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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2009/12 | 01
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三本新値の陽転に続き、今日は「赤三兵」…まともな資金が湧き出し始めた
 昨日あたりからのどが痛いと思っていたら、今日は頭がボーッとして、体全体が熱っぽくなってきた。もしかしたら、風邪を引いた…?夜更かしして来年の運気のことばかり調べていたから、罰が当たったのかもしれない。新型ナントカでなければいいのだが…。

 さて、2日の日経平均株価は36円74銭高の9608円94銭、TOPIXは0.98ポイント高の858.74と、ともに3日続伸して終わりました。さすがに今日は昨日みたいな熱に浮かされたような商いは無く、出来高は21億6420万株、売買代金は1兆3800億円と減少しましたが、何かが変ったと見て、どうやらこれまでとは違った種類のお金が湧き出してきたようですね。また、日経平均サイコロは5勝7敗、騰落レシオは66、RSIは40、25日線かい離はマイナス1%でした。「赤三兵」が形成されましたね。昨日の三本新値の陽転に続き、今日も引き続き強力な買いサインを発してきました。

 今日は、昨日発表された日銀の量的緩和策に対する市場の評価を受ける日となりましたが、為替の反応を見る限り、日本の動向よりもドバイのデフォールトの方に関心がある…という風情でした。「へー、アノ日銀さんが量的緩和に踏み切ったの…。で、総量はいくら?10兆円…て、それはまたけち臭いことで…」という受け取り方でしょうか。でも、内心は、「ヤッター」という多いが強かったものと思います。このところ書いていますように、米国株はFRBが供給する流動性を背景にした金融相場の色合いを強くしています。それだけに、出口論に敏感になっています。

 日銀は、世界の過剰流動性供給の蛇口役を果たしながら、蛇口を閉めてはいけないときに蛇口を閉じ、バブル崩壊の原因を作りました。昨年の金融危機の時には非協力的な態度を貫き、いやいや、利下げはしたものの通貨供給はすずめの涙ほどしかせず、世界が通貨供給を増やす中で円の流通量は相対的に減少し、これが円高の呼び水になっていきました。おかげで、円高圧力と世界的な貿易量の減少が日本の輸出企業を直撃。株価が崩落するとともに、株式の含み益の減少や企業経営の悪化による不良資産の拡大から金融機関の自己資本比率が低下。気がつけば、日本の金融機関のダメージが一番少ないと言われながら、世界で一番危ない状態になっていました。海外では、「米国銀行買い・日本の銀行売り」の裁定取引まで組まれる始末でした。本来なら、通貨供給量を増やして、円高圧力を弱めていればこれだけ厳しい状況にはならなかったはずですが、来年も、再来年も物価の下落が続くと自ら予想しながら、デフレ状況をいまだに認めようとせず、0.1%の政策金利の維持に固執。実質的な引き締め策を続けてきたんですから、海外の中央銀行や国際機関の関係者から「クレイジー」といわれ続けてきました。その頑迷な日銀が、少なくとも量的緩和に動いた…ということです。

 量的緩和で先行し、金融性正常化という出口を目指す海外にとっては、「正直、今から始められても…」と複雑な気持ちでは無いかと思われます。過剰流動性を絞ろうと言うときに、日本の経済状況がさらに悪化し、日銀が総量規制を続ければ、流動性の吸収がうまくいかなくなる可能性も出てきます。正直、短期間で終わって、世界と歩調をあわせて金融政策を実行してもらいたい…と考えているはずです。いまごろになって日銀が量的緩和に踏み切ったことは、出口政策をうまく機能出来なくする可能性も出てきます。ただ、投資家にとっては、過剰流動性を新たに供給してくれるところが出てきたことは非常にありがたいこと…。日本の状況は、政権交代による外需依存から内需依存への転換、という大きな構造変化をともなっており、一過性に問題が解消するものではなく、しばらく経済が低迷する可能性さえ秘めています。もし、現在のような物価下落分を加えた実質金利の高さが解消されなかったら、その間はずっと円高圧力がかかり続けることになり、一方で、日銀への量的緩和圧力が強まることにもなります。日銀としては、世界的なバブルの引き金を引いたという後ろめたい気持ちはあるものの、景気の建て直しには協力しなければならないというジレンマがあることも事実。これまでは、経験則では緩めたら緩めすぎ、締めたら締めすぎ…というのが日銀のスタンスでした。一旦、緩める方向に動いてしまった以上、もう止めることは出来ません。海外投資家の中には、「やったー」と思う人も多かったはずですし、国内の長期投資家の中にも、「へー、日銀さん。とうとう橋をわたっちゃんたんだ~。何かが変るかもね」と、変化を期待して動き出す人が出てきたのかも知れません。

 少々、長くなってしまいましたが、やはり、これまでの投機性を帯びた資金ではなく、まっとうな資金が湧き出してきたように思います。めったに動かない投資家は、動き始めたら、ブランド企業しかかってきません。今の日本市場には、20数年前の株価まで売り込まれたものがごろごろしていますからね。既に買い始めているかも知れません。まあ、この変化は重要視した方が良いでしょう。

 さて、「赤三兵」をつけ買いサインをいれた今日の日本株ですが、昨日も、25日線や今年10月6日の安値9628円付近が戻りの圧迫になる…と書きました。やはり、今日はこの二つの抵抗帯に近づき、押し戻されています。先物筋も売り圧迫を強め、裁定解消売りが株価の伸びを抑えたようです。ただ、下値支持線である200日線と52週線はそう簡単に下向くようなやわな支持線ではなく、当面、押し目をつけてもどちらかのラインが支えてきます。一方、下落中の25日線は、後一週間もすると対応点が9700円台に落ちてきますので、今後の株価次第では、上方転換する可能性も高まってきます。今日は、鳩山首相から「円の独歩高は容認できない」と、政権発足後初めて、政治家らしい発言ガ出てきました。為替市場も早速反応し、87円台に円は下落していますが、どうやら市場は本気で介入を気にし始めたようです。いろんな状況が一気に変ろうとしています。まだ、先物を使ったデリバティブなどうっとうしい取引の邪魔はありますが、長期性資金が市場に戻れば売り物は吸収でき、不公正な商いも減少していくはずです。はやいとこ、日本市場に集まっている金融マフィアみたいな連中は追い出してもらいたいものです。まあ、遅まきながら、日本も変り始めた…ということでしょう。海外投資家の日本株の見方も変ってきそうです。まずは割安のブランド株ので直りから…か。

 どうも熱が上がってきたようです。馬鹿なことをたくさん書いたようですが、間違っていたら、熱にうなされて、世迷いごとを書いた…として御簡便を!

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ますます金融相場的な色彩を強める米国株…日銀の政策変更は米国株にもプラス?
 おはようございます。
 昨日の米国株は、ドバイショックが一巡したことによる安心感に加え、中古住宅販売保留指数(10月)が予想を上回るなど堅調な経済指標も支援し、大幅に続伸してスタート。途中ISM製造業景況指数(11月)が市場予想に届かず上げ幅を圧縮する場面がありましたが、過剰流動性を背景にした投資家の強気姿勢は変らず、押し目買いが増加。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比では2億株以上減少し、11億3000万株。騰落状況は、値上がり2431、値下がり615とほぼ全面高商状。

 この日は、ドバイワールドが、デフォールトの対象になった260億ドルの債務の弁済計画を発表したことから、中東債務への懸念が後退し、バンクオブアメリカなど金融株が上昇。安全指向の後退からドルが軟化し、金が続伸、原油も反発したことから産金株や資源株も買われています。また、債務の返済が進展したAIGが買われたほか、好調な中古住宅販売保留指数を受け住宅関連株もかわれるなど、広範に物色されていました。

 この日発表された中古住宅販売保留指数(10月)は前月比で3.7%の上昇。9ヶ月連続して上昇し、2006年3月以来の水準になっています。アナリスト予想は0.8%の減少でしたから、予想以上の増加となり、市場にサプライズ効果をもたらしました。前年比でも31.8%という高い伸び。また、同日発表のISM製造業景況指数(11月)は、53.6。4ヶ月連続して判断の分かれ目になる50を上回りましたが、前月の55.7からやや後退するとともに、市場予想の55.0も下回りました。新規受注が前月の58.5から60.3に増加するなど、底堅さを暗示する指標があるものの、生産が63.3から59.3に低下。在庫が46.9から41.3に低下、雇用も53,1から50.8に減少するなど、心配な指数も出ています。在庫整理が一巡し、生産増で在庫を積み増し。現在は、在庫の販売をおこなっているため、生産が一時的に落ちているというところでしょうか。再度、在庫補充の生産が再開されるかが課題になりそうです。

 米国株は、FRBが過剰流動性供給の継続を決めたことから、金融相場の性格を強め始めています。中小型成長株株が多いNASDAQ総合指数の動きが鈍いにもかかわらず、大型株が多いニューヨークダウやS&P500の動きが良いことを見ても大型株中心の流れになっていることが分かります。市場にとっては、流動性の供給継続がかぎになりますが、その意味でも、タイトな金融政策を続けてきた日銀が再び、量的緩和に一歩踏み出したということは、過剰流動性を背景にした米国株にとっても明るい材料といえなくはありません。ニューヨークダウは、以前から指摘してきた下降バンドの上限ラインと底値からの出直り相場の高値を結んだ上値抵抗ラインに届き、二進一退の動きが続いていますが、もしかしたら、日銀の政策変更が抵抗ライン突破のきっかけになるかもしれません。米国株にとっても、単なるリバウンド相場なのか、それとも新たな上昇相場に移行するのか、の「分岐点」差し掛かっテ来たといえそうです。

 1日の米国株
 ニューヨークダウ 1万471ドル58セント  +126ドル74セント (1.23%)

 NASDAQ総合指数  2175.81ポイント  +31.21ポイント  (1.46%)

 S&P500    1108.86ポイント  +13.23ポイント  (1.21%)

 CME日経平均先物(ドル建て) 9635円 +85円

         (円建て) 9625円  +75円

 米国10年国債金利  3.2750%  +0.0740%

 WTI原油  78.00ドル +0.72ドル

 GOLD 1197.60ドル +16.50ドル  


 米国株は続伸、CME日経平均先物は9600円台に乗せて帰ってきています。大証先物の終値に比べ小幅高になっていますが、前日のCMEの終値に比べると円建てでは425円高となり、日銀政策変更の市場に与えたショックは大きかったようです。ただ、為替市場ではドバイショックの一巡でドルが軟化したこともあり、円は86円台の取引。日銀の政策変更への市場の評価はあまり高くないように思われます。本日は相場環境的には中立…か。日銀の量的緩和については評価は低く、今日は反動安があるかもしれません。ただ、今回の措置が期限を明示していないことや、総量についても増加の余地を残していることから、今後の情勢をみて拡大する日銀の意思の表れと見ることもでき、相場的には底打ち感を強め、やがて先高期待へと変化してくるものと思われます。あとは、ゲタを預けられた鳩山政権がどのような即効性のある対策を打ち出してくるか…。遅まきながら始まった日本のデフレ克服策に期待したいところです。それとともに、安売り競争の勝ち組の相場的なリスクが増加してきます。目先は、主力株の25日線または13週線へのリバウンド取りと業績の裏づけがある中小型テーマ株の値幅取り。金価格が1オンス1200ドルに乗せてきましたが、円が軟化するなら上昇分は全て業績に上乗せされてきます。産金株と松田産業など都市鉱山関連に注目か。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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