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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2009/12 | 01
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日銀の面子をかけた変節を市場が好感…勝負は今晩の世界の市場の評価
 今日も来年の暦と格闘していたら、書き込みが遅くなってしまいました。来年は、どこの政党が政権についているか分かりませんが、規則や制度の改変が相次ぎ、この流れに乗れるか乗れないかで、企業の盛衰が結構左右される…といいますが、果たしてどうか。今年の、「九紫火星」は、同業内にあっても企業間格差が開き二極化する…と年初に書きましたが、年間を通じた相場をみると、ニトリやABCマート、ファストリテーリングなどが新値をとる一方、20数年ぶりの安値に沈む企業もでてくるなど、星回りが暗示したとおりの展開になりました。果たして、来年は、どんな制度改正を多発して、日本をどこに導いてくれようというんでしょうか。全てを水に流す「白」が入っているだけに、相場的には油断が出来ないような気がするんですが…。また、ぼちぼち、自分なりに立てた「卦」をを紹介します。

 さて、1日火曜日の日経平均株価は、226円65銭高の9572円20銭、TOPIXは17.82ポイント高の857.76と。ともに続伸して終わりました。政策期待への高まりから商いも活発になり、出来高概算は27億4342万株、売買代金は1兆7060億円と急激に膨らみました。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは69、RSIは39、25日線かい離はマイナス1.7%になりました。7%以上離れていた25日線との距離はあっという間に縮まって着ましたね。

★面子をかけた日銀の先回りがサプライズ効果を生んだ
 米国株は月末のドレッシングやドバイワールドの問題債権は想定されたよりも少ない…との観測で反発したものの、CME日経平均先物が9200円で帰ってきたことから、今日は、昨日買い越した先物の利食いやドレッシング分の売り物がかさみ軟調にスタート。ただ、明日、鳩山総理と日銀の白川総裁の会談を控えていたことから下値も限定的になっていました。ただ、前引け直後に、日銀が臨時政策会議を開くと伝えられたことから、市場にはサプライズが走り、まず為替が反応し一気に87円台半ばまで円が軟化。シンガポールの日経平均先物も急上昇したほか、金利の低下を見越し、債券先物も140円台に急騰(金利は低下)するなど、金融市場は大荒れとなりました。ただ、債券関係者は意外と冷静で、あまり大きく無い規模の適格担保の買取による資金供給だろうと、冷静に見ていました。ただ、為替や株式関係者は、ゼロ金利復活や量的緩和まで踏み込むなど過度の期待感をもって相場を見ていたようで、立会時間終了後に発表された規模10兆円程度の新型の資金供給策に失望。為替は86円台に押し戻されたり、株式先物も9480円台まで上げ幅を圧縮するなど、場が終わったあとの相場は違った意味で荒れ模様になっていました。

★米国も日銀の政策変更を好感中
 ただ、米国の方は石頭の日銀が政策変更した、ということを素直に評価。GLOBEX米国株先物は上げ幅を拡大していますし、日経平均先物も前日比で300円以上上昇し、9500円台での取引になっています。今晩の米国では、ISM製造業景況指数の発表を控えていますが、日銀が遅まきながら、政策変更したことはFRBの負担を軽くすることにもつながりますから、米国株がどのような反応の仕方で終わるか…ちょっと注目されます。

★明日はテクニカルとファンダメンタルの競争に
 さて、テクニカル的には巡航速度に戻り、当初予定していた戻りめどである25日線にも接近してきました。日銀の資金供給策に対する市場の評価は明日蓋を開けてみないと分かりませんが、今日の引け値での25日線の位置は9733円。あと残すところ160円というところです。25日線の下落角度はきつく、売り圧力はかなり大きいと思われ、すんなり抜いてくるかどうかは判断が難しいところです。とにかく、今日の引けで、日経平均の3本新値は陽転しましたので、強気で望めますが、問題は、明日も上昇して強力な買い信号である「赤三兵」を付けられるかどうか…。当面の下値支持線と考えてきた200日線(上昇中)も本日回復してきました。また、このブログで下値めどとしてきた52週株価移動平均線も先週の引け値で一時的に下回ったものの、今週に入って回復しています。いずれも上昇しており、下値支持力を発揮してきそうですが、問題は「上値」…。

★テクニカルな関門が接近
 25日線を上向けるだけの上昇力を発揮できるか、また、下げの道中で作った10月6日安値9628円と11月5日安値9690円を中心に11月中旬まで似作った9700円付近の壁を抜けれるかどうか…。明日はテクニカルな関門とファンダメンタルな材料の評価の勝負になりそうです。日銀の頑なな姿勢については、このコーナーでも何度も書いてきましたが、バブル崩壊の兆候が出掛かっているときに金融引き締めに入ったり、昨年の危機発生時には最初の国際協調金融緩和に協力しなかったり、国内の金融運営でも長期にわたり実質デフレを放置するなど、世界の金融界からみても「問題児」扱いされてきました。最近では、OECD事務局長が直接日銀に金融緩和を要請するなど、あまりのいい加減さに、海外から内政干渉まがいの政策提言まででていた状況です。

★長期線と短期線のはざ間でもみ合う展開か…鳩山デフレ脱出策が上方突破のカギ
 今回の資金供給策についても、明日の鳩山首相との会談後に実施したのでは、政治の圧力に屈したとして、日銀の独立性が損なわれると判断して、先回りしてやったんでしょう。ここでも面子にこだわっています。問題は、とりあえず付き合いで10兆円ほどやったが、これで日銀としての義務は果たした…あとは、政治的な対応でどうぞ…では、市場は満足しません。本来なら実質金利の高さを解消するくらいまでの緩和に踏み込んでほしかったのですが、個人的には失望しています。あとは、鳩山政権が、具体的為替目標を明示するくらいの蛮勇を振るってくれればいいのですが、藤井財務大臣では徹底的に市場から追いこまれないと介入には踏み切らないでしょう。明日の結果を見てみないと分かりませんが、今のところは全てが中途半端…。それだけに現状ではテクニカルを重視せざるを得ないということでしょうか。当面、回復した200日線ないしは52週線を下値に、25日線や13週線に頭を押さえられ、持合型に入って行くことになるんでしょうか。

 それにしても、危機対応が一巡し、各国が出口戦略を模索しているときに、今から金融緩和を実施。円キャリートレードが復活し、下手すると出口戦略そのものも見直さなければならなくなる可能性も出てきます。世界の中央銀行の関係者の本音から見れば、日銀はどこまで足を引っ張ったら済むんだ…と、考えているんじゃないでしょうか。まあ、相場が安定すれば、引き続き、好業績やテーマに沿った中小型株物色が続く…。ゲタを預けられた鳩山さん、どんな即効性がある政策を出してきます…?事前に話が漏れまくりでサプライズがありません。もう少し、市場というものを意識してくださいね。

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ドバイショックから、年末商戦へと関心が移る米国市場…鉄鋼、農機に投資判断引き上げの動き
 おはようございます。
 ドバイショックを受けた週明けの米国株は、前週末の影響が残り、小幅続落してスタートしました。立会時間中に発表された経済指標が予想を上回ったことや、米銀がドバイ関連で保有する債権額が990億ドルと予想外に少なかったことを好感し、一時、上昇に転じたものの、ドバイ政府がドバイワールドの債務保証を行わないと伝わると再び売りが先行。前日比でマイナスに転じる場面がありましたが、当面の問題債務が260億ドルにとどまり、資産の売却を含め返済方法の詰めが行われていることが伝わると、引けにかけ再度買いなおされ、結局、主力3指数とも小幅反発して終わるなど、中東の金融情勢をめぐって神経質な動きを繰り返しました。

 この日は、ドバイショックが後を引き、終日、この動向をめぐって神経質な動きを繰り返していましたが、引け近くに発表された当面の問題債務額が当初予想の590億ドルから260億ドルに減少したことから、銀行株を中心に買いなおされました。また、先週末のブラックフライデーから始まったクリスマス商戦のスタート状況をめぐり、店頭への来客数は増加したものの客単価が低下。売り上げが0.5%の小幅増にとどまったことから、百貨店など小売株が売られる一方、前期比で35%という大きな伸びを示したアマゾンなどネット販売株が買われるなど、年末商戦も新たな手がかり材料として浮上しています。またこの日は、リスク回避指向の後退からドルが主要通貨に対して軟化。資源価格が戻したことも、ダウの押し上げに寄与しています。ニューヨーク市場の出来高は13億4800万株に増加。騰落状況は、値上がり1753、値下がり1278という状況でした。

 米国株は、ドバイショックの後退から小幅反発して終わりましたが、昨日の上げには月末のドレッシング的な商いもかなり多いと見られ、やや割り引いて考える必要があるかもしれません。週末の急落でニューヨークダウは直近安値(ザラ場ベース)を下回っており、11月初旬からの上昇波動に変化ガ起きています。中勢波の変化ではなく、あくまで目先波の変化…。当面は、10月高値付近へのもみ合いで25日線の上昇を待つ…という日柄調整に入るかもしれません。中東金融情勢への懸念増大から、産油国を中心に原油の増産を図る動きが強まり、原油価格が下落に転じる可能性があることも懸念材料に。景気敏感株が多いNASDAQ総合指数の日足チャートが変則の三尊天井型をつけているのも気になるところ…。米国株は過剰流動性が背景になった金融相場の色彩を強めており、大きなクズレはないものの、目先的には頭の重い展開が予想されます。ただ、調整が合ってもせいぜい今週いっぱい…か。

 30日の米国株
 ニューヨークダウ  1万344ドル84セント  +34ドル92セント (0.34%)

 NASDAQ総合指数  2144.60ポイント  +6.16ポイント (0.29%)

 S&P500 1095.63ポイント  +4.14ポイント  (0.38%)
 
 CME日経平均先物(ドル建て)  9245円  -85円

            (円建て)  9200円  -130円

 米国10年国債金利  3.2010%   -0.0110%

 WTI原油  77.29ドル +1.24ドル

 GOLD   1179.30ドル +5.10ドル


 米国株は小幅反発したものの、CME日経平均先物は再び9200円台に押し戻されて帰ってきました。為替はドルが主要通貨に対して軟化したものの、円・ドル相場は1ドル86円台前半の取引となっており、ほぼ横ばいの状態。本日は、米国株先物安や昨日買った先物の売り戻し、月末ドレッシング分の売り戻しなどから軟調なスタートが予想されます。ドバイショックは一巡した感じですが、まだ邦銀の貸し出し状況が分かりませんので、ディスクローズされると株価が波乱するものも出てくるかもしれません。当面は、政府、日銀の出方待ちというところはありますが、指数的には為替とGLOBEX米国株先物次第の動き。シカゴIMM通貨先物市場で、対ドルでの円買いポジションはわずか2週間で3万枚も積みあがっていましたので、先週の動きが投機筋の仕掛けであることははっきりしました。問題は先週末の円急騰でどの程度の手仕舞いが済んだか…。依然、投機筋の円ロングポジションが多いと、また一波乱起きる可能性も出てきます。通貨市場の動きを見ると、景気対策や為替対策で、日本の政府や日銀は有効な手は打てないと見ている節もあり、対策によっては流れが急変する可能性を秘めています。米国の短期的な調整の可能性から見て、日本市場も当面は底固めの動きが予想されますが、昨日も書いたように、環境関連には主要国の具体的な数値目標が示され具体的な動きも始まりますので、「現実買い」の段階に入るものも出てくるかもしれません。米国で、鉄鋼関連や農機関連などの投資判断引き上げが続いていることもヒントに…。主力株はリバウンド取り、環境・水・農業などのテーマ関連中小型株はそれぞれ値幅取り方針で押し目買い。
 また、中国が外貨運用の一貫として、金の持ち高を1万トンに拡大する方針といいますので、産金株、都市鉱山関連株も引き続き要注目。   

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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