうが、当面は、米国のクリスマス商戦の動向と12月に始まる中国の「中央経済工作会議」の動向が焦点になりそうです。工作会議はすでに先週27日から準備会合が始まっているようですが、既に、中国4大銀行に対し、自己資本の十分な積み増しを要求しており、来年には、資産バブル抑制のため金融引き締めに売ってでる可能性を示しています。また、元の実質ドルペッグ制に世界の批判が集まっており、元の切り上げ実施→零細輸出企業倒産の増加に備える動きもあるのかもしれません。今回の自己資本の増強に対しては、海外進出の禁止や新規事業の禁止などペナルティーがついていることも、これまでの経済対策とは一線を画するものになるのかもしれません。やはり、新興国投資に関しては十分吟味する必要がありそうです。

 まあ、当面は、緩めて、もらえそうですが、勝負は25日線に届いてから…。これまでにも書いてきたように、今の相場には、日銀や政府の為替・景気対策、中国の経済政策、米国のクリスマス商戦の動向…と不透明要因が付きまとってきます。いずれも、プラスに転べば流れを一変させる大きな材料ばかり…。中国の経済政策を除き、早ければ週内にも結論が出るかもしれません。今週は、仕込み場とする見方は変りませんので、先週第一弾の買いを入れたひとは、今週押しが入れば2段目を考えても良いかもしれません。7月ので直りパターンだと、もう押し目は無いことになりますが…。目先は何でも戻るが、その中から何が抜け出してくるか…が焦点。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト
米国株はドバイショックを半日でほぼ消化…円相場の変化で来週からの相場に期待
 おはようございます。昨日は長女の慶事があり大阪まで出かけ書き込みができませんでした。相場が急変しましたので、書き込みしなければ…と思いながらも、結局、時間との勝負に負けてしまいました。ご容赦!

 さて、ドバイショックですが、世界を一回りし、細かな状況も分かってきたことから、投資家もだいぶ冷静になってきたようです。もともと、日本では一昨日(26日)の段階で情報が伝わっており、市場はたいしたことは無い…と判断していたんですが、金融面での当事国である欧州市場が過剰反応したことが、今回のショックにつながったようです。ただ、前日、急落した欧州株は、ドバイへの貸し出しの主体が英国のロイヤルバンクオブスコットランドであること、盟主国であるアラブ首長国連邦(UAE)へは英国のHSBCが最大の債権者であることなどが分かってきたことや、原油価格の上昇でUAEへの原油販売収入が確保されていることなどから、デフォールトにつながるリスクは少ない…などの詳しい情報が伝わり、欧州株はほぼ全市場が反発して終わっています。

 この日の、米国株は連休の谷間にあたることや半日立会いとなったことで、短時間にドバイショックを織り込まねばならず、荒い展開になりました。ドバイへの貸し出しを思惑してバンクオブアメリカやシティなどの金融株が売られたほか、ドルの急騰を受け、原油や金などドル代替資産の価格が下落。これを受け、資源・エネルギー株も売られ、ニューヨークダウは、一時、休日前の終値に比べ230ドル以上下落する場面もありました。ただ、立会時間中に欧州市場が反発していたことや、ドルが利食い売りからやや軟化すると、資源株を中心に押し目買いが入り、引けにかけ下げ幅を圧縮して終わっています。結局、主力3指数とも反落して終わりましたが、海外市場がいずれも3%付近の下落率になったのに比べると、米国市場は比較的冷静に受け止めた…といえそうです。ニューヨーク市場の出来高は約6億5500万株にとどまっています。また、騰落状況は、値上がり424に対し、値下がりは2550とほぼ全面安商状…。

 米国株はドバイショックをうまく吸収した格好になりましたが、ニューヨークダウは昨日の下げで、今週の下げ分を帳消しにしています。週間では、大きな上髭をつけましたが、前週の週足も上髭を残しており、上値の売り圧迫が、かなり強い状況を示しています。以前から書いているように、下値、上値をともに切り上げるじり高歩調をたどっているものの、この水準は目先の上昇波動の高値を結ぶ上値抵抗ラインを意識したもの。このラインを抜けない限り、2進1退が続き、年末商戦など個人消費の冴えない動きが出れば、一旦は、13週移動平均線くらいまでの短期的な調整もあるかもしれません。前週と今週の二本の週足は要注意。週明けに一旦調整…その後、クリスマス商戦の意外な健闘ぶりを評価して出直る、ということになるのでしょうか。

 27日の米国株
 ニューヨークダウ  1万309ドル92セント -154ドル48セント (1.48%)

 NASDAQ総合指数   2138.44ポイント  -37.61ポイント(1.73%)←日足の乱れを懸念

 S&P500    1087.27ポイント  -23.36ポイント (2.10%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9220円  +150円

              (円建て) 9200円  +130円

 米国10年国債金利  3.2120%  -0.0670%

 WTI原油  76.05ドル -1.91ドル

 GOLD  1174.20ドル -12.80ドル



★ 27日の日本株

 日経平均株価  9081円52銭  -301円72銭

 TOPIX    811.01ポイント  -18.55ポイント

 出来高 22億5673万株   売買代金 1兆3582億円

 日経平均サイコロ:3勝9敗  騰落レシオ:57  RSI:14 25日銭かい離:-7.32% 


 昨日の日本株は、米国市場が感謝祭休日となるなか、欧州株の急落を受け、ドバイショックを改めて織り込む格好になりました。海外市場で為替が86円台に急騰。GLOBEX先物市場で、日経平均先物が9200円台に売られて帰ってきたことを嫌気。ドバイの開発に関連した大手ゼネコンやプラント関連などが売られたほか、機関投資家の先物のヘッジ売りや先物筋の売り叩きも活発になり、一部、円高関連株を除き全面安商状になっています。

 ただ、この日最大の悪材料は円相場の急伸。立会時間中を前にした円の買い仕掛けでストップロスの円買いを巻き込み、円相場は84円台に急伸。市場や政府関係者の間に動揺が走り、藤井財務大臣や亀井金融担当大臣などから介入をにおわすけん制発言が相次いでいます。単なる介入だけでは円高解消の根本解決にはならず、日米実質金利差の解消など政策がともなわない限り、再度、投機筋から狙われる可能性があります。以前から、先々週段階で、シカゴIMM通貨先物市場で対ドルでの円買いポジションが積み上がっており、仕掛けが気になる、と書いてきましたが、どうやら、ドバイ問題と米国市場が休日になる隙間をついて仕掛けが入ったものと思われます。

analytic100.gif
 ただ、目先的には投機筋の円への仕掛けは一巡したものと思われます。図は最近の円ドル相場の日足ですが、過去の円高値を結んだラインに触れたところで、ドルが急伸。きれいな底型をつけていることが分かります。投機筋にとっても、ドルの実需筋にとってもここがドル買いの急所に当たっていることは、一目瞭然。急激な買い戻しから円高が止まったのは、政府関係者のけん制発言ではなく、むしろ、テクニカルな要素が強かった、ということなんでしょう。当面、このラインを下値抵抗にする動きガ続き、年末の輸入決済用のドル需要の高まりから、円安方向に向かうものと思われます。このラインは日足だけでなく、週足でも数ヶ月続く強力なラインになっていますから、投機筋も間単に突破出来ないと見ていると思いますが、政策対応などでミスを犯し、このラインが突破されると、想定しないような円高が起こる可能性もあり、今後の動きが注目されます。ただ、しばらくは円急進の修正安が続くのではないでしょうか。

 来週については、週明けの為替と米国株の動きが注目されますが、震源地となった欧州株が反発したほか、GLOBEX市場で日経平均先物が9200円台に反発して終わっており、週明けは先物の買戻しや裁定買いが優勢となり、反発相場が期待されます。ただ、昨日の下げをみると日経平均の下落率がTOPIXを大きく上回っており、日経平均型の裁定解消売りが影響したことを思わせますが、以前、裁定買い残は高水準にあり、先物次第では波乱があるかもしれません。しかし、個別にみるとゼネコンのように、これまでだらだらとした下落を続けていたものが、商いをともなって急落しており、底打ち感を強めるものが出てきていることは注目されます。引き続き、中小型成長株が買われるとは思いますが、来週は「底を叩いた…」という銘柄へのリバウンド取りの動きが活発化しそうです。日銀政策への不満コールが日増しに高まっており、やけくそで政策転換する日が突然来るかもしれません。
 
 以前から、年の「九紫火星」との相性が言い、「四緑木星」月に入る12月が焦点と書いてきましたが。やはり、接近してくるにつれ変化の兆しが出てきたようです。正式には、7日の大雪から気変わりですが、来週、2日に満月の変化日が控えています。もしかしたら、昨日が…。

 流石に二日分も書くと疲れました。これから朝食を取って、次は銘柄探しです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ベトナムに続き、中東ドバイに金融危機…新興国投資の見直しも
 おはようございます。
 昨日の米国株式市場は感謝祭のため、休日。今晩の立会いも短縮商いとなります。ただ、金融市場は、アラビア海のリゾート開発や世界一高い824メートルの建造物ブルジュ・ドバイを手がける中東ドバイの政府系持ち株会社ドバイワールドが、債務の返済を要請したことから、欧州株が急落。為替市場にも影響が波及。この日、休場の米国株をカバーするGLOBEX米国株先物市場でも、ダウの先物が170ドル以上、S&P500が25ポイント近く下落するなど、大荒れの展開になっています。

 為替市場では安全通貨としてのドル・円の見直しが進みドルは反発していますが、円に関しては以前86円台前半の取引。もし、ドル、円でリスク回避の姿勢が強まれば円の一段高もおきてくるかもしれません。これを嫌気し、GLOBEX市場で、日経平均先物はドル建てが9235円で大証先物終値比155円安、円建てが9230円で同160円安と軟化しており、200日線を下値支持線として下げ止まり感が出ていた日経平均の下値についても見直しする動きが出るものと思われます。以前から、もう一つの下値めどとしてきた日経平均の52週移動平均線(昨日で9213円)の支持力が試される展開に…。なお、ブルジュ・タワーには設備の関連で日立プラントテクノロジーが参入しているといいます。

 ベトナムの通貨切り下げと大幅の利上げ…それに続く、今回のドバイ政府系企業のデフォールトと、新興国がらみの悪材料が続いています。昨日も新興国投資のリスクについて指摘しましたが、これを機に新興国に向かった資金が一気に巻き戻される動きがでると、一種の通貨危機に発展しかねない事態が怒るかもしれません。今日は冷静に相場の反応を見極めるところ…。なお、ドバイの債務残高は800億ドル程度でこのうち590億ドルをドバイワールドが占めるといわれます。欧州の銀行の貸し込みが多いといわれ、昨日の欧州株の急落も銀行株の下落が主導しています。一時的なショックに見舞われそうですが、市場では、デフォールト発表前に周辺産油国からの支援の約束を取り付けた…という話もあるようですから、事態が好転することもあるかもしれません。ただ、新興国投資に残した傷は大きく、世界的な資金循環の変化のきっかけになるかもしれません。

 昨日の欧州株
 FTSE(英国)  5194.13ポイント -178.68ポイント(3.18%)

 DAX(ドイツ)  5614.17ポイント  -188.85ポイント (3.25%)

 CAC(フランス) 3679.23ポイント  -129.93ポイント (3.41%)

 GLOBEX日経平均先物 (ドル建て)  9235円  -155円

               (円建て)  9230円   -160円
     

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

200日線が円高の売り圧力をしのいだ…?
 26日木曜日の日経平均株価は、58円40銭安の9383円24銭、TOPIXは3.73ポイント安の829.56と、ともに反落して終わりました。相変わらず投資家の見送り気分は強く、出来高は19億4680万株、売買代金は1兆1720億円と、薄商い状態が続いています。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは60、RSIは28、25日線かい離はマイナス4.7%でした。短期テクニカル指標の足並みが揃って来ましたね。

★パンドラの箱を開けた政府のデフレ宣言
 さて、政府の「デフレ宣言」が、為替投機のパンドラの箱を開けてしまった感じです。昨日、なんとか88円の壁を切らずに踏ん張った円相場ですが、やはり海外に行って投機筋から仕掛けられ、あっさりと1ドル88円の壁を突破されています。そのまま勢いがついて87円台前半まで買い進まれて日本に帰ってきましたが、次は今年1月の87円11銭の壁に挑戦。ドル・ユーロ相場が安値を更新したことをきっかけに、円買い圧力が強まり、あっさりと壁を突破。後はストップロスの円買いを巻き込みながら、86円20銭という96年7月以来の円高水準まで上昇しています。対ドルでの円の高値を結んだ抵抗線に接近したこともあり、引けにかけては買い戻されて終わりましたが、これで、過去最高値の79円台まで節値がなくなりました。12月は輸出企業の貿易決済用のドル需要が高まるため、若干は緩和されそうですが、政府や日銀が放置すればちょっと怖いことにもなりかねませんね。

★ドル安で怖いのは新興国
 ただ、円高懸念もありますが、モット怖いのは新興国の通貨です。米国経済の安定化によりリスクマネーは一斉に新興国に流入。ブラジルやインドなどは最高値に迫る勢いでしたが、あまりに大量の短期資金が流入したため、通貨高が生じ、輸出に影響を与える事態が起きています。また、流入資金が過剰流動性を生み、不動産や株式などの資産価格の上昇につながり、インフレ懸念が高まってきましたから、金利の引き上げやブラジルのように海外資金にペナルティーをつけるような動きも出てきています。通貨高に耐えられなくなったベトナムはついに、ドンの引き下げに踏み切ったほか、国内の金利も引き上げて過剰流動性の抑制に動いてきました。これは折角回復軌道に乗った景気に水を差すだけでなく、外資が資金を引き上げるだけでなく、外貨準備が不足している場合は、投機筋が意図的に通貨を売り崩しにくる恐れも出てきます。ベトナム政府は、国内企業に呼びかけ、手持ちドルを政府に譲渡するように働きかけている…と言います。ロシアも通貨防衛に動く姿勢を示していますが、同国の場合、原油の上昇により外貨準備が増加していますので、懸念は薄くなっています。やはり、ベトナムなど輸出依存度の高い新興国が、日本以上に心配されます。日本株に嫌気が差して、新興国のファンドなどを買いに行った投資家も多いと思いますが、為替の動きには十分配慮した方が良いと思いますよ。

★中国だって怖い橋を渡っている
 また、中国も同様です。中国は、一応、緩やかなフロート制に移行したとはいっても、昨年の通貨危機以降は再びドルペッグ制に復帰しています。輸出を維持しなければ失業者が増え、国内不安が増幅されるので背に腹は変えられないというところですが、ドルが下落すればするほど、元も下落。このため、円や他の新興国の通貨が相対的に上昇。本来輸出が増えるべきものを、中国や米国が食うというカッコウになり、韓国やロシアなど新興国が意図的に通貨安を演出する通貨切り下げ競争みたいなものが起きていました。でも、中国は元安を維持するため、輪転機を回しまくって紙幣を印刷。これでドルを買うという事をしているため、国内に過剰流動性が発生。これに海外から元切り上げを思惑した投機資金も入り込んでいることから、不動産や株価が上昇。インフレ懸念が高まり、金融引き締め懸念が起きています。このまま、元安を維持すれば、ますます国内の過剰流動性が増えますから、いずれ窓口規制の強化や利上げ、融資規制などを強めていかざるを得なくなります。ドル安は、ここにきて、米国の一人勝ち経済を生み出そうとしています。

★ドル安は米国一人勝ち経済の基礎作り?
 これだけ、世界的な景気回復が言われているのに、不思議なくらい原油が動きません。投機筋の動きが封じられているのかも知れませんが、米国にとっては原油価格さえ上げなければ国内のインフレは押さえられる…と思っているのかも知れません。以前、米国は口では「強いドルが望ましい…」と言いながら、一方で「輸出を伸ばす…」と矛盾することを言っています。やはり本音はドル安指向と見てもいいのでしょう。他の国にとっては迷惑千万な話ですが、中国にしても何時までもドル安には付き合っていられませんので、いずれ、新しいマーケットの開拓に迫られてくることになります。それと、鳩山首相の米国抜きアジア共同体構想がシンクロするかもしれませんが…。いずれにしても、ドル安が一歩先に進んだことで、新興国に新たな脅威が発生したことは確か…。これから、通貨介入や利上げなど色んな対策が各国で打たれてきますが、経常収支の赤字国や外貨準備が不足している国には投機筋の売り叩きのリスクが増してきました。なんだか、新興国売りの米国株買いみたいな気がしてきたのですが…。

 さて、為替の話ばかり書いていても仕方がありませんが、円の急騰を受けた本日の日本株は、上昇中の200日線が下値を支え、14年日ぶりの円高にもよく耐えた…という感じの終わり方でした。この円急伸に対し、日銀は知らん顔、藤井財務大臣は「十分に注視していく…」と煮え切らない発言をしています。自分の失言から今回の円高が始まった、という意識がまったく無いようエスね。細川政権のときにも、交代にともなうごたごたに投機筋からつけこまれ、煮え切らない発言を繰り返した結果、結局、介入に踏み切らされた…という貴重な経験をお持ちだったはず…。やはり、ワンカップを飲みすぎて、少々、物忘れが激しくなっておられるのかな?政権与党だったらもう少し、市場を意識した発言や行動をしてもらいたいものですね。

★長期投資家は200日線を信じて買いに来た?
 また、文句になりそうです。でも、投資家の方は、当面、200日線を下値の支持線として動いてみようという気運にはなってきたようです。今週、13週と26週線がデッドクロスしそうな懸念はありますが、恐らく下値がために移行してくるものと思われます。2003年の底打ち時も急伸後、2年近いもみ合いに入りましたが、このときも上昇中の52週線から一旦反発。13週や26週線が頭打ちになっていたことから、戻り売りをあび、ボックス相場へと移行しています。今回も、そのパターンに入ってきたのでは無いでしょうか。

★ここからは騰落レシオに注目
 それと、さらに底固めを暗示するのは、騰落レシオの動きです。指数の上げ下げで計算されるRSIは、指数売買の影響を受けていますので信用できませんが、騰落レシオは日々の個別銘柄の騰落状況をベースにしていますので、一番信頼が置ける指標でもあります。この数字は、本日60に落ちてきました。過去、60台後半が分岐点になって来ましたが、今回は50台を覗きそうな勢いになっています。最近、三年間の動きを見ると、騰落レシオが50台をつけたのは06年6月の54.3、07年8月の56.6、08年1月の32.8、同10月の54.4…。今日の60という数字がいかに底値に近いものかということが分かると思います。相場のムードは「うっとうしい」状態ですが、数字の方は底が近いよ、と暗示してくれています。

 まあ、12月に入れば(実際に気が変るのは7日の大雪から)気が陽転してきますから、おそらくここから12月の頭までが買いゾーン。20数年ぶりなんていう異常な株価があちこちに出てきていますが、異常値が出るときはいつも変化がおきるとき…。新興国なんかみるより、もっと国内企業を信頼してみては…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ドル安により資源高と好調な経済指標に支えられ反発…ドル安への世界の反発が懸念される
 おはようございます。
 昨日の米国株は、感謝祭休日を控え見送り気分の強い展開でしたが、予想を上回る雇用関連指数や個人消費統計を好感ししっかりにスタート。11月のFOMC議事録で超低金利の長期化が確認されたことで、為替市場でドル売り気運が増幅。一方で、ドル代替資産としての原油や金など国際商品が買われたことを受け、資源・エネルギー株が上昇。一時ニューヨークダウは、ザラ場の戻り高値1万495ドルに迫る場面がありましたが、引けにかけては利食い売りに押され上げ幅を圧縮。結局、主力3誌巣は小幅反発して終わっています。休日控えで商いは薄く、ニューヨーク市場の出来高は7億9500万株と8億株を割り込んでいます。騰落状況は値上がり2042、値下がり960とほぼ2対1の割合でした。

 この日は、堅調な経済指標の発表が相次いでいます。10月の個人消費支出は0.7%の増加。前月のマイナス0.6%から改善するとともに、エコノミスト予想の0.5%増も上回りました。個人所得は0.2%の増加で、前月と同水準の伸びを確保。個人貯蓄率は前月の4.6%から、4.4%に低下。年率4903億ドルになっています。また、同日発表の新規失業保険週間申請件数(~21日)は、46万6000件。前週の50万1000件を大幅に下回るとともに、市場予想の50万件も大幅に下回っています。トレンドを見る4週移動平均も46万6500件と前週から1万6500件減少、12週連続して低下しています。また、受給者総数(~14日)は542万件となり、前週から19万件減少。市場予想の559万件も下回っています。

 さらに、この日発表の戸建新築住宅販売(10月)は前月比6.2%増の年率43万戸。前月の40万戸から大幅に増加。市場予想の41万戸も上回っています。いずれも、予想を上回る好調な数字が続きましたが、一方で、10月の耐久財受注は、前月比0.6%減となり、前月の0.25増から悪化しています。市場予想は0.5%の増加。振れ幅の大きい航空機を除いた受注は同1.3%の減少。前月の1.8%増から後退したため、製造業の頭打ち感を示す指標として懸念するアナリストもいます。

 この日は、好調な経済指標や懸念されていた7年国債の入札が順調に消化され金利が低下したことを好感。反発して終わりました。ただ、このところ、耐久財受注の頭打ち感に見られるように、製造業の回復に一服感が出ていることから、NASDAQを主に製造業の比率の高い指数の伸びが鈍っていることには注意が必要です。ニューヨークダウの伸びが大きいのは、エクソンモービルなど資源株の伸びが支えている側面もあり、やや偏りが出てきたことは注目する必要がありそうです。まあ、しばらくは2本の上値抵抗線を意識したじり高を想定しておけば良いのではないでしょうか。
 
 25日の米国株
 ニューヨークダウ  1万464ドル40セント  +30ドル69セント (0.29%)

 NASDAQ総合指数  2176.05ポイント  +6.87ポイント (0.32%)

 S&P500     1110.63ポイント  +4.98ポイント (0.45%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9410円  -40円

              (円建て)  9400円   -50円

 10年もの国債金利   3.2790%  -0.0380%

 WTI原油  77.75ドル  +1.73ドル

 GOLD  1186.90ドル  +21ドル40セント


 米国株は小幅反発、CME日経平均先物は小幅安で帰ってきました。為替は、昨晩懸念したように海外市場で投機筋による円買いが強まり、88円の関門を突破。ストップロスを巻き込み、87円台前半の取引になっています。国内でも87円17銭と円高傾向が強まっており、次の関門である87円10銭を突破すると、次は一気に85円付近まで上昇する可能性があります。日本の元財務官が海外経済紙とのインタビューで「85円台まで上昇。その付近で介入の可能性…」という具体的な発言をしたことも、投機筋に目標感をもたらしています。今日は、指数が円の上昇に耐えられるかどうかを試す展開になりそうですが、米国長期金利の低下が、国内でも金利低下を招き、リスク資産から安全資産への乗換えを促しそうなことも株価にとってはマイナス。ドル安を享受する米国の一人勝ち経済がつづいそう。今日為替が86円台を除いたときに、政府や日銀がどういう発言をしてくるか…。注目を浴びはじめた新興国にもドル安による通貨高、輸出減、投機性資金の流入による資産インフレなどの懸念が増幅しており、安易に手を出すのも難しくなってきました。中小型株のリバウンド狙いも続くそうですが、当面は、為替の動きと政府の反応を見極める所でしょう。急に、為替市場での介入なんて行われたら、日本の政府をなめきっている市場が受けるショックはとんでもなく大きいものになります。ここでは、相場の急変にも備えておかねばなりません。それにしても、民主党って貧乏神に取り憑かれているみたいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

いよいよ長期の移動平均線に届いてきた…いよいよ、長期投資家が出てくるか
 25日水曜日の日経平均株価は、40円06銭高の9441円64銭、TOPIXは4.07ポイント高の833.29と、ともに反発して終わりました。相変わらず見送り気分は強く、出来高概算は19億4740万株、売買代金は1兆1930億円と薄商い状態。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは63、RSIは25、25日線かい離はマイナス4.5%でした。東証一部新安値銘柄数は144銘柄に達しています。ただ、騰落レシオの63%、RSIの25%など、底値ゾーンを暗示する指標も増えており、ここから先はあまり弱気をしても仕方が無いような気がするんですが…。仲良くさせてもらっている、大口の個人投資家さんですが、「うまく底値を拾うころなんて出きるわけは無い。底値ゾーンと考えて、お金を捨てるつもりで買いにいったら、たまたま底だった…というケースが多い」と話しています。もっとも今がその底値ゾーンなのかどうかは話は別ですが…。

★長期の移動平均線への接近が押し目買いを誘発
 さて、今日は、米国株安と円の急伸を嫌気して続落して始まりましたが、9400円を割らしたくない先物筋と9500円にはもって行きたくない先物筋の利害が交錯。先物もこう着状態に陥り小動きに推移。日経平均の終日値幅は90円弱という狭いレンジの動きになりました。ただ、株価が上昇中の200日線に近づくにつれ、年金など長期性資金と見られる買いが主力株に入ったほか、先物の買いが先行し、現物と先物とのサヤが拡大。これを受け裁定買いが入ったことも指数の押し上げにつながったようです。9000円割れを予測する人が増えてきて心強い限りですが、9360円どころには200日線が、9220円どころには52週株価移動平均線がそれぞれ上昇しながら控えていますので、そう簡単には、9000に突っかける…とは考えにくい所です。まあ、グランビルの法則の開発者も上昇中の200日線に株価が接近するときは買いのポイント…。また、上昇中の200日線を株価が下回るときも移動平均線に向かって株価が上昇していくので買いのポイント…と書いています。

 まあ、下手くそな自分の相場観より、数字や万人に認められた投資手法に基づいて動いたほうが良いような気がするんですが…。このところ、大きく落ち込めば第一弾目の買いを入れるべき…と書いてきましたが、ドスンと行く前に、移動平均線のところまで来てしまいました。為替という不透明材料はあるものの、200日線、52週線という長期の支持線が上向いていることは、市場の方向性が上方志向にあるということを示しますので、当面はこのあたりでもたもたすることになるんでしょう。もしかしたら、ソーサー型の底入れパターンになるかもしれないと書きましたが、移動平均線が支持力を発揮すればその可能性が強まってきます。まあ、今日、外資系証券が自動車株の投資判断を引き上げ(どうせ、裏で何か思惑があるんでしょうが…)るなど、円高にもかかわらず主力株を推奨するなど新しい動きを始めていますので、少しずつ底が固まってくるのかも知れません。

★懸念材料はやはり為替…今晩の海外市場での投機筋の動きが焦点
 まあ、くどいようですが、やはり懸念材料は「為替」。今日も一時88円18銭まで買われ、87円台突入もあるかも…と思わせましたが、88円を切ってくるとストップロスのドル売りがでて円が急伸する可能性もあるため、流石に投信や輸出企業のドルの手当買いが入り、なんとか、ドルが戻して終わりました。ただ、今晩、海外に行くと、国内勢のドル買い要因が薄れ投機筋の動きが活発になりますので、今晩が要注意ですね。今日の朝も書きましたように、先週までに海外投機筋は対ドルでの円買いポジションを積み上げていますから、当然、踏みを狙った仕掛けをしてくるはずです。最近の藤井財務大臣と、白川日銀総裁の意思統一が出来ていないことを投機筋は読み取っていますから、当然、その隙を突いてくるはず…。日銀と財務省はそろそろ為替に対する明確な姿勢を表明しないと、投機筋から円高攻勢の集中砲火を浴びてしまうことになります。まあ、それでも内需を指向する民主党にとっては、政策を執行する追い風になる…くらいしか思わないかもしれませんが…。まあ、今晩の動きをじっくり拝見させていただきましょう。現在、GLOBEXで米国株先物は上昇していますので、いまのところはフォローの風ですが。

★中小型成長株が急速な戻りに転じてきた
 ただ、先物筋やCTA(商品投資顧問)など性質の悪い連中におもちゃにされている指数は大崩れしなければ良し…で、狙いはやはり先行して売られていた中小型成長株群。経済レポートでも一貫して注力してきた水処理関連の酉島製作所が、今日も戻り高値を更新し1750円台に入ってきました。月足の次の急所は2000円どころになっていますので、この辺くらいは狙えそうですが、個人的には成長性を全て織り込むと、目標値はモット高いところにあると思っているんですが…。また、業績を増額修正したにもかかわらず売られていた木村加工機やPERが10倍を絵割りこんでいた日本調剤が1底がために入ってきました。また、鉄道関連の京三製作も400円大台を回復するなど小者は底入れ気運を強めています。また、このところ大株主の持ち株比率が上昇している焼津水産化学なども業界再編がらみで注目されて来るかもしれません。昨年も、指数に先駆けて、内容のいい中小型株がいち早く底入れし、指数に逆行高しましたが、このところ、三井ハイテックやリンテック、ホクトなどが25日線に向かって急速に戻しているほか、リンテックのように25日線をつきぬけ、移動平均線を上向かせるようなものも出てきています。恐らく、中小型成長株優位の展開に進んでいくことになるものと思われます。

 まあ、日本だけが出遅れて…という疎外感が支配的になっていますが、あんまり被害者意識に陥ることは無いものと思われます。今期の日経平均の予想EPSは300円弱ですが、来期は450円に拡大する予想。らい来期はさらに拡大するといいますから、この期待感が背景となり株価を下支えてきます。弱気筋が予想する9000円割れになると、日経平均のPERは20倍を切り、上海市場の30倍台に比べても割安感が台頭してきます。基本的に弱気をする必要は無いのですが、その前提を崩すのが為替…。それだけに金融当局者と財政担当相の責任は大きい。そんなに円高にしてほしいなら、60円とか70円とか言えば、世界中の投機筋がすぐに希望をかなえてくれるのに…。藤井さん、カップ酒ばかり飲んでないで、白川さんと話し合って「日本のため」の仕事をしましょうよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

景気への期待と過剰流動性が交錯する米国株…流れは27日のブラックフライデー後に決まる?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、寄り前に発表された第3四半期のGDP改定値が事前予想を下回ったことから、反落してスタート。冴えない個人消費関連指数や予想を下回る住宅価格を受け下げ幅を拡大する局面もありました。ただ、この日発表された11月のFOMC議事録で、超低金利政策の継続が確認されたほか、来年の景気見通しを引き上げ、一方で失業率見通しを引き下げたことが分かり、押し目買いが増加。引けにかけ急速に下げ幅を圧縮し、結局、主力3指数とも小幅反落で取引を終えました。

 この日発表された第3四半期のGDP改定値は2.8%の増加。速報値の3.5%増から大幅に下方修正されたほか、市場予想の2.9%増も下回っています。速報値段階の輸入(16.4%増)が、20.8%増に修正されたほか、民間設備投資の構造物への投資が商業用不動産の不振を受け0.9%減から15.1%減に下方修正された影響が大きく、民間設備投資の落ち込み分だけで、GDP値を0.5%引き下げたと言います。また、個人消費も、3.4%増から、2.9%増に修正されるなどし、市場の警戒感を増幅していました。また、同日発表のコンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)は、49.5。10月の48.7から改善し、市場予想の47.5も上回りましたが、判断の分かれ目になる50を依然下回っていることから、消費の先行き懸念を増幅しました。

 株価は、26日の感謝祭休日、翌日の半日立会いを控え、見送り気分の強い展開でした。ニューヨーク市場の出来高は今週に入り10億株を割り込む(この日は9億5200万株)立会いが続いています。市場の関心は、27日のブラックフライデーから始まる年末商戦に移っており、それに備えての換金売りも増加しているようです。以前から書いてきたように、現在のニューヨークダウの水準は、短期的な上昇波の上値抵抗ラインに差し掛かっていることや、高値からの下降バンドの上限ラインに届いたことで、目先的には強弱感が対立しやすいところに来ています。短期金利のマイナス化など、過剰流動性相場の色彩を強め、大型株が多いニューヨークダウやS&P500の堅調振りが目立ち、中小型株が多いNASDAQ市場の動きの鈍さが目立っています。ブラックフライデー後の相場の流れに関し、過剰流動性を背景にした大型株相場が続くのか、景気を意識した中小型成長株相場に移行するのか…米国市場も分水嶺に差し掛かっているように思われます。

 24日の米国株
 ニューヨークダウ  1万433ドル71セント  -17ドル24セント (0.16%)

 NASDAQ総合指数  2169.18ポイント  -6.83ポイント (0.31%)

 S&P500    1105.65ポイント  -0.59ポイント (0.05%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9360円  -30円

              (円建て)  9340円   -50円


 米国株は小反落、CME日経平均先物は、節値である9400円の大台を割り込んで帰ってきました。短期金融市場で円、ドル金利の逆転がおき、市場では円高圧力が増幅。今日の早朝取引では、1ドル88円40銭台の動きとなっており、今日は円高がマイナス材料となり市場への圧迫材料になりそうです。昨日も書きましたように、シカゴIMM通貨先物市場では、対ドルの円買いポジションが一週間で1万4000枚近く積み上がるなど、円高圧力が増幅しており、当面、円高への日銀や政府の出方を探るため、円買い攻勢が強まりそうです。昨日も書きましたように、株先物へも売り圧力がかかり、裁定解消売りが増加する可能性が強まり、オプション価格9250円へ向けて下落する懸念があります。ただ、一方で、好業績中小型株には逆行するものも出始めており、指数の動きとは一線を画す動きが出てきています。以前から書いてきたように、この下げは12月からの出直り相場へ向けての仕込み場となると思われますが、投機筋の円買い攻勢を政府や日銀が放置した場合、予想外の安値が出る可能性もあり、当面は様子見が無難か…。それにしても、初の政権担当とはいえ、お粗末過ぎますよ民主党さん。そして、藤井さん、細川政権の時の「愚」を繰り返すおつもりですか。まるで、駄々っ子ですね。日本国民はたまったものじゃありませんよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

指数は下げても、中小型成長株には逆行高するものも出てきた
 24日火曜日の日経平均株価は、96円10銭安の9401円58銭と続落、TOPIXは9,49ポイント安の829.22と、反落して終わりました。あまりの力ない動きに見送り気分も強まり、出来高概算は18億2700万株、売買代金は1兆1622億円と、前週末に比べ減少しています。
 また、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは3勝9敗)、騰落レシオは64、RSIは25、25日線かい離はマイナス5.2%でした。世界的な株高のなかでの、日本株の独歩安…。昨年の「ジャパンパッシング(日本無視)」相場と状況が似てきましたね。

★金融、政治の頑迷さが市場を殺しつつある

 米国株の年初来高値更新を受けた今日の日本株は、高かったのは、寄り付きの先物買戻しを受けた数分間だけ…。その後は、買い物がまったく続か無かったうえ、「英国で大型の鉄道関連受注」という大きな材料がでた日立でさえ、上げなかったことに対する失望感から完全に見送り商状になってしまいました。また、株価のことにちて聞かれた藤井財務大臣は「増資ラッシュの影響が大きい…。株価を静観していく…」など、ピントの外れたコメントをしたため、益々、市場の失望感を煽ることになってしまいました。また、GLOBEX市場で米国株先物が反落したことや、中国株が安くなったことから先物市場で売りが増加。株価の下落を受け債券先物が上昇。一方で、株の先物を売る裁定取引が行われ、これが裁定解消売りを誘い下落幅が拡大した…というところでしょう。

★だんだん強まる「裁定解消売り」の圧力
 以前から、市場が閑散化してくると、裁定取引の影響が増してくる…と懸念を書きましたが、先々週段階でも裁定買い残が1兆5000億円近くありましたから、今のように板が薄くなってくるとどうしても解消売りの影響が強まってしまいます。出来高を見ても積極的に売っていこうという感じではなく、だらだらとした下げになっていますので、裁定解消売りの影響がかなり出ているものと思われます。まあ、市場が一番嫌うデフレを宣言しながら、デフレの解消策を示さず、自らのマニフェストの財源捻出に固執する政権…。デフレを絶対に認めず、金融面からの有効な手をうとうとしない日銀…。休みの間のワイドショーまで、デフレの問題を取り上げて、なんでもコメンテーターといわれる超能力者軍団(犯罪から、政治、経済、芸能まで全てをコメントするスーパーマンたち…)が、喧々諤々とピンとはずれのコメントをばら撒いていました。

★日銀は真剣に円高対策を考えるとき…
 まあ、どうしようもない状態になってきましたね。日銀は関係ないような顔をしていますが、米国の短期金利は実質マイナス金利まで落ち込んでいます。でも、日銀はいまだに0.1%にこだわっているんですね。民間の資金需要は弱いわけですから、場合によっては、0.1%を切り込んでくることになりますが、こんな時、日銀は市中から資金を吸い上げて0.1%を維持するわけですから、短期金融市場に出回る資金は日銀に吸収され、皆が考えているほどお金が出回っていないことになります。また、金融危機後に米国FRBは輪転機を回しまくりドルを市中にばら撒きましたが、日銀の発券量はそれほど増えていないといい、需給関係から見ても円が上昇しやすくなっているわけです。まあ、まずこのあたりから解消して、企業が安心して事業を行える環境を作らないと、何時までたっても閉塞感が払拭で機内だけでなく、生産の海外移転が急速に進み、日本国内には製造拠点が残らなくなってしまいます。

★民主党政権は何でも自民党のすることを否定することは止めて、国益を考えるとき
 民主党さんは、内需中心の経済を考えているようですが、介護にしても環境にしても、海外から富をもたらすものではなく、国内の富の蓄積を消費するばかり。富の補充をどこでしようと言うのでしょうか。どうも、政策を見ていると何でも自民党の反対をやるんだ…と、言う姿勢が見えますが、日銀総裁人事でも武藤副総裁を自民党が押しているからという理由だけで反対し、世界を含めた金融界が反対する現総裁を選択。世界や日本経済に問題を撒き散らしてくれています。株価の動きを見ると、都議選で大勝したころから株価が上昇。その後、衆院選で大勝したころを境に下落に転じており、「期待感」が「失望感」に変った様子が読み取れます。まあ、とにかく、まず「何が起きようとしているか…」についての認識をまずしてもらうことくらいしか無いのでしょうか。まさに、マニフェスト教条主義に陥ってしまった感がありますね。増資ラッシュくらいは市場の心理が変れば簡単に吸収できます。問題は、やはり日銀の金融政策と現政府の景気認識と対策…ともに、責任のなすりあいで解決の兆しさえ見えません。時間が経てば経つほど、事態は悪化していく…。

 また、こんなときに東証は、海外にTOPIX先物を上場する…と言います。足元の市場が、先物を使って売り崩されようとしているのに、のんきなことです。現在の急務は、まともな個人投資家の呼び戻しと不公正な売買の摘発にあると思うのですが…。いっそのこと、現物取引は全て止めて、デリバティブだけにししたら良いんじゃないですか。デリバティブのことばかり考えないで、もっと市場の厚みを増すことを考えるべきだと思うんですが…。なんか、この国は、皆がばらばらに勝手なことをして、どんどん方向感を失っているような気がしてならない。

★まずい政策対応が続けば、日本のニフティフィフティ銘柄に注目が集まる
 さて、文句ばかり書いても肝腎の当事者が動いてくれないと問題は解決しません。今日の朝、米国のニィフティ・フィフティ相場について検討しては…と書きましたが、以前にも何度か説明したことがありますが、今の日本の状態は当時の米国と良く似た状態になっています。同相場は、オイルショック後、ニクソン大統領が国内物価を凍結。原料高を製品価格に転嫁できない企業は苦境に追い込まれました。しかし、輸出を行っている企業は海外のインフレを享受。輸出価格を引き上げて大きな利益を上げ、株式市場でも集中的に物色され株価が急騰しています。現在の日本では、国内で製品価格が下落する一方、川上の原材料価格は上昇する、という、当時の米国と似たような状態が生まれつつあります。そうなると、国内企業の業績には下方圧力ばかりがかかりますが、海外の景気回復の影響を受ける企業や製品が高い市場占有率を持つ企業は、価格の引き上げも可能で、内需依存企業に比べると、業績の立ち直りも早くなることが考えられます。円高に足を引っ張られることもありますが、海外に生産体制を構築している企業の場合、海外生産基地の生産量を調整し影響を薄めることも可能になります。今のような、景気や為替に無関心な為政者が居る限り、この考え方しか取れなくなります。これまで、主張してきた方針となんら変りはありませんが、当時の動きと類似してきましたので、参考になると思い書きました。

 物色の方向性は変りませんが、12月からの立ち直りに備え、当面は仕込みの時期と見て対処するところ。日経平均の下値については、裁定解消売りの動き次第という側面があり判断しづらいのですが、先週末にも書きましたように、先行して下げていた中小型好業績株に底打ち感や一段の上昇をするものが出てきましたので、明らかに水面下の流れは変化しはじめたように思われます。水処理関連で一貫注目してきた酉島製作所が戻り新値を更新してきたほか、自動車部品や半導体関連の小物に逆行高するものが出てきています。ここからは、指数を見すぎると本当の流れは分かりません。日本の二フティフィフティ銘柄に何がなるか…まず、低迷相場の抜け道はここから始まる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

薄商いながら年初来高値更新…過剰流動性相場で当面は大型株優位
 おはようございます。
 週明けの米国株は、FRB幹部の資産買い入れプログラム延長発言や予想を上回る中古住宅販売の数値を受け、4日ぶりに反発してスタート。超低金利の長期化観測から、リスク回避姿勢が後退。ドルが売られるとともに、原油や金が買われ、資源関連株を押し上げたことから、ニューヨークダウはバブル崩壊後の戻り高値を更新し、1万495ドルまで上昇。1万500ドルに接近する場面もありました。結局、主力3指数とも大幅に反発して終わりました。 ただ、今週26日に感謝祭休日を控え、模様眺め気分も強く、ニューヨーク市場の出来高は9億8000万株と薄商いにとどまっています。騰落状況は値上がり2343、値下がり665とほぼ全面高商状でした。

 この日発表された中古住宅販売(10月)は、前月に比べ10.1%増加し、年率610万戸になりました。アナリスト予想の570万戸を大幅に上回り、2007年2月以来の水準に達しています。価格が割安な抵当流れ物件が3割を占めたことから、価格面の下落基調は続いたものの、下落率は改善方向に向かっています。また、同日発表のシカゴ地区連銀の全米活動指数(10月)は、マイナス1.08.前月のマイナス1.01からやや悪化するとともに、トレンドを見る3ヶ月移動平均もマイナス0.91と前月の同0.67から下降。2009年2月以来始めてのことで、景気が踊り場局面を迎えていることが分かります。

 この日は、調査会社が09年のパソコン出荷を前回予測の2%減から2.8%増に増額修正したほか、10年度についても12.6%の増加するとし、関連株が買われたほか、クレディスイスが資源開発大手シュルンベルジェの投資判断を格上げ、金価格の上昇を受けたニューモントマイニングが買われるなど、資源株への買いが目立ちました。

 このところ発表される10月の経済指標がいずれも冴えないものとなり、景気敏感株や中小型株が多いNASDAQ市場の動きの鈍さが目立っています。10月の経済指標の低迷は、財政年度の切り替えにともなう一時的な停滞と見ることもでき、年末以降の回復期待が下値を支えているようですが、景気の先行きに対する強弱感の対立はNASDAQ市場でもっとも顕著に見られるようです。一方で、ニューヨークダウがいち早く年初来高値に躍り出るなど大型株の動きが目立っていますが、短期金利が実質マイナスに転じるなど、市場の資金余剰感が目立っており、過剰流動性相場が続いているようです。当面、大型株優位の展開が続きそうですが、26日の感謝祭明けのブラっクフライデーから、本格的なクリスマス商戦に突入。販売状況をめぐって小売や家電などが買われることになりそうです。

 米国株は、上昇トレンドでの上値抵抗ラインと中期下降バンドの上限という抵抗帯に入り、じり高歩調をたどっています。短期金利のマイナス入りなど過剰流動性相場の色彩を強めていますが、金価格と比べた原油価格の割安感(通常は、原油価格×10倍といわれる)が目立っており、物色の矛先は原油を中心とした資源に向かうかもしれません。将来的には穀物市況も注目されますが、現在は春の作付けを前にした状況で、投機筋も仕掛けづらい状態。本格的な相場は来年に入ってからになりそうです。当面、資源株の影響が大きいダウ、S&P500優位の展開になりそうです。

 23日の米国株
 ニューヨークダウ  1万450ドル95セント  +132ドル79セント (1.29%)

 NASDAQ総合指数  2176.61ポイント  +29.97ポイント  (1.40%)

 S&P500   1106.24ポイント  +14.86ポイント (1.36%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9560円  +70円

             (円建て)  9550円  +60円

 WTI原油  77.48ドル  +0.01ドル

 GOLD  1164.30ドル  +17.00ドル


 米国株は4日ぶりに反発。CME日経平均先物は週末の大証終値を小幅に上回って帰ってきました。リスク回避姿勢の後退から、為替市場ではドル・円が買われたものの、対ドル相場は89円をはさんだ展開で、依然、こう着状態。ただ、シカゴIMM市場で対ドルでのロングポジションが急増しており、依然、円高リスクは高止まりの状態です。政府のデフレ宣言を受け、海外でもさまざまな反応が出ていますが、新興国で通貨の流入規制や資産インフレ対策が相次いで発表されており、投機筋の日本への関心が高まる可能性があります。特に、米国の短期金利がマイナス圏に入り、0.1%の金利にこだわる日本との金利格差が拡大。円高圧力が増加していることは、日本経済への懸念材料として、売り叩きの材料になら無いとも限りません。ただ、このところ、OECDやIMFなどからの日銀の金融政策への批判が高まっていることから、日銀が新たな策に打って出る可能性もあり、相場環境が急変するリスク(投機筋にとって)も高まっています。目先的には、売り崩しの動きも予想されるものの、先週末の戻りで、日経平均、TOPIXともボリンジャーバンドのマイナス2標準偏差の急所に届いており、目先的に25日線くらいまでの反発が出るかもしれません。水処理関連、鉄道関連など今日の日経記事が刺激になり関連株物色が強まりそう。指数は大崩れしなければそれで良し…。日本株は、どこまでも各論重視。米国の「ニィフティフィフティ相場」の再来…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は続落だが、来週から始まるクリスマス商戦への期待感が下支え
 おはようございます。
 昨日の米国株は、世界の株式市場が軟調に推移していることを受け、売り先行でスタート。世界的に株価が弱含んだことから安全資産としてのドルが買われ、原油など資源価格が下落。これを受け資源株が売られたほか、前日引け後に大幅な減収減益決算を発表したパソコン大手デルが急落。これにつられて他のハイテク株も売られたことから、ニューヨークダウの下落幅は一時60ドルを上回る局面もありました。ただ、来週から始まるクリスマス商戦への期待感が強く小売関連がしっかりに推移したことや、薬品や食品株などディフェンシブ株が買われたことで、引けにかけ下げ幅を縮小して終わっています。

 この日は主要な経済指標の発表がなかったため、個別企業の材料に左右される展開になりました。デルの大幅減収減益決算は、消費の弱さを示すものと受け止められIBMなどハイテク株が広範に売られています。ただ、安値では新OS「ウィンドウズ セブン」の販売が好調と伝えられるマイクロソフトに押し目買いが入るなど下げは限定的なものになっています。また、この日、全体の足を引っ張ったのが住宅大手DRホートンの決算。当初から赤字決算が予想されていたものの、アナリストは改善を見込み一株当たりの赤字額を30セント程度と予想していましたが、結果は、73セントの赤字。これに前日発表された住宅ローン延滞・差し押さえ率が過去最高になったことが重なり住宅関連株全般が売られています。
 
 ただ、この日、ドイツ銀行が百貨店チェーン ディーラーズの投資判断を引き上げたほか、食品メーカーJMスマッカーや婦人服小売のドレスバーンが予想を上回る決算を発表したことから、来意sゅウから始まるクリスマス商戦への期待感が強まり、食品株や小売株への買いが入り、下げ幅の圧縮につながっています。

 この日は、世界的に株安が進んだことや、このところの米国株安によりドルが強含んだため、リスク資産圧縮の動きが強まり、米国市場でも利益確定の売りが増加しました。また、今月に決算を控えたヘッジファンドの売りも多かったようです。以前から書いてきたように、11月は需給面では売りが増加する月ですが、景気回復への期待感を背景に予想外に堅調に推移しているようです。
 昨日はドルが堅調に推移しましたが、週明けから1180億ドルの大型財政資金調達(2年債=440億ドル、5年債=420億ドル、7年債=320億ドル)を控えており、この環境作りの面もあるようです。株安にもかかわらず、国債金利が軟化(金利は上昇)しており、入札の資金作りが行われた影響もあるようです。来週は、国債の消化状況をめぐり前半はもたもた…、25日の7年債入札後にクリスマス商戦を思惑した年末ラリー(規模は分かりませんが)に入るというストーリーでしょうか?

 目先は、テクニカルな上値抵抗ラインに押さえられ動きが鈍っていますが、クリスマス商戦への期待感が抵抗帯突破の原動力となるかどうか…来週後半が注目されます。

 20日の米国株
 ニューヨークダウ  1万318ドル16セント  -14ドル28セント (0.14%)

 NASDAQ総合指数  2146.04ポイント  -10.78ポイント  (0.50%)

 S&P500    1091.38ポイント  -3.52ポイント  (0.32%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9480円 -10円

              (円建て)  9470円 -20円

 米国10年国債金利  3.3560%  +0.0070%

 WTI原油   76.72ドル -0.74ドル

 GOLD   1146.40ドル +5.0ドル


 米国株は小幅続落、CME日経平均先物は、円がやや軟化したことを受け小幅安で帰ってきています。ただ、政府の「デフレ宣言」を受け、円相場はドル以外の通貨に対して強含んでおり、来週は為替が焦点になりそうです。このところ、こう着状態にあった円・ドル相場を受け、縮小気味だったIMM通貨先物市場では、円ロングのポジションが急増しており、来週は日本のデフレをめぐって、為替相場の変動があるかもしれません。
 来週は、エコポイントの継続、環境配慮住宅への援用、高燃費自動車購入補助策の延長などのほか、政府の脱デフレ政策をめぐる関連株の上昇と為替相場の綱引きになり、その間を先物筋が動き回る…という展開になるのでしょうか。米国株の動きを、見ながら海外景気回復を取り込める企業、割安小型成長株買いの方向に変化無し…か。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

厳しさにかけた本日の下げ…来週は、政府のデフレ宣言への市場の反応に注目
 週末20日の日経平均株価は、51円79銭安の9497円68銭と続落したものの、TOPIXは1.00ポイント高の838.71と8日ぶりに反発して終わりました。出来高概算は21億2556万株、売買代金は、1兆2965億円とともに前日よりも減少。今日は相場環境的には、昨日よりも悪かった事を考えると、やはり換金売り(買い戻し)のピークは昨日だったように思われます。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは66、RSIは22、25日線かい離はマイナス4.6%…。ようやく底値圏らしい数字になってきましたね。

★厳しさにかけた本日の相場…やはり需給悪のピークは昨日か
 さて、今日は米国株の急落、円高、資源安、米国長期金利低下(株先物売を通しマイナス要因)など、相場環境の悪化を反映した相場で、大いに期待したんですが、また、中途半端に終わってしまいました。前場中にぶん投げて、後場から買い戻し…なんて、勝手にストーリーを描いていましたが、まあ、こんなときには他の人も同じようなことを考えるもの。売っている人は一円でも安いところで買い戻したいですから、さっさと前場から買戻しをいれ、銀行や証券、不動産など最近下げのきつかったものが高く終わっています。まあ、相場なんてものは自分の思ったようにはならないもの…を地で行くような展開になってしまいました。ただ、今日の朝も、主力株と好業績の小型株が注目としましたが、ジャスダックは実に14日ぶりに反発して終わっています。

 まあ、底打ち完了なんて強気の宣言をしたいところですが、今日の動きを見る限り厳しさが足り無いように思います。叩いた…という感じがありませんね。もしかしたら、このままずるずると底固めし、なべ底型の底入れパターンになるのかもしれません。当面は、先行して売られてきた中小型株がどんな動きをしてくるかで、判断すれば良いでしょう。まあ、結論は来週に持越しですかね。でも、出来高を見る限り、昨日が実質的な需給悪のピークだったような気がするんですが。まあ、日本株が底打ち感を強めても、新興国では、海外からの流入資金対策に躍起になっていますし、米国も予想通り、上値抵抗帯で足踏みしていますので、日本株だけが一気に上値に突っ走ることは無いでしょう。やはり、ソーサー型の底入れパターンと見ておくのがいいようですね。

★政府が「デフレ宣言」…焦点はこれまでデフレを否定してきた日銀の出方
 それと、今日は徹底的に株式市場の足を引っ張っている民主党政府が3年5ヶ月ぶりに「デフレ宣言」なるものを出してくれました。このままにしておいたら、デフレスパイラルに落ち込んでしまう…と本気で心配し始めた(?)みたいですね。ただ、有効な対策は何も策定していませんが…。市場から言わせると、デフレだからってどうしてくれるの…?というのが本音のところでしょう。このブログでは、日銀の頑なな姿勢を批判し続けていますが、政府の「デフレ」認定を日銀はすんなり認めるんでしょうか。なにしろ、バブル崩壊以来、20年近くデフレ懸念がくすぶってきてもなんら有効な手を打たず、放置してきて内需をがたがたにしてくれた張本人ですから…。

★世界経済の足を引っ張り続ける日銀
 また、最近の日銀レポートでも、2011年まで物価が下落すると、予想しながら、物価の下落は昨年商品価格の高騰したことの反動…として、デフレ入りを認めようとしてこなかったところです。なにか、日銀の政策はおかしいですね。昨年、金融危機が発生したおりに、先進国の中央銀行が足並みをそろえて金融緩和に踏み切ろうと提案があったにもかかわらず、最初の要請を日銀は断り、国際協調体制の構築にヒビをいれ、市場の不信感を招いています。また、米国や欧州などは、実際の通貨供給量を増やすために輪転機を回しまくり、米国では短期間にドルの発行量が倍に増加。世界の金詰りを緩和しています。それが今はインフレ懸念につながっているんですが。でも、日銀は…どれくらい通貨供給を増やしたんでしょうか(もしかしたら、0.1%の政策金利を維持するために引き締めなんてやってない?)。

 また、何度も書いていることですが、今回の金融危機は、米国に住宅販売の頭打ちなどバブル崩壊の兆しが出始めていた、2006年に、世界の中央銀行の反対を押し切って、量的金融緩和とゼロ金利の解除という金融引き締め策を実施。円キャリートレードで世界にいきわたっていた投機マネーを回収する方向に動いたために、その後のハードランニングにつながっています。最近でも、デフレ傾向が強まり、実質金利が上昇しているにもかかわらず放置していたため、円高が進行。国内にデフレ圧力が強まるだけでなく、内需振興に必要な資金を稼ぐはずの輸出でさえ、円高により、利益がそがれ、内需、外需とも低迷。世界の景気回復に大きく取り残される結果になっています。本来なら、インフレ覚悟(需給ギャップが40兆円もあるのにインフレにはなりようが無い)で、マイナス金利にするくらいの度胸が必要なのですが、古臭い経済理論に固執するあまり、状況は20年たってもなんらの改善を見ていません。

 常識人なら、20年間もデフレが解消しないというのは、どこか自分の金融政策が間違って居るのでは無いかと考えるものですが、反省が無いところが極めて「官僚的」ということが出来ます。まったく、この頑迷さはどこから来ているんでしょうか。経済を金融面から正常軌道に乗せようという気概が感じられません。まあ、ようするに円高基調を維持して、米国への資金還流ルートを維持しようということなんでしょうが…。多分、経済の勉強をしていない、私の考えが及ばない高邁な理論のもとに日銀は行動しておられるのだと思われますが…。これまで、金融や政治の目線が国民ではなく、常に米国を向いてきたことが、日本経済の閉塞感を生み出していることは間違いないところでしょう。思い切って、米国債を売却して、資金を国内投資に振り向けるくらいのことは考えても良いと思いますが…(ただし、本当の命がけですが…)。

★注目はデフレ宣言を受けた為替市場の反応
 まあ、来週の焦点は、日銀が政府のデフレ宣言に対しどういう姿勢をとるか、また、為替筋がどういう出方をしてくるか、来週は色んな意味で面白くなりそうです。デフレで日本経済がダメになる…と見てくれれば、円を売る動きも出るかもしれませんが、実質金利が高いままでしばらく続く…と判断されれば、円高がさらに進行する…果たして、どちらにころんでくるか…。まあ、ソーサー型の底入れなら、また買いチャンスはある…と思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は大幅続落…でも敢て売りの材料を探すなど、変な余裕を感じるのは何故?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、高値警戒感に加え、住宅ローンの第3・四半期(7-9月期)延滞・差し押さえ率が過去最高の14,4%になったことから、住宅への懸念が再燃。メリルリンチのアナリストが半導体業界の判断を引き下げた事などから、売りが増加。一時は、170ドル近く下げ、1万200ドル台に下落する局面もありました。ただ、フィラデルフィア地区連銀製造業景気指数が市場予想を上回り4ヶ月連続改善するなど、堅調な経済指標を受け、押し目買いも増加。下げ幅を圧縮したものの、結局、主力3指数とも続落して終わりました。

 この日発表された主要な指標では、全米住宅抵当協会の第3・四半期の住宅ローン支払い延滞・差し押さえ率が全体の14.4%と過去最高水準に達し、雇用情勢の悪化も踏まえ、住宅業界が一段と悪化する…との懸念が高まりました。また、新規失業保険週間申請件数(~14日)は、50万5000件で前週と変らずの水準。ほぼ事前予想の水準にとどまりました。トレンドを見る4週移動平均は51万4000件で前週から6500件の減少。11週連続して低下しており、状態が改善しつつあることを示しています。また、7日までの受給者総数は561万1000件で、前週から3万9000件減少。堅調な数字が示されましたが、市場予想の560万件を上回ったために、市場では売りの材料にされたようです。

 また、フィラデルフィア地区連銀製造業景気指数(11月)は、16.7.前月の11.5からさらに改善するとともに、市場予想の12.0も大幅に上回っています。4ヶ月連続しての改善。新規受注が前月の6.2から14.8に、出荷が同3.3から15.7に、雇用も同マイナス6.8がマイナス0.5に改善するなど、個別項目でも改善傾向が目立っています。6ヶ月先については、前月の39.8から36.8と慎重な見方が増えたものの、設備投資が8.5から13.8に増加するなど、先行きへの期待感を抱かせる数字も散見されます。

 この日の米国株は、利食いをするための弱気材料をあえて探して売った…結果、下落した…という感じでした。メリルリンチの半導体業界、インテルへの投資判断引き下げの影響が大きかったようです。この日はパソコン大手デルの市場予想を大幅に下回る決算など、ハイテク関連に悪材料が続出。住宅ローン延滞率の上昇から商業用不動産ローンへの懸念も高まり、半導体・同製造装置とならび不動産の下落率も大きくなるなど、一部食品株や生活必需品株を除きほぼ全業種が売られる冴えない展開になりました。昨日のニューヨーク市場の騰落状況は上昇572、下落2420とほぼ全面安商状。
 ただ、最近の指数の動きを見ると、新高値を更新した後、一旦は利食いに転換。前回高値付近にくると押し目買いが入って再度高値更新へと向かうじり高傾向をたどっており、相場の基調はかなり強いものと思われます。今週が、ヘッジファンド決算のターニングポイントと見られ、来週以降の投資家の姿勢の変化が期待されますが、以前から指摘している、チャート上の抵抗帯に差し掛かっており、このゾーン突破には、新たな手がかり材料も必要かと思われます。まあ、昨日の動きは、堅調な指数を敢て無視して、売りを優先した…という、市場の余裕みたいなものを感じさせました。

 19日の米国株
 ニューヨークダウ 1万332ドル44セント  -93ドル87セント (0.90%)

 NASDAQ総合指数  2156.82ポイント  -36.32ポイント (1.66%)

 S&P500    1094.90ポイント  -14.90ポイント  (1.34%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9460円  -90円

              (円建て)  9450円   -100円

 米国10年国債金利  3.3490%  -0.0170%

 WTI原油  77.75ドル  -2.30ドル

 GOLD   1143.80ドル  +3.10ドル
 

 米国株は大幅続落、CME日経平均先物は、節値の9500円を下回って帰ってきました。為替は、株安によるドルの買い戻しで円ドルが強い含んだものの、株価下落の影響で安全資産としての円買い気運が強まり、円は一時88円台半ばまで買い進まれ、現在も89円をはさんだ展開になっています。CME日本株先物安も円高を嫌気したものと思われます。今日の相場環境はかなり悪化しています。昨日も指摘したように、3連休控えで持ち株処分の動きが強まりそうで、本日は需給面でかなりきつい場面がでそうですが、昨日も書きましたように、来月相場へ向けての第一回目の仕込み場になる可能性が大きくなっています。大きく崩れたら…ということを条件に、主力株や割り安小型株を狙ってみてはどうでしょうか。後場からは、連休前のポジション調整から先物の買戻しの買い戻しも強まり、流れはやや変るかもしれませんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

昨年10月来の下値抵抗ゾーンに入ってきた…ここからの一週間で勝負が決まる
 「困った…」、「どうしたらいいか…」、「どこまで下がる…?」など、いつもの電話が増えてきました。9月~11月は動かない方が良い…とあれだけ口をすっぱくして言い、ブログでも相当強い材料を持っているもの以外はダメ…と書いてきたのに…。いつもの繰り返しです。長い付き合いだから仕方が無いですが、やはり、経験に学ぶ…ということが無ければ進歩がありませんよね。

 ということで、相手をしていたらすっかり書き込みを始める時間が遅くなってしまいました。
 
 さて、19日の日経平均株価は、127円33銭安の9549円47銭、TOPIXは12.35ポイント安の837.71と、ともに続落して終わりました。ギブアップ組みが増えてきたのか、出来高は25億5000万株、売買代金は1兆4866億円と、このところどんどんボリュームアップして来ました。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは68、RSIは33、25日線かい離は-4.3%でした。押し目買いが入り、小型株が戻したせいか、騰落レシオが思ってほど落ちませんでしたね。

 昨日も、今日の朝も、三菱UFJ銀行の超大型増資が発表されましたので、「悪材料出尽くしか…」なんて、変な期待を持ったんですが、良く見れば年内にやるというだけで、発行株数など細かい話は「な~も決まっていない」ではないですか。これでは、蛇の生殺し状態。もたもたしている間に、他の銀行も超大型で発行なんてなると…。もともと、銀行株には興味が無いので、「見出し」だけ見て、判断した私が甘かった…。でも、なんでこんな中途半端なことをするかな~。市場に、年末までいたぶってあげるからね…と宣言しているようなものでしょう。(まあ、誰かさんが、モルガンに昔年の約束を履行しなかった分を、増資という形で貢ぎ、穴の開いた分を埋める増資なんて、うがった話もありますが…。そのうち、あのモルガンへの増資は何だったの?と、金融業界の7不思議の一つにならなければ言いですが…)

 まあ、ちょっと読み違いはありましたが、とりあえず下値調べには入ってきたようです。一方で、売られすぎの小型株を買い戻す動きも出るなど、これまでとは異なる動きも出てきました。まあ、ファンダメンタルについては、政府政策の不透明感、需給関係、円高懸念など、株式関係者が解説してくれていますので、それを参考にされたら良いと思いますが、基本は「需給の崩れ…」にあります。
 以前から、1万円超えのところは2004年~2006年にかけて、持ち合い相場を続けた時の「吊り天井」(需給の壁)に突き当たっているので、突破には時間がかかる…としてきました。

 一方、6月に1万円を超え吊り天井に押し戻されて調整に入った7月安値の時には、昨年10月以降なんどか、9200~9500円のところで戻り高値をつけているので、これが、下値の抵抗帯になるのでは無いか…としましたが、このときは、一時、9050円まで売られたものの、結局、この抵抗帯で下げ止まり、8月の1万700円台挑戦への足場を形成しています。本日は、一時、9500円台を割り込む事がありましたが、テクニカルで見ると、7月安値を支えた下値抵抗ゾーンに入ってきた、という見方も出来ます。日経平均で相場を云々するのには抵抗がありますが、とりあえず、このゾーンから下値を固める動きが始まってくるのではないでしょうか。短期のテクニカル指標は移動平均かい離や騰落レシオが買いゾーンに入り、目先は反発してもおかしくは無いところに来ていますが、言いの長い相場を取るには、やはり週のテクニカル指標が買い信号を発するのを待つべきだと思います。

 昨日の段階では、日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは35をつけていました。また、TOPIXサイコロは4勝8敗、RSIは26となっており、日々ベースの数字とは異なり、日経平均とTOPIXはほぼ足並みをそろえて整理していることが分かります。ともに、今回の相場がスタートした3月の水準を下回っており、何時転換してもおかしく無い状況ではありますが、理想的には週足サイコロが 3勝9敗になるのが望ましいのですが、来週がマイナスになれば条件を満足しますので、本来は来週がポイントになるものと思われます。ただ、投資家心理は悪化しており、来週月曜日が休日になることから週末の明日は利食い急ぎの動きになることも考えられ、資金的に余裕があれば明日は第一段目の買いを入れるポイントになるかもしれません。

 昨年のニューヨークダウの動きを見ると、ヘッジファンドの決算や節税にための損出しと言う事情から売りがかさみ11月に底値をつけています。その後、年末のラリーを意識して反発。その後金融危機のが厳しくなり安値を付けにいったものの、2月から始まった税還付により資金需給が改善、政府が本格的な危機対策に乗り出したことから、3月を底にした出直り相場につながっています。要するに、昨年の最悪の下落相場でも、需給関係が最悪の11月を過ぎると、相場がラリーしているわけです。
今回も同じになるとは言いませんが、税制面の動き、ヘッジファンドの決算などイベント的なものは同じ…。短いラリーになるか、長いラリーになるかは分かりませんが、11月が相場のターニングポイントになりやすいことはかなりの確率があるように思われます。

 このところ、証券会社では日本株に見切りをつけて、新興国株式の売り込みに躍起のようですが、今、新興国の悩みは、世界中から資金が流れ込んで通貨は上昇するは不動産は上昇するはで、対策に追われています。そのうち、国内景気はたいしたことも無いのに、いやいやながら利上げを選択しなければならないことになるかもしれません。長い目では、新興国が世界の成長を支える構造に変化は無いものと思われますが、目先的には、「?」…。むしろ、指数から見れば割高ですが、個別で見ると、世界的にも超割安な株がごろごろしている、日本株のほうが妙味が大きいのではないでしょうか。まともな海外投資家も同じような発想で日本株を拾っているはずです。ここは、裁定取引でかさ上げされている指数を重視するより、国際的にみても割安になっている個別株に照準を合わせるべきではないでしょうか…。

 まあ、明日からの一週間で結論は出るはずです。(今日は時間が無かったので、書きなぐっています。読み返す時間もなかったので、文脈の乱れや変換ミスはご容赦!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は小反落…しかし、5日線を下値に買いなおす腰の強さを見せる
 おはようございます。
 昨日の米国株は、冴えない住宅関連指数の発表を受け利食い先行でスタート。ソフト開発会社が弱気の決算見通しを公表したことを嫌気し、下落幅を拡大する場面もありました。ただ、大手ヘッジファンドの経営者がバンクオブアメリカに関し強気の株価見通しを発表。大手銀行が大手住宅建設株の投資判断の引き上げを行ったことから、関連株が買われるなど個別の材料株にりーどされる格好で引けにかけ急速に値を戻し、結局、主力3指数とも小幅反落して終わりました。

 この日発表された住宅着工件数(10月)は、前月比10.6%減の年率52万9000戸。前月の59万2000戸から大幅に減少するとともに、アナリストの予想平均値の年率60万戸も大幅に下回りました。先行きをみる着工許可件数も前月比4%減の55万2000戸となり、予想の58万戸を下回っています。ただ、昨日発表された建設業者指数と同様に、統計は新規住宅取得者への支援措置延長が決まる前のもので、市場は冷静に受け止めています。また、同日発表の消費者物価指数(CPI、10月)は総合指数が0.3%の上昇。アナリスト予想の平均値0.2%増を上回りました。前月は0.2%の上昇。エネルギーや自動車価格などの上昇が指数を押し上げた格好です。価格変動が激しいエネルギーや食料価格を除いたコアのCPIは0.2%の上昇となり、予想の0.1%増を上回っています。同指数の発表を受け、長期金利が上昇、一時的にドルが買われるなど為替への影響も出ていました。

 この日の市場では、ソフト開発大手オートデスクが発表した弱気の業績見通しや、スールスフォースドットコムの新規事業不振のニュースなどからハイテク株全般が下落。一方で、有力ヘッジファンド経営者がバンクオブアメリカの株価見通しに対し強気の見通しを発表、同時に金などに投資する新たなファンドを設立するとしたことから、銀行株が買われたほか、金価格も続伸しています。また、大手銀行シティが、住宅建設大手バルトホームズの投資判断を引き上げたことから、住宅建設株全般が買われるなど個別株の材料が業種の動きをリードする展開になりました。この日ニューヨーク市場の出来高は10億6340万株と10億株を割り込んでいた前日から増加。騰落状況は値上がり1881に対し、値下がり1640と、指数は下落したものの、全般は堅調な展開でした。

 米国株は13ヶ月ぶりの高値圏にありますが、市場予想を大幅に下回る指数を冷静に受け止めており、市場のセンチ面とは意外にクールなようです。この日も、ニューヨークダウが5日線に接近するとすかさず押し目買いが入り、値を戻すなど腰の強さを見せています。現在のポイントは、史上最高値からの下落過程の高値を結んだ上値抵抗ラインに差し掛かっており、強弱感が対立するところ。当面、高値でもみ合いながら、弱気の玉をほぐし、抵抗ライン突破に挑戦するか、抵抗ラインの下押し圧力に負け、一旦、下押ししたあと再挑戦するかの分岐点にあるように思われます。

 18日の米国株
 ニューヨークダウ  1万426ドル31セント -11ドル11セント (0.11%)

 NASDAQ総合指数  2193.14ポイント  -10.64ポイント (0.48%)

 S&P500      1109.80ポイント   -0.52ポイント (0.05%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9725円  +55円

              (円建て)  9715円   +45円

 米国10年国債金利  3.3666%   +0.0470%

 WTI原油   79.70ドル  +0.56ドル

 GOLD   1140.70ドル  +1.90ドル 


 米国株は小反落、CME日経平均先物はしっかりで帰ってきています。為替はドル・円では相変わらずのこう着状態で89円台前半の取引。相場環境的には中立ですが、本日は市場の最大懸念材料だった三菱UFJ銀行の超大型ファイナンスが発表されていますので、当面は、この悪材料の消化からスタートしそうです。ただ、米国債金利が上昇したことから、本日は昨日買われた債券先物が売り先行でスタートしそうですので、一方で、株の先物が買い戻され指数的にはしっかりになるかもしれません。ただ、個別では信用取引の追証発生による投げなどから下落幅を拡大するものも出てくるかもしれませんが、一方で、出来高の増加や騰落レシオの70ポイント割れなど底値が近いことを暗示する動きも出ています。追証の投げが一巡する後場寄りの動きが注目されます。
 為替の安定から、バルチック海運指数の年初来高値更新、金価格の上昇など全般安に押され織り込み不足になっているものの関連銘柄が注目されます。後場がポイントか…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

今日も売り叩き相場が続いたが、一方で指数は買いゾーン入りを暗示
 18日水曜日の日経平均株価は53円13銭安の9676円80銭、TOPIXは6.94ポイント安の850.06と、ともに続落して終わりました。出来高概算は22億6380万株、売買代金は1兆2083億円といよいよボリュームアップしてきました。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは69、RSIは32、25日線かい離はマイナス3.3%でした。騰落レシオがついに70割れ、25日線かい離も目先的なリバウンドが期待できるマイナス3%を超えてきました。「まだ、サイコロが…」といわれそうですが、TOPIXのサイコロは3勝9敗に低下、一昨日にはRSIは19まで下落。10月に相場が反発した水準まで落ち込んでいます。そろそろ、要注意ですね。

★バクチ場に化した日本市場
 まあ、日本市場は完全に「バクチ場」になりましたね。世界の金融マフィアも東京に集結し、まさにやりたい放題…。ファイナンス銘柄が次々に売り叩きの刑にあい、最近では、日本の投資家もファイナンス銘柄は売りだ…とばかり、ちょうちんをつけて売り叩きに行っています。日本とアメリカのシステムはだいぶ違うんですが、日本の投資家の方はこんなのにちょうちんをつけていて大丈夫なんですかね。米国では、売り叩いた連中が新株を引き受けて株券を返済するやり方をしますが、新株が引き受けられなかったら市場から買い戻すしかなく、下手したら損する事だってあります。最近では、野村證券の大型ファイナンスの時に、海外への割り当て分が少なく、慌てて市場から買い戻したため、515円安値から691円まで上昇しています。底を叩いていたら、今の低迷相場でも100円近い損を抱えたままの状態になっているはずです。まあ、なれないことはしない方がいいような気がするんですが…。

 ただ、今の株式市場を無茶クチャにしているのは、あくまでもCTA(商品投資顧問業者)や決算が近いヘッジファンドの連中。彼らは、市場のゆがみをついてきますから、政権交代で予算配分の見直しから、景気刺激策が中断され2番底リスクが高まっている日本なら、短期間に利益を上げられるとして、売り叩きに着ているものでしょう。ただ、世界の景気は回復途上にあり、企業もそれなりに利益回復の恩恵を受けているわけですから、トレンドは基本的に「上」。あくまでも短期勝負で、長居するつもりは無いものと思われます。(民主党政権が経済運営で大きなチョンボをすれば話は別ですが…。

★まともな海外投資家は割安株を丹念に拾っている…

 実際、投資家別の売買動向を見れば海外投資家は額は別にして買い越しを続けているんですね。でも、先物市場を見ると一転して大幅な売りこし…。結局、超目先張りの連中にデリバティブを使って振り回されている…ということでしょう。一方、世界的に株価が上昇しているにもかかわらず、先物に振り回されて日本株だけが低迷を続けていることに嫌気が差し、証券外社が募集する新興国ファンドに応募しようと、持ち株をぶん投げているため、個人投資家が手がけた中小型株、新興市場株が下落しているという状況でしょうか。おかげで、今期過去最高益を更新する企業の株価が新安値になったり、PERが10倍を切ったり、PBRが0.3倍になったり…と、理屈抜きの安値になる銘柄が増えています。増資で売られた日本郵船は、一株あたり純資産は426円もありますが、今日の株価は301円…。また、同社は膨大な不動産を持つことでも有名ですが、実際の解散価値からいったら、今の株価は実体価値の3分の一以下かもしれません。企業の実体価値を下回る株がごろごろしているとしたら、これも立派な市場のゆがみ…。必ず「裁定」が働き正常な価格にサヤ寄せしていくはずです。

 さきほど、投資家別売買動向では海外投資家は数週間にわたって買い越しを続けている…といいましたが、少し長い面でみれば、企業の持つ現預金や有価証券などの流動資産額と時価総額を比較すると割安になっている企業は立派な投資対象になりますし、これに、所有不動産や有価証券などの資産を加えた解散価値からみたら、とんでもなく割安になっている企業がごろごろしています。もしこんな会社の不動株比率が多ければ、解体屋から狙われないとも限りません。昨年の経済危機以来、手元資金を積み上げている企業も多くあり、今後解散価値が企業業績と並んで注目されることになるかも知れません。海外投資家は、短期の利益を狙う投機筋ばかりでなく、割安株を丹念に集めるロングランの投資家もたくさん居ることを忘れてはいけません。

★隣の芝生は青く見えるもの…

 苦し紛れに日本株を売って新興国市場に投資。一方の、新興国側では世界から同じような考え方の資金が集まり通貨を押し上げるため、国内的には資産バブルが、対外的には輸出がダメージを受け、通貨の流入に制限をかけようか…という状態。株価の下落でリスクが減少に向かっている資産を売って、資産バブルを抑制しようという国の資産に資金を移す…すばらしい投資手法です。昨年、同じような経験をしたはずですが、やはり「隣の芝生は青く見える」んですね。どちらがいいか…それぞれが判断して動けばいいことですね。

★三菱UFJが1兆円増資を発表…あく抜け感が出るか?
 さて、株式関係者の間では、三菱UHJ銀行がファイナンスを発表したときが相場のあく抜けになるんじゃないかといわれてきましたが、今日の決算発表時に1兆円の公募増資が発表されました。騰落レシオの70%割れ、TOPIXサイコロの3勝9敗、日経平均の10月安値接近、三菱UFJの増資発表による悪材料出尽くし感、出来高の増加、週末には米国のマイクロSQでヘッジファンド決算入り…なんだか、タイミングが揃ってきた感じがしませんか。

 三ヶ月も待った成果が現れるかどうか…まずは楽しみなことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

全体は調整含みだが、指数銘柄の上昇で続伸…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、10月の鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことから、景気が足踏み状態に入ることを懸念。前日急伸したこともあり利食い先行でスタートしました。ただ、同指数が市場予想を下回ったことから長期金利が軟化。これを受けドルが弱含む一方で、資源価格が上昇に転じ資源株を押し上げたことから株価は上げに転換。結局、主力3指数とも続伸し13ヶ月ぶりの高値を更新して終わりました。

 この日は、ホームセンター大手ホームデポやターゲットの決算が発表され、いずれも市場予想を上回ったものの、年末商戦に関し慎重な見方を示したことを嫌気して急落、全体の下げ幅を拡大しました。ただ、積極的な米国株のポートフォリオ構築に努める著名投資家バフェット氏のバークシャーハザウェーが、資源大手エクソンや小売大手ウォルマートを買い増していることが伝えられたことや、大手銀行がダウ採用銘柄のマイクロソフトやエクソンの投資判断を引き上げるなど指数寄与度の大きい銘柄が上昇したことが、指数の引き上げに影響したようです。しかし、鉱工業生産が市場予想を下回った影響は大きく、この日のニューヨーク市場の騰落状況は値上がり1347に対し、値下がり1653と下落銘柄が上回っていました。また高値警戒感から、出来高は10億株を割り込み9億7200万株に急減しています。

 この日発表された10月の鉱工業生産指数は前月比0.1%の増加。4ヶ月連続して増加したものの、市場予想の0.4%増を下回りました。設備稼働率は過去の平均値を10ポイント以上下回る70.7%。買い替え支援措置が終わった自動車・同部品が前月の8.1%増から1.7%減に急減したことが響いたようです。また、同日発表の全米住宅建設業者指数(11月)は前月比横ばいの17。市場予想の19を下回っています。また前月の数字は18から下方修正されるなどさえない結果になりました。ただ、同調査は、住宅購入支援措置の延長が決まる前に実施され、駆け込み需要が一巡したあとのものであるため、市場へのマイナスの影響は無かったようです。

 米国株は個別の材料株に支えられる格好で続伸して終わりましたが、出来高の急減に見られるように高値警戒感も強くなっています。鉱工業生産指数にも景気の頭打ち感がでており、景気の先行きへの懸念も出始めています。ただ、過剰流動性を背景にした先高感は依然強いようです。以前から書いてきたように、現在の株価は高値からの下落バンドの上限に届いており、一番強弱感が対立しやすいポイントでもあります。バーナンキFRB議長がドルの水準について発言するなど異例の動きを示しており、何時為替の変動が起きてもおかしく無い状態。ドルが強含めば資源価格にも影響を及ぼすだけに、やはり、ここのポイントを一気に抜けるのは難しいのかもしれません。昨日も書きましたように、今週末の水準で、上値抵抗線を突破できるかどうかが最大のポイント。

17日の米国株
 ニューヨークダウ 1万437ドル42セント  +30ドル46セント (0.29%)

 NASDAQ総合指数  2203.78ポイント  +5.93ポイント  (0.27%)

 S&P500   1110.31ポイント   +1.01ポイント  (0.09%)
 
 CME日経平均先物 (ドル建て)  9775円 +35円

              (円建て)  9760円  +20円

 米国10年国債  3.3190%  -0.0120%

 WTI原油   79.46ドル  +0.56ドル

 GOLD   1140.40ドル  +1.80ドル 


 米国株は続伸、CME日経平均先物は小幅高で帰ってきました。為替は、ドルが他通貨に対し軟化したものの、対円では横ばいの動き。1ドル89円台前半の取引になっています。金・資源価格の上昇、バルチック海運指数の上昇など、基本的な相場環境は昨日と変らないものの、中小型株を中心にした需給の崩れが続いており、市場ムードの悪化は今日も続きそうです。米国債金利の低下から、本日も債券先物の上昇が予想されますが、反面、株の先物を売る裁定取引も活発化しそうで、今日も先物主導の展開となりそうです。GLOBEX米国株先物、為替、中国株の動向を見ながら本日も弱含みの展開か…。海運や金関連など個別の材料株を狙いたいところですが、全体の地合の悪化を考えると無理はしたくないところ。海外市場が堅調なだけに、従来のようにセリングクライマックス的な底入れパターンではなく、気がついたら底が入っていた…というような、はっきりしないパターンになるのではないでしょうか。バーナンキFRB議長のドル相場への発言が為替相場にどんな影響を与えてくるか…これが、日本株立ち直りのきっかけになるかもしれません。(もっとも米国全体はドル安を歓迎している風潮もありますが…)

 まあ、今日も無理はせず様子見…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

今日も先物売りと増資銘柄の売り叩きで総崩れ…高まる、国際競争力への政治リスク
 17日火曜日の日経平均株価は、61円25銭安の9729円93銭と反落、TOPIXは3.42ポイント安の857.00と、続落して終わりました。出来高概算は19億1458万株、売買代金は1兆2420億円と、前日比で増加。いよいよ投げ商いが増加しそうな情勢になってきました。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは72、RSIは29、25日線かい離は2.9%でした。指数かさ上げの影響を受けていない騰落レシオが60台に近づいてきましたね。

★今日も先物と売り叩きに翻弄された一日
 米国株は新高値、CME先物は申し訳程度の上昇。これを受け寄り付きはしっかりに推移していましたが、結局、長続きはせず、もたもたしている間にGLOBEX米国株先物が軟化。為替も88円台を出たり入ったりを繰り返していると、いつものように先物に大口の売りが出て相場を崩しています。また、米国で長期金利が低下しましたので、日本でも債券の先物が上昇。事のついでに、ロングショートポジションが取られ株の先物が売られたことも、裁定解消売りを誘発し株価の下落につながりました。また、相変わらず増資銘柄叩きが続き、今日は新型インフルエンザで人気化したダイワボウが血祭りに上げられ急落していました。
 
 こんな状態で片っ端から叩かれると、企業の資金調達計画も狂いっぱなしになりますね。まさに、資本市場は崩壊状態です。こんな、無茶苦茶な状態になっても、取引所や金融庁は何の措置も講じようとしません。ファンダメンタルと明らかにかい離した投機的な動きになっているのに何の手も打たないとは…。世界の金融マフィアは日本が一手に引き受けて、あらされ放題にしますから、世界の株式市場は早急に立ち直ってください…という、崇高な考えを実行して折られるのか、それとも、何か言って一斉に日本から撤退されたら、手数料が入らなくなる…と心配しておられるのでしょうか。まさに、沖縄の基地問題で右に左に揺れ動く民主党政権と同じ様な状態になっています。企業の直接資金調達という崇高な役割は、そのうち果たせなくなってしまうんじゃないでしょうか。真剣に心配になってきました。

★政治権力から忘れ去られた資本市場
 まあ、政治から忘れ去られた資本市場なんてこんなものでしょう。今日の新安値は141…。確実に増加の一途をたどっています。世界経済が回復途上にあり、これを受け世界同時株高現象が起きています。にもかかわらず、日本株だけは「下に~、下に~」の大名行列のような下げが続いていますね。一番心配していたことが始まったようです。民主党には、連立を組むまでもなく、旧社会党出身のメンバーが多くいますから、資本主義的な経済運営なんてとんでもない…という考え方の人も多いようです。 今テレビでは、毎日、事業仕分けのニュースが報道されていますが、薬価の改定の厳格化で薬品株が売られ、世界が開発にしのぎを削っているスーパーコンピューターの開発を「一番になる必要なんか無い…」と言って切り捨て、設備投資減税や新技術開発への補助などを企業優遇だといって見直しています。

★テレビ受けの良い事業仕分け…格好はいいが、日本の基礎体力を奪っているのでは?
 小泉政権時代に、構造改革で日本経済の成長復帰を夢見て、日本株を買った海外投資家が今の民主党政権のやり方を見たらどう思うでしょうか。このままでは、相続税や固定資産税に設けられている軽減措置も見直しの対象となり不動産市況はいっそう低迷。株式投資なんて金持ちのお遊びだとしてキャピタルゲイン課税を強化したりしてくるのでは無いかと、海外の投資家は真剣に心配し始めています。海外から高い評価を受けたスペースシャトルの後継と期待される宇宙輸送船も仕分けの対象になっているようですが、今のような調子でばさばさ切られていくと、企業の国際競争力は急速に奪われていきます。ちょっと怖い状況になり始めました。日本がどんどん遅れていくのに、海外は発展するわけですから、日本においている資金を新興国などに移し始めたら…。

★もし財源探しが証券税制まで踏み込んだら無事ではすまない…海外投資家が懸念し始めた
 自民党政権下で資産デフレ対策として実施された特例措置を全て見直しの対象とされたら、折角、下落のスピードが落ち始めた不動産価格の下落が再度スピードアップする可能性も出てきます。政権交代で肩に力が入っているのは分かりますが、もう少し、国際的な影響力も考えて冷静な政策運営をしてもらいたいものです。民主党政権には、どうも経済オンチの人が多いようですが、株式市場を無視していると、再び、貸しはがしや貸し渋りが増えるだけでなく、保険会社の支払能力にも問題が生じるほか、企業の所有株の評価損が再び拡大し、期末の決算の減額修正にもつながりかねません。1990年に株価が急落したとき、有名なニュース番組のキャスターが「株価が下落しても庶民の生活には何の関係も無い。バクチをして損したんだからむしろいい気味だ…」見たいな発言をして顰蹙を買いましたが、その後に起きたことを考えると、良く平気な顔をして番組を続けていられるな~と、あきれたことを覚えていますが、民主党政権がその「愚」を繰り返さないように祈るばかりです。

 もし、証券税制まで踏み込むことがあると海外投資家は一斉に日本から逃げ出すはずです。民主党政策の行方と海外投資家の出方は十分な注意を払ってみていかねばなりません。本来なら、誰かがブレーキをかけねばなりませんが、マスコミが小気味の良いところばかりを放送し、視聴者の支持が高まっていますから、誰も反対意見をいえない、人民裁判みたいな状況が出来つつあります。本来、ブレーキ役にならなければならない自民党も、まったく抵抗力を発揮できない状態…。今の、日本はまさに「流されている」といっても良い状態になりかかっています。旧社会党を抱え込んでいる民主党の弱点が表に出てきたようですね。

 朝も書きましたように、テクニカル的には買いのポイントに近づいているような感じを受けますが、民主党の政策が企業の競争力を損なうところや証券税制にに踏み込んだら、世界の投資家はもう待ってはくれません。恐らく日本株を売り浴びせてくるものと思われます。今の、日本株はこんな大きいリスクを抱え込もうとしています。小泉政権により、グローバルに開かれようとした日本経済は、民主党政権の内向き政策により、再び村社会に戻ろうとしています。

★ソロス氏は日本の閉鎖性を懸念…民主党は村社会へ日本を回帰させるのか?
 世界的に有名な投資家ソロス氏は、旧東欧諸国など民主化の遅れた国に、民主化教育を施すための投資をしてきましたが、そのソロス氏でさえ「日本の閉鎖性」を指摘。外部からの圧力でも日本は変らない…、強力なリーダーシップを持ったものが内側からこじ開けない限り日本は変らない…と話しています。氏をしても、日本は変えられないといいたかったものと思われます。果たして、小沢氏がその役割を果たしてくれるのか、それとも、再び村社会に戻るのか…。今は、それがまったく見えません。
 
★三ヶ月間待った買い場が近づいた…ここからはムードより数字重視 
 数ヶ月前から、9月からの3ヶ月間は買い場探し…とし、大きく崩れるのを待つところ、と書いてきましたが、ようやく、その兆候が見えてきました。今日くどくどと書いてきた政治的なリスクが新たに登場しているものの、恐らく今週から来週にかけて需給の崩れのピークがでるものと思われます。世界の経済状況から見て、今三月期末の増額修正、来期の増益の方向に変化は無いと思われますので、基本的に現在の需給の崩れには買い向かう方向で間違いは無いものと思われます。出来高が増え始めましたので、投げが増加しているものと思いますが、買いに入るには一段の投げが必要。銘柄の騰落がベースになった騰落レシオが現状ではもっとも信頼できる指標と思われますが、すでに72%まで低下、これが60台に入ってきたら押し目買いのポイントになるものと考えています。ここからは、市場にムードに流されず、冷静に「数字」を眺めていくところです。

 今日は、最近の政権の動きが気になりましたので、自分なりの考え方を書いてみました。でも、今の民主党政権のブレーンは誰が勤めているんでしょうか。榊原氏などの名前が挙がっていますが、氏自らが投機をやっているようでは、信頼が置けません。ソロス氏は「日本には印象に残るエコノミストはいなかった…」と語ったことが何故か頭から離れません。やはり、日本経済は「流されているのか…」?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株はAPECの景気刺激策持続と米国超低金利の持続を好感し新値更新
 おはようございます。
 昨日の米国株は、週末のAPECで景気刺激策を持続することが決まったことや、バーナンキFRB議長が景気の回復基調が来年も持続すること、超低金利状態が当分続く…と言及したことを好感。ほぼ全業種にわたって買われ、主力3指数とも続伸。暴落後の高値を更新して終わっています。
 
 低金利状態が当分続くとの観測から、長期金利が軟化し、これを受けドルが下落したことから原油や金など資源価格が上昇。これに支援され資源株が上昇したことや、カード大手AMEXの10月の債務不履行率が6ヶ月連続して減少したことを好感し金融株が買われるなど、ほぼ全業種にわたって買われました。また、JPモルガンがUSスチールなど鉄鋼株の推奨をしたことやインテルが増配を発表するなど個別株にも好材料の発表や投資判断の格上げが続き、株価の押し上げにつながりました。ニューヨーク市場の出来高は11億4500万株と前週末から増加。騰落状況も値上がり2485、値下がり576と、ほぼ全面高商状になっていました。

 この日発表された10月の小売売上高は1.4%の増加。市場予想の1.0%を上回るとともに、前月の2.3%減(1.5%減から下方修正)から、大幅な増加に転じています。増加の要因は、前月買い替え支援策の打ち切りから前月比で14.3%減と大幅に落ち込んでいた自動車・同部品の売り上げが、前月落ち込んだ反動もあり7.4%増に回復したこと。自動車・同部品を除いた数字は0.2%増で、アナリスト予想の0.4%増を下回っていました。今回の数字を受け、株式市場では自動車や部品株、エネルギー株が買われています。

 米国株は、世界景気のリード役を果たすアジア諸国の景気刺激策の持続が決まったことや、米国の超低金利状態が当分続くことが確認されたことから、買い進まれ、ニューヨークダウは1万400ドル、NASDAQ総合指数は2200ポイント、S&P500が1100ポイントを回復するなど、それぞれ大台を変える動きになっています。チャート上の節値に差し掛かっていましたが、金利の低下、景気回復期待が相乗効果となって、上値抵抗ラインの突破に向けて動き始めたようです。今週末の終値で下落時の高値を結ぶ上値抵抗ラインを上回れるかどうかが、ポイントになりますが、ここを抜けると、単なるリバウンド相場から、本格的な回復相場に移行するだけに、今週末の終値が注目されます。過剰流動性相場の色合いを強めていますが、一方で、11月のNY州製造業景況指数で新規受注や出荷、雇用に関する指数が大幅に落ちこんでいるほか、企業金融にも変調の兆しがみえるなど、手放しで強気でいない指数も散見されます。今週末に上値抵抗ラインを突破できているかどうかがカギ。

 16日の米国株
 ニューヨークダウ  1万406ドル96セント +136ドル49セント (1.33%)

 NASDAQ総合指数  2197.85ポイント  +29.97ポイント  (1.38%)

 S&P500  1109.30ポイント  +15.80ポイント (1.45%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9880円  +80円

             (円建て)   9865円   +65円

 米国10年国債金利   3.3310%  -0.098%

 WTI原油   78.82ドル  +2.47ドル

 GOLD    1138.60ドル  +22.50ドル


 米国株は大幅続伸、CME日経平均先物も小幅高で帰ってきました。ただ、米国の長期金利低下や株高を受けドル相場が軟化。円の対ドル相場は89円をはさんだ取引で、円高が進行しています。いまや、日本の経済は円高により、世界の景気回復からブロックされた格好になっており、株価面でも大きく出遅れる状態になっています。また市場エネルギーが減少しているにもかかわらず、一方で大型の新株発行ラッシュが始まっており、需給関係の悪化が際立っています。本来なら、安値の受け皿になるべき個人投資家も信用取引の整理に終われており、ほぼ買い方不在の状況。バルチック海運指数の上昇(海外大手証券がバラ積み船に注目)、中米間コンテナ船市況の上昇、金価格の上昇、原油価格の上昇など、多くの手がかり材料があり、関連株が注目されますが、政府が来月にも「デフレ」への警戒宣言をするというように、海外の商品価格の上昇が国内に反映されにくく、なかなか、手がかり材料にならないのが現状。

 唯一の解決策は円安誘導ですが、長期にわたってデフレ状況を放置している日銀の政策転換が無い限り、デフレ圧力とそれにともなう実質金利の上昇から円高圧力は今後も強まりそう。今日も、88円台突入から株式先物への売り圧力が増加。増資発表銘柄への売り叩きの動きも続きそうなことから、市場ムードの一段の悪化も予想されます。そろそろ政権の経済運営への不信感が強まってきそうです。昨日書きましたように、市場ムード的には買い場が近づいてきたように思われます。今日が「新月」で相場の変化日に当たっていますが、果たして陰の極を付けられるかどうか…。まずは相場状況を見極めることが第一。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

予想を上回る経済成長率でも売られる日本株…あり地獄にはまったかも?
 週明け16日の日経平均株価は20円87銭高の9791円18銭と小反発しましたが、TOPIXは6.38ポイント安の860.42と続落して終わりました。出来高概算は18億4480万株、売買代金は1兆1560億円と、低調な商いが続いています。また、日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは78、RSIは27、25日線かい離はマイナス2.3%でした。日経平均株価は、ますます実体とかけ離れていていますが、銘柄の騰落状況をベースにした騰落指数は80を割り込み、売られすぎの70に近づいてきました。

★抜群の相場環境のなか、安値を更新し続ける日本株
 海外は全て高く、米国のGLOBEX先物もしっかり、朝方発表された第2・四半期のGDPは、市場予想の2.9%を大幅に上回る4.8%成長…。にもかかわらず、値上がり銘柄数は421に対し、値下がり数は1186とほぼ全面安商状。TOPIXは10月安値を下回り、下げ足を早め、先週末には13週移動平均線と26週線がデッドクロス。今日は、10月の下落でも踏みとどまった52週線も下回ってきました。なんか変ですね。今の日本株はファンダメンタルをまったく反映しなくなっています。今日も、予想を上回るGDP数字が発表されると、とりあえず買い物が入りましたが、GDPの数字を見て円が買われると、先物から売られ、後は裁定解消売りがでてマイナス圏に沈むなど、一気に市場の期待ムードをぶち壊しています。

★売りの「あり地獄」にはまってしまった日本株
 日本株は完全な「あり地獄」にはまってしまったようですね。世界経済回復の恩恵を受けて景気指標が改善しても、そのときには円が買われ、株価は下落する…。景気状況が悪くなればなったで、為替に関係なく株が売られる…という状態で、株価ばかりに下方圧力がかかっています。以前から、日経平均株価は、外資系証券が先物との裁定取引をするために、業績に関係なく採用銘柄を買っているために、常に割高になっていることにについて書いてきました。また、特定の銘柄の寄与率が高いために、その銘柄の動向に左右され、操作性が高く、問題があることも書いてきました。まさに、今、その欠点がもろに目立ってきましたね。今日は採用銘柄のファーストリテーリングが860円高しましたが、これだけで、日経平均を34円押し上げています。実際は、マイナスだったんですね。いまや、日経平均は、実体をまったく反映しなくなっているどころではなく、どうでも操作できる問題含みの指標になっています。政治は日経平均を見ながら、株価の下落はたいしたことは無いじゃないか…と考えているかもしれませんが、全体の動きを見る全単純平均は2006年2月にピークをつけて以来、大した戻りも無いまま、4年近く売られ続け、今年3月の安値に確実に接近しています。大半の企業の株価は、下落を続けているんですが、政府や官僚さんたちにはまったくその意識は無いようです。

★債券市場でもヘッジファンドの売りしかけ…日本は売りで取れる市場、が定着
 また、先週末にもかきましたが、国債市場でも不審な動きがありました。日本の10年もの国債金利は政権の国債増発懸念を映し、10月6日の1.240%を底に約1ヶ月かけ上昇。今月10日には、1.485%へと短期間に上昇しました。この間、日本のマスコミは借金が増えると大騒ぎし、一方、米国の格付け会社フィッチは日本国債の格下げ検討を発表。日本国債への不信感を煽りました。ところが、そこを境に金利は急に低下をはじめ、わずか3日間で1.485%から1.330%へと低下しています。これに関し、米国の大手ヘッジファンドが日本国債の売りで大きな利益を上げたことが話題になったそうです。これまで、日本の国債に関しては、融資先が無い地銀が慢性的に国債を買い越していたため、仕掛けても儲からないというのが海外の定説だったようですが、今回、ヘッジファンドが売り仕掛けに成功したことで、日本国債にも、乱高下の懸念がf出てくるようになって来ました。それにしても、このヘッジファンドが日本国債売りのポジションを持っているときに、格下げの検討を開始する…と発表したこの格付け会社…って…。欧米の会社は時々理解に苦しむことをやってきますから、何か裏が無かったとはいえないかもしれません。もしかしたら、意にままにならない民主党政権に対し、どこかの国が日本経済操作ツールである先物を使って言うことを聞かせよう…なんて、陰謀論はありませんよね。

 どうにでも操作できる日本市場には、海外の性質の悪い連中が集まってきて「水に落ちた犬は叩け…」と、おかしな動きを始めるんじゃないか…と、以前から懸念してきましたが、増資発表銘柄の問答無用の売り叩きなどを見ていると、まさにやりたい放題…。海外ヘッジファンドにしてみれば、後で増資を引き受けて、株券を返せば良いくらいしか思っていませんから、これから、増資を発表する銘柄が出るたびに売り叩くことになるんでしょう。個人投資家の中にも、薄商いの銘柄を売り崩して利益を上げる株価操作まがいのことをする人もでてくるなど、日本株は完全に「売りで取る」市場になってしまったようです。

 このところの下落で、全銘柄のPERは中国のPERを下回っているのにまったく買い物が入ってきません。個人投資家も、環境関連相場だ、出遅れ株相場だ…と言って、6月高値や8月の雑株相場を買いに行きましたが、ここにきての下落で追証がかかり、持ち株の処分を迫られ新規に買う余裕も無いという状況でしょう。結局、今の日本株は需給関係が最悪の局面を迎えているということなんでしょう。海外投機筋もこの弱さに目をつけて、売り崩しにきているようです。まあ、海外の「売り屋」さんたちが、日本に集合し、組んで悪さをしないように祈るばかりです。

★「需給の崩れには向かえ…」 
ただ、需給関係の崩れによるムードの悪化も極限に近づいてきたようです。TOPIXが52週線(上昇中)を割り込んできたことから、底値感が台頭してくるほか、市場予想を2%も上回るGDP成長率も無視して下げる、という状況は、かなり市場心理が偏ってきている状態を示しています。流れが変る時期は確実に近づいているような気がします。相場格言に「需給の崩れには向かえ…」というのがありますが、今期末の業績数字の増額修正や来期の一段の業績伸長が予想されているのに、やはり今の動きは以上としかいえません。政治がいまだに日本の方向を示しきれず、日銀も円高やデフレを放置したままという政策リスクがあるものの、世界景気回復の恩恵を受ける…という流れは日本企業も同じ…。予想通り押しが深くなってきましたが、やはり今週末にマイクロSQを控え、米国ヘッジファンドの決算めどが立つ今週が需給悪のピークになってくるんでしょうか。騰落指数の70割れをめどに、今週は第一弾の買いを考えてみるところか…?最後の辛抱どころ。

 それにしても、中国と米国が意図的な通貨安政策を取って、世界中に迷惑をかけ、対抗上、新興国も通貨安政策に走っているのに、日本だけが円高…そのうち、内需も壊滅的なダメージを受けるかもしれません。鳩山政権は、景気で躓くかも…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

マイナス指標を好意的に解釈する米国市場…強気すぎるのか、それとも冷静なのか
 おはようございます。
 昨日の米国株は、好調な企業業績の発表を受け、反発して終わりました。
 前日下げした反動から小反発してスタートしたものの、この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(11月)が予想を下回ったことから、一時は、前日比でマイナスに転じる場面もありました。ただ、前日年末商戦に対して慎重な見方を示したウォルマートに対し、この日は、小売大手JCペニーが通年の利益見通しを引き上げたほか、年末商戦に強気の見通しを示したことから消費回復期待が台頭。衣料大手のアバクロンビー・フィッチが市場予想を上回る決算を発表したこともあり、前日売られた消費関連株が買い戻されるなどし、全般の戻りをリードしました。
 また、ゴールドマンザックスが自動車用タイヤ大手グッドイヤーの投資判断を引き合えたほか、娯楽大手ウォルトディズニーの決算が5・四半期ぶりに増益に転じ買われるなど、この日は、個別の企業の好材料にリードされての反発でした。ただ、週末を」控え商いは低調で、ニューヨーク市場の出来高は10億株を下回っているようです。

 この日は、予想を下回るミシガン大消費者信頼感指数のほか、9月の貿易収支が発表されましたが、これも市場予想(310億ドルの赤字)を上回る365億ドルの赤字となりました。原油価格の上昇による影響や中国からの輸入が増加したことが主因ですが、市場では、中国からの輸入の増加は内需の回復傾向を示すものと好意的に受け止められたほか、工業供給品や素材尾輸入が多かったことから製造業の回復振りを示すものと解釈するなど、市場の前向きな見方が目立ちました。明らかに、市場のセンチメントは強気に傾いてきたようです。

 株価は、一昨日大きく崩れたものの、次の日には下げ分の8割を埋めるなど、高値波乱の動きが続いています。25日線とのかい離が目立つものの、短期の5日線を下値抵抗ラインとして意識するなど、全体的に先高感が強まっているように思われます。昨日の、貿易統計への市場の強気の解釈などを見ると、センチメントが強気に傾きすぎている懸念がもたれます。以前から指摘しているように、現在のポイントは、高値から形成してきた下降バンドの上限に位置しているほか、中期の上昇トレンドの高値を結ぶ上値抵抗線への接近、ITバブル崩壊後に形成したテーブルに突入…など、テクニカルな抵抗帯に入っており、需給面からの強さが試されるポイントに来ています。経済の状況などファンダメンタル面から抵抗帯の突破を期待していますが、ここで先入観を持つことにはリスクがあり、当面、自然体で流れを見極めるところと思われます。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ  1万270ドル +73ドル  (0.72%)

 NASDAQ総合指数  2167.86ポイント  +18.86ポイント  (0.88%)

 S&P500   1093.48ポイント  +6.74ポイント (0.57%)

 10年国債  3.4290%  -0.0170%

 WTI原油  76.43ドル  -0.66ドル

 GOLD   1118.20ドル  +12.20ドル  


 米国株は反発。株価の上昇を受けドル、円が主要通貨に対し売られたものの、対ドルで円はやや上昇し、89円台後半の取引になっています。CME日経平均先物に関しては、大証先物終値(9750円)に対し、やや小高い水準(+35円)での取引になっており、週明けの相場に期待をつなぐ内容となっています。民主党政権成立後、最近になって国債の増発懸念がひときわ大きくマスコミで取り上げられ、短期間に国債金利が上昇しましたが、これが株価を圧迫していた可能性が大きかったものと思われます。国債金利は短期間の1.5%近くまで上昇しましたが、この欄では、財政悪化への懸念はあるが、むしろヘッジファンドの売りや海外運用資金の益だしなど需給面の要因によるものでは無いか…と書いてきました。海外で流れているところでは、やはり大手のヘッジファンドが日本国債の売りに動いていたようです。すでに手仕舞いしたようですが、日本のマスコミは不安を煽りたて、結果的に彼ら投機筋の空売りに手を貸した格好になっています。
 利食いの買戻しが終わったのか、昨日の債券先物は一時139円台に上昇(金利は低下)。指標国債金利も1.47%台から短期間に1.33%まで急低下しています。一昨日の話ではありませんが、やはり「水に落ちた犬は叩け…」で、日本売りに動いた投機筋がいた、ということです。昨日のテレビ討論で、来年度予算について藤井財務相が「95兆円から間違いなく数兆円は減る」とテレビ番組の収録で発言しており、来週の国債金利に影響を与えてきそうです。

 ここまでの株価が金利面の圧迫を受けてきたのが低迷の原因としたら、今回の金利の急落は株価にも好影響をもたらすものと思われます。日経平均はまだ25日線を下回ったままですし、TOPIXが最近の安値を下回るなど日本株のテクニカルな悪化が目立ちますが、来週の相場では、金利低下が株価に好影響をもたらし、25日線回復の動きが始まるかもしれません。当面、主力株優位の展開か…?それにしても、民主党政権は日本経済にとって救世主なのか死神なのか…。事業仕分けでスーパーコンピューター開発予算をぶった切り、「トップにならなくても良い…」ときた。日本から技術開発力を取ったら何が残る…。マニフェスト教条主義が日本を殺さなければいいが…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

日米のSQが完了したら、相場の転機は近い…?
 今日はこれから来客がありますので簡単に済ませます。詳しくは、明日のニューヨークを受けた明日の解説に譲ります。悪しからず…。

 週末13日の日経平均株価は、34円13銭安の9770円31銭、TOPIXは0.90ポイント安の866.80と、ともに続落して終わりました。今日はオプションのSQ日でしたが、関連分を含んだ出来高は17億3600万株(うち、1億900万株がSQ分)、同じく売買代金は1兆2060億円(うち、SQ分1200億円)となり、実商いは前日よりも減少。見送り気分の強い展開になりました。
 また日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは80、RSIは31、25日線かい離は-2.5%でした。今日も新安値銘柄は89銘柄でており、指数の動きと実際の相場のかい離が目立っています。

 さて、朝の解説でも書きましたが、今日はオプションにからむSQ…。特別清算指数は9746円49銭に決まったようですが、予想通り、この値をめぐって先物のロングとショートが飛び交い、一時はずるずると行くかと思わせましたが、結局、引けでは清算値を上回って終わりました。まあ、来週からの相場に「乞うご期待」と言うところですが、今度は来週末が米国のSQ…高値波乱になりそうな感じになっていますので、流れによっては足を引っ張られることになるかもしれませんね。

 ただ、世界的な景気の流れは好転していますし、今回の企業決算でも、企業の経営努力で損益分岐点の引き下げに成功した企業も多いし、一方で、世界の景気回復の流れを取り込み業績を改善させた企業もあるなど、下期に対しかなり期待感を強めた内容になっています。下期の為替状況など前提条件が不安定なもののありますが、中間期の進捗率が60%を超えていても、通期見通しを据え置いたところも多く、今後の世界の景気状況次第では、無視されすぎた日本企業の見直し買いだってあるかもしれません。最近の、流れを見ていると、国内投資家が完全に自信喪失に陥っている感じがします。

 まあ、以前から書いているように、9月、10月、11月は気学的にも相場が弱含むとき…。12月からの3ヶ月間はこれまでと逆に、相性が良い星回りにはいります。今年、3月から相場は奇跡的に復活しましたが、この月は「4緑木星」…このあと、しばらく強調相場が続いたことはまだ記憶に新しいところです。まあ、数ヶ月前から、この3ヶ月間の安値は来年の相場へ向けての絶好の拾い場になると、かいてきましたが、いよいよ、その時期が近づいてきた感じがします。来週末のSQでとりあえず米国ヘッジファンドの玉整理も終わるし、節税のための損出しもピークを過ぎてきますので、来週以降はちょっと真剣に相場を見る必要がありそうです。
 出直り相場は中味のいいものから出発して、だんだん内容が悪化。今年の8月から9月にかけてかわれたようなぼろ株が高値を付け始めたら「THE END」。まずは、割安物や世界的なブランド企業で割安になっているものを選択するところから始めるべきか…。

 そろそろ、来客との約束の時間…委細は明日ということで。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

テクニカルな関門到達で、想定通りの下落…当面は下値調べか?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、6日続伸のあとを受け、利食い先行でスタート。週間新規失業保険申請件数が予想を下回るなど、良好な経済指標の発表があったものの、この日、小売大手ウォルマートが年末商戦に関してさえ無い見通しを発表したことから消費への懸念が台頭。全般に売り物が広がり、一時ニューヨークダウは120ドル以上下げる局面もありました。また、この日発表された原油在庫が市場予想の100万バレル増を大幅に上回る176万バレル増になったことを嫌気。原油価格が大幅に値下がりしたことから資源・エネルギー株が下落、金融株への利食い売りも増加したことから、結局、主力3指数とも反落して終わりました。

 この日は、昨日のヒューレッドパッカードのスリーコムへの買収提案を受け、M&A関連が上昇したほか、インテルとの特許問題が解決したマイクロアドバンストテクノロジーが急騰するなどハイテク株は堅調に推移しましたが、資源・エネルギー株や金融株、小売株など指数寄与度の大きい銘柄の下落が目立ち、指数を押し下げました。また、オバマ大統領が、民間の協力を求め雇用対策に取り組む方針を示したものの、第二次景気刺激策は見送る方針と伝えられたことも失望感を招いたようです。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり626にたいし、値下がり2390。ただ見送り姿勢が強かったことから、出来高は10億5000万株と低水準になっていました。

 米国株は、予想通り調整色を強めました。ファンダメンタルの変化ではなく、以前から指摘してきたようにテクニカルな関門に到達したことによるもので、調整に時間がかかることは無いものと思われます。当面、上昇途上で形成した1万100ドル付近のテーブルが下値を支えることになると思われます。25日線とのかい離修正が望ましいのですが、昨日は5日線で押し目買いが入っており、高値圏での持ち合い相場になり可能性もあります。このところ、期待感から先行した株価を、企業業績が追いかける、という動きになっており、下値は乏しく出直りは案外早いかもしれません。今後は、景気敏感企業が多いNASDAQ総合指数の動きが注目されます。

 12日の米国株
 ニューヨークダウ  1万197ドル47セント  -93ドル79セント(0.91%)

 NASDAQ総合指数  2149.02ポイント  -17.88ポイント (1.03%)

 S&P500  1087.24ポイント  -11.27ポイント (1.03%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9780円 -10円

              (円建て)  9775円  -15円


 米国株は7立会日ぶりに反落、CME日経平均先物も小動きで帰ってきています。為替は、米国株下落の影響でリスク回避姿勢が高まりドル・円が買われたものの、対ドルでは小幅な円安にとどまりリ、90円を挟んだ動き…。今日の日本株は週末にくわえ、手がかり材料も乏しく見送り気分が強まりそうです。また、オプション決済に絡んだSQになりますが、清算値が決まったあと、この価格をめぐって弱気筋と強気筋の先物を使った攻防が強まりそうです。ただ、このところ新安値銘柄数の急増に見られるように、全般の調整色が強まっており、8月から9月に買われた中小型の雑株を中心に信用取引の投げの動きも増加しそう。
 米国のインターネット・ハイテクを中心とした新しい産業の流れや新興国のインフラ投資増と個人消費の増進、資源価格再上昇による資源国のインフラ投資の回復など、世界経済には回復の方向性がみえつつあり、当面は、この流れを享受できる外需企業を物色する方向に違いは無いものと思われます。ただ、個人投資家の手元ポジションは予想以上に悪化し始めており、当面は、雑株の下落が落ち着くまで様子見が無難か…。中国の元切り上げが話題になっていますが、意図的な元安で輸出を奪われていた他のアジア諸国株が注目されます。この意味では、一番割を食っていたのが日本ですから、日本の輸出株の見直しもあるかもしれません。まあ、モット先のことですが…。バルチック海運指数は11連騰…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

今日もオプション筋の御用相場…日本株が「水に落ちた犬は叩け」状態にならなければ良いが…
 12日木曜日の日経平均株価は、67円19銭安の9804円49銭と反落、TOPIXは4.59ポイント安の867.70と続落して終わりました。さすがに低迷振りに嫌気がさしはじめたのか、出来高概算は17億9100万株、売買代金は1兆2374億円と、ボリュームアップ…そろそろ追証の季節になり、投げ商いもちらほらとではじめたのでしょうか。
 また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは85、RSIは32、25日線かい離はマイナス2.2%でした。短期のテクニカル指標は全然底値圏を暗示してくれませんが、今日の騰落状況は値上がり263、値下がり1311で、全面安商状…。新安値銘柄数はとうとう100を超え、105銘柄に達しました。日本沈没…。

★実体を伝えていないマスコミの相場解説
 本日の相場解説によると、「明日のオプションSQを控え、方向感に乏しい展開、個別銘柄も動意薄…」というものです。まあ指数を見ると対して動いていない感じですが、これは値嵩株買いによるマジック…。昨日も新安値銘柄数の増加を取り上げましたが、今日はとうとう100の大台を突破しています。指数を見ていると分かりませんが、日本の株式市場では確実に「大名行列」がはじまっているようです。政治家さんや官僚さんたちは、日経平均の動きが悪いな…ぐらいしか思って無いかもしれませんが、大半の日本株は年初来安値へ向けて確実に歩みを進めています。

★株価下落で融資能力を喪失する金融機関…金欠病対策は大丈夫?
 サド集団のマスコミさんたちにとって楽しいことが待っていそうですね。大半の株式が下落傾向をたどっていますから、銀行の含み益は毎日真綿で首を絞めるようにじわじわと減少。それにつれて、貸し出し余力も低下しています。ただでさえ、自己資本の増強を言われているのに、株の含み益が減っていったんでは、またまた、貸しはがしや融資の抑制をやらなければいけなくなります。ただでさえ、日銀が通貨供給を絞り込んで血流不足になっているのに、ここで金融機関の貸し出し余力が低下したら…。まさに世界の景気が回復していく中で、日本だけが景気が落ち込んでいく…という、マスコミさんが一番喜ぶ状態が生まれてきます。先日から、金利の上昇が話題になっていますが、上昇の原因は民主党が赤字国債を増発するから…という事のようですが、ヘッジファンドなど海外投資家が債券を売っていることと同時に、民間の資金需要が高まっているにもかかわらず、資金供給がなされていないために金利が上昇している…という側面だってあるかもしれません。

 日銀は、企業の資金需要が弱いから企業のCP買取を止める…と言っていますが、経済団体は買取を続けてほしいと、日銀の見解とは逆のことを言っています。毎日、毎日書くのは嫌ですが、日銀さん、あなた方の使命は日本経済を沈没させることにあるんですか?大株主のなかにJPモルガンという米国金融資本が入っていますが、何らかの株主命令が出ているんですか…。まあ、間違いなく日本経済は金欠病から窒息死する方向へ動き始めているんでしょう。民主党さんは景気対策にカネをばら撒くようですが、その財源にを稼いでくれる企業の成長のことはすっかり忘れたかのようです。まあ、昨日も書いたように、真剣に海外投資を考えた方がいいのかもしれません。これからは、自分の資産は自分で守るという姿勢で無いと、お上からむしりとられるばかりになるかもしれませんよ。何しろ、今みたいな政策を続けられたら、日本国内に企業はとどまれませんし、海外に出て行ったら個人から税金を取るしかありませんから、そのうち預貯金にも税金をかける…なんてとんでもない時代になるかもしれません(全て、妄想ですが…)。

 まあ、政治家さんたちも、そろそろ今のような指数とかけ離れた実態面の株安が続いたら、大変なことになることに気づいてほしいものです。まず、実質金利を引き下げデフレ状態を回復することから始めなければなりませんが、何しろ、日銀さんは0.1%の金利を守らなければなりませんから、日本経済の落ち込みなんか気にしてはいられませんしね。いっそのこと、銀行が一斉に短期金融市場で資金調達したら、短期金利が急騰しますから、もしかしたら日銀が0.1%を守るために、もとの量的緩和状態まで戻してくれるかもしれませんね。まあ、冗談はこのへんにしときましょう。

★今日も「上げさせないぞ」の先物売り
 さて、今日の日本株ですが、スタートこそ勢い良く上昇して始まりましたね。GLOBEXも小幅に高く、為替も安定していましたから、輸送用機器や精密など輸出関連が買われ、ほぼ読みどおりのスタートでしたが、後場になりGLOBEX市場で米国株先物が下げ幅を拡大してくると、チャンス到来とばかりに先物市場にまとまった売りがドカンドカンとでて、「絶対に1万円大台は付けさせないぞ…」とばかり売りまくり、予定通り裁定解消売りもでて、日経平均を9700円台まで押し戻しました。まあ、明日のSQにむけ、9750円から9900円台の間で収めとけばいい…として、9700円台に入った後は手を抜いて終わった、という感じです。昨日のグチは繰り返しませんが、これだけ簡単に操作できる指数先物取引のレバレッジが25倍…。少なくともレバレッジを一ケタ台にするなど何らかの改善策を施さないと、日本経済はおかしくなってしまうとおもいます。

★SQが終われば、裁定買い残の積み増しで株価は出遅れ修正へ まあ、明日はSQですからおかしな動きも明日までで、明日は終日SQの清算値をめぐって上下して終わる…という感じでしょうか。ただ、先物筋のご都合で押さえ込まれた日本株の指数ですが、世界的な株高に出遅れましたので、来週は、また適当にいい話を流しながら先物で買いあおり、裁定買いを通して指数を押し上げ、裁定買い残のつみ上げをやるんでしょう。のちのち、下げるための爆弾にはなりますが…。まあ、先物と、裁定取引の買い残は、賽の河原で母を偲んで石を積んでいる子供が、もう少しつんだら母に会えるとがんばっているときに、完成間近で崩しに来る鬼みたいなものです。まあ、来週はちょっとは息抜きさせてもらえるかもしれません。

★注目すべきは関門に届いた米国株の動き
 それよりも、心配なのはこの2-3日テクニカルな壁に近づいた、として警戒をしているニューヨーク株の動き。以前から指摘してきたテクニカル上の関門に昨日届いてきました。引けにかけ、トンカチ型をつけましたので、心配していますが、今日のGLOBEX先物で、ニューヨークダウは一時40ドル近く下げていましたから、目先調整含みの動きが出るかもしれません。体制的には、この関門を突破して上値をたどるものと思いますが、当面は、様子を見たいとおもいます。
 
★水に落ちた犬は棒で叩け
 多分、来週くらいからは少しは緩めてもらえると思いますが、ことわざに「水に落ちた犬は棒で叩け」というものがあり、海外のヘッジファンドが「弱り目に祟り目」状態の日本株叩きに集結してきたら、大変なことになります。マスコミは、わざわざ日本経済の弱気な話を重箱の隅をつつくようにして集めてきて、ダメだ、ダメだと流してくれますが、中国や中東などの経済成長には日本の技術力と資本力が不可欠…。また、日本企業が組んでくれたら必ず成功するという絶大な信用力もあります。日本経済はモット自信をもってもいいのですが、一体何が自信喪失状態をつくりだしているのでしょうか。

 まあ、今晩の米国株がポイント…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

ニューヨークダウは6連騰だが、最大関門に到達…目先の天井型をつけたが…
 おはようございます。
 昨日の米国株は、中国の鉱工業生産が予想以上の伸びになったことや、日本の機械受注が2ヶ月連続して伸びるなど、世界の景気が順調に回復している兆候が出たことを好感。続伸してスタートしました。ドル安や世界的な景気回復の兆候を受け資源・商品関連株が上昇したほか、住宅建設大手トールブラザーズが、好調な受注見通しを発表。これを受けウェールズファーゴが同社の株価見通しを引き上げたことから、住宅関連株全般が買われるなど、買い気が拡大。一時、ニューヨークダウは1万300ドル台を回復するなど、主力3指数とも上昇して取引を終えました。

 またこの日は、ゴールドマンザックスが半導体メーカーマイクロチップテクノロジーを、オッペンハイマー証券がCG大手アドビシステムの投資判断をそれぞれ引き上げるなどハイテク株の好材料が続き、NASDAQ総合指数は主要3指数のうち最も大きい伸び率を示しました。またこのところ、M&A関連の話題が増加してきましたが、昨日は半導体大手ヒューレッドパッカードが、ネット関連機器のスリーコムの買収を発表するなど、M&Aが市場のテーマに育ちつつあります。

 米国株は、大手銀行UBSがS&P500種の今年から来年の予想EPSを増額修正したほか、有力投資会社ブラックロックのアナリストがS&P500株価の強気見通しを発表するなどから、上げ足を速めています。昨日、ニューヨークダウは高値1万341ドルをとった後、下げ幅を圧縮して終わりましたが、これは以前から、当面のダウ目標値として書いてきた昨年10月第一週の寄り付き値1万322ドルにほぼ対応しています。また、このゾーンには、下落相場の高値を結んでできる上値抵抗ラインも位置しており、当面の最大の関門に差し掛かった…と見ています。さまざまな、経済状況、中国の元切り上げの思惑など新たな材料も登場しており、米国経済を後押しする材料が相次いでおり、単なる暴落からのリバウンド相場では無いと考えていますが、テクニカルな要因は別…。この関門を突破し新たな上昇相場に入れるかどうか、まずは見極めが大事になります。出遅れていたNASDAQ市場の見直しが始まるかもしれません。

 11日の米国株
 ニューヨークダウ 1万291ドル26セント +44ドル29セント (0.43%)

 NASDAQ総合指数  2166.90ポイント  +15.82ポイント (0.74%)

 S&P500  1098.51ポイント  +5.50ポイント (0.50%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9940円  +60円
  
              (円建て)  9930円  +50円
 

 米国株は続伸、CME日経平均先物も堅調に終わり帰ってきました。為替は、円・ドル関係ではこう着状態が続き89円台後半の取引…。相場環境的には中立ですが、明日がオプションのSQ日に当たっており、清算値をめぐり先物筋の駆け引きが終日繰り返されそうです。
 ただ、このところ、米国株の上昇に比べ、日本株の出遅れが目立っていたことから、国際分散投資のポートフォリオ内の日本株のウェートが落ちており、いずれ日本株を買い増しする動きが出てくるものと思われます。
 民主党政権からやっと第二次補正予算として3兆円規模の景気刺激策が出されるようですが、効果のほどは具体的な内容を見るまでは判断できません。為替が現在水準で安定するとすれば、やはり、基本は世界経済回復の流れを取り込める外需株…ということになります。昨日の米国株でも、フィラデルフィア半導体株指数が大きな伸びを示しており、引き続き半導体関連、設備投資関連が注目されそうです。また、バルチック海運指数の伸び、米国、中国の輸出好調からコンテナ船需要が回復していることも海運株の注目材料。
 また景気回復初期に見られるM&Aブームの兆候が欧米で現れており、日本でも内需系企業の再編が始まりそうです。まあ、指数を見ていては何も判断できませんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

どんどん、かい離していく指数と実体相場…金融当局に、改善する考えは無いのか
 11日水曜日の日経平均株価は、95銭高の9871円68銭と、4日続伸(とても続伸といえる内容ではありませんが…)したものの、TOPIXは0.15ポイント安の872.15と小反落して終わりました。相変わらず見送り気分が強く、出来高概算は16億9700万株、売買代金は1兆1440億円と、市場エネルギーは細り始めています。
 また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは89、RSIは32、25日線かい離はマイナス1.5%でした。このところ、対応点の関係で25日線は上向いていますが、このままだとあと2~3日で対応点が時価を上回ってきますから、また下落に転じてきます。早いとこ、25日線を上回っておいてもらいたいものですね。

★1万円を付けたくないから、先物売で相場をつぶしたって、そんな話通るの?
 さて、どうにでも操作可能な日経平均ですが、今日は、ニューヨークダウが続伸したことを好感し、買い先行で始まり、久しぶりに値上がり銘柄数も値下がり数を大幅に上回る好調ぶりでした。また、終日、GLOBEXの米国株先物も高く推移していましたし、国内の機械受注は市場予想を上回る伸びで、設備投資の底入れの可能性を示しました。また、中国の鉱工業生産指数(10月)も昨年3月来の伸び率…。投資家もこれを好感し、中国関連や機械株を物色。日経平均株価も一時は9949円高値まで上昇しましたが、気がつけば円相場がするすると上昇。89円前半になると、買いの手が引っ込み、同時に先物市場にまとまった売り物が出され、現物と先物のサヤが逆転。裁定解消売りがでて、上げ幅を圧縮して終わりました。

★相場つぶしの3種の神器、円高、先物、裁定取引がフル活動
 今日の朝も、買う業種は決まっているんですが「為替がね~」と書きましたが、やはり、円高でやられてしまいました。また、市場の解説もふるっています。「オプション決済を控えて、1万円大台を付けたくない筋が先物を使って売り崩しに来た…」と言います。先物だけを売ってればどこかよその世界の話で済みますが、裁定取引を介して現物市場とつながっているから始末が悪い…。先週も、海外が強いのに日本株が弱いという流れでしたが、今日発表された先週分の裁定取引の状況をみると、裁定買い残は1610億円減少し、1兆4075億円に減っています。やはり、先週の下げにも裁定解消売りが絡んでいたわけですね。今日の不自然なさげも、どうせ解消売りが影響していたんでしょう。ただ、市場解説で「オプション決済を控え、1万円をつけたく無い筋が…」という表現が何の疑問もなくまかり通る今の日本株ってどうなんでしょう。上げたくない、下げたくないという投資家が自分の都合のために操作できる市場になっていることに不自然さを感じないんでしょうか。

★日経平均は4日続伸…実体相場は下へ、下への大名行列
 今日の騰落状況にしても値下がり銘柄数は1000を大きく超えています。ほぼ全面安に近い状況ですが、日経平均は4日続伸。マスコミはこの数字だけをみて「堅調に終わりました」などと寝ぼけたレポートをしています。しかし、実態は、月曜日の新安値銘柄は69、昨日は54、本日は45と、新高値銘柄数を大きく上回り、全体的には「下に~、下に~」と掛け声をかけて進む大名行列相場がはじまっています。値嵩株や時価総額の大きな銘柄で実体以上にかさ上げされた指数では、経済の現状は分かりません。官僚依存や米国依存政治の修正をするなら、米国に無理やり押し付けられた欠陥商品の先物取引をなんとかすることも急いでやらなければいけないんではないでしょうか。中国が海外から要請がある先物取引の導入を渋っているのも、日本が先物取引と裁定取引を使って、バブル崩壊の罠にはめられ、いまだに後遺症を引きずっていることを学んだからでしょう。

★そろそろ欠陥商品の日経平均先物は改善しようよ
 肝心の日本が、いまだに操作性が容易な日経平均の先物を何の疑問も無く使っていること自体が問題のような気がするんですが…。まさに、日本の金融市場は、為替、金利、先物を使い海外投資家に支配されてしまっているという構図が出来上がってしまっています。まず、重要な国富である株式市場の正常化から経済の建て直しを始めるべきでは…。このところ、指数と実体のかい離がだんだんひどくなってきましたから、あえて書きましたが、今の状況に疑問を持たないとしたら、その方がおかしいと思うんですが…。日本企業への期待感は持っていますが、このままおかしな状況が続くのなら、ベトナムやバングラデッシュ、インドなど、まだ欧米吸血鬼の手垢があまりついていないところへの投資を考えた方がましだと思い始めています。
 
★そのうち解体屋の買収相場が始まるかも…痛い目にあわないと分からないのか?
 もっとも、今の日本にはPBRが0,3倍台とかいう、実体価値を割りこんだ企業がたくさんありますので、そのうち、「再建を手伝いますよ」などという海外の解体屋が乗り込んできて、割安企業を解体して売り払うような荒っぽい動きも始まるかも知れません。何しろ、実体価値で100億くらいある会社が、うまくやれば半分以下の価値で手に入るわけですから、こんなもの何時までもほおっておくようなことはしないでしょう。そんな馬鹿な…と思われるかもしれませんが、80年代初期の米国で実際に多発したことがあるんですね。企業経営者をみると、「よその株価も安いからいいや…」みたいな感じでいるようですが、株価意識を弱めた途端付けねらわれることにもなりかねません。むしろ、国内に収益機会が薄くなっている国内勢から「解体屋」に走るところも出てくるかもしれません。これからのテーマとして、株価が割安なことそのものをテーマとして、「解体相場」の到来を想定しておきましょうか。海外との株価格差が広がれば広がるほど、裁定感覚で、解体相場が始まる確率が増していきます。

★円高は労賃引き下げのあり地獄を招くかも…
 このところ、グチっぽい話が増えて申し訳ないと思っていますが、愚痴らなければならないほど、今の日本の株式市場の後進性や金融の偏向が目立ち、グローバルな一体化を目指す世界経済とは異なる道を日本が歩き始めているような気がして仕方が無いからです。
 このところ、株式レポートでも海外市場や商品の分析や予想も取り上げていますが、今の日本の状況を考えると安心して購読者に日本の企業を勧められない…という考えもあるからです。昨日も円高への懸念を書きましたが、今、日本の労働賃金はものすごい勢いで低下し、アジアの価格にサヤ寄せしていますが、いかに企業が大鉈をふるって給料を下げても、円高が続いている限り海外と比較した労働コストは上がりこそすれ接近することは無く、結局、一段の給料カットをするか、安い賃金を求めて海外に追い出されるか…で、どっちにしてもろくな結果は出てきません。それだけ、円高が今の日本経済に大きなハンディを背負わせていることを忘れてはいけません。

★イライラするのは分かるが、今の相場は短期で回転できる相場ではなくなっているんですよ
 最近、ややこしすぎる…とお叱りをこうむりますが、実際に、好材料を持った株でも買いに行って短期で回転が効いたものは少ないと思いますよ。いまの日本株は、ものすごく利益を上げにくくなっているのは確か…。その原因がはっきりするまでは、動いても消費するばかりになります。月内にチャンスが回ってくるものと思いますが、まあ、SQが終わるまでは静観していてもいいのでは無いでしょうか。それにしても、日銀さん、何とかデフレ対策に真剣に取り組んでくださいよ。
 オバマ大統領は、景気対策で輸出を伸ばす…と言っているのに、本当にガイトナー財務長官の「
強いドルを望む…」なんて、心にも無い言葉を信じているわけではないでしょうね~。財務大臣に日銀総裁!

 とにかく、日本株は、今週中か来週の頭までに、25日線を回復すること…これが最低の立ち直りの条件。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

米国株は、強弱感の対立から高安まちまちの動き
 おはようございます。
 昨日の米国株は、短期間に連騰したあとだけに、利食い先行で反落してスタート。主要な経済指標の発表も無く手がかり材料難から、小動きの展開に終始。ニューヨークダウの終日値幅も63ドルの小幅にとどまっていました。ダウ平均採用銘柄が買われたことから、ニューヨークダウは5日続伸となったものの、NASDAQ総合指数とS&P500はともに小反落するなど高安まちまちの動き。
 
 前日に続き、個別色の強い展開。前日4期連続黒字を計上したAIGについて、ムーディーズが公的資金返済の可能性があるとの予想を出したことが好感され急伸したほか、バンクオブアメリカやAMEXが買いなおされています。また、医療保険制度改革法案の議会通過からヘルスケア関連が買われたほか、サービス、小売などが個別に買われ、一方、耐久消費財関連やアパレル関連、モノライン関連が売られていました。全般的には見送り気分の強い展開で、ニューヨーク市場の出来高は10億7300万株と前日から減少。騰落状況も、値上がり1219に対し値下がり1748と値下がり数が上回っていました。

 この日は、有力投資家が「来年2月までにS&P500が1300ポイントまで上昇する可能性がある…」と予想、一時は1万260ドル付近まで買われる場面がありましたが、その後、他のアナリストから先行き警戒の予想がだされるなど、強弱感が対立。前日引け値をはさんで推移するなど方向感の無い展開でした。昨日朝も書きましたように、ここから上の水準ではテクニカル的な抵抗帯が多くあるほか、過去、テーブルを形成していた抵抗帯でもあり、どうしても足踏みする可能性が高いゾーンでもあります(10月24日書き込みのチャート参照)。追加的な雇用・景気対策への期待感から下値は乏しいものの、しばらくは1万ドル大台固めの動きか…。ただ、この抵抗帯を突破したときから、米国株の本格的な上昇相場が始まるものと見ています。単なるリバウンド相場か、それとも新たな上昇相場の始まりか…答えは近々出てくるものと思います。

 10日の米国株
 ニューヨークダウ  1万246ドル97セント +20ドル03セント (0.20%)

 NASDAQ総合指数  2151.08ポイント  -2.98ポイント (0.14%)

 S&P500  1093.01ポイント  -0.07ポイント (0.01%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9950円  +80円

              (円建て)  9930円  +60円

 WTI原油先物 :78.75ドル(-0.68ドル) GOLD : 1101.90ドル(+1.10ドル)


 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は小幅高で帰ってきています。為替は、ドイツの景気指標の悪化でユーロが売られた反動で、1ドル89円台後半の取引で帰ってきており、今日も為替の動きを見ながら神経質な動きになりそうです。ガイトナー米財務長官と藤井財務相との会談で、米国の貯蓄率上昇(消費抑制)と日本の内需重視が確認されましたが、これが円高容認として、投機筋の円買い仕掛けの理由にならなければいいのですが…。
 昨日の米国市場でもフリラデルファイ半導体株指数が高く終わっており、為替が落ちついていればハイテク株が注目されるのですが、これも為替次第…。週末のオプションSQにからんだ動きも予想され、今日もデリバティブがらみで指数採用値嵩ものが乱高下するかもしれません。下落中の25日線の下にいる間は戻り局面での売り圧力が強まる展開…。立会時間中のGLOBEXの動きが注目されます。好決算ものの見直し買い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

そろそろ日本株低迷の根本原因を考える時期に来ているのでは…
 10日火曜日の日経平均株価は、61円74銭高の9870円73銭と続伸、TOPIXは1.77ポイント高の872.44と反発して終わりました。海外同時株高にもかかわらず、日本市場は完全な自信喪失状態で今日も見送り気分が強く、出来高は18億517万株、売買代金は1兆2677億円と低水準の商いが続いています。
 また日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは89、RSIは32、25日線かい離はマイナス1.4%でした。

★民主党が国債発行を増やしたら格下げするって…格付け会社って内政干渉もできるの?
 日本市場は世界同時株高の仲間にはいれてもらえないんでしょうか…そんな情け無い考えかををしたくなるような最近の動きです。昨日の欧米株が大幅に上昇して帰ってきたことで、買い先行で始まりましたが、1万円の大台に近づいて足踏み状態になってくると、先物から伸び悩み、先物が現物価格を下回る状態が増え、裁定解消売りなど売り物が増え上げ幅を圧縮して終わっています。今週末にオプションのSQを控えていますから、このあたりに絡んだ動きもあるものと思われます。
 市場では格付け会社フィッチの幹部が日本の国債発行が44兆円を上回ると格下げを検討する…など、内政干渉まがいの発言をしたとかで、後場から下げた…ということですが、債券の先物の方は上昇(金利は低下)して終わっており、どうやら、ためにする話が流されたんではないでしょうか。

★ますます操作性が高まる日本株の欠点を露呈
 どうも、民主党政権の誕生にともなう不透明感を利用して儲けてやろうという金融マフィアが動いているような感じがします。国債利回りは11月の休み明けから急上昇していますが、ヘッジファンドなどが決算期を迎えたファンドが換金売りをしているのかも知れませんし、もしかしたら国債発行の増加を種に債券先物を売っているのかもしれません。海外で資金運用をしている日本人からみると、性質の悪い海外ヘッジファンドやCTA業者からおもちゃにされている今の日本の株式市場を見ると情けなくなる、といいます。今日の相場も日経平均、TOPIXともプラスでは終わりましたが、市場のムードはマイナス気分…。日経平均はファーストリテーリング一社で押し上げられ、TOPIXは折角金融株が上昇したものの、トヨタ自動車一社のマイナスで押し下げられており、一部の銘柄の動きでどうにでもなる欠点をさらけ出しています。一国の株価の指数が間単に操作できるから、海外からたちの悪い連中が集まり、やりたい放題をやるため、まともな個人投資家は市場から去り、益々板が薄くなって操作性が上がる…という、マイナス循環が今の日本株にはあります。

★低迷の原因は円高
 おまけに、為替市場で円高を仕掛ければ、世界景気回復の恩恵を受けられる輸出株をつぶせますから、やりようによっては、どこまででも下げることができます。以前から、日本株に対してヘッジファンドは売りしかけして来るんでは無いか…と指摘してきましたが、どうもその匂いがしないではありません。日本で海外証券の不祥事がこれだけ続くのは何故か…、また、世界の経済の流れが素直に相場に反映できないのは何故か…金融当局者はちょっとは考えたら良いと思うのですが…。株式市場がこれだけ低迷すれば、グローバルな競争にさらされている企業の資金調達にも支障をきたし、資金不足から競争に遅れをとることも出てくるかもしれません。
 
 まあ、ヘッジファンドの決算が終われば、正常に戻るかも知れませんが、3ヶ月ごとにこんなことが繰り返され、利益が上がりにくくなったら日本株をいじればいいなんてノウハウが定着したらとんでもないことになります(もうなっているのかもしれませんが…)。民主党政権も、米国と喧嘩するなら、証券市場から不正な取引を排除することから始めるべきでしょう。この間から出てくる不祥事は株価操作がらみの話ばかり…。おそらく数人が組んでうす商い銘柄を操作しているケースも相当あると思います。まあ、あまりグチっても仕方がありませんが、大体、欧米の格付け会社自体が不信感を抱かれているのに、今回だって、民主党政権に対する「いけず」じゃないんですか…。

★とにかく25日線が上向いて、そのうえに株価が出ないことにはなんともなら日本株
 まあ、今日の朝も、終わってみればデリバティブ絡みの動きの動きだけでどたばたした…ということになるんじゃないか…とかきましたが、終わってみれば、やはり実体と指数が異なる動きで終わりました。テクニカルでみれば、日米の差は25日線の方向と、同線をめぐる株価の位置にある…としてきましたが、いち早く25日線を回復。同線を上向きに転じ、これを下値支持線として上昇した米国株と、25日線を下回り、かつ25日線が下落に転じ、これが上値抵抗線になって、同線の下落圧力とともに下落している日本株…。この差が現在の日米の株価格差になっているわけです。本来なら、世界景気回復の恩恵を受けた輸出ハイテク株の上昇で日経平均は上昇していても良いのに、それを阻害しているのが円高…という図式。答えは出ているのですが、この部分に何の対策も打たれないどころか、日銀などはこれを助長する政策を取っている始末…。

★円高の原因は実質陰利の高さにあり
 みずから、2011年度までマイナス物価が続く…としながら、デフレを認めようとはせず、0.1%の金利を維持するために引き締め気味の運用を続けている…。物価が年率2%を超える下落をする一方で、長期債金利は1.5%に接近している…。物価を勘案した実質金利は4%を超える水準になっているわけですから、日本国内のお金が動くわけはありません。なぜ日本経済が長期のデフレから抜け出せないのか…。これだけ、実質金利が高いんだったらキャッシュが一番ということになります。

★日本株の低迷と円高は、2006年の日銀の金融政策変更から始まった
 日本株の天井については色んな説がありますが、実質的には全単純平均がピークをつけた2006年1月と考えています。それ以降、全体の相場は下げ続けているわけですが、この2006年には、3月に量的金融緩和が解除され、7月にはゼロ金利が解除されるという、早すぎる金融政策の変更が行われています。その後、2007年から対ドルでの円高傾向が3年間にわたって続いており、円高の原因が日銀の政策変更にあったことははっきりしています。このまま放置しておけば、物価が下落すればするほど実質金利が上昇し、円高圧力が強まることになりますから、日本経済は益々弱体化していくことになります。

 また、米国の住宅販売をみても2006年の1月にピークを打ち、頭打ち傾向を強めていたのですが、日銀の金融政策の変更により、過剰流動性が吸収(円高)されたことで、米国住宅産業への資金供給が細り、価格の下落につながった…という経緯もあります。まあ、日銀が証券化バブル崩壊の引き金を引いたとは言いませんが、現在、日本の景気状況から見て、緩和的な政策が望まれるのに、それに踏み切れないのは、再び、バブルの引き金を引きたくないという、「羹に懲りて膾を踏む」状態になっているのではないでしょうか。とにかく、今の日本経済にとって一番大事なことは、国内に滞留している資金の流動化を図ること…につきます。そのためには、実質金利の引き下げを図ることですが、2006年の政策変更後の為替の動きをみるまでもなく、量的緩和策に回帰すれば円安となり、実質金利が低下し始めるはずです。日銀はインフレを警戒しているようですが、現在のように40兆円もの需給ギャップがある以上、インフレにはなりようがありません。

 とにかく、いまの日本経済の低迷振りは異常…。このまま円高が続けば、グローバル経済の中で日本経済の競争力はどんどん落ちていきます。そろそろ政治の力で何とかしなければいけない危険水域にきていまると思うんですが…。インフレ恐怖症と0.1%の維持というプライドにこだわった日銀の政策態度の変更が今の株式市場再建の最大の特効薬になるような気がするんですが…。

 今日は書き出しが遅かったので、頭に浮かぶままに書きました。円高が今の日本経済の障害になっていて、国内資金が流動化しないのも実質金利の高さが原因しており、これも景気の障害になっている…その原因を作っているのが日銀の金融政策にあることについて書きましたが、私は経済学者ではありませんので、勝手解釈もたぶんに含まれています。間違っていたらごめんなさい…ですが、日本株の低迷振りをみるにつけ、自分なりに出した答えが、今日書いたことです。日本株について書け、といわれそうですが、金利がこれだけ高ければ株価が思うように上げないのも当然。当分は、海外株高のおこぼれを頂戴するしかないのでしょう。米国株の分析ばかりに力を入れているので変に思われている方も多いと思いますが、この説明で分かっていただけるものと思います。それにしても、こんな金融政策を続けていて、日本経済の先行きは本当に大丈夫なんでしょうか。経済学者やマスコミ関係者は何故警告を発しないんでしょうか。多分、私の考え方が間違っているんでしょうけど。

 継続注目中の酉島製作所は今日戻り新値更新、日本調剤も経過良好…原発関連の木村化工機…なんだか煮詰まって来た感じ…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

出口論の後退で大幅続伸…でもチャートの関門がすぐそこまで迫ってきた
 おはようございます。
 早すぎる出口政策の幻影におびえていた世界経済は、G20で低金利と景気刺激策の持続が確認されたことで、落ち着きを取り戻し、世界の株式市場は再び力強い上げトレンドを強めてきました。
 昨日の米国株は、先週の超低金利政策の持続を表明したFOMC声明を織り込む動きにくわえ、週末の失業率10.2%乗せを受けたオバマ政権の追加的な雇用・景気対策の検討、G20での緩和的な金融政策と景気刺激策の継続合意を受け、寄付きから買い先行でスタート。懸念されていた3年債入札が記録的な好調になったことから、さらに買い進まれ、結局、主力3指数とも大幅に続伸して終わりました。

 この日は、特に重要な経済指標は無かったものの、ファーストフード大手マクドナルドの10月世界既存店売上高が市場予想を上回る3.3%増になったことや、食品大手のクラフトフーズが英大手食品会社キャドバリーに買収の提案をしたことからM&A関連に人気が回るなど個別株に好材料が相次ぎました。また、銀行大手が2010年の半導体需要の拡大を予想したことから、アプライドマテリアルなど半導体関連も上昇。ほぼ全面高の様相を呈しました。

 この日実施された400億ドルの国債入札は、FRBの国債買い入れ措置が10月末で終了した後を受け、帰趨が注目されましたが、蓋を開けてみると、応札倍率は3.3倍と1990年11月の3.72倍以来の水準になったほか、海外中央銀行などの応札状況をみる間接入札比率が70%近くに達するなど過去最高水準になったことに安心感が広がり、株価の上伸を支援しました。

 米国株は先週予想したように、基調転換を起こし、上げ幅を拡大してきました。一段高を期待したいところですが、以前から指摘してきたチャート面の関門(下降バンドの上限に接近、10月第一週につけた長大陰線の寄り付き1万322ドルに接近、9月最終週の安値1万365ドルに接近)に近づいており、一旦は押し戻される可能性があることも考慮しておかねばなりません。もっとも、この下降バンドの上値抵抗ラインをあっさり抜くようだと、根本的に考えを改めねばなりませんが…。まあ、1万300ドルを抜けてからの株価の反応を見てから判断すれば良いでしょう。

 9日の米国株
 ニューヨークダウ  1万226ドル94セント +203ドル52セント (2.03%)

 NASDAQ総合指数  2154.06ポイント  +41.62ポイント  (1.97%)

 S&P500  1093.07ポイント  +23.77ポイント  (2.22%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万10円  +210円

              (円建て)   9990円 +190円

 WTI原油  79.30ドル  +1.87ドル

 金価格  1103ドル10セント  +8.00ドル
 

 米国株は大幅上伸、CME日経平均先物も久しぶりに米国株の上伸を素直に反映したものになりました。為替は、リスク選好の増大から他通貨に対して弱含んだものの、1ドル90円台前半の取引で帰ってきています。今日の相場環境は「順風」が吹く格好になっていますが、このところ、日本株に対する見方は弱気に傾き、デリバティブにも弱気のポジションが増加。今週末にオプションSQを控え、弱気の踏みを狙った動きが予想されるなど、先物中心に一荒れ来るかもしれません。決算発表はピークを過ぎましたが、全体の冴えない動きに押され評価不足になっているものも多く、この再評価の動きもありそうです。米国の動きを受け、半導体関連や素材関連が注目されるほか、バルチック海運指数の上昇を受けた海運株(特にコンテナ船の需要回復に注目)なども、評価されそうです。以前から、一目均衡表の日足の雲のねじれがある11月10日が変化日になりそう…と書いてきましたが、もしかしたら「ひょうたんから駒」になるかもしれませんね。金融株への買戻し、裁定買いなど、今日は少しは賑うことになるかもしれません。でもバタバタするのはデリバティブがらみばかり…か?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

手がかり材料難から、大勢の調整は継続中…米国の変化に注目
 週明け9日の日経平均株価は、19円64銭高の9808円89銭と小幅続伸したものの、TOPIXは3.34ポイント安の870.67と3日続落して終わりました。週明けで手がかり材料難だったこともあり見送り気分が強く、出来高概算は16億株、売買代金は1兆1347億円と、これまでにも増して薄商い状態になってきました。また、日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは82、RSIは34、25日線かい離はマイナス2%でした。このところ金融株に悪材料が続いたことから、TOPIXの凋落振りがひどく、日経平均サイコロの6勝6敗に対し、TOPIXは3勝9敗と、まったく異なった相場状況を示しています。今日も、騰落状況を見ると値上がりは516、値下がり数1045と、下落した銘柄は 上昇したものの倍…。相場の実態は下落基調であることを暗示しています。日経平均はファーストリテーリングなど一部の値嵩採用銘柄の影響で上げているだけ…。ますます実体とかい離して行っているようです。

★米国株は失望より期待を選好
 先週末の米国株は、失業率が予想を大幅に上回る10.2%に悪化したものの、続伸して終了。週足の引け値ベースでは暴落後の高値を更新して終わりました。正直、何故…?という感覚の投資家が多かったものと思いますが、市場が気にしているのは、景気さえ好転すればいずれ上昇に転じてくる失業率よりも、現在の超低金利状態や景気刺激策を何時まで続けてくれるか…ということ。先日のFOMC(公開市場委員会)では、当面、超低金利政策を続ける…とは言ったものの、同時に景気が順調に回復していることも確認。市場は政策変更が短期間で行われるのでは…と疑っていたようです。しかし、次の日の第3四半期の労働生産性統計で単位労働コストの伸びがアナリスト予想の-4.6%を下回る-5.2%になったことで、インフレがコントロールされている…として、低金利政策は意外と長い間続く…との安心感が台頭。前日のFOMC声明文を織り込みきれなかった分をあらためて消化し、200ドルを超える上昇になったものです。

 さらに、週末発表の雇用統計に関しては、これだけ悪い数字が出れば、あらためて追加的な雇用・景気対策が打たれるはずだ…とし、失業率への「失望」より、これにより引き出される追加的な対策への「期待感」が強まった結果、株価が続伸した…ということではないでしょうか。実際、その日のうちに、オバマ大統領は製造業の輸出促進や法人税減税などを柱とする追加対策の検討を指示しています。これを受け、今日のGLOBEX米国株先物は30ドルを越える上昇になっており、日本株の下値を支えた、という格好になっています。

★ドルが安ければ輸出を伸ばせばいい…最近、中国への風当たりが強いが…
 やっと、米国の本音が見えてきましたね。米国経済の健全化のためには、内需を押さえ、貯蓄率を高めることが必要といわれますが、そのためには過剰消費を抑制し、輸出を伸ばすことが大事。ドルはいまや世界の最弱通貨になっているわけですから、輸出型の企業にとってはまさに渡りに船の状態。以前から、これだったら米国で物を作って輸出したら良いのでは無いか…と書いたことがありましたが、最近、自動者大手フォードが米国で生産して海外に輸出した方が良いと言いはじめましたね。輸出を伸ばし、輸入を抑制しなければならないとしたら、その障害になる国は、中国。米国にとって見れば、元を切り上げて輸入を増やし、米国からものを買ってくれ…というところでしょうか。

 そういえば、最近、中国製品へのダンピング認定など、風当たりが強くなっていますが、米国の政策変化とも関係があるのでしょうか。日本にとってみれば、「始まったな…」というのが実感でしょうか。もともと、米国が中国に投資を始めたのは、経済を発展させ、民主化を定着。米国よりの政権を作り、投資収益を回収。さらに、仕上げは、大幅な通貨の切り上げに追い込んで、それまで投資してきた資本の回収を図る…という、日本での成功体験を実行することです。ただ、中国も大幅な通貨の切り上げや大量に血を吸われた結果、日本が現在も低迷から脱しきれないことを学んでいますから、なかなか通貨の切り上げに踏み切りません。第二の日本にはなりたくない、というところでしょう。

★米国金融資本は投下資本の回収と、次への投資を考えている…?
 しかし、米国の金融資本にとっては、次の成長地域に投資を始めておかねばなりませんから、早急に中国に切り上げをやらして、投下資本の収益を一気に増やす作業にかからねばなりません。そうなると、中国に対する何らかの圧力が必要になりますが、それが、今米国が進めている環太平洋地域での米軍基地再編。中国が海軍力を増強し、太平洋に進出。米国の本土近くにくることを押さえるため、グアムと沖縄を強化する…と、前政権から対中国封じ込めを意識して立ててきた軍事力の再編計画が、日本の民主党政権の誕生で、大きく狂ってきたということです。まさに、中国にとっては、これから元切り上げ圧力が強まろうとするときに、鳩山政権がごね始めた…。まさに、内心拍手喝さい、「モットやれ」みたいなものでしょう。

★鳩山政権の駄々っ子ぶりは米国の対中国封じ込め政策の障害に
 しかし、米国にしてみれば国策の根幹が揺さぶられますから、日本にたいし脅したりすかしたり…で慌てふためいた結果、ガイトナー来日、ゲーツ国防長官のほか、軍事関係者トップの来日が相次ぎ、とどのつまりがオバマ大統領の来日となったんでしょう。まさに、米国の金融資本にとってみれば、最後の仕上げに入った時に、けったぐりをかまされたようなもの…。鳩山政権も落としどころを間違えると、大変なことになりそうな気がします。

 まあ、今日も妄想を書きましたが、もし世界の投資家が、私と同じような妄想を抱いているとしたら、日本経済についてどう思うでしょうか。恐らく、オバマ大統領来日に先駆けての交渉で、ある程度の落としどころは決まっているんだと思いますが、少なくとも恩を売ることはしても、全面降伏することだけはないようにしてもらいたいものです。また、間違っても、中国の意を受けて、現政権が行動。ポチのご主人様が米国から中国に変ることも絶対にして欲しくないことです。

★日本はソ連邦崩壊に匹敵する変化に遭遇…旧体制の「滓」を一掃するには時間が必要
 とにかく、先週も書きましたが、今の日本は、ソ連邦崩壊に匹敵するような変化に直面しており、さまざまに入り組んだ利権構造が音を立てて崩れ始めており、政官財、マスコミなどのこれまでエスタブリッシュメントとして、利権をむさぼってきた連中が枠外に放り出されようとしており、全てが方向感を見失っています。日本が方向性を取りすには、戦後六十年以上続いた自民党政治のサポート体制が組まれていた官僚組織、財界組織の全てを民主党の枠組みに変えなければなりません。もちろんその間、旧体制の抵抗、自らの支配機能を失う米国からの抵抗など多くの障害が予想されますので、一朝一夕に新体制が出来上がるものでもありません。

★日本国内は停滞しても、グローバルな産業変化は歩みを止めない
 日本の体制変化にはまだ時間が必要…ということです。しかし、グローバルな経済はものすごい勢いで変化していますから、企業はこれに即応していかねばなりません。以前から、グローバルな展開をし、世界経済の回復を取り込める企業しか買えないと書いてきたのはこのためでもあります。まあ、民主党が内需を指向しようとも、グローバルな流れは、一国内にとどまった経済を容認しませんし、日本の製造業はグローバルな変化を支える基礎資材の供給役を果たさねばなりません。今起きている、世界経済の変化は、もしかしたら石炭から石油にエネルギー源が変化した時と同じような構造変化を産業界にもたらすかもしれません。だから、わたしは、日本企業への期待感を捨てきれない…。
 どんな環境の悪いところでも使えるポンプをつくる酉島製作所順調に値幅を重ねています。事業仕分けに薬価が入るようですが、高すぎる薬は使うな…となり、日本調剤にメリットか…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

雇用統計は遅行指標…前向き発想に転じた米国株
 おはようございます。 昨晩は急用があり、書き込みが出来ず失礼しました。でも、ほぼ朝予想したとおりの展開でしたから、まあ、ご容赦ください。

 さて、昨日の米国株ですが、雇用統計が予想(9.9%)を大幅に上回る10.2%に上昇したにもかかわらず、主力3指数とも小幅続伸して終了。ちょっと一味違うぞ…という腰の強さを見せました。
 この日は寄り付き前に発表された雇用統計(10月)で、非農業部門の雇用者数が19万人減と前月の21万9000人減から減少したものの、エコノミスト予想の平均値17万5000人減を上回ったことや、失業率が1983年以来という二桁水準まで落ち込んだことを嫌気。売り先行でスタートしました。ただ、事前予想で二桁乗せの可能性があることは市場に織り込まれていましたし、マクロの経済指標が改善傾向にあったことから、市場は冷静に受け止め押し幅も限定的なものとなりました。
 
 一方、スターバックスやコンピューター・グラフィックス関連企業が市場予想を上回る好決算を発表したことや、家電大手GEやアマゾンドットコム、大手百貨店メーシーズなどに投資判断引き上げの動きが続くなど、個別企業に好材料が相次いだことから、押し目買い気運が強まり、結局、小幅続伸して終わりました。

 この日の米国株は、一時、雇用統計数字に動揺する場面がありましたが、一連のマクロ経済指標の改善を評価。雇用数字は景気の遅行指標…と受け止める余裕が出来ていたようです。私見ですが、前日、労働コストが抑制されていることを好感して上昇したのと同様に、失業率が悪化したことで、超低金利状態が継続することが確認されたほか、今後、追加的な景気・雇用対策が打たれる可能性が強まったことで、株式市場にはプラスになる…との判断が働いたのではないでしょうか。前日の上げで、何らかの基調転換が起こったのではないか…と書きましたが、今日の終値で、ニューヨークダウは週足は、引け値ベースで暴落後の高値を更新し、初の1万ドル台の終値になってきました。

 ちょっと大胆すぎるかも知れませんが、もしかしたら来週から相場の流れは上値を指向し始めるかもしれません。ただ、以前から書いてきたように、次の上昇相場での主役は劇的に交代してきます。昨日、黒字決算を計上しながら保険大手AIGが下落。政府系住宅金融大手ファニーメイが9四半期期連続赤字を計上。政府に150億ドルの金融支援を要請するなど、金融業界への逆風が強まっています。再び、金融危機が発生する可能性は少ないものの、四半期ごとに発生する評価損が業績を圧迫。それにともなう増資が需給関係を圧迫する構図に変化は無く、市場人気は遠のいていくことになります。この点については以前から指摘してきたことですから、いまさら強調することはありません。業種選定だけは間違えないようにしたいものです。

 さて、昨日の書き込みで、ニューヨークダウの25日線キープがかぎになると書きましたが、大きな悪材料が出たにもかかわらず25日線をいることは無く推移。引け値では25日線を大幅に上回っただけでなく、25日線、5日線ともに上昇力を強め、近々、両線のゴールデンクロスの可能性もでてきました。また、週足ベースでも、ニューヨークダウは13週線を割り込むことはありませんでした。まだ13週線の上昇トレンドは続いていますので、来週は13週線の上昇力に支えられ上値を窺う動きも予想されます。ただ、次の主役と考えている成長株が多いNASDAQ総合指数がいまだに25日線を下回ったままですので、強気に転換するには、まずNASDAQ総合指数の25日線回復がかぎになりそうです。

 6日の米国株
 ニューヨークダウ  1万23ドル42セント  +17ドル46セント (0.17%)

 NASDAQ総合指数  2112.44ポイント  +7.12ポイント (0.34%)

 S&P500  1069.30ポイント  +2.67ポイント (0.25%)

 10年国債  3.5030% -0.0300%

 WTI原油  77.65ドル -1.97ドル

 GOLD   1095.10ドル +6.40ドル ←過去最高値、一時1100ドル乗せ


 6日の日本株

 日経平均株価  9789円35銭  +71円91銭

 TOPIX  874.91ポイント -0.95ポイント

 出来高 18億8277万株
 
 売買代金  1兆2632億円

 日経平均サイコロ :5勝7敗  騰落レシオ :80  RSI :32 25日線かい離 :-2.3%


 米国株高を受け、買い先行で始まりましたが、米国雇用統計への懸念や週末控えから、後場になり手控え気分が増加。日経平均は小幅反発して終わりました。ハイテク株や好決算ものなどが散発的に買われたものの、米国の金融株不振や増資による需給圧迫懸念から金融株が売られるなどし、騰落状況は値上がり453に対し、値下がり1115。一部のネガサ品薄インデックス銘柄に支えられ日経平均は上昇したものの、金融株の不振を受け、TOPIXはマイナスで終わっています。

 日本株は、方向感の定まらないまま、じり安の展開をたどっています。米国株の1万ドル大台乗せで来週の相場に期待したいところですが、海外景気が順調に回復基調をたどり企業決算にもその影響がでているにもかかわらず、民主党政権の経済政策は内需指向傾向を強めるなど、市場の投資判断を迷わせる動きになっています。このところ、不透明感を強める日本から資金を引き上げ、新興国などへ移す動きも強まっていると言います。米国株が上昇傾向を強めれば、日本株も外需株を中心に業績の再評価相場が始まりそうですが、ニューヨークダウの1万ドル大台乗せの終値にもかかわらず、CME日経平均先物は、9810円台の取引で、大証先物終値9780円をわずかに上回って程度。むしろ、雇用統計を嫌気し円買いが強まり、為替が89円台に入っていることのほうが嫌気されそうです。
 
 現在の日本株というより日本経済は、ソ連が崩壊しロシアに移行したときと同様に、国の行き先を見失った状態に比肩できるものではないでしょうか。政治、官僚、財界という戦後の癒着体制(米国敗戦国への信託統治機構としての支配体制)が変り、独自の国家統治に進み始めたことにともなう「戸惑い」が市場を支配しているようです。あまりに大きな変化なので、市場全体が消化し切れていないというのが実情でしょう。本来なら、政治が市場に明確なサインを送るべきなのですが、その政治そのものが体制の変化に翻弄されている状態。まあ 日本はあまりに大きな変化に見舞われているだけに、私のような馬鹿な頭では日本の将来の姿などとてものことに描く能力はありません。ただ、米国という「吸血鬼」のくび木をはなれて、真の独立国家となるチャンスをもらった事は確か…。財布を失いたくない米国からの圧力は強まりそうですが、日本経済が新たな活力を取り戻すことにつながるかもしれません。当分は、流れに任せるしかないのでしょうか。

 でも、来週は以前から相場の変化を想定してきた11月第二週に入ります。大勢観は別にして、新春相場へ向けての離陸に備える大事な週ですよ。でも、日本は敗戦国からの新の独立を達成できるのでしょうか…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ